JP7581807B2 - 体組織穿孔用デバイス - Google Patents
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Description
第2の態様は、第1の態様に記載された体組織穿孔用デバイスにおいて、前記穿孔用頭部は、近位側へ延び出して前記チューブの前記ルーメンに挿し入れられるロッド状部を有していると共に、該穿孔用頭部を付勢して該チューブの前記開口窓が開状態とされる位置へ該穿孔用頭部を弾性的に保持するばね部材が設けられているものである。
第3の態様は、ルーメンを有する中空のチューブを備え、該チューブの先端側にはエネルギー供給によって穿孔作動する穿孔用頭部を備えている体組織穿孔用デバイスであって、前記チューブの先端部分において前記ルーメンを外部へ連通する開口窓を備え、該開口窓を通じて該ルーメンへ体内の圧力が及ぼされて検出可能とされており、該開口窓を開閉する開閉機構が設けられており、該チューブの周壁を貫通して螺旋状に延びるスリットによって前記開口窓が構成されており、該チューブにおける該スリットの形成部分の軸方向の伸縮変形によって該スリットが開閉可能とされることで前記開閉機構が構成されており、該チューブの該スリットが閉じられることで該ルーメンの遠位端側が外部から遮断されるようになっているものである。
本態様に従う構造とされた体組織穿孔用デバイスによれば、例えば、穿孔時に穿孔用頭部が体組織に押し当てられて開口窓が開閉機構によって閉じられることにより、ルーメンへの心臓内圧の作用が阻止されてルーメンの内圧が低下し、穿孔完了後などに穿孔用頭部の体組織への押当てが解除されて開口窓が開閉機構によって開かれることにより、ルーメンへの心臓内圧の作用によってルーメンの内圧が上昇するようにできる。これにより、穿孔時と穿孔前及び穿孔後において、ルーメンの内圧変化が大きく生じて、穿孔を体組織に形成する過程をルーメンの内圧変化に基づいてより確実且つ容易に把握することが可能となる。また、例えば、穿孔時に穿孔用頭部が体組織に押し当てられると、チューブにおける開口窓の形成部分が収縮状態となって、螺旋に延びるスリット状の開口窓の幅が狭くされることにより、開口窓が閉じた状態とされる。さらに、例えば、穿孔前や穿孔完了後に穿孔用頭部が体組織への押当てを解除されると、チューブにおける開口窓の形成部分が伸長状態となって、螺旋に延びるスリット状の開口窓の幅が広くされることにより、開口窓が開いた状態とされる。このように、穿孔の過程に応じた開閉機構による開口窓の開閉によって、ルーメン内の圧力変化が生じるようにできて、ルーメン内の圧力変化に基づいて穿孔の過程を把握することができる。
なお、本発明は、もともと以下(i)~(vi)に記載の各発明を何れも含むものであり、その構成および作用効果に関して、付記しておく。
本発明は、
(i) ルーメンを有する中空のチューブを備え、該チューブの先端側にはエネルギー供給によって穿孔作動する穿孔用頭部を備えている体組織穿孔用デバイスであって、前記チューブの先端部分において前記ルーメンを外部へ連通する開口窓を備えており、該開口窓を開閉する開閉機構が設けられている体組織穿孔用デバイス、
(ii) 穿孔時の前記穿孔用頭部の体組織への押当てによって前記開口窓を閉じ、該穿孔用頭部の体組織への押当ての解除によって該開口窓を開く前記開閉機構が設けられている(i)に記載の体組織穿孔用デバイス、
(iii) 前記開口窓が前記穿孔用頭部を貫通して開放状態で形成されており、該穿孔用頭部の体組織への押当てによって該開口窓を体組織で覆って閉じ、該穿孔用頭部の体組織への押当ての解除によって該開口窓を開く前記開閉機構が構成される(ii)に記載の体組織穿孔用デバイス、
(iv) 前記開口窓が前記チューブの遠位端に開口しており、
前記穿孔用頭部が該開口窓に対して接近方向と離隔方向に移動可能とされて、前記開閉機構が該穿孔用頭部を含んで構成されている(i)~(iii)の何れか一項に記載の体組織穿孔用デバイス、
(v) 前記開口窓が前記チューブの周壁を貫通して螺旋状に延びるスリットとされており、該チューブにおける該開口窓の形成部分が軸方向の伸縮に伴う変形によって該開口窓を開閉可能とされて、前記開閉機構が該チューブにおける該開口窓の形成部分を含んで構成されている(i)~(iv)の何れか一項に記載の体組織穿孔用デバイス、
(vi) 前記開口窓が前記チューブの周壁を貫通して形成され、該チューブには移動可能なシャッターが取り付けられており、該開口窓が該シャッターの移動によって開閉可能とされて、前記開閉機構が該シャッターを含んで構成されている(i)~(v)の何れか一項に記載の体組織穿孔用デバイス、
に関する発明を含む。
上記(i)に記載の発明では、例えば、穿孔時に穿孔用頭部が体組織に押し当てられて開口窓が開閉機構によって閉じられることにより、ルーメンへの心臓内圧の作用が阻止されてルーメンの内圧が低下し、穿孔完了後などに穿孔用頭部の体組織への押当てが解除されて開口窓が開閉機構によって開かれることにより、ルーメンへの心臓内圧の作用によってルーメンの内圧が上昇するようにできる。これにより、穿孔時と穿孔前及び穿孔後において、ルーメンの内圧変化が大きく生じて、穿孔を体組織に形成する過程をルーメンの内圧変化に基づいてより確実且つ容易に把握することが可能となる。また、例えば、開口窓を施術者の操作によって能動的に開閉可能とすることも可能であり、それによれば、造影剤や薬液などをルーメンを通じて開口窓から患者の体内へ投与する場合に、開口窓が所定の投与位置に達するまでは開口窓を閉じておいて、開口窓が所定の投与位置に達した後に開口窓を開くように操作することができる。
上記(ii)に記載の発明では、開口窓の開閉によるルーメンの内圧変化に基づいて、穿孔の過程(例えば、穿孔開始前と、穿孔中と、穿孔完了後)をより確実且つ容易に把握することができる。
上記(iii)に記載の発明では、穿孔時に穿孔用頭部が体組織に押し当てられると、穿孔用頭部を貫通する開口窓が体組織で覆われることにより、開口窓が閉じた状態とされる。穿孔前や穿孔完了後に穿孔用頭部が体組織への押当てを解除されると、穿孔用頭部を貫通する開口窓が体組織で覆われることなく開放されて、開口窓が開いた状態とされる。このように、穿孔の過程に応じた開閉機構による開口窓の開閉によって、ルーメン内の圧力変化が生じることから、ルーメン内の圧力変化に基づいて穿孔の過程を把握することができる。
上記(iv)に記載の発明では、例えば、穿孔時に穿孔用頭部が体組織に押し当てられると、穿孔用頭部が開口窓に接近して開口窓を覆うことにより、開口窓が閉じた状態とされ、穿孔前や穿孔完了後に穿孔用頭部が体組織への押当てを解除されると、穿孔用頭部が開口窓から離れることにより、開口窓が開いた状態とされる。このように、穿孔の過程に応じた開閉機構による開口窓の開閉によって、ルーメン内の圧力変化が生じるようにもできて、ルーメン内の圧力変化に基づいて穿孔の過程を把握することができる。
上記(v)に記載の発明では、例えば、穿孔時に穿孔用頭部が体組織に押し当てられると、チューブにおける開口窓の形成部分が収縮状態となって、螺旋に延びるスリット状の開口窓の幅が狭くされることにより、開口窓が閉じた状態とされる。また、例えば、穿孔前や穿孔完了後に穿孔用頭部が体組織への押当てを解除されると、チューブにおける開口窓の形成部分が伸長状態となって、螺旋に延びるスリット状の開口窓の幅が広くされることにより、開口窓が開いた状態とされる。このように、穿孔の過程に応じた開閉機構による開口窓の開閉によって、ルーメン内の圧力変化が生じるようにできて、ルーメン内の圧力変化に基づいて穿孔の過程を把握することができる。
上記(vi)に記載の発明では、例えば、穿孔前や穿孔時には開口窓をシャッターによって閉じ、穿孔完了後に開口窓を開いて、造影剤や薬液などをルーメンから開口窓を通じて放出することができる。これにより、必要に応じて開口部を開くことによって患者の体内への薬液等の投与が可能になる。
12 チューブ
14 穿孔用頭部
16 ルーメン
18 収容部
20 段差
22 遠位開口部(開口窓)
26 可動部材
28 摺動部
30 ばね部材
32 開閉機構
34 シース
36 トランスデューサ
38 モニター
40 加圧バッグ
42 高周波発生器
44 対極板
50 高周波ニードル(体組織穿孔用デバイス 第2実施形態)
52 チューブ
54 スリット(開口窓)
56 伸縮部
58 開閉機構
60 高周波ニードル(体組織穿孔用デバイス 第3実施形態)
62 穿孔用頭部
64 貫通孔(開口窓)
66 開閉機構
70 高周波ニードル(体組織穿孔用デバイス 第4実施形態)
72 チューブ
74 窓部(開口窓)
76 シャッター
77 ワイヤー
78 開閉機構
Claims (6)
- ルーメンを有する中空のチューブを備え、該チューブの先端側にはエネルギー供給によって穿孔作動する穿孔用頭部を備えている体組織穿孔用デバイスであって、
前記チューブの先端部分において前記ルーメンを外部へ連通する開口窓を備え、該開口窓を通じて該ルーメンへ体内の圧力が及ぼされて検出可能とされており、
該開口窓を開閉する開閉機構が設けられており、
該開口窓が該チューブの遠位端面における該ルーメンの開口によって構成されており、
該チューブの遠位端に対して接近方向と離隔方向に移動可能とされた前記穿孔用頭部を含んで前記開閉機構が構成されており、
該チューブの該開口窓が該穿孔用頭部の移動により閉じられることで該ルーメンの遠位端側が外部から遮断されるようになっている体組織穿孔用デバイス。 - 前記穿孔用頭部は、近位側へ延び出して前記チューブの前記ルーメンに挿し入れられるロッド状部を有していると共に、
該穿孔用頭部を付勢して該チューブの前記開口窓が開状態とされる位置へ該穿孔用頭部を弾性的に保持するばね部材が設けられている請求項1に記載の体組織穿孔用デバイス。 - ルーメンを有する中空のチューブを備え、該チューブの先端側にはエネルギー供給によって穿孔作動する穿孔用頭部を備えている体組織穿孔用デバイスであって、
前記チューブの先端部分において前記ルーメンを外部へ連通する開口窓を備え、該開口窓を通じて該ルーメンへ体内の圧力が及ぼされて検出可能とされており、
該開口窓を開閉する開閉機構が設けられており、
該チューブの周壁を貫通して螺旋状に延びるスリットによって前記開口窓が構成されており、
該チューブにおける該スリットの形成部分の軸方向の伸縮変形によって該スリットが開閉可能とされることで前記開閉機構が構成されており、
該チューブの該スリットが閉じられることで該ルーメンの遠位端側が外部から遮断されるようになっている体組織穿孔用デバイス。 - 穿孔時の前記穿孔用頭部の体組織への押当てによって前記開口窓が閉じられる一方、該穿孔用頭部の体組織への押当ての解除によって該開口窓が開かれる前記開閉機構が設けられている請求項1~3の何れか一項に記載の体組織穿孔用デバイス。
- ルーメンを有する中空のチューブを備え、該チューブの先端側にはエネルギー供給によって穿孔作動する穿孔用頭部を備えている体組織穿孔用デバイスであって、
前記チューブの先端部分において前記ルーメンを外部へ連通する開口窓を備え、該開口窓を通じて該ルーメンへ体内の圧力が及ぼされて検出可能とされており、
該開口窓を開閉する開閉機構が設けられており、
前記穿孔用頭部は切断部をもたない湾曲面形状とされており、
該開口窓が該穿孔用頭部を貫通して開放状態で形成されており、
該穿孔用頭部の体組織への押当てによって該開口窓が体組織で覆われて閉じ、該穿孔用頭部の体組織への押当ての解除によって該開口窓が開かれることによって前記開閉機構が構成されている体組織穿孔用デバイス。 - ルーメンを有する中空のチューブを備え、該チューブの先端側にはエネルギー供給によって穿孔作動する穿孔用頭部を備えている体組織穿孔用デバイスであって、
前記チューブの先端部分において前記ルーメンを外部へ連通する開口窓を備え、該開口窓を通じて該ルーメンへ体内の圧力が及ぼされて検出可能とされており、
該開口窓を開閉する開閉機構が設けられており、
該開口窓が該チューブの周壁を貫通して形成され、
該チューブには移動可能なシャッターが取り付けられており、
該開口窓が該シャッターの移動によって開閉可能とされて、前記開閉機構が該シャッターを含んで構成されており、
該チューブには該シャッターの開口側移動端と閉鎖側移動端を規定する当接面が設けられている体組織穿孔用デバイス。
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| JP2022087720A JP2022087720A (ja) | 2022-06-13 |
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2020
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