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JP7587288B2 - ホイールロック装置 - Google Patents
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JP7587288B2 - ホイールロック装置 - Google Patents

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Description

本発明の概念は、車両ホイールの不正な取り外しを防止する技術に関する。より具体的には、本発明の概念は、自動車ホイール用の汎用総合ロックシステムに関する。
自動車部品、特に合金ホイールの不正な取り外しは、世界中で頻繁に発生する問題である。それらの高い価値のために、カスタムホイールおよびタイヤリムは、頻繁に盗まれる品物の例である。したがって、ホイールを不正な取り外しから保護するための装置および技術が大いに必要とされている。
このような保護を提供する試みがなされてきた。例えば、米国特許第8739585号明細書および米国特許第8943865号明細書は、自動車ホイール用の盗難防止装置を開示している。これらの装置は、経験豊富な盗難者によって比較的容易に取り外されることができ、したがって、真に信頼性の高いホイールロックを提供しない。本出願の発明者に発行された米国特許第9689180号明細書は、安全なホイールロックを提供する装置を提供する。しかしながら、世界中の多種多様な自動車の製造元およびモデルを考慮すると、実質的な調整なしに大部分の自動車ホイールに適合する改良されたホイールロックシステムが必要とされている。
米国特許第8739585号明細書 米国特許第8943865号明細書 米国特許第9689180号明細書
上記に鑑みて、本発明の概念の目的は、上記の懸念の少なくともいくつかに対処する技術を提供することである。以下で明らかになるこの目的および他の目的は、独立請求項に定義される装置によって達成される。好ましい実施形態は、従属請求項に定義されている。
したがって、本発明の概念の第1の態様によれば、車両のホイールをロックするための装置が提供される。装置は、ホイールに取り付けられるように適合され、ホイールを車両に取り付けるためのナットまたはボルトを覆うように構成されたメインモジュールを備える。装置は、上部および下部を備えるインサート構造をさらに備え、上部は、軸方向継手によって下部に回転可能に接合される。インサート構造は、前記軸方向継手の周りで前記上部が回転すると、開位置から閉位置にさらに移行可能であり、前記開位置にあるインサート構造は、ホイールの回転軸線と同心にホイールに挿入するように適合され、前記閉位置にあるインサート構造は、ホイールに挿入された後に閉位置に移行すると、前記ホイールにインサート構造を固定するように適合される。装置は、ねじ山によってメインモジュールを介してインサート構造の下部に接続されるように適合されたセンタボルトと、センタボルトがメインモジュールに対して回転するのをロック機構が防止するロック状態、およびセンタボルトがメインモジュールに対して回転するのをロック機構が可能にする開状態に配置されるように適合されたロック機構と、をさらに備える。
メインモジュールは、ボルト頭部および/またはラグナットへのアクセスを限定、制限、またはブロックするように適合された保護要素またはブロック手段を備えてもよく、それによって、権限のない人がボルト/ラグナットを外してホイールを取り外すことを妨げるか、または少なくとも困難にする。保護要素は、メインモジュールの一体部分を形成してもよく、または別個のアイテムとしてメインモジュールに取り付けられてもよく、好ましくはホイールのボルト/ナットの位置に対応するパターンで配置されてもよい。
インサート構造は、装置をホイールに固定するように構成され、これは、インサート構造を閉位置に移行することによってインサート構造をホイールハブにさらに確実に固定するために、開位置にある間にインサート構造をホイールハブに挿入することによって達成され得る。閉位置では、インサート構造は、ホイールハブの内壁に力を及ぼし、ホイールの軸方向に大きな力を受けてもホイールから解放されないようにする。「ホイールハブ」という用語は、ここでは、前記ホイールの回転軸線と同心の車両ホイールの円筒状の中空中心部を意味する。「ホイールハブの内壁」という用語は、ここではホイールハブの内面を意味する。さらに、インサート構造は、これに限定されるものではないが、車両ホイールハブにより適合することを可能にする円形またはラウンド形状であってもよい。
インサート構造は、設置のために車両から前記ホイールを取り外す必要なしに装置を車両のホイールに設置することを可能にし、したがってユーザの利用率の改善をもたらすという点でさらに有利である。さらに、軸方向継手によって上部を下部に接合することによって、インサート構造は、装置を車両のホイールに固定するのに必要な構成要素の量をインサート構造のみにさらに低減し、結果として装置の複雑さを低減する。
装置に含まれるセンタボルトは、その材料に直接ねじ込まれ、インサート構造の下部の材料に直接ねじ込まれた対応するねじ山を介してインサート構造に接合されてもよい。対応するねじ山は、回転時にセンタボルトがホイールの回転軸線に沿って移動するように向けられてもよい。回転は、例えば、センタボルトと嵌合するキーまたはレンチによって、または人力によって達成され得る。例えば上述のようにセンタボルトを締め付けることによってメインモジュールが設置および固定されたとき、不正なエンティティがロック手段を取り外し、それによってホイールのナット/ボルトにアクセスするのを防止するために、ロック機構をそのロック状態にもたらし得る。ロック機構は、センタボルトがメインモジュール内で回転するのを防止するように構成されてもよい。これは、いくつかの方法で達成され得、そのいくつかは、図面の詳細な説明に関連してさらに詳細に説明されている。一例では、ロック機構は、センタボルトとメインモジュールとの間の回転運動を防止するために、センタボルトおよびメインモジュールに固定することができるロックボルトを備えてもよい。ロック機構のロックボルトは、例えば、ロックボルトが回転しないようにするために、センタボルトおよびメインモジュールの対応する表面と係合する平坦な側面を有してもよい。ロック機構は、ロック状態では、メインモジュールの背面と係合するように構成されたワッシャによって、またはロックボルトとセンタボルトとの間の対応する凹部および凸部の係合によって、例えばホイールに軸方向に固定されてもよい。ロック機構を開状態にするために、ワッシャまたは対応する凹部および凸部を回転させて、それ/それらをメインモジュールまたはセンタボルトとの係合から解放することができ、ロックボルトをセンタボルトから取り外すことができる。
ロック機構は、いくつかの例では、例えばAssa Desmo+またはAbloyカムロックなどのキー操作ロックであってもよい。
一実施形態によれば、インサート構造が閉位置にあるときに下面が上面に当接するように、インサート構造の上部は下面を備えてもよく、インサート構造の下部は上面を備えてもよい。本実施形態は、下面が上面に当接することが、インサート構造が閉位置に移行されるときに、軸方向継手を中心とした下部に対する上部の最大回転の区切りとして作用するという点で有利である。下面を上面に当接させることによって提供される上述の画定は、インサート構造が閉位置にあるときに、上部および下部の両方が車両のホイールの回転軸に垂直な平面内にあることを可能にする。
一実施形態によれば、インサート構造の上部は、前記インサート構造が開位置にあるときにインサート構造の下部と角度を形成し得る。上部と下部との間に形成される角度は、軸方向継手の周りの下部に対する上部の回転に正比例してもよい。本実施形態は、インサート構造が、低減された円周方向または外周方向の寸法に到達することを可能にし、車両のホイールハブ内に同心にインサート構造を挿入することを可能にし、容易にするという点で有利である。ホイールの特定のモデルでは、低減された円周方向または外周方向の寸法は、ホイールハブ開口部の寸法よりも小さくてもよい。本実施形態は、インサート構造の円周方向または外周方向の寸法の減少もまた、上部と下部との間に形成される角度に比例し、その結果、本発明の装置を挿入して固定し得るホイールのより広い範囲のサイズ、モデル、および寸法に対するインサート構造の適応性が増加するという点でさらに有利である。閉位置では、インサート構造の上部とインサート構造の下部とによって形成される角度は、約0°であるか、0°に等しくてもよく、開位置では、そのような角度は、約145°であるか、145°に等しくてもよく、最も好ましくは約90°であるか、90°に等しくてもよいことがさらに理解されよう。したがって、本明細書に記載の角度は、0°~145°、最も好ましくは0°~90°の範囲であり得る。
したがって、閉位置では、上部は第1の平面に配置されてもよく、下部は第1の平面に平行な第2の平面に配置されてもよい。軸方向継手の周りで閉位置から開位置に移行すると、インサート構造の上部と下部との間に形成される角度は、第1の平面と第2の平面との間の角度であり得る。
したがって、軸方向継手の回転軸線は、第2の平面または第2の平面に平行な平面に配置されてもよい。一例として、軸方向継手は、ヒンジピンを有するヒンジを備えてもよく、そのようなヒンジピンは、第2の平面または第2の平面に平行な平面に配置されてもよい。
一実施形態によれば、インサート構造の上部および下部は、それぞれ第1の貫通孔および第2の貫通孔を備えてもよく、第1の貫通孔および第2の貫通孔は、センタボルトを受け入れるように適合されてもよい。したがって、上部は第1の貫通孔を備え、下部は第2の貫通孔を備える。
一例として、上部は、第1の平面内および第1の貫通孔の周りに配置された第1のリング状構造を形成してもよく、下部は、第2の平面内および第2の貫通孔の周りに配置された第2のリング状構造を形成してもよい。
第1および第2の貫通孔は、インサート構造が閉位置にあるときに同心であってもよい。前記貫通孔はまた、インサート構造が閉位置にあり、前記ホイールにしっかりと挿入されているときに、ホイールの回転軸線と同心であってもよい。さらに、インサート構造の上部の下面およびインサート構造の下部の上面は、インサート構造が閉位置にあるときの前記表面の当接が第1および第2の貫通孔の同心性を確実にするように、第1および第2の貫通孔の円周をそれぞれ画定し得る。本実施形態は、閉位置において、第1の貫通孔が、センタボルトを貫通させ、インサート構造の下部に位置する第2の貫通孔の内面の材料に形成されたねじ山に固定されることを可能にする点でさらに有利である。さらに、本実施形態は、第1および第2の貫通孔を介してセンタボルトを受け入れることにより、軸方向継手を中心とした下部に対する上部の任意の回転を完全に限定することができ、したがって車両のホイールに装置を確実に固定することができるという点で有利である。
一実施形態によれば、上部の第1の貫通孔および下部の第2の貫通孔は、インサート構造が閉位置にあるときに同心であってもよく、第1の貫通孔の直径は、第2の貫通孔の直径よりも大きくてもよい。前述のように、インサート構造の閉位置は、第1および第2の貫通孔が共に同心であり、本装置が設置されるホイールの回転軸線と同心であることを可能にする。本実施形態は、第1の貫通孔の直径が大きいほど、インサート構造の下部がより多くの材料を含むことができ、その結果、第2の貫通孔の内壁のより強固でより確実なねじ山が得られ、その結果、センタボルトの対応するねじ山とのより強固な接続が得られ、したがって、車両のホイールへの装置の固定の強度を高めることができるという点で有利である。本実施形態は、軸方向継手を第2の貫通孔の直径からオフセットして配置するのに十分な材料、したがって十分な空間を可能にするという点でさらに有利である。
一実施形態によれば、インサート構造が閉位置にあるとき、第1のガードは上部を部分的に囲み、第2のガードは下部を部分的に囲むように、インサート構造の下部は第1のガードを備えてもよく、インサート構造の上部は第2のガードを備えてもよい。本実施形態は、インサート構造から必要とされる材料の低減を可能にし、したがって、重ね合わせとは対照的に上部および下部を互いに係合させることによって前記インサート構造の重量の低減を可能にするという点で有利である。さらに、本実施形態は、インサート構造に加えられる半径方向力およびねじり力に対するより大きな抵抗を可能にし、したがって軸方向継手を、前記力によって生じる潜在的な損傷応力および歪みから保護する。本実施形態は、第1および第2のガードがまた、インサート構造が閉位置にあるときに第1および第2の貫通孔が同心であることを確実にするという点でさらに有利である。
一実施形態によれば、インサート構造の上部およびインサート構造の下部は、それぞれ第1のウェッジおよび第2のウェッジを備えてもよい。本実施形態は、第1および第2のウェッジが、インサート構造を車両のホイールハブ内にしっかりと固定することを可能にする構成要素を表すという点で有利である。別の実施形態によれば、第1のウェッジおよび第2のウェッジは、インサート構造の上部および下部の第1の貫通孔および第2の貫通孔の同心直径の両側に配置されてもよい。第1および第2のウェッジは、閉位置にあるときにインサート構造が平坦な底面を有するように配置される。
一実施形態によれば、第1のウェッジおよび第2のウェッジは、インサート構造の外径を決定し得、前記外径は、インサート構造が開位置に移行するときに減少し得る。本実施形態は、インサート構造の上部をその軸方向継手の周りでインサート構造の下部に対して回転させることにより、第1のウェッジを同様に回転させて外径を縮小させることができる点で有利である。外径の縮小により、インサート構造が、ホイールハブへの挿入を可能にし、複雑にしない寸法に達することがさらに可能になる。第1および第2のウェッジによって決定される外径は、インサート構造が閉位置にあるときに最大に達し、インサート構造が開位置にあり、上部と下部との間に形成される角度が最大に達するときに最小に達することが理解されよう。
一実施形態によれば、第1のウェッジおよび第2のウェッジは、インサート構造が閉位置にあるときに車両のホイールと係合することによってインサート構造を固定するように構成され得る。上述したように、第1および第2のウェッジによって決定されるインサート構造の外径は、インサート構造がホイールに挿入されて閉位置に移行されるときにその最大寸法に達し、前記外径が、インサート構造が挿入されたホイールハブ入口の寸法よりも大きくなることを可能にする。したがって、本実施形態は、第1および第2のウェッジの表面がホイールハブの内壁に力を加えることを可能にし、車両のホイール内に装置を確実に固定し、前記ホイールの軸方向に加えられる力に対する抵抗を増加させるという点で有利である。換言すれば、第1および第2のウェッジによってホイールハブの内壁に加えられる力は、前記装置に加えられる引張力または押圧力に起因して装置がホイールから解放されるのを防止する。
一実施形態によれば、第1のウェッジおよび第2のウェッジは、インサート構造が開位置にあるときに車両のホイールを解放するように構成され得る。前の実施形態で述べたように、第1および第2のウェッジによって決定されるインサート構造の外径は、インサート構造を開位置に移行することによって縮小させることができ、したがって、前記外径が、インサート構造を車両のホイールから解放することを可能にするより小さく適切な寸法に達することを可能にする。本実施形態は、軸方向継手の周りの下部に対するインサート構造の上部の回転が、第1および第2のウェッジの少なくとも一方がホイールハブの内壁に力を及ぼすのを止めることを可能にし、車両のホイールからのインサート構造の解放および可能な引き出しをもたらす点でさらに有利である。
一実施形態によれば、ロック機構は、センタボルトに形成されたロック凸部と、第3の貫通孔を有し、メインモジュールに回転可能に固定されるように適合されたインサートスリーブと、第3の貫通孔およびロック凸部を介してメインモジュールに挿入されるように適合された取り外し可能なロックボルトとを備えてもよい。ロック凸部および第3の貫通孔は、互いに位置合わせされるようにさらに構成されてもよく、ロックボルトは、センタボルトがインサート構造に対して回転するのを防止するように適合されてもよい。インサートスリーブは、メインモジュールの対応する凹部および凸部と係合するように構成された凹部および凸部を備えてもよい。装置は、メインモジュールに回転可能に固定されるように適合されたロックキャップをさらに備えてもよい。ロックキャップは、ロックボルトを受け入れるように適合された第4の貫通孔と、インサートスリーブの対応する凹部および凸部と係合するように構成された凹部および凸部とを備えてもよい。本実施形態は、車両のホイールからの装置の解放につながる可能性がある、センタボルトの望ましくない回転運動の低減を可能にする。
一実施形態によれば、取り外し可能なロックボルトは、キーホールを備えてもよく、ロック内でキーを回すことによって動作可能であってもよく、取り外し可能なロックボルトは、装置の前面を介して挿入され、センタボルトのロック凸部と係合することによって軸方向に固定されるように構成されてもよい。本実施形態は、割り当てられたキー以外の工具または組立器具を必要としないユーザによる装置の使用を簡単にすることを可能にするという点で有利である。
本発明の上記ならびに追加の目的、特徴および利点は、本発明の実施形態の以下の例示的かつ非限定的な詳細な説明によってよりよく理解されよう。添付の図面を参照する。
一実施形態によるすべての構成要素を備える車両のホイールをロックするための装置の分解図である。 一実施形態による開位置にあるインサート構造の斜視図である。 一実施形態による閉位置にあるインサート構造の斜視図である。 一実施形態による開位置および閉位置の両方におけるインサート構造の側面図である。 一実施形態による開位置および閉位置の両方におけるインサート構造の上面図である。 一実施形態によるホイールハブに挿入された開位置にあるインサート構造を示す図である。 一実施形態による、ホイールハブ内にしっかりと固定された閉位置にあるインサート構造を示す図である。 一実施形態による、装置の構成要素が設置された車両のホイールの断面図である。 一実施形態による、ロック機構が車両のホイールに設置されている車両のホイールの断面図である。
図1は、本発明の一実施形態による車両のホイールをロックするための装置200の分解図を示し、閉位置に示されるインサート構造201と、メインモジュール202と、インサートスリーブ203と、センタボルト204と、ロックキャップ205と、取り外し可能なロックボルト206と、保護カバー207とを備える。本発明による装置200は、装置200によって保護されるホイールのホイールハブ内にインサート構造201を挿入することによって開始して、車両のホイールに設置されるように構成される。インサート構造201は、開位置でホイールハブに挿入されて、閉位置に移行されることによって前記ホイールハブにさらにしっかりと固定され得る。インサート構造201に関するさらなる詳細は、後続の図で説明される。図1は、装置200によって保護されている車両のホイールのボルト頭部および/またはラグナットへのアクセスを限定、制限、またはブロックするように適合された複数の保護要素210を有するメインモジュール202をさらに示す。保護要素210は、メインモジュール202の一体部分として図1に示されており、ホイール上のボルト/ナットの位置に対応するパターンを形成している。メインモジュール202は、その中央に開口部211をさらに備え、これにより、メインモジュール202を介して構成要素をインサート構造201に接合することができ、したがって装置200を車両のホイールに固定することができる。図1に示すメインモジュール202は、インサートスリーブ203の円周上に含まれる対応する外向きの凸部パターン213と係合するように配置された、その開口部211の円周上の凹部パターン212をさらに備える。図1に示すインサートスリーブ203は、前の実施形態で説明したように、第3の貫通孔214と、前記第3の貫通孔214の円周上の凹部パターン215とをさらに備える。インサートスリーブ203は、その開口部211内でメインモジュール202と係合し、センタボルト204を受け入れるように意図されている。図1に示すセンタボルト204は、中空中心を有する円筒形本体と、センタボルト204の下側部分の外壁の材料に直接形成された底部ねじ山216とを備える。センタボルト204は、中空中心を有することに限定されず、貫通孔を備えてもよいことに留意されたい。センタボルト204は、その中空中心(図1には示されていない)の内壁に、ロック機構に係合して固定するように適合されたロック凸部をさらに備える。図1は、取り外し可能なロックボルト206を受け入れるように適合された第4の貫通孔218を備え、インサートスリーブ203の対応する凹部パターン215と係合するように配置された外向きの凸部パターン219を備えるロックキャップ205をさらに示す。図1に示す取り外し可能なロックボルト206またはロックは、ロック凹部(図示せず)を備えてもよく、キーが取り外し可能なロックボルト204のキーホール208内で回転すると、センタボルト204に挿入され、前記センタボルト206のロック凸部と係合するように適合されてもよい。最後に、図1は、例えばスナップ機能によってメインモジュール202に取り付けられ、装置200、より具体的にはキーホール208および取り外し可能なロックボルト206のさらなる保護のために前述の構成要素を覆うように適合された保護カバー207を示す。図1の分解図に示す装置200は、最初にインサート構造201をホイールのハブに挿入することによって、車両のホイールに設置され得る。設置は、対応する凹部パターン212および凸部パターン213を介して、メインモジュール202内のインサートスリーブ203を係合させることによってさらに行われる。次いでセンタボルト204は、第3の貫通孔214およびメインモジュール202の開口部211を通って挿入され、その底部ねじ山216によってインサート構造201の対応するねじ山217に回転可能に固定され得る。次いで、取り外し可能なロックボルト206は、ロックキャップ205の第4の貫通孔218を介してセンタボルト204に挿入され得、これを、対応する凹部パターン215および凸部パターン219の係合によってインサートスリーブ203に固定し得る。車両のホイールに設置されると、図1に示される装置200のすべての構成要素は、ホイールの回転軸線と位置合わせされ、したがってすべての開口部および貫通孔を同心にする。したがって、装置200は、ねじ山216,217によって車両のホイールに固定され、センタボルト204をインサート構造201に固定し、次に装置200およびその構成要素をホイールに固定する。取り外し可能なロックボルト206が、キーをキーホール208内で回転させた後にセンタボルト204のロック凹部に係合すると、センタボルトは、インサート構造201からそれを解放する回転運動が限定される。装置200の設置解除は、取り外し可能なロックボルト206を取り外し、センタボルト204をインサート構造201から回転させ、したがってメインモジュール202および他の構成要素を車両のホイールから解放することによって行われてもよい。
図2aおよび図2bは、本発明の実施形態による、開位置300にあるインサート構造および閉位置310にあるインサート構造の斜視図を示す。図2aに示すインサート構造300は、開位置に示されており、第2の貫通孔309からオフセットして配置され、上部303が前記軸方向継手302の軸線の周りで下部301に対して自由に回転することを可能にする軸方向継手302(図2aでは上部303の構造によって隠されているが、図5および図6ではより明確に示されている)によって互いに回転可能に接合された上部303および下部301を備える。図2aに示すインサート構造300の上部303は、第1の貫通孔308と、前記第1の貫通孔308の底部周面によって表される下面305とをさらに備える。図2aは、下部301に含まれる第2の貫通孔309、ならびに第2の貫通孔309の上部周面によって表される上面304をさらに示す。下部301および上部303はそれぞれ、上部303および下部301をそれぞれ部分的に取り囲むように配置された第1のガード321および第2のガード320を備える。図2aは、インサート構造300の上部303に含まれる第1のウェッジ307と、インサート構造300の下部301に含まれる第2のウェッジ306とをさらに示す。第1のウェッジ307および第2のウェッジ306は、インサート構造300の上部303および下部301の一体部分を形成し、貫通孔308,309の直径の周りに互いに対向して配置される。開位置にある図2aに示すインサート構造300は、前記上部303が軸方向継手302の回転軸線を中心に下部301に対して回転するときに下部301と角度を形成する上部303をさらに示す。図2bに関して、閉位置にあるインサート構造310が示されている。図2bは、上部312の下面がインサート構造310の下部311の上面314に当接し、したがって上部312の下部311に向かう回転を制限するように、下部311と係合する上部312を示す。図2bは、半径方向力およびねじれ力によってインサート構造310に引き起こされる損傷を防止するための、上部312および下部311を収容する第1および第2のガードの機能をさらに示す。インサート構造310は、前記センタボルトがインサート構造310にしっかりと固定され得るように、センタボルトの対応する底部ねじ山(図1に記載)を受け入れるように配置された、下部311の第2の貫通孔の内壁の材料にあるねじ山318をさらに含む。図2bは、第2の貫通孔に対する第1の貫通孔のより大きい直径、したがって下部311のより大きい上面314をさらに示す。図2bに示すインサート構造310は、先端がインサート構造310の外径を決定する第1のウェッジ317および第2のウェッジ316をさらに備える。閉位置に示されている図2bのインサート構造310は、下部311の第2の貫通孔と同心に配置された上部312の第1の貫通孔を示している。
図3aおよび図3bは、本発明の一実施形態による開位置および閉位置の両方におけるインサート構造の側面図および上面図を示す。図3aに関して、開位置400にあるインサート構造および閉位置410にあるインサート構造の側面図が示されている。開いたインサート構造400は、前記上部404が軸方向継手の周りで下部405に対して回転するときに、上部404と下部405とによって形成される角度401を示す。角度401は、インサート構造が開位置400にあるとき、上部404の完全な回転で最大145°に達することができる。インサート構造が開位置に移行されるときの下部405に対する上部404の回転は、上部404の第1の回転制限面とインサート構造400の下部405の第2の回転制限面(図示せず)との接触または当接によって制限され得る。図3aは、第1のウェッジ403および第2のウェッジ406の端部によって決定される開いたインサート構造400の縮小した外径402をさらに示す。図3aの閉位置に示されているインサート構造410に関して、軸線411を中心とした上部403および下部405の第1および第2の貫通孔の同心性が示されている。車両のホイールに設置されたとき、同心軸線411は、ホイールの回転軸線を表すことができる。さらに、閉じたインサート構造410は、軸方向継手の周りの下部405に対する上部404の回転を示さず、したがって、上部404の下面と下部405の上面との間に角度を形成しない(0°)。図3aは、閉位置410においてインサート構造が達する最大外径412をさらに示す。したがって、縮小した外径402は、図3aの最大外径412よりも小さいものとして示されている。図3bに関して、図3aに示す開いたインサート構造400および閉じたインサート構造410の同等の上面図が示されている。縮小した外径402と最大外径412との間の寸法差は、図3bにおいてさらに観察可能である。第1および第2の貫通孔の同心性、ならびに第1の貫通孔413の直径と第2の貫通孔414の直径との間の差は、図3bに示される閉じたインサート構造の上面図においてさらに明らかである。
図4aは、本発明の一実施形態によるホイールハブに挿入された開位置にあるインサート構造を示す。インサート構造500は、ホイールハブ508に良好に挿入され、インサート構造500の下部504の第2の貫通孔がホイールの回転軸線と同心であり得るように、ホイールの回転軸線と位置合わせされた開位置に示されている。図4aは、ホイールハブ508の内壁面503に当接する第1のウェッジ501をさらに示しており、一方、第2のウェッジ502は、上部505が閉位置に向かって軸方向継手509の周りを回転しているときに接触しないように示されている。ホイールハブ508の直径よりもわずかに大きい外径を有するインサート構造505が図4aに示されており、これは、例えば、インサート構造500がホイールハブ508にある角度で挿入され、次いでホイールの回転軸線と位置合わせされることを必要とし得ることに留意されたい。したがって、図4aに示す開位置にあるインサート構造500は、開位置に維持されている場合、ホイールハブ508から解放されてもよい。図4aは、互いに当接したときに下部504に対する上部505の最大回転を制限する、上部505の第1の回転制限面507および下部504の第2の回転制限面506をさらに示す。これに対応して、図4bは、本発明の一実施形態による、ホイールハブ518内にしっかりと固定された閉位置にあるインサート構造510を示す。インサート構造510の上部および下部の第1の貫通孔および第2の貫通孔が、ホイールの回転軸線と同心であり得るように、ホイールの回転軸線と位置合わせされた閉じたインサート構造510が図4bに示されている。図4bは、閉位置においてインサート構造510が到達する最大外径511がホイールハブ518の直径512よりも著しく大きいことをさらに示しており、第1のウェッジ514および第2のウェッジ515がホイールハブ518の内壁513に接触して入り、これに力を加えることを可能にし、その結果、インサート構造510がホイールハブ518内にしっかりと固定され、車両のホイールの軸方向においてインサート構造510に加えられる力に対する抵抗が生じる。図4bは、インサート構造510の上部の下面516とインサート構造510の下部の上面517との当接をさらに示す。
図5は、本発明の一実施形態による、装置の構成要素が設置された車両のホイールの断面図を示す。インサート構造522は、図5に閉位置で示されており、その第1および第2のウェッジが前記ホイールハブ520の内壁に力を及ぼすように、ホイールハブ520内にしっかりと固定されている。図5は、前記インサート構造522の第1および第2の貫通孔を通してインサート構造522の下部に対応するねじ山によって接合されたセンタボルト524をさらに示す。センタボルト524は、インサートスリーブ523の第3の貫通孔に挿入されてさらに示されており、これは、図1に記載された対応する凹部および凸部パターンを介してメインモジュール521にしっかりと係合する。したがって、センタボルト524は、メインモジュール521およびインサートスリーブ523をインサート構造522にしっかりと取り付け、したがって保護要素が車両のホイールのボルト頭部および/またはラグナットへのアクセスを制限またはブロックすることを可能にする。図5は、図1に記載されている対応する凹部および凸部パターンの係合によってインサートスリーブ523にしっかりと固定され、センタボルト524へのアクセスを限定または制限し、インサート構造522からのその解放をもたらし得る前記センタボルト524の回転を制限するために、センタボルト524の上に重ね合わされたロックキャップ526をさらに示す。図5は、ロック機構(図示せず)の構成要素に係合するように配置されたセンタボルト524の中空中心の内壁に配置されたロック凸部525をさらに示す。
図6は、本発明の一実施形態による、ロック機構が車両のホイールに設置されている車両のホイールの断面図を示す。図5の説明と同様に、図6は、閉位置にあり、その第1および第2のウェッジが前記ホイールハブ630の内壁に力を及ぼすように、ホイールハブ630内にしっかりと固定されたインサート構造670、ならびに図5のそれらの同種の構成要素の説明によるセンタボルト640、インサートスリーブ660、メインモジュール600、保護要素650およびロックキャップ680を示す。図6は、ロックキャップ680の第4の貫通孔を通してセンタボルト640に挿入されたキーホール(図示せず)を含む取り外し可能なロックボルト610をさらに示す。図6に示す取り外し可能なロックボルト610は、前記ロック機構が開状態にあるときに、センタボルト640の中空中心への取り外し可能なロックボルト610のそのような挿入を可能にするロック凹部620をさらに備える。したがって、取り外し可能なロックボルト610が回転すると、すなわち、ロック機構がロック状態に移行すると、ロック凹部620は、センタボルト640のロック凸部690と係合して、本発明の装置の構成要素のアクセスまたは回転を限定し、したがって、前記装置を車両のホイールにしっかりとロックする。
装置は、様々な種類の材料から製造され得るが、アルミニウムおよび鋼が好ましい材料である。
開示された実施形態に対する他の変形は、図面、開示、および添付の特許請求の範囲の研究から、特許請求された発明を実施する際に当業者によって理解および達成され得る。特許請求の範囲において、「含む(comprising)」という語は他の要素またはステップを除外せず、不定冠詞「a」または「an」は複数を除外しない。特定の測定値が相互に異なる従属請求項に記載されているという単なる事実は、これらの測定値の組み合わせを有利に使用することができないことを示すものではない。特許請求の範囲におけるいかなる参照符号も、範囲を限定するものとして解釈されるべきではない。

Claims (14)

  1. 車両のホイールをロックするための装置であって、
    メインモジュールと、インサート構造と、センタボルトと、ロック機構とを備え、
    前記メインモジュールは、前記ホイールに取り付けられるように適合され、前記ホイールを前記車両に取り付けるためのナットまたはボルトを覆うように構成され、
    前記インサート構造は、上部および下部を備え、前記上部は、軸方向継手によって前記下部に回転可能に接合され、前記インサート構造は、前記軸方向継手の周りで前記上部が回転すると、開位置から閉位置に移行可能であり、前記開位置にある前記インサート構造は、前記ホイールの回転軸線に対して同心に前記ホイールに挿入されるように適合され、前記閉位置にある前記インサート構造は、前記ホイールに挿入された後に前記閉位置に移行すると、前記ホイールに前記インサート構造を固定するように適合され、
    前記センタボルトは、前記メインモジュールを介して前記インサート構造の前記下部にねじ山によって接続されるように適合され、
    前記ロック機構は、前記センタボルトが前記メインモジュールに対して回転するのを前記ロック機構が防止するロック状態と、前記ロック機構が前記センタボルトを前記メインモジュールに対して回転させることを可能にする開状態と、に配置されるように適合された少なくとも取り外し可能なロックボルトを備える、装置。
  2. 前記インサート構造が前記閉位置にあるときに下面が上面に当接するように、前記上部が前記下面を備え、前記下部が前記上面を備える、請求項1に記載の装置。
  3. 前記インサート構造の前記上部が、前記開位置にあるときに前記インサート構造の前記下部と角度を形成する、請求項1に記載の装置。
  4. 前記インサート構造の前記上部および前記下部が、それぞれ第1の貫通孔および第2の貫通孔を備え、前記第1の貫通孔および前記第2の貫通孔は、前記センタボルトを受け入れるように適合される、請求項1に記載の装置。
  5. 前記上部の前記第1の貫通孔および前記下部の前記第2の貫通孔が、前記インサート構造が前記閉位置にあるときに同心であり、前記第1の貫通孔の直径は、前記第2の貫通孔の前記直径よりも大きい、請求項4に記載の装置。
  6. 前記インサート構造が閉位置にあるとき、第1のガードが前記上部を部分的に囲み、第2のガードが前記下部を部分的に囲むように、前記下部は前記第1のガードを備え、前記上部は前記第2のガードを備える、請求項1に記載の装置。
  7. 前記インサート構造の前記上部および前記インサート構造の前記下部が、それぞれ第1のウェッジおよび第2のウェッジを備え、
    前記第1のウェッジおよび前記第2のウェッジが、前記インサート構造の前記上部および前記下部の前記第1の貫通孔および前記第2の貫通孔の前記同心直径の両側に配置される、請求項に記載の装置。
  8. 前記第1のウェッジおよび前記第2のウェッジが、前記インサート構造の外径を決定し、前記外径は、前記インサート構造が前記開位置に移行するときに減少する、請求項7に記載の装置。
  9. 前記第1のウェッジおよび前記第2のウェッジが、前記インサート構造が前記閉位置にあるときに前記車両の前記ホイールと係合することによって前記インサート構造を固定するように構成される、請求項7に記載の装置。
  10. 前記第1のウェッジおよび前記第2のウェッジが、前記インサート構造が前記開位置にあるときに前記車両の前記ホイールを解放するように構成される、請求項7に記載の装置。
  11. 前記ロック機構が、
    前記センタボルトに形成されたロック凸部と、
    第3の貫通孔を有し、前記メインモジュールに回転可能に固定されるように適合されたインサートスリーブと、
    前記第3貫通孔および前記ロック凸部を介して前記メインモジュールに挿入されるように適合された取り外し可能なロックボルトと、
    を備え、
    前記ロック凸部と前記第3の貫通孔とは、互いに位置合わせされるように構成されており、
    前記ロックボルトは、前記センタボルトが前記インサート構造に対して回転するのを防止するように適合されている、
    請求項1に記載の装置。
  12. 前記インサートスリーブが、前記メインモジュールの対応する凹部および凸部と係合するように構成された凹部および凸部を備える、請求項11に記載の装置。
  13. 前記メインモジュールに回転可能に固定されるように適合されたロックキャップをさらに備え、前記ロックキャップは、ロックボルトを受け入れるように適合された第4の貫通孔と、前記インサートスリーブの対応する凹部および凸部と係合するように構成された凹部および凸部とを備える、請求項11に記載の装置。
  14. 前記取り外し可能なロックボルトが、キーホールを備え、前記ロック内でキーを回すことによって動作可能であり、前記取り外し可能なロックボルトは、前記装置の前面を介して挿入され、前記センタボルトの前記ロック凸部と係合することによって軸方向に固定されるように構成される、請求項13に記載の装置。
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