JP7617381B2 - 画像表示装置 - Google Patents
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Description
本実施形態に係る画像表示装置100を図1から図3に基づいて説明する。
本実施形態に係る画像表示装置100は、パーソナルコンピュータのモニターである。
以下、画像表示装置100の各構成について説明する。
画像表示部10は、画像を表示する表示画面11を有する部位である。画像表示部10としては、例えば、液晶ディスプレイ、有機エレクトロルミネセンスディスプレイ、LEDディスプレイ、プロジェクションディスプレイ等が挙げられる。
ベゼル部20は、画像表示部10の周囲に枠状に形成される部位である。ベゼル部20は、画像表示部10を支持して周縁を取り囲むように枠状に設けられている。ベゼル部20は、一例として、画像表示部10の下側の下部フレームの上下方向の幅を、画像表示部10の上側の上部フレームの上下方向の幅よりも広く形成している。すなわち、ベゼル部20は、下部フレームの面積が上部フレームの面積よりも大きく形成され、図示しない電源ボタンやメニューボタン等の操作ボタンが設けられている。画像表示部10及びベゼル部20は、一般的なパーソナルコンピュータのモニター等に用いられるものとして公知の構成であればよく、特に限定されるものではない。
第1光源30は、画像表示に使用される光を発する光源である。第1光源30としては発光素子を用いることができる。第1光源30に用いる発光素子は、パーソナルコンピュータのモニター等の表示画面11に画像を表示するための発光素子として公知のものであればよく、特に限定されるものではない。一例として、第1光源30に用いる発光素子は、R(赤)、G(緑)及びB(青)の色の三原色の各色のカラーフィルター、液晶、配向膜、及び、電極等の各構成要素を有し、全体として色の三原色を発光する構造からなる素子が挙げられる。また、第1光源30は、発光色が赤色の発光素子、発光色が緑色の発光素子、発光色が青色の発光素子等を組み合わせて用いたものであってもよい。発光素子としては、例えばLED(Light Emitting Diode)やレーザーダイオード等が挙げられるが、省エネルギーや長寿命等の観点から、LEDを用いることが好ましい。
第2光源40は、深赤色から近赤外の光を発する光源である。具体的には、第2光源40の発光スペクトルは、650nm以上1000nm以下の波長範囲に少なくとも一つの発光ピークを有する。更に、第2光源40は、前記した発光ピークの半値全幅(Full Width at Half Maximum:FWHM)が50nm以上のものである。すなわち、第2光源40は、このような発光スペクトルを有する第2出射光41を出射する。第2出射光41は、以下に述べるように色覚低下を抑制する作用がある。色覚とは、可視光線中の光の波長の差を色の差として弁別、識別する機能である。
第1光源30から出射される第1出射光31と、第2光源40から出射される第2出射光41と、が同一対象に向かって照射されるとは、両者の出射光が表示画面11に向けている使用者80の眼に向けて照射されることを意味する。具体的には、例えば、第1出射光31と第2出射光41とが、使用者80の眼に向けて放射状、或いは錐台状に進行方向に向かって広がる場合、第1出射光31の中心軸31aと第2出射光41の中心軸41aとが平行であることが挙げられる。また、第1出射光31の中心軸31aと第2出射光41の中心軸41aとが平行でなくても、第1出射光31と第2出射光41が使用者80の眼に届く際に、第1出射光31と第2出射光41の少なくとも一部が重複していることが挙げられる。
第1出射光31の強度と第2出射光41の強度の比は、最適な比を自動で設定されるようにしてもよいし、手動で設定するようにしてもよい。
以下に説明する変形例の画像表示装置であっても、色再現範囲へ大きな影響を与えることなく、色覚低下を抑制できる。なお、変形例の画像表示装置ではセンサの図示を省略しているが、センサは任意の位置に設けられていてもよく、センサを設けないものであってもよい。
図4Aから図4Cは、それぞれ第1変形例から第3変形例に係る画像表示装置の構成を模式的に示す平面図である。
図4Aから図4Cは、画像表示装置がパーソナルコンピュータのモニターの場合の一例を示すものである。なお、第1光源の図示は省略している。
画像表示装置100Aは、第2光源40が、画像表示部10の周縁を取り囲むベゼル部20の下部フレームに、等間隔に設けられている。第2光源40の個数は任意でよく、5個に限定されない。パーソナルコンピュータのモニターは、一般的に、ベゼル部20の下部フレームの面積がベゼル部20の上部フレームの面積よりも大きい。そのため、このような構成によれば、画像表示装置100Aは、第2光源40をベゼル部20に設け易くなる。その他の事項については画像表示装置100と同様である。
画像表示装置100Bは、第2光源40が、画像表示部10の周縁を取り囲むベゼル部20の上部フレーム及び下部フレームに、等間隔に設けられている。図4Bでは、5個の第2光源40がベゼル部20の上部フレーム及び下部フレームにそれぞれ設けられているが、個数は任意でよく、5個に限定されない。このような構成によれば、使用者80の顔が表示画面11の上方向を向いた場合でも、下方向を向いた場合でも、画像表示装置100Bは、第2光源40から出射される第2出射光41を、使用者80の眼に向けてより照射し易くなる。その他の事項については画像表示装置100と同様である。
画像表示装置100Cは、第2光源40が、画像表示部10の周縁に枠状に設けられている。画像表示装置100Cは、複数の第2光源40が画像表示部10の周縁に沿って、四角状に連続して設けられている。このような構成によれば、使用者80の顔が表示画面11のどの方向を向いた場合でも、画像表示装置100Cは、第2光源40から出射される第2出射光41を、使用者80の眼に向けてより照射し易くなる。その他の事項については画像表示装置100と同様である。
図5A、図5Bは、画像表示装置がスマートフォンの場合の一例を示すものである。なお、第1光源の図示は省略している。
画像表示装置100Dは、第2光源40が、画像表示部10の周縁を取り囲むベゼル部20の上部フレームの中央に1個設けられている。このように、画像表示装置がスマートフォンの場合であっても、第2光源40を備えることで、色再現範囲を変更することなく、色覚低下を抑制できる。その他の事項については、画像表示装置がスマートフォンであること以外は画像表示装置100と同様である。
画像表示装置100Eは、第2光源40が、画像表示部10の周縁を取り囲むベゼル部20の上部フレームの中央に1個、下部フレームに等間隔に5個、設けられている。第2光源40の個数は任意でよく、5個に限定されない。このような構成によれば、使用者80の顔が表示画面11の上方向を向いた場合でも、下方向を向いた場合でも、画像表示装置100Eは、第2光源40から出射される第2出射光41を、使用者80の眼に向けてより照射し易くなる。その他の事項については、画像表示装置がスマートフォンであること以外は画像表示装置100と同様である。
図6A、図6Bは、画像表示装置がパーソナルコンピュータのモニターであり、モニターが液晶バックライトデバイスの場合の一例を示すものである。
画像表示装置100Fは、第1光源30及び第2光源40が、画像表示部10の内部の導光板13の周縁に設けられている。具体的には、第1光源30及び第2光源40が、画像表示部10の周縁を取り囲むベゼル部20の下部フレームに、左右方向に交互に設けられている。ここでは、画像表示装置100Fは、8個の第1光源30と、9個の第2光源40が設けられているが、個数はこれに限定されない。
なお、第1光源30及び第2光源40はベゼル部20の内部に設けられている。このような構成によれば、画像表示装置100Fは、後述するように、第1光源30と第2光源40が導光板13の周縁に並列して固定されることで、第1光源30及び第2光源40から出射される光を導光板13に導光しやすくなる。また、第1光源30及び第2光源40は、ベゼル部20の上部フレームに設けられていてもよいし、上部フレームと下部フレームの両方に設けられていてもよい。
図7は、画像表示装置がパーソナルコンピュータのモニターの場合の一例を示すものである。なお、第1光源の図示は省略している。
画像表示装置100Gは、第2光源40が、画像表示部10の周縁を取り囲むベゼル部20の外側に設けられている。具体的には、画像表示装置100Gは、第2光源40が付属部品45としてベゼル部20の右部フレームの上側、すなわちモニターの右上部に、脱着可能な形態として取り付けられている。第2光源40を設ける位置は、適宜、任意の位置に調整すればよい。このような構成によれば、画像表示装置100Gは、第2光源40を使用者80の任意の位置に配置できる。また、第2光源40から出射される第2出射光41の出射方向を調整し易くなる。更に、例えば、必要に応じて、第2光源40を取り外すことができる。
図8Aは、第1光源の他の形態の構成の一例を模式的に示す断面図である。図8Bは、第2光源の他の形態の構成の一例を模式的に示す断面図である。
また、第2光源の個数やサイズ、配置位置等は、画像表示装置の種類や用途、大きさ等に応じて、適宜、調整すればよい。
図9Aは、実施例1における第1出射光の発光スペクトルを示すグラフである。図9Bは、実施例1における第2出射光の発光スペクトルを示すグラフである。図10Aは、実施例2における第1出射光の発光スペクトルを示すグラフである。図10Bは、実施例2における第2出射光の発光スペクトルを示すグラフである。
図9Aは、表1に示すLED及び蛍光体を使用した場合の第1光源からの第1出射光の発光スペクトルを、図9Bは、表1に示すLED及び蛍光体を使用した場合の第2光源からの第2出射光の発光スペクトルを示す。
なお、第2光源のLEDは、出射面に、SiO2からなる層とNb2O5からなる層を多数重ねることにより390nm以上560nm以下の波長範囲内での反射率が100%となるDBR膜を備えることを想定している。
また、表1に示すLED及び蛍光体を使用した場合について、第1出射光及び第2出射光のCIE色度を測定した。この結果を表2に示す。
表2において、第2出射光を出射していないNo.11に対してCIE色度x及びCIE色度yの値のずれが0.01未満のものを、第2出射光による色再現範囲の影響がより少ないものとした。
図10Aは、表3に示すLED及び蛍光体を使用した場合の第1光源からの第1出射光の発光スペクトルを、図10Bは、表3に示すLED及び蛍光体を使用した場合の第2光源からの第2出射光の発光スペクトルを示す。
また、表3に示すLED及び蛍光体を使用した場合について、第1出射光及び第2出射光のCIE色度を測定した。この結果を表4に示す。なお、表4において「-」はCIE色度の測定を行っていないことを示す。
表4において、第2出射光を出射していないNo.22に対してCIE色度x及びCIE色度yの値のずれが0.01未満のものを、第2出射光による色再現範囲の影響がより少ないものとした。
11 表示画面
12 反射シート
13 導光板
14 下部拡散シート
15 プリズムシート
16 上部拡散シート
17 背面カバー
20 ベゼル部
30、30A 第1光源
31 第1出射光
31a 第1出射光の中心軸
32 発光素子
33 波長変換部材
40、40A 第2光源
41 第2出射光
41a 第2出射光の中心軸
42 発光素子
43 波長変換部材
44 誘電体多層膜
45 付属部品
50 センサ
80 使用者
100、100A、100B、100C、100D、100E、100F、100G 画像表示装置
Claims (13)
- 画像表示部と、
400nm以上650nm未満の波長範囲に少なくとも一つの発光スペクトルの発光ピークを有し、前記画像表示部に画像を形成する第1光源と、
650nm以上1000nm以下の波長範囲に少なくとも一つの発光スペクトルの発光ピークを有し、前記発光ピークの半値全幅が50nm以上である第2光源と、を備え、
前記第1光源から出射される第1出射光と、前記第2光源から出射される第2出射光と、が同一対象に向かって照射され、
前記第1光源は前記画像表示部に設けられ、前記第2光源は前記画像表示部の周縁に設けられ、
前記第1出射光の強度と前記第2出射光の強度の比が、100:10~100:80の範囲である画像表示装置。 - 画像表示部と、
400nm以上650nm未満の波長範囲に少なくとも一つの発光スペクトルの発光ピークを有し、前記画像表示部に画像を形成する第1光源と、
650nm以上1000nm以下の波長範囲に少なくとも一つの発光スペクトルの発光ピークを有し、前記発光ピークの半値全幅が50nm以上である第2光源と、を備え、
前記第1光源から出射される第1出射光と、前記第2光源から出射される第2出射光と、が同一対象に向かって照射され、
前記第1光源及び前記第2光源は前記画像表示部の周縁に設けられ、
前記第1出射光の強度と前記第2出射光の強度の比が、100:10~100:80の範囲である画像表示装置。 - 画像表示部と、
400nm以上650nm未満の波長範囲に少なくとも一つの発光スペクトルの発光ピークを有し、前記画像表示部に画像を形成する第1光源と、
650nm以上1000nm以下の波長範囲に少なくとも一つの発光スペクトルの発光ピークを有し、前記発光ピークの半値全幅が50nm以上である第2光源と、を備え、
前記第1光源から出射される第1出射光と、前記第2光源から出射される第2出射光と、が同一対象に向かって照射され、
前記第2光源は、780nm以上1000nm以下の波長範囲に少なくとも一つの発光スペクトルの発光ピークを有し、
前記第1出射光の強度と前記第2出射光の強度の比が、100:10~100:80の範囲である画像表示装置。 - 画像表示部と、
400nm以上650nm未満の波長範囲に少なくとも一つの発光スペクトルの発光ピークを有し、前記画像表示部に画像を形成する第1光源と、
650nm以上1000nm以下の波長範囲に少なくとも一つの発光スペクトルの発光ピークを有し、前記発光ピークの半値全幅が50nm以上である第2光源と、を備え、
前記第1光源から出射される第1出射光と、前記第2光源から出射される第2出射光と、が同一対象に向かって照射され、
前記第1出射光の強度と前記第2出射光の強度の比が、100:10~100:80の範囲であり、
前記第2光源は、発光素子と、前記発光素子の発光面に設けられた波長変換部材と、前記波長変換部材における前記発光素子の発光面と反対側の面に設けられた誘電体多層膜と、を備える画像表示装置。 - 前記第1光源は前記画像表示部に設けられ、前記第2光源は前記画像表示部の周縁に設けられる請求項3又は請求項4に記載の画像表示装置。
- 前記第2光源は、前記画像表示部の周縁に枠状に設けられる請求項1又は請求項5に記載の画像表示装置。
- 前記第1光源及び前記第2光源は前記画像表示部の周縁に設けられる請求項3又は請求項4に記載の画像表示装置。
- 前記第2光源は、780nm以上1000nm以下の波長範囲に少なくとも一つの発光スペクトルの発光ピークを有する、請求項3を引用する場合を除く、請求項1乃至請求項7のいずれか1項に記載の画像表示装置。
- 前記第2光源の発光ピークの半値全幅が100nm以上である請求項1乃至請求項8のいずれか1項に記載の画像表示装置。
- 前記第1光源及び前記第2光源がLEDである、請求項4を引用する場合を除く、請求項1乃至請求項9のいずれか1項に記載の画像表示装置。
- 前記画像表示部が液晶ディスプレイ、有機エレクトロルミネセンスディスプレイ、LEDディスプレイ、プロジェクションディスプレイのいずれかである請求項1乃至請求項10のいずれか1項に記載の画像表示装置。
- 前記第1光源から出射される前記第1出射光と、前記第2光源から出射される前記第2出射光と、が前記画像表示部に向けている使用者の眼に向けて照射され、
前記第2出射光の放射照度は、前記使用者の角膜において、1mW/cm2以上100mW/cm2以下である請求項1乃至請求項11のいずれか1項に記載の画像表示装置。 - 前記第1光源から出射される前記第1出射光と、前記第2光源から出射される前記第2出射光と、が前記画像表示部に向けている使用者の眼に向けて照射され、
前記画像表示部から前記使用者の眼までの距離と位置を計測するセンサを更に備え、
前記センサによる計測結果に基づいて、前記第2出射光の出射方向、強度、又は放射照度を調整可能である請求項1乃至請求項12のいずれか1項に記載の画像表示装置。
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