JP7583066B2 - デシルグルコシド及びカチオン性グアーを含むシャンプー組成物 - Google Patents
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Description
本開示の全ての実施形態では、全てのパーセンテージは、別途特に記載のない限り、全組成物の重量に対するものである。別途特に記載のない限り、全ての比率は重量比である。全ての範囲は、端点を含み、組み合わせ可能である。有効桁数は、表示された量に対する限定を表すものでも、測定値の精度に対する限定を表すものでもない。別途特に指示のない限り、全ての数量は、単語「約」によって修飾されるものと理解される。別途指示のない限り、測定は全て、約25℃で周囲条件において行われるものと理解され、「周囲条件」とは、約1気圧及び相対湿度約50%の条件を意味する。列挙された原料に関連する重量は、全て、活性レベルに基づいており、別途規定のない限り、市販の材料に含まれ得る担体又は副生成物を含まない。
本明細書に記載のシャンプー組成物は、所望の水分コンディショニング感触を消費者に提供し、シャンプー組成物は安定であり、良好な使用中の体験をもたらす粘度を有する。シャンプー組成物は、非イオン性界面活性剤、例えば、約8重量%~約35重量%の非イオン性界面活性剤のデシルグルコシドと、約800,000g/mol~約5,000,000g/molの重量平均分子量の比較的高いMWを有し、かつ約0.1meg/g~約2.5meg/gの重量平均電荷密度のCDを有するカチオン性グアーと、を含む。この生成物は、相安定性及び良好な粘度を維持し、洗浄、水分、及び滑り感触の毛髪の利益を提供し続ける。
シャンプー組成物は、約8%~約35%の非イオン性界面活性剤を含む。非イオン性界面活性剤は、デシルグルコシド、ラウリルグルコシド、オクチルグルコシド、カプリリルグルコシド、カプリリル/カプリルグルコシド、ウンデシルグルコシド、ココグルコシド、ミリスチルグルコシド、ヘキサデシルグルコシド、オクタデシルグルコシド、アラキジルグルコシド、セチルグルコシド、セテアリルグルコシド、イソステアリルグルコシド、及びこれらの混合物からなる群から選択されるポリグルコシドであり得る。非イオン性界面活性剤は、デシルグルコシドであり得る。シャンプー組成物は、約8重量%~約30重量%、約8重量%~約25重量%、約7重量%~約20重量%の非イオン性界面活性剤を含み得る。
シャンプー組成物は、約0.4重量%~約1.2重量%、代替的に約0.8重量%~約1.0重量%、約0.4重量%~約1.0重量%、及び/若しくは約1.0重量%~約1.2重量%、又はこれらの任意の組み合わせのグアーガムを含む。これらのグアーガム誘導体の調製に使用するためのグアーガムは、典型的には、グアー植物の種子から天然に産出される材料として得られる。グアー分子自体は、単員ガラクトース単位が交互にマンノース単位上にある、一定の間隔で分岐する直鎖状マンナンである。マンノース単位は、β(1-4)グリコシド結合によって互いに結合している。ガラクトース分岐は、α(1-6)結合によって生じる。グアーガムのカチオン性誘導体は、ポリガラクトマンナンのヒドロキシル基と反応性四級アンモニウム化合物との間の反応によって得られる。グアー構造上へのカチオン性基の置換度は、上述の必要なカチオン電荷密度を提供するのに十分である必要がある。
シャンプー組成物はまた、液体担体も含む。適切な量の液体担体を含めることにより、適切な粘度及びレオロジーを有するシャンプー組成物の形成を促進することができる。シャンプー組成物は、組成物の約60重量%~約95重量%の液体担体、約65重量%~約92重量%、約70重量%~約90重量%の液体担体、及び約75重量%~約90重量%の液体担体を含み得る。
理解され得るように、本明細書に記載のシャンプー組成物は、組成物の特性及び特徴を調整するために様々な任意選択の成分を含み得る。理解され得るように、好適な任意選択の成分は、周知であり、一般に、本明細書に記載のシャンプー組成物の必須成分と物理的かつ化学的に相溶性である任意の成分を含み得る。任意選択の成分は、その他の点では、製品安定性、審美性、又は性能を過度に損なってはならない。任意選択の成分の個々の濃度は、一般に、シャンプー組成物の約0.001重量%~約10重量%の範囲であり得る。
ヘアケア組成物は、約0重量%~約10重量%、約0.1重量%~約8重量%、約0.1重量%~約5重量%、約0.1重量%~約4重量%、約0.1重量%~約3重量%、約0.1重量%~約2重量%、約0.1重量%~約1.5重量%、及び/又は約0.1重量%~約1.2重量%の1つ以上のシリコーンポリマーを含み得る。シリコーンポリマーは、水性プレエマルションとしてヘアケア組成物に添加され得る。シリコーンプレエマルションは、1つ以上のシリコーンポリマー及び乳化系を含み得る。シリコーンプレエマルション中のシリコーンポリマー含有量は、約10重量%~約70重量%、又は約15重量%~約60重量%、又は約18重量%~約50重量%であり得る。
(a)以下の式(V)に対応する少なくとも1つのアミノシリコーンを含み得、
R’aG3-a-Si(OSiG2)n-(OSiGbR’2-b)m-O-SiG3-a-R’a (I)
式中、
Gは、水素原子、フェニル基、OH基、及びC1~C8アルキル基、例えばメチルから選択され、
aは、0~3の範囲の整数であり、一実施形態では、aは0であり、
bは、0及び1から選択され、一実施形態では、bは1であり、
m及びnは、合計(n+m)が、例えば50~150などの、例えば1~2000の範囲となり得るような数であり、nは、例えば49~149などの、例えば0~1999の範囲の数から選択され得、mは、例えば1~10などの、例えば1~2000の範囲の数から選択され得る。
R’は、式-CqH2qLの一価基であり、式中、qは、2~8の数であり、Lは、任意選択的に四級化された、以下の群から選択されるアミン基であり、
-NR’’-CH2-CH2-N’(R1)2、
-N(R’’)2、
-N+(R’’)3A-、
-N+H(R’’)2A-、
-N+H2(R’’)A-、及び
-N(R’’)-CH2-CH2-N+R’’H2A-、
式中、R’’は、水素原子、フェニル基、ベンジル基、及び、例えば、1~20個の炭素原子を含むアルキル基などの飽和一価炭化水素系基から選択され得、A-は、例えば、フッ化物、塩化物、臭化物、及びヨウ化物などのハロゲン化物イオンから選択される。
(b)以下の式(VII)のペンダント四級アンモニウムシリコーンが挙げられ、
R5は、1~18個の炭素原子を含む一価炭化水素系基、例えばC1~C18アルキル基及びC2~C18アルケニル基、例えばメチルから選択され、
R6は、二価炭化水素系基、例えば、二価C1~C18アルキレン基及び二価C1~C18アルキレンオキシ基、例えばC1~C8アルキレンオキシ基から選択され、当該R6は、SiC結合によってSiに結合され、
Q-は、例えば、ハロゲン化物イオン、例えば塩化物、及び有機酸塩(例えば酢酸塩)から選択され得るアニオンであり、
rは、2~20、例えば2~8の範囲の平均統計値であり、
sは、20~200、例えば20~50の範囲の平均統計値である。
c)以下の式(VIIb)の四級アンモニウムシリコーンが挙げられ、
基R7は、同一であっても異なっていてもよく、各々が1~18個の炭素原子を含む一価炭化水素系基、例えばC1~C18アルキル基、例えばメチル、C2~C18アルケニル基、及び5又は6個の炭素原子を含む環から選択され、
R6は、二価炭化水素系基、例えば二価C1~C18アルキレン基及び二価C1~C18アルキレンオキシ、例えばC1~C8、SiC結合によってSiと連結する基から選択され、
R8は、同一であっても異なっていてもよく、水素原子、1~18個の炭素原子を含む一価炭化水素系基、具体的にはC1~C18アルキル基、C2~C18アルケニル基、又は基-R6-NHCOR7を表し、
X-は、ハロゲン化物イオン、具体的には塩化物、又は有機酸塩(酢酸塩など)などのアニオンであり、
rは、2~200、具体的には5~100の平均統計値を表す。
d)四級アンモニウム及びポリアルキレンオキシドシリコーンが挙げられ、
四級窒素基は、ポリシロキサン骨格中、末端、又は両方に位置する。
*は、構造単位(I)、(II)、若しくは(III)のうち1つへの結合を示すか、又は、末端基B(Si結合)若しくはD(O結合)を示し、
Bは、-OH、-O-Si(CH3)3、-O-Si(CH3)2OH、-O-Si(CH3)2OCH3基を示し、
Dは、-H、-Si(CH3)3、-Si(CH3)2OH、-Si(CH3)2OCH3基を示し、
a、b、及びcは、0~1000の整数を示すが、但しa+b+c>0であり、
m、n、及びoは、1~1000の整数を示す。
Dow Corning社によって提供されるものである、流体:2-8566、AP 6087、AP 6088、DC 8040流体、流体8822A DC、DC 8803&8813ポリマー、7-6030、AP-8104、AP 8201、エマルション:CE-8170AFマイクロエマルション、2-8177、2-8194マイクロエマルション、9224エマルション、DC1872エマルション、939、949、959、DC 5-7113Quatマイクロエマルション、DC 5-7070エマルション、DC CE-8810、CE 8401エマルション、CE 1619、Dow Corning Toray SS-3551、Dow Corning Toray SS-3552、
Wacker社によって提供されるものである、Wacker Belsil ADM652、ADM 656、1100、1600、1650(流体)ADM 6060(直鎖状アモジメチコン)エマルション、ADM 6057 E(分岐状アモジメチコン)エマルション、ADM 8020 VP(マイクロエマルション)、SLM28040(マイクロエマルション)、DM5500エマルション、
Momentive社によって提供されるものである、Silsoft 331、SF1708、SME 253&254(エマルション)、SM2125(エマルション)、SM 2658(エマルション)、Silsoft Q(エマルション)
Shin-Etsu社によって提供されるものである、KF-889、KF-867S、KF-8004、X-52-2265(エマルション)、
Siltech Silicones社によって提供されるものである、Siltech E-2145、E-Siltech 2145-35、
Evonik Industries社によって提供されるものである、Abil T Quat 60th
R16C6H4SO3H(I)
R16C6H4O(C2H4O)mSO3H(II)
R16SO3H(III)
R16O(C2H4O)mSO3H(IV)
式中、R16は異なってもよく、少なくとも6個の炭素原子を有する一価炭化水素ラジカルである。R16の非限定的な例としては、ヘキシル、オクチル、デシル、ドデシル、セチル、ステアリル、ミリスチル、及びオレイルが挙げられる。「m」は、1~25の整数である。例示的なアニオン性界面活性剤としては、オクチルベンゼンスルホン酸、ドデシルベンゼンスルホン酸、セチルベンゼンスルホン酸、α-オクチルスルホン酸、α-ドデシルスルホン酸、α-セチルスルホン酸、ポリオキシエチレンオクチルベンゼンスルホン酸、ポリオキシエチレンドデシルベンゼンスルホン酸、ポリオキシエチレンセチルベンゼンスルホン酸、ポリオキシエチレンオクチルスルホン酸、ポリオキシエチレンドデシルスルホン酸、及びポリオキシエチレンセチルスルホン酸が挙げられるが、これらに限定されない。一般に、1~15%のアニオン性界面活性剤がエマルションプロセスに使用される。例えば、3~10%のアニオン性界面活性剤を使用して、最善の結果を得ることができる。シリコーンエマルションは、アニオン性界面活性剤とともに、追加の乳化剤を更に含んでもよく、それにより、乳化及び重合の温度が制御されるとともに、簡単でより迅速な5つの方式でエマルションの作製が促進される。10~19の親水性親油性バランス(hydrophilic lipophilic balance、HLB)値を有する非イオン性乳化剤が好適であり、ポリオキシアルキレンアルキルエーテル、ポリオキシアルキレンアルキルフェニルエーテル、及びポリオキシアルキレンソルビタンエステルが挙げられる。10~19のHLB値を有するいくつかの有用な乳化剤としては、ポリエチレングリコールオクチルエーテル、ポリエチレングリコールラウリルエーテル、ポリエチレングリコールトリデシルエーテル、ポリエチレングリコールセチルエーテル、ポリエチレングリコールステアリルエーテル、ポリエチレングリコールノニルフェニルエーテル、ポリエチレングリコールドデシルフェニルエーテル、ポリエチレングリコールセチルフェニルエーテル、ポリエチレングリコールステアリルフェニルエーテル、ポリエチレングリコールソルビタンモノステアレート、及びポリエチレングリコールソルビタンモノオレエートが挙げられるが、これらに限定されない。
本明細書に記載のヘアケア組成物のコンディショニング剤はまた、単独で、又は上述のシリコーンなどの他のコンディショニング剤と組み合わせるかのいずれかで、少なくとも1つの有機コンディショニング剤を含み得る。有機コンディショニング剤の非限定的な例について以下に説明する。
ヘアケア組成物でコンディショニング剤として使用するために好適な有機コンディショニング剤としては、少なくとも約10個の炭素原子を有する炭化水素油、例えば、環状炭化水素、直鎖状脂肪族炭化水素(飽和又は不飽和)、及び分岐鎖状脂肪族炭化水素(飽和又は不飽和)(これらのポリマー及びこれらの混合物を含む)が挙げられるが、これらに限定されない。直鎖状炭化水素油は、約C12~約C19であり得る。炭化水素ポリマーを含む分岐鎖状炭化水素油は、典型的には、19個超の炭素原子を含有する。
本明細書に記載のヘアケア組成物で使用するための有機コンディショニングオイルとしては、液体ポリ-α-オレフィン及び/又は水素化液体ポリ-α-オレフィンを含む、液体ポリオレフィンも挙げられる。本明細書で使用するためのポリオレフィンは、C4~約C14、代替的に約C6~約C12のオレフィン系モノマーを重合させることによって調製される。
本明細書に記載のヘアケア組成物でコンディショニング剤として使用するために好適な他の有機コンディショニング剤としては、少なくとも10個の炭素原子を有する脂肪酸エステルが挙げられる。これら脂肪酸エステルとしては、脂肪酸又はアルコールに由来するヒドロカルビル鎖を有するエステルが挙げられる。本明細書における脂肪酸エステルのヒドロカルビルラジカルは、アミド及びアルコキシ部分(例えば、エトキシ又はエーテル結合など)など、他の相溶性官能基を含み得るか、又はそれに共有結合し得る。不飽和グリセリルエステルから調製される他のオリゴマー又はポリマーのエステルも、コンディショニング材料として使用することができる。
有機コンディショニング剤として毛髪にコンディショニングをもたらすために好適なフッ素化化合物としては、ペルフルオロポリエーテル、ペルフルオロ化オレフィン、前述のシリコーン流体に類似する流体又はエラストマー形態であり得るフッ素系特殊ポリマー、及びペルフルオロ化ジメチコンが挙げられる。
本明細書に記載のヘアケア組成物で使用するために好適な他の有機コンディショニングオイルとしては、少なくとも約10個の炭素原子、約10~約22個の炭素原子、及び代替的に約12~約16個の炭素原子を有する脂肪族アルコールが挙げられるが、これらに限定されない。
本明細書に記載のヘアケア組成物で使用するのに好適な有機コンディショニングオイルとしては、アルキルグルコシド及びアルキルグルコシド誘導体が挙げられるが、これらに限定されない。好適なアルキルグルコシド及びアルキルグルコシド誘導体の非限定的な具体例としては、Amercholから市販されているGlucam E-10、Glucam E-20、Glucam P-10、及びGlucquat 125が挙げられる。
コンディショニング剤として本明細書において有用な追加の化合物としては、CTFA名称がPEG-200、PEG-400、PEG-600、PEG-1000、PEG-2M、PEG-7M、PEG-14M、PEG-45Mであるもの、及びこれらの混合物などの、最大約2,000,000の分子量を有するポリエチレングリコール及びポリプロピレングリコールが挙げられる。
様々なアニオン性及び非イオン性乳化剤をヘアケア組成物に使用することができる。アニオン性及び非イオン性乳化剤は、本質的にモノマー又はポリマーのいずれかであり得る。モノマーの例としては、アルキルエトキシレート、アルキルサルフェート、石鹸、及び脂肪酸エステル、並びにそれらの誘導体が実例として挙げられるが、これらに限定されない。ポリマーの例としては、ポリアクリレート、ポリエチレングリコール、及びブロックコポリマー、並びにそれらの誘導体が実例として挙げられるが、これらに限定されない。ラノリン、レシチン、及びリグニンなどの天然に産出される乳化剤、並びにそれらの誘導体も、有用な乳化剤の非限定的な例である。
シャンプー組成物はまた、フケ防止剤も含有し得る。好適なフケ防止剤としては、ピリジンチオン塩、アゾール、硫化セレン、微粒子状硫黄、及びこれらの混合物が挙げられ得る。そのようなフケ防止微粒子は、組成物の必須成分と物理的かつ化学的に相溶性である必要があり、製品安定性、審美性、又は性能を過度に損なってはならない。シャンプー組成物は、フケ防止活性物質の付着を強化するためにカチオン性ポリマーを含み得る。
フケ防止剤は、1-ヒドロキシ-2-ピリジンチオン塩などのピリジンチオン微粒子であり得る。ピリジンチオンフケ防止微粒子の濃度は、組成物の約0.1重量%~約4重量%、約0.1重量%~約3重量%、及び約0.3重量%~約2重量%の範囲であり得る。好適なピリジンチオン塩としては、亜鉛、スズ、カドミウム、マグネシウム、アルミニウム、及びジルコニウムなどの重金属から形成されるものが挙げられ、具体的には、血小板粒子形態である1-ヒドロキシ-2-ピリジンチオン(「亜鉛ピリジンチオン」又は「ZPT」として知られる)、1-ヒドロキシ-2-ピリジンチオン塩の亜鉛塩が好適であり、その粒子は、最大約20μ、最大約5μ最大約2.5μの平均サイズを有する。ナトリウムなどの他のカチオンから形成される塩も好適であり得る。ピリジンチオンフケ防止剤は、米国特許第2,809,971号、同第3,236,733号、同第3,753,196号、同第3,761,418号、同第4,345,080号、同第4,323,683号、同第4,379,753号、及び同第4,470,982号に更に記載されており、これらの各々は、参照により本明細書に組み込まれる。ZPTをフケ防止微粒子として使用したとき、毛髪の成長又は再成長が、刺激若しくは調節され得るか、又はその両方であること、あるいは脱毛が、低減又は阻止され得ること、あるいは毛髪がより濃く又はより豊かに見え得ることが想到される。
ピリチオンの多価金属塩から選択されるフケ防止活性物質に加えて、シャンプー組成物は、金属ピリチオン塩活性物質に加えて、1つ以上の抗真菌又は抗菌活性物質を更に含み得る。好適な抗菌活性物質としては、コールタール、硫黄、ウィットフィールド軟膏、カステラーニ塗布剤、塩化アルミニウム、ゲンチアナバイオレット、オクトピロックス(ピロクトンオラミン)、シクロピロックスオラミン、ウンデシレン酸及びその金属塩、過マンガン酸カリウム、硫化セレン、チオ硫酸ナトリウム、プロピレングリコール、ビターオレンジオイル、尿素調製物、グリセオフルビン、8-ヒドロキシキノリンシロキノール、チオベンダゾール、チオカルバメート、ハロプロジン、ポリエン、ヒドロキシピリドン、モルホリン、ベンジルアミン、アリルアミン(テルビナフィンなど)、ティーツリー油、クローブリーフ油、コリアンダー、パルマローザ、ベルベリン、タイムレッド、桂皮油、桂皮アルデヒド、シトロネル酸、ヒノキチオール、イクチオールペール、Sensiva SC-50、Elestab HP-100、アゼライン酸、リチカーゼ、ヨードプロピニルブチルカルバメート(iodopropynyl butylcarbamate、IPBC)、オクチルイソチアザリノンなどのイソチアザリノン及びアゾール、並びにこれらの組み合わせが挙げられる。好適な抗菌剤としては、イトラコナゾール、ケトコナゾール、硫化セレン、及びコールタールが挙げられる。
好適な抗菌剤は、クリムバゾール、ケトコナゾール、イトラコナゾール、エコナゾール、及びエルビオールなどのアゾール;ピロクトンオラミン、シクロピロックス、リロピロックス、及びMEA-ヒドロキシオクチルオキシピリジノンなどのヒドロキシピリドン;サリチル酸及び他のヒドロキシ酸などの角質溶解剤;アゾキシストロビンなどのストロビルリン、並びに1,10-フェナントロリンなどの金属キレート剤からなる群から選択される1つの材料又は混合物であり得る。アゾール抗菌剤の例としては、ベンズイミダゾールなどのイミダゾール、ベンゾチアゾール、ビフォナゾール、硝酸ブタコナゾール、クリムバゾール、クロトリマゾール、クロコナゾール、エベルコナゾール、エコナゾール、エルビオール、フェンチコナゾール、フルコナゾール、フルチマゾール、イソコナゾール、ケトコナゾール、ラノコナゾール、メトロニダゾール、ミコナゾール、ネチコナゾール、オモコナゾール、硝酸オキシコナゾール、セルタコナゾール、硝酸サルコナゾール、チオコナゾール、チアゾール、並びにテルコナゾールなどのトリアゾール、及びイトラコナゾール、並びにこれらの組み合わせが挙げられ得る。シャンプー組成物中に存在する場合、可溶性抗菌活性物質は、組成物の約0.01重量%~約5重量%、約0.5重量%~約6重量%、約0.1重量%~約3重量%、約0.1重量%~約9重量%、約0.1重量%~約1.5重量%、約0.1重量%~約2重量%、及び更に約0.3重量%~約2重量%の量で含まれ得る。
硫化セレンは、組成物の約0.1重量%~約4重量%、約0.3重量%~約2.5重量%、及び約0.5重量%~約1.5重量%の濃度で含まれる場合に、抗菌組成物として使用するために好適な微粒子状フケ防止剤である。硫化セレンは、一般に、セレン1モル及び硫黄2モルを有する化合物と考えられるが、一般式SexSy(式中、x+y=8)に適合する環状構造であってもよい。硫化セレンの平均粒径は、典型的には、前方レーザー光散乱デバイス(例えば、Malvern 3600機器)によって測定した場合に、15μm未満、10μm未満である。硫化セレン化合物は、例えば、米国特許第2,694,668号、同第3,152,046号、同第4,089,945、及び同第4,885,107に記載されており、これらの各々は、参照により本明細書に組み込まれる。
硫黄は、微粒子状抗菌剤/フケ防止剤としても使用され得る。微粒子状硫黄の有効濃度は、典型的には、組成物の約1重量%~約4重量%、代替的に約2重量%~約4重量%である。
サリチル酸などの角質溶解剤もまた、本明細書に記載のシャンプー組成物に含まれ得る。
追加の抗菌活性物質としては、メラレウカ(ティーツリー)、ウィンターグリーン(チェッカーベリーリーフなど)、及び炭の抽出物が挙げられ得る。理解され得るように、シャンプー組成物はまた、抗菌活性物質の組み合わせも含み得る。好適な組み合わせとしては、オクトピロックスと亜鉛ピリチオンとの組み合わせ、パインタールと硫黄との組み合わせ、サリチル酸と亜鉛ピリチオンとの組み合わせ、オクトピロックスとクリムバゾールとの組み合わせ、及びサリチル酸とオクトピロックスとの組み合わせ、並びにこれらの混合物が挙げられ得る。
シャンプー組成物はまた、水分蒸発速度を低下させるために保湿剤も含み得る。好適な保湿剤としては、多価アルコール、水溶性アルコキシル化非イオン性ポリマー、及びこれらの混合物が挙げられ得る。保湿剤は、含まれるとき、組成物の約0.1重量%~約20重量%及び約0.5重量%~約5重量%のレベルで使用することができる。
理解され得るように、シャンプー組成物はまた更なる任意選択の成分を含み得る。例えば、アミノ酸が含まれ得る。好適なアミノ酸としては、例えば、ビタミンB1、B2、B6、B12、C、パントテン酸、パントテニルエチルエーテル、パンテノール、ビオチン、及びこれらの誘導体などの水溶性ビタミン、アスパラギン、アラニン、インドール、グルタミン酸及びそれらの塩などの水溶性アミノ酸、ビタミンA、D、E及びそれらの誘導体などの水不溶性ビタミン、チロシン、トリプタミン及びそれらの塩などの水不溶性アミノ酸が挙げられ得る。
本明細書に記載のシャンプー組成物は、毛髪又は皮膚を洗浄及びコンディショニングするために従来の方式で使用することができる。一般に、毛髪又は皮膚を処置する方法は、シャンプー組成物を毛髪又は皮膚に塗布することを含み得る。例えば、水で濡らした毛髪又は皮膚に有効量のシャンプー組成物を塗布することができ、次いで、組成物を洗い流すことができる。有効量は、一般に、約1g~約50g、及び約1g~約20gの範囲であり得る。毛髪に対する塗布は、典型的には、毛髪の大部分又は全てが組成物と接触するように毛髪に組成物を行き渡らせることを含む。
A.コーン/プレート粘度測定
実施例の粘度を、Brookfield Engineering Laboratories,Stoughton,MA製のCone/Plate Controlled Stress Brookfield Rheometer R/S Plusで測定した。使用したコーン(Spindle C-75-1)は、75mmの直径及び1°の角度を有する。粘度は、一定の剪断速度2s-1及び温度26.5℃で定常状態の流動実験を使用して判定する。試料サイズは2.5mlであり、全測定読み取り時間は3分である。
まず、Mettler Toledo Seven Compact pHメータを較正する。これは、pHメータをオンにし、30秒間待機することによって行う。次いで、電極を保存溶液から取り出し、電極を蒸留水ですすぎ、Kimwipe(登録商標)などの科学用洗浄ワイプで電極を慎重に拭き取る。電極をpH4のバッファに浸漬し、較正ボタンを押す。pHアイコンの点滅が停止するまで待ち、2回目の較正ボタンを押す。電極を蒸留水ですすぎ、電極を科学用洗浄ワイプで慎重に拭き取る。次いで、電極をpH7のバッファに浸漬し、2回目の較正ボタンを押す。pHアイコンの点滅が停止するまで待ち、3回目の較正ボタンを押す。電極を蒸留水ですすぎ、電極を科学用洗浄ワイプで慎重に拭き取る。次いで、電極をpH10のバッファに浸漬し、3回目の較正ボタンを押す。pHアイコンの点滅が停止するまで待ち、測定ボタンを押す。電極を蒸留水ですすぎ、科学用洗浄ワイプで慎重に拭き取る。
バッチ完了後、最初にバッチを保存容器に移す。第二に、ガラスバイアル内にバッチをサンプリングする。第三に、試料を目視検査する。背景が明確に見られる場合、外観を透明として記録する。背景が見られるが、歪んでいるか又は濁っている場合、半透明として記録する。背景が見られない場合、不透明として記録する。
バッチ完了後、最初にバッチを保存容器に移す。第二に、ガラスバイアル内にバッチをサンプリングする。第三に、試料を目視検査する。試料が均質である場合、単相として記録する。試料が2つ以上の別個の相を有する場合、存在する相の数を含む相分離として記録する。別個の相は、視覚的に異なる(濁り、色、テクスチャの変化)。これらの別個の相は、底部に沈降するか、上部にあるか、又は懸濁される。
この方法は、ヘアスイッチに対するシャンプー組成物の性能を評価する方法を説明する。最初に、毛髪を15秒間濡らす。第二に、シャンプーをヘアスイッチに塗布し、毛髪1グラム当たり0.1gのシャンプーである。次いで、洗浄全体を通して、ヘアスイッチに対するシャンプー性能の異なる属性を評価する。30秒間、ヘアスイッチの上下に両手を動かす。この30秒間に、以下を評価する。
1.)泡立ち速度-急速に泡立ちを発生させる方法に関する評価(スケール:0=遅い~10=速い)
2.)泡立ち量-発生する泡立ちの量に関する目視評価(スケール:0=少~10=多)
最初に、水から開始して、所望の温度37.5~38Cに到達させる。次に、パフを膨らませて水で濡らす。パフの上部に円を描くようにシャンプーを塗布する。次いで、泡立った生成物を含むパフをビーカーの上に移動させる。次に、パフを前方向に半回転して10回絞る。繰り返し、後方向に半回転して10回絞る。最後に、パフを絞って、残りの全ての泡を除去する。ビーカー内で発生した泡立ちの量を測定する。
1,000mlのメスシリンダ中に100mlの水を得る。次いで、0.5gのシャンプーを添加する。メスシリンダは、回転装置上にある。シリンダを18秒当たり約10回転の速度で完全に25回転させて、泡立ちを作り出し、水平な垂直位置で停止させる。タイマーを設定して、15秒で排水させる。15秒後、泡立ち高さを10mlマーク単位で記録することによって、泡立ち体積を測定する(その上部に泡が浮いている、底部に排出された任意の水を含む)。
KRUSS Dynamic Foam Analyzerを使用して、泡立ちを評価する。シャンプー及び水をデバイスに、1(シャンプー):9(水)の希釈で添加する。チャンバを通る空気は、泡立ちを発生させる。泡立ち速度、泡立ち体積、及び気泡サイズを記録する。
以下の実施例に示されたシャンプー組成物は、本明細書に記載のシャンプー組成物の具体的な実施形態を説明するものであるが、これらに限定することを意図するものではない。当業者によって、本発明の趣旨及び範囲から逸脱することなく他の修正を行うことができる。シャンプー組成物のこれらの例示された実施形態は、刺激の強い硫酸塩系界面活性剤を使用せずに、好適な洗浄利益を毛髪に提供する。
1.BASF(登録商標)から入手可能なデシルグルコシド、Plantacare 2000
2.BASF(登録商標)から入手可能なデシルグルコシド、Plantaren 2000
3.Sensient(登録商標)から入手可能なカメリアシネンシス、Natpure Xtra Green Tea OP 30
4.Ashland(登録商標)から入手可能なグアーヒドロキシプロピルトリモニウムクロリド、N-Hance 3196
5.BASF(登録商標)から入手可能なグアーヒドロキシプロピルトリモニウムクロリド、Dehyquart Guar HP
6.Solvay(登録商標)から入手可能なグアーヒドロキシプロピルトリモニウムクロリド、Jaguar Excel
7.Kalama(登録商標)から入手可能な安息香酸ナトリウム
8.Archer Daniels Midland(登録商標)から入手可能なクエン酸
9.CP Kelco(登録商標)から入手可能なキサンタンガム、Keltrol LAX-T
10.Alban Muller(登録商標)から入手可能なスクレロチウムガム、Amigum ER
11.Solvay(登録商標)から入手可能なグアーヒドロキシプロピルトリモニウムクロリド、Jaguar C500
12.Solvay(登録商標)から入手可能なグアーヒドロキシプロピルトリモニウムクロリド、Jaguar Optima
13.Lubrizol(登録商標)から入手可能なポリクオタニウム7、Merquat
Claims (14)
- シャンプー組成物であって、
a)8重量%~35重量%のデシルグルコシドと、
b)800,000/mol~5,000,000g/molの重量平均分子量及び0.1meg/g~2.5meg/gの電荷密度を有する、0.4重量%~1.2重量%のカチオン性グアーと、を含み、
c)前記シャンプー組成物は、アニオン性界面活性剤を含まず、
前記シャンプー組成物は、300cps~8,000cpsの粘度を有する、シャンプー組成物。 - 8重量%~30重量%の前記デシルグルコシドを含む、請求項1に記載のシャンプー組成物。
- 8重量%~25重量%の前記デシルグルコシドを含む、請求項1又は2に記載のシャンプー組成物。
- 前記組成物が、ラウリルグルコシド、オクチルグルコシド、カプリリルグルコシド、カプリリル/カプリルグルコシド、ウンデシルグルコシド、ココグルコシド、ミリスチルグルコシド、ヘキサデシルグルコシド、オクタデシルグルコシド、アラキジルグルコシド、セチルグルコシド、セテアリルグルコシド、イソステアリルグルコシド、及びこれらの混合物からなる群から選択されるポリグルコシドを更に含む、請求項1~3のいずれか一項に記載のシャンプー組成物。
- 前記カチオン性グアーが、800,000g/mol~3,000,000g/molの重量平均分子量を有する、請求項1~5のいずれか一項に記載のシャンプー組成物。
- 前記カチオン性グアーが、900,000g/mol~3,000,000g/molの重量平均分子量を有する、請求項1~6のいずれか一項に記載のシャンプー組成物。
- 前記カチオン性グアーが、800,000g/mol~2,500,000g/molの重量平均分子量を有する、請求項1~7のいずれか一項に記載のシャンプー組成物。
- 前記カチオン性グアーが、900,000g/mol~2,500,000g/molの重量平均分子量を有する、請求項1~8のいずれか一項に記載のシャンプー組成物。
- 前記カチオン性グアーの前記電荷密度が、0.3meq/g~1.9meg/gである、請求項1~9のいずれか一項に記載のシャンプー組成物。
- 前記カチオン性グアーの前記電荷密度が、0.4meq/g~1.8meg/gである、請求項1~10のいずれか一項に記載のシャンプー組成物。
- 前記組成物が、茶抽出物、ブドウ種子抽出物、サフラワー油、ホホバ油、アルガン油、及びこれらの組み合わせからなる群から選択される材料を更に含む、請求項1~11のいずれか一項に記載のシャンプー組成物。
- 前記カチオン性グアーが、グアーヒドロキシルプロピルトリモニウムクロリドである、請求項1~12のいずれか一項に記載のシャンプー組成物。
- 前記組成物が、アゾール、クリムバゾール、ケトコナゾール、イトラコナゾール、エコナゾール、エルビオール、ヒドロキシピリドン、ピロクトンオラミン、シクロピロックス、リロピロックス、MEA-ヒドロキシオクチルオキシピリジノン、サリチル酸、ヒドロキシ酸、ストロビルリン、アゾキシストロビン、1,10-フェナントロリン、及びこれらの組み合わせからなる群から選択される抗菌剤を更に含む、請求項1~13のいずれか一項に記載のシャンプー組成物。
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