JP7621113B2 - 部屋の寸法測定装置 - Google Patents
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Description
部屋の中心部近傍の位置を基準にして測定した部屋周囲の測定点までの長さデータおよび角度データよりなる極座標データに基づいて、部屋の寸法を割り出し、裁断加工に適したデータに変換して表記するための部屋の寸法測定装置に関する。
本体には、基台と、この基台に回転自在に載置された回転台と、
この回転台上には、基台に対する回転台の回転角度を検出するロータリーエンコーダと、ワイヤーまたはテープなどを巻き込んでおいて、引き出されたワイヤーまたはテープなどの長さを検出するリニアエンコーダと、回転台の指向方向にレーザー光線を照射するレーザー光源が載置され、本体のリニアエンコーダのワイヤーの先端に、先鋭な先端部を有する探触子が結合され、探触子には、本体からのレーザー光線を受光するための光センサと、
レーザー光線を受光したときに光線(変調された光信号)を本体に向かって放射するための応答装置と応答LEDが設けられている。
上記の構成の部屋の寸法測定装置(下記特許文献1および特許文献2など)が提案されている。
測定者は、部屋の寸法測定装置の本体を部屋のほぼ中央に設置し、携帯端末装置(または赤外線リモコン)を操作して「部屋に敷き込む畳の基準サイズ(五八、三六、本間)」、「部屋の大きさ(敷き込む畳の数)」など、測定に必要な諸条件を入力する。
測定諸条件を入力すれば、例えば、六畳で間中測定であれば14カ所、小間中測定であれば28カ所、というように測定する場所が定まる。
そして、測定者は、探触子を手で持って本体から引き出して第1測定点に当て、先端部が第1測定点に接触した状態で、携帯端末装置を操作して測定を開始させると、部屋の寸法測定装置の本体は、レーザー光線を照射しながら時計回りに回転し、レーザー光線が探触子に設けられた光センサを通過した時に、探触子の応答装置が、応答信号(変調された光信号)を本体に向かって送信し、本体の演算部が、この時のリニアエンコーダの値を第1測定点における長さデータとし、ロータリーエンコーダの値を第1測定点における角度データとして記憶する。
このような操作を繰り返し行って、六畳で間中測定であれば第14測定点を測定した後、
第1測定点に戻って第1測定点を再度測定すると、部屋の寸法測定装置は測定を完了し、
長さデータおよび角度データよりなる極座標データに基づいて、部屋の寸法を割り出すのである。
測定点が垂直面である場合は、図12(a)に示すのように、先端部は測定点に線接触するが、 図12( b)のように傾斜面である場合には、測定点に先端部が当たるところは点接触となり(図12は極端に描いており実際にはこんなに大きく傾斜していないが)、
部屋の寸法測定装置が測定する長さデータは、本体の回転の中心から先端部が点接触している点までの長さとなるので、この長さデータにより割り付けした寸法で畳を造った場合、
敷き込む畳の厚みが先端部が点接触している高さよりも分厚い場合は、畳が敷き込まれた際に競りあって圧縮される。
また、敷き込む畳の厚みが、先端部が点接触している高さよりも薄い場合は、畳が敷き込まれた際に幅木や敷居との間に隙間が生じる。
本明細書では、部屋の実際の寸法よりも大きくて、敷き込まれた際に競りあって圧縮される畳を「プラスの寸法誤差を含んだ畳」と称し、敷き込まれた際に幅木や敷居との間に隙間が生じる畳を「マイナスの寸法誤差を含んだ畳」と称する。
「プラスの寸法誤差を含んだ畳」も「マイナスの寸法誤差を含んだ畳」も、どちらの場合も美観を損ねるものとなる。
しかし、近年では、畳の製造に関する知識と経験を有しない人が部屋の寸法を測定することが多くなり、補正の必要のない部屋の寸法測定装置が要望されている。
角度データを得るためのロータリーエンコーダを有する本体と、
部屋の測定点に当てるための先端部を有する探触子で構成され、
本体を部屋のほぼ中央に設置し、
探触子の先端部を測定点に接触させた状態で本体を回転させ、
本体が探触子の方向を向いた時の、リニアエンコーダの値とロータリーエンコーダの値を、測定点における長さデータおよび角度データとして部屋の寸法を割り出す部屋の寸法測定装置であって、
測定点が傾斜面である場合に、先端部を、敷き込む畳の厚みと同じ高さで測定点に点接触させて、長さデータと角度データを得ることを特徴とする。
第2先端部は第1先端部の上に脱着自在に装着でき、
第2先端部が第1先端部に装着されるか、されないかにより、
先端部を測定点に点接触させる高さを段階的に定めることを特徴とする。
先端部を測定点に点接触させる高さを連続的に定めることを特徴とする。
角度データを得るためのロータリーエンコーダを有する本体と、
部屋の測定点に当てるための先端部を有する探触子で構成され、
本体を部屋のほぼ中央に設置し、
探触子の先端部を測定点に接触させた状態で本体を回転させ、
本体が探触子の方向を向いた時の、リニアエンコーダの値とロータリーエンコーダの値を、測定点における長さデータおよび角度データとして部屋の寸法を割り出す部屋の寸法測定装置であって、
測定点が傾斜面である場合に、先端部を、敷き込む畳の厚みと同じ高さで測定点に点接触させて、長さデータと角度データを得ることを特徴とするので、
得られた長さデータで製造された畳は、プラスの寸法誤差もマイナスの寸法誤差も含まれていない畳となり、競り合ったり隙間があくことがなく美しく敷き詰めることができる畳となる。
第2先端部は第1先端部の上に脱着自在に装着でき、
第2先端部が第1先端部に装着されるか、されないかにより、
先端部を測定点に点接触させる高さを段階的に定めることを特徴とするので、
作業者が行うことは、敷き込む畳の厚みに基づいて、第1先端部の上に第2先端部を装着して測定するか、装着しないで測定するかを決めるだけなので、設定が簡単で使い易い。
また、作業者が行うことは、敷き込む畳の厚みと先端部の高さが丁度一致しない場合でも、段階的に定めるだけなので、設定ミスをすることがない。
また、第2先端部を第1先端部の上に脱着自在に装着する方法は、簡単な方法でできるものなので製造原価が安価である。
先端部を測定点に点接触させる高さを連続的に定めることを特徴とするので、
畳の厚みと先端部の高さを丁度一致させることができるので、測定精度に非常に厳しい測定者の要望を満足できる。
この発明の第1の実施の形態、および第2の実施の形態、および第3の実施の形態における基本的な構成は、特許第3659436号広報および特許第6074650号広報に記載された部屋の寸法測定装置を用いて実施するものである。
図1を用いて本発明の部屋の寸法測定装置(1)の外観構成を説明する。部屋の寸法測定装置(1)は、本体(2)と探触子(3)と携帯端末装置(4)からなり、携帯端末装置(4)は赤外線リモコン装置(図示せず)で代用することもできる。
本体(2)には、略円形の回転台(17)の中心に、ロータリーエンコーダ(19)と円形のベアリング(27)が設けられており、回転台(17)は、ロータリーエンコーダ(19)の軸芯で回転自在となるように基台(16)に取り付けられており、ロータリーエンコーダ(19)の、基台(16)に対する回転角度により角度データを得て、 回転台(17)の上側に設けられたリニアエンコーダ(18)の、引き出されたワイヤー(24)の長さにより長さデータを得る構成である。
設けられている。
本体(2)の制御基板(29)には、部屋の寸法測定装置(1)の作動状態や部屋の寸法測定結果を表示するための表示操作部(6)、携帯端末装置(4)からの動作指令や作動状態を送受信したり、長さデータや角度データを送信するための通信部(37)、作動条件や畳基準や長さデータと角度データ等を記憶するための記憶部(36)、リニアエンコーダ(18)の信号を計数するための長さカウンタ(39)、ロータリーエンコーダ(19)の信号を計数するための角度カウンタ(38)、モーター(23)を回転させるためのモーター制御回路(40)が設けられている。
また、予め定められたシーケンスに従って部屋の寸法測定動作を実行して、長さデータと角度データよりなる極座標データに基づいて、部屋の寸法を割り出すための演算部(35)が設けられている。
図4(a)は上面、図4(b)は側面、図4(c)は、先鋭な先端側から見た図である。
図5は、本発明の本発明の本発明の部屋の寸法測定装置の第1の実施形態の第2先端部を説明するための図であり、図5(a)は上面、図5(b)は側面、図5(c)は、先鋭な先端側から見た図であり、図5(d)は、斜視図である。
図6本発明の本発明の本発明の部屋の寸法測定装置の第1の実施形態の探触子の斜視図であり、図6(a)は第1先端部だけの状態であり、図6(b)は、第1先端部に第2先端部を装着した状態である。
第2先端部(111)には、ピン(112)とガイド(113)が設けられており、第1先端部(101)には、第2先端部(111)のピン(112)を挿入するための穴(102)と、第2先端部(111)のガイド(113)を上部からスライド挿入するための溝(103)が設けられている。
第1先端部(101)に第2先端部(111)を装着している状態では、図6(b)に示すように、第1先端部(101)と第2先端部(111)が一体となって1つの先端部(15)を形成し、溝(103)により第2先端部(111)は横方向(本体の回転方向)にずれないように保持され、穴(102)により第2先端部(111)は前後にずれないように保持される。
第2先端部(111)を取り外す場合は、第2先端部(111)を手で持って上方へ引き出せば外れる。
このように、第1の実施形態の先端部は、道具を使うことなく、第1先端部(101)の上部に第2先端部(111)を脱着自在に装着できる構造となっている。
第1先端部(101)だけの状態では、探触子底部(3a)から第1先端部頂点(101a)までの高さが50mmとなり、 第1先端部(101)に、高さ10mmの第2先端部(111)を装着している状態では、探触子底部(3a)から第2先端部頂点(111a)までの高さが60mmとなり、高さ20mmの第2先端部(111)を装着している状態では、探触子底部(3a)から第2先端部頂点(111a)までの高さが70mmとるように定めている。
また、第1先端部頂点(101a)の高さを30mmとして、極めて薄い畳に対応できるようにいてもよい。
図7は、先端部(15)が測定点に点接触する位置の上下方向(床からの高さ)のみを示しており、左右方向は測定者が先端部(15)を接触させた位置で定まっている。
この状態では、本体(2)から引き出されたワイヤー(24)の長さは、第2先端部頂点(111a)が測定点に点接触している位置までの長さとなっているので、測定した長さデータは、70mmの厚みの畳が敷き込まれた時に接触するところまでの長さとなるので、この長さデータにより製造された、厚さ70mmの畳はプラスの寸法誤差もマイナスの寸法誤差も含まれていない畳となる。
この状態で、本体(2)から引き出されたワイヤー(24)の長さは、第1先端部頂点(101a)が測定点に点接触している位置までの長さとなっているので、測定した長さデータは、50mmの厚みの畳が敷き込まれた時に接触するところまでの長さとなるので、
この長さデータみより製造された、厚さ50mmの畳はプラスの寸法誤差もマイナスの寸法誤差も含まれていない畳となる。
測定者は、部屋の寸法測定装置(1)の本体(2)を部屋のほぼ中央に設置し、今から測定を行う部屋、あるいは廊下などに敷き込む畳の厚みが60mmならば、第1先端部(101)の上に高さ10mmの第2先端部(111)を装着して探触子底部(3a)から第2先端部頂点(111a)までの高さが60mmとなる先端部(15)とし、携帯端末装置(4)を操作して「部屋に敷き込む畳の基準サイズ(五八、三六、本間)」、「部屋の大きさ(敷き込む畳の数)」など、測定に必要な諸条件を入力する。
測定諸条件を入力すれば、例えば、六畳で間中測定であれば14カ所、小間中測定であれば28カ所、というように測定する場所が定まる。
そして、測定者は、探触子(3)を手で持って本体(2)から引き出して第1測定点に当て、先端部(15)が第1測定点に接触した状態で保持し、携帯端末装置(4)を操作して測定を開始させると、
このような操作を繰り返し行って、六畳で間中測定であれば第14測定点を測定した後、
第1測定点に戻って第1測定点を再度測定すると、部屋の寸法測定装置(1)は測定を完了し、長さデータおよび角度データよりなる極座標データに基づいて、部屋の寸法を割り出す。
敷き込む畳の厚みが70mmに近い場合は20mmの第2先端部(111)を装着して高さ70mmの先端部(15)を構成するという判断で、段階的に決めるだけなので、簡単であり、設定ミスをすることがないものである。
図8と図9を用いて、第2の実施の形態の探触子(3)と先端部(201)を説明する。
第2の実施の形態は先端部(201)が上下に摺動することによって、先端部(201)の高さを、敷き込む畳の厚みと同じ高さに、連続的に(無段階に)設定するものである。
先端部(201)は摺動板(203)に取り付けられており、摺動板(203)は支柱(202)に通されて上下方向に摺動できる構造であり、ネジ(204)により任意位置(高さ)で固定できる。
からの高さを検出するためのフォトマイクロセンサ(205)とスリット板(206)が設けられており、フォトマイクロセンサ(205)から出力された信号を応答装置(30)が計数して高さを算出し、光信号により本体(2)へ送信し、本体(2)の演算部(35)が先端部(201)の高さを、表示部(6)に表示するとともに、携帯端末装置装置(4)にも送信し、携帯端末装置装置(4)の表示操作部(42)に表示する(探触子(3)に表示部を設けて表示するようにしてもよい)。
図10と図11用いて、第3の実施の形態の探触子(3)と先端部(301)を説明する。
第3の実施の形態は、先端部(301)を上下方向の任意の位置に装着することによって、先端部(301)の高さを、敷き込む畳の厚みと同じ高さに、連続的に(無段階に)定めるものである。
先端部(301)は先端部取り付け部(302)に取り付けられており、先端部取り付け部(302)にはラバーマグネット(303)が貼り付けてあり、先端部(301)は磁力により固定され、ガイド(305)と溝(306)により、ずれないように保持される。
また、先端部(301)は先端部頂点(301a)が尖った形状となっている。
2 本体
3 探触子
3a 探触子底部
4 携帯端末装置装置
5 本体ケース
6 表示部
7 本体取手
8 ブザー
9 水準器
10 電源スイッチ
11 コネクタ
12 蓄電池
13 探触子ケース
14 探触子取手
15 先端部
16 基台
17 回転台
18 リニアエンコーダ
19 ロータリーエンコーダ
20 レーザー光源
21 レーザー光線
22 本体光センサ
23 モーター
24 ワイヤー
25 歯車
26 小歯車
27 ベアリング
28 脚
29 制御基板
30 応答装置
31 応答LED
32 光センサ主
33 光センサ副
34 ピン
35 演算部
36 記憶部
37 通信部
38 角度カウンタ
39 長さカウンタ
40 モーター制御回路
41 蓄電池
42 表示操作部
43 演算部
44 通信部
45 蓄電池
101 第1先端部
101a 第1先端部頂点
102 穴
103 溝
104
111 第2先端部
111a 第2先端部頂点
112 ピン
113 ガイド
201 先端部
201a 先端部頂点
202 支柱
203 摺動板
204 ネジ
205 フォトマイクロセンサ
206 スリット板
301 先端部
301a 先端部頂点
302 先端部取り付け部
303 ラバーマグナット
304 定規
305 ガイド
306 溝
Claims (3)
- 部屋の中央に設置し、回転させながら部屋の寸法を割り出す寸法測定装置であって、
前記寸法測定装置は、
基台と、前記基台に対し回転自在に載置された回転台と、前記回転台上に載置されたレーザー光源と、前記回転台上に載置されたワイヤーと、前記回転台上に載置された前記ワイヤーを引き出した際の長さデータを得るためのリニアエンコーダと、前記回転台上に載置された角度データを得るためのロータリーエンコーダとを備える寸法測定装置本体と、
前記レーザー光源から受光した光線を寸法測定装置本体に応答信号として送信する応答装置と、部屋の測定点に接触させるための先端部を備える、前記ワイヤーの先端に結合された探触子から構成され、
前記先端部が第1先端部と第2先端部を有し、
第2先端部が第1先端部の上部に脱着自在に構成され、
前記先端部を前記寸法測定装置本体から引き出して部屋の各測定点に接触させるとき、前記先端部上部の前記第2先端部を測定したい高さ位置に合わせて脱着し測定できることを特徴とする部屋の寸法測定装置。 - 前記探触子の前記先端部が、探触子底部から前記第1先端部の頂点までの高さが30mmから50mmであり、前記第2先端部の底部から第2先端部頂点までの高さが10mmから40mmとして構成され、
前記先端部を前記寸法測定装置本体から引き出して部屋の各測定点に接触させるとき、前記先端部上部の前記第2先端部を測定したい高さ位置に合わせて脱着し測定できることを特徴とする請求項1記載の部屋の寸法測定装置。 - 部屋の中央に設置し、回転させながら部屋の寸法を割り出す寸法測定装置であって、
前記寸法測定装置は、
基台と、前記基台に対し回転自在に載置された回転台と、前記回転台上に載置されたレーザー光源と、前記回転台上に載置されたワイヤーと、前記回転台上に載置された前記ワイヤーを引き出した際の長さデータを得るためのリニアエンコーダと、前記回転台上に載置された角度データを得るためのロータリーエンコーダとを備える寸法測定装置本体と、
前記レーザー光源から受光した光線を寸法測定装置本体に応答信号として送信する応答装置と、部屋の測定点に接触させるための先端部を備える、前記ワイヤーの先端に結合された探触子から構成され、
前記先端部の頂点が、探触子底部から高さ一定の高さの間で上下方向に無段階に定めることができるよう構成され、
前記先端部を前記寸法測定装置本体から引き出して部屋の各測定点に接触させるとき、前記先端部の頂点を測定したい高さ位置に合わせて定め測定できることを特徴とする部屋の寸法測定装置
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