JP7628792B2 - 光学ユニット - Google Patents
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Description
図1から図5を用いて、本実施例に係る光学ユニット10の構成についての概略を説明する。光学ユニット10は、光学モジュール12を備える可動体14と、Y軸方向を回転軸とする方向(ピッチング方向)、X軸方向を回転軸とする方向(ヨーイング方向)及びZ軸方向を回転軸とする方向(ローリング方向)に変位可能な状態で保持する固定体16と、を備えている。
本実施例において、光学モジュール12は略矩形筐体状の撮像ユニット14Aに形成されており、例えばカメラ付携帯電話機やタブレット型PC等に搭載される薄型カメラ等として用いられる。光学モジュール12は、被写体側(+Z方向側)にレンズ12aを備え、矩形筐体状のハウジング12bの内部に撮像を行うための光学機器等が内蔵されている。本実施例における光学モジュール12は、一例として、光学モジュール12に生じたピッチングの振れ(Y軸方向を回転軸とする回動方向の振れ)、ヨーイングの振れ(X軸方向を回転軸とする回動方向の振れ)及びローリングの振れ(Z軸方向を回転軸とする回動方向の振れ)の補正を行うアクチュエーターを内蔵し、ピッチングの振れの補正、ヨーイングの振れの補正及びローリングの振れの補正が可能な構成となっている。
可動体14は、光学モジュール12や不図示の撮像素子などを有する撮像ユニット14Aと、磁石24A、24B及び24Cとを有するホルダ枠14Bと、を備えている。ホルダ枠14Bは、光学モジュール12のレンズ12aが設けられる前面(被写体側の面)と、反対側の後面を除く、残りの4面を取り囲むように設けられる矩形枠状の部材として構成されている。本実施例のホルダ枠14Bは、一例として光学モジュール12を着脱可能に構成されている。ホルダ枠14Bにおいて固定体16と対向する3面を利用して、ピッチング、ヨーイング及びローリングの補正用の磁石24A、24B及び24Cがこれらの外面に取り付けられている。
固定体16は、コイル32Aがコイル取付け部61Aに固定され、コイル32Bがコイル取付け部61Bに固定され、コイル32Cがコイル取付け部61Cに固定される固定枠16Aと、レンズ12aを+Z方向に通す上面部16Bと、を備えている(図3参照)。固定枠16Aは、光軸周り方向(R方向)において可動体14のホルダ枠14Bの4面を取り囲むように設けられている。本実施例において、コイル32A、コイル32B及びコイル32Cは、一例として巻線コイルとして構成されているが、コイルをパターンとして基板配線内に取り込んだパターン基板(コイル基板)としてもよい。なお、図1及び図3では、コイル32Aの外側にカバーCが形成された状態が表されているが、図2ではカバーCが省略して表されている。
図4で表されるように、支持機構20は、光学ユニット10の内側に向けて半球状の凸曲面19を形成する板金20bを有している。また、板金20bと同様に光学ユニット10の内側に向けて半球状の凸曲面19を形成する、板金20aを有している。そして、板金20aは矩形枠状のホルダ枠14Bの4隅のうちの対向する2か所に配置され、板金20bは固定枠16Aの矩形枠状の部分の4隅のうちの対向する2か所に配置される。なお、固定枠16Aとホルダ枠14Bとは4隅の位置が揃うように配置され、板金20a及び板金20bは該4隅に1つずつ配置される。図3で表されるように、固定枠16Aの内部における板金20aの配置は隅部60のうちの隅部60aとなり、固定枠16Aの内部における板金20bの配置は隅部60のうちの隅部60bとなる。
ジンバル機構21は、金属製平板材料を折り曲げることによって形成されるバネ性を兼ね備えた機構である。具体的には、ジンバル機構21は、一例として被写体側に設けられるジンバルフレーム部25と、ジンバルフレーム部25の四方のコーナー部から光軸方向に90°折り曲げられて形成される第1支持部用延設部27aと、第2支持部用延設部27bと、を備えることによって構成されている。なお、第1支持部用延設部27aと第2支持部用延設部27bについては、必ずしもその全部が板状でなくてもよく、その一部のみを板状に形成してバネ性を発揮させるようにしてもよい。また、第1支持部用延設部27aと第2支持部用延設部27bの一方を板状以外の他の形状(例えばロッド形状等)にすることも可能である。なお、本実施例のジンバル機構21は、ピッチング方向及びヨーイング方向の2方向を回転軸の方向として可動体14を固定体16に対して回転可能に支持する構成であるが、ピッチング方向またはヨーイング方向のいずれか1方向のみを回転軸の方向として可動体14を固定体16に対して回転可能に支持する構成としてもよい。
回転支持機構41は、図5で表されるように、レンズ12aを通す円形の孔が形成された略円盤状の平面部45と、平面部45に対応して円形に連続する溝状の溝部46と、を備えている。平面部45には、光軸方向に90°折り曲げられて形成される第1支持部用延設部47aと、第2支持部用延設部47bと、が等間隔に2つずつ設けられている。また、溝状の溝部46には、第1支持部用延設部47a及び第2支持部用延設部47bと対向する位置に光軸周り方向に隙間Gを設けて凹部48が設けられている。
次に、図6から図11を参照して、ベアリング機構100の詳細について説明する。図6から図11で表されるように、ベアリング機構100は、外輪部110と、内輪部120と、外輪部110及び内輪部120との間に配置される3つの球体130と、を備えている。そして、外輪部110には、内輪部120と対向する位置に、1つの磁石112と、鉄製の磁性体である2つのヨーク111とが、略等間隔で設けられている。
Claims (8)
- 光学モジュールを備える可動体と、
固定体と、
光軸方向と交差する1または複数の方向を回転軸の方向として前記可動体を前記固定体に対して回転可能に支持するジンバル機構と、
ベアリング機構を有し、光軸方向を回転軸の方向として前記可動体を前記固定体に対して回転可能に支持する回転支持機構と、を備え、
前記ベアリング機構は、
光軸方向を回転軸の方向とするとともに、光軸方向において互いの少なくとも一部がオーバーラップする内輪部と外輪部とを有し、
前記外輪部と前記内輪部とを光軸方向を回転軸の方向として回転させることで、前記固定体に対して前記可動体を、光軸方向を回転軸の方向として回転可能であり、
前記内輪部及び前記外輪部の一方に第1磁石を有し、前記内輪部及び前記外輪部の他方に前記第1磁石と対になる第2磁石及び磁性体の少なくともいずれかを有し、
前記第1磁石と、前記ベアリング機構の複数の球体と、前記第1磁石と対になる前記第2磁石及び前記磁性体の少なくともいずれかとが、光軸方向において前記内輪部と前記外輪部とがオーバーラップする位置であって前記回転支持機構の回転軸を中心とする円弧方向においてオーバーラップする位置に配置されることを特徴とする光学ユニット。 - 請求項1に記載の光学ユニットにおいて、
前記ベアリング機構は、前記対として、N極とS極とが各々対向する位置に配置される前記第1磁石と前記第2磁石とで構成される磁石対を有することを特徴とする光学ユニット。 - 請求項1または2に記載の光学ユニットにおいて、
前記ベアリング機構は、前記対における前記内輪部に設けられる前記第1磁石、前記第2磁石または前記磁性体と、前記外輪部に設けられる前記第1磁石、前記第2磁石または前記磁性体とが、ラジアル方向においてズレた配置となっていることを特徴とする光学ユニット。 - 請求項1から3のいずれか1項に記載の光学ユニットにおいて、
前記ベアリング機構は、前記対を複数有することを特徴とする光学ユニット。 - 請求項4に記載の光学ユニットにおいて、
前記ベアリング機構は、前記対が光軸方向から見て等間隔に配置されていることを特徴とする光学ユニット。 - 請求項4または5に記載の光学ユニットにおいて、
複数の前記対のうち1つがN極とS極とが各々対向する位置に配置される前記第1磁石と前記第2磁石とで構成される磁石対であり残りは前記第1磁石と前記磁性体との磁石磁性体対であることを特徴とする光学ユニット。 - 請求項1から6のいずれか1項に記載の光学ユニットにおいて、
前記ベアリング機構は、前記内輪部と前記外輪部との間に3つ以上の球体を有することを特徴とする光学ユニット。 - 請求項7に記載の光学ユニットにおいて、
前記球体は、前記内輪部と前記外輪部との両方に接触する直径であることを特徴とする光学ユニット。
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