JP7576211B2 - 木造建築物 - Google Patents
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Description
すなわち本発明は、
[1]柱、横架材及び天井板を含む木造建築物であって、
前記天井板が前記横架材の上面に備えられており、
前記天井板と最外周の横架材との間に隙間を有しており、
前記天井板の上面を覆いかつ前記複数の柱をその内側表面にて連続して覆う気密性を有する樹脂シートを有しており、前記天井板の上面を覆う前記樹脂シートと前記複数の柱をその内側表面にて連続して覆う前記樹脂シートとが、前記隙間を介して連続している、木造建築物、
[2]前記横架材が、小屋梁の下側に設けられた追加の横架材である、[1]に記載の木造建築物、
[3]前記隙間が、20~30mmである、[1]又は[2]に記載の木造建築物、
[4]前記樹脂シートを介して柱の内側表面に壁面材が貼り付けられており、前記壁面材の上側により前記隙間が塞がれている、[1]~[3]のいずれかに記載の木造建築物、
[5]前記壁面材が断熱効果を有する素材製の板材である、[1]~[4]のいずれかに記載の木造建築物、
[6]前記樹脂シートで覆われた天井板の上に断熱材が備えられている、[1]~[5]のいずれか1項に記載の木造建築物、並びに
[7]横架材、床板及び複数の柱を含む2階建て以上の木造建築物であって、
前記床板が前記横架材の上面に備えられており、
1階以外の階の床板と最外周の横架材との間に隙間を有しており、
前記複数の柱をその内側表面にて連続して覆う気密性を有する樹脂シートを有しており、一の階の複数の柱をその内側表面にて覆う前記樹脂シートと他の階の複数の柱をその内側表面にて連続して覆う前記樹脂シートとが、前記隙間を介して連続している、木造建築物、
に関する。
当該木造建築物は、上記天井板106と、最下層である1階の床と、窓や出入り口、換気口等の開口部が形成された外壁とを備えており、これらによって形成される空間に部屋R、R・・・が設けられている。
本発明の木造建築物は、柱、横架材及び天井板を含む木造建築物であって、
前記天井板が前記横架材の上面に備えられており、
前記天井板と最外周の横架材との間に隙間を有しており、
前記天井板の上面を覆いかつ前記複数の柱をその内側表面にて連続して覆う気密性を有する樹脂シート(以下、単に「樹脂シート」とする)を有しており、前記天井板の上面を覆う前記樹脂シートと前記複数の柱をその内側表面にて連続して覆う前記樹脂シートとが、前記隙間を介して連続している木造建築物である。なお、本発明における木造建築物は、主要骨格が木材で構成されている建築物を意味する。このような建築物の例として、例えば、木造住宅が挙げられる。
また、本発明の木造建築物の別形態として、前記横架材が、小屋梁の下側に設けられた追加の横架材であってもよい。図7は、本実施形態に係る2階建て木造建築物(木造住宅)Bであって、前記樹脂シート10を施工する前の状態を概略的に示す模式断面図である(図14におけるA-B方向断面図)。前記木造建築物Bは、基礎1、1、及び基礎1、1上に設置された土台2、2が設けられている。土台2、2間に複数の大引(図示せず)が土台2、2に対して垂直方向に掛け渡され、この大引の上側に土台2、2と水平方向に複数の根太(図示せず)が掛けられており、前記根太の上に床板21が備えられている。土台2、2の上には、複数の柱3、3、・・・が備えられている。柱3、3、・・・の上端部には平行に伸びる横架材としての胴差4、4が掛け渡されている。胴差4、4間に複数の床梁(図示せず)が胴差4、4に対して垂直方向に掛け渡され、この床梁の間に胴差4、4と水平方向に複数の横架材42、42、・・・が掛け渡されており、前記横架材42、42、・・・の上に床板41が備えられている。この胴差4、4上には同様に柱3、3、・・・が上記土台2、2上の柱3、3、・・・に対応して立設されている。
木造建築物Bは、後述の天井板6と、最下層である1階の床と、窓や出入り口、換気口等の開口部が形成された外壁とを備えており、これらによって形成される空間に部屋R、R・・・が設けられている。
さらに、本発明の木造建築物において、前記樹脂シート10を介して柱3、3、・・・の内側表面に壁面材15が貼り付けられており、前記壁面材15の上側により前記隙間Gが塞がれていてもよい。隙間Gが空いたままの状態では、空調設備により部屋の温度を上昇又は低下させた際に、隙間Gを通じて熱が逃げる又は熱が供給されるため、空調の効率が低下する恐れがある。前記のように、壁面材15を用いて隙間Gを塞ぐ事により、このような恐れを低下させる事ができる。図10は、壁面材15の上端面により隙間Gが塞がれた態様を説明する図面である。天井板6と最外周の横架材(図10においては小屋梁X5)との間の隙間Gが、柱3、3、・・・の表面に貼り付けられた壁面材15の上側端面で塞がれている。なお、図10においては、壁面材15の幅L2が隙間Gの幅L1よりも大きくなっており、隙間Gが壁面材15の上側端面で塞がれている。しかしながら、例えば、壁面材15の厚さL2と隙間Gの幅L1をほぼ同じにして、壁面材15の上側を隙間Gに挿し込むように塞いでもよい。
また、本発明の木造建築物A及びBにおいて、樹脂シート10で覆われた天井板6の上に断熱材16を備えてもよい。このように天井板6の上に断熱材16を備える事により、木造建築物内部の空調設備による温度管理をより効率よく進める事ができる。特に、本発明の木造建築物Bは、追加桁12及び追加大梁13を備える事により、天井板6の上に比較的大きなスペース(図7における空間S)を有することができる。また、天井板6は、その上面に横架材が無く、柱があっても小屋組の柱がわずかに存在するだけであり、極めて平坦な面からなっている。したがって、図11(a)に示すように、板状の断熱材16を複数平面方向に嵩高く積み上げる事もできるし、図11(b)に示すように、直立させた板状の断熱材16を複数隙間無く並べる事もできる。本発明の木造建築物においては、横架材の上側面に天井板6が貼り付けられている。言い換えれば、天井板6の上側は障害のない平面状態であるため、断熱材16を隙間無く配置する事ができる。図11(b)に示すように、直立させた板状の断熱材16を隙間無く並べることにより、天井板6上側の断熱層の厚さを極限まで厚くする事ができ、木造建築物内部の空調効率をより高める事ができる。
本発明のさらなる実施形態として、横架材、床板及び複数の柱を含む2階建て以上の木造建築物であって、
前記床板が前記横架材の上面に備えられており、
1階以外の階の床板と最外周の横架材との間に隙間を有しており、
前記複数の柱をその内側表面にて連続して覆う気密性を有する樹脂シートを有しており、一の階の複数の柱をその内側表面にて覆う前記樹脂シートと他の階の複数の柱をその内側表面にて連続して覆う前記樹脂シートとが、前記隙間を介して連続している、木造建築物が挙げられる。
以下に、図面に基づいて実施形態5の木造建築物を説明する。
Claims (5)
- 横架材、天井板及び複数の柱を含む木造建築物であって、
前記天井板が前記横架材の上面に備えられており、
前記天井板と最外周の横架材との間に20~30mmの隙間を有しており、
前記天井板の上面を覆いかつ前記複数の柱をその内側表面にて連続して覆う気密性を有する樹脂シートを有しており、前記天井板の上面を覆う前記樹脂シートと前記複数の柱をその内側表面にて連続して覆う前記樹脂シートとが、前記隙間を介して連続している、木造建築物。 - 前記横架材が、小屋梁の下側に設けられた追加の横架材である、請求項1に記載の木造建築物。
- 前記樹脂シートを介して柱の内側表面に壁面材が貼り付けられており、前記壁面材の上側により前記隙間が塞がれている、請求項1又は2に記載の木造建築物。
- 前記壁面材が断熱効果を有する素材製の板材である、請求項3に記載の木造建築物。
- 前記樹脂シートで覆われた天井板の上に断熱材が備えられている、請求項1~4のいずれか1項に記載の木造建築物。
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