JP7599012B2 - 圧力センサのグループを動作させるための方法 - Google Patents
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Description
本発明による方法は、圧力センサのグループを動作させるための方法である。圧力センサのグループに属する圧力センサは、共通測定ボリューム内の圧力を測定することができるように構成される。圧力センサのグループは、少なくとも、第1の圧力測定範囲を有する第1の圧力センサと、第2の圧力測定範囲を有する第2の圧力センサとを備え、第1の圧力測定範囲および第2の圧力測定範囲は重複圧力測定範囲内で重複する。第1の圧力センサは、第1の間接圧力測定原理に基づいており、参照気体、例えば窒素に対して較正された第1の測定信号を出力するように構成される。第2の圧力センサは、第2の間接圧力測定原理に基づいており、同じ参照気体に対して較正された第2の測定信号を出力するように設定される。
a)第1の測定信号の気体種類特有の第1の較正データおよび第2の測定信号の気体種類特有の第2の較正データを提供するステップであって、第1の較正データおよび第2の較正データは、参照気体とは異なる少なくとも1つの第1の気体種類を含む気体種類のリストについて、それぞれ第1の測定信号および第2の測定信号の、有効圧力および共通測定ボリューム内の気体種類に対する依存性を記述する、提供するステップと、
b)第1の測定信号の第1の測定値および第2の測定信号の第2の測定値を実質的に同時に記録するステップと、
c)第1の較正データおよび第2の較正データを考慮に入れて、記録された第1の測定値と記録された第2の測定値との組み合わせに最もよく一致する気体種類のリスト内の気体種類として、結果もたらされる気体種類を決定するステップとを含む。
本方法の変形形態は、
d)結果もたらされる圧力を、結果もたらされる気体種類についての記録された第1の測定値および第1の較正データの関数として、ならびに/または、結果もたらされる気体種類についての記録された第2の測定値および第2の較正データの関数として決定する追加のステップを含む。
ピラニセンサは、典型的な気体種類依存性を有し、例えば、参照気体として窒素に較正されたセンサの場合、例えば水蒸気では2倍高い測定値を示し、希ガスキセノンでは3倍低い測定値を示す。本発明による方法を用いなければ、これは大きな測定不確実性の原因となる。本発明による方法に関連して、この気体種類依存性は有用な情報源となる。
第2のセンサの測定信号p2については、以下のとおりである。
気体種類のリストならびにピラニおよび冷陰極圧力センサ型の具体的な係数を有する表を以下に示す。
圧力センサ2のpeff=C2[Gi]*p2
下記の表のそれぞれの行は、気体G1に従って読み取られる。この圧力範囲は、2つの圧力センサの重複圧力測定範囲内にもある。この表は、参照気体としての窒素N2に適用され、その結果、窒素の場合、気体種類依存係数は1である。空気(air)および酸素(O2)は、ここで選択されたセンサの参照気体N2と実質的に同一に挙動し、したがって表の1行に列挙されている。
p1/p2=(C2*peff)/(C1*peff)=C2/C1
これは、Peffの正確な値が何であるかに関係ない。近似の重複圧力測定範囲または有効範囲は、この例では20年に及ぶ。
あるいは、以下の式を適用することができ、
p*=C2[He]*p2=5.9*p2
または、例えば、以下のように、両方の圧力センサの測定値に基づく平均値を求めることができる。
本発明の例示的な実施形態が、図を参照して下記にさらに詳細に説明される。
a)第1の測定信号の気体種類特有の第1の較正データK1[Gi]および第2の測定信号の気体種類特有の第2の較正データK2[Gi]を提供するステップ101であって、第1の較正データおよび第2の較正データは、参照気体とは異なる少なくとも1つの第1の気体種類Giを含む気体種類のリストについて、それぞれ第1の測定信号および第2の測定信号の、有効圧力peffおよび共通測定ボリューム内の気体種類に対する依存性を記述する、提供するステップと、
b)重複圧力測定範囲内で第1の測定信号の第1の測定値p1および第2の測定信号の第2の測定値p2を実質的に同時に決定するステップ102と、
c)第1の較正データおよび第2の較正データを考慮に入れることによって、記録された第1の測定値p1と記録された第2の測定値p2との組み合わせに最もよく一致する気体種類のリスト内の気体種類として、結果もたらされる気体種類G*を決定するステップ103とを含む。
1 圧力センサのグループ
1’ 第1の圧力センサ
1” 第2の圧力センサ
2 共通測定ボリューム
3’ 第1の測定信号出力
3” 第2の測定信号出力
4’ 第1の圧力測定範囲
4” 第2の圧力測定範囲
5 較正データを記憶するための手段
6 重複圧力測定範囲
12 制御ユニット
G* 結果もたらされる気体種類
p1 第1の測定信号
p2 第2の測定信号
peff 有効圧力
p* 結果もたらされる圧力
100 方法
101 ステップa)較正データを提供する
102 ステップb)第1の測定信号および第2の測定信号の記録
103 ステップc)結果もたらされる気体種類を決定する
104 ステップd)結果もたらされる圧力を決定する
START 方法の開始
END 方法の終了
Claims (16)
- 共通測定ボリューム(2)内の圧力を測定するように構成されている圧力センサ(1’、1”)のグループ(1)を動作させるための方法であって、
前記圧力センサのグループは、少なくとも、第1の圧力測定範囲(4’)を有する第1の圧力センサ(1’)と、第2の圧力測定範囲(4”)を有する第2の圧力センサ(1”)とを備え、前記第1の圧力測定範囲および前記第2の圧力測定範囲は重複圧力測定範囲(6)内で重複し、
前記第1の圧力センサ(1’)は、第1の間接圧力測定原理に基づいており、参照気体(Gref)に対して較正された第1の測定信号を出力するように適応されており、前記第2の圧力センサ(1”)は、第2の間接圧力測定原理に基づいており、前記参照気体に対して較正された第2の測定信号を出力するように適応されており、
前記方法は、
a)前記第1の測定信号の気体種類特有の第1の較正データ(K1[Gi])および前記第2の測定信号の気体種類特有の第2の較正データ(K2[Gi])を提供するステップであって、前記第1の較正データおよび前記第2の較正データは、前記参照気体とは異なる少なくとも1つの第1の気体種類(G1)を含む気体種類のリストについて、それぞれ前記第1の測定信号および前記第2の測定信号の、有効圧力(peff)および前記共通測定ボリューム内の気体種類に対する依存性を記述する、提供するステップ(101)と、
b)前記第1の測定信号の第1の測定値(p1)および前記第2の測定信号の第2の測定値(p2)を実質的に同時に記録するステップ(102)と、
c)前記第1の較正データおよび前記第2の較正データを考慮に入れて、記録された前記第1の測定値(p1)と記録された前記第2の測定値(p2)との組み合わせに最もよく一致する前記気体種類のリスト内の気体種類として、結果もたらされる気体種類(G*)を決定するステップ(103)とを含む、方法。 - d)結果もたらされる圧力(p*)を、前記結果もたらされる気体種類についての記録された前記第1の測定値(p1)および前記第1の較正データの関数として、ならびに/または、前記結果もたらされる気体種類についての記録された前記第2の測定値(p2)および前記第2の較正データの関数として決定する追加のステップ(104)を含む、請求項1に記載の方法。
- 前記第1の圧力センサおよび前記第2の圧力センサが真空圧力センサである、請求項1または2のいずれか1項に記載の方法。
- 前記第1の圧力センサ(1’)がピラニセンサである、請求項1~3のいずれか1項に記載の方法。
- 前記第2の圧力センサ(1”)が熱陰極電離真空計である、請求項1~4のいずれか1項に記載の方法。
- 前記第2の圧力センサ(1”)が冷陰極電離真空計である、請求項1~4のいずれか1項に記載の方法。
- 前記第1の気体種類特有の較正データおよび前記第2の気体種類特有の較正データ(K1[Gi]、K2[Gi])は各々、それぞれ第1の係数および第2の係数(C1[Gi]、C2[Gi])によって定義され、前記第1の係数および前記第2の係数によって、それぞれ前記第1の測定信号および前記第2の測定信号が乗算されて前記有効圧力が得られる、請求項1~6のいずれか1項に記載の方法。
- 商のリストが、前記リストからの各気体種類について、それぞれの気体種類の前記第1の係数およびそれぞれの気体種類の前記第2の係数からの商(Q[Gi])を形成することによって形成され、記録された商(Q)は、記録された前記第1の測定値(p1)および記録された前記第2の測定値(p2)の商として形成され、ステップc)において、記録された前記商が前記商のリストからの商(Q*)のいずれに最も近いかが決定される、請求項7に記載の方法。
- ステップc)において、前記第1の気体種類特有の較正データおよび前記第2の気体種類特有の較正データに基づく記録された前記第1の測定値(p1)から出発して、前記気体種類のリストからの各気体について、この気体が前記共通測定ボリューム内に存在した場合に前記第2の測定信号に対していずれの値が期待されるかが決定され、記録された前記第2の測定値(p2)からのこの値の最小偏差は、前記結果もたらされる気体種類を決定するための基準として使用される、請求項1~8のいずれか1項に記載の方法。
- 前記共通測定ボリューム内の圧力が変化するにつれて、前記第1の圧力センサの第1の測定値と前記第2の圧力センサの第2の測定値との複数の対が記録され、前記結果もたらされる気体種類(G*)を決定するときに、記録された前記複数の対の組み合わせに最もよく一致する前記気体種類が選択される、請求項1~9のいずれか1項に記載の方法。
- 記録された前記第1の測定値(p1)、記録された前記第2の測定値(p2)または前記結果もたらされる圧力(p*)に基づいて、前記共通測定ボリューム内に存在する圧力が前記重複圧力測定範囲内にあるかどうかがチェックされ、そうでない場合、前記結果もたらされる圧力および/または前記結果もたらされる気体種類は無効であるとして拒絶される、請求項1~10のいずれか1項に記載の方法。
- 請求項1~11のいずれか1項に記載の方法を実行するための装置(10)であって、前記装置は、共通測定ボリューム(2)内の圧力を測定することが可能であるように構成された圧力センサのグループ(1)を備え、前記圧力センサのグループは、少なくとも、第1の圧力測定範囲(4’)を有する第1の圧力センサ(1’)と、第2の圧力測定範囲(4”)を有する第2の圧力センサ(1”)とを備え、前記第1の圧力測定範囲および前記第2の圧力測定範囲は重複圧力測定範囲(6)内で重複し、前記第1の圧力センサ(1’)は、第1の間接圧力測定原理に基づいており、前記第2の圧力センサ(1”)は、第2の間接圧力測定原理に基づいており、前記装置は、第1の較正データおよび第2の較正データを記憶するための手段(5)を備える、装置(10)。
- 前記圧力センサの前記測定信号を処理するために、前記第1の圧力センサの第1の測定信号出力(3’)、前記第2の圧力センサの第2の測定信号出力(3”)、ならびに、第1の較正データおよび第2の較正データを記憶するための手段(5)に動作可能に接続されており、前記結果もたらされる気体種類および/または前記結果もたらされる圧力を出力するように構成されている制御ユニット(12)を備える、請求項12に記載の装置(10)。
- 命令を備えるコンピュータプログラム製品であって、前記命令は、前記命令が請求項13に記載の装置(10)の制御ユニット(12)によって実行されると、前記制御ユニットに、請求項1~11のいずれか1項に記載の方法(100)のステップを実施させる、コンピュータプログラム製品。
- 前記第2の圧力センサ(1”)がベイヤード・アルパート型の熱陰極電離真空計である、請求項5に記載の方法。
- 前記第2の圧力センサ(1”)が反転マグネトロンである、請求項6に記載の方法。
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