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JP7613878B2 - 情報処理装置およびコンピュータプログラム - Google Patents
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JP7613878B2 - 情報処理装置およびコンピュータプログラム - Google Patents

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Description

本開示は、データ処理技術に関し、特にコンテンツの視聴に関わる情報処理装置およびコンピュータプログラムに関する。
ブロードバンド通信の普及に伴い、様々な動画配信サービスが提供されている(例えば特許文献1参照)。
特開2020-162881号公報
コンテンツを視聴するユーザ体験の良否を決める要素として、コンテンツの画像だけでなく、コンテンツの音声も重要である。本発明者は、配信された複数のコンテンツを同時視聴するユーザに提供する音声について、ユーザ体験の質を高めるために工夫する余地があると考えた。
本開示はこうした課題に鑑みてなされたものであり、1つの目的は、配信されたコンテンツを視聴するユーザ体験の質を高める技術を提供することにある。
上記課題を解決するために、本開示のある態様の情報処理装置は、サーバから配信された複数のコンテンツのデータを取得する取得部と、複数のコンテンツのうち1つのコンテンツを、相対的にサイズが大きいメイン画面に表示させ、他のコンテンツを、相対的にサイズが小さいサブ画面に表示させ、ユーザの操作に応じて、それまでメイン画面に表示させたコンテンツをサブ画面に表示させるよう変更するとともに、それまでサブ画面に表示させたコンテンツをメイン画面に表示させるよう変更する表示制御部と、ユーザの操作に応じて、スピーカから出力させる音声を、メイン画面に表示されたコンテンツの音声から、サブ画面に表示されたコンテンツの音声に切り替える音声出力制御部と、を備える。
本開示の別の態様は、情報処理システムである。この情報処理システムは、コンテンツのデータを放送網を介して配信する放送装置と、コンテンツのデータであって、コンテンツの出演者の映像を含むデータをインターネットを介して配信するサーバと、サーバから配信されたコンテンツの出演者の映像を表示させる視聴者の端末と、出演者に情報を提示する出演者の端末と、を備える。視聴者の端末は、視聴者のコメントが入力された場合に、そのコメントのデータを送信し、出演者の端末は、視聴者の端末から送信されたコメントを表示させる。
なお、以上の構成要素の任意の組合せ、本開示の表現を、システム、方法、コンピュータプログラム、コンピュータプログラムを読み取り可能に記録した記録媒体などの間で変換したものもまた、本開示の態様として有効である。
本開示の技術によると、配信されたコンテンツを視聴するユーザ体験の質を高めることができる。
実施例の通信システムの構成を示す図である。 図1のユーザ装置の機能ブロックを示すブロック図である。 App画面の例を示す図である。 App画面の例を示す図である。 App画面の例を示す図である。 App画面の遷移の例を示す図である。 App画面の例を示す図である。
実施例の通信システムのサーバは、同一のイベント(例えばA球団とB球団の野球の試合)に関する複数のライブコンテンツ(電子コンテンツ)を視聴者の端末に提供する。実施例のライブコンテンツは、現在進行中の事物が映る動画データであり、映像データおよび音声データを含む。視聴者の端末は、複数のライブコンテンツのうち1つのライブコンテンツを大きいメイン画面で表示させ、他のライブコンテンツを小さいサブ画面で表示させる。視聴者の端末は、スピーカから出力させる音声を、メイン画面で表示中のライブコンテンツの音声と、サブ画面で表示中のライブコンテンツの音声との間で切替可能に構成される。
また、配信対象となる少なくとも1つのライブコンテンツは、インターネットを介して配信されるとともに、放送網を介して公衆放送される。実施例の通信システムは、視聴者の端末に視聴者が入力したコメントが、上記ライブコンテンツの出演者の端末に表示されるよう構成される。これにより、公衆放送向けライブコンテンツの出演者と視聴者とのインタラクティブなコミュニケーションを実現し、ライブコンテンツを視聴するユーザ体験の質を高めることができる。
図1は、実施例の通信システム10の構成を示す。通信システム10は、複数のライブコンテンツを視聴者に配信する情報処理システムである。通信システム10は、ユーザ装置12a、ユーザ装置12b、ユーザ装置12c、ユーザ装置12d(総称する場合「ユーザ装置12」と呼ぶ。)と、カメラ装置14a、カメラ装置14b、カメラ装置14c、カメラ装置14d(総称する場合「カメラ装置14」と呼ぶ。)と、動画配信サーバ16と、マイク20と、出演者端末22と、放送装置24と、ラジオ装置28とを備える。
複数のユーザ装置12は、動画配信サーバ16から配信されたライブコンテンツを視聴する複数の視聴者(以下「ユーザ」とも呼ぶ。)により操作される情報処理装置である。各ユーザ装置12は、動画配信サーバ16から配信された、複数のライブコンテンツを表示部(液晶ディスプレイ等)に表示させる。各ユーザ装置12は、例えば、PC、スマートフォン、タブレット端末であってもよい。
複数のカメラ装置14のそれぞれは、同一のイベントに関する複数の異なるライブコンテンツを撮像する。例えば、カメラ装置14aは、通常の野球中継の態様で、進行中の野球の試合を撮像する。カメラ装置14bは、当該野球の試合を実況または解説するラジオ番組の出演者(スタジオ)を撮像する。カメラ装置14cは、当該野球の試合を応援する応援団を撮像する。カメラ装置14dは、当該野球の試合が行われている球場の客席(例えばVIP席)に配置され、その客席から当該野球の試合を撮像する。それぞれのカメラ装置14は、マイクの機能を含む。複数のカメラ装置14のうち少なくとも一部のカメラ装置14は、全天球カメラ(言い換えれば360°カメラ)であってもよい。
動画配信サーバ16は、ユーザ装置12からの要求に応じて、複数のカメラ装置14から出力された複数のライブコンテンツのデータをインターネット18を介してユーザ装置12へ配信する情報処理装置である。実施例では、動画配信サーバ16は、HTTPベースのメディアストリーミングプロトコルであるHTTPライブストリーミングを用いて、複数のライブコンテンツのデータを並行してストリーミング送信する。
実施例の動画配信サーバ16は、4つのライブコンテンツのデータを同時に配信する。4つのライブコンテンツのデータは、以下の内容を含むこととする。(1)進行中の野球の試合の映像および音声。(2)当該野球の試合を実況または解説するラジオ番組の出演者(スタジオ)の映像および音声。(3)当該野球の試合を応援する応援団の映像および音声。(4)当該野球の試合が行われている球場の客席で取得された映像および音声。
野球の試合を実況または解説するラジオ番組が制作されるスタジオには、カメラ装置14bに加えて、マイク20と出演者端末22が設置される。マイク20は、野球の試合を実況または解説するラジオ番組の音声(当該番組の出演者の音声であり、スタジオの音声とも言える)を取得する。放送装置24は、コンテンツのデータを放送網26を介して配信する装置である。実施例では、放送装置24は、マイク20により取得されたラジオ番組の音声を放送網26(ラジオ放送網)を介して公衆送信する。ラジオ装置28は、放送装置24から送信されたラジオ番組の音声を再生し、出力する。
出演者端末22は、ラジオ番組の出演者に対して情報を提示する情報端末である。出演者端末22は、PC、スマートフォン、タブレット端末であってもよい。出演者端末22は、表示部(液晶ディスプレイ等)を含む。出演者端末22は、ユーザ装置12から送信されたユーザのコメントを表示部に表示させる。
図2は、図1のユーザ装置12の機能ブロックを示すブロック図である。本明細書のブロック図で示す複数の機能ブロックは、ハードウェア的には、回路ブロック、メモリ、その他のLSIで構成することができ、ソフトウェア的には、メモリにロードされたプログラムをCPUが実行すること等により実現される。したがって、これらの機能ブロックがハードウェアのみ、ソフトウェアのみ、またはそれらの組合せによっていろいろな形で実現できることは当業者には理解されるところであり、いずれかに限定されるものではない。
ユーザ装置12は、制御部30、通信部32、表示部34、スピーカ36、記憶部41を備える。制御部30は、コンテンツの視聴に関する各種データ処理を実行する。通信部32は、所定の通信プロトコルにしたがって外部装置と通信する。制御部30は、通信部32を介して動画配信サーバ16とデータを送受信する。
表示部34は、画像情報(例えばライブコンテンツの映像等)を表示する。表示部34は、例えば、液晶ディスプレイである。スピーカ36は、音声情報(例えばライブコンテンツの音声)を出力する。記憶部41は、後述のコンテンツ取得部40により取得されたデータであり、動画配信サーバ16から提供された複数のライブコンテンツのデータ(映像データおよび音声データ)を記憶する。
制御部30は、操作取得部38、コンテンツ取得部40、表示制御部42、音声出力制御部44、コメント送信部46、ハート送信部48を含む。これら複数の機能ブロックに対応するモジュールが実装されたコンピュータプログラム(以下「動画視聴App」とも呼ぶ。)は、ネットワークを介して所定のサーバからダウンロードされ、ユーザ装置12のストレージにインストールされてもよい。また、動画視聴Appは、コンピュータ読み取り可能な記録媒体に格納されてもよく、その記録媒体を介してユーザ装置12のストレージにインストールされてもよい。ユーザ装置12のCPUは、動画視聴Appをメインメモリに読み出して実行することにより、上記複数の機能ブロックの機能を発揮してもよい。
操作取得部38は、動画視聴Appに対してユーザが入力した操作を検出する。コンテンツ取得部40は、ユーザの操作に応じて、動画配信サーバ16にライブコンテンツの提供を要求する。コンテンツ取得部40は、動画配信サーバ16から配信された複数のライブコンテンツのデータ(映像データおよび音声データ)を取得する。コンテンツ取得部40は、動画配信サーバ16から配信された複数のライブコンテンツのデータを記憶部41に格納する。
表示制御部42は、動画視聴Appの画面(以下「App画面」とも呼ぶ。)を表示部34に表示させ、App画面におけるライブコンテンツの表示を制御する。表示制御部42は、記憶部41に記憶された複数のライブコンテンツの映像データを読み出し、複数のライブコンテンツの映像を表示部34に並行して表示させる。
表示制御部42は、複数のライブコンテンツのうち1つのライブコンテンツの映像を、相対的にサイズが大きいメイン画面に表示させる。それとともに、表示制御部42は、複数のライブコンテンツのうちメイン画面に表示されない他のライブコンテンツの映像を、相対的にサイズが小さいサブ画面に表示させる。メイン画面は、App画面において相対的に大きい領域を占める映像表示エリアと言え、サブ画面は、App画面において相対的に小さい領域を占める映像表示エリアと言える。
また、表示制御部42は、ユーザの操作に応じて、当該操作入力時までメイン画面に表示させたライブコンテンツをサブ画面に表示させるよう変更する。それとともに、表示制御部42は、当該操作入力時までサブ画面に表示させたライブコンテンツをメイン画面に表示させるよう変更する。
音声出力制御部44は、記憶部41に記憶された複数のライブコンテンツの音声データのうち1つのライブコンテンツの音声データを読み出し、そのライブコンテンツの音声をスピーカ36から出力させる。音声出力制御部44は、ユーザの操作に応じて、スピーカ36から出力させる音声を、メイン画面に表示されたライブコンテンツの音声から、サブ画面に表示されたライブコンテンツの音声に切り替える。
図3は、App画面50の例(App画面50a)を示す。App画面50aは、メイン画面52、サブ画面54、サブ画面56、サブ画面58を含む。メイン画面52には、進行中の野球の試合の中継映像が表示されている。サブ画面54には、当該野球の試合を実況または解説するラジオ番組の出演者(スタジオ)の映像が表示されている。サブ画面56には、当該野球の試合を応援する応援団の映像が表示されている。サブ画面58には、当該野球の試合が行われている球場の客席で取得された映像が表示されている。
表示制御部42は、一のユーザ装置12(自装置)を所有するユーザが入力したコメント、および、他のユーザ装置12(他装置)を所有するユーザが入力したコメントをメイン画面52のコメントエリア60に表示させる。表示制御部42は、コメント入力エリア62、送信ボタン64、ハートボタン66、音声ボタン68、拡大ボタン70を表示させる。表示制御部42は、サブ画面54、サブ画面56、サブ画面58のそれぞれに切替ボタン72を表示させる。
コメント入力エリア62は、ユーザによりコメント文字列が入力されるテキストエリアである。コメント送信部46は、送信ボタン64に対する選択操作(押下等)が入力された場合、コメント入力エリア62に入力されたコメント文字列を動画配信サーバ16へ送信する。動画配信サーバ16は、或るユーザ装置12から送信されたコメントのデータを他のユーザ装置12および出演者端末22へ送信する。表示制御部42は、動画配信サーバ16から送信されたコメントをメイン画面52のコメントエリア60に表示させる。
ハートボタン66に対する選択操作(押下等)が入力された場合、ハート送信部48は、ハートボタン66が選択されたことを動画配信サーバ16へ送信する。動画配信サーバ16は、複数のユーザによりハートボタン66が選択された総数(「ハート総数」と呼ぶ。)を記憶する。動画配信サーバ16は、或るユーザ装置12からハートボタン66が選択されたことが通知された場合、ハートボタン66が選択されたこととハート総数とを複数のユーザ装置12および出演者端末22へ通知する。表示制御部42は、ハートボタン66が選択されたことが動画配信サーバ16から通知されると、メイン画面52にハートマーク67を表示させる。また、表示制御部42は、動画配信サーバ16から通知されたハート総数をメイン画面52に表示させる。同様に出演者端末22も、ハートマーク67とハート総数とを表示部に表示させる。
サブ画面54、サブ画面56、サブ画面58いずれかの切替ボタン72に対する選択操作(押下等)が入力された場合、表示制御部42は、選択された切替ボタン72が配置されたサブ画面(ここでは「特定サブ画面」と呼ぶ。)に表示されたライブコンテンツの画像をメイン画面52に表示させるようApp画面50を変更する。それとともに、表示制御部42は、それまでメイン画面52に表示されたライブコンテンツの画像を特定サブ画面に表示させるようApp画面50を変更する。
図4も、App画面50の例(App画面50b)を示す。同図のApp画面50bは、図3のApp画面50aにおけるサブ画面54の切替ボタン72が選択された場合に表示されるApp画面である。App画面50bのメイン画面52には、進行中の野球の試合を実況または解説するラジオ番組の出演者(スタジオ)の映像が表示されている。また、App画面50bのサブ画面54には、当該野球の試合の中継映像が表示されている。すなわち、図3と図4では、メイン画面52とサブ画面54の間で表示内容が入れ替わっている。実施例の動画視聴App(動画視聴Appがインストールされたユーザ装置12)によると、メイン画面およびサブ画面に表示するライブコンテンツをユーザが任意に選択でき、ライブコンテンツ視聴のユーザ体験の質を高めることができる。
App画面50のメイン画面52に設けられた拡大ボタン70に対する選択操作(押下等)が入力された場合、表示制御部42は、当該操作の入力前までメイン画面52に表示されたライブコンテンツの画像をApp画面50の全体(すなわち全画面)に表示させるよう変更する。それとともに、表示制御部42は、当該操作の入力前まで複数のサブ画面に表示された複数のライブコンテンツの画像を非表示とする。図5も、App画面50の例(App画面50c)を示す。同図のApp画面50cは、図3のApp画面50aにおけるメイン画面52の拡大ボタン70が選択された場合に表示されるApp画面を示している。
表示制御部42は、1つのライブコンテンツを全画面表示させる場合、当該ライブコンテンツの表示領域に縮小ボタン74を表示させる。縮小ボタン74に対する選択操作(押下等)が入力された場合、表示制御部42は、全画面表示されたライブコンテンツをメイン画面52に表示し、非表示であった他のライブコンテンツをサブ画面に表示するApp画面50に戻す。例えば、表示制御部42は、図5のApp画面50cにおいて縮小ボタン74が選択された場合、図3のApp画面50aの表示に戻す。
図6は、App画面50の遷移の例を示す。図3のApp画面50aにおいてサブ画面54の切替ボタン72が選択されると、図4のApp画面50bに遷移する。図4のApp画面50bにおいてサブ画面54の切替ボタン72が選択されると、図3のApp画面50aに遷移する。図3のApp画面50aにおいてメイン画面52の拡大ボタン70が選択されると、図5のApp画面50cに遷移する。図5のApp画面50cにおいて縮小ボタン74が選択されると、図3のApp画面50aに遷移する。
図7は、App画面50の例(App画面50a)を示す。音声出力制御部44は、動画視聴Appのデフォルト設定として、App画面50に表示される複数のライブコンテンツの音声のうちメイン画面52に表示されるライブコンテンツの音声をスピーカ36から出力させる。App画面50のメイン画面52において音声ボタン68に対する選択操作(押下等)が入力されると、表示制御部42は、出力対象音声をユーザに選択させるためのオブジェクト(音声選択エリア76)をメイン画面52に表示させる。音声出力制御部44は、音声選択エリア76で選択されたライブコンテンツの音声をスピーカ36から出力させる。
音声選択エリア76の選択候補「Main」は、メイン画面52に表示中のライブコンテンツの音声を選択するものである。選択候補「Sub1」は、サブ画面54に表示中のライブコンテンツの音声を選択するものである。選択候補「Sub2」は、サブ画面56に表示中のライブコンテンツの音声を選択するものである。選択候補「Sub3」は、サブ画面58に表示中のライブコンテンツの音声を選択するものである。
例えば、図7のApp画面50aの音声選択エリア76において「Sub1」が選択されると、音声出力制御部44は、出力対象音声を、デフォルトであるメイン画面52に表示中のライブコンテンツの音声から、サブ画面54に表示されたライブコンテンツの音声に切り替える。このように、実施例の動画視聴App(動画視聴Appがインストールされたユーザ装置12)によると、動画配信サーバ16から同時配信される複数のライブコンテンツの音声のうちユーザが所望する音声(例えばサブ画面で表示中のライブコンテンツの音声)を出力させることができる。これにより、ライブコンテンツの視聴にかかるユーザ体験の質を高めることができる。
また、音声出力制御部44は、サブ画面に表示されたライブコンテンツ(ここでは「第2コンテンツ」と呼ぶ。)の音声を出力中に、メイン画面に表示されたライブコンテンツ(ここでは「第1コンテンツ」と呼ぶ。)の映像が全画面表示となった場合、第1コンテンツの全画面表示に伴って非表示となった第2コンテンツの音声の出力を継続する。言い換えれば、音声出力制御部44は、サブ画面の第2コンテンツの音声出力が予め選択された場合、メイン画面の第1コンテンツが全画面表示になっても、出力対象の音声をリセットせず、第2コンテンツの音声出力を維持する。
例えば、図7のApp画面50aにおいて、サブ画面54のライブコンテンツの音声が選択され、その後、メイン画面52の拡大ボタン70が選択されたこととする。この場合、App画面50は、図5に示すApp画面50cに遷移する。一方、遷移後のApp画面50cにおいて出力される音声は、拡大ボタン70の選択前(言い換えれば全画面表示前)までサブ画面54に表示されたライブコンテンツの音声が維持される。このように、ユーザが所望する第1コンテンツの映像(例えば通常の野球中継の映像)を全画面表示中に、ユーザが所望する第2コンテンツの音声(例えばその野球に関するラジオ番組の音声や、応援団の音声等)を提供することで、ユーザの希望に即した視聴体験を提供できる。
次に、複数のライブコンテンツの再生タイミングを同期させるための構成を説明する。
実施例の通信システム10では、4つのライブコンテンツの映像と音声をインターネット18を介して動画配信サーバ16からユーザ装置12へストリーミング配信する。そのため、各ライブコンテンツのデータ(映像および音声を含むデータであり、以下「チャンク」とも呼ぶ。)がユーザ装置12に到達するタイミングにずれが生じることがある。この場合、チャンクを取得したライブコンテンツから順次再生を開始すると、App画面50における複数のライブコンテンツの表示に時間的なずれが生じてしまう。
そこで、表示制御部42は、同時に配信される全てのライブコンテンツのデータ(チャンク)が取得された場合に、メイン画面およびサブ画面における複数のライブコンテンツの映像の表示を開始する。言い換えれば、表示制御部42は、同時に配信される複数のライブコンテンツ全てのデータ(チャンク)が取得されるまで、先に取得されたライブコンテンツの表示開始を抑制する。これにより、App画面で再生表示される複数のライブコンテンツの映像に時間的なずれが生じることを回避することができる。
具体的には、記憶部41は、動画配信サーバ16から配信される4つのライブコンテンツそれぞれの識別情報を記憶し、表示制御部42は、記憶部41から各ライブコンテンツの識別情報を読み出し、把握する。また、動画配信サーバ16から配信される4つのライブコンテンツそれぞれのチャンクには、自身のライブコンテンツの識別情報が含まれる。表示制御部42は、記憶部41に格納されたチャンクに含まれる識別情報と、予め記憶された4つのライブコンテンツそれぞれの識別情報とを照合することにより、4つのライブコンテンツ全てのチャンクが取得されたか否かを判定する。
また、4つのライブコンテンツそれぞれのチャンクには、時間情報(再生タイミングを示す情報とも言える)が含まれる。表示制御部42は、4つのライブコンテンツ全てのチャンクが取得されたと判定した場合、各ライブコンテンツのチャンクに含まれる時間情報を参照して、同じ時間位置(同じ再生タイミング)を示す各ライブコンテンツのチャンクから表示処理を開始する。
なお、音声出力制御部44は、App画面50において複数のライブコンテンツの映像の表示が開始される際に、複数のライブコンテンツのうち1つのライブコンテンツ(デフォルトではメイン画面に表示されるライブコンテンツ)の音声出力を開始する。
次に、ライブコンテンツの出演者と視聴者とのインタラクティブなコミュニケーションを実現する構成を説明する。
図1に関連して説明したように、放送装置24は、進行中の野球の試合を実況または解説するラジオ番組の音声データを放送網26を介して送信する。一方、動画配信サーバ16は、上記ラジオ番組のデータであって、ラジオ番組の出演者の映像を含むデータ(ライブコンテンツのデータ)をインターネット18を介して配信する。
ユーザ装置12の表示制御部42は、動画配信サーバ16から配信されたラジオ番組の出演者の映像をApp画面50(例えば図3のサブ画面54)に表示させる。ユーザ装置12のコメント送信部46は、App画面50にユーザのコメントが入力された場合に、そのコメントのデータを動画配信サーバ16へ送信する。動画配信サーバ16は、ユーザ装置12から送信されたコメントのデータを出演者端末22へ送信する。出演者端末22は、ユーザ装置12から送信されたコメントを表示部に表示させる。
また、ユーザ装置12のハート送信部48は、App画面50においてハートボタン66が選択された場合に、そのことを動画配信サーバ16へ送信する。動画配信サーバ16は、ユーザ装置12においてハートボタン66が選択されたことを出演者端末22へ通知する。出演者端末22は、動画配信サーバ16からの上記通知に応じて、ハートマーク67を表示部に表示させる。
この構成によると、動画視聴Appを用いてラジオ番組を視聴するユーザの反応(コメントやハートボタン66の押下等)をラジオ番組の出演者にフィードバックでき、ラジオ番組の出演者とユーザとのインタラクティブなコミュニケーションを支援できる。例えば、放送網26を介してラジオ装置28に配信されるラジオ番組にはコマーシャル(広告放送)が挟まる一方、インターネット18を介してユーザ装置12に配信されるラジオ番組にはコマーシャルが挟まらないことがある。この場合、ラジオ番組の出演者は、ラジオ番組におけるコマーシャル中に、ユーザからのコメントに対する反応を返すことで、公衆放送向けのラジオ番組に支障をきたすことなく、動画視聴Appのユーザとのコミュニケーションを実現できる。
以上、本開示を実施例をもとに説明した。この実施例は例示であり、各構成要素あるいは各処理プロセスの組合せにいろいろな変形例が可能なこと、またそうした変形例も本開示の技術の範囲にあることは当業者に理解されるところである。
上記の実施例においては、ユーザの反応を示す表示としてハートマークを採用したが、マークはこれに限られない。すなわち、星(スター)マークであっても二重丸(◎)マークであってもよく、視聴者の反応(例えば興味度や好感等)を示す表示であれば、いずれのマークも適用できる。
上記実施例の動画配信サーバ16は、同一のイベントに関する複数のライブコンテンツをユーザ装置12へ配信した。変形例として、動画配信サーバ16は、異なるイベントに関する複数のライブコンテンツをユーザ装置12へ配信してもよい。また、動画配信サーバ16は、ライブコンテンツ以外の電子コンテンツ(例えば、事前に録画された映像および事前に録音された音声を含む動画データ等)をユーザ装置12へ配信してもよい。この変形例においても、実施例に記載の技術を適用可能であり、コンテンツを視聴するユーザ体験の質を高めることができる。
上記実施例では、動画配信サーバ16からインターネット18を介して配信される複数のライブコンテンツのうち少なくとも1つは、ラジオ放送網を介して送信されるラジオ番組とした。変形例として、動画配信サーバ16からインターネット18を介して配信される複数のライブコンテンツのうち少なくとも1つは、テレビ放送網を介して送信されるテレビ番組であってもよい。この変形例においても、実施例に記載の技術を適用可能であり、公衆放送向けテレビ番組の出演者と視聴者とのインタラクティブなコミュニケーションを実現することができる。
上述した実施例および変形例の任意の組み合わせもまた本開示の実施の形態として有用である。組み合わせによって生じる新たな実施の形態は、組み合わされる実施例および変形例それぞれの効果をあわせもつ。また、請求項に記載の各構成要件が果たすべき機能は、実施例および変形例において示された各構成要素の単体もしくはそれらの連携によって実現されることも当業者には理解されるところである。
10 通信システム、 12 ユーザ装置、 14 カメラ装置、 16 動画配信サーバ、 22 出演者端末、 24 放送装置、 40 コンテンツ取得部、 42 表示制御部、 44 音声出力制御部。

Claims (4)

  1. サーバから配信された複数のコンテンツのデータを取得する取得部と、
    前記複数のコンテンツのうち1つのコンテンツを、相対的にサイズが大きいメイン画面に表示させ、他のコンテンツを、相対的にサイズが小さいサブ画面に表示させる表示制御部と、
    ユーザの操作に応じて、スピーカから出力させる音声を、前記メイン画面に表示されたコンテンツの音声から、前記サブ画面に表示されたコンテンツの音声に切り替える音声出力制御部と、
    を備え、
    前記表示制御部は、ユーザの操作に応じて、前記メイン画面に表示された第1コンテンツを全画面に表示させるよう変更し、
    前記音声出力制御部は、前記サブ画面に表示された第2コンテンツの音声を出力中に、前記メイン画面に表示された第1コンテンツが全画面表示となった場合、非表示となった前記第2コンテンツの音声の出力を継続する、
    情報処理装置。
  2. 前記表示制御部は、ユーザの操作に応じて、それまで前記メイン画面に表示させたコンテンツを前記サブ画面に表示させるよう変更するとともに、それまで前記サブ画面に表示させたコンテンツを前記メイン画面に表示させるよう変更する、
    請求項1記載の情報処理装置。
  3. 前記表示制御部は、前記複数のコンテンツ全てのデータが取得された場合に、前記メイン画面および前記サブ画面における前記複数のコンテンツの表示を開始する、
    請求項1に記載の情報処理装置。
  4. サーバから配信された複数のコンテンツのデータを取得する機能と、
    前記複数のコンテンツのうち1つのコンテンツを、相対的にサイズが大きいメイン画面に表示させ、他のコンテンツを、相対的にサイズが小さいサブ画面に表示させる機能と、
    ユーザの操作に応じて、スピーカから出力させる音声を、前記メイン画面に表示されたコンテンツの音声から、前記サブ画面に表示されたコンテンツの音声に切り替える機能と、
    をコンピュータに実現させるためのコンピュータプログラムであって、
    前記表示させる機能は、さらに、ユーザの操作に応じて、前記メイン画面に表示された第1コンテンツを全画面に表示させるよう変更し、
    前記切り替える機能は、前記サブ画面に表示された第2コンテンツの音声を出力中に、前記メイン画面に表示された第1コンテンツが全画面表示となった場合、非表示となった前記第2コンテンツの音声の出力を継続する、
    コンピュータプログラム。
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