JP7592566B2 - シャッター - Google Patents
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Description
しかし、前述した巻取りパイプには、金属板の縁部同士の接合部分が形成されてしまい、この接合部分がシャッター面材に当たると、シャッター面材が傷つく元となり得、シャッター面材が傷つくと、シャッターの意匠が悪くなるおそれがある。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。
図1において、本実施形態に係るシャッター1は、戸建て住宅等の建物における外壁の開口部の屋外側に設けられるものである。前述した開口部には上枠21、下枠22および左右の縦枠23を枠組みした窓枠2が設けられている。シャッター1は、シャッター枠3と、シャッター枠3に上下開閉自在かつ上方に巻上げ可能に支持されるシャッター面材4と、巻上げたシャッター面材4を収納するシャッターケース5とを備えており、シャッターケース5の内部には、シャッター面材4を巻取り可能な筒状の巻取りパイプ6が設置されている。
以下の説明において、Y軸方向をシャッター1の上下方向とし、Y軸方向に直交するZ軸方向をシャッター1の見込み方向とする。Y,Z軸方向に直交する方向をシャッター1の左右方向とする。
前述した複数のスラット41を備えるシャッター面材4の巻取りパイプ6に対する当接位置は、後述する縁部62,63同士のカシメ部65による接合位置に対して、巻取りパイプ6の周方向に異なっている。
パイプ本体部61には、内周側に凹んだ凹部611,612と、最上位のスラット41Aの巻取りパイプ6に対する取付位置を位置決めする位置決め部613とが当該パイプ本体部61の長手方向に沿って形成されている。凹部611は、図2に示すように、一対の側片614および底片615と、一対の側片614からそれぞれ折り返された係止片616とを有している。凹部611には、パイプ本体部61の長手方向に沿って所定間隔を隔てた裏板8が複数配置されており、前述した係止片616によって裏板8が脱落しないように係止している。また、凹部612は、一対の側片617および底片618を有して形成されており、凹部612は、補助ホイール9などの付属部品(図1参照)に対して巻取りパイプ6の周方向に嵌合する。本実施形態では補助ホイール9は巻取りパイプ6の中空部に配置されて当該巻取りパイプ6を補強している。このため、巻取りパイプ6の外周側に補強部品を設けなくても巻取りパイプ6に必要な強度を得ることができ、巻取りパイプ6の筒形状(略円筒形状)を保つことができる。
この凹部611,612は、スラット41Aを巻取りパイプ6に取り付けた取付位置と巻取りパイプ6の軸心Cが通る軸心位置とを結ぶ仮想線V1上に位置している。凹部611,612は、図1に示すようにシャッター面材4を繰り出してスラット41がY軸方向に沿った状態では、互いにZ軸方向に対向して配置され、本実施形態では、凹部611が屋外側に配置され且つ凹部612が屋内側に配置される。凹部611,612は、カシメ部65に対して周方向に間隔を隔てて配置されている。このため、周方向における凹部611,612が形成される位置は、カシメ部65による接合位置とは異なることとなる。
このカシメ部65では、巻取りパイプ6の内周側から外周側に向かって、内片部71、第二折返し片部77、第一折返し片部72、外片部76の順に各片部が重なっている。第一折返し片部72が外片部76および第二折返し片部77の間に配置され、第二折返し片部77が内片部71および第一折返し片部72の間に配置されている。内片部71が縁部62に連続する連続部分78(縁部62から折り曲げられて内周側に突出した部分)は、カシメ部65の幅方向における一端を形成しており、内片部71および第一折返し片部72の連続部分79(折返し部分)は、カシメ部65の幅方向における他端を形成している。カシメ部65は、仮想線V1に対して、90°以上の角度θで交わり且つ軸心Cを通る仮想線V2上の位置であって、巻取り状態でスラット41Cが外周側に配置される位置に、配置されている。
前記実施形態では、巻取りパイプはスチール製の金属板で構成されているが、アルミ製等の他の金属材料で形成される金属板で構成されてもよい。また、スラット41はスチール製ではなく、他の材料で構成されていてもよい。
前記実施形態では、カシメ部65は、巻取りパイプ6の内周側に突出して形成されているが、外周側に突出して形成されていてもよい。また、カシメ部65によって接合部を構成しているが、前述した金属板を溶接し、リベット止めし、また、ねじ止めすること等で接合部を構成してもよい。
前記実施形態では、巻取りパイプ6に形成された凹部612とカシメ部65による接合位置が異なっているが、接合可能であれば凹部612にあってもよい。また、凹部612の構成を補助ホイール9などの付属部品の取り付けなどに用いない場合には、凹部612の構成を省略してもよい。
前記実施形態では、スラット41同士の連結位置は、巻取りパイプ6に当接する当接位置に対して周方向に異なっているが、スラット41を巻取りパイプ6に巻取り可能であれば、連結位置が当接位置であってもよい。
前記実施形態では、スラット41Cの巻取りパイプ6に対する当接位置からカシメ部65までの寸法は、カシメ部65の幅寸法Lよりも大きくなっているが、カシメ部65がスラット41Cの当接部43に当たる可能性が低い場合には、幅寸法L以下でもよい。
前記実施形態では、カシメ部65は、仮想線V1に対して、90°以上の角度θで交わり且つ軸心Cを通る仮想線V2上の位置に配置されているが、90°よりも小さい角度θで交わり且つ軸心Cを通る仮想線上の位置に配置されていてもよい。また、カシメ部65は、三番目のスラット41Cが外周側に配置される位置に配置されているが、二番目のスラット41Bが外周側に配置される位置に配置されていてもよく、また、スラット41の位置の誤差の影響が少ない場合には、四番目以降のスラット41が外周側に配置される位置に配置されていてもよい。最上位のスラット41に近い位置の方が複数のスラット41同士の位置に誤差が少なく、カシメ部65と、これを覆うスラット41との位置関係に誤差が生じにくくなる一方、カシメ部65を、仮想線V1に対して、90°以上の角度θで交わり且つ軸心Cを通る仮想線V2上の位置に配置することで、巻取りパイプ6に対してスラット41を取り付ける部分の形状の形成に拘わらず、巻取りパイプ6を簡単に形成できる。これらの点を考慮してカシメ部65の位置は設定される。
本発明のシャッターは、シャッター面材と、前記シャッター面材が巻取り可能に連結された巻取りパイプとを備え、前記巻取りパイプは、金属板で筒状に形成して縁部同士を接合して構成され、前記シャッター面材は、巻取り状態で前記巻取りパイプに対して周方向の複数箇所で当接し、この当接位置は、前記縁部同士の接合位置に対して、前記巻取りパイプの周方向に異なることを特徴とする。
本発明のシャッターによれば、金属板の縁部同士を接合した接合位置に対して、シャッター面材の巻取りパイプに対する当接位置が周方向に異なるので、シャッター面材が接合部に当たって傷つくおそれをなくし得、シャッターの意匠を維持できる。
このような構成によれば、例えば凹部に接合位置がある場合と比べて、凹部の形状に拘わらず接合工具や部材などを用いることができ、巻取りパイプを簡単に形成できる。
このような構成によれば、複数のスラットの連結位置を巻取りパイプに対して非当接にできる。
このような構成によれば、前記一方側に配置された当接部が巻取りパイプに当接した状態では、連結部および中間部は、巻取りパイプに対して外周側に離れて配置されるので、スラットが巻取りパイプの接合部分に当たることがない。更に、連結部も巻取りパイプに当接しないので、シャッター面材を円滑に巻き取ることができる。
このような構成によれば、カシメてなる接合部が外れようとしても、前述した寸法関係となっているので、スラットが接合部に当たることを抑制できる。
このような構成によれば、巻取りパイプに対するスラットの取付位置から前述したように離れて接合部が配置されているので、巻取りパイプに対してスラットを取り付ける部分の形状の形成に拘わらず、巻取りパイプを簡単に形成できる。
Claims (6)
- シャッター面材と、前記シャッター面材が巻取り可能に連結された巻取りパイプとを備え、
前記巻取りパイプは、金属板で筒状に形成して縁部同士を接合して構成され、
前記シャッター面材は、巻取り状態で前記巻取りパイプに対して周方向の複数箇所で当接し、この当接位置は、前記縁部同士の接合位置に対して、前記巻取りパイプの周方向に異なる
ことを特徴とするシャッター。 - 請求項1に記載のシャッターにおいて、
前記巻取りパイプには、内周側に凹んだ凹部が形成され、
前記周方向における前記凹部が形成される位置は、前記接合位置とは異なる
ことを特徴とするシャッター。 - 請求項1または請求項2に記載のシャッターにおいて、
前記シャッター面材は、複数のスラットを連結して構成され、
前記複数のスラットの連結位置は、前記当接位置に対して前記周方向に異なる
ことを特徴とするシャッター。 - 請求項3に記載のシャッターにおいて、
前記スラットは、その幅方向における両側に形成されていると共に隣接する他の前記スラットに連結した連結部と、前記連結部のそれぞれに連続していると共に前記巻取りパイプに当接する当接部と、前記当接部のそれぞれに連続した中間部とを有し、
前記当接部は、前記連結部および前記中間部に対して、前記スラットの長手方向および幅方向に交差する厚さ方向における一方側に配置され、巻取り状態では、前記中間部は前記接合位置に対して外周側に離れた位置に配置される
ことを特徴とするシャッター。 - 請求項1から請求項4のいずれか一項に記載のシャッターにおいて、
前記シャッター面材は、複数のスラットを連結して構成され、
前記巻取りパイプは、前記縁部同士をカシメによって接合する接合部を有し、
巻取り状態で前記巻取りパイプに当接し且つ前記接合部に対して外周側に配置されるスラットの前記当接位置から前記接合部までの寸法は、前記接合部の長手方向に沿った両縁の間の寸法よりも大きい
ことを特徴とするシャッター。 - 請求項1から請求項5のいずれか一項に記載のシャッターにおいて、
前記シャッター面材は、複数のスラットを連結して構成され、
前記巻取りパイプは、前記縁部同士をカシメによって接合する接合部を有し、
前記接合部は、前記スラットを前記巻取りパイプに取り付けた取付位置と巻取りパイプの軸心位置とを結ぶ仮想線に対して、90°以上の角度で交わり且つ前記軸心を通る仮想線上の位置に配置される
ことを特徴とするシャッター。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2021132815A JP7592566B2 (ja) | 2021-08-17 | 2021-08-17 | シャッター |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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| JP2021132815A JP7592566B2 (ja) | 2021-08-17 | 2021-08-17 | シャッター |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
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ID=85330487
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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| JP2021132815A Active JP7592566B2 (ja) | 2021-08-17 | 2021-08-17 | シャッター |
Country Status (1)
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| JP (1) | JP7592566B2 (ja) |
Citations (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002213160A (ja) | 2001-01-23 | 2002-07-31 | Ykk Architectural Products Inc | シャッター |
| JP2003269058A (ja) | 2002-03-19 | 2003-09-25 | Sanwa Shutter Corp | シャッター用巻取シャフト |
| JP2015151843A (ja) | 2014-02-19 | 2015-08-24 | Ykk Ap株式会社 | 遮蔽装置 |
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- 2021-08-17 JP JP2021132815A patent/JP7592566B2/ja active Active
Patent Citations (3)
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| JP2023027604A (ja) | 2023-03-02 |
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