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JP7615959B2 - ホームドアシステム - Google Patents
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JP7615959B2 - ホームドアシステム - Google Patents

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Description

本開示は、ホームドアシステムに関する。
ホームドアシステムは、複数のホームドアと、当該複数のホームドアを総合制御する総合制御装置とを有する。各ホームドアは、鉄道駅のホームに固定される戸袋と、戸袋に進退自在に支持される扉と、戸袋内に設けられて扉の開閉を制御する個別制御装置とをそれぞれ有する。個別制御装置は、総合制御装置に接続され、総合制御装置からの制御信号に基づいて扉の開閉を制御する。
このようなホームドアシステムでは、隣り合って設けられる一対の戸袋から進退する一対の扉によって、1つの乗降口が構成される。乗降口を構成する一対の扉のうち、一方の扉を第1扉、他方の扉を第2扉、第1扉を支持する戸袋を第1戸袋、第2扉を支持する戸袋を第2戸袋とすると、従来のホームドアシステムでは、第1戸袋に設けられた個別制御装置にて、第1扉及び第2扉の双方を駆動制御していた。
このような従来のホームドアシステムでは、第2戸袋内に設けられた第2扉の駆動装置及び各種センサを、第1戸袋内に設けられた個別制御装置に接続する必要があるため、第2戸袋と第1戸袋の間には、複数の信号線が設けられることとなる。第1戸袋と第2戸袋は乗降口を挟んで設けられるため、当該複数の信号線は、ホームの地中に埋設する必要がある。このため、従来のホームドアシステムは、設置工事の時間やコストが嵩むという問題があった。
そこで、近年、例えば特許文献1に開示されるように、第1戸袋内と第2戸袋内に個別制御装置をそれぞれ設け、第1戸袋内に設けた個別制御装置で第1扉を駆動し、第2戸袋内に設けた個別制御装置で第2扉を駆動するホームドアシステムが提案されている。
特開平11-43044号公報
特許文献1に記載のホームドアにおいては、各個別制御装置が、総合制御装置との間で各種信号を送受信できるように構成する必要がある。そこで、特許文献1では、総合制御装置に伝送ケーブルを接続するとともに、各個別制御装置に入力ケーブルと出力ケーブルをそれぞれ接続し、入力ケーブルと出力ケーブルを伝送ケーブルにそれぞれ接続することで、各個別制御装置と総合制御装置を接続している。
ところで、駅ホームに設置されるホームドアにおいては、1つの戸袋に2つの扉が設けられることがある。このようなホームドアに特許文献1の構成を適用すると、1つの戸袋に、2つの個別制御装置が設けられ、且つ、各個別制御装置に、それぞれ入力ケーブルと出力ケーブルが設けられることとなる。このように、戸袋に接続されるケーブル数が増加するため、設置工事時、伝送ケーブルに対し、入力ケーブルと出力ケーブルを接続するための工数が多くなり、工事コストが嵩むという問題があった。
本開示は上述のような課題を解決するためになされたもので、従来よりも工事工数を削減し、ホームドアをホームに設置する際の工事時間及びコストを低減することができるホームドアシステムを得ることを目的とする。
本開示にかかるホームドアシステムは、ホーム上に互いに隣りあって設けられる第1戸袋及び第2戸袋と、第1戸袋に進退自在に支持される第1主扉及び第1従扉と、第2戸袋に進退自在に支持される第2従扉、及び、第2戸袋に進退自在に支持されて第1従扉に隣り合って設けられる第2主扉と、第1主扉、第1従扉、第2主扉及び第2従扉を制御する制御信号を出力する総合制御装置と、第1戸袋内に配置され、制御信号に基づいて第1主扉を開閉制御する第1主制御部と、第1戸袋内に配置され、第1信号線にて第1主制御部に接続されるとともに、制御信号に基づいて第1従扉を開閉制御する第1従制御部と、第2戸袋内に配置され、制御信号に基づいて第2主扉を開閉制御する第2主制御部と、第2戸袋内に配置され、第2信号線にて第2主制御部に接続されるとともに、制御信号に基づいて第2従扉を開閉制御する第2従制御部と、少なくとも一部がホームに埋設されて、総合制御装置に接続される伝送ケーブルと、伝送ケーブルを、第1主制御部及び第2主制御部にそれぞれ接続する接続ケーブルと、を備え、第1従扉と第2主扉は、互いに同期して開閉動作するよう制御され、制御信号は、総合制御装置、第1主制御部、及び第2主制御部の順に出力され、総合制御装置から第1主制御部を介さずには第2主制御部に出力されない。
本開示のホームドアシステムによれば、第1主制御部と第1従制御部は、第1信号線を用いて、制御信号をはじめとする各種信号を送受信することができる。このため、第1戸袋に、入力ケーブルと出力ケーブルからなる1組のケーブルを設けるだけで、第1主制御部と第1従制御部の双方が、総合制御装置との間で各種信号のやり取りを行なうことができる。第2主制御部と第2従制御部も同様に、第2信号線を用いて、制御信号をはじめとする各種信号を互いに送受信することができる。このため、第2戸袋に、入力ケーブルと出力ケーブルからなる1組のケーブルを設けるだけで、第2主制御部と第2従制御部の双方が、総合制御装置との間で各種信号のやり取りを行うことができる。このように、本開示によれば、各制御部と伝送ケーブルの間を接続するケーブルの数を減らすことができるため、工事時間及びコストを低減することができる。
本開示の実施形態1にかかるホームドアシステムの模式図。 本開示の実施形態3にかかるホームドアシステムの模式図。 本開示の実施形態4にかかるホームドアシステムの模式図。
本開示を実施するための形態について、添付の図面を参照しながら説明する。なお、各図中、同一又は相当する部分には同一の符号を付しており、その重複説明は適宜に簡略化ないし省略する。また説明の便宜上、各図中に示す部分のサイズ、形状の比例関係等が誇張されている場合がある。
(実施形態1)
図1を参照しながら、本開示の実施形態1について詳細に説明する。図1に、本開示の実施形態1にかかるホームドアシステム100の模式図を示す。
ホームドアシステム100は、第1ホームドア10、第2ホームドア20、第3ホームドア30及び各ホームドアを制御する総合制御装置50を有する。本実施形態では、3台のホームドアを有するホームドアシステム100について説明するが、ホームドアシステム100を構成するホームドアの台数は3台に限られず任意の台数とすることができる。
まず、ホームドアの構成について第1ホームドア10を例に説明する。図1に示すように、第1ホームドア10は、ホームに固定される第1戸袋11と、第1戸袋11に進退可能に支持される第1主扉12A及び第1従扉12Bを有する。
第1戸袋11には、第1主扉12Aを開閉制御する第1主制御部13Aと、第1従扉12Bを開閉制御する第1従制御部13Bが設けられている。第1従制御部13Bは、第1戸袋11の内部に設けられた第1信号線16で第1主制御部13Aに接続されている。第1信号線16は、一方向にのみ信号を伝送可能な信号線が、複数本束ねられた信号線として構成されており、第1主制御部13Aから出力された各種信号を第1従制御部13Bに伝送する信号線と、第1従制御部13Bから出力された各種信号を第1主制御部13Aに伝送する信号線とを含む。
第1主制御部13Aには第1主駆動部14Aと第1主センサ15Aが接続されており、第1従制御部13Bには第1従駆動部14Bと第1従センサ15Bが接続されている。
第1主駆動部14Aは、電動モータと、電動モータの回転位置を検出するレゾルバを含む。電動モータは、第1主制御部13Aから出力される制御信号に基づいて第1主扉12Aに駆動力を与えて第1主扉12Aに進退動作をさせる。レゾルバは、電動モータの位置及び回転速度の検出値を第1主制御部13Aに出力する。制御信号の詳細は後述する。
第1主センサ15Aは、第1戸袋11の振動を検出する振動センサ、第1戸袋11の任意の位置の温度を検出する温度センサ、及び、第1主駆動部14Aを構成する電動モータに供給される電流値から電動モータにかかるトルクを監視するトルクセンサを含む。第1主センサ15Aによる各種検出値は、第1主制御部13Aに出力される。
同図1に示すように、第1戸袋11には、第1主制御部13A、第1主駆動部14A及び第1主センサ15Aに加えて、第1従制御部13B、第1従駆動部14B及び第1従センサ15Bが設けられている。
第1従制御部13B及び第1従駆動部14Bは、それぞれ、第1主制御部13A及び第1主駆動部14Aと同様の構成を有する。すなわち、第1従制御部13Bには第1従駆動部14Bと第1従センサ15Bが接続され、第1従駆動部14Bは、電動モータとレゾルバを含んで構成される。第1従駆動部14Bは、第1従制御部13Bから出力される制御信号に基づいて第1従扉12Bに駆動力を与えて第1従扉12Bに進退動作をさせる。
第1従センサ15Bは、第1従駆動部14Bを構成する電動モータに供給される電流値から電動モータにかかるトルクを監視するトルクセンサ、及び第1戸袋11の周辺の安全確保のために使用される支障物センサを含んで構成される。第1従センサ15Bによる各種検出値は、第1従制御部13Bに出力される。第1従制御部13Bは、第1従センサ15Bによる各種検出値を、第1信号線16を通じて第1主制御部13Aに出力する。
第2ホームドア20及び第3ホームドア30は、第1ホームドア10に準じた構成を有する。
第2ホームドア20は、駅ホームに固定される第2戸袋21と、第2戸袋21に進退可能に支持される第2主扉22A及び第2従扉22Bを有する。第2戸袋21には、第2主扉22Aを開閉制御する第2主制御部23A、及び第2従扉22Bを開閉制御する第2従制御部23Bが設けられている。第2主制御部23Aには第2主駆動部24Aと第2主センサ25Aが接続され、第2従制御部23Bには第2従駆動部24Bと第2従センサ25Bが接続されている。第2従制御部23Bは、第2信号線26にて第2主制御部23Aに接続されている。第2信号線26は、一方向にのみ信号を伝送可能な信号線が、複数本束ねられた信号線として構成されており、第2主制御部23Aから出力された各種信号を第2従制御部23Bに伝送する信号線と、第2従制御部23Bから出力された各種信号を第2主制御部23Aに伝送する信号線とを含む。
第3ホームドア30は、駅ホームに固定される第3戸袋31と、第3戸袋31に進退可能に支持される第3扉32Aを有する。また、第3戸袋31には、第3扉32Aを開閉制御する第3制御部33Aが設けられ、第3制御部33Aには、第3駆動部34A及び第3センサ35Aが接続されている。
総合制御装置50には、伝送ケーブル60が接続されている。伝送ケーブル60は、図1に示すように、総合制御装置50と第1戸袋11の間、第1戸袋11と第2戸袋21の間、及び第2戸袋21と第3戸袋31の間に位置するように設けられ、少なくとも一部がホームに埋設されている。本開示では、これら各領域に埋設され、総合制御装置50からの制御信号を伝送するケーブルを総称して伝送ケーブル60とする。
第1主制御部13Aには、第1入力ケーブル17Aと第1出力ケーブル17Bが接続されている。第1入力ケーブル17Aは、伝送ケーブル60から伝送される制御信号を、第1主制御部13Aに伝送する。第1出力ケーブル17Bは、第1主制御部13Aから出力された各種センサの検出値等の信号を伝送ケーブル60に伝送する。
同様に、第2主制御部23Aには、第2入力ケーブル27Aと第2出力ケーブル27Bが接続されており、第3主制御部33Aには、第3入力ケーブル37Aと第3出力ケーブル37Bが接続されている。第2入力ケーブル27Aは、伝送ケーブル60を通じて伝送される制御信号を、第2主制御部23Aに伝送する。第2出力ケーブル27Bは、第2主制御部23Aから出力された各種センサの検出値等の信号を伝送ケーブル60に伝送する。第3入力ケーブル37Aは、伝送ケーブル60を通じて伝送される制御信号を、第3主制御部33Aに伝送する。第3出力ケーブル37Bは、第3主制御部33Aから出力された各種センサの検出値等の信号を伝送ケーブル60に伝送する。
伝送ケーブル60は、一方向に信号を伝送可能な信号線が、複数本束ねられた多芯ケーブルとして構成されている。伝送ケーブル60は、総合制御装置50から出力される制御信号を各ホームドアに伝送する信号線、及び、各ホームドアから出力される各種センサの検出値等に関する信号を伝送する信号線を含む。このため、ホームドアシステム100では、総合制御装置50を起点及び終点とするループ回路が構成されていることとなる。総合制御装置50は、伝送ケーブル60を通じて、第1主制御部13A、第2主制御部23A及び第3主制御部33Aに制御信号を送信する。
第1主制御部13Aは、総合制御装置50から出力された制御信号に基づいて第1主駆動部14Aを駆動し、第1主扉12Aの開閉制御を行う。具体的には、第1主制御部13Aは、総合制御装置50から出力された制御信号に基づいて第1主駆動部14Aに電動モータを駆動させことにより、第1主扉12Aに進退動作をさせる。この際、第1主制御部13Aは、第1主駆動部14Aのレゾルバが検出した電動モータの位置及び回転速度に基づき、第1主扉12Aの位置及び速度が総合制御装置50からの指令に対応するように、第1主駆動部14Aに電動モータを駆動させる。
また、第1主制御部13Aは、総合制御装置50から出力された信号を、第1信号線16を通じて第1従制御部13Bに出力する。第1従制御部13Bは、この制御信号に基づいて、第1従駆動部14Bを駆動し、第1従扉12Bの開閉制御を行う。
第2主制御部23A、第2従制御部23B及び第3主制御部33Aも、第1主制御部13Aと同様に総合制御装置50から出力された制御信号に基づいて扉の開閉制御を行う。
総合制御装置50は、1つの乗降口を構成する一対の扉が、互いに同期して開閉動作するように制御信号を出力する。具体的には、第1従扉12Bと第2主扉22Aが同時に扉開動作又は扉閉動作を開始し、同速度で動作するよう、各種指令を制御信号として出力する。同様に、総合制御装置50は、第2従扉22Bと第3扉32Aが同時に扉開動作又は扉閉動作を開始し、同速度で動作するよう、各種指令を制御信号として出力する。
第1主制御部13A、第2主制御部23A及び第3主制御部33Aは、各種センサによる検出値を総合制御装置50に出力する。例えば、第1主制御部13Aは、第1主センサ15Aによって検出された第1戸袋11の振動、第1戸袋11の内部温度、第1主駆動部14Aを構成する電動モータに供給される電流値、及び当該電動モータにかかるトルクを、検出値として総合制御装置50に出力する。
第1従制御部13Bは、例えば、支障物センサの検出値、第1従駆動部14Bを構成する電動モータに供給される電流値、及び当該電動モータにかかるトルクを、検出値として、第1信号線16を通じて第1主制御部13Aに出力する。第1主制御部13Aは、第1従制御部13Bから出力された各種検出値を、総合制御装置50に出力する。
第2主制御部23A、第2従制御部23B及び第3主制御部33Aも同様に、各種検出値を、総合制御装置50に出力する。
総合制御装置50は、扉の開閉制御中、各種センサの検出値に基づいて異常が発生していると判断すると、異常対応処理を実施するための制御信号を出力する。例えば、第1従センサ15Bの検出値に基づき、第1従扉12Bの周囲に支障物があると判断された場合、総合制御装置50は、異常対応処理として、第1従制御部13Bと第2主制御部23Aに対し、第1従扉12Bと第2主扉22Aを扉開動作する旨の指令を制御信号として、予め定められた所定の時間出力する。異常対応処理の終了後、総合制御装置50は、第1従制御部13Bと第2主制御部23Aに対し、通常通り扉を開閉する旨の指令を制御信号として出力する。
上記本実施形態1によれば、以下の効果を奏することができる。
(1)第1従制御部13Bは、第1主制御部13Aと第1信号線16を通じて、総合制御装置50との間で各種信号を送受信することができる。このため、第1入力ケーブル17Aと第1出力ケーブル17Bから構成される1組のケーブルを通じて、第1主制御部13A及び第1従制御部13Bの双方が、総合制御装置50との間で各種信号の送受信を行うことができる。本構成によれば、第1従制御部13Bを伝送ケーブル60に接続するためのケーブルを省略することができるため、工事工数を削減し、ホームドアシステム100の設置コストを低減することができる。
(2)第1主制御部13A、第1従制御部13B、第2主制御部23A、第2従制御部23B及び第3主制御部33Aは、全て、総合制御装置50の制御信号に基づいて、各扉を制御する。このため、第1主制御部13A、第1従制御部13B、第2主制御部23A、第2従制御部23B及び第3主制御部33Aの規格を統一し、製造コストの低減を図ることができる。
(実施形態2)
実施形態2のホームドアシステム100について、図1を参照して説明する。なお、特に断りの無い場合、同一符号は同一の構成を示すことによりその詳細な説明を適宜割愛する。
上記実施形態1では、総合制御装置50が、異常対応処理を実施するための制御信号を出力した。これに対し、本実施形態では、第1主制御部13A、第2主制御部23A又は第3主制御部33Aが、異常対応処理を実施するための制御信号を出力する。
本実施形態における具体的な制御について、以下で説明する。
本実施形態では、第1従センサ15Bの検出値に基づき、第1従扉12Bの周囲に支障物があると判断する場合、第1従制御部13Bは、支障物を検出した旨の信号を第1主制御部13Aに出力する。第1主制御部13Aは、第1従制御部13Bにて支障物が検出された旨の情報を、伝送ケーブル60を通じて第2主制御部23Aに出力する。
第2主制御部23Aは、異常対応処理として、第1従制御部13Bに対し、第1従扉12Bを予め定められた所定の時間だけ開動作する旨の指令を制御信号として出力する。当該制御信号は、伝送ケーブル60、第1主制御部13A及び第1信号線16を通じて第1従制御部13Bに出力される。
第1従制御部13Bは、当該制御信号を受領すると、第1従扉12Bを開制御するとともに、第1従扉12Bを開制御した旨を示す開制御完了信号を、第1主駆動部13Aを通じて第2主制御部23Aに出力する。
第2主制御部23Aは、開制御完了信号を受領した後、第2主扉22Aを、予め定められた所定の時間だけ開制御する。第2主制御部23A及び第1従制御部13Bは、異常対応処理が終了すると、総合制御装置50からの制御信号に基づき、通常の扉開閉動作を行う。
このように、本実施形態の異常対応処理では、開制御完了信号に基づいて、第1従扉12B及び第2主扉22Aの開閉制御を行う。このため、本実施形態では、異常発生時であっても、第1従扉12Bと第2主扉22Aを同期して制御することができる。
上述した実施形態2によれば、上記実施形態1にて説明した効果(1)に加えて、以下に示す効果を奏することができる。
(3)本実施形態2によれば、異常対応処理を、各制御部にて行うことができるため、総合制御装置50を介して行う場合よりも処理速度を向上させることができる。
(実施形態3)
実施形態3のホームドアシステム100について、図2を参照して説明する。なお、特に断りの無い場合、同一符号は同一の構成を示すことによりその詳細な説明を適宜割愛する。
本実施形態3では、図2に示すように、第1主制御部13Aに第1入力ケーブル17Aが接続され、第1従制御部13Bに第1出力ケーブル17Bが接続されている。第1入力ケーブル17A及び第1出力ケーブル17Bは、伝送ケーブル60に接続されている。本実施形態では、総合制御装置50から伝送ケーブル60を通じて伝送された制御信号は、第1入力ケーブル17Aを通じて第1主制御部13Aに出力される一方、第1主制御部13Aから出力された各種信号は、第1従制御部13B及び第1出力ケーブル17Bを通じて伝送ケーブル60に出力される。
また、第2主制御部23Aに第2入力ケーブル27Aが接続され、第2従制御部23Bに第2出力ケーブル27Bが接続されている。第2入力ケーブル27A及び第2出力ケーブル27Bは、伝送ケーブル60に接続されている。本実施形態では、伝送ケーブル60を通じて伝送された制御信号は、第2入力ケーブル27Aを通じて第2主制御部23Aに出力される一方、第2主制御部23Aから出力された各種信号は、第2従制御部23B及び第2出力ケーブル27Bを通じて伝送ケーブル60に出力される。
実施形態3によれば、上述した(1)に準じた効果を奏することができる。
(実施形態4)
実施形態4のホームドアシステム100について、図3を参照して説明する。なお、特に断りの無い場合、同一符号は同一の構成を示すことによりその詳細な説明を適宜割愛する。
本実施形態4に係るホームドアシステム100は、第3主制御部33Aと総合制御装置50を接続する伝送ケーブル61を有する。
上記実施形態1~実施形態3では、総合制御装置50から出力された制御信号は、伝送ケーブル60を通じて第1主制御部13A、第1従制御部13B、第2主制御部23A、第2従制御部23B及び第3主制御部33Aに伝送され、第1主制御部13A、第1従制御部13B、第2主制御部23A、第2従制御部23B及び第3主制御部33Aから出力された各種センサの検出値は、伝送ケーブル60を通じて総合制御装置50に伝送されていた。
これに対し、本実施形態4では、総合制御装置50から出力された制御信号は、上記実施形態1~実施形態3と同様に、伝送ケーブル60を通じて第1主制御部13A、第1従制御部13B、第2主制御部23A、第2従制御部23B及び第3主制御部33Aに伝送されるが、第1主制御部13A、第1従制御部13B、第2主制御部23A、第2従制御部23B及び第3主制御部33Aから出力された各種センサの検出値は、伝送ケーブル61を通じて総合制御装置50に伝送される。
実施形態4によれば、上述した(1)に準じた効果を奏することができる。
(その他の実施形態)
・上記実施形態1~実施形態4において、伝送ケーブル60、第1入力ケーブル17A、第1出力ケーブル17B、第2入力ケーブル27A、第2出力ケーブル27B、第3入力ケーブル37A及び第3出力ケーブル37Bを、光ファイバーにて構成することもできる。ホームドアシステム100においては、列車の運行に合わせて、速やかな開閉制御を行う必要があるため、総合制御装置50と各ホームドアの間の通信速度が速いことが求められる。本変形例によれば、通信速度を従来の信号線よりも早くすることができる。同様に、実施形態4において、伝送ケーブル61を光ファイバーにて構成してもよい。
・上記実施形態1及び上記実施形態2では、異常対応処理を、支障物センサにて支障物が検出された場合に実施するようにしたが、本開示はこれに限られるものではない。例えば、扉の開閉制御中にトルクセンサの検出値が急激に上昇した場合、支障物が挟まったと考えられるため、このような場合も同様に、異常対応処理を行うことができる。
・総合制御装置50は、トルクセンサ、振動センサ及び温度センサ等の検出値を用いて、ホームドアシステム100に異常の予兆といえる現象が発生しているかどうかを診断することもできる。
10 第1ホームドア、11 第1戸袋、12A 第1主扉、12B 第1従扉、13A 第1主制御部、13B 第1従制御部、14A 第1主駆動部、14B 第1従駆動部、15A 第1主センサ、15B 第1従センサ、16 第1信号線、17A 第1入力ケーブル、17B 第1出力ケーブル、20 第2ホームドア、21 第2戸袋、22A 第2主扉、22B 第2従扉、23A 第2主制御部、23B 第2従制御部、24A 第2主駆動部、24B 第2従駆動部、25A 第2主センサ、25B 第2従センサ、26 第2信号線、27A 第2入力ケーブル、27B 第2出力ケーブル、30 第3ホームドア、31 第3戸袋、32A 第3主扉、33A 第3主制御部、34A 第3主駆動部、35A 第3主センサ、37A 第3入力ケーブル、37B 第3出力ケーブル、50 総合制御装置、60 伝送ケーブル、61 伝送ケーブル、100 ホームドアシステム。

Claims (4)

  1. ホーム上に互いに隣りあって設けられる第1戸袋及び第2戸袋と、
    前記第1戸袋に進退自在に支持される第1主扉及び第1従扉と、
    前記第2戸袋に進退自在に支持される第2従扉、及び、前記第2戸袋に進退自在に支持されて前記第1従扉に隣り合って設けられる第2主扉と、
    前記第1主扉、前記第1従扉、前記第2主扉及び前記第2従扉を制御する制御信号を出力する総合制御装置と、
    前記第1戸袋内に配置され、前記制御信号に基づいて前記第1主扉を開閉制御する第1主制御部と、
    前記第1戸袋内に配置され、第1信号線にて前記第1主制御部に接続されるとともに、前記制御信号に基づいて前記第1従扉を開閉制御する第1従制御部と、
    前記第2戸袋内に配置され、前記制御信号に基づいて前記第2主扉を開閉制御する第2主制御部と、
    前記第2戸袋内に配置され、第2信号線にて前記第2主制御部に接続されるとともに、前記制御信号に基づいて前記第2従扉を開閉制御する第2従制御部と、
    少なくとも一部が前記ホームに埋設されて、前記総合制御装置に接続される伝送ケーブルと、
    前記伝送ケーブルを、前記第1主制御部及び前記第2主制御部にそれぞれ接続する接続ケーブルと、を備え、
    前記第1従扉と前記第2主扉は、互いに同期して開閉動作するよう制御され
    前記制御信号は、前記総合制御装置、前記第1主制御部、及び前記第2主制御部の順に出力され、前記総合制御装置から前記第1主制御部を介さずには前記第2主制御部に出力されない、
    ことを特徴とするホームドアシステム。
  2. 前記接続ケーブルは、前記第1戸袋に設けられる第1入力ケーブル及び第1出力ケーブルと、前記第2戸袋に設けられる第2入力ケーブル及び第2出力ケーブルとを含み、
    前記第1入力ケーブル及び前記第1出力ケーブルは、前記第1主制御部に接続され、
    前記第2入力ケーブル及び前記第2出力ケーブルは、前記第2主制御部に接続される
    ことを特徴とする請求項1に記載のホームドアシステム。
  3. 前記接続ケーブルは、前記第1戸袋に設けられる第1入力ケーブル及び第1出力ケーブルと、前記第2戸袋に設けられる第2入力ケーブル及び第2出力ケーブルとを含み、
    前記第1入力ケーブルは前記第1主制御部に接続されるとともに前記第1出力ケーブルは前記第1従制御部に接続され、
    前記第2入力ケーブルは前記第2主制御部に接続されるとともに前記第2出力ケーブルは前記第2従制御部に接続される
    ことを特徴とする請求項1に記載のホームドアシステム。
  4. 前記伝送ケーブル及び前記接続ケーブルは、光ケーブルで構成される
    ことを特徴とする請求項1~3のいずれか1項に記載のホームドアシステム。
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