JP7611134B2 - 二環式グアニジンを調製する方法 - Google Patents
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Description
米国特許出願公開2012/0259112 A1は、二環式グアニジン成分、特に、水媒体中の二環式グアニジン塩を調製するための方法を開示している。
Si(ORx)oRy (4-o) (IV)
で表される(C)シランおよび/またはその部分加水分解物の存在下、(A)ジアルキレントリアミンと(B)ジアルキルカーボネートとを反応させて二環式グアニジンを調製する方法を提供する。
H2N-(CRa 2)m-CRa 2-NH-CRa 2-(CRa 2)n-NH2
(II)
の1つである。
RbO-CO-ORb (III)
の1つである。
(a)二環式グアニジン、
(b)一般式(IV)のシランおよび/またはその部分加水分解物、
(c)化合物RcOH:(式中、Rcは、水素原子または酸素によって遮られていてもよい1~30個の炭素原子を有する一価の置換されていてもよい炭化水素基である。)、
任意に(d)反応副生成物、
任意に(e)脂肪族炭素原子に結合した水酸基を含まない有機溶媒、
任意に(f)フィラー、
任意に(g)着色剤、ならびに
任意に(h)ポリマー
からなる調製物を提供する。
ビス(3-アミノプロピル)アミン409g(3.11mol)とTDB含量が約19%のTBDエタノール溶液11gを室温で混合し、攪拌しながらジメチルカーボネート293g(3.24mol)を1時間かけて加えた。ここで、底部温度が90℃まで昇温することを観察した。発熱反応がおさまった後、混合物をさらに90℃で3時間加熱しつつ、形成されたメタノールと存在するエタノールを、最大139℃の底部温度でブリッジを介して留去した。
ビス(3-アミノプロピル)アミン203g(1.55mol)を60℃に加熱し、攪拌しながらジメチルカーボネート146g(1.62mol)を1時間かけて加えた。ここで、底部温度が86℃まで昇温することを観察した。混合物をさらに90℃で3時間加熱し、そして形成されたメタノールを留去した。
ビス(3-アミノプロピル)アミン77.3g(0.59mol)に、撹拌しながらジメチルカーボネート55.6g(0.62mol)を室温で1時間かけて加えた。ここで、底部温度が50℃まで昇温することを観察した。混合物をさらに90℃で3時間加熱しつつ、形成されたメタノールを留去した。残渣109gを得、これに25%テトラエトキシシラン、35%ヘキサエトキシジシロキサン、26%オクタエトキシトリシロキサン、10%オクタエトキシシクロテトラシロキサン、および4%デカエトキシテトラシロキサンからなる混合物232gを加え、混合物を撹拌しながら210℃~235℃の温度で10時間加熱しつつ、蒸留によりエタノールを除去した。冷却後、結晶性TBDを含む三相(2つの液相および固体)の暗色の反応混合物をエタノール60gと混合した。低粘度相は、最初は持続し、70℃で10時間加熱した後に溶解した。得られた均質な溶液(総重量275g)は、TBD含有率(HPLC)が10.4%であり、これは、TBD28.6g(35%)に相当する。
実施例2によるビス(3-アミノプロピル)アミンとジメチルカーボネートとの反応からの生成物109gに、30%ジエトキシジ(2-ブトキシ)シラン、50%エトキシトリ(2-ブトキシ)シラン、および20%テトラ(2-ブトキシ)シランからなるアルコキシシラン混合物251gを加え、この混合物を攪拌しながら210℃~235℃の温度で10時間加熱しつつ、蒸留によりエタノールおよび2-ブタノールを除去した。冷却後、結晶性TBDを含む反応混合物をエタノール43gと混合した。均質な溶液が形成され(総重量386g)、TBD含有量(HPLC)は22.4%であり、これは、TBD86.5g(90%)に相当する。
ジエチレントリアミン30.0g(0.29mol)を50℃に加熱し、攪拌しながらジメチルカーボネート21.8g(0.24mol)を45分間かけて加えた。ここで、底部温度が50℃まで昇温することを観察した。混合物をさらに90℃で3時間加熱し、その後、形成されたメタノールを125~145℃の底部温度で留去した。残渣40.2gを得、これにi-オクチルトリエトキシシラン200gを加え、混合物を撹拌しながら220℃~250℃で20時間加熱した。これにより形成されたエタノールを蒸留により除去した。反応混合物が冷却された後、エタノール38gを加えた。TBO含量が6.1%(HPLC)の透明で均質な溶液が得られた。
実施例2によるビス(3-アミノプロピル)アミンとジメチルカーボネートとの反応からの生成物117gに、i-オクチルトリエトキシシラン300gを加え、混合物を撹拌しながら230~250℃に加熱しつつ、形成されたエタノール(49g)をブリッジを介して留去した。反応時間は13時間であった。次いで、混合物を約190℃まで冷却し、この温度で均質であった反応混合物のサンプルをHPLCで調べた。TBD含有量は23%であった。これは、TBD(99%)85gに相当する。常温に冷却すると、TBDは底部から結晶化した。エタノール71gを加えると、ほぼ無色で均質なTBD溶液が得られた。
ビス(3-アミノプロピル)アミン204g(1.55mol)に、実施例1によって得られたTBD溶液14.4gを加え、混合物を90℃に加熱し、撹拌しながらジエチルカーボネート191g(1.62mol)を1時間かけて加えた。ここで、底部温度が102℃まで昇温することを観察した。混合物をさらに105℃で3時間加熱し(エタノール還流)、その後、形成されたエタノール(142g)を標準圧力および110~160℃の底部温度で留去した。残渣271gが得られた(環状尿素含有率90%)。この残渣117g(0.67mmol)にi-オクチルトリエトキシシラン248gを加え、この混合物を攪拌しながら245℃まで加熱しつつ、形成されたエタノールをブリッジを介して留去した。245℃での反応時間は12時間であった。常温まで冷却すると、TBDが底部から結晶化した。エタノール87gを添加すると、TBD含有量が18重量%(66gのTBD、HPLC分析)の、均質なTBD溶液(総重量367g)が得られ、これは、72%のTBD収率に相当する。
ビス(3-アミノプロピル)アミン103g(0.78mol)に、実施例1により得られたTBD溶液7.2gとi-オクチルトリエトキシシラン100gとを加え、混合物を90℃に加熱し、攪拌しながらジエチルカーボネート95.5g(0.80mol)を1時間かけて加えた。ここで、底部温度が106℃まで昇温することを観察した。混合物をさらに105℃で3時間加熱し(エタノール還流)、その後、形成されたエタノール(73g)を標準圧力でおよび110~160℃の底部温度で留去した。二相残渣233gが得られた。これにi-オクチルトリエトキシシラン182gを加え、混合物を撹拌しながら245℃に加熱しつつ、形成されたエタノール(約70g)をブリッジを介して留去した。245℃での反応時間は12時間であった。常温まで冷却すると、TBDが底部から結晶化した。エタノール100gを添加すると、TBD含有量が22重量%(98gのTBD、HPLC分析)の、均質なTBD溶液(総重量445g)が得られ、これは、91%のTBD収率に相当する。
Claims (8)
- (C)シランの存在下、(A)ジアルキレントリアミンと(B)ジアルキルカーボネートとを反応させて二環式グアニジンを調製する方法であって、
前記(C)シランはi-オクチル-Si(OEt)3、Si(O-2-ブチル)4、Si(OEt)(O-2-ブチル)3、およびSi(OEt)2(O-2-ブチル)2からなる群より選択され、
前記(A)ジアルキレントリアミンは、ビス(3-アミノプロピル)アミンであり、
前記(B)ジアルキルカーボネートは、ジメチルカーボネートまたはジエチルカーボネートである、方法。 - 成分(C)が、ジアルキレントリアミン(A)100重量部に対し、30~1000重量部の量で使用されることを特徴とする、請求項1に記載の方法。
- 前記成分(A)および(B)、ならびに任意に成分(D)塩基、(E)有機溶媒、(f)充填剤、(g)着色剤および(h)ポリマーを混合して、第1のステップで反応させた後、前記成分(C)ならびに任意に成分(D)、(E)、(f)、(g)、および(h)を加え、混合物を200℃超の温度で加熱する第2のステップを実施することを特徴とする、請求項1または2に記載の方法。
- (a)二環式グアニジン、
(b)i-オクチル-Si(OEt)3、Si(O-2-ブチル)4、Si(OEt)(O-2-ブチル)3、およびSi(OEt)2(O-2-ブチル)2からなる群より選択されるシラン、
(c)化合物RcOH:(式中、Rcは、水素原子または酸素によって遮られていてもよい1~30個の炭素原子を有する一価の置換されていてもよい炭化水素基である。)、
任意に(d)反応副生成物、
任意に(e)脂肪族炭素原子に結合した水酸基を含まない有機溶媒、
任意に(f)フィラー、
任意に(g)着色剤、ならびに
任意に(h)ポリマー、
からなり、
前記(a)二環式グアニジンは、(A)ジアルキレントリアミンと(B)ジアルキルカーボネートとの反応物であり、
前記(A)ジアルキレントリアミンは、ビス(3-アミノプロピル)アミンであり、
前記(B)ジアルキルカーボネートは、ジメチルカーボネートまたはジエチルカーボネートであり、
前記(d)反応副生成物は、前記(A)ジアルキレントリアミンと(B)ジアルキルカーボネートとの反応からの反応副生成物である、調製物。 - 二環式グアニジン(a)の含有量が、2~35重量%であることを特徴とする、請求項4に記載の調製物。
- シラン(b)の含有量が、20~90重量%であることを特徴とする、請求項4または5に記載の調製物。
- 本発明による組成物中の成分(a)、(b)、(c)、および任意に(d)の重量比が、少なくとも80重量%であることを特徴とする、請求項4~6のいずれか1項に記載の調製物。
- 成分(a)および任意に(d)と、(b)と、(c)と、任意に(e)と、任意に(f)と、任意に(g)と、任意に(h)とを任意の所望の順序で混合することにより、請求項4~7のいずれか1項に記載の調製物を調製する方法。
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