JP7622676B2 - Electrical device and manufacturing method for electrical device - Google Patents
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Description
この明細書の開示は、電気機器、および、電気機器の製造方法に関する。 TECHNICAL FIELD This disclosure relates to electrical devices and methods of manufacturing electrical devices.
特許文献1は、光ディスクドライブの振動吸収ダンパを開示する。ゴム製の振動吸収ダンパは、係止部を有する係止突起を備えている。フレームは、係止突起が挿入される貫通孔を備えている。振動吸収ダンパは、フレームに結合されている。
特許文献2は、ワイヤ製のダンパを開示している。ワイヤ製のダンパは、係止突起(12)を有している。先行技術文献の記載内容は、この明細書における技術的要素の説明として、参照により援用される。
特許文献1のゴム製の係止突起、または、特許文献2のワイヤ製の係止突起は、無視できない体積、および、無視できない重量のゴムを必要とする。また、ゴム製の振動吸収ダンパは、その材料に起因して、適用対象、用途などが制限される場合がある。加えて、別の観点では、係止突起は、それが係止される部材に応力を生じる。上述の観点において、または言及されていない他の観点において、ダンパ、電気機器、および、電気機器の製造方法にはさらなる改良が求められている。
The rubber locking protrusions of
開示されるひとつの目的は、規定の位置に予備的に固定することができる線材製のダンパを備える電気機器、および、電気機器の製造方法を提供することである。 One disclosed object is to provide an electric device having a wire damper that can be pre-fixed in a specified position, and a method for manufacturing the electric device.
ここに開示された電気機器は、電気的な要素を含み衝撃から保護されるべき部品(2)と、部品を収容するケース(3)と、可撓性を有する線材(42)の集合体によって所定形状に成形されているブロック体(40)、および、線材により提供されており、ブロック体から延び出しており、可撓性を有する線材片(50)を備えるダンパであって、部品とケースとの間にブロック体が配置されることにより衝撃の伝搬を緩和するダンパ(30)とを備え、部品、および/または、ケースは、線材片と連結されることによってブロック体を少なくとも予備的に固定する固定部(60)を備える。 The electrical equipment disclosed herein comprises a part (2) including an electrical element and to be protected from impact, a case (3) for housing the part, a block body (40) formed into a predetermined shape by an assembly of flexible wire (42), and a damper (30) provided by wire and including a flexible piece of wire (50) extending from the block body, the block body being disposed between the part and the case to reduce the propagation of impact, and the part and/or the case are provided with a fixing portion (60) for at least preliminarily fixing the block body by being connected to the piece of wire.
開示される電気機器によると、ブロック体は、線材片によって、部品、および/または、ケースに予備的に固定される。ブロック体が予備的に固定されることにより、ブロック体の脱落が抑制される。さらに、線材片と、部品、および/または、ケースとの連結は、部品、および/または、ケースに発生する応力を抑制する。 According to the disclosed electrical device, the block body is preliminarily fixed to the component and/or case by the wire piece. Preliminarily fixing the block body prevents the block body from falling off. Furthermore, the connection between the wire piece and the component and/or case prevents stress from occurring in the component and/or case.
ここに開示された電気機器の製造方法は、可撓性を有する線材(42)を所定形状に集合させることによりブロック体(40)を成形し、ブロック体を成形する工程において、または、ブロック体を成形する工程の後において、ブロック体から延び出すように可撓性を有する線材片を形成し、電気的な要素を含み衝撃から保護されるべき部品(2)、および/または、この部品を収容するケース(3)に設けられた固定部(60)と、線材片とを連結することによってブロック体を少なくとも予備的に固定し、ブロック体を予備的に固定した後に、ブロック体を最終的に固定する。 The method of manufacturing an electrical device disclosed herein comprises forming a block body (40) by assembling flexible wires (42) into a predetermined shape, forming flexible wire pieces extending from the block body during or after the process of forming the block body, and at least preliminarily fixing the block body by connecting the wire pieces to a fixing portion (60) provided on a part (2) that includes an electrical element and should be protected from shock and/or a case (3) that houses the part, and finally fixing the block body after the preliminarily fixing the block body.
開示される電気機器の製造方法によると、ブロック体は、線材片によって、部品、および/または、ケースに予備的に固定される。この結果、ブロック体が予備的に固定された後は、ブロック体の脱落が抑制される。ブロック体の脱落防止は、ブロック体が最終的に固定されるまでの製造方法において提供される。さらに、線材片と、部品、および/または、ケースとの連結は、部品、および/または、ケースに発生する応力を抑制する。 According to the disclosed manufacturing method for electrical equipment, the block body is preliminarily fixed to the component and/or case by the wire piece. As a result, after the block body is preliminarily fixed, the block body is prevented from falling off. Prevention of the block body from falling off is provided in the manufacturing method until the block body is finally fixed. Furthermore, the connection between the wire piece and the component and/or case suppresses stress generated in the component and/or case.
この明細書において開示された複数の形態は、それぞれの目的を達成するために、互いに異なる技術的手段を採用する。請求の範囲およびこの項に記載した括弧内の符号は、後述する実施形態の部分との対応関係を例示的に示すものであって、技術的範囲を限定することを意図するものではない。この明細書に開示される目的、特徴、および効果は、後続の詳細な説明、および添付の図面を参照することによってより明確になる。 The various embodiments disclosed in this specification employ different technical means to achieve their respective objectives. The claims and the reference characters in parentheses in this section are illustrative of the corresponding relationships with the embodiments described below, and are not intended to limit the technical scope. The objectives, features, and advantages disclosed in this specification will become clearer with reference to the detailed description that follows and the accompanying drawings.
複数の実施形態が、図面を参照しながら説明される。複数の実施形態において、機能的に、および/または、構造的に、対応する部分、および/または、関連付けられる部分には、同一の参照符号、または百以上の位が異なる参照符号が付される場合がある。対応する部分、および/または、関連付けられる部分については、他の実施形態の説明を参照することができる。 Several embodiments will be described with reference to the drawings. In several embodiments, functionally and/or structurally corresponding and/or associated parts may be given the same reference numerals or reference numerals that differ in the hundredth or higher digit. For corresponding and/or associated parts, the description of other embodiments may be referred to.
第1実施形態
構造
図1において、電気機器1の分解斜視図が図示されている。以下の説明では、X軸方向を幅方向、Y軸方向を奥行き方向、Z軸方向を厚さ方向と呼ぶ場合がある。Z軸方向は、分解方向、または、軸方向とも呼ぶ場合がある。電気機器1は、扁平な箱状の外形を有する。電気機器1は、図中のX-Y平面に沿って主要な平面が広がっている。
First embodiment Structure In Fig. 1, an exploded perspective view of an
電気機器1は、制御装置を提供する電気回路機器である。電気機器1は、例えば、電子制御装置(ECU:Electronic Control Unit)とも呼ばれる場合がある。電気機器1の一例は、少なくともひとつのプロセッサ(ハードウェアプロセッサ)を含むコンピュータである。この場合、電気機器1は、制御装置とも呼ばれる。電気機器1の他の一例は、リレー回路、ブレーカ回路、インバータ回路といった回路部品である。電気機器1のさらに他の一例は、電池である。
The
電気機器1は、車両用の制御装置を提供している。ここで、車両の語は、広義に解釈されるべきである。車両の語は、地上を移動する車、水上を移動する船舶、空中を移動する航空機、または、それらの複合的な移動体を含む場合がある。なお、電気機器1の用途は、車両のような移動体に限られない。電気機器1は、発電機、空調機器、照明機器、揚水機のような定置型、または、可搬型の機器を提供する場合がある。
The
電気機器1は、部品2と、ケース3とを備える。部品2は、衝撃から保護されるべき部品である。ここで、衝撃には、(i)熱的な膨張、収縮に伴う力、(ii)組付けに伴う歪から受ける力、(iii)外部、または内部からの機械的な振動に伴う力などが含まれる。衝撃は、部品2に作用することによって、はんだや素子そのものに破壊、または、不具合を生じさせるおそれがある力を想定している。部品2は、ひとつの電気的な要素、または、複数の電気的な要素を含む複合的な電気的な部品である。部品2は、例えば、複数の電気的な要素と、それら要素を搭載している回路基板とを含む場合がある。また、部品2は、容器の中に収容されたリレー等の電気的かつ機械的な要素である場合がある。
The
ケース3は、部品2を収容している。ケース3は、部品2を保護する保護ケースとも呼ばれる。ケース3は、樹脂、または、金属によって提供されている。この実施形態では、ケース3は、導電性を有している。ケース3は、金属製である。ケース3は、第1ケース4と、第2ケース5とを備える。第1ケース4は、ダイカスト製法によって形成されたアルミニウム製の部材である。第2ケース5は、板金製法によって形成された鉄板製の部材である。
The
第1ケース4と、第2ケース5とは、それらの間に、部品2を収容するための容積を区画する。第1ケース4は、この容積を提供するために、凹部を有している。第2ケース5は、第1ケース4に対する蓋部材を提供している。第1ケース4は、カップ部材とも呼ばれる。第2ケース5は、カバー部材とも呼ばれる。
The
ケース3は、少なくともひとつの締結機構6を備える。締結機構6は、第1ケース4と第2ケース5とを連結し、固定する。締結機構6は、第1ケース4と第2ケース5との間に所定の容積を形成するように第1ケース4と第2ケース5とを互いに締め付ける。所定の容積は、部品2を収容する。ケース3は、ひとつの締結機構6、または、複数の締結機構6を備える。
The
締結機構6は、ネジ機構、スナップフィット機構、バヨネットロック機構、接着固定機構、溶着固定機構など多様な機構によって提供することができる。この実施形態では、締結機構6は、ネジ機構によって提供されている。締結機構6は、ネジ7を備える。ネジ7は、大径頭部を備える。ネジ7は、ワッシャ、および、スプリングワッシャなどの少なくともひとつを含む場合がある。締結機構6は、ネジ7によって締め付けられる第1シート部8と第2シート部9とを備える。第1シート部8は、第1ケース4の外縁に環状に設けられている。第2シート部9は、第2ケース5の外縁に環状に設けられている。第2シート部9は、ネジ7の大径頭部によって押さえられる部分である。第2シート部9は、第2ケース5に形成された貫通穴、または、切欠溝の縁によって提供されている。第1シート部8と第2シート部9との間には、第1ケース4と第2ケース5との間をシールするシール部材が配置される場合がある。シール部材は、接着剤、ガスケットなどによって提供することができる。締結機構6は、ネジ穴10を備える。ネジ穴10は、ネジ7を受け入れ、ネジ7がねじ込まれることによりネジ7と螺合する。ネジ穴10は、第1ケース4に配置されている。第1ケース4は、ひとつ、または、複数のネジ穴10を有する。
The
電気機器1の製造方法においてケース3を閉じる工程が実行される。この工程では、まず、第1ケース4と第2ケース5とが所定の位置関係に配置される。次に、ネジ7が、第2ケース5の貫通穴、または、切欠溝に配置される。さらに、ネジ7が、ネジ穴10に締め込まれる。この結果、ネジ7は、第1シート部8と第2シート部9とを互いに接近させ、互いに締め付ける。この結果、第1ケース4と第2ケース5とが固定され、ケース3が形成される。
In the manufacturing method of the
図示の実施形態に代えて、代替的に、ネジ穴10を第2ケース5に設け、第2シート部9を第1ケース4に設けてもよい。また、ネジ穴10は、別体のナットによって提供されてもよい。この場合、ネジ穴10は、貫通穴、または、切欠溝と、ナットとによって代替される。
In place of the illustrated embodiment, the
第1ケース4は、その内部に凹部11を形成している。凹部11は、部品2を収容するための容積を提供している。第1ケース4は、浅い皿状である。第1ケース4は、少なくとも内面に、複数の段部を内面に有する多段の筒状内壁面を有する。
The
第1ケース4は、部品2のための電気的な接続部材を配置するための開口12を有する。開口12は、第1ケース4を貫通する貫通穴として凹部11の底面に形成されている。開口12は、後述のコネクタを配置するために利用される。代替的に、開口12は、第1ケース4と第2ケース5との合わせ面に形成されてもよい。また、開口12は、第2ケース5に形成されてもよい。
The
第1ケース4は、部品2が固定される固定面13を備える。固定面13は、第1シート部8より内側に位置している。固定面13は、第1シート部8と開口12との間に位置している。この実施形態では、固定面13は、第1ケース4の内面の多段筒のひとつの段部によって提供されている。固定面13には、後述の締結機構26を提供するネジ穴14が形成されている。第1ケース4は、ひとつ、または、複数のネジ穴14を有する。
The
この実施形態では、部品2は、回路ユニット20とも呼ばれる。回路ユニット20は、複数の電気的な要素21、22、23、24、25を備えている。回路ユニット20は、回路基板21と、この回路基板21に搭載された複数の電気的な要素22、23、24、25とを備えている。複数の電気的な要素22、23、24、25は、回路基板21の外面に配置されている。複数の電気的な要素22、23、24、25は、回路基板21の両面に分散的に配置されている。回路基板21と、複数の電気的な要素22、23、24、25とは、はんだによって電気的に接続されている。
In this embodiment, the
回路基板21は、絶縁性の材料を主材料として、内部および表面に電気回路としての配線を有している。主材料は、樹脂、または、セラミックなどによって提供されている。配線は、導体膜によって提供されている。導体膜は、例えば、銅箔によって提供されている。回路基板21は、プリント基板とも呼ばれる。回路基板21は、図示の例では、四辺形である。回路基板21は、板状である。
The
回路基板21は、第1面21aと、第2面21bとを有する。第1面21aと、第2面21bとは、互いに反対面である。第1面21aおよび第2面21bの少なくとも一方は、電気的な要素を搭載するための搭載面を提供している。図示の実施形態では、第1面21aと第2面21bとは、両方が電気的な要素を搭載するための搭載面を提供している。回路基板21は、両面基板とも呼ばれる。なお、第1面21aと第2面21bとは、便宜的な名称であって、それぞれは、表面と裏面、または、コネクタ面と反対面などと呼ばれてもよい。
The
回路基板21は、第1面21aに、複数の電気的な要素22、25を備える。回路基板21は、第2面21bに、複数の電気的な要素23、24を備える。要素22、23は、能動素子、または、受動素子である。要素24は、電気的な多電極コネクタである。要素24は、回路基板21が規定の位置に位置づけられた状態において、開口12内に位置づけられる。要素24は、電気機器1と外部機器EXとを接続するために利用される。要素25は、要素24を回路基板21に電気的に接続し、機械的に固定するための複数の電極を含む。要素25は、電極群とも呼ばれる。
The
電気機器1は、少なくともひとつの締結機構26を備える。締結機構26は、部品2とケース3とを連結し、固定する。具体的には、締結機構26は、部品2と第1ケース4とを連結し、固定する。締結機構26は、ケース3の所定の容積に、部品2を収容するように部品2と第1ケース4とを互いに締め付ける。電気機器1は、ひとつの締結機構26、または、複数の締結機構26を備える。
The
締結機構26は、ネジ機構、スナップフィット機構、バヨネットロック機構、接着固定機構、溶着固定機構など多様な機構によって提供することができる。この実施形態では、締結機構26は、ネジ機構によって提供されている。
The
締結機構26は、第1締結部材としてのネジ27を備える。ネジ27は大径頭部を備える。ネジ27は、ワッシャ、および、スプリングワッシャなどの少なくともひとつを大径頭部に含む場合がある。締結機構26は、ネジ27によって回路基板21の一部を第1ケース4の固定面13に締め付ける。回路基板21は、ネジ27の大径頭部によって押さえられる部分を有する。この部分は、回路基板21に形成された貫通穴28、または、切欠溝の縁によって提供されている。
The
締結機構26は、ネジ穴14を備える。ネジ穴14は、第1ケース4に配置されている。第1ケース4は、ネジ27と対をなす第2締結部材を提供する。第2締結部材は、第1ケース4とは別体のナットによって提供されてもよい。ネジ穴14は、ネジ27を受け入れ、ネジ27がねじ込まれることによりネジ27と螺合する。ネジ27とネジ穴14とが螺合することによりネジ27は、第1ケース4と結合し、第1ケース4の一部となる。第1ケース4は、ひとつ、または、複数のネジ穴14を有する。なお、部品2と第1ケース4との間には、後述のダンパ素子30が配置されている。
The
電気機器1の製造方法において部品2とケース3とを連結する工程が実行される。この工程では、まず、部品2と第1ケース4とが所定の位置関係に配置される。次に、ネジ27が、回路基板21の貫通穴28、または、切欠溝に配置される。さらに、ネジ27が、ネジ穴14に締め込まれる。この結果、ネジ27は、回路基板21と第1ケース4とを互いに接近させ、互いに締め付ける。この結果、第1ケース4に部品2が固定される。この工程において、部品2と第1ケース4との間には、後述のダンパ素子30が配置されている。ダンパ素子30は、締結機構26によって部品2とケース3とが締め付けられることにより、部品2とケース3との間に挟まれる。これにより、ダンパ素子30は、部品2とケース3との間に最終的に移動不可能な状態に固定される。ダンパ素子30は、締結機構26によって、わずかに移動可能な予備的な固定状態から、最終的な位置において移動不可能な最終的な固定状態に移行する。
In the manufacturing method of the
図示の実施形態に代えて、代替的に、ネジ穴14を回路基板21に設け、貫通穴28を第1ケース4に設けてもよい。また、ネジ穴14は、別体のナットによって提供されてもよい。この場合、ネジ穴14は、貫通穴、または、切欠溝と、ナットとによって代替される。
In place of the illustrated embodiment, the screw holes 14 may alternatively be provided in the
電気機器1は、少なくともひとつのダンパ素子30を備える。ダンパ素子30は、部品2とケース3との間に配置されている。ダンパ素子30は、部品2とケース3との間の衝撃伝搬経路に介入するように配置されている。電気機器1は、ひとつのダンパ素子30、または、複数のダンパ素子30を備える。図示の実施形態では、電気機器1は、締結機構26の数と対応する数のダンパ素子30を備える。
The
ダンパ素子30は、部品2とケース3との間における衝撃の伝搬を抑制する。ダンパ素子30は、ケース3から部品2への衝撃の伝搬を抑制する。ダンパ素子30は、部品2からケース3への衝撃の伝搬を抑制する。一例では、ダンパ素子30は、ケース3に加えられた外部衝撃から、回路ユニット20を保護する。ダンパ素子30は、回路ユニット20に含まれる少なくともひとつの電気的な要素を衝撃から保護する。ダンパ素子30は、部品2に所属する部品として解することができる。代替的に、ダンパ素子30は、ケース3に所属する部品として解される場合がある。この実施形態では、ダンパ素子30は、部品2に所属し、回路ユニット20に所属している。
The
電気機器1の製造方法において部品2とケース3との間にダンパ素子30を配置し、固定する工程が実行される。この工程では、まず、部品2およびケース3の少なくともいずれか一方にダンパ素子30が予備的に固定される。この実施形態では、ダンパ素子30は、部品2に所属する要素のひとつとして回路基板21に予備的に固定される。代替的に、ダンパ素子30は第1ケース4に予備的に固定されてもよい。代替的に、ダンパ素子30は、回路基板21と第1ケース4との両方に予備的に固定されてもよい。ここで、予備的固定の語は、後続の完成状態における本固定に先立ってダンパを所定位置に位置づけることを意味している。予備的な固定状態にあるダンパ素子30は、許容範囲内において移動可能である。予備的な固定は、仮留め、または、中間段階固定とも呼ばれる。
In the manufacturing method of the
電気機器1の製造方法において、ダンパ素子30を予備的に固定した後に、ネジ27が、回路基板21の貫通穴28、または、切欠溝に配置される。さらに、ネジ27が、ネジ穴14に締め込まれる。この工程において、部品2と第1ケース4との間には、後述のダンパ素子30が配置されている。ダンパ素子30は、締結機構26によって締め付けられる。この結果、ネジ27は、回路基板21とダンパ素子30と第1ケース4とを互いに接近させ、互いに締め付ける。この結果、ダンパ素子30を介して、第1ケース4に部品2が固定される。締結機構26の締め付け工程が完了した状態において、ダンパ素子30は、完成状態における本固定状態に到達する。
In the manufacturing method of the
図2において、締結機構26は、ネジ27を備える。ネジ27は、中心軸AXを有する。ネジ27は、第1ケース4にねじ込まれている。ネジ27と第1ケース4との間には、ダンパ素子30と回路基板21とが配置されている。ダンパ素子30は、中心軸AXのまわりに配置されている。ダンパ素子30と回路基板21とは、ネジ27の拡大頭部27aと、第1ケース4との間に圧縮状態で保持されている。ダンパ素子30と回路基板21とは、ネジ27の拡大頭部27aと、第1ケース4との間において移動しないように固定されている。
In FIG. 2, the
ダンパ素子30は、第1ダンパ素子31と、第2ダンパ素子32とを備える。第1ダンパ素子31は、拡大頭部27aと回路基板21との間に配置されている。第2ダンパ素子32は、回路基板21と第1ケース4との間に配置されている。この実施形態では、部品2は、電気的な要素を搭載し、ケース3内に固定される回路基板21である。ダンパ素子30は回路基板21の両面に配置されている。
The
仮想的に、ケース3から部品2への衝撃の伝搬を考える。この場合、第1ケース4から、ネジ27を経由して、拡大頭部27aから回路基板21の第1面21aへ到達する第1の伝播経路と、第1ケース4から回路基板21の第2面21bへ到達する第2の伝搬経路とを考えることができる。第1ダンパ素子31は、第1の衝撃伝搬経路に配置されている。第2ダンパ素子32は、第2の衝撃伝搬経路に配置されている。言い換えると、複数のダンパ素子31、32のそれぞれは、複数の衝撃伝搬経路のそれぞれに配置されている。ダンパ素子30は、複数の衝撃伝搬経路の少なくともひとつに配置される場合がある。
Consider the propagation of an impact from the
複数のダンパ素子31、32のそれぞれは、ブロック体40によって提供されている。ブロック体40は、ネジ27を囲む筒状である。この実施形態では、ブロック体40は、環状の円筒体である。実施形態のブロック体40は、貫通穴40aによって特徴付けられている。代替的に、ブロック体40は、直方体、または、C字状などの不完全な環状体によって提供されてもよい。いずれの構成においても、ブロック体40は、衝撃の伝搬経路に介在されている。よって、ダンパ素子30は、部品2とケース3との間にブロック体40が配置されることにより衝撃の伝搬を緩和する。
Each of the
ブロック体40は、拡大頭部27aと、回路基板21との両方に接触している。ダンパ素子32を提供する筒状のブロック体40は、回路基板21と、第1ケース4との両方に接触している。図示においては、ブロック体40とネジ27との間には径方向の隙間が形成されている。代替的に、ブロック体40は、周方向の一部分、および/または、軸方向の一部分において、ネジ27に接触している場合がある。代替的に、ブロック体40は、周方向の全体、および/または、軸方向の全体において、ネジ27に接触していてもよい。
The
図3において、ブロック体40を形成する素材41が図示されている。素材41は、線材42を含む。ブロック体40は、中間的な形態として素材41の形態を経由して、所定形状に成形されている。よって、ブロック体40は、線材42の集合体によって所定形状に成形されている。
In FIG. 3, the
線材42および素材41は、ブロック体40の母材とも呼ばれる。線材42は、可撓性を有する。線材42は、作業者がツールを用いることなく手作業で変形させることができる程度の可撓性を有している。線材42の物理的、機械的な性質は、粘弾性とも呼ぶことができる。この観点において、線材42は、粘弾性材料により提供されている。線材42は、弾性変形可能である。線材42は、塑性変形、および、弾性変形可能な材料である。線材42の性質を特定する諸元は、ダンパ素子30として求められる衝撃吸収性能が実現されるように選定される。諸元は、例えば、材料、線径などを含む。線材42は、異なる性質をもつ複数の線材42を含む場合がある。
The
ブロック体40は、素材41を所定の立体形状に圧縮成形することによって成形された成形体である。よって、ブロック体40においては、線材42は、図3に図示される規則的な形状のみで存在することなく、不規則な形状部分も含んで存在している。言い換えると、ブロック体40の内部において線材42は複雑にからみあって配置されている。ブロック体40において、線材42は、塑性変形されており、その塑性変形後の形状によって、ブロック体40としての形状を維持している。ブロック体40の内部において線材42は弾性的に変形可能である。ブロック体40の内部において線材42は、こすれながらわずかに移動可能である。
The
ブロック体40は、1本の連続した線材42、または、複数の線材42を含む。この実施形態では、ブロック体40は、1本の連続体である線材42によって提供されている。この場合、ブロック体40は、線材42の細片を生成し難いという利点を提供する。素材41は、線材製の網として把握することができる。網は、線材のループを繰り返す編み(Knitting)によって形成される場合がある。網は、経線と緯線とに対応する線材を含む織り(Weaving)によって形成される場合がある。
The
線材42は、金属製、または、樹脂製である。線材42は、金属製の線材、および/または、樹脂製の線材を含む場合がある。ブロック体40に含まれる線材42は、金属製の線材だけを含む場合がある。ブロック体40に含まれる線材42は、樹脂製の線材だけを含む場合がある。ブロック体40に含まれる線材42は、金属製の線材と、樹脂製の線材との両方を含む場合がある。
The
この実施形態では、線材42は、金属製である。金属は、銅、ステンレス、鉄などを用いることができる。素材41は、編み込まれた金属ワイヤの網(Knitted metal wire mesh)である。編み込まれた金属ワイヤの網は、金属ワイヤの切断端が少ないか、または、一対の切断端だけを有する。編み込まれた金属ワイヤの網は、金属片を生成し難いという利点を提供する。ブロック体40は、編み込まれた金属ワイヤの網製である。
In this embodiment, the
線材42が樹脂製の線材を含む場合、電気機器1の製造方法において加えられる熱に耐えうる材料が選定される。例えば、後述のはんだリフロー工程においても、必要な材料の特性が維持される耐熱性の粘弾性材料が選定される。例えば、テフロン(登録商標)系などの耐熱性樹脂が選定される。
If the
図3には、後述のループ51の一例が図示されている。ループ51は、ブロック体40から延び出す線材片50とも呼ぶことができる。線材片50は、ブロック体40を圧縮成形した後に、線材42の一部をブロック体40から引き出すことにより製造することができる。代替的に、素材41の状態において線材片50を引き出し、ブロック体40を圧縮成形してもよい。代替的に、線材片50は、素材41を編み込む工程において引き出されていてもよい。
Figure 3 shows an example of a loop 51, which will be described later. The loop 51 can also be called a
図2に戻り、ダンパ素子30、すなわち複数のダンパ素子31、32のそれぞれは、少なくともひとつの線材片50を有する。線材片50は、線材42により提供されている。線材片50は、ブロック体40から延び出している。線材片50は、ブロック体40からブロック体40の外部へ突出している。線材片50は、可撓性を有している。線材片50は、作業者がツールを用いることなく手作業で変形させることができる程度の可撓性を有している。
Returning to FIG. 2, the
ひとつのダンパ素子30が複数の線材片50を備える場合、複数の線材片50は、ブロック体40に対して等間隔に配置される場合がある。例えば、n個の線材片50は、筒状のブロック体40に対して360/n度間隔の回転対称の位置関係に配置される場合がある。等間隔に配置された線材片50は、ブロック体40を安定的に固定することを可能とする。
When one
この実施形態では、線材片50は、ループ51によって提供されている。ループ51は、閉ループ、または、開ループを含む。閉ループは、線材42の切断端を含まない。開ループは、線材42の切断端を含む。代替的に、開ループは、曲げられた閉ループによって提供される場合がある。この場合、開ループは、線材42の切断端を伴うことなく提供される場合がある。
In this embodiment, the
線材片50は、少なくとも1本の線材42が形成するループ51によって提供されている。この実施形態のループ51は、連続する1本の線材42を含む。ループ51において、連続する1本の線材42は、ブロック体40から延び出し、ループ51を経由した後に、再びブロック体40に戻っている。線材片50は、2本以上の線材42を含む場合がある。線材片50における線材42の本数は、ブロック体40よりも明らかに変形しやすい柔らかさを線材片50に与える本数である。例えば、ブロック体40は、作業者が人力だけでツールなしでは変形させることが困難な程度の硬さを提供している。一方で、線材片50は、作業者がツールなしで手作業で変形させることができるほどの柔軟さを有している。線材片50における線材42の本数は、1本以上であって、数十本以下の数である。
The
線材片50としてのループ51は、後述の予備的な固定に必要な弾性力を発揮するために、少なくともひとつの曲げ部を有している。図示の例では、長円状のループ51は、その端部に曲線状に曲げられた曲げ部を有している。曲げ部は、その曲げ角度を弾性的に変化させることができる。
The loop 51 as the
線材片50は、線材42に起因する可撓性を有している。線材片50は、後述の脱落防止機能を実現する程度に、その形状を維持できる。線材片50は、意図的に形状を変化させる場合には、比較的容易にその形状を変化させることができる程度の可撓性を有する。ひとつの目安においては、線材片50は、作業者がツールを用いることなく手作業で変形させることができる程度の可撓性を有している。例えば、線材片50の可撓性は、後述の予備的固定工程によってブロック体40が予備的に固定された後であっても、ブロック体40のわずかな移動を許容する。例えば、ネジ27が貫通穴41aと貫通穴28との両方を貫通することができるようにブロック体40が回路基板21の表面上を移動することを許容する。また、ブロック体40が回路基板21と完全に固定された状態において、熱的な膨張収縮があっても、ブロック体40と回路基板21とが所定の位置関係を維持することを許容する。ループ51も線材片50としての可撓性を有している。
The
線材片50は、ブロック体40を、ブロック体40が接触している部材に予備的に固定するために利用されている。図示の例では、線材片50は、ブロック体40を部品2に所属する回路基板21に予備的に固定するために利用されている。代替的に、線材片50は、ブロック体40をケース3に所属する第1ケース4、または、ネジ27に予備的に固定するために利用されてもよい。
The
ブロック体40は、ひとつのループ51、または、複数のループ51を有する。複数のループ51が設けられる場合、それらは、互いに異なる形状、または、相似形である。図示される実施形態では、ブロック体40は、複数のループ51を備える。複数のループ51は、ブロック体40の外表面における離れた2位置から延び出している。図示においては、中心軸AXを通る対角線上に位置するブロック体40の2つの対角位置から、2つのループ51が延び出している。この結果、複数のループ51は、ブロック体40の表面において互いに離れて配置されている。この構成は、ブロック体40を安定的に固定できる利点を提供する。
The
ブロック体40が接触している部材は、固定部60を有する。固定部60は、線材片50に連結されることによりブロック体40を予備的に固定する。ここで、機械的な関係の語は、部材と部材との接触による摩擦関係、目視可能な係合部を伴う係合関係、金属または樹脂による接着関係などを含む。図示の実施形態では、回路基板21が固定部60を備える。固定部60は、ブロック体40が接触している部材のひとつであるネジ27、または、第1ケース4に設けられていてもよい。よって、部品2、および/または、ケース3は、線材片50と連結されることによってブロック体40を少なくとも予備的に固定する固定部60を備える。
The member with which the
固定部60は、回路基板21の第1面21aに開口するように形成された穴61によって提供されている。穴61は、円形断面、矩形断面、スリット状断面など多様な断面形状を有することができる。穴61は、線材片50を受け入れることができる深さを有する。図示の例では、穴61は、回路基板21を第1面21aから第2面21bへ貫通し、両方の面において開口を提供する貫通穴によって提供されている。代替的に、穴61は、回路基板21を貫通しない有底穴によって提供されてもよい。
The fixing
回路基板21は、複数のループ51の位置に対応する位置に複数の穴61を有する。この実施形態では、中心軸AXを通る対角線上に位置する2つの対角位置に穴61が開口している。
The
ループ51は、穴61の内部に位置づけられている。ループ51は、穴61の内壁の一部に部分的に接触する。さらに、ループ51は、自らの弾性によって穴61の内壁に押し付けられる。この結果、ループ51と穴61とは、摩擦的関係を生み出し、ループ51は、穴61の内部に予備的に固定される。言い換えると、ブロック体40が回路基板21の上に予備的に固定される。対角上に位置する複数のループ51と複数の穴61とは、ブロック体40を安定的に固定するために貢献する。
The loop 51 is positioned inside the hole 61. The loop 51 is in partial contact with a part of the inner wall of the hole 61. Furthermore, the loop 51 is pressed against the inner wall of the hole 61 by its own elasticity. As a result, a frictional relationship is created between the loop 51 and the hole 61, and the loop 51 is preliminarily fixed inside the hole 61. In other words, the
図4において、電気機器1の製造方法の中間段階におけるダンパ素子30と回路基板21との位置関係が図示されている。図2は、図4のII-II線における中心軸AXを通る断面を示している。以下の説明では、複数のループ51および複数の穴61のそれぞれは、a、b、c、dの識別子を付して識別される場合がある。
Figure 4 illustrates the positional relationship between the
第1ダンパ素子31の2つのループ51a、51bは、第1ダンパ素子31の対角軸DGX1上の2つの位置から延び出している。対角軸DGX1は、第1ダンパ素子31のひとつの直径線にほぼ対応している。2つのループ51a、51bは、図示の状態において、第1ダンパ素子31から回路基板21に向けて下方向に延び出している。
The two loops 51a, 51b of the
第2ダンパ素子32の2つのループ51c、51dは、第2ダンパ素子32の対角軸DGX2上の2つの位置から延び出している。対角軸DGX2は、第2ダンパ素子32のひとつの直径線にほぼ対応している。2つのループ51c、51dは、図示の状態において、第2ダンパ素子32から回路基板21に向けて上方向に延び出している。
The two loops 51c, 51d of the
対角軸DGX1と対角軸DGX2とは、X-Y平面において、すなわち、回路基板21に対して、互いに交差する関係にある。具体的には、対角軸DGX3と対角軸DGX4とは、X-Y平面において、すなわち、回路基板21に対して、互いに直交する関係にある。
The diagonal axes DGX1 and DGX2 intersect with each other in the XY plane, i.e., with respect to the
回路基板21は、第1ダンパ素子31の2つのループ51a、51bのための2つの穴61a、61bを備える。これらの穴61a、61bは、少なくとも第1面21aに開口している。穴61a、61bは、第1面21aにおいて、対角軸DGX1と平行な対角軸DGX3上に位置する2つの位置に開口している。対角軸DGX3は、貫通穴28の任意の直径に対応している。
The
さらに、回路基板21は、第2ダンパ素子32の2つのループ51c、51dのための2つの穴61c、61dを備える。これらの穴61c、61dは、少なくとも第2面21bに開口している。穴61c、61dは、第2面21bにおいて、対角軸DGX2と平行な対角軸DGX4上に位置する2つの位置に開口している。対角軸DGX4は、貫通穴28の任意の直径に対応している。
Furthermore, the
対角軸DGX3と対角軸DGX4とは、X-Y平面において、すなわち、回路基板21に対して、互いに交差する関係にある。具体的には、対角軸DGX3と対角軸DGX4とは、X-Y平面において、すなわち、回路基板21に対して、互いに直交する関係にある。
The diagonal axis DGX3 and the diagonal axis DGX4 are in a mutually intersecting relationship in the XY plane, i.e., with respect to the
2つの穴61a、61bと、2つの穴61c、61dとは、複数のループ51に対応する位置に配置されている。この結果、第1ダンパ素子31は、回路基板21の一方の面である第1面21aに予備的に固定される。第2ダンパ素子32は、回路基板21の他方の面である第2面21bに予備的に固定される。第1ダンパ素子31と第2ダンパ素子32とは、複数のループ51、および、複数の穴61の干渉を生じることなく、予備的に固定されている。
The two holes 61a, 61b and the two holes 61c, 61d are arranged at positions corresponding to the multiple loops 51. As a result, the
図5において、ブロック体40は、貫通穴40aを有する円筒状である。ブロック体40は、中心軸AXと同軸に配置されている。ブロック体40は、軸方向における一方の端面40bと、他方の端面40cとを有する。端面40cは、回路基板21側に位置づけられる面である。端面40bは、端面40cに対して反対側に位置する反対面である。ブロック体40は、筒体としての外面40dを有する。外面40dは、円筒の外周面である。ブロック体40は、筒体としての内面40eを有する。内面40eは、円筒の内周面である。
In FIG. 5, the
線材片50を提供するループ51は、端面40cと外面40dとの境界線付近から延び出している。代替的に、ループ51は、端面40c、または、外面40dから延び出し、境界線上の角部から延び出すように成形されていてもよい。線材片50は、ブロック体40の外表面の任意の位置から延び出すことができる。
The loop 51 that provides the
図5には、ダンパ素子30を回路基板21に予備的に固定する前と後とにおけるループ51の寸法が図示されている。図中には、第1ダンパ素子31が例示されている。第2ダンパ素子32、および、そのループ51も、第1ダンパ素子31と同じ寸法をもつ。第1ダンパ素子31と第2ダンパ素子32とは、求められる衝撃緩和特性に応じて異なる寸法を備える場合がある。例えば、第1ダンパ素子31は第2ダンパ素子32より小さく形成されてもよい。また、第1ダンパ素子31は第2ダンパ素子32より大きく形成されてもよい。
Figure 5 shows the dimensions of the loop 51 before and after the
ループ51は、ブロック体40から軸方向AXに沿って延び出している。予備的な固定段階の前において、ループ51は、任意の面に沿って環状に広がっている。任意の面は、ループ51の形状に応じて多様に変化可能である。任意の面は、例えば、Z-X平面である。任意の面は、Z-Y平面でもよい。任意の面は、ややねじれた曲面の場合もある。任意の面は、X-Y平面でもよい。この場合、ループ51は、穴61の軸に対して螺旋状をなすように延びている場合がある。
The loop 51 extends from the
ループ51は、任意の面において最大の幅W51を有している。さらに、ループ51は、Z軸方向、すなわち中心軸AXの方向において、長さL51を有している。幅W51と、長さL51とは、ループ51の変形に伴って変動する可変の寸法である。ループ51は、予備的な固定の前に、幅W51と長さL51とによって特徴づけられる標準的な形状をもっている。幅W51と、長さL51とは、変形前の標準寸法とも呼ぶことができる。 The loop 51 has a maximum width W51 in any plane. Furthermore, the loop 51 has a length L51 in the Z-axis direction, i.e., in the direction of the central axis AX. The width W51 and the length L51 are variable dimensions that vary as the loop 51 is deformed. Before preliminary fixation, the loop 51 has a standard shape characterized by the width W51 and the length L51. The width W51 and the length L51 can also be referred to as standard dimensions before deformation.
回路基板21の穴61は、丸穴である。穴61は、直径D61を有する。直径D61は、穴61の最大の幅である。穴61が角穴によって提供される場合、直径D61は、角穴のX-Y平面における最大の幅によって代替される。穴61は、中心軸AX方向において深さL61を有する。幅W51は、直径D61より大きい(W51>D61)。長さL51は、深さL61より小さい(L51<L61)。代替的に、長さL51は、深さL61以上である場合がある(L51≧L61)。この場合、ブロック体40と第1ケース4とが線材片50を介して電気的に導通される場合がある。
The hole 61 of the
ループ51は、電気機器1の製造方法において、穴61の中に挿入される。ループ51は、穴61の中に挿入される過程において、幅が、W51からD61へ縮小的に変形する。ループ51の穴61内における最大の幅はD61である。ループ51は、穴61の中に挿入される過程において、長さが、L61からわずかに伸長的に変形する。
In the manufacturing method of the
ループ51は、幅がW51からD61へ縮小する過程で、少なくとも弾性変形する。ループ51の縮小変形は、縮小幅(W51-D61)の一部が塑性変形によって与えられる場合がある。ループ51は、穴61の中においても、少なくとも縮小幅(W51-D61)の一部に相当する弾性変形量を有している。この結果、ループ51の線材の外面は、穴61の内壁面に向けて接触する。さらに、ループ51の線材の外面は、ループ51の弾性によって、穴61の内壁面に摩擦を伴って固定される。この摩擦力は、重力方向における回路基板21の下に第1ダンパ素子31が位置づけられた場合であっても、第1ダンパ素子31の段落を阻止する程度の摩擦力である。この結果、線材片50と、固定部60とは、ダンパ素子30を予備的に固定する予備的固定機構を提供している。
The loop 51 undergoes at least elastic deformation in the process of reducing its width from W51 to D61. The reduction deformation of the loop 51 may be caused by plastic deformation of a part of the reduced width (W51-D61). The loop 51 has an elastic deformation amount equivalent to at least a part of the reduced width (W51-D61) even in the hole 61. As a result, the outer surface of the wire of the loop 51 contacts the inner wall surface of the hole 61. Furthermore, the outer surface of the wire of the loop 51 is fixed to the inner wall surface of the hole 61 with friction due to the elasticity of the loop 51. This frictional force is sufficient to prevent the
製造方法
電気機器1の製造方法は、複数の要素を準備する準備工程を備える。準備工程は、部品2を構成する複数の電気的な要素21、22、23、24、25を準備する工程を含む。準備工程は、ケース3を構成する複数の要素を準備する工程を含む。この工程では、第1ケース4、第2ケース5、複数のネジ7、複数のネジ27が準備される。準備工程は、ダンパ素子30を準備するダンパ準備工程を含む。ダンパ準備工程は、ダンパ形成工程とも呼ばれる。準備工程に含まれる複数の工程は、任意の順序に従って実行される。
Manufacturing Method The manufacturing method of the
ダンパ形成工程において、ダンパ素子30が形成される。この工程では、成形型を用いて、素材41を圧縮することにより、ダンパ素子30の形状が成形される。例えば、筒状に編まれた素材41から、筒状のダンパ素子30が成形される。よって、可撓性を有する線材42を所定形状に集合させることによりブロック体40を成形する工程が実行される。
The
ダンパ形成工程は、ダンパ素子30から線材片50が延び出すように線材片50を形成する線材片形成工程を含む。線材片形成工程では、ダンパ素子30からループ51が延び出すように素材41を変形させる。例えば、線材片形成工程は、ブロック体40からループ51を引き出すことによって実行される。線材片形成工程は、線材片50の形状を所定の形状、例えばループ51の形状に成形する成形工程を含む。例えば、ループ51は、長円形、紡錘形、または、水滴形などと呼びうる楕円形に成形される。よって、ブロック体40を成形する工程において、または、ブロック体40を成形する工程の後において、ブロック体40から延び出すように可撓性を有する線材片50を形成する工程が実行される。
The damper forming process includes a wire piece forming process in which the
電気機器1の製造方法は、準備工程の後に、部品2を組み立てる部品組み立て工程を含む。この部品組み立て工程は、回路基板21の第1面21aに、複数の電気的な要素22、25を固定し、電気的に接続する工程を含む。この工程は、第1要素工程とも呼ばれる。第1要素工程は、はんだ工程を含む。はんだ工程は、例えば、はんだリフロー工程によって実行される。はんだリフロー工程は、第1面21aを重力方向の上方向に向けて保持しながら実行される。はんだリフロー工程は、第1面21aにはんだ層を印刷する印刷工程と、第1面21aに電気的な要素を配置する配置工程と、はんだ層を溶融させて素子をはんだ付けし、はんだを硬化させるリフロー工程とを含む。溶融はんだは、電極に付着し、硬化することにより、電気的、および/または、機械的な接続を提供する。
The manufacturing method of the
さらに、部品組み立て工程は、回路基板21の第2面21bに、複数の電気的な要素23、24を固定し、電気的に接続する工程を含む。この工程は、第2要素工程とも呼ばれる。第2要素工程は、はんだ工程を含む。例えば、はんだ工程は、はんだリフロー工程によって実行される。はんだリフロー工程は、第2面21bを重力方向の上方向に向けて保持しながら実行される。はんだリフロー工程は、第2面21bにはんだ層を印刷する印刷工程と、第2面21bに電気的な要素を配置する配置工程と、はんだ層を溶融させて要素をはんだ付けし、はんだを硬化させるリフロー工程とを含む。溶融はんだは、電極に付着し、硬化することにより、電気的、および/または、機械的な接続を提供する。第1要素工程と第2要素工程とは、この順序により、または、逆の順序により実行される。
Furthermore, the component assembly process includes a process of fixing and electrically connecting a plurality of
部品組み立て工程は、回路基板21にダンパ素子30を予備的に固定する予備的固定工程を含む。予備的固定工程は、回路基板21に第1ダンパ素子31を予備的に固定する第1固定工程を含む。予備的固定工程は、回路基板21に第2ダンパ素子32を予備的に固定する第2固定工程を含む。第1固定工程と、第2固定工程とは、回路基板21を反転させる反転工程の前後に別々に実行される。第1固定工程と、第2固定工程とは、この順序で、または、逆の順序で実行することができる。
The component assembly process includes a preliminary fixing process of preliminarily fixing the
第1固定工程において、第1ダンパ素子31は、回路基板21の第1面21aに接触するように配置される。第1ダンパ素子31は、回路基板21の上から、または、回路基板21の下から、規定の位置に配置される。第1固定工程は、ループ51を穴61の中に強制的に挿入する挿入工程を含む。挿入工程は、ループ51を穴61に圧入するから、圧入工程とも呼ばれる。挿入工程において、ループ51は、穴61の中に徐々に挿入される。挿入工程において、ループ51と穴61との干渉によって、ループ51は、徐々に変形する。この観点では、挿入工程は、ループ51を変形させる変形工程とも呼ぶことができる。ループ51は、幅W51が徐々に縮小するように変形する。このとき、ループ51の長さは、長さL51よりやや伸長する。ループ51が穴61の中に完全に収容された状態においても、長さL51は長さL61を超えることはない。
In the first fixing step, the
第1固定工程により、ループ51は、穴61に弾性的に固定される。同時に、第1ダンパ素子31は、回路基板21に固定される。この固定は、第1ダンパ素子31の脱落を抑制する程度の固定強度をもった固定である。固定力は、電気機器1の製造方法の期間中に第1ダンパ素子31を脱落させようとする力を想定して設定することができる。第1ダンパ素子31は、予備的な固定の段階では、比較的容易に回路基板21から除去することができる。第1ダンパ素子31は、ループ51の弾性による穴61への固定力を上回る力でループ51を穴61から引き抜くことで、除去可能である。
By the first fixing step, the loop 51 is elastically fixed to the hole 61. At the same time, the
予備的固定工程は、製造方法の期間中にわたって、第1ダンパ素子31または第2ダンパ素子32が回路基板21から脱落する現象を抑制する。特に、製造方法が、回路基板21を反転させる反転工程を含む場合に、予備的固定工程は有効である。予備的固定工程は、予備固定工程の後に反転工程があっても、第1ダンパ素子31または第2ダンパ素子32の回路基板21からの脱落を抑制する。
The preliminary fixing process prevents the
ひとつの例は、予備的固定工程は、第1要素工程、および/または、第2要素工程におけるダンパ素子30の脱落を抑制する。例えば、上述の第1要素工程と、第2要素工程とは、回路基板21を反転させる反転工程を含む場合がある。
In one example, the preliminary fixing process prevents the
例えば、第1面21aを重力方向の上に向けて第1ダンパ素子31が規定位置に配置された後に、上述の第2要素工程が実行される場合を想定する。この場合、第2要素工程においては、第1面21aを重力方向の下方向に向けて回路基板21が保持される。予備的固定工程が実行されることにより、第1面21aから第1ダンパ素子31が脱落する事態が抑制される。
For example, assume that the
例えば、第2面21bを重力方向の上に向けて第2ダンパ素子32が規定位置に配置された後に、上述の第1要素工程が実行される場合を想定する。この場合、第1要素工程においては、第2面21bを重力方向の下方向に向けて回路基板21が保持される。予備的固定工程が実行されることにより、第2面21bから第2ダンパ素子32が脱落する事態が抑制される。
For example, assume that the
この実施形態によると、ダンパ素子30が規定の位置に配置される工程において、予備的固定工程が実行される。予備的固定工程は、電気的な要素を含み衝撃から保護されるべき部品2、および/または、この部品2を収容するケース3に設けられた固定部60と、線材片50とを連結することによってブロック体40を少なくとも予備的に固定する。予備的固定工程は、部品2、および/または、ケース3と、線材片50との間に連結関係を形成する。これにより、電気機器1の製造方法の期間中を通じて、ダンパ素子30の脱落が素子される。予備的な固定状態は、後述の締付け工程まで維持される。具体的には、予備的な固定状態は、ネジ27がダンパ素子30の貫通穴40aを貫通するまで、少なくとも維持される。
According to this embodiment, a preliminary fixing step is performed in the step of placing the
電気機器1の製造方法は、部品組み立て工程の後に、ケース3の中に部品2を収容するケース組立工程を含む。ケース組立工程は、第1ケース4に部品2を固定する内部工程を含む。さらに、ケース組立工程は、第1ケース4に第2ケース5を装着する外部工程を含む。
The manufacturing method of the
内部工程は、第1ケース4の規定位置に部品2を位置づける配置工程を含む。内部工程は、配置工程の後に、複数のネジ27を第1ケース4に螺合させる締付け工程を含む。締付け工程は、複数のネジ27の締め付けによって、複数のダンパ素子30を徐々に圧縮する。締付け工程は、複数のダンパ素子30が衝撃吸収力を維持している状態で複数のネジ27による締付けを終了する。ダンパ素子30は、締結機構26によって締め付けられる。ダンパ素子30は、締結機構26によって、予備的ではなく、最終的な位置に固定される。締付け工程の後においては、複数のネジ27による締め付け力が継続的に持続され、部品2がケース3に固定される。よって、ブロック体40を予備的に固定した後に、部品2をケース3の中に収容し、ブロック体40を最終的に固定する締付け工程が実行される。
The internal process includes a placement process in which the
外部工程は、第1ケース4の規定位置に第2ケース5を位置づける配置工程を含む。外部工程は、配置工程の後に、複数のネジ7を第1ケース4に螺合させる締付け工程を含む。締付け工程は、複数のネジ7の締め付けによって、第1ケース4と第2ケース5とを連結し固定する。
The external process includes an arrangement process in which the
この実施形態による電気機器1の製造方法の結果、部品2は、複数のダンパ素子30による緩衝状態でケース3と固定される。これにより、部品2が衝撃から保護される。さらに、部品2の中における衝撃に対する耐久性の配慮が緩和される。例えば、部品2の中において、はんだや素子を、比較的自由に配置することができるようになる。例えば、ネジ27の近傍にはんだや素子を配置することが可能となる。この結果、部品2の中において、はんだや素子の高密度実装化を実現できる場合がある。しかも、ひとつのダンパ素子30、または、複数のダンパ素子30のすべては、電気機器1の製造方法において、予備的に固定される。これにより、電気機器1の製造方法の期間中にわたってダンパ素子30の脱落が抑制される。この結果、電気機器1の生産が容易化される。
As a result of the manufacturing method of the
この実施形態では、ダンパ素子30を提供するブロック体40から延び出す線材片50によって予備的に固定される。ブロック体40を含むダンパは、可撓性を有する線材片50を利用して少なくとも予備的に固定することができる。さらに、線材片50は、線材片50と接する部材に発生する応力を抑制する。
In this embodiment, the
開示される電気機器1によると、ブロック体40は、線材片50によって、部品2、および/または、ケース3に予備的に固定される。ブロック体40が予備的に固定されることにより、ブロック体40の脱落が抑制される。さらに、線材片50と、部品2、および/または、ケース3との連結は、部品2、および/または、ケース3に発生する応力を抑制する。
According to the disclosed
開示される電気機器1の製造方法によると、ブロック体40は、線材片50によって、部品2、および/または、ケース3に予備的に固定される。この結果、ブロック体40が予備的に固定された後は、ブロック体40の脱落が抑制される。ブロック体40の脱落防止は、ブロック体40が最終的に固定されるまでの製造方法において提供される。さらに、線材片50と、部品2、および/または、ケース3との連結は、部品2、および/または、ケース3に発生する応力を抑制する。線材片50は、可撓性を有するから、予備的固定工程の後であっても、わずかに変形可能である。この結果、予備的固定工程の後であってもブロック体40と線材片50との微調整が許容される。
According to the disclosed manufacturing method of the
第2実施形態
この実施形態は、先行する実施形態を基礎的形態とする変形例である。上記実施形態では、ブロック体40は、複数の線材片50を備える。これに代えて、この実施形態では、ブロック体40は、単一の線材片50を備える。
Second Embodiment This embodiment is a modification of the preceding embodiment. In the preceding embodiment, the
図6は、この実施形態の回路基板21とダンパ素子31とを示す。ダンパ素子31は、ブロック体40の一点から延び出す単一の線材片50を備える。線材片50は、単一のループ251によって提供されている。この実施形態でも、先行する実施形態と同様の作用効果を得ることができる。なお、単一の線材片50を採用することは、この明細書に例示された他の実施形態にも適用可能である。
Figure 6 shows the
第3実施形態
この実施形態は、先行する実施形態を基礎的形態とする変形例である。上記実施形態では、ブロック体40は角部に線材片50を備える。これに代えて、この実施形態では、ブロック体40の端面に線材片50を備える。
Third Embodiment This embodiment is a modification of the preceding embodiment. In the above embodiment, the
図7は、この実施形態の回路基板21とダンパ素子31とを示す。ダンパ素子31は、ブロック体40の回路基板21側の端面40cの平面部分から延び出す線材片50を備える。線材片50は、ループ351によって提供されている。ループ351は、ブロック体40から軸方向に延び出している。回路基板21は、固定部60を備える。固定部60は、線材片50に対応する位置に設けられた穴361によって提供されている。線材片50は、ブロック体40によって隠される。固定部60もブロック体40によって隠される。この実施形態でも、先行する実施形態と同様の作用効果を得ることができる。線材片50をブロック体40の平面から延び出すように成形することは、この明細書に例示された他の実施形態にも適用可能である。
Figure 7 shows the
第4実施形態
この実施形態は、先行する実施形態を基礎的形態とする変形例である。上記実施形態では、線材片50は、独立した穴61に予備的に固定される。これに代えて、この実施形態では、線材片50は、貫通穴28に予備的に固定されている。
Fourth embodiment This embodiment is a modification based on the preceding embodiment. In the above embodiment, the
図8は、この実施形態の回路基板21とダンパ素子31とを示す。ダンパ素子31は、ブロック体40の回路基板21側の端面40cと内面40eとの間の角部から延び出す線材片50を備える。線材片50は、貫通穴28の内面に沿って配置されている。よって、線材片50は、ネジ27が貫通穴28の中に配置される作業工程を阻害しない。線材片50は、自らの弾性により、線材片50を貫通穴28の内面に押し付ける。この結果、ブロック体40は、貫通穴28の上の規定の位置に予備的に固定される。この場合、貫通穴28が、固定部60として機能している。貫通穴28は、固定部60としての凹部を有していてもよい。線材片50は、ループ451によって提供されている。
Figure 8 shows the
この実施形態でも、先行する実施形態と同様の作用効果を得ることができる。線材片50をブロック体40の内面角部から延び出すように成形することは、この明細書に例示された他の実施形態にも適用可能である。線材片50を貫通穴28の内面に弾性的に接触させ、ダンパ素子31を貫通穴28に予備的に固定する構成は、この明細書に例示された他の実施形態にも適用可能である。
In this embodiment, the same effect as in the preceding embodiment can be obtained. Forming the
第5実施形態
この実施形態は、先行する実施形態を基礎的形態とする変形例である。上記実施形態では、線材片50は、ループ51によって提供されている。これに代えて、この実施形態では、線材片50は、端部をもつループ552、すなわち開ループによって提供されている。
Fifth embodiment This embodiment is a modification based on the preceding embodiment. In the above embodiment, the
図9は、この実施形態の回路基板21とダンパ素子31とを示す。ダンパ素子31は、ブロック体40から延び出す線材片50を備える。線材片50は、ループ552によって提供されている。
Figure 9 shows the
ループ552は、J字型、逆J字型、U字型、フック型などと呼びうる形状である。ループ552は、所定の弾性を発揮するために、少なくともひとつの曲げ部を有している。この実施形態では、先端寄りの部位に曲げ部が設けられている。図示の事例に代えて、ループ552は、穴61の中心軸の方向に対して蛇行状に、または、螺旋状に配置されてもよい。 The loop 552 has a shape that can be called a J-shape, an inverted J-shape, a U-shape, a hook shape, or the like. The loop 552 has at least one bent portion to exert a predetermined elasticity. In this embodiment, the bent portion is provided in a portion near the tip. As an alternative to the illustrated example, the loop 552 may be arranged in a serpentine or spiral shape relative to the direction of the central axis of the hole 61.
この実施形態でも、先行する実施形態と同様の作用効果を得ることができる。線材片50をループ552によって提供することは、この明細書に例示された他の実施形態にも適用可能である。
This embodiment can achieve the same effect as the preceding embodiment. Providing the
第6実施形態
この実施形態は、先行する実施形態を基礎的形態とする変形例である。上記実施形態では、線材片50は、ループ51またはループ552の弾性力によって予備的な固定を実現している。これに代えて、この実施形態では、線材片50は、回路基板21の縁に噛み合うように配置されている。
Sixth embodiment This embodiment is a modification of the preceding embodiment. In the above embodiment, the
図10は、この実施形態の回路基板21とダンパ素子31とを示す。ダンパ素子31は、ブロック体40から延び出す線材片50を備える。線材片50は、J字型、逆J字型、U字型、フック型などと呼びうる形状をもつ。線材片50を提供するループ652は、開ループによって提供されている。線材片50は、自らの弾力によって固定部60に押し付けられるだけではない。この実施形態では、線材片50は、固定部60に噛み合うように配置されて、固定部60と係合している。言い換えると、線材片50は、固定部60に不完全に巻きつけられている。
Figure 10 shows the
線材片50は、ブロック体40の内面角部から延び出している。線材片50は、第1面21a側の開口から貫通穴28の中に入る。線材片50は、貫通穴28の内面に沿って配置されている。線材片50は、第2面21b側の開口から貫通穴28の外側へ延び出している。線材片50は、第2面21b側の開口において曲げられている。さらに、線材片50は、第2面21bに沿って配置されている。線材片50は、貫通穴28を固定部60として利用している。線材片50は、貫通穴28の縁に巻きつけられるように配置されている。線材片50は、回路基板21と係合している。
The
この実施形態でも、先行する実施形態と同様の作用効果を得ることができる。線材片50を固定部60に係合させることは、この明細書に例示された他の実施形態に追加的に、または、代替的に適用可能である。
This embodiment can achieve the same effect as the preceding embodiment. Engaging the
第7実施形態
この実施形態は、先行する実施形態を基礎的形態とする変形例である。上記実施形態では、線材片50は、ループ652によって提供されている。これに代えて、この実施形態では、線材片50は、ループ751によって提供されている。
Seventh embodiment This embodiment is a modification based on the preceding embodiment. In the above embodiment, the
図11は、この実施形態の回路基板21とダンパ素子31とを示す。図10に図示されたループ652に代えて、ループ751を備える。この実施形態では、ループ751は、固定部60に係合している。言い換えると、ループ751は、固定部60に不完全に巻きつけられている。この実施形態でも、先行する実施形態と同様の作用効果を得ることができる。線材片50を固定部60に係合させることは、この明細書に例示された他の実施形態にも適用可能である。
Figure 11 shows the
第8実施形態
この実施形態は、先行する実施形態を基礎的形態とする変形例である。上記実施形態では、線材片50は、回路基板21に設けられた穴61、または、貫通穴28を固定部60として利用している。これに代えて、この実施形態では、線材片50は、回路基板21の外側の縁を固定部として利用している。
Eighth embodiment This embodiment is a modification of the preceding embodiment as a basic form. In the above embodiment, the
図12は、この実施形態の回路基板21とダンパ素子31とを示す。線材片50は、回路基板21の第1面21a上を外縁に向けて延び出している。線材片50は、回路基板21の外面を外面に沿って厚さ方向へ延びるように配置されている。線材片50は、外面から第2面21bに向けて曲げられている。さらに、線材片50は、第2面21bに沿って配置されている。線材片50は、回路基板21の外縁に巻きつけられるように配置されている。線材片50は、回路基板21と係合している。この実施形態では、回路基板21の外縁が固定部60として機能している。線材片50は、ブロック体40から延び出すループ851によって提供されている。線材片50は、開ループによって提供されてもよい。
Figure 12 shows the
この実施形態でも、先行する実施形態と同様の作用効果を得ることができる。線材片50を回路基板21の外縁に係合させることは、この明細書に例示された他の実施形態でも追加的に、または、代替的に適用可能である。
This embodiment also provides the same effect as the preceding embodiment. Engaging the
第9実施形態
この実施形態は、先行する実施形態を基礎的形態とする変形例である。上記実施形態では、線材片50と回路基板21とは、線材片50の弾性、および/または、線材片50と回路基板21との噛み合いによって連結されている。これに代えて、この実施形態では、線材片50は、接合部材964を利用して、回路基板21に連結される。
Ninth embodiment This embodiment is a modification of the preceding embodiment. In the above embodiment, the
図13は、この実施形態の回路基板21とダンパ素子31とを示す。線材片50は、リード953によって提供されている。リード953は、やや湾曲しているが、ほぼ真っすぐの線材42によって提供されている。リード953は、穴961に強く接触することなく穴961の中に配置されている。
Figure 13 shows the
回路基板21は、導電性のスルーホール962を有する。スルーホール962は、ブロック体40の外縁の下に配置されている。スルーホール962は、電気的な要素から延びるリード端子を、導電部材によって電気的に接続するためのスルーホールである。スルーホール962は、第1面21aと第2面21bとの両方にわたって配置されている。スルーホール962は、回路基板21の厚さに相当する長さを有している。スルーホール962は、導電性金属製の金属層963を有する。金属層963は、筒状である。スルーホール962は、金属層963の内部に穴961を形成している。リード953は、穴961の中に、金属層963に強く接触することなく配置されている。リード953は、金属層963に部分的に接触していてもよい。金属層963は、メッキ層によって提供されている。
The
金属層963とリード953との間には、接合部材964が配置されている。接合部材964は、穴961をその全長にわたって満たしている。接合部材964は、金属層963とリード953とを接合している。
A
接合部材964は、硬化後の状態にある。接合部材964は、溶融状態、または、未硬化の流動性を有する状態で付与される。その後、接合部材964は、冷却、または、硬化処理によって硬化される。接合部材964は、例えば、はんだによって提供される。この場合、接合部材964は、はんだリフロー工程において供給されてもよい。接合部材964は、樹脂製の接着剤によって提供されてもよい。
The joining
この実施形態では、ブロック体40は、接合部材964を利用して回路基板21の表面上に予備的に固定される。言い換えると、部品2および/またはケース3と、ダンパ素子30とは、接合部材964によって接合されている。線材片50は、先行する実施形態に開示されたループによって提供されてもよい。この実施形態でも、先行する実施形態と同様の作用効果を得ることができる。接合部材964は、この明細書に例示された他の実施形態でも追加的に、または、代替的に適用可能である。
In this embodiment, the
第10実施形態
この実施形態は、先行する実施形態を基礎的形態とする変形例である。上記実施形態では、スルーホール962は、第1面21aと第2面21bとの両方にわたって配置されている。これに代えて、この実施形態では、回路基板21の厚さより短いスルーホールA62が利用されている。
Tenth embodiment This embodiment is a modification of the preceding embodiment. In the above embodiment, the through
図14は、この実施形態の回路基板21とダンパ素子31とを示す。線材片50は、リード953によって提供されている。穴A61は、回路基板21の厚さの一部に金属層A63を有するスルーホールA62によって提供されている。スルーホールA62は、ブロック体40の外縁の下に配置されている。穴A61は、回路基板21の樹脂材料によって提供されている第1部分A61aと、金属層A63の内部に形成された第2部分A61bとを有している。金属層A63とリード953との間には、接合部材964が配置されている。第10実施形態における接合部材964の量は、第9実施形態における接合部材964の量より少ない。
Figure 14 shows the
リード953は、第1部分A61aにおいては、回路基板21と連結されていない。第1部分A61aは、ブロック体40に近い部位に位置している。リード953は、第2部分A61bにおいては、回路基板21と連結されている。第2部分A61bは、ブロック体40から第1部分A61aよりも離れた部位に位置している。この結果、リード953は、回路基板21に連結されていない非連結部分と、回路基板21に連結されている部分とを有する。非連結部分は、連結部分よりもブロック体40に近い部位に位置している。非連結部分は、リード953の可撓性によってリード953の変形を許容する。この結果、リード953は、ブロック体40と回路基板21との柔軟な予備的固定を可能とする。
The lead 953 is not connected to the
この実施形態でも、先行する実施形態と同様の作用効果を得ることができる。 This embodiment can achieve the same effects as the previous embodiment.
第11実施形態
この実施形態は、先行する実施形態を基礎的形態とする変形例である。上記実施形態では、スルーホール962、A62は、ブロック体40の外縁の下に配置されている。これに代えて、この実施形態では、ブロック体40の直下にブロック体40で隠れるように配置されたスルーホールB62が利用されている。
Eleventh embodiment This embodiment is a modification of the preceding embodiment as a basic form. In the above embodiment, the through
図15は、この実施形態の回路基板21とダンパ素子31とを示す。線材片50は、リードB53によって提供されている。リードB53は、ブロック体40の回路基板21側の端面40cから延び出している。スルーホールB62は、ブロック体40の直下に配置されている。スルーホールB62は、ブロック体40で隠れるように配置されている。穴B61は、ブロック体40の直下に開口している。穴B61は、ブロック体40で隠れるように開口している。リードB53は、金属層A63に接合部材964によって接合されている。この実施形態でも、先行する実施形態と同様の作用効果を得ることができる。
Figure 15 shows the
第12実施形態
この実施形態は、先行する実施形態を基礎的形態とする変形例である。上記実施形態では、線材片50と固定部60としての穴61などとを関連させることにより、ダンパ素子30を予備的に固定している。これに代えて、この実施形態では、穴を用いることなく、回路基板21上の平面を利用して予備的な固定を提供する。
Twelfth embodiment This embodiment is a modification of the preceding embodiment. In the above embodiment, the
図16は、この実施形態の回路基板21とダンパ素子31とを示す。線材片50は、ループC51によって提供されている。ループC51は、ブロック体40から延び出している。ループC51は、ブロック体40から、ブロック体40よりも径方向外側へ広がるように成形されている。ループC51は、回路基板21の表面、すなわち第1面21aに沿うように配置されている。ループC51は、固定部60としての後述のランドC65の上に沿うように配置されている。
Figure 16 shows the
回路基板21は、表面に固定部60としてのランドC65を備える。図示の例では、第1面21aにランドC65が配置されている。ランドC65は、はんだなどの接合部材を付与するための導電体の膜である。ランドC65は、例えば、銅箔によって提供されている。ランドC65は、第1面21aと強固に接合されている。
The
ランドC65の上には、接合部材964が付与されている。接合部材964の中には、ループC51が埋設されている。接合部材964は、はんだなど導電性の接合材料によって提供されている。ループC51とランドC65とは、接合部材964によって接合されている。この実施形態でも、部品2、および/または、ケース3と、ダンパ素子30とは、接合部材964によって接合されている。この結果、ブロック体40は、回路基板21の表面上に予備的に固定される。ループC51は、先行する実施形態に開示された開ループ、または、リードと置き換えられてもよい。この実施形態でも、先行する実施形態と同様の作用効果を得ることができる。
A joining
第13実施形態
この実施形態は、先行する実施形態を基礎的形態とする変形例である。上記実施形態では、はんだを接合部材964として利用した。これに代えて、この実施形態では、樹脂部材を接合部材として利用している。
Thirteenth Embodiment This embodiment is a modification of the preceding embodiment as a basic form. In the above embodiment, solder is used as the joining
図17は、この実施形態の回路基板21とダンパ素子31とを示す。線材片50は、ループC51によって提供されている。ループC51は、回路基板21の第1面21aに沿うように配置されている。
Figure 17 shows the
回路基板21の第1面21aの上には、ループC51に付着するように接合部材D64が付与されている。接合部材D64は、樹脂材料である。接合部材D64は、接着剤などによって提供されている。接合部材D64の中には、ループC51が埋設されている。ループC51と第1面21aとは、接合部材D64によって接合されている。この結果、ブロック体40は、回路基板21の表面上に予備的に固定される。ループC51は、ランドC65なしで回路基板21に予備的に固定される。ループC51は、先行する実施形態に開示された開ループ、または、リードと置き換えられてもよい。この実施形態でも、部品2、および/または、ケース3と、ダンパ素子30とは、接合部材964によって接合されている。この実施形態でも、先行する実施形態と同様の作用効果を得ることができる。
A joining member D64 is provided on the
第14実施形態
この実施形態は、先行する実施形態を基礎的形態とする変形例である。上記実施形態で開示された接合部材964、D64は、先行する実施形態に追加的に適用されてもよい。この実施形態では、第1実施形態に、接合部材D64を追加的に適用した例である。
Fourteenth embodiment This embodiment is a modification based on the preceding embodiment. The joining
図18において、ブロック体40は、線材片50としてのループ51を有する。ループ51は、回路基板21に設けられた穴61の内部に配置されている。さらに、穴61内には接合部材D64が配置されている。接合部材D64の中には、ループ51が埋設されている。接合部材D64は、穴61の内面に付着している。接合部材D64は、樹脂材料である。接合部材D64は、接着剤などによって提供されている。この実施形態でも、先行する実施形態と同様の作用効果を得ることができる。
In FIG. 18, the
第15実施形態
この実施形態は、先行する実施形態を基礎的形態とする変形例である。上記実施形態では、回路基板21の両面にダンパ素子30が配置されている。これに代えて、この実施形態では、回路基板21と第1ケース4との間にのみダンパ素子30が配置されている。
Fifteenth embodiment This embodiment is a modification based on the preceding embodiment. In the above-mentioned embodiment, the
図19において、ダンパ素子30は、回路基板21と第1ケース4との間にのみ配置されたダンパ素子F32を備える。ダンパ素子F30は、ネジ27から開度基板へ伝搬される衝撃を許容できる場合に適用可能である。
In FIG. 19, the
第16実施形態
この実施形態は、先行する実施形態を基礎的形態とする変形例である。上記実施形態では、ひとつのブロック体40はひとつの性質を有している。これに代えて、この実施形態では、性質が異なる複数のブロック体40がダンパ素子30として用いられる。
Sixteenth embodiment This embodiment is a modification of the preceding embodiment. In the preceding embodiment, one
図20において、ダンパ素子30は、第1実施形態と同じ第1のブロック体40と、追加的な第2のブロック体G40とを備える。ブロック体40とブロック体G40とは、軸方向に積層的に配置されている。言い換えると、ブロック体40とブロック体G40とは、衝撃の伝達経路に順に配置されている。線材片50は、ブロック体40から延び出している。
In FIG. 20, the
ブロック体40は、第1の性質を有している。ブロック体G40は、ブロック体40とは異なる第2の性質を有している。ここで、性質は、ダンパとしての衝撃緩和特性である場合がある。例えば、ブロック体40が高い衝撃緩和性能を示す衝撃の周波数帯と、ブロック体40Gが高い衝撃緩和性能を示す衝撃の周波数帯とが異なる場合である。ブロック体40とブロック体G40とは、異なる線材を含むことにより、異なる性質を発揮する場合がある。例えば、ブロック体40とブロック体G40とは、材料が異なる線材、硬度が異なる線材、線径が異なる線材を含む場合がある。ブロック体40とブロック体G40とは、線材42の密度が異なる場合がある。密度の差は、ブロック体としての硬さなどの異なる性質を生み出す場合がある。これらのダンパ素子30は、ハイブリッド型ダンパとも呼ばれる場合がある。ダンパ素子30は、ブロック体40とブロック体G40との両方を備えることにより求められる衝撃緩和特性が得られる場合がある。
The
代替的に、または、追加的に、性質は、接合部材との接合性の良さである場合がある。接合部材は、例えば、はんだである。例えば、線材片50を提供するブロック体40は、ブロック体G40を形成する線材より、溶融状態にあるはんだとのなじみが相対的に良い材質の線材により成形することができる。代替的に、または、追加的に、性質は、耐熱性、耐薬品性などダンパに求められる性能に応じて選定される。
Alternatively or additionally, the property may be good adhesion to a joining member. The joining member may be, for example, solder. For example, the
ひとつの具体例では、ブロック体40と、ブロック体G40とは、線径が異なる線材によって成形される場合がある。例えば、0.2mmの線材と、0.6mmとの線材を異なる線材として利用することができる。この場合、ブロック体40とブロック体G40とは、異なる衝撃緩和特性を発揮することが期待される。さらに、ひとつのブロック体に含まれる線材は、2つ以上の異なる線径をもつ線材を含んでいてもよい。
In one specific example, the
他の具体例では、ブロック体40と、ブロック体G40とは、材料が異なる線材によって成形される場合がある。例えば、ステンレスの線材と、テフロンの線材とを異なる線材として利用することができる。この場合も、ひとつのブロック体に含まれる線材の材料は、2つ以上の異なる材料製の線材を含んでいてもよい。
In another specific example, block
この実施形態では、ダンパ素子30の衝撃緩和特性を調節することができる。この結果、用途に応じて変化する多様な要求仕様に適合するダンパ素子30を提供することができる。
In this embodiment, the shock absorbing characteristics of the
第17実施形態
この実施形態は、先行する実施形態を基礎的形態とする変形例である。上記実施形態では、ひとつのブロック体40は1種類の線材42を有している。これに代えて、この実施形態では、ひとつのブロック体40は、2つ以上の異なる種類の線材を有している。
Seventeenth embodiment This embodiment is a modification based on the preceding embodiment. In the preceding embodiment, one
図21において、ダンパ素子30を形成する母材としての素材H41は、線材42の集合体として所定の形状に成形されている。線材42は、第1の線材42aと、第1の線材42aとは性質が異なる第2の線材42bの混合体である。ここで、混合体は、2つ以上の異なる線材が材料的に融合することなく依然として線材としての形態を維持している状態を指している。混合体において複数の線材は互いに絡み合うことがあるが、依然として線材としての形態を維持している。性質は、上述のように、衝撃緩和特性、接合部材との接合性、耐熱性、耐薬品性などである。性質は、線材の材質、線径などにより把握される場合がある。
In FIG. 21, material H41 as the base material forming the
例えば、線材42aはステンレス製であり、線材42bは銅製である。線材42aと線材42bとは、素材H41を形成するように網状に編み込まれている。このような素材H41は、ハイブリッド素材とも呼ばれる場合がある。この実施形態では、ブロック体40を構成する線材42は、異なる性質をもつ複数の線材42a、42bを含む。素材H41は、この明細書に開示されたブロック体を形成するために利用することができる。
For example,
第18実施形態
この実施形態は、先行する実施形態を基礎的形態とする変形例である。上記実施形態では、ダンパ素子30は、部品2を構成するひとつの要素である回路基板21に予備的に固定されている。これに代えて、ダンパ素子30は、部品2およびケース3のいずれか一方に予備的に固定することができる。この実施形態では、第1のダンパ素子31を提供するブロック体40は、回路基板21に予備的に固定される。第2のダンパ素子32を提供するブロック体40は、第1のケース4に予備的に固定されている。
18th embodiment This embodiment is a modification based on the preceding embodiment. In the above embodiment, the
図22において、第1のダンパ素子31と回路基板21とは、先行する実施形態と同様の構成を利用して予備的に固定されている。第2のダンパ素子32は、第1のケース4に予備的に固定されている。第2のダンパ素子32は、線材片50を備える。線材片50は、ループ51によって提供されている。第2のダンパ素子32は、第1ケース4に向けてループ51が延び出すように配置されている。図22では、英文字と数字との識別のために小文字のiが使用されている。
In FIG. 22, the
第1ケース4は、固定部60としての穴i61を備える。穴i61は、ループ51の位置に対応する第1ケース4の位置に形成されている。ループ51は、穴i61の中に挿入されている。ループ51は、第1ケース4とブロック体40とを予備的に固定している。この結果、第1ケース4に第2のダンパ素子32が予備的に固定された後は、第1ケース4からの第2のダンパ素子32の脱落が抑制される。例えば、第1ケース4に第2のダンパ素子32が予備的に固定された後に、第1ケース4が重力方向に関して反転されることがあっても第2のダンパ素子32は規定の位置に保持される。
The
この実施形態に説明されているように、ダンパ素子30は、部品2およびケース3のいずれか一方に、線材片50によって予備的に固定される。この明細書の開示は、ダンパ素子30が部品2に予備的に固定される態様と、ダンパ素子30がケース3に予備的に固定される態様との両方を含むと理解されるべきである。
As described in this embodiment, the
第19実施形態
この実施形態は、先行する実施形態を基礎的形態とする変形例である。上記実施形態では、ダンパ素子30は、筒状のブロック体40によって提供されている。これに代えて、ダンパ素子30は、中実のブロック体によって提供されていてもよい。
Nineteenth embodiment This embodiment is a modification of the preceding embodiment as a basic form. In the above embodiment, the
図23において、ダンパ素子30を提供するブロック体40は、中央に貫通穴を有することなく、コアJ40fを有している。図示の例では、ブロック体40は円柱状の中実体である。この実施形態でも、線材片50は、ブロック体40を部品2またはケース3に予備的に固定する。
In FIG. 23, the
この実施形態では、部品2は、ダンパ素子30を貫通しないネジなどの締結機構によってケース3に固定されている。この実施形態でも、部品2は、この実施形態でも、先行する実施形態と同様に、ダンパ素子30は、最終的な固定に先立って、線材片50によって予備的に固定されている。この結果、先行する実施形態と同様の作用効果が得られる。
In this embodiment, the
他の実施形態
この明細書および図面等における開示は、例示された実施形態に制限されない。開示は、例示された実施形態と、それらに基づく当業者による変形形態を包含する。例えば、開示は、実施形態において示された部品、および/または、要素の組み合わせに限定されない。開示は、多様な組み合わせによって実施可能である。開示は、実施形態に追加可能な追加的な部分をもつことができる。開示は、実施形態の部品、および/または、要素が省略されたものを包含する。開示は、ひとつの実施形態と他の実施形態との間における部品、および/または、要素の置き換え、または組み合わせを包含する。開示される技術的範囲は、実施形態の記載に限定されない。開示されるいくつかの技術的範囲は、請求の範囲の記載によって示され、さらに請求の範囲の記載と均等の意味及び範囲内での全ての変更を含むものと解されるべきである。
Other embodiments The disclosure in this specification and drawings, etc. is not limited to the exemplified embodiments. The disclosure includes the exemplified embodiments and modifications by those skilled in the art based thereon. For example, the disclosure is not limited to the combination of parts and/or elements shown in the embodiments. The disclosure can be implemented by various combinations. The disclosure can have additional parts that can be added to the embodiments. The disclosure includes the omission of parts and/or elements of the embodiments. The disclosure includes the replacement or combination of parts and/or elements between one embodiment and another embodiment. The disclosed technical scope is not limited to the description of the embodiments. Some disclosed technical scopes are indicated by the description of the claims, and should be interpreted as including all modifications within the meaning and scope equivalent to the description of the claims.
明細書および図面等における開示は、請求の範囲の記載によって限定されない。明細書および図面等における開示は、請求の範囲に記載された技術的思想を包含し、さらに請求の範囲に記載された技術的思想より多様で広範な技術的思想に及んでいる。よって、請求の範囲の記載に拘束されることなく、明細書および図面等の開示から、多様な技術的思想を抽出することができる。 The disclosure in the specification and drawings, etc. is not limited by the claims. The disclosure in the specification and drawings, etc. encompasses the technical ideas described in the claims, and extends to more diverse and extensive technical ideas than the technical ideas described in the claims. Therefore, various technical ideas can be extracted from the disclosure in the specification and drawings, etc., without being bound by the claims.
上記実施形態では、ダンパ素子30の適用例として、電気機器が例示されている。ここで、電気機器の語は、図示された制御装置の例に限られることなく、広義に解釈されるべきである。例えば、ダンパ素子30は、回路基板を含む部品2以外に、回路基板を含まない部品2にも適用可能である。例えば、ダンパ素子30は、ひとかたまりの電気機器とシャーシとの間に適用されてもよい。また、ダンパ素子30は、ひとつの回路基板上に配置される部品と、回路基板との間に適用されてもよい。
In the above embodiment, an electrical device is given as an example of an application of the
上記実施形態では、ダンパ素子30の適用例として、電気機器が例示されている。これに代えて、ダンパ素子30は、電気機器以外の多様な用途に利用することができる。ダンパ素子30は、ポンプ、圧縮機、風車のような回転機械、エンジンのような往復機械など可動部を有する機械要素に広く適用することができる。また、ダンパ素子30は、化学的な装置の脚部、化学的な要素を支持する支持腕などに広く適用することができる。ダンパ素子30は、この明細書の開示に接した当業者が理解する広い用途に適用可能である。
In the above embodiment, an electrical device is given as an example of an application of the
1 電気機器、 2 部品、 3 ケース、
4 第1ケース、 5 第2ケース、
20 回路ユニット、 21 回路基板、 22~25 要素、
26 連結機構、 27 ネジ、 28 貫通穴、 14 ネジ穴、
30、31、32、F32 ダンパ素子、
40、G40 ブロック体、
41、H41 素材、 42 線材、J40f コア、
50 線材片、
51、251、351、451、751、851、C51 ループ、
552、652 ループ、 953、B53 リード、
60 固定部、
61、361、961、A61、B61、i61 穴、
964、D64 接合部材、 C65 ランド。
1 Electrical equipment, 2 Parts, 3 Case,
4
20 circuit unit, 21 circuit board, 22 to 25 elements,
26 connecting mechanism, 27 screw, 28 through hole, 14 screw hole,
30, 31, 32, F32 damper element,
40, G40 block body,
41, H41 material, 42 wire, J40f core,
50 wire pieces,
51, 251, 351, 451, 751, 851, C51 Loop,
552, 652 Loop, 953, B53 Lead,
60 fixed part,
61, 361, 961, A61, B61, i61 holes,
964, D64 joining parts, C65 land.
Claims (9)
前記部品を収容するケース(3)と、
可撓性を有する線材(42)の集合体によって所定形状に成形されているブロック体(40)、および、前記線材により提供されており、前記ブロック体から延び出しており、可撓性を有する線材片(50)を備えるダンパであって、前記部品と前記ケースとの間に前記ブロック体が配置されることにより衝撃の伝搬を緩和するダンパ(30)とを備え、
前記部品、および/または、前記ケースは、前記線材片と連結されることによって前記ブロック体を少なくとも予備的に固定する固定部(60)を備える電気機器。 A part (2) containing electrical elements and to be protected from shocks;
A case (3) for housing the components;
a block body (40) formed into a predetermined shape by an assembly of flexible wires (42); and a flexible wire piece (50) formed by the wires and extending from the block body, the block body being disposed between the component and the case to reduce the propagation of an impact,
The component and/or the case is provided with a fixing portion (60) that is connected to the wire piece to at least preliminarily fix the block body.
前記ダンパは前記回路基板の両面に配置されている請求項1または請求項2に記載の電気機器。 the component is a circuit board carrying the electrical elements and fixed within the case;
3. The electrical device according to claim 1, wherein the dampers are disposed on both sides of the circuit board.
前記ブロック体を成形する工程において、または、前記ブロック体を成形する工程の後において、前記ブロック体から延び出すように可撓性を有する線材片を形成し、
電気的な要素を含み衝撃から保護されるべき部品(2)、および/または、この部品を収容するケース(3)に設けられた固定部(60)と、前記線材片とを連結することによって前記ブロック体を少なくとも予備的に固定し、
前記ブロック体を予備的に固定した後に、前記ブロック体を最終的に固定する電気機器の製造方法。 A block body (40) is formed by assembling flexible wires (42) into a predetermined shape;
forming a flexible wire piece extending from the block body during or after the step of forming the block body;
The block body is at least preliminarily fixed by connecting the wire piece to a fixing portion (60) provided on a part (2) including an electrical element and to be protected from shock and/or a case (3) that houses the part;
The method for manufacturing an electric device includes preliminarily fixing the block body and then finally fixing the block body.
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| JP2008536067A (en) | 2005-04-05 | 2008-09-04 | エイシーエス インダストリーズ,インコーポレイテッド | Wire mesh thermal isolator |
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2022
- 2022-03-09 JP JP2022036584A patent/JP7622676B2/en active Active
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