JP7627133B2 - 静菌用組成物、静菌方法及び加工食品 - Google Patents
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Description
特許文献1にはフェルラ酸類と有機酸、有機酸塩及びキトサンの少なくとも1種とを有効成分として含有する食品保存剤が記載されている。
特許文献2には、ビタミンB1塩とフェルラ酸類とを含有する食品保存剤が記載されている。
特許文献3にはジグリセリン脂肪酸エステルと、有機酸及び/又はその塩、アミノ酸及びアルコールからなる群から選択される少なくとも1種以上の成分と、を含有する食品の保存性向上剤が記載されている。
特許文献4には、フェルラ酸及びショ糖脂肪酸エステルを含む静菌剤が記載されている。
特許文献5には、キトサン分解物、フェルラ酸、グリシン及びアラニンの少なくとも一方とが配合された食品保存剤が記載されている。
特許文献6には、(a)グリシン、(b)重合リン酸塩、(c)有機酸、(d)モノグリセリン脂肪酸エステル、ジグリセリン脂肪酸エステル及びトリグリセリン脂肪酸エステルのいずれか1種以上、(e)リゾチームを含有する蒸し物用日持ち向上剤が記載されている。
フェルラ酸以外の有機酸及び該有機酸の塩から選ばれる1種以上と、
ミリスチン酸のエステルとを含有する、静菌用組成物である。
また本発明は、前記の本発明の静菌用組成物を用いて食品を処理する工程を有する、静菌方法である。
また本発明は、前記の本発明の静菌用組成物を含有する、加工食品である。
また本発明は、前記の本発明の静菌用組成物を配合する工程を有する、加工食品の製造方法である。
本発明の静菌用組成物は、フェルラ酸類と、フェルラ酸以外の有機酸及び該有機酸の塩から選ばれる1種以上と、ミリスチン酸のエステルとの3種類の静菌成分を併用する。この構成により本発明の静菌用組成物は、従来の静菌剤では静菌が困難であった乳酸菌に対しても優れた静菌作用を発揮し、惣菜のような、レトルト処理されていない微生物が増殖しやすい食品であっても、その保存性を向上させて、鮮度や品質を良好に保持することができる。またフェルラ酸類及び有機酸類の存在下においてミリスチン酸のエステルを組み合わせて用いることで、他のエステルからなる乳化剤を組み合わせた場合に感じられる苦味が抑制され、食品本来の食味を維持しやすい。また本発明で必須とする3成分の組み合わせは、少量で乳酸菌の十分な静菌効果を得やすいため、食品の食味の維持と乳酸菌の十分な静菌効果とを両立させることが容易である。
静菌処理工程において、静菌用組成物を用いた食品の処理方法は、処理対象の食品に静菌用組成物を接触させ得る方法であればよく、食品の種類や静菌用組成物の形態等に応じて適宜設定することができる。例えば、食品に静菌用組成物を振りかける、まぶす、混合する、塗布する、噴霧するなどして添加する方法でもよく、液状の静菌用組成物中に食品を浸漬させる方法でもよい。あるいは、静菌用組成物を用いて食材を調理又は半調理することで食品を製造してもよい。
静菌処理工程において、静菌用組成物の使用量(食品中における静菌用組成物の構成成分の含有量)は、食品の種類や静菌用組成物の形態等に応じて適宜設定すればよく、特に制限されない。処理対象の食品に対する静菌用組成物の使用量としては、後述する本発明の加工食品と同様に設定することができる。また、静菌処理工程の一実施形態では、該静菌処理工程を経た食品のpHが4.0~7.0の範囲となるように該食品を処理するところ、この食品の処理方法については後述する本発明の加工食品の製造方法と同様の方法を採用することができる。
後述する実施例に示す通り、本発明では静菌成分として有機酸類、ミリスチン酸のエステルとフェルラ酸類を組み合わせることで静菌成分の量がごく微量であっても十分な静菌効果が得られる。しかしながら、このことは本発明の静菌効果の高さを示すものであり、本発明を特定の量に限定するものではない。
〔実施例1並びに比較例1及び2〕
(試験方法)
すり白ごま4g、練りごま7g、醤油4g、砂糖18g及びマヨネーズ7gを混合して調味液を調製した。この調味液に、フェルラ酸、酢酸ナトリウム及びミリスチン酸のエステル(ジグリセリンミリスチン酸エステル:理研ビタミン「ポエム DM-100」)を添加し、混合した。次いで上記3成分を添加した調味液35gに水切りした豆腐150g、茹でて水切りしたほうれん草100gを投入し、添加混合して白和えを得た。得られた白和えに下記の乳酸菌4菌種のカクテルを混合して10℃で保存した。フェルラ酸、酢酸ナトリウム及びジグリセリンミリスチン酸エステルの使用量は、加工食品(ほうれん草の白和え)中の割合が表1に示す量となる量であった。乳酸菌の植菌量は、加工食品(ほうれん草の白和え)に対して4菌種の合計で7cfu/gとなる量であった。植菌直前(0h)並びに植菌から72時間、96時間及び120時間をそれぞれ経過した時点の乳酸菌数を下記方法にて測定した。結果を表1に示す。
Weissella viridescens BI-315
Leuconostoc mesenteroides BI-427
Leuconostoc citreum BI-543
Leuconostoc pseudomesenteroides BI-544
4菌種のカクテルは滅菌した0.1質量%ペプトン水に上記各菌種の培養液を加えて、各菌種それぞれの濃度をペプトン水中3500cfu/mlとしたものであった。
生菌数は、表面塗抹平板法により計測した。具体的には下記の通りである。
寒天培地をあらかじめ平板として固めた培地表面に、下記方法で調製した試料液0.1mLあるいは100倍、10000倍に希釈した試料液0.1mLを滴下し、コンラージ棒で均等に塗抹し、培養した。培地及び培養条件としては、MRS寒天培地(メルク社)を用い、30℃、72時間の好気培養を採用した。
生菌数は、培地で生育したコロニー数に希釈倍数を乗じて加工食品1gあたりの生菌数(cfu/g)として計測した。測定は2連で行い、その平均値を乳酸菌の生菌数測定結果とした。
試料液は以下のようにして調製した。
(試料液の調製方法)
ほうれん草の白和えを25g量り取り、ストマッカー袋へ入れた。希釈液としてペプトン水225mlを加え、10質量倍希釈後、ストマッカー処理して試料液を得た。
醤油5g、砂糖5g、みりん0.6g、だし汁2g及びごま油0.4gを混合して調味液を調製した。この調味液に、フェルラ酸、酢酸ナトリウム及びジグリセリンミリスチン酸エステル(理研ビタミン「ポエム DM-100」)を添加し、混合した。得られた調味液12gに、白ごまを13g、茹でて水切りしたほうれん草48g、人参15g、刻みあげ10gを投入し、添加混合してほうれん草の胡麻和えを得た。上記〔実施例1並びに比較例1及び2〕において、ほうれん草の白和えの代わりにほうれん草の胡麻和えを用いた以外は〔実施例1並びに比較例1及び2〕と同様の試験を行った。結果を表2に示す。
上記〔実施例1並びに比較例1及び2〕において、フェルラ酸、酢酸ナトリウム及びミリスチン酸のエステルの使用量を表3の値に変更した。それ以外は〔実施例1並びに比較例1及び2〕と同様の試験を行い、白和え作製の時点での加工食品のpH、並びに乳酸菌接種から72時間及び96時間経過後の加工食品(ほうれん草の白和え)における乳酸菌数を測定した。結果を表3に示す。
ほうれん草の白和えをイオン交換水で5質量倍に希釈し、フードプロセッサーでペースト状にした。得られたペーストの20-25℃のpHをpHメーター(東亜ディーケーケー社製、TOAHM-30G)で測定した。
上記〔実施例1並びに比較例1及び2〕において、フェルラ酸、酢酸ナトリウム及びミリスチン酸のエステルの使用量を表4の値に変更した。また、乳酸菌4種のカクテルの代わりに、下記5種の大腸菌群のカクテルを接種(植菌量は加工食品に対し5菌種の合計で7cfu/g)した。それ以外は〔実施例1並びに比較例1及び2〕と同様の試験を行い、作製時点での加工食品のpH、並びに大腸菌群接種から72時間、120時間及び180時間経過後の加工食品(ほうれん草の白和え)における大腸菌群の菌数を測定した。結果を表4に示す。
Klebsiella pneumoniae B87
Klebsiella oxytoca BI508
Enterobacter kobei BI594
Citrobacter sp. BI820
Pantoea agglomerans BI1038
上記の5菌種のカクテルは滅菌した0.1質量%ペプトン水に上記各菌種の培養液を加えて上記各菌種それぞれの濃度を2200cfu/mlとしたものであった。
生菌数は、表面塗抹平板法により計測した。具体的には下記の通りである。
寒天培地をあらかじめ平板として固めた培地表面に、試料液0.1mLあるいは100倍、10000倍に希釈した試料液0.1mLを滴下し、コンラージ棒で均等に塗抹し、培養した。培地及び培養条件としては、XM―G培地(日水製薬社)を用いた35℃、24時間の好気培養を採用した。
生菌数は、培地で生育したコロニー数に希釈倍数を乗じて加工食品1gあたりの生菌数(cfu/g)として計測した。測定は2連で行い、その平均値を大腸菌群の生菌数測定結果とした。
試料液は上記<乳酸菌の生菌数の測定方法>と同様にして調製した。
〔実施例7及び対照例1〕
レトルト処理されていない市販の惣菜としてほうれん草の白和えを購入し、10℃にて保存した。消費期限時に一部を取り分け、フェルラ酸、ミリスチン酸のエステル(ジグリセリンミリスチン酸エステル:理研ビタミン「ポエム DM-100」)及び酢酸ナトリウムをそれぞれ惣菜中の量が下記表5に記載の値となるように添加した。取り分けた残りを対照例1とした。実施例7及び対照例1の加工食品を10℃にて保存し、下記の方法にて一般生菌数を測定した。結果を表5に示す。
生菌数は、表面塗抹平板法により計測した。具体的には下記の通りである。
寒天培地をあらかじめ平板として固めた培地表面に、試料液0.1mLあるいは100倍、10000倍に希釈した試料液0.1mLを滴下し、コンラージ棒で均等に塗抹し、培養した。培地及び培養条件としては標準寒天培地(栄研化学)を用いた35℃、48時間の好気培養を採用した。
生菌数は、培地で生育したコロニー数に希釈倍数を乗じて加工食品1gあたりの生菌数(cfu/g)として計測した。測定は2連で行い、その平均値を一般生菌の生菌数測定結果とした。
試料液は上記<乳酸菌の生菌数の測定方法>と同様にして調製した。
市販のほうれん草の白和えの代わりにレトルト処理されていない市販のほうれん草の胡麻和えを用いて〔実施例7及び対照例1〕と同様の試験を行った。結果を表6に示す。
〔実施例9及び10並びに比較例7~13〕
醤油16g、砂糖6g、塩6g及びほんだし(登録商標)6gを水1Lに溶かし、加熱して一度沸騰させて調味液を得た。得られた調味液に、下記表7に記載の成分を混合した後、50質量%クエン酸水溶液でpH5.6となるように調整した。人参の皮をむき、3cm程度の乱切りにした。人参:静菌成分入り調味液を質量比で1:3となるように耐熱ポリ袋に入れ、真空包装した。真空包装した包装体を30分間熱湯に入れて加熱殺菌し、人参煮を作成した。
作成後の人参煮について、固形分(人参)と調味液の量比を質量比1:1に調整した。その後、食品工場内から分離したL.mesenteroides株の菌液を上記人参煮に対し10cfu/gとなるように接種した。上記菌液はL.mesenteroides株の培養液を、滅菌した生理食塩水と混合し、103cfu/mlの菌濃度としたものであった。菌接種直前(0時間)の食味を評価し、一般生菌数を測定した。菌接種後の人参煮を25℃、24時間保存して静菌力を評価した。また菌接種直前又は菌接種から24時間後のpHを測定した。表7に記載の成分の使用量は、人参煮における含量が下記の量となるようにした。なお、植菌した人参煮サンプルは3連とし、静菌力及びpHの平均値を求めた。
人参煮中の生菌数は、標準寒天培地を用いた混釈培養法を用いて計測した。
以下の評価基準で評価した。
○:乳化剤由来の苦みがなく、本来の食味が維持されている。
△:乳化剤由来の苦みを少し感じる。
×:乳化剤由来の苦みが強く、本来の食味が損なわれる。
人参煮を生理食塩水で10質量倍に希釈し、ストマッカーで処理後、上澄み液の常温のpHをメトラー・トレド社のpHメーターで測定した。
実施例11及び12はミリスチン酸のエステルの量を実施例9及び10からそれぞれ変更させた。また、比較例14~16は、用いる乳化剤の種類及び量を比較例8~13から変更させた。その点以外は〔実施例9及び10並びに比較例7~13〕と同様にして、人参煮における食味及び静菌力を評価したほか、pHを測定した。結果を表8に示す。
冷凍ほうれん草を1分間熱湯中でボイルした後、水気を絞り、ほうれん草160gに対してポン酢大さじ1/2を加えて和え、ほうれん草のポン酢和えを作成した。作成後のポン酢和え全量に対して下記表9記載の成分を添加して混合した。更に食品工場内から分離したL.mesenteroides株について上記実施例9と同様に調製した菌液を、ポン酢和えに対し10cfu/gとなるように接種した。乳酸菌接種後のポン酢和えを10℃、72時間保存した時の静菌力を評価したほか、72時間保管後のpHを測定した。ポン酢和え中の一般生菌数は、標準寒天培地を用いた混釈培養法を用いて計測した。pHはポン酢和えを生理食塩水で10質量倍に希釈し、ストマッカーで処理後、上澄み液の常温のpHをpHメーター(メトラー・トレド社製)で測定した。ミリスチン酸エステルとしてはジグリセリンミリスチン酸エステル:理研ビタミン「ポエム DM-100」を用いた。
〔実施例16、17並びに比較例17、18〕
(試験方法)
すり白ごま4g、練りごま7g、醤油4g、砂糖18g及びマヨネーズ7gを混合して調味液を調製した。この調味液に、フェルラ酸、酢酸ナトリウム及びミリスチン酸のエステル(ジグリセリンミリスチン酸エステル:理研ビタミン「ポエム DM-100」)を添加し、混合した。次いで上記3成分を添加した調味液35gに水切りした豆腐150g、茹でて水切りしたほうれん草100gを投入し、添加混合して白和えを得た。得られた白和えに下記の乳酸菌4菌種のカクテルを混合して10℃で保存した。フェルラ酸、酢酸ナトリウム及びジグリセリンミリスチン酸エステルの使用量は、加工食品(ほうれん草の白和え)中の割合が表10に示す量となる量であった。乳酸菌の植菌量は、加工食品(ほうれん草の白和え)に対して4菌種の合計で7cfu/gとなる量であった。植菌後、白和えの半量は、10℃で保存し、72時間、120時間をそれぞれ経過した時点の乳酸菌数を下記方法にて測定した(比較例17、実施例16)。一方、植菌後、残りの半量は-20℃で72時間冷凍後、10℃で2時間かけて解凍し、そのまま10℃で保存した。解凍時点を0時間とし、10℃72時間後、120時間後に乳酸菌数を下記方法にて測定した(比較例18、実施例17)。結果を表10に示す。
Weissella viridescens BI-315
Leuconostoc mesenteroides BI-427
Leuconostoc citreum BI-543
Leuconostoc pseudomesenteroides BI-544
4菌種のカクテルは滅菌した0.1質量%ペプトン水に上記各菌種の培養液を加えて、各菌種それぞれの濃度をペプトン水中3500cfu/mlとしたものであった。
生菌数は、表面塗抹平板法により計測した。具体的には下記の通りである。
寒天培地をあらかじめ平板として固めた培地表面に、下記方法で調製した試料液0.1mLあるいは100倍、10000倍に希釈した試料液0.1mLを滴下し、コンラージ棒で均等に塗抹し、培養した。培地及び培養条件としては、MRS寒天培地(メルク社)を用い、30℃、72時間の好気培養を採用した。
生菌数は、培地で生育したコロニー数に希釈倍数を乗じて加工食品1gあたりの生菌数(cfu/g)として計測した。測定は2連で行い、その平均値を乳酸菌の生菌数測定結果とした。
試料液は以下のようにして調製した。
(試料液の調製方法)
ほうれん草の白和えを25g量り取り、ストマッカー袋へ入れた。希釈液としてペプトン水225mlを加え、10質量倍希釈後、ストマッカー処理して試料液を得た。
〔実施例18、19並びに比較例19、20〕
(試験方法)
2cm程度の長さに切断してボイルしたほうれん草をザルに上げた状態から歩留75質量%となるように水切りしたもの10g、1質量%デンプン含有TSB培地10gを混合して、ほうれん草培地を得た。ここに、フェルラ酸、酢酸ナトリウム及びミリスチン酸のエステル(ジグリセリンミリスチン酸エステル:理研ビタミン「ポエム DM-100」)を添加し、混合した。フェルラ酸、酢酸ナトリウム及びジグリセリンミリスチン酸エステルの使用量は、ほうれん草培地中の割合が表11に示す量となる量であった。乳酸菌の植菌量は、ほうれん草培地に対して4菌種の合計で7cfu/gとなる量であった。植菌後、培地の半量は、10℃で保存し、72時間、120時間をそれぞれ経過した時点の乳酸菌数を下記方法にて測定した(比較例19、実施例18)。一方、植菌後、残りの半量は-20℃で72時間冷凍後、10℃で2時間かけて解凍し、そのまま10℃で保存した。解凍時点を0時間とし、10℃72時間後、120時間後に乳酸菌数を下記方法にて測定した(比較例20、実施例19)。結果を表11に示す。
Weissella viridescens BI-315
Leuconostoc mesenteroides BI-427
Leuconostoc citreum BI-543
Leuconostoc pseudomesenteroides BI-544
4菌種のカクテルは滅菌した0.1質量%ペプトン水に上記各菌種の培養液を加えて、各菌種それぞれの濃度をペプトン水中3500cfu/mlとしたものであった。
生菌数は、表面塗抹平板法により計測した。具体的には下記の通りである。
寒天培地をあらかじめ平板として固めた培地表面に、下記方法で調製した試料液0.1mLあるいは100倍、10000倍に希釈した試料液0.1mLを滴下し、コンラージ棒で均等に塗抹し、培養した。培地及び培養条件としては、MRS寒天培地(メルク社)を用い、30℃、72時間の好気培養を採用した。
生菌数は、培地で生育したコロニー数に希釈倍数を乗じて培地1gあたりの生菌数(cfu/g)として計測した。測定は2連で行い、その平均値を乳酸菌の生菌数測定結果とした。
試料液は以下のようにして調製した。
(試料液の調製方法)
培地の液部を1ml量り取り、希釈液としてペプトン水9mlを加え、10質量倍希釈後、混合して試料液を得た。
Claims (11)
- フェルラ酸類と、
フェルラ酸以外の有機酸及び該有機酸の塩から選ばれる1種以上と、
ミリスチン酸のエステルとを含有する、静菌用組成物であって、
フェルラ酸類100質量部に対し、
フェルラ酸以外の有機酸及び該有機酸の塩が100質量部以上5000質量部以下であり、
ミリスチン酸のエステル10質量部以上500質量部以下である、
静菌用組成物(ただし、フェルラ酸類100質量部に対し、ビタミンB1塩の含有量が1質量部以上のものを除く)。 - 前記有機酸が酢酸であり、前記有機酸の塩が酢酸ナトリウムである、請求項1に記載の静菌用組成物。
- ミリスチン酸のエステルが、ジグリセリンミリスチン酸エステル及びショ糖ミリスチン酸エステルから選ばれる1種以上である、請求項1又は2に記載の静菌用組成物。
- 加工食品中に、フェルラ酸類の含量が0.005~0.1質量%、前記有機酸及び該有機酸の塩から選ばれる1種以上の含量が0.1~5質量%、並びにミリスチン酸のエステルの含量が0.005~0.2質量%となるように用いられる、請求項1~3の何れか1項に記載の静菌用組成物。
- 請求項1~4の何れか1項に記載の静菌用組成物を用いて食品を処理する工程を有する、静菌方法。
- 前記工程では、該工程を経た食品のpHが4.0~7.0の範囲となるように食品を処理する、請求項5に記載の静菌方法。
- 請求項1~4の何れか1項に記載の静菌用組成物を用いて食品を処理した後、得られた食品を凍結し、次いで12℃以下の凍結しない温度で解凍する工程を有する、請求項5又6に記載の静菌方法。
- 請求項1~3の何れか1項に記載の静菌用組成物を含有する、加工食品。
- フェルラ酸類の含量が0.005~0.1質量%、前記有機酸及び該有機酸の塩から選ばれる1種以上の含量が0.1~5質量%、並びにミリスチン酸のエステルの含量が0.005~0.2質量%である、請求項8に記載の加工食品。
- フローズンチルド食品である、請求項8又は9に記載の加工食品。
- 請求項1~4のいずれか1項に記載の静菌用組成物を配合する工程を有する、加工食品の製造方法。
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