JP7626996B2 - 商社型金融用与信管理サービス提供システム - Google Patents
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Description
そして、当該新技術は、キャッシュレスの範囲を超え、金融機関レスの概念に及んでいる。
また、日本法においては、商社型金融を行う総合商社は基本的に大企業(つまり供与しうる信用が有ることが前提となるホールセール的業務)のみ取引できるという法制約があり、リテール側には商社型金融のサービスが提供されていない。
与信情報は、一般的に、財務諸表などにより算出される財務状況などをベースとして作成した、格付け(的に分類される)データである。
例えば、日本には、帝国データバンクなどの与信情報の調査機関が存在するものの、与信情報類の更新は調査があったときその都度行われるに過ぎず、更新頻度は高くなく、さらに与信情報の調査費用が高額であることから、即座に与信情報を確認することが容易ではない。
このため、特に、供与しうる信用が有るか否かが不明確である中小企業に対しては、商社型金融が機能していないに等しい。
さらに、超低金利が続くことにより、ミドルリスクの金融案件に対してローリターンという破綻ロジックも加わり、中小企業に対しての有効な資金供給が出来ていない状況にある。
このため、結果的に、日本における中小企業の与信情報は、貧弱なものとなっている。
このため、日本においては、DeFiなどの新技術を用いても、供与しうる信用が有るか否かが不明確である小規模事業者に対し、効率的な金融処理を行うことが難しい。
そして、当該新技術は、キャッシュレスの範囲を超え、金融機関レスの概念に及んでいる。
また、日本法においては、商社型金融を行う総合商社は基本的に大企業(つまり供与しうる信用が有ることが前提となるホールセール的業務)のみ取引できるという法制約があり、リテール側には商社型金融のサービスが提供されていない。
与信情報は、一般的に、財務諸表などにより算出される財務状況などをベースとして作成した、格付け(的に分類される)データである。
例えば、日本には、帝国データバンクなどの与信情報の調査機関が存在するものの、与信情報類の更新は調査があったときその都度行われるに過ぎず、更新頻度は高くなく、さらに与信情報の調査費用が高額であることから、即座に与信情報を確認することが容易ではない。
このため、特に、供与しうる信用が有るか否かが不明確である中小企業に対しては、商社型金融が機能していないに等しい。
さらに、超低金利が続くことにより、ミドルリスクの金融案件に対してローリターンという破綻ロジックも加わり、中小企業に対しての有効な資金供給が出来ていない状況にある。
このため、結果的に、日本における中小企業の与信情報は、貧弱なものとなっている。
このため、日本においては、DeFiなどの新技術を用いても、供与しうる信用が有るか否かが不明確である小規模事業者に対し、効率的な金融処理を行うことが難しい。
・第1には、DeFiなどの新技術を有効活用するための基本となる商社型金融が、金利や配当などを主とした、金流における金融分野ではなく、決済における裁定や手数料を基本とした商流で使われる金融分野であり、金融機関が商社型金融を不得意としている点。
・第2には、中小企業や店舗など、供与しうる信用が有るか否かが不明確である小規模事業者の与信管理が銀行主体になっている点。
第1の問題点を解決する方法に関しては、金融機関が不得意としている商社型金融のロジックをシステムで構築し、自動的に処理できるようにすることが考えられる。
なお、一般的な会計ソフトを用いた非クラウド型の会計システムでは、財務情報などの会計データが各々を利用する事業者のパーソナルコンピュータ内にあり対応することが難しいが、当該会計データをベースとし、財務情報より、システムに組み込んだ与信算出機能によって、与信(の基本)情報を算出・作成することは可能であると考えられる。
そこで、本件発明者は、この算出・作成された与信(の基本)情報は、会計システムの母体(統合機能)に対し、ネットワークで暗号化して送信できるようにすることを考えた。
この場合の相手とは、当該会計システムを利用する事業者に対し、金融的サービスを行う機能や機関である。
また、上述の当該金融的サービスとは、当該会計システムを利用する事業者が、資金調達(融資的なものなど)やヘッジ・保険類を利用する場合のサービス、その他に商流取引における確認など広範囲に利用可能な情報提供サービスを含む。
また、本件発明者は、当該与信情報は、会計システムの財務状況という基本的な情報の他、取引における評価バックの情報、売掛の対応状況などの情報が加味され、常に修正されるようにすることを考えた。
また、本件発明者は、決済に関しての処理情報(常に問題なく決済されているかなどの情報)も与信算出機能による与信情報の算出・作成のために組み込み、決済の信用度なども与信情報として組み込むなど、与信の精度が向上するようにすることを考えた。
また、本件発明者は、会計システムを、例えば商工会を構成する複数の事業者内で共有する場合、与信の足らない所定の事業者に対して、商工会の構成メンバーである事業者が与信を供与するデジタル契約(NFT的なトークン)を、会計システムを介して調整できるようにすることを考えた。
また、本件発明者は、商工会を構成する事業者の評価なども、与信情報に組み込むことを可能にすることを考えた。このようにすることで、地域相互サポートの一種にもなりうると考えられる。
その場合、当該別の金融サービスへの、当該会計システムを利用する事業者である企業の与信情報の提供に対する、当該会計システムが備える機能の利用料削減(会計情報の解析を条件として会計処理の無料化までも可能)や、当該与信情報を提供することで、当該別の金融サービスにおける融資や保険などのコストを、当該会計システムを利用する事業者が抑えることができるなど、非常に効率的に処理することが可能になると考えられる。
この場合、本件発明者は、会計情報(ただし、当該会計システムを利用する事業者の個別企業名ではなく、事業属性として解析)として、AIによる自動広告や、商流情報としてビッグデータ化し、別サービスとして提供することも可能にすることを考えた。
また、クラウド型会計システムの一部でファクタリング的なサービスもあるが、サービス範囲が限定的で狭く、基本的に流動性などの面で最適ではない。
但し、銀行のデジタル通貨処理や、銀行口座を用いた金融サービス提供システムへの接続・提供はできるようにすることを考えた。
また、銀行などの金融機関が不得意としていた商社型金融の処理をシステムで自動的に行うことが可能となる。
また、中小企業などの小規模事業者の与信情報を効率よく得ることができるようになり、小規模事業者に対する有効な資金供給をすることが可能となる。
また、間接金融を主とする日本においても、DeFiやWEB3.0などの新技術を用いて、与信情報を効率的に活用した商社型金融処理を行うことが可能となる。
また、会計システムを利用する事業者が承諾を行わない限り、暗号化された与信情報を利用できないようにすれば、会計システムを利用する事業者に対し、与信情報を利用する相手を必要最小限に抑え、不必要な情報の漏洩を防止することが可能となる。
また、デジタル資産類を担保として、商社型金融サービスにおける融資や保険のコストを低減する機能を有して構成すれば、デジタル資産類を担保とした商社型金融サービスにおける融資や保険処理をし易くすることが可能となる。
商社型金融は、金流金融ではなく、商流にある金融である。商社型金融サービスには、オルタナティブ系の金融サービス(ミドルリスクミドルリターンなどのようなファンド形式など多種)などもあるが、例えば、裁定により取引決済の時間差を収益化するために、ツケで取引を行う事業者に対する金融サービスがある。この金融サービスとしては、例えば、売掛の立替を行ったり、支払い時期を延ばしたりする行為などが挙げられる。
このような金融サービスに関する決済量の上限や金利設定については、本来は金融機関が格付け情報に応じて行い、さらに、手数料を上乗せして処理するが、本発明の商社型金融用与信管理サービス提供システムのように、時価評価を行う機能を有するウォレット手段と、ウォレット手段が管理するデジタル資産類を担保として、商社型金融サービスにおける融資や保険のコストを低減する機能を有する融資・保険コスト低減手段を有して構成すれば、当該機能の自動化により、このような金融サービスの処理を格段に効率化することができ、手数料のコストを削減することが可能となる。
このように構成すれば、与信情報の精度を向上させることが可能となる。
このように構成すれば、与信に応じた最適な資産形成や運用をするための情報を得ることが可能となる。
このように構成すれば、金融処理全般にわたり広く対応することが可能となる。
このように構成すれば、与信情報の精度をさらに向上させることが可能となる。
このように構成すれば、与信情報の精度をより一層向上させることが可能となる。
このように構成すれば、商工会などの団体を構成する事業者で商社型金融用与信管理サービス提供システムを共有する場合における、各事業者の相互サポートに寄与することが可能となる。
収益が上がらず財務諸表の数値が悪い事業者に対しては、定量的指標を用いた場合には、与信情報として良い格付けデータは算出・作成されない。しかし、歴史ある事業や、地域で絶対に必要な事業、もしくは、将来必要になると考えられるような事業を行う事業者に対しては、数値ではなく、将来性という定性的指標が必要となる。しかるに、定性的指標が必要となる事業者の与信情報に関し、銀行では、定量的指標で評価し、定性的指標で評価することができない。一方で、地域の商工会や自治体であれば、定性的指標の必要性を正確に認識できる場合がある。
そこで、本発明の商社型金融用与信管理サービス提供システムのように、デジタル契約補助手段を有して構成すれば、上述のような地域に必要な事業などを行う事業者の信用を、周辺の企業などが保証することで、資金調達を潤滑にすることが可能となり、デジタル権利などの資産を担保に個別融資契約を行ったり、融資の保証を行ったりすることで、各事業者を相互的に助け合うことが可能になる。
このように構成すれば、商工会などの団体を構成する事業者で商社型金融用与信管理サービス提供システムを共有する場合における、与信情報の精度を向上させることが可能となる。
これらのように構成すれば、与信情報を活用した金融サービスの範囲を広げることが可能となる。
このように構成すれば、会計システムを利用する事業者における、融資や保険などのコストを抑え、経済的な観点での会計処理の効率化を図ることが可能となる。
例えば、ヘッジについて、会計システムを利用する事業者の与信情報から分析し、分析に応じた内容のヘッジサービスを事業者に提案して契約を取ることができれば、ヘッジサービス提供業者は利益を得ることができる。そこで、事業者の与信情報を利用するヘッジサービス提供業者に対し、与信情報の利用により得た利益の一部を会計システムへ、手数料として還元してもらうようにする。融資についてもヘッジと同様、サービス提供業者の手数料として還元してもらうようにする。
このようにすると、会計システムは、顧客(事業者)の利用料ではなく、ヘッジなどのサービス提供業者側の手数料還元などで収益化でき、収益化できることにより会計システムの利用料を下げることが可能となる。
そこで、本発明の商社型金融用与信管理サービス提供システムにおいて、与信情報提供手段が、当該会計システムを利用する事業者の与信情報を、商社型金融サービスとは別の所定金融サービス提供システムに対して提供する場合、当該与信情報の提供者である事業者に対し、当該商社型金融用与信管理サービス提供システムの利用料または会計情報の解析を条件とした当該利用料の削減ないし無料化を提案する機能をさらに有するように構成すれば、例えば、月額の利用料を下げる、もしくは無料化することが可能となり、この会計システムを利用する事業者の数を増やすことが可能となる。
当該会計情報をAIによる自動広告や、ビッグデータ化した商流情報として、商社型金融サービスとは別の所定金融サービス提供システムに対して提供する機能を有する会計情報提供手段をさらに有する。
このように構成すれば、会計システムを利用する事業者の会計情報を有効活用することが可能となる。
このように構成すれば、ファクタリングSTのグループ分けに有効活用することが可能となる。
このように構成すれば、与信情報を活用した金融サービスの範囲をより広げることが可能となる。
本発明の商社型金融用与信管理サービス提供システムが銀行(金融機関)の金融サービス提供システムと接続して構成すれば、銀行(金融機関)は、商社型金融用与信管理サービス提供システムにおいて算出・作成された当該与信情報などを活用し、融資などを行うことが可能になる。その場合、会計システムに銀行(金融機関)が開設する事業者の口座が連結される。
そして、本発明の商社型金融用与信管理サービス提供システムに備わるAIなどにより、融資やヘッジの営業を、銀行(金融機関)の代わりに自動的に行うことになる。
このように、営業による注文が銀行(金融機関)が開設する事業者の口座を介して取引されることになるので、本発明の商社型金融用与信管理サービス提供システムに金融機能を組み込むことは、銀行(金融機関)が開設する事業者の口座と連携し、金融業務を行うことにもなり、その結果、与信情報を活用した金融サービスの範囲をより広げることが可能となる。
第1実施形態
図1は本発明の第1実施形態にかかる商社型金融用与信管理サービス提供システムの全体構成を概念的に示すブロック図である。
本実施形態の商社型金融用与信管理サービス提供システム1は、複数の非クラウド型会計システム401~40n(但し、nは正の整数)と、非クラウド型会計システム401~40n(但し、nは正の整数)とネットワーク接続する会計データ統合システム41と、を備えて構築され、与信情報算出・作成手段11と、与信情報暗号化手段12と、与信情報送信手段13と、会計データ統合手段14と、与信情報利用要求受付手段15と、与信情報利用承諾受付手段16と、与信情報復号化手段17と、ウォレット手段18と、融資・保険コスト低減手段19と、資産管理手段20と、デジタル契約補助手段21と、与信情報提供手段22と、会計情報提供手段23と、を有し、商社型金融サービス提供システム60と接続して構成されている。
また、与信情報算出・作成手段11は、当該事業者の財務情報などの会計データの他に、当該事業者の取引における評価、当該事業者の売掛の対応状況などの情報に応じて、当該事業者の与信情報を常時修正する機能を有して構成されている。
また、与信情報算出・作成手段11は、当該事業者の決済に関する処理情報として、常に問題なく決済されているか否かなどの決済の信用度をさらに組み込んで、与信情報を算出・作成する機能を有して構成されている。
また、与信情報算出・作成手段11は、当該事業者の資産力や担保力をさらに組み込んで、当該事業者の与信情報を算出・作成する機能を有して構成されている。
また、与信情報算出・作成手段11は、後述する団体を構成する事業者の評価をさらに組み込んで、当該事業者の与信情報を算出・作成する機能を有して構成されている。
また、与信情報利用承諾受付手段16は、非クラウド型会計システム401~40n(但し、nは正の整数)を利用する事業者501~50n(但し、nは正の整数)による当該事業者の与信情報を、商社型金融サービスとは別の所定金融サービス提供システム61に対して提供することについての承諾操作を受け付ける機能をさらに有して構成されている。
また、資産管理手段20は、デジタル資産や通貨ステーブルコイン類の管理など、担保設定、決済処理に対応可能な機能を有して構成されている。
また、与信情報提供手段22は、当該会計システムを利用する事業者の与信情報を、商社型金融サービスとは別の所定金融サービス提供システム61に対して提供する場合、当該与信情報の提供者である事業者に対し、当該商社型金融用与信管理サービス提供システム1の利用料または会計情報の解析を条件とした当該利用料の削減ないし無料化を提案する機能をさらに有して構成されている。
このような構成を備えた第1実施形態の商社型金融用与信管理サービス提供システム1を用いた処理の流れを図15~図18を用いて説明する。
事業者501~50n(但し、nは正の整数)は、非クラウド型会計システム401~40n(但し、nは正の整数)を用いて、日常の商取引において発生する財務情報などの会計データを記録する。
与信情報算出・作成手段11は、当該非クラウド型会計システムを利用する事業者501~50n(但し、nは正の整数)の財務情報などの会計データ、さらには、当該事業者の取引における評価、当該事業者の売掛の対応状況などの情報、当該事業者の決済の信用度、当該事業者の資産力や担保力、当該団体を構成する事業者の評価などを用いて当該事業者の与信情報を算出・作成する。
与信情報暗号化手段12は、与信情報算出・作成手段11により算出・作成された当該事業者の与信情報を暗号化する。
与信情報送信手段13は、与信情報暗号化手段12により暗号化された当該事業者の与信情報を会計データ統合システム41へ送信する。
会計データ統合手段14は、会計データ統合システム41において、与信情報送信手段13により送信された当該事業者の与信情報を統合する。
与信情報利用要求受付手段15は、非クラウド型会計システム401~40n(但し、nは正の整数)を利用する事業者501~50n(但し、nは正の整数)に対し、資金調達、ヘッジ、保険類の利用、その他の商流取引における確認などの商社型金融サービスを(商社型金融サービス提供システム60を介して)提供するために、与信情報暗号化手段12により暗号化された当該事業者の与信情報の利用を所望する相手からの当該事業者の与信情報利用の要求を受け付ける。
与信情報利用承諾受付手段16は、与信情報の利用を所望する相手からの与信情報利用の要求を与信情報利用要求受付手段15が受け付けた場合において、当該非クラウド型会計システム401~40n(但し、nは正の整数)を利用する事業者501~50n(但し、nは正の整数)による当該事業者の与信情報利用の承諾操作を受け付ける。
なお、与信情報利用承諾受付手段16は、非クラウド型会計システム401~40n(但し、nは正の整数)を利用する事業者501~50n(但し、nは正の整数)による当該事業者の与信情報を、商社型金融サービスとは別の所定金融サービス提供システム61に対して提供することについての承諾操作も受け付ける。
与信情報復号化手段17は、与信情報利用承諾受付手段16が非クラウド型会計システム401~40n(但し、nは正の整数)を利用する事業者501~50n(但し、nは正の整数)による当該事業者の与信情報利用の承諾操作を受け付けたときに、与信情報暗号化手段12により暗号化された当該事業者の与信情報を復号化する。
これにより、資金調達、ヘッジ、保険類の利用、その他の商流取引における確認などの商社型金融サービスを(商社型金融サービス提供システム60を介して)提供するために当該事業者の与信情報の利用を所望する相手などによる、当該事業者の与信情報の利用が可能となる。
相手と取引を行う場合、売掛などが発生する。与信情報は、取引を行う相手に対する、許容できる売掛などの発生リスクを判断する材料になる。また、取引を行う相手から素材など、何らかの商品を購入する場合において、取引を行う相手の取引情報、取引におけるクレームや問題について、ビッグデータとして記録しておくことで、取引の信頼性についての参考情報に用いることができる。事業者が、これらの与信に関する情報を、取引を行う相手に開示しても良いと判断した場合のみ、与信情報は復号されて相手に提供されることになる。
(S13-1)事業者が所有するデジタル資産類の時価評価(図17)
ウォレット手段18は、非クラウド型会計システム401~40n(但し、nは正の整数)を利用する事業者501~50n(但し、nは正の整数)が所有するデジタル資産類をウォレット的に管理し、時価評価を行う。
融資・保険コスト低減手段19は、ウォレット手段18が管理するデジタル資産類を担保として、商社型金融サービスにおける融資や保険のコストを低減する。
資産管理手段20は、ポートフォリオを管理する。また、最適なポートフォリオの構成やヘッジなどについてのアドバイスを行う。
ポートフォリオについては、与信は関係なく、余剰資金がわかる。このため、本発明において、ポートフォリオのアドバイスを行う機能とは、余剰資金の範囲で、リスク量に応じた資金運用を提案する機能を意味する。なお、アドバイスなどの行為については、ヒトが行う場合は勧誘となるが、アルゴリズムやAIなどシステムで行う場合は、広告扱いになるため、法的規制に対する対応が簡単になる。
また、ヘッジについては、例えば、会計システム401~40n(但し、nは正の整数)を利用する事業者が入力した会計データから、例えば、事業者が仕入れた原材料など及びその量(例えば、メッキ用の亜鉛を1トンなど)や、その原材料の1か月当たりの使用量(例えば、1か月に10%など)や、その原材料の使用量分の補充頻度や時期(例えば、使用量を都度補充しないなど)がわかる。また、その原材料の使用量分を買いヘッジをし、また、その原材料が過剰に高くなった場合には、売りヘッジをかけるなどのヘッジのタイミングは、商社型金融用与信管理サービス提供システム1が、接続する商社型金融サービス60を介して、商社がヘッジを行った情報を受け取ることでわかる。そこで、資産管理手段20は、それらの情報と当該時点での原材料の在庫状況に基づき、好適なタイミングでアルゴリズムやAIを用いてヘッジ率を算出し、算出したヘッジ率を顧客である事業者に対し提示するなどのアドバイスを自動的に行う。
また、資産管理手段20は、保険類の契約においてもヘッジ的なアドバイスを行う。例えば、在庫の原材料に、価格変動リスクが発生し、損害保険をかけたほうが良いとAIなどが判断した場合は、資産管理手段20は、根拠とともに損害保険の契約アドバイスを自動的に行う。
なお、資産管理手段20は、例えば、原材料の在庫状況に基づいた融資を行うためのアドバイスを自動的に行うように構成してもよい。
また、資産管理手段20は、デジタル資産や通貨ステーブルコイン類の管理など、担保設定、決済処理に対応しうるように、資産を管理する。
デジタル契約補助手段21は、一つの団体を構成する複数の事業者が共同で、商社型金融用与信管理サービス提供システム1による商社型金融用与信管理サービスの提供を受けている場合において、与信の不足する事業者に対し、当該団体のメンバーである所定の事業者が与信を供与するデジタル契約(NFT的トークン)の締結を補助する。
与信情報提供手段22は、与信情報利用承諾受付手段16が非クラウド型会計システム401~40n(但し、nは正の整数)を利用する事業者501~50n(但し、nは正の整数)による当該事業者の与信情報の商社型金融サービスとは別の所定金融サービス提供システム61に対する提供についての承諾操作を受け付けたときに、与信情報算出・作成手段11により算出・作成された当該事業者の与信情報を、商社型金融サービスとは別の所定金融サービス提供システム61に対して提供する。
また、与信情報提供手段22は、当該会計システムを利用する事業者の与信情報を、商社型金融サービスとは別の所定金融サービス提供システム61に対して提供する場合、当該与信情報の提供者である事業者に対し、当該商社型金融用与信管理サービス提供システム1の利用料または会計情報の解析を条件とした当該利用料の削減ないし無料化を提案する。
会計情報提供手段23は、個別の事業者名ではなく、事業属性として解析される情報である会計情報をAIによる自動広告や、ビッグデータ化した商流情報として、商社型金融サービスとは別の所定金融サービス提供システム61に対して提供する。
第1実施形態の商社型金融用与信管理サービス提供システム1によれば、非クラウド型会計システム401~40n(但し、nは正の整数)に備わる、当該非クラウド型会計システムを利用する事業者501~50n(但し、nは正の整数)の財務情報などの会計データを少なくとも用いて与信情報を算出・作成する機能を有する与信情報算出・作成手段11と、与信情報算出・作成手段11により算出・作成された当該事業者の与信情報を暗号化する機能を有する与信情報暗号化手段12と、与信情報暗号化手段12により暗号化された当該事業者の与信情報を会計データ統合システム41へ送信する機能を有する与信情報送信手段13と、会計データ統合システム41において、与信情報送信手段13により送信された、当該事業者の与信情報を統合する機能を有する会計データ統合手段14と、非クラウド型会計システムを利用する事業者に対し、資金調達、ヘッジ、保険類の利用、その他の商流取引における確認などの商社型金融サービスを(商社型金融サービス提供システム60を介して)提供するために、与信情報暗号化手段12により暗号化された当該事業者の与信情報の利用を所望する相手からの与信情報利用の要求を受け付ける機能を有する与信情報利用要求受付手段15と、当該事業者の与信情報の利用を所望する相手からの与信情報利用の要求を与信情報利用要求受付手段15が受け付けた場合において、当該非クラウド型会計システムを利用する事業者による当該事業者の与信情報利用の承諾操作を受け付ける機能を有する与信情報利用承諾受付手段16と、与信情報利用承諾受付手段16が非クラウド型会計システムを利用する事業者による当該与信情報利用の承諾操作を受け付けたときに、与信情報暗号化手段12により暗号化された当該事業者の与信情報を復号化する機能を有する与信情報復号化手段17と、を有した構成としたので、従来、銀行が主体となっていた、中小企業などの小規模事業者の与信管理を、事業者の利用する会計システムから与信情報を算出・作成してシステムで管理するようにしたことにより、従来の銀行による紙媒体でのコスト採算性の悪い与信情報の管理とは異なり、効率性、採算性を向上させることができる。
また、銀行などの金融機関が不得意としていた商社型金融の処理をシステムで自動的に行うことが可能となる。
また、中小企業などの小規模事業者の与信情報を効率よく得ることができるようになり、小規模事業者に対する有効な資金供給をすることができる。
また、間接金融を主とする日本においても、DeFiやWEB3.0などの新技術を用いて、与信情報を効率的に活用した商社型金融処理を行うことができる。
また、会計システムを利用する事業者が承諾を行わない限り、暗号化された与信情報を利用できないようにしたので、会計システムを利用する事業者に対し、与信情報を利用する相手を必要最小限に抑え、不必要な情報の漏洩を防止することができる。
また、デジタル資産類を担保として、商社型金融サービスにおける融資や保険のコストを低減するようにしたことにより、デジタル資産類を担保とした商社型金融サービスにおける融資や保険処理をし易くすることができる。
この点について、より詳しく説明する。
商社型金融は、金流金融ではなく、商流にある金融である。商社型金融サービスには、オルタナティブ系の金融サービス(ミドルリスクミドルリターンなどのようなファンド形式など多種)などもあるが、例えば、裁定により取引決済の時間差を収益化するために、ツケで取引を行う事業者に対する金融サービスがある。この金融サービスとしては、例えば、売掛の立替を行ったり、支払い時期を延ばしたりする行為などが挙げられる。
このような金融サービスに関する決済量の上限や金利設定については、本来は金融機関が格付け情報に応じて行い、さらに、手数料を上乗せして処理するが、本実施形態の商社型金融用与信管理サービス提供システム1によれば、時価評価を行う機能を有するウォレット手段18と、ウォレット手段18が管理するデジタル資産類を担保として、商社型金融サービスにおける融資や保険のコストを低減する機能を有する融資・保険コスト低減手段19を有した構成としたので、当該機能の自動化により、このような金融サービスの処理を格段に効率化することができ、手数料のコストを削減することができる。
収益が上がらず財務諸表の数値が悪い事業者に対しては、定量的指標を用いた場合には、与信情報として良い格付けデータは算出・作成されない。しかし、歴史ある事業や、地域で絶対に必要な事業、もしくは、将来必要になると考えられるような事業を行う事業者に対しては、数値ではなく、将来性という定性的指標が必要となる。しかるに、定性的指標が必要となる事業者の与信情報に関し、銀行では、定量的指標で評価し、定性的指標で評価することができない。一方で、地域の商工会や自治体であれば、定性的指標の必要性を正確に認識できる場合がある。
しかるに、本実施形態の商社型金融用与信管理サービス提供システム1によれば、デジタル契約補助手段21を有した構成としたので、上述のような地域に必要な事業などを行う事業者の信用を、周辺の企業などが保証することで、資金調達を潤滑にすることが可能となり、デジタル権利などの資産を担保に個別融資契約を行ったり、融資の保証を行ったりすることで、各事業者を相互的に助け合うことに寄与することができる。
例えば、ヘッジについて、会計システムを利用する事業者の与信情報から分析し、分析に応じた内容のヘッジサービスを事業者に提案して契約を取ることができれば、ヘッジサービス提供業者は利益を得ることができる。そこで、事業者の与信情報を利用するヘッジサービス提供業者に対し、与信情報の利用により得た利益の一部を会計システムへ、手数料として還元してもらうようにする。融資についてもヘッジと同様、サービス提供業者の手数料として還元してもらうようにする。
このようにすると、会計システムは、顧客(事業者)の利用料ではなく、ヘッジなどのサービス提供業者側の手数料還元などで収益化でき、収益化できることにより会計システムの利用料を下げることが可能となる。
しかるに、本実施形態の商社型金融用与信管理サービス提供システム1によれば、与信情報提供手段22が、当該会計システムを利用する事業者の与信情報を、商社型金融サービスとは別の所定金融サービス提供システム61に対して提供する場合、当該与信情報の提供者である事業者に対し、当該商社型金融用与信管理サービス提供システム1の利用料または会計情報の解析を条件とした当該利用料の削減ないし無料化を提案する機能をさらに有するように構成したので、例えば、月額の利用料を下げる、もしくは無料化することができ、当該会計システムを利用する事業者の数を増やすことができる。
本実施形態の商社型金融用与信管理サービス提供システム1が銀行(金融機関)の金融サービス提供システムと接続した構成としたので、銀行(金融機関)は、商社型金融用与信管理サービス提供システム1において算出・作成された当該与信情報などを活用し、融資などを行うことができる。その場合、会計システム401~40n(但し、nは正の整数)に銀行(金融機関)が開設する事業者の口座が連結される。
そして、本実施形態の商社型金融用与信管理サービス提供システム1に備わるAIなどにより、融資やヘッジの営業を、銀行(金融機関)の代わりに自動的に行うことになる。
このように、営業による注文が銀行(金融機関)が開設する事業者の口座を介して取引されることになるので、本実施形態の商社型金融用与信管理サービス提供システム1に金融機能を組み込むことは、銀行(金融機関)が開設する事業者の口座と連携し、金融業務を行うことにもなり、その結果、与信情報を活用した金融サービスの範囲をより広げることができる。
図19は本発明の第2実施形態にかかる商社型金融用与信管理サービス提供システムの全体構成を概念的に示すブロック図である。
本実施形態の商社型金融用与信管理サービス提供システム1’は、クラウド型会計システム42を備えて構築され、与信情報算出・作成手段11’と、与信情報暗号化手段12と、与信情報利用要求受付手段15’と、与信情報利用承諾受付手段16’と、与信情報復号化手段17’と、ウォレット手段18’と、融資・保険コスト低減手段19と、資産管理手段20と、デジタル契約補助手段21と、与信情報提供手段22’と、会計情報提供手段23と、を有し、商社型金融サービス提供システム60と接続して構成されている。
また、本実施形態の商社型金融用与信管理サービス提供システム1’は、商社型金融サービスとは別の所定金融サービス提供システム61に接続して構成されている。商社型金融サービスとは別の所定金融サービス提供システム61としては、例えば、銀行のデジタル通貨処理や、銀行口座を用いたサービスを提供する金融サービス提供システムが挙げられる。
与信情報暗号化手段12、融資・保険コスト低減手段19、資産管理手段20、デジタル契約補助手段21、会計情報提供手段23は、第1実施形態の商社型金融用与信管理サービス提供システム1におけるものと略同様の機能を有して構成されている。
また、与信情報算出・作成手段11’は、第1実施形態の商社型金融用与信管理サービス提供システムにおける与信情報算出・作成手段11と略同様に、次の機能を有して構成されている。
・当該会計システムを利用する事業者の財務情報などの会計データの他に、当該事業者の取引における評価、当該事業者の売掛の対応状況などの情報に応じて、当該事業者の与信情報を常時修正する機能。
・当該会計システムを利用する事業者の決済に関する処理情報として、常に問題なく決済されているか否かなどの決済の信用度をさらに組み込んで、当該事業者の与信情報を算出・作成する機能。
・当該会計システムを利用する事業者の資産力や担保力をさらに組み込んで、当該事業者の与信情報を算出・作成する機能。
・商社型金融用与信管理サービス提供システム1’による商社型金融用与信管理サービスの提供を共同で受けている団体を構成する事業者の評価をさらに組み込んで、当該事業者の与信情報を算出・作成する機能。
また、与信情報利用承諾受付手段16’は、クラウド型会計システム42を利用する事業者501~50n(但し、nは正の整数)による当該事業者の与信情報を、商社型金融サービスとは別の所定金融サービス提供システム61に対して提供することについての承諾操作を受け付ける機能をさらに有して構成されている。
また、与信情報提供手段22’は、当該会計システムを利用する事業者の与信情報を、商社型金融サービスとは別の所定金融サービス提供システム61に対して提供する場合、当該与信情報の提供者である事業者に対し、当該商社型金融用与信管理サービス提供システム1’の利用料または会計情報の解析を条件とした当該利用料の削減ないし無料化を提案する機能をさらに有して構成されている。
このような構成を備えた第2実施形態の商社型金融用与信管理サービス提供システム1’を用いた処理の流れを図26~図29を用いて説明する。
事業者501~50n(但し、nは正の整数)は、クラウド型会計システム42を用いて、日常の商取引において発生する財務情報などの会計データを記録する。
与信情報算出・作成手段11’は、ネットワーク接続する個々の端末からの入力を介して、クラウド型会計システム42上にアップロードされ更新された、当該クラウド型会計システム42を利用する事業者501~50n(但し、nは正の整数)の財務情報などの会計データ、さらには、当該事業者の取引における評価、当該事業者の売掛の対応状況などの情報、当該事業者の決済の信用度、当該事業者の資産力や担保力、当該団体を構成する各事業者の評価などを用いて当該事業者の与信情報を算出・作成する。
与信情報暗号化手段12は、与信情報算出・作成手段11’により算出・作成された当該事業者の与信情報を暗号化する。
与信情報利用要求受付手段15’は、クラウド型会計システム42を利用する事業者501~50n(但し、nは正の整数)に対し、資金調達、ヘッジ、保険類の利用、その他の商流取引における確認などの商社型金融サービスを(商社型金融サービス提供システム60を介して)提供するために、与信情報暗号化手段12により暗号化された当該事業者の与信情報の利用を所望する相手からの当該事業者の与信情報利用の要求を受け付ける。
与信情報利用承諾受付手段16’は、与信情報の利用を所望する相手からの与信情報利用の要求を与信情報利用要求受付手段15’が受け付けた場合において、当該クラウド型会計システム42を利用する事業者501~50n(但し、nは正の整数)による当該事業者の与信情報利用の承諾操作を受け付ける。
なお、与信情報利用承諾受付手段16’は、クラウド型会計システム42を利用する事業者501~50n(但し、nは正の整数)による当該事業者の与信情報を、商社型金融サービスとは別の所定金融サービス提供システム61に対して提供することについての承諾操作も受け付ける。
与信情報復号化手段17’は、与信情報利用承諾受付手段16’がクラウド型会計システム42を利用する事業者501~50n(但し、nは正の整数)による当該事業者の与信情報利用の承諾操作を受け付けたときに、与信情報暗号化手段12により暗号化された当該事業者の与信情報を復号化する。
これにより、資金調達、ヘッジ、保険類の利用、その他の商流取引における確認などの商社型金融サービスを(商社型金融サービス提供システム60を介して)提供するために当該事業者の与信情報の利用を所望する相手などによる、当該事業者の与信情報の利用が可能となる。
(S23-1)事業者が所有するデジタル資産類の時価評価(図28)
ウォレット手段18’は、クラウド型会計システム42を利用する事業者501~50n(但し、nは正の整数)が所有するデジタル資産類をウォレット的に管理し、時価評価を行う。
融資・保険コスト低減手段19は、ウォレット手段18’が管理するデジタル資産類を担保として、商社型金融サービスにおける融資や保険のコストを低減する。
資産管理手段20は、ポートフォリオを管理する。また、最適なポートフォリオの構成やヘッジなどについてのアドバイスを行う。
また、資産管理手段20は、デジタル資産や通貨ステーブルコイン類の管理など、担保設定、決済処理に対応しうるように、資産を管理する。
デジタル契約補助手段21は、一つの団体を構成する複数の事業者が共同で、商社型金融用与信管理サービス提供システム1’による商社型金融用与信管理サービスの提供を受けている場合において、与信の不足する事業者に対し、当該団体のメンバーである所定の事業者が与信を供与するデジタル契約(NFT的トークン)の締結を補助する。
与信情報提供手段22’は、与信情報利用承諾受付手段16’がクラウド型会計システム42を利用する事業者501~50n(但し、nは正の整数)による当該事業者の与信情報の商社型金融サービスとは別の所定金融サービス提供システム61に対する提供についての承諾操作を受け付けたときに、与信情報算出・作成手段11’により算出・作成された当該事業者の与信情報を、商社型金融サービスとは別の所定金融サービス提供システム61に対して提供する。
また、与信情報提供手段22’は、当該会計システムを利用する事業者の与信情報を、商社型金融サービスとは別の所定金融サービス提供システム61に対して提供する場合、当該与信情報の提供者である事業者に対し、当該商社型金融用与信管理サービス提供システム1’の利用料または会計情報の解析を条件とした当該利用料の削減ないし無料化を提案する。
会計情報提供手段23は、個別の事業者名ではなく、事業属性として解析される情報である会計情報をAIによる自動広告や、ビッグデータ化した商流情報として、商社型金融サービスとは別の所定金融サービス提供システム61に対して提供する。
第2実施形態の商社型金融用与信管理サービス提供システム1’によれば、ネットワーク接続する個々の端末からの入力を介して、クラウド型会計システム42上にアップロードされ更新された、当該クラウド型会計システム42を利用する事業者501~50n(但し、nは正の整数)の財務情報などの会計データを少なくとも用いて、当該事業者の与信情報を算出・作成する機能を有する与信情報算出・作成手段11’と、与信情報算出・作成手段11’により算出・作成された当該事業者の与信情報を暗号化する機能を有する与信情報暗号化手段12と、クラウド型会計システム42を利用する事業者に対し、資金調達、ヘッジ、保険類の利用、その他の商流取引における確認などの商社型金融サービスを(商社型金融サービス提供システム60を介して)提供するために、与信情報暗号化手段12により暗号化された当該事業者の与信情報の利用を所望する相手からの当該事業者の与信情報利用の要求を受け付ける機能を有する与信情報利用要求受付手段15’と、与信情報の利用を所望する相手からの与信情報利用の要求を与信情報利用要求受付手段15’が受け付けた場合において、当該クラウド型会計システム42を利用する事業者による当該事業者の与信情報利用の承諾操作を受け付ける機能を有する与信情報利用承諾受付手段16’と、与信情報利用承諾受付手段16’がクラウド型会計システム42を利用する事業者による当該事業者の与信情報利用の承諾操作を受け付けたときに、与信情報暗号化手段12により暗号化された当該事業者の与信情報を復号化する機能を有する与信情報復号化手段17’と、を有した構成としたので、クラウド型会計システム42を用いることで、財務情報などの会計データがクラウド上にアップロードされ更新されることにより、与信算出機能を介して定期的に与信情報を算出・作成でき、与信情報の信頼性を向上させることができる。
その他の効果は、第1実施形態の商社型金融用与信管理サービス提供システム1と略同じである。
11、11’ 与信情報算出・作成手段
12 与信情報暗号化手段
13 与信情報送信手段
14 会計データ統合手段
15、15’ 与信情報利用要求受付手段
16、16’ 与信情報利用承諾受付手段
17、17’ 与信情報復号化手段
18、18’ ウォレット手段
19 融資・保険コスト低減手段
20 資産管理手段
21 デジタル契約補助手段
22、22’ 与信情報提供手段
23 会計情報提供手段
401~40n 非クラウド型会計システム
41 会計データ統合システム
42 クラウド型会計システム
501~50n (非クラウド型会計システム又はクラウド型会計システムを利用する)事業者
60 商社型金融サービス提供システム
61 商社型金融サービスとは別の所定金融サービス提供システム
Claims (17)
- 複数の非クラウド型会計システムと、前記非クラウド型会計システムとネットワーク接続する会計データ統合システムと、を備えて構築され、商社型金融サービス提供システムと接続する商社型金融用与信管理サービス提供システムであって、
前記非クラウド型会計システムに備わる、当該非クラウド型会計システムを利用する事業者の財務情報などの会計データを少なくとも用いて当該事業者の与信情報を算出・作成する機能を有する与信情報算出・作成手段と、
前記与信情報算出・作成手段により算出・作成された当該事業者の与信情報を暗号化する機能を有する与信情報暗号化手段と、
前記与信情報暗号化手段により暗号化された当該事業者の与信情報を前記会計データ統合システムへ送信する機能を有する与信情報送信手段と、
前記会計データ統合システムにおいて、前記与信情報送信手段により送信された当該事業者の与信情報を統合する機能を有する会計データ統合手段と、
前記非クラウド型会計システムを利用する事業者に対し、資金調達、ヘッジ、保険類の利用、その他の商流取引における確認などの商社型金融サービスを(前記商社型金融サービス提供システムを介して)提供するために、前記与信情報暗号化手段により暗号化された当該事業者の与信情報の利用を所望する相手からの当該事業者の与信情報利用の要求を受け付ける機能を有する与信情報利用要求受付手段と、
与信情報の利用を所望する相手からの与信情報利用の要求を前記与信情報利用要求受付手段が受け付けた場合において、当該非クラウド型会計システムを利用する事業者による当該事業者の与信情報利用の承諾操作を受け付ける機能を有する与信情報利用承諾受付手段と、
前記与信情報利用承諾受付手段が前記非クラウド型会計システムを利用する事業者による当該事業者の与信情報利用の承諾操作を受け付けたときに、前記与信情報暗号化手段により暗号化された当該事業者の与信情報を復号化する機能を有する与信情報復号化手段と、
を有することを特徴とする商社型金融用与信管理サービス提供システム。 - クラウド型会計システムを備えて構築され、商社型金融サービス提供システムと接続する商社型金融用与信管理サービス提供システムであって、
ネットワーク接続する個々の端末からの入力を介して、前記クラウド型会計システム上にアップロードされ更新された、当該クラウド型会計システムを利用する事業者の財務情報などの会計データを少なくとも用いて、当該事業者の与信情報を算出・作成する機能を有する与信情報算出・作成手段と、
前記与信情報算出・作成手段により算出・作成された当該事業者の与信情報を暗号化する機能を有する与信情報暗号化手段と、
前記クラウド型会計システムを利用する事業者に対し、資金調達、ヘッジ、保険類の利用、その他の商流取引における確認などの商社型金融サービスを(前記商社型金融サービス提供システムを介して)提供するために、前記与信情報暗号化手段により暗号化された当該事業者の与信情報の利用を所望する相手からの当該事業者の与信情報利用の要求を受け付ける機能を有する与信情報利用要求受付手段と、
与信情報の利用を所望する相手からの与信情報利用の要求を前記与信情報利用要求受付手段が受け付けた場合において、当該クラウド型会計システムを利用する事業者による当該事業者の与信情報利用の承諾操作を受け付ける機能を有する与信情報利用承諾受付手段と、
前記与信情報利用承諾受付手段が前記クラウド型会計システムを利用する事業者による当該事業者の与信情報利用の承諾操作を受け付けたときに、前記与信情報暗号化手段により暗号化された当該事業者の与信情報を復号化する機能を有する与信情報復号化手段と、
を有することを特徴とする商社型金融用与信管理サービス提供システム。 - 前記非クラウド型会計システムを利用する事業者が所有するデジタル資産類をウォレット的に管理し、時価評価を行う機能を有するウォレット手段と、
前記ウォレット手段が管理するデジタル資産類を担保として、商社型金融サービスにおける融資や保険のコストを低減する機能を有する融資・保険コスト低減手段と、
をさらに有することを特徴とする請求項1に記載の商社型金融用与信管理サービス提供システム。 - 前記クラウド型会計システムを利用する事業者が所有するデジタル資産類をウォレット的に管理し、時価評価を行う機能を有するウォレット手段と、
前記ウォレット手段が管理するデジタル資産類を担保として、商社型金融サービスにおける融資や保険のコストを低減する機能を有する融資・保険コスト低減手段と、
をさらに有することを特徴とする請求項2に記載の商社型金融用与信管理サービス提供システム。 - 前記与信情報算出・作成手段は、当該会計システムを利用する事業者の財務情報などの会計データの他に、当該事業者の取引における評価、当該事業者の売掛の対応状況などの情報に応じて、当該事業者の与信情報を常時修正する機能を有することを特徴とする請求項1~4のいずれかに記載の商社型金融用与信管理サービス提供システム。
- ポートフォリオ管理などの機能と、最適なポートフォリオの構成やヘッジなどについてのアドバイスを行う機能と、を備えた資産管理機能を有する資産管理手段
をさらに有することを特徴とする請求項1~4のいずれかに記載の商社型金融用与信管理サービス提供システム。 - 前記資産管理手段は、デジタル資産や通貨ステーブルコイン類の管理など、担保設定、決済処理に対応可能な機能を有することを特徴とする請求項6に記載の商社型金融用与信管理サービス提供システム。
- 前記与信情報算出・作成手段は、当該会計システムを利用する事業者の決済に関する処理情報として、常に問題なく決済されているか否かなどの決済の信用度をさらに組み込んで、当該事業者の与信情報を算出・作成する機能を有することを特徴とする請求項1~4のいずれかに記載の商社型金融用与信管理サービス提供システム。
- 前記与信情報算出・作成手段は、当該会計システムを利用する事業者の資産力や担保力をさらに組み込んで、当該事業者の与信情報を算出・作成する機能を有することを特徴とする請求項1~4のいずれかに記載の商社型金融用与信管理サービス提供システム。
- 一つの団体を構成する複数の事業者が共同で、前記商社型金融用与信管理サービス提供システムによる商社型金融用与信管理サービスの提供を受けている場合において、与信の不足する事業者に対し、当該団体のメンバーである所定の事業者が与信を供与するデジタル契約(NFT的トークン)の締結を補助する機能を有するデジタル契約補助手段をさらに有することを特徴とする請求項1~4のいずれかに記載の商社型金融用与信管理サービス提供システム。
- 前記与信情報算出・作成手段は、前記団体を構成する事業者の評価をさらに組み込んで、当該事業者の与信情報を算出・作成する機能を有することを特徴とする請求項10に記載の商社型金融用与信管理サービス提供システム。
- 前記与信情報利用承諾受付手段は、前記非クラウド型会計システムを利用する事業者による当該事業者の与信情報を、商社型金融サービスとは別の所定金融サービス提供システムに対して提供することについての承諾操作を受け付ける機能をさらに有し、
さらに、前記与信情報利用承諾受付手段が前記非クラウド型会計システムを利用する事業者による当該事業者の与信情報の商社型金融サービスとは別の所定金融サービス提供システムに対する提供についての承諾操作を受け付けたときに、前記与信情報算出・作成手段により算出・作成された当該事業者の与信情報を、商社型金融サービスとは別の所定金融サービス提供システムに対して提供する機能を有する与信情報提供手段を有することを特徴とする請求項1に記載の商社型金融用与信管理サービス提供システム。 - 前記与信情報利用承諾受付手段は、前記クラウド型会計システムを利用する事業者による当該事業者の与信情報を、商社型金融サービスとは別の所定金融サービス提供システムに対して提供することについての承諾操作を受け付ける機能をさらに有し、
さらに、前記与信情報利用承諾受付手段が前記クラウド型会計システムを利用する事業者による当該事業者の与信情報の商社型金融サービスとは別の所定金融サービス提供システムに対して提供することについての承諾操作を受け付けたときに、前記与信情報算出・作成手段により算出・作成された当該事業者の与信情報を、商社型金融サービスとは別の所定金融サービス提供システムに対して提供する機能を有する与信情報提供手段を有することを特徴とする請求項2に記載の商社型金融用与信管理サービス提供システム。 - 前記与信情報提供手段は、当該会計システムを利用する事業者の与信情報を、商社型金融サービスとは別の所定金融サービス提供システムに対して提供する場合、当該与信情報の提供者である事業者に対し、当該商社型金融用与信管理サービス提供システムの利用料または会計情報の解析を条件とした当該利用料の削減ないし無料化を提案する機能をさらに有することを特徴とする請求項12又は13に記載の商社型金融用与信管理サービス提供システム。
- 前記会計情報は、個別の事業者名ではなく、事業属性として解析される情報であり、
当該会計情報をAIによる自動広告や、ビッグデータ化した商流情報として、商社型金融サービスとは別の所定金融サービス提供システムに対して提供する機能を有する会計情報提供手段をさらに有することを特徴とする請求項14に記載の商社型金融用与信管理サービス提供システム。 - 前記与信情報は、当該会計システムを利用する事業者が申請済のファクタリングSTを生成する場合における、当該ファクタリングSTを与信に応じたグループへ分ける際に用いるための与信情報として当該事業者の売掛を含むことを特徴とする請求項1~4のいずれかに記載の商社型金融用与信管理サービス提供システム。
- さらに、商社型金融サービスとは別の所定金融サービス提供システムとしての、銀行のデジタル通貨処理や、銀行口座を用いたサービスを提供する金融サービス提供システムに接続していることを特徴とする請求項1~4のいずれかに記載の商社型金融用与信管理サービス提供システム。
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