以下、実施形態を図面に基づいて説明する。なお、同一の機能や構成には、同一または類似の符号を付して、その説明を適宜省略する。
[実施形態]
(1)無線通信システムの全体概略構成
図1は、本実施形態に係る無線通信システム10の全体概略構成図である。無線通信システム10は、5G New Radio(NR)に従った無線通信システムであり、Next Generation-Radio Access Network 20(以下、NG-RAN20)、及び端末200(以下、UE200)を含む。
なお、無線通信システム10は、Beyond 5G、5G Evolution或いは6Gと呼ばれる方式に従った無線通信システムでもよい。
NG-RAN20は、無線基地局100A(以下、gNB100A)及び無線基地局100B(以下、gNB100B)を含む。なお、gNB及びUEの数を含む無線通信システム10の具体的な構成は、図1に示した例に限定されない。
NG-RAN20は、実際には複数のNG-RAN Node、具体的には、gNB(またはng-eNB)を含み、5Gに従ったコアネットワーク(5GC、不図示)と接続される。なお、NG-RAN20及び5GCは、単に「ネットワーク」と表現されてもよい。
gNB100及びgNB100Bは、5Gに従った無線基地局であり、UE200と5Gに従った無線通信を実行する。gNB100、gNB100B及びUE200は、複数のアンテナ素子から送信される無線信号を制御することによって、より指向性の高いビームBMを生成するMassive MIMO(Multiple-Input Multiple-Output)、複数のコンポーネントキャリア(CC)を束ねて用いるキャリアアグリゲーション(CA)、及びUEと2つのNG-RAN Nodeそれぞれとの間において同時に通信を行うデュアルコネクティビティ(DC)などに対応することができる。
また、無線通信システム10は、複数の周波数レンジ(FR)に対応する。図2は、無線通信システム10において用いられる周波数レンジを示す。
図2に示すように、無線通信システム10は、FR1及びFR2に対応する。各FRの周波数帯は、次のとおりである。
・FR1:410 MHz~7.125 GHz
・FR2:24.25 GHz~52.6 GHz
FR1では、15, 30または60kHzのSub-Carrier Spacing(SCS)が用いられ、5~100MHzの帯域幅(BW)が用いられてもよい。FR2は、FR1よりも高周波数であり、60,または120kHz(240kHzが含まれてもよい)のSCSが用いられ、50~400MHzの帯域幅(BW)が用いられてもよい。
なお、SCSは、numerologyと解釈されてもよい。numerologyは、3GPP TS38.300において定義されており、周波数ドメインにおける一つのサブキャリア間隔と対応する。
さらに、無線通信システム10は、FR2の周波数帯よりも高周波数帯にも対応する。具体的には、無線通信システム10は、52.6GHzを超え、114.25GHzまでの周波数帯に対応する。このような高周波数帯は、便宜上「FR2x」と呼ばれてもよい。
このような問題を解決するため、52.6GHzを超える帯域を用いる場合、より大きなSub-Carrier Spacing(SCS)を有するCyclic Prefix-Orthogonal Frequency Division Multiplexing(CP-OFDM)/Discrete Fourier Transform - Spread(DFT-S-OFDM)を適用してもよい。
図3は、無線通信システム10において用いられる無線フレーム、サブフレーム及びスロットの構成例を示す。
図3に示すように、1スロットは、14シンボルで構成され、SCSが大きく(広く)なる程、シンボル期間(及びスロット期間)は短くなる。SCSは、図3に示す間隔(周波数)に限定されない。例えば、480kHz、960kHzなどが用いられてもよい。
また、1スロットを構成するシンボル数は、必ずしも14シンボルでなくてもよい(例えば、28、56シンボル)。さらに、サブフレーム当たりのスロット数は、SCSによって異なっていてよい。
なお、図3に示す時間方向(t)は、時間領域、シンボル期間またはシンボル時間などと呼ばれてもよい。また、周波数方向は、周波数領域、リソースブロック、サブキャリア、BWP (Bandwidth part)などと呼ばれてもよい。
(2)無線通信システムの機能ブロック構成
次に、無線通信システム10の機能ブロック構成について説明する。具体的には、UE200の機能ブロック構成について説明する。
図4は、UE200の機能ブロック構成図である。図4に示すように、UE200は、無線信号送受信部210、アンプ部220、変復調部230、制御信号・参照信号処理部240、符号化/復号部250、データ送受信部260及び制御部270を備える。
無線信号送受信部210は、NRに従った無線信号を送受信する。無線信号送受信部210は、Massive MIMO、複数のCCを束ねて用いるCA、及びUEと2つのNG-RAN Nodeそれぞれとの間において同時に通信を行うDCなどに対応する。
アンプ部220は、PA (Power Amplifier)/LNA (Low Noise Amplifier)などによって構成される。アンプ部220は、変復調部230から出力された信号を所定の電力レベルに増幅する。また、アンプ部220は、無線信号送受信部210から出力されたRF信号を増幅する。
変復調部230は、所定の通信先(gNB100または他のgNB)毎に、データ変調/復調、送信電力設定及びリソースブロック割当などを実行する。変復調部230では、Cyclic Prefix-Orthogonal Frequency Division Multiplexing(CP-OFDM)/Discrete Fourier Transform - Spread(DFT-S-OFDM)が適用されてもよい。また、DFT-S-OFDMは、上りリンク(UL)だけでなく、下りリンク(DL)にも用いられてもよい。
制御信号・参照信号処理部240は、UE200が送受信する各種の制御信号に関する処理、及びUE200が送受信する各種の参照信号に関する処理を実行する。
具体的には、制御信号・参照信号処理部240は、gNB100から所定の制御チャネルを介して送信される各種の制御信号、例えば、無線リソース制御レイヤ(RRC)の制御信号を受信する。また、制御信号・参照信号処理部240は、gNB100に向けて、所定の制御チャネルを介して各種の制御信号を送信する。
制御信号・参照信号処理部240は、Demodulation Reference Signal(DMRS)、及びPhase Tracking Reference Signal (PTRS)などの参照信号(RS)を用いた処理を実行する。
DMRSは、データ復調に用いるフェージングチャネルを推定するための端末個別の基地局~端末間において既知の参照信号(パイロット信号)である。PTRSは、高い周波数帯で課題となる位相雑音の推定を目的した端末個別の参照信号である。
なお、参照信号には、DMRS及びPTRS以外に、Channel State Information-Reference Signal(CSI-RS)、Sounding Reference Signal(SRS)、及び位置情報用のPositioning Reference Signal(PRS)が含まれてもよい。
また、チャネルには、制御チャネルとデータチャネルとが含まれる。制御チャネルには、PDCCH(Physical Downlink Control Channel)、PUCCH(Physical Uplink Control Channel)、RACH(Random Access Channel)、Random Access Radio Network Temporary Identifier(RA-RNTI)を含むDownlink Control Information (DCI))、及びPhysical Broadcast Channel(PBCH)などが含まれる。
また、データチャネルには、PDSCH(Physical Downlink Shared Channel)、及びPUSCH(Physical Uplink Shared Channel)などが含まれる。データとは、データチャネルを介して送信されるデータを意味する。データチャネルは、共有チャネルと読み替えられてもよい。
実施形態では、制御信号・参照信号処理部240は、第1コンポーネントキャリア(以下、第1CC)とは異なる第2コンポーネントキャリア(以下、第2CC)を介して、ネットワーク(例えば、NG-RAN20)とデータの通信を実行する通信部を構成する。
制御信号・参照信号処理部240は、第1CC又は第2CCを用いて、第2CCに関する上りリンク制御情報(UCI; Uplink Control Information)をネットワークに送信する。
具体的には、制御信号・参照信号処理部240は、第1CCを用いて第2CCに関するUCIを送信してもよい(後述する動作例1)。
制御信号・参照信号処理部240は、所定条件が満たされる場合に、第1CC及び第2CCにおける所定物理上りリンクチャネルの同時送信によって、第1CC及び第2CCの少なくとも一方に関するUCIをネットワークに送信してもよい(後述する動作例2、5)。
制御信号・参照信号処理部240は、所定条件が満たされる場合に、所定物理上りリンクチャネルの送信を破棄する。このとき、第1CC及び第2CCの少なくとも一方を用いて、第1CC及び第2CCの少なくとも一方に関するUCIを送信してもよい(後述する動作例3、6)。
制御信号・参照信号処理部240は、所定条件が満たされる場合に、第1CC及び第2CCの少なくとも一方に関するUCIを所定物理上りリンクチャネルに多重してネットワークに送信してもよい(後述する動作例4、7)。
所定条件は、第1CCにおけるPUCCHと第2CCにおけるPUCCHとが衝突する第1所定条件を含んでもよい。所定条件は、第1CC及び第2CCの少なくともいずれか1つにおけるPUCCHと第2CCにおけるPUSCHとが衝突する第2所定条件を含んでもよい。なお、本開示における衝突は、2以上のチャネルが同じ時間単位に含まれることであってもよく、例えば、2以上のチャネルが同じスロットで送信されることが指示されることであってもよい。
ここで、制御信号・参照信号処理部240は、後述する動作例4,7において、第3所定条件が満たされる場合に、第2CCに関するUCIを所定物理上りリンクチャネルに多重してネットワークに送信してもよい。
第3所定条件は、第1CCに関するUCIが第2CCに関するUCIとは独立で復号可能であるという条件を含んでもよい。
第3所定条件は、第2CCに関するUCIのコードブックが第1CCに関するUCIのコードブックと別に生成されるという条件を含んでもよい。
以下においては、第1CCは、第1周波数レンジ(例えば、52.6GHz以下)に属するCCであり、第2CCは、第1周波数レンジ(例えば、52.6GHz以下)よりも高い第2周波数レンジ(例えば、52.6GHz以上)に属するCCであるものとして説明する。
さらに、第1周波数レンジに関するパラメータを“non-above”で区別し、第2周波数レンジに関するパラメータを“above”で区別する。例えば、第1周波数レンジに属する第1CCをnon-above CCと呼称し、第2周波数レンジに属する第2CCをabove CCと呼称する。
UCIは、データ(例えば、1つのTB)に対応する応答確認(HARQ-ACK)を少なくとも含む。UCIは、リソースのスケジューリングを要求するSR(Scheduling Request)を含んでもよく、チャネルの状態を表すCSI(Channel State Information)を含んでもよい。以下においては、HARQ-ACKについて主として説明する。
符号化/復号部250は、所定の通信先(gNB100または他のgNB)毎に、データの分割/連結及びチャネルコーディング/復号などを実行する。
具体的には、符号化/復号部250は、データ送受信部260から出力されたデータを所定のサイズに分割し、分割されたデータに対してチャネルコーディングを実行する。また、符号化/復号部250は、変復調部230から出力されたデータを復号し、復号したデータを連結する。
データ送受信部260は、Protocol Data Unit (PDU)ならびにService Data Unit (SDU)の送受信を実行する。具体的には、データ送受信部260は、複数のレイヤ(媒体アクセス制御レイヤ(MAC)、無線リンク制御レイヤ(RLC)、及びパケット・データ・コンバージェンス・プロトコル・レイヤ(PDCP)など)におけるPDU/SDUの組み立て/分解などを実行する。また、データ送受信部260は、ハイブリッドARQ(Hybrid automatic repeat request)に基づいて、データの誤り訂正及び再送制御を実行する。
制御部270は、UE200を構成する各機能ブロックを制御する。特に、本実施形態では、制御部270は、non-above CC及びabove CCの通信を制御する。
(3)動作例
(3.1)動作例1
動作例1において、UE200は、non-above CCを用いてabove CCに関するUCIを送信する。すなわち、動作例1は、non-above CCを用いてabove CCに関するHARQ-ACKを送信する動作例である。ここでは、UE200が、above CCにマッピングされるPDSCHを介してデータを受信し、受信したデータに対応するHARQ-ACKを送信するケースを例示する。
図5に示すように、ステップS10において、UE200は、RRCメッセージをNG-RAN20から受信する。RRCメッセージは、HARQ-ACKの送信に用いるリソース設定を含む。動作例1では、リソース設定は、non-above CCで用いるPUCCH-Configを含んでもよく、non-above CCで用いるPUSCH-Config.を含んでもよい。
ステップS11において、UE200は、non-above CC及びabove CCに含まれる1以上のCCにマッピングされるPDCCHを介してDCIをNG-RAN20から受信する。
ステップS12において、UE200は、above CCにマッピングされるPDSCHを介してデータをNG-RAN20から受信する。
ステップS13において、UE200は、non-above CCを介して、above CCに関するHARQ-ACKをNG-RAN20に送信する。above CCに関するHARQ-ACKは、non-above CCにマッピングされるPUCCHを介して送信されてもよく、non-above CCにマッピングされるPUSCHを介して送信されてもよい。
このようなケースにおいて、above CCについてSpCell(Special Cell)が設定されなくてもよい。SpCellは、MCG(Master Cell Group)に属するPCell(Primary Cell)、SCG(Secondary Cell Group)に属するPSCell(Primary Secondary Cell)、或いは、これら以外のPCellであってもよい。
或いは、above CCについてSpCell(Special Cell)が設定されたとしても、PUCCHは、above CCに設定されずに、non-above CCに設定されてもよい。
或いは、above CCについてPUCCHをサポートするSCell(Secondary Cell)が設定されなくてもよい。すなわち、PUCCHは、above CCに設定されずに、non-above CCに設定されてもよい。
(3.2)動作例2
動作例2において、UE200は、所定条件が満たされる場合に、non-above CC及びabove CCにおける所定物理上りリンクチャネルの同時送信によって、above CCに関するUCIをネットワークに送信する。所定物理上りリンクチャネルは、non-above CC及びabove CCにおけるPUCCHである。above CCに関するUCIは、above CCにおけるPUCCHに含まれていてもよい。すなわち、動作例2は、above CCを用いてPUCCHを送信する動作例である。例えば、PUCCHには、above CCに関するHARQ-ACKが含まれていてもよい。ここでは、UE200が、non-above CC及びabove CCにマッピングされるPDSCHを介してデータを受信し、受信したデータに対応するHARQ-ACKを送信するケースを例示する。
但し、above CCに関するHARQ-ACK及びnon-above CCに関するHARQ-ACKの多重が許容されない。例えば、above CCにおけるPUCCHとnon-above CCにおけるPUCCHとが少なくとも時間領域において衝突する場合において、above CCにおけるPUCCHに含まれるUCI及びnon-above CCにおけるPUCCHに含まれるUCIは、同一チャネルに多重されなくてもよい。このとき、above CCにおけるPUCCH及びnon-above CCにおけるPUCCHの同時送信が許容されてもよい。
図6に示すように、ステップS20において、UE200は、RRCメッセージをNG-RAN20から受信する。RRCメッセージは、HARQ-ACKの送信に用いるリソース設定を含む。動作例2では、リソース設定は、non-above CC及びabove CCで用いるPUCCH-Configを含む。
ステップS21において、UE200は、non-above CC及びabove CCに含まれる1以上のCCにマッピングされるPDCCHを介してDCIをNG-RAN20から受信する。
ステップS22において、UE200は、non-above CC及びabove CCにマッピングされるPDSCHを介してデータをNG-RAN20から受信する。
ステップS23Aにおいて、UE200は、above CCにマッピングされるPUCCHを介して、above CCに関するHARQ-ACKをNG-RAN20に送信する。ステップS23Bにおいて、UE200は、non-above CCにマッピングされるPUCCH又はPUSCHを介して、non-above CCに関するHARQ-ACKをNG-RAN20に送信する。
ここで、ステップS23A及びステップ23Bは、ステップS21で受信するDCIによってスケジューリングされる。言い換えると、above CCに関するHARQ-ACK及びnon-above CCに関するHARQ-ACKの同時送信が許容される。
(3.3)動作例3
動作例3において、UE200は、所定条件が満たされる場合に、所定物理上りリンクチャネルの送信を破棄した上で、above CCを用いて、above CCに関するUCIを送信する。所定物理上りリンクチャネルは、non-above CCにおけるPUCCHである。但し、non-above CCにおけるPUCCHの送信が破棄されずに、above CCにおけるPUCCHの送信が破棄されてもよい。すなわち、動作例3は、above CCを用いてPUCCHを送信する、又は、above CCを用いたPUCCHの送信を破棄する動作例である。例えば、PUCCHにはabove CCに関するHARQ-ACKが含まれていてもよい。ここでは、UE200が、non-above CC及びabove CCにマッピングされるPDSCHを介してデータを受信し、受信したデータに対応するHARQ-ACKを送信するケースを例示する。但し、above CCに関するHARQ-ACK及びnon-above CCに関するHARQ-ACKの多重が許容されない。例えば、above CCにおけるPUCCHとnon-above CCにおけるPUCCHとが少なくとも時間領域において衝突する場合において、above CCにおけるPUCCHに含まれるUCI及びnon-above CCにおけるPUCCHに含まれるUCIは、同一チャネルに多重されなくてもよい。このとき、above CCにおけるPUCCH及びnon-aboveにおけるPUCCHのいずれか一方のみが送信されてもよい。
図7に示すように、ステップS30において、UE200は、RRCメッセージをNG-RAN20から受信する。ステップS30は上述したステップS20と同様であるため、ステップS30の詳細については省略する。
ステップS31において、UE200は、non-above CC及びabove CCに含まれる1以上のCCにマッピングされるPDCCHを介してDCIをNG-RAN20から受信する。
ステップS32において、UE200は、non-above CC及びabove CCにマッピングされるPDSCHを介してデータをNG-RAN20から受信する。
ステップS33において、UE200は、above CCに関するHARQ-ACK及びnon-above CCに関するHARQ-ACKのいずれか一方をNG-RAN20に送信する。言い換えると、UE200は、above CCに関するHARQ-ACK及びnon-above CCに関するHARQ-ACKのいずれか他方を破棄する。above CCに関するHARQ-ACKは、above CCにマッピングされるPUCCHを介して送信される。non-above CCに関するHARQ-ACKは、non-above CCにマッピングされるPUCCH又はPUSCHを介して送信されてもよい。
(3.4)動作例4
動作例4において、UE200は、non-above CCにおけるPUCCHとabove CCにおけるPUCCHとが衝突する第1所定条件が満たされる場合に、above CCに関するUCIを所定物理上りリンクチャネルに多重してネットワークに送信する。所定物理上りリンクチャネルは、above CCにおけるPUCCHであってもよく、non-above CCにおけるPUCCHであってもよい。すなわち、動作例4は、non-above CC又はabove CCを用いてabove CCに関するHARQ-ACKを送信する動作例である。ここでは、UE200が、non-above CC及びabove CCにマッピングされるPDSCHを介してデータを受信し、受信したデータに対応するHARQ-ACKを送信するケースを例示する。さらに、above CCに関するHARQ-ACK及びnon-above CCに関するHARQ-ACKの多重が許容される。例えば、above CCにおけるPUCCHとnon-above CCにおけるPUCCHとが少なくとも時間領域において衝突する場合において、above CCにおけるPUCCHに含まれるUCI及びnon-above CCにおけるPUCCHに含まれるUCIは、above CCにおけるPUCCHに含まれるUCI及びnon-above CCにおけるPUCCHに含まれるUCIは同一PUCCHに多重されてもよい。
図8に示すように、ステップS40において、UE200は、RRCメッセージをNG-RAN20から受信する。RRCメッセージは、HARQ-ACKの送信に用いるリソース設定を含む。動作例4では、リソース設定は、above CCで用いるPUCCH-Configを含む。
ステップS41において、UE200は、non-above CC及びabove CCに含まれる1以上のCCにマッピングされるPDCCHを介してDCIをNG-RAN20から受信する。
ステップS42において、UE200は、non-above CC及びabove CCにマッピングされるPDSCHを介してデータをNG-RAN20から受信する。
ステップS43において、UE200は、non-above CC及びabove CCに関するHARQ-ACKをPUCCHに多重して、non-above CC又はabove CCにマッピングされたPUCCHを介して、多重されたHARQ-ACKをNG-RAN20に送信する。
動作例4では、以下に示すパラメータの少なくとも1つのパラメータは、above CCに関するHARQ-ACKとは独立して特定されてもよい。すなわち、above CCに関するUCIはnon-above CCに関するUCIとは独立で復号可能である(第3所定条件が満たされる一例)。
パラメータA:non-aboveに関するHARQ-ACKのペイロードサイズ
パラメータB:PUCCHのリソースセット又はリソース
パラメータC:non-aboveに関するHARQ-ACKのコーディングレート
パラメータD:non-aboveに関するHARQ-ACKがマッピングされたRE(Resource Element)
パラメータE:PUCCHで用いるPRBs(Physical Resource Blocks)数
例えば、多重されたHARQ-ACKのリソースは、以下の手順でnon-above CC又はabove CCに属するPUCCHにマッピングされる。
non-aboveに関するHARQ-ACKのペイロードサイズ(パラメータA)は、N bitsである。aboveに関するHARQ-ACKのペイロードサイズは、M bitsである。aboveに関するHARQ-ACKのペイロードサイズは、M2 bitsであると仮定される。M2bitは、UE200とNG-RAN20との間で合意された方法で算出可能な値である。例えば、M2bitは、aboveに関するDAI(Downlink Assignment Index)に基づいて仮定されてもよい。上述したパラメータB,C,Dは、N+M2 bitsに基づいて決定される。
このような背景下において、non-aboveに関するN bitsのHARQ-ACKがPUCCHのいくつかのREにマッピングされ、aboveに関するM bitsのHARQ-ACKがPUCCHの残りのREにマッピングされる。
或いは、non-aboveに関するN bitsのHARQ-ACKがPUCCHの全てのREにマッピングされ、PUCCHのいくつかのREにおいてaboveに関するM bitsのHARQ-ACKによって上書きされてもよい(punctured)。non-aboveに関するコーディングレートは、所定閾値を超えない値であってもよい。上書きされるREは、non-aboveに関するSR及びCSIの少なくともいずれか1つがマッピングされるREが優先的に選択されてもよい。反対に、aboveに関するM bitsのHARQ-ACKがPUCCHの全てのREにマッピングされ、PUCCHのいくつかのREにおいてnon-aboveに関するN bitsのHARQ-ACKによって上書きされてもよい(punctured)。
動作例4においては、above CCに関するHARQ-ACKのコードブックは、non-above CCに関するHARQ-ACKのコードブックとは別に生成されてもよい(第3所定条件が満たされる一例)。これによって、above CCに関するHARQ-ACK及びnon-above CCに関するHARQ-ACKの多重が許容される。このようなケースにおいて、above CCに関するPDSCHのDAIは、non-above CCに関するPDSCHのDAIとは別に定義され、計算されてもよい。(Semi-)static HARQ-ACKコードブックのみが、above CCに関するHARQ-ACKについてサポートされてもよい。このようなケースにおいて、(Semi-)static HARQ-ACKコードブックは、non-above CCに関するHARQ-ACKについて適用されなくてもよい。
(3.5)動作例5
動作例5において、UE200は、所定条件が満たされる場合に、non-above CC及び/又はabove CCにおける所定物理上りリンクチャネルの同時送信によって、non-above CC及びabove CCの少なくとも一方に関するUCIをネットワークに送信する。所定物理上りリンクチャネルは、non-above CC又はabove CCにおけるPUCCH及びabove CCにおけるPUSCHである。non-above CC及びabove CCの少なくとも一方に関するUCIは、non-above CC又はabove CCにおけるPUCCHに含まれてもよい。すなわち、動作例5は、non-above CC又はabove CCを用いて、above CC及びnon-aboveに関するHARQ-ACKの少なくとも一方を送信する動作例である。ここでは、UE200が、non-above CC及びabove CCにマッピングされるPDSCHを介してデータを受信し、受信したデータに対応するHARQ-ACKを送信するケースを例示するが、non-above CC及びabove CCのいずれか一方にマッピングされるPDSCHを介してデータを受信した場合に適用してもよい。但し、above CC及びnon-aboveの少なくとも一方に関するHARQ-ACKをabove CCにおけるPUSCHへ多重することは許容されない。例えば、non-above CCにおけるPUCCHとabove CCにおけるPUSCHとが少なくとも時間領域において衝突した場合において、non-above CCにおけるPUCCHに含まれるUCIは、above CCにおけるPUSCHに多重されなくてもよい。このとき、non-above CCにおけるPUCCH及びabove CCにおけるPUSCHの同時送信が許容されてもよい。non-above CCにおけるPUCCHは、above CCにおけるPUCCHに置き換えられてもよい。
図9に示すように、ステップS50において、UE200は、RRCメッセージをNG-RAN20から受信する。RRCメッセージは、HARQ-ACKの送信に用いるリソース設定を含む。動作例5では、リソース設定は、above CCで用いるPUSCH-Configを含む。リソース設定は、non-above CCで用いるPUCCH-Config又はPUSCH-Configを含む。
ステップS51において、UE200は、non-above CC及びabove CCに含まれる1以上のCCにマッピングされるPDCCHを介してDCIをNG-RAN20から受信する。
ステップS52において、UE200は、non-above CC及びabove CCにマッピングされるPDSCHを介してデータをNG-RAN20から受信する。
ステップS53Aにおいて、UE200は、non-above CC又はabove CCにマッピングされるPUCCHを介して、non-above CC及びabove CCに関するHARQ-ACKをNG-RAN20に送信する。ステップS53Bにおいて、UE200は、above CCにマッピングされるPUSCHを介して、non-above CC及びabove CCに関するHARQ-ACKをNG-RAN20に送信する。
ここで、ステップS53A及びステップ53Bは、ステップS51で受信するDCIによってスケジューリングされる。言い換えると、non-above CC又はabove CCにおけるPUCCH及びabove CCにおけるPUSCHの同時送信が許容される。
(3.6)動作例6
動作例6において、UE200は、所定条件が満たされる場合に、所定物理上りリンクチャネルの送信を破棄した上で、non-above CC又はabove CCを用いて、non-above CC及びabove CCの少なくとも一方に関するUCIを送信する。所定物理上りリンクチャネルは、non-above CC又はabove CCにおけるPUCCHである。但し、non-above CC又はabove CCにおけるPUCCHの送信が破棄されずに、above CCにおけるPUSCHの送信が破棄されてもよい。すなわち、動作例6は、non-above CC又はabove CCを用いてabove CC及びnon-aboveに関するHARQ-ACKの少なくとも一方を送信する、又は、non-above CC又はabove CCにおけるPUCCHの送信を破棄する動作例である。ここでは、UE200が、non-above CC及びabove CCにマッピングされるPDSCHを介してデータを受信し、受信したデータに対応するHARQ-ACKを送信するケースを例示するが、non-above CC及びabove CCのいずれか一方にマッピングされるPDSCHを介してデータを受信した場合に適用してもよい。但し、above CC及びnon-aboveの少なくとも一方に関するHARQ-ACKをabove CCにおけるPUSCHへ多重することは許容されない。例えば、non-above CCにおけるPUCCH及びabove CCにおけるPUSCHが少なくとも時間領域において衝突した場合において、non-above CCにおけるPUCCHに含まれるUCIは、above CCにおけるPUSCHに多重されなくてもよい。このとき、non-above CCにおけるPUCCH及びabove CCにおけるPUSCHのいずれか一方のみが送信されてもよい。non-above CCにおけるPUCCHはabove CCにおけるPUCCHに置き換えられてもよい。
図10に示すように、ステップS60において、UE200は、RRCメッセージをNG-RAN20から受信する。ステップS60は上述したステップS50と同様であるため、ステップS60の詳細については省略する。
ステップS61において、UE200は、non-above CC及びabove CCに含まれる1以上のCCにマッピングされるPDCCHを介してDCIをNG-RAN20から受信する。
ステップS62において、UE200は、non-above CC及びabove CCにマッピングされるPDSCHを介してデータをNG-RAN20から受信する。
ステップS63において、UE200は、non-above CC及びabove CCに関するHARQ-ACKを含むPUCCH及びabove CCにおけるPUSCHのいずれか一方をNG-RAN20に送信する。言い換えると、UE200は、above CCに関するHARQ-ACK及びnon-above CCに関するHARQ-ACKを含むPUCCH、及びabove CCにおけるPUSCHのいずれか他方を破棄する。
(3.7)動作例7
動作例7において、UE200は、non-above CC及びabove CCの少なくともいずれか1つにおけるPUCCHとabove CCにおけるPUSCHとが衝突する第2所定条件が満たされる場合に、non-above CC及びabove CCの少なくとも一方に関するUCIを所定物理上りリンクチャネルに多重してネットワークに送信する。所定物理上りリンクチャネルは、above CCにおけるPUSCHである。すなわち、動作例7は、above CCを用いてnon-above CC又はabove CCに関するHARQ-ACKを送信する動作例である。ここでは、UE200が、non-above CC及びabove CCにマッピングされるPDSCHを介してデータを受信し、受信したデータに対応するHARQ-ACKを送信するケースを例示するが、non-above CC及びabove CCのいずれか一方にマッピングされるPDSCHを介してデータを受信した場合に適用してもよい。さらに、above CCに関するHARQ-ACK及びnon-above CCに関するHARQ-ACKの少なくとも一方を、above CCにおけるPUSCHへ多重することが許容される。
図11に示すように、ステップS70において、UE200は、RRCメッセージをNG-RAN20から受信する。RRCメッセージは、HARQ-ACKの送信に用いるリソース設定を含む。動作例7では、リソース設定は、above CCで用いるPUSCH-Configを含む。
ステップS71において、UE200は、non-above CC及びabove CCに含まれる1以上のCCにマッピングされるPDCCHを介してDCIをNG-RAN20から受信する。
ステップS72において、UE200は、non-above CC及びabove CCにマッピングされるPDSCHを介してデータをNG-RAN20から受信する。
ステップS73において、UE200は、non-above CC及びabove CCに関するHARQ-ACKをPUCCHに多重した場合に、above CCにマッピングされたPUSCHと時間領域で衝突していることを検出する。このとき、当該HARQ-ACKを当該PUSCHに多重し、当該PUSCHを介して、多重されたHARQ-ACKをNG-RAN20に送信する。
動作例7では、以下に示すパラメータの少なくとも1つのパラメータは、above CCに関するHARQ-ACKとは独立して特定される。すなわち、non-above CCに関するUCI及びUL-SCHの少なくとも一方はabove CCに関するUCIとは独立で復号可能である(第3所定条件が満たされる一例)。
パラメータF:non-aboveに関するHARQ-ACK及びUL-SCHの少なくともいずれか1つのコーディングレート
パラメータG:non-aboveに関するHARQ-ACK及びUL-SCHの少なくともいずれか1つがマッピングされるRE(Resource Element)
例えば、多重されたHARQ-ACKのリソースは、以下の手順でabove CCに属するPUSCHにマッピングされる。
non-aboveに関するHARQ-ACK及びUL-SCHの少なくともいずれか1つのペイロードサイズ(パラメータF)は、N’ bitsである。aboveに関するHARQ-ACKのペイロードサイズは、M bitsである。aboveに関するHARQ-ACKのペイロードサイズは、M2 bitsであると仮定される。M2bitは、UE200とNG-RAN20との間で合意された方法で算出可能な値である。例えば、M2bitは、aboveに関するDAI(Downlink Assignment Index)に基づいて仮定されてもよい。上述したパラメータF,Gは、N’+M2 bitsに基づいて決定される。
このような背景下において、N’ bitsのnon-aboveに関するHARQ-ACK及びUL-SCHの少なくともいずれか1つがPUSCHのいくつかのREにマッピングされ、aboveに関するM bitsのHARQ-ACKがPUSCHの残りのREにマッピングされる。
或いは、N’ bitsのnon-aboveに関するHARQ-ACK及びUL-SCHの少なくともいずれか1つがPUSCHの少なくとも一部のREにマッピングされ、PUSCHのいくつかのREにおいてaboveに関するM bitsのHARQ-ACKによって上書きされてもよい(punctured)。non-aboveに関するコーディングレートは、所定閾値を超えない値であってもよい。上書きされるREは、non-aboveに関するSR及びCSIの少なくともいずれか1つがマッピングされるREが優先的に選択されてもよい。反対に、non-aboveに関するN bitsのHARQ-ACKがPUSCHの少なくとも一部のREにマッピングされ、PUSCHのいくつかのREにおいてN’ bitsのaboveに関するHARQ-ACK及びUL-SCHの少なくともいずれか1つによって上書きされてもよい(punctured)。
動作例7においては、動作例4と同様に、above CCに関するHARQ-ACKのコードブックは、non-above CCに関するHARQ-ACKのコードブックとは別に生成されてもよい(第3所定条件が満たされる一例)。これによって、above CCに関するHARQ-ACK及びnon-above CCに関するHARQ-ACKの多重が許容される。このようなケースにおいて、above CCに関するPDSCHのDAIは、non-above CCに関するPDSCHのDAIとは別に定義され、計算されてもよい。(Semi-)static HARQ-ACKコードブックのみが、above CCに関するHARQ-ACKについてサポートされてもよい。このようなケースにおいて、(Semi-)static HARQ-ACKコードブックは、non-above CCに関するHARQ-ACKについて適用されなくてもよい。
(4)作用・効果
実施形態では、UE200は、non above CCを用いて、above CCに関するHARQ-ACKをネットワークに送信する。このような構成によれば、above CCに関するHARQ-ACKの信頼性の低下を抑制することができる。
実施形態では、UE200は、所定条件が満たされる場合に、動作例2~動作例7に示す所定送信を実行する。例えば、動作例2、5で説明したように、non-above CC及びabove CCにおける所定物理上りリンクチャネルの同時送信が許容される場合に、所定物理上りリンクチャネルの同時送信によってabove CCに関するHARQ-ACKを送信する。或いは、動作例3、6で説明したように、non-above CC及びabove CCにおける物理上りリンクチャネルの同時送信が許容されない場合に、所定物理上りリンクチャネルの送信を破棄する。このとき、non-above CC又はabove CCを用いてnon-above CC及びabove CCの少なくとも一方に関するHARQ-ACKを送信する。或いは、動作例7において、UE200は、所定条件が満たされる場合に、non-above CC及びabove CCの少なくとも一方に関するUCIを所定物理上りリンクチャネルに多重してネットワークに送信する。このような構成によれば、non-above CC及びabove CCに関するHARQ-ACKの信頼性の低下を抑制することができる。
さらに、多重が許容される第3所定条件が定められている。このような構成によれば、non-above CCに関するHARQ-ACKの信頼性の低下を抑制することができる。
上述したように、non-above CC及びabove CCに関するHARQ-ACKの信頼性の低下を抑制することによって、ACK to NACKエラー、NACK to ACKエラー、DTX to ACKエラーなどのエラー率を所望エラー率以下に抑制することができる。
[変更例1]
以下において、実施形態の変更例1について説明する。以下においては、実施形態に対する相違点について説明する。
具体的には、UE200は、上述した動作例1~動作例7の少なくともいずれか1つを実行する能力があるか否かを示す情報要素をネットワーク(NG-RAN20)に送信する。具体的には、図12に示すように、ステップS80において、UE200は、動作例1~動作例7の少なくともいずれか1つを実行する能力があるか否かを示す情報要素を含むUE capabilityをNG-RAN20に送信(報告)する。例えば、UE200は、動作例2又は動作例5で説明した同時送信を実行する機能があるか否かを示す情報要素を含むUE capabilityを送信してもよい。
特に限定されるものではないが、UE200は、NG-RAN20とRRCコネクションが設定された場合に、ステップS80を実行してもよい。言い換えると、ステップS80は、図5~図11に示す処理よりも前に実行されてもよい。
[変更例2]
以下において、実施形態の変更例2について説明する。以下においては、実施形態に対する相違点について説明する。
変更例2では、above CCに関するPUCCH Configについて説明する。PUCCH Configは、上位レイヤパラメータによって設定される。PUCCH Configは、RRCメッセージに含まれる情報要素であってもよい。
第1に、above CCに関するPUCCH Configは、non-above CCに関するPUCCH Configと同じであってもよい。言い換えると、PUCCH Configは、above CCとnon-aboveCCとの間で共有されてもよい。
第2に、above CCに関するPUCCH Configは、non-above CCに関するPUCCH Configと別に設定されてもよい。non-above CC及びabove CCに関するHARQ-ACKの多重が許容されるケース(例えば、上述した動作例4又は動作例7)において、non-above CCに関するPUCCH Config(又はabove CCに関するPUCCH Config)が適用されてもよい。或いは、HARQ-ACKの多重に用いる直近のDCIによって指定されたPUCCH Configが用いられてもよい。
第3に、above CCに関するPUCCH Configは、HARQ-ACKについて設定されるが、SR及びCSI(Periodic CSI, Semi-persistent CSI, Aperiodic CSI)について設定されなくてもよい。
[変更例3]
以下において、実施形態の変更例3について説明する。以下においては、実施形態に対する相違点について説明する。
変更例3では、non-above CC及びabove CCに関するHARQ-ACKの多重又はnon-above CC及びabove CCの少なくとも一方に関するHARQ-ACKのabove CCにおけるPUSCHへの多重が行われるケース(例えば、上述した動作例4又は動作例7)についてさらに説明する。
このようなケースにおいて、non-above CCにマッピングされるPDSCH又はPUSCHをスケジューリングするDCIは、以下に示す情報要素を含んでもよい。
例えば、DCIは、above CCに関するHARQ-ACKが多重されるか否かを示す情報要素(例えば、1 bit情報)を含んでもよい。DCIは、above CCに関するHARQ-ACKのbit数を示す情報要素(例えば、X bits情報)を含んでもよい。このような情報要素は、above CCに関する直近のDAIによって特定される総リソースを示す情報要素であってもよい。
上述した情報要素がDCIに含まれていれば、non-above CC及びabove CCに関するHARQ-ACKの多重が適用されてもよい。すなわち、第3所定条件は、上述した情報要素がDCIに含まれることを含んでもよい。一方で、上述した情報要素がDCIに含まれていなければ、non-above CC及びabove CCに関するHARQ-ACKの多重が適用されなくてもよい。
[その他の実施形態]
以上、実施形態に沿って本発明の内容を説明したが、本発明はこれらの記載に限定されるものではなく、種々の変形及び改良が可能であることは、当業者には自明である。
上述した実施形態では、第1CCがnon-above CCであり、第2CCがabove CCであるケースについて例示した。しかしながら、実施形態はこれに限定されるものではない。例えば、第1CCは特定CC以外の他のCCであり、第2CCは特定CCであってもよい。特定CCは、HARQ-ACKの送信が設定されないCCであってもよい。また、第1CCが属する第1周波数レンジは、52.6GHz以下に限定されるものではなく、第2CCに属する第2周波数レンジは、52.6GHz以上に限定されるものではない。
上述した実施形態では、UCIの一例としてHARQ-ACKについて説明した。しかしながら、実施形態はこれに限定されるものではない。HAQR-ACKはUCIと読み替えられてもよい。上述した動作例1~動作例7は、UCI type毎に適用されてもよい。例えば、HAQR-ACKについて動作例1が適用され、SR及びCSIについて動作例2~動作例7の中から選択された動作例が適用されてもよい。
上述した実施形態において、PUCCHは、PUCCHを介して送信される制御情報と同様に解釈してもよい。例えば、PUCCHの送信は、UCIの送信やHARQ-ACKの送信と読み替えられてもよい。
上述した実施形態の説明に用いたブロック構成図(図4)は、機能単位のブロックを示している。これらの機能ブロック(構成部)は、ハードウェア及びソフトウェアの少なくとも一方の任意の組み合わせによって実現される。また、各機能ブロックの実現方法は特に限定されない。すなわち、各機能ブロックは、物理的又は論理的に結合した1つの装置を用いて実現されてもよいし、物理的又は論理的に分離した2つ以上の装置を直接的又は間接的に(例えば、有線、無線などを用いて)接続し、これら複数の装置を用いて実現されてもよい。機能ブロックは、上記1つの装置又は上記複数の装置にソフトウェアを組み合わせて実現されてもよい。
機能には、判断、決定、判定、計算、算出、処理、導出、調査、探索、確認、受信、送信、出力、アクセス、解決、選択、選定、確立、比較、想定、期待、見做し、報知(broadcasting)、通知(notifying)、通信(communicating)、転送(forwarding)、構成(configuring)、再構成(reconfiguring)、割り当て(allocating、mapping)、割り振り(assigning)などがあるが、これらに限られない。例えば、送信を機能させる機能ブロック(構成部)は、送信部(transmitting unit)や送信機(transmitter)と呼ばれる。何れも、上述したとおり、実現方法は特に限定されない。
さらに、上述したUE200(当該装置)は、本開示の無線通信方法の処理を行うコンピュータとして機能してもよい。図13は、当該装置のハードウェア構成の一例を示す図である。図13に示すように、当該装置は、プロセッサ1001、メモリ1002、ストレージ1003、通信装置1004、入力装置1005、出力装置1006及びバス1007などを含むコンピュータ装置として構成されてもよい。
なお、以下の説明では、「装置」という文言は、回路、デバイス、ユニットなどに読み替えることができる。当該装置のハードウェア構成は、図に示した各装置を1つ又は複数含むように構成されてもよいし、一部の装置を含まずに構成されてもよい。
当該装置の各機能ブロック(図4参照)は、当該コンピュータ装置の何れかのハードウェア要素、又は当該ハードウェア要素の組み合わせによって実現される。
また、当該装置における各機能は、プロセッサ1001、メモリ1002などのハードウェア上に所定のソフトウェア(プログラム)を読み込ませることによって、プロセッサ1001が演算を行い、通信装置1004による通信を制御したり、メモリ1002及びストレージ1003におけるデータの読み出し及び書き込みの少なくとも一方を制御したりすることによって実現される。
プロセッサ1001は、例えば、オペレーティングシステムを動作させてコンピュータ全体を制御する。プロセッサ1001は、周辺装置とのインタフェース、制御装置、演算装置、レジスタなどを含む中央処理装置(CPU)によって構成されてもよい。
また、プロセッサ1001は、プログラム(プログラムコード)、ソフトウェアモジュール、データなどを、ストレージ1003及び通信装置1004の少なくとも一方からメモリ1002に読み出し、これらに従って各種の処理を実行する。プログラムとしては、上述の実施の形態において説明した動作の少なくとも一部をコンピュータに実行させるプログラムが用いられる。さらに、上述の各種処理は、1つのプロセッサ1001によって実行されてもよいし、2つ以上のプロセッサ1001により同時又は逐次に実行されてもよい。プロセッサ1001は、1以上のチップによって実装されてもよい。なお、プログラムは、電気通信回線を介してネットワークから送信されてもよい。
メモリ1002は、コンピュータ読み取り可能な記録媒体であり、例えば、Read Only Memory(ROM)、Erasable Programmable ROM(EPROM)、Electrically Erasable Programmable ROM(EEPROM)、Random Access Memory(RAM)などの少なくとも1つによって構成されてもよい。メモリ1002は、レジスタ、キャッシュ、メインメモリ(主記憶装置)などと呼ばれてもよい。メモリ1002は、本開示の一実施形態に係る方法を実行可能なプログラム(プログラムコード)、ソフトウェアモジュールなどを保存することができる。
ストレージ1003は、コンピュータ読み取り可能な記録媒体であり、例えば、Compact Disc ROM(CD-ROM)などの光ディスク、ハードディスクドライブ、フレキシブルディスク、光磁気ディスク(例えば、コンパクトディスク、デジタル多用途ディスク、Blu-ray(登録商標)ディスク)、スマートカード、フラッシュメモリ(例えば、カード、スティック、キードライブ)、フロッピー(登録商標)ディスク、磁気ストリップなどの少なくとも1つによって構成されてもよい。ストレージ1003は、補助記憶装置と呼ばれてもよい。上述の記録媒体は、例えば、メモリ1002及びストレージ1003の少なくとも一方を含むデータベース、サーバその他の適切な媒体であってもよい。
通信装置1004は、有線ネットワーク及び無線ネットワークの少なくとも一方を介してコンピュータ間の通信を行うためのハードウェア(送受信デバイス)であり、例えばネットワークデバイス、ネットワークコントローラ、ネットワークカード、通信モジュールなどともいう。
通信装置1004は、例えば周波数分割複信(Frequency Division Duplex:FDD)及び時分割複信(Time Division Duplex:TDD)の少なくとも一方を実現するために、高周波スイッチ、デュプレクサ、フィルタ、周波数シンセサイザなどを含んで構成されてもよい。
入力装置1005は、外部からの入力を受け付ける入力デバイス(例えば、キーボード、マウス、マイクロフォン、スイッチ、ボタン、センサなど)である。出力装置1006は、外部への出力を実施する出力デバイス(例えば、ディスプレイ、スピーカー、LEDランプなど)である。なお、入力装置1005及び出力装置1006は、一体となった構成(例えば、タッチパネル)であってもよい。
また、プロセッサ1001及びメモリ1002などの各装置は、情報を通信するためのバス1007で接続される。バス1007は、単一のバスを用いて構成されてもよいし、装置間ごとに異なるバスを用いて構成されてもよい。
さらに、当該装置は、マイクロプロセッサ、デジタル信号プロセッサ(Digital Signal Processor: DSP)、Application Specific Integrated Circuit(ASIC)、Programmable Logic Device(PLD)、Field Programmable Gate Array(FPGA)などのハードウェアを含んで構成されてもよく、当該ハードウェアにより、各機能ブロックの一部又は全てが実現されてもよい。例えば、プロセッサ1001は、これらのハードウェアの少なくとも1つを用いて実装されてもよい。
また、情報の通知は、本開示において説明した態様/実施形態に限られず、他の方法を用いて行われてもよい。例えば、情報の通知は、物理レイヤシグナリング(例えば、Downlink Control Information(DCI)、Uplink Control Information(UCI)、上位レイヤシグナリング(例えば、RRCシグナリング、Medium Access Control(MAC)シグナリング、報知情報(Master Information Block(MIB)、System Information Block(SIB))、その他の信号又はこれらの組み合わせによって実施されてもよい。また、RRCシグナリングは、RRCメッセージと呼ばれてもよく、例えば、RRC接続セットアップ(RRC Connection Setup)メッセージ、RRC接続再構成(RRC Connection Reconfiguration)メッセージなどであってもよい。
本開示において説明した各態様/実施形態は、Long Term Evolution(LTE)、LTE-Advanced(LTE-A)、SUPER 3G、IMT-Advanced、4th generation mobile communication system(4G)、5th generation mobile communication system(5G)、Future Radio Access(FRA)、New Radio(NR)、W-CDMA(登録商標)、GSM(登録商標)、CDMA2000、Ultra Mobile Broadband(UMB)、IEEE 802.11(Wi-Fi(登録商標))、IEEE 802.16(WiMAX(登録商標))、IEEE 802.20、Ultra-WideBand(UWB)、Bluetooth(登録商標)、その他の適切なシステムを利用するシステム及びこれらに基づいて拡張された次世代システムの少なくとも一つに適用されてもよい。また、複数のシステムが組み合わされて(例えば、LTE及びLTE-Aの少なくとも一方と5Gとの組み合わせなど)適用されてもよい。
本開示において説明した各態様/実施形態の処理手順、シーケンス、フローチャートなどは、矛盾の無い限り、順序を入れ替えてもよい。例えば、本開示において説明した方法については、例示的な順序を用いて様々なステップの要素を提示しており、提示した特定の順序に限定されない。
本開示において基地局によって行われるとした特定動作は、場合によってはその上位ノード(upper node)によって行われることもある。基地局を有する1つ又は複数のネットワークノード(network nodes)からなるネットワークにおいて、端末との通信のために行われる様々な動作は、基地局及び基地局以外の他のネットワークノード(例えば、MME又はS-GWなどが考えられるが、これらに限られない)の少なくとも1つによって行われ得ることは明らかである。上記において基地局以外の他のネットワークノードが1つである場合を例示したが、複数の他のネットワークノードの組み合わせ(例えば、MME及びS-GW)であってもよい。
情報、信号(情報等)は、上位レイヤ(又は下位レイヤ)から下位レイヤ(又は上位レイヤ)へ出力され得る。複数のネットワークノードを介して入出力されてもよい。
入出力された情報は、特定の場所(例えば、メモリ)に保存されてもよいし、管理テーブルを用いて管理してもよい。入出力される情報は、上書き、更新、又は追記され得る。出力された情報は削除されてもよい。入力された情報は他の装置へ送信されてもよい。
判定は、1ビットで表される値(0か1か)によって行われてもよいし、真偽値(Boolean:true又はfalse)によって行われてもよいし、数値の比較(例えば、所定の値との比較)によって行われてもよい。
本開示において説明した各態様/実施形態は単独で用いてもよいし、組み合わせて用いてもよいし、実行に伴って切り替えて用いてもよい。また、所定の情報の通知(例えば、「Xであること」の通知)は、明示的に行うものに限られず、暗黙的(例えば、当該所定の情報の通知を行わない)ことによって行われてもよい。
ソフトウェアは、ソフトウェア、ファームウェア、ミドルウェア、マイクロコード、ハードウェア記述言語と呼ばれるか、他の名称で呼ばれるかを問わず、命令、命令セット、コード、コードセグメント、プログラムコード、プログラム、サブプログラム、ソフトウェアモジュール、アプリケーション、ソフトウェアアプリケーション、ソフトウェアパッケージ、ルーチン、サブルーチン、オブジェクト、実行可能ファイル、実行スレッド、手順、機能などを意味するよう広く解釈されるべきである。
また、ソフトウェア、命令、情報などは、伝送媒体を介して送受信されてもよい。例えば、ソフトウェアが、有線技術(同軸ケーブル、光ファイバケーブル、ツイストペア、デジタル加入者回線(Digital Subscriber Line:DSL)など)及び無線技術(赤外線、マイクロ波など)の少なくとも一方を使用してウェブサイト、サーバ、又は他のリモートソースから送信される場合、これらの有線技術及び無線技術の少なくとも一方は、伝送媒体の定義内に含まれる。
本開示において説明した情報、信号などは、様々な異なる技術の何れかを使用して表されてもよい。例えば、上記の説明全体に渡って言及され得るデータ、命令、コマンド、情報、信号、ビット、シンボル、チップなどは、電圧、電流、電磁波、磁界若しくは磁性粒子、光場若しくは光子、又はこれらの任意の組み合わせによって表されてもよい。
なお、本開示において説明した用語及び本開示の理解に必要な用語については、同一の又は類似する意味を有する用語と置き換えてもよい。例えば、チャネル及びシンボルの少なくとも一方は信号(シグナリング)であってもよい。また、信号はメッセージであってもよい。また、コンポーネントキャリア(Component Carrier:CC)は、キャリア周波数、セル、周波数キャリアなどと呼ばれてもよい。
本開示において使用する「システム」及び「ネットワーク」という用語は、互換的に使用される。
また、本開示において説明した情報、パラメータなどは、絶対値を用いて表されてもよいし、所定の値からの相対値を用いて表されてもよいし、対応する別の情報を用いて表されてもよい。例えば、無線リソースはインデックスによって指示されるものであってもよい。
上述したパラメータに使用する名称はいかなる点においても限定的な名称ではない。さらに、これらのパラメータを使用する数式等は、本開示で明示的に開示したものと異なる場合もある。様々なチャネル(例えば、PUCCH、PDCCHなど)及び情報要素は、あらゆる好適な名称によって識別できるため、これらの様々なチャネル及び情報要素に割り当てている様々な名称は、いかなる点においても限定的な名称ではない。
本開示においては、「基地局(Base Station:BS)」、「無線基地局」、「固定局(fixed station)」、「NodeB」、「eNodeB(eNB)」、「gNodeB(gNB)」、「アクセスポイント(access point)」、「送信ポイント(transmission point)」、「受信ポイント(reception point)、「送受信ポイント(transmission/reception point)」、「セル」、「セクタ」、「セルグループ」、「キャリア」、「コンポーネントキャリア」などの用語は、互換的に使用され得る。基地局は、マクロセル、スモールセル、フェムトセル、ピコセルなどの用語で呼ばれる場合もある。
基地局は、1つ又は複数(例えば、3つ)のセル(セクタとも呼ばれる)を収容することができる。基地局が複数のセルを収容する場合、基地局のカバレッジエリア全体は複数のより小さいエリアに区分でき、各々のより小さいエリアは、基地局サブシステム(例えば、屋内用の小型基地局(Remote Radio Head:RRH)によって通信サービスを提供することもできる。
「セル」又は「セクタ」という用語は、このカバレッジにおいて通信サービスを行う基地局、及び基地局サブシステムの少なくとも一方のカバレッジエリアの一部又は全体を指す。
本開示においては、「移動局(Mobile Station:MS)」、「ユーザ端末(user terminal)」、「ユーザ装置(User Equipment:UE)」、「端末」などの用語は、互換的に使用され得る。
移動局は、当業者によって、加入者局、モバイルユニット、加入者ユニット、ワイヤレスユニット、リモートユニット、モバイルデバイス、ワイヤレスデバイス、ワイヤレス通信デバイス、リモートデバイス、モバイル加入者局、アクセス端末、モバイル端末、ワイヤレス端末、リモート端末、ハンドセット、ユーザエージェント、モバイルクライアント、クライアント、又はいくつかの他の適切な用語で呼ばれる場合もある。
基地局及び移動局の少なくとも一方は、送信装置、受信装置、通信装置などと呼ばれてもよい。なお、基地局及び移動局の少なくとも一方は、移動体に搭載されたデバイス、移動体自体などであってもよい。当該移動体は、乗り物(例えば、車、飛行機など)であってもよいし、無人で動く移動体(例えば、ドローン、自動運転車など)であってもよいし、ロボット(有人型又は無人型)であってもよい。なお、基地局及び移動局の少なくとも一方は、必ずしも通信動作時に移動しない装置も含む。例えば、基地局及び移動局の少なくとも一方は、センサなどのInternet of Things(IoT)機器であってもよい。
また、本開示における基地局は、移動局(ユーザ端末、以下同)として読み替えてもよい。例えば、基地局及び移動局間の通信を、複数の移動局間の通信(例えば、Device-to-Device(D2D)、Vehicle-to-Everything(V2X)などと呼ばれてもよい)に置き換えた構成について、本開示の各態様/実施形態を適用してもよい。この場合、基地局が有する機能を移動局が有する構成としてもよい。また、「上り」及び「下り」などの文言は、端末間通信に対応する文言(例えば、「サイド(side)」)で読み替えられてもよい。例えば、上りチャネル、下りチャネルなどは、サイドチャネルで読み替えられてもよい。
同様に、本開示における移動局は、基地局として読み替えてもよい。この場合、移動局が有する機能を基地局が有する構成としてもよい。
無線フレームは時間領域において1つ又は複数のフレームによって構成されてもよい。時間領域において1つ又は複数の各フレームはサブフレームと呼ばれてもよい。
サブフレームはさらに時間領域において1つ又は複数のスロットによって構成されてもよい。サブフレームは、ニューメロロジー(numerology)に依存しない固定の時間長(例えば、1ms)であってもよい。
ニューメロロジーは、ある信号又はチャネルの送信及び受信の少なくとも一方に適用される通信パラメータであってもよい。ニューメロロジーは、例えば、サブキャリア間隔(SubCarrier Spacing:SCS)、帯域幅、シンボル長、サイクリックプレフィックス長、送信時間間隔(Transmission Time Interval:TTI)、TTIあたりのシンボル数、無線フレーム構成、送受信機が周波数領域において行う特定のフィルタリング処理、送受信機が時間領域において行う特定のウィンドウイング処理などの少なくとも1つを示してもよい。
スロットは、時間領域において1つ又は複数のシンボル(Orthogonal Frequency Division Multiplexing(OFDM))シンボル、Single Carrier Frequency Division Multiple Access(SC-FDMA)シンボルなど)で構成されてもよい。スロットは、ニューメロロジーに基づく時間単位であってもよい。
スロットは、複数のミニスロットを含んでもよい。各ミニスロットは、時間領域において1つ又は複数のシンボルによって構成されてもよい。また、ミニスロットは、サブスロットと呼ばれてもよい。ミニスロットは、スロットよりも少ない数のシンボルによって構成されてもよい。ミニスロットより大きい時間単位で送信されるPDSCH(又はPUSCH)は、PDSCH(又はPUSCH)マッピングタイプAと呼ばれてもよい。ミニスロットを用いて送信されるPDSCH(又はPUSCH)は、PDSCH(又はPUSCH)マッピングタイプBと呼ばれてもよい。
無線フレーム、サブフレーム、スロット、ミニスロット及びシンボルは、何れも信号を伝送する際の時間単位を表す。無線フレーム、サブフレーム、スロット、ミニスロット及びシンボルは、それぞれに対応する別の呼称が用いられてもよい。
例えば、1サブフレームは送信時間間隔(TTI)と呼ばれてもよいし、複数の連続したサブフレームがTTIと呼ばれてよいし、1スロット又は1ミニスロットがTTIと呼ばれてもよい。つまり、サブフレーム及びTTIの少なくとも一方は、既存のLTEにおけるサブフレーム(1ms)であってもよいし、1msより短い期間(例えば、1-13シンボル)であってもよいし、1msより長い期間であってもよい。なお、TTIを表す単位は、サブフレームではなくスロット、ミニスロットなどと呼ばれてもよい。
ここで、TTIは、例えば、無線通信におけるスケジューリングの最小時間単位のことをいう。例えば、LTEシステムでは、基地局が各ユーザ端末に対して、無線リソース(各ユーザ端末において使用することが可能な周波数帯域幅、送信電力など)を、TTI単位で割り当てるスケジューリングを行う。なお、TTIの定義はこれに限られない。
TTIは、チャネル符号化されたデータパケット(トランスポートブロック)、コードブロック、コードワードなどの送信時間単位であってもよいし、スケジューリング、リンクアダプテーションなどの処理単位となってもよい。なお、TTIが与えられたとき、実際にトランスポートブロック、コードブロック、コードワードなどがマッピングされる時間区間(例えば、シンボル数)は、当該TTIよりも短くてもよい。
なお、1スロット又は1ミニスロットがTTIと呼ばれる場合、1以上のTTI(すなわち、1以上のスロット又は1以上のミニスロット)が、スケジューリングの最小時間単位となってもよい。また、当該スケジューリングの最小時間単位を構成するスロット数(ミニスロット数)は制御されてもよい。
1msの時間長を有するTTIは、通常TTI(LTE Rel.8-12におけるTTI)、ノーマルTTI、ロングTTI、通常サブフレーム、ノーマルサブフレーム、ロングサブフレーム、スロットなどと呼ばれてもよい。通常TTIより短いTTIは、短縮TTI、ショートTTI、部分TTI(partial又はfractional TTI)、短縮サブフレーム、ショートサブフレーム、ミニスロット、サブスロット、スロットなどと呼ばれてもよい。
なお、ロングTTI(例えば、通常TTI、サブフレームなど)は、1msを超える時間長を有するTTIで読み替えてもよいし、ショートTTI(例えば、短縮TTIなど)は、ロングTTIのTTI長未満かつ1ms以上のTTI長を有するTTIで読み替えてもよい。
リソースブロック(RB)は、時間領域及び周波数領域のリソース割当単位であり、周波数領域において、1つ又は複数個の連続した副搬送波(subcarrier)を含んでもよい。RBに含まれるサブキャリアの数は、ニューメロロジーに関わらず同じであってもよく、例えば12であってもよい。RBに含まれるサブキャリアの数は、ニューメロロジーに基づいて決定されてもよい。
また、RBの時間領域は、1つ又は複数個のシンボルを含んでもよく、1スロット、1ミニスロット、1サブフレーム、又は1TTIの長さであってもよい。1TTI、1サブフレームなどは、それぞれ1つ又は複数のリソースブロックで構成されてもよい。
なお、1つ又は複数のRBは、物理リソースブロック(Physical RB:PRB)、サブキャリアグループ(Sub-Carrier Group:SCG)、リソースエレメントグループ(Resource Element Group:REG)、PRBペア、RBペアなどと呼ばれてもよい。
また、リソースブロックは、1つ又は複数のリソースエレメント(Resource Element:RE)によって構成されてもよい。例えば、1REは、1サブキャリア及び1シンボルの無線リソース領域であってもよい。
帯域幅部分(Bandwidth Part:BWP)(部分帯域幅などと呼ばれてもよい)は、あるキャリアにおいて、あるニューメロロジー用の連続する共通RB(common resource blocks)のサブセットのことを表してもよい。ここで、共通RBは、当該キャリアの共通参照ポイントを基準としたRBのインデックスによって特定されてもよい。PRBは、あるBWPで定義され、当該BWP内で番号付けされてもよい。
BWPには、UL用のBWP(UL BWP)と、DL用のBWP(DL BWP)とが含まれてもよい。UEに対して、1キャリア内に1つ又は複数のBWPが設定されてもよい。
設定されたBWPの少なくとも1つがアクティブであってもよく、UEは、アクティブなBWPの外で所定の信号/チャネルを送受信することを想定しなくてもよい。なお、本開示における「セル」、「キャリア」などは、「BWP」で読み替えられてもよい。
上述した無線フレーム、サブフレーム、スロット、ミニスロット及びシンボルなどの構造は例示に過ぎない。例えば、無線フレームに含まれるサブフレームの数、サブフレーム又は無線フレームあたりのスロットの数、スロット内に含まれるミニスロットの数、スロット又はミニスロットに含まれるシンボル及びRBの数、RBに含まれるサブキャリアの数、並びにTTI内のシンボル数、シンボル長、サイクリックプレフィックス(Cyclic Prefix:CP)長などの構成は、様々に変更することができる。
「接続された(connected)」、「結合された(coupled)」という用語、又はこれらのあらゆる変形は、2又はそれ以上の要素間の直接的又は間接的なあらゆる接続又は結合を意味し、互いに「接続」又は「結合」された2つの要素間に1又はそれ以上の中間要素が存在することを含むことができる。要素間の結合又は接続は、物理的なものであっても、論理的なものであっても、或いはこれらの組み合わせであってもよい。例えば、「接続」は「アクセス」で読み替えられてもよい。本開示で使用する場合、2つの要素は、1又はそれ以上の電線、ケーブル及びプリント電気接続の少なくとも一つを用いて、並びにいくつかの非限定的かつ非包括的な例として、無線周波数領域、マイクロ波領域及び光(可視及び不可視の両方)領域の波長を有する電磁エネルギーなどを用いて、互いに「接続」又は「結合」されると考えることができる。
参照信号は、Reference Signal(RS)と略称することもでき、適用される標準によってパイロット(Pilot)と呼ばれてもよい。
本開示において使用する「に基づいて」という記載は、別段に明記されていない限り、「のみに基づいて」を意味しない。言い換えれば、「に基づいて」という記載は、「のみに基づいて」と「に少なくとも基づいて」の両方を意味する。
上記の各装置の構成における「手段」を、「部」、「回路」、「デバイス」等に置き換えてもよい。
本開示において使用する「第1」、「第2」などの呼称を使用した要素へのいかなる参照も、それらの要素の量又は順序を全般的に限定しない。これらの呼称は、2つ以上の要素間を区別する便利な方法として本開示において使用され得る。したがって、第1及び第2の要素への参照は、2つの要素のみがそこで採用され得ること、又は何らかの形で第1の要素が第2の要素に先行しなければならないことを意味しない。
本開示において、「含む(include)」、「含んでいる(including)」及びそれらの変形が使用されている場合、これらの用語は、用語「備える(comprising)」と同様に、包括的であることが意図される。さらに、本開示において使用されている用語「又は(or)」は、排他的論理和ではないことが意図される。
本開示において、例えば、英語でのa, an及びtheのように、翻訳により冠詞が追加された場合、本開示は、これらの冠詞の後に続く名詞が複数形であることを含んでもよい。
本開示で使用する「判断(determining)」、「決定(determining)」という用語は、多種多様な動作を包含する場合がある。「判断」、「決定」は、例えば、判定(judging)、計算(calculating)、算出(computing)、処理(processing)、導出(deriving)、調査(investigating)、探索(looking up、search、inquiry)(例えば、テーブル、データベース又は別のデータ構造での探索)、確認(ascertaining)した事を「判断」「決定」したとみなす事などを含み得る。また、「判断」、「決定」は、受信(receiving)(例えば、情報を受信すること)、送信(transmitting)(例えば、情報を送信すること)、入力(input)、出力(output)、アクセス(accessing)(例えば、メモリ中のデータにアクセスすること)した事を「判断」「決定」したとみなす事などを含み得る。また、「判断」、「決定」は、解決(resolving)、選択(selecting)、選定(choosing)、確立(establishing)、比較(comparing)などした事を「判断」「決定」したとみなす事を含み得る。つまり、「判断」「決定」は、何らかの動作を「判断」「決定」したとみなす事を含み得る。また、「判断(決定)」は、「想定する(assuming)」、「期待する(expecting)」、「みなす(considering)」などで読み替えられてもよい。
本開示において、「AとBが異なる」という用語は、「AとBが互いに異なる」ことを意味してもよい。なお、当該用語は、「AとBがそれぞれCと異なる」ことを意味してもよい。「離れる」、「結合される」などの用語も、「異なる」と同様に解釈されてもよい。
以上、本開示について詳細に説明したが、当業者にとっては、本開示が本開示中に説明した実施形態に限定されるものではないということは明らかである。本開示は、請求の範囲の記載により定まる本開示の趣旨及び範囲を逸脱することなく修正及び変更態様として実施することができる。したがって、本開示の記載は、例示説明を目的とするものであり、本開示に対して何ら制限的な意味を有するものではない。