JP7630649B2 - Hand Dryer - Google Patents
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Description
本開示は、濡れた手に気流を吹き付けて手を乾かす手乾燥装置に関する。 The present disclosure relates to a hand drying device that dries wet hands by blowing air onto them.
手を衛生的な状態に保全するには、洗浄後の手の乾燥処置が衛生的に行われる必要がある。洗浄後の手の衛生的な乾燥処置のために、洗浄後の濡れた手をタオルまたはハンカチで拭くことに代えて、手に高速の空気流を噴射して、手に付着している水を吹き飛ばして手を乾燥する手乾燥装置が用いられている。To keep hands in a hygienic condition, it is necessary to dry hands hygienically after washing. To dry hands hygienically after washing, instead of wiping wet hands with a towel or handkerchief, hand dryers are used that spray a high-velocity air stream onto the hands to blow off any water adhering to the hands and dry them.
手乾燥装置の手挿入部において手が検知されると、手乾燥装置は、送風部を起動して吸込口から空気を吸込み、吸込口から吸込んだ空気をヒータで加熱し、加熱された空気を手挿入部に設けられるノズルから噴射する。このとき、温度の低い風を用いる場合に比べて、ヒータで加熱された空気の流れである温風を使用することで素早く手を乾燥させることができる。When a hand is detected in the hand insertion section of the hand dryer, the hand dryer starts the air blower to draw air in through the suction port, heats the air drawn in through the suction port with a heater, and sprays the heated air from a nozzle provided in the hand insertion section. In this case, the use of warm air, which is the flow of air heated by the heater, makes it possible to dry the hands more quickly than when using low-temperature wind.
手乾燥装置のヒータの電源には交流電源が用いられる。交流電源には、100Vから120Vまでの間の交流電圧を供給する100V系の交流電源と、200Vから240Vまでの間の交流電圧を供給する200V系の交流電源と、がある。従来、手乾燥装置では、電源電圧によって異なる仕様のヒータが使い分けられている。すなわち、100V系の交流電源で使用される手乾燥装置には100V仕様のヒータが搭載され、200V系の交流電源で使用される手乾燥装置には200V仕様のヒータが搭載されている。このように交流電源の電圧値に合わせて仕様の異なる製品を用意することは、機種数の増加およびコストの増加の原因となっていた。An AC power source is used as the power source for the heater in a hand dryer. There are 100V AC power sources that supply AC voltages between 100V and 120V, and 200V AC power sources that supply AC voltages between 200V and 240V. Conventionally, hand dryers use heaters with different specifications depending on the power supply voltage. That is, hand dryers used with 100V AC power sources are equipped with 100V heaters, and hand dryers used with 200V AC power sources are equipped with 200V heaters. Providing products with different specifications to match the voltage value of the AC power supply in this way has led to an increase in the number of models and increased costs.
特許文献1には、電源電圧に関わらずモータを共通化する方法が開示されている。特許文献1では、交流電圧の電圧値を検出し、電圧値に応じて倍電圧整流および全波整流のいずれかに切り替え、同じ電圧値の直流電圧を生成して負荷に供給する構成の電源装置が開示されている。これによって、異なる電圧値の交流電源で使用される製品であっても、同じ仕様の直流負荷、すなわちモータを搭載することが可能となっている。
しかしながら、特許文献1に記載の技術は、直流で使用する負荷を共通化するものであり、交流で使用する負荷については共通化することができない。つまり、手乾燥装置におけるヒータの共通化に特許文献1に記載の技術を適用することができない。上記したように、手乾燥装置において、交流電圧が印加されるヒータは、電源電圧の種類毎に異なる仕様のものを使い分ける必要があるため、機種に関わらずヒータを共通化することが困難となる。この結果、手乾燥装置の機種数およびコストが増加してしまうという問題があった。However, the technology described in
本開示は、上記に鑑みてなされたものであって、電源電圧の種類毎に仕様の異なるヒータを使用せずに、電源電圧の種類が異なる製品間でヒータを共通化することができる手乾燥装置を得ることを目的とする。The present disclosure has been made in consideration of the above, and aims to obtain a hand dryer that can share a heater between products with different types of power supply voltages, without using heaters with different specifications for each type of power supply voltage.
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本開示の手乾燥装置は、手挿入部を有する筐体と、手挿入部に空気流を噴射させるノズルと、空気流を発生させる送風部と、交流電源に接続され、空気流を加熱するヒータと、手挿入部へ挿入されている手を検知する手検知部と、手検知部からの手を検知したことを示す検知信号に基づいて送風部およびヒータを制御する制御部と、を備える。制御部は、交流電源の電圧値を推定する電圧推定回路と、電圧値に応じてヒータへの通電を制御する制御回路と、を有する。制御回路は、推定された電圧値が定められた基準値よりも大きい場合には、推定された電圧値が基準値よりも小さい場合に比して、定められた期間におけるヒータへの通電の期間の割合であるヒータ通電割合を小さくし、位相制御によってヒータ通電割合を制御する。 In order to solve the above problems and achieve the object, the hand dryer disclosed herein includes a housing having a hand insertion section, a nozzle for spraying an airflow onto the hand insertion section, a blower for generating an airflow, a heater connected to an AC power source and for heating the airflow, a hand detection section for detecting a hand inserted into the hand insertion section, and a controller for controlling the blower and the heater based on a detection signal from the hand detection section indicating that a hand has been detected. The controller has a voltage estimation circuit for estimating a voltage value of the AC power source, and a control circuit for controlling energization to the heater in accordance with the voltage value. When the estimated voltage value is greater than a set reference value, the control circuit reduces a heater energization rate, which is the rate of energization of the heater in a set period, compared to when the estimated voltage value is less than the reference value, and controls the heater energization rate by phase control .
本開示に係る手乾燥装置は、電源電圧の種類毎に仕様の異なるヒータを使用せずに、電源電圧の種類が異なる製品間でヒータを共通化することができるという効果を奏する。The hand dryer disclosed herein has the advantage of being able to share heaters between products with different types of power supply voltages, without using heaters with different specifications for each type of power supply voltage.
以下に、本開示の実施の形態に係る手乾燥装置を図面に基づいて詳細に説明する。 Below, the hand dryer according to an embodiment of the present disclosure is described in detail with reference to the drawings.
実施の形態1.
図1は、実施の形態1に係る手乾燥装置の斜視図である。図2は、実施の形態1に係る手乾燥装置の断面図であり、図1におけるII-II線に沿った断面図である。
Fig. 1 is a perspective view of a hand dryer according to
手乾燥装置1は、手を挿入可能とされた手挿入部2を有する筐体3を備える。手挿入部2の上部と両側部とは開放されている。手挿入部2は、上部と両側部とから手を挿入可能とされている。筐体3は、手乾燥装置1の全体の外殻をなしている。正面部4は、筐体3の一部であって、手挿入部2の正面側にある部分である。背面部5は、筐体3の一部であって、手挿入部2の背面側にある部分である。なお、正面側とは、手乾燥装置1から見て、手乾燥装置1を使用する使用者がいる側とする。背面側とは、手乾燥装置1から見て、正面側とは反対側とする。The
水受け部6は、手挿入部2の最下部に位置している。水受け部6には、受けた水をドレンタンク7へ排出する図示しない排水口が設けられている。また、筐体3には、排水口からの水がドレンタンク7へ流れる図示しない排水路が設けられている。ドレンタンク7は、排水路からの水を貯留する。ドレンタンク7は、筐体3下部の正面側に設けられている。ドレンタンク7は、筐体3から取り外し可能とされている。The water receiving
手乾燥装置1は、筐体3の内部で空気流を発生させる送風部10を備える。送風部10は、筐体3の内部に設けられている。送風部10は、駆動源であるDC(Direct Current)ブラシレスモータ等のモータ21と、モータ21の駆動により回転するターボファン22とを備える。送風部10の一例は、高圧空気流発生装置である。The
手乾燥装置1は、手挿入部2に空気流を噴射させる正面側ノズル11および背面側ノズル12を備える。正面側ノズル11および背面側ノズル12はノズルに対応する。正面側ノズル11は、正面部4のうち手挿入部2側の面に設けられている。背面側ノズル12は、背面部5のうち手挿入部2側の面に設けられている。手乾燥装置1は、送風部10から正面部4の内部のダクト13を通過した空気流を、正面側ノズル11から手挿入部2にて噴射させる。手乾燥装置1は、送風部10から背面部5の内部のダクト14を通過した空気流を、背面側ノズル12から手挿入部2にて噴射させる。The
手乾燥装置1は、手挿入部2へ挿入されている手を検知する手検知部15を備える。手検知部15は、背面部5に内蔵されている。手検知部15の一例は、測距センサである。測距センサは、赤外光を射出する発光素子と、測定対象物である手で反射した赤外光を検知する受光素子とを備える。手検知部15は、受光素子へ入射する赤外光の角度を基に、手挿入部2における手の有無を検知する。手検知部15は、手挿入部2へ挿入されている手を検知可能であればよく、測距センサ以外のセンサであってもよい。手検知部15は、正面部4に内蔵されていてもよい。The
手乾燥装置1は、ダクト13,14へ送り出される空気流を加熱するヒータ23を備える。ヒータ23は、送風部10と正面側ノズル11および背面側ノズル12との間の風路に設けられる。The
筐体3は、空気を吸い込む吸気口16を有する。吸気口16は、筐体3の下部に設けられている。送風部10は、吸気口16から筐体3の内部のダクト17へ空気流を取り込み、ダクト17からの空気流をダクト13,14へ送り出す。吸気口16には、ダクト17へ取り込まれる空気流から異物を取り除くエアフィルタ18が取り付けられている。The
筐体3の内部には、手乾燥装置1の全体を制御する制御部30が設けられている。制御部30は、手検知部15からの手を検知したことを示す検知信号に基づいて送風部10およびヒータ23を制御する。具体的には、制御部30は、手検知部15にて手が検知されると、ヒータ23を通電させ、送風部10を駆動させる。手挿入部2から手が抜かれて、手検知部15にて手が検知されなくなると、制御部30は、ヒータ23および送風部10の動作を停止させる。A
このような構成の手乾燥装置1の手挿入部2に使用者が手を挿入すると、送風部10で生成された高圧の空気流がヒータ23によって加熱され、手挿入部2の正面側壁面に設けられた正面側ノズル11および背面側壁面に設けられた背面側ノズル12に導かれる。そして、正面側ノズル11および背面側ノズル12から高速の空気流が、手挿入部2内に噴射され、手挿入部2に挿入された手に付着した水分を吹き飛ばす。そして、吹き飛ばされた水分は手挿入部2の下部の水受け部6に設けられた排水口からドレンタンク7に導かれ、ドレンタンク7に溜められる。When a user inserts his or her hands into the
図3は、実施の形態1に係る手乾燥装置の制御部の回路の概略構成の一例を示す図である。なお、図3では、各回路の配置を概略的に示すものであり、実際の回路図を示すものではない。制御部30は、ゼロクロス検知回路31と、トライアック32と、直流母線電源33と、電圧検知回路34と、電源回路35と、マイクロコントローラ回路36と、を備える。以下では、マイクロコントローラ回路36は、マイコン回路36と称される。
Figure 3 is a diagram showing an example of the schematic configuration of the circuit of the control unit of the hand dryer according to
ゼロクロス検知回路31は、交流電源40の交流電圧がゼロとなるゼロクロスを検知する回路である。トライアック32は、ヒータ23を駆動する電子部品である。図3に示されるように、ヒータ23は、トライアック32と直列に接続される。また、ヒータ23は、交流電源40に接続される。ここでは、交流電源40の電圧によって手乾燥装置1の仕様、すなわち種類が異なるが、ヒータ23は、交流電源40の電圧に依らず、すなわち手乾燥装置1の種類に依らず、同一種類のものが用いられる。
The zero-
直流母線電源33は、交流電源40から供給される電源を整流し、平滑して直流母線電圧を生成する。直流母線電源33は、交流電源40の電圧の実効値に対応した直流母線電圧を生成する。交流電源40の電圧の実効値は、交流電源40の電圧値とも称される。電圧検知回路34は、直流母線電圧の電圧値を検知する。電圧検知回路34は、直流母線電圧の電圧値を検知するものであるが、直流母線電源33の電圧値と交流電源40の電圧値とが対応付けられる場合には、直流母線電圧の電圧値から交流電源40の電圧値を推定することができる。電圧検知回路34は、交流電源40の電圧値を検知または推定することができるものであればよい。電圧検知回路34は、電圧推定回路に対応する。電源回路35は、直流母線電圧からモータ21を駆動する交流電力を生成する回路である。電源回路35にモータ21が接続される。電源回路35の一例は、インバータ回路である。The DC
マイコン回路36は、交流電源40の電圧値に応じて、ヒータ23への通電を制御する。具体的には、マイコン回路36は、交流電源40の電圧値に応じて、ヒータ23への通電に関する設定であるヒータ制御設定を行う。ヒータ制御設定は、一例では手乾燥装置1の電源がオンにされた場合に実行される。ここでは、マイコン回路36は、電圧検知回路34によって検知された直流母線電源33の電圧である電圧検知値を手乾燥装置1に供給される交流電源40の電圧値とする。マイコン回路36は、定められた期間における、交流電源40の電圧値の大きさに応じたヒータ23への通電の期間の割合である通電割合を決定する。この通電割合は、ヒータ通電割合に対応する。定められた期間は、交流電源40の電圧の1周期とすることができる。決定された通電割合となるように、トライアック32のゲートへのオン指令のタイミングが設定される。この通電割合、すなわちオン指令のタイミングの設定がヒータ制御設定となる。マイコン回路36は、検知または推定された電圧値が定められた基準値よりも大きい場合には、検知または推定された電圧値が基準値よりも小さい場合に比して、通電割合を小さくする。The
マイコン回路36は、手検知部15からの情報、ヒータ制御設定およびゼロクロス検知回路31からの情報を基にトライアック32およびモータ21に接続される電源回路35を制御する。これによって、手挿入部2に手が挿入されている間における手挿入部2への温風の噴出が制御される。なお、図示されていないが、マイコン回路36は、図1に示される手検知部15とも電気的に接続され、手検知部15からの情報によって手挿入部2に手が存在しているか、手が存在しないか、を判定する。マイコン回路36は、制御回路に対応する。
The
ヒータ23およびトライアック32は、交流電源40と直流母線電源33との間に接続されている。ゼロクロス検知回路31は、交流電源40と、ヒータ23およびトライアック32と、の間に接続される。電圧検知回路34は、直流母線電源33の出力側に接続される。The
マイコン回路36は、ヒータ制御設定およびゼロクロス検知回路31からの情報を基にオン指令またはオフ指令を生成し、トライアック32の図示しないゲートに出力する。トライアック32は、マイコン回路36からのオン指令またはオフ指令に基づいてオンまたはオフされる。この例では、ヒータ23は、位相制御にて駆動される構成となっている。図4は、位相制御の動作原理を説明するための図である。図4には、入力電圧波形VIと、トライアック32のゲートに入力される信号であるゲート入力信号GIと、ヒータ23に印加される電圧波形VHと、が示されている。これらの図において、横軸は時刻を示している。また、入力電圧波形VIおよびヒータ23に印加される電圧波形VHにおける縦軸は電圧を示し、ゲート入力信号GIにおける縦軸は信号のオンまたはオフを示している。なお、ここでは、トライアック32をオフにするタイミングを、入力電圧波形VIがゼロとなる場合としており、このタイミングでトライアック32に流れる電流はゼロとなる。このため、マイコン回路36は、オフ指令を出力しないものとしている。すなわち、ゲート入力信号GIは、マイコン回路36から出力されるオン指令GI1,GI2,GI3を示している。The
位相制御は、トライアック32によって交流電圧を直接オンまたはオフして印加電圧を可変する制御方式であり、電源ゼロクロスポイントを基準にしてオン時間およびオフ時間のタイミングを調整してヒータ23への印加電圧を変化させる。電源ゼロクロスポイントは、入力電圧波形VIにおいて、電圧がゼロとなる点である。Phase control is a control method in which the AC voltage is directly turned on or off by the
具体的には、マイコン回路36は、トライアック32へのオン指令GI1,GI2,GI3を、入力電圧波形VIの半周期毎に出力する。図4の例では、マイコン回路36は、時刻t1,t3,t5でオン指令GI1,GI2,GI3を出力する。時刻t1でマイコン回路36からトライアック32のゲートへのオン指令GI1が出力されると、時刻t1でトライアック32がオンされ、トライアック32およびヒータ23に電流が流れる。その後、入力電圧がゼロになる時刻t2で、トライアック32はオフとなり、ヒータ23に電流が流れなくなる。ヒータ23には、図4のヒータ23に印加される電圧波形VHのように電圧が印加される。つまり、入力電圧波形VIの時刻t0から時刻t2までの半周期のうち、時刻t1から時刻t2までの時間に、ヒータ23に電圧が印加され、時刻t0から時刻t1までの時間には、ヒータ23には電圧は印加されない。Specifically, the
その後、時刻t3でマイコン回路36からトライアック32のゲートへのオン指令GI2が出力されると、時刻t3でトライアック32がオンされ、トライアック32およびヒータ23に電流が流れる。このときのトライアック32およびヒータ23に流れる電流の向きは、時刻t1からt2の間に流れる電流の向きとは逆向きとなる。その後、入力電圧がゼロになる時刻t4で、トライアック32はオフとなり、ヒータ23に電流が流れなくなる。ヒータ23には、図4のヒータ23に印加される電圧波形のように電圧が印加される。つまり、入力電圧波形VIの時刻t2から時刻t4までの半周期のうち、時刻t3から時刻t4までの時間に、ヒータ23に電圧が印加され、時刻t2から時刻t3までの時間には、ヒータ23には電圧は印加されない。そして、このような処理が繰り返し行われることになる。ゲートへのオン指令GI1,GI2,GI3の出力タイミング、すなわちオン時間を調整することで、ヒータ23への印加電圧を変化させることが可能となる。
After that, when the
例えば、入力電圧波形VIにおいて電圧がゼロになる電源ゼロクロスポイントでオンするように、マイコン回路36が時刻t0,t2,t4でトライアック32のゲートにオン指令GI1,GI2,GI3を出力した場合には、ヒータ23への導通角は100%となる。また、入力電圧波形VIの1周期を360度として、電源ゼロクロスポイントから90度進んだ位置でトライアック32のゲートにオン指令GI1,GI2,GI3を出力した場合はヒータ23への導通角は50%となる。つまり、定められた期間である1周期の期間におけるヒータ23への通電の期間の割合である通電割合が、導通角となる。1周期の内、トライアック32がオンの時間すなわちヒータ23への通電時間が長ければ電力値は大きくなり、オン時間が短ければ電力値は小さくなる。オンおよびオフのタイミング、すなわち導通角はマイコン回路36によって任意に設定することができる。For example, if the
このように、マイコン回路36がトライアック32のゲートへオン指令GI1,GI2,GI3を出力するタイミングで、ヒータ23に印加される電圧が変化するので、ヒータ23で発生する熱量も変化する。交流電源40の種類に応じて、トライアック32のゲートへのオン指令GI1,GI2,GI3の出力タイミングを調整することで、ヒータ23で発生する熱量が交流電源40の種類に依らず定められた量とすることができる。このために、マイコン回路36は、電圧検知回路34から直流母線電源33の出力電圧を取得し、出力電圧から交流電源40の電圧値を推定する。また、マイコン回路36は、ゼロクロス検知回路31からの情報を取得する。ゼロクロス検知回路31からの情報は、一例では、ゼロクロス検知回路31がゼロクロスを検知した時刻である電源ゼロクロスポイントを含む。マイコン回路36は、電源ゼロクロスポイントを基準にして、出力電圧の値に応じた導通角となるように、トライアック32のゲートへのオン指令GI1,GI2,GI3の出力タイミングを決定する。In this way, the voltage applied to the
なお、ここでは、位相制御を用いてヒータ23への通電割合を制御する例を示したが、通電率制御を用いてヒータ23への通電割合を制御してもよい。
Note that, although an example of controlling the proportion of current supplied to the
次に、この実施の形態1に係る手乾燥装置1の制御部30による制御方法について説明する。図5は、実施の形態1に係る手乾燥装置の制御方法の手順の一例を示すフローチャートである。ここでは、交流電源40の電圧値が100Vから200Vまでの間の交流電圧を供給する100V系の交流電源、および200Vから240Vまでの間の交流電圧を供給する200V系の交流電源のいずれかであるものとする。Next, a control method by the
まず、手乾燥装置1の電源がオンされると、電圧検知回路34は、直流母線電源33の電圧を検知し、検知結果である電圧検知値をマイコン回路36に出力する(ステップS11)。直流母線電源33の電圧値は、交流電源40の電圧値に応じて変化するので、直流母線電源33の電圧検知値によって交流電源40の電圧値を推定することが可能となる。First, when the power supply of the
マイコン回路36は、電圧検知回路34から電圧検知値を受信すると、ヒータ制御設定を行う(ステップS12)。ヒータ制御設定は、上記したように、導通角の設定であり、トライアック32のゲートへのオン指令の出力タイミングの設定である。一例では、マイコン回路36は、電圧検知値と導通角とを対応付けたヒータ制御設定情報を保持しており、電圧検知値に対応する導通角をヒータ制御設定情報から取得し、導通角に基づいて設定を行う。When the
図6は、ヒータ制御設定情報の一例を示す図である。ヒータ制御設定情報は、直流母線電源33の電圧検知値と、導通角と、が対応付けられている。ここでは、電圧検知値の範囲と導通角とが対応付けられている。具体的には、直流母線電源33の電圧検知値が150V以下の場合には、導通角が100%とされ、電圧検知値が150Vよりも大きい場合には、導通角が50%とされる。電圧検知値が150V以下の場合は、交流電源40が100V系の交流電源である場合であり、電圧検知値が150Vよりも大きい場合は、交流電源40が200V系の交流電源である場合である。このように、交流電源40の電圧値が小さいほど、導通角、すなわち通電割合を大きくするように設定される。
Figure 6 is a diagram showing an example of heater control setting information. The heater control setting information corresponds to the voltage detection value of the DC
なお、直流母線電源33の電圧検知値が150Vの場合には、図6では導通角が100%とされているが、導通角が50%とされてもよい。また、ヒータ制御設定情報で150Vは、導通角の設定を分ける基準となる値であり、基準値に対応する。ここでの基準値は150Vであるが、これは、一例であり、他の値でもよい。また、図6の導通角も一例であり、任意の値とすることができる。ただし、交流電源40の電圧値が低いほど、導通角が大きくなるように設定される。
Note that when the voltage detection value of the DC
マイコン回路36は、電圧検知値が150V以下の場合は100V系の交流電源に対応した機種である、すなわち100Vの交流電源に接続されていると判定し、ヒータ制御設定情報を参照して導通角を100%に設定する。また、マイコン回路36は、電圧検知値が150Vよりも大きい場合には200V系の交流電源に対応した機種である、すなわち200Vの交流電源に接続されていると判定し、ヒータ制御設定情報を参照して導通角を50%に設定する。If the voltage detection value is 150V or less, the
図5に戻り、マイコン回路36は、手検知部15によって手が検知されたかを判定する(ステップS13)。手が検知されない場合(ステップS13でNoの場合)には、待ち状態となる。手が検知された場合(ステップS13でYesの場合)、すなわち手挿入部2へ使用者の手が挿入された場合には、マイコン回路36は、ステップS12で設定されたヒータ制御設定に従ってヒータ駆動を開始する(ステップS14)。すなわち、マイコン回路36は、ヒータ23への通電制御を開始する。具体的には、マイコン回路36は、ゼロクロス検知回路31から電源ゼロクロスポイントを検知したことを示す情報を受けると、検知信号を受けてから導通角に対応する時間の経過後に、オン指令をトライアック32のゲートに出力する。トライアック32のゲートにオン指令が入力されると、トライアック32は通電状態となり、ヒータ23に電圧が印加される。その後、交流電源40からの入力電圧がゼロになると、トライアック32に流れる電流はゼロとなり、ヒータ23に印加される電圧はゼロとなる。このとき、ゼロクロス検知回路31は、電源ゼロクロスポイントを検知し、マイコン回路36に検知信号を通知する。このように、オン指令を受けてから入力電圧がゼロになるまでの間、ヒータ23に電圧が印加される処理が繰り返し実行される。Returning to FIG. 5, the
また、マイコン回路36は、モータ駆動を開始する(ステップS15)。ここでは、マイコン回路36は、モータ21への導通角が定められた値となるように制御する。これによって、送風部10で生成され、ヒータ23によって加熱された高圧の空気流が、手挿入部2の正面側ノズル11および背面側ノズル12から高速の空気流として、手に向かって噴射される。
The
その後、マイコン回路36は、手検知部15によって手が検知されなくなったかを判定する(ステップS16)。手が検知されている場合(ステップS16でNoの場合)には、加熱された高速の空気流を手に向かって噴射する状態が継続される。また、手が検知されなくなった場合(ステップS16でYesの場合)、すなわち手挿入部2から手が取り出された場合には、マイコン回路36は、ヒータ駆動を停止し(ステップS17)、マイコン回路36は、モータ駆動を停止する(ステップS18)。そして、処理がステップS13へと戻る。
Then, the
以上のように、実施の形態1では、交流電源40における電源ゼロクロスポイントを検知するゼロクロス検知回路31と、交流電源40を直流電源に変換する直流母線電源33の電圧値を検知する電圧検知回路34と、ヒータ23に直列に接続されるトライアック32と、電圧検知回路34での電圧検知値に応じてヒータ23に印加する電圧を制御するマイコン回路36と、を備える。マイコン回路36は、電圧検知値の大きさに応じてヒータ23への導通角を設定する。電圧検知値が大きいときには、電圧検知値が小さいときに比して、導通角が小さくなるように、導通角は設定される。マイコン回路36は、手挿入部2に手が挿入された場合にヒータ23を駆動する。このとき、マイコン回路36は、ゼロクロス検知回路31からゼロクロスを検知したことを示す情報を受けると、設定された導通角に対応する時間が経過した後に、トライアック32にオン指令を出力し、ヒータ23に交流電圧を印加する。そして、交流電圧がゼロになると、ヒータ23に印加される交流電圧がゼロとなる。このように、交流電圧の周期のうち設定された導通角に対応する期間に、ヒータ23に交流電圧を印加することができる。つまり、交流電源40の電圧値に対応して、空気流が目標温度となるようにヒータ23に交流電圧を印加することができる。As described above, in the first embodiment, the zero-
電圧検知値が低い場合、一例では手乾燥装置1が、100V系の交流電源に対応した機種である場合、すなわち100V系の交流電源に接続されている場合には、ヒータ23への導通角が大きく設定される。電圧検知値が高い場合、一例では手乾燥装置1が、200V系の交流電源に対応した機種である場合、すなわち200V系の交流電源に接続されている場合には、ヒータ23への導通角が小さく設定される。これによって、交流電源40の電圧値が異なっていても、共通のヒータ23における加熱性能を同等に維持することができる。つまり、交流電源40の種類に応じた手乾燥装置1の機種間において、ヒータ23を共通化することができる。この結果、交流電源40の電源電圧毎に仕様の異なるヒータ23を使用せずに、交流電源40の電源電圧が異なる製品間でヒータ23を共通化することができるという効果を有する。When the voltage detection value is low, for example, when the
また上記した図5の説明では、100V系の交流電源に対応した機種と200V系の交流電源に対応した機種との場合について、ヒータ制御設定を変える例を示した。しかし、向け先によっては、110Vの交流電源、120Vの交流電源、220Vから240Vまでの交流電源の3種類の交流電源40が提供される地域もある。この場合には、導通角の設定を行う際に、電圧毎に場合分けすればよい。すなわち、ヒータ制御設定で、110Vの交流電源、120Vの交流電源、220Vから240Vまでの交流電源のそれぞれについて、電圧検知値の範囲と導通角とを定めればよい。これによって、電源電圧をさらに細分化してヒータ23への導通角を設定することが可能となる。
In the explanation of FIG. 5 above, an example of changing the heater control setting is shown for a model compatible with a 100V AC power source and a model compatible with a 200V AC power source. However, depending on the destination, there are some areas where three types of
実施の形態2.
実施の形態1では、電圧検知回路34で検知された電圧検知値に対してヒータ23への導通角を設定すると、その後のヒータ23の駆動時において、導通角は一定としていた。実施の形態2では、ヒータ23の駆動時において、導通角を変化させる場合を示す。
In the first embodiment, once the conduction angle to the
実施の形態2に係る手乾燥装置1の構成は、実施の形態1で示したものと同様であるが、制御部30におけるマイコン回路36の機能が実施の形態1とは異なる。以下では、実施の形態1と異なる点について説明する。実施の形態2では、マイコン回路36は、交流電源40の電圧値の大きさに対して設定されるヒータ23への通電割合である導通角を目標の導通角とし、目標の導通角よりも大きな導通角でヒータ23への通電を開始し、定められた時間の経過後に目標の導通角に変更する。つまり、ヒータ制御設定情報における導通角は、目標の設定値となる。そして、マイコン回路36は、ヒータ23の駆動開始時は導通角を目標の設定値よりも大きくし、目標の設定値まで徐々に小さくしていく。導通角を変えるタイミング、時間等は任意に設定することができる。The configuration of the
図7は、実施の形態2に係る手乾燥装置におけるヒータの通電時間と温度との関係の一例を示す図である。この図で、横軸はヒータ23の通電時間を示し、縦軸はヒータ23の温度を示している。実線で表記されているグラフG1は、実施の形態1における200V系の交流電源に対応した機種における、導通角を50%に設定したときの目標温度に到達するまでの通電時間と温度との関係を示している。破線で表記されているグラフG2は、200V系の交流電源に対応した機種における、導通角を目標の設定値まで徐々に小さくしていったときの目標温度に到達するまでの通電時間と温度との関係を示している。グラフG2では、導通角の目標の設定値は、50%であるが、導通角を100%→90%→80%→・・・→50%のように変化させている。
Figure 7 is a diagram showing an example of the relationship between the power-on time and the temperature of the heater in the hand dryer according to the second embodiment. In this diagram, the horizontal axis shows the power-on time of the
グラフG2の場合、マイコン回路36は、ヒータ駆動を開始すると、導通角が100%に設定されている状態であるので、ゼロクロス検知回路31からゼロクロスを検知したことを示す情報を受けたときに、トライアック32のゲートにオン指令を出力する。マイコン回路36は、このオン指令を定められた回数または時間実施した後、導通角を90%に設定する。マイコン回路36は、ゼロクロス検知回路31からゼロクロスを検知したことを示す情報を受けてから、導通角が90%に対応する時間だけ経過した後に、トライアック32のゲートにオン指令を出力する。マイコン回路36は、このオン指令を定められた回数または時間実施した後、導通角が50%となるまで導通角を10ポイントずつ低下させて同様の処理を行う。In the case of graph G2, when the
グラフG1に示されるように、導通角を変化させずに一定として制御すると、ヒータ23の温度は通電時間とともに徐々に上昇し、目標温度に到達する。これに対して、グラフG2に示されるように、通電開始時に目標の設定値よりも大きく導通角を設定し、目標の設定値まで徐々に小さくすることで、立ち上がりで急激に温度が上昇する。このため、速く目標温度に到達させることが可能となる。As shown in graph G1, if the conduction angle is controlled to be constant without being changed, the temperature of the
実施の形態2では、マイコン回路36は、ヒータ23への通電を開始すると、導通角が大きい値から、目標の設定値まで徐々に導通角を小さくするようにした。これによって、100%よりも低い導通角が目標の設定値となる場合に、目標の設定値で導通角を設定してヒータ23への通電を開始した場合に比して、目標温度までの到達時間を短縮することができる。つまり、実施の形態1では、ヒータ23が温まるまでに時間を要してしまうが、実施の形態2の方式では、ヒータ23の温度を実施の形態1に比して速く目標温度に到達させることができる。このため、使用者の手をより速く乾かすことが可能となる。In the second embodiment, when the
また、上記した説明では、目標の設定値まで導通角を徐々に小さくしていく方法を説明した。導通角を小さくするステップの数は、1回以上であればよい。一例では、目標の設定値よりも大きな導通角でヒータ23への通電を定められた時間実施した後に、目標の設定値に変更してもよい。
In the above explanation, a method for gradually reducing the conduction angle up to the target set value has been described. The number of steps for reducing the conduction angle may be one or more. In one example, the conduction angle may be changed to the target set value after energizing the
さらに、上記した例は、100V系の交流電源に対応する機種用のヒータ23を手乾燥装置1に使用した場合で、200V系の交流電源がヒータ23に印加される場合に有効である。しかし、ヒータ23の発熱がさらに高いものを選定することによって、100V系の交流電源の印加時でも加熱時間を短縮させる効果を期待することができる。
Furthermore, the above example is effective when a
実施の形態3.
実施の形態1では、マイコン回路36は、モータ21への導通角を定められた一定の値となるようにモータ21を駆動する場合を示した。実施の形態3では、ヒータ23とともにモータ21への導通角も変化させる場合を示す。
In the first embodiment, the
実施の形態3に係る手乾燥装置1の構成は、実施の形態1,2で示したものと同様であるが、制御部30におけるマイコン回路36の機能が実施の形態1,2とは異なる。以下では、実施の形態1,2と異なる点について説明する。また、以下では、手乾燥装置1が実施の形態2の構成を有するものとして説明する。The configuration of the
実施の形態3では、マイコン回路36は、ヒータ23への通電割合である導通角の変更に応じて、定められた期間におけるモータ21への通電の期間の割合であるモータ21への導通角を徐々に大きくする。モータ21への導通角は、モータ通電割合に対応する。つまり、マイコン回路36は、目標の設定値に向かってヒータ23への導通角を徐々に小さくするのに応じて、モータ21への導通角を徐々に大きくしていく。In the third embodiment, the
図8は、実施の形態2に係る手乾燥装置における通電時間と消費電力との関係の一例を示す図である。この図において、横軸は通電時間を示し、縦軸は消費電力を示す。実線で表記されているグラフG11は、導通角一定としてモータ21を駆動したときの消費電力を示し、破線で表記されているグラフG12は、ヒータ23への導通角を徐々に小さくしたときの消費電力を示している。一点鎖線で表記されているグラフG13は、モータ21の消費電力とヒータ23の消費電力とを合成した負荷全体の消費電力を示している。グラフG12に示されるように、ヒータ23への通電の直後は、ヒータ23への導通角が大きいため、ヒータ23で消費される電力は、通電時間中で最大となる。この結果、モータ21およびヒータ23の消費電力を合成した負荷全体の消費電力は、グラフG13に示されるように、通電開始時に大きな電力値となっている。
Figure 8 is a diagram showing an example of the relationship between the power supply time and the power consumption in the hand dryer according to the second embodiment. In this figure, the horizontal axis indicates the power supply time, and the vertical axis indicates the power consumption. Graph G11, which is shown by a solid line, shows the power consumption when the
図9は、実施の形態3に係る手乾燥装置における通電時間と消費電力との関係の一例を示す図である。この図において、横軸は通電時間を示し、縦軸は消費電力を示す。実線で表記されているグラフG21は、モータ21への導通角を徐々に大きくしたときの消費電力を示し、破線で表記されているグラフG22は、ヒータ23への導通角を徐々に小さくしたときの消費電力を示している。一点鎖線で表記されているグラフG23は、モータ21の消費電力とヒータ23の消費電力とを合成した負荷全体の消費電力を示している。図9でも、グラフG22に示されるように、ヒータ23への通電の直後は、ヒータ23への導通角が大きいため、ヒータ23で消費される電力は、通電時間中で最大となる。一方、実施の形態3では、グラフG21に示されるように、ヒータ23への導通角が徐々に小さくなるのに応じてモータ21への導通角を徐々に大きくしている。このように制御することで、グラフG23に示されるように、負荷全体の消費電力を常に一定に保つことができる。また、図8の場合に比して、消費電力を抑制することができ、省エネルギ性を高めることができる。9 is a diagram showing an example of the relationship between the energization time and the power consumption in the hand dryer according to the third embodiment. In this diagram, the horizontal axis indicates the energization time, and the vertical axis indicates the power consumption. Graph G21 shown by a solid line shows the power consumption when the conduction angle to the
実施の形態3では、手乾燥装置1のマイコン回路36が、ヒータ23への通電を開始すると、ヒータ23への導通角については、目標の設定値よりも大きい値から目標の設定値まで徐々に下げるようにし、モータ21への導通角については、定められた値よりも小さい値から定められた値まで徐々に上げるようにした。これによって、ヒータ23の目標温度到達時間を実施の形態2の場合と同様となるように維持しながら、負荷全体の消費電力を一定に保つことができる。この結果、温風感を損なうことなく省エネルギ性を向上させることができる。In the third embodiment, when the
また、図8に示される制御では、起動時すなわち通電開始時に大きな突入電流が流れ、電流ヒューズが早切れしたり、電源系の電子部品が劣化したりして早期故障につながる可能性がある。しかし、実施の形態3の図9に示される制御では、起動時の突入電流を抑えることができるため、電源系の電子部品が故障する可能性を低減することができる。
In addition, in the control shown in Figure 8, a large inrush current flows at startup, i.e., when current begins to flow, which may cause the current fuse to blow prematurely or cause the electronic components of the power supply system to deteriorate, leading to early failure. However, in the control shown in Figure 9 of
上記した説明では、モータ21への導通角を制御することを説明したが、モータ21への導通角を、位相制御、通電率制御、インバータ制御等を用いて制御してもよい。
In the above explanation, the conduction angle to the
実施の形態4.
実施の形態1では、電圧検知回路34で検知された電圧検知値に対して導通角を設定すると、その後のヒータ23の駆動時において、導通角は一定としていた。また、実施の形態2では、ヒータ23の駆動時において、目標の設定値となるように、導通角を徐々に小さく変化させていた。実施の形態4では、定められた期間よりも長くヒータ23への通電が行われた場合に、ヒータ23への導通角を大きくする場合を示す。
In the first embodiment, once the conduction angle is set based on the voltage detection value detected by the
実施の形態4に係る手乾燥装置1の構成は、実施の形態1から3で示したものと同様であるが、制御部30におけるマイコン回路36の機能が実施の形態1から3とは異なる。以下では、実施の形態1から3と異なる点について説明する。また、以下では、手乾燥装置1が実施の形態2の構成を有するものとして説明する。実施の形態4では、マイコン回路36は、ヒータ23への通電の開始から計時を行い、ヒータ23への通電時間が定められた時間を経過して、ヒータ23への通電が継続された場合に、ヒータ23への導通角を大きくする。
The configuration of the
手を洗った後の手の乾燥時間は、季節または手の洗い方によって違いが出てくることがある。また、使用者によって、手が十分に乾燥したとの認識には個人差がある。一定時間経過しても手の乾燥が十分に行えていない場合、あるいは使用者が手の乾燥が十分に行えていないと感じている場合には、手乾燥装置1の使用時間が長くなる。そこで、マイコン回路36は、手の乾燥が定められた時間経過しても継続されている場合には、乾燥が不十分であると判断し、ヒータ23の温度をさらに上昇させる。つまり、ヒータ23への導通角を目標の設定値よりも上げる。これによって、使用者の温風感を向上させ、乾燥にかかる時間を短くする。The time it takes to dry hands after washing them may vary depending on the season or the way the hands are washed. In addition, there are individual differences in the perception of whether the hands are sufficiently dry depending on the user. If the hands are not sufficiently dried after a certain time has passed, or if the user feels that the hands are not sufficiently dried, the
図10は、実施の形態4に係る手乾燥装置におけるヒータの通電時間と温度との関係の一例を示す図である。この図で、横軸はヒータ23の通電時間を示し、縦軸はヒータ23の温度を示している。ヒータ23の通電時間が10秒までは、実施の形態2で説明したように、導通角を100%から目標の設定値である50%まで徐々に変化させている。マイコン回路36は、ヒータ23の通電の開始から10秒が経過しても、手が手挿入部2に挿入されている状態が継続している場合、すなわちヒータ23への通電が継続される場合には、ヒータ23への導通角の設定値を大きくする。図10の例では、ヒータ23への導通角が50%から75%に変更されている。なお、図10では、導通角の設定値を大きくする時間が10秒である例が示されているが、これは一例であり、任意の時間とすることができる。
Figure 10 is a diagram showing an example of the relationship between the energization time and the temperature of the heater in the hand dryer according to the fourth embodiment. In this diagram, the horizontal axis indicates the energization time of the
次に、この実施の形態4に係る手乾燥装置1の制御部30による制御方法について説明する。図11は、実施の形態4に係るヒータの出力制御方法の手順の一例を示すフローチャートである。なお、実施の形態1の図5と同じ処理には同じステップ番号を付して、その説明を省略する。Next, a control method by the
実施の形態4では、マイコン回路36は、ステップS14でヒータ駆動を開始すると、計時を開始する(ステップS31)。In
また、ステップS16で手が検知されている場合(ステップS16でNoの場合)には、ヒータ駆動の開始から定められた時間が経過したかを判定する(ステップS32)。定められた時間が経過していない場合(ステップS32でNoの場合)には、処理がステップS16に戻る。定められた時間が経過している場合(ステップS32でYesの場合)には、マイコン回路36は、ヒータ23への導通角を現在の値よりも増加させる(ステップS33)。その後、マイコン回路36は、手検知部15によって手が検知されなくなったかを判定する(ステップS34)。手が検知されている場合(ステップS34でNoの場合)には、加熱された高速の空気流を手に向かって噴射する状態が継続される。手が検知されなくなった場合(ステップS34でYesの場合)には、処理がステップS17に移る。
Also, if a hand is detected in step S16 (if No in step S16), it is determined whether a predetermined time has elapsed since the start of heater drive (step S32). If the predetermined time has not elapsed (if No in step S32), the process returns to step S16. If the predetermined time has elapsed (if Yes in step S32), the
このような処理によって、使用者が定められた時間以上、手を挿入している場合に、ヒータ23への導通角を大きくして、ヒータ23への導通角を大きくする前よりも高速の空気流の温度を高め、使用者への温風感を向上させることができる。
By this processing, when a user inserts his/her hand for a specified period of time or longer, the conduction angle to the
上記した説明では、マイコン回路36は、定められた時間以上、手が挿入されている場合に、定められた導通角となるように設定値を変更する方法を示した。しかし、マイコン回路36は、ヒータ23への通電時間が定められた時間を経過した場合に、ヒータ23への導通角を、定められた導通角となるように、徐々に大きくするように制御してもよい。これにより、急激な温度変化により使用者が不快を感じることなく、温風感を向上させることができる。In the above explanation, the
また、上記した説明では、実施の形態2の手乾燥装置1に実施の形態4を適用する場合を説明したが、実施の形態1,3の手乾燥装置1に実施の形態4を適用してもよい。
In addition, the above explanation describes the case where
実施の形態4では、マイコン回路36は、ヒータ23への通電を開始すると、計時を開始し、定められた時間以上、ヒータ23が通電されている場合に、ヒータ23への導通角を増加させるようにした。これによって、手の乾燥が十分に行えていない場合、あるいは使用者が手の乾燥が十分に行えていないと感じている場合に、温風感を向上させることができるという効果を有する。In the fourth embodiment, the
以上の実施の形態に示した構成は、一例を示すものであり、別の公知の技術と組み合わせることも可能であるし、実施の形態同士を組み合わせることも可能であるし、要旨を逸脱しない範囲で、構成の一部を省略、変更することも可能である。 The configurations shown in the above embodiments are merely examples, and may be combined with other known technologies, or the embodiments may be combined with each other. Also, parts of the configurations may be omitted or modified without departing from the spirit of the invention.
1 手乾燥装置、2 手挿入部、3 筐体、4 正面部、5 背面部、6 水受け部、7 ドレンタンク、10 送風部、11 正面側ノズル、12 背面側ノズル、13,14,17 ダクト、15 手検知部、16 吸気口、18 エアフィルタ、21 モータ、22 ターボファン、23 ヒータ、30 制御部、31 ゼロクロス検知回路、32 トライアック、33 直流母線電源、34 電圧検知回路、35 電源回路、36 マイコン回路、40 交流電源。 1 hand dryer, 2 hand insertion section, 3 housing, 4 front section, 5 rear section, 6 water receiving section, 7 drain tank, 10 air blower section, 11 front nozzle, 12 rear nozzle, 13, 14, 17 duct, 15 hand detection section, 16 air intake, 18 air filter, 21 motor, 22 turbo fan, 23 heater, 30 control section, 31 zero cross detection circuit, 32 triac, 33 DC bus power supply, 34 voltage detection circuit, 35 power supply circuit, 36 microcomputer circuit, 40 AC power supply.
Claims (7)
前記手挿入部に空気流を噴射させるノズルと、
前記空気流を発生させる送風部と、
交流電源に接続され、前記空気流を加熱するヒータと、
前記手挿入部へ挿入されている手を検知する手検知部と、
前記手検知部からの前記手を検知したことを示す検知信号に基づいて前記送風部および前記ヒータを制御する制御部と、
を備え、
前記制御部は、
前記交流電源の電圧値を推定する電圧推定回路と、
前記電圧値に応じて前記ヒータへの通電を制御する制御回路と、
を有し、
前記制御回路は、推定された前記電圧値が定められた基準値よりも大きい場合には、推定された前記電圧値が前記基準値よりも小さい場合に比して、定められた期間における前記ヒータへの通電の期間の割合であるヒータ通電割合を小さくし、位相制御によって前記ヒータ通電割合を制御することを特徴とする手乾燥装置。 A housing having a hand insertion portion;
A nozzle that sprays an air flow to the hand insertion portion;
A blower unit that generates the air flow;
a heater connected to an AC power source for heating the airflow;
a hand detection unit that detects a hand inserted into the hand insertion unit;
a control unit that controls the blower unit and the heater based on a detection signal from the hand detection unit indicating that the hand has been detected;
Equipped with
The control unit is
a voltage estimation circuit that estimates a voltage value of the AC power supply;
a control circuit for controlling energization of the heater in response to the voltage value;
having
The hand dryer is characterized in that, when the estimated voltage value is greater than a predetermined reference value, the control circuit reduces a heater power supply rate, which is the ratio of a period during which power is supplied to the heater in a predetermined period, compared to when the estimated voltage value is smaller than the reference value, and controls the heater power supply rate by phase control.
前記手挿入部に空気流を噴射させるノズルと、
前記空気流を発生させる送風部と、
交流電源に接続され、前記空気流を加熱するヒータと、
前記手挿入部へ挿入されている手を検知する手検知部と、
前記手検知部からの前記手を検知したことを示す検知信号に基づいて前記送風部および前記ヒータを制御する制御部と、
を備え、
前記制御部は、
前記交流電源の電圧値を推定する電圧推定回路と、
前記電圧値に応じて前記ヒータへの通電を制御する制御回路と、
を有し、
前記制御回路は、推定された前記電圧値が定められた基準値よりも大きい場合には、推定された前記電圧値が前記基準値よりも小さい場合に比して、定められた期間における前記ヒータへの通電の期間の割合であるヒータ通電割合を小さくし、通電率制御によって前記ヒータ通電割合を制御することを特徴とする手乾燥装置。 A housing having a hand insertion portion;
A nozzle that sprays an air flow to the hand insertion portion;
A blower unit that generates the air flow;
a heater connected to an AC power source for heating the airflow;
a hand detection unit that detects a hand inserted into the hand insertion unit;
a control unit that controls the blower unit and the heater based on a detection signal from the hand detection unit indicating that the hand has been detected;
Equipped with
The control unit is
a voltage estimation circuit that estimates a voltage value of the AC power supply;
a control circuit for controlling energization of the heater in response to the voltage value;
having
The hand dryer is characterized in that, when the estimated voltage value is greater than a predetermined reference value, the control circuit reduces a heater power supply rate, which is the ratio of the period during which power is supplied to the heater in a predetermined period, compared to when the estimated voltage value is smaller than the reference value, and controls the heater power supply rate by power supply rate control.
前記手挿入部に空気流を噴射させるノズルと、
前記空気流を発生させる送風部と、
交流電源に接続され、前記空気流を加熱するヒータと、
前記手挿入部へ挿入されている手を検知する手検知部と、
前記手検知部からの前記手を検知したことを示す検知信号に基づいて前記送風部および前記ヒータを制御する制御部と、
を備え、
前記制御部は、
前記交流電源の電圧値を推定する電圧推定回路と、
前記電圧値に応じて前記ヒータへの通電を制御する制御回路と、
を有し、
前記制御回路は、前記交流電源の電圧値の大きさに対して設定される定められた期間における前記ヒータへの通電の期間の割合であるヒータ通電割合を目標のヒータ通電割合とし、前記目標のヒータ通電割合よりも大きなヒータ通電割合で前記ヒータへの通電を開始し、定められた時間の経過後に前記目標のヒータ通電割合に変更することを特徴とする手乾燥装置。 A housing having a hand insertion portion;
A nozzle that sprays an air flow to the hand insertion portion;
A blower unit that generates the air flow;
a heater connected to an AC power source for heating the airflow;
a hand detection unit that detects a hand inserted into the hand insertion unit;
a control unit that controls the blower unit and the heater based on a detection signal from the hand detection unit indicating that the hand has been detected;
Equipped with
The control unit is
a voltage estimation circuit that estimates a voltage value of the AC power supply;
a control circuit for controlling energization of the heater in response to the voltage value;
having
the control circuit sets a heater power supply ratio, which is the ratio of a period during which power is supplied to the heater in a predetermined period that is set with respect to the magnitude of the voltage value of the AC power supply, as a target heater power supply ratio, starts power supply to the heater at a heater power supply ratio greater than the target heater power supply ratio, and changes the heater power supply ratio to the target heater power supply ratio after a predetermined time has elapsed.
前記制御回路は、前記ヒータ通電割合の変更に応じて、定められた期間における前記モータへの通電の期間の割合であるモータ通電割合を徐々に大きくすることを特徴とする請求項3または4に記載の手乾燥装置。 The blower unit includes a fan that generates the air flow by rotating, and a motor that rotates the fan,
5. The hand dryer according to claim 3 , wherein the control circuit gradually increases a motor power supply rate, which is a rate of a period during which power is supplied to the motor in a set period, in response to the change in the heater power supply rate.
前記手挿入部に空気流を噴射させるノズルと、
前記空気流を発生させる送風部と、
交流電源に接続され、前記空気流を加熱するヒータと、
前記手挿入部へ挿入されている手を検知する手検知部と、
前記手検知部からの前記手を検知したことを示す検知信号に基づいて前記送風部および前記ヒータを制御する制御部と、
を備え、
前記制御部は、
前記交流電源の電圧値を推定する電圧推定回路と、
前記電圧値に応じて前記ヒータへの通電を制御する制御回路と、
を有し、
前記制御回路は、前記ヒータへの通電時間が定められた時間を経過した場合に、定められた期間における前記ヒータへの通電の期間の割合であるヒータ通電割合を大きくすることを特徴とする手乾燥装置。 A housing having a hand insertion portion;
A nozzle that sprays an air flow to the hand insertion portion;
A blower unit that generates the air flow;
a heater connected to an AC power source for heating the airflow;
a hand detection unit that detects a hand inserted into the hand insertion unit;
a control unit that controls the blower unit and the heater based on a detection signal from the hand detection unit indicating that the hand has been detected;
Equipped with
The control unit is
a voltage estimation circuit that estimates a voltage value of the AC power supply;
a control circuit for controlling energization of the heater in response to the voltage value;
having
The hand dryer is characterized in that the control circuit increases a heater power supply rate, which is the ratio of the period during which power is supplied to the heater to a predetermined period, when the time during which power is supplied to the heater has elapsed a predetermined time.
前記手挿入部に空気流を噴射させるノズルと、
前記空気流を発生させる送風部と、
交流電源に接続され、前記空気流を加熱するヒータと、
前記手挿入部へ挿入されている手を検知する手検知部と、
前記手検知部からの前記手を検知したことを示す検知信号に基づいて前記送風部および前記ヒータを制御する制御部と、
を備え、
前記制御部は、
前記交流電源の電圧値を推定する電圧推定回路と、
前記電圧値に応じて前記ヒータへの通電を制御する制御回路と、
を有し、
前記制御回路は、前記ヒータへの通電時間が定められた時間を経過した場合に、定められた期間における前記ヒータへの通電の期間の割合であるヒータ通電割合を徐々に大きくすることを特徴とする手乾燥装置。 A housing having a hand insertion portion;
A nozzle that sprays an air flow to the hand insertion portion;
A blower unit that generates the air flow;
a heater connected to an AC power source for heating the airflow;
a hand detection unit that detects a hand inserted into the hand insertion unit;
a control unit that controls the blower unit and the heater based on a detection signal from the hand detection unit indicating that the hand has been detected;
Equipped with
The control unit is
a voltage estimation circuit that estimates a voltage value of the AC power supply;
a control circuit for controlling energization of the heater in response to the voltage value;
having
The hand dryer is characterized in that the control circuit gradually increases a heater power supply rate, which is the ratio of the period during which power is supplied to the heater to a predetermined period, when the time during which power is supplied to the heater has elapsed a predetermined time.
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