以下に図面を参照して、本発明にかかる情報処理システム、情報処理装置、情報処理方法、およびプログラムの実施の形態を詳細に説明する。本実施の形態は、開示の技術を限定するものではない。
(実施の形態1)
図1は、実施の形態1にかかる情報処理システムの一構成例を示すブロック図である。情報処理システム1は、顧客の会員識別情報と所定の場所に来た顧客の行動履歴を管理する。ここで、顧客が予め会員登録しており、会員カードまたは会員コードを持っているが、会員IDの情報に生体情報がまだ紐づけてられていないことを前提とする。情報処理システム1は、第1取得部101と、識別情報登録部102と、行動情報登録部103と、更新部104と、を有する。各部は、同一の装置(例えば、情報処理装置)によって実現されてもよい。または、各部は、異なる複数の装置によって実現されてもよい。例えば、第1取得部101と、識別情報登録部102と、行動情報登録部103とは、同一の装置であり、更新部104は、異なる装置であってもよい。
第1取得部101は、顧客の生体情報を取得する。より具体的に、第1取得部101は、例えば、所定の場所に来た顧客の生体情報を取得する。所定の場所は特に限定されない。所定の場所としては、店舗、イベントスペース、駅等の人が集まるような場所である。店舗は、1つの店舗であってもよいし、複数の店舗が集まる商業施設であってもよい。店舗の場合、顧客が来店した時に、入口付近で生体情報が取得されてもよい。例えば、イベントスペースの場合、顧客がイベント会場に入力する時に生体情報が取得されてもよい。例えば、駅の場合、顧客が、電車から駅のプラットホームに出た時、または駅舎についた時に生体情報が取得されてもよい。
また、生体情報は特に限定されない。生体情報としては、顔の特徴量の情報、顔の画像データ、指紋または掌紋情報、虹彩の情報、手または指の静脈の情報、耳の情報、声の情報、またはこれらの組み合わせが挙げられる。顔の特徴量は、以下顔特徴量とする。ここでは、顔特徴量の情報を例に挙げて説明する。顔特徴量の情報の形式は特に限定されない。顔特徴量の情報の場合、顔の画像データと異なり、個人情報に相当しない場合があるという利点がある。第1取得部101は、顧客の画像から得られる顔特徴量を取得する。顔特徴量は、例えば、顔の画像から、顔の特徴点等が抽出されることにより得られる。なお、顔特徴量を抽出する技術は既存の技術を用いられればよい。このため、顔特徴量を抽出する技術は、特に限定されない。第1取得部101は、顔の画像から顔特徴量を抽出する機能を有していてもよい。また、他の装置が顔の画像から顔特徴量を抽出する機能を有する場合に、第1取得部101は、通信ネットワーク等を介して他の装置から、顔特徴量の情報を取得してもよい。
識別情報登録部102は、取得された生体情報と顧客の識別情報とを対応付けて登録する。ここでの顧客の識別情報は、例えば、顧客IDの情報とする。例えば、登録時の顧客IDの情報は、各会員識別情報(会員IDの情報)と異なり、生体情報が取得された顧客全てに付与される情報とする。例えば、会員IDがAから始まる番号(例えば、「A00001」)の場合、顧客IDはBから始まる番号(例えば、「B00001」)とするなど、会員IDと新たに付される顧客IDとを分けておくとよりよい。具体的に、識別情報登録部102は、店舗における顧客の行動情報を、生体情報に対応付けられた顧客IDの情報に対応付けて登録する。
行動情報登録部103は、顧客の行動情報を、生体情報に対応付けられた顧客IDの情報に対応付けて登録する。所定の場所における顧客の行動は、入店、退店、店内での動き、購入履歴が挙げられる。具体的に、顧客の行動情報は、例えば、顧客が所定の場所に来た日時の情報であってもよい。例えば、撮像装置によって所定の場所における顧客の動線を追跡可能な場合、顧客の行動情報は、具体的な顧客の動線から得られた情報であってもよい。例えば、店舗の場合、行動情報は、いずれの商品を手に取ったかに関する情報であってもよい。また、行動情報は、いずれの商品に視線を向けていたかに関する情報であってもよい。顧客の動線を追跡する技術は、既存の技術を用いればよい。このため、顧客の動線を追跡する技術は、特に限定されない。例えば、顧客の動線を追跡するシステムと、本情報処理システム1と、が連携されてもよい。例えば、顧客の動線は、撮像装置によって所定の場所内において顧客が常時撮像されることにより特定される。
更新部104は、顧客の会員IDの情報が取得されると、行動情報と生体情報に対応付けられた顧客IDの情報を、取得された会員IDの情報に更新する。会員IDの情報とは、会員情報に対応付けられる識別情報である。会員情報は、顧客の名前、性別、年齢、連絡先の情報のうち、少なくともいずれか1つを含む情報である。例えば、店舗の場合、決済時に会員IDの情報が取得されてもよい。また、駅の場合、改札に入る時や改札を出るときに会員IDの情報が取得されてもよい。イベントスペースの場合、所定の会員サービスを受ける際に会員IDの情報が取得されてもよい。具体的に、顧客の動線を追跡している場合、更新部104は、顧客の特徴量に対応付けられた顧客IDの情報を、取得された会員IDの情報に更新する。例えば、顧客の動線を追跡している場合、更新部104は、各動線のうち、会員IDの情報を取得した時刻および位置が、同一である動線に紐づけられている顧客IDの情報を、会員IDの情報に更新する。ここでの位置が同一とは略同一を含む。例えば、会員IDの情報を読み取る装置の近傍(所定範囲内)にいる人物の動線の位置は、会員IDの情報を取得した位置と同一とする。顧客の動線を追跡していない場合、第1取得部101は、顧客の会員IDの情報が取得されると、再度、顧客の特徴量を取得してもよい。そして、更新部104は、新たに取得された顧客の特徴量と同一の特徴量に対応付けられた顧客IDの情報を、取得された会員IDの情報に更新する。
図2は、実施の形態1にかかる情報処理システム1の一動作例を示すフローチャートである。ここで、例えば、図2における情報処理システム1による各ステップの処理結果は、記憶部に記憶される。まず、第1取得部101は、生体情報を取得する(ステップS101)。つぎに、識別情報登録部102は、生体情報と顧客IDの情報とを対応付けて登録する(ステップS102)。そして、行動情報登録部103は、行動情報を顧客IDの情報に対応付けて登録する(ステップS103)。
つぎに、更新部104は、会員IDの情報を取得したか否かを判断する(ステップS104)。ステップS104において、更新部104は、読み取り装置などによって会員IDの情報を取得したか否かを判定する。会員IDの情報が取得された場合(ステップS104:Yes)、更新部104は、生体情報に対応付けられた顧客IDの情報を会員IDの情報に更新する(ステップS105)。ステップS105のつぎに、情報処理システム1は、フローの動作を終了する。また、会員IDの情報が取得されていない場合(ステップS104:No)、情報処理システム1は、フローの動作を終了する。更新部104は、例えば、所定の場所から顧客が去ったことが検出された場合に会員IDの情報が取得されていないと判断してもよい。もしくは、ステップS104においてNoの場合について、一定時間以上経過しても会員IDの情報が取得されなければ、情報処理システム1は、フローの動作を終了してもよい。
このように、ステップS104においてNoの場合、ステップS101からステップS103は繰り返されることとなる。具体的に、例えば、ある顧客は、5月10日に店舗に来店した。しかし、その顧客は、店舗で何も商品を購入しなかった。このような場合、情報処理システム1は、ステップS104のNoとして、フローの動作を終了する。一方、同じ顧客が、5月11日に再度店舗に来店した。そして、その顧客は、その日に店舗で商品を購入時に会員コードを提示した。このような場合、情報処理システム1は、5月11日にステップS101から再度処理を開始してステップS104のYesとなるため、ステップS105において顧客IDの情報を会員IDの情報に更新する。具体的に、5月10日において、顧客の顔特徴量と顧客IDの情報(例えば、「B00001」)とに、5月10日に店舗に来店したという行動情報が対応付けられる。そして、5月11日において、顧客の顔特徴量と顧客IDの情報(例えば、「B00002」)に、5月11日に店舗に来店したという行動情報とが対応付けられる。そして、情報処理システム1は、5月11日の決済時に、会員IDの情報(例えば、「A00001」)を取得する。そして、情報処理システム1は、顧客の顔特徴量に対応付けられた顧客IDの情報(「B00001」と「B00002」)を、会員IDの情報(「A00001」)に更新する。
つぎに、実施の形態1の効果について説明する。情報処理システム1は、例えば、行動情報を顧客IDの情報と生体情報とに対応付けて登録する。そして、情報処理システム1は、会員IDの情報が取得されると、顧客IDの情報を会員IDの情報に更新する。これにより、情報処理システム1は、例えば、会員IDの情報に生体情報を紐づける前についての所定の場所における顧客の行動履歴も会員IDの情報に紐づけることができる。ひいては、情報処理システム1は、顧客の行動履歴をより多く集めることを支援することができる。
また、例えば、顧客が、自身で顔を撮像する。そして、顧客が、オンライン上の会員情報として、顔画像の情報をアップロードする場合がある。このような場合、顧客の数が多くとも、実際に顔画像をアップロードする顧客の数は少ないと推定される。例えば、100人の顧客に対して数人しか画像データをアップロードしないと、複数の顧客の行動等を解析することは困難である。一方、情報処理システム1では、会員IDの情報に生体情報を紐づける前の顧客の所定の場所における行動の履歴も会員IDの情報に紐づけることができる。このため、情報処理システム1は、より多くの顧客の行動を解析することを支援することができる。また、情報処理システム1は、より精度よく顧客の行動を解析することを支援することができる。例えば、情報処理システム1は、電子商取引(EC(Electronic Commerce))サイトにおいて解析されるコンバージョン率に似た解析を店舗の来店した顧客に対しても行う場合に、解析精度の向上を図ることができる。コンバージョン率とは、例えば、ウエブサイトに訪れた顧客の数に対して、実際に購入した顧客の数の割合である。一方、実際の場所に来た顧客の場合、例えば、所定の場所に訪れた顧客の数に対して、実際に所定の行動を行った顧客の数の割合の解析が挙げられる。または、ある顧客が店舗に訪れた回数に対する実際に購入した回数の割合の顧客単位の解析などが挙げられる。このように、情報処理システム1は、会員IDの情報を紐づける前の顧客の行動履歴も集約することができるため、顧客の行動解析の精度の向上を図ることができる。
また、上述したように、顔特徴量は、顔の画像データと異なり、個人情報とならない場合があるという利点がある。顔の画像データと比較して顔特徴量の方が漏洩した際に個人を特定しにくい。そこで、情報処理システム1は、生体情報として顔特徴量を用いる。これにより。情報処理システム1は、生体情報の漏洩において、顧客が特定されるリスクを抑制することができる。
(実施の形態2)
つぎに、実施の形態2について図面を参照して詳細に説明する。実施の形態2では、例えば、新たに取得された生体情報が登録されているか否かを判定する例について説明する。実施の形態2では、新たに取得された生体情報が登録されていない場合に、新たに顧客IDの情報と生体情報とを対応付けて登録する。以下、本実施の形態2の説明が不明確にならない範囲で、前述の説明と重複する内容については説明を省略する。また、実施の形態2では、生体情報として、顔特徴量を用いる例を説明する。
図3は、実施の形態2にかかる情報処理システムの一構成例を示すブロック図である。情報処理システム2は、情報処理装置20と、撮像装置22と、読み取り装置23と、を有する。実施の形態2では、情報処理システム2が情報処理装置20と撮像装置22と読み取り装置23とを有することが新たに追加される。そして、情報処理装置20が各機能部を有することが新たに追加される。
各装置は、同一の装置であってもよい。例えば、情報処理装置20と、読み取り装置23とは、同一の装置であってもよい。例えば撮像装置22と読み取り装置23が同一の装置であってもよい。どの装置の組み合わせが同一の装置であるかについては特に限定されない。
撮像装置22は、顧客の画像または動画像を撮像する装置である。撮像装置22は、例えば、顧客の動線をするために、常時顧客の画像を撮像してもよい。図3において、撮像装置22-1から撮像装置22-nと示すように、情報処理システム2は、複数の撮像装置22を有していてもよい。なお、nは1以上の整数である。撮像装置22が取り付けられる位置等は特に限定されない。
図3において、情報処理装置20は、例えば、第1取得部201と、識別情報登録部202と、行動情報登録部203と、更新部204と、判定部205と、記憶部206と、を有する。なお、各機能部は、異なる装置によって実現されてもよい。実施の形態2では、実施の形態1から判定部205と記憶部206とが追加される。第1取得部201は、実施の形態1にかかる第1取得部101の機能を有する。識別情報登録部202は、実施の形態1にかかる識別情報登録部102の機能を有する。行動情報登録部203は、実施の形態1にかかる行動情報登録部103の機能を有する。更新部204は、実施の形態1にかかる更新部104の機能を有する。
まず、記憶部206について説明する。記憶部206は、情報処理装置20の各機能の処理結果を記憶する。また、記憶部206は、各部の処理に用いるデータを記憶する。また、後述する図16においてハードウェア構成例で詳細に説明するが、情報処理装置20は、各機能部を実現するための各種命令を含むプログラムを記憶部206にロードして実行する。記憶部206としては、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)、半導体メモリ、HDD(Hard Disk Drive)、SSD(Solid State Drive)が挙げられる。また、記憶部206は、これらの組み合わせであってもよい。
図3において、記憶部206は、記憶内容として、例えば、会員DB2011と、顔DB2012と、を記憶する。図3における記憶部206の記憶内容は、一例である。例えば、これらの各種情報は、情報処理装置20と通信ネットワークを介して接続された他の装置(例えば、ストレージ装置)の記憶部に記憶されていてもよい。会員DB2011と顔DB2012は、例えばECサイトで使用されるものと同一であってもよい。このため、会員DB2011と顔DB2012は、ECサイトと情報処理システム2の両方が利用可能なストレージ装置に記憶されていてもよい。これにより、情報処理システム2は、ECサイトと実際の店舗との両方における顧客の行動履歴を集約することができる。
図4は、会員DB2011の一例を示す説明図である。会員DB2011は、会員別に、会員識別情報である会員IDの情報と、会員情報と、が対応付けられている。図4の会員DB2011において、行方向のレコードが、会員別に、会員IDの情報と、会員情報と、を含む。図4において、会員情報としては、名前の情報、性別の情報、年齢の情報、連絡先の情報が挙げられる。会員情報は、これらに限らず、種々変更可能であってもよい。ここで、例えば、会員IDは、「A」から始まる番号によって表される。
図5は、顔DB2012の一例を示す説明図である。顔DB2012は、顧客識別情報である顧客IDの情報と、生体情報としての顔特徴量の情報と、行動情報としての行動履歴の情報と、が対応付けられている。図5の会員DB2011において、行方向のレコードが、顧客IDの情報と、顔特徴量の情報と、行動履歴の情報と、を含む。図5において、所定の場所が店舗である場合、行動履歴としては、来店、退店、月別の来店数、手に取った商品、所定期間視線を向けていた商品、所定期間立っていた位置など様々な例が挙げられる。また、イベントスペースの場合、行動履歴としては、入場時刻、退場時刻、興味を持った各イベントエリアへの立ち寄りや参加などの様々な例が挙げられる。また、駅の場合、行動履歴としては、改札の入場時刻、改札の退場時刻、駅に着いた時刻、駅のプラットホームに降りた時刻、駅構内の売店等で商品の購入の有無など様々な例が挙げられる。図5の例では、顧客IDの情報が「B0002」の場合、顔特徴量としてY、行動履歴として、「8月1日に来店」が登録されてある。
図3の説明に戻って、各機能部について説明する。第1取得部201は、例えば、所定の場所に来た顧客の生体情報を取得する。上述したように、実施の形態2では、生体情報として顧客の顔特徴量の情報を挙げる。このため、第1取得部201は、所定の場所に来た顧客の画像から得られる顔特徴量の情報を取得する。実施の形態1で説明したように所定の場所は特に限定されない。例えば、所定の場所は、会員カードと会員コードによって会員別に会員情報が管理可能な場所である。例えば、ここでの画像は、撮像装置22によって撮像される。例えば、店舗の場合、入口付近に設けられた撮像装置22が、来店した顧客の顔を撮像する。顔の画像から顔特徴量を抽出する処理は、特に限定されない。例えば、顔の画像から顔の特徴点が複数抽出されてもよい。実施の形態1で説明したように、第1取得部201が、顔の画像から顔特徴量を抽出する処理を行う。これにより、第1取得部201は、抽出処理により、顔特徴量の情報を取得してもよい。もしくは、第1取得部201は、既存の顔特徴量を抽出する装置から、顔特徴量の情報を受け付けてもよい。
判定部205は、取得された顔特徴量の情報に対応付けられた顧客IDの情報があるかを判定する。具体的に、判定部205は、顔DB2012から、取得された顔特徴量の情報とマッチする顔特徴量の情報を検索する。
識別情報登録部202は、取得された顔特徴量の情報に対応付けられた顧客IDの情報が顔DB2012に登録されていない場合に、取得された顔特徴量の情報と顧客IDの情報とを対応付けて登録する。ここでの顧客IDは、例えば、会員IDおよび顔DB2012にすでに登録された顧客IDと異なるIDとする。
また、識別情報登録部202は、取得された顔特徴量の情報に対応付けられた顧客IDの情報がある場合に、顔特徴量の情報を新たに登録しない。この場合、識別情報登録部202は、登録された顔特徴量の情報を、新たに取得された顔特徴量の情報に更新してもよい。また、生体情報が、顔特徴量の情報以外の情報の場合も、識別情報登録部202は、判定部205の判定結果に応じて、取得された顔特徴量の情報と顧客IDの情報とを対応付けて登録する。
そして、行動情報登録部203は、所定の場所における顧客の行動情報を、顧客IDの情報に対応付けて登録する。実施の形態1で説明したように、例えば、撮像装置22が店舗の入り口に取り付けられている場合、顧客の行動情報は、例えば、顧客が入口のゲートを通過したかを示す情報であってもよい。顧客の行動情報は、例えば、顧客が何月何日何時に来たことを示す情報、顧客が何時にきて何時に去ったかを示す情報であってもよい。例えば、行動情報登録部203は、顧客の行動が発生したことが検出されたタイミングで、行動情報を登録してもよい。具体的に、行動情報登録部203は、顧客の顔特徴量が取得されるタイミングにおいて、行動情報を登録してもよい。また、例えば、撮像装置22によって常時顧客撮影することにより顧客の動線を追跡可能な場合、顧客の行動情報は、具体的な顧客の動線から得られた情報であってもよい。行動情報については、図5において顔DB2012で上述したような行動履歴に登録される情報である。
更新部204は、顧客の会員IDの情報が取得されると、生体情報に対応付けられた顧客IDの情報を、取得された会員IDの情報に更新する。例えば、店舗の場合、決済時に会員IDの情報が取得されてもよい。また、駅の場合、改札に入る時、もしくは改札を出る時に会員IDの情報が取得されてもよい。イベントスペースの場合、所定の会員サービスを受ける際に会員IDの情報が取得されてもよい。具体的に、顧客の動線を追跡している場合、更新部204は、顧客の特徴量に対応付けられた顧客IDの情報を、取得された会員IDの情報に更新する。顧客の動線を追跡していない場合、第1取得部201は、顧客の会員IDの情報が取得されると、再度、顧客の特徴量を取得してもよい。そして、更新部204は、新たに取得された顧客の特徴量と同一の特徴量に対応付けられた顧客IDの情報を、取得された会員IDの情報に更新する。
より具体的に、第1取得部201は、顧客の会員IDの情報が取得されると、再度顧客の顔特徴量を取得してもよい。そして、更新部204は、取得された顔特徴量の情報と合致する顔特徴量の情報を顔DB2012から検索する。更新部204は、検出された顔特徴量の情報に対応付けられた顧客IDの情報を、会員IDの情報に更新する。
図6は、顔特徴量が顔DB2012に登録され、行動情報が顔DB2012に登録される一例を示す説明図である。図6において、第1取得部201は、例えば、顔の画像から得られる顔特徴量Xの情報を取得する。判定部205は、顔特徴量Xの情報が顔DB2012に登録されているか否かを判定する。図6において、顔特徴量Xの情報が顔DB2012に登録されていないため、識別情報登録部202は、顧客IDの情報「B00001」と、顔特徴量Xの情報とを顔DB2012に登録する。顧客IDの情報「B00001」と、顔特徴量Xの情報とは対応付けられる。すなわち、顔DB2012において、同一のレコードが、顧客IDの情報「B00001」と、顔特徴量Xの情報とを含む。図6において、顔DB2012では、行動履歴の情報が空である。そして、行動情報登録部203は、所定の場所における顧客の行動情報を、顧客IDの情報「B00001」に対応付けて登録する。図6において、行動履歴の情報として、新たに「2020年10月1日 来店。」という情報が登録されてある。
図7は、顔特徴量の情報が顔DB2012にすでに登録されてあり、行動情報が顔DB2012に登録される一例を示す説明図である。図7において、第1取得部201は、例えば、顧客の顔画像2013から得られる顔特徴量Xの情報を取得する。判定部205は、顔特徴量Xの情報が顔DB2012に登録されているか否かを判定する。図7において、顔特徴量Xの情報が顔DB2012に登録されている。このため、識別情報登録部202は、新たに顔特徴量Xの情報を顔DB2012に登録しない。顔DB2012では、行動履歴の情報として、「2020年10月1日 来店」という情報が登録されてある。すなわち、この顧客はすでに2020年10月1日に来店している。そして、行動情報登録部203は、所定の場所における顧客の行動情報を、顧客IDの情報「B00001」に対応付けて登録する。図6において、行動履歴の情報として、新たに「2020年10月5日 来店」と「2020年10月5日 商品Aを手に取る」という情報が登録されてある。これにより、図7における行動情報登録後の顔DB2012によれば、顧客は、2020年10月1日と2020年10月5日に来店した。さらに、顔DB2012によれば、顧客は、2020年10月5日に来店した際に、商品Aに興味を持ったことが分かる。
図3の説明に戻って、更新部204は、顧客の会員IDの情報が取得されると、顔特徴量の情報に対応付けられた顧客IDの情報を、取得された会員IDの情報に更新する。例えば、読み取り装置23が、顧客により提示された会員カードまたは会員コードを読み取る。これにより、顧客の会員IDの情報が取得される。所定の場所が店舗またはイベントスペースである場合、読み取り装置23は、会員カードまたは会員コードを読み取る。例えば、読み取られるタイミングとしては、決済時と所定のサービスを受ける時が挙げられる。このようにして、会員カードまたは会員コードに対応する顧客の会員IDの情報が取得されてもよい。また、所定の場所が駅の場合、顧客が非接触型のIC(Integrated Circuit)カードを読み取り装置23にかざす。例えば、読み取り装置23にICカードがかざされるタイミングとしては、顧客が改札に入る時、改札から出る時、券売機、ベンディングマシーンなどで商品を購入する時が挙げられる。そして、読み取り装置23が非接触型のICカードを読み取る。このようにして、ICカードに登録された会員IDの情報が取得されてもよい。図3において、複数の読み取り装置23が設けられていてもよい。
図8は、更新例を示す説明図である。例えば、会員IDの情報「A00001」が取得される。会員IDの情報「A00001」が会員DB2011に登録されている。このため、更新部204は、顔特徴量Xの情報に対応付けられた顧客IDの情報「B00001」を、会員IDの情報「A00001」に更新する。これにより、会員DB2011と、顔DB2012とが、関連付けられる。すなわち、顔特徴量Xと、会員情報とが、会員IDを介して関連付けられる。図8において、例えば、顔特徴量Xを有する顧客の名前は「●●」であることが特定可能となる。これにより、図8における更新後の顔DB2012と会員DB2011によれば、「●●」という名前の30歳の女性客は、2020年10月1日と2020年10月5日に来店した。さらに、顔DB2012および会員DB2011によれば、この女性客は、2020年10月5日に来店した際に、商品Aに興味を持ったことが分かる。このように、会員IDの情報「A00001」が顔DB2012に登録される以前の顧客の行動が分かるようになる。
図9は、実施の形態2にかかる情報処理システム2の一動作例を示すフローチャートである。ここで、例えば、図9における情報処理システム2による各ステップの処理結果は、記憶部206、または通信ネットワークを介して接続されるストレージ装置に記憶される。第1取得部201は、撮像された顔画像から得られる顔特徴量を取得する(ステップS201)。そして、判定部205は、顔特徴量が顔DB2012に登録済みか否かを判断する(ステップS202)。登録済みの場合(ステップS202:Yes)、判定部205は、ステップS204へ移行する。一方、登録済みでない場合(ステップS202:No)、識別情報登録部202は、顧客IDの情報と顔特徴量の情報とを対応付けて登録する(ステップS203)。
つぎに、ステップS203、またはステップS202のYesの場合のつぎに、行動情報登録部203は、顧客の行動情報を顧客IDの情報に対応付けて登録する(ステップS204)。つぎに、更新部204は、会員IDの情報を取得したか否かを判断する(ステップS205)。例えば、読み取り装置23が、会員カードまたは会員コードを読み込む。これにより、更新部204は、会員IDの情報を取得したと判断する(ステップS205:Yes)。会員IDの情報が取得された場合(ステップS205:Yes)、更新部204は、顧客IDの情報を会員IDの情報に更新する(ステップS206)。ステップS206のつぎに、情報処理システム2は、フローの動作を終了する。また、会員IDの情報が取得されたていない場合(ステップS205:No)、情報処理システム2は、フローの動作を終了する。
実施の形態1で説明したように、ステップS205においてNoの場合、ステップS201からステップS204は繰り返されることになる。具体的に、例えば、会員IDの情報が取得されずに、顧客が、店舗を退店した場合、フローの動作が終了となる。そして、再度来店した場合には、ステップS201からステップS204が再度行われる。また、例えば、顧客の動線を追跡する場合に、ステップS204が繰り返されてもよい。例えば、店舗に来店したときだけでなく、店舗内における動線を追跡できる場合、顧客が店舗内で何らかの行動を行うたびに、新たに顧客の行動情報が登録される。
実施の形態2については上述した例に限られず、種々変更可能である。実施の形態2おける変形例について説明する。
<実施の形態2の変形例1>
判定部205は、取得された顔特徴量の情報とマッチする顔特徴量の情報がある場合に、さらに、顧客IDの情報として、会員IDの情報が登録されているか否かを判定してもよい。例えば、顧客IDの情報として、会員IDの情報が登録されていない場合、更新部204は、会員IDの情報が取得されたら、更新処理を行う。一方、例えば、顧客IDの情報として、会員IDの情報が登録されている場合、行動情報登録部203は、顧客の行動情報を会員IDの情報に対応付けて登録し、更新部204は、更新処理を行わなくてもよい。これにより、情報処理システム2は、更新内容が同じ更新処理を何度も行うことを抑制することができる。
ここで、顧客IDの情報として、会員IDの情報が登録されているか否かの判定方法は特に限定されない。例えば、判定部205は、顔特徴量の情報に対応付けられた顧客IDの情報とマッチする会員IDの情報を会員DB2011から検索してもよい。判定部205は、顧客IDの情報とマッチする会員IDの情報が会員DB2011にある場合、顧客IDの情報として、すでに会員IDの情報が登録されていると判定する。一方、判定部205は、顧客IDの情報とマッチする会員IDの情報が会員DB2011にない場合、顧客IDの情報として、すでに会員IDの情報が登録されていると判定する。また、例えば、「A」から始まる番号が会員IDとすると、判定部205は、顧客IDの情報として、「A」から始まる番号が設定されている場合、顔DB2012において、顧客IDの情報として、すでに会員IDの情報が登録されていると判定する。例えば、判定部205は、顧客IDの情報として、「Bから始まる番号が設定されている場合、顔DB2012において、顧客IDの情報として、すでに会員IDの情報が登録されていないと判定する。そして、更新部204は、会員IDの情報が取得されても、更新処理を行わないようにしてもよい。
<実施の形態2の変形例2>
顧客が複数の会員カード、または複数の会員コードを持っている場合がある。このような場合、取得された会員IDの情報と、顔DB2012に登録された会員IDの情報とが異なる。そこで、更新部204は、顔DB2012に顔IDの情報として登録された会員IDの情報と、取得された会員IDの情報と、が異なる場合に、取得された会員IDの情報を顔IDの情報として追加登録してもよい。例えば、会員IDの情報「A00001」が取得されたにも関わらず、顔DB2012において会員IDの情報「A00002」が顔特徴量の情報に対応付けられている場合を想定する。このような場合、更新部204は、顔特徴量の情報に、会員IDの情報「A00002」と、会員IDの情報「A00001」と、を対応付ける。これにより、顔DB2012において、顔特徴量の情報には、顧客IDの情報として、複数の会員IDの情報が紐づけられる。したがって、情報処理システム2は、顧客が複数の会員カードや会員コードを持っている場合にもすべての行動履歴の情報とすべての会員情報を紐づけることができる。
<実施の形態2の変形例3>
変形例2のように顧客が複数の会員カードまたは会員コードを持っている場合に、変形例3では、複数の会員カードまたは会員コードを持っているかを顧客に確認してもよい。図示しないが、例えば、情報処理システム2は、顔DB2012に顔IDの情報として登録された会員IDの情報と、取得された会員IDの情報と、が異なる場合に、会員カードや会員コード等を複数持っているか等を、出力装置等を用いて顧客に対して確認してもよい。さらに、情報処理システム2は、顔DB2012に顔IDの情報として登録された会員IDの情報と、取得された会員IDの情報と、が異なる場合に、いずれの会員ID(会員カードや会員コード)を用いるかを顧客に対して確認してもよい。そして、更新部204は、登録された会員IDの情報と、取得された会員IDの情報と、のうち、顧客が使用中の会員IDの情報を、顔DB2012に顔IDの情報として登録してもよい。いずれの会員IDの情報を顧客が使用中であるかについては、例えば、実施の形態2において図示しない受付部(第3受付部)等を介して入力されてもよい。
以上で実施の形態2の各変形例の説明を終了する。つぎに、実施の形態2の効果について説明する。情報処理システム2は、例えば、新たに取得された生体情報が登録されていない場合に、新たに顧客IDの情報と生体情報とを対応付けて登録する。一方、情報処理システム2は、例えば、新たに取得された生体情報が登録されている場合に、新たに顧客IDの情報と生体情報とを対応付けて登録しない。これにより、情報処理システム2は、同一の顧客の行動情報を集約することができる。したがって、情報処理システム2は、会員情報と紐づけられる前の顧客の行動履歴をより容易に把握することができる。
(実施の形態3)
つぎに、実施の形態3について図面を参照して詳細に説明する。実施の形態3では、会員IDの情報が取得されると、顔画像を表示して顔画像が顧客であるか否かの確認後に、顧客IDの情報を会員IDの情報に更新する例を説明する。以下、本実施の形態3の説明が不明確にならない範囲で、前述の説明と重複する内容については説明を省略する。また、実施の形態3では、生体情報として、顔特徴量を用いる例を説明する。
図10は、実施の形態3にかかる情報処理システムの一構成例を示すブロック図である。情報処理システム3は、実施の形態1,2にかかる情報処理システム1,2の各部を基本構成として備える。情報処理システム3は、情報処理装置30と、端末装置31と、撮像装置32と、読み取り装置33と、を有する。情報処理システム3は、実施の形態2から端末装置31が追加される。
各装置は、同一の装置であってもよい。例えば、情報処理装置30と、端末装置31とは、同一の装置であってもよい。例えば、端末装置31と読み取り装置33とが同一の装置であってもよい。例えば撮像装置32と読み取り装置33が同一の装置であってもよい。どの装置の組み合わせが同一の装置であるかについては特に限定されない。
情報処理装置30は、実施の形態2にかかる情報処理装置20の機能を有する。撮像装置32は、実施の形態2にかかる撮像装置22の機能を有する。読み取り装置33は、実施の形態2にかかる読み取り装置23の機能を有する。
情報処理装置30は、第1取得部301と、判定部305と、識別情報登録部302と、行動情報登録部303と、更新部304と、第2取得部307と、表示制御部308と、第1受付部309と、を有する。情報処理装置30は、実施の形態2にかかる情報処理装置30から第2取得部307と、表示制御部308と、第1受付部309と、が追加される。第1取得部301は、実施の形態1,2にかかる第1取得部201,201の機能を有する。判定部305は、実施の形態2にかかる判定部305の機能を有する。識別情報登録部302は、実施の形態1,2にかかる識別情報登録部102,202の機能を有する。行動情報登録部303は、実施の形態1,2にかかる行動情報登録部103,203の機能を有する。更新部304とは、実施の形態2にかかる更新部104,204の機能を有する。記憶部306は、実施の形態2にかかる記憶部206の機能を有する。記憶部306の記憶内容である会員DB3011と顔DB3012は、実施の形態2にかかる会員DB2011と顔DB2012と同一であってもよい。なお、実施の形態3にかかる情報処理装置30は、例えば、判定部305を有していなくてもよい。
端末装置31は、例えば、出力装置を有する。出力装置としては、例えば、画像を表示する表示装置(表示部)、画像を印刷するプリンターが挙げられる。また、端末装置31は、例えば、ユーザによる操作の入力を受け付ける入力装置を有する。入力装置としては、例えば、キーボード、マウス、タッチパネルディスプレイ等が挙げられる。なお、出力装置と入力装置との両方またはいずれか一方は、情報処理装置30が有していてもよい。また。出力装置と入力装置の両方またはいずれか一方は、情報処理装置30および端末装置31と異なる装置等が有していてもよい。
第1取得部301と、判定部305と、識別情報登録部302と、行動情報登録部303とは、実施の形態2から変更がない。これらの詳細な説明を省略する。
第2取得部307は、会員IDの情報が取得されると、顧客の顔画像の情報を取得する。顔画像の情報のデータ形式については、特に限定されない。ここで、顔画像が撮像装置32によって撮像されるタイミングは、特に限定されない。例えば、顔画像は、会員IDの情報が取得された後に撮像装置32によって撮像されてもよい。または、例えば、顔画像は、顔特徴量を得るために撮像装置32によって撮像されたものであってもよい。すなわち、第2取得部307は、顔特徴量の抽出に用いられる顔画像を取得してもよい。
表示制御部308は、例えば、顧客の顔画像を表示部に表示させる。表示部については、端末装置31の表示部を例に挙げる。上述したように、表示部は、情報処理装置30、もしくは他の装置に設けられた表示部であってもよい。また、表示制御部308は、表示部に限らず、プリンターといった他の出力装置に、顧客の顔画像を出力させる出力制御部であってもよい。具体的に、表示制御部308は、例えば、端末装置31の表示部に、顔画像を表示させる。
つぎに、第1受付部309は、例えば、表示された画像が顧客の顔を示すか否かの入力を受け付ける。第1受付部309は、例えば、端末装置31の入力装置を介して、画像が顧客の顔を示すか否かの入力を受け付ける。具体的に、第1受付部309は、顔画像が顧客の顔を示すか否かの顧客による入力を受け付ける。例えば、顧客は、端末装置31の表示部に表示された画像が自身の顔を示すか否かを確認する。そして、顧客は、端末装置31の入力装置を第1受付部309顧客の顔を示すか否かを入力する。これにより、第1受付部309は、端末装置31の入力装置を介して、顔画像が顧客の顔を示すか否かの顧客による入力を受け付ける。なお、入力装置は、情報処理装置30や他の装置等に設けられたものであってもよい。
または、第1受付部309は、所定の場所における担当者による顔画像が顧客の顔を示すか否かの入力を受け付ける。ここで、店舗の場合、担当者は店員であってもよい。イベントスペースの場合、担当者は、イベントのスタッフであってもよい。駅の場合、担当者は、駅員であってもよい。担当者は、端末装置31に表示された画像が顧客の顔を示すか否かを確認する。そして、担当者は、端末装置31の入力装置を顧客の顔を示すか否かを入力する。これにより、第1受付部309は、端末装置31の入力装置を介して、顔画像が顧客の顔を示すか否かの担当者による入力を受け付ける。
顔画像が顧客の顔を示すと受け付けた場合に、更新部304は、顧客IDの情報を、取得された会員IDの情報に更新する。また、例えば、顔画像が顧客の顔を示さないと受け付けた場合に、更新部304は、顧客IDの情報を、取得された会員IDの情報に更新しない。
図11は、顔画像の確認後に更新する例を示す説明図である。第2取得部307は、会員IDの情報が取得されると、顧客の顔画像3013の情報を取得する。図11において、表示制御部308は、例えば、会員IDの情報「A00001」に対応する顧客の名前の情報「●●」と、顔画像3013と、を端末装置31のタッチパネルディスプレイに表示させる。また、図11において、表示制御部308は、端末装置31のタッチパネルディスプレイ上に「確認」、「違う」の入力を受け付けるボタンを表示させる。端末装置31は、これらのボタンにより、顧客の顔を示すか否かの入力を受け付けることができる。図11において、例えば、「確認」が押されれば、顔画像3013が顧客の顔を示すことが入力されたことになる。「違う」が押されれば、顔画像3013が顧客の顔を示さないことが入力されたことになる。
端末装置31は、顧客または店員の操作によって、「確認」または「違う」のボタンの押下を受け付ける。そして、第1受付部309は、端末装置31のタッチパネルディスプレイ(入力装置)への入力内容を受け付ける。図11において、「確認」が押されたため、更新部304は、顔特徴量Xに対応付けられた顧客IDの情報を、取得された会員IDの情報「A00001」に更新する。図示しないが、「違う」が押された場合、更新部304は、顔特徴量Xに対応付けられた顧客IDの情報を、取得された会員IDの情報「A00001」に更新しない。
図12は、実施の形態3にかかる情報処理システム3の一動作例を示すフローチャートである。図12において、ステップS301からステップS305までは、図9に示すステップS201からステップS205までと同じである。このため、ステップS301からステップS305までは、説明を省略する。また、例えば、図12における情報処理システム3による各ステップの処理結果は、記憶部306、または通信ネットワークを介して接続されたストレージ装置に記憶される。
ステップS305のYesの場合のつぎに、第2取得部307は、顧客の顔の画像を取得する(ステップS306)。ステップS306については、例えば、ステップS301と同タイミングであってもよい。つぎに、表示制御部308は、顔画像を表示部に表示させる(ステップS307)。そして、第1受付部309は、顔画像が顧客の顔を示すか否かの入力を受け付ける(ステップS308)。顧客の顔を示さないと入力された場合(ステップS308:No)、情報処理システム3は、フローの動作を終了する。一方、顧客の顔を示すと入力された場合(ステップS308:Yes)、更新部304は、顧客IDの情報を会員IDの情報に更新する(ステップS309)。そして、ステップS309のつぎに、情報処理システム3は、一連の動作を終了する。
つぎに、実施の形態3の効果について説明する。情報処理システム3は、例えば、会員IDの情報が取得されると、顔画像を表示する。そして、情報処理システム3は、顔画像が顧客であるか否かの確認を行う。情報処理システム3は顔画像が顧客の顔を示す場合、顧客IDの情報を会員IDの情報に更新する。これにより、情報処理システム3は、正しい顔特徴量の情報を、会員IDの情報に紐づけることができる。
また、顔画像を顧客が確認してもよい。これにより、情報処理システム3は、より正しい顔特徴量の情報を、会員IDの情報に紐づけることができる。また、顔画像を店員等の担当者が確認してもよい。これにより、情報処理システム3は、顧客のなりすましを抑制することができる。したがって、情報処理システム3は、より正しい顔特徴量の情報を、会員IDの情報に紐づけることができる。
(実施の形態4)
つぎに、実施の形態4について図面を参照して詳細に説明する。実施の形態4では、生体情報を登録するか否かを顧客に確認した後に、顧客IDの情報を、会員IDの情報に更新する例を説明する。以下、本実施の形態4の説明が不明確にならない範囲で、前述の説明と重複する内容については説明を省略する。また、実施の形態4では、生体情報として、顔特徴量を用いる例を説明する。
図13は、実施の形態4にかかる情報処理システムの一構成例を示すブロック図である。情報処理システム4は、実施の形態1,2,3で説明した情報処理システム1,2,3の各部を基本構成として備える。情報処理システム4は、情報処理装置40と、端末装置41と、撮像装置42と、読み取り装置43と、を有する。情報処理システム4は、実施の形態3から新たに追加された装置等は特にない。情報処理装置40は、実施の形態2,3にかかる情報処理装置20,30の機能を有する。撮像装置42は、実施の形態2,3にかかる撮像装置22,32の機能を有する。読み取り装置43は、実施の形態2,3にかかる読み取り装置23,33の機能を有する。端末装置41は、実施の形態3にかかる端末装置31の機能を有する。
各装置は、同一の装置であってもよい。例えば、情報処理装置40と、端末装置41とは、同一の装置であってもよい。例えば、端末装置41と読み取り装置43とが同一の装置であってもよい。例えば撮像装置42と読み取り装置43が同一の装置であってもよい。どの装置の組み合わせが同一の装置であるかについては特に限定されない。
情報処理装置40は、第1取得部401と、判定部405と、識別情報登録部402と、行動情報登録部403と、更新部404と、第2取得部407と、表示制御部408と、第1受付部409と、第2受付部410と、記憶部406と、を有する。情報処理装置40は、実施の形態3にかかる情報処理装置40から第2受付部410が追加される。第1取得部401は、実施の形態1,2,3にかかる第1取得部101,201,301の機能を有する。判定部405は、実施の形態2,3にかかる判定部205,305の機能を有する。識別情報登録部402は、実施の形態1,2,3にかかる識別情報登録部102,202,302の機能を有する。行動情報登録部403は、実施の形態1,2,3にかかる行動情報登録部103,203,303の機能を有する。更新部404は、実施の形態1,2,3にかかる更新部104,204,304の機能を有する。第1受付部409は、実施の形態3にかかる第1受付部309の機能を有する。記憶部406は、実施の形態2,3にかかる記憶部206,306の機能を有する。記憶部406の記憶内容である会員DB4011と顔DB4012は、実施の形態2,3にかかる会員DB2011,3011と顔DB2012,3012と同一であってもよい。
なお、実施の形態4にかかる情報処理装置40は、例えば、判定部405を有していなくてもよい。また、実施の形態4にかかる情報処理装置40は、第2取得部407と、表示制御部408と、を有していなくてもよい。
第1取得部401と、判定部405と、識別情報登録部402と、行動情報登録部403と、第2取得部407と、表示制御部408と、第1受付部409とは、実施の形態3から変更がない。これらの詳細な説明を省略する。
第2受付部410は、会員IDの情報が取得されると、顧客による生体情報を登録するか否かの入力を受け付ける。第2受付部410は、例えば、端末装置41の入力装置を介して、顧客による登録の可否の入力を受け付ける。より具体的に、例えば、第2受付部410は、顧客からの入力を受け付ける。例えば、生体情報は、顔画像のデータのように個人情報に相当する場合がある。このため、情報処理装置40は、生体情報が個人情報に相当する場合、会員IDの情報と生体情報との紐づけの可否を顧客に判断させることにより、顧客からの信頼度を向上させることができる。これにより、情報処理システム4は、登録の可否を顧客の判断に委ねることができる。また、情報処理システム4は、顔特徴量のように個人情報に相当しない場合であっても、会員IDの情報と生体情報との紐づけの可否を顧客の判断に委ねることができる。したがって、情報処理システム4は、顧客からの信頼度の向上を図ることができる。
つぎに、生体情報を登録すると受け付けた場合に、更新部404は、生体情報に対応付けられた顧客IDの情報を、取得された会員IDの情報に更新する。一方、生体情報を登録しないと受け付けた場合に、更新部404は、生体情報に対応付けられた顧客IDの情報を、取得された会員IDの情報に更新しない。
さらに、生体情報を登録しないと受け付けた場合に、更新部404は顔DB4012から、生体情報と顧客IDの情報と行動履歴の情報と、の対応付けを削除してもよい。なお、この削除を実施するか否かについては特に限定されない。
図14は、登録の可否を受け付ける例を示す説明図である。表示制御部408が、例えば、端末装置41に、顔特徴量Xの登録の可否を入力可能なボタンが表示させてもよい。端末装置41の表示部には、例えば、顔画像4013と、そのボタンと、文章と、を画面上に表示する。文章には、会員DB4011から取得された顧客の名前が含まれる。具体的に、文章は、顔特徴量を登録するか否かの確認するための文章である。また、図14において、顔画像4013とともに、「登録」ボタンと「登録しない」ボタンが端末装置41の画面上に表示されている。顧客が「登録」ボタンを押下すると、第2受付部410は、顔特徴量Xを登録することを受け付ける。一方、顧客が「登録しない」ボタンを押下すると、第2受付部410は、顔特徴量を登録しないことを受け付ける。
図14において、「登録」ボタンが押下されたため、第2受付部410は、顔特徴量Xを登録することを受け付ける。そして、更新部404は、顔特徴量Xに対応付けられた顧客IDの情報「B00001」を、取得された会員IDの情報「A00001」に更新する。図示しないが、「登録しない」ボタンが押下された場合、第2受付部410は、顔特徴量Xを登録しないことを受け付ける。そして、更新部404は、顔特徴量Xに対応付けられた顧客IDの情報「B00001」を、取得された会員IDの情報「A00001」に更新しない。
図15は、実施の形態4にかかる情報処理システム4の一動作例を示すフローチャートである。図15において、生体情報として顔特徴量を例に挙げて説明する。図15において、ステップS401からステップS405までは、図9に示すステップS201からステップS205までと、図12に示すステップS301からステップS305までと同じである。このため、ステップS401からステップS405までは、説明を省略する。また、例えば、図15における情報処理システム4による各ステップの処理結果は、記憶部406、または通信ネットワークを介して接続されたストレージ装置に記憶される。
ステップS405のYesの場合のつぎに、第2受付部410は、顔特徴量を登録するか否かの入力を受け付ける(ステップS406)。顔特徴量を登録しないと受け付けた場合(ステップS406:No)、情報処理システム4は、フローの動作を終了する。顔特徴量を登録すると受け付けた場合(ステップS406:Yes)、更新部404は、顧客IDの情報を会員IDの情報に更新する(ステップS407)。ステップS407のつぎに、情報処理システム4は、フローの動作を終了する。
図示しないが、実施の形態3と実施の形態4とは組み合わせられてもよい。例えば、情報処理システム4は、図12に示すステップS308のYesの場合の後に、ステップS406を行ってもよい。もしくは、例えば、情報処理システム4は、図12に示すステップS306の直前やステップS308の直前にステップS406を行ってもよい。例えば、登録すると受け付け(ステップS406:Yes)、かつ、顔画像が顧客の顔を示すと受け付けた(ステップS308:Yes)場合に、更新部404は、顧客IDの情報を会員IDの情報に更新する。一方、登録しないと受け付け(ステップS406:No)、もしくは、顔画像が顧客の顔を示さないと受け付けた(ステップS308:No)場合に、更新部404は、顧客IDの情報を会員IDの情報に更新しない。
<実施の形態4の変形例>
実施の形態4では、変形例として、生体情報を登録することを顧客が選択すると、特典が得られるような仕組みが設けられてもよい。特典とは、例えば、会員へのポイント付与、割引券の発行、イベントの招待など、特に限定されない。例えば、実施の形態4では、登録の可否を受け付ける際に、特典が得られる旨が表示部に表示されてもよい。また、例えば、実施の形態4では、登録の可否を受け付ける際に、表示制御部408によって生体情報の取扱いに対する企業の規約等が表示部に表示されてもよい。このような機能を実現するために、例えば、実施の形態4において図示しない特典を付与する付与部を有していてもよい。また、図示しないが、会員DB4011には、例えば、会員の情報に、ポイントの情報が対応付けられていてもよい。
つぎに、実施の形態4の効果について説明する。情報処理システム4は、例えば、会員IDの情報が取得されると、生体情報の登録の可否を顧客に確認する。これにより、情報処理システム4は、生体情報の登録の可否を顧客に委ねることができる。したがって、情報処理システム4は、生体情報の扱いに対する顧客の信頼度の向上を図ることができる。
以上で、各実施の形態の説明を終了する。つぎに、情報処理システムのハードウェア構成について説明する。図16は、情報処理システムのハードウェア構成例を示す説明図である。情報処理システム5は、実施の形態1,2,3,4にかかる情報処理システム1,2,3,4がコンピュータで実現された場合の一例である。情報処理システム5は、例えば、情報処理装置50と、端末装置と、撮像装置と、読み取り装置と、を有する。
まず、情報処理装置50のハードウェア構成について説明する。情報処理装置50は、例えば、実施の形態2,3,4にかかる情報処理装置20,30,40がコンピュータで実現された例である。
情報処理装置50は、CPU(Central Processing Unit)501と、ROM502と、RAM503と、記憶装置504と、通信インターフェース505と、を有する。各構成部は、バス506を介してそれぞれ接続される。
CPU501は、情報処理装置50の全体を制御する。例えば、CPU501は、OS(Operating System)を動作させて情報処理装置50の全体を制御してもよい。CPU501は、複数のコアを有していてもよい。
図16において、情報処理装置50は、例えば、記憶部として、ROM502、RAM503および記憶装置504を有する。記憶装置504は、例えば、フラッシュメモリといった半導体メモリ、HDD、SSDが挙げられる。例えば、記憶装置504はOSのプログラム、アプリケーションプログラム、本実施の形態1,2,3,4にかかるプログラムといった各種プログラムを記憶する。または、ROM502は、アプリケーションプログラムを記憶する。また、ROM502は、本実施の形態1,2,3,4にかかるプログラムを記憶してもよい。そして、RAM503は、CPU501のワークエリアとして使用される。
また、CPU501は、記憶装置504またはROM502に記憶されたプログラムをロードする。そして、CPU501は、プログラムにコーディングされている各処理を実行する。また、CPU501は、通信ネットワーク510を介して各種プログラムをダウンロードしてもよい。また、CPU501は、情報処理装置50の一部または全部として機能する。そして、CPU501は、プログラムに基づいて図示したフローチャートにおける処理または命令を実行してもよい。
通信インターフェース505は、無線または有線の通信回線を通じて、LAN(Local Area Network)、WAN(Wide Area Network)といった通信ネットワーク510に接続される。これにより、情報処理装置50は、通信ネットワーク510を介して外部の装置と外部のコンピュータに接続される。通信インターフェース505は、通信ネットワーク510と情報処理装置50の内部とのインターフェースを司る。そして、通信インターフェース505は、外部の装置と外部のコンピュータからのデータの入出力を制御する。
ただし、図16に示す情報処理装置50のハードウェア構成は一例である。図16に示す以外の構成要素が追加されてもよいし、一部の構成要素を含まなくてもよい。例えば、情報処理装置50は、ドライブ装置を有してもよい。そして、CPU501は、ドライブ装置に装着された記録媒体からRAM503にプログラムまたはデータを読み出してもよい。記録媒体としては、光ディスク、フレキシブルディスク、磁気光ディスク、USB(Universal Serial Bus)メモリが挙げられる。また、例えば、情報処理装置50は、キーボード、マウスといった入力装置を有してもよい。情報処理装置50は、印刷装置、ディスプレイといった出力装置を有していてもよい。
つぎに、端末装置51のハードウェア構成について説明する。端末装置51は、実施の形態3,4で説明した端末装置31,41がコンピュータで実現された例である。端末装置51は、例えば、CPU511と、ROM512と、RAM513と、記憶装置514と、通信インターフェース515と、入出力装置517と、を有する。各構成部は、バス516を介してそれぞれ接続される。
CPU511は、端末装置51の全体を制御する。端末装置51は、記憶部として、ROM512、RAM513および記憶装置514を有する。記憶装置514は、例えば、フラッシュメモリといった半導体メモリ、HDD、SSDが挙げられる。例えば、記憶装置514はOSのプログラム、アプリケーションプログラムを記憶する。または、ROM512は、アプリケーションプログラムを記憶する。そして、RAM513は、CPU511のワークエリアとして使用される。
また、CPU511は、記憶装置514またはROM512に記憶されたプログラムをロードする。そして、CPU511は、プログラムにコーディングされている各処理を実行する。また、CPU511は、通信ネットワーク510を介して各種プログラムをダウンロードしてもよい。また、CPU511は、端末装置51の一部または全部として機能する。そして、CPU511は、プログラムに基づいて図示したフローチャートにおける処理または命令を実行してもよい。
通信インターフェース515は、無線または有線の通信回線を通じて、LAN、WANといった通信ネットワーク510に接続される。これにより、端末装置51は、通信ネットワーク510を介して外部の装置や外部のコンピュータに接続される。通信インターフェース515は、通信ネットワーク510と端末装置51の内部とのインターフェースを司る。そして、通信インターフェース515は、外部の装置や外部のコンピュータからのデータの入出力を制御する。また、入出力装置517は、顧客の操作や担当者の操作による入力を受け付ける。また、入出力装置517は、データを出力する。入出力装置517は画像を表示してもよい。入出力装置517は、例えば、タッチパネルディスプレイである。
図16に示す端末装置51のハードウェア構成は一例である。図16に示す以外の構成要素が追加されてもよいし、一部の構成要素を含まなくてもよい。例えば、端末装置51は、ドライブ装置を有してもよい。そして、CPU511は、ドライブ装置に装着された記録媒体からRAM513にプログラムやデータを読み出してもよい。記録媒体としては、光ディスク、フレキシブルディスク、磁気光ディスク、USB(Universal Serial Bus)メモリが挙げられる。また、例えば、端末装置51は、キーボード、マウスといった入力装置を有してもよい。端末装置51は、プリンターといった出力装置を有していてもよい。
つぎに、撮像装置52のハードウェア構成例について説明する。撮像装置52は、実施の形態2,3,4で説明した撮像装置22,32,42に相当する。撮像装置52は、カメラ521と、通信インターフェース522と、を有する。各構成部は、バス523によって接続される。通信インターフェース522は、例えば、無線または有線の通信回線を通じて、LAN、WANといった通信ネットワーク510に接続される。カメラ521は、画像を撮像可能な機能を有する。また、カメラ521は、動画を撮像可能であってもよい。また、撮像装置52は、前述のように、複数設けられてもよい。また、撮像装置52のハードウェア構成は一例である。図16に示す以外の構成要素が追加されてもよい。
つぎに、読み取り装置53のハードウェア構成例について説明する。読み取り装置53は、実施の形態2,3,4で説明した読み取り装置23,33,43に相当する。読み取り装置53は、例えば、リーダ531と、通信インターフェース532と、を有する。各構成部は、バス533によって接続される。通信インターフェース532は、例えば、無線または有線の通信回線を通じて、LAN、WANといった通信ネットワーク510に接続される。リーダ531は、会員カードまたは会員コードを読み取る。例えば、会員コードがバーコードである場合、リーダ531は、バーコードリーダである。会員コードが2次元のコードである場合、リーダ531は、カメラであってもよい。例えば、会員カードが非接触型のICカードである場合、リーダ531は、そのICカードのリーダである。また、読み取り装置53のハードウェア構成は一例である。図16に示す以外の構成要素が追加されてもよい。
以上で、情報処理システム5のハードウェア構成の説明を終了する。また、実施の形態1,2,3,4で説明した情報処理システム1,2,3,4の実現方法には、様々な変形例がある。例えば、情報処理システム5は、構成要素ごとにそれぞれ異なるコンピュータとプログラムとの任意の組み合わせにより実現されてもよい。また、各装置が備える複数の構成要素が、一つのコンピュータとプログラムとの任意の組み合わせにより実現されてもよい。
また、情報処理システム1,2,3,4の各構成要素の一部または全部は、特定用途向けの回路で実現されてもよい。また、情報処理装置50の一部または全部は、FPGA(Field Programmable Gate Array)のようなプロセッサを含む汎用の回路によって実現されてもよい。また、情報処理システム1,2,3,4の一部または全部は、特定用途向けの回路の組み合わせ、汎用の回路の組み合わせ、特定用途向け回路と汎用回路との組み合わせによって実現されてもよい。また、これらの回路は、単一の集積回路であってもよい。または、これらの回路は、複数の集積回路に分割されてもよい。そして、複数の集積回路は、バスを介して接続されることにより構成されてもよい。
また、各装置の各構成要素の一部または全部が複数のコンピュータと回路などにより実現される場合、複数のコンピュータと回路は、集中配置されてもよいし、分散配置されてもよい。
各実施の形態で説明した情報処理方法は、情報処理装置50などの装置が実行することにより実現される。また、情報処理方法は、予め用意されたプログラムを情報処理装置50などのコンピュータが実行することにより実現される。各実施の形態で説明したプログラムは、HDD、SSD、フレキシブルディスク、光ディスク、フレキシブルディスク、磁気光ディスク、USBメモリのコンピュータで読み取り可能な記録媒体に記録される。そして、本プログラムは、コンピュータによって記録媒体から読み出されることによって実行される。また、プログラムは、通信ネットワーク510を介して配布されてもよい。
以上説明した、各実施の形態における情報処理システム1,2,3,4の各構成要素は、図16に示すコンピュータの情報処理システム5のように、その機能をハードウェア的に実現されてもよい。または、各構成要素は、プログラム制御に基づくコンピュータ装置、ファームウェアで実現されてもよい。
以上、各実施の形態を参照して本発明を説明したが、本発明は上記実施の形態に限定されるものではない。各本発明の構成や詳細には、本発明のスコープ内で当業者が把握し得る様々な変更を適用した実施の形態を含み得る。本発明は、本明細書に記載された事項を必要に応じて適宜に組み合わせ、または置換した実施の形態を含み得る。例えば、特定の実施の形態を用いて説明された事項は、矛盾を生じない範囲において、他の実施の形態に対しても適用され得る。例えば、複数の動作をフローチャートの形式で順番に記載してあるが、その記載の順番は複数の動作を実行する順番を限定するものではない。このため、各実施の形態を実施するときには、その複数の動作の順番を内容的に支障しない範囲で変更することができる。