JP7590136B2 - 香料粒子及びそれを含有する繊維製品処理剤組成物 - Google Patents
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Description
また、本発明は、前記本発明の香料粒子、及び水を含有する香料粒子分散液に関する。
また、本発明は、前記本発明の香料粒子、及び水を含有する繊維製品処理剤組成物に関する。
本発明は、ワックスを含有する殻で包含された香料組成物を含有する香料粒子を提供する。ワックスは、後述の(a)成分として説明したものを使用できる。本発明の香料粒子は、ワックスの殻に香料組成物が封入された構造であってよい。本発明の香料粒子は、香料組成物をコア物質、ワックスをシェル物質とする、コア-シェル型の香料粒子であってよい。
(a)成分:ワックス
(b)成分:αゲル形成化剤
(c)成分:イオン性界面活性剤
(d)成分:香料組成物
本発明の(a)成分のワックスは、室温、例えば25℃で固体であり、実質的に炭化水素、もしくは炭化水素とエステル結合の骨格で構成されている化合物(後述する(b1)~(b5)成分を除く)を言い、好ましくはヒドロキシ基及びカルボキシ基を有さない、炭化水素のみで構成されている炭化水素化合物、もしくは炭化水素とエステル結合の骨格のみで構成されている化合物を言う。
(a)成分は(b)成分と異なり実質的に水及び(c)成分の界面活性剤と共にαゲル構造体を構成しない疎水性の有機化合物である。
ワックスは分子量分布を持つ化合物の混合物である場合があることから、固体から流動性のある液体まで広い温度領域を持つ場合があるが、本発明でいう固体とは、室温、例えば25℃で固体の状態であるものを言う。
(b)成分は、αゲル形成化剤である。本発明で、(b)成分のαゲル形成化剤とは、(c)成分及び水とともにαゲル構造体を形成することができるものをいう。
〔αゲル構造体の形成確認法〕
操作1.(c)成分のイオン性界面活性剤と(b)成分の化合物、例えば高級アルコールなど、を混合し、加熱融解し、十分均一になるように混合し、水を加え乳化後、冷却する。
操作2.得られた生成物の構造をX線回折によりα-ゲル構造が形成されているか確認する。具体的には、広角X線回折において、Bragg角=21~22°付近に鋭い回折ピークが、少なくとも1本現れる生成体はαゲル構造を有すると判断する。
(b)成分は、(c)成分及び水と共にαゲル構造体を形成することができる化合物であり、例えば、50℃で(c)成分及び水と共にαゲル構造体を形成することができる有機化合物が挙げられる。(b)成分はαゲル構造体を構成することができる化合物である点で(a)成分とは相違する。
R1は、水素原子又は-O(CO)-(CH2)x-CH3
R2は、水素原子又は-(CO)-(CH2)y-CH3、
R3は、水素原子又は-(CO)-(CH2)z-CH3、
x、y、zは、それぞれ、8以上22以下の数、
nは1以上10以下の数であり、
nが2以上の場合は、当該エステルは、R2として水素原子及び-(CO)-(CH2)y-CH3の両方を含んでいてもよく、
R1、R2、R3の何れか1つ以上は水素原子であり、但しR1、R2、R3が全て水素原子である場合は除かれる。〕
また、前記式中のx、y、zは、それぞれ、12以上20以下が好ましく、14以上20以下がより好ましい。
(b4)のエステルのエステル化率は、αゲル構造を作るために、好ましくは10モル%以上、より好ましくは20モル%以上であり、好ましくは90モル%以下、より好ましくは85モル%以下である。また、(b4)のエステルは、エステル結合している脂肪酸のエステル化率が異なる化合物の混合物であってもよい。
(b5)のエステルのうち、前記脂肪酸とソルビタンとのエステルとしては、例えば、モノラウリン酸ソルビタン、モノミリスチン酸ソルビタン、モノパルミチン酸ソルビタン、モノステアリン酸ソルビタン、モノベヘン酸ソルビタン、ジラウリン酸ソルビタン、ジミリスチン酸ソルビタン、ジパルミチン酸ソルビタン、ジステアリン酸ソルビタン、ジベヘン酸ソルビタン、トリラウリン酸ソルビタン、トリミリスチン酸ソルビタン、トリパルミチン酸ソルビタン、トリステアリン酸ソルビタン、トリベヘン酸ソルビタン等が挙げられる。
また、(b5)のエステルのうち、前記脂肪酸とエリスリトールとのエステルとしては、例えば、モノラウリン酸エリスリトール、モノミリスチン酸エリスリトール、モノパルミチン酸エリスリトール、モノステアリン酸エリスリトール、モノベヘン酸エリスリトール、ジラウリン酸エリスリトール、ジミリスチン酸エリスリトール、ジパルミチン酸エリスリトール、ジステアリン酸エリスリトール、ジベヘン酸エリスリトール、トリラウリン酸エリスリトール、トリミリスチン酸エリスリトール、トリパルミチン酸エリスリトール、トリステアリン酸エリスリトール、トリベヘン酸エリスリトール等が挙げられる。
本発明の(c)成分は、イオン性界面活性剤である。(c)成分としては、陽イオン界面活性剤、及び陰イオン界面活性剤から選ばれる1種以上のイオン性界面活性剤が挙げられる。
〔R1c-(T-R3c)m-〕nN(R2c)3-n (c1)
〔式中、R1cは、炭素数15以上23以下の炭化水素基である。R2cは、炭素数1以上3以下の炭化水素基、フェニル基、ベンジル基及びHO-(CpH2pO)r-CqH2q基から選ばれる基であり、n=1の時、R2cが2つのフェニル基又はベンジル基であることはない。R3cは、炭素数1以上6以下のアルキレン基又は-(CpH2pO)r-を示し、Tは、-COO-、-OCO-、-CONH-、-NHCO-又はフェニレン基を示す。mは0又は1の数であり、mは0が好ましい。nは1又は2の数であり、nは1が好ましい。p及びqはそれぞれ2又は3の数である。rは0以上5以下の数である。同一分子内にR1c、R2c、HO-(CpH2pO)r-CqH2q基、p、q、rが複数存在する場合、それらは同一でも異なっていてもよい。〕
本発明の(d)成分は、香料組成物である。
香料組成物は、香料化合物を1種又は2種以上含有する。
(d)成分の香料化合物としては、(a)成分とのハンセン溶解度パラメータ(HSP)距離が2.0以上であるHSP値を有する(要件1)香料化合物が好ましい。
ハンセン溶解度パラメータ(HSP)では、ある物質の溶解性を示すために多次元ベクトルが用いられる。このベクトルは、分散項、極性項、水素結合項で表される。分散項はファンデルワールスの力、極性項はダイポール・モーメントの力、水素結合項は水、アルコールなどが持つ力とされている。HSP距離は、(a)成分のベクトルと(d)成分のベクトルの間の距離である。
要件1と要件2の両方を満たす香料化合物として、アミルシンナミックアルデヒド(5.39、4.3)、2-メチルウンデカナール(3.20、4.7)、エチル 3-メチル-3-フェニルオキシラン-2-カルボキシレート(5.65、3.0)、アリルアミルグリコレート(4.22、2.3)、カプロン酸アリル(3.41、3.2)、プロピオン酸アリルシクロヘキシル(2.69、4.5)、ヘプタン酸アリル(3.41、3.2)、アンブレットリド(2.35、5.4)、アンブロキサン(登録商標)(3.20、4.8)、サリチル酸アミル(8.43、4.6)、サリチル酸イソアミル(8.40、4.5)、安息香酸ベンジル(7.93、4.0)、サリチル酸ベンジル(10.86、4.3)、酢酸ベンジル(6.19、2.0)、ブーゲオナール(5.09、3.9)、酢酸o-t-ブチルシクロヘキシル(2.50、4.4)、酢酸p-t-ブチルシクロヘキシル(4.25、4.4)、カシュメラン(登録商標)(4.80、4.5)、セドリルメチルエーテル(3.67、5.0)、1,4-シネオール(2.57、3.1)、1,8-シネオール(2.75、3.1)、シトロネロール(6.33、3.6)、酢酸シトロネリル(2.86、4.6)、シトロネリルニトリル(3.41、3.6)、シクラメンアルデヒド(5.48、3.9)、サリチル酸シクロヘキシル(8.68、4.9)、ダマセノン(3.64、4.2)、α-ダマスコン(3.67、4.3)、β-ダマスコン(4.08、4.4)、δ-ダマスコン(3.69、4.2)、γ-デカラクトン(5.11、2.6)、デカナール(4.03、3.8)、ジヒドロミルセノール(7.83、3.5)、ジメチルテトラヒドロベンズアルデヒド(6.06、2.9)、ジフェニルオキサイド(8.57、4.1)、(1-シクロヘキシル-2-メチルプロパン-2-イル)ブタノエート(2.13、4.4)、エチレンブラシレート(6.83、4.7)、エチレンドデカンジオエート(6.69、4.2)、エチル 2-メチルブチレート(3.45、2.3)、エチルバニリン(13.73、1.6)、オイゲノール(10.59、2.7)、フルーテート(登録商標)(4.86、3.6)、ゲラニオール(7.34、3.5)、酢酸ゲラニル(3.65、4.5)、ゲラニルニトリル(4.88、3.9)、ヘキシルシンナミックアルデヒド(4.92、2.8)、酢酸へキシル(3.64、4.8)、サリチル酸へキシル(7.76、5.1)、サリチル酸シス-3-ヘキセニル(8.71、4.8)、イソEスーパー(3.65、5.2)、α-イオノン(3.67、3.9)、β-イオノン(4.08、4.4)、プロパン-2-イル 2-メチルブタノエート(2.78、2.7)、ジャバノール(登録商標)(5.52、4.7)、リリアール(登録商標)(4.59、4.4)、リナロール(8.43、3.0)、酢酸リナリル(3.42、4.4)、リラール(登録商標)(9.85、3.3)、マンザネート(3.27、2.8)、ジヒドロジャスモン酸メチル(5.28、3.5)、メチルアンスラニレート(12.10、2.3)、メチルβ-ナフチルケトン(8.96、2.9)、γ-メチルイオノン(3.40、4.8)、サリチル酸メチル(13.37、2.6)、11-オキサ-16ヘキサデカノリド(3.07、4.9)、ネクタリル(4.64、5.1)、ネロール(7.34、3.7)、ネロリンヤラヤラ(7.52、3.3)、γ-ノナラクトン(5.81、2.1)、ノナナール(4.52、3.3)、オクタナール(5.55、2.8)、フェニルヘキサノール(6.62、3.5)、サンダルマイソールコア(登録商標)(6.24、4.7)、ターピネオール(9.13、3.3)、酢酸ターピニル(3.62、4.3)、テトラヒドロリナロール(6.73、3.6)、酢酸トリシクロデセニル(5.56、2.9)、プロピオン酸トリシクロデセニル(4.99、3.3)、γ-ウンデカラクトン(5.35、3.1)、酢酸オイゲノール(7.09、3.06)、カプロン酸アリル(3.41、3.18)、アリルシクロヘキシルグリコレート(3.99、2.72)、アネトール(6.33、3.39)、ジブチルヒドロキシトルエン(3.36、5.03)、カロン(10.59、2.43)、シス-3-ヘキセナール(9.65、1.61)、シトラール(5.61、3.45)、クマリン(11.59、1.51)、デカノール(6.11、3.65)、イソ酪酸エチル(4.11、1.85)、エチルリナロール(2.33、3.87)、エチルマルトール(15.22、0.3)、γ-テルピネン(2.14、4.75)、ヘリオナール(9.33、4.5)、ヘリオトロピン(11.84、1.77)、イソダマスコン(3.67、4.29)、レボサンドール(5.52、5.14)、ラズベリーケトン(10.44、1.48)、ローズオキシド(3.07、3.58)、トリプラール(5.97、2.85)から選ばれる1種以上の香料化合物が挙げられる。
(d)成分は、要件2を満たす香料化合物を、好ましくは50質量%以上、より好ましくは60質量%以上、更に好ましくは70質量%以上、より更に好ましくは80質量%以上、より更に好ましくは90質量%以上含有する。
(d)成分は、要件1及び要件2を満たす香料化合物を、好ましくは50質量%以上、より好ましくは60質量%以上、更に好ましくは70質量%以上、より更に好ましくは80質量%以上、より更に好ましくは90質量%以上含有する。
本発明の香料粒子は、香料組成物を、好ましくは0.5質量%以上、より好ましくは5質量%以上、更に好ましくは10質量%以上、そして、好ましくは60質量%以下、より好ましくは50質量%以下、更に好ましくは40質量%以下含有する。
また、(a)~(d)成分を含有する本発明の香料粒子は、(b)成分を、好ましくは0.2質量%以上、より好ましくは、0.5質量%以上、そして、好ましくは20質量%以下、より好ましくは、15質量%以下、さらに好ましくは10質量%以下含有する。
また、(a)~(d)成分を含有する本発明の香料粒子は、(c)成分を、好ましくは0.1質量%以上、より好ましくは0.2質量%以上、そして、好ましくは10質量%以下、より好ましくは7.5質量%以下、さらに好ましくは5質量%以下含有する。
また、(a)~(d)成分を含有する本発明の香料粒子は、(d)成分を、好ましくは0.5質量%以上、より好ましくは5質量%以上、さらに好ましくは10質量%以上、そして、好ましくは60質量%以下、より好ましくは50質量%以下、さらに好ましくは40質量%以下含有する。
また、(a)~(d)成分を含有する本発明の香料粒子は、(b)成分の含有量と(c)成分の含有量の合計が、好ましくは0.5質量%以上、より好ましくは1.0質量%以上、そして、好ましくは20質量%以下、より好ましくは15質量%以下である。
これらの含有量は、本発明の香料粒子を製造する時の配合量に基づくものであってよい。また、本発明の香料粒子を、(a)~(d)成分を用いて、水系で製造した場合は、αゲルが形成され、αゲルは質量基準で(b)成分の好ましくは15倍以上25倍以下の水を含む。そのため、本発明では、配合に用いる(b)成分に対して20倍の水を香料粒子中に含有するものと仮定して香料粒子中の各成分の含有量を決定してもよい。
本発明は、本発明の香料粒子、及び水を含有する香料粒子分散液を提供する。本発明の香料粒子分散液には、本発明の香料粒子で述べた事項を適宜適用することができる。
本発明の香料粒子は、例えば、(a)成分、(b)成分、(c)成分、(d)成分を加熱、例えば60℃以上100℃以下に加熱し、水と混合させて乳化物を形成する乳化工程と、形成された乳化物を冷却、例えば40℃以下に冷却する冷却工程を有する製造方法より製造することができる。この方法では、香料粒子を有する水分散液が得られる。乳化工程では乳化機を用い、冷却工程では振動式攪拌混合装置を用い、乳化物を、振動式攪拌混合装置内を通過させることで、連続的に(a)成分、(b)成分の固化温度以下まで冷却して香料粒子を有する水分散液を作製することができる。前記乳化工程では、例えば、ホモミキサー、超音波乳化機、高圧乳化機などの乳化装置を用い、加熱下、好ましくは60℃以上、更に80℃以上、そして、好ましくは100℃以下、更に90℃以下で、配合成分を混合する。また、前記冷却工程では、得られた乳化物を、例えば、振動式撹拌混合装置、掻取り式熱交換機、スタティックミキサー、プレート型熱交換機、二重管式熱交換機やそれらを任意に組み合わせたものを用いて冷却する。
本発明は、本発明の香料粒子、及び水を含有する繊維製品処理剤組成物を提供する。本発明の繊維製品処理剤組成物には、本発明の香料粒子で述べた事項を適宜適用することができる。
(a)成分、(b)成分、(c)成分、(d)成分を85℃加熱させ、水を混合しホモミキサーで分散し、乳化物を得た。各成分の配合量は表1に示すとおりとした。この乳化物を85℃に保ったまま振動式攪拌混合装置(冷化工業(株)製のバイブロミキサー)へ移行時間10秒で供給し、装置内で攪拌体を上下に振動することで乳化物を攪拌しながら連続的に30℃以下まで冷却し、香料粒子を含有する水分散液を得た。振動式攪拌混合装置においては、乳化物の流量は2.5g/secであり、冷却ジャケットを循環する冷却水の総流量は10g/secであり、乳化物の流量に対して、10倍の総流量の冷却水によって冷却された。また、振動式攪拌混合装置の振動数は20Hzであった。
上記で作製した、香料粒子を含む水分散液をイオン交換水で100倍希釈し、軽く攪拌した後、一晩静置させた。ADVANTEC C020A047Aのメンブレンフィルターを用いて、吸引ろ過を行い、イオン交換水2ml、IPA(イソプロピルアルコール)2mlでの洗浄操作を5回繰り返した。メンブレンフィルターを乾燥させ、SEMの試料台にカーボンテープで貼り付け、Au/Pdスパッタリングを行い観察した。観察は、低真空SEM S-3000N(株式会社日立ハイテクノロジーズ)を用いて行った。観察結果により以下の評価を行った。なお、図1に、実施例7、図2に実施例10、図3に実施例12の香料粒子のSEM写真を示す。また、図4に、比較例3の香料粒子のSEM写真を示す。
0:ワックスの殻がほとんど形成されていない
1:ワックスの殻が3割程度以下形成されている
2:ワックスの殻が3割程度を超え9割未満程度形成されている
3:ワックスの殻が9割程度以上形成されている
香料粒子を含有する水分散液を更に脱イオン水で希釈した評価用水溶液を香料賦香率0.1%o.w.f.(香料として)、水150%o.w.f.になるように6cm×6cmに裁断した試験布(木綿メリヤス布 シルエット加工無し)にピペットマンを用いてゆっくり全体に広がるように滴下することでリーブオンした。平干しで24時間乾燥させた後、試験布を手でこすり香りを嗅いだ。下記の4段階で香りの強度を評価した。
0:香りが分からない
1:香りがわずかに分かる
2:香りが分かる
3:香りがはっきり分かる
<(a)成分>
(a-1)パラフィンワックス、石油由来の炭化水素ワックスの市販品、HNP-9(融点75℃、日本精蝋株式会社製)
(a-2)セレシンワックス、鉱物由来の炭化水素ワックスの市販品、セレシン♯810(融点74℃、日興リカ株式会社製)
(b-1)炭素数16の高級アルコール
(b-2)ソルビタン脂肪酸(炭素数18)ジエステル
(b-3)グリセリン脂肪酸(炭素数22)モノエステル
(b-4)ペンタグリセリンヘキサステアリン酸エステル(製品名:サンソフトA-186E-C、メーカー:太陽化学株式会社)
上記(b)成分は、下記(c)成分のそれぞれと、水と共に、αゲル構造体を形成することができる化合物であった。
(c-1)N-ステアロイル-L-グルタミン酸アルギニン[アミノ酸系界面活性剤]
(d-1)安息香酸ベンジル(Benzyl benzoate)[LogP:4.0、HSP距離=7.93]
(d-2)ジヒドロジャスモン酸メチル(MDJ)[LogP:3.5、HSP距離=5.28]
(d-3)γ-ウンデカラクトン(AldehydeC14peach)[LogP:3.1、HSP距離=5.35]
(d-4)酢酸ベンジル(Benzyl acetate)[LogP:2.0、HSP距離=6.19]
(d-5)ヘキシルシンナミックアルデヒド(HCA)[LogP:2.8、HSP距離=4.92]
(d-6)β-イオノン(Iononebeta)[LogP:4.4、HSP距離=4.08]
(d-7)リモネン(Limonene)[LogP:4.8、HSP距離=2.0]
(d-8)オイゲノール(Eugenol)[LogP:2.7、HSP距離=10.59]
(d-9)リリアール(Lilial)[LogP:4.4、HSP距離=4.59]
上記に示したHSP距離は、(a)成分としてC36のノルマルパラフィンを基準とし、C36のノルマルパラフィンの極性項(D)、分散項(P)、水素結合項(H)の値を用いて算出を行ったHSPに対する距離である。
Claims (6)
- 下記(a)成分、(b)成分、(c)成分、及び(d)成分を含有し、ワックスを含有する殻で包含された香料組成物を含有する香料粒子。
(a)成分:ワックス
(b)成分:(b1)炭素数10以上24以下の高級アルコール、(b2)炭素数10以上24以下の高級脂肪酸、(b3)炭素数10以上24以下の脂肪族基を有する脂肪族グリセリルエーテル、(b4)炭素数10以上24以下の脂肪酸とグリセリン又はポリグリセリンとのエステル、及び(b5)炭素数10以上24以下の脂肪酸と多価アルコール(グリセリン又はポリグリセリンを除く)とのエステルから選ばれる1種類以上の有機化合物である、αゲル形成化剤
(c)成分:陽イオン界面活性剤、及び陰イオン界面活性剤から選ばれる1種以上のイオン性界面活性剤
(d)成分:(a)成分として炭素数36のパラフィンを用いて算出した、(a)成分とのHSP距離が2.1以上である香料化合物を含有する香料組成物 - (a)成分が、25℃で固体のワックスである、請求項1に記載の香料粒子。
- (a)成分であるワックスが、25℃で固体であり、炭化水素、もしくは炭化水素とエステル結合の骨格で構成されている化合物(前記(b1)~(b5)成分を除く)である、請求項1又は2に記載の香料粒子。
- (a)成分を0.5質量%以上15質量%以下、(b)成分を0.2質量%以上20質量%以下、(c)成分を0.1質量%以上10質量%以下、(d)成分を0.5質量%以上60質量%以下、及び水を含有し、前記各成分の含有量は(b)成分に対して20倍の水を香料粒子中に含有するものと仮定して決定した値である、請求項1~3のいずれか1項に記載の香料粒子。
- 請求項1~4の何れか1項に記載の香料粒子、及び水を含有する香料粒子分散液。
- 請求項1~4の何れか1項に記載の香料粒子、及び水を含有する繊維製品処理剤組成物。
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