JP7630444B2 - Xpo1阻害剤の調製プロセス及びxpo1阻害剤の調製に用いられる中間体 - Google Patents
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Description
本出願は、2019年5月1日に出願の米国仮特許出願第62/841,649号に基づく利益を主張する。上記出願に係る全教示は、参照により本明細書において援用されている。
構造式(I)により表される化合物と、構造式(II)により表される化合物
単離することなく、構造式(IIIa)により表される化合物と、無機塩基とを、イソプロピルアルコール(IPA)の存在下に、構造式(III)により表される化合物の生成に好適な条件下で反応させるステップ;並びに
構造式(III)により表される化合物を単離するステップを含み、
ここで、Rは、C2~C5アルキル、C6~C18アリール、5~18員ヘテロアリール、C3~C12シクロアルキル又は3~12員ヘテロシクロアルキルであり、その各々は、任意選択により、及び、独立して、ハロ、CN、OH、C1~C3アルキル、C1~C3ハロアルキル、-NO2、-NH2、-NH(C1~C3アルキル)、-N(C1~C3アルキル)2及びC1~C3アルコキシから選択される1つ以上の置換基で置換されている、プロセスに関する。
本発明の化合物は広く上記のものを含み、本明細書に開示のクラス、サブクラス及び種によってさらに例示される。本明細書において用いられるところ、別段の定めがある場合を除き、以下の定義が適用されることとなる。本発明の目的のために、化学的要素は、Periodic Table of the Elements,CAS version,Handbook of Chemistry and Physics,75th Ed.に従って識別される。また、有機化学の一般原則が“Organic Chemistry”,Thomas Sorrell,University Science Books,Sausalito:1999、及び、“March’s Advanced Organic Chemistry”,5th Ed.,Ed.:Smith,M.B.and March,J.,John Wiley & Sons,New York:2001に記載されており、その全内容が参照により本明細書に援用される。
aq. 水性
CPME シクロペンチルメチルエーテル
DABCO 1,4-ジアザビシクロ[2.2.2]オクタン
DD 蒸留された、脱イオン
DIEA N,N-ジイソプロピルエチルアミン
DMF ジメチルホルムアミド
EA又はEtOAc 酢酸エチル
Et2O ジエチルエーテル
EtOH エタノール
Et エチル
eq 当量
h 時間
HCl 塩酸
IPA 2-プロパノール
KOH 水酸化カリウム
LCMS 液体クロマトグラフィ/質量分光測定
LiOH 水酸化リチウム
MeCN アセトニトリル
MeOH メタノール
MTBE メチルt-ブチルエーテル
min 分間
Me メチル
MeTHF 2-メチルテトラヒドロフラン
NaOH 水酸化ナトリウム
NaCl 塩化ナトリウム
NMT 以下
NLT 以上
ND 検出せず
NMR 核磁気共嗚
org. 有機
RT, rt, r.t. 室温
THF テトラヒドロフラン
Temp 温度
UPLC又はUHPLC 高性能液体クロマトグラフィ
wts 重量当量
第1の実施形態において、本発明は、構造式IIIにより表される化合物
このプロセスは:
構造式(I)により表される化合物と、構造式(II)により表される化合物
単離することなく、構造式(IIIa)により表される化合物と、無機塩基とを、イソプロピルアルコール(IPA)の存在下に、構造式(III)により表される化合物の生成に好適な条件下で反応させるステップ;並びに
構造式(III)により表される化合物を単離するステップを含み、
ここで、Rは、C2~C5アルキル、C6~C18アリール、5~18員ヘテロアリール、C3~C12シクロアルキル又は3~12員ヘテロシクロアルキルであり、その各々は、任意選択により、及び、独立して、ハロ、CN、OH、C1~C3アルキル、C1~C3ハロアルキル、-NO2、-NH2、-NH(C1~C3アルキル)、-N(C1~C3アルキル)2及びC1~C3アルコキシから選択される1つ以上の置換基で置換されている。
(i)水及びHClを、構造式IIIにより表される化合物を含む反応混合物に添加し、これにより、水性相及び有機相を生成するステップ;
(ii)有機相を分離し、任意選択により濃縮し、これにより、最終有機相を生成するステップ;
(iii)C5~C12炭化水素溶剤を最終有機相に添加し、これにより、構造式IIIにより表される化合物の沈殿物を生成するステップ;並びに
(iv)構造式IIIにより表される化合物の沈殿物を単離するステップ
を含むプロセスに関する。例えば、沈殿物は、遠心分離又はろ過により単離される。プロセスの可変要素に係る値及び値の例の残りは、第1の実施形態の第1~第12の態様に関して上記したとおりである。
H2NNH2(V)
とを、構造式(I)により表される化合物
構造式(I)により表される化合物を単離するステップ
をさらに含むプロセスである。
極性溶剤をアセトニトリル(ACN)に交換するステップ;及び
構造式(VII)により表される化合物をACNから結晶形態Dとして結晶化させるステップ
をさらに含むプロセスである。
H2NNH2(V)
とを、構造式(I)により表される化合物
構造式(I)により表される化合物を単離するステップ;
本明細書に記載のプロセス(第1の実施形態及びそのすべての態様)に従って式(III)の化合物を調製するステップ、並びに、構造式(III)により表される化合物
極性溶剤をアセトニトリル(ACN)に交換するステップ;
構造式(VII)により表される化合物をACNから結晶形態Dとして結晶化させるステップ;並びに、構造式(VII)により表される化合物の結晶形態Aの生成に好適な条件下で、構造式(VII)により表される化合物の形態Dを、水性イソプロピルアルコール(IPA)中において再結晶化するステップをさらに含むステップである。プロセスの可変要素に係る値及び値の例の残りは、第1の実施形態の第1~第16の態様、第2の例示的実施形態の第1及び第2の態様、並びに、第3の例示的実施形態の第1~第7の態様に関して上記したとおりである。
構造式Iの化合物からの構造式IIIにより表される化合物の合成のためのテレスコーピングプロセスを、スキーム1に示すとおり開発した。
DIPEAなどの有機塩基の存在下における触媒量のDABCOは、Rがフェニルである構造式IIIaにより表される化合物を高い転換率及び立体選択性でもたらすことが以下に説明した実験で実証された。
研究を実施して、ステージIの転換速度及び立体選択性、並びに、テレスコーピングステージI及びIIに対する溶剤の影響を判定した。
スキーム3、ステージIIを参照して、異なる組み合わせの無機塩基及び溶剤を判定するための実験を実施した。加水分解試薬として用いた場合、NaOH及びKOHなどの無機塩基、並びに、MeTHF及び水と共に共溶剤として用いた場合、IPAは、有利な収率及び立体選択性を伴って構造式IIIの化合物をもたらすことが判明した。
・構造式Iにより表される化合物(12g)及びDABCO(0.1当量、0.48g)をMeTHF中に溶解し、続いて、構造式II-iPrにより表される化合物(1.2当量、12.3g)及びDIPEA(1.0当量、7.4mL)を添加した。
・反応混合物を20時間撹拌し、次いで、5体積当量の水で洗浄した(構造式Iにより表される化合物の体積に対して)。
・アリコートをとり(反応混合物の1/6)、表3中の加水分解条件に従って試薬で処理した。
以下の実施例は、1.0kg規模での構造式IIIにより表される化合物の合成を開示する。構造式IIIにより表される化合物は、99%超の純度(UPLC)を伴って、72~75%の収率で合成される。
・窒素雰囲気下に、50Lのガラス製反応器に、1,000kgの構造式Iにより表される化合物(1当量)、40gのDABCO(0.1当量)及び2,559kgのMeTHFを仕込み、混合物を撹拌して溶解させた。
・この混合物に、1,040kgの構造式IIの化合物によって表される化合物(ここで、Rはイソプロピル基(1.2当量)である)を添加し、漏斗を0.853kgのMeTHFですすいだ。
・この混合物に、滴下漏斗で460gのDIPEA(1.0当量)を添加し、漏斗を0.853kgのMeTHFですすいだ。
・混合物を20~25℃で16時間撹拌し、次いで、反応の完了を確認するためにサンプリングした。
・この容器に、穏やかに撹拌すると共に温度を20~25℃に維持しながら、5.0kgのDD水を添加し、得られた混合物を20分間撹拌した。
・撹拌を停止し、層を分離させた。下部の水性層を除去し廃棄した。
・上部の有機層に、穏やかに撹拌すると共に温度を20~25℃に維持しながら、30g 37%HClの2,975kgの水中の溶液、続いて、1.18kgの塩水を添加した。
・混合物を20~25℃で20分間撹拌し、次いで、撹拌を停止し、層を分離させた。下部の水性相を除去し廃棄した。
・この容器に、20~25℃で穏やかに撹拌しながら、1.57kgのIPAを添加した。
・この反応混合物に、穏やかに撹拌すると共に温度を20~25℃に維持しながら、KOH1,174kg(5当量)のDD水5.0kg中の溶液を添加した。
・混合物を20~25℃で3時間撹拌し、次いで、反応の完了を確認するためにサンプリングした。
・反応が完了したら、穏やかに撹拌しながら、この混合物に5,935kgの塩水を添加した。
・このバッチを、20~25℃で20分間激しく撹拌した。次いで、撹拌を停止し、層を分離させた。下部の水性層を分離し、廃棄した。
・有機層に、激しく撹拌しながら、1,998kgのDD水を添加し、続いて、20分間撹拌した。
・激しく撹拌しながら、0.934kgの5M HCl溶液(aq.)で、混合物(下部の相)のpHを0~2を目標として調節した。
・穏やかに撹拌しながら、バッチの温度を50~55℃に昇温し、撹拌を20分間維持した。温度を50~55℃に維持しながら、下部の水性層を分離し、廃棄した。
・保持した有機相を0~5℃に冷却し、次いで、3Lの目標体積まで蒸留した。
・蒸留が完了したら、バッチ温度を50~55℃に昇温し、その温度で1時間保持した。
・温度を50~55℃に維持すると共に穏やかに撹拌しながら、5,645kgのイソオクタンを、最短でも30分間かけて容器に添加した。
・イソオクタンの添加に続いて、温度を最短でも60分間かけて20~25℃に調節し、次いで、最短でも1時間20~25℃に保持した。
・バッチを最短でも1時間かけて0~5℃に冷却し、次いで、その温度で少なくとも1時間保持した。
・バッチをろ過し、フィルタケーキを2,145kgのイソオクタンにより、0~5℃で洗浄した。
・ろ過した生成物を、乾燥するまで、フィルタ上において窒素流下に乾燥させた。
・構造式IIIにより表される化合物の収率は72~75%、純度は99%超(UPLC)であった。
以下の実施例は、100kg規模での構造式IIIにより表される化合物の合成を開示する。構造式IIIにより表される化合物は、99.7%超の純度(UPLC)を伴って、75±10%の収率で合成される。構造式IIIにより表される化合物の固形分はイソオクタンで析出する実施例2とは対照的に、この実施例において、構造式IIIにより表される化合物の固形分は、ヘプタンで析出する。
・4000Lの清浄な不活性ガラス内張反応器に、構造式Iの化合物(1当量)、DABCO(0.1当量)及びMeTHFを仕込み、窒素雰囲気下で、得られた混合物を15/20℃で、少なくとも15分間撹拌して溶解させた。
・混合物の温度を10/20℃に調節し、構造式IIの化合物により表される化合物(ここで、Rはイソプロピル基(1.2当量)である)を添加した。
・次いで、混合物にMeTHFリンスを仕込んだ。DIPEA(1.0当量)をこの混合物に10/20℃(10℃の目標温度)で添加し、続いて、10/20℃でMeTHFリンスを添加した。
・混合物の激しい撹拌を維持するために必要な撹拌速度に調節しながら、得られた反応混合物を、15℃で、反応の完了が確認されるまで(少なくとも12時間)撹拌した。
・反応混合物を、15℃で、少なくとも2時間、撹拌しながら保持した。
・10/25℃の混合物温度を維持しながら、水を反応混合物に添加した。混合物を15/20℃で少なくとも15分間撹拌し、分離させ、下部の第1の水性相を除去した。
・残った有機相を新たな乾燥した不活性6000Lガラス内張反応器に移し、続いて、MeTHFリンスを移した。
・清浄な不活性ガラス内張反応器中において、水、塩化ナトリウム及び塩酸を仕込むことにより失活溶液を調製し、少なくとも30分間、15/25℃で溶解するまで混合した。
・調製した失活溶液を有機相を含む第2の反応器(6000L反応器)に添加し、少なくとも15分間、15/20℃の混合物温度(発熱はほとんど若しくはまったくない)で混合した。
・混合物を少なくともさらに15分間、15/20℃で静置して、水性層及び有機層を分離させた。水性相を除去して、存在する場合界面相を有機相と共に残した。
・反応器を水ですすぎ、乾燥させ、その後、水及びKOHを仕込み、少なくとも30分間、15/25℃で混合した。
・6000Lの反応器中の有機相にIPAを添加し、混合物を5~10分間、15/25℃で撹拌した。
・15℃で、第3の反応器からの水/KOH溶液を、第2の反応器の温度を15/25℃(添加は、発熱性であった)に保持しながら、有機相に添加し、これにより、反応混合物を生成した。
・次いで、6000Lのガラス内張反応器中の反応混合物を少なくとも2時間、窒素雰囲気下に、20/25℃で撹拌し、次いで、サンプリングした。不適格な場合、反応器を少なくともさらに2時間、窒素雰囲気下に、20/25℃で撹拌し続けて、構造式IIIにより表される化合物を形成した。適格な場合、反応を失活させた。
・別の反応器に、水及び塩化ナトリウムを添加し、少なくとも30分間、15/25℃で溶解するまで撹拌した。
・塩化ナトリウム溶液を反応混合物に仕込み、少なくとも15分間、15/25℃で激しく撹拌し、次いで、少なくとも15分間静置した。
・水性相を除去して、存在する場合界面相及び有機相を残した。
・反応器を水ですすぎ、乾燥させ、その後、水及びHClを仕込み、少なくとも10分間、20/25℃で混合した。
・6000Lの反応器中の有機相に、水を15/25℃で添加し、撹拌せずに5~10分間保持し、総体積を記録した。
・撹拌を再開し、必要な量のHCl溶液を添加して、0.5~2.0の目標pHを達成し、少なくとも10分間、15/25℃で混合した。
・混合物を、構造式IIIにより表される化合物が可溶化するまで50/55℃で加熱し、10分間撹拌し、次いで、少なくとも15分間静置した(バルク温度50/55℃)。
・水性相を除去し、界面相を有機層と共に残し、廃棄した。
・有機相を減圧下で30/40℃に冷却し、およそ3体積当量に濃縮した。濃縮プロセスが完了したら、最終有機相を50/55℃に加熱した。
・1時間以上かけて、99%ヘプタンを、内部温度が50/55℃である第2の反応器中の最終有機相に添加した。
・混合物を少なくとも3時間かけて0/5℃に冷却し、前記温度で少なくとも1.5時間撹拌した。
・MeTHF及び99%ヘプタンを組み合わせることによりケーキリンスを調製した。
・スラリーを遠心分離して一連の同等のケーキとし、ケーキの各々をMeTHF/ヘプタン混合物で洗浄した。
・構造式IIIにより表される化合物を撹拌ドライヤに移し、生成物が乾燥して均質な外観を呈するまで減圧下で乾燥させた。
・構造式IIIにより表される化合物を、75±10%収率、>99:1 Z/E比、及び、>99.7%純度で得た。
合成スキーム3
合成スキーム5
本明細書において言及されている形態D及び形態Aは、その全内容が参照におけるより本明細書に援用されている米国特許第10,519,139号明細書において記載されている形態A及び形態Dである。
本発明の態様として以下のものが挙げられる。
項1
構造式IIIにより表される化合物
を形成するプロセスであって:
構造式(I)により表される化合物と、構造式(II)により表される化合物
とを、触媒、有機塩基及びエーテル含有溶剤の存在下に、構造式(IIIa)により表される化合物
の生成に好適な条件下で反応させるステップ;並びに
単離することなく、前記構造式(IIIa)により表される化合物と、無機塩基とを、イソプロピルアルコール(IPA)の存在下に、構造式(III)により表される化合物の生成に好適な条件下で反応させるステップ;並びに
前記構造式(III)により表される化合物を単離するステップを含み、
ここで、Rは、C 2 ~C 5 アルキル、C 6 ~C 18 アリール、5~18員ヘテロアリール、C 3 ~C 12 シクロアルキル又は3~12員ヘテロシクロアルキルであり、その各々は、任意選択により、及び、独立して、ハロ、CN、OH、C 1 ~C 3 アルキル、C 1 ~C 3 ハロアルキル、-NO 2 、-NH 2 、-NH(C 1 ~C 3 アルキル)、-N(C 1 ~C 3 アルキル) 2 及びC 1 ~C 3 アルコキシから選択される1つ以上の置換基で置換されている、プロセス。
項2
Rは、C 2 ~C 5 アルキル又はC 6 ~C 18 アリールである、項1に記載のプロセス。
項3
RはC 2 ~C 5 アルキルである、項1又は2に記載のプロセス。
項4
Rはイソプロピルである、項1~3のいずれか一項に記載のプロセス。
項5
Rはフェニルである、項1又は2に記載のプロセス。
項6
前記触媒及び前記有機塩基は、前記構造式IIにより表される化合物の1モル当量未満の合わせた総量で存在する、項1~5のいずれか一項に記載のプロセス。
項7
前記触媒は、前記構造式Iにより表される化合物の量に基づいて、0.05~0.2モル当量の量で存在する、項1~6のいずれか一項に記載のプロセス。
項8
前記触媒は、前記構造式Iにより表される化合物の量に基づいて0.1モル当量の量で存在する、項1~7のいずれか一項に記載のプロセス。
項9
前記触媒は、1,4-ジアザビシクロ[2.2.2]オクタン(DABCO)、1,8-ジアザビシクロ[5.4.0]ウンデカ-7-エン、1,5-ジアザビシクロ[4.3.0]ノン-5-エン及び7-メチル-1,5,7-トリアザビシクロ[4.4.0]デカ-5-エンからなる群から選択される、項1~8のいずれか一項に記載のプロセス。
項10
前記触媒はDABCOである、項1~9のいずれか一項に記載のプロセス。
項11
前記有機塩基は、前記構造式Iにより表される化合物の量に基づいて0.5~2モル当量の量で存在する、項1~10のいずれか一項に記載のプロセス。
項12
前記有機塩基は、前記構造式Iにより表される化合物の前記量に基づいて1.0モル当量の量で存在する、項1~11のいずれか一項に記載のプロセス。
項13
前記有機塩基は、DIPEA、Et 3 N、ピペリジン、ピリジン及び4-(ジメチルアミノ)ピリジンからなる群から選択される、項1~12のいずれか一項に記載のプロセス。
項14
前記有機塩基はDIPEAである、項1~13のいずれか一項に記載のプロセス。
項15
前記エーテル含有溶剤は、MeTHF、CPME及びMTBEからなる群から選択される、項1~14のいずれか一項に記載のプロセス。
項16
前記エーテル含有溶剤はMeTHFである、項1~15のいずれか一項に記載のプロセス。
項17
前記構造式IIの化合物の前記量は、構造式Iの化合物の量に基づいて1.0~1.5モル当量である、項1~16のいずれか一項に記載のプロセス。
項18
前記無機塩基は、LiOH、NaOH又はKOHである、項1~17のいずれか一項に記載のプロセス。
項19
前記無機塩基はKOH又はNaOHである、項1~18のいずれか一項に記載のプロセス。
項20
前記無機塩基はKOHである、項1~19のいずれか一項に記載のプロセス。
項21
前記構造式IIIaにより表される化合物の生成に好適な前記条件は、前記構造式Iにより表される化合物と、前記構造式IIにより表される化合物とを、5℃~55℃の温度で反応させるステップを含む、項1~20のいずれか一項に記載のプロセス。
項22
前記構造式IIIaにより表される化合物の生成に好適な前記条件は、前記構造式Iにより表される化合物と、前記構造式IIにより表される化合物とを、5時間~30時間の期間反応させるステップを含む、項1~21のいずれか一項に記載のプロセス。
項23
前記構造式IIIにより表される化合物の生成に好適な前記条件は、前記構造式IIIaにより表される化合物と、無機塩基とを、5℃~55℃の温度で反応させるステップを含む、項1~22のいずれか一項に記載のプロセス。
項24
前記構造式IIIにより表される化合物の生成に好適な前記条件は、前記構造式IIIaにより表される化合物と、無機塩基とを、1時間~10時間の期間反応させるステップを含む、項1~23のいずれか一項に記載のプロセス。
項25
反応混合物から前記構造式IIIにより表される化合物を単離するステップをさらに含む、項1~24のいずれか一項に記載のプロセス。
項26
前記構造式IIIにより表される化合物を単離するステップは:
(i)水及びHClを、前記構造式IIIにより表される化合物を含む前記反応混合物に添加し、これにより、水性相及び有機相を生成するステップ;
(ii)前記有機相を分離し、任意選択により濃縮し、これにより、最終有機相を生成するステップ;
(iii)C 5 ~C 12 炭化水素溶剤を前記最終有機相に添加し、これにより、前記構造式IIIにより表される化合物の沈殿物を生成するステップ;並びに
(iv)前記構造式IIIにより表される化合物の前記沈殿物を単離するステップ
を含む、項25に記載のプロセス。
項27
前記C 5 ~C 12 炭化水素溶剤はヘプタンである、項26に記載のプロセス。
項28
前記C 5 ~C 12 炭化水素溶剤はイソオクタンである、項26に記載のプロセス。
項29
構造式(IV)により表される化合物
と、構造式(V)により表されるヒドラジン
H 2 NNH 2 (V)
とを、構造式(I)により表される化合物
の生成に好適な前記条件下で反応させるステップ;及び
前記構造式(I)により表される化合物を単離するステップ
をさらに含む、項1~28のいずれか一項に記載のプロセス。
項30
前記構造式(IV)により表される化合物と、構造式(V)により表される前記ヒドラジンとを反応させるステップは、有機酸の存在下で行われる、項29に記載のプロセス。
項31
前記有機酸は、ギ酸、酢酸又はプロピオン酸である、項30に記載のプロセス。
項32
前記有機酸は酢酸である、項31に記載のプロセス。
項33
前記構造式(I)により表される化合物の生成に好適な前記条件は、前記構造式(IV)により表される化合物と、構造式(V)により表される前記ヒドラジンとを50℃~60℃の温度で反応させるステップを含む、項29~32のいずれか一項に記載のプロセス。
項34
構造式(III)により表される化合物
と、構造式(VI)により表されるヒドラジン
とを、極性溶剤、第2の有機塩基及びカップリング剤の存在下に、構造式(VII)により表される化合物
の生成に好適な前記条件下で反応させるステップ;
前記極性溶剤をアセトニトリル(ACN)に交換するステップ;及び
前記構造式(VII)により表される化合物を前記ACNから、結晶形態Dとして結晶化させるステップ
をさらに含む、項1~28のいずれか一項に記載のプロセス。
項35
前記第2の有機塩基は、DIPEA、Et 3 N、ピペリジン、ピリジン及び4-(ジメチルアミノ)ピリジンからなる群から選択される、項34に記載のプロセス。
項36
前記第2の有機塩基はDIPEAである、項35に記載のプロセス。
項37
前記極性溶剤は、C 1 ~C 6 アルコール、MeTHF、CPME及びMTBEからなる群から選択される、項34~36のいずれか一項に記載のプロセス。
項38
前記極性溶剤はMeTHFである、項37に記載のプロセス。
項39
前記カップリング剤は、プロピルホスホン酸無水物(T3P)、1-エチル-3-(3-ジメチルアミノプロピル)カルボジイミド(EDC)からなる群から選択される、項34~38のいずれか一項に記載のプロセス。
項40
前記カップリング剤は前記T3Pである、項39に記載のプロセス。
項41
前記構造式(VII)により表される化合物の生成に好適な前記条件は、前記構造式(III)により表される化合物と、構造式(VI)により表される前記ヒドラジンとを、-25℃~-15℃の温度で反応させるステップを含む、項34~40のいずれか一項に記載のプロセス。
項42
前記構造式(VII)により表される化合物の前記結晶形態Aの生成に好適な前記条件下で、前記構造式(VII)により表される化合物の形態Dを、水性イソプロピルアルコール(IPA)中において再結晶化するステップをさらに含む、項34~41のいずれか一項に記載のプロセス。
項43
前記構造式(VII)により表される化合物の形態Aの生成に好適な前記条件は:
形態Dを前記水性IPA中に溶解し、これにより、スラリーを生成するステップ;及び
前記スラリーを、38℃~42℃の温度で5時間~12時間の時間保持するステップ
を含む、項42に記載のプロセス。
項44
構造式(IV)により表される化合物
と、構造式(V)により表されるヒドラジン
H 2 NNH 2 (V)
とを、構造式(I)により表される化合物
の生成に好適な前記条件下で反応させるステップ;
前記構造式(I)により表される化合物を単離するステップ;
構造式(III)により表される化合物
と、構造式(VI)により表されるヒドラジン
とを、極性溶剤、第2の有機塩基及びカップリング剤の存在下に、構造式(VII)により表される化合物
の生成に好適な前記条件下で反応させるステップ;
前記極性溶剤をアセトニトリル(ACN)に交換するステップ;
前記構造式(VII)により表される化合物を前記ACNから、結晶形態Dとして結晶化させるステップ;及び
前記構造式(VII)により表される化合物の前記結晶形態Aの生成に好適な前記条件下で、前記構造式(VII)により表される化合物の形態Dを、水性イソプロピルアルコール(IPA)中において再結晶化するステップ
をさらに含む、項1~28のいずれか一項に記載のプロセス。
Claims (15)
- 構造式IIIにより表される化合物
を形成するプロセスであって:
構造式Iにより表される化合物と、構造式IIにより表される化合物
とを、1,4-ジアザビシクロ[2.2.2]オクタン(DABCO)を触媒とし、Et 3 N、ジイソプロピルエチルアミン(DIPEA)、ピペリジン、ピリジン、4-ジメチルアミノピリジン(DMAP)から選択される有機塩基及び溶剤2-メチルテトラヒドロフラン(MeTHF)の存在下に反応させ、構造式IIIaにより表される化合物
を生成するステップ、ここで、DABCOは、前記構造式Iにより表される化合物の量に基づいて、0.05~0.2モル当量の量で存在する;
単離することなく、前記構造式IIIaにより表される化合物と、無機塩基とを、イソプロピルアルコール(IPA)の存在下に反応させ、構造式IIIにより表される化合物を生成するステップ、ここで、前記無機塩基は、LiOH、NaOH又はKOHである;並びに
前記構造式IIIにより表される化合物を単離するステップを含み、
ここで、Rは、C2~C5アルキル又はC6~C18アリールである、プロセス。 - Rはイソプロピル又はフェニルである、請求項1に記載のプロセス。
- 前記触媒及び前記有機塩基は、前記構造式IIにより表される化合物の1モル当量未満の合わせた量で存在する、請求項1~2のいずれか一項に記載のプロセス。
- 前記触媒は、前記構造式Iにより表される化合物の量に基づいて0.1モル当量の量で存在する、請求項1~3のいずれか一項に記載のプロセス。
- 前記有機塩基は、前記構造式Iにより表される化合物の量に基づいて0.5~2モル当量の量で存在する、請求項1~4のいずれか一項に記載のプロセス。
- 前記有機塩基は、前記構造式Iにより表される化合物の量に基づいて1.0モル当量の量で存在する、請求項1~5のいずれか一項に記載のプロセス。
- 前記有機塩基は、DIPEAである、請求項1~6のいずれか一項に記載のプロセス。
- 前記構造式IIの化合物の量は、構造式Iの化合物の量に基づいて1.0~1.5モル当量である、請求項1~7のいずれか一項に記載のプロセス。
- 構造式Iにより表される化合物と構造式IIにより表される化合物とを反応させ構造式IIIaにより表される化合物を生成するステップは、前記構造式Iにより表される化合物と、前記構造式IIにより表される化合物とを、5℃~55℃の温度で反応させるステップを含む、請求項1~8のいずれか一項に記載のプロセス。
- 構造式IIIaにより表される化合物と無機塩基とを反応させ構造式IIIにより表される化合物を生成するステップは、前記構造式IIIaにより表される化合物と、無機塩基とを、5℃~55℃の温度で反応させるステップを含む、請求項1~9のいずれか一項に記載のプロセス。
- 反応混合物から前記構造式IIIにより表される化合物を単離するステップをさらに含む、請求項1~10のいずれか一項に記載のプロセス。
- 前記構造式IIIにより表される化合物を単離するステップは:
(i)水及びHClを、前記構造式IIIにより表される化合物を含む前記反応混合物に添加し、これにより、水相及び有機相を生成するステップ;
(ii)前記有機相を分離し、任意選択により濃縮し、これにより、最終有機相を生成するステップ;
(iii)C5~C12炭化水素溶剤を前記最終有機相に添加し、これにより、前記構造式IIIにより表される化合物の沈殿物を生成するステップ;並びに
(iv)前記構造式IIIにより表される化合物の前記沈殿物を単離するステップ
を含む、請求項11に記載のプロセス。 - 前記C5~C12炭化水素溶剤はヘプタン又はイソオクタンである、請求項12に記載のプロセス。
- 前記構造式IVにより表される化合物と、構造式Vにより表される前記ヒドラジンとを反応させるステップは、ギ酸、酢酸又はプロピオン酸から選択される有機酸の存在下で行われる、請求項14に記載のプロセス。
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