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JP7611494B2 - 中継装置、通信方法、第1装置、第2装置 - Google Patents
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JP7611494B2 - 中継装置、通信方法、第1装置、第2装置 - Google Patents

中継装置、通信方法、第1装置、第2装置 Download PDF

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Description

本開示は、通信技術に関し、特にデータを送受信する中継装置、通信方法、第1装置、第2装置に関する。
住宅用火災警報器(以下「火災警報器」という)は、住宅における火災を検出して警報を報知する。また、複数の火災警報器が相互に通信することによって、1つの火災警報器の異常情報が他の火災警報器でも報知される。火災警報器の数が増加すると、火災警報器から送信される無線信号の衝突の発生も増加する。無線信号の衝突の発生の増加を抑制するために、複数の火災警報器を2つ以上のグループに分類し、グループ毎に異なった周波数を使用するとともに、異なったグループ間の無線信号を中継装置に中継させる(例えば、特許文献1参照)。
特開2013-145584号公報
複数の火災警報器が2つ以上の中継装置に接続され、2つ以上の中継装置が1つの管理装置に接続されることによって、管理装置を上位側とし、火災警報器を下位側としたツリー構造が形成される。中継装置では、例えば、上位側との通信を実行するためのマザーボードに、火災警報器と通信を実行するための無線ボードが接続され、マザーボードと無線ボードの間においてシリアル通信が実行される。このような中継装置の消費電力の低減が求められる。
本開示はこうした状況に鑑みなされたものであり、その目的は、中継装置の消費電力を低減する技術を提供することにある。
上記課題を解決するために、本開示のある態様の中継装置は、火災警報器を管理する管理装置と通信可能な第1装置と、火災警報器と無線通信可能な第2装置とを備える。第1装置が第2装置に送信した送信要求に応じて第2装置が第1装置に送信許可を送信している場合に、第1装置は第2装置にデータを送信し、第2装置は、スリープモードで待機している場合に、第1装置からの送信要求を受信するとスリープモードから起床する。
本開示の別の態様もまた、中継装置である。この装置は、第1システムと通信可能な第1装置と、第1システムとは異なる第2システムと無線通信可能な第2装置とを備える。第1装置が第2装置に送信した送信要求に応じて第2装置が第1装置に送信許可を送信している場合に、第1装置は第2装置にデータを送信し、第2装置は、スリープモードで待機している場合に、第1装置からの送信要求を受信するとスリープモードから起床する。
本開示のさらに別の態様は、通信方法である。この方法は、火災警報器を管理する管理装置と通信可能な第1装置と、火災警報器と無線通信可能な第2装置とを備える中継装置における通信方法であって、第1装置が第2装置に送信した送信要求に応じて第2装置が第1装置に送信許可を送信している場合に、第1装置が第2装置にデータを送信するステップと、第2装置は、スリープモードで待機している場合に、第1装置からの送信要求を受信するとスリープモードから起床するステップと、を備える。
本開示のさらに別の態様は、第1装置である。この装置は、火災警報器を管理する管理装置と通信可能な第1装置と、火災警報器と無線通信可能な第2装置とを備える中継装置における第1装置であって、管理装置と通信可能な第1インターフェースと、第2装置と通信可能な第2インターフェースとを備える。第2インターフェースは、第2装置に送信要求を送信してから、第2装置から送信許可を受信している場合に、第2装置にデータを送信し、第2インターフェースは、第2装置がスリープモードで待機している場合に、第2装置に送信要求を送信することによって、第2装置をスリープモードから起床させる。
本開示のさらに別の態様は、第2装置である。この装置は、火災警報器を管理する管理装置と通信可能な第1装置と、火災警報器と無線通信可能な第2装置とを備える中継装置における第2装置であって、火災警報器と通信可能な第1インターフェースと、第1装置と通信可能な第2インターフェースとを備える。第2インターフェースは、第1装置から受信した送信要求に応じて、第1装置に送信許可を送信している場合に、第1装置からのデータを受信し、本第2装置がスリープモードで待機している場合に、第2インターフェースが第1装置からの送信要求を受信すると、本第2装置はスリープモードから起床する。
なお、以上の構成要素の任意の組合せ、本開示の表現を方法、装置、システム、記録媒体、コンピュータプログラムなどの間で変換したものもまた、本開示の態様として有効である。
本開示によれば、中継装置の消費電力を低減できる。
実施例に係る警報システムの構成を示す図である。 図1の第1種中継装置と第2種中継装置の構成を示す図である。 図2のマザーボード側IFと無線ボード側IFの構成を示す図である。 図4(a)-(b)は、図3のマザーボード側IFと無線ボード側IFによる動作概要を示す図である。 図2の無線ボードによる起床手順を示すフローチャートである。
本開示を具体的に説明する前に、概要を述べる。実施例は、集合住宅、戸建住宅等の施設に設置される警報システムに関する。警報システムでは、管理装置に中継装置(以下、「第1種中継装置」という)が接続され、第1種中継装置に別の中継装置(以下、「第2種中継装置」という)が接続され、第1種中継装置と第2種中継装置(以下、「中継装置」と総称することもある)のそれぞれに1つ以上の火災警報器が接続される。このようなツリー構造において、管理装置が上位側に相当し、火災警報器が下位側に相当する。火災警報器は、火災の発生を検知すると、警報音を鳴動するとともに、検知結果を中継装置に送信する。中継装置は、第1種中継装置と第2種中継装置との間における検知結果の中継を行うとともに、火災警報器に検知結果を送信する。火災警報器は、警報信号を受信すると鳴動を実行する。また、第1種中継装置は、管理装置に検知結果を送信する。管理装置は、検知結果を管理する。
中継装置では、例えば、上位側との通信を実行するためのマザーボードに、火災警報器との間の無線通信を実行するための無線ボードが接続される。無線通信の一例が特定小電力無線である。マザーボードと無線ボードとの間におけるデータの伝送には、シリアル通信、例えばUART(Universal Asynchronous Receiver/Transmitter)通信が使用される。UART通信のために、マザーボードのRTSが無線ボードのCTSに接続され、マザーボードのCTSが無線ボードのRTSに接続される。マザーボードにおいて無線ボードに送信すべきデータが生じた場合、マザーボードはRTSをローレベルからハイレベルに変化させる。これに続いて、マザーボードは、CTSがローレベルからハイレベルに変化した場合に、無線ボードへのデータの送信を開始する。
このような中継装置に対する低消費電力化が求められる。低消費電力化を実現するために、無線ボードをスリープモードで待機させることが有効である。スリープモードにおける無線ボードは、火災警報器からの信号を受信する部分と、マザーボードからの信号を受信する部分とを動作させ、それら以外の部分の動作を停止させる。スリープモードを実現する場合、無線ボードとマザーボードには、スリープモードを制御するための信号線の追加が必要になる。信号線の追加による構成の複雑化を防止しながら、無線ボードにおけるスリープモードを実現するために、本実施例に係る中継装置は次の処理を実行する。
無線ボードにおけるRTSとCTSがローレベルである場合、無線ボードはスリープモードに移行する。マザーボードは、スリープモードの無線ボードにデータを送信しようとする場合、RTSをローレベルからハイレベルに変化させる。無線ボードは、CTSがローレベルからハイレベルに変化した場合、スリープモードから起床する。起床した無線モードは、RTSをローレベルからハイレベルに変化させる。無線ボードは、CTSがローレベルからハイレベルに変化した場合、データの送信を開始する。つまり、無線ボードは、スリープモードの無線モードを起床させるためにRTSを使用する。
図1は、警報システム1000の構成を示す。警報システム1000は、火災警報器100と総称される第1火災警報器100aから第6火災警報器100f、第1種中継装置200、第2種中継装置202、管理装置300を含む。火災警報器100の数は「6」に限定されない。前述のごとく、第1種中継装置200と第2種中継装置202は「中継装置」と総称される。
警報システム1000は、住宅等の施設に適用され、火災を検知し、火災が発生したことを報知するシステムである。警報システム1000は、オフィス、商業施設等の施設に適用されてもよい。複数の火災警報器100は、例えば、住宅用火災警報器であり、火災検知センサを備える。複数の火災警報器100は、例えば、施設の天井等に設置されるが、壁等に設置されてもよい。
ここで、第1火災警報器100aから第3火災警報器100cは第1種中継装置200との間で無線通信を実行し、第4火災警報器100dから第6火災警報器100fは第2種中継装置202との間で無線通信を実行する。つまり、第1種中継装置200および第2種中継装置202をネットワークの中心とするスター型のネットワークトポロジーが形成される。また、第1種中継装置200と第2種中継装置202とは有線通信を実行する。これにより、第1火災警報器100aが火災の発生を検知した場合、火災の発生を示す検知結果が、第1種中継装置200を介して第2火災警報器100b等に送信されたり、第1種中継装置200と第2種中継装置202を介して第4火災警報器100dに送信されたりする。その結果、検知結果が複数の火災警報器100において共有されて、複数の火災警報器100は、連動して火災警報を実行する。
火災警報器100は、火災の発生を検知するための火災検知センサを備える。火災検知センサには公知の技術が使用されればよい。例えば、火災検知センサは、光学式の煙検知センサであってもよく、光の乱反射を利用して火災の際の煙を検知することで火災を検知してもよい。例えば、火災検知センサは、熱検知センサであってもよく、火災の際の熱を検知することで火災を検知してもよい。例えば、火災検知センサは、一酸化炭素検知センサであってもよく、火災の際の燃焼によって発生する一酸化炭素の濃度を検知することで火災を検知してもよい。例えば、火災検知センサは、赤外線検知センサであってもよく、火災の際の燃焼によって放射される赤外線を検知することで火災を検知してもよい。
火災警報器100は、火災検知センサが火災の発生を検知した場合に、検知結果を第1種中継装置200あるいは第2種中継装置202に無線で送信する。火災警報器100は、他の火災警報器100における検知結果を第1種中継装置200あるいは第2種中継装置202から無線で受信する。第1種中継装置200あるいは第2種中継装置202との無線通信には、例えば、426MHz帯の特定小電力無線が使用される。火災警報器100は、火災検知センサが火災の発生を検知した場合、あるいは他の火災警報器100からの検知結果を受信した場合、火災の発生を報知する。火災の発生の報知は、例えば、スピーカからの音声の出力、あるいはブザーからのブザー音の鳴動によりなされる。また、火災の発生の報知は、発光装置の点滅によりなされてもよい。
第1種中継装置200は、第1火災警報器100aから第3火災警報器100cとの無線通信を実行する。具体的には、第1火災警報器100aから第3火災警報器100cが子機として動作し、第1種中継装置200が親機として動作する。親機として動作することは、親機が中心となって少なくとも各子機を制御することに相当する。例えば、親機がビーコン信号をブロードキャストし、各子機は受信したビーコン信号に応じて動作する。あるいは、親機は各子機に対してユニキャストで制御信号を送信してもよい。第2種中継装置202も、第4火災警報器100dから第6火災警報器100fに対して第1種中継装置200と同様の処理を実行する。第2種中継装置202は、第1種中継装置200とケーブルにより接続され、第1種中継装置200との間で有線通信を実行する。
第1種中継装置200は、第1火災警報器100aから検知結果を無線により受信した場合、第2火災警報器100bと第3火災警報器100cに検知結果を無線により送信する。また、第1種中継装置200は、第2種中継装置202に検知結果を有線により送信する。第2種中継装置202は、第1種中継装置200からの検知結果を受信すると、第4火災警報器100dから第6火災警報器100fに検知結果を無線により送信する。第1種中継装置200あるいは第2種中継装置202が、第1火災警報器100a以外の火災警報器100から検知結果を無線により受信した場合も同様の処理が実行される。
第1種中継装置200は、第2種中継装置202と異なり、管理装置300と通信可能である。つまり、中継装置のうち、管理装置300と直接通信可能である中継装置が第1種中継装置200であり、第1種中継装置200を介して管理装置300と通信可能である中継装置が第2種中継装置202である。第1種中継装置200と管理装置300との通信には、例えば、Wi-SUN(登録商標)の規格(国際標準規格IEEE 802.15.4g)に準じた920MHzの無線通信が使用される。しかしながらこれに限定されず、有線通信が実行されてもよい。
管理装置300は、例えば、施設内に設置されるHEMS(Home Energy Management System)のコントローラである。管理装置300は、施設に設けられた複数の機器と通信可能である。複数の機器は、例えば、通信機能を有した空調機器、照明機器、給湯器等を含む。また、管理装置300は、施設に設けられた第1種中継装置200と通信可能である。さらに、管理装置300は、第1種中継装置200を介して、第2種中継装置202、複数の火災警報器100とも通信可能である。管理装置300は、火災警報器100からの検知結果を第1種中継装置200から受信すると、検知結果を管理するとともに、検知結果をもとに火災が発生した旨をディスプレイに表示させてもよい。また、管理装置300は、検知結果をもとに機器を制御してもよい。さらに、管理装置300は、第1種中継装置200を介して火災警報器100の動作を制御してもよい。
図2は、第1種中継装置200と第2種中継装置202の構成を示す。第1種中継装置200は、第1種マザーボード210、無線ボード250を含む。第1種マザーボード210は、無線通信部230、制御部232、有線通信部234、マザーボード側IF240を含み、無線ボード250は、無線ボード側IF260、制御部262、無線IF264を含む。第2種中継装置202は、第2種マザーボード212、無線ボード250を含む。第2種マザーボード212は、制御部236、有線通信部238、マザーボード側IF240を含む。つまり、第1種中継装置200と第2種中継装置202では、第1種マザーボード210と第2種マザーボード212が異なるが、無線ボード250が共通である。第1種マザーボード210と第2種マザーボード212は「マザーボード」と総称されることもある。
第1種マザーボード210の無線通信部230は、図1の管理装置300との無線通信を実行し、有線通信部234は、第2種マザーボード212の有線通信部238との有線通信を実行する。無線通信部230における無線通信、有線通信部234における有線通信は、前述の通りであるので、ここでは説明を省略する。マザーボード側IF240は、無線ボード250の無線ボード側IF260とのシリアル通信を実行する。シリアル通信の一例はUART通信であり、UART通信については後述する。制御部232は、無線通信部230、有線通信部234、マザーボード側IF240の動作を制御する。
無線ボード250の無線ボード側IF260は、第1種マザーボード210のマザーボード側IF240とのシリアル通信を実行する。無線IF264は、図1の火災警報器100との無線通信を実行する。無線IF264における無線通信には前述の通りであるが、無線IF264は、例えば、複数の火災警報器100と間欠的に通信する。制御部262は、無線ボード側IF260、無線IF264の動作を制御する。第2種マザーボード212の有線通信部238、マザーボード側IF240は、第1種マザーボード210の有線通信部234、マザーボード側IF240と同様である。制御部236は、有線通信部234、マザーボード側IF240の動作を制御する。
例えば、第2種中継装置202の無線IF264は、1台の火災警報器100からの検知結果を受信した場合、検知結果を制御部262に出力する。制御部262は、無線IF264を介して別の火災警報器100に検知結果を送信するとともに、無線ボード側IF260を介して制御部236に検知結果を送信する。制御部236は、マザーボード側IF240を介して無線ボード250からの検知結果を受信すると、有線通信部238を介して第1種中継装置200に検知結果を送信する。
第1種中継装置200の制御部232は、有線通信部234を介して第2種中継装置202からの検知結果を受信する。制御部232は、マザーボード側IF240を介して無線ボード250に検知結果を送信するとともに、無線通信部230を介して管理装置300に検知結果を送信する。無線ボード250の制御部262は、無線ボード側IF260を介して第1種マザーボード210からの検知結果を受信する。制御部262は、無線IF264を介して火災警報器100に検知結果を送信する。
ここで、管理装置300を「第1システム」と呼ぶ場合、火災警報器100は「第2システム」と呼ばれる。また、第1種マザーボード210と第2種マザーボード212を「第1装置」と呼ぶ場合、無線ボード250は「第2装置」と呼ばれる。第1種マザーボード210における無線通信部230、第2種マザーボード212における有線通信部238が、管理装置300と通信可能な「第1インターフェース」と呼ばれる場合、マザーボード側IF240は、無線ボード250と通信可能な「第2インターフェース」と呼ばれる。無線ボード250における無線IF264が火災警報器100と通信可能な「第1インターフェース」と呼ばれる場合、無線ボード側IF260は、マザーボードと通信可能な「第2インターフェース」と呼ばれる。
中継装置を消費電力化するために、無線ボード250においてスリープモードが実行される。以下では、無線ボード250におけるスリープモードを実現するための処理を説明する。図3は、マザーボード側IF240と無線ボード側IF260の構成を示す。マザーボード側IF240には、RTS270、TXD272、CTS274、RXD276の端子が含まれ、無線ボード側IF260には、CTS280、RXD282、RTS284、TXD286の端子が含まれる。
RTS270とCTS280が接続され、TXD272とRXD282が接続され、CTS274とRTS284が接続され、RXD276とTXD286が接続される。RTS270とRTS284は「送信要求」であり、CTS274とCTS280は「送信可」であり、TXD272とTXD286が「送信データ」であり、RXD276とRXD282が「受信データ」である。
マザーボード側IF240から無線ボード側IF260へのデータ送信は、次のようになされる。RTS270がローレベルからハイレベルに変化することによって、CTS280もローレベルからハイレベルに変化する。無線ボード側IF260がデータを受信可能である場合、RTS284がローベルからハイレベルに変化することによって、CTS274もローレベルからハイレベルに変化する。この状態においてマザーボード側IF240はデータを送信可能であり、TXD272はデータを送信し、RXD282はデータを受信する。つまり、マザーボードが無線ボード250に送信した送信要求に応じて無線ボード250がマザーボードに送信許可を送信している場合に、マザーボードは無線ボード250にデータを送信する。これは、無線ボード250において、マザーボードから受信した送信要求に応じて、マザーボードに送信許可を送信している場合に、マザーボードからのデータを受信するともいえる。
一方、無線ボード側IF260からマザーボード側IF240へのデータ送信は、次のようになされる。RTS284がローレベルからハイレベルに変化することによって、CTS274もローレベルからハイレベルに変化する。マザーボード側IF240がデータを受信可能である場合、RTS270がローベルからハイレベルに変化することによって、CTS280もローレベルからハイレベルに変化する。この状態において無線ボード側IF260はデータを送信可能であり、TXD286はデータを送信し、RXD276はデータを受信する。つまり、無線ボード250がマザーボードに送信した送信要求に応じてマザーボードが無線ボード250に送信許可を送信している場合に、無線ボード250はマザーボードにデータを送信する。
無線ボード250は、CTS280とRTS284がローレベルであり、かつRXD282とTXD286においてデータの送受信がなされていない場合、スリープモードに移行可能である。スリープモードにおいて、制御部262の動作が停止される。ここでは、スリープモードの無線ボード250に対する処理を図4(a)-(b)を使用しながら説明する。図4(a)-(b)は、マザーボード側IF240と無線ボード側IF260による動作概要を示す。図4(a)は、マザーボード側IF240からデータを送信する場合の動作を示す。無線ボード250はスリープモードであるので、時刻T1までRTS270とCTS274はいずれもローモードである。時刻T1において送信すべきデータが発生すると、RTS270はローレーベルからハイレベルに変化する。
この変化を検出した無線ボード250は10msecの起床期間が満了するまでに起床する。つまり、無線ボード250は、スリープモードで待機している場合に、マザーボードからの送信要求を受信するとスリープモードから起床する。これは、無線ボード250がスリープモードで待機している場合に、マザーボード側IF240において、無線ボード250に送信要求を送信することによって、無線ボード250をスリープモードから起床させるともいえる。
無線ボード側IF260は、スリープモードから起床すると送信許可をマザーボードに送信する。これに応じて時刻T2において、CTS274は、ローレベルからハイレベルに変化される。時刻T2から10msecのタイムアウト期間が満了するまでの時刻T3において、TXD272はデータを送信する。時刻T4においてデータの送信が終了し、無線ボード側IF260においてデータの受信が終了されると、時刻T5においてCTS274はハイレベルからローレベルに変化される。
時刻T5からタイムアウト期間が満了するまでの時刻T6において、無線ボード側IF260からデータが送信されることによって、RXD276はデータを受信する。データの受信が時刻T7で終了すると、時刻T8においてCTS274はローレベルからハイレベルに変化される。
これに続く時刻T9において、時刻TXD272はデータを送信する。データの送信は時刻T10に終了し、無線ボード側IF260においてデータの受信が終了されると、時刻T11においてCTS274はハイレベルからローレベルに変化される。
時刻T12において、無線ボード側IF260からデータが送信されることによって、RXD276はデータを受信する。時刻T13においてRTS270はハイレベルからローレベルに変化する。RXD276におけるデータの受信が時刻T14で終了する。この状態において、RTS270とRXD276はいずれもローレベルであるので、無線ボード250はスリープモードに移行可能である。
図4(b)は、無線ボード側IF260からデータを送信する場合の動作を示す。スリープモードの無線ボード250が起床すると、時刻T50においてCTS274はローレベルからハイレベルに変化される。時刻T51においてRTS270がローレベルからハイレベルに変化するとともに、TXD272はENQを送信する。時刻T52においてENQの送信が終了すると、時刻T53においてCTS274はハイレベルからローレベルに変化される。これに続く時刻T54において、RXD276はデータを受信する。時刻T55においてデータの受信が終了すると、時刻T56においてCTS274がローレベルからハイレベルに変化される。時刻T57においてTXD272はデータを送信する。時刻T58においてデータの送信が終了すると、時刻T59においてCTS274はハイレベルからローレベルに変化される。これに続く時刻T60において、RXD276はデータを受信する。時刻T61においてRTS270はハイレベルからローレベルに変化する。時刻T62においてデータの受信が終了する。
本開示における装置、システム、または方法の主体は、コンピュータを備えている。このコンピュータがプログラムを実行することによって、本開示における装置、システム、または方法の主体の機能が実現される。コンピュータは、プログラムにしたがって動作するプロセッサを主なハードウェア構成として備える。プロセッサは、プログラムを実行することによって機能を実現することができれば、その種類は問わない。プロセッサは、半導体集積回路(IC)、またはLSI(Large Scale Integration)を含む1つまたは複数の電子回路で構成される。複数の電子回路は、1つのチップに集積されてもよいし、複数のチップに設けられてもよい。複数のチップは1つの装置に集約されていてもよいし、複数の装置に備えられていてもよい。プログラムは、コンピュータが読み取り可能なROM、光ディスク、ハードディスクドライブなどの非一時的記録媒体に記録される。プログラムは、記録媒体に予め格納されていてもよいし、インターネット等を含む広域通信網を介して記録媒体に供給されてもよい。
以上の構成による警報システム1000の動作を説明する。図5は、無線ボード250による起床手順を示すフローチャートである。無線ボード250はスリープモードである(S10)。CTS280がハイレベル、つまりRTS270がハイレベルに変化すると(S12のY)、無線ボード250は起床する(S14)。CTS280がハイレベル、つまりRTS270がハイレベルに変化しなければ(S12のN)、ステップ10に戻る。
本実施例によれば、送信要求を知らせるためのRTS270を使用して、スリープモードで待機している無線ボード250を起床させるので、無線ボード250のスリープモードを制御できる。また、無線ボード250のスリープモードが制御されるので、中継装置の消費電力を低減できる。また、送信要求を知らせるためのRTS270を使用して、スリープモードで待機している無線ボード250を起床させるので、新たな信号を付加せずに無線ボード250のスリープモードを制御できる。また、新たな信号を付加せずに無線ボード250のスリープモードが制御されるので、構成の複雑化を抑制できる。また、無線ボード250は、スリープモードから起床すると送信許可をマザーボードに送信するので、起床を知らせることができる。
本開示の一態様の概要は、次の通りである。本開示のある態様の中継装置(200、202)は、火災警報器(100)を管理する管理装置(300)と通信可能な第1装置(210、212)と、火災警報器(100)と通信可能な第2装置(250)とを備える。第1装置(210、212)が第2装置(250)に送信した送信要求に応じて第2装置(250)が第1装置(210、212)に送信許可を送信している場合に、第1装置(210、212)は第2装置(250)にデータを送信し、第2装置(250)は、スリープモードで待機している場合に、第1装置(210、212)からの送信要求を受信するとスリープモードから起床する。
本開示の別の態様もまた、中継装置(200、202)である。この装置は、第1システム(300)と通信可能な第1装置(210、212)と、第1システム(300)とは異なる第2システム(100)と通信可能な第2装置(250)とを備える。第1装置(210、212)が第2装置(250)に送信した送信要求に応じて第2装置(250)が第1装置(210、212)に送信許可を送信している場合に、第1装置(210、212)は第2装置(250)にデータを送信し、第2装置(250)は、スリープモードで待機している場合に、第1装置(210、212)からの送信要求を受信するとスリープモードから起床する。
第2装置(250)は、スリープモードから起床すると送信許可を第1装置(210、212)に送信してもよい。
本開示のさらに別の態様は、通信方法である。この方法は、火災警報器(100)を管理する管理装置(300)と通信可能な第1装置(210、212)と、火災警報器(100)と通信可能な第2装置(250)とを備える中継装置(200、202)における通信方法であって、第1装置(210、212)が第2装置(250)に送信した送信要求に応じて第2装置(250)が第1装置(210、212)に送信許可を送信している場合に、第1装置(210、212)が第2装置(250)にデータを送信するステップと、第2装置(250)は、スリープモードで待機している場合に、第1装置(210、212)からの送信要求を受信するとスリープモードから起床するステップと、を備える。
本開示のさらに別の態様は、第1装置(210、212)である。この装置は、火災警報器(100)を管理する管理装置(300)と通信可能な第1装置(210、212)と、火災警報器(100)と通信可能な第2装置(250)とを備える中継装置(200、202)における第1装置(210、212)であって、管理装置(300)と通信可能な第1インターフェース(230、238)と、第2装置(250)と通信可能な第2インターフェース(240)とを備える。第2インターフェース(240)は、第2装置(250)に送信要求を送信してから、第2装置(250)から送信許可を受信している場合に、第2装置(250)にデータを送信し、第2インターフェース(240)は、第2装置(250)がスリープモードで待機している場合に、第2装置(250)に送信要求を送信することによって、第2装置(250)をスリープモードから起床させる。
本開示のさらに別の態様は、第2装置(250)である。この装置は、火災警報器(100)を管理する管理装置(300)と通信可能な第1装置(210、212)と、火災警報器(100)と通信可能な第2装置(250)とを備える中継装置(200、202)における第2装置(250)であって、火災警報器(100)と通信可能な第1インターフェース(264)と、第1装置(210、212)と通信可能な第2インターフェース(260)とを備える。第2インターフェース(260)は、第1装置(210、212)から受信した送信要求に応じて、第1装置(210、212)に送信許可を送信している場合に、第1装置(210、212)からのデータを受信し、本第2装置(250)がスリープモードで待機している場合に、第2インターフェース(260)が第1装置(210、212)からの送信要求を受信すると、本第2装置(250)はスリープモードから起床する。
以上、本開示を実施例をもとに説明した。この実施例は例示であり、それらの各構成要素あるいは各処理プロセスの組合せにいろいろな変形例が可能なこと、またそうした変形例も本開示の範囲にあることは当業者に理解されるところである。
本実施例において、中継装置は、火災の検知機能と警報音の発報機能とを兼ね備えた火災警報器100を接続する。しかしながらこれに限らず例えば、火災警報器100は、火災の検知機能のみを有していてもよい。また、火災警報器100の代わりに、火災に限定されず、水害、地震、ガス漏れ、不完全燃焼によるCO(一酸化炭素)の発生を検知するセンサであってもよい。本変形例によれば、構成の自由度を向上できる。
本実施例において、管理装置300に第1種中継装置200が接続され、第1種中継装置200に第2種中継装置202が接続される。しかしながらこれに限らず例えば、管理装置300に複数の第1種中継装置200が接続されてもよく、第1種中継装置200に複数の第2種中継装置202が接続されてもよく、第2種中継装置202に1つ以上の第2種中継装置202が接続されてもよい。本変形例によれば、構成の自由度を向上できる。
100 火災警報器、 200 第1種中継装置、 202 第2種中継装置、 210 第1種マザーボード、 212 第2種マザーボード、 230 無線通信部、 232 制御部、 234 有線通信部、 236 制御部、 238 有線通信部、 240 マザーボード側IF、 250 無線ボード、 260 無線ボード側IF、 262 制御部、 264 無線IF、 300 管理装置、 1000 警報システム。

Claims (6)

  1. 火災警報器を管理する管理装置と通信可能な第1装置と、
    前記火災警報器と無線通信可能な第2装置とを備え、
    前記第1装置が前記第2装置に送信した送信要求に応じて前記第2装置が前記第1装置に送信許可を送信している場合に、前記第1装置は前記第2装置にデータを送信し、
    前記第2装置は、スリープモードで待機している場合に、前記第1装置からの前記送信要求を受信するとスリープモードから起床する中継装置。
  2. 第1システムと通信可能な第1装置と、
    前記第1システムとは異なる第2システムと無線通信可能な第2装置とを備え、
    前記第1装置が前記第2装置に送信した送信要求に応じて前記第2装置が前記第1装置に送信許可を送信している場合に、前記第1装置は前記第2装置にデータを送信し、
    前記第2装置は、スリープモードで待機している場合に、前記第1装置からの前記送信要求を受信するとスリープモードから起床する中継装置。
  3. 前記第2装置は、スリープモードから起床すると前記送信許可を前記第1装置に送信する請求項1または2に記載の中継装置。
  4. 火災警報器を管理する管理装置と通信可能な第1装置と、前記火災警報器と無線通信可能な第2装置とを備える中継装置における通信方法であって、
    前記第1装置が前記第2装置に送信した送信要求に応じて前記第2装置が前記第1装置に送信許可を送信している場合に、前記第1装置が前記第2装置にデータを送信するステップと、
    前記第2装置は、スリープモードで待機している場合に、前記第1装置からの前記送信要求を受信するとスリープモードから起床するステップと、
    を備える通信方法。
  5. 火災警報器を管理する管理装置と通信可能な第1装置と、前記火災警報器と無線通信可能な第2装置とを備える中継装置における第1装置であって、
    前記管理装置と通信可能な第1インターフェースと、
    前記第2装置と通信可能な第2インターフェースとを備え、
    前記第2インターフェースは、前記第2装置に送信要求を送信してから、前記第2装置から送信許可を受信している場合に、前記第2装置にデータを送信し、
    前記第2インターフェースは、前記第2装置がスリープモードで待機している場合に、前記第2装置に前記送信要求を送信することによって、前記第2装置をスリープモードから起床させる第1装置。
  6. 火災警報器を管理する管理装置と通信可能な第1装置と、前記火災警報器と無線通信可能な第2装置とを備える中継装置における第2装置であって、
    前記火災警報器と通信可能な第1インターフェースと、
    前記第1装置と通信可能な第2インターフェースとを備え、
    前記第2インターフェースは、前記第1装置から受信した送信要求に応じて、前記第1装置に送信許可を送信している場合に、前記第1装置からのデータを受信し、
    本第2装置がスリープモードで待機している場合に、前記第2インターフェースが前記第1装置からの前記送信要求を受信すると、本第2装置はスリープモードから起床する第2装置。
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