JP7600849B2 - 画像形成装置及び搬送制御方法 - Google Patents
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Description
図1は、ロール状の記録媒体(ウェブ又は巻取紙)に対して、インク滴を吐出して画像を形成する、実施の形態の画像形成装置の外観を示す斜視図である。この図1において、画像形成装置110は、ローラ130等により、ウェブ120の張力の調整等を行い、搬送方向10にウェブ120を搬送する。そして、画像形成装置110は、搬送されるウェブ120に対して、例えばブラック(K)、シアン(C)、マゼンタ(M)及びイエロー(Y)の4色のそれぞれのインクを吐出して所望の画像を形成する。なお、以下、搬送方向10に直交する方向を「直交方向20」とする。
図2は、画像形成装置110の要部の構成を概略的に示す図である。この図2に示すように、画像形成装置110は、4色のそれぞれのインクを吐出するため、4つの液体吐出ヘッドユニットを有する。各液体吐出ヘッドユニットは、搬送方向10に搬送されるウェブ120に対して、各色のそれぞれの液体を吐出する。ウェブ120は、2対のニップローラ(nip roller)及び搬送ローラ230(搬送機構の一例)等で搬送される。以下、この2対のニップローラのうち、各液体吐出ヘッドユニットより上流側に設置されるニップローラを「第1ニップローラNR1」という。一方で、第1ニップローラNR1及び各液体吐出ヘッドユニットより下流側に設置されるニップローラを「第2ニップローラNR2」という。
次に、画像形成装置110は、図2に示すように、搬送ローラ230とブラック用第1ローラCR1Kとの間に、センサデバイスSENが設けられている。図3は、センサデバイスSENのブロック図である。この図3に示すように、センサデバイスSENは、光源LG、撮像部OS、制御回路52、記憶装置53及び制御部110F30を有する。光源LGとしては、赤外線光を発光する光源、LED(Light Emitting Diode)又は有機EL(Electro Luminescence)等を用いることができる。
図5は、画像形成装置110の要部のブロック図である。この図5に示すように、画像形成装置110のセンサデバイスSENは、上述の光源LGを備えた撮像部OS、制御回路52及び記録部53を有する。撮像部OSは、搬送方向10に搬送されるウェブ120を撮像する。
ウェブ120は、表面又は内部に散乱性を有する部材である。このため、ウェブ120にレーザ光を照射すると、反射光が拡散反射する。この拡散反射により、ウェブ120に、斑点のパターン(撮像パターン)が形成される。
図6は、計算部53Fの機能ブロック図である。この図6に示すように、計算部53Fは、センサデバイスSENによって所定の時刻毎に取得される画像データD1(n)及びD2(n)に対して、相互相関演算を行う。以下、相互相関演算によって生成される画像を「相関画像」という。計算部53Fは、相関画像に基づいて、ずれ量ΔD(n)を計算する。
相関演算の詳細内容を説明する。
このようなことから、実施の形態の画像形成装置110の場合、図6に示す計算部53Fの演算部CALが、図11に示すように、上述の所定の時刻毎に撮像した画像に基づく相関演算で算出した各画像間の移動量を、順次、累積処理する。具体的には、撮像部OSにより撮像された撮像画像と、撮像部OSにより撮像された1つ前の撮像画像との間の移動量を画像相関演算によって算出し、算出した各移動量を、以下のように累積演算する。
次に、実施の形態の画像形成装置110の計測部110F20は、搬送ローラ230のエンコーダENCからのエンコード信号に基づいて、搬送ローラ230が1周する毎に、1発のエンコードパルスを計算部53Fに供給する。
制御部110F30は、搬送ローラ230に対して熱膨張が発生しているものと判別した場合、熱膨張の度合いに応じたインクの吐出量となるように、各液体吐出ヘッドユニット210の吐出量を制御する。これにより、適正なインク量での印刷を可能とすることができ、印刷精度を向上させることができる。
制御部110F30は、搬送ローラ230に対する熱膨張の発生を検出すると、図5に示す報知部251を介して、熱膨張の発生を報知するための報知制御を行う。例えば、報知部251がモニタ装置の場合、制御部110F30は、モニタ装置に対して「搬送ローラが高温になっています」等のエラーメッセージを表示制御する。また、報知部251がスピーカ部の場合、制御部110F30は、音響メッセージ又は電子音等の音響出力で、搬送ローラ230に熱膨張が発生していることをユーザに報知する。この報知動作により、ユーザは、搬送ローラ230が熱膨張前の状態に戻るまで、例えば画像形成装置110を一旦停止させる等の措置をとることができる。
また、制御部110F30は、搬送ローラ230に対する熱膨張の発生を検出すると、図5に示す搬送ローラ230を冷却している冷却部250の冷却強度を、所定分、強めるように冷却部250を制御する。これにより、搬送ローラ230を冷却することができ、搬送ローラ230を熱膨張前の状態に戻すことができる。
また、制御部110F30は、搬送ローラ230に対する熱膨張の発生を検出すると、例えば電源部を停止制御し、又は、電源制御部を介して搬送ローラ230等を停止制御する。なお、搬送ローラ230のみ停止制御してもよい。これにより、搬送ローラ230の熱膨張の進行を停止させることができ、搬送ローラ230を熱膨張前の状態に戻すことができる。
次に、実施の形態の画像形成装置110の場合、所定の時刻毎に撮像した撮像画像の相対的な移動量のみ検出するため、検知周期以下の用紙挙動、スリップ、速度変動等が発生した場合、実搬送量との間の誤差が発生することが考えられる。上述の累積演算により、このような誤差が累積されると、画像取得周期間のウェブ120の実挙動との差分が大きくなるおそれがある。
以上の説明から明らかなように、実施の形態の画像形成装置110は、所定の時刻毎に撮像したウェブ120の撮像画像の相関演算を行うことで算出した移動量を所定分累積して累積移動量を算出する。この累積移動量を、ウェブ120の搬送ローラ230が1周(又は複数周でもよい)する毎に、ウェブ120の搬送ローラ230の径から算出された移動量に一致させる補正動作を行う。これにより、累積移動量に発生している誤差をキャンセルでき、より精度のよいウェブ120の移動量に基づいて、各部を制御することができる。
上述の実施の形態の説明では、搬送ローラ230の1周毎のエンコードパルス(出力パルス信号)で、図12に示した「実際のウェブ移動量」を求めて補正目標値(図12の点線)を決定することとした。
120 ウェブ
210K ブラック液体吐出ヘッドユニット
210C シアン液体吐出ヘッドユニット
210M マゼンタ液体吐出ヘッドユニット
210Y イエロー液体吐出ヘッドユニット
SENK ブラック用センサデバイス
SENC シアン用センサデバイス
SENM マゼンタ用センサデバイス
SENY イエロー用センサデバイス
520 コントローラ
Claims (7)
- 記録媒体の搬送機構と、
前記記録媒体に印刷を行う印刷部と、
前記搬送機構に設けられた原点検出部と、
撮像部により所定時間毎に撮像された前記記録媒体の撮像画像の相関に基づいて、前記記録媒体の移動量を算出すると共に、算出した各移動量を、順次、累積処理して累積移動量を算出する移動量算出部と、
前記原点検出部で検出される前記搬送機構の所定周期毎に、前記搬送機構の機械的構成から得られる所定周期分の前記記録媒体の基準移動量に、前記累積移動量を補正する補正部と、
前記補正部で補正された前記累積移動量に基づいて、前記搬送機構を制御して、前記記録媒体を搬送制御すると共に、搬送制御される前記記録媒体に対して、前記印刷部を制御して印刷を行う制御部と、
を有する画像形成装置。 - 前記累積移動量の初期値と現在の累積移動量を、前記搬送機構の所定周期毎に比較する比較部と、
現在の累積移動量が、前記初期値以上であった場合に、前記搬送機構の熱膨張を検知する検知部を、さらに備えること
を特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。 - 前記搬送機構の冷却部と、をさらに備え、
前記制御部は、前記検知部で前記搬送機構の熱膨張が検出された場合に、前記冷却部の冷却強度を制御して前記搬送機構を冷却すること
を特徴とする請求項2に記載の画像形成装置。 - 前記制御部は、前記検知部で前記搬送機構の熱膨張が検出された場合に、少なくとも前記搬送機構を停止制御すること
を特徴とする請求項2又は請求項3に記載の画像形成装置。 - 前記印刷部は、前記記録媒体にインクを吐出して印刷を行い、
前記制御部は、前記検知部で検出された前記搬送機構の熱膨張量に応じて、前記印刷部から吐出されるインクの吐出量を制御すること
を特徴とする請求項2から請求項4のうち、いずれか一項に記載の画像形成装置。 - 前記制御部は、前記検知部で前記搬送機構の熱膨張が検出された際に、報知部を介して所定の報知制御を行うこと
を特徴とする請求項2から請求項5のうち、いずれか一項に記載の画像形成装置。 - 搬送機構により搬送される記録媒体を撮像部で所定時間毎に撮像する撮像ステップと、
移動量算出部が、撮像部により所定時間毎に撮像された前記記録媒体の撮像画像の相関に基づいて、前記記録媒体の移動量を算出すると共に、算出した各移動量を、順次、累積処理して累積移動量を算出する移動量算出ステップと、
前記搬送機構に設けられた原点検出部で検出される前記搬送機構の所定周期毎に、補正部が、前記搬送機構の機械的構成から得られる所定周期分の前記記録媒体の基準移動量に、前記累積移動量を補正する補正ステップと、
制御部が、前記補正ステップで補正された前記累積移動量に基づいて、前記搬送機構を制御して、前記記録媒体の搬送制御を行う搬送制御ステップと、
を有する搬送制御方法。
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|---|---|---|---|
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Applications Claiming Priority (2)
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| JP2011093241A (ja) | 2009-10-30 | 2011-05-12 | Canon Inc | 移動検出装置および記録装置 |
| JP2012106404A (ja) | 2010-11-17 | 2012-06-07 | Canon Inc | 記録装置および記録媒体の搬送量制御方法 |
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| JP2019001153A (ja) | 2017-06-14 | 2019-01-10 | 株式会社リコー | 検出装置、処理装置、液体吐出装置、読取装置及び調整方法 |
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