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JP7609263B2 - 管理装置、管理方法及び管理プログラム - Google Patents
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管理装置、管理方法及び管理プログラム Download PDF

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Description

この発明の一態様は、管理装置、管理方法及び管理プログラムに関する。
ネットワーク装置を含むネットワーク(NW)及びサーバ等のICT(Information and Communication Technology)装置を管理し、ユーザからのオーダに応じてネットワーク及びICT装置への設定作業を実施する、ネットワーク及びICTオペレーション業務が知られている。このネットワーク及びICTオペレーション業務では、複数の装置への煩雑な設定作業を自動化するためにネットワーク及びICT管理システムが用いられる。ネットワーク及びICT管理システムは、管理対象であるネットワーク及びICT装置に合わせて管理情報を保持する、ネットワーク及びICT情報管理機能を有する。
一般に、ネットワーク及びICT管理システムは、特定のネットワーク及びICT装置に特化した管理機能を有する。したがって、ネットワークを構成するネットワーク装置の機種、ICT装置の機種、ネットワーク方式、接続方式、通信方式、等の環境変更が行われるたびに、ネットワーク及びICT管理システムを開発し直す必要がある。
ここで、管理対象であるネットワーク又はICT装置の機種や通信方式を変更する場合に、管理対象のネットワーク又は管理対象ICT装置ごとにネットワーク及びICT管理システムを開発し直す必要がないシステムアーキテクチャが提案されている(例えば、非特許文献1参照)。すなわち、非特許文献1は、管理対象のネットワーク又はICT装置に依存しない汎用的なデータの保持を可能とする仕組みを提案している。
そして、ネットワーク及びICTオペレーション業務では、ユーザ要望に基づいた通信が可能になるように装置に設定を行う。この設定においては、装置が提供可能な通信帯域等のリソースを超える設定を行うことは不可能であるため、装置の提供可能リソースのキャパシティを管理し、ユーザへの割り当てが可能か判定しながら装置への設定を行うことが必要である。そこで、非特許文献2は、非特許文献1の汎用的なデータ管理の仕組みの上に装置のリソースのキャパシティを管理し、自動的に必要リソースの割り当てを行う仕組みを提案している。
佐藤正崇ほか3名、「多様なNWへ適応可能なNW管理アーキテクチャの検討」、信学技報116(324),37-42,2016年11月24日 Masataka Sato, Shingo Horiuchi, "Flexible Network Resource-Allocation Architecture Using Specification Injection", Proceedings of the 20th Asia-Pacific Network Operations and Management Symposium (APNOMS 2019)
ネットワーク及びICTオペレーション業務においては、ユーザ要望に対してネットワーク及びICT装置の複数のリソースを協調して割り当てる必要がある。
上記非特許文献2に提案されている技術では、装置リソースのキャパシティ管理を自動的に行うことが可能になるが、装置単体に対するリソースキャパシティ管理及び割り当てを行うものであるため、複数装置のリソースを協調して割り当てることができない。
この発明は上記事情に着目してなされたもので、その目的とするところは、管理対象であるネットワーク及びICT装置に依存しないネットワーク及びICT管理システムにおいて、複数のリソースキャパシティを協調して管理し、必要リソースの割り当てを自動的に行うことができる技術を提供することにある。
上記課題を解決するためにこの発明の一態様は、ハードウェアプロセッサとメモリとを有する管理装置であって、上記メモリは、管理対象のネットワーク及びICT装置を含む複数のエンティティの仕様を表す仕様情報を格納する第1の記憶部と、上記複数のエンティティ間の関係を表す情報を含むエンティティ情報を格納する第2の記憶部と、を備え、上記ハードウェアプロセッサは、上記ネットワーク又はICT装置に関して第1のエンティティの生成を要求するエンティティ生成要求を受け付けることと、上記第1の記憶部から上記第1のエンティティに関する仕様情報を読み出し、上記第1のエンティティが、上記ネットワーク内又は上記ICT装置のリソースの消費を必要とすることを表す消費仕様属性を有するか否かを判定することと、上記第1のエンティティが上記消費仕様属性を有すると判定された場合に、上記第2の記憶部に格納されたエンティティ情報に基づいて、上記第1のエンティティによって消費されるリソースのキャパシティを提供し得る第2のエンティティを特定することと、特定された上記第2のエンティティに基づいて、上記第1のエンティティによって消費されるリソースのキャパシティを払い出し可能か否かを判定することと、払い出し可能と判定された場合に、上記キャパシティを上記第1のエンティティに対して払い出すことと、を実行するように構成され、上記エンティティ生成要求を複数受け付けたとき、上記ハードウェアプロセッサは、上記複数のエンティティ生成要求の複数の第1のエンティティそれぞれについて特定された上記第2のエンティティに基づいて、上記複数の第1のエンティティに対して共通のリソースのキャパシティを払い出すことであって、消費するリソースのキャパシティとして同じ量又は値を必要とするエンティティ生成要求をグルーピングすることと、上記グルーピングした上記複数のエンティティ生成要求単位で、上記複数の第1のエンティティによって消費される上記共通のリソースのキャパシティを払い出し可能か否かを判定することと、払い出し可能と判定された場合に、上記共通のリソースのキャパシティを、上記グルーピングした上記複数のエンティティ生成要求の上記第1のエンティティそれぞれに対して払い出すことと、を備えるように構成される。
この発明の一態様によれば、管理対象であるネットワーク及びICT装置に依存しないネットワーク及びICT管理システムにおいて、複数のリソースキャパシティを協調して管理し、必要リソースの割り当てを自動的に行うことを可能にした技術を提供することができる。
図1は、この発明の一実施形態に係る管理装置の機能構成を示すブロック図である。 図2は、図1に示した管理装置で管理されるエンティティの一例を示す図である。 図3は、図1に示した管理装置で用いられる仕様とエンティティの関係を示す図である。 図4は、非特許文献1に提案されている技術における仕様とエンティティのデータ例を示す図である。 図5は、図1に示した管理装置が受け得るユーザからの要望の概要を示す図である。 図6は、この発明の一実施形態に係る管理装置のハードウェア構成を示すブロック図である。 図7は、図1に示した管理装置における事前準備の手順を示す図である。 図8は、図1に示した管理装置による処理のうちキャパシティ管理の手順を示す図である。 図9は、図1に示した管理装置におけるキャパシティ要求の概要を示す図である。 図10は、図1に示した管理装置におけるキャパシティの要求及び保持の概要を示す図である。 図11は、図1に示した管理装置における同値制約グループなしの場合のキャパシティ割り当て処理の流れの概要を示す図である。 図12は、図1に示した管理装置における同値制約によるグルーピングを適用したキャパシティ割り当て処理の流れの概要を示す図である。 図13は、図1に示した管理装置におけるキャパシティ消費エンティティの属性の定義の一例を示す図である。 図14は、図1に示した管理装置におけるキャパシティ提供エンティティの属性の定義の一例を示す図である。 図15は、図1に示した管理装置におけるキャパシティの保持の一例を示す図である。 図16は、図1に示した管理装置におけるキャパシティ消費エンティティの仕様の一例を示す図である。 図17Aは、図16に示した仕様の定義の一例を示す図である。 図17Bは、図16に示した仕様の定義の一例を示す図である。 図18は、図16に示した仕様に基づくキャパシティ提供エンティティの探索の流れを示す図である。 図19は、図16に示した仕様に基づく同値制約によるグルーピングの流れを示す図である。 図20は、図1に示した管理装置におけるキャパシティ払い出しの第1の例を示す図である。 図21は、図1に示した管理装置におけるキャパシティ払い出しの第2の例を示す図である。 図22は、図1に示した管理装置におけるキャパシティ払い出しの第3の例を示す図である。 図23は、図1に示した管理装置による処理手順と処理内容を示すフローチャートである。 図24は、図1に示した管理装置における事前準備手順の一実施例を示す図である。 図25は、図1に示した管理装置のキャパシティ要求取得部による処理手順の一実施例を示す図である。 図26は、図1に示した管理装置のキャパシティ要求取得部による同値制約グループ作成手順の一実施例を示す図である。 図27は、図1に示した管理装置のキャパシティ払い出し部による払い出し関数取得までの処理手順の一実施例を示す図である。 図28は、図1に示した管理装置のキャパシティ払い出し部による登録までの処理手順の一実施例を示す図である。
以下、図面を参照してこの発明に係わる実施形態を説明する。
[一実施形態]
<1>構成
<1-1>機能構成
一実施形態に係る管理装置は、複数のネットワーク装置を含むネットワークと、ネットワークに接続されるサーバ、PC(Personal Computer)、端末等のICT装置と、を管理し、ユーザからの要望を満たすリソースの自動割当てを行うもので、例えば、通信事業者が管理するサーバコンピュータによって構成される。
図1は、そのような管理装置1の機能構成を示すブロック図である。
管理装置1は、ネットワーク(NW)2を構成する複数のネットワーク装置(図1では図示せず)と通信可能であり、また、ネットワーク2に接続された複数のICT装置3とも通信可能である。ネットワーク2は、例えば、ネットワークサービスを提供するために使用され、インターネットに代表されるIP(Internet Protocol)網と、このIP網に対しアクセスするための複数のアクセス網とを含むことができる。アクセス網としては、例えば、無線LAN(Local Area Network)、携帯電話網、有線電話網、FTTH(Fiber To The Home)、CATV(Cable Television)網が用いられる。以下、管理装置1とネットワーク2とICT装置3とを併せて「ネットワーク及びICT管理システム」とも言う。
図1に示す管理装置1は、ソフトウェアによる処理機能部としてキャパシティ(容量)管理部10を備え、この実施形態を実現するために必要な記憶領域として、プログラム記憶部のほかに、管理情報データベース(DB)20を備える。
キャパシティ管理部10は、管理対象装置であるネットワーク及びICT装置3のリソース容量を管理し、そのリソース容量に対してユーザの要求を満たせるかどうかを判断し、ユーザの要求を満たせると判断される場合には必要なリソースを払い出す機能を有する。キャパシティ管理部10は、キャパシティ要求取得部11と、キャパシティ払い出し部12とを備える。
キャパシティ要求取得部11は、要求取得部として、ユーザの要求に基づくオペレータからの入力を受け付け、ユーザの要求に対応するキャパシティを払い出すために必要な情報を取得し、払い出し依頼を生成して、キャパシティ払い出し部12に渡す処理を行う。
キャパシティ払い出し部12は、キャパシティ要求取得部11からキャパシティ払い出し依頼を受け取り、キャパシティを払い出す処理を行う。
ここで、一実施形態に係る管理装置1は、ネットワーク又はICT装置の特徴を規定する仕様(Specification)によって、ネットワーク及びICT管理情報(エンティティ(Entity))が有する属性を外部定義する仕組みを有する、ネットワーク及びICT管理アーキテクチャを採用する。それぞれの情報は、管理情報DB20に格納される。
管理情報DB20は、管理対象装置を管理するための種々の情報を格納するもので、第1の記憶部としてのスペックDB(Spec DB)21と、第2の記憶部としてのエンティティDB(Entity DB)22と、第3の記憶部としての関数リポジトリ23と、を備える。
スペックDB21は、ネットワーク又はICT装置の特徴を規定する仕様情報(Specification情報)を格納する。仕様情報には、ネットワーク及びICT管理情報であるエンティティに関する仕様が含まれる。
エンティティDB22は、ネットワーク及びICT管理情報であるエンティティに関する属性情報を格納する。属性情報には、エンティティ間の関係やエンティティが持つネットワーク2及びICT装置3ごとの特性(VLAN(Virtual Local Area Network)等)を表す情報が含まれる。
関数リポジトリ23は、キャパシティを払い出すために使用される種々の関数を格納する。図1には、関数リポジトリ23に格納される関数の一例として、分量払い出し関数231、値のリスト払い出し(若番)関数232、及び値のリスト払い出し(老番)関数233が示されているが、これらに限るものではない。
図2は、上記ネットワーク及びICT管理アーキテクチャに基づいて管理装置1によって管理されるエンティティの一例を示す図である。エンティティは、物理レイヤのエンティティと論理レイヤのエンティティに大別される。図2に示す例では、物理レイヤのエンティティとして、PD(Physical Device,装置)、PP(Physical Port,装置が持つ通信ポート)、PL(Physical Link,装置間の接続ケーブル)が定義される。図2に示す例ではまた、論理レイヤのエンティティとして、TL(Topological Link,装置間の接続性)、NFD(Network Forwarding Domain,装置内の転送可能な範囲)、TPE(Termination Point Encapsulation,通信の終端点)、FRE(Forwarding Relationship Encapsulation)、NC(Network Connection,TPE間のLC、XCによって形成されるEnd-Endの接続性)、LC(Link Connect,TPEで終端される装置間の接続性)、XC(Cross Connect,TPEで終端される装置内の接続性)が定義される。これらの各エンティティは、図2に例示されるように、図の表記上も区別される。
図3は、仕様(Specification)とエンティティ(Entity)の関係を表すクラス図を示す図である。このアーキテクチャにおいては、エンティティを総称してリソースと呼び、リソースの仕様をResourceSpecification(ResourceSpec)と呼ぶ。ResourceSpecは、ResourceSpecCaracteristic(RSC)とResourceSpecCaracteristicValue(RSCV)を有し、RSCとRSCVのペアによって各ネットワークの特徴を定義する。RSCは、特徴となる属性の名称を示し、RSCVは、そのRSCが取り得る値を示す。リソースエンティティは、エンティティのもととなるResourceSpecのRSCの属性に対する値をResourceCharacteristicValue(RCV)で保持する。
図4は、非特許文献1に提案されている技術におけるEthernet(登録商標)レイヤのTPE(Termination Point Encapsulation)の仕様とエンティティの一例を示す図である。仕様は、上述のように、管理装置100のスペックDB121に格納され、エンティティは、管理装置100のエンティティDB122に格納される。
EthernetレイヤのTPEの仕様である「TPE_Ethernet_Spec」仕様1211は、3つのRSC(vlan,帯域,_physicalPort)と、それぞれのRSCが取り得る値をRSCVとして定義する。仕様1211によれば、「vlan」は「1」から「4096」の値を取り得、「帯域」は「1Mbps」から「1000Mbps」の値を取り得、「_physicalPort」は「PPの名前」を保持する。
EthernetレイヤのTPEのエンティティである「TPE_Ethernet1」エンティティ1221は、ResourceSpec属性により、「TPE_Ethernet_Spec」仕様1211から作られたエンティティであることを示す。この例では、エンティティ1221は、該当する仕様1211で定義された3つのRSC属性に対して、それぞれRCVにより具体的な値(vlan:1234、帯域:100Mbps、_physicalPort:Switch1のPP1)を保持する。
エンティティDB122に格納されるエンティティは、エンティティ図によって書き表すことができる。例えば、「TPE_Ethernet1」エンティティ1221は、エンティティ図1222のように表すことができる。エンティティ図1222によれば、Ethernetレイヤの「TPE_Ethernet1」エンティティ1221が物理レイヤのSwitch1のPP1エンティティへの参照関係を有する。これは、「TPE_Ethernet1」エンティティ1221が_physicalPort属性にSwitch1のPP1エンティティの名前を保持することを表したものである。以下では、エンティティについて、このようなエンティティ図を用いて説明する。
また、以下では、ネットワーク2を構成するネットワーク装置であるEthernetスイッチに必要なリソースを払い出す場合を例にして、説明を行う。勿論、管理装置1は、同様にして、ネットワーク2に接続されたICT装置3に必要なリソースを払い出すことができることは言うまでもない。
図5は、一実施形態に係る管理装置1が受け得るユーザの要望の概要を示す図である。図5において、管理装置1の管理対象ネットワーク2が、2台のEthernetスイッチSWITCH1及びSWITCH2で構成され、スイッチ間のケーブルには100Mbpsの通信可能帯域があるものとする。
図5に示されるように、ネットワーク2に対して、ユーザA(User A)はICT装置3であるPC1からほかのICT装置3であるPC2に通信したいという要望が来たとする。管理装置1は、ユーザごとにVLAN IDを割り当てて、2台のEthernetスイッチSWITCH1及びSWITCH2に通信を行う設定を行うが、その割り当てるVLAN IDは、EthernetスイッチSWITCH1とEthernetスイッチSWITCH2とで、同じである必要がある。一例として、EthernetスイッチSWITCH1が保持するVLAN-IDが1~1000、EthernetスイッチSWITCH2が保持するVLAN-IDが100~200であった場合、非特許文献2に提案されている技術を適用した管理装置1は、以下の(Q1)~(Q3)のような作業を行う。
(Q1)管理装置1は、まず、ユーザAの要求に基づくネットワーク及びICT管理情報(エンティティ)の生成指示を人間であるオペレータから受け付ける。
(Q2)次に、管理装置1は、ユーザAの要望に対して、EthernetスイッチSWITCH1が保持するリソースから空きVLAN IDを割り当てる。例えば、保持リソース中の若番であるVLAN-ID「1」を割り当てる。
(Q3)続いて、管理装置1は、ユーザAの要望に対して、EthernetスイッチSWITCH2が保持するリソースから空きVLAN IDを割り当てる。例えば、保持リソース中の若番である「VLAN-ID「100」を割り当てる。
このような割り当てでは、EthernetスイッチSWITCH1とEthernetスイッチSWITCH2で割り当てたVLAN-IDが一致しない。したがって、通信できないこととなる。
このように、非特許文献2に提案されている技術では、装置が保持するVLAN-IDリソースに差がある場合には、複数の装置のリソースを協調して割り当てることができない。
これに対し、一実施形態に係る管理装置1は、複数のリソース要求を一括して処理し、まとめて払い出す機能を有するキャパシティ管理部10を備えており、オペレータから「論理エンティティ生成指示」を受け付け、複数の装置のリソースを協調して割り当てる。すなわち、管理装置1(又は管理装置1を含むネットワーク及びICT管理システム)では、上記(Q1)~(Q3)の代わりに以下のような手順が行われる。
(T1)管理装置1が、ユーザAの要求に基づくネットワーク及びICT管理情報(エンティティ)の生成指示を受け付ける。
(T2)管理装置1が、協調して処理すべき、EthernetスイッチSWITCH1とEthernetスイッチSWITCH2へのリソース要求をグルーピングする。
(T3)管理装置1が、ユーザAの要望に対して、EthernetスイッチSWITCH1が保持するリソースから空きVLAN IDを取得する。例えば、保持リソース(VLAN-ID)として「1~1000」を取得する。
(T4)管理装置1が、ユーザAの要望に対して、EthernetスイッチSWITCH2が保持するリソースから空きVLAN IDを取得する。例えば、保持リソース(VLAN-ID)として「100~200」を取得する。
(T5)管理装置1が、2台のEthernetスイッチSWITCH1及びSWITCH2が保持するリソースに共通する空きVLAN IDを割り当てる。例えば、管理装置1は、共通する保持リソース中の若番である「VLAN-ID 100」を割り当てる。
このように、管理装置1によれば、複数の装置のリソースに対する協調した割り当てが可能となる。
したがって、一実施形態に係る管理装置1は、管理対象であるネットワーク及びICT装置に依存しないネットワーク及びICT管理システムにおいて、複数のリソース容量を協調して管理し、必要リソースの割り当てを自動的に行うことができる。
<1-2>ハードウェア構成
図6は、上記のような管理装置1のハードウェア構成の一例を示す。
管理装置1は、ハードウェアとして、CPU(Central Processing Unit)51、RAM(Random Access Memory)52、プログラムメモリ53、補助記憶装置54、通信インタフェース(I/F)55、入出力インタフェース(I/F)56、及びバス57を備える。CPU51は、バス57を介して、RAM52、プログラムメモリ53、補助記憶装置54、通信インタフェース55、及び入出力インタフェース56と通信する。
CPU51は、汎用ハードウェアプロセッサの一例である。
RAM52は、CPU51によりワーキングメモリとして使用される。RAM52は、SDRAM(Synchronous Dynamic Random Access Memory)などの揮発性メモリを含む。
プログラムメモリ53は、一実施形態に係る各種制御処理を実行するために必要なプログラム(コンピュータ実行可能命令を含む)を記憶する。プログラムメモリ53として、例えば、ROM(Read-Only Memory)、補助記憶装置54の一部、又はその組み合わせが使用される。
管理装置1のキャパシティ管理部10に関して説明される処理機能は、いずれもプログラムメモリ53に格納されたアプリケーションプログラムをCPU51に実行させることにより実現される。例えば、キャパシティ要求取得処理に係る管理プログラム(コンピュータ実行可能命令)は、CPU51により実行されると、キャパシティ要求取得部11に関して説明される一連の処理をCPU51に実行させる。
補助記憶装置54は、データを非一時的に記憶する。補助記憶装置54は、ハードディスクドライブ(HDD)又はソリッドステートドライブ(SSD)などの不揮発性メモリを含む。補助記憶装置54は、上記管理情報DB20に関して説明されるネットワーク管理情報をはじめとする種々のデータを記憶し得る。
通信インタフェース55は、外部の通信装置と通信するためのインタフェースである。通信インタフェース55は、例えば、有線LAN端子を備え、LANケーブルによって、インターネットを含むネットワークに接続される。
入出力インタフェース56は、入力装置及び出力装置を接続するための複数の端子を備える。入力装置の例は、キーボード、マウス、マイクロフォン、等を含む。出力装置の例は、表示装置、スピーカ、等を含む。
プログラムは、コンピュータで読み取り可能な記憶媒体に記憶された状態で管理装置1に提供されてよい。この場合、例えば、管理装置1は、記憶媒体からデータを読み出すドライブ(図示せず)をさらに備え、記憶媒体からプログラムを取得する。記憶媒体の例は、磁気ディスク、光ディスク(CD-ROM、CD-R、DVD-ROM、DVD-Rなど)、光磁気ディスク(MOなど)、半導体メモリを含む。また、プログラムをネットワーク上のプログラム提供サーバに格納し、管理装置1が通信インタフェース55を使用してプログラム提供サーバからプログラムをダウンロードするようにしてもよい。
実施形態において説明される処理は、CPU51などの汎用プロセッサがプログラムを実行することにより行われることに限らず、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)などの専用プロセッサにより行われてもよい。
なお、管理装置1は1つのコンピュータ(管理装置)により実施されることに限定されない。管理装置1は複数のコンピュータにより実施されてもよい。例えば、管理装置1は、キャパシティ要求取得部11として機能するコンピュータと、キャパシティ払い出し部12として機能するコンピュータとで構成されてよい。
<2>動作
次に、以上のように構成された管理装置1による情報処理動作について説明する。
<2-1>動作の概要
まず、図7及び図8を参照して、管理装置1の動作の概要を説明する。
<2-1-1>事前準備
図7は、管理装置1における事前準備の手順を示す図である。
管理装置1は、あらかじめステップP1において、オペレータOPの操作を受けて、スペックDB21に対し、ネットワーク装置を含むネットワーク又はICT装置の特徴を規定する仕様(Specification)を登録する。
管理装置1はまた、ステップP2において、オペレータOPの操作を受けて、エンティティDB22に対し、物理レイヤのエンティティ(物理エンティティ)を生成する。
<2-1-2>キャパシティ管理部の動作
図8は、管理装置1におけるキャパシティ管理部10の動作の概要を示す図である。
(S1)キャパシティの要求の受け付け
まずステップS1において、管理装置1は、キャパシティ管理部10により、ユーザ申し込みに基づいてオペレータOPによって入力された、生成したい論理エンティティ(キャパシティ消費エンティティ)とその生成要求を受け付け、キャパシティ要求取得部11に渡す。
ここでは、管理装置1で保持するエンティティのうち、通信帯域、VLAN-IDなどの、装置が持つ容量を保持するエンティティを「キャパシティ提供エンティティ」と呼び、キャパシティ提供エンティティに対してユーザごとに生成する論理エンティティを「キャパシティ消費エンティティ」と呼ぶ。
図9は、そのようなエンティティと、キャパシティ要求/提供の概要を示す図である。
図9に示すように、管理装置1において、ユーザの要望に基づき、論理エンティティ(キャパシティ消費エンティティ)220からキャパシティ提供エンティティ221に対してキャパシティが要求される。
ここで、キャパシティの種類には、「分量」及び「識別子」が含まれる。「分量」は、例えば、帯域(例:100Mbps)、メモリ(例:8GB)、CPU(例:8コア)、等の数量で表され、キャパシティ提供エンティティ側が保持する量のうちの一部の量を使用するタイプである。「識別子」は、例えば、VLAN-ID(例:1,2,3,…)、MPLS(Multi-Protocol Label Switching)ラベル(例:20,21,…)、等の識別子で表され、キャパシティ提供エンティティが使用可能な識別子のリストを持ち、そのリストの中の1つの識別子を使用するタイプである。
図10は、そのような「分量」及び「識別子」に関するキャパシティの要求及び保持の一例を示す図である。分量に関して、図10の例では、キャパシティ消費エンティティ220は、キャパシティ提供エンティティ221が保持する100Mbpsの通信帯域のうち、80Mbpsを要求する。また、識別子に関して、図10の例では、キャパシティ消費エンティティ220は、キャパシティ提供エンティティ221が保持する使用可能な1~4096のVLAN-IDのうち、VLAN-ID「2」を要求する。
(S2)仕様の取得
次いで、図8のステップS2において、キャパシティ要求取得部11は、入力されたキャパシティ消費エンティティの仕様(Spec)をスペックDB(Spec DB)21から取得する。
(S3)消費仕様属性の有無の判定
ステップS3において、キャパシティ要求取得部11は、取得した仕様にキャパシティ消費仕様属性(consumeCapacityInfo)があるか否かを判定する。取得した仕様にキャパシティ消費仕様属性がない場合、上記論理エンティティは、装置リソースの容量の確保の必要がないエンティティである。その場合、キャパシティ要求取得部11は、エンティティDB(Entity DB)22に当該論理エンティティを登録し、処理を終了する。取得した仕様にキャパシティ消費仕様属性がある場合、以下の処理に進む。
(S4)キャパシティ提供エンティティの取得
ステップS4において、キャパシティ要求取得部11は、エンティティDB22にアクセスし、取得したキャパシティ消費仕様属性をもとに、キャパシティ提供エンティティ(管理対象の容量を保持し、要求に対してキャパシティを提供するエンティティ)を取得する。
(S5)同値制約グループの作成
ステップS5において、キャパシティ要求取得部11は、取得したキャパシティ消費仕様属性をもとに、キャパシティ消費エンティティの同値制約グループを探索し、同値制約グループを作成する。同値制約とは、複数の装置リソースの容量から協調して同じ値を払い出すべきキャパシティ消費リソースをグルーピングする制約条件を指す。
(S6)払い出し依頼
ステップS6において、キャパシティ要求取得部11は、払い出し依頼を生成し、キャパシティ払い出し部12に対してキャパシティ払い出しを依頼する。払い出し依頼には、キャパシティ提供エンティティを識別する情報、払い出しに使用される払い出し関数、及び要求量又は要求値を識別する情報が含まれる。この場合、キャパシティ提供エンティティを識別する情報は、同値制約グループに基づく、同じ値を払い出すべき複数のキャパシティ提供エンティティを識別する情報である。
(S7)払い出し関数の取得
ステップS7において、キャパシティ払い出し部12は、キャパシティ要求取得部11から受け取った払い出し依頼に基づき、払い出しに必要なキャパシティ払い出し関数を関数リポジトリ23から取得する。
(S8)キャパシティの割り当て
ステップS8において、キャパシティ払い出し部12は、取得した払い出し関数を用いてキャパシティを払い出す。すなわち、キャパシティ払い出し部12は、要求元の論理エンティティに対して要求されたキャパシティを割り当てる。払い出し結果(要求量・要求値)がNG(要求を満たせない)である場合、キャパシティ払い出し部12は処理を中止する。
(S9)キャパシティの登録
最後に、ステップS9において、管理装置1は、ステップS8の払い出し結果をもとに、キャパシティ消費エンティティを登録し、またキャパシティ提供エンティティに対して払い出し済みキャパシティの情報を登録する。
<2-1-3>キャパシティの要求・割り当て
図11は、同値制約グループなしの場合の、キャパシティの要求から割り当てまでの処理の概要を示す図である。
この場合、管理装置1においては、以下の(R1)~(R3)のような協調割り当て無しの処理が実行される。
(R1)管理装置1は、あらかじめキャパシティ提供エンティティ221に、提供可能なキャパシティ(この例では、VLAN-ID:100~200)を保持させる。
(R2)キャパシティ消費エンティティ220から、キャパシティ提供エンティティ221に対し、キャパシティが要求される。
(R3)キャパシティ払い出し部12は、次式:
提供可能キャパシティ - 使用済みキャパシティ - 要求キャパシティ > 0
が成り立つ場合、割り当て可能(OK)と判断する。割り当て可能な場合、キャパシティ払い出し部12は、図示されるように、キャパシティ提供エンティティ221の使用済みキャパシティを(この例では、VLAN-ID「100」に)更新し、要求元の論理エンティティに対して要求されたキャパシティ(この例では、VLAN-ID「100」)を割り当てる(提供する)。
図12は、同値制約によるグルーピングを適用したキャパシティの要求から割り当てまでの処理の概要を示す図である。
この場合、管理装置1においては、以下の(R1)~(R3’)のような協調割り当て可能処理が実行される。
(R1)管理装置1は、あらかじめキャパシティ提供エンティティ221に、提供可能なキャパシティ(この例では、VLAN-ID:1~1000及びVLAN-ID:100~200)を保持させる。
(R4)キャパシティ消費エンティティ220を同値制約によりグルーピングする。
(R2’)グルーピングしたキャパシティ消費エンティティ220から、キャパシティ提供エンティティ221に対し、グループをまとめてキャパシティが要求される。
(R3’)キャパシティ払い出し部12は、キャパシティ割り当てをグルーピング単位で実行することで、協調割り当てを可能とする。すなわち、キャパシティ払い出し部12は、複数のキャパシティ提供エンティティ221が持つVLAN-IDの中から、共通して提供可能なキャパシティ(この例では、VLAN-ID「100」)を割り当てる。
ここで、管理装置1は、キャパシティの要求及び提供を表現するために、上記ネットワーク及びICT管理アーキテクチャにおいてエンティティに対しキャパシティ関連属性をさらに定義する。
図13は、そのようなキャパシティ関連属性の一例としてキャパシティ消費エンティティの属性の定義を示す図である。
図13に示されるように、キャパシティ消費エンティティ220では、「Name(エンティティの名称)」、「RSC(キャパシティを要求する属性の名称)」、及び「RCV(キャパシティ属性名に対応する値・量)」が定義される。上述のように、キャパシティ消費エンティティ220は、RSC/RCVのペアでキャパシティ要求量を保持する。このRSC/RCVは要求量であるとともに、払い出されたキャパシティを保持する役割も果たす。図示されるように、1つのエンティティに複数のキャパシティ要求を保持させることが可能である。データ例については後述する。
図14は、上記キャパシティ関連属性のほかの例としてキャパシティ提供エンティティの属性の定義を示す図である。
図14に示されるように、キャパシティ提供エンティティ221の属性として、「name(エンティティの名称)」及び「capacity(提供可能なキャパシティ及び要求エンティティに提供済のキャパシティの記録)」が定義される。図示されるように、1つのエンティティに複数の提供キャパシティを保持させることが可能である。
「capacity」属性は、子要素として「name(提供キャパシティの名称)」、「units(提供キャパシティの単位(値のリストの場合は不要なので[-]で表す))」、「CapacityAmount(提供可能なキャパシティの量又は値の範囲)」、「CapacityDemand(提供済みのキャパシティの記録)(複数設定可能)」を有する。「CapacityDemand」はさらに、「CapacityDemandAmount(提供済みのキャパシティの量又は値)」及び「entityName(提供先のエンティティ名)」を有する。データ例についてはやはり後述する。
<2-1-4>キャパシティの保持
図15は、図13及び図14に示したデータ例を用いてキャパシティの保持の概要を示す図である。図15では、エンティティDB22において、論理レイヤ(Ethernetレイヤ及びLogical Deviceレイヤ)の接続関係、物理レイヤ(Switch1及びSwitch2を含む)の接続関係、ならびに論理レイヤと物理レイヤの参照関係が保持される。
キャパシティ消費エンティティ220のデータ例として、ユーザAに関するキャパシティ要求であるName「Switch1-Switch2_FRE_UserA」及びユーザBに関するキャパシティ要求であるName「Switch1-Switch2_FRE_UserB」が示される。図15では、「Switch1-Switch2_FRE_UserA」は、帯域=60,VLAN-ID=1を要求し、「Switch1-Switch2_FRE_UserB」は、帯域=30,VLAN-ID=2を要求する。
キャパシティ提供エンティティ221のデータ例として、上記ユーザA及びユーザBに関するキャパシティ要求に対して参照関係を有するName「Switch1-Switch2_PL」が示される。図15に示される「Switch1-Switch2_PL」のCapacity属性によれば、「name=帯域,units=Mbps,CapacityAmount=100」により、提供可能な帯域は100Mbpsであり、「name=VLAN-ID,CapacityAmount=1-4096」により、提供可能なVLAN-IDは[1-4096]である。
さらに、「帯域」に関して、キャパシティ提供エンティティ221のCapacityDemand属性によれば、「CapacityDemandAmount=60,entityName=Switch1-Switch2_FRE_UserA」によりエンティティ「Switch1-Switch2_FRE_UserA」に対して帯域「60Mbps」を提供済みであり、「CapacityDemandAmount=30,entityName=Switch1-Switch2_FRE_UserB」によりエンティティ「Switch1-Switch2_FRE_UserB」に対して帯域「30Mbps」を提供済みであるとの記録を持つことが示される。
同様に、「VLAN-ID」に関して、キャパシティ提供エンティティ221のCapacityDemand属性によれば、「CapacityDemandAmount=1,entityName=Switch1-Switch2_FRE_UserA」によりエンティティ「Switch1-Switch2_FRE_UserA」に対してVLAN-ID「1」を提供済みであり、「CapacityDemandAmount=2,entityName=Switch1-Switch2_FRE_UserB」によりエンティティ「Switch1-Switch2_FRE_UserB」に対してVLAN-ID「2」を提供済みであるとの記録を持つことが示される。
さらに、キャパシティ消費エンティティのもととなる仕様(Spec)は、どのようにキャパシティを消費するのかを示す、キャパシティ消費仕様属性(consumeCapacityInfo)を有する。
図16は、そのようなキャパシティ消費エンティティの仕様の一例を示す図である。
図16に示されるように、エンティティDB22により定義されるキャパシティ消費エンティティ「Switch2_Eth_TPE1」の仕様211は、スペックDB21を参照することによって取得され、図16ではname「TPE_Ethernet_Spec」として定義される。このような仕様211は、例えば、ユーザからの要望に応じてオペレータOPにより適切に設計されたもので、上記事前準備の過程でオペレータOPの操作を受けて格納される。図16に示される属性について、図17A及び図17Bを参照してさらに説明する。
図17A及び図17Bは、図16に示した仕様211のデータ例とともに、キャパシティ消費仕様属性(consumeCapacityInfo)の定義を示す図である。
キャパシティ消費仕様属性は、「name(Specの名称)」、「RSC(ネットワーク又はICT装置の特徴を表す属性名)」、「RSCV(上記属性の取り得る値の範囲)」、「ConsumeCapacityInfo(キャパシティ消費に関する情報)」を含む。
「ConsumeCapacityInfo」は、子要素として、「Attribute(キャパシティを要求する属性名)(RSCで定義されている必要がある)」、「consumeFuncName(キャパシティ払い出しに使用する関数名)」、「Provider(キャパシティ提供エンティティを特定するための情報)」、及び「constrainedSameValues(複数の装置リソースの容量から協調して同じ値を払い出すべきキャパシティ消費リソースをグルーピングする制約条件(同値制約と呼ぶ))」を含む。
図17Aにおいて破線で囲まれたProvider属性は、実際には配列形式で表される。Provider属性の配列の順番でキャパシティ消費エンティティからエンティティ間の参照関係をたどると、その配列の最後がキャパシティ提供エンティティを指すことになる。このキャパシティ提供エンティティの探索方法については後述する。
上記Provider属性はさらに、「ObjectType(参照するエンティティのタイプ(PD,PP,PL,TL,NFD,TPE,FRE(NC),FRE(LC),FRE(XC)のいずれか))」、「ReferDirection(参照の方向性,Forward:順方向,Reverse:逆方向)」、「ReferKey(次のエンティティを参照するときにキーとなる属性名)」、「ConstrainedKey(複数の参照先候補があるときに、制約条件を付けて絞り込むためのキー情報)」、「ConstrainedValue(上記キーと対応する値)」を含む。
図17Bにおいて破線で囲まれたconstrainedSameValues属性は、実際には配列形式で表される。constrainedSameValues属性の配列の順番でキャパシティ消費エンティティからエンティティ間の参照関係をたどると、その配列の最後エンティティ群(複数存在することもある)がグルーピングされる。この同値制約によるグルーピング方法については後述する。
このconstrainedSameValues属性についても、上記Provider属性と同様に、「ObjectType」、「ReferDirection」、「ReferKey」、「ConstrainedKey」、及び「ConstrainedValue」を含む。
<2-1-5>キャパシティ提供エンティティの探索
図18は、上記Provider属性に基づくキャパシティ提供エンティティ221の探索方法の概要を示す図である。図17に示されるキャパシティ消費仕様のデータ例211は、図16及び図17Aに示した仕様211と同じものである。
一実施形態に係る管理装置1においては、キャパシティ提供エンティティ221の探索は、キャパシティ要求取得部11により実施される。キャパシティ要求取得部11は、キャパシティ消費エンティティ220から見て、Provider配列の順番で参照関係にあるエンティティをForwarding(順方向)又はReverse(逆方向)のいずれかで探索する。これは、Provider属性の配列の0から最後まで順番に探索することによって実行される。参照関係は、各エンティティが持つRSC/RCVによって表される。なお、探索候補が複数存在する場合は、参照関係ごとにConstrainedKey/Valueの組み合わせで対象エンティティを絞り込みながら探索することも可能である。キャパシティ要求取得部11は、最終的に、配列の最後まで探索し、配列の最後の参照関係で取得したエンティティをキャパシティ提供エンティティ221として特定する。
この探索処理について、図18の例でさらに説明する。
はじめにステップS41において、キャパシティ要求取得部11は、TPEエンティティ(この例では「Switch1_Eth_TPE1」エンティティ222)が持つRSC「_serverTperRef」で参照されるTPEエンティティ(この例では「Switch1_LD_TPE1」エンティティ223)を探索する。このステップはForwarding(順方向)探索である。ここで、複数の候補が存在する場合、キャパシティ要求取得部11は、ConstrainedKey/Valueの組み合わせ(layerProtocolName=LogicalDevice)を満たすものを選択する。
ステップS42において、キャパシティ要求取得部11は、探索されたTPEエンティティが持つRSC「_physicalPort」で参照されるPPエンティティ(この例では「Switch1_PP1」エンティティ224)を探索する。このステップはForwarding(順方向)探索である。
上記のような探索処理によって最後に取得されたエンティティ221が、キャパシティ提供エンティティとなる。
<2-1-6>同値制約によるグルーピング
図19は、上記constrainedSameValues属性に基づくグルーピング方法の概要を示す図である。図19に示されるキャパシティ消費仕様のデータ例211は、図16及び図17Bに示した仕様211と同じものである。
一実施形態に係る管理装置1においては、同値制約によるグルーピングは、キャパシティ要求取得部11により実施される。キャパシティ要求取得部11は、キャパシティ消費エンティティ220から見て、constrainedSameValues配列の順番で同値制約対象となるエンティティを探索する。その探索方法は、キャパシティ提供エンティティの探索と同様である。キャパシティ要求取得部11は、探索されたエンティティ群を同値制約対象のエンティティとして、キャパシティ消費エンティティのすべてについて、グルーピングする。
このグルーピングについて、図19の例でさらに説明する。なお、ステップS51及びステップS52は、キャパシティ提供エンティティの探索における上記ステップS41及びS42と同様であるため、その説明を省略する。
ステップS53において、キャパシティ要求取得部11は、探索されたPPエンティティ(この例では「Switch1_PP1」エンティティ224)をRSC「_physicalPort」で参照しているPLエンティティ(この例では「Switch1-Switch2_PL」エンティティ225)を探索する。このステップはReverse(逆方向)探索である。
ステップS54において、キャパシティ要求取得部11は、探索されたPLエンティティが持つRSC「_physicalPort」で参照されるPPエンティティ(この例では「Switch2_PP1」エンティティ226)を探索する。このステップはForwarding(順方向)探索である。
ステップS55において、キャパシティ要求取得部11は、探索されたPPエンティティをRSC「_physicalPort」で参照しているTPEエンティティ(この例では「Switch2_LD_TPE1」エンティティ227)を探索する。このステップはReverse(逆方向)探索である。
ステップS56において、キャパシティ要求取得部11は、探索されたTPEエンティティをRSC「_serverTpeRef」で参照しているTPEエンティティ(この例では「Switch2_Eth_TPE1」エンティティ228)を探索する。このステップはReverse(逆方向)探索である。ここで、複数の候補が存在する場合、キャパシティ要求取得部11は、ConstrainedKey/Valueの組み合わせ(layerProtocolName=Ethernet)を満たすものを選択する。
上記のような探索処理によって探索されたエンティティ群が同値制約対象としてグルーピングされるキャパシティ提供エンティティとなる。
<2-1-7>キャパシティの払い出し・結果の登録
次に、図20~図22を参照し、キャパシティの払い出し及び払い出し結果の登録について、3つの例(「分量払い出し成功」「分量払い出し失敗」「値のリストの払い出し」)を挙げて説明する。
(i)分量払い出し:成功
図20は、キャパシティの払い出しが「成功」である場合の例を示す図である。
キャパシティ払い出し部12が、以下の払い出し依頼を受け付けたとする。
操作種別:払い出し
キャパシティ消費エンティティ→キャパシティ提供エンティティ:Switch1-Switch2_FRE_UserA→Switch1-Switch2_PL
同値制約グループ:なし
キャパシティ払い出し関数名:分量払い出し関数
要求量・要求値:帯域/60
この例では、キャパシティ提供エンティティ221の保持するキャパシティ「帯域」は、総量(CapacityAmount)が100Mbpsであり、まだどのエンティティに対しても払い出しを行っていない(CapacityDemandに値が登録されていない)。そこで、キャパシティ払い出し部12は、要求量60Mbpsに対して払い出し可能と判断し、要求量60Mbpsの払い出しを実行する。キャパシティ払い出し部12は、要求元であるキャパシティ消費エンティティ220の要求量を確定し(2201)、キャパシティ提供エンティティ221の提供済キャパシティ(CapacityDemand)に、払い出した要求量60Mbpsと提供先のエンティティ(Switch1-Switch2_FRE_UserA)を追記する(2211)。
(ii)分量払い出し:失敗
図21は、キャパシティの払い出しが「失敗(NG)」である場合の例を示す図である。
キャパシティ払い出し部12が、以下の払い出し依頼を受け付けたとする。
操作種別:払い出し
キャパシティ消費エンティティ→キャパシティ提供エンティティ:Switch1-Switch2_FRE_UserB→Switch1-Switch2_PL
同値制約グループ:なし
キャパシティ払い出し関数名:分量払い出し関数
要求量・要求値:帯域/50
この例では、キャパシティ提供エンティティ221の保持するキャパシティ「帯域」は、総量(CapacityAmount)が100Mbpsであり、既に60Mbpsを払い出し済みである(CapacityDemandに、Switch1-Switch2_FRE_UserAに対して60を割り当て済みであるとの登録がされている)。そこで、キャパシティ払い出し部12は、今回の要求量50Mbpsに対して払い出し不可能であると判断し、払い出し結果はNG(失敗)となる。よって、キャパシティ払い出し部12は、キャパシティ提供エンティティ221の更新を行わない(2212)。
(iii)識別子払い出し:値のリスト
図22は、キャパシティの払い出しが「値のリスト」である場合の例を示す図である。
キャパシティ払い出し部12が、以下の払い出し依頼を受け付けたとする。
操作種別:払い出し
キャパシティ消費エンティティ→キャパシティ提供エンティティ:Switch1_Eth_TPE1⇒Switch1_PP1、Switch2_Eth_TPE1→Switch2_PP1
同値制約グループ:Switch1_Eth_TPE1、Switch2_Eth_TPE1
キャパシティ払い出し関数名:値のリスト払い出し(若番)関数
要求量・要求値:VLAN-ID/-
この例では、同値制約グループを構成する2つのキャパシティ消費エンティティが要求するキャパシティ提供エンティティが保持するキャパシティ「VLAN-ID」は、総量(CapacityAmount)が1~1000及び100~200であり、まだどちらのエンティティに対しても払い出しを行っておらず(CapacityDemandに値が登録されていない)、共通して未使用なIDが存在する。そこで、キャパシティ払い出し部12は、新規払い出し要求に対して払い出し可能であると判断する。今回指定された関数が「値のリスト払い出し(若番)関数」であるため、キャパシティ払い出し部12は、使用可能なIDの中から最も小さい数字の「1」を払い出す。キャパシティ払い出し部12は、要求元であるキャパシティ消費エンティティ220の要求として、VLAN-IDのRCV「100」を確定し(2203)、キャパシティ提供エンティティ221の提供済キャパシティ(CapacityDemand)に払い出した要求「100」と提供先のエンティティ(Switch1_PP1、Switch2_Eth_TPE1)を追記する(2213)。
<2-2>処理フロー
次に、上記のような管理装置1による動作の概要について、処理フローを用いて再度説明する。
図23は、その処理手順と処理内容を示すフローチャートである。図23のステップS1~S9は、図8に示したステップS1~S9に対応する。なお、図7に関して説明した事前準備ステップP1~P2はあらかじめ実行されているものとする。
管理装置1は、キャパシティ管理部10によりオペレータOPからの入力の有無を監視しており、オペレータOPからの入力を受け取ると、以下の処理を開始する。
ステップS1において、管理装置1は、キャパシティ要求取得部11により、オペレータOPから、生成したい論理エンティティとしてキャパシティ消費エンティティの要求を受け付ける。
次いでステップS2において、管理装置1は、キャパシティ要求取得部11により、入力されたキャパシティ消費エンティティの仕様(Spec)をスペックDB(Spec DB)21から取得する。
ステップS3において、管理装置1は、キャパシティ要求取得部11により、スペックDB21から取得した仕様がキャパシティ消費仕様属性(consumeCapacityInfo)を持つか否かを判定する。この判定の結果、取得した仕様がキャパシティ消費仕様属性を持たないと判定された場合(NO)、装置リソースの容量の確保が必要ないエンティティであるため、管理装置1は、ステップS10に移行する。ステップS10において、管理装置1は、論理エンティティをエンティティDB(Entity DB)22に登録し、処理を終了する。一方、ステップS3において、取得したSpecがキャパシティ消費仕様属性を持つと判定された場合(YES)、ステップS4に進む。
ステップS4において、管理装置1は、キャパシティ要求取得部11により、取得したconsumeCapacityInfoを用いて、エンティティ間の参照関係を探索し、キャパシティ提供エンティティを特定する。
ステップS5において、管理装置1は、キャパシティ要求取得部11により、取得したconsumeCapacityInfoをもとに、キャパシティ消費エンティティの同値制約グループを探索し、同値制約グループを作成する。
ステップS6において、管理装置1は、キャパシティ要求取得部11により、キャパシティ払い出し依頼を生成し、キャパシティ払い出し部12に対してキャパシティ払い出しを依頼する。この依頼とともに、キャパシティ要求取得部11は、以下の情報をキャパシティ払い出し部12に送る。
・操作種別:キャパシティ消費エンティティを新規登録したい場合は「払い出し」、削除したい場合は「払戻し」、エンティティの属性値を変更したい場合は「要求量の変更」
・キャパシティ提供エンティティ:キャパシティ消費エンティティとステップS4で探索して特定されたキャパシティ提供エンティティのName
・同値制約グループ:ステップS5で作成した同値制約グループに含まれるキャパシティ消費エンティティのName
・キャパシティ払い出し関数名:キャパシティ消費エンティティのconsumeCapacityInfoのconsumeFuncName
・要求量・要求値:キャパシティ提供エンティティのconsumeCapacityInfoで指定されるRSC/RCV
次いで、ステップS7において、管理装置1は、キャパシティ払い出し部12により、キャパシティ要求取得部11によって依頼されたキャパシティ払い出し関数を、関数リポジトリ23から取得する。
ステップS8において、管理装置1は、キャパシティ払い出し部12により、取得した払い出し関数を用いてキャパシティを払い出す。キャパシティ払い出しに成功した場合(YES)、ステップS9に進む。払い出し結果は、要求量・要求値を含む。キャパシティの払い出し結果が「失敗(NG)」である場合(NO)は、処理を中止する。
ステップS9において、管理装置1は、キャパシティ払い出し部12により、払い出し結果をもとに、キャパシティの提供先であるキャパシティ消費エンティティと、キャパシティ提供エンティティに対して払い出し済キャパシティ(提供された量・値)の情報の登録を実施する。
<3>実施例
次に、以上のような実施形態に係る処理の詳細について、実施例を用いてさらに説明する。図24~図28は、その一例を示す図である。
<3-1>事前準備
図24は、事前準備の手順を示す図である。
管理装置1は、ステップP101において、オペレータOPの操作を受けて、スペックDB21に対し、ネットワーク又はICT装置の特徴を規定する仕様(Specification)を登録する。図24の例では、スペックDB21に、「FRE_VLAN_Spec」、「TPE_LogicalDevice_Spec」、「PL_SW-SW_Spec」、「TPE_Ethernet_Spec」、「PP_SW_Spec」、…が登録される。
管理装置1はまた、ステップP102において、オペレータOPの操作を受けて、エンティティDB22に対し、物理レイヤのエンティティを生成する。図24の例では、物理エンティティとして、2つのスイッチ(Switch1及びSwitch2)、スイッチSwitch1の通信ポートに関するエンティティ224、2つのスイッチ間の接続ケーブルに関するエンティティ225及びスイッチSwitch2の通信ポートに関するエンティティ226が生成される。
<3-2>キャパシティ要求取得
図25は、キャパシティ要求取得部11によるキャパシティ要求取得の処理手順を示す図である。
まずステップS101において、管理装置1は、キャパシティ管理部10により、オペレータOPによって入力された、キャパシティ消費エンティティの生成要求を受け付け、キャパシティ要求取得部11に渡す。図25の例では、管理装置1は、「Switch1_Eth_TPE1」エンティティ222及び「Switch2_Eth_TPE1」エンティティ228の生成要求を受け付ける。これらのエンティティ222及び228は、図18及び図19に示した探索途中に存在するエンティティに対応し、例えばユーザからの要望に応じてオペレータOPにより適切に設計されたものである。
次いでステップS102において、キャパシティ要求取得部11は、受け付けたキャパシティ消費エンティティの仕様(Spec)をスペックDB(Spec DB)21から取得し、その仕様がキャパシティ消費仕様(consumeCapacityInfo)を持つかどうかを確認する。図25の例では、キャパシティ消費エンティティ220の「ResourceSpec」で定義された仕様「TPE_Ethernet_Spec」をスペックDB21から取得する。図25に破線で示された「TPE_Ethernet_Spec」の詳細は、図18及び図19に示した211と同じデータ例であり、consumeCapacityInfoを有する。上述のように、ステップS102で取得したTPE_Ethernet_SpecがconsumeCapacityInfoを持つと判定された場合、キャパシティ要求取得部11は、ステップS103に進む。
ステップS103において、キャパシティ要求取得部11は、TPE_Ethernet_SpecのconsumeCapacityInfoを用いて、エンティティDB22にアクセスし、エンティティ間の参照関係を探索し、図25のエンティティDB22内に示されるようなキャパシティ提供エンティティを特定し取得する。キャパシティ要求取得部11は、さらにconsumeCapacityInfoに基づいて、キャパシティ払い出し依頼を生成する。
<3-3>同値制約グループの作成
図26は、キャパシティ要求取得部11による同値制約グループ作成の処理手順を示す図である。
ステップS104において、キャパシティ要求取得部11は、consumeCapacityInfoに基づいて、キャパシティ消費エンティティの同値制約グループを探索し、同値制約グループ501を作成する。この例では、同値制約グループ501は、Switch1_Eth_TPE1とSwitch2_Eth_TPE1を含む。
<3-4>払い出し依頼の受け付け及び払い出し関数の取得
図27は、キャパシティ払い出し部12による払い出し依頼の受け付け及び払い出し関数の取得までの処理手順を示す図である。
ステップS105において、キャパシティ要求取得部11は、consumeCapacityInfo及び作成した同値制約グループ501に基づいて生成したキャパシティ払い出し依頼をキャパシティ払い出し部12に渡す。キャパシティ払い出し依頼は、この例では、以下の情報を含む。
・操作種別:払い出し
・キャパシティ提供エンティティ情報
・キャパシティ提供エンティティ
・同値制約グループ:Switch1_Eth_TPE1、Switch2_Eth_TPE1
・キャパシティ払い出し関数名:値のリスト払い出し(若番)関数
・要求量・要求値:VLAN-ID/-
次いで、ステップS106において、キャパシティ払い出し部12は、受け取った払い出し依頼に基づき、関数リポジトリ23から、指定されたキャパシティ払い出し名の関数を取得する。この例では、キャパシティ払い出し部12は、値のリスト払い出し(若番)関数232を取得する。
<3-5>キャパシティ払い出し及び登録
図28は、キャパシティ払い出し部12によるキャパシティ払い出し及び登録までの処理手順を示す。
ステップS107において、キャパシティ払い出し部12は、取得した分量払い出し関数231を用いて、キャパシティを払い出す。払い出し結果がNGである場合は、処理を中止する。払い出し結果は、要求量・要求値として得られ、この例ではキャパシティ払い出し部12は、VLAN-ID「100」を払い出す。
ステップS108において、キャパシティ払い出し部12は、払い出し結果(要求量・要求値)をもとに、エンティティDB22に対する登録を実施する。この例では、キャパシティ払い出し部12は、キャパシティ消費エンティティの登録(2205)と、キャパシティ提供エンティティに対する払い出し済キャパシティの登録(2215)とを実施する。
<4>効果
以上詳述したように、この発明の一実施形態では、キャパシティ管理部10と管理情報DB20とを備える管理装置1が提供される。管理情報DB20は、第1の記憶部としてのスペックDB21と、第2の記憶部としてのエンティティDB22とを備え、第1の記憶部は、管理対象のネットワーク2及びICT装置3を含む複数のエンティティの仕様を表す仕様情報を記憶し、第2の記憶部は、上記複数のエンティティ間の関係を表す情報を含むエンティティ情報を記憶する。キャパシティ管理部10は、キャパシティ要求取得部11とキャパシティ払い出し部12とを備える。キャパシティ要求取得部11は、ネットワーク2又はICT装置3に関して第1のエンティティ(例えば、キャパシティ消費エンティティ220)の生成を要求するエンティティ生成要求を受け付け、上記第1の記憶部から上記第1のエンティティに関する仕様情報を読み出し、上記第1のエンティティが、上記ネットワーク2内又は上記ICT装置3のリソースの消費を必要とすることを表す消費仕様属性を有するか否かを判定し、上記第1のエンティティが上記消費仕様属性を有すると判定された場合に、上記第2の記憶部に格納されたエンティティ情報に基づいて、上記第1のエンティティによって消費されるリソースのキャパシティを提供し得る第2のエンティティ(例えば、キャパシティ提供エンティティ221)を特定するように構成される。キャパシティ払い出し部12は、特定された第2のエンティティに基づいて、上記第1のエンティティによって消費されるリソースのキャパシティを払い出し可能か否かを判定し、払い出し可能と判定された場合に、上記キャパシティを上記第1のエンティティに対して払い出すように構成される。そして、エンティティ生成要求を複数受け付けたときには、管理装置1は、それら複数のエンティティ生成要求の複数の第1のエンティティそれぞれについて特定された第2のエンティティに基づいて、それら複数の第1のエンティティに対して共通のリソースのキャパシティを払い出す。
これにより、管理装置1では、人間であるオペレータの判断を要することなく、ネットワーク2内又はICT装置3のリソースのキャパシティが、リソースを消費するエンティティ及びリソースを提供可能なエンティティの情報とともに自動的に管理される。したがって、ネットワーク及びICT管理システムにおいて、リソースの管理は自動的に行われ、オペレータの作業を削減することができる。さらに、管理装置1では、リソースのキャパシティの払い出しまでが自動的に行われる。したがって、ネットワーク及びICT管理システムにおいて、随時更新される最新のエンティティ情報に基づいてリソース管理を継続して行うことができ、やはりオペレータの作業を削減することができる。また、管理装置1では、複数のエンティティ生成要求を受け付けたときに、それら複数のエンティティ要求の複数の第1のエンティティに対して共通のリソースのキャパシティを払い出す。したがって、管理対象であるネットワーク及びICT装置に依存しないネットワーク及びICT管理システムにおいて、リソースを協調して管理し、複数の第1のエンティティに対して協調したリソースのキャパシティを自動的に割り当てることが可能となる。
また、上記実施形態においては、キャパシティ要求取得部11は、上記エンティティ生成要求を複数受け付けたとき、消費するリソースのキャパシティとして同じ量又は値を必要とするエンティティ生成要求をグルーピングし、キャパシティ払い出し部12は、このグルーピングした複数のエンティティ生成要求単位で、上記複数の第1のエンティティによって消費される上記共通のリソースのキャパシティを払い出し可能か否かを判定し、払い出し可能であれば、上記共通のリソースのキャパシティを、上記グルーピングした複数のエンティティ生成要求の第1のエンティティそれぞれに対して払い出す。
これにより、管理装置1では、受け付けた複数のエンティティ生成要求の中から、同じ量又は値の消費リソースのキャパシティを必要とするものをグルーピングすることで、同じ量又は値の消費リソースのキャパシティを必要とする複数の第1のエンティティに対して、確実に、同じ量又は値の消費リソースのキャパシティを割り当てることができるようになる。
また、上記実施形態においては、上記第1の記憶部が格納する上記第1のエンティティに関する仕様情報は、消費するリソースのキャパシティとして上記第1のエンティティと同じ量又は値を必要とするほかの第1のエンティティを示す制約条件情報を含み、キャパシティ要求取得部11は、上記制約条件情報に基づいて、上記消費仕様属性を有すると判定された第1のエンティティをグルーピングする。
これにより、管理装置1では、あらかじめ同値制約の制約条件情報を第1の記憶部に記憶しておき、受け付けた複数の第1のエンティティをグルーピングする際、この制約条件情報に基づいて同じ量又は値を必要とするものを探索することで、容易に同値制約グループをグルーピングすることができる。
なお、上記実施形態においては、払い出される上記リソースのキャパシティは、上記第2のエンティティが持つ量の内の一部の分量、例えば、帯域、メモリ、CPUのコア数、等の数量を含む。または、払い出される上記リソースのキャパシティは、上記第2のエンティティが使用可能な識別子、例えば、VLAN-ID、MPLSラベル、等の値を含む。
これにより、管理装置1では、上記第2のエンティティが持つ量の内の一部の分量、又は、上記第2のエンティティが使用可能な識別子の値を、共通して、複数のエンティティ要求の複数の第1のエンティティに対して払い出すことが可能となる。
また、上記実施形態においては、キャパシティ払い出し部12は、上記キャパシティを上記第1のエンティティに対して払い出した払い出しの結果を表す情報として、払い出し先である上記第1のエンティティを識別する情報と、上記第1のエンティティに対して払い出されたリソース又は当該リソースのキャパシティ、すなわち払い出した要求量又は要求値を表す情報とを用いて、上記第2の記憶部に格納された上記エンティティ情報を更新することを含み得る。
これにより、管理装置1では、具体的にどのような払い出しが行われたかに関する情報を用いてエンティティ情報が更新され、更新された詳細な情報に基づく適切なリソース管理を行うことができる。
また、上記実施形態においては、上記第1のエンティティが上記管理対象のネットワーク2又はICT装置3を構成する論理レイヤのエンティティであり、上記第2のエンティティが上記管理対象のネットワーク又はICT装置3を構成する物理レイヤのエンティティであり、上記キャパシティ要求取得部11は、上記エンティティ生成要求として、上記論理レイヤのエンティティの生成要求を受け付け、上記第2の記憶部に格納される上記エンティティ情報として、上記論理レイヤのエンティティと上記物理レイヤのエンティティとの間の関係を表す情報に基づいて、上記第2のエンティティを特定するように構成され得る。
これにより、管理装置1において、論理レイヤのエンティティと物理レイヤのエンティティの関係に基づくアーキテクチャを利用し、適切かつ自動的にリソースキャパシティの管理を行うことができる。
[他の実施形態]
なお、この発明は上記実施形態に限定されるものではない。例えば、管理装置1が備える各機能部を複数の装置に分散配置し、これらの装置が互いに連携することにより処理を行うようにしてもよい。また各機能部は、回路を用いることで実現されてもよい。回路は、特定の機能を実現する専用回路であってもよいし、プロセッサのような汎用回路であってもよい。
管理装置1は、コンピュータとプログラムによっても実現でき、プログラムを記録媒体に記録することも、ネットワークを通して提供することも可能である。
また、以上で説明した各処理の流れは、説明した手順に限定されるものではなく、いくつかのステップの順序が入れ替えられてもよいし、いくつかのステップが同時並行で実施されてもよい。また、以上で説明した一連の処理は、時間的に連続して実行される必要はなく、各ステップは任意のタイミングで実行されてもよい。
上記各実施形態の処理の少なくとも一部は、例えば汎用のコンピュータに搭載されたプロセッサを基本ハードウェアとして用いることでも実現可能である。上記処理を実現するプログラムは、コンピュータで読み取り可能な記録媒体に格納して提供されてもよい。プログラムは、インストール可能な形式のファイル又は実行可能な形式のファイルとして記録媒体に記憶される。記録媒体としては、磁気ディスク、光ディスク(CD-ROM、CD-R、DVD等)、光磁気ディスク(MO等)、半導体メモリなどである。記録媒体は、プログラムを記憶でき、かつ、コンピュータが読み取り可能であれば、いずれであってもよい。また、上記処理を実現するプログラムを、インターネットなどのネットワークに接続されたコンピュータ(サーバ)上に格納し、ネットワーク経由でコンピュータ(クライアント)にダウンロードさせてもよい。
その他、キャパシティの払い出し方法等についても、この発明の要旨を逸脱しない範囲で種々変形して実施可能である。
要するにこの発明は、上記実施形態に限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で種々に変形することが可能である。また、各実施形態は適宜組み合わせて実施してもよく、その場合組み合わせた効果が得られる。さらに、上記実施形態には種々の発明が含まれており、開示される複数の構成要件から選択された組み合わせにより種々の発明が抽出され得る。例えば、実施形態に示される全構成要件からいくつかの構成要件が削除されても、課題が解決でき、効果が得られる場合には、この構成要件が削除された構成が発明として抽出され得る。
[付記]
上記各実施形態の一部又は全部は、請求の範囲のほか以下の付記に示すように記載することも可能であるが、これに限られない。
[C1]
管理対象のネットワーク及びICT装置を含む複数のエンティティの仕様を表す仕様情報を格納する第1の記憶部(21)と、
前記複数のエンティティ間の関係を表す情報を含むエンティティ情報を格納する第2の記憶部(22)と、
前記ネットワーク又はICT装置に関して第1のエンティティの生成を要求するエンティティ生成要求を受け付け、前記第1の記憶部から前記第1のエンティティに関する仕様情報を読み出し、前記第1のエンティティが、前記ネットワーク内又は前記ICT装置のリソースの消費を必要とすることを表す消費仕様属性を有するか否かを判定し、前記第1のエンティティが前記消費仕様属性を有すると判定された場合に、前記第2の記憶部に格納されたエンティティ情報に基づいて、前記第1のエンティティによって消費されるリソースのキャパシティを提供し得る第2のエンティティを特定する、要求取得部(11)と、
特定された前記第2のエンティティに基づいて、前記第1のエンティティによって消費されるリソースのキャパシティを払い出し可能か否かを判定し、払い出し可能と判定された場合に、前記キャパシティを前記第1のエンティティに対して払い出す、キャパシティ払い出し部(12)と、
を備え、
前記キャパシティ払い出し部は、前記エンティティ生成要求を複数受け付けたとき、前記複数のエンティティ生成要求の複数の第1のエンティティそれぞれについて特定された前記第2のエンティティに基づいて、前記複数の第1のエンティティに対して共通のリソースのキャパシティを払い出す、管理装置(1)。
[C2]
前記要求取得部(11)は、前記エンティティ生成要求を複数受け付けたとき、消費するリソースのキャパシティとして同じ量又は値を必要とするエンティティ生成要求をグルーピングし、
前記キャパシティ払い出し部は、
前記グルーピングした前記複数のエンティティ生成要求単位で、前記複数の第1のエンティティによって消費される前記共通のリソースのキャパシティを払い出し可能か否かを判定し、
払い出し可能と判定された場合に、前記共通のリソースのキャパシティを、前記グルーピングした前記複数のエンティティ生成要求の前記第1のエンティティそれぞれに対して払い出す、上記[C1]に記載の管理装置。
[C3]
管理装置(1)が実行する管理方法であって、
管理対象のネットワーク及びICT装置を含む複数のエンティティの仕様を表す仕様情報と、前記複数のエンティティ間の関係を表す情報を含むエンティティ情報とをメモリに記憶させることと、
前記ネットワーク又はICT装置に関して第1のエンティティの生成を要求するエンティティ生成要求を受け付けることと、
前記メモリから前記第1のエンティティに関する仕様情報を読み出し、前記第1のエンティティが、前記ネットワーク内又は前記ICT装置のリソースの消費を必要とすることを表す消費仕様属性を有するか否かを判定することと、
前記第1のエンティティが前記消費仕様属性を有すると判定された場合に、前記メモリに記憶されたエンティティ情報に基づいて、前記第1のエンティティによって消費されるリソースのキャパシティを提供し得る第2のエンティティを特定することと、
特定された前記第2のエンティティに基づいて、前記第1のエンティティによって消費されるリソースのキャパシティを払い出し可能か否かを判定することと、
払い出し可能と判定された場合に、前記キャパシティを前記第1のエンティティに対して払い出すことと、
を備え、
前記エンティティ生成要求を複数受け付けたとき、前記複数のエンティティ生成要求の複数の第1のエンティティそれぞれについて特定された前記第2のエンティティに基づいて、前記複数の第1のエンティティに対して共通のリソースのキャパシティを払い出す、管理方法。
[C4]
ハードウェアプロセッサにより実行されたときに、前記ハードウェアプロセッサに、
管理対象のネットワーク及びICT装置を含む複数のエンティティの仕様を表す仕様情報と、前記複数のエンティティ間の関係を表す情報を含むエンティティ情報とをメモリに記憶させることと、
前記ネットワーク又はICT装置に関して第1のエンティティの生成を要求するエンティティ生成要求を受け付けることと、
前記メモリから前記第1のエンティティに関する仕様情報を読み出し、前記第1のエンティティが、前記ネットワーク内又は前記ICT装置のリソースの消費を必要とすることを表す消費仕様属性を有するか否かを判定することと、
前記第1のエンティティが前記消費仕様属性を有すると判定された場合に、前記メモリに記憶されたエンティティ情報に基づいて、前記第1のエンティティによって消費されるリソースのキャパシティを提供し得る第2のエンティティを特定することと、
特定された前記第2のエンティティに基づいて、前記第1のエンティティによって消費されるリソースのキャパシティを払い出し可能か否かを判定することと、
払い出し可能と判定された場合に、前記キャパシティを前記第1のエンティティに対して払い出すことと、
を含み、
前記エンティティ生成要求を複数受け付けたときには、前記複数のエンティティ生成要求の複数の第1のエンティティそれぞれについて特定された前記第2のエンティティに基づいて、前記複数の第1のエンティティに対して共通のリソースのキャパシティを払い出す、
方法を実行させる命令を備える、非一時的なコンピュータ可読記憶媒体。
1…管理装置
2…ネットワーク
3…ICT装置
10…キャパシティ管理部
11…キャパシティ要求取得部
12…キャパシティ払い出し部
20…管理情報データベース
21…スペックデータベース
22…エンティティデータベース
23…関数リポジトリ
231…分量払い出し関数
232…値のリスト払い出し(若番)関数
233…値のリスト払い出し(老番)関数
51…CPU
52…RAM
53…プログラムメモリ
54…補助記憶装置
55…通信インタフェース
56…入出力インタフェース
57…バス
501…同値制約グループ
OP…オペレータ

Claims (7)

  1. ハードウェアプロセッサとメモリとを有する管理装置であって、
    前記メモリは、
    管理対象のネットワーク及びICT装置を含む複数のエンティティの仕様を表す仕様情報を格納する第1の記憶部と、
    前記複数のエンティティ間の関係を表す情報を含むエンティティ情報を格納する第2の記憶部と、
    を備え、
    前記ハードウェアプロセッサは、
    前記ネットワーク又はICT装置に関して第1のエンティティの生成を要求するエンティティ生成要求を受け付けることと、
    前記第1の記憶部から前記第1のエンティティに関する仕様情報を読み出し、前記第1のエンティティが、前記ネットワーク内又は前記ICT装置のリソースの消費を必要とすることを表す消費仕様属性を有するか否かを判定することと、
    前記第1のエンティティが前記消費仕様属性を有すると判定された場合に、前記第2の記憶部に格納されたエンティティ情報に基づいて、前記第1のエンティティによって消費されるリソースのキャパシティを提供し得る第2のエンティティを特定することと、
    特定された前記第2のエンティティに基づいて、前記第1のエンティティによって消費されるリソースのキャパシティを払い出し可能か否かを判定することと、
    払い出し可能と判定された場合に、前記キャパシティを前記第1のエンティティに対して払い出すことと、
    を実行するように構成され、
    前記エンティティ生成要求を複数受け付けたとき、前記ハードウェアプロセッサは、前記複数のエンティティ生成要求の複数の第1のエンティティそれぞれについて特定された前記第2のエンティティに基づいて、前記複数の第1のエンティティに対して共通のリソースのキャパシティを払い出すものであって、
    消費するリソースのキャパシティとして同じ量又は値を必要とするエンティティ生成要求をグルーピングすることと、
    前記グルーピングした前記複数のエンティティ生成要求単位で、前記複数の第1のエンティティによって消費される前記共通のリソースのキャパシティを払い出し可能か否かを判定することと、
    払い出し可能と判定された場合に、前記共通のリソースのキャパシティを、前記グルーピングした前記複数のエンティティ生成要求の前記第1のエンティティそれぞれに対して払い出すことと、
    を実行するように構成される、
    管理装置。
  2. 前記第1の記憶部が格納する前記第1のエンティティに関する仕様情報は、消費するリソースのキャパシティとして前記第1のエンティティと同じ量又は値を必要とする他の第1のエンティティを示す制約条件情報を含み、
    前記ハードウェアプロセッサは、エンティティ生成要求をグルーピングすることとして、前記制約条件情報に基づいて、前記消費仕様属性を有すると判定された前記第1のエンティティをグルーピングすることを実行するように構成される、請求項に記載の管理装置。
  3. 払い出される前記リソースのキャパシティは、前記第2のエンティティが持つ量の内の一部の分量、又は、前記第2のエンティティが使用可能な識別子の値を含む、請求項1または請求項に記載の管理装置。
  4. 前記ハードウェアプロセッサはさらに、前記キャパシティを前記第1のエンティティに対して払い出した払い出しの結果を表す情報として、払い出し先である前記第1のエンティティを識別する情報と、前記第1のエンティティに対して払い出されたリソース又は当該リソースのキャパシティを表す情報とを含む情報を用いて、前記第2の記憶部に格納された前記エンティティ情報を更新することとを実行するように構成される、請求項1乃至請求項のいずれか一項に記載の管理装置。
  5. 前記第1のエンティティが、前記管理対象のネットワーク又はICT装置を構成する論理レイヤのエンティティであり、前記第2のエンティティが、前記管理対象のネットワーク又はICT装置を構成する物理レイヤのエンティティであり、
    前記ハードウェアプロセッサは、
    前記エンティティ生成要求として、前記論理レイヤのエンティティの生成要求を受け付け、
    前記第2の記憶部に格納される前記エンティティ情報として、前記論理レイヤのエンティティと前記物理レイヤのエンティティとの間の関係を表す情報に基づいて、前記第2のエンティティを特定する、
    ように構成される、請求項1乃至請求項のいずれか一項に記載の管理装置。
  6. ハードウェアプロセッサとメモリとを有する管理装置が実行する管理方法であって、
    前記ハードウェアプロセッサが、
    管理対象のネットワーク及びICT装置を含む複数のエンティティの仕様を表す仕様情報と、前記複数のエンティティ間の関係を表す情報を含むエンティティ情報とを前記メモリに記憶させることと、
    前記ネットワーク又はICT装置に関して第1のエンティティの生成を要求するエンティティ生成要求を受け付けることと、
    前記メモリから前記第1のエンティティに関する仕様情報を読み出し、前記第1のエンティティが、前記ネットワーク内又は前記ICT装置のリソースの消費を必要とすることを表す消費仕様属性を有するか否かを判定することと、
    前記第1のエンティティが前記消費仕様属性を有すると判定された場合に、前記メモリに記憶されたエンティティ情報に基づいて、前記第1のエンティティによって消費されるリソースのキャパシティを提供し得る第2のエンティティを特定することと、
    特定された前記第2のエンティティに基づいて、前記第1のエンティティによって消費されるリソースのキャパシティを払い出し可能か否かを判定することと、
    払い出し可能と判定された場合に、前記キャパシティを前記第1のエンティティに対して払い出すことと、
    を備え、
    前記エンティティ生成要求を複数受け付けたとき、前記ハードウェアプロセッサが、前記複数のエンティティ生成要求の複数の第1のエンティティそれぞれについて特定された前記第2のエンティティに基づいて、前記複数の第1のエンティティに対して共通のリソースのキャパシティを払い出すことであって、
    消費するリソースのキャパシティとして同じ量又は値を必要とするエンティティ生成要求をグルーピングすることと、
    前記グルーピングした前記複数のエンティティ生成要求単位で、前記複数の第1のエンティティによって消費される前記共通のリソースのキャパシティを払い出し可能か否かを判定することと、
    払い出し可能と判定された場合に、前記共通のリソースのキャパシティを、前記グルーピングした前記複数のエンティティ生成要求の前記第1のエンティティそれぞれに対して払い出すことと、
    を備える、管理方法。
  7. 請求項1乃至請求項のいずれか一項に記載の管理装置の各処理をプロセッサに実行させる管理プログラム。
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