JP7618698B2 - Upper and shoes equipped with the same - Google Patents
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Description
本発明は、アッパー及びこれを備えた靴に関する。The present invention relates to an upper and a shoe having the same.
従来、シューレースを緊張させることによりアッパーを足に密着させる靴が多数開発されて実用化に至っている。例えば、特許文献1には、着用者の足を挿入するための履き口と、履き口に連通して履き口から前方に延びる開口と、開口の左右の側縁部のそれぞれに設けられて前後方向に離隔する複数の孔とが形成されたアッパーにおいて、左右の孔に交互にシューレースを通す発明が開示されている。
In the past, many shoes have been developed and put into practical use in which the upper is fitted tightly to the foot by tensioning the shoelaces. For example,
特許文献1に開示されたシューレースは、開口を斜め後方に横切ることを繰り返しながら左右の孔に通されており、足の甲の上で交差している。特許文献1に開示された発明では、左右の孔に通したシューレースを緊張させることによりアッパーを足に密着させることができる。The shoelace disclosed in
しかしながら、特許文献1に開示された発明は、シューレースが足の甲の上で交差しているため、神経が多い足の甲に圧力がかかりやすくなり、過度な締め付け感を着用者に与えてしまうという問題がある。However, the invention disclosed in
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、足の甲への締め付け感を軽減できるアッパーを得ることを目的とする。The present invention has been made in consideration of the above, and aims to obtain an upper that can reduce the feeling of tightness around the instep of the foot.
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明に係るアッパーは、履き口と、履き口に連通して履き口から前方に延びる開口とが形成されたアッパーであって、開口の外足側の縁である第1側縁部と、開口の内足側の縁である第2側縁部と、第1側縁部から第2側縁部に向かって突出する第1形成部と、第2側縁部から第1側縁部に向かって突出する第2形成部と、第1形成部に設けられた1つの第1紐通し部と、第1紐通し部に対して外足側に離隔する1つの第2紐通し部とを1組とした外足側紐通し部と、第2形成部に設けられた1つの第3紐通し部と、第3紐通し部に対して内足側に離隔する1つの第4紐通し部とを1組とした内足側紐通し部と、外足側紐通し部と内足側紐通し部とに通されるシューレースと、を備える。第1形成部と第2形成部とは、前後方向に交互に設けられる。シューレースは、第2紐通し部と第3紐通し部とに交互に通される第1部分と、第1紐通し部と第4紐通し部とに交互に通される第2部分と、を有する。In order to solve the above-mentioned problems and achieve the object, the upper according to the present invention is an upper formed with an opening and an opening that is connected to the opening and extends forward from the opening, and is provided with: a first side edge that is the edge of the opening on the outer foot side; a second side edge that is the edge of the opening on the inner foot side; a first forming portion that protrudes from the first side edge toward the second side edge; a second forming portion that protrudes from the second side edge toward the first side edge; an outer foot side lacing portion that is a set of a first lacing portion provided on the first forming portion and a second lacing portion that is spaced apart on the outer foot side from the first lacing portion; an inner foot side lacing portion that is a set of a third lacing portion provided on the second forming portion and a fourth lacing portion that is spaced apart on the inner foot side from the third lacing portion; and a shoelace that is passed through the outer foot side lacing portion and the inner foot side lacing portion. The first forming portion and the second forming portion are provided alternately in the front-rear direction. The shoelace has a first portion that is alternately passed through the second lace-passing portion and the third lace-passing portion, and a second portion that is alternately passed through the first lace-passing portion and the fourth lace-passing portion.
本発明に係るアッパーは、足の甲への締め付け感を軽減できるという効果を奏する。The upper of the present invention has the effect of reducing the feeling of tightness around the instep of the foot.
以下に、本発明に係るアッパー及びこれを備えた靴の実施例を図面に基づいて詳細に説明する。なお、この実施例によりこの発明が限定されるものではない。 Below, examples of the upper and shoe having the same according to the present invention will be described in detail with reference to the drawings. Note that the present invention is not limited to these examples.
以下において示す実施の形態においては、靴を平面視した状態において靴の中心を通る垂線であるシューズセンター軸が延在する方向を前後方向と称し、靴を平面視した状態において上記前後方向と直交する方向を左右方向と称する。In the embodiments described below, the direction in which the shoe center axis, which is a perpendicular line passing through the center of the shoe when viewed in a plan view, extends is referred to as the front-to-rear direction, and the direction perpendicular to the front-to-rear direction when viewed in a plan view is referred to as the left-to-right direction.
また、前後方向のうち、アッパーの足の踵部を覆う部分が位置する側の末端から、アッパーの足の爪先部を覆う部分が位置する側の末端を向く方向を前方と称し、前後方向のうち、アッパーの足の爪先部を覆う部分が位置する側の末端から、アッパーの足の踵部を覆う部分が位置する側の末端を向く方向を後方と称する。In addition, in the front-to-rear direction, the direction from the end of the side where the part of the upper covering the heel of the foot is located to the end of the side where the part of the upper covering the toes of the foot is located is referred to as the forward direction, and the direction from the end of the side where the part of the upper covering the toes of the foot is located to the end of the side where the part of the upper covering the heel of the foot is located is referred to as the rear direction.
また、足のうちの解剖学的正位における正中側を内足側と称し、足のうちの解剖学的正位における正中側とは反対側を外足側と称する。すなわち、解剖学的正位における正中に近い側を内足側と称し、解剖学的正位における正中に遠い側を外足側と称する。 In addition, the midline side of the foot in the anatomical orthogonal position is referred to as the medial foot side, and the side opposite the midline side in the anatomical orthogonal position is referred to as the lateral foot side. In other words, the side closer to the midline in the anatomical orthogonal position is referred to as the medial foot side, and the side farthest from the midline in the anatomical orthogonal position is referred to as the lateral foot side.
さらには、高さ方向とは、他に特段の記載がない限り、前後方向及び左右方向の両方向に直交する方向を意味し、厚さとは、他に特段の記載がない限り、高さ方向の寸法を意味する。 Furthermore, unless otherwise specified, the height direction means the direction perpendicular to both the front-to-back and left-to-right directions, and the thickness means the dimension in the height direction, unless otherwise specified.
(実施の形態1)
図1は、本発明の実施の形態1に係る靴1の斜視図である。図1には、左足用の靴1のみを図示している。靴1は、左足用と右足用とで左右対称構造であるため、本実施の形態では左足用の靴1のみを説明し、右足用の靴1の説明を省略する。靴1は、例えば、ランニング用やウォーキング用、登山用の靴、テニスやバスケットボール等のスポーツ用の靴である。靴1は、アッパー2と、アッパー2の下方に位置するソール3とを備えている。アッパー2は、足の甲側の部分を覆う。ソール3は、足裏を覆う。
(Embodiment 1)
FIG. 1 is a perspective view of a
アッパー2は、アッパー本体20と、シュータン21と、シューレース22とを備えている。The upper 2 comprises an
アッパー本体20の上部には、着用者の足を挿入するための履き口20aと、履き口20aに連通して履き口20aから前方に延びる開口20bとが形成されている。アッパー本体20の開口20bの周囲には、複数の紐通し部25が設けられている。開口20bの周囲の構造については、後に詳しく説明する。The
シュータン21は、着用者の足の甲を保護するための部材である。シュータン21は、アッパー本体20の内部において開口20bを覆っている。シュータン21は、アッパー本体20に縫合、溶着、接着又はこれらの組み合わせによって固定されている。アッパー本体20及びシュータン21の材料には、例えば、織地、編地、合成皮革又は樹脂が用いられる。特に通気性及び軽量性が求められる靴1においては、アッパー本体20及びシュータン21の材料には、ポリエステル糸を編み込んだダブルラッセル経編地が用いられることが好ましい。なお、アッパー本体20及びシュータン21の材料は、例示した材料に限定されない。The
シューレース22は、アッパー本体20の複数の紐通し部25に通される紐状の部材であって、アッパー本体20に着脱可能に取り付けられている。The
ソール3は、アウトソール30と、ミッドソール31とを備えている。ソール3は、縫合、溶着、接着又はこれらの組み合わせによってアッパー2に固定される。アウトソール30の下面は、地面に設置する接地面30aとなる。ミッドソール31は、アウトソール30の上面に位置しており、クッション性を有している。なお、アウトソール30は、ミッドソール31と一体であってもよい。アウトソール30が一体化されたミッドソール31は、「ユニソール」とも称される。The sole 3 includes an
ソール3は、アッパー本体20の下側開口を覆う不図示の中底を備えている。中底は、ミッドソール31の上面に接着又は溶着によって固定される。また、中底は、上述したアッパー本体20の下縁に縫合によって固定される。なお、ソール3は、中底を省略した構造であってもよい。また、靴1は、中敷きを備えていてもよい。靴1が中敷きを備える場合、中敷きは、アッパー2の内部でソール3の上に設置される。The sole 3 is provided with a midsole (not shown) that covers the lower opening of the
次に、図2及び図3を参照して、開口20bの周囲の構造について詳しく説明する。図2は、実施の形態1に係るアッパー2の上面図であって、シューレース22を引っ張る前の状態を示す図である。図3は、実施の形態1に係るアッパー2の上面図であって、図2に示される状態からシューレース22を引っ張った状態を示す図である。なお、図2及び図3では、シュータン21の図示を省略している。Next, the structure around the opening 20b will be described in detail with reference to Figures 2 and 3. Figure 2 is a top view of the upper 2 according to
図2に示すように、アッパー2は、前縁部20cと、第1側縁部20dと、第2側縁部20eと、複数の第1形成部23と、複数の第2形成部24と、複数の紐通し部25と、シューレース22とを備えている。以下、複数の紐通し部25を区別する場合には、外足側紐通し部26、内足側紐通し部27、爪先側紐通し部28、踵側紐通し部29と称する。外足側紐通し部26、内足側紐通し部27、爪先側紐通し部28及び踵側紐通し部29は、シューレース22を通すことが可能であればその構成は特に制限されないが、本実施の形態ではアッパー本体20を上下方向に貫通する貫通孔である。As shown in FIG. 2, the upper 2 includes a
前縁部20cは、開口20bの前側の縁である。前縁部20cは、左右方向に延びている。第1側縁部20dは、開口20bの外足側の縁である。第2側縁部20eは、開口20bの内足側の縁である。第1側縁部20d及び第2側縁部20eは、前後方向に延びている。The
第1形成部23は、第1側縁部20dから第2側縁部20eに向かって突出している。第1形成部23は、本実施の形態ではアッパー本体20に一体に形成されているが、アッパー本体20と別体に形成されてもよい。第1形成部23の平面視形状は、特に制限されないが、本実施の形態では角が丸みを帯びた矩形である。第1形成部23の平面視形状は、多角形や半円形であってもよい。第1形成部23の数は、特に制限されないが、本実施の形態では3つである。3つの第1形成部23は、前後方向に互いに離隔している。第1形成部23は、図1に示されるシュータン21の上方に配置されている。The first forming
第2形成部24は、第2側縁部20eから第1側縁部20dに向かって突出している。第2形成部24は、本実施の形態ではアッパー本体20に一体に形成されているが、アッパー本体20と別体に形成されてもよい。第2形成部24の平面視形状は、特に制限されないが、本実施の形態では角が丸みを帯びた矩形である。第2形成部24の平面視形状は、多角形や半円形であってもよい。第2形成部24の数は、特に制限されないが、本実施の形態では3つである。3つの第2形成部24は、前後方向に互いに離隔している。第2形成部24は、図1に示されるシュータン21の上方に配置されている。第1形成部23と第2形成部24とは、前後方向に交互に設けられている。本実施の形態では、第1形成部23、第2形成部24の順番で、前方から後方に交互に設けられている。第1形成部23と第2形成部24とは、本実施の形態では左右対称形状であるが、左右非対称形状であってもよい。The second forming
爪先側紐通し部28は、本実施の形態では開口20bの前方において開口20bの左右方向の中心と対応する位置に設けられている。爪先側紐通し部28は、外足側紐通し部26及び内足側紐通し部27よりも前方に設けられている。爪先側紐通し部28の数は、特に制限されないが、本実施の形態では1つである。In this embodiment, the toe side lace-through
外足側紐通し部26は、第1形成部23に設けられた1つの第1紐通し部26aと、第1紐通し部26aに対して外足側に離隔する1つの第2紐通し部26bとを1組としている。外足側紐通し部26の組数は、特に制限されないが、本実施の形態では3組である。3組の外足側紐通し部26は、前後方向に互いに離隔している。第1紐通し部26aと第2紐通し部26bとは、左右方向に並んで設けられている。第2紐通し部26bは、本実施の形態では第1形成部23よりも外足側に位置している。The outer foot side lace-through
内足側紐通し部27は、第2形成部24に設けられた1つの第3紐通し部27aと、第3紐通し部27aに対して内足側に離隔する1つの第4紐通し部27bとを1組としている。内足側紐通し部27の組数は、特に制限されないが、本実施の形態では3組である。3組の内足側紐通し部27は、前後方向に互いに離隔している。第3紐通し部27aと第4紐通し部27bとは、左右方向に並んで設けられている。第4紐通し部27bは、本実施の形態では第2形成部24よりも内足側に位置している。The inner foot side lace-through
踵側紐通し部29は、外足側紐通し部26及び内足側紐通し部27よりも後方に設けられている。踵側紐通し部29は、本実施の形態では開口20bの外足側と内足側とに1つずつ、合計2つ設けられている。2つの踵側紐通し部29は、開口20bを挟んで左右対称となる位置に設けられている。踵側紐通し部29は、開口20bの縁と履き口20aの縁との境界付近に設けられている。The heel side lace-through
シューレース22は、爪先側紐通し部28と外足側紐通し部26と内足側紐通し部27と踵側紐通し部29とに通されている。図示は省略するが、シューレース22の長さ方向の両端部は、蝶結び等で結束される。シューレース22は、図1に示されるシュータン21の上方に配置されている。シューレース22は、第2紐通し部26bと第3紐通し部27aとに交互に通される第1部分22aと、第1紐通し部26aと第4紐通し部27bとに交互に通される第2部分22bと、を有する。The
第1部分22aは、爪先側紐通し部28から斜め後方に向けて延びて第2紐通し部26bと第3紐通し部27aとに交互に通された後、外足側の踵側紐通し部29に通されている。図2に示すようにシューレース22が引っ張られる前の状態において、第2紐通し部26bと第3紐通し部27aとは、前後方向かつ左右方向にずれて配置されている。そのため、第2紐通し部26bと第3紐通し部27aとに交互に通された第1部分22aは、前方から後方に向けて左右方向にジグザグ状に延びている。The
第2部分22bは、爪先側紐通し部28から後方に向けて延びて第1紐通し部26aと第4紐通し部27bとに交互に通された後、内足側の踵側紐通し部29に通されている。図2に示すようにシューレース22が引っ張られる前の状態において、第1紐通し部26aと第4紐通し部27bとは、前後方向かつ左右方向にずれて配置されている。そのため、第1紐通し部26aと第4紐通し部27bとに交互に通された第2部分22bは、前方から後方に向けて左右方向にジグザグ状に延びている。シューレース22が引っ張られる前の状態において、第1部分22aと第2部分22bとは、互いに交差していない。シューレース22が引っ張られる前の状態において、第1部分22aのうち第2紐通し部26bと第3紐通し部27aとに交互に通された箇所と、第2部分22bのうち第1紐通し部26aと第4紐通し部27bとに交互に通された箇所とは、互いに平行である。The
図2に示される状態から図3に示すように第1部分22aと第2部分22bとを後方に向けて引っ張ることにより、アッパー本体20の第1側縁部20dと第2側縁部20eとが互いに引き寄せられる。これにより、第2紐通し部26bと第3紐通し部27aとの左右方向の距離が縮まり、第1紐通し部26aと第4紐通し部27bとの左右方向の距離が縮まる。そのため、第2紐通し部26bと第3紐通し部27aとに交互に通された第1部分22aは、前後方向に直線状に延びた状態に近づき、第1紐通し部26aと第4紐通し部27bとに交互に通された第2部分22bは、前後方向に直線状に延びた状態に近づく。外足側紐通し部26と内足側紐通し部27とに通されたシューレース22が引っ張られた状態において、第1部分22aと第2部分22bとは、互いに交差していない。外足側紐通し部26と内足側紐通し部27とに通されたシューレース22が引っ張られた状態において、第1部分22aのうち第2紐通し部26bと第3紐通し部27aとに交互に通された箇所と、第2部分22bのうち第1紐通し部26aと第4紐通し部27bとに交互に通された箇所とは、互いに平行である。2 to the rear as shown in FIG 3, the
次に、本実施の形態に係るアッパー2の効果について説明する。Next, the effect of the upper 2 in this embodiment will be explained.
本実施の形態では、アッパー2は、図2に示すように、第1形成部23に設けられた1つの第1紐通し部26aと、第1紐通し部26aに対して外足側に離隔する1つの第2紐通し部26bとを1組とした外足側紐通し部26を備える。また、アッパー2は、第2形成部24に設けられた1つの第3紐通し部27aと、第3紐通し部27aに対して内足側に離隔する1つの第4紐通し部27bとを1組とした内足側紐通し部27を備える。第1形成部23と第2形成部24とは、前後方向に交互に設けられており、シューレース22は、第2紐通し部26bと第3紐通し部27aとに交互に通される第1部分22aと、第1紐通し部26aと第4紐通し部27bとに交互に通される第2部分22bとを有する。これらの構成により、図3に示すようにシューレース22が引っ張られた状態において、第1部分22aと第2部分22bとは、足の甲の上で互いに交差しない。そのため、シューレース22が足の甲の上で交差する場合に比べて、足の甲への圧力が減り、足の甲への締め付け感を軽減することができる。In this embodiment, as shown in FIG. 2, the upper 2 has an outer foot side lace-through
本実施の形態では、図3に示すように、1つの第1紐通し部26aと1つの第2紐通し部26bとを1組とした外足側紐通し部26と、1つの第3紐通し部27aと1つの第4紐通し部27bとを1組とした内足側紐通し部27とが前後方向に交互に設けられる。すなわち、紐通し部25が開口20bの外足側と内足側とに交互に2つずつあるため、紐通し部25が開口20bの外足側と内足側とに交互に1つずつある場合に比べて、シューレース22を引っ張ったときに第1側縁部20dと第2側縁部20eとを互いに引き寄せる力が強い。これにより、アッパー2を足に確実に密着させることができる。In this embodiment, as shown in Fig. 3, the outer side lace-passing
本実施の形態では、図2に示すように、第1紐通し部26aが形成された第1形成部23と第3紐通し部27aが形成された第2形成部24とが前後方向に交互に設けられる構成において、第1紐通し部26aと第2紐通し部26bとが左右方向に並んで設けられるとともに、第3紐通し部27aと第4紐通し部27bとが左右方向に並んで設けられていることにより、以下の3つの効果を奏することができる。1つ目は、第1部分22aと第2部分22bとが足の甲の上で互いに交差しないため、足の甲への圧力を減らせるという効果を奏することができる。2つ目は、第1紐通し部26aと第2紐通し部26bとの前後方向の離隔距離及び第3紐通し部27aと第4紐通し部27bとの前後方向の離隔距離が無いため、外足側紐通し部26および内足側紐通し部27の組数を増やすことが可能になり、シューレース22によるアッパー本体20への紐締め効果を高めることができる。3つ目は、図2に図示した例よりも外足側紐通し部26および内足側紐通し部27の組数をさらに増やしても、第1部分22aと第2部分22bとが互いに交差しないという効果を奏することができる。つまり、第1紐通し部26aと第2紐通し部26bとが左右方向に並んで設けられるとともに、第3紐通し部27aと第4紐通し部27bとが左右方向に並んで設けられていることで、足の甲への圧力を減らしつつ、アッパー本体20への紐締め効果を高めた上、外足側紐通し部26および内足側紐通し部27の組数を増やしても第1部分22aと第2部分22bとが互いに交差しない構造を得ることができる。In this embodiment, as shown in Fig. 2, in a configuration in which the first forming
本実施の形態では、図3に示すように、第1形成部23と第2形成部24とがアッパー本体20に一体に形成されているため、新たな部材を追加することなく、シューレース22が交差しない構造を実現することができる。In this embodiment, as shown in FIG. 3, the first forming
本実施の形態では、図3に示すように、シューレース22が引っ張られた状態において、第1部分22aと第2部分22bとが互いに交差しないことにより、シューレース22を引っ張ったときに第1部分22aと第2部分22bとの間で生じる摩擦抵抗がないため、シューレース22を締めやすくなる。In this embodiment, as shown in FIG. 3, when the
本実施の形態では、図3に示すように、シューレース22が引っ張られた状態において、第1部分22aと第2部分22bとが互いに交差せずに前後方向に直線状に延びた状態に近づく。これにより、シューレース22が交差する場合に比べて、シューレース22が紐通し部25に入って紐通し部25から出るときに成す角度が緩やかになる。したがって、シューレース22を引っ張ったときにシューレース22と紐通し部25との間で生じる摩擦抵抗が減るため、シューレース22を締めやすくなる。In this embodiment, as shown in Fig. 3, when the
本実施の形態では、図3に示すように、シューレース22が引っ張られた状態において、第1部分22aと第2部分22bとが互いに交差しないことにより、シューレース22が交差する場合に比べて、足の甲への圧力が減るため、図1に示されるシュータン21を薄くしたり無くしたりすることが可能になる。In this embodiment, as shown in FIG. 3, when the
本実施の形態では、図3に示すように、シューレース22が引っ張られた状態において、第1部分22aと第2部分22bとが互いに交差しないことにより、シューレース22が交差する場合に比べて、シューレース22の長さを短くすることが可能になる。そのため、靴1の軽量化及び環境負荷の減少を図ることができる。In this embodiment, as shown in Fig. 3, when the
なお、本実施の形態では、第2紐通し部26bが第1形成部23よりも外足側に形成される場合を例示したが、第2紐通し部26bは第1形成部23に形成されてもよい。このようにすると、第2紐通し部26bと第3紐通し部27aとを左右方向にさらに近付けることができるため、シューレース22が引っ張られた状態において、第2紐通し部26bの位置と第3紐通し部27aの位置とを前後方向に揃えることが可能になる。これにより、第1部分22aのうち第2紐通し部26bと第3紐通し部27aとに交互に通された箇所は、前後方向に真っ直ぐ延びた状態となり、シューレース22を引っ張ったときにシューレース22と紐通し部25との間で生じる摩擦抵抗がさらに減るため、シューレース22をより一層締めやすくなる。In the present embodiment, the second lace-passing
また、本実施の形態では、第4紐通し部27bが第2形成部24よりも内足側に形成される場合を例示したが、第4紐通し部27bは第2形成部24に形成されてもよい。このようにすると、第1紐通し部26aと第4紐通し部27bとを左右方向にさらに近付けることができるため、シューレース22が引っ張られた状態において、第1紐通し部26aの位置と第4紐通し部27bの位置とを前後方向に揃えることが可能になる。これにより、第2部分22bのうち第1紐通し部26aと第4紐通し部27bとに交互に通された箇所は、前後方向に真っ直ぐ延びた状態となり、シューレース22を引っ張ったときにシューレース22と紐通し部25との間で生じる摩擦抵抗がさらに減るため、シューレース22をより一層締めやすくなる。In addition, in the present embodiment, the fourth lace-passing
(実施の形態2)
図4は、実施の形態2に係るアッパー2Aの上面図であって、シューレース22Aを引っ張る前の状態を示す図である。図5は、実施の形態2に係るアッパー2Aの上面図であって、図4に示される状態からシューレース22Aを引っ張った状態を示す図である。実施の形態2に係るアッパー2Aは、第1形成部23A及び第2形成部24Aが伸長可能な点で実施の形態1に係るアッパー2と相違する。実施の形態2に係るアッパー2Aは、実施の形態1に係るアッパー2の代わりに用いられて、靴1Aを構成する。なお、実施の形態2では、前記した実施の形態1と重複する部分については、同一符号を付して説明を省略する。
(Embodiment 2)
Fig. 4 is a top view of the upper 2A according to the second embodiment, showing a state before the
第1形成部23Aは、例えばゴムのように伸縮性を有しており、第1側縁部20dから第2側縁部20eに向かって伸長可能である。図4に示すようにシューレース22Aが引っ張られる前の状態において、第1形成部23Aは、左右方向の長さが最も短くなるように収縮している。収縮状態における第1形成部23Aの内足側を向く端部は、開口20bの左右方向の中心よりも外足側に位置している。図5に示すようにシューレース22Aが引っ張られた状態において、第1形成部23Aは、左右方向の長さが最も長くなるように伸長する。伸長状態における第1形成部23Aの内足側を向く端部は、第2側縁部20eまで達している。The first forming
第1形成部23Aの平面視形状は、特に制限されないが、本実施の形態では角が丸みを帯びた矩形である。第1形成部23Aの平面視形状は、多角形や半円形であってもよい。第1形成部23Aの数は、特に制限されないが、本実施の形態では2つである。2つの第1形成部23Aは、前後方向に互いに離隔している。第1形成部23Aのうち内足側の部分には、シューレース22Aを通すための第1紐通し部26cが形成されている。本実施の形態では、第1形成部23Aの内足側を向く端部を外足側に折り返して、第1形成部23Aの途中部に縫合等の手段で固定することにより、前後方向に貫通する環状の第1紐通し部26cが形成される。第1形成部23Aの外足側を向く端部は、第1側縁部20dに縫合、溶着、接着又はこれらの組み合わせによって固定されている。第1形成部23Aは、本実施の形態ではアッパー本体20と別体に形成されているが、アッパー本体20に一体に形成されてもよい。The planar shape of the first forming
第2形成部24Aは、例えばゴムのように伸縮性を有しており、第2側縁部20eから第1側縁部20dに向かって伸長可能である。図4に示すようにシューレース22Aが引っ張られる前の状態において、第2形成部24Aは、左右方向の長さが最も短くなるように収縮している。収縮状態における第2形成部24Aの外足側を向く端部は、開口20bの左右方向の中心よりも内足側に位置している。図5に示すようにシューレース22Aが引っ張られた状態において、第2形成部24Aは、左右方向の長さが最も長くなるように伸長する。伸長状態における第2形成部24Aの外足側を向く端部は、第1側縁部20dまで達している。The second forming
第2形成部24Aの平面視形状は、特に制限されないが、本実施の形態では角が丸みを帯びた矩形である。第2形成部24Aの平面視形状は、多角形や半円形であってもよい。第2形成部24Aの数は、特に制限されないが、本実施の形態では1つである。第1形成部23Aと第2形成部24Aとは、前後方向に交互に設けられている。第2形成部24Aのうち外足側の部分には、シューレース22Aを通すための第3紐通し部27cが形成されている。本実施の形態では、第2形成部24Aの外足側を向く端部を内足側に折り返して、第2形成部24Aの途中部に縫合等の手段で固定することにより、前後方向に貫通する環状の第3紐通し部27cが形成される。第2形成部24Aの内足側を向く端部は、第2側縁部20eに縫合、溶着、接着又はこれらの組み合わせによって固定されている。第2形成部24Aは、本実施の形態ではアッパー本体20と別体に形成されているが、アッパー本体20に一体に形成されてもよい。本実施の形態では、第1形成部23A、第2形成部24Aの順番で、前方から後方に交互に設けられている。第1形成部23Aと第2形成部24Aとは、本実施の形態では左右対称形状であるが、左右非対称形状であってもよい。The planar shape of the second forming
爪先側紐通し部28Aは、外足側紐通し部26A及び内足側紐通し部27Aよりも前方に設けられている。爪先側紐通し部28Aは、本実施の形態では開口20bの外足側と内足側とに1つずつ、合計2つ設けられている。2つの爪先側紐通し部28Aは、開口20bを挟んで左右対称となる位置に設けられている。外足側の爪先側紐通し部28Aは、第1側縁部20dと前縁部20cとの境界付近に設けられている。内足側の爪先側紐通し部28Aは、第2側縁部20eと前縁部20cとの境界付近に設けられている。爪先側紐通し部28Aは、シューレース22Aを通すことが可能であればその構成は特に制限されないが、本実施の形態ではアッパー本体20を上下方向に貫通する貫通孔である。The toe side lace-passing
外足側紐通し部26Aは、第1形成部23Aに設けられた1つの第1紐通し部26cと、第1紐通し部26cに対して外足側に離隔する1つの第2紐通し部26dとを1組としている。第1紐通し部26cは、シューレース22Aを通すことが可能であればその構成は特に制限されないが、本実施の形態では前記した通り第1形成部23Aの一部を折り返して形成されている。第2紐通し部26dは、シューレース22Aを通すことが可能であればその構成は特に制限されないが、本実施の形態ではアッパー本体20を上下方向に貫通する貫通孔である。外足側紐通し部26Aの組数は、特に制限されないが、本実施の形態では2組である。2組の外足側紐通し部26Aは、前後方向に互いに離隔している。第1紐通し部26cと第2紐通し部26dとは、左右方向に並んで設けられている。第2紐通し部26dは、第1形成部23Aよりも外足側に位置している。The outer foot side lace-passing
内足側紐通し部27Aは、第2形成部24Aに設けられた1つの第3紐通し部27cと、第3紐通し部27cに対して内足側に離隔する1つの第4紐通し部27dとを1組としている。第3紐通し部27cは、シューレース22Aを通すことが可能であればその構成は特に制限されないが、本実施の形態では前記した通り第2形成部24Aの一部を折り返して形成されている。第4紐通し部27dは、シューレース22Aを通すことが可能であればその構成は特に制限されないが、本実施の形態ではアッパー本体20を上下方向に貫通する貫通孔である。内足側紐通し部27Aの組数は、特に制限されないが、本実施の形態では1組である。第3紐通し部27cと第4紐通し部27dとは、左右方向に並んで設けられている。第4紐通し部27dは、第2形成部24Aよりも内足側に位置している。The inner foot side lace-passing
踵側紐通し部29Aは、外足側紐通し部26A及び内足側紐通し部27Aよりも後方に設けられている。踵側紐通し部29Aは、本実施の形態では開口20bの外足側と内足側とに1つずつ、合計2つ設けられている。2つの踵側紐通し部29Aは、開口20bを挟んで左右対称となる位置に設けられている。踵側紐通し部29Aは、開口20bの縁と履き口20aの縁との境界付近に設けられている。踵側紐通し部29Aは、シューレース22Aを通すことが可能であればその構成は特に制限されないが、本実施の形態ではアッパー本体20を上下方向に貫通する貫通孔である。The heel side lace-through
シューレース22Aは、爪先側紐通し部28Aと外足側紐通し部26Aと内足側紐通し部27Aと踵側紐通し部29Aとに通されている。シューレース22Aは、第2紐通し部26dと第3紐通し部27cとに交互に通される第1部分22cと、第1紐通し部26cと第4紐通し部27dとに交互に通される第2部分22dと、2つの爪先側紐通し部28Aの間に亘って延びて第1部分22cと第2部分22dとを繋ぐ第3部分22eと、を有する。第3部分22eは、開口20bを横切って左右方向に延びている。The
第1部分22cは、外足側の爪先側紐通し部28Aから斜め後方に向けて延びて第2紐通し部26dと第3紐通し部27cとに交互に通された後、外足側の踵側紐通し部29Aに通されている。図4に示すようにシューレース22Aが引っ張られる前の状態において、第2紐通し部26dと第3紐通し部27cとは、前後方向かつ左右方向にずれて配置されている。そのため、第2紐通し部26dと第3紐通し部27cとに交互に通された第1部分22cは、前方から後方に向けて左右方向にジグザグ状に延びている。The
第2部分22dは、内足側の爪先側紐通し部28Aから後方に向けて延びて第1紐通し部26cと第4紐通し部27dとに交互に通された後、内足側の踵側紐通し部29Aに通されている。図4に示すようにシューレース22Aが引っ張られる前の状態において、第1紐通し部26cと第4紐通し部27dとは、前後方向かつ左右方向にずれて配置されている。そのため、第1紐通し部26cと第4紐通し部27dとに交互に通された第2部分22dは、前方から後方に向けて左右方向にジグザグ状に延びている。シューレース22Aが引っ張られる前の状態において、第1部分22cと第2部分22dとは、部分的に交差している。つまり、シューレース22Aが引っ張られる前の状態においては、第1部分22cと第2部分22dとが互いに交差していない箇所と、第1部分22cと第2部分22dとが互いに交差している箇所とが混在している。The
図4に示される状態から図5に示すように第1部分22cと第2部分22dとを後方に向けて引っ張ることにより、第1形成部23Aが第1側縁部20dから第2側縁部20eに向かって伸長するとともに、第2形成部24Aが第2側縁部20eから第1側縁部20dに向かって伸長する。これにより、第2紐通し部26dと第3紐通し部27cとの左右方向の距離が縮まり、第1紐通し部26cと第4紐通し部27dとの左右方向の距離が縮まる。そのため、第2紐通し部26dと第3紐通し部27cとに交互に通された第1部分22cは、前後方向に直線状に延びた状態に近づき、第1紐通し部26cと第4紐通し部27dとに交互に通された第2部分22dは、前後方向に直線状に延びた状態に近づく。図4に示すようにシューレース22Aが引っ張られる前の状態において、第1部分22cと第2部分22dとは部分的に交差しているものの、図5に示すようにシューレース22Aが引っ張られた状態において、第1部分22cと第2部分22dとは互いに交差していない。
By pulling the
本実施の形態では、前記した実施の形態1と同様の効果を奏することができる。また、本実施の形態では、第1形成部23Aが第1側縁部20dから第2側縁部20eに向かって伸長可能であるとともに、第2形成部24Aが第2側縁部20eから第1側縁部20dに向かって伸長可能である。これにより、シューレース22Aを引っ張る前には第1形成部23A及び第2形成部24Aを収縮した状態で配置できるため、靴1Aを履く際に第1形成部23A及び第2形成部24Aが邪魔にならない。一方、シューレース22Aを引っ張った後には第1形成部23A及び第2形成部24Aが開口20bを覆うように伸長するため、着用者の足の甲を保護することができる。In this embodiment, the same effect as in the first embodiment can be achieved. In addition, in this embodiment, the first forming
本実施の形態では、第1形成部23Aの一部を第1紐通し部26cとして使用するため、第1紐通し部26cをアッパー本体20に別途形成する必要がない。また、本実施の形態では、第2形成部24Aの一部を第3紐通し部27cとして使用するため、第3紐通し部27cをアッパー本体20に別途形成する必要がない。In this embodiment, a part of the first forming
なお、本実施の形態では、第1形成部23A及び第2形成部24Aが、収縮可能かつ伸長可能な材料で形成される場合を例示したが、柔軟性を有する折り畳み可能な材料で形成されてもよい。In this embodiment, the first forming
(実施の形態3)
図6は、実施の形態3に係るアッパー2Bの上面図であって、シューレース22Bを引っ張る前の状態を示す図である。図7は、実施の形態3に係るアッパー2Bの上面図であって、図6に示される状態からシューレース22Bを引っ張った状態を示す図である。実施の形態3に係るアッパー2Bは、第1紐通し部26eと第2紐通し部26fとの位置関係、及び、第3紐通し部27eと第4紐通し部27fとの位置関係が実施の形態1に係るアッパー2と相違する。実施の形態3に係るアッパー2Bは、実施の形態1に係るアッパー2の代わりに用いられて、靴1Bを構成する。なお、実施の形態3では、前記した実施の形態1と重複する部分については、同一符号を付して説明を省略する。
(Embodiment 3)
Fig. 6 is a top view of the upper 2B according to the third embodiment, showing a state before the
第1形成部23Bの数は、特に制限されないが、本実施の形態では2つである。2つの第1形成部23Bは、前後方向に互いに離隔している。第2形成部24Bの数は、特に制限されないが、本実施の形態では2つである。2つの第2形成部24Bは、前後方向に互いに離隔している。本実施の形態では、第2形成部24B、第1形成部23Bの順番で、前方から後方に交互に設けられている。
The number of first forming
外足側紐通し部26B、内足側紐通し部27B、爪先側紐通し部28B及び踵側紐通し部29Bは、シューレース22Bを通すことが可能であればその構成は特に制限されないが、本実施の形態ではアッパー本体20を上下方向に貫通する貫通孔である。The configuration of the outer foot side lace-through
爪先側紐通し部28Bは、本実施の形態では開口20bの外足側に1つ設けられている。爪先側紐通し部28Bは、外足側紐通し部26Bよりも前方に設けられている。爪先側紐通し部28Bは、第1側縁部20dと前縁部20cとの境界付近に設けられている。In this embodiment, one toe side lace-through
外足側紐通し部26Bは、第1形成部23Bに設けられた1つの第1紐通し部26eと、第1紐通し部26eに対して外足側に離隔する1つの第2紐通し部26fとを1組としている。外足側紐通し部26Bの組数は、特に制限されないが、本実施の形態では2組である。2組の外足側紐通し部26Bは、前後方向に互いに離隔している。第1紐通し部26eと第2紐通し部26fとは、前後方向かつ左右方向にずれて設けられている。1組の外足側紐通し部26Bにおいて、第2紐通し部26fは、第1紐通し部26eに対して外足側かつ後方に離隔する。第2紐通し部26fは、第1側縁部20dよりも外足側に位置している。The outer foot side lace-through
内足側紐通し部27Bは、第2形成部24Bに設けられた1つの第3紐通し部27eと、第3紐通し部27eに対して内足側に離隔する1つの第4紐通し部27fとを1組としている。内足側紐通し部27Bの組数は、特に制限されないが、本実施の形態では2組である。2組の内足側紐通し部27Bは、前後方向に互いに離隔している。第3紐通し部27eと第4紐通し部27fとは、左右方向かつ前後方向にずれて設けられている。1組の内足側紐通し部27Bにおいて、第4紐通し部27fは、第3紐通し部27eに対して内足側かつ前方に離隔する。第4紐通し部27fは、第2側縁部20eよりも内足側に位置している。2組の内足側紐通し部27Bの中で最も前方に位置する第4紐通し部27fは、開口20bを挟んで爪先側紐通し部28Bと左右対称となる位置に設けられている。本実施の形態では、第1紐通し部26eは、第3紐通し部27eに対して外足側かつ後方に離隔しているが、第1紐通し部26eと第3紐通し部27eとは、前後方向に並んで設けられてもよい。The inner foot side lace-through
踵側紐通し部29Bは、外足側紐通し部26B及び内足側紐通し部27Bよりも後方に設けられている。踵側紐通し部29Bは、本実施の形態では開口20bの外足側と内足側とに1つずつ、合計2つ設けられている。2つの踵側紐通し部29Bは、開口20bを挟んで左右対称となる位置に設けられている。踵側紐通し部29Bは、開口20bの縁と履き口20aの縁との境界付近に設けられている。The heel side lace-through
シューレース22Bは、爪先側紐通し部28Bと外足側紐通し部26Bと内足側紐通し部27Bと踵側紐通し部29Bとに通されている。シューレース22Bは、第2紐通し部26fと第3紐通し部27eとに交互に通される第1部分22fと、第1紐通し部26eと第4紐通し部27fとに交互に通される第2部分22gと、爪先側紐通し部28Bと最も前方に位置する第4紐通し部27fとの間に亘って延びて第1部分22fと第2部分22gとを繋ぐ第3部分22hと、を有する。第3部分22hは、開口20bを横切って左右方向に延びている。The
第1部分22fは、爪先側紐通し部28Bから斜め後方に向けて延びて第3紐通し部27eと第2紐通し部26fとに交互に通された後、外足側の踵側紐通し部29Bに通されている。図6に示すようにシューレース22Bが引っ張られる前の状態において、第2紐通し部26fと第3紐通し部27eとは、前後方向かつ左右方向にずれて配置されている。そのため、第2紐通し部26fと第3紐通し部27eとに交互に通された第1部分22fは、前方から後方に向けて左右方向にジグザグ状に延びている。The
第2部分22gは、最も前方に位置する第4紐通し部27fから斜め後方に向けて延びて第1紐通し部26eと第4紐通し部27fとに交互に通された後、内足側の踵側紐通し部29Bに通されている。図6に示すようにシューレース22Bが引っ張られる前の状態において、第1紐通し部26eと第4紐通し部27fとは、前後方向かつ左右方向にずれて配置されている。そのため、第1紐通し部26eと第4紐通し部27fとに交互に通された第2部分22gは、前方から後方に向けて左右方向にジグザグ状に延びている。シューレース22Bが引っ張られる前の状態において、第1部分22fと第2部分22gとは、互いに交差していない。シューレース22Bが引っ張られる前の状態において、第1部分22fのうち第2紐通し部26fと第3紐通し部27eとに交互に通された箇所と、第2部分22gのうち第1紐通し部26eと第4紐通し部27fとに交互に通された箇所とは、互いに平行である。The
図6に示される状態から図7に示すように第1部分22fと第2部分22gとを後方に向けて引っ張ることにより、アッパー本体20の第1側縁部20dと第2側縁部20eとが互いに引き寄せられる。これにより、第2紐通し部26fと第3紐通し部27eとの左右方向の距離が縮まり、第1紐通し部26eと第4紐通し部27fとの左右方向の距離が縮まる。そのため、第2紐通し部26fと第3紐通し部27eとに交互に通された第1部分22fは、前後方向に直線状に延びた状態に近づき、第1紐通し部26eと第4紐通し部27fとに交互に通された第2部分22gは、前後方向に直線状に延びた状態に近づく。外足側紐通し部26Bと内足側紐通し部27Bとに通されたシューレース22Bが引っ張られた状態において、第1部分22fと第2部分22gとは、互いに交差していない。外足側紐通し部26Bと内足側紐通し部27Bとに通されたシューレース22Bが引っ張られた状態において、第1部分22fのうち第2紐通し部26fと第3紐通し部27eとに交互に通された箇所と、第2部分22gのうち第1紐通し部26eと第4紐通し部27fとに交互に通された箇所とは、互いに平行である。本実施の形態では、前記した実施の形態1と同様の効果を奏することができる。
By pulling the
以上の実施の形態に示した構成は、本発明の内容の一例を示すものであり、別の公知の技術と組み合わせることも可能であるし、本発明の要旨を逸脱しない範囲で、構成の一部を省略、変更することも可能である。前記した実施の形態1から3では、紐通し部25が貫通孔である場合、または、紐通し部25が第1形成部23A又は第2形成部24Aの一部を折り返して形成される場合を例示したが、本発明はこれに限定されない。紐通し部25は、例えば、ハトメ、フック状の紐掛け部、金属製または樹脂製のリング状部材でもよい。The configurations shown in the above embodiments are merely examples of the contents of the present invention, and may be combined with other known technologies, and parts of the configuration may be omitted or modified without departing from the scope of the present invention. In the above-described
1,1A,1B 靴、2,2A,2B アッパー、3 ソール、20 アッパー本体、20a 履き口、20b 開口、20c 前縁部、20d 第1側縁部、20e 第2側縁部、21 シュータン、22,22A,22B シューレース、22a,22c,22f 第1部分、22b,22d,22g 第2部分、22e,22h 第3部分、23,23A,23B 第1形成部、24,24A,24B 第2形成部、25 紐通し部、26,26A,26B 外足側紐通し部、26a,26c,26e 第1紐通し部、26b,26d,26f 第2紐通し部、27,27A,27B 内足側紐通し部、27a,27c,27e 第3紐通し部、27b,27d,27f 第4紐通し部、28,28A,28B 爪先側紐通し部、29,29A,29B 踵側紐通し部、30 アウトソール、30a 接地面、31 ミッドソール。1, 1A, 1B shoe, 2, 2A, 2B upper, 3 sole, 20 upper body, 20a opening, 20b opening, 20c front edge, 20d first side edge, 20e second side edge, 21 shoe tongue, 22, 22A, 22B shoelace, 22a, 22c, 22f first part, 22b, 22d, 22g second part, 22e, 22h third part, 23, 23A, 23B first forming part, 24, 24A, 24B second forming part, 25 lace-through part, 26, 26A, 26B outer foot side lace-through part, 26a, 26c, 26e first lace-through part, 26b, 26d, 26f second lace-through part, 27, 27A, 27B Inner shoe lace-through portion, 27a, 27c, 27e; third shoe lace-through portion, 27b, 27d, 27f; fourth shoe lace-through portion, 28, 28A, 28B; toe shoe lace-through portion, 29, 29A, 29B; heel shoe lace-through portion, 30; outsole, 30a; ground contact surface, 31; midsole.
Claims (5)
前記開口の外足側の縁である第1側縁部と、
前記開口の内足側の縁である第2側縁部と、
前記第1側縁部から前記第2側縁部に向かって突出する第1形成部と、
前記第2側縁部から前記第1側縁部に向かって突出する第2形成部と、
前記第1形成部に設けられた1つの第1紐通し部と、前記第1紐通し部に対して外足側に離隔する1つの第2紐通し部とを1組とした外足側紐通し部と、
前記第2形成部に設けられた1つの第3紐通し部と、前記第3紐通し部に対して内足側に離隔する1つの第4紐通し部とを1組とした内足側紐通し部と、
前記外足側紐通し部と前記内足側紐通し部とに通されるシューレースと、を備え、
前記第1形成部と前記第2形成部とは、前後方向に交互に設けられ、
前記シューレースは、
前記第2紐通し部と前記第3紐通し部とに交互に通される第1部分と、
前記第1紐通し部と前記第4紐通し部とに交互に通される第2部分と、を有する、アッパー。 An upper having an opening and an opening extending forward from the opening,
A first side edge portion which is an edge on an outer foot side of the opening;
A second side edge portion which is an edge on an inner foot side of the opening;
a first forming portion protruding from the first side edge portion toward the second side edge portion;
a second forming portion protruding from the second side edge portion toward the first side edge portion;
an outer foot side lace-passing portion formed as a set of one first lace-passing portion provided on the first forming portion and one second lace-passing portion spaced apart from the first lace-passing portion on the outer foot side;
an inner foot-side lace-passing portion formed as a set of one third lace-passing portion provided on the second forming portion and one fourth lace-passing portion spaced apart from the third lace-passing portion on the inner foot side;
a shoelace that is passed through the outer foot-side lace-passing portion and the inner foot-side lace-passing portion;
The first forming portions and the second forming portions are alternately provided in a front-rear direction,
The shoe lace is
a first portion that is alternately passed through the second string passage portion and the third string passage portion;
and a second portion that is alternately passed through the first lace-passing portion and the fourth lace-passing portion.
前記第3紐通し部と前記第4紐通し部とは、左右方向に並んで設けられている、請求項1に記載のアッパー。 The first string-passing portion and the second string-passing portion are arranged side by side in the left-right direction,
The upper according to claim 1 , wherein the third lace-passing portion and the fourth lace-passing portion are provided side by side in the left-right direction.
前記第2形成部は、前記第2側縁部から前記第1側縁部に向かって伸長可能である、請求項1又は2に記載のアッパー。 the first formation portion is extendable from the first side edge toward the second side edge;
The upper of claim 1 or 2, wherein the second formation is extendable from the second side edge toward the first side edge.
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