JP7610205B2 - テープ貼付装置、テープ貼付方法、及びテープ貼付装置の制御方法 - Google Patents
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Description
特許文献1記載のATL装置は、多関節ロボットと、該多関節ロボットのアーム先端に取り付けられたATLヘッドとを含んで構成されている。前記ATLヘッドには、テープをワークの被貼付面との間に挟持して押圧しながら前記テープを前記被貼付面に貼り付ける押圧ローラが装備されている。
このように前記ワークが形状誤差を有している場合、特許文献1記載のATL装置では、前記ATLヘッドの前記押圧ローラによる前記被貼付面への押圧が不十分な箇所が生じたりして、押圧状態にばらつきが生じることがあり、前記被貼付面に対する前記押圧ローラの押圧状態を一定に保つことが難しいという課題があった。
しかしながら、貼付ヘッドに前記パラレルリンク機構のような荷重を付与する機構を備えたテープ貼付装置では、図6に例示するような課題が生じる場合があった。
図6は、従来のテープ貼付装置で発生する課題を説明するための貼付ヘッド部分を示す模式図である。図6(a)は、ワーク2に対するテープ(図示せず)の貼付を終了したときの状態、図6(b)は、ワーク2を貼付ヘッド200の下から移動させた後の状態、図6(c)は、新たなワーク2が貼付ヘッド200の下に搬入されてきたときの状態を示している。
テープを被貼付面に貼り付ける貼付ヘッドと、該貼付ヘッドを3次元空間内で移動させる移動手段とを備えたテープ貼付装置であって、
前記貼付ヘッドが、
前記被貼付面に前記テープを押し付ける押圧部と、
前記移動手段と前記押圧部との間に設けられて、該押圧部の位置及び/又は姿勢、加えて前記押圧部の前記被貼付面への押圧力を制御する調整部とを備え、
少なくとも前記押圧部が前記被貼付面から離間している離間状態においては、前記調整部によって、前記貼付ヘッド内において前記押圧部が任意の位置及び/又は姿勢に制御される位置制御方法により制御され、
前記押圧部が直接もしくは前記テープを介して前記被貼付面に接触している押圧状態においては、前記調整部によって、前記押圧部がその位置及び/又は姿勢に依らず、前記被貼付面に所定の押圧力を付与可能な圧力制御方法より制御されることを特徴としている。
したがって、前記離間状態と前記押圧状態とを切り替えながら前記被貼付面に対する前記テープの貼付動作を繰り返し行う場合であっても、前記押圧部と前記被貼付面とが意図しない箇所で接触や衝突することを防止することができる。そのため、前記押圧部を前記任意の位置及び/又は姿勢から直接もしくは前記テープを介して前記被貼付面に所定の押圧力を付与する姿勢にスムーズに移行することができ、前記被貼付面に対する安定した前記テープの貼付動作を連続的に行うことができる。
該パラレルリンク機構が、
ベース部と、
前記押圧部が取り付けられるエンド部と、
前記ベース部と前記エンド部との間に並列に設けられる複数のリンク部とを備え、
これら各リンク部が、
両端に自在継手と、
これら自在継手の間に設けられるアクチュエータとを備え、
前記離間状態においては、前記複数のリンク部の各々の長さが前記アクチュエータでそれぞれ制御されることにより、前記貼付ヘッド内において前記押圧部が前記位置制御方法により前記任意の位置及び/又は姿勢に制御され、
前記押圧状態においては、前記複数のリンク部の各々の長さが前記アクチュエータでそれぞれ制御されることにより、前記押圧部がその位置及び/又は姿勢に依らず、前記圧力制御方法より前記被貼付面に所定の押圧力を付与するように制御されることを特徴としている。
また、前記押圧状態においては、前記複数のリンク部の各々の長さが前記アクチュエータでそれぞれ制御されて、前記押圧部がその位置及び/又は姿勢に依らず、前記圧力制御方法より前記被貼付面に所定の押圧力を付与するように制御される。これにより、前記被貼付面の形状が設計形状に対して形状誤差を有している場合であっても、前記押圧部による押圧姿勢(荷重姿勢)が前記被貼付面の形状誤差を有する形状に倣うように、前記押圧部を前記パラレルリンク機構により動作させることが可能となる。
そして、前記離間状態と前記押圧状態とを切り替えながら前記被貼付面に対する前記テープの貼付動作を繰り返し行う場合に、前記パラレルリンク機構を構成する前記複数のリンク部の長さを制御して、前記任意の位置及び/又は姿勢から前記被貼付面に所定の押圧力を付与する姿勢にスムーズに移行することができ、前記被貼付面に対する安定した前記テープの貼付動作の制御を連続的に行うことができる。
前記押圧部が、
前記テープを押圧する押圧ローラと、
該押圧ローラを支持した状態で前記エンド部に取り付けられるローラ支持部とを備え、
前記貼付ヘッドが、
前記テープを搬送する搬送手段と、前記テープ及び/又は前記被貼付面を加熱する加熱手段とのうちの少なくともいずれかをさらに備え、
前記ローラ支持部に、
前記搬送手段と前記加熱手段とのうちの少なくともいずれかが、一体的に取り付けられていることを特徴としている。
このように、前記押圧ローラと、前記搬送手段及び前記加熱手段のうちの少なくともいずれかとが一体化されて、前記貼付ヘッドの重量が増大したものとなっても、前記離間状態において、前記複数のリンク部が下方に伸び切った状態にならないように、前記貼付ヘッド内において前記押圧部が前記位置制御方法により前記任意の位置及び/又は姿勢に制御される。これにより、前記離間状態において、前記押圧部と前記被貼付面とが意図しない箇所で接触や衝突することを防止することができる。
また、前記貼付ヘッドの重量が増大したものとなっても、前記押圧状態において、前記複数のリンク部の各々の長さが前記アクチュエータでそれぞれ制御される。これにより、前記押圧部が前記任意の位置及び/又は姿勢から直接もしくは前記テープを介して前記被貼付面に所定の押圧力を付与する姿勢に正確に調整されるとともに、前記搬送手段による前記テープの搬送動作、前記加熱手段による前記テープ及び/又は前記被貼付面の加熱動作を一定の状態で行うことができる。そのため、前記被貼付面の形状が設計形状に対して形状誤差を有している場合であっても、前記押圧部による押圧姿勢が前記被貼付面の形状誤差を有する形状に倣うように、前記押圧部とともに、前記搬送手段と前記加熱手段とのうちの少なくともいずれかを前記パラレルリンク機構により一体的に動作させることが可能となる。
前記エアシリンダが、
空気が供給されるシリンダ部と、
該シリンダ部内の圧力に応じて進退するロッド部と、
前記シリンダ部内の圧力を検出する圧力検出部と、
前記ロッド部の変位を検出する変位検出部とを備え、
前記離間状態においては、前記貼付ヘッド内において前記押圧部が前記任意の位置及び/又は姿勢に制御されるように、前記圧力検出部により検出される前記シリンダ部内の圧力、及び/又は前記変位検出部により検出される前記ロッド部の変位が制御され、
前記押圧状態においては、前記押圧部がその位置及び/又は姿勢に依らず、前記被貼付面に所定の押圧力を付与するように、前記圧力検出部により検出される前記シリンダ部内の圧力、及び/又は前記変位検出部により検出される前記ロッド部の変位が制御されることを特徴としている。
また、前記押圧状態において、前記エアシリンダの前記ロッド部の変位を制御する際の応答性を高めることが可能となり、前記押圧部による押圧姿勢が前記被貼付面の形状誤差を有する形状に倣うように、前記エアシリンダにより前記押圧部を応答性良く動作させることが可能となる。
前記任意の位置及び/又は姿勢における前記調整部の上端から前記押圧部の下端までの高さが、前記被貼付面の形状設計データに基づく高さ位置で前記押圧状態となるときの前記調整部の上端から前記押圧部の下端までの高さになるように調整されていることを特徴としている。
したがって、前記被貼付面の形状が設計形状に対して形状誤差を有している場合であっても、前記押圧部による押圧姿勢が前記被貼付面の形状誤差を有する形状に倣うように、前記調整部により前記押圧部を動作させることが可能となる。そのため、前記被貼付面に対する安定した前記テープの貼付動作を連続的に行うことができる。
この直線運動の安定制御と前記調整部の制御とを組み合わせることによって、前記離間状態と前記押圧状態とを切り替えながら前記被貼付面に対するテープの貼付動作を繰り返し行う場合に、前記任意の位置及び/又は姿勢の保持から直接もしくは前記テープを介して前記被貼付面に所定の押圧力を付与する姿勢に一層スムーズに移行することができ、前記被貼付面に対する安定した前記テープの貼付動作が連続的に行える効果を高めることができる。
前記ガントリ構造体が、
前記被貼付面を有するワークをX軸方向へ移動させるためのX軸直動機構と、
該X軸直動機構の上方にY軸方向に架け渡されたY軸直動機構と、
該Y軸直動機構に支持され、Z軸方向に移動可能な貼付ヘッド取付部を備えたZ軸直動機構とを備え、
前記X軸直動機構に、前記ワークをヨー(θz)方向に回動可能に支持するXθz軸ステージが搭載され、
前記貼付ヘッド取付部に前記貼付ヘッドが取り付けられ、
前記調整部が、
前記押圧部をロール(θy)方向、及びピッチ(θx)方向の少なくともいずれかの方向に回動可能に構成されたものであることを特徴としている。
前記離間状態においては、前記貼付ヘッド内において前記押圧部が前記位置制御方法により前記任意の位置及び/又は姿勢になるように前記調整部を制御し、
前記押圧状態においては、前記押圧部がその位置及び/又は姿勢に依らず、前記圧力制御方法により前記被貼付面に所定の押圧力を付与するように前記調整部を制御することを特徴としている。
したがって、前記離間状態と前記押圧状態とを切り替えながら前記被貼付面に対する前記テープの貼付動作を繰り返し行う場合であっても、前記押圧部と前記被貼付面とが意図しない箇所で接触や衝突することを防止することができる。そのため、前記任意の位置及び/又は姿勢の保持から直接または前記テープを介して前記被貼付面に所定の押圧力を付与する姿勢にスムーズに移行することができ、前記被貼付面に対する安定した前記テープの貼付動作を連続的に行うことができる。
該貼付ヘッドを3次元空間内で移動させる移動手段とを備えたテープ貼付装置の制御方法であって、
前記調整部が、
少なくとも前記押圧部が前記被貼付面から離間している離間状態においては、前記貼付ヘッド内において前記押圧部が任意の位置及び/又は姿勢に制御される位置制御を行い、
前記押圧部が直接もしくは前記テープを介して前記被貼付面に接触している押圧状態においては、前記押圧部がその位置及び/又は姿勢に依らず、前記被貼付面に所定の押圧力を付与可能な圧力制御を行い、
前記離間状態と前記押圧状態とに応じて前記調整部の動作制御を切り替えることを特徴としている。
そのため、前記調整部が前記離間状態と前記押圧状態と切り替えながら前記被貼付面に対するテープの貼付動作を繰り返し行う場合に、前記任意の位置及び/又は姿勢の保持から直接もしくは前記テープを介して前記被貼付面に所定の押圧力を付与する姿勢にスムーズに移行することができ、前記被貼付面に対する安定した前記テープの貼付動作の制御を連続的に行うことができる。
図1は、実施の形態に係るATL装置におけるATLヘッドの構成例を示す模式図である。ATL装置は、本発明に係るテープ貼付装置の一例であり、ATLヘッドは、貼付ヘッドの一例である。
例えば、ATLヘッド制御部46gは、少なくとも押圧ローラ31が被貼付面2aから離間している離間状態において、ATLヘッド20内において押圧部30を任意の位置及び/又は姿勢に制御する位置制御方法によりパラレルリンク機構40の各部の動作を制御する。換言すれば、ATLヘッド制御部46gは、前記離間状態において、少なくとも押圧ローラ31がATLヘッド20内で所定の基準位置姿勢に保持されるようにパラレルリンク機構40の動作を制御する。所定の基準位置姿勢は、任意の位置及び/又は姿勢の一例である。また、任意の位置及び/又は姿勢は、時間的(経時的)に変化するものであってもかまわない。
このヘッド基準高さは、ワーク2に形状誤差がないと仮定した場合に、ATLヘッド20の押圧ローラ31を被貼付面2aに配置したときのヘッド高さに対応している。換言すれば、前記ヘッド基準高さは、被貼付面2aの3次元形状データに基づく高さ位置(ワーク2の設計高さ位置)で押圧状態となるときのヘッド高さである。
また、ATL装置10には、装置各部の操作入力や設定入力などを行うための操作部(図示せず)が設けられており、該操作部を介して入力された信号が、ロボット制御部70aやATLヘッド制御部46gに出力されるようになっている。
図2、3に示すATLヘッド20の基本的構成は、図1に示したATLヘッド20と略同様であるが、図2、3に示すATLヘッド20では、パラレルリンク機構40が4本のリンク部43で構成されている。なお、以下の説明では、ワーク2を移動させる方向をX軸方向、これと水平面で直交する方向をY軸方向、X軸及びY軸方向の双方に直交する方向をZ軸方向として説明する。
Z軸直動機構75は、Y軸スライダ74bに取り付けられたZ軸ガイド部75aと、Z軸ガイド部75aに摺動可能に取り付けられたZ軸スライダ75bと、Z軸スライダ75bに取り付けられたZ軸ブラケット75cとを含んで構成されている。Z軸ブラケット75cの下端部にATLヘッド取付部76が取り付けられ、ATLヘッド取付部76にATLヘッド20が取り付けられている。
ATL装置10を用いたテープ1の貼付動作に関し、X軸直動機構72により、ワーク2のX軸方向並進運動が実現され、Xθz軸ステージ73によりワーク2のZ軸(ヨー(θz)方向)回転運動が実現される。また、Y軸直動機構74により、ATLヘッド20のY軸方向並進運動が実現され、Z軸直動機構75により、ATLヘッド20のZ軸方向並進運動が実現される。
所定の基準位置姿勢は、例えば、パラレルリンク機構40を構成する各エアシリンダ46のロッド部46bの変位が最大ストローク長さの中間位置付近の所定値に調整されている姿勢であり、パラレルリンク機構40のベース部41から押圧ローラ31の下端点までの高さが、例えば、所定の高さ(=ヘッド基準高さ)Zhとなるように調整されている。
なお、前記位置制御では、ATL装置10にいかなる外乱が作用した場合であっても、ATLヘッド20内での押圧部30の姿勢を所定の姿勢に維持する制御が行われる。
また、前記荷重制御では、ワーク2の被貼付面の形状に誤差がある場合であっても、押圧部30の押圧ローラ31が直接もしくはテープ1を介して所定の荷重(すなわち、押圧力)を被貼付面2a、2abに付与する制御が行われる。
押圧ローラ31の離間状態では、複数のリンク部43の各々の長さがエアシリンダ46でそれぞれ制御されて、エアシリンダ46のロッド部46bが下方に伸び切った状態にならないように、パラレルリンク機構40により押圧部30がATLヘッド20内で所定の基準位置姿勢に保持される。これにより、押圧ローラ31の離間状態において、押圧部30とワーク2とが意図しない箇所で接触や衝突することを防止することができる。
これにより、ワーク2が形状誤差を有している場合であっても、押圧ローラ31による押圧姿勢(荷重姿勢)がワーク2の形状誤差を有する被貼付面2abに倣うように、押圧ローラ31をパラレルリンク機構40により動作させることが可能となる。
このように、押圧ローラ31と、フィーダー50及び加熱手段60のうちの少なくともいずれかとが一体化されて、ATLヘッド20が大重量化したものとなっても、押圧ローラ31の離間状態において、複数のリンク部43が下方に伸び切った状態にならないように、少なくとも押圧ローラ31がATLヘッド20内で所定の基準位置姿勢に適切に保持される。また、ATLヘッド20の重量が増大したものとなっても、押圧ローラ31の押圧状態において、押圧ローラ31が所定の基準位置姿勢の保持から直接もしくはテープ1を介して被貼付面2a、2abに荷重を付与する姿勢に正確に調整されるとともに、フィーダー50によるテープ1の搬送動作、加熱手段60によるテープ1及び/又は被貼付面2a、2abの加熱動作を一定の状態で行うことができる。
そのため、被貼付面2aの形状が設計形状に対して形状誤差を有している場合であっても、押圧ローラ31による押圧姿勢が形状誤差を有する被貼付面2abの形状に倣うように、押圧部30とともに、フィーダー50と加熱手段60とのうちの少なくともいずれかをパラレルリンク機構40により動作させることが可能となる。
また、押圧状態において、エアシリンダ46のロッド部46bの変位を制御する際の応答性を高めることが可能となり、押圧ローラ31による押圧姿勢が被貼付面2aの形状誤差を有する形状に倣うように、エアシリンダ46により押圧部30を応答性良く動作させることが可能となる。
したがって、ワーク2の被貼付面2aの形状が設計形状に対して形状誤差を有している場合であっても、押圧ローラ31による押圧姿勢が形状誤差を有する被貼付面2abの形状に倣うように、押圧ローラ31をパラレルリンク機構40により動作させることが可能となる。そのため、被貼付面2a、2abに対する安定したテープ1の貼付動作を連続的に行うことができる。
この直線運動の安定制御とパラレルリンク機構40の制御とを組み合わせることによって、押圧ローラ31の離間状態と押圧状態とを切り替えながら被貼付面2a、2abに対するテープ1の貼付動作を繰り返し行う場合に、所定の基準位置姿勢の保持から直接もしくはテープ1を介して被貼付面2a、2abに荷重を付与する姿勢にスムーズに移行することができ、被貼付面2a、2abに対する安定したテープ1の貼付動作を連続的に行うことができる。
多関節ロボットでは、各関節部(ジョイント部)の運動誤差が蓄積しやすいが、パラレルリンク機構40は、各ジョイント部の運動誤差が蓄積しにくいため、多関節ロボットの位置決め精度を補完することができ、前記多関節ロボットを用いて被貼付面2aに対するテープ1の貼付性能を高めることができる。また、多関節ロボットと組み合わせることにより、ATLヘッド20のワークスペースを広げることができる。
2 ワーク
2a、2ab 被貼付面
10 ATL装置(テープ貼付装置)
20 ATLヘッド(貼付ヘッド)
30 押圧部
31 押圧ローラ
32 ローラ支持部
40 パラレルリンク機構
41 ベース部
42 エンド部
43 リンク部
44、45 自在継手
46 エアシリンダ(アクチュエータ)
46a シリンダ部
46b ロッド部
46c 圧力センサ(圧力検出部)
46d 変位センサ(変位検出部)
46e サーボバルブ
46f 空気供給部
46g ATLヘッド制御部
50 フィーダー(搬送手段)
60 加熱手段
61 取付ガイド
70 ハンドリングロボット
70a ロボット制御部
71 ガントリ構造体
72 X軸直動機構
72a X軸ガイド部
72b X軸スライドテーブル
73 Xθz軸ステージ
74 Y軸直動機構
74a Y軸ガイド部
74b Y軸スライダ
75 Z軸直動機構
75a Z軸ガイド部
75b Z軸スライダ
75c Z軸ブラケット
76 ATLヘッド取付部(貼付ヘッド取付部)
A 法線方向
B 貼付ポイント
200 貼付ヘッド
300 押圧部
400 押圧機構
430 リンク部
Claims (14)
- テープを被貼付面に貼り付ける貼付ヘッドと、該貼付ヘッドを3次元空間内で移動させる移動手段とを備えたテープ貼付装置であって、
前記貼付ヘッドが、
前記被貼付面に前記テープを押し付ける押圧部と、
前記移動手段と前記押圧部との間に設けられて、該押圧部の位置及び/又は姿勢、加えて前記押圧部の前記被貼付面への押圧力を制御する調整部とを備え、
少なくとも前記押圧部が前記被貼付面から離間している離間状態においては、前記調整部によって、前記貼付ヘッド内において前記押圧部が任意の位置及び/又は姿勢に制御される位置制御方法により制御され、
前記押圧部が直接または前記テープを介して前記被貼付面に接触している押圧状態においては、前記調整部によって、前記押圧部がその位置及び/又は姿勢に依らず、前記被貼付面に所定の押圧力を付与可能な圧力制御方法より制御されることを特徴とするテープ貼付装置。 - 前記調整部が、パラレルリンク機構を含んで構成され、
該パラレルリンク機構が、
ベース部と、
前記押圧部が取り付けられるエンド部と、
前記ベース部と前記エンド部との間に並列に設けられる複数のリンク部とを備え、
これら各リンク部が、
両端に自在継手と、
これら自在継手の間に設けられるアクチュエータとを備え、
前記離間状態においては、前記複数のリンク部の各々の長さが前記アクチュエータでそれぞれ制御されることにより、前記貼付ヘッド内において前記押圧部が前記位置制御方法により前記任意の位置及び/又は姿勢に制御され、
前記押圧状態においては、前記複数のリンク部の各々の長さが前記アクチュエータでそれぞれ制御されることにより、前記押圧部がその位置及び/又は姿勢に依らず、前記圧力制御方法より前記被貼付面に所定の押圧力を付与するように制御されることを特徴とする請求項1記載のテープ貼付装置。 - 前記押圧部が、
前記テープを押圧する押圧ローラと、
該押圧ローラを支持した状態で前記エンド部に取り付けられるローラ支持部とを備え、
前記貼付ヘッドが、
前記テープを搬送する搬送手段と、前記テープ及び/又は前記被貼付面を加熱する加熱手段とのうちの少なくともいずれかをさらに備え、
前記ローラ支持部に、
前記搬送手段と前記加熱手段とのうちの少なくともいずれかが、一体的に取り付けられていることを特徴とする請求項2記載のテープ貼付装置。 - 前記アクチュエータが、エアシリンダであることを特徴とする請求項2又は請求項3記載のテープ貼付装置。
- 前記調整部が、
少なくとも1つのエアシリンダを含んで構成されていることを特徴とする請求項1記載のテープ貼付装置。 - 前記エアシリンダが、
空気が供給されるシリンダ部と、
該シリンダ部内の圧力に応じて進退するロッド部と、
前記シリンダ部内の圧力を検出する圧力検出部と、
前記ロッド部の変位を検出する変位検出部とを備え、
前記離間状態においては、前記貼付ヘッド内において前記押圧部が前記任意の位置及び/又は姿勢に制御されるように、前記圧力検出部により検出される前記シリンダ部内の圧力、及び/又は前記変位検出部により検出される前記ロッド部の変位が制御され、
前記押圧状態においては、前記押圧部がその位置及び/又は姿勢に依らず、前記被貼付面に所定の押圧力を付与するように、前記圧力検出部により検出される前記シリンダ部内の圧力、及び/又は前記変位検出部により検出される前記ロッド部の変位が制御されることを特徴とする請求項4又は請求項5記載のテープ貼付装置。 - 前記任意の位置及び/又は姿勢が、前記被貼付面に対する荷重方向が法線方向となる向きに前記押圧部を位置させる姿勢であることを特徴とする請求項2~4のいずれかの項に記載のテープ貼付装置。
- 前記任意の位置及び/又は姿勢における前記調整部の上端から前記押圧部の下端までの高さが、
前記被貼付面の形状設計データに基づく高さ位置で前記押圧状態となるときの前記調整部の上端から前記押圧部の下端までの高さになるように調整されていることを特徴とする請求項1~7のいずれかの項に記載のテープ貼付装置。 - 前記移動手段が、前記被貼付面の形状設計データに基づいて前記貼付ヘッドを移動させるものであることを特徴とする請求項1~8のいずれかの項に記載のテープ貼付装置。
- 前記移動手段が、ガントリ構造体であることを特徴とする請求項9記載のテープ貼付装置。
- 前記ガントリ構造体が、
前記被貼付面を有するワークをX軸方向へ移動させるためのX軸直動機構と、
該X軸直動機構の上方にY軸方向に架け渡されたY軸直動機構と、
該Y軸直動機構に支持され、Z軸方向に移動可能な貼付ヘッド取付部を備えたZ軸直動機構とを備え、
前記X軸直動機構に、前記ワークをヨー(θz)方向に回動可能に支持するXθz軸ステージが搭載され、
前記貼付ヘッド取付部に前記貼付ヘッドが取り付けられ、
前記調整部が、
前記押圧部をロール(θy)方向、及びピッチ(θx)方向の少なくともいずれかの方向に回動可能に構成されたものであることを特徴とする請求項10記載のテープ貼付装置。 - 前記移動手段が、多関節ロボットであることを特徴とする請求項9記載のテープ貼付装置。
- 請求項1~12のいずれかの項に記載のテープ貼付装置を用いて、前記被貼付面に前記テープを貼り付けるテープ貼付方法であって、
前記離間状態においては、前記貼付ヘッド内において前記押圧部が前記位置制御方法により前記任意の位置及び/又は姿勢になるように前記調整部を制御し、
前記押圧状態においては、前記押圧部がその位置及び/又は姿勢に依らず、前記圧力制御方法により前記被貼付面に所定の押圧力を付与するように前記調整部を制御することを特徴とするテープ貼付方法。 - 被貼付面にテープを押し付ける押圧部と、該押圧部の位置及び/又は姿勢、加えて前記押圧部の前記被貼付面への押圧力を制御する調整部とを備えた貼付ヘッドと、
該貼付ヘッドを3次元空間内で移動させる移動手段とを備えたテープ貼付装置の制御方法であって、
前記調整部が、
少なくとも前記押圧部が前記被貼付面から離間している離間状態においては、前記貼付ヘッド内において前記押圧部が任意の位置及び/又は姿勢に制御される位置制御を行い、
前記押圧部が直接または前記テープを介して前記被貼付面に接触している押圧状態においては、前記押圧部がその位置及び/又は姿勢に依らず、前記被貼付面に所定の押圧力を付与可能な圧力制御を行い、
前記離間状態と前記押圧状態とに応じて前記調整部の動作制御を切り替えることを特徴とするテープ貼付装置の制御方法。
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