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JP7602391B2 - 荷受台昇降装置 - Google Patents
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JP7602391B2 - 荷受台昇降装置 - Google Patents

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Description

本発明は、荷箱を有する貨物車両において、荷箱の下に格納可能に設けられる荷受台昇降装置に関するものである。
従来、特許文献1に記載のような荷受台昇降装置が知られている。荷受台昇降装置は、メインプレート及びサブプレートを有する荷受台を備える。荷受台は、メインプレート上にサブプレートが折り畳まれて格納される。また、荷受台昇降装置は、スライドレールに取り付けられ、シリンダによって車両前後方向に摺動する支持板と、支持板から後方へ突出するように取り付けられるローラ支持板と、ローラ支持板の後端部に回動自在に取り付けられるガイドローラと、を備える。ガイドローラは、格納時のサブプレートの先端を載せることができる位置に設けられる。
以上のような構成の荷受台昇降装置によれば、荷受台を格納する際に、メインプレート上に折り畳まれたサブプレートの先端をガイドローラに乗せることができる。
特開2019-64447号公報
特許文献1に記載のようなガイドローラは、ローラ支持板に取り付けられる。一方で、ガイドローラの高さが適切でなければ、サブプレートの先端部をガイドローラで支持した際に、サブプレートがメインプレートに対して浮いた状態で支持されてしまうことがある。このようにサブプレートがメインプレートに対して浮いた状態では、適切に格納できない場合がある。
そこで、本発明は、サブプレートがメインプレートに対して浮いた状態で支持されることを抑制できる荷受台昇降装置を提供することを目的とする。
本発明の荷受台昇降装置は、貨物車両の下に格納可能で、かつ、荷物を載せた状態で昇降できる荷受台昇降装置であって、前記貨物車両に固定され、水平方向に延伸するスライドレールと、メインプレート及びサブプレートを有し、前記メインプレート及び前記サブプレートが、荷物を載せることができるように前記スライドレールの延伸方向に並んで展開された展開状態と、前記サブプレートが前記メインプレートの上に載るように折り畳まれる折り畳み状態とを選択可能な荷受台と、前記荷受台を支持して昇降させる昇降手段と、前記折り畳み状態の前記荷受台における前記サブプレートを支持する支持上面を有する荷受台支持部と、を備え、前記荷受台及び前記荷受台支持部は、前記延伸方向に移動可能であり、前記荷受台支持部は、前記支持上面の高さが調整可能に構成されている。
かかる構成によれば、荷受台支持部の上面の高さが調整可能であるので、荷受台支持部が折り畳み状態のサブプレートの先端部を支持する高さを調整できる。よって、メインプレートに対してサブプレートが浮くことを抑制できる。
また、前記荷受台支持部は、前記折り畳み状態の前記サブプレートが当接する前記支持上面を有するパッド部と、前記パッド部の下方に設けられる調整部と、を備え、前記調整部は、複数枚の板状部材を含み、該板状部材によって前記支持上面の高さを調整可能とすることもできる。
かかる構成によれば、パッド部の支持上面の高さを板状部材の枚数を変更することで調整できるので、バッド部の高さ調整を容易にすることができる。
また、前記メインプレートと前記サブプレートとは、前記延伸方向に対向する基端部及び先端部をそれぞれ備え、前記サブプレートは、前記折り畳み状態と前記展開状態との間を、水平方向のうち前記延伸方向に略直交する方向を中心にして前記メインプレートに対して回動可能となるように、前記サブプレートの基端部が前記メインプレートの先端部に連結され、前記昇降手段は、前記メインプレートに連結され、前記メインプレートを昇降可能であり、前記パッド部は、前記折り畳み状態の前記サブプレートを支持するように、水平方向に延設された水平部と、前記サブプレートの回動の途中状態において該サブプレートを支持する立てかけ部と、を備え、前記立てかけ部は、前記延伸方向に対向する基端部及び先端部であって、前記水平部に対して近い配置となる基端部と遠い配置となる先端部とを備え、前記立てかけ部の先端部が立てかけ部の基端部よりも下方に位置するように下傾斜状に構成することもできる。
かかる構成によれば、折り畳み状態と展開状態の間の回動途中の状態において、サブプレートを立てかけ部に立てかけて支持することができる。
また、前記調整部は、前記水平部の下方に配置さえて該水平部を支持するように構成され、前記立てかけ部は、前記調整部に支持されておらず、前記先端部が自由端となっており、前記サブプレートを立てかけた際にたわむように構成することもできる。
かかる構成によれば、立てかけ部は、サブプレートを立てかけた際にたわむことができるので、立てかける際にかかる衝撃を立てかけ部がたわんで吸収することができる。
本発明によれば、サブプレートがメインプレートに対して浮いた状態で支持されることを抑制できる荷受台昇降装置を得ることができる。
本発明の一実施形態に係る荷受台昇降装置が貨物車両に取り付けられた状態を示す側面図である。 同荷受台昇降装置を示す斜視図である。 同荷受台昇降装置の格納状態を示す側面図である。 同荷受台昇降装置で可動部分をスライドさせた状態を示す側面図である。 同荷受台昇降装置の一部を接地させた状態を示す側面図である。 同荷受台昇降装置の荷受台を展開させた状態を示す側面図であって、荷受台が接地した状態を実線で示し、荷受台を上昇させた状態を二点鎖線で示す。 同荷受台昇降装置の荷受台支持部を示す側面図である。 同荷受台支持部を示す平面図である。 本発明の他の実施形態に係る荷受台昇降装置が貨物車両に取り付けられた状態を示す側面図である。
本発明の一実施形態に係る荷受台昇降装置1について説明する。以下説明において、前後方向及び車幅方向は、荷受台昇降装置1が設けられる貨物車両Vにおける方向を基準に説明する。
本発明の一実施形態に係る荷受台昇降装置1は、図1に示すように、貨物車両Vにおける荷箱Bの後部下方に設けられる。なお、荷箱Bは、搬入口を閉じた状態で閉鎖空間となる箱状のものであっても、例えば上部が常時開放された荷台であってもよい。本実施形態の荷受台昇降装置1につき、図2に斜視図、図3に側面図を示す。図示の状態は、貨物車両Vにおける荷箱Bの後部下方に荷受台昇降装置1が格納された状態、すなわち貨物車両Vが走行可能な状態を表している。一方、図4~図6は、荷受台昇降装置1のうち可動側支持部材13を、図3のスライド前端位置(前方位置)から荷箱Bの後方へスライドさせ、所定のスライド後端位置(後方位置)に到達させた後、荷受台19を展開および昇降させて荷物の積み降ろし作業をする使用状態を示す側面図である。図1に示すように、貨物車両Vの車体2上には荷箱Bが搭載されている。車体2の後端下方には、いわゆる床下格納式の荷受台昇降装置1が格納されている。
図4~図6において、荷受台昇降装置1の車幅方向に左右一対設けられている固定側支持部材3は、それぞれ、車両前後方向に水平に延びるスライドレール4と、これを車体2に架装するための複数(本実施形態では3個)の取付ブラケット5と、左右一対のスライドレール4の前端部を連結する角パイプからなる連結部材6とによって構成されている。スライドレール4と各取付ブラケット5とは、ボルト・ナット7により締結されている。スライドレール4には支持板8が車両前後方向に摺動可能に装着されている。
左右一対の支持板8は、車幅方向(スライドレール4の延伸方向に直交する方向)に水平に延びる角パイプからなるクロスメンバ9を貫通させ、これらは互いに一体に溶接されている。支持板8より車幅方向の外側には、支持ブラケット10,11が、クロスメンバ9と一体に溶接されている。これらの支持ブラケット10,11も、左右一対設けられている。
左右一対の支持板8の下部は、チャンネル材からなる連結部材12により連結されている(図2参照)。支持板8、クロスメンバ9および支持ブラケット10,11および連結部材12は、固定側支持部材3に対して車両前後方向にスライド可能な可動側支持部材13を構成している。
支持ブラケット10には補助リンク14が一定範囲で回動可能に取り付けられており、この補助リンク14に、上アーム15およびリフトシリンダ(昇降駆動装置)16が回動可能に取り付けられている。リフトシリンダ16の先端は上アーム15の所定位置に接続されており、伸縮作動により上アーム15にトルクを付与する。また、支持ブラケット11には下アーム17が回動可能に取り付けられている。リフトシリンダ16は、例えば単動式の油圧シリンダからなる。
上アーム15および下アーム17は、それらの支点および作用点を結ぶ四角形が平行四辺形となる平行リンクを構成し、リフトシリンダ16の伸縮作動により、その先端側を昇降作動させる。補助リンク14、上アーム15、リフトシリンダ16および下アーム17は、左右一対設けられ、荷受台19を昇降させるアーム式の昇降手段18を構成している。
荷受台19は、上アーム15および下アーム17の先端に水平に取り付けられたメインプレート191(基部荷受台)191と、これに対して折り畳み・展開可能に接続されたサブプレート192(先部荷受台)192と、メインプレート191とサブプレート192とを連結する連結部193とを備えている。連結部193は、一端部がメインプレート191の先端部に回動可能に連結されるとともに、他端部がサブプレート192の基端部に回動可能に連結されたヒンジ193aを有する。また、本実施形態のサブプレート192は、メインプレート191よりも前後方向における長さが長い。即ち、連結部193を中心にサブプレート192をメインプレート191に対して回動させ、メインプレート191の上にサブプレート192が重なるように折り畳んだ際に、サブプレート192の先端部がメインプレート191の基端部よりも前側に延伸した状態となる。また、本実施形態でサブプレート192は、例えばアルミ押出し材のような金属で構成される。さらに、本実施形態で、メインプレート191及びサブプレート192は、それぞれ1枚の板状体である。
以上の構成により、図1~図3に示すように、格納時にはメインプレート191上にサブプレート192が折り畳まれた折り畳み状態となる。また、図4~図6に示すように、使用時にはサブプレート192が展開されることで、荷受台19には、メインプレート191の上面からサブプレート192の上面へ連続した荷受面19aが構成された展開状態となる。この荷受面19aには荷箱Bに対して積み降ろしされる荷物が載置される。また、格納状態のときに、サブプレート192に設けられた突起部1931が固定側支持部材3の後端部に設けられた被嵌合部3aに嵌合する。
このように荷受面19aが構成された状態でリフトシリンダ16を伸縮駆動させると、荷受台19を、荷箱Bの床面(図示しない)と荷受面19aとが略同一の高さ位置となる上昇位置(図6の上側の位置)と、地面に接地した接地位置(図6の下側の位置)との間で昇降させることができる。これにより、荷箱Bの後方において荷受台19を昇降させることで、貨物車両Vの荷箱Bに対して荷物を積み降ろすことができる。
次に、荷受台昇降装置1を前方位置と後方位置との間でスライド(前後移動)させるスライドシリンダ(前後駆動装置)22について説明する。図2は、スライドシリンダ22が最収縮した状態に対応している。図4~図6は、スライドシリンダ22が最伸長した状態に対応している。
スライドシリンダ22は、車幅方向において左右のスライドレール4の間に配置された左右一対のシリンダ23にて構成されている。シリンダ23は、例えば複動式の油圧シリンダからなる。左右のシリンダ23のシリンダ本体24は、その前後両端部が互いに前後逆向きに配置された状態で重ね合わされ、前後位置にて一体的に連結されている。このようなシリンダ本体24は、前端部が連結部材6に連結され、後端部がクロスメンバ9に連結されたシリンダ取付部材21に連結されている。そのため、スライドシリンダ22の伸長作動により、シリンダ取付部材21、クロスメンバ9、及び、クロスメンバ9と連結された支持板8が連結部材6に対して後方に離れるように移動する。
シリンダ取付部材21は、前端部がクロスメンバ9に連結された前後方向に延びる部材である。また、シリンダ取付部材21の前後方向の中途部分は、連結部材12によって支持されている。即ち、シリンダ取付部材21は、クロスメンバ9及び連結部材12を介して一対の支持板8に連結されている。具体的に、図7及び図8に示すように、シリンダ取付部材21は、前後方向に延びる取付基部211と、取付基部211の上方に突出するシリンダ取付部21Aと、を備える。また、本実施形態のシリンダ取付部材21は、後端部に、後述する荷受台支持部25を取り付け可能な荷受台支持取付部21Bを備える。
シリンダ取付部21Aは、シリンダの後端部を取り付け可能な部位である。本実施形態のシリンダ取付部21Aは、取付基部211から上方に突出した一対の突起部212で構成されている。また、シリンダ取付部21Aは、取付基部211の前後方向の中途部分に設けられる。具体的に、シリンダ取付部21Aは、一対の突起部212の間にスライドシリンダ22(具体的には一方のシリンダ23)の後端部が配置され、突起部212に形成された孔にボルトを挿通し、ナットで固定するなどしてシリンダ23が固定される。なお、シリンダ取付部21Aの構成は、このような構成に限らず、シリンダ23の後端部を固定可能な種々の構成を採用可能である。
荷受台支持取付部21Bは、荷受台支持部25を取り付け可能な部位である。本実施形態の荷受台支持取付部21Bは、シリンダ取付部材21の後端部に設けられている。具体的に、荷受台支持取付部21Bは、荷受台支持部25が取付けられる板状の取付板部213と、取付板部213の下方に設けられ、取付板部213を補強する補強部214と、を備える。取付板部213は、シリンダ取付部21Aから後方に延伸する板状の部位である。本実施形態の取付板部213には、固定具28としてのボルトを挿通可能な孔が形成されている。
荷受台支持部25は、荷受台19のうち、サブプレート192を支持可能な部位である。具体的に、荷受台支持部25は、サブプレート192の先端部を支持可能である。荷受台支持部25は、サブプレート192に当接するパッド部26と、パッド部26の上面(支持上面261a)の高さを調整可能な調整部27と、を備える。また、荷受台支持部25は、シリンダ取付部材21の後端部に取り付けられる。即ち、荷受台支持部25は、前後方向において、スライドシリンダ22より後方に設けられる。さらに、荷受台支持部25は、スライドシリンダ22の動作により、前後方向に移動可能なように設けられる。なお、荷受台支持部25の取り付け位置は、シリンダ取付部材21の後端部に限定されず、支持板8の後方など、任意の位置に取り付けることができる。また、荷受台支持部25は、水平部261及び調整部27、並びに、取付板部213を固定するための固定具28を備える。本実施形態の固定具28はボルト・ナットである。
パッド部26は、サブプレート192の先端部に下方から当接して、サブプレート192を支持する部位である。また、パッド部26は、前後方向の中途部分が屈曲した板状の部位である。具体的にパッド部26は、水平方向に延伸する水平部261と、水平部261の後端部から後側に延伸する立てかけ部262と、を備える。パッド部26は、サブプレート192の先端部よりも柔らかい材質で構成されており、本実施形態では、樹脂製である。
水平部261は、略水平に延びる板状の部位である。水平部261は、格納状態の荷受台19のうち、サブプレート192の下面に当接して、サブプレート192を支持可能である。具体的に、水平部261は、サブプレート192の下面に当接可能な支持上面261aと、固定具28を取り付け可能な固定具取付部2611と、を備える。支持上面261aは、サブプレート192の先端部よりも柔らかい素材で構成されており、本実施形態では、樹脂で構成されている。固定具取付部2611は、上下方向に貫通した、ボルトを挿通可能な孔である。また、固定具取付部2611は、ボルトを挿通し、挿通したボルトにナットを取り付けた際に、ナットが支持上面261aから上方に突出しないようにできる孔である。具体的に、固定具取付部2611は、ボルトが挿通される貫通孔2611aと、該貫通孔2611aの径外側に設けられ、ボルトに螺合したナットを収容可能な窪み部2611bと、を備える。このように、固定具28は支持上面261aよりも上方に突出しないように取り付けられるので、固定具28とサブプレート192が干渉することを抑制できる。また、水平部261の後端部は、荷受台支持取付部21Bの後端部よりも後側に位置している。
立てかけ部262は、水平部261の後端部から後側に延出する板状の部位である。また、立てかけ部262は、後側が下方に位置するように傾斜して設けられる板状の部位である。具体的に、立てかけ部262は、前端部が水平部261の後端部に連結され、後端部が自由端となっている板状の部位である。即ち、立てかけ部262は、前後方向において、水平部261に遠い側の端部が(後端部)が水平部261に近い側の端部(前端部)よりも下方に位置する下傾斜状の部位である。さらに、立てかけ部262は、サブプレート192の荷重がかかった際に、たわむことができる材質で構成されている。具体的に、本実施形態の立てかけ部262は、樹脂製である。立てかけ部262は、水平部261の支持上面261aと連続している支持斜面262aを備える。支持斜面262aは、平坦な面である。また、本実施形態では、立てかけ部262は水平部261と一体成形されている。
調整部27は、支持上面261aの高さを調整可能な部位である。具体的に、調整部27は、パッド部26と荷受台支持取付部21Bとの間に設けられる板状部材271を備える。本実施形態で調整部27は、同じ厚みの板状部材271を複数枚(例えば3枚)重ねて構成されている。即ち、本実施形態の調整部27は、板状部材271の枚数を変更することで、パッド部26(支持上面261a)の高さを調整可能である。なお、支持上面261aの高さによっては、板状部材271を1枚とすることもできる。
板状部材271は、複数枚を上下に重ねることができる板状の部材である。また、板状部材271は、水平部261の下方に取り付けた際に、後端部が水平部261の後端部よりも前方に位置するように構成される。本実施形態の板状部材271には、上下方向に貫通し、固定具28としてのボルトを挿通可能な貫通孔271aが形成されている。また、本実施形態の板状部材271は、貫通孔271aから後端部までの長さが、水平部261における貫通孔2611aから後端部までの長さよりも短い。そのため、立てかけ部262がたわむ際に、板状部材271が立てかけ部262と干渉することを抑制できる。また、本実施形態の板状部材271は、上下方向に圧縮及び復元可能な弾性体で構成されており、具体的にはゴム製である。さらに、本実施形態の板状部材271は、車幅方向の長さが水平部261における車幅方向の長さよりも長い又は同じ長さである。そのため、水平部261の下方を確実に支持することができる。
以上のような構成のパッド部26及び調整部27は、固定具28により固定される。具体的には、パッド部26(水平部261)及び調整部27(板状部材271)に形成された貫通孔2611a、271aを重ね、重ねた貫通孔にボルトを挿通し、ナットを締めることで、パッド部26及び調整部27は、固定される。また、本実施形態では、パッド部26、調整部27、及び、荷受台支持取付部21Bを貫通するようにボルトが挿通され、ナットで固定される。また、固定具28で固定した後に支持上面261aの高さを調整する必要がある場合には、固定具28を取外し、板状部材271の枚数を調整したうえで、再度固定具28にて取り付ける。このように、固定具28が荷受台支持部25に着脱可能であるので、調整部27の高さを調整しやすいため、支持上面261aの高さを調整しやすい。
上記のような荷受台昇降装置1によれば、支持上面261aの高さが調整可能であるので、折り畳み状態の荷受台19のサブプレート192がメインプレート191に対して浮くことを抑制しつつサブプレート192を支持できる。
図2に示すように、クロスメンバ9の長手方向の一端部には、荷受台昇降装置1(具体的にはリフトシリンダ16及びスライドシリンダ22)の駆動を制御する制御装置を備えたパワーユニット30が取り付けられている。また、クロスメンバ9の長手方向の他端部には、荷受台19を昇降またはスライドさせるための操作指令を制御装置に出力するためのスイッチボックス31が取り付けられている。
以上の構成により、図1~図3に示す状態で格納されている折り畳み状態の荷受台19を使用する場合には、スライドシリンダ22を伸長作動により後方へスライドさせ、後方位置まで後退させる。このスライドシリンダ22の伸長作動により、シリンダ取付部材21及び昇降手段18が後方位置に移動する。即ち、スライドシリンダ22の伸長作動により、シリンダ取付部材21に取り付けられる荷受台支持部25、及び、昇降手段18に連結される荷受台19が後方位置に移動する。このように、前方位置から後方位置(又は後方位置から前方位置)への移動では、荷受台19と荷受台支持部25が同時に移動するので、サブプレート192の先端部は、折り畳み状態(支持上面261aによって支持された状態)を維持する。
荷受台19が後方位置に移動した後、リフトシリンダ16を作動させて、荷受台19を折り畳み状態から、メインプレート191が昇降手段18によって下降されて、サブプレート192が展開可能となる途中状態に移行させる。具体的に、リフトシリンダ16を収縮作動させると、上アーム15および下アーム17が下方回動し、メインプレート191が降下して着地する。このときサブプレート192はその先端が荷受台支持部25によって支持されているので、サブプレート192は連結部193を中心に、図5の時計回り方向に回動する。即ち、サブプレート192は、メインプレート191が降下するのに伴って、水平に延びている折り畳み状態から、基端部が下方に位置し、先端部が上方に位置するような傾斜をした状態となる。また、サブプレート192の先端部は、支持上面261aに載っている状態から、後側に移動して、支持斜面262aに支えられるようになる。このようにして、サブプレート192は、立てかけ部262に立てかけられた状態となる。
次に、サブプレート192を手で起こしてメインプレート191の後方に水平に倒伏させる。このようして荷受台19が水平に展開される。この状態で、リフトシリンダ16を伸長作動させると、荷受台19を水平に維持した6の上側に示す上昇位置まで荷受台19を上昇させることができる。また、上昇位置からリフトシリンダ16を収縮作動させれば、荷受台19を元の位置まで下降させることができる。
なお、下アーム17が着地してからさらにリフトシリンダ16を収縮作動させると、補助リンク14の作用により荷受台19はその先端(後端)を下げるようにチルト作動して、図6の下側に示すように地面に沿う。これにより、例えば、図示しないキャスタ付きのカート(荷物)を荷受台19の後方から前方へ移動させることでカートを荷受面19a上に容易に積み降ろしすることができる。
荷受台19を格納するには、下アーム17が着地して荷受台19が水平である状態からサブプレート192を起立させ、立てかけ部262に立てかける。即ち、荷受台19を展開状態から途中状態に移行させる。次に、上アーム15および下アーム17を上昇させ、サブプレート192を自重によりメインプレート191上に畳み込み、荷受台19を折り畳み状態にする。そして、スライドシリンダ22を収縮作動させ、前方位置まで可動側支持部材13、昇降手段18および荷受台19を引き込み、図1~図3の格納状態とする。
サブプレート192を立てかけ部262に立てかけた際に、立てかけ部262は、たわむことができる。そのため、サブプレート192を起立させ、立てかけ部262に立てかける際にかかる衝撃を、立てかけ部262がたわむことで吸収できる。また、板状部材271は上下方向に圧縮及び復元可能な弾性体であるので、サブプレート192をメインプレート191上に畳み込む際にかかる衝撃を板状部材271が弾性変形して吸収できる。
以上、本発明につき一実施形態を取り上げて説明したが、本発明は前記実施形態に限定されない。
例えば、荷受台19が貨物車両の後方に展開される場合について説明したが、車両の側方に展開されるように構成することもできる。このように構成する場合には、スライドレールは、車幅方向に延びるように設けられる。
また、荷受台支持部25は、シリンダの後方に設けられる場合について説明したが、このような構成に限らない。例えば、支持板8に荷受台支持部25を取り付けるための部材を取付け、該部材に荷受台支持部25を取り付けてもよい。
さらに、荷受台支持部25は1つ設けられる場合について説明したが、車幅方向に離間して2以上設けられていてもよい。
また、荷受台支持部25は、板状部材271の枚数によって支持上面261aの高さを調整できる場合について説明したが、このような構成に限らず、上下方向に長い長孔を設け、該長孔の任意の高さにパッド部26を取り付けるようにしたり、パッド部26(水平部261)の厚みを調整したりする等、他の高さを調整できる機構によって、高さを調整可能としてもよい。
さらに、パッド部26は樹脂製の場合について説明したが、樹脂製に限らず、金属など他の材質で構成することもできる。
また、板状部材271は、弾性体で構成され、パッド部26にかかった衝撃を吸収する場合について説明したが、このような構成に限らず、衝撃がかかった際に弾性変形しないような材質で構成することもできる。
さらに調整部27は、厚みが同じ板状部材271を複数枚重ねて構成される場合について説明したが、厚み異なる板状部材271を重ねて構成されてもよいし、厚みの異なる複数枚の板状部材271のうち、適切な厚みの1枚の板状部材271を選択することで厚みを調整できるように構成してもよい。また、1枚の板に対して、他の板を重ねるか否かを選択できるようにすることで、厚みを調整可能としてもよい。
また、パッド部26は、中途部分が屈曲した板状である場合について説明したが、このような構成に限らず、例えば、上面がスライドレールの延伸方向に延びる円弧形状など種々の形状を採用することができる。また、円弧形状とした場合には、円弧の上端部で折り畳み状態のサブプレート192の先端部を支持し、上端部よりも車両方向後側の部分で立てかけられたサブプレート192を支持する。さらに、パッド部26は、立てかけ部262を備えない略直方体の板状としてもよい。このような構成の場合には、水平部261の側面や外縁部で途中状態のサブプレート192を支持する。
さらに、立てかけ部262は、水平部261の後側に設けられる下傾斜状の部材である場合について説明したが、このような構成に限らない。例えば、図9に記載のように、水平部261の後端部に設けられる、車幅方向を軸心とした円柱形状の部材として構成することもできる。立てかけ部262を円柱形状とした場合には、サブプレート192が立てかけられる角度にかかわらず、確実に、立てかけ部262の外周面がサブプレート192に接することができる。
また、パッド部26及び調整部27はボルト・ナットで固定される場合について説明したが、このような構成に限らず、接着などほかの手段で固定されていてもよい。
さらに、荷受台19及び荷受台支持部25は、同じスライドシリンダ22によって車両の前後方向に移動する場合について説明したが、このような構成に限らず、異なるスライドシリンダ22によって車両の前後方向に移動するように構成してもよい。
また、サブプレート192は、一枚の板状体である場合について説明したが、2枚以上の板状体で構成され、ヒンジなどによって折り畳み・展開可能なように構成することもできる。このように構成する場合には、荷受台支持部25は、折り畳まれたサブプレート192の車両方向前端部を支持する。
1…荷受台昇降装置、2…車体、3…固定側支持部材、4…スライドレール、5…取付ブラケット、6・12…連結部材、7…ボルト・ナット、8…支持板、9…クロスメンバ、10・11…支持ブラケット、13…可動側支持部材、14…補助リンク、15…上アーム、16…リフトシリンダ、17…下アーム、18…昇降手段、19…荷受台、191…メインプレート、192…サブプレート、193…連結部、21…シリンダ取付部材、21A…シリンダ取付部、21B…荷受台支持取付部、211…取付基部、212…突起部、213…取付板部、214…補強部、22…スライドシリンダ、23…シリンダ、24…シリンダ本体、25…荷受台支持部、26…パッド部、261…水平部、261a…支持上面、262…立てかけ部、262a…支持斜面、27…調整部、271…板状部材、28…固定具

Claims (3)

  1. 貨物車両の下に格納可能で、かつ、荷物を載せた状態で昇降できる荷受台昇降装置であって、
    前記貨物車両に固定され、水平方向に延伸するスライドレールと、
    メインプレート及びサブプレートを有し、前記メインプレート及び前記サブプレートが、荷物を載せることができるように前記スライドレールの延伸方向に並んで展開された展開状態と、前記サブプレートが前記メインプレートの上に載るように折り畳まれる折り畳み状態とを選択可能な荷受台と、
    前記荷受台を支持して昇降させる昇降手段と、
    前記折り畳み状態の前記荷受台における前記サブプレートを支持する支持上面を有する荷受台支持部と、を備え、
    前記荷受台及び前記荷受台支持部は、前記延伸方向に移動可能であり、
    前記荷受台支持部は、前記支持上面の高さが調整可能に構成され
    前記荷受台支持部は、
    前記折り畳み状態の前記サブプレートが当接する前記支持上面を有するパッド部と、
    前記パッド部の下方に設けられる調整部と、を備え、
    前記調整部は、複数枚の板状部材を含み、該板状部材によって前記支持上面の高さを調整可能である荷受台昇降装置。
  2. 前記メインプレートと前記サブプレートとは、前記延伸方向に対向する基端部及び先端部をそれぞれ備え、
    前記サブプレートは、前記折り畳み状態と前記展開状態との間を、水平方向のうち前記延伸方向に略直交する方向を中心にして前記メインプレートに対して回動可能となるように、前記サブプレートの基端部が前記メインプレートの先端部に連結され、
    前記昇降手段は、前記メインプレートに連結され、前記メインプレートを昇降可能であり、
    前記パッド部は、
    前記折り畳み状態の前記サブプレートを支持するように、水平方向に延設された水平部と、
    前記サブプレートの回動の途中状態において該サブプレートを支持する立てかけ部と、を備え、
    前記立てかけ部は、前記延伸方向に対向する基端部及び先端部であって、前記水平部に対して近い配置となる基端部と遠い配置となる先端部とを備え、前記立てかけ部の先端部が立てかけ部の基端部よりも下方に位置するように下傾斜状に構成されている請求項に記載の荷受台昇降装置。
  3. 前記調整部は、前記水平部の下方に配置さえて該水平部を支持するように構成され、
    前記立てかけ部は、前記調整部に支持されておらず、前記先端部が自由端となっており、前記サブプレートを立てかけた際にたわむように構成されている請求項に記載の荷受台昇降装置。
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