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JP7617092B2 - 外科的穿孔処置中にモータのステータスを使用して貫通アルゴリズムの効率を改善するシステム - Google Patents
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JP7617092B2 - 外科的穿孔処置中にモータのステータスを使用して貫通アルゴリズムの効率を改善するシステム - Google Patents

外科的穿孔処置中にモータのステータスを使用して貫通アルゴリズムの効率を改善するシステム Download PDF

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Description

[関連出願の相互参照]
本特許出願は、2019年10月11日に出願された米国仮特許出願第62/914,042号に対する優先権及びその利益の全てを主張し、その開示は引用することにより本明細書の一部をなすものとする。
整形外科手術では、骨外傷、摩耗による関節損傷、先天性欠損、疾患による損傷等を修復するために、複数の異なる手術用具を使用することが一般的である。かかるツールの非限定的な例として、ドリル等の回転切削式ハンドヘルド外科用器具がある。これらのハンドヘルド外科用器具は、例えば、固定具を適所に保持するためのネジで骨折外傷を修復するためのネジを配置する等、多くの異なる目的のためにボアホール(bore-hole)を作製するために使用されている。これらの外科的処置の重要な部分は、使用するネジの適切な長さを特定することである。
ボアホール深さを特定する典型的な方法は、患者の体内に導入される深さゲージの形態の別個のデバイスを使用して、ボアホールの深さを測定するものである。このプロトコルの重大な欠点は、1)無菌状態を維持しながら患者の体内に別の外科用器具を導入すること、及び2)外科手術時間が長くなり、患者が周囲の環境に曝されること、の2点である。
本明細書で提供される背景技術の説明は、概して、本開示の文脈を提示することを目的とする。本発明者らの検討は、この背景技術のセクションに記載されている限りにおいて、出願時に従来技術として適格ではない可能性のある記載の態様と同様に、本開示に対する従来技術として明示的又は黙示的に認められるものではない。
特徴として、ハンドヘルド外科用システムが説明される。ハンドヘルド外科用システムは、器具と、深度測定アタッチメント(depth measurement attachment)と、コントローラとを備える。器具は、ハウジングと、ハウジング内に位置決めされたモータとを備える。深度測定アタッチメントは、器具に取り外し可能に結合される。深度測定アタッチメントは、穿孔プロセス中にモータの振動に関連する振動信号を提供するように構成された第1のセンサと、穿孔プロセス中にドリルビットの変位に関連する変位信号を提供するように構成された第2のセンサとを備える。コントローラは、振動信号及び変位信号を受信し、アルゴリズムを使用して振動信号に基づいてモータの少なくとも1つの特性を特定し、少なくとも1つのモータ特性及び変位信号に基づいて貫通(breakthrough)イベントを特定するように構成される。
特徴として、外科用デバイスが説明される。外科用デバイスは、ハウジングと、ハウジング内に位置決めされたモータと、穿孔プロセス中にモータに関連するモータステータス信号を生成するように構成された第1のセンサと、穿孔プロセス中にドリルビットの変位に関連する変位信号を提供するように構成された第2のセンサとを備える。外科用デバイスはまた、コントローラを備え、該コントローラは、モータステータス信号及び変位信号を受信し、所定のアルゴリズムを使用してモータステータス信号に基づいてモータの1つ以上の特性を特定し、モータのステータス及び変位信号に基づいて貫通イベントを特定するように構成される。
特徴として、ハンドヘルド外科用システムのためのドリル深さを送信する深度測定アタッチメントが説明される。ハンドヘルド外科用システムは、ハウジングと、ハウジング内に位置決めされたモータとを備える器具を備え、深度測定アタッチメントは、穿孔プロセス中にモータに関連するモータステータス信号を出力するように構成された構成要素と、穿孔プロセス中にドリルビットの変位に関連する変位信号を出力するように構成された第2のセンサとを備える。コントローラは、モータステータス信号及び変位信号を受信し、モータステータス信号に基づいてモータが回転トルクを生成しているかどうかを判定し、モータステータス信号及び変位信号に基づいて貫通イベントを特定するように構成される。
特徴として、ハンドヘルド外科用システムのためのドリル深さを送信する深度測定アタッチメントが説明される。ハンドヘルド外科用システムは、ハウジングと、ハウジング内に位置決めされたモータとを備える器具を備える。深度測定アタッチメントは、穿孔プロセス中にドリルビットの変位に関連する変位信号を生成するように構成された構成要素を備える。深度測定アタッチメントはまた、変位信号を受信し、変位信号の周波数成分を特定し、周波数成分に基づいてモータが回転トルクを生成しているかどうかを判定し、周波数成分及び変位信号に基づいて貫通イベントを特定するように構成されたコントローラを備える。
特徴として、ハンドヘルド外科用システムが説明される。ハンドヘルド外科用システムは、ハウジングと、ハウジング内に位置決めされたモータとを備える器具と、器具に取り外し可能に結合された深度測定アタッチメントとを備える。深度測定アタッチメントは、穿孔プロセス中にモータに関連するモータステータス信号を出力するように構成された構成要素と、穿孔プロセス中にドリルビットの変位に関連する変位信号を出力するように構成された変位センサとを備える。深度測定アタッチメントはまた、モータステータス信号及び変位信号を受信し、モータステータス信号に基づいてモータが回転トルクを生成しているかどうかを判定し、モータステータス信号及び変位信号に基づいて貫通イベントを特定するように構成されたコントローラを備える。
特徴として、ハンドヘルド外科用システムのためのドリル深さを送信する深度測定アタッチメントが説明される。ハンドヘルド外科用システムは、ハウジングと、ハウジング内に位置決めされたモータとを備える器具を備える。深度測定アタッチメントは、穿孔プロセス中にモータの振動に関連する振動信号を出力するように構成された第1のセンサと、穿孔プロセス中にドリルビットの変位に関連する変位信号を出力するように構成された第2のセンサとを備える。深度測定アタッチメントはまた、振動信号及び変位信号を受信し、振動信号に基づいてモータが回転トルクを生成しているかどうかを判定し、振動信号及び変位信号に基づいて貫通イベントを特定するように構成されたコントローラを備える。
特徴として、ハンドヘルド外科用器具が説明される。ハンドヘルド外科用器具は、ハウジングと、ハウジング内に位置決めされたモータであって、穿孔プロセス中にドリルビットに回転トルクを加えるように構成される、モータと、穿孔プロセス中にモータに関連するモータステータス信号を出力するように構成された第1のセンサと、穿孔プロセス中にドリルビットの変位に関連する変位信号を出力するように構成された第2のセンサとを備える。ハンドヘルド外科用器具はまた、モータステータス信号及び変位信号を受信し、モータステータス信号に基づいてモータが回転トルクを生成しているかどうかを判定し、モータステータス信号及び変位信号に基づいて貫通イベントを特定するように構成されたコントローラを備える。
特徴において、穿孔プロセスの貫通イベントを特定する方法が説明される。本方法は、第1のセンサ及び第2のセンサを用いて、穿孔プロセスの1つ以上の処置イベント及び1つ以上の非処置イベントを示すデータを検知することを含む。1つ以上の処置イベントは、モータが回転トルクを生成しているときの患者の骨に対するドリルビットの移動に関連付けられる。1つ以上の非処置イベントは、モータがオフであるときの患者の骨に対するドリルビットの移動に関連付けられる。本方法は、データが1つ以上の処置イベントに対応するか、又は1つ以上の非処置イベントに対応するかを判定することを更に含む。本方法は、1つ以上の処置イベントに関連するデータに基づいて貫通イベントを特定することを更に含む。
特徴において、ハンドヘルド外科用システムのためのドリル深さを送信する深度測定アタッチメントを用いて、穿孔プロセスの貫通イベントを特定する方法が説明される。ハンドヘルド外科用システムは、ハウジングと、ハウジング内に位置決めされたドリルビットに回転トルクを加えるように構成されたモータとを備える器具を備える。深度測定アタッチメントは、構成要素と、第2のセンサと、コントローラとを備える。本方法は、構成要素を用いて、穿孔プロセス中にモータに関連するモータステータス信号を出力することと、第2のセンサを用いて、穿孔プロセス中にドリルビットの変位に関連する変位信号を出力することと、コントローラを用いて、モータステータス信号及び変位信号を受信することと、コントローラを用いて、モータステータス信号に基づいてモータが回転トルクを生成しているかどうかを判定することと、コントローラを用いて、モータステータス信号及び変位信号に基づいて貫通イベントを特定することとを含む。
本開示の適用可能性の更なる領域は、詳細な説明、特許請求の範囲、及び図面から明らかになるであろう。詳細な説明及び特定の例は、例示のみを目的とするものであり、本開示の範囲の限定を意図するものではない。
本開示は、詳細な説明及び添付の図面からより完全に理解されるであろう。
本開示の教示によるハンドヘルド外科用システムの斜視図であり、骨を穿孔する深度測定アタッチメントを伴う器具を含む。 本開示の教示によるハンドヘルド外科用システムの断面部分斜視図であり、ドリルビットが内部に挿入されている。 本開示の教示によるハンドヘルド外科用システムの概略図である。 本開示の教示による深度測定アタッチメントの部分分解図である。 本開示の教示によるハンドヘルド外科用システムの斜視図であり、深度測定アタッチメントが器具から分離されている。 本開示の教示によるハンドヘルド外科用システムの斜視図であり、深度測定アタッチメントが器具から分離されている。 本開示の教示による、外科的穿孔プロセスに対応する変位信号のグラフ表示である。 本開示の教示による、外科的穿孔プロセスに対応する振動信号のグラフ表示である。 本開示の教示による、時間ブロックの周波数範囲にわたる周波数プロットのグラフ表示である。 本開示の教示による、時間ブロックのより狭い周波数範囲にわたる周波数プロットのグラフ表示である。 本開示の教示による、ハンドヘルド外科用システムのコントローラによって実行される例示的なフローチャートである。 本開示の教示による、ハンドヘルド外科用システムのコントローラによって実行される例示的なフローチャートである。 本開示の教示による、ハンドヘルド外科用システムのコントローラによって実行される例示的なフローチャートである。 本開示の教示による、ハンドヘルド外科用システムのコントローラによって実行される例示的なフローチャートである。
図面において、参照番号は、類似及び/又は同一の要素を識別するために再使用され得る。
図1~図5を参照すると、外科的穿孔処置を行うために使用されるハンドヘルド外科用システム100が示されている。ハンドヘルド外科用システム100は、ボアホール深さを特定するための深さゲージ等の第2のデバイスの必要性を排除する。ハンドヘルド外科用システム100は、ハンドヘルド外科用器具104と、ドリルビット等の切削工具108とを備える。2016年9月1日に出願された「Powered Surgical Drill With Integral Depth Gauge That Includes A Probe That Slides Over A Drill Bit」と題する国際特許公開第2017/040783号、及び2018年8月17日に出願された「Surgical Handpiece For Measuring Depth Of Bore Holes And Relates Accessories」と題する国際特許公開第2019/035096号に記載されているハンドヘルド外科用器具は、引用することによりその全体が本明細書の一部をなすものとする。
ハンドヘルド外科用システム100は、切削工具108によって穿孔されるボアホールの深さを特定するように構成される。ハンドヘルド外科用システム100はまた、ボアホールの深さに基づいて、骨の固定のための好適なネジ長を特定するように構成され得る。ネジ長の特定は、骨穿孔プロセスが完了した直後に行うことができる。ハンドヘルド外科用器具104は、ハウジング112と、ハウジング112内に配設されたモータ114とを備え得る。ハウジング112は、ピストルグリップ形状又は別の好適な形状を有してもよい。
図2及び図3は、ハウジング112内で近位/遠位軸AXに沿って位置決めされたモータ114を示しているが、他のモータ位置も企図される。モータ114は、電気式、空気圧式、又は油圧式とすることができる。モータ114は、第2のコントローラ162等のコントローラから受信したコマンド、信号等に応答して回転トルクを選択的に生成するように構成されている。モータ114は、一対の軸受117によって軸AX周りに回転するように支持された回転子カニューレ115を備える。ギアセット(図3には図示せず)に隣接して配置された駆動ギア(図3には図示せず)は、回転子カニューレ115に結合されてそれと同時に回転し、回転トルクをギアセットに伝達するために用いられる。例えば、国際公開第2017/040783号及び国際公開第2019/035096号に論じられているモータ114及び/又はギアセット構成を、ハンドヘルド外科用システム100のモータ114として使用してもよい。
ハンドヘルド外科用システム100は、ハウジング112に取り外し可能に結合されるか、又はハウジング112と一体的に形成される深度測定アタッチメント116を備え得る。深度測定アタッチメント116は、モジュールハウジング120等の別個のハウジングを備え得る。深度測定アタッチメント116は、手術部位の外科医の視界の妨げを最小にするように構築することができる。深度測定アタッチメント116は、深度測定延長部(depth measurement extension)128に動作可能に接続される変位センサ等の第1のセンサ124を更に備え得る。図示のように、深度測定延長部128はカニューレである。第1のセンサ124は、深度測定延長部128がハンドヘルド外科用器具104に対して移動すると、変位信号164を出力するように構成される。一部の構成では、深度測定延長部128は、切削工具108の上に配設された内面132を有する。この例では、深度測定延長部128は、切削工具108の上に同心円状に位置決めされるが、代替構成では、深度測定延長部128及び切削工具108は同心円状に位置決めされる必要はない。他の構成では、第1のセンサ124は、ドリルビットが骨に対して移動すると変位信号164を出力するように構成された深さセンサ(例えば、レーザセンサ)であってもよい。第1のセンサ124は、深度測定アタッチメント116内に収容されなくてもよく、例えば、ハンドヘルド外科用器具104に取り付けられてもよい。
一例では、深度測定アタッチメント116は、回転可能な歯車136を備え得る。かかる例では、深度測定延長部128は、一組のラック歯140を有し、該ラック歯140は、互いに噛み合うことによって回転可能な歯車136上の歯と係合する深度測定延長部128の長さの少なくとも一部分にわたって長手方向に配設される。第1のセンサ124に機能的に結合された回転可能な歯車136は、ラック歯140と回転可能な歯車136上の歯との係合を通して、深度測定延長部128の任意の軸方向移動によって操作される。この非限定的な例では、第1のセンサ124は電位差計である。他のタイプのセンサ、例えば、光学センサ、LVDTセンサ等を使用することができる。
図4を参照すると、深度測定延長部128及び第1のセンサ124の適切な機能が存在することを確実にするために、深度測定延長部128は、延長位置に向かって付勢され得る。この付勢によって、深度測定延長部128の遠位端は、穿孔される骨の近位表面、又は穿孔される骨に当接するプレート/インプラントとの接触を常に維持する。この付勢は、ばね160を使用することによって達成され、該ばね160は、深度測定延長部128をモジュールハウジング120から遠位方向に延在する方向に歯車を回転させるように、回転可能な歯車136を付勢する。ただし、ハンドヘルド外科用器具104に対して深度測定延長部128を付勢する他の方法が企図される。第1のセンサ124は、深度測定延長部128に動作可能に接続され、第1のセンサ124が第1の時間間隔168にわたって変位信号164を提供するように構成される。これについては、以下でより詳細に論じる。
図3に戻って参照すると、深度測定アタッチメント116は、モータステータスを示す信号を出力するように構成された第2のセンサ142を更に備え得る。例えば、第2のセンサ142は、加速度計に対応していてもよく、モータ114の振動を示す振動信号、具体的にはモータ114の回転子の不均衡に対応する振動信号を出力するように構成されてもよい。図2及び図4では、第2のセンサ142は、深度測定アタッチメント116の内部に配設されて示されているが、第2のセンサ142は、ハンドヘルド外科用器具104の内部等の任意の他の好適な場所に位置決めされてもよい。
図4及び図5を参照すると、深度測定アタッチメント116は、第1のセンサ124及び第2のセンサ142に動作可能に接続された第1のコントローラ144を備え得る。第1のコントローラ144は、変位信号164及び振動信号166に基づいて貫通イベントを特定するように構成することができる。貫通イベントは、ドリルビットの遠位端が患者の骨の遠位皮質壁を通って突出した時間に対応し得る。この時間に基づいて、第1のコントローラ144は、変位信号164から対応する変位を特定することができる。
ハンドヘルド外科用器具104はまた、ハンドヘルド外科用器具104のモータ114の動作を制御する第2のコントローラ162を備え得る。第1のコントローラ144及び第2のコントローラ162は別個のコントローラとして示されており、第1のコントローラ144は深度測定アタッチメント116内に配設されて示され、第2のコントローラ162はハンドヘルド外科用器具104内に配設されているが、第1のコントローラ144又は第2のコントローラ162は遠隔デバイス内に収容されてもよい。第1のコントローラ144及び第2のコントローラ162はまた、別個の深度測定アタッチメント116が存在しない場合、単一のコントローラに統合されてもよい。
深度測定アタッチメント116は、ハンドヘルド外科用器具104の器具コネクタ152と動作可能に接続するように構成されたハウジングコネクタ150を備え得る。一例では、ハンドヘルド外科用器具104は、器具コネクタ152とハウジングコネクタ150との間の接続のみを介して、深度測定アタッチメント116に電力信号(電力接続)を提供することができる。深度測定アタッチメント116内に配設されている第2のセンサ142の構成は、深度測定アタッチメント116が、ハンドヘルド外科用器具104の第2のコントローラ162に接続することなく、モータ114に関連する1つ以上の条件、例えばモータ114のステータス又は状態等を特定することを可能にする。
別の例では、深度測定アタッチメント116及びハンドヘルド外科用器具104はまた、器具コネクタ152及びハウジングコネクタ150を介してデータを交換してもよい。第1のコントローラ144及び第2のコントローラ162は、有線接続を介して(すなわち、ハウジングコネクタ150及び器具コネクタ152を通して)、又は無線接続を介して、互いに、若しくは他のデバイスと通信してもよい。無線通信は、第1のコントローラ144及び第2のコントローラ162上に位置する送受信機によって促進されてもよい。これらの無線通信送受信機は、WI-FI、Bluetooth(登録商標)、又は他の類似の無線通信プロトコル等のプロトコルをサポートしてもよい。例えば、第1のコントローラ144及び第2のコントローラ162は、第2の送受信機を含み得る、遠隔デバイス、例えばタブレット又は外部サーバ等にデータを送信してもよい。
深度測定アタッチメント116はまた、リアルタイム穿孔深さ、記録された過去の最大穿孔深さ、ネジ長、貫通表示、皮質穿孔深さ、ボアホール深さ等を表示する等、深さカニューレの移動に関する情報を外科医に提供するために、ディスプレイ156、例えばディスプレイスクリーン、1つ以上の発光ダイオード(LED)等を備え得る。この同じ情報はまた、リアルタイム穿孔深さ、記録された過去の最大穿孔深さ、貫通の表示等の音声表示を提供するように、スピーカを用いてユーザに伝達されてもよい。
深度測定アタッチメント116は、例えば、モジュールハウジング120に取り付けられ、第1のコントローラ144、第1のセンサ124、及び/又は第2のセンサ142に動作可能に接続された1つ以上のボタン等のユーザ入力デバイス(図示せず)を備え得る。ユーザ入力デバイスは、第1のセンサ124及び/又は第2のセンサ142の動作を制御することができる。例えば、ユーザ入力デバイスは、第1のセンサ124又は第2のセンサ142が第1のコントローラ144に変位データ又は振動データを提供し始めるための信号をリセットするか、0にするか、又は開始するために使用されてもよい。
図7を参照すると、第1の時間間隔168は、外科的穿孔プロセスに対応する。第1の時間間隔168は、初期時間(TI1)及び最終時間(TF1)によって区切られている。ユーザ入力デバイスは、第1の時間間隔168を開始するために使用される場合があり、換言すれば、初期時間(TI1)を設定するために使用される場合がある。すなわち、(TI1)は、外科医がドリルを所定位置に配置して穿孔処置を開始し、ユーザ入力デバイスを係合する時間であり、(TF1)は、外科医が、深度測定延長部128がその開始位置に戻るように、骨の特定の穿孔を実施した後にドリルを完全に後退させる時間である。開始変位に対応する(TI1)において、深度測定延長部128は、外科用器具104に対して変位していない。代替構成では、第1の時間間隔168は、モータ114が回転トルクを生成することに応答して、又は深度測定延長部128の移動に基づいて開始してもよい。
変位データは、システムクロック信号に基づいて収集することができ、システムの非限定的な例では、クロック信号は、コントローラのプロセッサの内部クロック信号、又は別個のクロックデバイスからのクロック信号である。システムクロック信号を使用してサンプルレートが定義され、該サンプルレートで、変位データが収集され、変位信号164を生成する第1の時間間隔168にわたってインデックス付けされる。サンプリングレートは固定されてもよく、或いは、サンプリングレートは可変であってもよく、又は処置に依存してもよいことが企図される。
本発明の図示される実施形態は、第2のセンサ142を加速度計として示すが、種々の他の構成要素が、モータ114の状態(すなわち、モータ114が回転トルクを生成しているか否か)又は器具の外部のモータ速度を示す特性を検知するために採用され得る。代替構成では、深度測定アタッチメント116は、第2のセンサ142の代わりにアンテナを備えてもよい。この構成では、アンテナは、モータ114が回転トルクを生成しているときにモータ114によって生成される1つ以上の電波を受信するように構成され得る。アンテナは、モータ114から放出された1つ以上の電波に基づいて電圧信号又は電流信号を出力するように構成され得る。第1のコントローラ144は、電圧信号又は電流信号を受信し、受信した1つ以上の電波に基づいてモータステータス信号を出力するように構成され得る。第1のコントローラ144は、アンテナからの信号を処理してモータステータス信号を生成するように構成された信号処理回路を含み得る。次いで、第1のコントローラ144は、モータステータス信号に基づいて、モータ114が回転トルクを生成しているかどうかを判定することができる。
別の構成では、第2のセンサ142は、例えば、ドリルビットが軸AX周りに回転している間に、ドリルビットの光学特性を検出するように構成された光学センサに対応してもよい。ドリルビットの光学特性に基づいて、光学センサはモータステータス信号を出力することができる。例えば、ドリルビットが回転するときの光学特性の位置の変化、モータステータス信号による証拠に基づいて、第1のコントローラ144は、モータが回転トルクを生成していると特定してもよい。ドリルビットの光学特性を検出する光学センサの構成の更なる詳細は、2020年5月15日に出願された「Powered Surgical Drill Having Rotating Field Bit Identification」と題する国際出願PCT/US2020/033288号に論じられており、その全体が、引用することにより本明細書の一部をなすものとする。光学センサは、ドリルビット上に光を放出するように構成された光源、例えば、発光ダイオード(LED)と、ドリルビットの光反射率を測定するためのトランスデューサとを備え得る。一部の構成では、ドリルビットは、光源から放出される光のパラメータを変化させるように構成されたレーザマーク又は別の識別可能なマーク等の光学特性を含み得る。
別の構成では、第2のセンサ142は、ドリルビットが軸AX周りに回転している間にドリルビットによって放出される磁場を検出するように構成されたセンサ、例えば、磁場センサ、ホール効果センサ、又は磁気抵抗センサに対応し得る。この構成では、ドリルビットは、磁場を放出するように構成された1つ以上の磁石又は他の特徴を含み得る。第2のセンサ142は、検出された磁場に基づいてモータステータス信号を特定するように構成され得る。モータステータス信号に基づいて、第1のコントローラ144は、モータ114が回転トルクを生成しているかどうかを特定するように構成され得る。例えば、磁場が変動している場合、第1のコントローラ144は、モータ114が回転トルクを生成していると特定してもよい。
別の構成では、第2のセンサ142は、モータ114によって放出される音波、例えば、モータ114が回転トルクを生成している間に放出される音波の特性を検出するように構成されたオーディオセンサに対応し得る。一部の構成では、オーディオセンサは、マイクロフォン又は別の好適な電気機械変換器に対応し得る。オーディオセンサは、音波の特性に基づいてモータステータス信号を特定するように構成され得る。モータステータス信号に基づいて、第1のコントローラ144は、モータ114が回転トルクを生成しているかどうかを特定するように構成され得る。例えば、第1のコントローラ144は、モータ114によって生成された以前の音波の1つ以上の特性を記憶し、モータステータス信号が、モータ114が回転トルクを生成することを表すかどうかを特定する際に、記憶された特性を使用してもよい。
別の構成では、第2のセンサ142は、電力信号の電圧を検出するように構成された電圧センサに対応し得る。前述のように、深度測定アタッチメント116のハウジングコネクタ150は、器具コネクタ152から電力信号を受信することができる。モータ114が回転トルクを生成しているとき、電力信号の電圧は、モータ114が回転トルクを生成していないときには存在しないノイズ成分を含む。したがって、第1のコントローラ144は、電力信号の電圧に基づいてモータ114が回転トルクを生成しているか否かを特定することができる。
別の構成では、第2のセンサ142は省略することができる。この構成では、第1のコントローラ144は、変位信号164の周波数成分を特定するように構成することができる。例えば、第1のコントローラ144は、変位信号164のフーリエ変換を実行することによって周波数成分を特定してもよい。回転トルクを生成するモータ114に関連する特定の周波数成分は、モータ114が回転トルクを生成していないときには存在しない変位信号164に存在する場合がある。したがって、第1のコントローラ144は、特定した周波数成分に基づいてモータ114が回転トルクを生成しているかどうかを特定するように構成することができる。
別の構成では、電流センサ又は他のセンサタイプが、モータ114のステータスを特定するために使用され得る。かかる例では、第1のコントローラ144は、電流センサドローに基づいて、モータ114が回転トルクを生成しているか否かを特定することができる。かかる構成では、ハンドヘルド外科用器具104内の電流センサからのデータは、第1のコントローラ144に通信される必要がある。これは、有線接続又は無線接続を介して第2のコントローラ162を介して第1のコントローラ144に通信することができる。
別の構成では、センサは、モータ114の回転子の回転位置を監視し、これを表す出力信号を生成することができる。この回転子の回転位置を表す信号を生成し得る1つのかかるセンサは、ホール効果センサである。ホール効果センサは、検知された磁場と共に変動する信号を生成する。モータ114の回転子に隣接する磁場は、回転子の回転位置の関数である。他のセンサは、モータ114の動作速度、モータ114の構成要素の温度、又はモータ114に印加される電圧の関数としてセンサ信号を生成してもよい。
図4に示すように、第2のセンサ142は、x軸161、y軸165、及びz軸163を含む3軸加速度計であり得るが、第2のセンサ142はまた、2軸加速度計であり得ることが企図される。加速度計データは、モータ114の回転子の固有の不均衡を示す。モータ114の回転軸AXに平行な軸は、回転軸AXに直交する軸よりも、モータ114の振動の影響に対する感度が低い。第2のセンサ142の配向及び位置に応じて、x軸161、y軸165、又はz軸163のうちの少なくとも1つは、他の軸のうちの少なくとも1つよりも、モータ114の回転子の不均衡に対してより高感度であり得る。図4において、x軸161はモータ114の回転軸AXと平行に示されており、y軸165及びz軸163はモータ114の回転軸AXと直交するように示されている。第2のセンサ142は、y軸165又はz軸163がモータ114の回転軸AXと平行であり、x軸がモータ114の回転軸AXと直交するように、異なる方法で位置決め又は配向され得ることが企図される。一部の例では、第1のコントローラ144は、回転子の不均衡が特定の閾値を上回るかどうかを特定するための振動データに基づくアルゴリズム、又はどの軸が回転子の不均衡に最も高感度であるかを特定するための振動データに基づくアルゴリズムを実施することができる。
第1のコントローラ144は、振動データを種々の方法でフィルタリングすることができる。例えば、ローパスフィルタ又はハイパスフィルタを使用して、不要な低周波数ノイズ又は高周波数ノイズを除去してもよい。フィルタは、1つ以上のフィルタ回路によって、又はソフトウェアによって実装され得る。振動データに基づいて、第1のコントローラ144は振動信号166を生成する。例えば、第2のセンサ142が加速度計であるとき、振動信号166は、x軸成分、y軸成分、及びz軸成分を含んでもよい。前述のように、x軸161、y軸165、及びz軸163の配向に応じて、x軸成分、y軸成分、及びz軸成分のうちの少なくとも1つは、モータ114の振動に最も高感度となる。
振動データ(又は第2のセンサ142の代替構成のための他のモータステータスデータ)は、第1のコントローラ144又は第2のコントローラ162のプロセッサの内部クロック信号、又は第2のセンサ142に関連付けられたクロックデバイス等の別個のデバイスからのクロック信号に基づいて収集することができる。クロック信号により、サンプルレートが定義され、該サンプルレートで、振動信号166(又は代替構成のためのモータステータス信号)を生成する第2の時間間隔169にわたって振動測定値(又は代替構成のための他のモータステータス測定値)が収集され、インデックス付けされる。サンプリングレートは固定されてもよく、或いは、サンプリングレートは調整可能であってもよく、又は処置に依存してもよいことが企図される。一部の例では、図7に示すように、第2の時間間隔169は第1の時間間隔168に対応し得る。他の例では、第2の時間間隔169は、第1の初期時間(TI1)及び第1の最終時間(TF1)とは異なる第2の初期時間(TI2)及び第2の最終時間(TF2)を有し得る。いずれの場合も、第2の時間間隔169の少なくとも一部分は、第1の時間間隔168の一部分と重複する。
引き続き図7及び図8を参照すると、第1のコントローラ144は、振動信号166に基づいて1つ以上のアルゴリズムを使用してモータ114のステータスを特定することができる。1つ以上のアルゴリズムは、第5の時間間隔184にわたるz軸成分に基づき得る。第5の時間間隔184は、任意の好適な時間の間隔に設定され得る。第1のコントローラ144は、第1の時間間隔168及び/又は第2の時間間隔169を第5の時間間隔184で分割して、時間ブロックを確立することができる。第2の時間間隔169内の各時間ブロックについて、第1のコントローラ144は、その時間ブロックにわたる振動信号166に基づいて、モータ114のステータスを特定することができる。
例えば、第1のコントローラ144は、モータが第1の状態又は第2の状態にあるかどうかを識別するために、第5の時間間隔184にわたるz軸成分の周波数を第1の閾値と比較してもよい。第2の状態は、モータ114がオンであり、回転トルクを生成することに対応する場合があり、一方、第1の状態は、モータ114がオフであり、回転トルクを生成しないことに対応する場合がある。第1の閾値はモータ114の速度から導出することができ、第1の閾値を超えることは、第1の閾値においてモータ114が第1の状態から第2の状態に移行することを示す。
周波数は、時間ブロックにわたる振動信号166の増加エッジ186及び減少エッジ188の数に基づいて特定することができる。図8に示すように、この時間ブロックにわたる増加エッジ186及び減少エッジ188の数は、22である。第1のコントローラ144は、第2の閾値180を下回るz軸成分の発生を無視するように構成され得る。一部の例では、第1のコントローラ144は、z軸成分の周波数が3つの連続する間隔にわたって第1の閾値よりも大きくなるまで、モータ114が第2の状態にあることを識別することを延期してもよい。このとき、第1のコントローラ144は、z軸成分の周波数が第1の閾値を超える度に増分されるカウンタを含んでもよい。カウンタが第3の閾値(例えば、3)より大きくなると、第1のコントローラ144は、モータ114が第2の状態にあることを識別することができる。第3の閾値は調整可能であり得る。第1のコントローラ144は、周波数が第1の閾値よりも大きいが、カウンタが第2の閾値に達していない時間ブロックにフラグを立てることができる。第1のコントローラ144は、例えば、カウンタの値が0よりも大きいが、カウンタが第3の閾値に到達する前にz軸成分の周波数が第1の閾値を下回った場合、モータ114が第1の状態にあると特定し、カウンタをクリアする。
別の例では、第1のコントローラ144は、時間ブロックにわたる振動信号166のフーリエ変換に基づいて、時間ブロックについてモータが第1の状態にあるか第2の状態にあるかを特定するように構成することができる。例えば、第1のコントローラ144は、各時間ブロックに対する振動信号166のz軸成分に対する短時間フーリエ変換を特定してもよい。短時間フーリエ変換は、高速フーリエ変換(FFT)又は別の好適なアルゴリズムを用いて特定することができる。図9を参照すると、それぞれの時間ブロックにわたる振動信号166のフーリエ変換の周波数プロットが示されている。図9では、周波数ビンの全範囲が示されている。周波数ビンの範囲は、最小周波数ビン(FMin)及び最大周波数ビン(FMax)によって定義される。各周波数ビンの幅は、式1によって定義され得る。
(式1)BW=Sf/Ts
式中、BWはビン幅、Sfはサンプリング周波数、Tsは総サンプル数である。
第1のコントローラ144は、より高い周波数(例えば、330ヘルツを上回る周波数)及びより低い周波数(50ヘルツ未満の周波数)が、時間ブロックに対するモータステータスを特定するときに考慮されないように、周波数ビンの範囲を調整するように構成することができる。図10には、調整済みの周波数範囲によるフーリエ変換の周波数プロットが示されている。周波数範囲は、調整済みの最小周波数ビン(AMin)及び調整済みの最大周波数ビン(AMax)によって区切られている。
各周波数ビンについて、第1のコントローラ144は、周波数ビンの大きさを最小の大きさの閾値191と比較することができる。周波数ビンの大きさが最小の大きさの閾値191よりも大きい場合、第1のコントローラ144は、周波数ビンの大きさを、最小の大きさの閾値191条件を満たす他のビンと比較することができる。第1のコントローラ144が、2つの連続する時間ブロックについて周波数ビンが同じであると判定した場合、第1のコントローラ144は、連続する時間ブロック及び任意のフラグ付き時間ブロックについて、モータが第2の状態に設定されていると判定することができる。第1のコントローラ144が、或る時間ブロックについて、周波数ビンのいずれも最小の大きさの閾値191よりも大きい大きさを有さないと判定した場合、第1のコントローラ144は、モータ114がその時間ブロックについて第1の状態に設定されていると判定することができる。
経時的な変位信号164のパターンに基づいて、貫通イベント(すなわち、ドリルが遠位皮質壁を貫通する貫通時間(TB))を特定する種々の貫通アルゴリズムが企図される。第1のコントローラ144は、変位信号164及び振動信号166に基づいて種々の貫通アルゴリズムを実施して、貫通時間(TB)を特定することができる。第1のコントローラ144は、変位信号164に基づいて、速度関連信号及び加速度関連信号等の他の信号を導出及び記憶するように構成することができる。開始変位及び貫通時間(TB)に基づいて、第1のコントローラ144は、貫通時間(TB)における対応する貫通変位を特定することができる。
貫通アルゴリズムは、例えば、外科医が骨を穿孔している間等、実際の外科的穿孔処置中の深度測定延長部128の変位等の処置的変位に関連するデータのみを主に収集することによって、最適化することができる。非処置的変位は、モータ114がオフであるか、又は非切削速度で動作しており、外科医が実際に骨を穿孔していないときに、深度測定延長部128が変位した場合に生じる。非処置的変位をもたらす非処置的イベントは、変位信号164に、第1のコントローラ144が貫通時間(TB)と関連付けるパターンを模倣させる可能性がある。したがって、第1のコントローラ144は、変位信号164のこれらの非処置的変位部分のうちの1つの間に、貫通時間(TB)を誤って識別する可能性がある。既存の貫通検出アルゴリズムを使用して、変位信号164の非処置的変位を変位信号164の処置的変位から区別することは困難であり得るため、非処置的変位を処置的変位から区別する追加のシステム及び方法により、貫通検出の精度を改善することができる。ハンドヘルド外科用システム100はまた、アルゴリズムが主に処置データのみを処理する必要がある場合に、貫通検出のための改善された処理時間を示すことができる。
第1のコントローラ144はまた、変位信号164から、又は速度関連信号若しくは加速度関連信号等の変位信号164から導出される他の信号から、1つ以上の処置イベント(すなわち、処置的変位と関連付けられたイベント)を特定するように構成することができる。1つ以上の処置イベントはまた、変位信号164から特定した加速度、変位、及び/又は速度の変化、例えば、最大変位、局所最大変位、最小変位、局所最小変位、最大加速度、局所最大加速度、最大速度、局所最大速度、最小速度、局所最小速度、及び所定の閾値を超える値を有する勾配を指すことがある。
非処置的変位は、偶発的イベントの結果であり得る。偶発的イベントには、深度測定延長部128の手動操作が含まれ得る。手動操作は、意図的ではなく、外科医又は他の医療従事者が、穿孔処置の開始前に、穿孔処置中に、又は穿孔処置後に、モータ114がオフであるときに深度測定延長部128を変位させた場合に生じ得る。
モータ114のステータスを使用して、処置的変位を非処置的変位から区別することができる。図7では、第3の時間間隔174にわたって処置的変位が示され、第4の時間間隔176にわたって非処置的変位が示されている。第1のコントローラ144は、振動信号166及び変位信号164に基づいて、穿孔処置に関連する1つ以上のイベントを特定し、記憶することができる。1つ以上のイベントは、穿孔処置全体にわたるモータ114のステータス、穿孔処置全体にわたるモータ114の速度、開始変位、貫通変位、貫通時間(TB)、穿孔開始時間、及び穿孔終了時間を含み得るが、これらに限定されない。第1のコントローラ144は、外科的穿孔処置に関連付けられた1つ以上のイベントに基づいてドリルボア深さを特定し、その後、ドリルボア長さに基づいて、骨に固定するための好適なネジ長を特定することができる。
図11を参照すると、方法800は、第1のコントローラ144によって実行することができる。804において、方法800は、第1のコントローラ144が変位データ及び振動データを受信することから開始する。808において、第1のコントローラ144は、第1の時間間隔168にわたって変位信号164を特定する。812において、第1のコントローラ144は、第2の時間間隔169にわたって振動信号166を特定する。814において、第1のコントローラ144は、第2の時間間隔169を第5の時間間隔184で除算することによって時間ブロックを確立し、方法800は816に進む。816において、第1のコントローラ144は、ポインタ位置を第2の時間間隔169の第1の時間ブロックに設定し、方法800は824に進む。
824において、第1のコントローラ144は、時間ブロックにわたるz軸成分の周波数を特定し、制御は828に進む。828において、第1のコントローラ144は、時間ブロックに対するz軸成分の周波数が第1の閾値よりも大きいかどうかを判定する。第1の閾値よりも大きい場合、方法800は832に進み、そうでない場合、方法800は844に進む。844において、第1のコントローラ144は、モータ114が時間ブロックについて第1の状態に設定されていると判定し、方法800は852に進む。832において、第1のコントローラ144はカウンタを増分し、方法800は836に進む。
836において、第1のコントローラ144は、カウンタの値を第2の閾値と比較する。カウンタの値が第2の閾値よりも大きい場合、方法800は848に進み、そうでない場合、方法800は840に進む。840において、第1のコントローラ144は、時間ブロックにフラグを立て、方法800は、820に戻る。820において、第1のコントローラ144は、ポインタ位置を次の時間ブロックに増分し、方法800は824に戻る。
848において、第1のコントローラ144は、モータ114が第2の状態に設定されていると判定し、方法800は852に進む。852において、第1のコントローラ144は、カウンタ及びフラグをクリアする。856において、第1のコントローラ144は、現在の時間ブロックが第2の時間間隔169内の最後の時間ブロックであるかどうかを判定する。最後の時間ブロックである場合、方法800は857に進み、そうでない場合、方法800は820に戻る。857において、第1のコントローラ144は、いずれかの時間ブロックのモータ114のステータスが第2の状態に設定されているかどうかを判定する。設定されている場合、方法は858に進み、そうでない場合、方法は終了し得る。
858において、第1のコントローラ144は、モータ114のステータス及び変位信号164に基づいて貫通イベント(すなわち、貫通時間(TB))を特定し、方法800は860に進む。860において、第1のコントローラ144は、貫通時間(TB)における深度測定延長部128の変位に基づいてボアホール深さを特定し、方法800は864に進む。864において、第1のコントローラ144は、ドリルボアホール深さに基づいてネジ長を特定する。868において、第1のコントローラ144は、ネジ長をディスプレイ156に送信する。コントローラのうちの1つがディスプレイ156上の表示のためにネジ長を送信する例が提供されているが、第1のコントローラ144は、遠隔デバイスがネジ長を表示し得るように、遠隔デバイスに関連付けられたコントローラ等の別のコントローラにネジ長を送信してもよい。
図12を参照すると、方法900は、第1のコントローラ144によって実行することができる。904において、方法900は、第1のコントローラ144が変位データ及び振動データを受信することから開始する。908において、第1のコントローラ144は、第1の時間間隔168にわたって変位信号164を特定する。912において、第1のコントローラ144は、第2の時間間隔169にわたって振動信号166を特定する。916において、第1のコントローラ144は、第2の時間間隔169を第5の時間間隔184で除算することによって時間ブロックを確立し、方法900は916に進む。916において、第1のコントローラ144は、ポインタ位置を第1の時間ブロックに設定し、方法900は図12の924に進む。
924において、第1のコントローラ144は、時間ブロックにわたって振動信号166のフーリエ変換を実行する。926において、第1のコントローラ144は、周波数ビン範囲を調整する。928において、第1のコントローラ144は、ポインタ位置を調整済みの周波数範囲の最初のビンに設定し、方法900は936に進む。936において、第1のコントローラ144は、周波数ビンの大きさがビンの最小の大きさの閾値191よりも大きいかどうかを判定する。最小の大きさの閾値191よりも大きい場合、制御は940に進み、そうでない場合、制御は930に進む。940において、第1のコントローラ144は、現在のビンが最小の大きさの閾値191よりも大きい大きさを有する範囲内の最初のビンであるかどうかを判定する。最初のビンである場合、制御は944に進み得て、そうでない場合、制御は948に進み得る。944において、第1のコントローラ144は、ビンを、関連する大きさを有する最大ビン(max_bin)として設定する。946において、第1のコントローラ144は、ビンが周波数範囲内の最後のビンであるかどうかを判定する。最後のビンである場合、制御は956に進み、そうでない場合、制御は932に戻る。
930において、第1のコントローラ144は、ビンが周波数範囲内の最後のビンであるかどうかを判定する。最後のビンである場合、方法900は931に進む。そうでない場合、方法900は932に進む。931において、第1のコントローラ144は、max_binが設定されているかどうかを判定する。max_binが設定されている場合、制御は956に進み、そうでない場合、制御は図14の976に戻る。932において、第1のコントローラ144は、ポインタ位置を次のビンに増分し、制御は936に進む。
948において、第1のコントローラ144は、ビンの大きさがmax_binの大きさよりも大きいかどうかを判定する。max_binの大きさよりも大きい場合、制御は944に進み、そうでない場合、制御は952に進む。952において、第1のコントローラ144は、ビンが周波数範囲内の最後のビンであるかどうかを判定する。最後のビンである場合、方法900は956に進み、そうでない場合、方法900は932に進む。956において、第1のコントローラ144は、max_binに関連付けられた周波数ビンに、時間ブロックのmotor_status_freqを設定して記憶する。960において、第1のコントローラはmax_binをクリアする。964において、第1のコントローラ144は、時間ブロックのmotor_status_freqが前の時間ブロックのmotor_status_freqと一致するかどうかを判定する。一致した場合、方法900は、図14の972に進み、そうでない場合、方法900は、968に進む。968において、第1のコントローラ144は時間ブロックにフラグを立て、方法900は984に進む。
972において、第1のコントローラ144は、モータ114が時間ブロック及び任意のフラグ付き時間ブロックについて第2の状態に設定されていると判定し、方法900は980に進む。976において、第1のコントローラ144は、モータ114が時間ブロックについて第1の状態に設定されていると判定し、方法900は980に進む。980において、第1のコントローラ144はフラグをクリアする。984において、第1のコントローラ144は、時間ブロックが第2の時間間隔169内の最後の時間ブロックであるかどうかを判定する。最後の時間ブロックである場合、方法900は987に進み、そうでない場合、方法900は986に進む。986において、第1のコントローラ144は、ポインタ位置を次の時間ブロックに増分し、方法900は、図13の924に戻る。987において、第1のコントローラ144は、いずれかの時間ブロックのモータ114のステータスが第2の状態に設定されているかどうかを判定する。設定されている場合、方法900は988に進み、そうでない場合、方法900は終了し得る。
988において、第1のコントローラ144は、モータ114のステータス及び変位信号164に基づいて貫通イベント(すなわち、貫通時間(TB))を特定し、方法900は992に進む。992において、第1のコントローラ144は、貫通時間(TB)における深度測定延長部128の変位に基づいてボアホール深さを特定し、方法900は996に進む。996において、第1のコントローラ144は、ドリルボアホール深さに基づいてネジ長を特定する。998において、第1のコントローラ144は、ネジ長をディスプレイ156に送信する。コントローラのうちの1つがディスプレイ156上の表示のためにネジ長を送信する例が提供されているが、第1のコントローラ144は、遠隔デバイスがネジ長を表示し得るように、遠隔デバイスに関連付けられたコントローラ等の別のコントローラにネジ長を送信してもよい。
[項目]
項目1-骨固定に好適なネジ長を特定するハンドヘルド外科用システムであって、ハウジングと、前記ハウジング内に位置決めされたモータと、前記ハウジングに取り外し可能に結合された深度測定アタッチメントであって、穿孔プロセスに対応する変位信号を提供するように構成された第1のセンサと、前記穿孔プロセスに対応する前記モータの振動に関連する振動信号を提供するように構成された第2のセンサとを備える、深度測定アタッチメントと、前記振動信号及び前記変位信号を受信し、(i)アルゴリズムを使用して、前記振動信号に基づいて、前記モータに関連する1つ以上の特性と、(ii)前記モータに関連する前記1つ以上の特性及び前記変位信号に基づいて、貫通イベントと、(iii)前記貫通イベント及び前記変位信号に基づいて、前記好適なネジ長とを特定するように構成されている、コントローラとを備える、ハンドヘルド外科用システム。
項目2-外科用デバイスであって、ハウジングと、前記ハウジング内に位置決めされたモータと、穿孔プロセス中に前記モータに関連するモータステータス信号を生成するように構成された第1のセンサと、前記穿孔プロセス中にドリルビットの変位に関連する変位信号を提供するように構成された第2のセンサと、前記モータステータス信号及び前記変位信号を受信し、所定のアルゴリズムを使用して前記モータステータス信号に基づいて前記モータの1つ以上の特性を特定し、前記モータのステータス及び前記変位信号に基づいて貫通イベントを特定するように構成されている、コントローラとを備える、外科用デバイス。
項目3-前記モータの前記1つ以上の特性は、前記モータの状態及び前記モータの速度を含む、項目2に記載の外科用デバイス。
項目4-前記コントローラは、前記貫通イベント及び前記変位信号に基づいて好適なネジ長を計算するように更に構成されている、項目2に記載の外科用デバイス。
項目5-ハンドヘルド外科用システムのためのドリル深さを送信する深度測定アタッチメントであって、前記ハンドヘルド外科用システムは、ハウジングと、前記ハウジング内に位置決めされたモータとを備える器具を備え、該深度測定アタッチメントは、穿孔プロセス中にドリルビットの変位に関連する変位信号を生成するように構成された構成要素と、前記変位信号を受信し、前記変位信号の周波数成分を特定し、前記周波数成分に基づいて前記モータが回転トルクを生成しているかどうかを判定し、前記周波数成分及び前記変位信号に基づいて貫通イベントを特定するように構成されている、コントローラとを備える、深度測定アタッチメント。
項目6-ハウジングと、前記ハウジング内に位置決めされたモータとを備える、器具と、前記器具に取り外し可能に結合された深度測定アタッチメントであって、穿孔プロセス中に前記モータに関連するモータステータス信号を出力するように構成された構成要素と、前記穿孔プロセス中にドリルビットの変位に関連する変位信号を出力するように構成された変位センサとを備える、深度測定アタッチメントと、前記モータステータス信号及び前記変位信号を受信し、前記モータステータス信号に基づいて、前記モータが回転トルクを生成しているかどうかを判定し、前記モータステータス信号及び前記変位信号に基づいて貫通イベントを特定するように構成されている、コントローラとを備える、ハンドヘルド外科用システム。
項目7-ハンドヘルド外科用システムのためのドリル深さを送信する深度測定アタッチメントであって、前記ハンドヘルド外科用システムは、ハウジングと、前記ハウジング内に位置決めされたモータとを備える、器具を備え、該深度測定アタッチメントは、穿孔プロセス中に前記モータの振動に関連する振動信号を出力するように構成された第1のセンサと、前記穿孔プロセス中にドリルビットの変位に関連する変位信号を出力するように構成された第2のセンサと、コントローラであって、前記振動信号及び前記変位信号を受信することと、前記振動信号に基づいて前記モータが回転トルクを生成しているかどうかを判定することと、前記振動信号及び前記変位信号に基づいて貫通イベントを特定することとを行うように構成されている、コントローラとを備える、深度測定アタッチメント。
項目8-ハンドヘルド外科用器具であって、ハウジングと、前記ハウジング内に位置決めされたモータであって、穿孔プロセス中にドリルビットに回転トルクを加えるように構成されている、モータと、前記穿孔プロセス中に前記モータに関連するモータステータス信号を出力するように構成された第1のセンサと、前記穿孔プロセス中に前記ドリルビットの変位に関連する変位信号を出力するように構成された第2のセンサと、前記モータステータス信号及び前記変位信号を受信し、前記モータステータス信号に基づいて、前記モータが前記回転トルクを生成しているかどうかを判定し、前記モータステータス信号及び前記変位信号に基づいて貫通イベントを特定するように構成されている、コントローラとを備える、ハンドヘルド外科用器具。
項目9-穿孔プロセスの貫通イベントを特定する方法であって、第1のセンサ及び第2のセンサを用いて、前記穿孔プロセスの1つ以上の処置イベント及び1つ以上の非処置イベントを示すデータを検知することと、ここで、前記1つ以上の処置イベントは、モータが回転トルクを生成しているときの患者の骨に対するドリルビットの移動に関連付けられ、前記1つ以上の非処置イベントは、前記モータがオフであるときの前記患者の前記骨に対する前記ドリルビットの移動に関連付けられ、前記データが前記1つ以上の処置イベントに対応するか、又は前記1つ以上の非処置イベントに対応するかを判定することと、前記1つ以上の処置イベントに関連する前記データに基づいて前記貫通イベントを特定することとを含む、方法。
項目10-ハンドヘルド外科用システムのためのドリル深さを送信する深度測定アタッチメントを用いて、穿孔プロセスの貫通イベントを特定する方法であって、該ハンドヘルド外科用システムは、ハウジングと、前記ハウジング内に位置決めされたドリルビットに回転トルクを加えるように構成されたモータとを備える器具を備え、前記深さ測定アタッチメントは、構成要素と、第2のセンサと、コントローラとを備え、前記方法は、前記構成要素を用いて、前記穿孔プロセス中に前記モータに関連するモータステータス信号を出力することと、前記第2のセンサを用いて、前記穿孔プロセス中に前記ドリルビットの変位に関連する変位信号を出力することと、前記コントローラを用いて、前記モータステータス信号及び前記変位信号を受信することと、前記コントローラを用いて、前記モータステータス信号に基づいて前記モータが前記回転トルクを生成しているかどうかを判定することと、前記コントローラを用いて、前記モータステータス信号及び前記変位信号に基づいて前記貫通イベントを特定することとを含む、方法。
前述の説明は、本質的に例示的なものにすぎず、本開示、その用途、又は使用を限定することを決して意図するものではない。本開示の広範な教示は、種々の形態で実施することができる。したがって、本開示は特定の例を含むが、本開示の真の範囲はそのように限定されるべきではない。なぜなら、図面、明細書、及び以下の特許請求の範囲を検討すれば、他の修正形態が明らかになるからである。方法内の1つ以上のステップは、本開示の原理を変更することなく、異なる順序で(又は同時に)実行され得ることを理解されたい。さらに、各例は、特定の特徴を有するものとして上述されているが、本開示の任意の例に関して説明されるそれらの特徴のうちの任意の1つ以上は、その組み合わせが明示的に説明されていない場合であっても、他の例のいずれかの特徴において実装され、及び/又は他の例のいずれかの特徴と組み合わされ得る。換言すれば、説明される例は、相互排他的ではなく、1つ以上の例の互いとの置換は、本開示の範囲内に留まる。
要素間(例えば、コントローラ、回路要素、半導体層等の間)の空間的関係及び機能的関係は、「接続される(connected)」、「係合される(engaged)」、「結合される(coupled)」、「隣接する(adjacent)」、「隣に(next to)」、「上部に(on top of)」、「上方に(above)」、「下方に(below)」、及び「配設される(disposed)」を含む種々の用語を使用して説明される。「直接的(direct)」であると明示的に説明されない限り、第1の要素と第2の要素との間の関係が上記の開示において説明される場合、その関係は、第1の要素と第2の要素との間に他の介在要素が存在しない直接的な関係であり得るが、第1の要素と第2の要素との間に1つ以上の介在要素が(空間的に又は機能的に)存在する間接的な関係であってもよい。
本明細書で使用される場合、A、B、及びCのうちの少なくとも1つという語句は、非排他的論理ORを使用して、論理(A OR B OR C)を意味すると解釈されるべきであり、「Aのうちの少なくとも1つ、Bのうちの少なくとも1つ、及びCのうちの少なくとも1つ」を意味すると解釈されるべきではない。サブセットという用語は、必ずしも適切なサブセットを必要としない。換言すれば、第1のセットの第1のサブセットは、第1のセットと同じ対象を指す(等しい)場合がある。
図では、矢印の方向は、矢じりによって示されるように、概して、図解で注目される情報(データ又は命令等)の流れを示している。例えば、要素Aと要素Bとが種々の情報を交換するが、要素Aから要素Bに伝達される情報が図に関連している場合、矢印は要素Aから要素Bを指すことがある。この一方向矢印は、他の情報が要素Bから要素Aに送信されないことを意味するものではない。さらに、要素Aから要素Bに送信される情報に関して、要素Bは、要素Aに情報の要求又は受信確認を送信することができる。
以下の定義を含む本出願では、「コントローラ」という用語は、「回路」という用語で置き換えることができる。「コントローラ」という用語は、特定用途向け集積回路(ASIC)、デジタル、アナログ、又は混合アナログ/デジタルディスクリート回路、デジタル、アナログ、又は混合アナログ/デジタル集積回路、組み合わせ論理回路、フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)、コードを実行するプロセッサ回路(共有、専用、又はグループ)、プロセッサ回路によって実行されるコードを記憶するメモリ回路(共有、専用、又はグループ)、説明された機能を提供する他の好適なハードウェア構成要素、又はシステムオンチップ等における上記の一部又は全ての組み合わせを指すか、その一部であるか、又はそれを含み得る。
コントローラは、1つ以上のインタフェース回路を含み得る。一部の例では、インタフェース回路(複数の場合もある)は、ローカルエリアネットワーク(LAN)又は無線パーソナルエリアネットワーク(WPAN)に接続する有線又は無線インタフェースを実装してもよい。LANの例は、電気電子技術者協会(IEEE)規格802.11-2016(WIFI無線ネットワーキング規格としても既知である)及びIEEE規格802.3-2015(ETHERNET有線ネットワーキング規格としても既知である)である。WPANの例は、Bluetooth Special Interest GroupのBLUETOOTH無線ネットワーキング規格及びIEEE規格802.15.4である。
コントローラは、インタフェース回路(複数の場合もある)を使用して他のコントローラと通信することができる。コントローラは、他のコントローラと論理的に直接通信するものとして本開示で描写され得るが、種々の実装形態において、コントローラは、実際には、通信システムを介して通信してもよい。通信システムは、ハブ、スイッチ、ルータ、及びゲートウェイ等の物理及び/又は仮想ネットワーキング機器を含む。一部の実装形態において、通信システムは、インターネット等のワイドエリアネットワーク(WAN)に接続するか、又はそれを横断する。例えば、通信システムは、マルチプロトコルラベルスイッチング(MPLS)及び仮想プライベートネットワーク(VPN)を含む技術を使用して、インターネット又はポイントツーポイント専用回線を介して互いに接続された複数のLANを含み得る。
種々の実装形態において、コントローラの機能は、通信システムを介して接続された複数のコントローラに分散されてもよい。例えば、複数のコントローラが、負荷分散システムによって分散された同じ機能を実装してもよい。更なる例では、コントローラの機能は、サーバ(リモート又はクラウドとしても既知である)コントローラとクライアント(又はユーザ)コントローラとの間で分割することができる。
コントローラの一部又は全てのハードウェア機能は、ハードウェア記述のための言語、例えばIEEE規格1364-2005(概して「Verilog」と称される)及びIEEE規格1076-2008(概して「VHDL」と称される)等を使用して定義することができる。ハードウェア記述言語は、ハードウェア回路を製造及び/又はプログラムするために使用され得る。一部の実装形態において、コントローラの一部又は全ての特徴は、以下で説明するコードとハードウェア記述との両方を包含するIEEE1666-2005(概して「SystemC」と称される)等の言語によって定義され得る。
上記で使用されるコードという用語は、ソフトウェア、ファームウェア、及び/又はマイクロコードを含むことができ、プログラム、ルーチン、関数、クラス、データ構造、及び/又はオブジェクトを指すことがある。共有プロセッサ回路という用語は、複数のコントローラからの一部又は全てのコードを実行する単一のプロセッサ回路を包含する。グループプロセッサ回路という用語は、追加のプロセッサ回路と組み合わせて、1つ以上のコントローラからのコードの一部又は全部を実行するプロセッサ回路を包含する。複数のプロセッサ回路への言及は、個別のダイ上の複数のプロセッサ回路、単一のダイ上の複数のプロセッサ回路、単一のプロセッサ回路の複数のコア、単一のプロセッサ回路の複数のスレッド、又は上記の組み合わせを包含する。共有メモリ回路という用語は、複数のコントローラからの一部又は全てのコードを記憶する単一のメモリ回路を包含する。グループメモリ回路という用語は、追加のメモリと組み合わせて、1つ以上のコントローラからのコードの一部又は全部を記憶するメモリ回路を包含する。
メモリ回路という用語は、コンピュータ可読媒体という用語のサブセットである。コンピュータ可読媒体という用語は、本明細書で使用される場合、(搬送波上等の)媒体を通って伝搬する一時的な電気信号又は電磁信号を包含しない。したがって、コンピュータ可読媒体という用語は、有形かつ非一時的とみなされ得る。非一時的コンピュータ可読媒体の非限定的な例は、不揮発性メモリ回路(フラッシュメモリ回路、消去可能プログラマブル読み出し専用メモリ回路、又はマスク読み出し専用メモリ回路等)、揮発性メモリ回路(スタティックランダムアクセスメモリ回路又はダイナミックランダムアクセスメモリ回路等)、磁気記憶媒体(アナログ若しくはデジタル磁気テープ又はハードディスクドライブ等)、及び光記憶媒体(CD、DVD、又はBlu-ray(登録商標)ディスク等)である。
本出願で説明される装置及び方法は、コンピュータプログラムで具現化される1つ以上の特定の機能を実行するように汎用コンピュータを構成することによって作成された専用コンピュータによって、部分的に又は完全に実装され得る。上述した機能ブロック及びフローチャート要素は、ソフトウェア仕様として機能し、熟練技術者又はプログラマのルーチン作業によってコンピュータプログラムに変換することができる。
コンピュータプログラムは、少なくとも1つの非一時的コンピュータ可読媒体に記憶されたプロセッサ実行可能命令を含む。コンピュータプログラムはまた、記憶されたデータを含むか、又はそれに依存し得る。コンピュータプログラムは、専用コンピュータのハードウェアと対話する基本入出力システム(BIOS)、専用コンピュータの特定のデバイスと対話するデバイスドライバ、1つ以上のオペレーティングシステム、ユーザアプリケーション、バックグラウンドサービス、バックグラウンドアプリケーション等を包含することができる。
コンピュータプログラムとして、(i)HTML(ハイパーテキストマークアップ言語)、XML(拡張可能マークアップ言語)、又はJSON(JavaScript Object Notation)等の解析される記述テキスト、(ii)アセンブリコード、(iii)コンパイラによってソースコードから生成されるオブジェクトコード、(iv)インタプリタによる実行のためのソースコード、(v)ジャストインタイムコンパイラによるコンパイル及び実行のためのソースコード等が挙げられ得る。単なる例として、ソースコードは、C、C++、C#、Objective C、Swift、Haskell、Go、SQL、R、Lisp、Java(登録商標)、Fortran、Perl、Pascal、Curl、OCaml、JavaScript(登録商標)、HTML5(ハイパーテキストマークアップ言語5th revision)、Ada、ASP(Active Server Pages)、PHP(Hypertext Preprocessor)、Scala、Eiffel、Smalltalk、Erlang、Ruby、Flash(登録商標)、Visual Basic(登録商標)、Lua、MATLAB(登録商標)、SIMULINK(登録商標)、及びPython(登録商標)を含む言語からの構文を使用して記述することができる。
[実施形態1]
ハウジングと、
前記ハウジング内に位置決めされたモータと
を備える器具と、
前記器具に取り外し可能に結合された深度測定アタッチメントであって、
穿孔プロセス中に前記モータの振動に関連する振動信号を提供するように構成された第1のセンサと、
前記穿孔プロセス中にドリルビットの変位に関連する変位信号を提供するように構成された第2のセンサと
を備える深度測定アタッチメントと、
前記振動信号及び前記変位信号を受信し、前記振動信号に基づいて前記モータの特性を特定し、前記モータの前記特性及び前記変位信号に基づいて貫通イベントを特定するように構成されているコントローラと
を備えるハンドヘルド外科用システム。
[実施形態2]
前記貫通イベントは、前記ドリルビットの遠位端が患者の骨の遠位皮質壁を通って突出した時間である、請求項1に記載のハンドヘルド外科用システム。
[実施形態3]
前記特性は、前記モータの状態及び前記モータの速度を含む群から選択される、請求項1又は2に記載のハンドヘルド外科用システム。
[実施形態4]
前記特性は、前記モータの状態であり、
第1の状態において、前記モータは、オフであって回転トルクを生成せず、
第2の状態において、前記モータは、オンであって回転トルクを生成し、前記振動信号は、前記モータが前記第1の状態にあるか前記第2の状態にあるかを示す、
請求項3に記載のハンドヘルド外科用システム。
[実施形態5]
前記第1のセンサは、加速度計であり、前記加速度計は、前記加速度計の第1の軸に沿って前記振動信号を生成するように位置決めされる、請求項1~4のいずれか一項に記載のハンドヘルド外科用システム。
[実施形態6]
前記第1の軸は、前記モータの回転軸に直交し、前記振動信号は、前記第1の軸に沿った振動に対応する第1の成分を有する、請求項5に記載のハンドヘルド外科用システム。
[実施形態7]
前記加速度計は、前記加速度計の第2の軸に沿って前記振動信号を生成するように更に構成され、前記第2の軸は、前記第1の軸に直交し、前記振動信号は、前記第2の軸に沿った振動に対応する第2の成分を有する、請求項6に記載のハンドヘルド外科用システム。
[実施形態8]
前記コントローラは、前記第1の成分の周波数に基づいて前記モータの前記特性を特定するように構成されている、請求項6に記載のハンドヘルド外科用システム。
[実施形態9]
前記コントローラは、前記第1の成分の前記周波数に基づいて、前記モータが第1の状態にあるか第2の状態にあるかを識別し、
前記第1の状態において、前記モータは、オフであって回転トルクを生成せず、
前記第2の状態において、前記モータは、オンであって回転トルクを生成する、
請求項8に記載のハンドヘルド外科用システム。
[実施形態10]
前記コントローラは、前記モータが前記第2の状態にあることを識別することを所定時間遅延させるように構成されている、請求項9に記載のハンドヘルド外科用システム。
[実施形態11]
前記コントローラは、前記第1の成分の前記周波数が第1の閾値よりも大きいことに応答して、前記モータが前記第2の状態に設定されていると判定するように構成されている、請求項9に記載のハンドヘルド外科用システム。
[実施形態12]
前記変位信号は、変位時間間隔にわたって提供され、
前記振動信号は、振動時間間隔にわたって提供され、
前記コントローラは、前記振動時間間隔を時間ブロックに分割するように構成され、
前記コントローラは、カウンタを含み、
前記コントローラは、前記振動時間間隔の前記時間ブロックのそれぞれについて前記第1の成分の前記周波数を求めるように構成され、
前記振動時間間隔の前記時間ブロックのそれぞれについて、前記コントローラは、前記第1の成分の前記周波数を第1の閾値と比較するように構成され、
前記カウンタは、前記周波数が前記第1の閾値よりも大きいことに応答して増分される、
請求項9に記載のハンドヘルド外科用システム。
[実施形態13]
前記コントローラは、前記カウンタの値を第2の閾値と比較するように更に構成され、
前記コントローラは、前記カウンタの値が前記第2の閾値よりも大きいことに応答して、時間ブロックのグループについて前記モータが前記第2の状態にあると判定し、
前記時間ブロックのグループは、前記カウンタを増分させた時間ブロックに対応する、
請求項12に記載のハンドヘルド外科用システム。
[実施形態14]
前記コントローラは、前記時間ブロックのグループのうちの1つの時間ブロックについて、前記カウンタの値が1以上であり、前記第1の成分の前記周波数が前記第1の閾値未満であることに応答して、前記時間ブロックのグループについて前記モータが前記第1の状態にあると判定し、前記カウンタをリセットする、請求項13に記載のハンドヘルド外科用システム。
[実施形態15]
前記コントローラは、前記時間ブロックのうちの1つの時間ブロックについて、前記第1の成分の前記周波数が前記第1の閾値未満であることに応答して、前記時間ブロックについて前記モータが前記第1の状態にあると判定する、請求項12に記載のハンドヘルド外科用システム。
[実施形態16]
前記コントローラは、第1のコントローラとして更に定義され、前記ハンドヘルド外科用システムは、前記モータの動作を制御するように構成された第2のコントローラを更に備える、請求項1~15のいずれか一項に記載のハンドヘルド外科用システム。
[実施形態17]
前記第1のコントローラは、前記深度測定アタッチメントの内側に配設される、請求項16に記載のハンドヘルド外科用システム。
[実施形態18]
前記深度測定アタッチメントは、ディスプレイを更に備え、
前記コントローラは、前記貫通イベントに基づいて前記ディスプレイの貫通深さの視覚的表示を生成するように更に構成されている、
請求項1~17のいずれか一項に記載のハンドヘルド外科用システム。
[実施形態19]
前記深度測定アタッチメントに動作可能に結合された深度測定延長部を更に備える、請求項1~18のいずれか一項に記載のハンドヘルド外科用システム。
[実施形態20]
前記第2のセンサは、前記深度測定延長部に接続されて、前記深度測定延長部の位置に基づいて前記変位信号を提供する、請求項19に記載のハンドヘルド外科用システム。
[実施形態21]
前記深度測定延長部は、カニューレである、請求項19に記載のハンドヘルド外科用システム。
[実施形態22]
前記深度測定アタッチメントは、ユーザ入力デバイスを備え、
前記変位信号は、変位時間間隔にわたって提供され、
前記変位時間間隔は、前記ユーザ入力デバイスが係合されたことに応答して開始する、
請求項1~21のいずれか一項に記載のハンドヘルド外科用システム。
[実施形態23]
前記変位信号は、変位時間間隔にわたって提供され、
前記変位時間間隔は、前記モータが動作を開始したときに開始し、外科医が前記ドリルビットを患者の骨から完全に後退させたときに終了する、
請求項1~22のいずれか一項に記載のハンドヘルド外科用システム。
[実施形態24]
前記変位信号は、変位時間間隔にわたって提供され、
前記振動信号は、振動時間間隔にわたって提供され、
前記振動時間間隔の初期時間は、前記変位時間間隔の初期時間と一致せず、
前記振動時間間隔の最終時間は、前記変位時間間隔の最終時間と一致しない、
請求項1~23のいずれか一項に記載のハンドヘルド外科用システム。
[実施形態25]
前記コントローラは、前記貫通イベント及び前記変位信号に基づいて好適なネジ長を特定するように更に構成されている、請求項1~24のいずれか一項に記載のハンドヘルド外科用システム。
[実施形態26]
前記第1のセンサは、加速度計であり、
前記振動信号は、第1の軸成分を含み、
前記コントローラは、第1の間隔にわたる前記第1の軸成分の周波数に基づいて貫通イベントを特定するように構成されている、
請求項1~25のいずれか一項に記載のハンドヘルド外科用システム。
[実施形態27]
前記コントローラは、前記振動信号の第1の軸成分の1つ以上のフーリエ変換を特定するように構成されている、請求項1~26のいずれか一項に記載のハンドヘルド外科用システム。
[実施形態28]
前記コントローラは、前記1つ以上のフーリエ変換に基づいて、前記モータが第1の状態にあるか第2の状態にあるかを識別し、
前記第1の状態において、前記モータは、オフであって回転トルクを生成せず、
前記第2の状態において、前記モータは、オンであって回転トルクを生成する、
請求項27に記載のハンドヘルド外科用システム。
[実施形態29]
前記コントローラは、前記変位信号から処置的変位及び非処置的変位を特定するように更に構成され、
前記処置的変位は、前記モータが前記回転トルクを生成しているときの変位に関連付けられ、
前記非処置的変位は、前記モータが前記回転トルクを生成していないときの変位に関連付けられる、
請求項1~28のいずれか一項に記載のハンドヘルド外科用システム。
[実施形態30]
前記コントローラは、前記変位信号に基づいて処置イベントを特定するように更に構成されている、請求項1~29のいずれか一項に記載のハンドヘルド外科用システム。
[実施形態31]
前記処置イベントは、最大変位、局所最大変位、最小変位、局所最小変位、最大加速度、局所最大加速度、最大速度、局所最大速度、最小速度、局所最小速度、及び所定の閾値を超える値を有する勾配に対応する、請求項30に記載のハンドヘルド外科用システム。
[実施形態32]
前記変位信号は、変位時間間隔にわたって提供され、
前記振動信号は、振動時間間隔にわたって提供され、
前記コントローラは、前記振動時間間隔を第1の間隔で分割して時間ブロックを確立するように構成され、
前記コントローラは、前記時間ブロックのうちの各時間ブロックについて、
前記振動信号の短時間フーリエ変換を実行して、周波数範囲にわたる複数の周波数ビンと、前記複数の周波数ビンのそれぞれの大きさとを特定し、
前記複数の周波数ビンのうち、最大の大きさを有する周波数ビンを選択し、
前記選択された周波数ビンに基づいて、前記時間ブロックについて前記モータが第1の状態にあるか第2の状態にあるかを判定する
ように構成され、
前記第1の状態において、前記モータは、オフであって回転トルクを生成せず、
前記第2の状態において、前記モータは、オンであって回転トルクを生成する、
請求項1~31のいずれか一項に記載のハンドヘルド外科用システム。
[実施形態33]
前記周波数範囲は、50ヘルツ~330ヘルツである、請求項32に記載のハンドヘルド外科用システム。
[実施形態34]
前記コントローラは、前記選択された周波数ビンが2つの連続する時間ブロックについて同じになるまで、前記モータが前記第2の状態に設定されていることを識別することを延期するように更に構成されている、請求項32に記載のハンドヘルド外科用システム。
[実施形態35]
前記コントローラは、前記複数の周波数ビンの前記最大の大きさが最小の大きさの閾値未満であるときに、前記時間ブロックのうちの1つの時間ブロックについて前記モータが前記第1の状態に設定されていると判定するように更に構成されている、請求項32に記載のハンドヘルド外科用システム。
[実施形態36]
ハンドヘルド外科用システムのためのドリル深さを送信する深度測定アタッチメントであって、前記ハンドヘルド外科用システムは、ハウジングと、前記ハウジング内に位置決めされたモータとを備える器具を備え、
穿孔プロセス中に前記モータに関連するモータステータス信号を出力するように構成された構成要素と、
前記穿孔プロセス中にドリルビットの変位に関連する変位信号を出力するように構成された第2のセンサと、
前記モータステータス信号及び前記変位信号を受信し、前記モータステータス信号に基づいて、前記モータが回転トルクを生成しているかどうかを判定し、前記モータステータス信号及び前記変位信号に基づいて貫通イベントを特定するように構成されている、コントローラと
を備える、深度測定アタッチメント。
[実施形態37]
前記コントローラは、前記貫通イベントに基づいてボアホール深さを特定するように更に構成されている、請求項36に記載のハンドヘルド外科用システムのための深度測定アタッチメント。
[実施形態38]
前記コントローラは、前記変位信号から処置的変位及び非処置的変位を特定するように更に構成され、
前記処置的変位は、前記モータが前記回転トルクを生成しているときの変位に関連付けられ、
前記非処置的変位は、前記モータが前記回転トルクを生成していないときの変位に関連付けられる、
請求項36に記載のハンドヘルド外科用システムの深度測定アタッチメント。
[実施形態39]
前記構成要素は、アンテナを含む回路であり、
前記アンテナは、前記モータによって生成された1つ以上の電波を受信し、前記1つ以上の電波に対応する電圧信号及び電流信号のうちの少なくとも一方を出力するように構成され、
前記コントローラは、前記電圧信号及び前記電流信号のうちの前記少なくとも一方を受信し、前記1つ以上の電波に基づいて前記モータステータス信号を出力するように更に構成されている、
請求項36に記載のハンドヘルド外科用システムのための深度測定アタッチメント。
[実施形態40]
前記構成要素は、前記ドリルビットの光学特性を検出するように構成された光学センサであり、
前記構成要素は、前記光学特性に基づいて前記モータステータス信号を求めるように構成されている、
請求項36に記載のハンドヘルド外科用システムの深度測定アタッチメント。
[実施形態41]
前記光学センサは、
前記ドリルビット上に光を放出するように構成された光源と、
前記ドリルビットの光反射率を測定するトランスデューサと
を備える、請求項40に記載のハンドヘルド外科用システムのための深度測定アタッチメント。
[実施形態42]
前記ドリルビットの前記光学特性は、前記光源から放出される前記光のパラメータを変更するように構成されたレーザマークである、請求項41に記載のハンドヘルド外科用システムのための深度測定アタッチメント。
[実施形態43]
前記構成要素は、前記ドリルビットによって放出される磁場を検出するように構成された磁気センサであり、
前記構成要素は、前記磁場に基づいて前記モータステータス信号を特定するように構成されている、
請求項36に記載のハンドヘルド外科用システムのための深度測定アタッチメント。
[実施形態44]
前記構成要素は、前記モータが前記回転トルクを生成しているときに放出される音波の特性を検出するように構成されたオーディオセンサであり、
前記構成要素は、前記音波の前記特性に基づいて前記モータステータス信号を特定するように構成されている、
請求項36に記載のハンドヘルド外科用システムのための深度測定アタッチメント。
[実施形態45]
前記オーディオセンサは、マイクロフォンである、請求項44に記載のハンドヘルド外科用システムのための深度測定アタッチメント。
[実施形態46]
前記深度測定アタッチメントは、前記器具の相補的な電気コネクタから電力信号を介して電力を受け取るように構成された電気コネクタを更に備え、
前記構成要素は、前記電力信号の電圧を検出するように構成されたセンサであり、
前記コントローラは、前記電力信号の前記電圧に基づいて前記モータが前記回転トルクを生成しているかどうかを判定するように構成されている、
請求項36に記載のハンドヘルド外科用システムのための深度測定アタッチメント。
[実施形態47]
前記構成要素は、前記モータが前記回転トルクを生成しているときの前記モータの振動を検出するように構成された加速度計であり、
前記構成要素は、前記モータの前記振動に基づいて前記モータステータス信号を特定するように構成されている、
請求項36に記載のハンドヘルド外科用システムのための深度測定アタッチメント。

Claims (11)

  1. ハウジングと、
    前記ハウジング内に位置決めされたモータと
    を備える器具と、
    前記器具に取り外し可能に結合された深度測定アタッチメントであって、
    穿孔プロセス中に前記モータの振動に関連する振動信号を提供するように構成された第1のセンサと、
    前記穿孔プロセス中にドリルビットの変位に関連する変位信号を提供するように構成された第2のセンサと
    を備える深度測定アタッチメントと、
    前記振動信号及び前記変位信号を受信し、前記振動信号に基づいて前記モータの特性を特定し、前記モータの前記特性及び前記変位信号に基づいて貫通イベントを特定するように構成されているコントローラと
    を備える、ハンドヘルド外科用システム。
  2. 前記特性は、前記モータの状態及び前記モータの速度を含む群から選択される、請求項1に記載のハンドヘルド外科用システム。
  3. 前記特性は、前記モータの状態であり、
    第1の状態において、前記モータは、オフであって回転トルクを生成せず、
    第2の状態において、前記モータは、オンであって回転トルクを生成し、前記振動信号は、前記モータが前記第1の状態にあるか前記第2の状態にあるかを示す、
    請求項2に記載のハンドヘルド外科用システム。
  4. 前記コントローラは、第1のコントローラとして更に定義され、前記ハンドヘルド外科用システムは、前記モータの動作を制御するように構成された第2のコントローラを更に備え、前記第1のコントローラは、前記深度測定アタッチメントの内側に配設される、請求項1に記載のハンドヘルド外科用システム。
  5. 前記深度測定アタッチメントは、ユーザ入力デバイスを備え、
    前記変位信号は、変位時間間隔にわたって提供され、
    前記変位時間間隔は、前記ユーザ入力デバイスが係合されたことに応答して開始する、
    請求項1に記載のハンドヘルド外科用システム。
  6. 前記変位信号は、変位時間間隔にわたって提供され、
    前記変位時間間隔は、前記モータが動作を開始したときに開始し、外科医が前記ドリルビットを患者の骨から完全に後退させたときに終了する、
    請求項1に記載のハンドヘルド外科用システム。
  7. 前記コントローラは、前記貫通イベント及び前記変位信号に基づいて好適なネジ長を特定するように更に構成されている、請求項1に記載のハンドヘルド外科用システム。
  8. 前記第1のセンサは、加速度計であり、
    前記振動信号は、第1の軸成分を含み、
    前記コントローラは、第1の間隔にわたる前記第1の軸成分の周波数に基づいて前記モータ特性を特定するように構成されている、
    請求項1に記載のハンドヘルド外科用システム。
  9. 前記コントローラは、前記振動信号の第1の軸成分の1つ以上のフーリエ変換を特定するように構成されている、請求項1に記載のハンドヘルド外科用システム。
  10. 前記コントローラは、前記変位信号に基づいて処置イベントを特定するように更に構成されている、請求項1に記載のハンドヘルド外科用システム。
  11. 前記処置イベントは、最大変位、局所最大変位、最小変位、局所最小変位、最大加速度、局所最大加速度、最大速度、局所最大速度、最小速度、局所最小速度、及び所定の閾値を超える値を有する勾配に対応する、請求項10に記載のハンドヘルド外科用システム。
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