JP7609686B2 - Detection System - Google Patents
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Description
本発明は、体調を判断するための検出システムの技術に関する。 The present invention relates to a detection system technology for determining physical condition.
従来、体調を判断するための技術は公知となっている。例えば、特許文献1に記載の如くである。 Technology for assessing physical condition has been publicly known. For example, see Patent Document 1.
特許文献1に記載の呼気検査装置は、内部に流路が形成されたエアウェイ部材、流路内を流通する空気の二酸化炭素濃度を測定するためのガスセンサ、及び流路と連通されるストロー状のマウスピースを具備する。前記呼気検査装置を利用する場合、利用者は、前記呼気検査装置を手に持ってマウスピースをくわえて呼吸する。前記呼気検査装置は、流路内を流通する利用者の呼気の二酸化炭素濃度をガスセンサで測定することで、体調の変化(慢性閉塞性肺疾患を発症しているか否か)を検査する。 The breath testing device described in Patent Document 1 comprises an airway member with a flow path formed therein, a gas sensor for measuring the carbon dioxide concentration of the air flowing through the flow path, and a straw-shaped mouthpiece that is connected to the flow path. When using the breath testing device, the user holds the breath testing device in their hand and breathes into the mouthpiece. The breath testing device uses the gas sensor to measure the carbon dioxide concentration of the user's exhaled breath flowing through the flow path, thereby testing for changes in physical condition (whether or not the user has developed chronic obstructive pulmonary disease).
特許文献1に記載の呼気検査装置で検査を行う場合、利用者は、意識的に行動する(呼気検査装置を持って呼吸する)必要がある。このため、より簡単に(利用者が意識することなく)体調を判断できる技術が望まれていた。 When conducting a test using the breath testing device described in Patent Document 1, the user must act consciously (hold the breath testing device and breathe). For this reason, there has been a demand for technology that can more easily determine the user's physical condition (without the user being aware of it).
本発明は、以上の如き状況を鑑みてなされたものであり、その解決しようとする課題は、利用者が意識することなく体調を判断することが可能な検出システムを提供するものである。 The present invention was made in consideration of the above-mentioned circumstances, and the problem it aims to solve is to provide a detection system that can determine the user's physical condition without the user being aware of it.
本発明の解決しようとする課題は以上の如くであり、次にこの課題を解決するための手段を説明する。 The problem that the present invention aims to solve is as described above, and the means for solving this problem will be explained next.
即ち、請求項1においては、屋内空間からの空気が流通可能な流通経路と、前記流通経路に設けられ、当該流通経路を流通する空気に含まれる、前記屋内空間を利用する利用者の体調についての成分を捕集する捕集部と、前記流通経路において前記捕集部の下流側に設けられ、前記捕集部が捕集した成分を検出する検出器と、を具備し、前記流通経路は、前記屋内空間から屋外空間へ向けて空気が流通可能な換気経路から分岐されるものである。 That is, in claim 1, the device comprises a circulation path through which air from an indoor space can flow, a collection unit provided in the circulation path for collecting components related to the physical condition of a user using the indoor space which are contained in the air flowing through the circulation path, and a detector provided downstream of the collection unit in the circulation path for detecting the components collected by the collection unit, and the circulation path branches off from a ventilation path through which air can flow from the indoor space to an outdoor space .
請求項2においては、前記換気経路及び前記流通経路における空気の流通状態を切り替えるように動作可能な少なくとも1以上のバルブをさらに具備し、前記バルブの動作を制御することにより、前記換気経路により前記流通経路を介さずに前記屋内空間の空気を前記屋外空間へ通気させる換気状態と、前記捕集部が前記成分を捕集するための捕集状態と、前記捕集部が捕集した前記成分を前記検出器が検出するための検出状態と、に前記空気の流通状態を切り替える制御部をさらに具備するものである。
In
請求項3においては、前記バルブには、前記流通経路と前記換気経路との分岐部分に設けられた第一のバルブが含まれ、前記制御部は、前記換気状態において、前記換気経路を流通する空気の全部が前記流通経路を介さずに前記屋外空間へ流通するように前記第一のバルブを動作させ、前記捕集状態において、前記換気経路を流通する空気の少なくとも一部が前記流通経路へ流通するように前記第一のバルブを動作させるものである。
In
請求項4においては、前記制御部は、前記検出状態において、前記換気経路を流通する空気の少なくとも一部が前記流通経路へ流通するように前記第一のバルブを動作させるものである。 In a fourth aspect of the present invention, the control section operates the first valve in the detection state so that at least a portion of the air flowing through the ventilation path flows into the flow path.
請求項5においては、前記バルブには、前記流通経路において前記捕集部と前記検出器との間に設けられる第二のバルブが含まれ、前記制御部は、前記捕集状態において、前記流通経路を流通する空気が前記検出器へ流通しないように前記第二のバルブを動作させるものである。
In
請求項6においては、前記制御部は、前記検出状態において、前記流通経路を流通する空気が前記検出器へ流通するように前記第二のバルブを動作させるものである。 In a sixth aspect of the present invention, the control section operates the second valve in the detection state so that air flowing through the flow path flows to the detector.
請求項7においては、前記流通経路は、前記第二のバルブが設けられる部分において分岐し、分岐した一方の前記流通経路には前記検出器が設けられると共に、分岐した他方の前記流通経路が前記換気経路と合流するように設けられ、前記制御部は、前記捕集状態において、前記流通経路を流通する空気が、前記分岐した他方の前記流通経路を介して前記換気経路へ流通するように前記第二のバルブを動作させるものである。 In claim 7 , the circulation path branches at a portion where the second valve is provided, the detector is provided in one of the branched circulation paths, and the other branched circulation path is arranged to merge with the ventilation path, and the control unit operates the second valve so that, in the capture state, air circulating through the circulation path flows into the ventilation path via the other branched circulation path.
請求項8においては、前記検出状態において、前記捕集部を加熱可能な加熱部をさらに具備するものである。 In an eighth aspect of the present invention, the device further comprises a heating section capable of heating the collection section in the detection state.
請求項9においては、前記屋内空間は、トイレの空間である。 In claim 9 , the indoor space is a toilet space.
請求項10においては、前記捕集部は、前記体調についての成分として、におい成分を捕集し、前記検出器は、前記におい成分に反応する複数のセンサを具備し、前記複数のセンサの反応パターンに基づいて前記におい成分を検出するものである。
In
本発明の効果として、以下に示すような効果を奏する。 The effects of the present invention are as follows:
請求項1においては、利用者が意識せずに体調を判断することができる。また、屋内空間の空気を捕集部へ容易に供給することができる。
According to the first aspect of the present invention, the user can determine his/her physical condition without being aware of it. Also, air in the indoor space can be easily supplied to the collection section.
請求項2においては、任意のタイミングで屋内空間の換気、捕集部による成分の捕集及び検出器による成分の検出を切り替えることができる。 In the second aspect, ventilation of the indoor space, collection of the components by the collection section, and detection of the components by the detector can be switched at any timing.
請求項3においては、換気状態及び捕集状態を容易に切り替えることができる。 In the third aspect, the ventilation state and the collection state can be easily switched.
請求項4においては、捕集部から検出器へ空気を供給し易くすることができる。 In the fourth aspect, air can be easily supplied from the collection section to the detector.
請求項5においては、バルブの制御を適切に行うことができる。 In the fifth aspect, the valve can be appropriately controlled.
請求項6においては、バルブの制御を適切に行うことができる。 In the sixth aspect, the valve can be appropriately controlled.
請求項7においては、屋内空間の換気を効率的に行うことができる。 In the seventh aspect, the indoor space can be ventilated efficiently.
請求項8においては、検出器で成分を検出する時間を短縮することができる。 In the eighth aspect, the time required for the detector to detect the components can be shortened.
請求項9においては、体調についての成分を効率よく捕集することができる。 In the ninth aspect, components related to physical condition can be efficiently collected.
請求項10においては、種々の体調変化を検出することができる。 In the tenth aspect, various changes in physical condition can be detected.
以下の説明においては、図中に記した矢印に従って、上下方向、左右方向及び前後方向をそれぞれ定義する。 In the following explanation, the up/down, left/right, and front/rear directions are defined according to the arrows in the diagram.
以下では、図1を参照して、本実施形態に係る検出システム20が設けられる建物1の構成について説明する。
Below, the configuration of the building 1 in which the
建物1は、例えば、人が居住する住宅である。建物1内は、仕切り壁等によりリビングダイニング2、洗面所3、浴室4及びトイレ5等に区画される。
The building 1 is, for example, a house where people live. The inside of the building 1 is divided into a living/
リビングダイニング2は、人が主にいる部屋である。リビングダイニング2には、屋外空間(建物1の外部の空間)から空気を導入するための給気口2aが設けられる。洗面所3、浴室4及びトイレ5は、人が一時的に使用する部屋である。洗面所3、浴室4及びトイレ5には、内部空間(屋内空間)の空気を排出するための排気口3a・4a・5aが設けられる。また、トイレ5には、利用者の存在を検知する人感センサ5bが設けられる。
The living/
上述の如く構成される建物1は、換気システム10を具備する。換気システム10は、建物1の換気を行うためのものである。換気システム10は、換気経路11及び換気扇12を具備する。
The building 1 configured as described above is equipped with a
換気経路11は、屋内空間から屋外空間へ向けて空気が流通可能な経路である。換気経路11は、排気口3a・4a・5aと屋外空間とを接続するように設けられる。換気経路11は、ダクトを適宜接続することで構成される。換気経路11は、排気口3a・4a・5a及び後述する換気扇12を接続する第一経路11aと、換気扇12及び屋外空間を接続する第二経路11bと、を具備する。換気扇12は、第一経路11aを介して洗面所3等の排気口3a・4a・5aから屋内空間の空気を吸引し、当該空気を第二経路11bを介して屋外空間へと送り出す。当該洗面所3等には、廊下等を介してリビングダイニング2からの空気が流入する。また、リビングダイニング2には、給気口2aから外気が導入される。こうして換気扇12は、建物1の換気を行うことができる。換気扇12は、1日中動作して、建物1を24時間換気している。
The
次に、図1及び図2を参照して、検出システム20の構成について説明する。
Next, the configuration of the
検出システム20は、屋内空間を利用する者(以下、「利用者」と称する)の体調を判断するためのものである。検出システム20は、後述するように、屋内空間の空気に含まれる人の呼気からにおい成分を検出し、当該におい成分に基づいて体調を判断することができる。検出システム20は、濃縮システム30、検出器40及び表示器50を具備する。
The
濃縮システム30は、屋内空間からの空気に含まれる利用者の体調についての成分を捕集するためのものである。体調についての成分は、利用者の体の状態を判断可能な成分である。体調についての成分には、例えば、利用者の体調に応じて(例えば、罹患する前後で)特性が変化する成分等が含まれる。本実施形態の濃縮システム30では、体調についての成分として、利用者の呼気に含まれるにおい成分を捕集する。また、濃縮システム30は、後述する捕集工程でにおい成分を継続して捕集することで、当該におい成分を集めて濃縮する。濃縮システム30は、換気経路11(第一経路11a)に設けられ、トイレ5の排気口5aと換気扇12との間に配置される。なお、図2では、排気口5aと換気扇12とを接続する第一経路11aを紙面左右方向に延びる直線状に記載している。図2に示すように、濃縮システム30は、流通経路31、濃縮ユニット32、加熱ユニット33、第一バルブ34、第二バルブ35及び制御部36を具備する。
The
流通経路31は、屋内空間からの空気が流通可能な経路である。流通経路31は、ダクトを適宜接続することで構成される。流通経路31は、換気経路11のうち、トイレ5の排気口5aと換気扇12とを接続する第一経路11aから分岐するように設けられる。こうして流通経路31は、換気経路11を介してトイレ空間S5(トイレ5の内部空間)と連通される。また、流通経路31の中途部は、二股に分岐する。二股に分岐した経路のうち、一方の経路は、換気経路11の流通経路31との分岐部分よりも下流側と合流するように設けられる。また、他方の経路は、後述する検出器40と接続される。
The
以下では、換気経路11から流通経路31が分岐する部分を「第一分岐部分P1」と称する。また、流通経路31が二股に分岐する部分を「第二分岐部分P2」と称する。また、二股に分岐した経路のうち、第二分岐部分P2から換気経路11へ合流する経路を「合流経路31a」と称する。また、二股に分岐した経路のうち、第二分岐部分P2と検出器40とを接続する経路を「接続経路31b」と称する。
In the following, the portion where the
濃縮ユニット32は、におい成分(利用者の体調についての成分)を捕集する部分である。濃縮ユニット32は、流通経路31に設けられ、第一分岐部分P1と第二分岐部分P2との間に配置される。濃縮ユニット32は、空気が通過可能に構成される。濃縮ユニット32は、例えば、容器に所定の成分を吸着可能な担体(本実施形態ではにおい成分を吸着可能なシリカゲル等)を充填すること等によって構成される。本実施形態の濃縮ユニット32は、比較的低温(例えば、常温)である場合に、におい成分を捕集(吸着)して濃縮することができる。また、濃縮ユニット32に捕集されたにおい成分は、当該濃縮ユニット32が比較的高温(例えば、60℃程度)である場合に、濃縮ユニット32から分離される。
The
加熱ユニット33は、濃縮ユニット32を加熱するためのものである。加熱ユニット33は、例えば、濃縮ユニット32の近傍に配置されたヒーター等によって構成される。
The
第一バルブ34は、換気経路11及び流通経路31における空気の流通状態を切り替えるためのものである。第一バルブ34は、流通経路31の第一分岐部分P1に設けられる。第一バルブ34は、換気経路11及び流通経路31をそれぞれ開閉可能に構成される。第一バルブ34は、換気経路11を開放すると共に流通経路31を閉塞する第一状態と、換気経路11を閉塞すると共に流通経路31を開放する第二状態と、に切り替え可能に構成される。
The
第二バルブ35は、濃縮ユニット32を通過した空気の流通先(流通経路31における空気の流通状態)を切り替えるためのものである。第二バルブ35は、流通経路31の第二分岐部分P2(濃縮ユニット32及び検出器40の間)に設けられる。第二バルブ35は、合流経路31a及び接続経路31bをそれぞれ開閉可能に構成される。第二バルブ35は、合流経路31aを開放すると共に接続経路31bを閉塞する第三状態と、合流経路31aを閉塞すると共に接続経路31bを開放する第四状態と、に切り替え可能に構成される。
The
制御部36は、加熱ユニット33、第一バルブ34及び第二バルブ35を制御するためのものである。制御部36は、CPU等の演算処理装置、並びにRAMやROM等の記憶装置等を具備する。制御部36は、検出システム20を動作させるための種々のプログラム等を前記記憶装置に格納している。制御部36は、トイレ5の人感センサ5bから信号を受信可能に構成される。制御部36は、人感センサ5bからの信号に基づいてトイレ5における利用者の存在を把握することができる。制御部36は、加熱ユニット33、第一バルブ34、第二バルブ35及び検出器40へ信号を送信可能に構成される。
The
制御部36は、加熱ユニット33に信号を送信することで、加熱ユニット33による濃縮ユニット32の加熱及び加熱の停止を切り替えることができる。制御部36は、第一バルブ34に信号を送信することで、第一状態及び第二状態を切り替えることができる。制御部36は、第二バルブ35に信号を送信することで、第三状態及び第四状態を切り替えることができる。制御部36は、検出器40へ信号を送信することで、検出器40の動作(後述するにおい成分の検出等)の開始及び停止を切り替えることができる。
The
検出器40は、濃縮ユニット32が捕集したにおい成分(利用者の体調についての成分)を検出するためのものである。検出器40は、流通経路31の濃縮ユニット32よりも下流側に設けられる。より詳細には、検出器40は、流通経路31の接続経路31bの下流側端部に設けられる。図3(a)に示すように、検出器40は、におい成分に反応する複数のセンサ41を具備する。複数のセンサ41は、互いに間隔をあけて配置される。複数のセンサ41は、におい成分に応じて異なる反応を示すように構成される。例えば、複数のセンサ41のうち、一部のセンサ41は、特定のにおい成分に対して強い反応を示して色濃く光る。これに対し、他のセンサ41は、前記特定のにおい成分に対して弱い反応を示したり(薄く光ったり)、反応を示さない(光らない)。
The
上述の如く構成される検出器40は、におい成分を検出する際に、流通経路31内の空気をポンプ(不図示)で吸引してセンサ41に吹き付ける。図3(b)に示すように、センサ41は、吹き付けられた空気に含まれるにおい成分に応じて反応する。例えば、センサ41は、色濃く光ったり(図3(b)に示す上から1列目のセンサ41参照)、薄い色で光る(図3(b)に示す上から2列目のセンサ41参照)。検出器40は、このようなにおい成分に応じたセンサ41の反応パターン(反応するセンサ41や色の濃さ等が異なる情報)を取得することで、におい成分を検出することができる。なお、センサ41に吹き付けた空気は、検出器40から所定の経路を通って屋外空間へと排出される。
When detecting odor components, the
また、検出器40は、におい成分の検出結果から利用者の体調を判断可能に構成される。具体的には、利用者が罹患すると(体調が変化すると)、呼気に含まれるにおい成分が変化する。例えば、罹患により肝機能が低下して、肝臓で有害物質を分解しきれずに呼気のにおい成分が変化する(特有のにおいがする)ようになる。したがって、罹患した後の呼気の反応パターンには、罹患により生じたにおい成分の変化があらわれることとなる。検出器40は、こうした体調変化が生じた後の反応パターンの特徴を予め記憶している。例えば、検出器40は、所定の疾病にかかった場合に複数のセンサ41の中の一部のセンサ41で所定の色が強く出る等の特徴を予め記憶している。
The
検出器40は、におい成分の検出結果(反応パターンの取得結果)に前記特徴があらわれているか否かを判定する。例えば、一部のセンサ41で所定の色の濃さが閾値を超えているか否かを判定する。これによって検出器40は、におい成分の検出結果から利用者の体調(体調が悪いか否か)を判断することができる。
The
また、検出器40は、トイレ5を使用する利用者を特定可能に構成される。例えば、検出器40は、トイレ5の近傍に設けられたカメラで撮像した画像を解析することで利用者を特定可能な特定部(不図示)からの信号を受信することで、利用者を特定可能に構成される。
The
図2に示す表示器50は、体調の判断結果を提示するための機器である。表示器50は、スマートフォン等によって構成される。表示器50は、検出システム20を管理する者(例えば、建物1の所有者等)が携帯する。表示器50は、インターネット回線等を介して検出器40と通信可能に構成される。
The
なお、におい成分の検出結果から体調を判断する機器は、検出器40に限定されるものではなく、他の機器(例えば、表示器50等)であってもよい。また、利用者を特定する構成は、特に限定されるものではない。
The device that determines the physical condition from the detection results of odor components is not limited to the
上述の如く構成される検出システム20が適用された建物1のトイレ5は、利用者により適宜使用される。検出システム20は、濃縮ユニット32によって当該トイレ5の使用時における利用者の呼気からにおい成分を捕集し、検出器40によってトイレ5を使用した利用者の体調を判断することができる。
The
以下では、図2から図4を参照し、検出システム20による体調の判断処理について説明する。
Below, the process of determining physical condition by the
判断処理は、制御部36により常時行われる。判断処理において制御部36は、トイレ5における利用者の存在に応じて、第一バルブ34等の動作を制御する。これによって制御部36は、空気の流通状態を切り替えて、当該流通状態が異なる複数の工程を実行することができる。具体的には、制御部36は、通気工程、濃縮工程及び検出工程を実行することができる。
The determination process is constantly performed by the
通気工程は、換気システム10を用いてトイレ空間S5の通気を行うための工程である。制御部36は、後述する濃縮工程及び検出工程を実行しない場合に通気工程を実行する。図4(a)に示すように、制御部36は、通気工程を行う場合に、加熱ユニット33及び検出器40の動作を停止させる。また、制御部36は、第一バルブ34を第一状態に切り替えて、換気経路11(第一経路11a)を開放すると共に流通経路31を閉塞する。
The ventilation process is a process for ventilating the toilet space S5 using the
換気システム10の換気扇12(図1参照)は、この状態で動作することで、トイレ空間S5からの空気を換気経路11のみを流通させて屋外空間へ排出する(流通経路31を介さずに通気する)。こうして制御部36は、通気工程によってトイレ空間S5を換気することができる。
When the ventilation fan 12 (see FIG. 1) of the
濃縮工程は、濃縮ユニット32がにおい成分を捕集して濃縮するための工程である。制御部36は、利用者から呼気のにおい成分を捕集する場合に濃縮工程を実行する。具体的には、制御部36は、例えば、通気工程の実行中に人感センサ5bが利用者を検知した場合に通気工程を実行する。このとき、図4(b)に示すように、制御部36は、加熱ユニット33及び検出器40の動作を通気工程に引き続いて停止させる。また、制御部36は、第一バルブ34を第二状態に切り替えて、換気経路11を閉塞すると共に流通経路31を開放する。また、制御部36は、第二バルブ35を第三状態に切り替えて、合流経路31aを開放すると共に接続経路31bを閉塞する。
The concentration process is a process in which the
上述の如く、換気扇12(図1参照)は、1日中動作している。濃縮工程では、当該換気扇12の動作により、トイレ空間S5の空気が換気経路11(第一分岐部分P1)から流通経路31へ流入する。このとき、トイレ空間S5の空気は、換気経路11を流通することなく、全て流通経路31へ流入する。当該空気は、濃縮ユニット32を通過する。濃縮ユニット32は、加熱ユニット33で加熱されておらず比較的低温となっているため、におい成分を捕集可能な状態となっている。したがって、濃縮ユニット32は、濃縮工程でトイレ空間S5からの空気に含まれるにおい成分を捕集(濃縮)する。濃縮ユニット32を通過した空気は、合流経路31aを介して換気経路11へ戻されて換気扇12へと吸引され、屋外空間へと排出される。こうして制御部36は、濃縮工程でにおい成分を濃縮ユニット32によって捕集すると共に、トイレ空間S5の換気を行う。また、制御部36は、濃縮工程で検出器40へ空気が流通しないようにして、検出器40への空気の供給を停止する。
As described above, the ventilation fan 12 (see FIG. 1) operates all day. In the concentration process, the operation of the
検出工程は、濃縮ユニット32で捕集(濃縮)したにおい成分を検出するための工程である。制御部36は、利用者から呼気のにおい成分を捕集した後で検出工程を実行する。具体的には、制御部36は、例えば、人感センサ5bが利用者を検知した状態から検知しない状態へ遷移した場合に検出工程を実行する。このとき、図4(c)に示すように、制御部36は、加熱ユニット33を動作させて濃縮ユニット32を加熱する。また、制御部36は、第一バルブ34の状態(第二状態)を維持する。また、制御部36は、第二バルブ35を第四状態に切り替えて、合流経路31aを閉塞すると共に接続経路31bを開放する。また、制御部36は、検出器40を動作させる。検出器40は、前記特定部から信号を受信して、トイレ5を使用している利用者を特定する。また、検出器40は、前記ポンプの動作により流通経路31内の空気を吸引する。
The detection process is a process for detecting odor components collected (concentrated) by the
これによって、トイレ空間S5からの空気は、換気経路11(第一分岐部分P1)から流通経路31へ流入する。当該空気は、濃縮ユニット32を通過する。ここで、濃縮ユニット32は、加熱ユニット33で加熱されて比較的高温(例えば、60℃)となっている。このため、濃縮工程で濃縮ユニット32に捕集されたにおい成分は、濃縮ユニット32から分離している。したがって、濃縮ユニット32を空気が通過することで、におい成分は、下流側へと流通する。当該におい成分は、接続経路31bを流通して検出器40へ吸引される。検出器40は、こうして吸引したにおい成分をセンサ41に吹き付けて反応パターン(図3(b)参照)を取得することで、におい成分を検出する。検出器40は、当該におい成分の検出結果に体調変化が生じた後の反応パターンの特徴があらわれているか否かを判定することで、特定した利用者の体調を判断する。具体的には、検出器40は、前記特徴があらわれていないと判定した場合に、体調が悪くないと判定する。一方、検出器40は、前記特徴があらわれていると判定した場合に、体調が悪いと判定する。
As a result, air from the toilet space S5 flows from the ventilation path 11 (first branch part P1) into the
検出器40は、判定結果を示す信号を表示器50に送信する。表示器50は、体調が悪いとの判定結果を受信した場合に、当該受信結果を表示してトイレ5を使用した利用者の体調(罹患していること等)を管理者に提示する。
The
制御部36は、体調を判断した後で図4(a)に示す通気工程を実行する。例えば、制御部36は、判定結果を表示器50に送信した後で通気工程を行う。こうして制御部36は、通気工程、濃縮工程及び検出工程を繰り返し行って、連続的に体調を判断する。
After judging the physical condition, the
本実施形態に係る検出システム20は、トイレ空間S5(屋内空間)に含まれる呼気のにおい成分を検出して体調を判断することができる。これによって、利用者が意識することなく(体調を判断するための動作を行うことなく、例えば、検出器40に息を吹きかけることなく)、体調を判断することができる。また、建物1内で体調が悪い利用者を検出し、医療機関等で精密な検査を受けるきっかけを作ることができる。
The
ここで、本実施形態のように、利用者が意識することなく(無意識で)におい成分を検出できるようにすると、当該におい成分の濃度によっては検出器40(検出工程)でにおい成分を検出できないことが懸念される。この点に関し、検出システム20では、濃縮工程でトイレ空間S5に含まれる呼気のにおい成分を濃縮している。これにより、検出工程で検出器40に吸引されるにおい成分の濃度を高めて、におい成分を確実に検出することができる。
Here, if odor components are made detectable without the user being aware of it (unconsciously) as in this embodiment, there is a concern that the odor components may not be detectable by the detector 40 (detection process) depending on the concentration of the odor components. In this regard, the
また、検出器40は、複数の疾病ごとににおい成分の反応パターンの特徴を予め記憶しておけば、におい成分から複数の疾病を検出することができる。また、反応パターンと疾病との関係(特徴)をデータベース化し、検出器40に最新の情報を提供可能に構成すれば、今後新たに発生する疾病を速やかに検出することができる。
Furthermore, if the
また、検出システム20は、換気経路11から分岐する流通経路31を用いることで、換気経路11を利用してトイレ空間S5からの空気を濃縮ユニット32及び検出器40へ供給することができる。これにより、検出システム20専用の開口部をトイレ5に設けることなく、トイレ空間S5からの空気を濃縮ユニット32等に容易に供給することができる。
In addition, the
また、検出システム20は、建物1の中で比較的狭く、かつ利用者が利用する際にドアを閉めることが想定されるトイレ空間S5から、濃縮ユニット32へ空気を供給している。これにより、比較的広いリビング等から空気を供給する場合と比較して、利用者の呼気を濃縮ユニット32へ導入し易くすることができる。このため、濃縮ユニット32は、におい成分を短時間で捕集することができる。
The
また、検出工程では、加熱ユニット33で濃縮ユニット32を加熱している(図4(c)参照)。このように、検出工程で濃縮ユニット32からにおい成分が分離し易くなるように濃縮ユニット32の状態を変化させることで、検出器40でにおい成分を検出する時間を短縮することができる。
In addition, in the detection process, the
以上の如く、本実施形態に係る検出システム20は、屋内空間からの空気が流通可能な流通経路31と、前記流通経路31に設けられ、当該流通経路31を流通する空気に含まれる、前記屋内空間を利用する利用者の体調についての成分(におい成分)を捕集する濃縮ユニット32(捕集部)と、前記流通経路31において前記濃縮ユニット32の下流側に設けられ、前記濃縮ユニット32が捕集した成分を検出する検出器40と、を具備するものである。
As described above, the
このように構成することにより、屋内空間の空気から体調についての成分を検出できる。これにより、利用者が意識せずに体調を判断することができる。 By configuring it in this way, components related to physical condition can be detected from the air in an indoor space. This allows the user to judge their physical condition without even realizing it.
また、前記流通経路31は、前記屋内空間から屋外空間へ向けて空気が流通可能な換気経路11から分岐されるものである。
The
このように構成することにより、屋内空間の空気を濃縮ユニット32へ容易に供給することができる。
By configuring it in this way, air from the indoor space can be easily supplied to the
また、前記検出システム20は、前記換気経路11及び前記流通経路31における空気の流通状態を切り替えるように動作可能な少なくとも1以上のバルブ(第一バルブ34及び第二バルブ35)をさらに具備し、前記バルブの動作を制御することにより、前記換気経路11により前記流通経路31を介さずに前記屋内空間の空気を前記屋外空間へ通気させる換気状態(図4(a)に示す通気工程)と、前記濃縮ユニット32が前記成分を捕集するための捕集状態(図4(b)に示す濃縮工程)と、前記濃縮ユニット32が捕集した前記成分を前記検出器40が検出するための検出状態(図4(c)に示す検出工程)と、に前記空気の流通状態を切り替える制御部36をさらに具備するものである。
The
このように構成することにより、任意のタイミングで屋内空間の換気、濃縮ユニット32による成分の捕集及び検出器40による成分の検出を切り替えることができる。
By configuring it in this way, it is possible to switch between ventilation of the indoor space, collection of components by the
また、前記バルブには、前記流通経路31と前記換気経路11との分岐部分(第一分岐部分P1)に設けられた第一バルブ34(第一のバルブ)が含まれ、前記制御部36は、前記換気状態において、前記換気経路11を流通する空気の全部が前記流通経路31を介さずに前記屋外空間へ流通するように前記第一バルブ34を動作させ、前記捕集状態において、前記換気経路11を流通する空気の少なくとも一部が前記流通経路31へ流通するように前記第一バルブ34を動作させるものである。
The valves also include a first valve 34 (first valve) provided at a branching portion (first branching portion P1) between the
このように構成することにより、第一バルブ34の制御で換気状態及び捕集状態を容易に切り替えることができる。
By configuring it in this way, the ventilation state and collection state can be easily switched by controlling the
また、前記制御部36は、前記検出状態において、前記換気経路11を流通する空気の少なくとも一部が前記流通経路31へ流通するように前記第一バルブ34を動作させるものである。
In addition, in the detection state, the
このように、換気経路11内の空気を流通経路31へ流通させることにより、換気経路11から流通経路31へ流通して検出器40へと流入するような空気の流れを作ることができる。これによって、濃縮ユニット32から検出器40へ空気を供給し易くすることができる。
In this way, by circulating the air in the
また、前記バルブには、前記流通経路31において前記濃縮ユニット32と前記検出器40との間に設けられる第二バルブ35(第二のバルブ)が含まれ、前記制御部36は、前記捕集状態において、前記流通経路31を流通する空気が前記検出器40へ流通しないように前記第二バルブ35を動作させるものである。
The valves also include a second valve 35 (second valve) provided in the
このように構成することにより、成分を検出する必要がない捕集状態で検出器40への空気の供給を停止して、バルブの制御を適切に行うことができる。
By configuring it in this way, the supply of air to the
また、前記制御部36は、前記検出状態において、前記流通経路31を流通する空気が前記検出器40へ流通するように前記第二バルブ35を動作させるものである。
In addition, in the detection state, the
このように構成することにより、成分を検出するための検出状態で検出器40への空気の供給を許容して、バルブの制御を適切に行うことができる。
This configuration allows air to be supplied to the
また、前記流通経路31は、前記第二バルブ35が設けられる部分において分岐し、分岐した一方の前記流通経路31(接続経路31b)には前記検出器40が設けられると共に、分岐した他方の前記流通経路31(合流経路31a)が前記換気経路11と合流するように設けられ、前記制御部36は、前記捕集状態において、前記流通経路31を流通する空気が、前記分岐した他方の前記流通経路31を介して前記換気経路11へ流通するように前記第二バルブ35を動作させるものである。
The
このように構成することにより、濃縮ユニット32で成分が捕集された空気を換気経路11へ戻して、屋内空間の換気を効率的に行うことができる。また、換気経路11(換気扇12)を利用してトイレ空間S5からの空気を容易に(別途吸引するポンプ等を用いることなく)濃縮ユニット32へ供給することができる。
By configuring it in this way, the air in which components have been collected by the
また、前記検出システム20は、前記検出状態において、前記濃縮ユニット32を加熱可能な加熱ユニット33(加熱部)をさらに具備するものである。
In addition, the
このように構成することにより、検出器40で成分を検出する時間を短縮することができる。
By configuring it in this way, the time it takes for the
また、前記屋内空間は、トイレ5の空間(トイレ空間S5)である。 The indoor space is the space of toilet 5 (toilet space S5).
このように構成することにより、体調についての成分を効率よく捕集することができる。 By configuring it in this way, components related to physical condition can be collected efficiently.
また、前記濃縮ユニット32は、前記体調についての成分として、におい成分を捕集し、前記検出器40は、前記におい成分に反応する複数のセンサ41を具備し、前記複数のセンサ41の反応パターンに基づいて前記におい成分を検出するものである。
The
このように構成することにより、におい成分(反応パターン)に応じて種々の体調変化を検出することができる。 By configuring it in this way, it is possible to detect various changes in physical condition according to odor components (reaction patterns).
なお、本実施形態に係る濃縮ユニット32は、本発明に係る捕集部の実施の一形態である。
また、本実施形態に係る第一バルブ34は、本発明に係る第一のバルブの実施の一形態である。
また、本実施形態に係る第二バルブ35は、本発明に係る第二のバルブの実施の一形態である。
また、本実施形態に係る加熱ユニット33は、本発明に係る加熱部の実施の一形態である。
The
Moreover, the
Moreover, the
The
以上、本発明の実施形態を説明したが、本発明は上記構成に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された発明の範囲内で種々の変更が可能である。 Although an embodiment of the present invention has been described above, the present invention is not limited to the above configuration, and various modifications are possible within the scope of the invention described in the claims.
例えば、検出システム20は、住宅に適用されたが、検出システム20の適用対象は特に限定されるものではない。検出システム20は、例えば、宿泊施設、商業施設、運動施設、高齢者施設及び寮等に適用することができる。検出システム20を宿泊施設、商業施設及び運動施設に適用することで、当該宿泊施設等の利用者の中から体調が悪い可能性がある利用者を簡易的にスクリーニングすることができる。これによって、感染症に感染している可能性がある利用者が宿泊施設等に長時間滞在することを防止でき、感染症の拡大を水際で食い止めることができる。また、検出システム20を高齢者施設及び寮に適用することで、集団生活の中で健康状態の異変を早期に察知することができる。
For example, the
また、検出システム20は、トイレ空間S5から濃縮ユニット32へ空気を供給したが、濃縮ユニット32への空気の供給元は、トイレ空間S5以外の屋内空間であってもよい。なお、濃縮ユニット32へは、比較的狭い屋内空間やドアを閉めて使用されることが想定される屋内空間(例えば、トイレ5や洗面室等の空間)であることが望ましい。これにより、濃縮ユニット32で利用者の呼気を捕集し易くなる。
Although the
また、濃縮工程では、トイレ空間S5からの空気を全て濃縮ユニット32に供給したが(図4(b))、これに限定されるものではなく、屋内空間からの空気の少なくとも一部を濃縮ユニット32に供給してもよい。検出システム20は、例えば、第一バルブ34に替えて、流通経路31へ供給される空気の量を調整可能なバルブを設け、濃縮工程でトイレ空間S5からの一部の空気を濃縮ユニット32に供給してもよい。
In addition, in the concentration process, all of the air from the toilet space S5 is supplied to the concentration unit 32 (FIG. 4(b)), but this is not limited to this, and at least a portion of the air from the indoor space may be supplied to the
また、濃縮工程では、濃縮ユニット32を通過した空気を全て換気経路11へ戻したが(図4(b))、これに限定されるものではなく、濃縮ユニット32を通過した空気の少なくとも一部を換気経路11へ戻してもよい。検出システム20は、例えば、第二バルブ35に替えて、換気経路11へ戻される空気の量を調整可能なバルブを設け、濃縮ユニット32を通過した一部の空気を換気経路11へ戻してもよい。また、濃縮工程では、におい成分を濃縮ユニット32で捕集できればよく、濃縮ユニット32を通過した空気を換気経路11とは異なる経路へ流通させてもよい(換気経路11へ戻さなくてもよい)。
In the concentration step, all of the air that has passed through the
また、検出工程では、濃縮ユニット32を通過した空気を全て検出器40に供給したが(図4(c))、これに限定されるものではなく、濃縮ユニット32を通過した空気の少なくとも一部を検出器40に供給してもよい。検出システム20は、例えば、第二バルブ35に替えて、接続経路31bへ供給される空気の量を調整可能なバルブを設け、検出工程で濃縮ユニット32を通過した一部の空気を濃縮ユニット32に供給してもよい。
In addition, in the detection process, all of the air that has passed through the
また、検出器40は、1回の検出工程で取得したにおい成分(反応パターン)から体調を判断したが、におい成分から体調を判断する手法は、特に限定されるものではない。検出器40は、例えば、複数回の検出工程で取得したにおい成分から体調を判断してもよい。この場合、検出器40は、最新の検出工程で取得したにおい成分が、過去の検出工程で取得したにおい成分に対して大きく異なる場合に、体調が悪いと判断することができる。
Although the
また、検出器40は、表示器50へ体調の判断結果を送信したが、判断結果の送信先は特に限定されるものではない。検出器40は、例えば、所定のクラウドサーバへ判断結果を送信してもよい。このような構成により、複数の関係者(体調の判断結果を知ることが望ましい者、例えば、建物1の所有者や家族の中で建物1に長時間いる者等)が利用者の体調の判断結果を確認可能となる。
Although the
また、検出器40は、濃縮ユニット32に対して空気の流通方向下流側に間隔をあけて配置されたが、濃縮ユニット32の下流側に配置されていれば、必ずしも間隔をあけて配置する必要はない。検出器40は、例えば、濃縮ユニット32に隣接して配置されていてもよい。
Although the
また、検出器40は、吸引した空気を換気経路11へ戻してもよい。このような構成により、検出工程で、トイレ5からの空気を流通経路31から検出器40を通過させて換気経路11へ戻すことができる。これによって、換気システム10を利用して検出器40へ効率的に空気を供給することができる。
The
また、加熱ユニット33は、ヒーターによって構成されたが、濃縮ユニット32を加熱可能であれば、その構成は特に限定されるものではない。例えば、加熱ユニット33は、マイクロ波により濃縮ユニット32を加熱してもよい。また、加熱ユニット33は、必要に応じて(例えば、目的の成分(検出工程で検出する成分)等によっては)検出工程で濃縮ユニット32を段階的に加熱(グラデーションをかけて昇温)してもよい。これにより、濃縮ユニット32から目的の成分を効率よく分離させることができる。
Although the
また、濃縮ユニット32は、ケースに担体を充填することで構成されたが、におい成分を捕集可能であれば、濃縮ユニット32の構成は特に限定されるものではない。また、濃縮ユニット32は、温度変化によりにおい成分を捕集又は分離したが、他の特性を有する濃縮ユニットでにおい成分を捕集及び分離してもよい。また、濃縮ユニット32は、体の状態を判断可能な成分を捕集すればよく、必ずしもにおい成分を捕集する必要はない。
Although the
また、検出システム20は、必ずしも換気システム10を利用する必要はない。検出システム20は、例えば、空調システムを利用してもよい。この場合、検出システム20は、例えば、空調設備と建物1の屋内空間とを接続する配管(空調経路)に設けることができる。また、検出システム20は、室内(1つの部屋の中)で空気を循環させるシステムを利用してもよい。図5は、室内で空気を循環させる殺菌システム110を利用した検出システム120(検出システム20の別実施形態)を示すものである。
The
殺菌システム110は、屋内空間の空気に含まれるウイルス等を殺菌するものである。殺菌システム110は、リビングダイニング2に設置される。殺菌システム110は、アクリル板111、配管112、ケース113、ファン114及び照射部115を具備する。
The
アクリル板111は、利用者の飛沫が拡散するのを防止するために、机A1に立てた状態で2枚配置される。2枚のアクリル板111は、所定の隙間をあけて互いに対向するように配置される。配管112は、2枚のアクリル板111の間の隙間とケース113とを接続するように設けられる。ケース113は、中空の略箱状に形成される。ケース113は、机A1の下に配置される。ケース113の上面及び側面には、開口部113a・113bが形成される。ケース113には、当該開口部113a・113bを接続する配管113cが設けられる。また、配管113c内には、飛沫を捕集可能なフィルタ113dが設けられる。ファン114は、ケース113の側方に設けられる。照射部115は、ファン114と接続され、当該ファン114から空気が導入される。照射部115は、導入された空気に深紫外線を照射することができる。
Two
殺菌システム110は、ファン114が動作することで、2枚のアクリル板111の隙間から屋内空間の空気を配管112内へ導入する。殺菌システム110は、当該空気をケース113のフィルタ113dに通過させて飛沫を捕集すると共に、ファン114から照射部115へ導入して深紫外線で空気に含まれるウイルス等を殺菌する。
The
上述のような殺菌システム110を利用する場合、検出システム120の流通経路31は、ケース113の配管113cから分岐するように設けられる。当該流通経路31には、濃縮ユニット32や第一バルブ34等が設けられる。
When using the
図5に示す検出システム120は、第一バルブ34等を制御することで、ケース113の配管113c内へ導入された空気を適宜流通させる。具体的には、濃縮ユニット32でにおい成分を捕集する場合、配管113c内に吸引された空気を、配管113cから流通経路31へ流入させ、濃縮ユニット32を通過させて配管113cへ戻す。また、検出器40で体調を判断する場合、配管113c内に吸引された空気を、配管113cから流通経路31へ流入させ、濃縮ユニット32を通過させて検出器40へ供給する。
The
図5に示す検出システム120は、室内空間に設置可能であるため、既存の建物1に容易に設けることができる。また、検出システム120を不特定の利用者が訪れる場所(例えば、宿泊施設のフロント等)に設置して、利用者の体調を判断することで、感染症に感染している可能性がある利用者へ医療機関への受診を促して感染症の拡大を防止することができる。
The
なお、図5に示す殺菌システム110は、室内で空気を循環させるシステムの一例であり、種々の変更が可能である。例えば、殺菌システム110は、アクリル板111に替えて、アクリルとは異なる材料の板材を具備していてもよい。また、ファン114とケース113及び照射部115との位置関係は特に限定されるものではなく、例えば、ファン114がケース113及び照射部115よりも下流側に配置されていてもよい。また、照射部115は、空気に含まれるウイルス等を殺菌可能であれば(殺菌効果があれば)、一般的なUV-Cの波長の紫外線を照射してもよい。また、殺菌システム110は、照射部115に替えて、ウイルス等を捕集するフィルタを具備していてもよい。
The
なお、検出システム20は、必ずしも他のシステム(換気システム10等)を利用する必要はなく、他のシステムに対して独立して設けられていてもよい。この場合、検出システム20は、例えば、屋内空間と直接連通される経路に濃縮ユニット32を設け、当該濃縮ユニット32で捕集したにおい成分を検出器40で検出することができる。
The
また、制御部36は、利用者の存在(人感センサ5bの検知結果)に応じて通気工程、濃縮工程及び検出工程を切り替えたが、各工程をどのように切り替えるかは特に限定されるものではなく、屋内空間の用途等に応じて適宜変更可能である。例えば、制御部36は、個室トイレのように、利用者が主に1人で使用することが想定される場所からにおい成分を検出する場合等に、本実施形態のように利用者の存在に応じて各種工程を切り替えてもよい。また、制御部36は、公共トイレのように、複数の利用者が同時に使用可能な場所からにおい成分を検出する場合等に、時間に応じて各工程を切り替えてもよい。この場合、例えば、制御部36は、各工程を開始してから所定の時間が経過した場合に、次の工程へ切り替えてもよい。例えば、制御部36は、換気工程を開始してから所定の時間が経過した場合に、濃縮工程へ切り替えてもよい。
Although the
20 検出システム
31 流通経路
32 濃縮ユニット(捕集部)
40 検出器
S5 トイレ空間(屋内空間)
20
40 Detector S5 Toilet space (indoor space)
Claims (10)
前記流通経路に設けられ、当該流通経路を流通する空気に含まれる、前記屋内空間を利用する利用者の体調についての成分を捕集する捕集部と、
前記流通経路において前記捕集部の下流側に設けられ、前記捕集部が捕集した成分を検出する検出器と、
を具備し、
前記流通経路は、
前記屋内空間から屋外空間へ向けて空気が流通可能な換気経路から分岐される、
検出システム。 A circulation path through which air from an indoor space can circulate;
A collection unit provided in the air flow path and configured to collect components related to the physical condition of a user using the indoor space, the components being contained in the air flowing through the air flow path;
a detector provided downstream of the collection unit in the flow path and detecting the components collected by the collection unit;
Equipped with
The distribution channel is
A ventilation path through which air can flow from the indoor space to the outdoor space is branched off.
Detection system.
前記バルブの動作を制御することにより、
前記換気経路により前記流通経路を介さずに前記屋内空間の空気を前記屋外空間へ通気させる換気状態と、
前記捕集部が前記成分を捕集するための捕集状態と、
前記捕集部が捕集した前記成分を前記検出器が検出するための検出状態と、
に前記空気の流通状態を切り替える制御部をさらに具備する、
請求項1に記載の検出システム。 Further comprising at least one valve operable to switch the air flow state in the ventilation path and the air flow path;
By controlling the operation of the valve,
a ventilation state in which the air in the indoor space is ventilated to the outdoor space by the ventilation path without passing through the circulation path;
a collection state in which the collection portion collects the component;
a detection state in which the detector detects the component collected by the collection unit; and
Further, a control unit that switches the air flow state is provided.
The detection system of claim 1 .
前記流通経路と前記換気経路との分岐部分に設けられた第一のバルブが含まれ、
前記制御部は、
前記換気状態において、前記換気経路を流通する空気の全部が前記流通経路を介さずに前記屋外空間へ流通するように前記第一のバルブを動作させ、
前記捕集状態において、前記換気経路を流通する空気の少なくとも一部が前記流通経路へ流通するように前記第一のバルブを動作させる、
請求項2に記載の検出システム。 The valve includes:
a first valve provided at a branching portion between the flow path and the ventilation path;
The control unit is
In the ventilation state, the first valve is operated so that all of the air circulating through the ventilation path is circulated to the outdoor space without passing through the circulation path;
In the collection state, the first valve is operated so that at least a portion of the air flowing through the ventilation path is flowed into the flow path.
The detection system of claim 2 .
前記検出状態において、前記換気経路を流通する空気の少なくとも一部が前記流通経路へ流通するように前記第一のバルブを動作させる、
請求項3に記載の検出システム。 The control unit is
In the detection state, the first valve is operated so that at least a portion of the air flowing through the ventilation path is flowed to the flow path.
The detection system of claim 3 .
前記流通経路において前記捕集部と前記検出器との間に設けられる第二のバルブが含まれ、
前記制御部は、
前記捕集状態において、前記流通経路を流通する空気が前記検出器へ流通しないように前記第二のバルブを動作させる、
請求項2から請求項4までのいずれか一項に記載の検出システム。 The valve includes:
a second valve provided in the flow path between the collection unit and the detector;
The control unit is
operating the second valve so that air flowing through the flow path does not flow to the detector in the collection state;
A detection system according to any one of claims 2 to 4 .
前記検出状態において、前記流通経路を流通する空気が前記検出器へ流通するように前記第二のバルブを動作させる、
請求項5に記載の検出システム。 The control unit is
operating the second valve so that air flowing through the flow path flows to the detector in the detection state;
The detection system of claim 5 .
前記制御部は、
前記捕集状態において、前記流通経路を流通する空気が、前記分岐した他方の前記流通経路を介して前記換気経路へ流通するように前記第二のバルブを動作させる、
請求項5または請求項6に記載の検出システム。 The circulation path is branched at a portion where the second valve is provided, and the detector is provided in one of the branched circulation paths, and the other branched circulation path is provided so as to merge with the ventilation path,
The control unit is
the second valve is operated so that, in the collection state, the air flowing through the flow path flows into the ventilation path via the other of the branched flow paths;
A detection system according to claim 5 or claim 6.
請求項2から請求項7までのいずれか一項に記載の検出システム。 The detection state further includes a heating unit capable of heating the collection unit.
A detection system according to any one of claims 2 to 7 .
トイレの空間である、
請求項1から請求項8までのいずれか一項に記載の検出システム。 The indoor space is:
The toilet space,
A detection system according to any one of claims 1 to 8 .
前記体調についての成分として、におい成分を捕集し、
前記検出器は、
前記におい成分に反応する複数のセンサを具備し、前記複数のセンサの反応パターンに基づいて前記におい成分を検出する、
請求項1から請求項9までのいずれか一項に記載の検出システム。 The collection unit is
Collecting odor components as components related to the physical condition;
The detector comprises:
a plurality of sensors that react to the odor components are provided, and the odor components are detected based on the reaction patterns of the plurality of sensors;
A detection system according to any one of claims 1 to 9.
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