JP7607491B2 - 連結具、及び連結具付き詰め替え容器 - Google Patents
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空気を容器の外側に排出可能な外気通気口を有する外殻と、前記外殻の内側に積層配置された内袋と、を備え、内容物の減少により前記内袋が前記外殻から剥離して収縮した積層剥離容器と、
トップシールを有する内容物入り詰め替え容器と、
を連結して、前記詰め替え容器に収納された前記内容物を、前記積層剥離容器の前記内袋に充填するための連結具であって、
前記詰め替え容器の口頸部に着脱可能な第1の筒状側壁部と、
前記積層剥離容器の口頸部に着脱可能な第2の筒状側壁部と、
前記第1の筒状側壁部と前記第2の筒状側壁部との間に位置し、前記第1の筒状側壁部と前記第2の筒状側壁部とを仕切る、仕切り天面部と、
前記仕切り天面部に連結し、前記第1の筒状側壁部の内側空間に突出する第1の筒状内壁部と、
前記第1の筒状内壁部に連結し、前記第1の筒状内壁部の内側空間に突出する突起であって、前記第1の筒状内壁部との間に、前記内容物が流通するための流路を形成し、かつ前記詰め替え容器の口頸部に前記第1の筒状側壁部を連結する際に、前記詰め替え容器の前記トップシールを破壊する、突起部と、
を備え、それによって前記詰め替え容器の前記内容物を、前記突起部と前記第1の筒状内壁部との間の前記流路に通して、前記積層剥離容器の前記内袋に充填することが可能である、
連結具。
《態様2》
前記仕切り天面部に連結し、前記第2の筒状側壁部の内側空間に突出する第2の筒状内壁部を備える、態様1に記載の連結具。
《態様3》
前記第2の筒状内壁部は、逆止弁を備える、態様2に記載の連結具。
《態様4》
前記第2の筒状側壁部に連結する蓋材を備える、態様1~3のいずれか一態様に記載の連結具。
《態様5》
前記第1の筒状側壁部は、第1の螺合溝を備え、
前記詰め替え容器は、前記口頸部の外壁に螺合溝を備え
連結の際には、前記第1の螺合溝と、前記詰め替え容器の前記螺合溝とを螺合する、態様1~4のいずれか一態様に記載の連結具。
《態様6》
前記第2の筒状側壁部は、第2の螺合溝を備え、
前記積層剥離容器は、前記口頸部の外壁に螺合溝を備え、
連結の際には、前記第2の螺合溝と、前記積層剥離容器の前記螺合溝とを螺合する、態様1~5のいずれか一態様に記載の連結具。
《態様7》
前記積層剥離容器の前記口頸部と、前記詰め替え容器の前記口頸部とは、外口径が略同一である、態様1~6のいずれか一態様に記載の連結具。
《態様8》
態様1~7のいずれか一態様に記載の連結具の前記第2の筒状側壁部と、トップシールを有する詰め替え容器の口頸部とが連結した、連結具付き詰め替え容器。
《態様9》
前記第2の筒状側壁部は、第2の螺合溝を備え、
前記トップシールを有する前記詰め替え容器は、口頸部の外壁に螺合溝を備え、
前記第2の螺合溝と、前記詰め替え容器の前記螺合溝とが螺合された、態様8に記載の連結具付き詰め替え容器。
<連結具の用途>
本発明の連結具は、内容物の減少により内袋が外殻から剥離して収縮した積層剥離容器と、トップシールを有する詰め替え容器と、を連結して、詰め替え容器に収納された内容物を、詰め替え容器から積層剥離容器の内袋に再充填するための連結具である。ここで、「積層剥離容器」は、空気を容器の外側に排出可能な外気通気口を有する外殻と、外殻の内側に積層配置された内袋と、を備える容器を意味する。
本発明の連結具を使用する際には、まず、内袋が収縮した積層剥離容器を連結具の片側に連結し、その後に、トップシールを有する詰め替え容器を、トップシールを剥がすことなく、連結具のもう一方の側に連結させる。
本発明の連結具は、
詰め替え容器の口頸部に着脱可能な第1の筒状側壁部と、
積層剥離容器の口頸部に着脱可能な第2の筒状側壁部と、
第1の筒状側壁部と第2の筒状側壁部との間に位置し、第1の筒状側壁部と第2の筒状側壁部とを仕切る、仕切り天面部と、
仕切り天面部に連結し、第1の筒状側壁部の内側空間に突出する第1の筒状内壁部と、
第1の筒状内壁部に連結し、第1の筒状内壁部の内側空間に突出する突起である突起部と、
を必須の構成として備える。
仕切り天面部に連結し、第2の筒状側壁部の内側空間に突出する第2の筒状内壁部、
第2の筒状内壁部が備える逆止弁、又は
第2の筒状側壁部に連結する蓋材、を備えていてもよい。
図1に、第1の実施形態に係る連結具の概略断面図及び上面図を示す。図1(a)は、第1の実施形態に係る本発明の連結具1に、トップシールを有する詰め替え容器の口頸部51と、内容物の減少により内袋が外殻から剥離して収縮した積層剥離容器の口頸部52とが連結された状態の、概略断面図である。また、図1(b)は、図1(a)の中の連結具1のみの上面図である。なお、図1(a)は、図1(b)のA-A断面における、連結状態の概略断面図である。
本発明の連結具における第1の筒状側壁部は、詰め替え容器の口頸部に着脱可能な筒状の壁である。詰め替え容器と連結具とが連結される際には、第1の筒状側壁部は、詰め替え容器の口頸部の外壁に、その内壁が嵌合される。
本発明の連結具における第2の筒状側壁部は、積層剥離容器の口頸部に着脱可能な筒状の壁である。積層剥離容器と連結具とが連結される際には、第2の筒状側壁部は、積層剥離容器の口頸部の外壁に、その内壁が嵌合される。
本発明の連結具の第1の筒状側壁部の内径と、第2の筒状側壁部の内径については、その大きさや、これらの関係等は、特に限定されるものではない。連結具に連結される、積層剥離容器及び詰め替え容器のそれぞれの口頸部の径に応じて、適宜設定することができる。
本発明の連結具における仕切り天面部は、第1の筒状側壁部と第2の筒状側壁部との間に位置し、第1の筒状側壁部と第2の筒状側壁部とを仕切る隔壁となる。したがって、連結具の両側に、積層剥離容器と詰め替え容器とをそれぞれ連結したときに、積層剥離容器の口頸部の先端と、詰め替え容器の口頸部の先端との間に配置され、これらの間に存在する壁ともなりうるものである。
本発明の連結具における第1の筒状内壁部は、上記の仕切り天面部に連結し、第1の筒状側壁部の内側空間に突出する筒状の内壁である。そして、第1の筒状側壁部と、後記する突起部との間に、内容物が流通するための流路を形成する。
本発明の連結具における突起部は、第1の筒状内壁部に連結し、第1の筒状内壁部の内側空間に突出する突起である。そして、第1の筒状内壁部と突起部との間に、内容物が流通するための流路を形成する。
第2の実施形態に係る連結具は、更に、仕切り天面部に連結し、第2の筒状側壁部の内側空間に突出する第2の筒状内壁部を備える連結具である。
本発明の連結具は、上記した第1の筒状内壁部に加えて、第2の筒状内壁部を有していてもよい。第2の筒状内壁部は、上記の仕切り天面部に連結し、第2の筒状側壁部の内側空間に突出する筒状の内壁である。すなわち、第2の筒状内壁部は、仕切り天面部において、第1の筒状内壁部とは反対の面に形成される。
第3の実施形態に係る本発明の連結具は、更に、第2の筒状内壁部が備える逆止弁、及び第2の筒状側壁部に連結する蓋材を備える連結具である。
本発明の連結具は、上記した第2の筒状内壁部に、逆止弁を備えていてもよい。第2の筒状内壁部が、その先端付近に逆止弁を備えることにより、内容物の逆流を防ぐことができる。
本発明の連結具は、上記した第2の筒状側壁部に連結するように、蓋材を備えていてもよい。
本発明の連結具付き詰め替え容器は、上記した本発明の連結具の第2の筒状側壁部と、トップシールを有する詰め替え容器の口頸部とが連結した、連結具付き詰め替え容器である。
本発明の連結具が適用される積層剥離容器は、外殻と、外殻の内側に積層配置された内袋と、を備え、内容物の減少に伴って内袋が外殻から剥離して収縮する容器である。
本発明の連結具が適用される積層剥離容器の外殻は、一般的に、単層又は積層体からなる。外殻を構成する材料としては、特に限定されるものではなく、例えば、ブロー成形が可能であり、復元自在な可撓性を有する樹脂等であってよい。
本発明の連結具が適用される積層剥離容器の外殻は、空気を容器の外側に排出可能な外気通気口を有する。外気通気口は、本発明の連結具を使用して、積層剥離容器の内袋に詰め替え容器に収納された内容物を再充填する際に、外殻と、収縮している内袋との間の空間に存在している空気を、積層剥離容器の外側に排出するための通気口となる。
本発明の連結具が適用される積層剥離容器の外殻は、一般的に、積層体からなっている。そして、内袋の最外層は、エチレン-ビニルアルコール共重合体を含有するEVOH層であってもよい。
本発明の連結具が適用されるトップシールを有する内容物入り詰め替え容器は、内容物が充填されており、トップシールを有していれば、特に限定されるものではない。例えば、樹脂等からなる容器であっても、パウチ等の袋状のものであってもよい。
詰め替え容器が有するトップシールは、本発明の連結具が備える突起部によって破壊されるものであり、詰め替え容器に充填された内容物が詰め替え容器の口頸部から漏出しないようにシールする機能を有するものであれば、特に限定されるものではない。
詰め替え容器に充填されている内容物は、ジェルやゲル、更にはペースト等を含む液体物であれば、特に限定されるものではない。液状物としては、例えば、医薬品、医薬部外品、化粧品、洗剤、食品、塗料等が挙げられる。
<積層剥離容器及び内容物入り詰め替え容器と、連結具との連結>
図1に示される第1の実施形態の連結具1を、内容物の減少により内袋が外殻から剥離して収縮した積層剥離容器の口頸部52と、トップシールを有する内容物入り詰め替え容器の口頸部51に、図1に示されえるように連結した。なお、内容物は、水とした。
内容物入り詰め替え容器の内容物を、積層剥離容器の内袋に充填するにあたり、以下の評価を実施した。
充填時の詰め替え性について、以下の基準で評価した。結果を表1に示す。
良 :内容物を漏出させることなく、良好に詰め替えできた
普通:内容物を漏出させないように、連結手順等を考慮する必要があった
不可:詰め替えできなかった
詰め替え容器に対して手で圧力をかけて加圧し、加圧時の充填性について、以下の基準で評価した。結果を表1に示す。
良 :内容物を漏出させることなく、良好に詰め替えできた
普通:空気漏れがあるが、内容物を漏出させることなく詰め替えが可能であった
悪 :内容物が漏出した
不可:詰め替えできなかった
<積層剥離容器及び内容物入り詰め替え容器と、連結具との連結>
第1の筒状側壁部及び第2の筒状側壁部に、螺合溝を備えてない連結具を用いた以外は、実施例1と同様にして、詰め替え容器の口頸部及び積層剥離容器の口頸部と、連結具とを連結した。
詰め替え容器から積層剥離容器の内袋に内容物を充填するにあたり、実施例1と同様にして評価を実施した。結果を表1に示す。
<積層剥離容器及び内容物入り詰め替え容器と、連結具との連結>
突起部を有さず、かつ第1の筒状側壁部及び第2の筒状側壁部に螺合溝を備えてない連結具を用いて、トップシールを有さない内容物入り詰め替え容器と連結した以外は、実施例1と同様にして、詰め替え容器の口頸部及び積層剥離容器の口頸部と、連結具とを連結した。
詰め替え容器から積層剥離容器の内袋に内容物を充填するにあたり、実施例1と同様にして評価を実施した。結果を表1に示す。
<積層剥離容器及び内容物入り詰め替え容器と、連結具との連結>
外気通気口に、取り外しが不可能な逆止弁を有しており、空気を容器の外側に排出できない外殻を有する積層剥離容器を用いた以外は、実施例1と同様の連結具1を用いて、実施例1と同様にして、詰め替え容器の口頸部及び積層剥離容器の口頸部と、連結具とを、螺合により連結した。
詰め替え容器から積層剥離容器の内袋に内容物を充填するにあたり、実施例1と同様にして評価を実施した。結果を表1に示す。
2、12、22 第1の筒状側壁部
3、13、23 第2の筒状側壁部
4、14、24 仕切り天面部
5、15、25 突起部
6、16a、26a 第1の筒状内壁部
16b、26b 第2の筒状内壁部
27 逆止弁
28 蓋材
51、53、55 詰め替え容器の口頸部
52、54、56 積層剥離容器の口頸部
Claims (7)
- 空気を容器の外側に排出可能な外気通気口を有する外殻と、前記外殻の内側に積層配置された内袋と、を備え、内容物の減少により前記内袋が前記外殻から剥離して収縮した積層剥離容器と、
トップシールを有する内容物入り詰め替え容器と、
を連結して、前記詰め替え容器に収納された前記内容物を、前記積層剥離容器の前記内袋に充填するための連結具であって、
前記詰め替え容器の口頸部に着脱可能な第1の筒状側壁部と、
前記積層剥離容器の口頸部に着脱可能な第2の筒状側壁部と、
前記第1の筒状側壁部と前記第2の筒状側壁部との間に位置し、前記第1の筒状側壁部と前記第2の筒状側壁部とを仕切る、仕切り天面部と、
前記仕切り天面部に連結し、前記第1の筒状側壁部の内側空間に突出する第1の筒状内壁部と、
前記第1の筒状内壁部に連結し、前記第1の筒状内壁部の内側空間に突出する突起であって、前記第1の筒状内壁部との間に、前記内容物が流通するための流路を形成し、かつ前記詰め替え容器の口頸部に前記第1の筒状側壁部を連結する際に、前記詰め替え容器の前記トップシールを破壊する、突起部と、
前記仕切り天面部に連結し、前記第2の筒状側壁部の内側空間に突出し、かつ逆止弁を備える、第2の筒状内壁部と、
を備え、それによって前記詰め替え容器の前記内容物を、前記突起部と前記第1の筒状内壁部との間の前記流路に通して、前記積層剥離容器の前記内袋に充填することが可能である、
連結具。 - 前記第2の筒状側壁部に連結する蓋材を備える、請求項1に記載の連結具。
- 前記第1の筒状側壁部は、第1の螺合溝を備え、
前記詰め替え容器は、前記口頸部の外壁に螺合溝を備え
連結の際には、前記第1の螺合溝と、前記詰め替え容器の前記螺合溝とを螺合する、
請求項1又は2に記載の連結具。 - 前記第2の筒状側壁部は、第2の螺合溝を備え、
前記積層剥離容器は、前記口頸部の外壁に螺合溝を備え、
連結の際には、前記第2の螺合溝と、前記積層剥離容器の前記螺合溝とを螺合する、
請求項1~3のいずれか一項に記載の連結具。 - 前記積層剥離容器の前記口頸部と、前記詰め替え容器の前記口頸部とは、外口径が略同一である、請求項1~4のいずれか一項に記載の連結具。
- 請求項1~5のいずれか一項に記載の連結具の前記第2の筒状側壁部と、トップシールを有する詰め替え容器の口頸部とが連結した、連結具付き詰め替え容器。
- 前記第2の筒状側壁部は、第2の螺合溝を備え、
前記トップシールを有する前記詰め替え容器は、口頸部の外壁に螺合溝を備え、
前記第2の螺合溝と、前記詰め替え容器の前記螺合溝とが螺合された、
請求項6に記載の連結具付き詰め替え容器。
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