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JP7631782B2 - 情報処理装置及び情報処理プログラム - Google Patents
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Description

本発明は、情報処理装置及び情報処理プログラムに関する。
特許文献1には、文字認識用帳票の書式定義を作成する、記憶部と制御部を少なくとも備えた帳票定義作成装置が開示されている。この記憶部においては、流用元帳票の書式定義を記憶する書式定義記憶手段と、画像読取装置により読取られた流用先帳票の画像を記憶する画像記憶手段と、を備えたことを特徴とする。また、制御部においては、流用元帳票の書式定義に基づく個々の読取項目を流用先帳票の画像上において探索する項目位置探索手段と、項目位置探索手段による探索結果に基づいて流用元帳票の読取項目を移動させる項目対応付け手段と、を備えたことを特徴とする。
特許文献2には、帳票を読み取った帳票イメージから、前記帳票に配列された記入欄内の文字を認識する帳票OCR処理をコンピュータに実行させる帳票OCRプログラムが開示されている。この帳票においては、複数の項目に関して、その記入欄と予めプリントされた項目名とが配列され、前記記入欄と項目名とがそれぞれ罫線によって区画されている。また、この帳票OCRプログラムは、全面OCR処理ステップと部分OCR処理ステップとからなることを特徴とする。全面OCR処理ステップにおいては、前記帳票イメージの全面に対してOCR処理を実行し、前記記入欄を区画する記入枠の位置、前記項目名を取り囲む項目名枠の位置、及びこれらの枠内の文字列を認識する。また、部分OCR処理ステップにおいては、前記全面OCR処理ステップの結果情報に基づいて、再度OCR処理をすべき記入欄を特定する記入欄特定処理ステップと、特定された記入欄に対して部分的にOCR処理を実行する。
特許文献3には、情報が記入されるべき記入欄が形成されている用紙の画像から前記記入欄に対応する記入枠としての矩形部分を抽出する抽出手段と、前記抽出手段による抽出結果を表示手段に表示させる表示制御手段を有する情報処理装置が開示されている。この情報処理装置は、抽出結果の表示の後、ユーザの指示に従って、記入枠としての矩形部分を抽出するための編集を前記画像に対して行う画像編集手段と、前記編集が反映された前記画像から記入枠としての矩形部分を再抽出する再抽出手段を有する。また、この情報処理装置は、記入欄に記入された情報を抽出するために用いられる定義情報を出力する出力手段であって、再抽出手段によって抽出された記入枠と、記入欄に記入されるべき情報の属性との対応付けを示す定義情報を出力する出力手段を有する。
特開2015-184815号公報 特開2005-173730号公報 特開2019-159932号公報
情報が記入されるための記入欄が形成された用紙の画像から記入欄に記入された情報を抽出するためには、当該記入欄に記入されるべき情報の属性を示す定義情報を予め作成する必要がある。定義情報の作成方法として、ユーザが新たに作成する方法、事前に用意された他の用紙において作成された定義情報を流用する方法、及び受け付けた用紙を人工知能により分類した結果を用いて作成する方法の3種類がある。しかし、既存のシステムでは、上記3種類の作成方法のいずれかが適用されるのみで、ユーザはこれらの作成方法を選択できないという問題点があった。
本発明は、ユーザが定義情報の作成方法を選択できるようにすることを目的とする。
上記目的を達成するために、第1態様に係る情報処理装置は、プロセッサを備え、前記プロセッサは、情報が記入されるための記入欄が形成された用紙の画像を受け付け、前記記入欄に記入されるべき情報の属性を示す定義情報の作成方法として、ユーザが新たに作成する方法、事前に用意された他の用紙において作成された前記定義情報を流用する方法、及び受け付けた前記用紙のカテゴリを人工知能により分類した結果を用いて作成する方法の3種類の方法を、前記ユーザが選択可能な態様により提示する。
また、第2態様に係る情報処理装置は、第1態様に係る情報処理装置において、前記プロセッサは、前記3種類の方法のうち最も推奨する作成方法、及び当該3種類の方法毎に定められた参考情報のうち少なくとも一方をさらに提示する。
また、第3態様に係る情報処理装置は、第2態様に係る情報処理装置において、前記最も推奨する作成方法が、受け付けた前記用紙の特徴量と、前記他の用紙の特徴量との類似度を用いて導出される作成方法である。
また、第4態様に係る情報処理装置は、第3態様に係る情報処理装置において、前記プロセッサは、前記類似度が予め定められた閾値以上である場合、前記最も推奨する作成方法として、前記流用する方法を提示する。
また、第5態様に係る情報処理装置は、第3態様又は第4態様に係る情報処理装置において、前記プロセッサは、前記類似度が予め定められた閾値未満である場合、前記新たに作成する方法、及び前記人工知能により分類した結果を用いて作成する方法のうち、前記定義情報の作成時間が短い方の方法を、前記最も推奨する作成方法として提示する。
また、第6態様に係る情報処理装置は、第2態様~第5態様の何れか1態様に係る情報処理装置において、前記新たに作成する方法における前記参考情報が、当該方法で前記定義情報を作成した場合の作成時間を示す情報である。
また、第7態様に係る情報処理装置は、第2態様~第6態様の何れか1態様に係る情報処理装置において、前記流用する方法における前記参考情報は、受け付けた前記用紙の特徴量との類似度が最も高い前記他の用紙を示す情報である。
また、第8態様に係る情報処理装置は、第2態様~第7態様の何れか1態様に係る情報処理装置において、前記人工知能により分類した結果を用いて作成する方法における前記参考情報は、受け付けた前記用紙を人工知能により分類した結果を示す情報である。
また、第9態様に係る情報処理装置は、第1態様~第8態様の何れか1態様に係る情報処理装置において、前記プロセッサは、前記3種類の方法を前記記入欄毎に組み合わせて前記定義情報を作成する方法も提示する。
更に、上記目的を達成するために、第10態様に係る情報処理プログラムは、情報が記入されるための記入欄が形成された用紙の画像を受け付け、前記記入欄に記入されるべき情報の属性を示す定義情報の作成方法として、ユーザが新たに作成する方法、事前に用意された他の用紙において作成された前記定義情報を流用する方法、及び受け付けた前記用紙のカテゴリを人工知能により分類した結果を用いて作成する方法の3種類の方法を、前記ユーザが選択可能な態様により提示する、処理をコンピュータに実行させる。
第1態様及び第10態様によれば、ユーザが定義情報の作成方法を選択することができる。
第2態様によれば、最も推奨する作成方法、及び提示された3種類の作成方法毎に定められた参考情報のうち少なくとも一方を視覚的に明示できる。
第3態様によれば、最も推奨する作成方法を、事前に用意された他の用紙との類似度を用いて導出することができる。
第4態様によれば、類似度が予め定められた閾値以上である場合に、事前に用意された他の用紙の定義情報を流用する方法を、最も推奨する作成方法として視覚的に明示できる。
第5態様によれば、新たに作成する方法、及び人工知能により分類した結果を用いて作成する方法のうち、定義情報の作成時間が短い方の方法を、最も推奨する作成方法として視覚的に明示できる。
第6態様によれば、定義情報を新たに作成した場合の作成時間を視覚的に明示できる。
第7態様によれば、事前に用意された他の用紙のうち、類似度が最も高い用紙を示す情報を視覚的に明示できる。
第8態様によれば、受け付けた用紙を人工知能により分類した結果を視覚的に明示できる。
第9態様によれば、提示された3種類の作成方法を記入欄毎に組み合わせて定義情報を作成する方法も視覚的に明示できる。
実施形態に係る帳票システムの構成の一例を示す模式図である。 実施形態に係る情報処理装置の構成の一例を示すブロック図である。 実施形態に係る情報処理の一例を示すフローチャートである。 実施形態に係る作成方法表示画面の一例を示す模式図である。 実施形態に係る推奨欄参考情報表示画面の一例を示す模式図である。 実施形態に係る推奨欄作成アイコンが表示された作成方法表示画面の一例を示す模式図である。 実施形態に係る新規参考情報表示画面の一例を示す模式図である。 実施形態に係る流用参考情報表示画面の一例を示す模式図である。 実施形態に係るAI参考情報表示画面の一例を示す模式図である。 実施形態に係る推奨方法導出処理の一例を示すフローチャートである。 実施形態に係る受付画像読取処理の一例を示すフローチャートである。 実施形態に係る新規作成画面の一例を示す模式図である。 実施形態に係る読取記入欄が抽出された場合の新規作成画面の一例を示す模式図である。 実施形態に係る推奨欄作成画面の一例を示す模式図である。 実施形態に係る流用画面の一例を示す模式図である。 実施形態に係るAI利用画面の一例を示す模式図である。
以下、本開示の実施形態の一例を、図面を参照しつつ説明する。なお、各図面において同一または等価な構成要素及び部分には同一の参照符号を付与している。また、図面の寸法比率は、説明の都合上誇張されており、実際の比率とは異なる場合がある。
図1は、本実施形態に係る帳票システム10の概略構成を示す図である。
図1に示すように、帳票システム10は、情報処理装置20と、クライアント端末40と、入力装置60とを含む。これらの装置は、図示しないネットワークに接続されており、ネットワークを介して互いに通信可能である。このネットワークには、一例として、インターネット、LAN(Local Area Network)、WAN(Wide Area Network)等が適用される。
情報処理装置20は、入力装置60を通じて入力された、帳票を含んだ単一又は複数枚の用紙の画像データに対してOCR(Optical Character Recognition)処理を行い、OCR処理の結果を予め定めた出力先に出力する一連の処理の流れを管理する。本実施形態では、情報処理装置20としてサーバコンピュータを適用している。しかし、情報処理装置20として、パーソナルコンピュータ(PC:Personal Computer)又はスマートフォン等の装置を適用してもよい。情報処理装置20の具体的な構成及び作用については、後述する。
クライアント端末40は、情報処理装置20に対して、OCR処理に関する各種の指示を送信する。この各種の指示には、一例として、画像データの情報の読取りを開始させる指示、及び画像データの情報を読取った結果を表示させる指示等が含まれる。また、クライアント端末40は、受け付けた各種の指示に応じて情報処理装置20が行ったOCR処理の結果、及びOCR処理に関する通知等の各種の情報を表示する。クライアント端末40には、一例として、サーバコンピュータ、又はパーソナルコンピュータ等の汎用的なコンピュータ装置が適用される。図1では、クライアント端末40を一台だけ図示しているが、これに限らず、クライアント端末40が複数台用意されて、一例として、処理別にクライアント端末40が使い分けられてもよい。
入力装置60は、OCR処理の対象となる画像データを情報処理装置20に入力する。入力装置60には、一例として、サーバコンピュータ、又はPC等の汎用的なコンピュータ装置、並びにスキャン機能、プリンタ機能、及びFAX機能等を有する画像形成装置等が適用される。なお、入力装置60に加えて、クライアント端末40からも情報処理装置20へ画像データが入力可能であってもよい。
次に、帳票システム10の概要について説明する。
帳票システム10は、情報処理装置20が、入力装置60を通じて入力された画像データに対してOCR処理を行い、OCR処理の結果を予め定めた出力先に出力するシステムである。
情報処理装置20は、OCR処理において、(1)業務設計及び運用検証、(2)データ入力、(3)データ読取り、(4)帳票判別確認訂正、(5)読取り結果確認訂正、(6)業務チェック、(7)データ出力、及び(8)差し戻し、の各種処理を管理する。本実施形態においては、単に画像データから文字及び記号等を読取る処理だけでなく、文字の修正等の後処理も含めて、OCR処理と呼ぶ。
各種処理の管理の一例として、(1)業務設計及び運用検証、(2)データ入力、(3)データ読取り、(6)業務チェック、及び(7)データ出力の処理は、それぞれ、情報処理装置20により自動で実行される。また、各種処理の管理の一例として、(4)帳票判別確認訂正、及び(5)読取り結果確認訂正の処理は、それぞれ、クライアント端末40を通じたユーザによる入力により受け付けられる。また、各種処理の管理の一例として、(8)差し戻しの処理は、情報処理装置20により自動で実行される場合と、クライアント端末40を通じたユーザによる入力により受け付けられる場合とがある。
(1)業務設計及び運用検証の処理では、読取り定義設定、出力設定、及び業務チェック設定を含んだジョブルールが作成される。読取り定義設定では、一例として、「(3)データ読取り」の処理において画像データの情報を読取る範囲である読取り範囲が設定される。より具体的には、一例として、キーとして抽出される項目の右付近からバリューである項目値を読取るというような定義が設定されうる。出力設定では、一例として、「(7)データ出力」の処理において出力する出力データのファイル形式、及び出力先が設定される。業務チェック設定では、一例として、「(6)業務チェック」の処理において検出対象とする帳票における必須の入力項目、及び入力可能な文字数等の書式等が設定される。
(2)データ入力の処理では、入力装置60からの画像データの入力を受付ける。入力を受け付けた画像データは、「(3)データ読取り」の処理の実行単位であるジョブとして登録される。
(3)データ読取りの処理では、「(1)業務設計及び運用検証」の処理で作成されたジョブルールの中からユーザにより選択された、実行されるジョブ用のジョブルールを用いて、当該ジョブ内の画像データの情報の読取りが行われる。一例として、この処理では、当該ジョブ内の画像データに含まれる帳票の判別(以下、「帳票判別」とする)及び読取り範囲内の文字及び記号の読取りが行われる。
(4)帳票判別確認訂正の処理では、「(3)データ読取り」の処理で行われた帳票判別の結果を基にジョブ内の画像データが、ジョブ内に含まれる帳票を示すレコードに分割される。その後、この処理では、分割されたレコードを表示させ、ユーザによる帳票判別の確認訂正が受付けられる。
(5)読取り結果確認訂正の処理では、「(3)データ読取り」の処理で行われた読取り範囲内の文字及び記号の読取り結果を表示させ、ユーザによる読取り結果の確認訂正が受付けられる。
(6)業務チェックの処理では、「(1)業務設計及び運用検証」の処理で作成されたジョブルールの中からユーザにより選択された、当該ジョブ用のジョブルールに含まれる業務チェック設定により、先行する各処理におけるエラーが検出される。検出結果は、ユーザに提示されてもよい。
(7)データ出力の処理では、「(1)業務設計及び運用検証」の処理で作成されたジョブルールの中からユーザにより選択された、当該ジョブ用のジョブルールに含まれる出力設定を用いて出力データを作成し、作成した出力データが予め定めた出力先に出力される。
(8)差し戻しの処理では、OCR処理において実行された処理から、一段階又は複数段階前の処理に差し戻される。差し戻しは、一例として、「(4)帳票判別確認訂正」及び「(5)読取り結果確認訂正」等の各種処理の実行中に、クライアント端末40からユーザにより指示される。また、差し戻しは、一例として、「(6)業務チェック」と「(7)データ出力」との処理の間に行われる管理者によるチェックの結果に応じて、管理者のクライアント端末40から指示される。
上記のOCR処理において、「(1)業務設計及び運用検証」の処理は、「(3)データ読取り」以降の処理が行われる前、すなわち帳票システム10の運用前に実行される。さらに、「(1)業務設計及び運用検証」の処理は、「(3)データ読取り」以降の処理が行われている帳票システム10の運用中に実行されてもよい。一例として、帳票システム10の運用前に「(1)業務設計及び運用検証」の処理において作成したジョブルールを、帳票システム10の運用中の「(5)読取り結果確認訂正」の処理の結果に応じて修正することができる。
次に、図2を参照して、本実施形態に係る情報処理装置20のハードウェア構成を説明する。図2は、本実施形態に係る情報処理装置20のハードウェア構成の一例を示すブロック図である。
本実施形態に係る情報処理装置20は、CPU21、一時記憶領域としてのメモリ22、不揮発性の記憶部23、及び通信I/F部28を備えている。各構成はバスB2を介して互いに接続されている。
記憶部23は、HDD、SSD、又はフラッシュメモリ等の記憶装置によって実現される。なお、記憶媒体としての記憶部23には、情報処理プログラム23Aが記憶されている。CPU21は、情報処理プログラム23Aを記憶部23から読み出してメモリ22に展開し、情報処理プログラム23Aが有するプロセスを順次実行する。
通信I/F部28は、情報処理装置20がクライアント端末40及び入力装置60と通信するためのインタフェースである。当該通信には、例えば、イーサネット(登録商標)若しくはFDDI等の有線通信の規格が用いられる。
次に、本実施形態に係るクライアント端末40のハードウェア構成を説明する。本実施形態に係るクライアント端末40は、入力部44及び表示部45を備えている。
入力部44は、マウス等のポインティングデバイス、及びキーボードを含み、各種の入力された情報を受け付けるために使用される。
表示部45は、例えば、液晶ディスプレイであり、各種の情報を表示する。表示部45は、タッチパネル方式を採用して、入力部44として機能しても良い。
次に、図3を参照して、本実施形態に係る情報処理装置20の作用を説明する。ユーザが、クライアント端末40から情報処理装置20に対して情報処理の実行を指示した場合に、CPU21が情報処理プログラム23Aを実行することで図3に示す情報処理が実行される。
ステップ200で、CPU21は、入力装置60から通信I/F部28を介して、情報が記入されるための記入欄が形成された用紙の画像データを受け付けるまで待機する。以下では、CPU21が受け付けた画像データを「受付画像」といい、受付画像に対応する用紙を「受付用紙」といい、受付用紙に形成された記入欄を「受付記入欄」という。なお、本実施形態では、受付用紙として帳票を含んだ単一又は複数枚の用紙を適用し、受付記入欄に記入される情報として、文字及び記号を適用している。
ステップ202で、CPU21は、受付記入欄に記入されるべき情報の属性を示す定義情報の作成方法のうち、最も推奨する作成方法である推奨方法を導出するための処理である推奨方法導出処理を実行する。本実施形態に係る推奨方法導出処理については、図10を参照して、後述する。
ステップ204で、CPU21は、予め定められたフォーマットとされた作成方法表示画面を表示部45に表示する。
図4に示すように、本実施形態に係る作成方法表示画面では、受付画像と、定義情報の作成方法の選択を促すメッセージが表示される。本実施形態では、定義情報の作成方法として、ユーザが新たに作成する方法、事前に用意された用紙であって、受付用紙とは異なる他の用紙(以下、単に「他の用紙」という。)において作成された定義情報を流用する方法、及び受付画像を人工知能(Artificial Intelligence:AI)により分類した結果を用いて作成する方法が、選択可能な態様により表示される。以下では、定義情報の作成方法として、ユーザが新たに作成する方法を「新規作成方法」、他の用紙において作成された定義情報を流用する方法を「流用方法」という。また、以下では、定義情報の作成方法として、受付画像をAIにより分類した結果を用いて作成する方法を「AI利用方法」という。
なお、本実施形態に係る作成方法表示画面では、上記3種類の方法を受付記入欄毎に組み合わせて定義情報を作成する方法を表示してもよい。
また、図4に示す例では、受付画像が1枚のみである場合を例示している。しかし、受付画像は複数枚であってもよい。この場合、複数枚の受付画像が同時に作成方法表示画面に表示されてもよいし、ユーザが指定した頁の受付画像のみが作成方法表示画面に表示されてもよい。
さらに、本実施形態に係る作成方法表示画面では、指定されると参考情報が表示されるアイコン(以下、「参考情報アイコン」という。)と、推奨方法導出処理により導出された推奨方法(図4に示す例では、「新規作成方法」)が表示される。なお、本実施形態に係る作成方法表示画面では、参考情報自体は表示されない。しかし、作成方法表示画面に、参考情報自体が表示されてもよい。
また、本実施形態に係る作成方法表示画面では、作成方法毎の説明を表示するためのボタン、ユーザが選択した作成方法の設定を一時的に保存するためのボタン、及び受付画像を受け付ける前に表示していた画面に戻るためのボタン等も表示される。しかし、錯綜を回避するため、ここでの図示を省略する。
ステップ206で、CPU21は、作成方法表示画面において、入力部44を介して参考情報アイコンの選択を受け付けたか否かを判定する。CPU21は、ステップ206の処理において肯定判定となった場合はステップ208へ移行し、否定判定となった場合はステップ218へ移行する。
ステップ208で、CPU21は、推奨方法が新規作成方法であるか否かを判定する。CPU21は、ステップ208の処理において肯定判定となった場合はステップ210へ移行する。
ステップ210で、CPU21は、AIが受付記入欄の中から読み取りを推奨する記入欄(以下、「推奨欄」という。)があるか否かを判定する。CPU21は、ステップ210の処理において肯定判定となった場合はステップ212へ移行する。
ステップ212で、CPU21は、予め定められたフォーマットとされた推奨欄参考情報表示画面を、グレイアウトした作成方法表示画面に重ねて表示部45に表示する。
図5に示すように、本実施形態に係る推奨欄参考情報表示画面では、推奨方法(図5に示す例では、「新規作成方法」)と参考情報が提示されている。図5に示す例では、参考情報として、AIにより受付画像を分類した結果を示す帳票のカテゴリ(category)はないものの、推奨欄はある旨のメッセージと、推奨欄を作成して定義情報を作成するか否かの選択を促すメッセージが提示されている。ユーザは、推奨欄を作成して定義情報を作成する場合は、はいボタン45Aを、推奨欄を作成しない場合は、いいえボタン45Bを、入力部44を介して選択する。
ステップ214で、CPU21は、推奨欄を作成する指示を受け付けたか否かを判定する。言い換えると、CPU21は、推奨欄参考情報表示画面において、はいボタン45Aが入力部44を介して選択されたか否かを判定する。CPU21は、ステップ214の処理において肯定判定となった場合はステップ216へ移行する。一方、CPU21は、ステップ214の処理において否定判定となった場合は、言い換えると推奨欄参考情報表示画面において、いいえボタン45Bが入力部44を介して選択された場合は、ステップ204へ戻る。
ステップ216で、CPU21は、指定されると、後述する推奨欄作成画面が表示されるアイコン(以下、「推奨欄作成アイコン」という。)を追加した、作成方法表示画面を表示部45に表示する。
図6に示すように、本実施形態に係る作成方法表示画面は、図5に示す作成方法表示画面と比較して、推奨欄作成アイコンが表示される点が異なる。
ステップ218で、CPU21は、予め定められた時間(例えば、5分間)に、作成方法表示画面において、何れかの定義情報の作成方法、又は推奨欄作成アイコンの選択を、入力部44を介して受け付けたか否かを判定する。CPU21は、ステップ218の処理において肯定判定となった場合はステップ220へ移行し、否定判定となった場合はステップ206へ戻る。
ステップ220で、CPU21は、受付画像を読み取るための処理である受付画像読取処理を実行し、本情報処理を終了する。本実施形態に係る受付画像読取処理については、図11を参照して、後述する。
ステップ210に戻って、CPU21は、否定判定となった場合はステップ222へ移行する。ステップ222で、CPU21は、予め定められたフォーマットとされた新規参考情報表示画面を、グレイアウトした作成方法表示画面に重ねて表示部45に表示する。
図7に示すように、本実施形態に係る新規参考情報表示画面では、推奨方法(図7に示す例では、「新規作成方法」)と参考情報が表示される。図7に示す例では、参考情報として、流用可能な定義情報、及びAIで分類可能な帳票のカテゴリがないため、新規作成方法を推奨する旨のメッセージが表示されている。また、参考情報として、新規作成方法で定義情報を作成した場合の作成時間(図7に示す例では、5分)も表示されている。ユーザは、推奨方法及び参考情報を確認し、作成方法表示画面に戻る場合は、戻るボタン45Cを、入力部44を介して選択する。
ステップ224で、CPU21は、作成方法表示画面を表示する指示を受け付けたか否かを判定する。言い換えると、CPU21は、新規参考情報表示画面、流用参考情報表示画面、又はAI参考情報表示画面において、戻るボタン45Cが入力部44を介して選択されたか否かを判定する。CPU21は、ステップ224の処理において肯定判定となった場合はステップ204へ戻り、否定判定となった場合は、肯定判定となるまで待機する。なお、流用参考情報表示画面及びAI参考情報表示画面については後述する。
ステップ208に戻って、CPU21は、否定判定となった場合はステップ226へ移行する。ステップ226で、CPU21は、推奨方法が流用方法であるか否かを判定する。CPU21は、ステップ226の処理において肯定判定となった場合はステップ228へ移行する。一方、CPU21は、ステップ226の処理において否定判定となった場合は、言い換えると推奨方法がAI利用方法である場合は、ステップ230へ移行する。
ステップ228で、CPU21は、予め定められたフォーマットとされた流用参考情報表示画面を、グレイアウトした作成方法表示画面に重ねて表示部45に表示し、ステップ224へ移行する。
図8に示すように、本実施形態に係る流用参考情報表示画面では、推奨方法(図8に示す例では、「流用方法」)と参考情報が表示される。図8に示す例では、参考情報として、他の用紙(図8に示す例では、「注文書(2020年)」)の類似度が予め定められた閾値D1(図8に示す例では、「70%」)以上であるため、当該他の用紙の定義情報を流用することを推奨する旨のメッセージが表示されている。ユーザは、推奨方法及び参考情報を確認し、作成方法表示画面に戻る場合は、戻るボタン45Cを、入力部44を介して選択する。
ステップ230で、CPU21は、予め定められたフォーマットとされたAI参考情報表示画面を、グレイアウトした作成方法表示画面に重ねて表示部45に表示し、ステップ224へ移行する。
図9に示すように、本実施形態に係るAI参考情報表示画面では、推奨方法(図9に示す例では、「AI利用方法」)と参考情報が表示される。図9に示す例では、参考情報として、流用可能な定義情報はないものの、受付画像をAIにより分類可能であるため(図9に示す帳票のカテゴリの例は、「注文書」)、当該分類結果を利用することを推奨する旨のメッセージが表示されている。ユーザは、推奨方法及び参考情報を確認し、作成方法表示画面に戻る場合は、戻るボタン45Cを、入力部44を介して選択する。
なお、本実施形態では、帳票のカテゴリとして、注文書、請求書、及び領収書を適用している。しかし、帳票のカテゴリとして、これらのカテゴリに加えて、申込用紙等を適用してもよいし、これらの単一又は複数の組み合わせを適用してもよい。
また、本実施形態では、推奨参考画面、新規参考画面、流用参考画面、及びAI参考画面は、グレイアウトした作成方法表示画面に重ねて表示部45に表示されている。しかし、これらの参考画面が、作成方法表示画面に重ねずに表示部45に表示されてもよい。
また、本実施形態では、参考情報として、上記3種類の作成方法毎に定められた情報であって、かつ作成方法表示画面に表示された推奨方法が最も推奨する作成方法として導出された根拠を示す情報を適用している。しかし、参考情報として、単に3種類の方法毎に定められた情報のみを適用してもよい。
具体的には、新規作成方法における参考情報として、当該方法で定義情報を作成した場合の作成時間、後述する類似度が最も高い他の用紙とその類似度を示す情報、及び推奨欄の数等を適用してもよい。また、流用方法における参考情報として、類似度が最も高い他の用紙とその類似度、及び当該他の用紙において流用可能な記入欄の適用率等を適用してもよい。なお、これらの情報が複数ある場合、流用方法における参考情報として、類似度の高さ又は適用率の高さに応じたランクも適用してもよい。さらに、AI利用方法における参考情報として、帳票のカテゴリ、当該カテゴリにおける記入欄の数、及び新規作成方法とAI利用方法で定義情報を作成した場合の各作成時間の比較結果等を適用してもよい。
次に、本実施形態に係る推奨方法導出処理の詳細について、図10を参照して説明する。
図10のステップ400で、CPU21は、受付画像の特徴量(以下、「受付特徴量」という。)を導出する。具体的には、CPU21は、受付記入欄の位置、受付記入欄の大きさ、及び受付記入欄に対して記入された文字等が占める割合等の特徴のうち少なくとも1つを受付特徴量として導出する。ここで、各々の受付特徴量は0以上1以下の値に正規化される。
ステップ402で、CPU21は、受付画像と、全ての他の用紙との類似度を導出する。具体的には、まず、CPU21は、記憶部23から他の用紙の特徴量を読み出し、受付特徴量と、当該他の用紙の特徴量との距離の差を導出する。例えば、CPU21は、特徴量の距離の差の二乗和または距離の絶対値の和を、受付特徴量と他の用紙の特徴量との距離の差として導出する。そして、CPU21は、上記距離の差を加算又は重み付け加算することにより、受付画像と他の用紙との距離の差を類似度として導出する。
ステップ404で、CPU21は、ステップ402の処理によって導出した類似度のうち、受付画像との類似度が予め定められた閾値D1以上である他の用紙があるか否かを判定する。CPU21は、ステップ404の処理において肯定判定となった場合はステップ406へ移行し、否定判定となった場合はステップ408へ移行する。
ステップ406で、CPU21は、推奨方法を流用方法とし、本推奨方法導出処理を終了する。CPU21は、推奨方法導出処理が終了すると、情報処理(図3参照。)のステップ204へ移行する。
ステップ408で、CPU21は、受付画像をAIにより分類可能であるか否かを判定する。具体的には、CPU21は、AIが受付特徴量から受付画像を帳票のカテゴリに分類可能であるか否かを判定する。CPU21は、ステップ408の処理において肯定判定となった場合はステップ410へ移行し、否定判定となった場合はステップ414へ移行する。
ステップ410で、CPU21は、受付記入欄の種類及び受付記入欄の数等から、AI利用方法で定義情報を作成した場合と、新規作成方法で定義情報を作成した場合の各々の作成時間を導出する。
ステップ412で、CPU21は、推奨方法を、AI利用方法と新規作成方法のうち作成時間が短い方の作成方法とし、本推奨方法導出処理を終了する。
ステップ414で、CPU21は、推奨方法を新規作成方法とし、本推奨方法導出処理を終了する。なお、本ステップで、CPU21は、新規作成方法で定義情報を作成した場合の作成時間も導出する。
なお、本実施形態に係る推奨方法導出処理では、CPU21は類似度が予め定められた閾値D1以上である他の用紙があるか否かを判定した後に(ステップ402)、受付画像をAIにより分類可能であるか否かを判定している(ステップ408)。しかし、CPU21は受付画像をAIにより分類可能であるか否かを判定した後に、類似度が予め定められた閾値D1以上である他の用紙があるか否かを判定してもよい。また、ユーザが初めて定義情報を作成する場合は、CPU21はステップ402の処理等を実行せず、最初にステップ408の処理を実行してもよい。
次に、本実施形態に係る受付画像読取処理の詳細について、図11を参照して説明する。
図11のステップ600で、CPU21は、定義情報を新たに作成する指示を受け付けたか否かを判定する。言い換えると、CPU21は、作成方法表示画面において、「新規作成」が、入力部44を介して選択されたか否かを判定する。CPU21は、ステップ600の処理において肯定判定となった場合はステップ602へ移行する。
ステップ602で、CPU21は、予め定められたフォーマットとされた新規作成画面を表示部45に表示する。
図12に示すように、本実施形態に係る新規作成画面では、受付画像と、受付画像から情報を読取る記入欄(以下、「読取記入欄」という。)をドラッグ(drug)により矩形選択することを促す旨のメッセージが表示される。ユーザは、入力部44を介して、受付画像の情報を読取る範囲である読取り範囲をドラッグにより矩形選択することで、読取記入欄を抽出する。
ステップ604で、CPU21は、作成方法表示画面において、読取記入欄が抽出されるまで待機する。
ユーザにより読取記入欄が抽出されると、図13に示すように、本実施形態に係る新規作成画面では、読取記入欄に対応する定義情報が入力されるための欄、読取結果、及び読取ボタン45Dが関連付けられて表示される。言い換えると、本実施形態に係る新規作成画面では、読取記入欄に記入されるべき情報の属性が入力されるための欄、読取記入欄に記入された情報の読取結果、及び読取記入欄に記入された情報を読み取るための読取ボタン45Dが関連付けられて表示される。さらに、本実施形態に係る新規作成画面では、抽出された全ての読取記入欄に各々記入された全ての情報を読み取るための1頁読取ボタン45E、及び本受付画像読取処理を終了するための終了ボタン45Fが表示される。
ステップ606で、CPU21は、読取記入欄に記入された情報を読み取る指示を受け付けたか否かを判定する。言い換えると、CPU21は、新規作成方法画面において、読取ボタン45Dが入力部44を介して選択されたか否かを判定する。CPU21は、ステップ606の処理において肯定判定となった場合はステップ608へ移行し、否定判定となった場合はステップ610へ移行する。
ステップ608で、CPU21は、選択された読取ボタン45Dに対応する読取記入欄に記入された情報を読み取り、当該読み取った結果を新規作成画面の読取結果に表示する。
ステップ610で、CPU21は、全ての読取記入欄に記入された情報を読み取る指示を受け付けたか否かを判定する。言い換えると、CPU21は、新規作成方法画面において、1頁読取ボタン45Eが入力部44を介して選択されたか否かを判定する。CPU21は、ステップ610の処理において肯定判定となった場合はステップ612へ移行し、否定判定となった場合はステップ606へ戻る。
ステップ612で、CPU21は、抽出された全ての読取記入欄に各々記入された全ての情報を読み取り、当該読み取った結果を新規作成画面の読取結果に表示する。
ステップ614で、CPU21は、抽出された全ての読取記入欄に対応する定義情報が入力部44を介して入力されるまで待機する。
ステップ616で、CPU21は、受付画像読取処理を終了させる指示を受け付けるまで待機する。具体的には、CPU21は、新規作成方法画面において、終了ボタン45Fが入力部44を介して選択された場合は、本受付画像読取処理を終了し、終了ボタン45Fが選択されない場合は、ステップ606に戻る。CPU21は、受付画像読取処理が終了すると、情報処理(図3参照。)も終了する。
ステップ600に戻って、CPU21は、否定判定となった場合はステップ618へ移行する。ステップ618で、CPU21は、推奨欄を作成して定義情報を作成する指示を受け付けたか否かを判定する。言い換えると、CPU21は、作成方法表示画面において、推奨欄作成アイコンが、入力部44を介して選択されたか否かを判定する。CPU21は、ステップ618の処理において肯定判定となった場合はステップ620へ移行する。
ステップ620で、CPU21は、予め定められたフォーマットとされた推奨欄作成画面を表示部45に表示する。
図14に示すように、本実施形態に係る推奨欄作成画面では、受付画像と、AIが作成した推奨欄に対応する定義情報、読取結果、及び読取ボタン45Dが関連付けられて表示される。言い換えると、本実施形態に係る推奨欄作成画面では、推奨欄に記入されるべき情報の属性、推奨欄に記入された情報の読取結果、及び推奨欄に記入された情報を読み取るための読取ボタン45Dが関連付けられて表示される。さらに、本実施形態に係る推奨欄作成画面では、全ての推奨欄に各々記入された全ての情報を読み取るための1頁読取ボタン45E、及び本受付画像読取処理を終了するための終了ボタン45Fが表示される。
なお、CPU21は、ステップ620の処理の実行後、読取記入欄の抽出と当該読取記入欄に対応する定義情報の入力を受け付けてもよい。これにより、ユーザは、AIが作成した推奨欄とユーザ自身が抽出した読取記入欄を組み合わせて定義情報を作成することができる。
また、本実施形態に係る新規作成画面及び推奨欄作成画面では、読取結果を一時的に保存するためのボタン、読取結果をキャンセルするためのボタン、及びこれらの画面を表示する前に表示していた画面(作成方法表示画面)に戻るためのボタン等も表示される。しかし、錯綜を回避するため、ここでの図示を省略する。
ステップ622で、CPU21は、推奨欄に記入された情報を読み取る指示を受け付けたか否かを判定する。言い換えると、CPU21は、推奨欄作成画面において、読取ボタン45Dが入力部44を介して選択されたか否かを判定する。CPU21は、ステップ622の処理において肯定判定となった場合はステップ624へ移行し、否定判定となった場合はステップ628へ移行する。
ステップ624で、CPU21は、ステップ622で選択された読取ボタン45Dに対応する推奨欄に記入された情報を読み取り、当該読み取った結果を推奨欄作成画面の読取結果に表示する。
ステップ626で、CPU21は、受付画像読取処理を終了する指示を受け付けたか否かを判定する。具体的には、CPU21は、推奨欄作成画面において、終了ボタン45Fが入力部44を介して選択された場合は、本受付画像読取処理を終了し、終了ボタン45Fが選択されない場合は、ステップ622に戻る。
ステップ628で、CPU21は、全ての推奨欄に記入された情報を読み取る指示を受け付けたか否かを判定する。言い換えると、CPU21は、推奨欄作成画面において、1頁読取ボタン45Eが入力部44を介して選択されたか否かを判定する。CPU21は、ステップ628の処理において肯定判定となった場合はステップ630へ移行し、否定判定となった場合はステップ622へ戻る。
ステップ630で、CPU21は、全ての推奨欄に記入された情報を読み取り、当該読み取った結果を推奨欄作成画面の読取結果に表示する。
なお、CPU21は、推奨欄作成画面に読取ボタン45D及び1頁読取ボタン45Eを表示せずに、予め推奨欄に記入された情報を読み取った結果を推奨欄作成画面に読取結果として表示してもよい。
ステップ632で、CPU21は、受付画像読取処理を終了する指示を受け付けるまで待機する。具体的には、CPU21は、推奨欄作成画面において、終了ボタン45Fが入力部44を介して選択された場合は、本受付画像読取処理を終了し、終了ボタン45Fが選択されない場合は、選択されるまで待機する。
ステップ618に戻って、CPU21は、否定判定となった場合はステップ634へ移行する。ステップ634で、CPU21は、他の用紙において作成された定義情報を流用して定義情報を作成する指示を受け付けたか否かを判定する。言い換えると、CPU21は、作成方法表示画面において、「流用方法」が、入力部44を介して選択されたか否かを判定する。CPU21は、ステップ634の処理において肯定判定となった場合はステップ636へ移行する。
ステップ636で、CPU21は、予め定められたフォーマットとされた流用画面を表示部45に表示する。
図15に示すように、本実施形態に係る流用画面では、受付画像と、類似度が予め定められた閾値D1以上である他の用紙の画像が表示される。ユーザは、上記他の用紙の画像の中から、定義情報を流用したい何れかの画像を選択した後、読取ボタン45Gを選択する。なお、本実施形態に係る流用画面では、受付画像と、表示された各々の他の用紙の類似度をさらに表示してもよい。また、本実施形態に係る流用画面では、表示された画像に対応する他の用紙が複数枚である場合は、全ての頁の画像が表示されてもよいし、ユーザが指定した頁の画像のみが表示されてもよい。
ステップ638で、CPU21は、流用画面に表示された他の用紙の画像のうち何れかの画像の選択と読取ボタン45Gの入力を受け付けるまで待機する。
ステップ640で、CPU21は、ステップ638で選択された他の用紙の定義情報を流用して受付画像を読み取り、本受付画像読取処理を終了する。
ステップ634に戻って、CPU21は、否定判定となった場合は、言い換えると受付画像をAIにより分類した結果を用いて定義情報を作成する指示を受け付けた場合は、ステップ642へ移行する。ステップ642で、CPU21は、予め定められたフォーマットとされたAI利用画面を表示部45に表示する。
図16に示すように、本実施形態に係るAI利用画面では、受付画像、AIにより分類した帳票のカテゴリ(図16に示す例では、「注文書」)、及び予め記憶された帳票のカテゴリであって、上記帳票のカテゴリ以外の帳票のカテゴリ(図16に示す例では、「請求書」と「領収書」)の画像が表示される。ユーザは、AIにより分類した帳票のカテゴリを利用して定義情報を作成する場合は、読取ボタン45Gのみを選択する。一方、ユーザは、AIにより分類した帳票のカテゴリ以外のカテゴリを利用して定義情報を作成する場合は、表示された帳票の画像と読取ボタン45Gを選択する。
なお、本実施形態に係る流用画面及びAI利用画面では、作成方法表示画面に戻るためのボタン、及びこれらの画面に表示された他の用紙以外の他の用紙、若しくは帳票のカテゴリ以外の帳票のカテゴリを表示するためのボタン等も表示される。しかし、錯綜を回避するため、ここでの図示を省略する。
ステップ644で、CPU21は、AI利用画面に表示された読取ボタン45Gの選択を受け付けるまで待機する。
ステップ646で、CPU21は、AIにより分類した帳票のカテゴリ、又は選択された画像に対応するカテゴリの定義情報を利用して受付画像を読み取り、本受付画像読取処理を終了する。
以上、実施の形態を説明したが、本発明の技術的範囲は上記実施の形態に記載の範囲には限定されない。発明の要旨を逸脱しない範囲で上記実施の形態に多様な変更又は改良を加えることができ、該変更又は改良を加えた形態も本発明の技術的範囲に含まれる。
また、上記実施の形態は、クレーム(請求項)にかかる発明を限定するものではなく、また実施の形態の中で説明されている特徴の組み合わせの全てが発明の解決手段に必須であるとは限らない。前述した実施の形態には種々の段階の発明が含まれており、開示される複数の構成要件の組み合わせにより種々の発明が抽出される。実施の形態に示される全構成要件から幾つかの構成要件が削除されても、効果が得られる限りにおいて、この幾つかの構成要件が削除された構成が発明として抽出され得る。
例えば、上記実施形態では、定義情報の作成方法、推奨作成方法、及び参考情報の提示として、クライアント端末40の表示部45を介した表示による提示を適用していた。しかし、上記提示として、クライアント端末40のスピーカ等を介した音声による提示を適用してもよい。
また、上記各実施形態において、プロセッサとは広義的なプロセッサを指し、汎用的なプロセッサ(例えばCPU:Central Processing Unit、等)や、専用のプロセッサ(例えばGPU:Graphics Processing Unit、ASIC:Application Specific Integrated Circuit、FPGA:Field Programmable Gate Array、プログラマブル論理デバイス、等)を含むものである。
また、上記各実施形態におけるプロセッサの動作は、1つのプロセッサによって成すのみでなく、物理的に離れた位置に存在する複数のプロセッサが協働して成すものであってもよい。また、プロセッサの各動作の順序は上記各実施形態において記載した順序のみに限定されるものではなく、適宜変更してもよい。
本実施形態では、情報処理プログラム23Aが記憶部23にインストールされている形態を説明したが、これに限定されるものではない。本実施形態に係る情報処理プログラム23Aを、コンピュータ読取可能な記憶媒体に記録した形態で提供してもよい。例えば、本実施形態に係る情報処理プログラム23Aを、CD(Compact Disc)-ROM及びDVD(Digital Versatile Disc)-ROM等の光ディスクに記録した形態、若しくはUSB(Universal Serial Bus)メモリ及びメモリカード等の半導体メモリに記録した形態で提供してもよい。また、本実施形態に係る情報処理プログラム23Aを、通信I/F部28を介して外部の装置から取得するようにしてもよい。
また、上記実施形態では、情報処理を、プログラムを実行することにより、コンピュータを利用してソフトウェア構成により実現する場合について説明したが、本発明はこれに限定されるものではない。例えば、情報処理を、ハードウェア構成や、ハードウェア構成とソフトウェア構成の組み合わせによって実現する形態としてもよい。
その他、上記実施形態で説明した情報処理装置20の構成は一例であり、本発明の主旨を逸脱しない範囲内において不要な部分を削除したり、新たな部分を追加したりしてもよいことは言うまでもない。
また、上記実施の形態で説明した情報処理プログラムの処理の流れ(図3参照)も一例であり、本発明の主旨を逸脱しない範囲内において不要なステップを削除したり、新たなステップを追加したり、処理順序を入れ替えたりしてもよいことは言うまでもない。
10 帳票システム
20 情報処理装置
21 CPU
22 メモリ
23 記憶部
28 通信I/F部
40 クライアント端末
60 入力装置

Claims (10)

  1. プロセッサを備え、
    前記プロセッサは、
    情報が記入されるための記入欄が形成された用紙の画像を受け付け、
    前記記入欄に記入されるべき情報の属性を示す定義情報の作成方法として、ユーザが新たに作成する方法、事前に用意された他の用紙において作成された前記定義情報を流用する方法、及び受け付けた前記用紙のカテゴリを人工知能により分類した結果を用いて作成する方法の3種類の方法を、前記ユーザが選択可能な態様により提示する、
    情報処理装置。
  2. 前記プロセッサは、前記3種類の方法のうち最も推奨する作成方法、及び当該3種類の方法毎に定められた参考情報のうち少なくとも一方をさらに提示する、
    請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 前記最も推奨する作成方法は、受け付けた前記用紙の特徴量と、前記他の用紙の特徴量との類似度を用いて導出される作成方法である、
    請求項2に記載の情報処理装置。
  4. 前記プロセッサは、前記類似度が予め定められた閾値以上である場合、前記最も推奨する作成方法として、前記流用する方法を提示する、
    請求項3に記載の情報処理装置。
  5. 前記プロセッサは、前記類似度が予め定められた閾値未満である場合、前記新たに作成する方法、及び前記人工知能により分類した結果を用いて作成する方法のうち、前記定義情報の作成時間が短い方の方法を、前記最も推奨する作成方法として提示する、
    請求項3又は請求項4に記載の情報処理装置。
  6. 前記新たに作成する方法における前記参考情報は、当該方法で前記定義情報を作成した場合の作成時間を示す情報である、
    請求項2~請求項5の何れか1項に記載の情報処理装置。
  7. 前記流用する方法における前記参考情報は、受け付けた前記用紙の特徴量との類似度が最も高い前記他の用紙を示す情報である、
    請求項2~請求項6の何れか1項に記載の情報処理装置。
  8. 前記人工知能により分類した結果を用いて作成する方法における前記参考情報は、受け付けた前記用紙を人工知能により分類した結果を示す情報である、
    請求項2~請求項7の何れか1項に記載の情報処理装置。
  9. 前記プロセッサは、前記3種類の方法を前記記入欄毎に組み合わせて前記定義情報を作成する方法も提示する、
    請求項1~請求項8の何れか1項に記載の情報処理装置。
  10. 情報が記入されるための記入欄が形成された用紙の画像を受け付け、
    前記記入欄に記入されるべき情報の属性を示す定義情報の作成方法として、ユーザが新たに作成する方法、事前に用意された他の用紙において作成された前記定義情報を流用する方法、及び受け付けた前記用紙のカテゴリを人工知能により分類した結果を用いて作成する方法の3種類の方法を、前記ユーザが選択可能な態様により提示する、
    処理をコンピュータに実行させるための情報処理プログラム。
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