JP7584990B2 - 含フッ素環状化合物の製造方法 - Google Patents
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FSO2CFXCF2OCF(CF2Y)COF (1)
(式中、Xは、フッ素原子、塩素原子、又はトリフルオロメチル基であり;Yは、フッ素原子、塩素原子、臭素原子、又はヨウ素原子である。)
で表される含フッ素カルボン酸フッ化物(1)(以下、「化合物(1)」ともいう。)より、
下記一般式(4):
で表される含フッ素環状化合物(4)(以下、「化合物(4)」ともいう。)を製造できることが知られている(特許文献1、非特許文献1)。
[1]
下記一般式(4):
で表される含フッ素環状化合物(4)の製造方法であり、
下記一般式(1):
FSO2CFXCF2OCF(CF2Y)COF (1)
(式中、Xは、フッ素原子、塩素原子、又はトリフルオロメチル基であり;Yは、フッ素原子、塩素原子、臭素原子、又はヨウ素原子である。)
で表される含フッ素カルボン酸フッ化物(1)と、
下記一般式(2):
M2CO3 (2)
(式中、Mは、K、Rb、又はCsである。)
で表されるアルカリ金属炭酸塩(2)とを、
下記一般式(3):
R1(OR2)pOR3 (3)
(式中、R1、R2、R3は、それぞれ同一でも異なっていてもよく、置換又は無置換のいずれでもよい脂肪族炭化水素基又は芳香族炭化水素基であり、炭素数は1~10であり;pは、2~10の整数である。)
で表されるエーテル系化合物(3)の存在下で反応させることを含み、
前記化合物(1)の物質量(α)に対する前記化合物(2)の物質量(β)の比率(β/α)が、2を超えており、
前記化合物(1)の質量(γ)に対する前記化合物(3)の質量(δ)の比率(δ/γ)が、0.55を超えている
ことを特徴とする、製造方法。
[2]
前記エーテル系化合物(3)が、ジエチレングリコールジメチルエーテル、ジエチレングリコールジエチルエーテル、ジエチレングリコールイソプロピルメチルエーテル、ジエチレングリコールブチルメチルエーテル、トリエチレングリコールジメチルエーテル、トリエチレングリコールブチルメチルエーテル、テトラエチレングリコールジメチルエーテル、及びジプロピレングリコールジメチルエーテルからなる群より選ばれる少なくとも1種である、[1]に記載の製造方法。
下記一般式(4):
で表される含フッ素環状化合物(4)の製造方法であり、
下記一般式(1):
FSO2CFXCF2OCF(CF2Y)COF (1)
(式中、Xは、フッ素原子、塩素原子、又はトリフルオロメチル基であり;Yは、フッ素原子、塩素原子、臭素原子、又はヨウ素原子である。)
で表される含フッ素カルボン酸フッ化物(1)と、
下記一般式(2):
M2CO3 (2)
(式中、Mは、K、Rb、又はCsである。)
で表されるアルカリ金属炭酸塩(2)とを、
下記一般式(3):
R1(OR2)pOR3 (3)
(式中、R1、R2、R3は、それぞれ同一でも異なっていてもよく、置換又は無置換のいずれでもよい脂肪族炭化水素基又は芳香族炭化水素基であり、炭素数は1~10であり;pは、2~10の整数である。)
で表されるエーテル系化合物(3)の存在下で反応させることを含み、
前記化合物(1)の物質量(α)に対する前記化合物(2)の物質量(β)の比率(β/α)が、2を超えており、
前記化合物(1)の質量(γ)に対する前記化合物(3)の質量(δ)の比率(δ/γ)が、0.55を超えていることを特徴とする。
含フッ素カルボン酸フッ化物(1)は、下記一般式(1):
FSO2CFXCF2OCF(CF2Y)COF (1)
(式中、Xは、フッ素原子、塩素原子、又はトリフルオロメチル基であり;Yは、フッ素原子、塩素原子、臭素原子、又はヨウ素原子である。)
で表される。
化合物(1)は、1種単独であっても、複数種を組み合わせて用いてもよい。
Yとしては、入手又は製造が容易であり、経済性に優れる傾向にあることから、フッ素原子又は塩素原子が好ましく、同様の観点からフッ素原子がより好ましい。
XとYの組み合わせとしては、いずれもフッ素原子(X=F、Y=F)であることが、特に好ましい。
アルカリ金属炭酸塩(2)は、下記一般式(2):
M2CO3 (2)
(式中、Mは、K、Rb、又はCsである。)
で表される。
化合物(2)は、1種単独であっても、複数種を組み合わせて用いてもよい。
化合物(2)の含水量を低減させる方法としては、一般的に利用できる方法であれば特に限定されないが、加熱する方法、真空下で加熱する方法、乾燥ガス流通下で加熱する方法などが挙げられる。
加熱する温度は、化合物(2)の含水量を低減できる温度であれば特に限定されないが、化合物(2)の分解を抑制できる傾向にあることから、600℃以下であることが好ましい。過剰な加熱を抑制し、より経済性に優れる傾向にあることから、300℃以下であることがより好ましく、同様の観点から250℃以下であることがさらに好ましく、200℃以下であることが特に好ましい。また、含水量の低減が促進する傾向にあることから、100℃以上であることが好ましく、120℃以上であることがより好ましく、150℃以上であることがさらに好ましい。
乾燥ガスとしては、一般的に用いられる乾燥ガスであれば特に限定されず、乾燥空気、乾燥窒素などが挙げられる。
エーテル系化合物(3)は、下記一般式(3):
R1(OR2)pOR3 (3)
(式中、R1、R2、R3は、それぞれ同一でも異なっていてもよく、置換又は無置換のいずれでもよい脂肪族炭化水素基又は芳香族炭化水素基であり、炭素数は1~10であり;pは、2~10の整数である。)で表される。
化合物(3)は、1種単独であっても、複数種を組み合わせて用いてもよい。
置換基としては、特に限定されないが、例えば、フッ素原子、塩素原子、臭素原子等のハロゲン原子、ニトリル基(-CN)、エーテル基(-O-)、カーボネート基(-OCO2-)、エステル基(-CO2-)、カルボニル基(-CO-)、スルフィド基(-S-)、スルホキシド基(-SO-)、スルホン基(-SO2-)、及びウレタン基(-NHCO2-)等が挙げられる。
R1、R2、R3としては、化合物(1)と化合物(2)との反応性を高める観点から、置換又は無置換のいずれでもよい脂肪族炭化水素基が好ましい。入手が容易であり、経済性に優れる傾向にあることから、無置換の脂肪族炭化水素基がより好ましい。
化合物(1)と化合物(2)との反応性が高まる傾向にあることから、R1、R3の炭素数は6以下であることが好ましく、同様の観点から4以下であることがより好ましい。入手が容易であり、経済性に優れる傾向にあることから、R1、R3の炭素数は2以下であることがさらに好ましい。同様の観点から、R1、R3の炭素数は1であることが特に好ましい。
化合物(2)の安定性が高まる傾向にあることから、R2の炭素数は2以上であることが好ましい。化合物(1)と化合物(2)の反応性が高まる傾向にあることから、R2の炭素数は6以下であることが好ましく、同様の観点から4以下であることがより好ましい。入手が容易であり、経済性に優れる傾向にあることから、R2の炭素数は3以下であることがさらに好ましい。化合物(1)と化合物(2)の反応性が高まる傾向にあり、経済性に優れる傾向にあることから、R2の炭素数は2であることが特に好ましい。
含水量が少ない化合物(3)は、購入することもできるし、化合物(3)の含水量を減少させる方法を利用することもできる。化合物(3)の含水量を減少させる方法としては、一般的に利用できる方法であれば特に限定されないが、例えば、脱水剤を利用する方法、蒸留する方法などが挙げられる。
脱水剤としては、一般的に用いられる脱水剤であれば特に限定されないが、水素化ナトリウム、硫酸マグネシウム、硫酸ナトリウム、硫酸カルシウム、塩化カルシウム、塩化亜鉛、酸化カルシウム、酸化マグネシウム、五酸化二リン、活性アルミナ、シリカゲル、及びモレキュラーシーブなどが挙げられる。脱水剤を用いた場合、化合物(1)と化合物(2)との反応に影響がなければ脱水剤を含んだ化合物(3)を利用してもよいし、ろ過などにより脱水剤を含まない化合物(3)を利用してもよい。
化合物(1)の物質量(α)に対する化合物(2)の物質量(β)の比率(β/α)は、含フッ素環状化合物(4)の収率がより高まる傾向にあることから、2を超える。同様の観点、及び化合物(1)と化合物(2)との反応性が高まる傾向にあることから、β/αが2.3以上であることが好ましく、β/αが2.5以上であることがより好ましい。
化合物(1)の質量(γ)に対する化合物(3)の質量(δ)の比率(δ/γ)は、含フッ素環状化合物(4)の収率がより高まる傾向にあることから、0.55を超える。同様の観点、及び化合物(1)と化合物(2)との反応性が高まる傾向にあることから、δ/γが0.8以上であることが好ましく、δ/γが1以上であることがより好ましい。
化合物(1)と化合物(2)との反応温度は、一般的に用いられる反応温度であれば特に限定されないが、化合物(1)と化合物(2)との反応性が高まる傾向にあることから、-40℃以上であることが好ましく、-20℃以上であることがより好ましい。同様の観点、及び工業的に温度調整する際の経済性に優れる傾向にあることから、0℃以上であることがさらに好ましい。
化合物(1)と化合物(2)との反応温度の上限は、特に限定されないが、化合物(1)の揮発を抑制できる傾向にあり、含フッ素環状化合物(4)の収率がより高まる傾向にあることから、160℃以下であることが好ましく、100℃以下がより好ましい。化合物(1)と化合物(2)との反応における副反応が抑制できる傾向にあることから、80℃以下であることがさらに好ましく、60℃以下であることが特に好ましい。
化合物(1)と化合物(2)の反応温度は、上記範囲であれば一定である必要はなく、途中で変化させてもよい。
化合物(1)と化合物(2)との反応圧力は、上記範囲であれば一定である必要はなく、途中で変化させてもよい。
反応雰囲気は、1種単独で用いてもよいし、複数種の反応雰囲気を組み合わせて用いてもよい。
実施例及び比較例で得られた生成物について、19F-NMRを用いて、下記測定条件にて分子構造解析を行った。
[測定条件]
測定装置:JNM-ECZ400S型核磁気共鳴装置(日本電子株式会社製)
観測核:19F
溶媒:重クロロホルム
基準物質:CFCl3(0.00ppm)
観測周波数:400MHz(1H)
パルス幅:6.5μ秒
待ち時間:2秒
積算回数:16回
国際公開第1998/43952号に記載の方法に従い、CF3CF(COF)OCF2CF2SO2Fを製造し、さらに蒸留精製することで、純度>99%のCF3CF(COF)OCF2CF2SO2Fを得た。
・炭酸カリウム(富士フィルム和光純薬株式会社製、試薬特級)
・炭酸ルビジウム(Aldrich社製、純度99%)
・炭酸セシウム(Aldrich社製、純度99%)
・ジエチレングリコールジメチルエーテル(東京化成工業株式会社製、乾燥したモレキュラーシーブ3A 1/16(富士フィルム和光純薬株式会社製)を加え、脱水し、モレキュラーシーブ3A 1/16を除去することにより調整した。)
・テトラエチレングリコールジメチルエーテル(東京化成工業株式会社製、乾燥したモレキュラーシーブ3A 1/16(富士フィルム和光純薬株式会社製)を加え、脱水し、モレキュラーシーブ3A 1/16を除去することにより調整した。)
・炭酸ナトリウム(富士フィルム和光純薬株式会社製、試薬特級)
・アセトン(富士フィルム和光純薬株式会社製、試薬特級)
・ベンゾトリフルオリド(東京化成工業株式会社製)
試験管(Radley Discovery Technologies社製、RP98059、RP98062)に、攪拌子と炭酸カリウム(1.00g、7.22mmol)を入れ、加熱冷却攪拌装置(東京理化器械株式会社製、PPM-5512型、冷却する際には外部より冷却水を循環させた)に設置し、真空下150℃で5時間乾燥させ、室温に戻し、窒素雰囲気とした。加熱冷却攪拌装置を20℃に設定し、試験管にテトラエチレングリコールジメチルエーテル(1.00g)を加え、攪拌した。続いてCF3CF(COF)OCF2CF2SO2F(1.00g、2.89mmol)を10分かけて滴下した。さらに4時間攪拌した後、分析のため、アセトン(4.00g)及びベンゾトリフルオリド(0.10g)を加え、攪拌した。得られた反応混合物を、ろ過し、ろ液を19F-NMRにて分析した。分析の結果、下記一般式(5)で表される含フッ素環状化合物(5)が生成していた(生成量:0.78g、生成物質量:2.78mmol、生成率:96.4%)。なお、分析においては、ベンゾトリフルオリドの質量、ベンゾトリフルオリドのCF3及び含フッ素環状化合物(5)のCF3の積分値より、含フッ素環状化合物(5)の生成量等を算出した。
また、本実施例では、β/αは2.5であり、γ/δは1.0であった。
炭酸カリウムの使用量を2.00g(14.45mmol)とし、CF3CF(COF)OCF2CF2SO2Fを10分かけて滴下した後の攪拌時間を2時間とした以外は、実施例1と同様の方法により含フッ素環状化合物(5)を製造した。分析の結果、含フッ素環状化合物(5)が生成していた(生成量:0.79g、生成物質量:2.82mmol、生成率:97.6%)。
また、本実施例では、β/αは5.0であり、γ/δは1.0であった。
テトラエチレングリコールジメチルエーテルの使用量を5.00gとし、CF3CF(COF)OCF2CF2SO2Fを10分かけて滴下した後の攪拌時間を2時間とした以外は、実施例1と同様の方法により含フッ素環状化合物(5)を製造した。分析の結果、含フッ素環状化合物(5)が生成していた(生成量:0.78g、生成物質量:2.80mmol、生成率:96.7%)。
また、本実施例では、β/αは2.5であり、γ/δは5.0であった。
加熱冷却攪拌装置の設定を0℃とし、CF3CF(COF)OCF2CF2SO2Fを10分かけて滴下した後の攪拌時間を16時間とした以外は、実施例1と同様の方法により含フッ素環状化合物(5)を製造した。分析の結果、含フッ素環状化合物(5)が生成していた(生成量:0.77g、生成物質量:2.75mmol、生成率:95.1%)。
また、本実施例では、β/αは2.5であり、γ/δは1.0であった。
加熱冷却攪拌装置の設定を60℃とし、CF3CF(COF)OCF2CF2SO2Fを10分かけて滴下した後の攪拌時間を1時間とした以外は、実施例1と同様の方法により含フッ素環状化合物(5)を製造した。分析の結果、含フッ素環状化合物(5)が生成していた(生成量:0.77g、生成物質量:2.73mmol、生成率:94.5%)。
また、本実施例では、β/αは2.5であり、γ/δは1.0であった。
炭酸カリウムに変えて、炭酸ルビジウム(1.67g、7.22mmol)を用い、加熱冷却攪拌装置の設定を0℃とし、CF3CF(COF)OCF2CF2SO2Fを10分かけて滴下した後の攪拌時間を10時間とした以外は、実施例1と同様の方法により含フッ素環状化合物(5)を製造した。分析の結果、含フッ素環状化合物(5)が生成していた(生成量:0.77g、生成物質量:2.76mmol、生成率:95.6%)。
また、本実施例では、β/αは2.5であり、γ/δは1.0であった。
炭酸カリウムに変えて、炭酸セシウム(2.35g、7.22mmol)を用い、加熱冷却攪拌装置の設定を0℃とし、CF3CF(COF)OCF2CF2SO2Fを10分かけて滴下した後の攪拌時間を10時間とした以外は、実施例1と同様の方法により含フッ素環状化合物(5)を製造した。分析の結果、含フッ素環状化合物(5)が生成していた(生成量:0.78g、生成物質量:2.77mmol、生成率:96.0%)。
また、本実施例では、β/αは2.5であり、γ/δは1.0であった。
テトラエチレングリコールジメチルエーテルに変えて、ジエチレングリコールジメチルエーテル(1.00g)を用いた以外は、実施例1と同様の方法により含フッ素環状化合物(5)を製造した。分析の結果、含フッ素環状化合物(5)が生成していた(生成量:0.78g、生成物質量:2.78mmol、生成率:96.1%)。
また、本実施例では、β/αは2.5であり、γ/δは1.0であった。
炭酸カリウムに変えて、炭酸ナトリウム(0.77g、7.22mmol)を用いた以外は、実施例1と同様の方法により含フッ素環状化合物を製造した。分析の結果、含フッ素環状化合物(5)が生成していた(生成量:0.07g、生成物質量:0.25mmol、生成率:8.6%)。
また、本実施例では、β/αは2.5であり、γ/δは1.0であった。
炭酸ナトリウムの使用量を1.53g(14.45mmol)とした以外は、比較例1と同様の方法により含フッ素環状化合物を製造した。分析の結果、含フッ素環状化合物(5)が生成していた(生成量:0.10g、生成物質量:0.36mmol、生成率:12.4%)。
また、本実施例では、β/αは5.0であり、γ/δは1.0であった。
テトラエチレングリコールジメチルエーテルの使用量を5.00gとした以外は、比較例1と同様の方法により含フッ素環状化合物を製造した。分析の結果、含フッ素環状化合物(5)が生成していた(生成量:0.13g、生成物質量:0.46mmol、生成率:16.1%)。
また、本実施例では、β/αは2.5であり、γ/δは5.0であった。
炭酸ナトリウムの使用量を0.35g(3.32mmol)とし、テトラエチレングリコールジメチルエーテルの使用量を1.08gとし、加熱冷却攪拌装置の設定を20℃としてCF3CF(COF)OCF2CF2SO2Fを10分かけて滴下した後、加熱冷却攪拌装置の設定を40℃として4時間攪拌した以外は、比較例1と同様の方法により含フッ素環状化合物を製造した。分析の結果、含フッ素環状化合物(5)が生成していた(生成量:0.30g、生成物質量:1.07mmol、生成率:37.1%)。
また、本実施例では、β/αは1.2であり、γ/δは1.1であった。
Claims (2)
- 下記一般式(4):
(式中、Xは、フッ素原子、塩素原子、又はトリフルオロメチル基であり;Yは、フッ素原子、塩素原子、臭素原子、又はヨウ素原子である。)
で表される含フッ素環状化合物(4)の製造方法であり、
下記一般式(1):
FSO2CFXCF2OCF(CF2Y)COF (1)
(式中、Xは、フッ素原子、塩素原子、又はトリフルオロメチル基であり;Yは、フッ素原子、塩素原子、臭素原子、又はヨウ素原子である。)
で表される含フッ素カルボン酸フッ化物(1)と、
下記一般式(2):
M2CO3 (2)
(式中、Mは、K、Rb、又はCsである。)
で表されるアルカリ金属炭酸塩(2)とを、
下記一般式(3):
R1(OR2)pOR3 (3)
(式中、R1、R2、R3は、それぞれ同一でも異なっていてもよく、置換又は無置換のいずれでもよい脂肪族炭化水素基又は芳香族炭化水素基であり、炭素数は1~10であり;pは、2~10の整数である。)
で表されるエーテル系化合物(3)の存在下で反応させることを含み、
前記含フッ素カルボン酸フッ化物(1)の物質量(α)に対する前記アルカリ金属炭酸塩(2)の物質量(β)の比率(β/α)が、2を超えており、
前記含フッ素カルボン酸フッ化物(1)の質量(γ)に対する前記エーテル系化合物(3)の質量(δ)の比率(δ/γ)が、0.55を超えている
ことを特徴とする、製造方法。 - 前記エーテル系化合物(3)が、ジエチレングリコールジメチルエーテル、ジエチレングリコールジエチルエーテル、ジエチレングリコールイソプロピルメチルエーテル、ジエチレングリコールブチルメチルエーテル、トリエチレングリコールジメチルエーテル、トリエチレングリコールブチルメチルエーテル、テトラエチレングリコールジメチルエーテル、及びジプロピレングリコールジメチルエーテルからなる群より選ばれる少なくとも1種である、請求項1に記載の製造方法。
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