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JP7621729B2 - 高周波回路、磁気共鳴イメージング装置、およびrfパルス電力モニタ方法 - Google Patents
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高周波回路、磁気共鳴イメージング装置、およびrfパルス電力モニタ方法 Download PDF

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Description

本発明の実施形態は、高周波回路および磁気共鳴イメージング装置に関する。
磁気共鳴イメージング(MRI:Magnetic Resonance Imaging)装置では、高周波RF(Radio Frequency)パルスが被検体に与える温度上昇等の影響を抑制するため、IEC(国際電気標準会議)の規定により、比吸収率(SAR:Specific Absorption Rate、単位質量あたりのRF吸収量)を閾値以下に抑える必要がある。
SARに関する安全基準を満たすためには、被検体に印加されるRFパルスの電力を正確にモニタすることが重要である。RFパルスの電力は、たとえば、送信コイルへの出力端の手前で方向性結合器などを用いてRFパルスの一部を取り出すことにより、モニタされる。
しかし、MRI装置では、被検体と送信コイルとの距離が近く、RFパルスの負荷インピーダンスは、被検体の体格等に応じて変化してしまう。このため、RFパルスの出力端でインピーダンス不整合が生じてしまい、RFパルスの正確な電力をモニタすることが難しい。
特開2014-079573号公報 特開2017-109109号公報
本発明が解決しようとする課題は、被検体に印加されるRFパルスの電力を正確にモニタすることである。
実施形態に係る高周波回路は、方向性結合器と、処理回路と、調整器とを備える。方向性結合器は、進行波の少なくとも一部を出力する第1のポートと、反射波の少なくとも一部を出力する第2のポートと、を有する。処理回路は、第1のポートおよび第2のポートからの出力に基づく電圧定在波比と、第2のポートからの出力に基づく反射波の位相と、を用いて方向性結合器から見た負荷側のインピーダンスを求める。調整器は、処理回路により求められたインピーダンスに基づいて、第1のポートおよび第2のポートの少なくとも一方からの出力を調整する。
一実施形態に係る高周波回路を含むMRI装置の一構成例を示すブロック図。 従来の高周波回路の一構成例を示すブロック図。 本実施形態に係る高周波回路の一構成例を示すブロック図。 本実施形態に係る高周波回路の他の構成例を示すブロック図。 スミスチャートの一例を示す説明図。
以下、図面を参照しながら、高周波回路、磁気共鳴イメージング装置、およびRFパルス電力モニタ方法の実施形態について詳細に説明する。
図1は、一実施形態に係る高周波回路600を含むMRI装置1の一構成例を示すブロック図である。MRI装置1は、装置本体(磁石架台ともいう)100、高周波回路600を含む制御キャビネット300、コンソール400、寝台装置500、およびRF(Radio Frequency)コイル20を有する。装置本体100、制御キャビネット300、および寝台装置500は、一般に検査室に設置される。コンソール400は一般に、検査室に隣接する制御室に設置される。
装置本体100は、静磁場磁石10、傾斜磁場コイル11、およびWB(Whole Body)コイル12を有する。これらの構成品は円筒状の筐体に収納されている。寝台装置500は、寝台本体50と天板51を有している。
制御キャビネット300は、傾斜磁場電源31(X軸用31x、Y軸用31y、Z軸用31z)、RF受信器32、RF送信器33、およびシーケンスコントローラ34を有する。RF送信器33は、高周波回路600を有する。
コンソール400は、処理回路40、記憶回路41、ディスプレイ42、および入力インターフェース43を有する。コンソール400は、ホスト計算機として機能する。
装置本体100の静磁場磁石10は、概略円筒形状をなしており、被検体、たとえば患者、が搬送されるボア内に静磁場を発生させる。ボアとは、装置本体100の円筒内部の空間のことである。静磁場磁石10は超電導コイルを内蔵し、たとえば、液体ヘリウムによって超電導コイルが極低温に冷却されている。静磁場磁石10は、励磁モードにおいて静磁場用電源(図示せず)から供給される電流を超電導コイルに印加することで静磁場を発生する。その後、永久電流モードに移行すると、静磁場用電源は切り離される。一旦永久電流モードに移行すると、静磁場磁石10は長時間、たとえば1年以上に亘って、静磁場を発生し続ける。なお、静磁場磁石10は超電導磁石に限定されるものではなく、例えば永久磁石であってもよい。
傾斜磁場コイル11は、静磁場磁石10と同様に概略円筒形状をなし、静磁場磁石10の内側に固定される。傾斜磁場コイル11は、傾斜磁場電源(31x、31y、31z)から供給される電流により、X軸、Y軸、Z軸の方向に傾斜磁場を形成する。
寝台装置500の寝台本体50は、天板51を上下方向および水平方向に移動することができる。たとえば、寝台本体50は、天板51に載置された被検体を撮像前に所定の高さまで移動させる。また、撮像時には、天板51を水平方向に移動させて被検体をボア内に移動させる。
WBコイル12は、傾斜磁場コイル11の内側に被検体を取り囲むように概略円筒形状に固定されている。WBコイル12は、RF送信器33の高周波回路600から伝送されるRFパルスを被検体に向けて送信する。WBコイル12は、RFパルスを被検体に印加するRFコイルの一例である。また、水素原子核の励起によって被検体から放出される磁気共鳴信号、即ちMR(Magnetic Resonance)信号を受信する。
MRI装置1は、WBコイル12の他、図1に示すようにRFコイル(局所コイル)20を備える。RFコイル20は、被検体の体表面に近接して載置されるコイルである。RFコイル20には様々な種別があり、たとえば、図1に示すような被検体の胸部や腹部、或いは脚部に設置されるボディコイル(Body Coil)や、被検体の背側に設置されるスパインコイル(Spine Coil)といった種別がある。RFコイル20は受信専用または送信専用、あるいは、送信と受信を双方行う。RFコイル20は、RFパルスを被検体に印加するRFコイルの一例である。RFコイル20は、たとえば、ケーブルを介して天板51と着脱可能に構成されている。
RF受信器32は、WBコイル12やRFコイル20からのチャンネル信号、即ち、MR信号をAD(Analog to Digital)変換して、シーケンスコントローラ34に出力する。デジタルに変換されたMR信号は、生データ(Raw Data)と呼ばれることもある。
RF送信器33は、高周波発振器、変調器、および高周波回路600を有し、シーケンスコントローラ34からの指示に基づいてRFパルスを生成する。生成したRFパルスはWBコイル12に伝送され、被検体に印加される。RFパルスの印加によって被検体からMR信号が発生する。このMR信号をRFコイル20またはWBコイル12が受信する。
高周波回路600は、変調器が出力した高周波信号を増幅してRFパルスを生成するとともに、負荷インピーダンスの不整合の度合いに応じてRFパルスのモニタ対象電力を調整する。高周波回路600の詳細については図3-5を用いて後述する。
RFコイル20で受信したMR信号、より具体的には、RFコイル20内の各要素コイルで受信したMR信号は、天板51および寝台本体50に設けられたケーブルを介してRF受信器32に入力される。
シーケンスコントローラ34は、コンソール400による制御のもと、傾斜磁場電源31、RF受信器32およびRF送信器33をそれぞれ駆動することによって被検体のスキャンを行う。スキャンによってRF受信器32から生データを受信すると、シーケンスコントローラ34は、この生データをコンソール400に送信する。
シーケンスコントローラ34は、処理回路(図示を省略)を具備している。この処理回路は、たとえば所定のプログラムを実行するプロセッサや、FPGA(Field Programmable Gate Array)、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)等のハードウェアで構成される。
コンソール400は、記憶回路41、ディスプレイ42、入力インターフェース43、および処理回路40を備える。記憶回路41は、ROM(Read Only Memory)やRAM(Random Access Memory)の他、HDD(Hard Disk Drive)や光ディスク装置等の外部記憶装置を含む記憶媒体である。記憶回路41は、各種の情報やデータを記憶する他、処理回路40が具備するプロセッサが実行する各種のプログラムを記憶する。
ディスプレイ42は、液晶ディスプレイパネル、プラズマディスプレイパネル、有機ELパネル等の表示デバイスである。入力インターフェース43は、たとえば、マウス、キーボード、トラックボール、タッチパネル等であり、各種の情報やデータを操作者が入力するための種々のデバイスを含む。
処理回路40は、たとえば、CPUや、専用または汎用のプロセッサを備える回路である。プロセッサは、記憶回路41に記憶した各種のプログラムを実行することによって、各種の機能を実現する。処理回路40は、FPGAやASIC等のハードウェアで構成してもよい。これらのハードウェアによっても後述する各種の機能を実現することができる。また、処理回路40は、プロセッサとプログラムによるソフトウェア処理と、ハードウェア処理とを組み合わせて、各種の機能を実現することもできる。
たとえば、処理回路40は、高周波回路600の調整器の出力に基づいてSARを求める機能を実現する。処理回路40は、第2処理回路の一例である。
次に、高周波回路600の構成および作用について説明する。
図2は、従来の高周波回路の一構成例を示すブロック図である。
被検体に印加されるRFパルスの電力は、従来、図2に示す高周波回路を用いてモニタされていた。従来の高周波回路は、変調器から入力端61に入力されたRFパルスを増幅器62で増幅する。また、従来の高周波回路は、WBコイル12へのRFパルス出力端64の手前で方向性結合器63により、増幅されたRFパルスの進行波電力の少なくとも一部(以下、モニタ用進行波電力FWDという)と、反射波電力の少なくとも一部(以下、モニタ用反射波電力RFLという)とを分離し、それぞれ進行波電力モニタ用出力端65、反射波電力モニタ用出力端66から出力するようになっている。
従来の技術では、この進行波電力モニタ用出力端65から出力されたモニタ用進行波電力FWDと、反射波電力モニタ用出力端66から出力されたモニタ用反射波電力RFLと、にもとづいて、RFパルス出力端64から出力されるRFパルスの電力をモニタする。
しかし、方向性結合器63から見た負荷側のインピーダンス、すなわち、RFパルス出力端64に接続された負荷側のインピーダンスは、被検体の体格や、RFコイル20の種別等に応じて変化してしまう。一方で、方向性結合器63の結合度は、負荷側のインピーダンス(以下、負荷インピーダンスという)R±jXがたとえば50Ω±0Ωなどの所定値に規定されている。このため、RFパルス出力端64において被検体の体格等に由来するインピーダンス不整合が生じると、方向性結合器63の結合度が変化してしまい、RFパルスの電力のモニタの精度に影響を及ぼす。
したがって、従来の技術では、インピーダンス不整合に起因するRFパルスのモニタ電力の誤差がSARの算出に影響を及ぼすことを考慮する必要がある。たとえば、安全のため、SARの閾値(たとえばIECの規定にもとづく閾値)よりも低い値をSARの上限値に設定することが挙げられるが、この場合、RFパルスの電力を本来出力可能な大きさよりも小さく設定しなければならずに撮像時間が長くなってしまうことがある。
そこで、本実施形態に係る高周波回路600は、負荷インピーダンスの不整合の度合いに応じて、モニタ用進行波電力FWDとモニタ用反射波電力RFLの少なくとも一方を補正する。
図3は、本実施形態に係る高周波回路600の一構成例を示すブロック図である。図4は、本実施形態に係る高周波回路600の他の構成例を示すブロック図である。また、図5は、スミスチャートの一例を示す説明図である。
図3には、補正後のモニタ用進行波電力FWDとモニタ用反射波電力RFLをアナログ出力する場合の高周波回路600の一構成例を示した。一方、図4には、補正後のモニタ用進行波電力FWDとモニタ用反射波電力RFLをデジタル出力する場合の高周波回路600の一構成例を示した。
図3に示すように、本実施形態に係る高周波回路600は、入力端601、入力モニタ用のカプラ602、増幅器603、方向性結合器604、RFパルス出力端605、進行波電力モニタ用出力端606、反射波電力モニタ用出力端607、処理回路610、メモリ620、モニタ用進行波電力FWDを補正するための可変減衰器(アッテネータ(ATT))631、およびモニタ用反射波電力RFLを補正するための可変ATT632を有する。可変ATT631および632は、調整器の一例である。
変調器から入力端61に入力されたRFパルスは、カプラ602を介して処理回路610に入力タイミングをモニタされるとともに、増幅器603により増幅される。増幅されたRFパルスは、進行波として方向性結合器604に入力され、方向性結合器604を介してRFパルス出力端605から出力されて、WBコイル12を介して被検体に印加される。進行波は、方向性結合器604から見た負荷インピーダンスの不整合により、一部が反射される。
方向性結合器604は、増幅器603により増幅されたRFパルスの進行波電力の少なくとも一部(モニタ用進行波電力FWD)を取り出して出力するポートと、反射波電力の少なくとも一部(モニタ用反射波電力RFL)を取り出して出力するポートとを有する。以下の説明では、方向性結合器604の結合度が、負荷インピーダンス50Ω±0Ωに規定される場合の例を示す。なお、モニタ用進行波電力FWDとモニタ用反射波電力RFLは、図3および図4に示すように1つの方向性結合器604によって取り出されてもよいし、それぞれが異なる方向性結合器によって取り出されてもよい。
処理回路610は、メモリ620に記憶されたプログラムを読み出して実行することにより、被検体に印加されるRFパルスの電力を正確にモニタするために、負荷インピーダンスの不整合の度合いに応じてモニタ用進行波電力FWDおよびモニタ用反射波電力RFL(以下適宜、モニタ用電力と総称する)の少なくとも一方を調整する処理を実行するプロセッサである。処理回路610は、第1処理回路の一例である。
メモリ620は、たとえば、RAM(Random Access Memory)、フラッシュメモリ等の半導体メモリ素子、ハードディスク、光ディスク等の、プロセッサにより読み取り可能な記録媒体を含んだ構成を有する。メモリ620は、たとえば、負荷インピーダンスとモニタ用電力の調整度とを関連付けたテーブルなどの各種情報を記憶する。なお、メモリ620に記憶されるこれらの情報は、ネットワークを介してまたは光ディスクなどの可搬型記憶媒体を介して更新されてもよい。
処理回路610のプロセッサは、VSWR検出機能611、位相角検出機能612、および補正機能613を実現する。これらの各機能は、それぞれプログラムの形態でメモリ620に記憶されている。
VSWR検出機能611は、モニタ用進行波電力FWDの振幅およびモニタ用反射波電力RFLの振幅にもとづいて、電圧定在波比(VSWR)を検出する(図5参照)。
位相角検出機能612は、モニタ用反射波電力RFLの位相にもとづいて、負荷の位相角を検出する(図5参照)。
なお、VSWR検出機能611および位相角検出機能612は、カプラ602に入力された信号の振幅にもとづいて、モニタ用進行波電力FWDの振幅とモニタ用反射波電力RFLの振幅、およびモニタ用反射波電力RFLの位相を検出するタイミングを決定するとよい。
補正機能613は、検出したVSWR値と位相角にもとづいて、負荷インピーダンスを求める。VSWR値と位相角は、負荷の状態を反映している。補正機能613は、検出したVSWR値と位相角を用いて計算により負荷インピーダンスを求めてもよいし、VSWR値と、位相角と、負荷インピーダンスとを関連付けたテーブルを用いて負荷インピーダンスを求めてもよい。
また、補正機能613は、求めた負荷インピーダンスにもとづいて、可変ATT631および632の少なくとも一方の減衰度(調整度)を補正する。
より具体的には、補正機能613は、実際にRFパルス出力端605から出力されているRFパルスの電力に応じたモニタ用電力が進行波電力モニタ用出力端606および反射波電力モニタ用出力端607から出力されるように、負荷インピーダンスの規定値50Ωと求めた負荷インピーダンスとの不整合の度合いに応じて、可変ATT631および632の少なくとも一方の調整度を補正する。
このとき、補正機能613は、求めた負荷インピーダンスを用いて計算により可変ATT631および632の少なくとも一方の調整度を求めてもよいし、負荷インピーダンスと調整度とを関連付けたテーブルを用いて調整度を求めてもよいし、求めた負荷インピーダンスと規定値との差を出力する比較器の出力にもとづいて調整度を求めてもよい。
また、モニタ用電力は、デジタル出力されてもよい。この場合、図4に示すように、高周波回路600は、可変ATT631にかえて検波器641および電圧調整器643を、可変ATT632にかえて検波器642および電圧調整器644を、それぞれ備えるとよい。電圧調整器643および644は、調整器の一例である。
この場合、方向性結合器604から出力されたモニタ用進行波電力FWDおよびモニタ用反射波電力RFLは、それぞれ検波器641および642で検波されて直流信号に変換される。そして、補正機能613は、求めた負荷インピーダンスにもとづいて、電圧調整器643および644の少なくとも一方の調整度を補正する。補正後のモニタ用電力をデジタル出力することにより、後段のAD変換処理を省略することができる。
本実施形態に係る高周波回路600によれば、被検体の体格等に応じて変化しうる負荷インピーダンスを、実測することができる。また、負荷インピーダンスの実測値に応じて、方向性結合器604が出力するモニタ用進行波電力FWDおよびモニタ用反射波電力RFLを、可変アッテネータ631および632を用いて補正することができる。このため、負荷インピーダンスが規定値50Ωからずれている場合であっても、正確にRFパルス電力をモニタすることができる。
したがって、被検体に印加されるRFパルスの電力を正確に把握することができ、効率的にRF電力をRFアンプから出力することができる。
また、負荷インピーダンスの不整合を考慮しない場合に比べ、被検体に印加されるRFパルスの電力を正確にモニタすることができる。したがって、大きな電力のRFパルスを短時間に被検体に印加でき、撮像時間を大幅に短縮することができる。
以上説明した少なくとも1つの実施形態によれば、被検体に印加されるRFパルスの電力を正確にモニタすることができる。
なお、上記実施形態において、「プロセッサ」という文言は、たとえば、専用または汎用のCPU(Central Processing Unit)、GPU(Graphics Processing Unit)、または、特定用途向け集積回路(Application Specific Integrated Circuit:ASIC)、プログラマブル論理デバイス(たとえば、単純プログラマブル論理デバイス(Simple Programmable Logic Device:SPLD)、複合プログラマブル論理デバイス(Complex Programmable Logic Device:CPLD)、およびFPGA)等の回路を意味するものとする。プロセッサは、記憶媒体に保存されたプログラムを読み出して実行することにより、各種機能を実現する。
また、処理回路40の機能および処理回路610の機能は、コンソール400の処理回路40のプロセッサなどの単一のプロセッサにより実現されてもよい。
また、上記実施形態では処理回路610の単一のプロセッサが各機能611-613を実現する場合の例について示したが、複数の独立したプロセッサを組み合わせて処理回路を構成し、各プロセッサが各機能を実現してもよい。また、プロセッサが複数設けられる場合、プログラムを記憶する記憶媒体は、プロセッサごとに個別に設けられてもよいし、1つの記憶媒体が全てのプロセッサの機能に対応するプログラムを一括して記憶してもよい。
なお、本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれると同様に、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれるものである。
12 WBコイル
20 RFコイル
33 RF送信器
600 高周波回路
603 増幅器
604 方向性結合器
605 RFパルス出力端
606 進行波電力モニタ用出力端
607 反射波電力モニタ用出力端
610 処理回路
611 VSWR検出機能
612 位相角検出機能
613 補正機能
631、632 可変アッテネータ(調整器)
643、644 電圧調整器(調整器)
FWD モニタ用進行波電力
RFL モニタ用反射波電力

Claims (7)

  1. 進行波の少なくとも一部を出力する第1のポートと、反射波の少なくとも一部を出力する第2のポートと、を有する方向性結合器と、
    前記第2のポートからの出力に基づく前記反射波の位相から負荷の位相角を求め、当該位相角と、前記第1のポートおよび前記第2のポートからの出力に基づく電圧定在波比と、を用いて前記方向性結合器から見た前記負荷側のインピーダンスを求める処理回路と、
    前記処理回路により求められたインピーダンスに基づいて、前記第1のポートおよび前記第2のポートの少なくとも一方からの出力を調整してモニタ用の出力ポートに与える調整器と、
    前記モニタ用の出力ポートであって、前記調整器により少なくとも一方が調整された、前記方向性結合器の前記第1のポートおよび前記第2のポートから出力された前記進行波の電力および前記反射波の電力を、それぞれ外部に出力する2つの電力モニタ用出力ポートと、
    を備え、
    (1)前記調整器は、減衰器を有し、前記処理回路により求められた前記インピーダンスに基づいて、前記第1のポートおよび前記第2のポートの少なくとも一方からの出力の減衰度を調整してアナログ出力し、
    前記2つの電力モニタ用出力ポートは、前記調整器により少なくとも一方が調整された前記進行波の電力と前記反射波の電力とを、それぞれアナログで外部に出力する、
    または、
    (2)前記調整器は、電圧調整器を有し、前記処理回路により求められた前記インピーダンスに基づいて、前記第1のポートおよび前記第2のポートの少なくとも一方からの出力の電圧を調整してデジタル出力し、
    前記2つの電力モニタ用出力ポートは、前記調整器により少なくとも一方が調整された前記進行波の電力と前記反射波の電力とを、それぞれデジタルで外部に出力する、
    高周波回路。
  2. 前記処理回路は、
    求めた前記インピーダンスと前記調整器による調整度とを関連付けたテーブルに基づいて、求めた前記インピーダンスに基づいて前記調整器の調整度を調整する、
    請求項1記載の高周波回路。
  3. 前記処理回路は、
    前記処理回路により求められた前記インピーダンスと前記負荷側のインピーダンスの規定値との差を出力する比較器の出力に基づいて、前記調整器の調整度を調整する、
    請求項1記載の高周波回路。
  4. 高周波信号を増幅して出力し、この増幅した高周波信号を前記進行波として前記方向性結合器に入力する高周波増幅器、
    をさらに備えた、
    請求項1ないし3のいずれか1項に記載の高周波回路。
  5. 増幅器において増幅された高周波信号に基づいて、RFパルスを被検体に印加するRFコイルと、
    前記増幅器と前記RFコイルとの間に設けられた方向性結合器であって、前記増幅器側から入力される進行波の少なくとも一部を第1のポートから出力し、反射波の少なくとも一部を第2のポートから出力する方向性結合器と、
    前記第2のポートからの出力に基づく前記反射波の位相から負荷の位相角を求め、当該位相角と、前記第1のポートおよび前記第2のポートからの出力に基づく電圧定在波比と、を用いて前記方向性結合器から見た前記負荷側のインピーダンスを求める第1処理回路と、
    前記第1処理回路により求められたインピーダンスに基づいて、前記第1のポートおよび前記第2のポートの少なくとも一方からの出力を調整してモニタ用の出力ポートに与える調整器と、
    前記調整器の出力に基づいて、SAR(Specific Absorption Rate)を求める第2処理回路と、
    前記モニタ用の出力ポートであって、前記調整器により少なくとも一方が調整された、前記方向性結合器の前記第1のポートおよび前記第2のポートから出力された前記進行波の電力および前記反射波の電力を、それぞれ外部に出力する2つの電力モニタ用出力ポートと、
    を備え、
    (1)前記調整器は、減衰器を有し、前記第1処理回路により求められた前記インピーダンスに基づいて、前記第1のポートおよび前記第2のポートの少なくとも一方からの出力の減衰度を調整してアナログ出力し、
    前記2つの電力モニタ用出力ポートは、前記調整器により少なくとも一方が調整された前記進行波の電力と前記反射波の電力とを、それぞれアナログで外部に出力する、
    または、
    (2)前記調整器は、電圧調整器を有し、前記第1処理回路により求められた前記インピーダンスに基づいて、前記第1のポートおよび前記第2のポートの少なくとも一方からの出力の電圧を調整してデジタル出力し、
    前記2つの電力モニタ用出力ポートは、前記調整器により少なくとも一方が調整された前記進行波の電力と前記反射波の電力とを、それぞれデジタルで外部に出力する、
    磁気共鳴イメージング装置
  6. 進行波の少なくとも一部を出力する第1のポートと、反射波の少なくとも一部を出力する第2のポートと、を有する方向性結合器の、前記第2のポートからの出力に基づく前記反射波の位相から負荷の位相角を求め、当該位相角と、前記第1のポートおよび前記第2のポートからの出力に基づく電圧定在波比と、を用いて、前記方向性結合器から見た前記負荷側のインピーダンスを求めるステップと、
    求められた前記インピーダンスに基づいて、前記第1のポートおよび前記第2のポートの少なくとも一方からの出力を調整するステップと、
    前記少なくとも一方が調整された、前記方向性結合器の前記第1のポートおよび前記第2のポートから出力された前記進行波の電力および前記反射波の電力を、2つの電力モニタ用出力ポートから外部に出力するステップと、
    を有し、
    (1)前記第1のポートおよび前記第2のポートの少なくとも一方からの出力を調整するステップは、前記求められた前記インピーダンスに基づいて、前記第1のポートおよび前記第2のポートの少なくとも一方からの出力の減衰度を減衰器を用いて調整してアナログ出力するステップを含み、
    前記2つの電力モニタ用出力ポートから外部に出力するステップは、
    前記少なくとも一方が調整された前記進行波の電力と前記反射波の電力とを、それぞれアナログで外部に出力するステップを含む、
    または、
    (2)前記第1のポートおよび前記第2のポートの少なくとも一方からの出力を調整するステップは、前記求められた前記インピーダンスに基づいて、前記第1のポートおよび前記第2のポートの少なくとも一方からの出力の電圧を電圧調整器を用いて調整してデジタル出力するステップを含み、
    前記2つの電力モニタ用出力ポートから外部に出力するステップは、
    前記少なくとも一方が調整された前記進行波の電力と前記反射波の電力とを、それぞれデジタルで外部に出力するステップを含む、
    RFパルス電力モニタ方法
  7. 少なくとも一方が調整された前記第1のポートおよび前記第2のポートの出力に基づいて、SAR(Specific Absorption Rate)を求めるステップ、
    をさらに有する請求項6記載のRFパルス電力モニタ方法。
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