JP7588515B2 - 水路トンネル検査装置、飛行制御方法及びガス注入方法 - Google Patents
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Description
図1は、一実施形態における水路トンネル検査装置100の構成を示す側面図であり、図2は、正面図である。なお、以下の説明においては、水路トンネル検査装置100の横方向にX軸が規定され、前後方向にY軸が規定され、上下方向にZ軸が規定されたXYZ直交座標系が、方向を表すために用いられることがある。図示された実施形態では、水路トンネル検査装置100は、図1において+Y方向として図示されている前方向に飛行することに適した構成を有している。ただし、飛行方向は、+Y方向に限定されない。
図1、図2を再度に参照して、一実施形態では、バルーン1の上部に少なくとも一のガイド機構10が接合され、側部に少なくとも一のガイド機構20が接合されている。図1に示す実施形態では、バルーン1の上部に2つのガイド機構10が接合され、左側部に2つのガイド機構20が接合され、更に右側部に2つのガイド機構20(図1には図示されていない)が接合されている。ガイド機構10、20は、水路トンネル検査装置100が水路トンネルの壁面に接触したときに接触の影響を小さくし、飛行の安定性を向上するために設けられている。
図1を再度に参照して、一実施形態では、バルーン1の下部にサイドスラスタ2を保護するためのガイドフレーム30が接合される。図9は、一実施形態におけるガイドフレーム30の構成を示す下面図であり、図10は、斜視図である。ガイドフレーム30は、2本のロッド31、32と、ベース部33、34、35、36とを備えている。ロッド31、32は、弾性変形が可能であるように形成されている。一実施形態では、ロッド31、32は、弾性変形可能な材料で形成される。ロッド31、32は、例えば、炭素繊維強化プラスチックやガラス繊維強化プラスチックで形成されてもよい。ロッド31、32は、それらが交差する位置で結束体37(例えば、結束バンド)によって互いに結束されている。ロッド31は、その一端がベース部33に連結され、他端がベース部34に連結されている。ベース部33、34は、バルーン1に接合されており、ロッド31を保持するために用いられる。同様に、ロッド32は、その一端がベース部35に連結され、他端がベース部36に連結されている。ベース部35、36は、バルーン1に接合されており、ロッド32を保持するために用いられる。
バルーン1には、空気よりも軽いガス、例えば、ヘリウムガスが封入されるが、空気よりも軽いガスは分子量が小さく、バルーン1から漏れやすい。バルーン1内のガスは、例えば、バルーン1のシート面やシート接合面を透過し得る。このため、時間の経過に伴ってバルーン1からのガスが徐々に抜け、バルーン1の浮力が徐々に低下する事態が生じ得る。バルーン1の浮力が徐々に低下すると、水路トンネル検査装置100が降下し得るので、バーチカルスラスタ7によって垂直方向に推力を発生する必要が生じ得る。これは、消費電力の不所望な増大を招き得る。
垂直方向に推力を発生するための消費電力を低減し、及び/又は、水路トンネル検査装置100の飛行の安定性を向上するためには、バルーン1が生成する浮力を適切に調節することが望ましい。バルーン1が生成する浮力は、バルーン1に封入されるガスの量に依存するので、適正な浮力を得るためには、バルーン1に封入されるガスの量を適切に管理することが望ましい。
図1を再度に参照して、一実施形態では、機体5が、複数の機体固定テープ60によってバルーン1に固定される。機体固定テープ60は、バルーン1に密着するようにバルーン1を巻回して設けられ、その両端が機体5に結合される。機体固定テープ60によって機体5をバルーン1に固定する構造は、機体5の取り付け位置を自在に調整することを可能にする。水路トンネル検査装置100は、組み立ての都度、前後の重量バランスの変動があり得る。機体固定テープ60によって機体5をバルーン1に固定する構造を採用することにより、重量バランスの変動に応じて機体5の取り付け位置を調整することが容易になる。
図1、図2を再度に参照して、柔軟性を有するバルーン1の前端に撮像モジュール4を取り付ける場合、撮像モジュール4の重量によって撮像モジュール4の向きが下に傾き得る。これは、撮像モジュール4によって得られる画像の質に影響を及ぼし得る。例えば、撮像モジュール4の向きが不適性であると、所望の撮像範囲の画像が得られないことがあり得る。
一実施形態では、水路トンネル検査装置100が、水路トンネルの壁面の検査に加えて、又は、水路トンネルの壁面の検査の代わりに、水路トンネル内のガス検知を行うように構成されてもよい。例えば延長が1000mを超えるような長大なトンネルでは、坑内ガスの組成が作業員による作業に不適切であるような場所があり得る。例えば、長大なトンネルには、酸素濃度が低い場所が存在することがあり、また、有毒ガス及び/又は可燃性ガスが存在する場所が存在し得る。このようなトンネルの検査では、従前は、トンネル内の換気を行ってからガス検知器を携行してトンネルに入坑しており、水路トンネルなど小断面のトンネルの作業は、坑内で屈んで移動するなどの苦渋作業を伴う場合がある。以下に述べられるようなガス検知機能を有する水路トンネル検査装置100を使用することは、水路トンネルの内部における作業における労力を低減しながら作業の安全性を確保するために有用である。
図18は、一実施形態における、水路トンネル検査装置100による水路トンネルの検査方法を示すフローチャートである。ステップS01では、水路トンネル検査装置100を構成するパーツが水路トンネル内に搬入される。上述された、サイドスラスタ2、メインスラスタ3及びバーチカルスラスタ7が互いに分離可能であるように水路トンネル検査装置100が構成されている実施形態は、水路トンネル検査装置100を構成する各パーツの水路トンネルの内部への搬入を容易にするため好適である。例えば、サイドスラスタ2及びメインスラスタ3が個別にバルーン1に取り付け可能であり、バーチカルスラスタ7が機体5に脱着可能であるような実施形態では、サイドスラスタ2、メインスラスタ3及びバーチカルスラスタ7が互いに分離可能である。これは、水路トンネル検査装置100を構成するパーツの水路トンネル内への搬入の容易化の観点から好適である。
1 :バルーン
2 :サイドスラスタ
3 :メインスラスタ
4 :撮像モジュール
5 :機体
6 :メカデッキ
7 :バーチカルスラスタ
8 :コントローラ
9 :バッテリー
10 :ガイド機構
11 :ベース部
12 :アーム
13 :ローラー
14 :前側バー
15 :後側バー
16 :ロッド
20 :ガイド機構
21 :ベース部
22 :アーム
23 :ローラー
24 :支持部材
24a :連結部
24b :嵌合部
24c :ノッチ
25 :連結プレート
25a :穴
26 :前端バー
27 :後端バー
28 :ロッド
30 :ガイドフレーム
31 :ロッド
32 :ロッド
33 :ベース部
34 :ベース部
35 :ベース部
36 :ベース部
37 :結束体
40 :バラスト水滴下装置
40A :バラスト水滴下装置
41 :容器
42 :放水バルブ
43 :容器
44 :チャンバー
44a :チャンバー本体
44b :蓋体
45 :クランプ
46 :入口チューブ
47 :上流側チューブ
48 :下流側チューブ
50 :周長管理巻尺
50a :端
51 :360°カメラ
52 :LEDモジュール
53 :台座
53a :ハブ部
53b :リム部
53c :スポーク部材
54 :台座
54a :ハブ部
54b :リム部
54c :スポーク部材
60 :機体固定テープ
60a :伸縮部分
70 :撮像モジュール保持機構
71 :固定用ピース
72 :固定ケーブル
73 :固定ケーブル
80 :スラスタ保持機構
81 :固定用ピース
82 :固定ケーブル
90 :ガス検知器
91 :ガスボンベ
92 :ホース
93 :遮蔽物
94 :送風機
200 :水路トンネル
Claims (10)
- 水路トンネルの内部を飛行するように構成された水路トンネル検査装置であって、
バルーンと、
前記バルーンに接合されるガイド機構と、
弾性的に変形可能であるように構成された第1ロッド及び第2ロッドを備えるガイドフレームと
を備え、
前記ガイド機構が、
アームと、
前記アームの先端に回転可能に接合されたローラーと
を備え、
前記第1ロッド及び前記第2ロッドのそれぞれの両端は、それぞれの中間部分が前記バルーンから離れているように前記バルーンに接合され、
前記第1ロッドと前記第2ロッドとが、前記中間部分において互いに交差するように連結された
水路トンネル検査装置。 - 請求項1に記載の水路トンネル検査装置であって、
前記ガイド機構が、更に、前記バルーンに接合され、前記アームを支持する第1ベース部を備えており、
前記第1ベース部は、前記第1ベース部に対する前記アームの角度が調節可能であるように構成された
水路トンネル検査装置。 - 請求項1に記載の水路トンネル検査装置であって、
前記アームが弾性的に変形可能であるように構成されている
水路トンネル検査装置。 - 請求項1乃至3のいずれか1項に記載の水路トンネル検査装置であって、
更に、複数のスラスタを搭載する機体
を備え、
前記機体は、前記複数のスラスタが個別に脱着自在に構成されている
水路トンネル検査装置。 - 水路トンネルの内部を飛行するように構成された水路トンネル検査装置であって、
バルーンと、
前記バルーンに接合されるガイド機構と、
前記バルーンを巻回するように設けられたテープ状部材と
を備え、
前記ガイド機構が、
アームと、
前記アームの先端に回転可能に接合されたローラーと
を備えており、
前記テープ状部材の少なくとも一部に目盛りが設けられている
水路トンネル検査装置。 - 請求項1乃至5のいずれか1項に記載の水路トンネル検査装置であって、
更に、
バラスト水を蓄積する容器と、
前記バラスト水を前記水路トンネル検査装置の外部に滴下するように構成されたバラスト水滴下装置と
を備える
水路トンネル検査装置。 - 請求項1乃至5のいずれか1項に記載の水路トンネル検査装置であって、
更に、所望のガスを検知するように構成されたガス検知器を備える
水路トンネル検査装置。 - 請求項7に記載の水路トンネル検査装置であって、
前記所望のガスが、可燃性ガス、硫化水素、一酸化炭素、酸素の少なくとも一を含む
水路トンネル検査装置。 - 請求項1乃至8のいずれか1項に記載の水路トンネル検査装置を水路トンネルの内部で飛行させることと、
前記水路トンネル検査装置を前記水路トンネルの内部で飛行させるときの前記水路トンネル内の風を制御することと
を含み、
前記水路トンネル内の風を制御することが、
前記水路トンネルの少なくとも一方の坑口を、少なくとも部分的に閉塞することと、
送風機により前記水路トンネルの内部に風を送ることと
の少なくとも一方を含む
飛行制御方法。 - 請求項1乃至8のいずれか1項に記載の水路トンネル検査装置を前記水路トンネル内に搬入することと、
前記バルーンに注入するガスを蓄積するボンベを前記水路トンネルの外に設置することと、
前記ボンベから前記ガスを、前記ボンベと前記バルーンの間に接続されたホースを介して前記バルーンに注入することと
を含む
ガス注入方法。
Applications Claiming Priority (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2020073538 | 2020-04-16 | ||
| JP2020073538 | 2020-04-16 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2021169754A JP2021169754A (ja) | 2021-10-28 |
| JP7588515B2 true JP7588515B2 (ja) | 2024-11-22 |
Family
ID=78149616
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2021008450A Active JP7588515B2 (ja) | 2020-04-16 | 2021-01-22 | 水路トンネル検査装置、飛行制御方法及びガス注入方法 |
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| JP (1) | JP7588515B2 (ja) |
Citations (8)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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| JP2001206293A (ja) | 1999-11-09 | 2001-07-31 | Thomas John Goodey | 水蒸気軽航空機 |
| JP2016043922A (ja) | 2014-08-19 | 2016-04-04 | 国立大学法人 名古屋工業大学 | 陸上走行可能な飛行体 |
| WO2017199940A1 (ja) | 2016-05-16 | 2017-11-23 | 株式会社日水コン | 管路内壁の調査装置およびコンピュータプログラム |
| JP2018184045A (ja) | 2017-04-25 | 2018-11-22 | 株式会社ジェック | 管路内調査機 |
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| JP2020001493A (ja) | 2018-06-26 | 2020-01-09 | 株式会社ジェック | 管路内調査機 |
-
2021
- 2021-01-22 JP JP2021008450A patent/JP7588515B2/ja active Active
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