以下に、本実施形態に係る会員管理システム、管理装置及び会員管理方法について詳細に説明する。
本明細書中において、「持玉」とは遊技客が遊技において獲得した遊技媒体を示すデータであって、その当日中(遊技店の閉店時刻より前の時間)にのみ遊技に再度供することができるものをいう。なお、「持玉数」とは、遊技客が遊技により獲得した遊技媒体数をいう。また、「貯玉」とは、遊技客が遊技店に預け入れた獲得玉を示すデータであって、翌日以降(遊技店の閉店時刻より後の時間)も遊技に再度供することができるものをいう。「貯メダル」とは、遊技客が遊技店に預け入れたメダルを示すデータであって、翌日以降(遊技店の閉店時刻より後の時間)も遊技に再度供することができるものをいう。なお、「貯玉数」とは、遊技客が遊技店に預け入れた玉数を示し、「貯メダル数」とは、遊技客が遊技店に預け入れたメダル数を示す。持玉は、一般遊技客及び会員遊技客の双方が使用可能であり、遊技機を移動した場合などに使用される。貯玉及び貯メダルは、原則として会員遊技客のみが使用可能であり、獲得した玉及びメダル(遊技媒体)を翌日以降、遊技機の遊技又は賞品交換に用いる場合に使用される。また、「遊技球数」とは、遊技機に記憶され、遊技客が遊技に使用可能な遊技可能数(玉数)をいう。
[本実施形態に係る会員検索システムの概要]
まず、本実施形態に係る会員検索システムの概要について説明する。図1は、本実施形態に係る会員検索システムの概要を説明するための説明図である。
まず、図1(a)に示すように、従業員は、例えば6月末日に貯数合計金額が10万円以上の会員を6月末時点の会員管理データから検索する(S1)。検索結果は、「6月末貯数合計金額10万円以上」のデータとして会員管理装置50に記憶する(S2)。同時に、検索結果は表示部51に表示する(S3)。
次に、図1(b)に示すように、従業員は、7月末(営業日当日)に6月末と同じ条件(貯数合計金額が10万円以上)の会員を7月末時点の会員管理データから検索する(S4)。検索結果は、「7月末貯数合計金額10万円以上」のデータとして会員管理装置50に記憶する(S5)。同時に、検索結果は表示部51に表示する(S6)。
次に、図1(c)に示すように、従業員は、会員管理装置50に記憶した「6月末貯数合計金額10万円」のデータと、「7月末貯数合計金額10万円」のデータを用いて、6月末と7月末(営業日当日)の両時点で貯数合計金額10万円以上の会員を統合検索する(S7)。そして検索結果を表示部51に表示する(S8)。
このように、本実施形態に係る会員検索システムは、検索条件を設定して検索を行った場合に、その検索結果を会員管理装置50に記憶する。そして、記憶された営業日当日と過去に検索を行った検索結果を選択し、統合検索することにより過去の会員に係る情報を迅速かつ効率的に検索することができる。
<システム構成>
次に、遊技店のシステム構成について説明する。図2は、遊技店のシステム構成を示す図である。図2に示すように、遊技店には、複数の遊技機20と、各遊技機20にそれぞれ対応して設けられた台間カード処理機10が設置される。台間カード処理機10は、島コントローラ30を介して店内のネットワークである通信回線と接続する。通信回線には、島コントローラ30と、カード管理装置40と、会員管理装置50と、賞品管理装置60と、精算機80とが接続される。
遊技機20は、装置内部に封入された遊技球を遊技盤面に打ち込んで遊技を行う管理遊技機である。この遊技機20の遊技盤面には、複数の入賞領域(入賞口)が設けられており、当該入賞領域を遊技球が通過したことに基づいて所定個数の遊技球を賞玉として付与するようになっている。また、遊技盤面には、所定個数の始動領域(始動口)が設けられており、当該始動領域を遊技球が通過したことに基づいて所定の抽選を行うこととなっている。当該抽選が大当りとなれば、所定の可動部材等の作動により、前述の入賞領域あるいは他の始動領域への遊技球の通過確率を向上する等、遊技上有利となる作動が行われる。なお、始動領域と入賞領域を兼ねた領域を設けることもできる。
上記入賞領域には、当該入賞領域への遊技球の通過を検出するための入賞センサが設けられており、この入賞センサにより入賞領域へ打ち込まれた遊技球の通過(入賞)を検知するようになっている。また、遊技機20の制御部は、入賞領域ごとに賞玉として付与する遊技球の個数を記憶する賞玉メモリと、遊技客が遊技に使用可能な玉数を示す遊技球メモリを有している。
したがって、打ち込んだ遊技球の特定の入賞領域への通過が入賞センサにより検知されると、遊技機20は、賞玉メモリの記憶内容と、入賞領域を通過した遊技球数とから、付与すべき賞玉数を決定し、決定した賞玉数をデータに加算することができる。また、打ち込んだ遊技球は、入賞領域を通過したか否かにかかわらず、最終的に遊技盤面裏側から遊技機外部に排出される。遊技機外部に排出された遊技球は、遊技機ごとに付設されたアウト玉検出装置によって検出されるようになっている。
遊技機20には、所定の抽選における外れ、当たり及び大当たりの確率を制御するための設定が設けられている。この設定は、各遊技機20において設定されている。
遊技機20では、賞玉数を払出する場合に、賞玉数を遊技球メモリに記憶する遊技球に加算して記憶内容を更新する。また、遊技球を台間カード処理機10の持玉数として移行させる場合には、遊技球メモリに記憶する遊技球を台間カード処理機10に通知して、遊技球をゼロクリアする。また、台間カード処理機10から玉貸操作等による遊技球加算の通知を受けた場合には、通知された玉数を遊技球に加算して記憶内容を更新する。
台間カード処理機10は、入金の受付、遊技球の貸し出し、カード管理装置40との通信並びに遊技機20との通信を行う。台間カード処理機10は、遊技客により投入された紙幣を受け付けたならば、この紙幣の金額を含む入金通知データをカード管理装置40に送信し、カード管理装置40が管理するプリペイド価値に金額に応じた数を加算させる。そして、所定の玉貸操作がなされたならば、玉貸要求をカード管理装置40に送信し、カード管理装置40が管理するプリペイド価値を減算させて、減算されたプリペイド価値に対応する数の遊技球の払出処理を行う。
封入式の遊技機20では、玉貸に基づく遊技球の払出処理は、減算したプリペイド価値分に対応する数を遊技機20に通知し、遊技球に加算する。
また、台間カード処理機10は、カードの挿入を受け付けたならば、カード管理装置40にカード挿入通知データを送信する。また、台間カード処理機10は、カード管理装置40からプリペイド価値、持玉数、貯玉数を含むデータを受信したならば、受信したプリペイド価値、持玉数、貯玉数を記憶する。そして、持玉数を記憶したならば、台間カード処理機10は、カード管理装置40に対して持玉減算要求データを送信することで、カード管理装置40が管理する持玉数をゼロにクリアする。
また、台間カード処理機10は、持玉再プレイ操作を受け付けると、自装置に記憶した持玉数から所定数を減算し、減算した持玉数に対応する数の遊技球の払出処理を行う。また、台間カード処理機10は、貯玉再プレイ操作を受け付けると、カード管理装置40に対して貯玉再プレイ要求データを送信することで、会員管理装置50が管理する貯玉数から所定数を減算させ、減算させた貯玉数に対応する数の遊技球の払出処理を行う。持玉再プレイ及び貯玉再プレイに基づく遊技球の払出処理についても、対応する数を遊技機20に通知し、遊技球に加算する。
また、台間カード処理機10は、カード返却操作を受け付けたならば、自装置が管理する持玉数を含む持玉加算要求データをカード管理装置40に送信し、カード管理装置40に持玉数を加算させた後、カード排出通知データをカード管理装置40に送信し、カードを排出制御する。
島コントローラ30は、遊技島に設けられた一群の遊技機20及び台間カード処理機10を束ねる中継装置である。
カード管理装置40は、カードのプリペイド価値及び持玉数等をカードデータとして管理する装置である。カード管理装置40は、台間カード処理機10からカード挿入通知データを受信したならば、挿入されたカードのカードIDと台間カード処理機10の装置IDとを関連づけて管理し、該カードIDに関連づけられたプリペイド価値及び持玉数を台間カード処理機10に送信する。また、カード挿入通知データに示されたカードIDが会員カードのカードIDである場合には、カード管理装置40は、カード挿入通知データを会員管理装置50に送信し、会員管理装置50から受信した貯玉再プレイデータを台間カード処理機10に送信する。
また、カード管理装置40は、台間カード処理機10から持玉減算要求データを受信した場合には、持玉数をゼロクリアする。また、カード管理装置40は、台間カード処理機10から持玉加算要求データを受信した場合には、持玉加算要求データに含まれる持玉数をカード管理装置40が管理する持玉数に加算する。
また、カード管理装置40は、台間カード処理機10から玉貸要求データを受信したならば、カードIDに関連付けられたプリペイド価値を所定値減算し、玉貸許可データを台間カード処理機10に送信する。そして、貯玉再プレイ要求データを受信したならば、該貯玉再プレイ要求データを会員管理装置50に送信し、会員管理装置50が貯玉再プレイデータを出力したならば、貯玉再プレイデータを台間カード処理機10に送信する。
また、カード管理装置40は、賞品管理装置60からカードIDを受信したならば、このカードIDに関連付けられた持玉数を賞品管理装置60に対して通知する。さらに、精算機80からカードIDを受信したならば、このカードIDに関連付けられたプリペイド価値を精算機80に対して通知する。
会員管理装置50は、遊技店に会員登録された会員の会員管理データを管理する管理装置である。具体的には、会員に対して発行した会員カードIDに関連付けて、貯玉数、ポイント数、暗証番号及び氏名等を管理する。
会員管理装置50は、台間カード処理機10からカード挿入通知データを受信したならば、カード挿入通知データに示されたカードIDに関連付けられた貯玉数及び暗証番号を含む貯玉再プレイデータを台間カード処理機10に送信する。また、会員管理装置50は、台間カード処理機10から貯玉再プレイ要求データを受信したならば、貯玉再プレイ要求データに示されたカードIDに関連づけられた貯玉数から所定数を減算し、減算後の貯玉数を含む貯玉再プレイデータを台間カード処理機10に送信する。
また、会員管理装置50は、賞品管理装置60から貯玉数の問い合わせを受けたならば、指定されたカードIDに対応する貯玉数を賞品管理装置60に通知する。
また、会員管理装置50は、従業員が検索条件を入力し検索を行ったならば、記憶部55に記憶されている営業日当日の会員管理データ55a等を検索し、検索結果データ55eを記憶する。例えば、「貯数合計金額10万円以上」の条件を入力して検索を行ったならば、会員管理データ55aの中で、検索時に貯数合計金額が10万円を超えている会員を検索し、検索されたデータを検索結果データ55eとして記憶部55に記憶する。さらに、会員管理装置50は、記憶した複数の現在(営業日当日)と過去の検索結果データ55eのリストを表示し、選択された2つ以上の検索結果データ55eを選択して統合検索を行い、検索結果データ55eを記憶し、表示する。
賞品管理装置60は、遊技店内の賞品交換カウンタに併設された賞品交換用の端末装置であり獲得玉、貯玉数及び持玉数を賞品に交換する賞品交換処理を行う。この賞品管理装置60には、カードからカードIDを読み取るカードリーダ及び賞品を払い出す賞品払出装置が接続されている。賞品管理装置60は、一般カード又会員カードからカードIDを読み出した場合には、カードIDをカード管理装置40に送信して、該カードIDの持玉数を要求する。また、貯玉数を賞品交換する場合は、会員管理装置50に対して貯玉数を要求する。
精算機80は、プリペイド価値が関連付けられたカードが挿入されると、このカードのカードIDをカード管理装置40に送信し、その応答データを受信することにより、カードに関連付けられたプリペイド価値を取得し、取得したプリペイド価値に応じて貨幣を払い出す。
<台間カード処理機10の外観構成>
次に、図2に示した台間カード処理機10の外観構成について説明する。図3は、台間カード処理機10の外観構成を示す図である。なお、図3には、遊技機20に接続された台間カード処理機10の外観を台間カード処理機10として示している。また、図3では、紙幣のみを受け付ける台間カード処理機10を図示したが、硬貨受付用のユニットを設けることもできる。
図3に示すように台間カード処理機10は、状態表示部11、紙幣挿入口12a、表示操作部13、カード挿入口14a及びかざし部14bを有する。
状態表示部11は、台間カード処理機10の装置の状態を所定色のランプの点灯あるいは点滅で表示する。紙幣挿入口12aは、遊技球の貸出に必要な各種紙幣の挿入口である。表示操作部13は、タッチパネル式の液晶ディスプレイ等の操作ボタンの表示や操作ボタンによる入力操作を受け付けるデバイスである。
カード挿入口14aは、遊技客の所持するカードの挿入口である。かざし部14bは、会員登録に用いられた携帯端末をかざす部位であり、かざし部14bに携帯端末がかざされると、携帯端末から携帯端末の固有ID(例えばIDm)等のデータが読み取られる。
遊技機20には、遊技盤面と計数ボタン21とが設けられている。計数ボタン21は、遊技機20の遊技球を減算し、対応する数を台間カード処理機10の持玉に加算することで、投出可能な玉数の管理を遊技機20から台間カード処理機10に移行させる移行管理を行うためのボタンである。この移行管理は、入賞により現物の遊技球が払い出される開放式の遊技機では、払い出された遊技球を台間カード処理機10が計数して持玉に加算する計数処理に対応する。
<台間カード処理機10の構成>
次に、図2に示した台間カード処理機10の構成について説明する。図4は、図2に示した台間カード処理機10の構成を示す機能ブロック図である。図4に示すように、台間カード処理機10は、紙幣搬送部12と、表示操作部13と、リーダライタ14と、かざし部14bと、通信I/F部15と、記憶部16と、制御部17とを有する。
紙幣搬送部12は、紙幣挿入口12aから挿入された紙幣の金種及び真偽を判別しつつ図示しない紙幣収納部に搬送する搬送部である。表示操作部13は、玉貸に使用可能なプリペイド価値、持玉数、貯玉数等の各種情報の表示と、玉貸操作等の各種操作の受付及び計数を促す画面(以下、「促進報知画面」と言う)の表示等を行なうタッチパネル式の液晶ディスプレイ等の入出力装置である。
リーダライタ14は、カード挿入口14aに挿入されたカードからカードIDを読み取る装置である。なお、カード挿入口14aに挿入されたカードは、このリーダライタ14を経て図示しないカード収納部に収納される。リーダライタ14は、記録媒体を受け付ける記録媒体受付手段としての機能を有する。かざし部14bは、携帯端末等がかざされた場合に、近距離無線通信により携帯端末の固有ID(例えばIDm)等の各種情報を読み取るインタフェース部である。また、リーダライタ14は、遊技客の返却操作に応じて、カード収納部に収納されたカードにカードデータ16bに示される持玉やプリペイド価値等の価値データを関連付けて新たなカードとして発行する機能も有している。ただし、カードデータ16bに示されるプリペイド価値が0であって、持玉数が一定数(最低保持個数)に満たない場合には、返却操作があってもカードを返却しないように制御する。これは、少量の持玉を関連付けたカードが破棄されることにより、遊技店に損失が生じるのを抑止するための制御である。一定数としては、例えば持玉数に玉1個あたりの貸出単価を乗算した値がカードの価額あるいは遊技店内の最低価格の賞品となるように設定することができるが、これに限らず、遊技店の方針によって自由に設定できる。また、返却操作があってもカードを返却しないように制御する場合に、記憶している持玉を払出処理することもできるが、カードが返却できない旨と持玉の再プレイを促す表示を行ってもよい。
通信I/F部15は、遊技機20、カード管理装置40及び会員管理装置50との間のデータ通信を行なうためのインタフェース部である。記憶部16は、ハードディスク装置や不揮発性メモリ等からなる記憶デバイスである。記憶部16は、自装置状態データ16a及びカードデータ16bを記憶する。
自装置状態データ16aは、台間カード処理機10の状態を示すデータである。この自装置状態データ16aには、台間カード処理機10の装置IDと、遊技設定とを含む。台間カード処理機10の装置IDは、台間カード処理機10を遊技店内で一意に識別するための識別データである。遊技設定は、台間カード処理機10に設定された遊技種等を示すデータである。遊技店内で複数のレートの遊技球を扱う場合には、4円レートの遊技球に「玉1」、2円レートの遊技球に「玉2」、1円レートの遊技球に「玉3」というように、レート毎に遊技種名を設定して管理する。台間カード処理機10は、これらの遊技種から遊技に使用するレートを選択して、遊技設定として記憶する。
カードデータ16bは、遊技客が使用中のカードに係るデータである。カードデータ16bは、カードが一般カードである場合には、カードID、プリペイド価値、持玉を含む。また、カードが会員カードである場合には、前述のデータに加え、貯玉、貯玉再プレイの遊技球数等を含む。プリペイド価値、持玉、貯玉は記録媒体に関連付けられ、遊技に使用可能な遊技価値に含まれる。持玉、貯玉について、遊技種(レート)ごとにデータが存在する。カードIDは、リーダライタ14により読み取られたカードIDである。カードが一般カードである場合には、図示しないカード収納部からカード挿入口14aにカードが搬送され、該カードが排出される場合には、この搬送途中でリーダライタ14により読み取られたカードIDによってカードデータ16bが更新される。また、カードが一般カードである場合には、カード挿入口14aから図示しないカード収納部にカードが搬送される場合にも、この搬送途中でリーダライタ14により読み取られたカードIDによってカードデータ16bが更新される。カードが会員カードである場合には、カード挿入口14aから受け付けられたカードはリーダライタ14の位置に保持された状態でデータの読み取り、更新等の処理が行われる。
制御部17は、台間カード処理機10の全体を制御する制御部であり、データ管理部17a、遊技設定処理部17b及びカードデータ通知部17cを有する。
データ管理部17aは、カードが挿入された場合に、自装置状態データ16aの装置IDと、カードデータ16bのカードIDとを含むカード挿入通知データをカード管理装置40に送信する。また、データ管理部17aは、カード管理装置40から価値データ(プリペイド価値、持玉数及び貯玉数の少なくともいずれか)を含むデータを受信した場合に、受信した価値データによりカードデータ16bを更新する。データ管理部17aが価値データを受信し、カードデータ16bを更新する制御は、記録媒体に関連付けられた遊技価値を特定する遊技価値特定手段、遊技価値を記憶する遊技価値記憶手段として機能する。データ管理部17aは、カードデータ16bに示されたプリペイド価値、持玉数及び貯玉数を適宜表示操作部13に表示制御する。
また、データ管理部17aは、紙幣挿入口12aに紙幣が挿入されると、挿入された紙幣の金額、カードID及び台間カード処理機IDを含む入金通知データをカード管理装置40に送信する。
また、データ管理部17aは、遊技客により玉貸操作が行なわれた場合に、カードID及び装置IDを含む玉貸要求データをカード管理装置40に送信する。この玉貸要求データへの応答として玉貸許可データを受信したならば、データ管理部17aは、所定数の玉数を遊技機20の遊技球に加算させることで払出処理を行う。
また、データ管理部17aは、遊技客により持玉再プレイ操作が行なわれた場合に、カードデータ16bに示された持玉数から所定数を減算し、対応する玉数を遊技機20の遊技球に加算させることで払出処理を行う。
また、データ管理部17aは、遊技客によりカード返却操作が行なわれた場合に、カードID、装置ID並びに持玉数を含む持玉加算要求データをカード管理装置40に送信して、カードデータ16bの持玉数をゼロにクリアした後、カード排出通知データをカード管理装置40に送信し、カードを排出する。
また、データ管理部17aは、一般カードの持玉とプリペイド価値が0になった場合には、カードデータ16bのカードIDを含む一般カード使切データをカード管理装置40に送信する。
なお、データ管理部17aは、持玉再プレイ操作に基づく遊技球の払出処理(持玉再プレイ)を行った場合には、遊技球に加算した玉数を持玉再プレイ玉数としてカード管理装置40に通知することができる。同様に、移行要求に基づく持玉への加算(計数)を行った場合には、持玉に加算した玉数を計数玉数としてカード管理装置40に通知する。その詳細な説明については後述するが、持玉再プレイ玉数や計数玉数の通知は、カード管理装置40に遊技の履歴として蓄積され、遊技球の収支の集計に用いられる。
また、データ管理部17aは、ワゴン賞品交換が行われた場合には、賞品に対応する持玉数をカードデータ16bに示された持玉数から減算する。そして、カードデータ16bのカードIDを含むワゴン賞品交換データをカード管理装置40に送信することで、ワゴン賞品交換を行った旨を通知する。ここで、ワゴン賞品交換とは、従業員が飲み物やタバコ等の賞品を携行して遊技店内を回り、遊技客が遊技を継続しながら賞品と持玉とを交換できるようにするサービスである。
遊技設定処理部17bは、表示操作部13に対し、自装置状態データ16aの遊技設定に設定された現在の遊技種に対応するレートを表示するとともに、遊技客によるレートの選択を受け付ける設定がされている場合は、表示操作部13に対して選択可能なレートを表示する。遊技客が所望のレートを選択すると、遊技設定処理部17bは、選択されたレートに対応する遊技種により自装置状態データ16aの遊技設定を更新する。一方、遊技客によるレートの選択を受け付ける設定がされていない場合は、遊技中には選択可能なレートは表示されない。この場合、従業員によるリモコン操作等を受け付け、認証を行ったことを条件として、選択可能なレートが表示される。従業員がレートを選択すると、遊技設定処理部17bは、選択されたレートに対応する遊技種により自装置状態データ16aの遊技設定を更新する。また、この場合、カード管理装置40等の上位装置から遊技種の選択を指示する信号があった場合には、選択可能なレートを表示することなく、指示された遊技種により自装置状態データ16aの遊技設定を更新する。
カードデータ通知部17cは、遊技の開始時に、カードデータ16bのカードIDを遊技機20に通知する処理部である。遊技機20は、通知されたカードIDを遊技球と対応付けて管理し、遊技球がゼロとならない限りカードIDの変更を禁止する。
したがって、遊技客が一般カード又は会員カード(すなわち、持玉、プリペイド価値、貯玉が関連付けられたカード)を台間カード処理機10に挿入して遊技を開始した場合には、カードデータ通知部17cは、挿入されたカードのカードIDを遊技球に対応付ける識別情報として遊技機20に通知することになる。
また、遊技客が入金及び玉貸操作により遊技を開始した場合には、カードデータ通知部17cは、自装置の内部にストックしていたカードから読み出されたカードIDを遊技球に対応付ける識別情報として遊技機20に通知することになる。
<カード管理装置40の構成>
次に、図2に示したカード管理装置40の構成について説明する。図5は、図2に示したカード管理装置40の構成を示す機能ブロック図である。図5に示すように、カード管理装置40は、表示部41、入力部42、外部ネットワーク通信部43、店舗ネットワーク通信部44、記憶部45及び制御部46を有する。
表示部41は、液晶ディスプレイ装置等の表示デバイスである。入力部42は、キーボードやマウス等の入力デバイスである。外部ネットワーク通信部43は、遊技店外のネットワークを介してデータ通信するためのインタフェース部である。店舗ネットワーク通信部44は、遊技店内において通信回線を介して島コントローラ30、会員管理装置50、賞品管理装置60及び精算機80とデータ通信するためのインタフェース部である。
記憶部45は、ハードディスク装置や不揮発性メモリ等の記憶デバイスであり、遊技種設定データ45a、カード管理データ45b及び装置管理データ45cを記憶する。
遊技種設定データ45aは、貸出レート及び表示名を遊技種に関連付けたデータである。カード管理データ45bは、プリペイド価値と、各遊技種の持玉数と、該カードが挿入されている台間カード処理機10の装置IDを示す使用先装置IDとをカードIDに関連付けたデータである。装置管理データ45cは、遊技店に配置された装置に関するデータである。この装置管理データ45cは、台間カード処理機10の装置ID、台間カード処理機10のアドレス、設置場所、併設された遊技機の遊技機ID及び機種データを含む。
制御部46は、カード管理装置40の全体を制御する制御部であり、遊技種設定管理部46a、カード管理部46b及び装置管理部46cを有する。実際には、これらの機能部に対応するプログラムを図示しないROMや不揮発性メモリに記憶しておき、これらのプログラムをCPU(Central Processing Unit)にロードして実行することにより、遊技種設定管理部46a、カード管理部46b及び装置管理部46cにそれぞれ対応するプロセスを実行させることになる。
遊技種設定管理部46aは、遊技店において使用される遊技種と、レートと、表示名とを対応付けて遊技種設定データ45aとして管理する処理部である。
カード管理部46bは、カード管理データ45bの管理を行う処理部である。具体的には、カード管理部46bは、台間カード処理機10からカード挿入通知データを受信した場合には、カード挿入通知データに示されたカードIDの使用先装置IDを、同じくカード挿入通知データに示された装置IDとする。また、カード挿入通知データに示されたカードIDに関連付けられたプリペイド価値と各レートの持玉数とを価値データとして台間カード処理機10に通知する。また、挿入されたカードが会員カードである場合には、会員管理装置50に対してカード挿入通知データを送信する。カード管理部46bは、台間カード処理機10から持玉減算要求データを受信した場合に、持玉減算要求データに示されたレートの持玉数をゼロにクリアする。
また、カード管理部46bは、台間カード処理機10からカードIDを含む玉貸要求データを受信した場合に、該カードIDに関連付けられたプリペイド価値が所定値以上であるか否かを判定する。プリペイド価値が所定値以上である場合には、カード管理部46bは、カード管理データ45bに記憶されるプリペイド価値から所定値を減算して、台間カード処理機10に更新後のプリペイド価値を含む玉貸許可データを送信する。一方、プリペイド価値が所定値未満である場合には、カード管理部46bは、台間カード処理機10に玉貸不可データを通知する。
また、カード管理部46bは、台間カード処理機10から投入された貨幣の金額、カードID及び装置IDを含む入金通知データを受信したならば、該カードIDに関連付けられたプリペイド価値に入金通知に示された金額分のプリペイド価値を加算する。
また、カード管理部46bは、台間カード処理機10から貯玉再プレイ要求データを受信した場合には、該貯玉再プレイ要求データを会員管理装置50に転送する。また、貯玉再プレイ要求データに対する会員管理装置50からの応答データについても、台間カード処理機10に転送する。
また、カード管理部46bは、持玉加算要求データを受信したならば、該当するレートの持玉数に持玉加算要求データに含まれる持玉数を加算する。また、カード管理部46bは、カード排出通知データを受信したならば、該カードIDの使用先装置IDを消去する。
また、カード管理部46bは、賞品管理装置60からカードIDを受信したならば、このカードIDに対応づけられた各レートの持玉数を賞品管理装置60に対して通知する。また、カード管理部46bは、精算機80からカードIDを受信したならば、このカードIDに対応づけられたプリペイド価値を精算機80に対して通知する。
装置管理部46cは、装置管理データ45cの管理を行う処理部である。装置管理部46cは、台間カード処理機10から取得した装置ID、台間カード処理機10のアドレス、設置場所及び遊技機IDに基づいて、装置管理データ45cの生成と更新とを行う。
また、装置管理部46cは、台間カード処理機10からカード挿入通知データを受信した場合には、装置管理データ45cを参照して、送信元の台間カード処理機10に対応する遊技機IDを特定する。そして、特定した遊技機IDを含めてカード挿入通知データを会員管理装置50に送信する。
同様に、装置管理部46cは、台間カード処理機10からカード排出通知データを受信した場合には、装置管理データ45cを参照して、送信元の台間カード処理機10に対応する遊技機IDを特定する。そして、特定した遊技機IDを含めてカード排出通知データを会員管理装置50に送信する。
また、装置管理部46cは、台間カード処理機10から入金通知データを受信した場合には、装置管理データ45cを参照して、送信元の台間カード処理機10に対応する遊技機IDを特定する。そして、特定した遊技機IDを含めて入金通知データを会員管理装置50に送信する。
<会員管理装置50の構成>
次に、図2に示した会員管理装置50の内部構成について説明する。図6は、図2に示した会員管理装置50の構成を示す機能ブロック図である。同図に示すように、会員管理装置50は、表示部51及び入力部52と接続される。表示部51は、液晶パネルやディスプレイ装置等であり、入力部52は、キーボードやマウス等である。
また、会員管理装置50は、外部ネットワーク通信部53と、店舗ネットワーク通信部54と、記憶部55と、制御部56とを有する。外部ネットワーク通信部53は、遊技店外のネットワークを介してデータ通信するためのインタフェース部である。店舗ネットワーク通信部54は、遊技店内の通信回線を介して賞品管理装置60及びカード管理装置40等とデータ通信するためのインタフェース部である。
記憶部55は、ハードディスク装置や不揮発性メモリ等の記憶デバイスであり、会員管理データ55a、遊技種設定データ55b、賞品マスタデータ55c、検索パターン名称データ55d、検索結果データ55e及び検索条件データ55fを記憶する。
会員管理データ55aは、会員に対して発行した会員カードのカードIDに対し、氏名、貯玉、携帯IDm、住所、電話番号等を関連付けたデータである。遊技種設定データ55bは、遊技種に対してレート及び表示名を関連付けたデータである。賞品マスタデータ55cは、遊技球を賞品に交換する際に使用するデータである。
検索パターン名称データ55dは、検索の管理番号に対し、検索パターン名称、検索日時等を関連付けたデータである。検索結果データ55eは、検索条件に合致した会員リストであり、検索の管理番号に対し、会員のカードID、氏名、貯数合計金額、貯玉、携帯IDm等を関連付けたデータである。検索条件データ55fは、検索の管理番号に対し、検索条件等を関連付けたデータである。
制御部56は、会員管理装置50を全体制御する制御部であり、会員管理部56a、賞品マスタ管理部56b及び検索処理部56cを有する。実際には、これらの機能部に対応するプログラムを図示しないROMや不揮発性メモリに記憶しておき、これらのプログラムをCPU(Central Processing Unit)にロードして実行することにより、会員管理部56a、賞品マスタ管理部56b及び検索処理部56cにそれぞれ対応するプロセスを実行させることになる。
会員管理部56aは、会員管理データ55aの管理を行う処理部である。会員管理部56aは、カード管理装置40及び賞品管理装置60と通信して、カードIDに関連付けられた貯玉の残高を更新する。また、会員管理部56aは、会員登録要求を受け付けた場合には、会員管理データ55aに会員を追加する更新を行う。
ここで、会員管理部56aによる貯玉再プレイ処理について説明する。会員管理部56aは、台間カード処理機10から貯玉再プレイ要求データを受信したならば、該貯玉再プレイ要求データ内のカードIDに関連付けられた貯玉のうち、払出先のレートの貯玉の残高を払出単位数だけ引落し、貯玉再プレイの遊技球数を再計算する。そして、減算後の残高と貯玉再プレイの遊技球数とを含む貯玉再プレイデータを台間カード処理機10に送信する。
賞品マスタ管理部56bは、賞品マスタデータ55cを管理する処理部である。賞品マスタ管理部56bは、賞品マスタデータ55cの更新が行われたならば、遊技店内の賞品管理装置60に賞品マスタデータ55cを配布する。
検索処理部56cは、検索条件を受け付け、営業日当日の会員管理データ55a等に対して、検索条件に合致した会員の検索をする。例えば、貯数合計金額が10万円以上の条件を受け付けると、検索の当日の会員管理データ55aの内、貯数合計金額が10万円以上の会員を検索し、その検索結果データ55eを記憶部55に記憶するとともに表示部51に表示する。ここで、貯数合計金額とは、会員が保有する貯玉及び貯メダルに各貯玉及び貯メダルのレートを掛け算して合算した金額のことを言う。また、「玉1」の貯玉数が10000以上となるように、貯玉数で検索してもよい。
また、検索処理部56cは、現在(営業日当日)と過去の検索結果データ55eを利用して統合検索を行ってもよい。例えば6月末に条件として貯数合計金額が10万円以上の会員を検索して、「6月末貯数合計金額10万円以上」のデータとして記憶部55に記憶し、7月末の営業日当日に同じ条件で会員検索をして、「7月末貯数合計金額10万円以上」のデータとして記憶部55に記憶する。そして、該「6月末貯数合計金額10万円以上」のデータと該「7月末貯数合計金額10万円以上」のデータを利用し、6月末と7月末の営業日当日の両時点で貯数合計金額10万円以上の会員を検索することができる。
次に、図に示した記憶部55が記憶するデータの具体例について説明する。図7は、会員管理装置50の記憶部55に記憶される会員管理データ55a、遊技種設定データ55b及び賞品マスタデータ55cの一例を説明するための説明図である。図7(a)に示す会員管理データ55aは、カードID「2002」に対して、氏名「BC」、各遊技種の貯玉の残高、携帯IDm「IDmX1」等が対応づけられた状態を示している。なお、図示は省略したが会員管理データ55aは、ポイント、来店回数、遊技履歴、暗証番号等をカードIDに対応付けることができる。また、携帯IDmは、携帯電話等の携帯端末を特定可能な識別データであり、携帯端末を会員カードとして使用する際に用いられる。
また、図7(a)では、貯玉は、「玉1」、「玉2」及び「玉3」の3つの遊技種について設けられている。例えば、カードID「2002」の「玉1」の貯玉の残高は「250」、「玉2」の貯玉の残高は「1000」、「玉3」の貯玉の残高は「4000」である。
図7(b)に示す遊技種設定データ55bは、遊技種名「玉1」に対し、レート「4円」及び表示名「4パチ」を関連付けている。また、遊技種設定データ55bは、遊技種名「玉2」に対し、レート「2円」及び表示名「2パチ」を関連付けている。また、遊技種設定データ55bは、遊技種名「玉3」に対し、レート「1円」及び表示名「1パチ」を関連付けている。
図7(c)に示す賞品マスタデータ55cは、賞品を一意に識別する賞品コードに対し、賞品名、群コード、賞品価値及び交換玉数を関連付けたデータである。ここで、群コードは賞品を分類して管理する為の識別情報である。群コード「01」は、一定の手続きを経て所定の価値で譲渡可能な交換賞品を示す。群コード「02」以降は、交換賞品以外の日用品などを含む一般賞品である。
賞品マスタデータ55cは、賞品コード「0001」に対し、賞品名「大賞品」、群コード「01」、賞品価値「1000」、玉1の交換玉数「250」、玉2の交換玉数「500」、玉3の交換玉数「1000」を関連付けている。
また、賞品マスタデータ55cは、賞品コード「0002」に対し、賞品名「小賞品」、群コード「01」、賞品価値「500」、玉1の交換玉数「125」、玉2の交換玉数「250」、玉3の交換玉数「500」を関連付けている。
また、賞品マスタデータ55cは、賞品コード「0100」に対し、賞品名「Mセブン」、群コード「02」、賞品価値「400」、玉1の交換玉数「100」、玉2の交換玉数「200」、玉3の交換玉数「400」を関連付けている。
また、賞品マスタデータ55cは、賞品コード「0101」に対し、賞品名「ラック」、群コード「02」、賞品価値「420」、玉1の交換玉数「105」、玉2の交換玉数「210」、玉3の交換玉数「420」を関連付けている。
また、賞品マスタデータ55cは、賞品コード「0600」に対し、賞品名「端玉飴」、群コード「04」、賞品価値「12」、玉1の交換玉数「3」、玉2の交換玉数「6」、玉3の交換玉数「12」を関連付けている。
次に図8は、会員管理装置50の記憶部55に記憶される検索パターン名称データ55d、検索結果データ55e及び検索条件データ55fの一例を説明するための説明図である。図8(a)に示す検索パターン名称データ55dは、管理番号「0107」に対して、検索パターン名称「6月度貯数合計金額10万円以上」、検索日時「2020/6/30(火)23:01」等が対応づけられた状態を示している。
図8(b)に示す検索結果データ55eは、管理番号「0107」に対して、カードID「2020」、氏名「GL」、貯数合計金額「142365」、貯玉の残高、携帯IDm「IDmX77」等が対応づけられた状態を示している。
また、図8(b)では、貯玉は、「玉1」、「玉2」及び「玉3」の3つの遊技種について設けられている。例えばカードID「2020」の「玉1」の貯玉数は「24000」、「玉2」の貯玉数は「23000」、「玉3」の貯玉数は「365」である。
図8(c)に示す検索条件データ55fは、管理番号「0107」に対して、検索条件「貯数合計金額≧100,000」が対応づけられた状態を示している。
次に、図6に示した会員管理装置50の検索処理部56cの処理手順について説明する。図9は、会員管理装置50の検索処理部56cの処理手順を示すフローチャートである。
会員の検索が開始されたならば、検索処理部56cは、検索条件を受け付ける(ステップS101)。次に、複数の検索結果データ55eの統合検索で無い場合は(ステップS102:No)、検索条件に従って会員管理データ55aの検索処理を行う(ステップS103)。次に、検索結果データ55e及び検索条件データ55fを記憶部55に記憶する(ステップS104)。そして、検索結果を表示部51に表示する(ステップS105)。
また、検索処理部56cは、検索条件が複数の検索結果データ55eの統合検索の場合は(ステップS102:Yes)、統合検索を行う検索結果データ55eを抽出する(ステップS106)。その後、統合検索を行う検索結果データ55eの選択を受け付ける(ステップS107)。次に、検索処理部56cは、選択された検索結果データ55eを利用して統合検索処理を行う(ステップS108)。そして、検索処理部56cは、統合検索を行った検索結果データ55eを記憶部55に記憶し(ステップS109)、表示部51に表示する(ステップS110)。
次に、会員管理装置50の検索条件の入力について説明する。図10は、図6に示した会員管理装置50の検索条件入力の場合の画面イメージの一例を示す図である。図10に示すように、検索条件として合計金額の条件設定について示している。合計金額は、貯玉合計金額、貯メダル合計金額及び貯玉合計金額と貯メダル合計金額の合計である貯数合計金額の条件が設定可能である。なお、貯メダル合計金額とは、スロットマシンで使用するメダルの貯メダル数とメダルレートを掛け算して計算される価値のことを言う。
次に、図11は、図6に示した会員管理装置50の別の検索条件入力の場合の別の画面イメージの一例を示す図である。図11に示すように、検索条件として玉レートを指定することもできる。図11では、玉レートとして「玉レート1」から「玉レート6」までの6種類の玉レートが指定できる。そして、玉レートを選択したならば、貯玉数、貯玉回数、再プレイ玉数及び貯玉合計金額の任意を組み合わせて条件設定することができる。
次に、図12は、図6に示した会員管理装置50の複数の検索結果データ55eの統合検索を行う場合の画面イメージの一例を示す図である。図12に示すように、パターン一覧として過去に検索を行った検索結果データ55eがリストとして表示され、その中から統合検索を行いたい検索結果データ55eを選択する。そして選択した2つ以上の検索結果データ55eの統合検索を行うことができる。
次に図13は、図6に示した会員管理装置50の統合検索結果の表示の場合の画面イメージの一例を示す図である。図13に示すように、統合検索を行った検索会員一覧が表示され、ここでは、会員コード、氏名、住所、電話番号及び年齢等が表示されている。
上述してきたように、本実施形態では、検索条件を受け付けたならば、営業日当日の会員管理データ55aを検索し、その検索結果データ55eを記憶部55に記憶するように構成されており、その過去の検索結果データ55eを利用することにより、過去の会員に係る情報を迅速かつ効率的に検索することができる。
なお、上記実施形態では、会員管理装置50は、記憶された現在(営業日当日)と過去の検索結果を利用し統合検索する構成について説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、営業日当日でも複数の条件で検索を行い、検索を行った2つ以上の営業日当日の検索結果を用いて複合検索を行ってもよい。また、記憶された複数の過去の検索結果データ55eを用いて複合検索を行ってもよい。
また、上記実施形態では、会員管理装置50を用いた検索は、従業員が検索条件を設定する構成について説明したが、従業員が設定した検索条件を記憶し、毎月決められた日時に自動的で検索するようにしてもよい。例えば、毎月10日、20日、月末の20時に自動で「貯数合計金額10万円以上」の会員を検索し、検索結果を記憶部55に記憶してもよい。
また、上記実施形態では、会員管理装置50の表示部51、入力部52を用いて会員管理データ55a等を検索する構成を説明したが、店舗ネットワークに接続されている別の端末から検索してもよい。また、遊技店を複数経営しているオーナが店の状況を検索する場合には、外部ネットワークに接続された端末から各店舗の会員管理装置50に接続し検索してもよい。
また、上記実施形態では、遊技機20として管理遊技機を用いる場合を示したが、本発明はこれに限定されるものではなく、各台計数方式の遊技機などを用いる場合に適用することもできる。
また、上記実施形態では、検索パターン名称データと検索条件データを別々に管理する場合を示したが、検索パターン名称データと検索条件データを併せて管理してもよい。また、検索結果データと検索パターン名称データのみ管理して、統合可能としてもよい。
また、上記実施形態では、会員管理装置50に記憶した「6月末貯数合計金額10万円」のデータと、「7月末貯数合計金額10万円」のデータを用いた統合検索を行う場合に、6月末と7月末(営業日当日)の両時点で貯数合計金額10万円以上の会員を検索する一種のAND条件で検索する場合を示したが、本発明はこれに限定されるものではなく、6月末又は7月末(営業日当日)のいずれか一方の時点で貯数合計金額10万円以上の会員を検索する一種のOR条件での検索を行う場合に適用することもできる。
上記の実施形態で図示した構成は機能概略的なものであり、必ずしも物理的に図示の構成をされていることを要しない。すなわち、装置の分散・統合の形態は図示のものに限られず、その全部又は一部を各種の負荷や使用状況などに応じて、任意の単位で機能的又は物理的に分散・統合して構成することができる。