JP7608109B2 - Drain socket and how to install the drain socket - Google Patents
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Description
本開示は、排水ソケットに関する。 This disclosure relates to a drainage socket.
トイレ室には汚物を下水設備に排出するための排水管が設置される。この排水管の排水距離(後述する)は現場毎に変化する。壁排水仕様の場合、排水距離として排水高さ等が変化し、床排水仕様の場合、排水距離として排水芯が変化する。 A drain pipe is installed in the toilet room to discharge waste into the sewage system. The drainage distance of this drain pipe (described below) varies from site to site. In the case of wall drainage specifications, the drainage height, etc. changes as the drainage distance, and in the case of floor drainage specifications, the drainage center changes as the drainage distance.
特許文献1は、対応できる排水高さを調整できる排水ソケットを開示する。この排水ソケットは、便器に接続される第1ソケット管と、排水管に接続される第2ソケット管とを備える。第2ソケット管は、第1ソケット管に接続される第1アジャスタ管部と、排水管に接続される第2アジャスタ管部とを備える。この排水ソケットは、排水距離に応じて各アジャスタ管部を切断し、それらの長さを調整することで、対応できる排水高さを調整できる。 Patent Document 1 discloses a drain socket that can adjust the drain height it can accommodate. This drain socket includes a first socket pipe that is connected to the toilet bowl, and a second socket pipe that is connected to the drain pipe. The second socket pipe includes a first adjuster pipe section that is connected to the first socket pipe, and a second adjuster pipe section that is connected to the drain pipe. This drain socket can adjust the drain height it can accommodate by cutting each adjuster pipe section and adjusting their length according to the drain distance.
本願発明者は、特許文献1の開示技術の検討を進めた結果、次の新たな認識を得るに至った。特許文献1の排水ソケットでは、共通の第2ソケット管に第1、第2アジャスタ管部が設けられる。よって、第1、第2アジャスタ管部の切断後の長さが近くなるほど、第1、第2アジャスタ管部を外観上区別し難くなる。これに起因して、第2アジャスタ管部ではなく第1アジャスタ管部を排水管に誤って組み付ける誤組み付けが生じ得る。この場合、第2ソケット管の内部水路の構造によっては所期の排出性能を得られない恐れがあるため、その改善が望まれる。 As a result of further studying the technology disclosed in Patent Document 1, the inventor of the present application came to the following new realization. In the drain socket of Patent Document 1, the first and second adjuster tube sections are provided on a common second socket tube. Therefore, the closer the lengths of the first and second adjuster tube sections after cutting, the more difficult it becomes to distinguish the first and second adjuster tube sections in appearance. This can lead to incorrect assembly in which the first adjuster tube section is mistakenly assembled to the drain pipe instead of the second adjuster tube section. In this case, depending on the structure of the internal water channel of the second socket tube, there is a risk that the desired discharge performance will not be obtained, and therefore improvement in this regard is desired.
本開示の目的の1つは、対応できる排水距離を調整可能であるとともに誤組み付けを抑制できる排水ソケットを提供することにある。 One of the objectives of this disclosure is to provide a drainage socket that is adjustable in terms of the drainage distance it can accommodate and that can prevent incorrect assembly.
本開示の排水ソケットは、便器に接続される便器接続部と、下流側かつ後方に向かうにつれて前後方向に対して斜めに延びる第1アジャスタ管部と、を有する第1ソケット管と、前記第1アジャスタ管部が接続される管受け部と、トイレ室に設置される排水管に接続される第2アジャスタ管部と、を有する第2ソケット管と、を備える。 The drain socket of the present disclosure comprises a first socket pipe having a toilet bowl connection portion connected to the toilet bowl and a first adjuster pipe portion extending diagonally in the front-to-rear direction toward the downstream side and rearward, and a second socket pipe having a pipe receiving portion to which the first adjuster pipe portion is connected and a second adjuster pipe portion connected to a drain pipe installed in the toilet room.
以下、実施形態を説明する。同一の構成要素には同一の符号を付し、重複する説明を省略する。各図面では、説明の便宜のため、適宜、構成要素を省略、拡大、縮小する。図面は符号の向きに合わせて見るものとする。本明細書での「固定」、「接続」とは、特に明示がない限り、言及する条件を二者が直接的に満たす場合の他に、他の部材を介して満たす場合も含む。 The following describes the embodiments. Identical components are given the same reference numerals, and duplicate explanations are omitted. In each drawing, components are omitted, enlarged, or reduced as appropriate for ease of explanation. The drawings should be viewed according to the orientation of the reference numerals. In this specification, "fixed" and "connected" include cases where the conditions mentioned are met directly by two parties, as well as cases where the conditions are met via other members, unless otherwise specified.
(第1実施形態)図1を参照する。以下、各構成要素の位置関係に関して、互いに直交する三つの方向を用いて説明する。この方向とは、前後方向X、左右方向(図示せず)及び上下方向Zである。便器をトイレ室に設置した状態にあるとき、理想的には、前後方向X及び左右方向は水平方向となり、上下方向Zは鉛直方向となる。前後方向X及び左右方向は、便器に搭載される便座(不図示)に通常の姿勢で座るユーザの前後左右と対応する。 (First embodiment) See FIG. 1. Below, the positional relationship of each component will be described using three mutually perpendicular directions. These directions are the front-rear direction X, the left-right direction (not shown), and the up-down direction Z. When the toilet is installed in a toilet room, ideally, the front-rear direction X and the left-right direction are horizontal, and the up-down direction Z is vertical. The front-rear direction X and the left-right direction correspond to the front-rear direction, front-rear direction, left-right direction, and right-left direction of a user sitting in a normal position on a toilet seat (not shown) mounted on the toilet.
建物には排水管10が設置される。本実施形態の排水管10は、トイレ室の後壁部Waに設置される壁排水仕様である。排水管10の特定方向Daでの距離La(以下、排水距離という)は現場毎に変化する。壁排水仕様の排水管10の場合、本実施形態において、「排水距離」は排水高さをいい、「特定方向Da」は上下方向Zとなる。「排水高さ」とは、トイレ室の床Fから排水管10の上流端開口部10aの開口中心C1までの上下方向Zでの距離をいう。以下、排水管10の上流端開口部10aの中心軸線CL1に沿った方向を接続方向Dbという。
A
排水ソケット12が用いられる便器装置14は、排水ソケット12の他に、便器16を備える。
The
本実施形態の便器16は陶器を素材とする。便器16の素材は特に限定されず、例えば、樹脂、金属等でもよい。便器16は、汚物を受けるための便鉢部18と、便鉢部18の底部に接続される便器排水路20と、を備える。
The
便器排水路20は、便鉢部18から排出される汚物の通り道となる。便器排水路20は、便器排水路20の下流側端部に設けられる筒状の被接続部20aと、封水Wを貯溜可能な封水貯溜部22と、を備える。本実施形態の被接続部20aは、下流側に向かうに連れて後方に直線状に延びている。封水Wは、便器排水路20内における流れ方向での気体の流れを遮断する。
The
本実施形態の便器装置14は、便鉢部18の外周側に設けられる外周壁部24と、外周壁部24の内側に形成される空洞部26と、を備える。本実施形態の外周壁部24は、便器16の一部として便器16に設けられる。空洞部26は、空洞部26を後向きに開放する後側開口部26aと、空洞部26を下向きに開放する下側開口部26bとを備える。後側開口部26a及び下側開口部26bは、外周壁部24に開口する。後側開口部26aは、下向きに開放するように下側開口部26bに連続する。
The
図2~図5を参照する。図2では、設置後の排水ソケット12の状態を示し、図3、図4では、設置前の排水ソケット12を分解した状態を示す。
Please refer to Figures 2 to 5. Figure 2 shows the state of the
排水ソケット12は、便器16の便器排水路20と排水管10とを接続する。排水ソケット12は、便器排水路20に接続される第1ソケット管28と、排水管10に接続される第2ソケット管30とを備える。本実施形態において、各ソケット管28、30は硬質素材によって構成される。この硬質素材とは、例えば、非ゴム系樹脂、金属等である。ここでの非ゴム系樹脂とは、例えば、ポリ塩化ビニル、ABS樹脂、ポリプロピレン等である。
The
第1ソケット管28の内部には、便器16から排出される汚物の通り道となる第1内部水路29が形成される。第1ソケット管28は、第1ソケット管28において上流側に設けられる上流側管部32と、第1ソケット管28において下流側に設けられる第1アジャスタ管部34と、を備える。本実施形態の第1ソケット管28は、この他に、ボルトBによってトイレ室の後壁部Waに固定されるボルト固定部36を備える。
Inside the
上流側管部32は、上流側に向かうに連れて前方に向かって延びており、全体として直線状をなす。本実施形態の上流側管部32は、全体として水平に延びている。
The
第1ソケット管28は、便器排水路20の被接続部20aに接続される筒状の便器接続部38を備える。便器接続部38は、上流側管部32の上流側端部、つまり、第1ソケット管28の上流側端部に設けられる。便器接続部38の内部には第1内部水路29の一部が形成される。便器接続部38は、その内側に便器排水路20の被接続部20aを挿入した状態で、第1シール部材40を介して、便器排水路20に水密に接続される。第1シール部材40は、ゴムパッキン等の弾性部材である。第1シール部材40は、第1ソケット管28に対して押さえ部材42によって固定される。
The
第1アジャスタ管部34は、下流側かつ後方に向かうに連れて前後方向Xに対して斜めに延びており、全体として直線状をなす。本実施形態の第1アジャスタ管部34は、下流側に向かうに連れて前後方向Xに対して斜め下向きに延びている。第1アジャスタ管部34は、下流側に向かうに連れて上流側管部32を通る前後方向Xに沿った中心線Lcから遠ざかるように斜めに延びる。第1アジャスタ管部34は、下流側に向かうに連れて中心線Lcから遠ざかるように斜めに延びた後、その中心線Lcに近づくように斜め(本実施形態では斜め上向き)に延びない。第1アジャスタ管部34は、切断することで、その管軸方向Dcでの長さを調整可能である。
The
第1ソケット管28は、上流側管部32の下流側端部から上流側管部32の径方向内側に延びる第1段部43を備える。第1アジャスタ管部34は、第1段部43を介して、上流側管部32に連続しており、その内部水路の入口は第1段部43の内面に開口している。
The
第2ソケット管30の内部には汚物の通り道となる第2内部水路45が形成される。第2ソケット管30は、第1アジャスタ管部34が接続される管受け部44と、排水管10に接続される第2アジャスタ管部46と、を備える。
Inside the
管受け部44は、第2アジャスタ管部46の上流側端部46bに設けられる。管受け部44の内部には第2内部水路45の一部が形成される。管受け部44は、第1アジャスタ管部34の開口端部34aの外周側に配置される筒状の周壁部48と、第1アジャスタ管部34が突き当てられる第2段部50と、を備える。
The
周壁部48は、第2アジャスタ管部46の内側に配置される内側部分48aと、第2アジャスタ管部46の外側に配置される外側部分48bと、を備える。内側部分48aは、第2アジャスタ管部46の上流側端面46cから第1アジャスタ管部34の下流端側に向けて(本実施形態では後方斜め下向き)延びている。外側部分48bは、第2アジャスタ管部46の外周面から突き出るように設けられる。第2段部50は、外側部分48bの下流側端部から第1アジャスタ管部34の径方向内側に延びている
The
第1アジャスタ管部34の管軸方向Dcでの外側部分48bの寸法をL1という。管軸方向Dcでの内側部分48aの寸法をL2という。このとき、外側部分48bの寸法L1は、内側部分48aの寸法L2よりも短くなる。外側部分48bの寸法L1は、管受け部44の周方向での全範囲において同等の大きさである。内側部分48aの寸法L2は、内側部分48aと外側部分48bとの境界48cから周方向に遠ざかるに連れて大きくなる。外側部分48bの寸法L1は、その周方向位置によらず、内側部分48aの寸法L2よりも短くなることになる。
The dimension of the
管受け部44は、第1アジャスタ管部34の開口端部34aが挿入される挿入室52を備える。挿入室52は、管受け部44の周壁部48及び第2段部50によって形成される。挿入室52は、第1アジャスタ管部34の開口端部34aが挿入される挿入口54を備える。挿入口54は、第2アジャスタ管部46の上流側端面46cに開口する第1開口部54aと、周壁部48の外側部分48bに開口する第2開口部54bとを備える。
The
挿入室52の一部52aは、第2アジャスタ管部46の内周面に対して、第2アジャスタ管部46の中心軸線CL2を挟んで便器接続部38とは反対側(本実施形態では下側)に凹むように形成される。挿入室52の一部52aは、第2アジャスタ管部46の内周面を管軸方向Ddに延長した延長線Leに対して、第2アジャスタ管部46の中心軸線CL2を挟んで便器接続部38とは反対側に凹むように設けられるとも捉えることができる。挿入室52の一部52aは、管受け部44の周壁部48と第2段部50のなす内隅部に設けられる。
The
管受け部44と第1アジャスタ管部34は、接着剤、凹凸嵌合等を用いて固定される。第2ソケット管30は、第1ソケット管28に対して固定されることになる。本実施形態では、管受け部44の周壁部48の内周面と、第1アジャスタ管部34の外周面とを接着する接着剤が用いられる。
The
第2アジャスタ管部46は、直線状に延びており、本実施形態では水平に配置される。第2アジャスタ管部46は、切断することで、その管軸方向Ddでの長さを調整可能である。
The second
第2アジャスタ管部46の下流側端部には筒状の排水管接続部56が設けられる。排水管接続部56は、排水管10の内側に挿入した状態で、第2シール部材58を介して、排水管10に水密に接続される。第2シール部材58は、ゴムパッキン等の弾性部材である。
A cylindrical drain
管受け部44の内側部分48aと第2アジャスタ管部46の内面との間には狭隘空間60が形成される。狭隘空間60は、第2アジャスタ管部46の下流側に向かうに連れて特定方向Daに広がるように形成される。狭隘空間60は、第2内部水路45の一部となる。
A
図6を参照する。第2ソケット管30は、第1ソケット管28に対する姿勢を第1姿勢Pc1と第2姿勢Pc2との間で変更可能である。第1姿勢Pc1と第2姿勢Pc2では、第1アジャスタ管部34の中心軸線CL3周りでの第1ソケット管28に対する第2ソケット管30の相対位置が異なる。本実施形態の第2ソケット管30は、管受け部44の挿入室52に挿入した状態で、第1アジャスタ管部34の中心軸線CL3周りの方向Deに回転可能に設けられる。第2ソケット管30は、このように回転することによって、第1姿勢Pc1と第2姿勢Pc2との間で移動可能である。
Refer to FIG. 6. The
第1姿勢Pc1は、壁排水仕様の排水管10に対応する姿勢である。第2ソケット管30が第1姿勢Pc1にあるとき、第2ソケット管30の第2アジャスタ管部46は、下流側に向かうに連れて後方に延びるように延びるように設けられる。第2ソケット管30の排水管接続部56は、第2ソケット管30が第1姿勢Pc1にあるとき、壁排水仕様の排水管10に接続可能となる。本実施形態では第2ソケット管30が第1姿勢Pc1にある状態を説明する。
The first position Pc1 is a position corresponding to the
第2姿勢Pc2は、床排水仕様の排水管10に対応する姿勢である。第2ソケット管30が第2姿勢Pc2にあるとき、第2ソケット管30の第2アジャスタ管部46は、下流側に向かうに連れて下方に延びるように設けられる。第2ソケット管30の排水管接続部56は、第2ソケット管30が第2姿勢Pc2にあるとき、床排水仕様の排水管10に接続可能となる。
The second position Pc2 is a position corresponding to the
第1ソケット管28の第1アジャスタ管部34の中心軸線CL3と、第2ソケット管30の第2アジャスタ管部46の中心軸線CL2とがなす角度をθとする。このとき、壁排水仕様及び床排水仕様の排水管10に対応するうえで、排水ソケット12の角度θは、40°~50°に設定すると好ましく、45°に近いほど好ましい。
The angle between the central axis CL3 of the first
図7を参照する。図7では、異なる排水距離La1、La2の排水管10と、それらに対応できる排水ソケット12を示す。壁排水仕様に対応できる排水ソケット12は、第1アジャスタ管部34の長さを調整することで、排水管10に対する排水管接続部56の特定方向Da(上下方向Z)での位置を合わせることができる。この他に、排水ソケット12は、第2アジャスタ管部46の長さを調整することで、排水管10に対する排水管接続部56の接続方向Dbでの位置を合わせることができる。
Refer to Figure 7. Figure 7 shows
排水ソケット12は、このように排水管10に対する排水管接続部56の位置を合わせることによって、便器16と排水管10を接続可能である。ひいては、排水ソケット12は、排水ソケット12によって対応できる排水距離La(本実施形態では排水高さ)を調整可能である。図7では、排水ソケット12によって対応できる排水距離範囲の上限位置Paにある排水管10を示す。この上限位置Paに排水管10がある場合、排水管接続部56と便器接続部38の特定方向Da(上下方向Z)での位置が最も近くなる。
The
図8を参照する。以上の排水ソケット12を用いた便器16の設置方法を説明する。以下、排水ソケット12の設置方法も併せて説明する。
Please refer to Figure 8. The method of installing the
まず、現場での排水管10の排水距離La(本実施形態では排水高さ)を測定する(S10)。
First, the drainage distance La (in this embodiment, the drainage height) of the
図9を参照する。図9では、排水管10に関して中心軸線CL1のみを示す。次に、排水管10に対する排水ソケット12の特定方向Daでの位置を合わせるために必要な第1アジャスタ管部34の切断位置Pd1を特定する(S12)。設置予定位置Peに便器16が配置され、その便器排水路20に排水ソケット12を接続し、S10において測定した排水距離Laの位置に排水管10がある仮想条件を想定する。この仮想条件では、排水ソケット12と他の物体(排水管10等)との干渉は考慮しない。図9では、この仮想条件にある排水ソケット12を示す。設置予定位置Peは、便器16を設置すべき位置として予め定められた位置をいい、例えば、施工説明書等に記載される。「特定方向Daでの位置が合う」とは、この仮想条件において、排水管10の中心軸線CL1に対する排水ソケット12の中心軸線CL2の特定方向Daでの位置が合うことを意味する。中心軸線CL2は、第2ソケット管30の第2アジャスタ管部46の中心軸線をいう。
Refer to FIG. 9. In FIG. 9, only the central axis CL1 of the
第1アジャスタ管部34の切断位置Pd1を特定するうえでは、排水管10の排水距離Laと第1アジャスタ管部34の切断位置Pd1とを一意に対応付けた対応関係を予め求めておいてもよい。この場合、S12において、その対応関係を用いて、S10において測定した排水距離Laから第1アジャスタ管部34の切断位置Pd1を特定すればよい。この対応関係は、例えば、施工説明書等に記載される。この対応関係は、例えば、「排水管10の排水高さが30cmの場合、第1アジャスタ管部34の開口端部34aから管軸方向Dcに10cmの位置を切断する」と記載される。
In determining the cutting position Pd1 of the first
この他にも、第1アジャスタ管部34の切断位置Pd1を特定するうえでは、排水ソケット12を便器16に仮組みしてもよい。詳しくは、設置予定位置Peから接続方向Dbにずらした位置に便器16を配置し、その便器16に排水ソケット12を仮組みする。この後、排水ソケット12の中心軸線CL2の特定方向Daでの位置を測定し、その測定値と排水管10の排水距離Laとの差分値を求める。この差分値から、排水管10に対する排水ソケット12の位置を合わせるのに必要な第1アジャスタ管部34の切断長さを幾何学的に求めることで、第1アジャスタ管部34の切断位置Pd1を特定できる。
In addition, the
次に、排水管10に対する排水ソケット12の特定方向Da(本実施形態では上下方向Z)での位置が合うように、第1アジャスタ管部34の管軸方向Dcでの長さを調整する(S14)。この第1アジャスタ管部34の長さは、S12において特定した切断位置Pd1で第1アジャスタ管部34を切断することで調整される。
Next, the length of the first
図10を参照する。次に、排水管10に対する排水ソケット12の接続方向Dbでの位置を合わせるために必要な第2アジャスタ管部46の切断位置Pd2を特定する(S16)。「接続方向Dbでの位置が合う」とは、設置予定位置Peに配置される便器16の便器排水路20と排水管10を排水ソケット12によって接続できるように、排水管10に対する排水ソケット12の位置が合うことを意味する。仮に、第2アジャスタ管部46の長さが短すぎる場合、便器16の便器排水路20と排水管10の何れかに排水ソケット12が届かず、排水ソケット12によって便器16と排水管10を接続不能となる。これに対して、第2アジャスタ管部46の長さが長すぎる場合、排水ソケット12が邪魔となることで、便器16を設置予定位置Peに配置不能となる。第2アジャスタ管部46の長さは、これらの事態を回避できるように調整することになる。
Refer to FIG. 10. Next, the cutting position Pd2 of the second
この切断位置Pd2を特定するうえでは、排水ソケット12によって便器16と排水管10を接続するうえで必要な排水ソケット12の接続方向Dbでの長さ(以下、必要ソケット長さという)Satを求める。必要ソケット長さSatは、例えば、次の接続方向Dbでの寸法Sa1、Sa2、Sa3を用いて求めることができる。
To determine this cutting position Pd2, the length Sat of the
図2を参照する。寸法Sa1は、排水ソケット12に対する便器排水路20の挿入深さである。この寸法S1は、第1シール部材40によって所要のシール性能を確保するうえで必要な長さとして予め設定される。寸法Sa1は、施工説明書等に記載される。
See Figure 2. Dimension Sa1 is the insertion depth of the
図11を参照する。寸法Sa2は、便器排水路20の下流端開口部20bの開口中心C2から排水管10の上流端開口部10aの開口中心C1までの中心間距離である。この寸法Sa2は、例えば、実際に設置予定位置Peに便器16を配置した場合の測定値を用いてもよい。
See Figure 11. Dimension Sa2 is the center-to-center distance from the opening center C2 of the downstream end opening 20b of the
図12を参照する。寸法Sa3は、排水管10に対する排水ソケット12の挿入深さである。この寸法Sa3は、例えば、次のように求めることができる。まず、実際に、排水ソケット12の上流端開口部12aの開口中心C3から下流端開口部12bの開口中心C4までの寸法Aa1を測定する。上流端開口部12aは、外部に露出する便器排水路20を挿入するための挿入口となり、本実施形態では押さえ部材42に設けられる。下流端開口部12bは、排水ソケット12の内部水路の下流端を構成し、本実施形態では第2アジャスタ管部46に設けられる。この他に、排水管10に排水ソケット12を接続し、排水ソケット12の開口中心C3から排水管10の開口中心C1までの接続方向Dbでの寸法Aa2を測定する。このとき、排水ソケット12は、排水管10の奥側に突き当たるまで排水管10内に差し込む。寸法Aa1、Aa2の測定にあたっては、S14において第1アジャスタ管部34の切断後の排水ソケット12を基準とする。寸法Sa3は、排水ソケット12の寸法Aa1から寸法Aa2を減算した減算値として求めることができる。この他にも、この寸法Sa3は、施工説明書等において予め設定されている場合、その寸法を用いてもよい。
Refer to FIG. 12. The dimension Sa3 is the insertion depth of the
図10を参照する。以上の寸法Sa1、Sa2、Sa3の合計値が必要ソケット長さSatとなる。排水ソケット12の寸法Aa1から必要ソケット長さSatを減算した寸法を必要切断長さBaという。このとき、第2アジャスタ管部46の切断位置Pd2は、第アジャスタ管部46の開口端部46aから必要切断長さBaの分だけ間隔を空けた位置として特定できる。
See Figure 10. The sum of the above dimensions Sa1, Sa2, and Sa3 is the required socket length Sat. The dimension obtained by subtracting the required socket length Sat from the dimension Aa1 of the
次に、排水管10に対する排水ソケット12の接続方向Dbでの位置が合うように、第2アジャスタ管部46の管軸方向Ddでの長さを調整する(S18)。この第2アジャスタ管部46の長さは、S16において特定した切断位置Pd2で第2アジャスタ管部46を切断することで調整される。
Next, the length of the second
次に、第1ソケット管28の第1アジャスタ管部34と第2ソケット管30の管受け部44を固定する(S20)。このとき、第1姿勢Pc1及び第2姿勢Pc2の中から、排水管10の排水仕様に応じた姿勢で、第1ソケット管28と第2ソケット管30を固定する。本実施形態では、壁排水仕様の排水管10に対応する第1姿勢Pc1で第1ソケット管28と第2ソケット管30を固定する。これは、例えば、前述のように、接着剤、凹凸嵌合等を用いることで行われる。
Next, the first
図13を参照する。次に、排水ソケット12を用いて便器16と排水管10を接続する(S22)。これは、設置予定位置Peに便器16を配置する作業と並行して行う。このS22は、例えば、排水管10に排水ソケット12を予め接続した状態で、便器16を動かすことで行われる。このとき、ボルトBによって排水ソケット12のボルト固定部36をトイレ室の後壁部Waに固定しておく。このとき、便器16の空洞部26の後側開口部26aを排水ソケット12が通るように便器16を動かすことで、便器16を設置予定位置Peに配置する。便器16を設置予定位置Peに配置した後は、固定具(不図示)を用いて、トイレ室の床F及び後壁部Waの何れかに便器16を固定する。
See FIG. 13. Next, the
以上の排水ソケット12の効果を説明する。
The effects of the
(A)第1ソケット管28は第1アジャスタ管部34を備え、第2ソケット管30は第2アジャスタ管部46を備える。つまり、個別のソケット管28、30に異なるアジャスタ管部34、46が設けられる。よって、各アジャスタ管部34、46の切断後の長さが近くなった場合でも、第1アジャスタ管部34と第2アジャスタ管部46を外観上区別し易くなる。例えば、便器接続部38を備えるソケット管(つまり、第1ソケット管28)に第1アジャスタ管部34が設けられると容易に認識できる。同様に、便器接続部38を備えないソケット管(つまり、第2ソケット管30)に第2アジャスタ管部46が設けられると容易に認識できる。よって、第1アジャスタ管部34を排水管10に誤って組み付ける誤組み付けを抑制できる。
(A) The
(B)本実施形態によれば、各アジャスタ管部34、46の切断によって、対応できる排水管10の排水距離を調整できる。よって、単数の排水ソケット12を用いて異なる排水距離の排水管10に対応できるようになる。
(B) According to this embodiment, the drainage distance of the
(C)異なる排水距離の排水管10に対応するうえで、複数種の排水ソケットを準備する手段が考えられる。この場合、複数種の排水ソケットの中から不使用の排水ソケットの廃棄を要する。この点、本実施形態によれば、複数種の排水ソケットの準備を要さずに済むため、排水ソケットの廃棄を避けることができる。
(C) In order to accommodate
(D)リフォーム等によって便器を交換するケースでは、現場において便器16を取り外すまで排水距離を確認できない場合がある。この場合、現場において排水管の排水距離を確認後、その排水距離に対応できる排水ソケットを手配することになる。この点、本実施形態によれば、現場において排水管の排水距離を確認後、各アジャスタ管部34、46の切断によって、その排水距離の排水管10に対応できる。よって、現場の排水距離の確認前に排水ソケット12を手配でき、排水ソケット12の設置に要する期間の短縮化を企図できる。
(D) In cases where a toilet is replaced due to renovations, etc., it may not be possible to confirm the drainage distance on-site until the
(E)異なる排水距離に対応するうえで、軟質素材の排水ソケットを用いる手段が考えられる。本実施形態によれば、硬質素材の排水ソケット12を用いることができるため、軟質部分の弛みに起因する排出性能の低下を防止できる。この他にも、軟質素材の排水ソケットと比べて劣化し難いため、長期に亘り安定して性能を確保できる。
(E) In order to accommodate different drainage distances, it is possible to consider using a drainage socket made of a soft material. According to this embodiment, a
(F)第2ソケット管30の管受け部44は、第2アジャスタ管部46の上流側端部に設けられる。よって、第2アジャスタ管部46に対して第1アジャスタ管部34が管軸方向Ddに重なる重なり代66(図14参照)の分だけ、排水管接続部56を便器接続部38に特定方向Daに近づけることができる。ひいては、排水ソケット12によって対応できる排水距離範囲の上限を広くできる。ここでの排水距離範囲の上限を広くできるとは、排水距離範囲の特定方向Daでの調整幅を広くできることを意味する。
(F) The
(G)図14を参照する。本実施形態のように、前後方向Xに対して斜めに延びる第1ソケット管28の第1アジャスタ管部34と第2ソケット管30の管受け部44とを接続する構造を斜め接続構造62という。この他に、仮に、前後方向Xと直交する方向に沿って延びる第1アジャスタ管部34と管受け部44とを接続する構造を直線接続構造64という。斜め接続構造62の場合、直線接続構造64と比べて、同じ重なり代66の特定方向Daでの寸法Eaを確保するうえで、狭隘空間60の特定方向Daでの最大寸法Ebを大きくできる。つまり、本実施形態によれば、重なり代66を確保することで排水ソケット12の排水距離範囲の上限を広くしつつ、狭隘空間60の最大寸法Ebを大きくすることで所要の排出性能を容易に確保できる。
(G) Refer to FIG. 14. As in this embodiment, the structure that connects the first
(H)管受け部44は、第1アジャスタ管部34が挿入される挿入室52を備える。よって、管受け部44が挿入室52を備えない場合と比べ、排水ソケット12によって対応できる排水距離範囲の上限を広くできる。
(H) The
(I)挿入室52の一部は、第2アジャスタ管部46の内周面に対して、第2アジャスタ管部46の中心軸線CL2を挟んで便器接続部38とは反対側に凹むように形成される。よって、この条件を満たさない場合と比べ、排水ソケット12によって対応できる排水距離範囲の上限を広くできる。本実施形態でいえば、挿入室52の全体が第2アジャスタ管部46の内周面の下端から上方にのみ設けられる場合と比べ、排水ソケット12によって対応できる排水距離範囲の上限を広くできる。
(I) A portion of the
管受け部44の外側部分48bの寸法L1は、その内側部分48aの寸法L2よりも短くなる。これにより、外側部分48bの寸法L1を内側部分48aの寸法L2に合わせる場合と比べ、第1ソケット管28の上流側管部32と管受け部44の外側部分48bとの干渉を避けつつ、排水管接続部56を便器接続部38に上下方向Zに近づけ易くなる。ひいては、排水ソケット12によって対応できる排水高さ範囲の上限を広くできる。
The dimension L1 of the
(J)第2アジャスタ管部46は、第1姿勢Pc1にあるとき、壁排水仕様の排水管10に接続可能となり、第2姿勢Pc2にあるとき、床排水仕様の排水管10に接続可能となる。これにより、床排水仕様及び壁排水仕様のそれぞれの排水管10に共通の排水ソケット12を用いて対応できる。
(J) When the second
第1アジャスタ管部34は、下流側かつ後方に向かうに連れて前後方向Xに対して斜め下向きに延びる。よって、各アジャスタ管部34、46の切断によって、対応できる排水距離として排水高さを調整できる。
The first
(第2実施形態)図15を参照する。第2実施形態は、第1実施形態と比べ、主に、排水管10の点で相違する。本実施形態の排水管10は、トイレ室の床Fに設置される床排水仕様である。第1実施形態と同様、排水管10の特定方向Daでの距離である排水距離Laは現場毎に変化する。床排水仕様の排水管10の場合、「排水距離」は排水芯をいい、「特定方向Da」は前後方向Xとなる。「排水芯」とは、トイレ室の後壁部Waから排水管10の上流端開口部10aの開口中心C1までの前後方向Xでの距離をいう。
(Second embodiment) See FIG. 15. The second embodiment differs from the first embodiment mainly in terms of the
本実施形態では、床排水仕様の排水管10に対応できる第2姿勢Pc2に第2ソケット管30がある状態を説明する。床排水仕様に対応できる排水ソケット12は、第1アジャスタ管部34の長さを調整することで、排水管10に対する排水管接続部56の特定方向Da(本実施形態では前後方向X)での位置を合わせることができる。この他に、排水ソケット12は、第2アジャスタ管部46の長さを調整することで、排水管10に対する排水管接続部56の接続方向Dbでの位置を合わせることができる。これにより、排水ソケット12は、排水ソケット12によって対応できる排水距離La(本実施形態では排水芯)を調整可能である。排水ソケット12によって対応できる排水距離範囲の上限位置(図示せず)に排水管10がある場合、第1実施形態と同様、排水管接続部56と便器接続部38の特定方向Da(前後方向X)での位置が最も近くなる。
In this embodiment, the state in which the
図8を参照する。以上の排水ソケット12を用いた便器16の設置方法を説明する。以下、排水ソケット12の設置方法も併せて説明する。
Please refer to Figure 8. The method of installing the
まず、現場での排水管10の排水距離La(本実施形態では排水芯)を測定する(S10)。
First, the drainage distance La (in this embodiment, the drainage center) of the
図16を参照する。次に、排水管10に対する排水ソケット12の特定方向Daでの位置を合わせるために必要な第1アジャスタ管部34の切断位置Pd1を特定する(S12)。この「特定方向Daでの位置が合う」とは、第1実施形態と同様、前述の仮想条件において、排水管10の中心軸線CL1に対する排水ソケット12の中心軸線CL2の特定方向Daでの位置が合うことを意味する。第1アジャスタ管部34の切断位置Pd1の特定方法は、第1実施形態と同様である。
Refer to FIG. 16. Next, the cutting position Pd1 of the first
次に、第1実施形態と同様、排水管10に対する排水ソケット12の特定方向Da(前後方向)での位置が合うように、第1アジャスタ管部34の管軸方向での長さを調整する(S14)。
Next, as in the first embodiment, the length of the first
図17を参照する。次に、排水管10に対する排水ソケット12の接続方向Dbでの位置を合わせるために必要な第2アジャスタ管部46の切断位置Pd2を特定する(S16)。「接続方向Dbでの位置が合う」とは、第1実施形態と同様、設置予定位置Peに配置される便器16の便器排水路20と排水管10を排水ソケット12によって接続できるように、排水管10に対する排水ソケット12の位置が合うことを意味する。
Refer to Figure 17. Next, the cutting position Pd2 of the second
この切断位置Pd2を特定するうえでは、第1実施形態と同様、排水ソケット12によって便器16と排水管10を接続するうえで必要な必要ソケット長さSbtを求める。必要ソケット長さSbtは、たとえば、次の接続方向Dbでの寸法Sb1、Sb2を用いて求めることができる。
To determine this cutting position Pd2, as in the first embodiment, the required socket length Sbt required to connect the
図18を参照する。寸法Sb1は、第1実施形態と同様、便器排水路20の下流端開口部20bの開口中心C2から排水管10の上流端開口部10aの開口中心C1までの中心間距離である。
See Figure 18. As in the first embodiment, dimension Sb1 is the center-to-center distance from the opening center C2 of the downstream end opening 20b of the
図19を参照する。寸法Sb2は、第1実施形態と同様、排水管10に対する排水ソケット12の挿入深さである。この寸法Sb2は、例えば、次のように求めることができる。まず、実際に、排水ソケット12の上流端開口部12aの開口中心C3から下流端開口部12bの開口中心C4までの寸法Ab1を測定する。この他に、排水管10に排水ソケット12を接続し、排水ソケット12の開口中心C3から排水管10の上流端開口部10aの開口中心C1までの寸法Ab2を測定する。寸法Ab1、Ab2の測定にあたっては、S14において第1アジャスタ管部34の切断後の排水ソケット12を基準とする。寸法Sb2は、排水ソケット12の寸法Ab1から寸法Ab2を減算した減算値として求めることができる。
Refer to FIG. 19. As in the first embodiment, dimension Sb2 is the insertion depth of the
図17を参照する。以上の寸法Sb1、Sb2の合計値が必要ソケット長さSbtとなる。排水ソケット12の寸法Ab1から必要ソケット長さSbtを減算した寸法を必要切断長さBbという。このとき、第2アジャスタ管部46の切断位置Pd2は、第2アジャスタ管部46の開口端部46aから必要切断長さBbの分だけ間隔を空けた位置として特定できる。
See Figure 17. The sum of the above dimensions Sb1 and Sb2 is the required socket length Sbt. The dimension obtained by subtracting the required socket length Sbt from the dimension Ab1 of the
次に、第1実施形態と同様、排水管10に対する排水ソケット12の特定方向Da(前後方向X)での位置が合うように、第2アジャスタ管部46の管軸方向Ddでの長さを調整する(S18)。
Next, as in the first embodiment, the length of the second
次に、第1実施形態と同様、第1ソケット管28の第1アジャスタ管部34と第2ソケット管30の管受け部44を固定する(S20)。このとき、排水管10の排水仕様に応じた姿勢として、床排水仕様の排水管10に対応する第2姿勢Pc2で第1ソケット管28と第2ソケット管30を固定する。
Next, as in the first embodiment, the first
図20を参照する。次に、第1実施形態と同様、排水ソケット12を用いて便器16と排水管10を接続する。このS22は、例えば、排水管10に排水ソケット12を予め接続した状態で、便器16を動かすことで行われる。
Refer to FIG. 20. Next, as in the first embodiment, the
本実施形態の排水ソケット12によっても、前述した(A)~(J)で説明した構成要素を備え、それらの説明に対応する効果を得られる。
The
(第3実施形態)図21を参照する。本実施形態の排水ソケット12は、第1実施形態と比べて、排水ソケット12のボルト固定部36に関して相違する。本実施形態のボルト固定部36は、ボルトBによって、トイレ室の後壁部Waではなく、便器16に固定される。本図では、前述のS22において、便器16を動かしている途中の状態を示す。この場合、S22において、例えば、便器16に排水管10を固定した状態で、便器16を動かしてもよい。
(Third embodiment) See FIG. 21. The
(第4実施形態)図22を参照する。各アジャスタ管部34、46には、それらの切断位置Pd1、Pd2の目安となる標示68が付されてもよい。標示68は、例えば、アジャスタ管部34、46の開口端部34a、46aからの長さを示す目盛によって構成される。この目盛は、印字、刻印等によってアジャスタ管部34、46に付される。アジャスタ管部34、46の必要切断長さを把握している場合、標示68を把握することによって、アジャスタ管部34、46の切断位置Pd1、Pd2を認識できる。
(Fourth embodiment) See FIG. 22. Each
標示68の具体例は特に限定されない。この他にも、標示68は、排水管10の排水距離Laと第1アジャスタ管部34の切断位置Pd1とが一意に定まる場合、排水距離Laに対応する切断位置Pd1を示すマークによって構成されてもよい。この場合、標示68は、例えば、第1アジャスタ管部34に「排水高さが20cmの場合の切断位置」を示すマークによって構成される。
Specific examples of the marking 68 are not particularly limited. In addition, when the drainage distance La of the
(第5実施形態)図23を参照する。図23では、便器装置14の便器16に関して、便器排水路20の被接続部20aのみ実線で示し、便器16を二点鎖線で示す。第1実施形態において、壁排水仕様の排水管10の排水距離Laは排水高さである例を説明した。この排水距離Laとは、前述の通り、現場毎に変化する排水管10の特定方向Daでの距離をいう。この他にも、排水距離Laは、トイレ室において予め定められる基準位置Pfから排水管10の開口中心C1までの左右方向Yでの距離(以下、左右方向距離という)でもよい。この基準位置Pfとは、例えば、トイレ室の後壁部Waと隣り合う一対の側壁部Wb間の中央位置をいう。この場合、「特定方向Da」は左右方向Yとなる。つまり、壁排水仕様の排水管10の場合、特定方向Daは、上下方向Z及び左右方向Yの何れかとなる。
(Fifth embodiment) Refer to FIG. 23. In FIG. 23, only the connected
第1ソケット管28の第1アジャスタ管部34は、下流側かつ後方に向かうに連れて前後方向Xに対して斜め横向きに延びている。ここでの横向きとは、左右方向Yの一方側をいう。第1アジャスタ管部34は、下流側に向かうに連れて上流側管部32の中心線Lcから遠ざかるように斜めに延びる。
The first
本実施形態の排水ソケット12は、第1アジャスタ管部34の長さを調整することで、排水管10に対する排水管接続部56の特定方向Da(左右方向Y)での位置を合わせることができる。この他に、排水ソケット12は、第2アジャスタ管部46の長さを調整することで、排水管10に対する排水管接続部56の接続方向Dbでの位置を合わせることができる。これにより、各アジャスタ管部34、36の切断によって、対応できる左右方向Yでの排水距離La(左右方向距離)を調整できる。本実施形態の排水ソケット12を用いた場合でも、図8を用いて説明した排水ソケット12の設置方法を適用できる。
The
本実施形態の排水ソケット12も、前述した(A)~(J)で説明した構成要素を備え、それらの説明に対応する効果を得られる。
The
各構成要素の他の変形形態を説明する。 Other variations of each component are described.
排水管10の上流端開口部10aの向きは特に限定されない。壁排水仕様の場合、実施形態では、排水管10の中心軸線CL1が水平に設けられる例を説明した。この他にも、排水管10の中心軸線CL1は水平線に対して僅かに傾斜していてもよい。床排水仕様の場合、実施形態では、排水管10の中心軸線CL1が鉛直に設けられる例を説明した。この他にも、排水管10の中心軸線CL1は鉛直線に対して僅かに傾斜していてもよい。
The orientation of the upstream end opening 10a of the
便器16は、実施形態において床置き式を説明した。この他にも、便器16は、壁掛け式でもよい。
In the embodiment, the
便器16の被接続部20aは、下流側に向かうに連れて下方に直線状に延びていてもよい。この場合、排水ソケット12の上流側管部32は上流側に向かうに連れて上方に向かって延びることになる。
The
排水ソケット12は、壁排水仕様及び床排水仕様のいずれかの排水管10に専用に使われてもよい。床排水仕様の排水管10に専用に使われる場合でも、前述した(A)~(J)の効果を得られる。
The
壁排水仕様の排水管10に専用に使われる場合、第2ソケット管30は、第1ソケット管28に対する相対位置を第1姿勢Pc1から変更不能でもよい。同様に、床排水仕様の排水管10に専用に使われる場合、第2ソケット管30は、第1ソケット管28に対する相対位置を第2姿勢Pc2から変更不能でもよい。
When used exclusively for a
第1ソケット管28の第1アジャスタ管部34の切断位置Pd1は、第1アジャスタ管部34の管軸方向Dcに対して直交する例を説明した。この他にも、その管軸方向Dcに対して斜めであってもよい。第2ソケット管30の第2アジャスタ管部46の切断位置Pd2も同様である。
In the example described above, the cutting position Pd1 of the first
第2ソケット管30は、第1アジャスタ管部34と同軸上に設けられる斜め管部を備え、この斜め管部に管受け部44を設けてもよい。
The
管受け部44は挿入室52を備えなくともよい。これは、例えば、管受け部44の開口端部と第1アジャスタ管部34の開口端部34aを突き合わせた状態で、第1ソケット管28と第2ソケット管30を固定する場合を想定している。
The
挿入室52は、実施形態とは異なり、第2アジャスタ管部46の内周面に対して凹むように形成されていなくともよい。
Unlike the embodiment, the
第2ソケット管30の外側部分48bの寸法L1は、内側部分48aの寸法L2と無関係に設定されてもよい。
The dimension L1 of the
ソケット管28、30のアジャスタ管部34、46の数は特に限定されない。これらは、例えば、複数あってもよい。
The number of
排水ソケット12の設置方法で説明した各工程の順序は特に限定されず、その説明した内容に関して矛盾のない範囲で入れ替えてもよい。例えば、第2ソケット管30の第2アジャスタ管部46を切断してから(S18)、第1ソケット管28の第1アジャスタ管部34を切断してもよい(S14)。
The order of each step described in the method for installing the
以上の実施形態及び変形形態は例示である。これらを抽象化した技術的思想は、実施形態及び変形形態の内容に限定的に解釈されるべきではない。実施形態及び変形形態の内容は、構成要素の変更、追加、削除等の多くの設計変更が可能である。前述の実施形態では、このような設計変更が可能な内容に関して、「実施形態」との表記を付して強調している。しかしながら、そのような表記のない内容でも設計変更が許容される。図面の断面に付したハッチングは、ハッチングを付した対象の材質を限定するものではない。実施形態及び変形形態において言及している構造には、製造誤差等を考慮すると同一とみなすことができる誤差の分だけずれた構造も当然に含まれる。 The above embodiments and variations are merely examples. The technical ideas abstracted from these should not be interpreted as being limited to the contents of the embodiments and variations. Many design changes are possible in the contents of the embodiments and variations, such as changing, adding, or deleting components. In the above embodiments, the contents in which such design changes are possible are emphasized by adding the notation "embodiment". However, design changes are also permitted even in contents not so notated. The hatching on the cross sections in the drawings does not limit the material of the hatched object. The structures referred to in the embodiments and variations naturally include structures that are shifted by the amount of error that can be considered to be the same when manufacturing errors, etc. are taken into account.
以上の構成要素の任意の組み合わせも有効である。例えば、実施形態に対して他の実施形態の任意の説明事項を組み合わせてもよいし、変形形態に対して実施形態及び他の変形形態の任意の説明事項を組み合わせてもよい。 Any combination of the above components is also valid. For example, an embodiment may be combined with any of the description items of other embodiments, and a variant may be combined with any of the description items of an embodiment and another variant.
10…排水管、12…排水ソケット、16…便器、20…便器排水路、28…第1ソケット管、30…第2ソケット管、32…上流側管部、34…第1アジャスタ管部、38…便器接続部、44…管受け部、46…第2アジャスタ管部、48…周壁部、48a…内側部分、48b…外側部分、52…挿入室、52a…一部、56…排水管接続部。 10...drain pipe, 12...drain socket, 16...toilet, 20...toilet drainage channel, 28...first socket pipe, 30...second socket pipe, 32...upstream pipe section, 34...first adjuster pipe section, 38...toilet connection section, 44...pipe receiving section, 46...second adjuster pipe section, 48...peripheral wall section, 48a...inner section, 48b...outer section, 52...insertion chamber, 52a...part, 56...drain pipe connection section.
Claims (10)
前記第1アジャスタ管部が接続される管受け部と、トイレ室に設置される排水管に接続される第2アジャスタ管部と、を有する第2ソケット管と、を備える排水ソケット。 a first socket pipe having a toilet connection portion connected to the toilet and having a horizontal centerline, and a first adjuster pipe portion extending obliquely with respect to the front-to-rear direction toward the downstream side and rearward, and extending such that the central axis is parallel to a plane perpendicular to the left-to-right direction ;
A drain socket comprising: a second socket pipe having a pipe receiving portion to which the first adjuster pipe portion is connected; and a second adjuster pipe portion to be connected to a drain pipe installed in a toilet room.
前記第1アジャスタ管部が接続される管受け部と、トイレ室に設置される排水管に接続される第2アジャスタ管部と、を有する第2ソケット管と、を備え、
前記管受け部は、前記第1アジャスタ管部の開口端部が挿入される挿入室を備え、
前記管受け部は、前記第2アジャスタ管部の上流側端部に設けられ、
前記挿入室の一部は、前記第2アジャスタ管部の内周面に対して、前記第2アジャスタ管部の中心軸線を挟んで前記便器接続部とは反対側に凹むように形成される排水ソケット。 a first socket pipe having a toilet connection portion connected to the toilet and a first adjuster pipe portion extending obliquely with respect to the front-rear direction toward the downstream side and rearward;
a second socket pipe having a pipe receiving portion to which the first adjuster pipe portion is connected and a second adjuster pipe portion to be connected to a drain pipe installed in a toilet room;
the pipe receiving portion has an insertion chamber into which an open end of the first adjuster pipe portion is inserted,
The pipe receiving portion is provided at an upstream end portion of the second adjuster pipe portion,
A drain socket, wherein a portion of the insertion chamber is recessed relative to an inner peripheral surface of the second adjuster pipe portion on the opposite side to the toilet connection portion across a central axis of the second adjuster pipe portion.
前記第1アジャスタ管部が接続される管受け部と、トイレ室に設置される排水管に接続される第2アジャスタ管部と、を有する第2ソケット管と、を備え、
前記管受け部は、前記第1アジャスタ管部の開口端部が挿入される挿入室を備え、
前記管受け部の周壁部は、前記第2アジャスタ管部の内側に配置される内側部分と、前記第2アジャスタ管部の外側に配置される外側部分と、を備え、
前記第1アジャスタ管部の管軸方向での前記外側部分の寸法は、前記管軸方向での前記内側部分の寸法よりも短い排水ソケット。 a first socket pipe having a toilet connection portion connected to the toilet and a first adjuster pipe portion extending obliquely with respect to the front-rear direction toward the downstream side and rearward;
a second socket pipe having a pipe receiving portion to which the first adjuster pipe portion is connected and a second adjuster pipe portion to be connected to a drain pipe installed in a toilet room;
the pipe receiving portion has an insertion chamber into which an open end of the first adjuster pipe portion is inserted,
a peripheral wall portion of the pipe receiving portion includes an inner portion disposed inside the second adjuster pipe portion and an outer portion disposed outside the second adjuster pipe portion,
A drain socket, wherein the dimension of the outer portion in the pipe axis direction of the first adjuster pipe portion is shorter than the dimension of the inner portion in the pipe axis direction.
前記第2アジャスタ管部は中心軸線が水平に設けられ、壁排水仕様の前記排水管に接続される請求項1から5のいずれか1項に記載の排水ソケット。 The first adjuster pipe portion extends obliquely downward with respect to the front-rear direction toward the downstream side and toward the rear,
The drain socket according to any one of claims 1 to 5 , wherein the second adjuster pipe portion has a horizontal central axis and is connected to the drain pipe of wall drainage specification .
前記排水ソケットは、
便器に接続される便器接続部と、下流側かつ後方に向かうにつれて前後方向に対して斜めに延びる第1アジャスタ管部と、を有する第1ソケット管と、
前記第1アジャスタ管部が接続される管受け部と、トイレ室に設置される排水管に接続される第2アジャスタ管部と、を有する第2ソケット管と、を備え、
前記排水管が壁排水仕様の場合、上下方向及び左右方向の何れかを特定方向とし、前記排水管が床排水仕様の場合、前後方向を特定方向とし、前記排水管の上流端開口部の中心軸線に沿った方向を接続方向というとき、
前記排水管に対する前記排水ソケットの前記特定方向での位置が合うように、前記第1アジャスタ管部を切断することで前記第1アジャスタ管部の長さを調整し、
前記排水管に対する前記排水ソケットの前記接続方向での位置が合うように、前記第2アジャスタ管部を切断することで前記第2アジャスタ管部の長さを調整する排水ソケットの設置方法。 A method for installing a drain socket, comprising:
The drain socket is
a first socket pipe having a toilet connection portion connected to the toilet and a first adjuster pipe portion extending obliquely with respect to the front-rear direction toward the downstream side and rearward;
a second socket pipe having a pipe receiving portion to which the first adjuster pipe portion is connected and a second adjuster pipe portion to be connected to a drain pipe installed in a toilet room;
When the drain pipe is a wall drainage type, the specific direction is either the up-down direction or the left-right direction, and when the drain pipe is a floor drainage type, the specific direction is the front-back direction. When the direction along the central axis of the upstream end opening of the drain pipe is called the connection direction,
The length of the first adjuster pipe portion is adjusted by cutting the first adjuster pipe portion so that the position of the drain socket in the specific direction relative to the drain pipe is aligned;
A method for installing a drain socket, comprising adjusting the length of the second adjuster pipe portion by cutting the second adjuster pipe portion so that the position of the drain socket in the connection direction relative to the drain pipe is aligned.
前記第1姿勢及び前記第2姿勢の中から、前記排水管の排水仕様に応じた姿勢で、前記第1ソケット管と前記第2ソケット管を固定する請求項9に記載の排水ソケットの設置方法。 The second socket pipe is capable of changing its attitude relative to the first socket pipe between a first attitude and a second attitude, and when in the first attitude, it is connectable to the drain pipe of wall drainage type, and when in the second attitude, it is connectable to the drain pipe of floor drainage type;
A drain socket installation method as described in claim 9, wherein the first socket pipe and the second socket pipe are fixed in a position corresponding to the drainage specifications of the drain pipe from among the first position and the second position.
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| WO1998030761A1 (en) | 1997-01-13 | 1998-07-16 | Toto Ltd. | Flushing water closet and cast molding device thereof |
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