以下、図面を参照して本発明の実施の形態を説明する。
図1(a)、(b)は、本発明の一実施の形態に係る撮像装置の外観図である。この撮像装置は、デジタルカメラ100として構成される。特に、図1(a)はデジタルカメラ100の前側斜視図、図1(b)はデジタルカメラ100の背面側斜視図である。なお、本発明は動画撮影機能を有する撮像装置に適用可能である。
表示部28は、デジタルカメラ100の背面に設けられ、画像や各種情報を表示する。タッチパネル70aは、表示部28の表示面(タッチ操作面)に対するタッチ操作を検出することができる。ファインダ外表示部43は、デジタルカメラ100の上面に設けられ、シャッタ速度や絞りをはじめとするデジタルカメラ100の様々な設定値を表示する。シャッタボタン61は撮影指示を行うための操作部材である。モード切替スイッチ60は、各種モードを切り替えるための操作部材である。端子カバー40は、デジタルカメラ100を外部機器に接続する接続ケーブル等とのコネクタ(不図示)を保護するカバーである。
メイン電子ダイヤル71は回転操作部材である。ユーザがメイン電子ダイヤル71を回すことで、シャッタ速度や絞りなどの設定値を変更することができる。電源スイッチ72は、デジタルカメラ100の電源のONとOFFとを切り替える操作部材である。サブ電子ダイヤル73は回転操作部材である。ユーザがサブ電子ダイヤル73を回すことで、選択枠(カーソル)の移動や画像送りなどを行うことができる。4方向キー74は、上、下、左、右部分をそれぞれ押し込み可能に構成され、4方向キー74における押された部分に応じた処理が実行される。SETボタン75は、押しボタンであり、主に選択項目の決定などに用いられる。
動画ボタン76は、動画撮影(記録)の開始や停止の指示に用いられる。AEロックボタン77は押しボタンであり、撮影待機状態でユーザがAEロックボタン77を押下することにより、露出状態を固定することができる。拡大ボタン78は、撮影モードのライブビュー表示(LV表示)において拡大モードのONとOFFを切り替えるための操作ボタンである。ユーザが拡大モードをONとしてからメイン電子ダイヤル71を操作することにより、ライブビュー画像(LV画像)の拡大や縮小を行うことができる。再生モードにおいては、拡大ボタン78は、再生画像の拡大および拡大率の増加のための操作ボタンとして機能する。
再生ボタン79は、撮影モードと再生モードとを切り替えるための操作ボタンである。ユーザが撮影モード中に再生ボタン79を押下することで再生モードに移行させ、記録媒体200(図2)に記録された画像のうち最新の画像を表示部28に表示させることができる。メニューボタン81はメニュー画面を表示させる指示操作を行うために用いられる押しボタンであり、メニューボタン81が押されると各種の設定が可能なメニュー画面が表示部28に表示される。ユーザは、表示部28に表示されたメニュー画面と、4方向キー74やSETボタン75とを用いて直感的に各種設定を行うことができる。
タッチバー82(マルチファンクションバー:M-Fnバー)は、タッチ操作を受け付けることが可能なライン状のタッチ操作部材(ラインタッチセンサ)である。タッチバー82は、右手の人差し指でシャッタボタン61を押下可能なように、グリップ部90を右手で握った状態で、右手の親指でタッチ操作可能な位置に配置されている。タッチバー82は、タッチバー82に対するタップ操作(タッチして所定期間以内に移動せずに離す操作)、左右へのスライド操作(タッチした後、タッチしたままタッチ位置を移動する操作)などを受け付け可能である。タッチバー82は、タッチパネル70aとは異なる操作部材であり、表示機能を備えていない。
通信端子10は、デジタルカメラ100がレンズユニット150(図2)と通信するための通信端子である。接眼部16は、接眼ファインダ17における接眼する部分である。ユーザは、接眼部16を介して内部のEVF(Electronic View Finder)29(図2)に表示された映像を視認することができる。接眼検知部57は、接眼部16にユーザ(撮影者)が接眼しているか否かを検知する接眼検知センサである。蓋202は、記録媒体200(図2)を格納するスロットの蓋である。グリップ部90は、ユーザがデジタルカメラ100を構える際に右手で握りやすい形状とした保持部である。グリップ部90を右手の小指、薬指、中指で握ってデジタルカメラ100を保持した状態で、右手の人差指で操作可能な位置にシャッタボタン61とメイン電子ダイヤル71が配置されている。また、同じ状態で、右手の親指で操作可能な位置に、サブ電子ダイヤル73とタッチバー82が配置されている。サムレスト部91(親指待機位置)は、デジタルカメラ100の背面側の、どの操作部材も操作しない状態でグリップ部90を握った右手の親指を置きやすい箇所に設けられたグリップ部材である。サムレスト部91は、保持力(グリップ感)を高めるためのラバー部材などで構成される。
図2は、デジタルカメラ100のブロック図である。デジタルカメラ100には、レンズユニット150を着脱可能である。すなわち、デジタルカメラ100は、レンズ交換が可能な撮像装置本体である。なお、本発明は、レンズ一体型の撮像装置に適用してもよい。
レンズユニット150は、撮影レンズを搭載するレンズユニットである。レンズ103は通常、複数枚のレンズから構成されるが、図2では簡略して1枚のレンズとして示している。通信端子6は、レンズユニット150がデジタルカメラ100と通信するための通信端子であり、通信端子10は、デジタルカメラ100がレンズユニット150側と通信するための通信端子である。レンズユニット150は、これら通信端子6,10を介してシステム制御部50と通信する。レンズユニット150は、内部のレンズシステム制御部4によって絞り駆動部2を介して絞り1を制御する。また、レンズユニット150は、レンズシステム制御部4によってAF駆動部3を介してレンズ103の位置を変位させることで焦点を合わせる。
シャッタ101は、システム制御部50による制御によって撮像部22の露光時間を自由に制御できるフォーカルプレーンシャッタである。撮像部22は、光学像を電気信号に変換するCCDやCMOS素子等で構成される撮像素子(イメージセンサ)である。撮像部22は、システム制御部50にデフォーカス量情報を出力する撮像面位相差センサを有していてもよい。A/D変換器23は、撮像部22から出力されるアナログ信号をデジタル信号に変換する。
画像処理部24は、A/D変換器23からのデータ、またはメモリ制御部15からのデータに対し、所定の処理(画素補間、縮小といったリサイズ処理、色変換処理、等)を行う。また、画像処理部24は、撮像した画像データを用いて所定の演算処理を行い、システム制御部50は、画像処理部24により得られた演算結果に基づいて露光制御や測距制御を行う。これにより、TTL(スルー・ザ・レンズ)方式のAF(オートフォーカス)処理、AE(自動露出)処理、EF(フラッシュプリ発光)処理、等が行われる。画像処理部24は更に、撮像した画像データを用いて所定の演算処理を行い、得られた演算結果に基づいてTTL方式のAWB(オートホワイトバランス)処理を行う。
A/D変換器23からの出力データは、画像処理部24及びメモリ制御部15を介してメモリ32に書き込まれる。あるいは、A/D変換器23からの出力データは、画像処理部24を介さずにメモリ制御部15を介してメモリ32に書き込まれる。メモリ32は、撮像部22によって得られA/D変換器23によりデジタルデータに変換された画像データや、表示部28やEVF29に表示するための画像データを格納する。メモリ32は、所定枚数の静止画像や所定時間の動画像および音声を格納するのに十分な記憶容量を備えている。
また、メモリ32は画像表示用のメモリ(ビデオメモリ)を兼ねている。D/A変換器19は、メモリ32に格納されている画像表示用のデータをアナログ信号に変換して表示部28やEVF29に供給する。こうして、メモリ32に書き込まれた表示用の画像データはD/A変換器19を介して表示部28やEVF29により表示される。表示部28とEVF29のそれぞれは、LCDや有機EL等のディスプレイであり、D/A変換器19からのアナログ信号に応じた表示を行う。A/D変換器23によってA/D変換されメモリ32に蓄積されたデジタル信号をD/A変換器19においてアナログ信号に変換し、表示部28またはEVF29に逐次転送して表示することで、ライブビュー表示(LV)を行うことができる。
システム制御部50は、少なくとも1つのプロセッサ及び/または少なくとも1つの回路からなる制御部であり、デジタルカメラ100全体を制御する。システム制御部50は、不揮発性メモリ56に記録されたプログラムを実行することで、後述する各処理を実現する。また、システム制御部50は、メモリ32、D/A変換器19、表示部28、EVF29等を制御することにより表示制御も行う。
システムメモリ52は例えばRAMであり、システム制御部50は、システム制御部50の動作用の定数、変数のほか、不揮発性メモリ56から読み出したプログラム等をシステムメモリ52に展開する。不揮発性メモリ56は、電気的に消去・記録可能なメモリであり、例えばEEPROM等である。不揮発性メモリ56には、システム制御部50の動作用の定数、プログラム等が記録される。ここでいうプログラムは、後述する各種フローチャートを実行するためのプログラムを含む。
システムタイマ53は、各種制御に用いる時間や、内蔵された時計の時間を計測する計時部である。通信部54は、無線または有線ケーブルによって接続された外部機器との間で、映像信号や音声信号の送受信を行う。通信部54は無線LAN(Local Area Network)やインターネットとも接続可能である。また、通信部54は、Bluetooth(登録商標)やBluetooth Low Energyでも外部機器と通信可能である。通信部54は撮像部22で撮像した画像(LV画像を含む)や、記録媒体200に記録された画像を送信可能であり、外部機器から画像データやその他の各種情報を受信することができる。
姿勢検知部55は、重力方向に対するデジタルカメラ100の姿勢を検知する。姿勢検知部55で検知された姿勢に基づいて、撮像部22で撮影された画像が、デジタルカメラ100を横に構えて撮影された画像であるか、縦に構えて撮影された画像であるかを判別可能である。システム制御部50は、姿勢検知部55で検知された姿勢に応じた向き情報を撮像部22で撮像された画像の画像ファイルに付加したり、画像を回転して記録したりすることが可能である。姿勢検知部55としては、加速度センサやジャイロセンサなどを用いることができる。姿勢検知部55である加速度センサやジャイロセンサを用いて、デジタルカメラ100の動き(パン、チルト、持ち上げ、静止しているか否か等)を検知することも可能である。
接眼検知部57は、接眼ファインダ17の接眼部16に対する目(物体)の接近(接眼)および離反(離眼)を検知する接眼検知センサである。システム制御部50は、接眼検知部57で検知された状態に応じて、表示部28とEVF29の表示/非表示を切り替える。より具体的には、少なくとも撮影待機状態で、かつ、表示先の切替設定が自動切替である場合において、非接眼中は表示先を表示部28として表示をオンとし、EVF29は非表示とする。また、接眼中は表示先をEVF29として表示をオンとし、表示部28は非表示とする。接眼検知部57としては、例えば赤外線近接センサを用いることができ、EVF29を内蔵する接眼ファインダ17の接眼部16への何らかの物体の接近を検知することができる。ファインダ外表示部43には、ファインダ外表示部駆動部44を介して、シャッタ速度や絞りをはじめとするカメラの様々な設定値が表示される。
電源制御部80は、電池検出回路、DC-DCコンバータ、通電するブロックを切り替えるスイッチ回路等により構成され、電池の装着の有無、電池の種類、電池残量の検出などを行う。また、電源制御部80は、その検出結果及びシステム制御部50の指示に基づいてDC-DCコンバータを制御し、必要な電圧を必要な期間、記録媒体200を含む各部へ供給する。電源部30は、アルカリ電池やリチウム電池等の一次電池やNiCd電池やNiMH電池、Li電池等の二次電池、ACアダプタ等からなる。
記録媒体I/F18は、複数の記録媒体200とのインターフェースである。記録媒体200は、撮影された画像を記録するためのメモリカードやハードディスク等の記録媒体であり、半導体メモリや磁気ディスク等から構成される。装着部190は、第1の装着部190Aおよび第2の装着部190Bを有し、同時に2つの記録媒体200を装着可能である。第1の装着部190A、第2の装着部190Bに装着された記録媒体200をそれぞれ、記録媒体200A、記録媒体200Bと称する。
なお、本実施の形態では、一例として装着部190A、190Bがカードスロットの形態をとる。そのため、以降、記録媒体200A、200Bの「装着状態」を「挿入状態」と同義に用いると共に、記録媒体200A、200Bをそれぞれカード1、カード2と称することがある。装着部190A、190Bに対する記録媒体200A、200Bの装着の有無は、記録媒体I/F18からの信号に基づいてシステム制御部50が判定する。なお、物理的な着脱センサを設け、着脱センサの信号に基づいてシステム制御部50が装着の有無を判定してもよい。なお、装着部190に同時に装着可能な記録媒体200の数は3つ以上でもよい。
操作部70は、ユーザからの操作(ユーザ操作)を受け付ける入力部であり、システム制御部50に各種の動作指示を入力するために使用される。図2に示すように、操作部70は、シャッタボタン61、モード切替スイッチ60、電源スイッチ72、タッチパネル70a、その他の操作部材70b等を含む。その他の操作部材70bには、メイン電子ダイヤル71、サブ電子ダイヤル73、4方向キー74、SETボタン75、動画ボタン76、AEロックボタン77、拡大ボタン78、再生ボタン79、メニューボタン81、タッチバー82等が含まれる(図1)。
シャッタボタン61は、第1シャッタスイッチ62と第2シャッタスイッチ64を備える。第1シャッタスイッチ62は、シャッタボタン61の操作途中、いわゆる半押し(撮影準備指示)でONとなり第1シャッタスイッチ信号SW1を発生する。システム制御部50は、第1シャッタスイッチ信号SW1により、AF(オートフォーカス)処理、AE(自動露出)処理、AWB(オートホワイトバランス)処理、EF(フラッシュプリ発光)処理等の撮影準備動作を開始する。
第2シャッタスイッチ64は、シャッタボタン61の操作完了、いわゆる全押し(撮影指示)でONとなり、第2シャッタスイッチ信号SW2を発生する。システム制御部50は、第2シャッタスイッチ信号SW2により、撮像部22からの信号読み出しから、撮像された画像を画像ファイルとして記録媒体200に書き込むまでの、一連の撮影処理の動作を開始する。
モード切替スイッチ60は、システム制御部50の動作モードを静止画撮影モード、動画撮影モード、再生モード等のいずれかに切り替える。静止画撮影モードに含まれるモードとして、オート撮影モード、オートシーン判別モード、マニュアルモード、絞り優先モード(Avモード)、シャッタ速度優先モード(Tvモード)、プログラムAEモード(Pモード)がある。また、撮影シーン別の撮影設定となる各種シーンモード、カスタムモード等がある。モード切替スイッチ60より、ユーザは、これらのモードのいずれかに直接切り替えることができる。あるいは、モード切替スイッチ60で撮影モードの一覧画面に一旦切り替えた後に、表示された複数のモードのいずれかに、他の操作部材を用いて選択的に切り替えるようにしてもよい。同様に、動画撮影モードにも複数のモードが含まれていてもよい。特に、本実施の形態では、動画撮影モードとして、動画情報を1つの記録媒体200に記録する単一記録モードと複数の記録媒体200に同時に記録する同時記録モードとがある。システム制御部50は、ユーザ操作に応じてこれらを択一的に選択可能である。
タッチパネル70aは、表示部28の表示面(タッチパネル70aの操作面)への各種タッチ操作を検出するタッチセンサである。タッチパネル70aと表示部28とは一体的に構成することができる。例えば、タッチパネル70aは、光の透過率が表示部28の表示を妨げないように構成され、表示部28の表示面の上層に取り付けられる。そして、タッチパネル70aにおける入力座標と、表示部28の表示面上の表示座標とが対応付けられる。これにより、あたかもユーザが表示部28上に表示された画面を直接的に操作可能であるかのようなGUI(グラフィカルユーザインターフェース)を提供できる。
システム制御部50は、タッチパネル70aに対するタッチダウン、タッチオン、タッチムーブ、タッチアップ、タッチオフ等の操作・状態を検出できる。これらの操作・状態や、タッチパネル70a上で指やペンがタッチしている位置座標は内部バスを通じてシステム制御部50に通知される。そして、システム制御部50は通知された情報に基づいてタッチパネル70a上でどのような操作が行なわれたかを判定する。
図3は、メイン処理を示すフローチャートである。この処理は、不揮発性メモリ56に格納されたプログラムをシステム制御部50がシステムメモリ52に展開して実行することにより実現される。この処理は、電源スイッチ72がオンにされ且つ動画モードが設定されると開始される。
ステップS301では、システム制御部50は、同時記録モードを設定する指示、すなわち同時記録設定指示が行われたか否かを判別する。システム制御部50は、同時記録設定指示が行われた場合はステップS302へ進み、行われなかった場合はステップS308へ進む。
ステップS302では、システム制御部50は、同時記録設定、すなわち同時記録モードが設定されたことをメモリ32に記憶させる。ステップS303では、システム制御部50は、カード1(記録媒体200A)およびカード2(記録媒体200B)を記録先設定に設定し、この設定をメモリ32に記憶される。この設定は、カード1、2に動画情報が並行して記録されることを意味する設定である。
ステップS304では、システム制御部50は、カード1へ記録する動画の記録画質設定指示が行われたか否かを判別する。動画の記録画質の設定には、動画記録時のビットレートの設定が含まれる。システム制御部50は、カード1へ記録する動画の記録画質設定指示が行われた場合はステップS305へ進み、行われなかった場合はステップS306へ進む。システム制御部50は、ステップS305で、カード1へ記録する動画の記録画質設定をメモリ32に記憶させ、ステップS306に進む。
ステップS306では、システム制御部50は、カード2へ記録する動画の記録画質設定指示が行われたか否かを判別する。システム制御部50は、カード2へ記録する動画の記録画質設定指示が行われた場合はステップS307へ進み、行われなかった場合はステップS314へ進む。ステップS307において、システム制御部50は、カード2へ記録する動画の記録画質設定をメモリ32に記憶させ、ステップS314に進む。
ステップS308では、システム制御部50は、単一記録設定、すなわち単一記録モードが設定されたことをメモリ32に記憶させる。ステップS309では、システム制御部50は、カード1を記録先設定とする指示が行われたか否かを判別する。システム制御部50は、カード1を記録先設定とする指示が行われた場合は、ステップS310で、カード1(記録媒体200A)を記録先設定に設定し、この設定をメモリ32に記憶させる。この設定は、カード1だけに動画情報が記録されることを意味する設定である。一方、カード1を記録先設定とする指示が行われていない場合は、システム制御部50は、ステップS311で、カード2(記録媒体200B)を記録先設定に設定し、この設定をメモリ32に記憶させる。この設定は、カード2だけに動画情報が記録されることを意味する設定である。
ステップS310、S311の後、ステップS312で、システム制御部50は、動画の記録画質設定指示が行われたか否かを判別する。システム制御部50は、動画の記録画質設定指示が行われた場合はステップS313に進み、動画の記録画質設定指示が行われていない場合はステップS314に進む。ステップS313では、システム制御部50は、動画記録画質設定をメモリ32に記憶させ、ステップS314に進む。
なお、ユーザは、動画の記録画質の設定を指示するとき、動画記録先がカード1なのかカード2なのかを意識する必要がない。例えば、動画記録を開始する際、記録先設定がカード1ならばカード1に対して設定された動画記録画質で記録され、記録先設定がカード2ならばカード2に対して設定された動画記録画質で記録される。
ステップS314では、システム制御部50は、メモリ32に同時記録設定が記憶されているか否かを判別する。同時記録設定が記憶されていない場合は、システム制御部50は、ステップS315で、単一記録処理(図4で後述)を実行し、ステップS317に進む。一方、同時記録設定が記憶されている場合は、システム制御部50は、ステップS316で、同時記録処理(図5、図6で後述)を実行し、ステップS317に進む。
ステップS317では、システム制御部50は、電源スイッチ72をオフにする指示がされたか否かを判別する。システム制御部50は、電源スイッチ72のオフが指示されない場合は、ステップS301に戻り、電源スイッチ72のオフが指示された場合は、図3に示す処理を終了する。
図4は、図3のステップS315で実行される単一記録処理を示すフローチャートである。図5、図6は、図3のステップS316で実行される同時記録処理を示すフローチャートである。図7(a)(b)、図8(a)(b)、図9は、表示部28に表示される報知画面の例を示す図である。
まず、図4を参照して単一記録モード時の単一記録処理について説明する。ステップS401では、システム制御部50は、記録先として設定されているカードが挿入状態(装着状態)と判定されているか否かを判別する。
ステップS401での判別の結果、記録先として設定されているカードが挿入状態と判定されていない場合は、システム制御部50は、ステップS402で、記録先のカードが非挿入状態である旨を表示部28に表示する。例えば、システム制御部50は、図8(a)に示すように、画面701に、記録先カードが入っていないことを表示させることでユーザに通知する。その後、システム制御部50は、処理をステップS409に進める。
一方、記録先として設定されているカードが挿入状態と判定されている場合は、システム制御部50は、ステップS403で、記録先カードの記録速度(書き込み速度)を取得する。その際、システム制御部50は、記録速度を、スピードクラス(転送速度情報)から取得してもよいし、SDカードやCFexpressカードやCFastカードなどのカード規格(規格情報)から取得してもよい。
ステップS404では、システム制御部50は、メモリ32に設定された記録先カードの動画記録画質設定を取得する。ステップS405では、システム制御部50は、取得した動画記録画質設定が示すビットレートと記録先カードの記録速度とに基づいて、記録先カードを用いて撮影可能(記録可能)か否かを判別する。すなわちシステム制御部50は、撮影した動画情報を記録先カードに記録しつつ撮影を継続できるか否かを判別する。従って、ビットレート等の記録条件と記録速度との組み合わせによって動画の記録ができる場合は、撮影可能と判別され、上記組み合わせによって動画の記録ができない場合は、撮影不可と判別される。
記録先カードの撮影可能/不可を示す状態には、「撮影可能状態」と「撮影不可状態」とがある。ステップS405での判別の結果、記録先カードを用いて撮影可能である場合は、システム制御部50は、ステップS406で、記録先カードの撮影可能/不可を示す状態を「撮影可能状態」に設定し、この設定をメモリ32に記録する。しかし、記録先カードを用いて撮影可能でない場合は、システム制御部50は、ステップS407で、記録先カードが撮影可能でない記録媒体であることを表示部28に表示する。例えばシステム制御部50は、図7(a)に示すように、画面601に、記録条件と記録速度との組み合わせが原因で、記録先カードには動画情報を記録できないことを表示させることで、ユーザに通知する。画面601には、動画情報の記録が不可であると判定された記録媒体の媒体情報(例えば、SDカードであること)が表示される。媒体情報は、スピードクラス(転送速度情報)やカード規格(規格情報)を含んでもよい。ステップS408で、システム制御部50は、記録先カードの撮影可能/不可を示す状態を「撮影不可状態」に設定し、この設定をメモリ32に記録する。
ステップS406、S408の後、システム制御部50は、処理をステップS409に進める。ステップS409では、システム制御部50は、メモリ32に記録された、記録先カードの撮影可能/不可を示す状態を参照し、記録先カードが撮影可能状態であるか否かを判別する。記録先カードが撮影可能状態でない場合は、動画撮影ができないので、システム制御部50は、処理をステップS401に戻す。記録先カードが撮影可能状態である場合は、システム制御部50は、ステップS410で、動画記録開始指示が行われたか否かを判別する。動画記録開始指示の有無は、動画ボタン76が押下されたか否かによって判別される。
そして、動画記録開始指示が行われない場合は、システム制御部50は、処理をステップS401に戻す。動画記録開始指示が行われた場合は、システム制御部50は、ステップS411で、撮像部22からの信号読み出し開始などの動画撮影開始処理を実行する。ステップS412では、システム制御部50は、撮影した動画像データをバッファに保存した後、記録先カードに書き込む一連の画像記録動作を実行する。なお、その際、バッファに溜まる動画像データ量は、撮影している動画のビットレートに応じて変化し、バッファからカードに書き込む動画像データ量は、記録先カードの書き込み速度に応じて変化する。
ステップS413では、システム制御部50は、動画ボタン76が押下されたことで動画記録停止指示が行われたか否かを判別する。そしてシステム制御部50は、動画記録停止指示が行われない場合は、ステップS412に戻り、動画記録停止指示が行われた場合は、ステップS414で、撮像部22からの信号読み出し中止などの動画撮影終了処理を実行する。その後、システム制御部50は、図4に示す処理を終了する。なお、図4に示す処理において、モードダイヤルの操作などの異常系操作が行われた場合は、図4に示す処理が途中で中断または終了されてもよい。
図5、図6を参照して同時記録処理の動作手順を説明する。ステップS501では、システム制御部50は、カード1が挿入状態と判定されているか否かを判別する。
ここで、システム制御部50による、装着部190に対するカードの装着の有無に関する判定結果には、「挿入状態判定」と「非挿入状態判定」とがある。「挿入状態判定」は、記録先として設定されているカードが装着部190に物理的に装着(挿入)されていて、且つ仮想的に非挿入状態に設定されていない状態を示す。「非挿入状態判定」は、記録先として設定されているカードが装着部190に物理的に装着(挿入)されていないか、または、装着部190に物理的に装着(挿入)されているが仮想的に非挿入状態に設定されている状態を示す。
挿入状態と非挿入状態との切り替えについて図9で説明する。図9に示すように、表示部28に、タッチボタン801、802が表示される。タッチボタン801は、第1の装着部190Aに装着されているカードを、物理的には装着状態のまま仮想的に挿入状態と非挿入状態とにトグル切り替えするタッチボタンである。タッチボタン802は、第2の装着部190Bに装着されているカードを仮想的に挿入状態と非挿入状態とにトグル切り替えするタッチボタンである。なお、装着部に物理的に挿入されていないカードに対しては、タッチボタンによるトグル切り替え操作はできない。従って、装着部190に装着されていないカードが挿入状態判定となることはない。
例えば、第1の装着部190Aに装着されているカード1が挿入状態と判定されている状態で、タッチボタン801がタッチされたとする。この場合、例えば、記録媒体I/F18からのカードへの電源供給を停止するなどすることにより、第1の装着部190Aに装着されているカード1の状態が挿入状態から非挿入状態へと切り替わる。また、この状態でもう1回、タッチボタン801がタッチされると、第1の装着部190Aに装着されているカード1への電源供給を開始することによりカード1の状態が非挿入状態から挿入状態へと再び切り替わる。なお、挿入状態と判定されているカードが装着部190から抜き出されることによっても、非挿入状態に判定が切り替わる。
ステップS501での判別の結果、カード1が挿入状態と判定されていない場合は、ステップS502で、システム制御部50は、カード1が非挿入状態であることを表示部28に表示して、ユーザに通知する。なお、本実施の形態における同時記録モードにおいては、記録先として設定されているカード1またはカード2のうちの一方が非挿入状態であっても、同時記録は不可能となるが、他方のカードへの記録を禁止せずに、記録を許可することとする。例えばシステム制御部50は、図8(b)に示すように、画面702に、カード1が入っていないことを表示させる。この旨に加えて、画面702には、動画撮影を開始した場合に、同時書き込みはできないが、挿入されているもう一方のカードにのみ記録される旨も表示される。この通知により、仮に動画撮影が開始されたとしても、単一記録がなされるのであり、同時記録が実現されているとの誤解を招くことが回避される。ステップS502の後、システム制御部50は、処理をステップS509に進める。
ステップS501での判別の結果、カード1が挿入状態と判定されている場合は、カード1を記録先として利用できる可能性があるので、システム制御部50は、ステップS503で、ステップS403と同様にカード1の記録速度を取得する。ステップS504では、システム制御部50は、ステップS404と同様に、メモリ32に設定されたカード1の動画記録画質設定を取得する。
ステップS505では、システム制御部50は、ステップS405と同様に、取得した動画記録画質設定が示すビットレートと記録速度とに基づいて、カード1を用いて撮影可能か否かを判別する。その判別の結果、カード1を用いて撮影可能である場合は、システム制御部50は、ステップS506で、ステップS406と同様に、カード1の撮影可能/不可を示す状態を「撮影可能状態」に設定し、この設定をメモリ32に記録する。
しかし、カード1を用いて撮影可能でない場合は、システム制御部50は、ステップS507で、カード1が撮影可能でない記録媒体であることを表示部28に表示する。例えばシステム制御部50は、図7(b)に示す画面602に、記録条件と記録速度との組み合わせが原因で、カード1には動画情報を記録ができず(記録不可能)、そのため、カード1及びカード2への記録ができない旨を表示させて、ユーザに通知する。この旨に加えて、システム制御部50は、画面602に、記録速度に問題のあるカード1を引き抜くことで撮影記録が可能になることを表示させてユーザに通知する。なお、カード2に対して撮影可能であることを判定した場合にのみ、カード1を引き抜くことで撮影記録が可能になることを表示させるようにしてもよい。この通知に対応して、ユーザは、カード1を引き抜くか、または、タッチボタン801を操作してカード1を非挿入状態に切り替えることができる(S520で後述する)。ステップS508では、システム制御部50は、ステップS408と同様に、カード1の撮影可能/不可を示す状態を「撮影不可状態」に設定し、この設定をメモリ32に記録する。
ステップS506、S508の後、システム制御部50は、処理をステップS509に進める。ステップS509では、システム制御部50は、カード2が挿入状態と判定されているか否かを判別する。ステップS509での判別の結果、カード2が挿入状態と判定されていない場合は、ステップS510で、システム制御部50は、カード2が非挿入状態であることを表示部28に表示して、ユーザに通知する。例えばシステム制御部50は、画面702(図8(b))と同様の画面に、カード2が入っていないことを表示させる。この旨に加えて、画面702には、動画撮影を開始した場合に、同時書き込みはできないが、挿入されているもう一方のカードにのみ記録される旨も表示される。
ステップS509での判別の結果、カード2が挿入状態と判定されている場合は、カード2を記録先として利用できる可能性があるので、システム制御部50は、ステップS511で、カード2の記録速度を取得する。ステップS512では、システム制御部50は、メモリ32に設定されたカード2の動画記録画質設定を取得する。
ステップS513では、システム制御部50は、取得した動画記録画質設定が示すビットレートと記録速度とに基づいて、カード2を用いて撮影可能か否かを判別する。その判別の結果、カード2を用いて撮影可能である場合は、システム制御部50は、ステップS514で、カード2の撮影可能/不可を示す状態を「撮影可能状態」に設定し、この設定をメモリ32に記録する。
しかし、カード2を用いて撮影可能でない場合は、システム制御部50は、ステップS515で、カード2が記録可能でない記録媒体であることを表示部28に表示する。例えばシステム制御部50は、図7(b)に示す画面602に、記録条件と記録速度との組み合わせが原因で、カード2には動画情報を記録ができず、そのため、カード1及びカード2への記録ができない旨を表示させて、ユーザに通知する。この旨に加えて、システム制御部50は、画面602に、記録速度に問題のあるカード2を引き抜くことで撮影記録が可能になることを表示させて、ユーザに通知する。なお、カード1に対して撮影可能であることを判定した場合にのみ、カード2を引き抜くことで撮影記録が可能になることを表示させるようにしてもよい。この通知に対応して、ユーザは、カード2を引き抜くか、または、タッチボタン802を操作してカード2を非挿入状態に切り替えることができる(S521で後述する)。ステップS516では、システム制御部50は、カード2の撮影可能/不可を示す状態を「撮影不可状態」に設定し、この設定をメモリ32に記録する。
ステップS510、S514、S516の後、システム制御部50は、処理をステップS517(図6)に進める。ステップS517では、システム制御部50は、挿入状態と判定され且つ撮影不可状態に設定されているカードがあるか否かを判別する。挿入状態と判定され且つ撮影不可状態に設定されているカードがない場合は、システム制御部50は、ステップS522に進む。挿入状態と判定され且つ撮影不可状態に設定されているカードがある場合は、システム制御部50は、ステップS518で、挿入状態と判定されているカードに対し、非挿入状態に変更する指示がされたか否かを判別する。
ここで、非挿入状態に変更する指示は、装着部190からのカードの取り外し、または、タッチボタン801、802の操作によってなされる。例えば、挿入状態と判定され且つ撮影不可状態に設定されているカードがカード1である場合、ユーザが第1の装着部190Aからカード1を抜き取ることで、カード1を非挿入状態に変更する指示がなされる。あるいは、ユーザがタッチボタン801をタッチ操作することでも、カード1を非挿入状態に変更する指示がなされる。ユーザは、非挿入状態に変更する指示を入力するために、上記2つのやり方の1つを選択して実行できる。
ステップS518での判別の結果、システム制御部50は、挿入状態と判定されているカードに対し、非挿入状態に変更する指示がされない場合はステップS528に進む。挿入状態と判定されているカードに対し、非挿入状態に変更する指示がされた場合は、システム制御部50は、ステップS519で、非挿入状態に変更する指示がされたカードがカード1であるか否かを判別する。そして、非挿入状態に変更する指示がされたカードがカード1である場合は、システム制御部50は、ステップS520で、カード1の装着の有無に関する判定結果を「非挿入状態判定」に切り替え、ステップS528に進む。一方、非挿入状態に変更する指示がされたカードがカード2である場合は、システム制御部50は、ステップS521で、カード2の装着の有無に関する判定結果を「非挿入状態判定」に切り替え、ステップS528に進む。
ステップS522では、システム制御部50は、挿入状態と判定されているカードの全てが撮影可能状態に設定されているか否かを判別する。その判別の結果、挿入状態と判定されているカードの1つでも撮影可能状態に設定されていないものがある場合は、システム制御部50は、ステップS528に進む。また、システム制御部50は、挿入状態と判定されているカードがない場合、ステップS528に進む。ステップS522からステップS528に進むことで、実質的に動画情報の記録が禁止される。
しかし、挿入状態と判定されているカードの全てが撮影可能状態に設定されている場合は、撮影記録が可能であるので、システム制御部50は、ステップS523に進む。例えば、システム制御部50は、カード1だけが挿入状態と判定されている場合にカード1が撮影可能状態に設定されている場合は、ステップS523に進む。しかし、システム制御部50は、カード1、2が挿入状態と判定されている場合にカード1またはカード2が撮影不可状態に設定されている場合は、ステップS528に進む。
なお、ステップS522で一旦、Noと判別された後であっても、その後のステップS528で、非挿入状態と判定されていたカードの装着の有無に関する判定結果が「挿入状態判定」に切り替わることがある。この場合において、ステップS522からステップS523に進んだときは、実質的に動画情報の記録禁止が解除される。
ステップS528では、システム制御部50は、条件に応じて挿入状態と非挿入状態との切り替えを実施する。ここでは、ステップS518~S521に相当する処理が実行される。例えばシステム制御部50は、挿入状態/非挿入状態と判定されているカードに対応するタッチボタンによるトグル切り替え操作がされた場合は、当該カードの装着の有無に関する判定結果を非挿入状態判定/挿入状態に切り替える。また、システム制御部50は、挿入状態/非挿入状態と判定されているカードの取り外し/挿入操作がされた場合は、当該カードの装着の有無に関する判定結果を非挿入状態判定/挿入状態に切り替える。なお、システム制御部50は、ステップS528で、タッチボタンの操作や着脱操作がない場合は何も処理しない。ステップS528の後、システム制御部50はステップS501に戻る。
ステップS523では、システム制御部50は、動画記録開始指示が行われたか否かを判別する。動画記録開始指示の有無は、動画ボタン76が押下されたか否かによって判別される。そして、動画記録開始指示が行われない場合は、システム制御部50は、ステップS528に進む。動画記録開始指示が行われた場合は、システム制御部50は、ステップS524に進む。
ステップS524~S527では、システム制御部50は、図4のステップS411~S414と同様の処理を実行する。ただし、カード1、2がともに挿入状態であれば、これらカード1、2に並行して動画情報が記録される。しかし、カード1、2の一方だけが挿入状態であれば、挿入状態にあるカードにだけ動画情報が記録される。ステップS527の後、システム制御部50は、図6に示す処理を終了する。
なお、単一記録モード(図4)においても、タッチボタン801、802による挿入状態/非挿入状態の切り替え機能を有効にしてもよい。
本実施の形態によれば、記録媒体200ごとに記録条件が設定可能であり(S305、S307、S313)、複数の装着部190の各々に対する記録媒体200の装着状態/非装着状態が判定される(S520、S521、S528)。また、装着状態と判定された記録媒体ごとに、記録速度と記録条件とに基づいて撮影可能状態/撮影不可状態が判定される(S406、S408、S506、S508、S514、S516)。同時記録モードにおいて、装着状態と判定された記録媒体のうち1つでも撮影不可状態であると、動画情報の同時記録が禁止される(S522)。また、同時記録を禁止している最中に一方の記録媒体の判定結果が装着状態から非装着状態へと切り替わると、装着状態で且つ撮影可能状態の記録媒体に対する動画情報の単一記録が許可される(S522)。特に、ユーザは、撮影不可状態にある記録媒体を物理的に取り外すかまたは、タッチボタンで非装着状態に切り替えることで、単一記録が可能な状態にすることができる。これにより、記録動作を確保するために、記録先を、記録可能な記録媒体だけとするように設定変更する必要がないので、手間がかからない。よって、煩雑な設定変更を必須とすることなく動作撮影を可能とし、利便性を向上させることができる。
また、記録媒体が装着部に物理的に装着されたまま、タッチボタンでの装着状態/非装着状態を切り替える機能を設けたので(図9)、記録媒体を抜き差ししなくても切り替えができ、利便性が高い。
また、同時記録を禁止した場合は、撮影不可状態の記録媒体を非装着状態にすれば、単一記録が可能となる旨が報知される(S507、S515、図7(b))。従って、同時記録が禁止されたときに自動的に単一記録へ移行するわけではない。しかも、同時記録モードにおいて1つの記録媒体しか装着状態と判定されていない場合は、録画開始が指示されることで、装着状態と判定されている記録媒体に対してのみ動画情報が記録される旨が報知される(S502、S510、図8(b))。従って、1つの記録媒体しか装着状態でない場合は、同時記録はできないが単一記録はできることを知らせることができる。これらから、ユーザは、実際には単一記録がされているのに、同時記録がされていると誤解をするおそれがなくなる。仮に、他の方法として、記録可能な記録媒体を自動で判別して撮影許可する方法を採用したとする。この方法だとユーザが同時記録撮影できていると誤解しながら記録を開始してしまう可能性がある。本実施の形態では、このような誤解の発生を回避することができる。
また、記録条件と記録速度との組み合わせが原因で、記録先カードには動画情報を記録ができない場合は、動画情報の記録が不可であると判定された記録媒体の媒体情報が報知される(S407、S507、S515、図7(b))。これにより、撮影不可の原因となっている記録媒体を交換すれば撮影できる可能性があることをユーザに知らせることができる。
(その他の実施例)
本発明は、上述の実施形態の1以上の機能を実現するプログラムを、ネットワーク又は記憶媒体を介してシステム又は装置に供給し、そのシステム又は装置のコンピュータにおける1つ以上のプロセッサがプログラムを読出し実行する処理でも実現可能である。また、1以上の機能を実現する回路(例えば、ASIC)によっても実現可能である。
以上、本発明をその好適な実施形態に基づいて詳述してきたが、本発明はこれら特定の実施形態に限られるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲の様々な形態も本発明に含まれる。