JP7624169B2 - 反射面推定装置 - Google Patents
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Description
(1)従来技術に比べて容易かつ高速に反射面強度のピーク点(水平特定点、鉛直特定点)を選定することができ、その結果、従来技術に比べて容易かつ高速にトンネル切羽前方に存在する反射面を推定することができる。
(2)従来技術に比べて容易かつ高速にトンネル切羽前方に存在する反射面を推定することができることから、迅速にトンネル掘削作業に反映させることができ、より効果的な対策を準備することができる。
(3)反射面強度のピーク点の選定作業が容易かつ短時間となった結果、疲労等による人為的ミスを抑制することができ、すなわち高品質の探査結果を提供することができる。
本願発明の反射面推定装置の実施形態の例を説明するにあたって、はじめにここで用いる用語の定義を示しておく。なお、ここまでに定義した用語に関しても、念のためここで繰り返し定義しておく。また、本願発明の反射面推定装置は3次元反射法による弾性波探査の結果を処理する技術であり、したがって特段の説明がない限り単に「弾性波探査」と記載する場合は「3次元反射法による弾性波探査」を意味する。
本願発明の反射面推定装置は、3次元反射法による弾性波探査の結果に基づいてトンネル切羽前方に存在する反射イベントを把握することがひとつの特徴であり、この反射イベントが断層や部分的な軟弱層の予測に寄与することができるわけである。既述したとおり3次元反射法による弾性波探査は、速度や密度が変化する地層境界面(すなわち反射イベント)で反射した波を観測する探査手法である。便宜上ここでは、このような地層境界面によって生じる反射イベントのことを「反射面」と、この反射面で反射した波のことを「反射波」と、そしてこの反射波の波としてのエネルギーのことを「反射面強度」ということとする。反射面強度としては、例えば、反射波の振幅や、波としての強度を表すものであって受信機が受信し得るその他の電気信号といった波のエネルギーを挙げることができる。
反射面は、当然ながら3次元の空間に配置される。そのため、便宜上ここでは図1に示すような直交3軸の座標系を設定したうえで説明することとし、この直交3軸の座標系によって形成される空間のことを「トンネル3次元空間」ということとする。図1は、トンネル3次元空間を説明するための図であり、(a)は上方から見たトンネルの平面図、(b)はトンネルを鉛直断面で切断した断面図、(c)は坑口側から切羽側を見たトンネルの斜視図である。図1に示すように、直交3軸のうちの第1軸はトンネルの軸(いわば掘削軸)に沿った「トンネル軸(図ではX軸)」であり、また第2軸はトンネル軸(X軸)に対して垂直であって水平に設定される「水平軸(図ではY軸)」であり、さらに第3軸はトンネル軸(X軸)に対して垂直であって鉛直に設定される「鉛直軸(図ではZ軸)」である。すなわちトンネル3次元空間は、トンネル軸(X軸)と水平軸(Y軸)、鉛直軸(Z軸)の直交3軸からなる座標系で設定される空間のことである。なお図1(b)に示すように、水平軸(Z=0)はスプリングラインSL位置に、鉛直軸(Y=0)はトンネル中心CL位置に設定するとよい。
3次元反射法で得られる立体的なデータセットの解析結果を立体的かつ視覚的に表現するため、深度方向に細かく刻んだそれぞれの位置で探査結果を表す断面図を作成し、この断面を重ねて表現することがある。ここではこの断面図のことを「深度スライス」ということとする。図2に示すようにこの深度スライスは、受信機が受信した反射波の反射点(反射面で反射した位置)を等高線(コンタ)のように連続させ、さらに反射強度の強弱に応じて彩色する(あるいは濃淡をつける)ことによって表現した2次元図である。
既述したように図2に示す深度スライスは、反射波の反射点を等高線のように連続させ、さらに反射強度の強弱に応じて彩色する(あるいは濃淡をつける)ことによって表現した2次元図である。そして、反射点を連続させた形状は楕円や円に近い曲線状となり、概ね同心円状に複数の曲線が描かれる。便宜上ここでは、この曲線のことを「反射面強度分布曲線」ということとする。また、反射強度の強弱に応じて彩色される(あるいは濃淡がつけられる)ことから、深度スライスを目視するとその中で反射強度が最大となるピーク点を確認することができる。便宜上ここでは、このピーク点のことを「特定点」ということとし、特に水平深度スライスで確認されるピーク点のことを「水平特定点」、特に鉛直深度スライスで確認されるピーク点のことを「鉛直特定点」ということとする。
特定点は、反射面強度分布曲線を構成する点であり、換言すれば特定点は、反射面強度分布曲線上に位置している。したがって、反射面強度分布曲線を数式で表すことができる所定の曲線(例えば、楕円や円など)に近似すれば、特定点を通る接線を設定することができる。便宜上ここでは、この接線のことを「反射線」ということとし、特に水平深度スライス上の水平特定点を通る反射線のことを「水平反射線」、特に鉛直深度スライス上の鉛直特定点を通る反射線のことを「鉛直反射線」ということとする。
水平反射線と鉛直反射線はそれぞれ直交する平面内にあり、すなわち水平反射線はX-Y平面に、鉛直反射線はX-Z平面に配置される。そして、水平反射線と鉛直反射線が交差するとき、水平反射線と鉛直反射線が同時に配置される1の平面が決定する。もちろんこの平面はトンネル3次元空間(X軸-Y軸-Z軸)に配置されるものであり、便宜上ここではこの平面のことを特に「反射平面」ということとする。この反射平面は、地層境界面といった反射イベントに起因して設定されたものと考えることができ、したがってトンネル3次元空間に配置された反射平面は、すなわち「反射面」であって、断層や部分的な軟弱層といった地盤構造と考えることができるわけである。
次に、本願発明の反射面推定装置について説明する。図5は、本願発明の反射面推定装置100の主な構成を示すブロック図である。この図に示すように本願発明の反射面推定装置100は、深度スライス記憶手段101と鉛直位置指定手段102、水平位置指定手段103、弾性波速度指定手段104、表示制御手段105、水平特定点指定手段106、鉛直特定点指定手段107、水平反射線設定手段108、鉛直反射線設定手段109、平面算出手段110、表示手段115を含んで構成され、さらに特定点解除手段111や特定点確定手段112、警告出力手段113、線間距離算出手段114などを含んで構成することもできる。
深度スライス記憶手段101は、3次元反射法の弾性波探査によって取得された結果を記憶する手段であり、より具体的には図3を用いて説明した「深度スライスの画像ファイル」を記憶するものである。既述したとおり水平深度スライスは「鉛直位置の数」と「弾性波速度の数」の積だけ作成され、同様に、鉛直深度スライスは「水平位置の数」と「弾性波速度の数」の積だけ作成されることから、当然ながら深度スライス記憶手段101は、「鉛直位置の数」と「弾性波速度の数」の積だけ水平深度スライスを記憶し、「水平位置の数」と「弾性波速度の数」の積だけ鉛直深度スライスを記憶する。
鉛直位置指定手段102は水平深度スライスが作成された「鉛直位置」を、水平位置指定手段103は鉛直深度スライスが作成された「水平位置」を、弾性波速度指定手段104は「弾性波速度」を、それぞれオペレータ操作によって指定する手段である。オペレータ操作によって指定するにあたっては、図6に示すように表示手段115に表示された鉛直位置スクロールバー102Bと水平位置スクロールバー103B、弾性波速度スクロールバー104Bを利用するとよい。このようなUIを利用する場合、オペレータはポインティングデバイス(マウスやタッチパネル、ペンタブレット、タッチパッド、トラックパッド、トラックボールなど)でスライダーをスライドし、所望の鉛直位置や水平位置、弾性波速度を指定する。そのためオペレータは、直感的かつ容易に指定操作を行うことができるわけである。もちろんスクロールバーを利用するほか、キーボード等を利用して数値を直接入力する仕様や、「次へ」と「前へ」といったボタンを押下する仕様、深度スライスを自動的に連続表示し「STOP」ボタンを押下したときにその深度スライスで停止する仕様など、種々の手法を採用することもできる。
表示制御手段105は、深度スライス記憶手段101から読み出した深度スライスを表示手段115に表示させる手段である。より詳しくは、鉛直位置指定手段102によって指定された「鉛直位置」と弾性波速度指定手段104によって指定された「弾性波速度」をもって深度スライス記憶手段101に照会し、該当する「水平深度スライス」を読み出して表示手段115に表示させる。同様に、水平位置指定手段103によって指定された「水平位置」と弾性波速度指定手段104によって指定された「弾性波速度」をもって深度スライス記憶手段101に照会し、該当する「鉛直深度スライス」を読み出して表示手段115に表示させる。したがって図6に示すUIを利用する場合、鉛直位置スクロールバー102Bのスライダー操作に応じて瞬間的に表示される水平深度スライスが変更され、水平位置スクロールバー103Bのスライダー操作に応じて瞬間的に表示される鉛直深度スライスが変更され、いわば電子紙芝居のように連続的に深度スライスが遷移していく。なお、弾性波速度スクロールバー104Bのスライダーを操作すると、水平深度と鉛直深度スライスの両方が同時に変更される。
水平特定点指定手段106は「水平特定点」を、鉛直特定点指定手段107は「鉛直特定点」を、それぞれオペレータ操作によって指定する手段である。より詳しくは、オペレータが表示手段115に表示された水平深度スライスを目視しながら反射強度が最大となるピーク点を探索し、ポインティングデバイスなどを用いて水平特定点を指定する。同様に、オペレータが表示手段115に表示された鉛直深度スライスを目視しながら反射強度が最大となるピーク点を探索し、ポインティングデバイスなどを用いて鉛直特定点を指定する。もちろんオペレータがいわば手入力で特定点を指定する仕様に代えて、従来用いられている種々の画像認識技術を用いて自動的に反射強度が最大となるピーク点を抽出して水平特定点や鉛直特定点とする仕様にすることもできる。
水平反射線設定手段108は「水平反射線設」を、鉛直反射線設定手段109は「鉛直反射線設」を、それぞれ設定する手段である。反射線設を設定するにあたっては、手動設定あるいは自動設定とすることができる。手動設定とする場合、オペレータが表示手段115に表示された水平深度スライスを目視しながら、水平特定点における反射面強度分布曲線の接線となるようにポインティングデバイスなどを用いて水平反射線を手動で設定し、同様に、オペレータが表示手段115に表示された鉛直深度スライスを目視しながら、鉛直特定点における反射面強度分布曲線の接線となるようにポインティングデバイスなどを用いて鉛直反射線を手動で設定する。
平面算出手段110は、水平反射線と鉛直反射線に基づいて、トンネル3次元空間(X軸-Y軸-Z軸)に配置される「反射平面」を算出する手段である。既述したとおり、水平反射線はX-Y平面に、鉛直反射線はX-Z平面にそれぞれ配置され、水平反射線と鉛直反射線が交差するとき、水平反射線と鉛直反射線が同時に配置される1の平面が決定するため、幾何学的に反射平面を算出することができる。なお、水平反射線と鉛直反射線が交差せず、つまり水平反射線と鉛直反射線との間に離隔(以下、「線間距離」という。)が生じている場合、水平反射線と鉛直反射線のいずれか(あるいは両方)を交差するまで平行移動(反射線の方向を維持したまま移動)したうえで、反射平面を算出するとよい。
既述したとおり、多数の水平深度スライスを確認していく中でひとまず暫定水平特定点を定めながら最終的に確定水平特定点を決定し、多数の鉛直深度スライスを確認していく中でひとまず暫定鉛直特定点を定めながら最終的に確定鉛直特定点を決定することとなる。つまり、暫定水平特定点や暫定鉛直特定点は、あくまで暫定的なものであって随時変更していく可能性があるわけである。一方、水平特定点指定手段106や鉛直特定点指定手段107によって複数の暫定水平特定点や暫定鉛直特定点が指定されると、確定水平特定点や確定鉛直特定点を決定する際に混乱が生じる。そこで、暫定水平特定点や暫定鉛直特定点を変更する際、すなわち新たに暫定水平特定点や暫定鉛直特定点を指定する際には、オペレータが特定点解除手段111を操作することによってそれまでの暫定水平特定点や暫定鉛直特定を取り消した(つまり、特定点の指定状態を解除した)うえで、新たに暫定水平特定点や暫定鉛直特定点を指定するとよい。具体的には、図6に示すように表示手段115に表示された「取消しボタン111B」を、オペレータがポインティングデバイスなどを用いて押下することによって、それまでの暫定水平特定点や暫定鉛直特定を取り消すことができる。そして、新たに暫定水平特定点や暫定鉛直特定点を指定するわけである。
表示手段115は、図6に示すように鉛直位置スクロールバー102Bや水平位置スクロールバー103B、弾性波速度スクロールバー104B、取消しボタン111B、okボタン112Bとともに、鉛直位置や水平位置、弾性波速度などを表示するものである。また表示手段115は、この図に示すように水平深度スライスと鉛直深度スライスを同時に表示することもできる。なおこの図では、左側に水平深度スライスを表示し、右側に鉛直深度スライスを表示している。さらに表示手段115は、現在確認中の水平深度スライスとそれまでの暫定水平特定点に係る水平深度スライスを同時に(例えば上下に)表示することもできる。これにより、これまでの暫定水平特定点と今回の水平特定点とを容易に比較することができ、暫定水平特定点を変更するか否かの判断に寄与することができる。もちろん鉛直深度スライスに関しても同様に表示することができ、この場合、左側(あるいは右側)の上下に2つの水平深度スライスを表示するとともに、右側(あるいは左側)の上下に2つの鉛直深度スライスを表示するとよい。
続いて、図7を参照しながら本願発明の反射面推定装置100を使用するときの主な処理の流れについて説明する。図7は、反射面推定装置100の主な処理の流れを示すフロー図である。なおこのフロー図では、中央の列に実施する処理を示し、左列にはその処理に必要な入力情報を、右列にはその処理から生ずる出力情報を示している。
101 (反射面推定装置の)深度スライス記憶手段
102 (反射面推定装置の)鉛直位置指定手段
102B (鉛直位置指定手段の)鉛直位置スクロールバー
103 (反射面推定装置の)水平位置指定手段
103B (水平位置指定手段の)水平位置スクロールバー
104 (反射面推定装置の)弾性波速度指定手段
104B (弾性波速度指定手段の)弾性波速度スクロールバー
105 (反射面推定装置の)表示制御手段
106 (反射面推定装置の)水平特定点指定手段
107 (反射面推定装置の)鉛直特定点指定手段
108 (反射面推定装置の)水平反射線設定手段
109 (反射面推定装置の)鉛直反射線設定手段
110 (反射面推定装置の)平面算出手段
111 (反射面推定装置の)特定点解除手段
111B (特定点解除手段の)取消しボタン
112 (反射面推定装置の)特定点確定手段
112B (特定点確定手段の)okボタン
113 (反射面推定装置の)警告出力手段
114 (反射面推定装置の)線間距離算出手段
115 (反射面推定装置の)表示手段
CL トンネル中心
SL スプリングライン
Claims (6)
- 3次元反射法の弾性波探査によって取得された反射面強度を平面図に表した深度スライスに基づいて、トンネルの軸方向に設定されるトンネル軸、該トンネル軸に直交する水平な水平軸、及び該トンネル軸に直交する鉛直な鉛直軸からなる3次元空間上でトンネル切羽前方の反射面を推定する装置であって、
前記深度スライスは、前記トンネル軸と前記水平軸で設定される平面図に前記反射面強度を表した水平深度スライスと、該トンネル軸と前記鉛直軸で設定される平面図に前記反射面強度を表した鉛直深度スライスと、によって構成され、
前記鉛直軸上の複数位置でそれぞれ複数種類の弾性波速度ごとに作成された前記水平深度スライスを記憶するとともに、前記水平軸上の複数位置でそれぞれ複数種類の弾性波速度ごとに作成された前記鉛直深度スライスを記憶する深度スライス記憶手段と、
オペレータ操作によって、前記鉛直軸上の位置を指定する鉛直位置指定手段と、
オペレータ操作によって、前記水平軸上の位置を指定する水平位置指定手段と、
オペレータ操作によって、弾性波速度を指定する弾性波速度指定手段と、
前記鉛直位置指定手段によって指定された位置であって前記弾性波速度指定手段で指定された弾性波速度に係る前記水平深度スライスを前記深度スライス記憶手段から読み出して表示手段に表示させるとともに、前記水平位置指定手段によって指定された位置であって該弾性波速度指定手段で指定された弾性波速度に係る前記鉛直深度スライスを該深度スライス記憶手段から読み出して該表示手段に表示させる表示制御手段と、
オペレータ操作によって、前記表示手段に表示された前記水平深度スライス上にオペレータが選択した水平特定点を指定する水平特定点指定手段と、
オペレータ操作によって、前記表示手段に表示された前記鉛直深度スライス上にオペレータが選択した鉛直特定点を指定する鉛直特定点指定手段と、
前記水平深度スライスに表された前記反射面強度の分布と、前記水平特定点と、に基づいて該水平深度スライス上に水平反射線を設定する水平反射線設定手段と、
前記鉛直深度スライスに表された前記反射面強度の分布と、前記鉛直特定点と、に基づいて該鉛直深度スライス上に鉛直反射線を設定する鉛直反射線設定手段と、
前記水平反射線と前記鉛直反射線とに基づいて、前記3次元空間に配置される平面を算出する平面算出手段と、を備え、
前記平面算出手段によって算出された前記平面が、トンネル切羽前方の前記反射面として推定可能である、
ことを特徴とする反射面推定装置。 - オペレータが、前記反射面強度の分布と前記水平特定点を目視しながら、前記水平反射線設定手段を用いて前記水平反射線を設定し、
オペレータが、前記反射面強度の分布と前記鉛直特定点を目視しながら、前記鉛直反射線設定手段を用いて前記鉛直反射線を設定する、
ことを特徴とする請求項1記載の反射面推定装置。 - 前記水平反射線設定手段は、前記反射面強度の分布曲線の前記水平特定点における接線となるように前記水平反射線を設定し、
前記鉛直反射線設定手段は、前記反射面強度の分布曲線の前記鉛直特定点における接線となるように前記鉛直反射線を設定する、
ことを特徴とする請求項1記載の反射面推定装置。 - オペレータが前記表示手段に表示された鉛直位置スクロールバーを操作すると、前記鉛直位置指定手段によって該鉛直位置スクロールバーの位置に対応する前記鉛直軸上の位置が指定され、
オペレータが前記表示手段に表示された水平位置スクロールバーを操作すると、前記水平位置指定手段によって該水平位置スクロールバーの位置に対応する前記水平軸上の位置が指定され、
オペレータが前記表示手段に表示された弾性波速度スクロールバーを操作すると、前記弾性波速度指定手段によって該弾性波速度スクロールバーの位置に対応する弾性波速度が指定され、
前記表示制御手段は、前記鉛直位置スクロールバーの位置、前記水平位置スクロールバーの位置、及び前記弾性波速度スクロールバーの位置に応じて、前記表示手段に表示させる前記水平深度スライスと前記鉛直深度スライスを変更する、
ことを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれかに記載の反射面推定装置。 - オペレータ操作によって、既に指定された前記水平特定点の指定状態を解除し、既に指定された前記鉛直特定点の指定状態を解除する特定点解除手段と、
前記水平特定点指定手段によって指定された前記水平特定点と、前記鉛直特定点指定手段によって指定された前記鉛直特定点と、をオペレータ操作によって確定する特定点確定手段と、をさらに備え、
前記水平特定点指定手段は、前記特定点解除手段によって前記水平特定点の指定状態が解除されると、新たな前記水平特定点の指定が可能であり、
前記鉛直特定点指定手段は、前記特定点解除手段によって前記鉛直特定点の指定状態が解除されると、新たな前記鉛直特定点の指定が可能であり、
前記平面算出手段は、前記特定点確定手段によって確定された前記水平特定点に係る前記水平反射線と、該特定点確定手段によって確定された前記鉛直特定点に係る前記鉛直反射線と、に基づいて前記3次元空間に配置される前記平面を算出する、
ことを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれかに記載の反射面推定装置。 - 前記3次元空間上に配置された前記水平反射線と前記鉛直反射線との線間距離があらかじめ定められた離隔閾値を上回るとき、オペレータに対して警告を出力する警告出力手段を、さらに備え、
前記平面算出手段は、前記線間距離が前記離隔閾値を下回るとき、前記3次元空間に配置される前記平面を算出する、
ことを特徴とする請求項1乃至請求項5のいずれかに記載の反射面推定装置。
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