以降の詳細な説明では、添付の諸図面を参照し、これらは本明細書の一部を形成する。これら図面において、通常、文脈が別途に指定する場合を除き、同様な符号は同様なコンポーネントを識別する。当然のことながら、本開示の諸態様は、幅広く多様な構成で、配置、置き換え、組み合わせ、および設計することができ、それらの全ては、本開示の部分を構成すると明示で意図されている。
前述したように、PUSCH内のUCIの多重化は、NR(例えば、Release 15)に採用されている。図1は、NRにおけるPUSCH内のUCI多重化の例示的なシナリオを概略的に示す。図1において、右向きの軸は時間軸を表し、その上にいくつかの送信時間間隔(TTI)が示されており、左向きスラッシュで充填されたブロックは、基地局(gNB)からのダウンリンク(DL)割り当てを表し、右向きスラッシュで充填されたブロックは、基地局からのULグラントを表し、点で充填されたブロックはUEから基地局へのPUSCH送信を表す。ここで、gNBとは、NRユーザプレーンおよび制御プレーンのユーザに向けたプロトコル終端部を備え、NGインターフェースを介して5Gのコア(5GC:5G Core)に連結されたノードである。
さらに具体的には、図1に示されるように、ULグラントがUEによってTTI#4で基地局から受信されている。ULグラントの中の指示から、UEは、PUSCHに対する送信タイミングを判断できる。例えば、図1に示されるように、このULグラントは、TTI#8がPUSCHに対する送信タイミングであることを示している、すなわち、UEはTTI#8でPUSCH送信を行うことになる。
さらに、UCIビットも、PUSCHにおけるUCIの多重化によって、TTI#8で送信されることになる。また、UEによってTTI#4で受信されたULグラントは、必要なUCIリソースを計算するために使われるダウンリンク割り当てインジケータ(DAI)も示すことができる。説明を容易にするために、図1中のUCIの例としてHARQ-ACKを取り上げる。NRで既に合意されているように、ULグラントが受信される前に、TTI#1~3で受信されたDL割り当て1~3に対するHARQのビットは、TTI#8においてPUSCHで多重化される。原則として、DAIにより示されたHARQのビット数は、例えばDL割り当て1~3に対して実際に生成されたHARQのビットの数より大きくても小さくてもよい。
さらに、NR合意に基づけば、スロットベースのスケジューリングについて、2より多いビットを持つHARQ-ACKに対し、PUSCHはレートマッチングされ、一方、2ビットまでのHARQ-ACKに対しては、PUSCHはパンクチャ(puncture)される。
図1に示されるように、DL割り当て1~3に加え、ULグラントが受信された後、TTI#5~6で受信されるDL割り当て4~5があり、また、DL割り当て4~5に対するHARQのビットも基地局に送信する必要があるが、Release 15のNRでは取り扱われないことになり、すなわち、これらをどう取り扱うかは、現在のNRではまだ不明瞭である。さらに、ULグラントに(例えば、DAIに関し)示されているHARQ-ACKのビットは、ULグラントの前と後とのDL割り当てに対する全てのフィードバックビットをカバーするためには正確でない可能性がある。したがって、NRにおけるULグラントの後のDL割り当て(例えば、DL割り当て4および5)に対して生成されるHARQ-ACKのビットを取り扱うため、何らかのルールが必要とされる。
上記の見地から、本開示の一実施形態において、図2に示されるようなユーザ装置が提供される。図2は、本開示の一実施形態によるユーザ装置200の一部のブロック図を示す。図2に示されるように、UE200は、回路210および送信機220を含むことができる。回路210は、基地局からのアップリンク(UL)グラントの前のダウンリンク(DL)割り当てに基づいて生成されたアップリンク制御情報(UCI)のビット数MおよびULグラント後のDL割り当てに基づいて生成されたUCIのビット数Nと、ULグラントに示されたUCIのビット数P、および/または少なくとも設定された符号化レートに基づいて算定されたビットの最大数Qと、の比較に従って送信対象のUCIビットを処理し、上記のM、N、P、Qの各々は、0以上の整数である。送信機220は、処理されたUCIビットを、物理アップリンク共有チャネル(PUSCH)で、ULグラントに示された送信時間間隔(TTI)で基地局に送信する。
具体的に、図1を例としてさらに取り上げると、Mは、DL割り当て1~3に基づいて実際に生成されたUCIビット(例えば、HARQのビット)の数を意味してよく、Nは、DL割り当て4~5に基づいて実際に生成されたUCIビット(例えば、HARQのビット)の数を意味してよく、Pは、(図1で右向きスラッシュで充填されたブロックで示されている)ULグラントに(例えば、DAIによって)示されるUCIビット数を意味してよい。Qは、UCIに対するビットの最大数を意味し、設定された符号化レートおよび他のファクタに基づいて計算することが可能で、これについては後記で詳しく説明することとする。
PUSCHにおいてUCIビットを送信する前に、回路210は、MおよびNと、Pとの比較、MおよびNと、Qとの比較、または、MおよびNと、PおよびQとの比較にしたがって、これらUCIビットを処理する。次いで、送信機220は、回路210によって処理されたUCIビットを、PUSCHにおいて、例えば図1中のTTI#8において基地局に送信する。
当然のことながら、ULグラント後のDL割り当てとは、UEによってULグラントが受信された後、PUSCH送信の送信タイミング(例えば、TTI#8)の前にUEによって受信されたDL割り当て(例えば、DL割り当て4~5)を意味する。
さらに、ULグラント前のDL割り当てとは、ULグラントがUEによって受信される前に、UEによって受信されたDL割り当て(例えば、DL割り当て1~3)を意味する。言い換えれば、ULグラント前のDL割り当ては、ULグラント受信のタイミング(例えば、TTI#4)の前の時間窓においてUEによって受信されたDL割り当てに相当し得る。この時間窓のサイズは、基地局によって、例えばRRCシグナリングを介して動的に設定することが可能である。あるいは、時間窓のサイズは、事前に定義するかまたは規格に規定してもよい。また、この時間窓のサイズは制限なしであってもよい。当業者には当然のことながら、この時間窓のサイズは具体的な要件によって決めてよい。
図2に示されたユーザ装置200について、基地局からのULグラントの後のDL割り当てに基づくUCIビットが考慮され、ULグラントの前のDL割り当てに基づくUCIビットとPUSCHにおいて送信される。したがって、ユーザのスループットが増加でき、システムパフォーマンスを向上することができる。
本開示の一実施形態によれば、図2に示されたUE200において、(M+N)≦Pのとき、回路210は、いかなる圧縮(bundle)もせずに、NビットのUCIとMビットのUCIを多重化し、M<P<(M+N)のとき、回路210は、NビットのUCIを(N-X1)ビットのUCIに圧縮し、MビットのUCIを(M-X2)ビットのUCIに圧縮し、次いで(N-X1)ビットのUCIと(M-X2)ビットのUCIとを多重化し、上記において(X1+X2)=M+N-Pであり、X1およびX2の両方は0以上の整数であり、また、P≦Mのとき、回路210は、NビットのUCIを(N-Y1)ビットのUCIに圧縮し、MビットのUCIを(M-Y2)ビットのUCIに圧縮し、次いで(N-Y1)ビットのUCIと(M-Y2)ビットのUCIとを多重化し、上記において(Y1+Y2)=M+N-Pであり、Y1およびY2の両方は0以上の整数である。
具体的に、この実施形態において、回路210は、送信対象のUCIビットを、MおよびNと、Pと、の比較に従って処理する。これは、例えば、MおよびNと、Pと、の比較に従って以下の3つのケースに分けることができる。説明を容易にするために、例として、UCIの例としてさらにHARQ-ACKを取り上げる。
(M+N)≦Pのケース1、すなわち、ULグラント前のDL割り当てに対応するHARQ-ACKのMビット、および、ULグラント後のDL割り当てに対応するHARQ-ACKのNビットの両方を送信するために十分なリソースがPUSCH内にあるケースに対しては、いかなる圧縮もせずに、HARQ-ACKのMビットとHARQ-ACKのNビットとが多重化可能である。例えば、HARQ-ACKのMビットが「01」であり、HARQ-ACKのNビットが10であると仮定すれば、これらは直接「0110」として多重化され、PUSCHにおいて送信されてよい。
M<P<(M+N)のケース2、すなわち、ULグラント前のDL割り当てに対応するHARQ-ACKのMビットを送信するのに十分であるが、ULグラント前のDL割り当てに対応するHARQ-ACKのMビット、およびULグラント後のDL割り当てに対応するHARQ-ACKのNビットの両方を送信するのに十分なリソースがないケースに対しては、実際に生成されたHARQ-ACKのビットの合計数「M+N」を削減する何らかのオペレーションが必要となる。
実際に生成されたHARQ-ACKのビットの合計数「M+N」を削減するためのケース2に対する第1オプションは、ULグラント前のDL割り当てに対応するHARQ-ACKのMビットをそのまま維持しながら、ULグラント後のDL割り当てに対応するHARQ-ACKのビットの数Nを削減することである。このケースでは、HARQ-ACKのNビットは、X1は0より大きい整数としX2は0として、(N-X1)に圧縮される。その後、HARQ-ACKのこの(N-X1)ビットが、HARQ-ACKのMビットと多重化される。当該技術分野で周知のように、この圧縮はAND演算を意味する。例えば、HARQ-ACKのMビットが「101111」(すなわちM=6)であり、HARQ-ACKのNビットが「0101」(すなわちN=4)であり、P=8、すなわち、PUSCHにおいてHARQ-ACKを送信するために8ビットのみが使えると仮定する。ケース2に対する第1オプションによれば、X1=M+N-P=6+4-8=2、すなわち、圧縮によってHARQ-ACKのNビットを2つ削減する必要がある。例えば、「0101」は「00」に圧縮され、この圧縮では、第1ビット「0」と第2ビット「1」との間でAND演算が行われ「0」が得られ、第3ビット「0」と第4ビット「1」との間でAND演算が行われ「0」が得られる。次いで、圧縮後に得られた「00」が「101111」とともに「10111100」として直接に多重化される。
ケース2に対するこの第1オプションは実際に生成されたHARQ-ACKのビットの合計数「M+N」を削減する単なる一例であって、本開示はこれに限定されない。実際に生成されたHARQ-ACKのビットの合計数「M+N」を削減するためのケース2に対する第2オプションは、ULグラント後のDL割り当てに対応するHARQ-ACKのNビットをそのまま維持しながら、ULグラント前のDL割り当てに対応するHARQ-ACKのビットの数Mを削減することである。このケースでは、HARQ-ACKのMビットは、X2は0より大きい整数としX1は0として、(M-X2)に圧縮される。その後、HARQ-ACKのこの(M-X2)ビットが、HARQ-ACKのNビットと多重化される。例えば、これも同様に、HARQ-ACKのMビットが「101111」(すなわちM=6)であり、HARQ-ACKのNビットが「0101」(すなわちN=4)であり、P=8、すなわち、PUSCHにおいてHARQ-ACKを送信するために8ビットのみが使えると仮定する。ケース2に対する第2オプションによれば、X2=M+N-P=6+4-8=2、すなわち圧縮によってHARQ-ACKのMビットを2つ削減する必要がある。例えば、「101111」は「0111」に圧縮され、この圧縮では、第1ビット「1」と第2ビット「0」との間でAND演算が行われ「0」が得られ、第3ビット「1」と第4ビット「1」との間でAND演算が行われ「1」が得られる。次いで、圧縮後に得られた「0111」が「0101」とともに「01110101」として直接に多重化される。
このケースに対する上記の第1および第2オプションに加え、これら2つのオプションの間での何らかの中間的ソリューションがあってよい。具体的に、HARQ-ACKのビットの実際に生成された合計数「M+N」を削減するためのケース2に対する第3オプションは、ULグラント後のDL割り当てに対応するHARQ-ACKのビット数N、およびULグラント前のDL割り当てに対応するHARQ-ACKのビット数Mの両方を削減することである。さらに具体的には、HARQ-ACKのNビットは(N-X1)ビットに圧縮され、HARQ-ACKのMビットは(M-X2)ビットに圧縮され、このX1およびX2を0より大きい整数として、X1+X2=M+N-Pである。次いで、(N-X1)ビットのUCIと(M-X2)ビットのUCIとが直接に多重化される。例えば、これも同様に、HARQ-ACKのMビットが「101111」(すなわちM=6)であり、HARQ-ACKのNビットが「0101」(すなわちN=4)であり、P=8、すなわち、PUSCHにおいてHARQ-ACKを送信するために8ビットのみが使えると仮定する。ケース2に対する第3オプションによれば、X1+X2=6+4-8=2であり、X1=X2=1となる。「101111」は「01111」に圧縮でき、この圧縮では、第1ビット「0」と第2ビット「1」との間でAND演算が行われ「0」が得られる。さらに、「0101」は「001」に圧縮可能であり、この圧縮では、第1ビット「0」と第2ビット「1」との間でAND演算が行われ「0」が得られる。次いで、それぞれ圧縮後に得られた「01111」および「001」が「01111001」として直接に多重化される。
P≦Mであるケース3については、すなわち、Nが0より大きいときのULグラント前のDL割り当てに対応するHARQ-ACKのMビットおよびULグラント後のDL割り当てに対応するHARQ-ACKのNビットの両方を送信するために十分なリソースがない。このケースでは、前述したケース2に対する第3オプションのように、ULグラント後のDL割り当てに対応するHARQ-ACKのビット数N、およびULグラント前のDL割り当てに対応するHARQ-ACKのビット数Mが圧縮によって削減される必要がある。さらに具体的には、HARQ-ACKのNビットは(N-Y1)ビットに圧縮され、HARQ-ACKのMビットは(M-Y2)ビットに圧縮される。次いで、この(N-Y1)ビットおよび(M-Y2)ビットは直接に多重化され、上記のY1およびY2は0より大きい整数で、Y1+Y2=M+N-Pである。このケースのオペレーションの原理はケース2の第3オプションと同様なので、冗長さを避けるためにここではこれ以上の例を説明しないこととする。
なお、上記のケース3は、ネットワークのオペレーションに基づいて行えばよい。リソースを満たし符号化レートを最大化するために、MビットのUCIのさらなる圧縮を行ってもよい。
上記実施形態において、回路210は、MおよびNと、Pと、の比較に従ってUCIビットを処理しているが、本開示はこれに限定されない。
本開示の一実施形態によれば、図2に示すUE200において、(M+N)≦Qのとき、回路210は、いかなる圧縮もせずに、NビットのUCIとMビットのUCIとを多重化し、また、Q<(M+N)のとき、回路210は、NビットのUCIを(N-Z1)ビットのUCIに圧縮し、MビットのUCIを(M-Z2)ビットのUCIに圧縮し、この(N-Z1)ビットのUCIと(M-Z2)ビットのUCIとを多重化し、上記において(Z1+Z2)≧M+N-Qであり、Z1およびZ2の両方は0以上の整数である。
具体的に、この実施形態において、回路210は、MおよびNと、Pの代わりにQと、の比較に従って送信対象のUCIビットを処理する。この実施形態は、MおよびNと、Qと、の比較に従って、例えば、以下の2つのケースに分けることができる。説明を容易にするために、UCIの例として、さらにHARQ-ACKを取り上げる。
(M+N)≦Qであるケース1、すなわち、ULグラント前のDL割り当てに対応するHARQ-ACKのMビット、およびULグラント後のDL割り当てに対応するHARQ-ACKのNビットの両方を送信するのに十分なリソースがあるケースに対しては、いかなる圧縮もせずに、HARQ-ACKのMビットとHARQ-ACKのNビットとが、多重化されてよい。このケースは、前述の実施形態に対するケース1と同様であり、冗長さを避けるために、これ以上の例は説明しないこととする。
Q<(M+N)であるケース2、すなわち、ULグラント前のDL割り当てに対応するHARQ-ACKのMビット、およびULグラント後のDL割り当てに対応するHARQ-ACKのNビットの両方を送信するのに十分なリソースがないケースに対しては、実際に生成されたHARQ-ACKのビットの合計数「M+N」はQを上回らないように削減される必要がある。したがって、Qの値に基づいて、ULグラント後のDL割り当てに対応するHARQ-ACKのビット数N、およびULグラント前のDL割り当てに対応するHARQ-ACKのビット数Mの一方または両方は圧縮によって削減される必要がある。さらに具体的には、HARQ-ACKのNビットは(N-Z1)に圧縮され、HARQ-ACKのMビットは(M-Z2)に圧縮される。次いで、この(N-Z1)ビットおよび(M-Z2)ビットが直接に多重化される。上記においてZ1+Z2≧M+N-Qであり、Z1およびZ2の両方は0より大きい整数である。このケースは、MおよびNと、Pとを比較する前述の実施形態でのケース2とケース3との組み合わせと同様である。このケースにおけるオペレーションの原理は、前述の実施形態に対するケース2およびケース3におけるものと同様なので、冗長さを避けるためにここではこれ以上の例を説明しないこととする。
一般に、ULグラントに示されるUCIのビット数Pは、設定された符号化レートに基づき算定される最大ビット数Qよりも小さい。MおよびNと、Pの代わりにQと、の比較に従ってUCIビットを処理するこの実施形態は、リソースの利用が乏しいケースに対応することが可能である。
本開示の一実施形態によれば、設定された符号化レートはUCIビットの最大符号化レートであり、Qは、このUCIビットの最大符号化レート、想定されるリソースのサイズ、および想定される変調次数に基づいて算定される。
具体的に、Qの計算は、3つのファクタ、すなわち最大符号化レート、想定されるリソースのサイズ、および想定される変調次数に基づいてよい。
さらに具体的には、本開示の一実施形態によれば、想定されるリソースのサイズは、参照信号(RS:Reference Signal)に対するリソースエレメント(RE:Resource Element)を除いた、割り当てられた全体のPUSCHリソースであり、UL割り当てに対するダウンリンク制御情報内の指示および準静的な構成に基づいて算定され、または準静的な構成のみに基づいて算定される。
さらに、本開示の一実施形態によれば、想定される変調次数は、PUSCHのものと同じである。
理解のための便宜上、Qの計算を説明するために以下にいくつかの例を挙げる。
前述したように、想定されるリソースサイズに対するオプション1は、RSのREを除いた、割り当てられた全体のPUSCHリソースである。一例は、gNB(基地局)が6つの物理リソースブロック(PRB:Physical Resource Block)を割り当て、各PRBが120のRE(RSのREを除く)を有し、これにより合計6×120=720のREがあるようにすることである。最大符号化レートが0.1であり、変調次数が16QAM(PUSCHのものと同じ)と仮定すれば、サポートされるビットの最大数Qは、このケースでは、720×0.1×4=288ビットとなる。
前述したように、想定されるリソースサイズに対するオプション2は、UL割り当てに対するダウンリンク制御情報(DCI:Downlink Control Information)内の指示、および準静的設定(例えば、無線リソース制御(RRC:Radio Resource Control))に基づくことであり、これは、例えば、ベータファクタオフセットフィールドがDCIで利用可能なケースと同じである。さらに具体的には、1つのリソースサイズが、RRCによって与えられるリソースサイズ(指標)の範囲からDCIによって選択される。例えば、割り当てられたPUSCHが720RE(6つのPRB)であると仮定すれば、ベータファクタのオフセットは、RRCによって{0.1、0.2、0.5、1.0}として設定され、DCIは、これから第1指標(0.1)を指示し、想定されるリソースサイズは720×0.1=72となる。オプション1における符号化レートおよび変調次数(16QAM)と同じ仮定に基づけば、このケースでは、サポートされるビットの最大数Qは、720×0.1×0.1×4=29となる。
前述したように、想定されるリソースサイズに対するオプション3は、準静的設定(例えば、RRC)のみに基づいており、これは、例えば、リソース算定のフォールバックDCIのケースと同じである。さらに具体的には、このケースでは、リソースサイズは、DCIの指示なしにRRCのみによって算定される。例えば、ベータ値は、RRCによって、例えば0.1として示され、DCIからの追加の指示はない。オプション2の割り当てられたPUSCH(720のRE)、最大符号化レート(0.1)、および変調次数(16QAM)に対する同じ仮定に基づけば、サポートされるビットの最大数Qは、このケースでは、720×0.1×0.1×4=29ビットとなる。
本開示の一実施形態によれば、UCIビットの最大符号化レートは、PUSCHのUCIの多重化と物理アップリンク制御チャネル(PUCCH)の多重化とに対して別々に設定されるが、PUSCHおよびPUCCHに対する無線リソース制御(RRC)パラメータセットは共通である。
具体的に、UCIの例としてHARQ-ACKを挙げれば、HARQ-ACKのビットの最大符号化レートは、PUSCHのUCI多重化とPUCCHのUCI多重化とに対して別々に設定されるが、PUCCHのUCI多重化のため使用されるRRCパラメータは、PUSCHのUCI多重化のために再使用してもよい。例えば、符号化レートに対するRRCパラメータセット{0.1、0.2、0.3、0.4}は、PUSCHおよびPUCCHに対し共通にできるが、PUSCHに対しこのセット内の0.1が設定されてよく、一方、PUCCHに対しては、このセット内の0.2が設定されてよい。
前述の諸実施形態において、回路210は、MおよびNと、Pと、の比較、またはMおよびNと、Qと、の比較に従ってUCIビットを処理するが、本開示はこれに限定されない。
本開示の一実施形態によれば、図2に示されたUE200において、P<(M+N)≦Qのとき、回路210は、いかなる圧縮もせずに、NビットのUCIとMビットのUCIとを多重化する。
具体的に、この実施形態において、UCIビットは、M、N、P、およびQの全てに基づいて処理される。前述したように、一般に、PはQよりも小さい。当然のことながら、(M+N)≦P、すなわち、指示された「P」が、UCIビットの全てを搬送するのに十分であるとき、回路210が送信対象ビットをMおよびNと、Pと、の比較に従って処理する実施形態のケース1のように、NビットのUCIとMビットのUCIとは、いかなる圧縮もせずに直接に多重化されてよい。冗長さを避けるために、ここではこの詳細は説明しないこととする。
回路210が送信対象のUCIビットをMおよびNと、Pと、の比較に従って処理する実施形態のケース2または3とは違って、本実施形態では、P<(M+N)、すなわち、指示された「P」が全てのUCIビットを搬送するのに十分ではないとき、NビットのUCIおよび/またはMビットのUCIに圧縮を行う必要はない。代わりに、MおよびNと、Qとのさらなる比較が行われることになり、(M+N)≦Qであれば、いかなる圧縮もせずに、NビットのUCIとMビットのUCIとは直接に多重化される。
本実施形態において、UEは、最大符号化レートから得られた追加のリソース(ビット)を利用できる。これにより、基地局でのUCIビットの復号の精度を向上可能である。
本開示の一実施形態によれば、図2に示されたUE200において、第1UCIに対しUCIビットが使用され、ULグラント後のDL割り当てを考慮した第1UCIの送信符号化レートからULグラント後のDL割り当てを考慮しない第1UCIの送信符号化レートを差し引いた差が所定の値より高いとき、回路210は、第1UCIに対し追加のビットを供給するために、PUSCHにおいて第1UCIよりも低い優先度の第2UCIのために使われるリソースの割り込み(pre-emption)を行う。
具体的に、ULグラント後のDL割り当てを考慮した第1UCIの送信符号化レートからULグラント後のDL割り当てを考慮しない第1UCIの送信符号化レートを差し引いた差が所定の値より高いことは、第1UCIについてULグラント後のDL割り当てに対応するUCIビットをさらに考慮した場合、PUSCH内に、第1UCIに対し、ULグラント前のDL割り当てに対応するUCIビットおよびULグラント後のDL割り当てに対応するUCIビットの両方を送信するのに十分なリソースがないことを意味する。上記実施形態のように第1UCI自体に対するUCIビットの一部を圧縮するのに加え、別のオプションは、第1UCIよりも低い優先度のUCIがあれば、第1UCI以外のUCIのために使われているリソースの割り込みを行うことである。すなわち、より高い優先度のUCIのUCIビットが圧縮されないことが確かになるように、より高い優先度のUCIに対し追加のリソース(ビット)を与えるため、PUSCH内のより低い優先度のUCI用に意図されていたリソースの割り込みを行う。
本開示の一実施形態によれば、この第1UCIはハイブリッド自動再送要求の応答確認(HARQ-ACK)であり、第2UCIは、チャネル状態情報(CSI)である。
具体的に、第1UCIがHARQ-ACKであり、第2UCIがCSIであると仮定する。HARQ-ACKの優先度は、CSIの優先度よりも高いので、PUSCHにおいてCSI用に意図されていたリソースは、HARQ-ACKのビットに使用するために割り込みを行うことが可能である。
なお、HARQ-ACKおよびCSIは単なる例示であって、本開示はこれに限定されない。第1UCIおよび第2UCIは、特定の環境の如何により、任意の他の適切な種類のUCIであってよい。
本開示の一実施形態によれば、この所定の値は、設定されるかまたは規格に規定される。
具体的に、この所定の値は、PUSCH内の第1UCIより低い優先度の第2UCIのために使われているリソースを、第1UCIのための追加のビットを供給するために割り込みを行う必要があるか否かを判断する閾値である。この所定値は、例えば、RRCシグナリングを介して基地局によって設定されてもよく、あるいは規格に規定されてもよい。
本開示の一実施形態によれば、図2に示されたUE200において、回路210は、PUSCHにおいて第2UCIのために使われるリソースを、第2UCIを圧縮する、および/またはドロップ(drop)させることによって割り込みを行う。また、この第2UCIのドロップは、第2UCIの符号化レートを変えることなく、第2UCIに対する一部のREをドロップさせる、第1UCIで使用される一部のREを残すために第2UCIの符号化レートを変更する、および第2UCIに対する全てのREをドロップさせる、のうちの1つを含む。
具体的に、理解のための便宜上、HARQ-ACKおよびCSIを、それぞれ第1UCIおよび第2UCIの例としてさらに取り上げる。PUSCHにおいてCSIに使われるリソースの割り込みを行うために、CSIのビットに対し圧縮を行うことができる。前述したように、CSIのビットに対する圧縮の原理は、HARQ-ACKのビットに対するものと同様なので、冗長さを避けるためにここではその詳細を説明しないこととする。圧縮に加え、CSIのドロップも選択肢である。
さらに具体的には、CSIのドロップは、CSIの符号化レートをそのまま維持しながら、PUSCH内のCSIに対する一部のREをドロップさせることによって実装することが可能である。これにより、その一部のREは、HARQ-ACKを送信するための追加のリソースとして供給できる。あるいは、CSIのドロップは、HARQ-ACKに使用される一部のREを残すために、CSIの符号化レートを変更することによって実装することも可能である。または、CSIに対する全てのREさえも、HARQ-ACKを送信するための追加のリソースとして供給できるように、これらREの全てをドロップさせることも可能である。
さらに、PUSCHにおいてCSIに対し使われるリソースは、CSIのビットの圧縮およびCSIのREのドロップの組み合わせによって割り込みを行うこともできる。
なお、上記の第2UCIに使われるリソースへの割り込みの実装は単なる例示であって、第2UCIに使われるリソースへの割り込みは、特定の環境の如何によって任意の他の適切な仕方で実装することが可能である。
本開示の一実施形態によれば、この圧縮は、最初に空間領域で行われ、次に周波数領域で行われ、最後に時間領域で行われるか、あるいは、最初に空間領域で行われ、次に時間領域で行われ、最後に周波数領域で行われ、これはRRCの設定に基づくかまたは規格に規定される。
具体的に、DL割り当ては異なるキャリア、TTI、またはビームに分配することができる。前述のようにHARQ-ACKまたはCSIのいずれを圧縮するにせよ、(ULグラントの前および後のDL割り当てに対する)空間領域、周波数/キャリア/BWP(Bandwidth part)領域、および時間領域の圧縮ルールを決める必要がある。例えば、この圧縮ルールは、圧縮が最初に空間領域で、次に周波数領域で、最後に時間領域で行われるように指示することができる。あるいは、当該圧縮ルールは、圧縮が最初に空間領域で、次に時間領域で、最後に周波数領域で行われるように指示することも可能である。なお、本開示は上記に限定されるものでなく、圧縮ルールは、特定の環境の如何によって上記の例と異なっていてもよい。
さらに、この圧縮ルールは、基地局によって、例えばRRCシグナリングを介して動的に構成することが可能である。すなわち、この圧縮ルールは、RRCシグナリングを介して基地局によって設定され、初期には、圧縮が最初に空間領域で、次に周波数領域で、最後に時間領域で行われるように指示されてよい。その後に、圧縮が最初に空間領域で、次に時間領域で、最後に周波数領域で行われるように指示するため、別のRRCシグナリングを介して基地局によってさらに設定されてもよい。
あるいは、この圧縮ルールは、規格に規定されてもよく、これは動的に変更されないことになる。すなわち、当該圧縮ルールは、例えば、圧縮が最初に空間領域で、次に周波数領域で、最後に時間領域で行われるように指示するため規格に規定することができ、これは中途で変更されることはないことになる。または、当該圧縮ルールは、例えば、圧縮が最初に空間領域で、次に時間領域で、最後に周波数領域で行われるように指示するため規格に規定することができ、これも中途変更されることはないことになる。
本開示の一実施形態によれば、UCIビットは、HARQ-ACK、CSIパート1(CSI part 1)、およびCSIパート2(CSI part 2)のうちの1つに使用され、HARQ-ACK、CSIパート1、およびCSIパート2の各々に対する符号化レートは別々に設定される。
具体的に、上記では、UCIの例としてHARQ-ACKを取り上げたケースを説明してきた。DLのセミパーシステントスケジューリング(SPS:Semi-persistent Scheduling)に対するHARQ-ACKも同様にこれに含まれ得ることに留意する。すなわち、HARQ-ACKには、DL SPSに対するHARQ-ACKおよび動的データに対するHARQ-ACKの両方が含まれてよい。
さらに、上記ではHARQ-ACKの例が挙げられているが、本開示はこれに限定されない。また、UCIビットはCSIパート1またはCSIパート2に使用されてよい。当該技術分野で周知のように、NRでは、CSIパート1は、RIのようなCSI、レイヤインジケータ、および広帯域CQI(Wideband CQI)であり、CSIパート2は、PMIのようなCSIである。CSIパート2のサイズは、CSIパート1により決まる。
さらに具体的には、UCIビットがCSIに使用される場合、PUSCH割り当て(DL割り当てに基づいているとき)後のCSIのレポーティングは、HARQ-ACKに対するのと同様なメカニズムを使用する。例えば、ULグラントの後に生成されたCSIのビットの数(A)およびULグラントの前に生成されたCSIのビットの数(B)が最大符号化レートの限度を超える場合、「A+B」のビットを削減するための何らかの圧縮オペレーションが必要である。
なお、PUSCHにおいて複数の種類のUCIを送信する場合、UCIの各種類に対するUCIビットは別々に処理される。HARQ-ACK、CSIパート1、およびCSIパート2などの各種類のUCIに対する符号化レートは、別々に設定することができる。例えば、HARQ-ACKのビットは、HARQ-ACKに固有のMおよびNと、Pおよび/またはQと、の比較に従って図2に示されたUE200内の回路210によって処理される。CSIパート1に対するビットは、CSIパート1に固有のMおよびNと、Pおよび/またはQと、の比較に従って図2に示されたUE200内の回路210によって処理される。CSIパート2に対するビットは、CSIパート2に固有のMおよびNと、Pおよび/またはQと、の比較に従って図2に示されたUE200内の回路210によって処理される。
さらに、例えば、図1に示された前述の例において、UCI(例えば、HARQ-ACK)のビットは、UEによってULグラントが受信される前と後とのDL割り当てに基づいて生成されるが、本開示はこれに限定されない。物理ダウンリンク共有チャネル(PDSCH:Physical Downlink Shared Channel)(例えば、セミパーシステントスケジューリング(SPS))があり、DL割り当てがないこともあり得る。この場合、HARQ-ACKのビットはPDSCHに基づいて生成されることになり、これも同様に、基地局にフィードバックされる必要がある。UCI(例えばHARQ-ACK)のMビットは、UEによってULグラントが受信される前にPDSCHに基づいて生成されてよく、UCI(例えばHARQ-ACK)のNビットは、UEによってULグラントが受信された後にPDSCHに基づいて生成されてよい。
さらに、ULグラント内のDAIをどのようにカウントするかに関し、図3および図4に示された2つのオプションが可能である。
図3は、NRにおける基地局からのULグラント内のDAIをカウントするための1つのオプションを概略的に示す。図1と同様に、図3において、右向きの軸は、時間軸、およびその上に示されたいくつかのTTIを表し、右向きスラッシュで充填されたブロックは、基地局(gNB)からTTI#4で受信されたULグラントを表し、TTI#1~3の左向きスラッシュで充填された3つのブロックは、それぞれULグラントの前に基地局から受信されたDL割り当てを表し、TTI#5~6の左向きスラッシュで充填された2つのブロックは、それぞれULグラントの後に基地局から受信されたDL割り当てを表し、点で充填されたブロックはUEから基地局へのPUSCH送信を表す。ULグラント内の指示から、UEは、例えばTTI#8の、PUSCHに対する送信タイミングを判断できる。
前述したように、TTI#4でUEによって受信されたULグラントは、必要なUCIリソースを計算するために使われるDAIを示すことも可能である。図3に示されるように、TTI#1で受信されたDL割り当てに対し、DAI値=1であり、TTI#2で受信されたDL割り当てに対し、DAI値は2に増分され、TTI#3で受信されたDL割り当てに対し、DAI値は3に増分される。しかしながら、TTI#5で受信されたDL割り当てに対して、DAI値は1にリセットされ、TTI#6で受信されたDL割り当てに対し、DAI値は2に増分される。すなわち、図3に示されたオプションは、ULグラントの後のDL割り当てをカウントしないで、ULグラント前のDL割り当てをカウントすることである。
図4は、NRにおける基地局からのULグラント内のDAIをカウントするための別のオプションを概略的に示す。図4は、DAIのカウントの仕方を除き図3と同じである、冗長さを避けるためにこの中の同じ部分の説明はしないこととする。図4に示されるように、TTI#1で受信されたDL割り当てに対し、DAI値=1であり、TTI#2で受信されたDL割り当てに対し、DAI値は2に増分され、TTI#3で受信されたDL割り当てに対し、DAI値は3に増分され、TTI#5で受信されたDL割り当てに対し、DAI値は引き続き4に増分され、TTI#6で受信されたDL割り当てに対し、DAI値は5に増分される。すなわち、図4に示されたオプションは、ULグラントの前のDL割り当てと、ULグラントの後のDL割り当てとの両方をカウントすることである。
なお、上記で図3および図4を参照しながら説明したDAIのカウントは単なる例示であって、本開示はこれに限定されない。当業者は、特定の環境の如何により、上記のカウントの仕方、もしくは任意の他の適切なDAIカウントの仕方を用いることが可能である。
上記では、図1~図4を参照しながら、UE200が詳しく説明されている。UE200における、ULグラント後のDL割り当てに対応するPUSCH内のUCIビットのさらなる多重化によって、ユーザのスループットを増加でき、システムのパフォーマンスを改善できる。
本開示の別の実施形態において、図5に示される基地局が提供される。図5は、本開示の一実施形態による、基地局500の一部のブロック図を示す。図5に示されるように、BS500は、受信機510および回路520を含む。受信機510は、ユーザ装置から、物理アップリンク共有チャネル(PUSCH)により、アップリンク(UL)グラントに示された送信時間間隔(TTI)で送信される、アップリンク制御情報(UCI)のビットを受信する。回路520は、それらUCIビットをUCI多重化ルールに従って復号する。これらUCIビットは、送信前に、基地局からのULグラントの前のダウンリンク(DL)割り当てに基づいて生成されたUCIのビット数MおよびULグラントの後のDL割り当てに基づいて生成されたUCIのビット数Nと、ULグラントに示されたUCIのビット数P、および/またはUCI多重化ルールに従って、少なくとも、設定された符号化レートに基づき算定されたビットの最大数Qと、の比較に従ってユーザ装置で処理される。また、上記のM、N、P、Qの各々は0以上の整数である。例えば、このユーザ装置は、図2に示されたUE200であってよい。
本開示の一実施形態によれば、(M+N)≦Pのとき、UCI多重化ルールに従って、ユーザ装置で、いかなる圧縮もせずに、NビットのUCIとMビットのUCIとは多重化される。M<P<(M+N)のとき、NビットのUCIは(N-X1)ビットのUCIに圧縮され、MビットのUCIは(M-X2)ビットのUCIに圧縮される。(N-X1)ビットのUCIと(M-X2)ビットのUCIとは多重化され、(X1+X2)=M+N-Pであり、X1およびX2の両方は0以上の整数である。また、P≦Mのとき、NビットのUCIは(N-Y1)ビットのUCIに圧縮され、MビットのUCIは(M-Y2)ビットのUCIに圧縮される。(N-Y1)ビットのUCIと(M-Y2)ビットのUCIとは多重化される。上記において(Y1+Y2)=M+N-Pであり、Y1およびY2の両方は0以上の整数である。
本開示の一実施形態によれば、(M+N)≦Qのとき、UCI多重化ルールに従って、ユーザ装置で、いかなる圧縮もせずに、NビットのUCIとMビットのUCIとは多重化される。また、Q<(M+N)のとき、ユーザ装置で、NビットのUCIは(N-Z1)ビットのUCIに圧縮され、MビットのUCIは(M-Z2)ビットのUCIに圧縮される。(N-Z1)ビットのUCIと(M-Z2)ビットのUCIとは多重化される。上記において(Z1+Z2)≧M+N-Qであり、Z1およびZ2の両方は0以上の整数である。
本開示の一実施形態によれば、設定された符号化レートはUCIビットの最大符号化レートであり、Qは、このUCIビットの最大符号化レート、想定されるリソースのサイズ、および想定される変調次数に基づいて算定される。
本開示の一実施形態によれば、想定されるリソースのサイズは、参照信号(RS)に対するリソースエレメント(RE)を除いた、割り当てられた全体のPUSCHリソースであり、UL割り当てに対するダウンリンク制御情報内の指示および準静的な構成に基づいて算定され、または準静的な構成のみに基づいて算定される。
本開示の一実施形態によれば、UCIビットの最大符号化レートは、PUSCHのUCIの多重化と物理アップリンク制御チャネル(PUCCH)の多重化とに対して別々に設定されるが、PUSCHおよびPUCCHに対する無線リソース制御(RRC)パラメータセットは共通である。
本開示の一実施形態によれば、想定される変調次数は、PUSCHのものと同じである。
本開示の一実施形態によれば、P<(M+N)≦Qのとき、UCI多重化ルールに従って、ユーザ装置で、いかなる圧縮もせずに、NビットのUCIとMビットのUCIとが多重化される。
本開示の一実施形態によれば、第1UCIに対しUCIビットが使用され、ULグラント後のDL割り当てを考慮した第1UCIの送信符号化レートからULグラント後のDL割り当てを考慮しない第1UCIの送信符号化レートを差し引いた差が所定の値より高いとき、第1UCIに対し追加のビットを供給するために、UCIの多重化ルールに従って、PUSCHにおいて第1UCIよりも低い優先度の第2UCIのために使われるリソースの割り込みが行われる。
本開示の一実施形態によれば、PUSCHにおいて第2UCIのために使われるリソースは、UCI多重化の多重化ルールに従って、第2UCIを圧縮するおよび/またはドロップさせることによって割り込みが行われる。また、この第2UCIのドロップは、第2UCIの符号化レートを変えることなく、第2UCIに対する一部のREをドロップさせる、第1UCIに使用される一部のREを残すため第2UCIの符号化レートを変更する、および、第2UCIに対する全てのREをドロップさせる、のうちの1つを含む。
本開示の一実施形態によれば、該所定の値は設定されるかまたは規格に規定される。
本開示の一実施形態によれば、この第1UCIはハイブリッド自動再送要求の応答確認(HARQ-ACK)であり、第2UCIは、チャネル状態情報(CSI)である。
本開示の一実施形態によれば、この圧縮は、最初に空間領域で行われ、次に周波数領域で行われ、最後に時間領域で行われるか、あるいは、最初に空間領域で行われ、次に時間領域で行われ、最後に周波数領域で行われ、これはRRCの設定に基づくかまたは規格に規定される。
本開示の一実施形態によれば、UCIビットは、HARQ-ACK、CSIパート1、およびCSIパート2のうちの1つに使用され、HARQ-ACK、CSIパート1、およびCSIパート2の各々に対する符号化レートは別々に設定される。
BS500において、PUSCH内の、ULグラント後のDL割り当てに対応するUCIビットのさらなる多重化によって、ユーザのスループットが増加でき、システムパフォーマンスを向上できる。
図6は、本開示の一実施形態による、ユーザ装置600の細部のブロック図を示す。
ユーザ装置600は、n個の符号化変調部610-1~610-nを備え、その各々は、送信データ#1~送信データ#nのための符号化部601(601-1~601-n)と変調部602(602-1~602-n)とを含む。符号化変調部610-1~610-nにおいて、符号化部601-1~601-nは、送信データ#1~#nそれぞれの符号化処理を行い、変調部602-1~602-nは、データ符号化後の送信データの変調処理を行って、それぞれのデータシンボルを生成する。このときに用いられる符号化レートおよび変調方式は、適応制御部624から入力されるMCS(Modulation and Coding Scheme)情報に依ることができる。n個の符号化変調部610-1~610-nは、PUSCHのためのものと見なしてよい。
リソース割り当て部611は、適応制御部624による制御に従って、データシンボルをPRBに割り当て、多重化部612への出力を行う。また、リソース割り当て部611は、制御情報生成部613にもリソース割り当て情報を出力可能である。
制御情報生成部613は、UCIを含む制御情報を生成し、適応制御部624およびリソース割り当て部611から入力された情報に基づいて、送信対象のUCIビットをどのように処理するかを判断する。具体的には、制御情報生成部613は、前述したように、MおよびNと、Pおよび/またはQと、の比較に従って送信対象のUCIビットをどのように処理するかを判断する。次いで、制御情報生成部613は、生成された制御情報を符号化部614に出力する。
符号化部614は、制御情報(例えばUCI)に対し符号化処理を行い、変調部615は、符号化後の制御情報に変調処理を行い、その制御情報を多重化部612に出力する。
多重化部612は、制御情報(例えばUCI)と、リソース割り当て部611から入力されたデータシンボルとを多重化し、得られた信号をIFFT(Inverse Fast Fourier Transform(逆高速フーリエ変換))部616に出力する。制御情報の多重化は、例えば、サブフレーム毎のベースで行われる。なお、制御情報の多重化のために、時間領域の多重化もしくは周波数領域の多重化を用いることができる。
IFFT部616は、マルチキャリア信号であるOFDM(Orthogonal Frequency Division Multiplexing(直交周波数分割多重化))シンボルを生成するために、制御情報およびデータシンボルがマッピングされているPRB内の複数のサブキャリアに対しIFFT処理を行う。CP(Cyclic Prefix(サイクリックプレフィックス))付加部617は、OFDMの開始部に、CPとして、OFDMの終端部と同一の信号を付加する。無線送信部618は、CP付加後のOFDMシンボルに、D/A変換、増幅、およびアップコンバートなどの送信処理を行い、それをアンテナ619から基地局に送信する。
一方、無線受信部620は、基地局から送信されたnのOFDMシンボルを、アンテナ619を介して受信し、これらのOFDMシンボルに対し、ダウンコンバートおよびA/D変換などの受信処理を行う。CP除去部621は、受信処理後のOFDMシンボルからCPを除去する。
FFT(Fast Fourier Transform(高速フーリエ変換))部622は、周波数領域で多重化された信号を得るために、CP除去後のOFDMシンボルに対しFFT処理を行う。
復調復号部623-1~623-nにおいて、復調部604-1~604-nは、それぞれFFT後の信号に対し復調処理を行い、復号部603-1~603-nは、それぞれ復調後の信号に対し復号処理を行う。このようにして、受信データが得られる。受信データ内の受信制御情報(例えば、DCI)は適応制御部624に入力される。適応制御部624は、受信制御情報に基づいて送信データに適応制御を行い、リソース割り当て部611のため、各データがどのPRBの割り当てられるかを決める周波数スケジューリングを行う。さらに具体的には、UE600は、基地局から、(例えば、図1に示されるように)DL割り当ておよびULグラントを受信できる。復調復号部623-1~623-nによって復調および復号された後、DL割り当ては、例えばUCIを生成するために、適応制御部624に次いで制御情報生成部613に供給されてよい。
なお、図6に示されたユーザ装置600は、図2に示されたUE200として機能することが可能である。具体的に、無線送信部618は、送信機220に相当し得る。回路210は、符号化変調部610-1~610-n、リソース割り当て部611、多重化部612、制御情報生成部613、符号化部614、変調部615、IFFT部616、CP付加部617、CP除去部621、FFT部622、復調復号部623-1~623-n、および適応制御部624を含んでよい。当然のことながら、特定の要件の如何によっては、これら構成部の1つ以上を回路210から分離することも可能である。
図7は、本開示の一実施形態による、基地局700の細部のブロック図を示す。
図7に示された基地局700において、無線受信部711は、ユーザ装置からアンテナ710を介して送信されたOFDMシンボルを受信し、該OFDMシンボルに対し、アップコンバートおよびA/Dなどの受信処理を行う。CP除去部712は、受信処理後のOFDMシンボルからCPを除去する。FFT部713は、制御情報(UCIを含む)およびデータシンボルが多重化されている受信信号を得るために、CP除去後のOFDMシンボルに対しFFT処理を行う。逆多重化部714は、FFT後の受信信号を、制御信号とデータシンボルとに逆多重化する。次いで、逆多重化部714は、制御信号を復調復号部715に出力し、データシンボルをデマッピング部716に出力する。
復調復号部715において、復調部701は制御信号に復調処理を行い、復号部702は、復調後の信号に対し復号処理を行う。この制御情報はUCIを含んでいてよい。前述のように、復調復号部715は、UCI多重化ルールに従ってUCIビットを復調および復号することができ、このルールはBS700であらかじめ設定し、ユーザ装置に通知することができ、あるいは規格に規定されてもよい。ユーザ装置において、送信対象のUCIビットは、このUCI多重化ルールに沿って、MおよびNと、Pおよび/またはQと、の比較に従って処理される。
さらに、この制御情報はリソース割り当て情報も含むことができる。次いで、復調復号部715は、制御情報内のこのリソース割り当て情報をデマッピング部716に出力する。
復調復号部715から入力されたリソース割り当て情報に基づいて、デマッピング部716は、リソース割り当て情報に基づきPRBからデータシンボルを抽出する。次いで、デマッピング部716は、抽出されたデータシンボルを復調復号部717に出力する。
復調復号部717において、復調部703はデマッピング部716から入力されたデータシンボルに復調処理を行い、復号部704は、復調後の信号に対し復号処理を行う。このようにして、受信データが得られる。
一方、符号化変調部718において、符号化部705は送信データに符号化処理を行い、変調部706は、データシンボルを生成するために、符号化後の送信データに変調処理を行う。IFFT部719は、マルチキャリア信号であるOFDMシンボルを生成するために、符号化変調部718から入力されたデータシンボルがその中に割り当てられる、PRB内の複数のサブキャリアに対しIFFT処理を行う。CP付加部720は、OFDMの開始部に、CPとして、OFDMの終端部と同一の信号を付加する。無線送信部721は、CP付加後のOFDMシンボルに、D/A変換、増幅、およびアップコンバートなどの送信処理を行い、それをアンテナ710からユーザ装置に送信する。
図7には示されていないが、当然のことながら、BS700は、符号化変調部718と、IFFT部719と、CP付加部720と、アンテナ710とを使って、DCIをユーザ装置に同様に送信できる。
なお、図7に示された基地局700は、図5に示されたBS500として機能することが可能である。具体的に、無線受信部711は、受信機510に相当し得る。回路520は、CP除去部712、FFT部713、逆多重化部714、復調復号部715、717、デマッピング部716、符号化変調部718、IFFT部719、CP付加部720を含んでよい。当然のことながら、特定の要件の如何によって、これら構成部の1つ以上を回路520から分離することが可能である。
当該技術分野で周知のように、現在のNRでは、アップリンクに対し、サイクリックプレフィックス直交周波数分割多重化(CP-OFDM:Cyclic Prefix - Orthogonal Frequency Division Multiplexing)波形、および離散フーリエ変換拡散直交周波数分割多重化(DFT-S-OFDM:Discrete Fourier Transform - spread - Orthogonal Frequency Division Multiplexing)波形の両方がサポートされている。異なる波形は、NRでのUCIのマッピングに影響することになる。DFT-S-OFDMおよびCP-OFDMは関連技術分野では周知であり、ここでは詳しく説明しないこととする。これらの主たる差異は、追加のDFTオペレーションが存在するかしないかである。例えば、上記の図6および図7は、PUSCHがCP-OFDM波形を用いているケースを示しているが(この中には追加のDFTオペレーションはない)、本開示はこれに限定されない。当然のことながら、本開示は、PUSCHがDFT-S-OFDM波形を用いるケースにも適用が可能である。
図8は、本開示の一実施形態による、BS810とUE820との間の通信のフローチャートの一例を概略的に示す。例えば、BS810は、図5に示されたBS500、または図7に示された基地局700であってよく、UE820は、図2に示されたUE200、または図6に示されたユーザ装置600であってよい。
ステップST101において、UE820は、接続手順によりBS810に接続する。この接続は、既知のまたは将来開発される方法を実行することによって確立することができ、その詳細は本明細書では省略する。
ステップST102において、UE820は、PUSCH内のUCIの多重化を行う。具体的には、UE820は、MおよびNと、Pおよび/またはQと、の比較に従って送信対象のUCIビットを処理する。前述したように、UE820は、図2に示されたUE200のように回路210を含むことができ、ステップST102はこの回路210によって行うことができる。
ステップST103において、UE820は、PUSCHにおいてUCIビットをBS810に送信する。前述したように、UE820は、図2に示されたUE200のように送信機220も同様に含むことができる。ステップST103はこの送信機220によって行われる。相応して、BS810は、図5に示されたBS500のように受信機510を含むことができ、受信機510は、ステップST103で、UE820から送信されたUCIビットを受信する。
ステップST104において、BS810は、送信されるUCIビットをどのように処理するかを示すUCI多重化ルールに従って、UCIビットを復号する。また、BS810は、図5に示されたBS500のように回路520を含むことができ、ステップST104は回路520によって行うことができる。
なお、図8には示されていないが、PUSCHにおいて、UE820からBS810にデータを送信し、次いでBS810で復号できる。
本開示のさらなる実施形態において、図9に示されるような、ユーザ装置のための無線通信方法が提供される。図9は、本開示の一実施形態による、ユーザ装置のための無線通信方法900のフローチャートを示す。例えば、無線通信方法900は、図2および図6に示されたUE200/600に適用することが可能である。
図9に示されるように、無線通信方法900は、ステップS901で開始され、このステップでは、送信対象のアップリンク制御情報(UCI)ビットが、基地局からのアップリンク(UL)グラントの前のダウンリンク(DL)割り当てに基づいて生成されたUCIのビット数MおよびULグラントの後のDL割り当てに基づいて生成されたUCIのビット数Nと、ULグラントに示されたUCIのビット数P、および/または少なくとも設定された符号化レートに基づいて算定された最大ビット数Qと、の比較に従って処理される。上記のM、N、P、Qの各々は0以上の整数である。次いで、ステップS902において、処理されたUCIビットが、物理アップリンク共有チャネル(PUSCH)において、ULグラントに示された送信時間間隔(TTI)で基地局に送信される。ステップS902の後、無線通信方法900は終了する。この基地局は、例えば、図5および図7に示されたBS500/700であってよい。
無線通信方法900によって、PUSCH内のULグラント後のDL割り当てに対応するUCIビットをさらに多重化することにより、ユーザのスループットが増加でき、システムパフォーマンスを向上できる。
なお、無線通信方法900に、前述のユーザ装置200内の他の技術的特徴も組み込むことができるが、冗長さを避けるためにここでは説明しないこととする。
本開示のさらなる実施形態において、図10に示されるように、基地局のための無線通信方法が提供される。図10は、本開示の一実施形態による、基地局のための無線通信方法1000のフローチャートを示す。例えば、無線通信方法1000は、図5および7に示されたBS500/700に適用することが可能である。
図10に示されるように、無線通信方法1000は、S1001で開始され、このステップでは、物理アップリンク共有チャネル(PUSCH)において送信されたアップリンク制御情報(UCI)のビットが、アップリンク(UL)グラントに示された送信時間間隔(TTI)でユーザ装置から受信される。次いで、ステップS1002で、UCIビットが、UCI多重化ルールに従って復号される。ステップS1002の後、無線通信方法1000は終了する。送信前のUCIビットは、ユーザ装置において、基地局からのULグラントの前のダウンリンク(DL)割り当てに基づいて生成されたUCIビット数MおよびULグラントの後のDL割り当てに基づいて生成されたUCIビット数Nと、ULグラントに示されたUCIのビット数P、および/または少なくともUCI多重化ルールに従って設定された符号化レートに基づいて算定された最大ビット数Qと、の比較に従って処理され、上記のM、N、P、Qの各々は0以上の整数である。このユーザ装置は、例えば、図2および図6に示されたUE200/600であってよい。
無線通信方法1000によって、PUSCH内のULグラント後のDL割り当てに対応するUCIビットをさらに多重化することにより、ユーザのスループットが増加でき、システムパフォーマンスを向上できる。
なお、無線通信方法1000に、前述の基地局500内の他の技術的特徴も組み込むことができるが、冗長さを避けるためにここでは説明しないこととする。
上記の説明は、PUSCH内のUCIの多重化に焦点を合わせているが、本開示はこれに限定されない。背景技術で説明したように、UCIは、PUCCHでも同様に送信することが可能である。したがって、前述で開示したアイデアは、PUCCH内のUCIの多重化にも同様に適用できる。例えば、PUCCHで送信される対象のUCIビットの全てを送信するためのリソースがPUCCH内に十分にないとき、PUCCHで送信する対象のUCIビットの合計数を削減するためにUCIビットの一部に対して圧縮を行うことが可能である。当然のことながら、上記でPUSCHのケースについて説明したような圧縮をどのように行うかについての考察は、PUCCHのケースにも同様に適用可能である。
本開示は、ソフトウェア、ハードウェア、またはハードウェアと連携したソフトウェアで実現することが可能である。各実施形態の説明に用いた各機能ブロックは、集積回路であるLSIとして実現され、各実施形態で説明した各プロセスはLSIによって制御されてもよい。LSIは、個々のチップから構成されてもよいし、機能ブロックの一部または全てを含むように一つのチップから構成されてもよい。LSIは、データの入力と出力とを備えてもよい。LSIは、集積度の違いにより、IC、システムLSI、スーパーLSI、またはウルトラLSIと称されることもある。また、集積回路化の手法はLSIに限るものではなく、専用回路、汎用プロセッサで実現しても可能である。また、LSI製造後に、プログラムすることが可能なFPGA(Field Programmable Gate Array)、または、LSI内部の回路セルの接続および設定を再構成可能なリコンフィギャラブル・プロセッサとして実現されてもよい。
なお、本開示は、本明細書中に提示された説明および既知の技術に基づいて、本開示の内容および範囲から逸脱することなく、当業者によって様々に変更または修改されることを意図しており、かかる変更および応用は、保護が請求されている範囲内に含まれる。さらに、本開示の内容から逸脱しない範囲で、前述した諸実施形態の構成要素を任意に組み合わせることが可能である。
本開示の諸実施形態は、少なくとも以下の主題を提供できる。
(1).基地局からのアップリンク(UL)グラントの前にダウンリンク(DL)割り当てに基づいて生成されたUCIのビット数MおよびULグラント後のDL割り当てに基づいて生成されたUCIのビット数Nと、ULグラントに示されたUCIのビット数P、および/または少なくとも設定された符号化レートに基づいて算定されたビットの最大数Qと、の比較に従って送信対象のアップリンク制御情報(UCI)を処理し、上記のM、N、P、Qの各々は0以上の整数である、回路と、
処理されたUCIビットを、物理アップリンク共有チャネル(PUSCH)において、ULグラントに示された送信時間間隔(TTI:Transmission Time Interval)で基地局に送信する送信機と、を含む、ユーザ装置。
(2).(M+N)≦Pのとき、回路は、いかなる圧縮もせずに、NビットのUCIとMビットのUCIとを多重化し、
M<P<(M+N)のとき、回路は、NビットのUCIを(N-X1)ビットのUCIに圧縮し、MビットのUCIを(M-X2)ビットのUCIに圧縮し、(N-X1)ビットのUCIと(M-X2)ビットのUCIとを多重化し、上記において(X1+X2)=M+N-Pであり、X1およびX2の両方は0以上の整数であり、また、
P≦Mのとき、回路は、NビットのUCIを(N-Y1)ビットのUCIに圧縮し、MビットのUCIを(M-Y2)ビットのUCIに圧縮し、(N-Y1)ビットのUCIと(M-Y2)ビットのUCIとを多重化し、上記において(Y1+Y2)=M+N-Pであり、Y1およびY2の両方は0より大きい整数である、(1)に記載のユーザ装置。
(3).(M+N)≦Qのとき、回路は、いかなる圧縮もせずに、NビットのUCIとMビットのUCIとを多重化し、
Q<(M+N)のとき、回路は、NビットのUCIを(N-Z1)ビットのUCIに圧縮し、MビットのUCIを(M-Z2)ビットのUCIに圧縮し、(N-Z1)ビットのUCIと(M-Z2)ビットのUCIとを多重化し、上記(Z1+Z2)≧M+N-Qであり、Z1およびZ2の両方は0以上の整数である、(1)に記載のユーザ装置。
(4).設定された符号化レートがUCIビットの最大符号化レートであり、Qが、このUCIビットの最大符号化レート、想定されるリソースのサイズ、および想定される変調次数に基づいて算定される、(1)に記載のユーザ装置。
(5).想定されるリソースのサイズが、参照信号(RS)に対するリソースエレメント(RE)を除いた、割り当てられた全体のPUSCHリソースであり、UL割り当てに対するダウンリンク制御情報内の指示および準静的な構成に基づいて算定され、または準静的な構成のみに基づいて算定される、(4)に記載のユーザ装置。
(6).UCIビットの最大符号化レートが、PUSCHのUCIの多重化と物理アップリンク制御チャネル(PUCCH)の多重化とに対して別々に設定されるが、PUSCHおよびPUCCHに対する無線リソース制御(RRC)パラメータセットは共通である、(4)に記載のユーザ装置。
(7).想定される変調次数が、PUSCHのものと同じである、(4)に記載のユーザ装置。
(8).P<(M+N)≦Qのとき、回路は、いかなる圧縮もせずに、NビットのUCIとMビットのUCIとを多重化する、(1)に記載のユーザ装置。
(9).第1UCIに対しUCIビットが使用され、
ULグラント後のDL割り当てを考慮した第1UCIの送信符号化レートからULグラント後のDL割り当てを考慮しない第1UCIの送信符号化レートを差し引いた差が所定の値より高いとき、回路は、第1UCIに対し追加のビットを供給するために、PUSCHにおいて第1UCIよりも低い優先度の第2UCIのために使われるリソースの割り込みを行う、(1)に記載のユーザ装置。
(10).回路が、PUSCHにおいて第2UCIのために使われるリソースを、第2UCIを圧縮するおよび/またはドロップさせることによって割り込みを行い、
この第2UCIのドロップが、
第2UCIの符号化レートを変えることなく、第2UCIに対する一部のREをドロップさせる、
第1UCIに使用される一部のREを残すために第2UCIの符号化レートを変更する、および
第2UCIに対する全てのREをドロップさせる、
のうちの1つを含む、(9)に記載のユーザ装置。
(11).所定の値が、設定されるかまたは規格に規定される、(9)に記載のユーザ装置。
(12).第1UCIが、ハイブリッド自動再送求の応答確認(HARQ-ACK)であり、第2UCIが、チャネル状態情報(CSI)である、(9)に記載のユーザ装置。
(13).圧縮が最初に空間領域で行われ、次に周波数領域で行われ、最後に時間領域で行われるか、あるいは、最初に空間領域で行われ、次に時間領域で行われ、最後に周波数領域で行われ、これはRRCの設定に基づくかまたは規格に規定される、(2)~(3)および(10)のいずれか一項に記載のユーザ装置。
(14).UCIビットが、HARQ-ACK、CSIパート1、およびCSIパート2のうちの1つに使用され、
HARQ-ACK、CSIパート1、およびCSIパート2の各々に対する符号化レートが別々に設定される、(1)に記載のユーザ装置。
(15).物理アップリンク共有チャネル(PUSCH)において、アップリンク(UL)グラントに示された送信時間間隔(TTI)でユーザ装置から送信されるアップリンク制御情報(UCI)ビットを受信する受信機と、
UCI多重化ルールに従ってUCIビットを復号する回路と、
を含み、
これら送信の前のUCIビットが、ユーザ装置において、基地局からのULグラントの前にダウンリンク(DL:Downlink)割り当てに基づいて生成されたUCIのビット数MおよびULグラント後のDL割り当てに基づいて生成されたUCIのビット数Nと、ULグラントに示されたUCIのビット数P、および/または少なくともUCI多重化ルールに従って設定された符号化レートに基づいて算定されたビットの最大数Qと、の比較に従って処理され、上記のM、N、P、Qの各々は0以上の整数である、基地局。
(16).UCI多重化ルールに従って、
(M+N)≦Pのとき、ユーザ装置において、いかなる圧縮もせずに、NビットのUCIとMビットのUCIとが多重化され、
M<P<(M+N)のとき、ユーザ装置において、NビットのUCIは(N-X1)ビットのUCIに圧縮され、MビットのUCIは(M-X2)ビットのUCIに圧縮され、次いで(N-X1)ビットのUCIと(M-X2)ビットのUCIとが多重化される。上記において(X1+X2)=M+N-Pであり、X1およびX2の両方は0以上の整数であり、また、
P≦Mのとき、ユーザ装置において、NビットのUCIは(N-Y1)ビットのUCIに圧縮され、MビットのUCIは(M-Y2)ビットのUCIに圧縮され、次いで(N-Y1)ビットのUCIと(M-Y2)ビットのUCIとが多重化される。上記において(Y1+Y2)=M+N-Pであり、Y1およびY2の両方は0より大きい整数である、(15)に記載の基地局。
(17).UCI多重化ルールに従って、
(M+N)≦Qのとき、ユーザ装置において、いかなる圧縮もせずに、NビットのUCIとMビットのUCIとは多重化され、
Q<(M+N)のとき、ユーザ装置において、NビットのUCIは(N-Z1)ビットのUCIに圧縮され、MビットのUCIは(M-Z2)ビットのUCIに圧縮され、この(N-Z1)ビットのUCIと(M-Z2)ビットのUCIとが多重化される。上記において(Z1+Z2)≧M+N-Qであり、Z1およびZ2の両方は0以上の整数である、
(15)に記載の基地局。
(18).設定された符号化レートがUCIビットの最大符号化レートであり、Qが、このUCIビットの最大符号化レート、想定されるリソースのサイズ、および想定される変調次数に基づいて算定される、(15)に記載の基地局。
(19).想定されるリソースのサイズが、参照信号(RS)に対するリソースエレメント(RE)を除いた、割り当てられた全体のPUSCHリソースであり、UL割り当てに対するダウンリンク制御情報内の指示および準静的な構成に基づいて算定され、または準静的な構成のみに基づいて算定される、(18)に記載の基地局。
(20).UCIビットの最大符号化レートが、PUSCHのUCIの多重化と物理アップリンク制御チャネル(PUCCH)の多重化とに対して別個に設定されるが、PUSCHおよびPUCCHに対する無線リソース制御(RRC)パラメータセットは共通である、(18)に記載の基地局。
(21).想定される変調次数が、PUSCHのものと同じである、(18)に記載の基地局。
(22).P<(M+N)≦Qのとき、ユーザ装置において、UCI多重化ルールに従って、いかなる圧縮もせずに、NビットのUCIとMビットのUCIとが多重化される、(15)に記載の基地局。
(23).第1UCIに対しUCIビットが使用され、
ULグラント後のDL割り当てを考慮した第1UCIの送信符号化レートからULグラント後のDL割り当てを考慮しない第1UCIの送信符号化レートを差し引いた差が所定の値より高いとき、第1UCIに対し追加のビットを供給するために、ユーザ装置において、UCI多重化ルールに従って、PUSCHにおいて第1UCIよりも低い優先度の第2UCIのために使われるリソースが割り込みされる、(15)に記載の基地局。
(24).ユーザ装置において、PUSCHにおいて第2UCIのために使われるリソースが、UCI多重化ルールに従って、第2UCIを圧縮するおよび/またはドロップさせることによって割り込みされ、
この第2UCIのドロップが、
第2UCIの符号化レートを変えることなく、第2UCIに対する一部のREをドロップさせる、
第1UCIに使用される一部のREを残すため第2UCIの符号化レートを変更する、および
第2UCIに対する全てのREをドロップさせる、
のうちの1つを含む、(23)に記載の基地局。
(25).所定の値が、設定されるかまたは規格に規定される、(23)に記載の基地局。
(26).第1UCIがハイブリッド自動再送要求の応答確認(HARQ-ACK)であり、第2UCIがチャネル状態情報(CSI)である、(23)に記載の基地局。
(27).圧縮が、最初に空間領域で行われ、次に周波数領域で行われ、最後に時間領域で行われるか、あるいは、最初に空間領域で行われ、次に時間領域で行われ、最後に周波数領域で行われ、これはRRCの設定に基づくかまたは規格に規定される、(16)~(17)および(24)のいずれか一項に記載の基地局。
(28).UCIビットが、HARQ-ACK、CSIパート1、およびCSIパート2のうちの1つに使用され、
HARQ-ACK、CSIパート1、およびCSIパート2の各々に対する符号化レートは別々に設定される、(15)に記載の基地局。
(29).基地局からのアップリンク(UL)グラントの前にダウンリンク(DL)割り当てに基づいて生成されたUCIのビット数MおよびULグラント後のDL割り当てに基づいて生成されたUCIのビット数Nと、ULグラントに示されたUCIのビット数P、および/または少なくとも設定された符号化レートに基づいて算定されたビットの最大数Qと、の比較に従って送信対象のアップリンク制御情報(UCI)を処理するステップであって、上記のM、N、P、Qの各々は0以上の整数である、該処理するステップと、
処理されたUCIビットを、物理アップリンク共有チャネル(PUSCH)で、ULグラントに示された送信時間間隔(TTI)で基地局に送信するステップと、
を含む、ユーザ装置のための無線通信方法。
(30).送信対象のアップリンク制御情報(UCI)を処理するステップが、
(M+N)≦Pのとき、いかなる圧縮もせずに、NビットのUCIとMビットのUCIを多重化するステップと、
M<P<(M+N)のとき、NビットのUCIを(N-X1)ビットのUCIに圧縮し、MビットのUCIを(M-X2)ビットのUCIに圧縮し、次いで(N-X1)ビットのUCIと(M-X2)ビットのUCIとを多重化するステップであって、上記において(X1+X2)=M+N-Pであり、X1およびX2の両方は0以上の整数である、該多重化するステップと、
P≦Mのとき、NビットのUCIを(N-Y1)ビットのUCIに圧縮し、MビットのUCIを(M-Y2)ビットのUCIに圧縮し、次いで(N-Y1)ビットのUCIと(M-Y2)ビットのUCIとを多重化するステップであって、上記において(Y1+Y2)=M+N-Pであり、Y1およびY2の両方は0より大きい整数である、該多重化するステップと、を含む、(29)に記載の無線通信方法。
(31).送信対象のアップリンク制御情報(UCI)を処理するステップが、
(M+N)≦Qのとき、いかなる圧縮もせずに、NビットのUCIとMビットのUCIとを多重化するステップと、
Q<(M+N)のとき、NビットのUCIを(N-Z1)ビットのUCIに圧縮し、MビットのUCIを(M-Z2)ビットのUCIに圧縮し、この(N-Z1)ビットのUCIと(M-Z2)ビットのUCIとを多重化するステップであって、上記において(Z1+Z2)≧M+N-Qであり、Z1およびZ2の両方は0以上の整数である、該多重化するステップと、を含む、(29)に記載の無線通信方法。
(32).設定された符号化レートはUCIビットの最大符号化レートであり、Qは、このUCIビットの最大符号化レート、想定されるリソースのサイズ、および想定される変調次数に基づいて算定される、(29)に記載の無線通信方法。
(33).想定されるリソースのサイズが、参照信号(RS)に対するリソースエレメント(RE)を除いた、割り当てられた全体のPUSCHリソースであり、UL割り当てに対するダウンリンク制御情報内の指示および準静的な構成に基づいて算定され、または準静的な構成のみに基づいて算定される、(32)に記載の無線通信方法。
(34).UCIビットの最大符号化レートは、PUSCHのUCIの多重化と物理アップリンク制御チャネル(PUCCH)の多重化とに対して別個に設定されるが、PUSCHおよびPUCCHに対する無線リソース制御(RRC)パラメータセットは共通である、(32)に記載の無線通信方法。
(35).想定される変調次数が、PUSCHのものと同じである、(32)に記載の無線通信方法。
(36).送信対象のアップリンク制御情報(UCI)を処理するステップが、
P<(M+N)≦Qのとき、いかなる圧縮もせずに、NビットのUCIとMビットのUCIとを多重化するステップ、を含む、(29)に記載の無線通信方法。
(37).第1UCIに対しUCIビットが使用され、送信対象のアップリンク制御情報(UCI)を処理するステップが、
ULグラント後のDL割り当てを考慮した第1UCIの送信符号化レートからULグラント後のDL割り当てを考慮しない第1UCIの送信符号化レートを差し引いた差が所定の値より高いとき、第1UCIに対し追加のビットを供給するために、PUSCHにおいて第1UCIよりも低い優先度の第2UCIのために使われるリソースの割り込みを行うステップ、を含む、(29)に記載の無線通信方法。
(38).PUSCHにおいて第2UCIのために使われるリソースが、第2UCIを圧縮するおよび/またはドロップさせることによって割り込みが行われ、
この第2UCIをドロップさせるステップが、
第2UCIの符号化レートを変えることなく、第2UCIに対する一部のREをドロップさせるステップと、
第1UCIに使用される一部のREを残すために第2UCIの符号化レートを変更するステップと、
第2UCIに対する全てのREをドロップさせるステップと、
のうちの1つを含む、(37)に記載の無線通信方法。
(39).所定の値が、設定されるかまたは規格に規定される、(37)に記載の無線通信方法。
(40).第1UCIがハイブリッド自動再送要求の応答確認(HARQ-ACK)であり、第2UCIがチャネル状態情報(CSI)である、(37)に記載の無線通信方法。
(41).圧縮が、最初に空間領域で行われ、次に周波数領域で行われ、最後に時間領域で行われるか、あるいは、最初に空間領域で行われ、次に時間領域で行われ、最後に周波数領域で行われ、これはRRCの設定に基づくかまたは規格に規定される、(30)~(31)および(38)のいずれか一項に記載の無線通信方法。
(42).UCIビットが、HARQ-ACK、CSIパート1、およびCSIパート2のうちの1つに使用され、
HARQ-ACK、CSIパート1、およびCSIパート2の各々に対する符号化レートが別々に設定される、(29)に記載の無線通信方法。
(43).物理アップリンク共有チャネル(PUSCH)で、ULグラントに示された送信時間間隔(TTI)でユーザ装置から送信されるアップリンク制御情報(UCI)のビットを受信するステップと、
UCI多重化ルールに従ってUCIビットを復号するステップと、
を含む、基地局のための無線通信方法であって、
これら送信の前のUCIビットは、ユーザ装置において、基地局からのULグラントの前にダウンリンク(DL:Downlink)割り当てに基づいて生成されたUCIのビット数MおよびULグラント後のDL割り当てに基づいて生成されたUCIのビット数Nと、ULグラントに示されたUCIのビット数P、および/または少なくともUCI多重化ルールに従って設定された符号化レートに基づいて算定されたビットの最大数Qと、の比較に従って処理され、上記のM、N、P、Qの各々は0以上の整数である、
基地局のための無線通信方法。
(44).UCI多重化ルールに従って、
(M+N)≦Pのとき、ユーザ装置において、いかなる圧縮もせずに、NビットのUCIとMビットのUCIが多重化され、
M<P<(M+N)のとき、ユーザ装置において、NビットのUCIが(N-X1)ビットのUCIに圧縮され、MビットのUCIが(M-X2)ビットのUCIに圧縮され、次いで(N-X1)ビットのUCIと(M-X2)ビットのUCIとが多重化され、(X1+X2)=M+N-Pであり、X1およびX2の両方は0以上の整数であり、
P≦Mのとき、ユーザ装置において、NビットのUCIが(N-Y1)ビットのUCIに圧縮され、MビットのUCIが(M-Y2)ビットのUCIに圧縮され、次いで(N-Y1)ビットのUCIと(M-Y2)ビットのUCIとが多重化され、(Y1+Y2)=M+N-Pであり、Y1およびY2の両方は0より大きい整数である、(43)に記載の無線通信方法。
(45).UCI多重化ルールに従って、
(M+N)≦Qのとき、いかなる圧縮もせずに、NビットのUCIとMビットのUCIとが多重化され、
Q<(M+N)のとき、ユーザ装置において、NビットのUCIが(N-Z1)ビットのUCIに圧縮され、MビットのUCIが(M-Z2)ビットのUCIに圧縮され、この(N-Z1)ビットのUCIと(M-Z2)ビットのUCIとが多重化され、(Z1+Z2)≧M+N-Qであり、Z1およびZ2の両方は0以上の整数である、(43)に記載の無線通信方法。
(46).設定された符号化レートはUCIビットの最大符号化レートであり、Qは、このUCIビットの最大符号化レート、想定されるリソースのサイズ、および想定される変調次数に基づいて算定される、(43)に記載の無線通信方法。
(47).想定されるリソースのサイズが、参照信号(RS)に対するリソース要素(RE)を除いた、割り当てられた全体のPUSCHリソースであり、UL割り当てに対するダウンリンク制御情報内の指示および準静的な構成に基づいて算定され、または準静的な構成のみに基づいて算定される、(46)に記載の無線通信方法。
(48).UCIビットの最大符号化レートは、PUSCHのUCIの多重化と物理アップリンク制御チャネル(PUCCH)の多重化とに対して別個に設定されるが、PUSCHおよびPUCCHに対する無線リソース制御(RRC)パラメータセットは共通である、(46)に記載の無線通信方法。
(49).想定される変調次数が、PUSCHのものと同じである、(46)に記載の無線通信方法。
(50).P<(M+N)≦Qのとき、ユーザ装置において、UCI多重化ルールに従って、いかなる圧縮もせずに、NビットのUCIとMビットのUCIとが多重化される、(43)に記載の無線通信方法。
(51).第1UCIに対しUCIビットが使用され、
ULグラント後のDL割り当てを考慮した第1UCIの送信符号化レートからULグラント後のDL割り当てを考慮しない第1UCIの送信符号化レートを差し引いた差が所定の値より高いとき、ユーザ装置において、UCI多重化ルールに従って、PUSCHにおいて第1UCIよりも低い優先度の第2UCIのために使われるリソースの割り込みが行われる、(43)に記載の無線通信方法。
(52).ユーザ装置において、UCI多重化ルールに従って、PUSCHにおいて第2UCIのために使われるリソースが、第2UCIを圧縮するおよび/またはドロップさせることによって割り込みが行われ、
この第2UCIのドロップが、
第2UCIの符号化レートを変えることなく、第2UCIに対する一部のREをドロップさせるステップと、
第1UCIに使用される一部のREを残すために第2UCIの符号化レートを変更するステップと、
第2UCIに対する全てのREをドロップさせるステップと、
のうちの1つを含む、(51)に記載の無線通信方法。
(53).所定の値が、設定されるかまたは規格に規定される、(51)に記載の無線通信方法。
(54).第1UCIがハイブリッド自動再送要求の応答確認(HARQ-ACK)であり、第2UCIがチャネル状態情報(CSI)である、(51)に記載の無線通信方法。
(55).圧縮が、最初に空間領域で行われ、次に周波数領域で行われ、最後に時間領域で行われるか、あるいは、最初に空間領域で行われ、次に時間領域で行われ、最後に周波数領域で行われ、これはRRCの設定に基づくかまたは規格に規定される、(44)~(45)および(52)のいずれか一項に記載の無線通信方法。
(56).UCIビットが、HARQ-ACK、CSIパート1、およびCSIパート2のうちの1つに使用され、
HARQ-ACK、CSIパート1、およびCSIパート2の各々に対する符号化レートが別々に設定される、(43)に記載の無線通信方法。