JP7613863B2 - 流体バルブ、流体システム、及び建設機械 - Google Patents
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さらに、シリンダポート及びタンク通路の両方に通じさせることにより、シリンダのうちロッドエンド側からヘッドエンド側に流す流体の流量を調整できる。これにより、例えば、アクチュエータの用途に応じて、簡単な構成で流体の流量を調整できるとともに省エネルギー化を図ることができる。
さらに、シリンダポート及びタンク通路の両方に接続させることにより、シリンダのうちロッドエンド側からヘッドエンド側に流す流体の流量を調整できる。これにより、例えば、建設機械の用途に応じて、簡単な構成で流体の流量を調整できるとともに省エネルギー化を図ることができる。
さらに、シリンダポート及びタンク通路の両方に接続させることにより、シリンダのうちロッドエンド側からヘッドエンド側に流す流体の流量を調整できる。これにより、例えば建設機械の用途に応じて、簡単な構成で流体の流量を調整できるとともに省エネルギー化を図ることができる。
また、圧力センサの検知圧が閾値未満のときにシリンダポート及びタンク通路の両方に吐出ポートを接続させることにより、シリンダのうちロッドエンド側からヘッドエンド側に流す流体の流量を調整できる。これにより、例えば、アクチュエータの用途に応じて、簡単な構成で流体の流量を調整できるとともに省エネルギー化を図ることができる。
図1は、実施形態の建設機械100の模式図である。
図1に示すように、建設機械100は、例えば油圧ショベルである。建設機械100は、旋回体101と、走行体102とを備えている。旋回体101は、走行体102の上に旋回可能に設けられている。旋回体101には、油圧ポンプ110と、油圧ポンプ110から吐出される作動油(流体)の流量制御を行う油圧制御装置(流体制御装置の一例)1と、が搭載されている。
図2は、実施形態の油圧システム109の模式図である。図2は、油圧制御装置1の断面を含む模式図である。図2では、実施形態のメータインスプール5及びメータアウトスプール15が中立位置(第2中立位置)Po4に位置した状態が示されている。
図2に示すように、油圧システム(請求項の流体システムの一例)109は、油圧制御装置1と、油圧制御装置1に作動油を供給する油圧ポンプ(請求項のポンプの一例)110と、油圧制御装置1によって駆動制御される油圧アクチュエータ111と、を備える。
以下、種々の油圧シリンダ113のうち、一つの油圧シリンダ113を代表例として説明する。代表例の油圧シリンダ113は、ブーム104、アーム105、及びバケット106から選択したアーム105を駆動するアーム駆動用のシリンダである。
ヘッドポートHpは、シリンダ114のうちシリンダヘッド側の部位114aに設けられている。ロッドポートRpは、シリンダ114のうちピストンロッド115側の部位114bに設けられている。
油圧ポンプ110は、2つ設けられている。以下、2つの油圧ポンプ110の一方を「第1ポンプ110A」、2つの油圧ポンプ110の他方を「第2ポンプ110B」という。
油圧制御装置1は、種々のIMV(Independent Metering Valve)2(以下「独立メータリングバルブ」ともいう。)を備えている。種々の独立メータリングバルブ(請求項の流体バルブの一例)2は、ブーム104、アーム105、及びバケット106を駆動させる種々の油圧シリンダ113を制御する。
以下、種々の独立メータリングバルブ2のうち、アーム105の独立メータリングバルブ2を代表例として説明する。代表例の独立メータリングバルブ2は、ブーム104、アーム105、及びバケット106から選択したアーム105を駆動する油圧シリンダ113を制御するバルブである。
独立メータリングバルブ2は、バルブボディ3と、バルブボディ3に収納された丸棒状のメータインスプール5と、メータインスプール5を駆動制御する第1メータイン電磁比例弁6及び第2メータイン電磁比例弁7と、を主構成としている。
実施形態では、圧力センサ26でシリンダ圧を検知する例について説明するが、これに限定しない。その他の例として、例えば圧力センサで第1ポンプ110A、第2ポンプ110Bの吐出圧力(ポンプ圧)を検知してもよい。あるいは、圧力センサをシリンダ114のヘッドエンドに設け、ヘッドエンド側のシリンダ圧を圧力センサで直接検知してもよい。
第2ヘッド流路32は、第1スリーブ孔10と第2スリーブ孔20との間に配置されている。第2ヘッド流路32は、第1ヘッド流路31の延長線上に配置されている。
第2ロッド流路34は、第1スリーブ孔10と第2スリーブ孔20との間に配置されている。第2ロッド流路34は、軸方向に対して直交する方向に延びている。
第2タンク流路36は、第1ロッド流路33の外方において軸方向に対して直交する方向に延びている。
以下、第1スリーブ孔10の軸方向の中央位置を第1中央位置Po1という。また、第1スリーブ孔10の軸方向の一端側の位置を第1供給位置Po2、第1スリーブ孔10の軸方向の他端側の位置を第2供給位置Po3という。
第1スリーブ孔10及びメータインスプール5等でメータインバルブ4が構成されている。メータインバルブ4は、4ポート3位置切換弁である。
図3に示すように、メータインスプール5は、第1供給位置Po2に配置された状態で、第1メータイン流路11により、第1ポンプポートP1と第1供給ポートS1とを通じさせる。また、メータインスプール5は、第1供給位置Po2に配置された状態で、第2メータイン流路12により、第2ポンプポートP2と第2供給ポートS2とを通じさせる。この結果、第1ポンプポートP1及び第2ポンプポートP2は、それぞれ第1供給ポートS1及び第2供給ポートS2等を経てヘッドポートHpに通じる。なお、通じさせる(通じる)とは、作動油(すなわち、流体)が流れるようにすることをいう。例えば、「第1ポンプポートP1と第1供給ポートS1とを通じさせる。」とは、第1ポンプポートP1と第1供給ポートS1とが接続されて作動油が流れるようにすることである。
図4に示すように、メータインスプール5は、第2供給位置Po3に配置された状態で、第1メータイン流路11により、第1ポンプポートP1と第1供給ポートS1とを通じさせる。また、メータインスプール5は、第2供給位置Po3に配置された状態で、第2メータイン流路12により、第2ポンプポートP2と第2供給ポートS2とを通じさせる。この結果、第1ポンプポートP1及び第2ポンプポートP2は、それぞれ第1供給ポートS1及び第2供給ポートS2等を経てロッドポートRpに通じる。
第1メータイン電磁比例弁6は、第2メータイン電磁比例弁7の非通電状態で通電されることにより、メータインスプール5を電気信号に基づいて駆動して第1供給位置Po2(図3参照)に配置する。ここで、第1メータイン電磁比例弁6は、通電される電気信号の「電流値」に応じて(比例させて)第1供給位置Po2を無段階に制御(調整)できる。
第2スリーブ孔20及びメータアウトスプール15等でメータアウトバルブ14が構成されている。メータアウトバルブ14は、メータインバルブ4と同様に、4ポート3位置切換弁である。
また、メータアウトスプール15は、再生位置Po5に配置された状態で、第2ヘッド流路32に第3チェックバルブ43等を経てバイパス流路37を通じさせる。この結果、バイパス流路37は、第2ヘッド流路32、第1ヘッド流路31、及びヘッド側流路134等を経てヘッドポートHpに通じる。
また、メータアウトスプール15は、ロッドポートRpから油圧シリンダ113の内部の作動油を、ヘッドポートHpから油圧シリンダ113の内部に供給するためのスプールである。
第1メータアウト電磁比例弁16は、第2メータアウト電磁比例弁17の非通電状態で通電されることにより、電気信号に基づいてメータアウトスプール15を駆動して再生位置Po5(図3参照)に配置する。ここで、第1メータアウト電磁比例弁16は、通電される電気信号の「電流値」に応じて(比例させて)再生位置Po5を無段階に制御(調整)できる。
第2メータアウト電磁比例弁17は、第1メータアウト電磁比例弁16の非通電状態で通電されることにより、電気信号に基づいてメータアウトスプール15を駆動して第2排出位置Po7(図4参照)に配置する。ここで、第2メータアウト電磁比例弁17は、通電される電気信号の「電流値」に応じて(比例させて)第2排出位置Po7を無段階に制御(調整)できる。
次に、独立メータリングバルブ2の作用について説明する。
図2に示すように、第1メータイン電磁比例弁6及び第2メータイン電磁比例弁7を非通電状態として、メータインスプール5を第1中立位置Po1に配置する。配置したメータインスプール5で、第1ポンプポートP1、第2ポンプポートP2、第1供給ポートS1、第2供給ポートS2を閉塞する。
各油圧ポンプ110A,110Bが図示しない原動機によって駆動されると、各油圧ポンプ110A,110Bの吐出ポートから所定流量の作動油が吐出される。例えば吐出された作動油は、不図示のリターン回路を経てタンクに戻される。
メータアウトスプール15を再生位置Po5に配置することにより、第2排出ポートD2を経てバイパス流路37に第2ロッド流路34が通じる。
また、メータアウトスプール15は、再生位置Po5に配置された状態で、バイパス流路37を第2ヘッド流路32等に通じさせる。この結果、バイパス流路37は、第2ヘッド流路32等を経てヘッドポートHpに通じる。
一方、第1供給位置Po2にメータインスプール5を配置することにより、第2ロッド流路34等にロッドポートRpを通じさせる。この結果、バイパス流路37に、第2排出ポートD2を経てロッドポートRpが通じる。よって、ヘッドポートHpにロッドポートRpを通させる再生通路が形成される。
第1ポンプ110Aから吐出された作動油と第2ポンプ110Bから吐出された作動油が、ブリッジ流路30の一部で合流され、第1ヘッド流路31、及びヘッド側流路134を経てヘッドポートHpに矢印の如く供給される。
すなわち、ロッドポートRpから流出した作動油は、再生通路を経てシリンダ114のうちシリンダヘッド側にヘッドポートHpから全量(すなわち、100%)流入して再生される。
一方、シリンダ114のうちピストンロッド115側の作動油は、ロッドポートRpからシリンダ114のうちシリンダヘッド側にヘッドポートHpを経て流入する。これにより、油圧シリンダ113のピストンロッド115がシリンダ114から突出するように矢印E1の如く押し出される。
この状態で、建設機械100(図1参照)は、アーム105を継続して引いて掘削を開始する。これにより、建設機械100の掘削時には、通常の作動油の流れのように、作動油をロッドポートRpからタンク120に戻すことにより、掘削力を効率よく確保できる。すなわち、掘削のときには、メータアウトスプール15を第1排出位置Po6に移動させることにより大きな力で掘削できる。
第1ポンプ110Aから吐出された作動油と第2ポンプ110Bから吐出された作動油が、ブリッジ流路30の一部で合流され、第1ロッド流路33、及びロッド側流路133を経てロッドポートRpに矢印の如く供給される。
このため、油圧シリンダ113のピストンロッド115がシリンダ114に押し込まれるように矢印E1の如く引き込まれる。これにより、建設機械100のアーム105が掘削位置から離れる方向に押される(又は上方に上昇する)。
さらに、第2メータイン電磁比例弁7でメータインスプール5を第2供給位置Po3まで駆動制御する。第1メータアウト電磁比例弁16でメータアウトスプール15を第2排出位置Po7まで駆動制御する。このため、油圧シリンダ113のピストンロッド115を矢印E2方向(他方向)に移動できる。
このため、建設機械等の用途に合わせて独立メータリングバルブ2(油圧制御装置1)の実機調整を行う場合に、メータインスプール5とメータアウトスプール15との駆動制御を無段階に調整できる。よって、実機調整を一層容易にでき、調整期間の短縮を図ることができる。
さらに、ヘッドポートHp及びタンク120の両方に接続させることにより、シリンダ114のうちロッドエンド側からヘッドエンド側に流す作動油の流量を調整できる。このため、例えば、シリンダ114の用途に応じて、簡単な構成で作動油の流量を調整できるとともに省エネルギー化を図ることができる。
すなわち、シリンダ圧が閾値未満のときに、メータアウトスプール15を制御部25で制御してロッドポートRpをヘッドポートHpに接続する。よって、ロッドポートRpから流出する作動油を、再生通路でヘッドポートHpに全量(すなわち、100%)導き、シリンダ114のうちシリンダヘッド側に流入させて再生できる。
このように、圧力センサが検知する検知圧に基づいて、メータアウトスプール15を駆動制御することにより、簡素な構造で油圧シリンダ113の作業性を高めるとともに省エネルギー化を図ることができる。
さらに、第1メータイン電磁比例弁6、第2メータイン電磁比例弁7、第1メータアウト電磁比例弁16、及び第2メータアウト電磁比例弁17を、圧力センサ26の検知信号に基づいて制御部25で駆動制御できる。このため、ロッドポートRpから流出する作動油をヘッドポートHpに流入させる再生通路を簡単な構成で形成できる。
このように、アーム105で掘削等の作業を実施する前に、ロッドポートRpから流出する作動油をヘッドポートHpに流入させて再生する。これにより、油圧シリンダ113(すなわち、建設機械100のアーム105)の作業性を高めるとともに省エネルギー化を図ることができる。
タンク120に接続する工程では、圧力センサ26の検知圧が閾値以上のときに、タンク120にロッドポートRpを接続する。このため、通常のシリンダと同様に、2つのポンプ110A,110Bから吐出された作動油のみで、ピストンロッド115をシリンダ114から突出させることができる。これにより、シリンダ114(すなわち、建設機械100のアーム105)で掘削等の作業を実施できる。
例えば上述した実施形態では、建設機械100が油圧ショベルである例を挙げて説明したが、これに限らない。例えば、油圧クレーン等、油圧ショベル以外の建設機械に本発明を適用してもよい。
Claims (8)
- 流体によって駆動するアクチュエータに設けられた吐出ポート又はシリンダポートの一方に接続される給排ポート、及びタンク通路に接続されるタンクポートを有するバルブボディと、
前記バルブボディに形成されたスリーブ孔内に移動自在に設けられ、前記アクチュエータからの前記流体の排出量の制御を行うメータアウトスプールと、を備え、
前記メータアウトスプールは、前記メータアウトスプールの移動によって、前記シリンダポートのみと前記吐出ポートとを通じさせる、又は前記シリンダポート及び前記タンク通路の両方と前記吐出ポートとを通じさせる
流体バルブ。 - 前記メータアウトスプールは、前記メータアウトスプールの移動によって、前記吐出ポートから前記シリンダポートのみに前記流体を流す流量を調整する、又は前記吐出ポートから前記シリンダポート及び前記タンク通路の両方に前記流体を流す流量を調整する請求項1に記載の流体バルブ。
- 前記メータアウトスプールは、前記シリンダポート、前記タンク通路の流路を塞ぎ、又は前記流路を流れる前記流体の流量調整を行うノッチを有する請求項1又は請求項2に記載の流体バルブ。
- 前記メータアウトスプールは、前記シリンダポート、前記タンク通路の流路を塞ぎ、又は前記流路を流れる前記流体の流量調整を行うランドを有する請求項1から請求項3のいずれか一項に記載の流体バルブ。
- 流体バルブと、
前記流体バルブによって流量調整される流体によって駆動するアクチュエータと、を備え、
前記流体バルブは、
流体によって駆動する前記アクチュエータに設けられた吐出ポート又はシリンダポートの一方に接続される給排ポート、及びタンク通路に接続されるタンクポートを有するバルブボディと、
前記バルブボディに形成されたスリーブ孔内に移動自在に設けられ、前記アクチュエータからの前記流体の排出量の制御を行うメータアウトスプールと、を備え、
前記メータアウトスプールは、前記メータアウトスプールの移動によって、前記シリンダポートのみと前記吐出ポートとを通じさせる、又は前記シリンダポート及び前記タンク通路の両方と前記吐出ポートとを通じさせ、
前記アクチュエータは、シリンダと、前記シリンダ内にスライド移動自在に設けられたピストンロッドと、を備え、
前記シリンダ内の圧力、及び前記シリンダポートに前記流体を供給するポンプの吐出圧力のいずれかを検知する圧力センサを備え、
前記圧力センサが検知した検知圧が閾値以上のときに前記メータアウトスプールを駆動制御して前記タンク通路に前記吐出ポートが接続され、
前記検知圧が閾値未満のときに前記メータアウトスプールを駆動制御して前記シリンダポートに前記吐出ポートが接続される流体システム。 - 電気信号に基づいて前記メータアウトスプールを駆動させる電磁弁を備える請求項5に記載の流体システム。
- 前記圧力センサの検知信号に基づいて前記電磁弁の駆動制御を行う制御部を備える請求項6に記載に流体システム。
- 流体バルブと、
前記流体バルブによって流量調整される流体によって駆動され、アームを駆動するためのアーム駆動用のアクチュエータと、
を備え、
前記流体バルブは、
流体によって駆動する前記アクチュエータに設けられた吐出ポート又はシリンダポートの一方に接続される給排ポート、及びタンク通路に接続されるタンクポートを有するバルブボディと、
前記バルブボディに形成されたスリーブ孔内に移動自在に設けられ、前記アクチュエータからの前記流体の排出量の制御を行うメータアウトスプールと、を備え、
前記メータアウトスプールは、前記メータアウトスプールの移動によって、前記シリンダポートのみと前記吐出ポートとを通じさせる、又は前記シリンダポート及び前記タンク通路の両方と前記吐出ポートとを通じさせ、
前記アクチュエータは、シリンダと、前記シリンダ内にスライド移動自在に設けられたピストンロッドと、を備え、
前記シリンダ内の圧力、及び前記シリンダポートに前記流体を供給するポンプの吐出圧力のいずれかを検知する圧力センサを備え、
前記圧力センサが検知した検知圧が閾値以上のときに前記メータアウトスプールを駆動制御して前記タンク通路に前記吐出ポートが接続され、
前記検知圧が閾値未満のときに前記メータアウトスプールを駆動制御して前記シリンダポートに前記吐出ポートが接続される建設機械。
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