JP7594804B2 - 通信システム、及びリモコン端末装置 - Google Patents
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Description
リモコン端末装置と制御装置との対をN(Nは1以上の整数)対備え、
前記複数のリモコン端末装置の各々は、
予め定められた通信チャネルの無線通信により、自装置と対になる制御装置へデータを送信する無線通信部と、
前記無線通信部による前記無線通信の実行タイミングを、予め定められた周期に応じて定まるタイミングに乱数に応じたオフセットを付与することで調整する制御部と、を有することを特徴とする。
前記複数のリモコン端末装置の各々が備える前記無線通信部は、
所定時間に亘って前記通信チャネルに間欠的な定周期送信(以下バースト送信と呼ぶ)を行う、
ことを特徴とする。
前記N個の制御装置は、自装置と対になるリモコン端末装置との無線通信に対する干渉又は妨害を検知した場合に、通信チャネルの変更を指示する変更指示を、自装置と対になるリモコン端末装置へ送信し、
前記N個のリモコン端末装置の各々が備える前記制御部は、自装置と対になる制御装置へのデータの送信に使用する通信チャネルを前記変更指示に応じて変更する、
ことを特徴としてもよい。
前記N個の制御装置は、自装置と対になるリモコン端末装置との無線通信に使用する通信チャネルにおける干渉又は妨害を検知した場合に、前記通信チャネルとは異なる複数の通信チャネルの各々について干渉又は妨害の有無をサーチすることにより干渉又は妨害の影響を受けにくい通信チャネルを決定し、決定した通信チャネルへの変更を指示する変更指示を、自装置と対になるリモコン端末へ送信する、
ことを特徴としてもよい。
前記変更指示を送信した制御装置は、変更を指示した通信チャネルの無線通信により、自装置と対になるリモコン端末からデータを受信したことを契機として応答を返信し、
前記変更指示に応じて通信チャネルを変更してデータを送信したリモコン端末が前記応答を受信した場合に通信チャネルの変更を完了する、
ことを特徴としてもよい。
前記変更指示を送信した制御装置は、変更を指示した通信チャネルの無線通信により、自装置と対になるリモコン端末装置からデータを予め定められた回数受信できなかった場合、又は前記変更指示の送信から所定時間が経過するまでに自装置と対になるリモコン端末装置からデータを受信できなかった場合には、元の通信チャネルに戻り再度通信チャネル変更指示を送信する処理を予め定められた回数繰り返し、前記処理を予め定められた回数繰り返しても、通信チャネルの変更が成功しなかった場合は、元の通信チャネルに戻る、又は前記複数の通信チャネルを再度サーチして異なる通信チャネルに変更指示を送信する、
ことを特徴としてもよい。
前記N個の制御装置は、自装置と対になるリモコン端末装置との無線通信に使用する通信チャネルにおける干渉又は妨害を検知した場合に、通信チャネルの変更を指示する変更指示を、自装置と対になるリモコン端末装置へ送信し、
前記N個のリモコン端末装置の各々が備える前記制御部は、自装置と対になる制御装置へのデータの送信に使用する通信チャネルを前記変更指示に応じて変更する、
ことを特徴とする。
前記N個のリモコン端末装置の各々は、互いに異なるN個の操作対象機器を遠隔操作するためのリモートコントローラである一方、前記N個の制御装置の各々は前記N個の操作対象機器に一つずつ含まれ、
前記N個の制御装置の各々は、自装置を含む操作対象機器の遠隔保守を行う保守端末から受信した指示に応じた応答を、自装置と対になるリモコン端末装置へ送信し、
前記N個のリモコン端末装置における前記制御部は、前記無線通信部を介して受信した前記応答に応じた処理を実行する、
ことを特徴としてもよい。
予め定められた通信チャネルの無線通信により、自装置と対になる制御装置へデータを送信する無線通信部と、
前記無線通信部による前記無線通信の実行タイミングを、予め定められた周期に応じて定まるタイミングに乱数に応じたオフセットを付与することで調整する制御部と、を有する。
図1は、本開示の一実施形態による通信システム1の構成例を示す図である。図1に示されるように、通信システム1には、通信ペアP(1)~通信ペアP(M)(Mは1以上の整数、本実施形態ではM=160)のM個の通ペアが含まれる。通信ペアとは、例えばIEEE802.15シリーズ等の所定の無線通信規格に従った無線通信を行うリモコン端末装置と制御装置との対のことをいう。本実施形態では、上記無線通信規格として特定小電力無線通信規格の一つであるIEEE802.15.4 MACが採用されている。これまで実施されていたリモコンと操作対象の機器との対毎に専用の通信チャネルを割り当てる方式では、特定小電力無線通信方式(400MHz帯 占有周波数帯幅が8.5kHZ以下の無線設備)では、通信チャネルは46チャンネルであるのでシステムにおける上限は46台、従来の特定小電力無線通信方式(1200MHz帯 占有周波数帯幅が16kHZ以下の無線設備)では通信チャネルは40チャンネルであるのでシステムにおける上限は40台であることに対して、制御する親機なしに160台がシステムで動作可能であり、かつ干渉にも強くなるために数値比以上に収容台数比は効果がある。
P11=1.6ms/20ms=0.08=8%。
P12=(P11)2=0.64%。
P91=1-(1-P11)9≒0.528=53%。
P92=(P91)2=28%。
P96=(P91)6≒0.0216=2.2%。
P911=(P91)11=0.08%。
P921=(P91)21=1.5ppm。
P926=(P926)11=0.06ppm。
これらは衝突による信号遅延時間の確率と読み替えることができる。即ち、500ミリ秒以上信号が遅延する確率は0.06ppmとなる。
(1)台数を減らす、(2)通信ペア間の物理的間隔をあけるなどの物理的手段がまず有効である。その他の手段としては、(3)無駄な情報要素を除去した独自の最適プロトコルにして、無線信号の出力時間であるT1を短くする方式方法がある。その他(4)ボタンを押したときや戻したときの変化点から例えば1秒間のみT2=20ミリ秒とし、変化がない場合は例えばT2=100ミリ秒にする方式もある。(5)ボタンを押しているときは動力の動作を要求している重要な信号の場合は、ボタンを押しているときとボタンを戻した変化点から例えば1秒間のみT2=20ミリ秒とし、ボタンを戻して変化がない場合は例えばT2=200ミリ秒にする方式もある。(6)リモコン端末装置も制御装置も無線の送受信機能を持つことになりコスト的には高くなるが、ボタンを押したときや戻したときの変化時には例えばT2=20ミリ秒間隔で連続送信し、制御装置が該信号を受信時にACK信号を返してリモコン端末装置がそれを受信したらリモコン制御装置からの送信を停止する方式もある。なお、安全性確保の観点から500ms以上信号が途絶えたときは動力をオフにする態様も考えられる。
本実施形態ではT2=20ミリ秒とした。しかし、衝突確率の低減や送信遅延時間の最小化においては、衝突しうる通信ペア数により最適値とは言えない。その理由から、(7)T2を最適値にする、方式が存在する。
例えば、呼損率を0.1%になる時間をt0.1%と定義すると以下の関数になる。アロハ方式でN個の通信ペアが干渉を及ぼす条件とする。
t0.1%=T2*[-3/log{1-(1-2*T1/T2)N-1}-1]
N=3で呼損率が0.01%になる最短時間は64.1ミリ秒であり、T2=7.7ミリ秒が条件である。T2=20ミリ秒の条件では最短時間は78.3ミリ秒に延びる。
N=3で呼損率が1%になる最短時間は27.6ミリ秒であり、T2=10.5ミリ秒が条件である。T2=20ミリ秒の条件では最短時間は29.2ミリ秒に延びる。
N=10で呼損率が0.1%になる最短時間は189.59ミリ秒であり、T2=28.5ミリ秒が条件である。T2=20ミリ秒の条件では最短時間は196.2ミリ秒に延びる。
図7に、T2=送信間隔(ms)vs呼損率基準のクリア時間(ms)のグラフを示す。
なお、図7では横軸がT2である送信間隔(ms)に対応し、縦軸が呼損率の基準をクリアする時間(ms)に対応する。図7における曲線G1、曲線G2、及び曲線G3は、N=5台、T1=0.8ms、呼損率=1%、0.1%、及び0.01%の各々の場合における送信間隔(ms)vs呼損率基準のクリア時間(ms)の関係を示す。図7における曲線G4、曲線G5、及び曲線G6は、N=10台、T1=0.8ms、呼損率=1%、0.1%、及び0.01%の各々の場合における送信間隔(ms)vs呼損率基準のクリア時間(ms)の関係を示す。図7における曲線G7、曲線G8、及び曲線G9は、N=3台、T1=0.8ms、呼損率=1%、0.1%、及び0.01%の各々の場合における送信間隔(ms)vs呼損率基準のクリア時間(ms)の関係を示す。
t'0.1%=T2*[-3/log{1-(1-T1/T2)N-1}-1]
遅延時間を短くするための、オフセット値の幅を変更する、方式について説明する。本実施形態では、アロハ方式で、オフセット値をT1の周期の倍数である1ミリ秒単位とする場合で、且つ-4ミリ秒から4ミリ秒の範囲に設定した。この場合の同一つチャネルを使用する2つの通信ペアが一度衝突した後に、再度衝突する確率を簡易的に計算して2/9とした。
詳細に計算すると、1/9*2/9*8+1/9*2/9*1=17/81=0.210<0.222=2/9、呼損率は少し小さい値となる。今回は±4ミリ秒の範囲としたが、±uミリ秒の範囲の場合の衝突確率は(4u+1)/(2u+1)2となる。ただし、T2が20ミリ秒で、u<7。uが7以上の時は複数サイクル時の衝突の計算が入るため計算式が変わるためである。u=7~9の時は、衝突確率は(4u+1)/(2u+1)2+{6*(u-6)*(3u-19)+1}/2/(2u+1)3である。
u=1のときの衝突時の再衝突の確率は0.556
u=2のときの衝突時の再衝突の確率は0.360
u=3のときの衝突時の再衝突の確率は0.265
u=4のときの衝突時の再衝突の確率は0.210
u=5のときの衝突時の再衝突の確率は0.174
u=6のときの衝突時の再衝突の確率は0.148
u=7のときの衝突時の再衝突の確率は0.131
u=8のときの衝突時の再衝突の確率は0.120
u=9のときの衝突時の再衝突の確率は0.113
u=10のときの衝突時の再衝突の確率は0.107
1/20の完全ランダム発生の呼の場合は2/20=0.100となる。
以上の様にオフセット値を変えることで再衝突確率が減り、呼損率を減じて、遅延時間を短縮することが可能である。一方で定周期性は崩れる方向になる。
一方、適用するシステムに求められる要件の重要度合いとして、更にシステム収容台数を増加の要求が生じた場合は、遅延時間を短縮する方策に同じである。同様の検討を行い、方式変更を行えばよい。
図10は、通信システム1での無線上での衝突時の端末間のD/U比と呼損率の実測値を示した図である。先に述べた通り、本開示の一実施形態による通信システム1では、T2=20ミリ秒、T1=0.8ミリ秒、完全ランダム送出のアロハ方式で、通信ペア同士の送信時間が少しだけでも被った時には必ず呼損するという厳しい前提条件の時の通信ペア2ペアが衝突する計算上の確率は、P11=1.6ms/20ms=0.08=8%、である。実測値と計算を比較すると、端末間のD/U比が-3dB以下の時の呼損率は7.2%になっており、計算値に近い値になる。
上記実施形態の説明は、本開示を説明するためのものであって、特許請求の範囲に記載の発明を限定し、或は範囲を減縮する様に解すべきではない。また、本開示の各部構成は上記実施形態に限らず、特許請求の範囲に記載の技術的範囲内で種々の変形が可能であることは勿論である。
10、10A,10B、10C,10D…リモコン端末装置
20…制御装置
110…制御部
120…操作部
130…通知部
140…無線通信部
150…記憶部
152…不揮発性記憶部
154…揮発性記憶部
Claims (5)
- リモコン端末装置と制御装置との対をN(Nは1以上の整数)対備え、
前記N個のリモコン端末装置の各々は、
予め定められた通信チャネルの無線通信により、自装置と対になる制御装置へデータを送信する無線通信部と、
前記無線通信部による前記無線通信の実行タイミングを、予め定められた周期に応じて定まるタイミングに乱数に応じたオフセットを付与することで調整する制御部と、を有しており、
前記N個の制御装置は、自装置と対になるリモコン端末装置との無線通信に使用する通信チャネルにおける干渉又は妨害を検知した場合に、前記通信チャネルとは異なる複数の通信チャネルの各々について干渉又は妨害の有無をサーチすることにより干渉又は妨害の影響を受けにくい通信チャネルを決定し、決定した通信チャネルの変更を指示する変更指示を、自装置と対になるリモコン端末装置へ送信し、
前記N個のリモコン端末装置の各々が備える前記制御部は、自装置と対になる制御装置へのデータの送信に使用する通信チャネルを前記変更指示に応じて変更する、
ことを特徴とする通信システム。 - 前記N個のリモコン端末装置の各々が備える前記無線通信部は、
所定時間に亘って前記通信チャネルに間欠的な定周期のバースト送信を行う、
ことを特徴とする請求項1に記載の通信システム。 - 前記変更指示を送信した制御装置は、変更を指示した通信チャネルの無線通信により、自装置と対になるリモコン端末からデータを受信したことを契機として応答を返信し、
前記変更指示に応じて通信チャネルを変更してデータを送信したリモコン端末が前記応答を受信した場合に通信チャネルの変更を完了する、
請求項1に記載の通信システム。 - 前記変更指示を送信した制御装置は、変更を指示した通信チャネルの無線通信により、自装置と対になるリモコン端末装置からデータを予め定められた回数受信できなかった場合、又は前記変更指示の送信から所定時間が経過するまでに自装置と対になるリモコン端末装置からデータを受信できなかった場合には、元の通信チャネルに戻り再度通信チャネル変更指示を送信する処理を予め定められた回数繰り返し、前記処理を予め定められた回数繰り返しても、通信チャネルの変更が成功しなかった場合は、元の通信チャネルに戻る、又は前記複数の通信チャネルを再度サーチして異なる通信チャネルに変更指示を送信する、
請求項3に記載の通信システム。 - 前記N個のリモコン端末装置の各々は、互いに異なるN個の操作対象機器を遠隔操作するためのリモートコントローラである一方、前記N個の制御装置の各々は前記N個の操作対象機器に一つずつ含まれ、
前記N個の制御装置の各々は、自装置を含む操作対象機器の遠隔保守を行う保守端末から受信した指示に応じた応答を、自装置と対になるリモコン端末装置へ送信し、
前記N個のリモコン端末装置における前記制御部は、前記無線通信部を介して受信した前記応答に応じた処理を実行する、
請求項1乃至請求項4の何れかに記載の通信システム。
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