JP7632198B2 - 排水異常検知装置、学習済みモデル生成装置、排水異常検知方法、及び学習済みモデル生成方法 - Google Patents
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Description
本開示の一形態によれば、色彩として現れる、施設からの排水の異常を検知する排水異常検知装置が提供される。この排水異常検知装置は、排水の撮像画像である排水画像を取得する画像取得部と、排水の異常を示す異常要因色の成分と、排水に混入することで異常と誤認識され得る色である非異常要因色の成分とを混合して得られる複数の模擬排水であって、前記非異常要因色の成分の濃度が異なることでそれぞれ異なる色彩が現れている複数の模擬排水の撮像画像を含む複数の模擬排水画像と、各前記模擬排水画像の異常の程度の評価とを対応付ける対応情報を教師データとして用いた学習により生成され、排水画像を入力とし、異常の程度の評価を出力とする学習済みモデルを用いて、前記施設からの排水の異常を検知し、その結果を出力する検知部と、を備える。
本開示の一形態によれば、色彩として現れる、施設からの排水の異常を検知するために用いられる学習済みモデルを生成する学習済みモデル生成装置が提供される。この学習済みモデル生成装置は、排水の異常を示す異常要因色の成分と、排水に混入することで異常と誤認識され得る色である非異常要因色の成分とを混合して得られる複数の模擬排水であって、前記非異常要因色の成分の濃度が異なることでそれぞれ異なる色彩が現れている複数の模擬排水の撮像画像を含む複数の模擬排水画像と、各前記模擬排水画像の異常の程度の評価とを対応付ける対応情報を教師データとして取得する教師データ取得部と、前記教師データを用いた学習により、排水画像を入力とし、異常の程度の評価を出力とする学習済みモデルを生成する学習部と、を備える。
なお、本開示は、以下の形態として実現することも可能である。
上記形態の排水異常検知装置によれば、水に混入することで異常と誤認識され得る色である非異常要因色によって着色された排水を異常と過検知することを抑制し、排水の異常の検知精度を向上させることができる。
(2)上記形態の排水異常検知装置において、前記画像取得部は、外光が遮断された照明下において、白色の底部を有する流路を流れる排水を撮像することによって得られる白色背景画像を、前記排水画像として取得する、としてもよい。
この排水異常検知装置によれば、外光のような外乱を抑制して、排水の異常の検知精度を向上させることができる。
(3)上記形態の排水異常検知装置において、前記画像取得部は、外光が遮光された照明下において、白色の底部を有する流路を流れる排水を撮像することによって得られる白色背景画像、及び、白色以外の色に着色された底部を有する流路を流れる排水を撮像することによって得られる着色背景画像を、前記排水画像として取得し、前記検知部は、前記画像取得部で取得される白色背景画像に対しては、前記学習済みモデルとして、白色背景画像を入力とし、異常の程度の評価を出力とする白色背景用学習済みモデルを用い、前記画像取得部で取得される着色背景画像に対しては、前記学習済みモデルとして、着色背景画像を入力とし、異常の程度の評価を出力とする着色背景用学習済みモデルを用いて、前記施設からの排水の異常を検知する、としてもよい。
この排水異常検知装置によれば、例えば、排水に白色系塗料が混入した場合、白色背景画像では過検知の可能が高くなるので、着色背景画像による検知を行うことにより、排水の異常の検知精度を向上させることができる。
(4)上記各形態の排水異常検知装置において、前記排水は雨水であり、前記非排水異常要因色は、前記雨水に混入する泥の色である、としてもよい。
この形態の排水異常検知装置によれば、泥が混入する雨水の異常の検知精度を向上させることができる。
(5)本開示の他の一形態によれば、色彩として現れる、施設からの排水の異常を検知するために用いられる学習済みモデルを生成する学習済みモデル生成装置が提供される。この学習済みモデル生成装置は、排水の異常を示す異常要因色の成分と、排水に混入することで異常と誤認識され得る色である非異常要因色の成分とを混合して得られる複数の模擬排水であって、それぞれ異なる色彩が現れている複数の模擬排水の撮像画像である複数の模擬排水画像と、各前記模擬排水画像の異常の程度の評価とを対応付ける対応情報を教師データとして取得する教師データ取得部と、前記教師データを用いた学習により、排水画像を入力とし、異常の程度の評価を出力とする学習済みモデルを生成する学習部と、を備える。
この形態の学習済みモデル生成装置によれば、水に混入することで異常と誤認識され得る色である非異常要因色によって着色された排水を異常と過検知することを抑制し、排水の異常の検知精度を向上させることができる学習済みモデルを生成することができる。
図1は、第1実施形態の排水異常検知システムとしての雨水異常検知システム10の構成例を示す模式図である。雨水異常検知システム10は、工場などの種々の施設から排出される雨水を排水の例として、雨水が施設の敷地外に出るまでの間に、雨水に異常が無いか自動的に検知する排水異常検知システムである。例えば、工場において、雨水に、環境に悪影響を与えるような金属等の物質が含まれることによる、異常な着色が発生していないかを、自動的に検知する。なお、以下では、図1に示すように、雨水側溝20の側溝流路22を流れて、流入口26から雨水槽24に流入する前の雨水を異常検知の対象として説明する。なお、図1に示す雨水側溝20は、図示を容易にするため、側溝流路22の手前側の側壁を省略して示しており、以降で示す図においても同様である。
図6は、第2実施形態の雨水異常検知システム10Bの構成例を示す模式図である。第1実施形態の雨水異常検知システム10(図1参照)では、外光である太陽光などの外的要因の影響(外乱)によって撮像装置200の撮像条件が変化して、撮像された雨水画像が変化する可能性がある。そこで、第2実施形態の雨水異常検知システム10Bは、撮像装置200から撮像領域IAまでの経路を含む空間周辺を、黒色の遮光板232及び遮光幕234で構成される遮光装置230で覆うとともに、遮光された空間領域をLED照明等の照明装置240で照明して、撮像領域IAに対応する流路部分の照度が一定となるような構成としている。また、撮像領域IAに対応する流路部分を流れる雨水の色を明確にするため、例えば、側溝流路22の流路底部に白色板WBが配置された構成として、撮像領域IAに対応する流路部分の流路底部の面が白色となるようにしている。
図7は、第3実施形態の雨水異常検知システム10Cの構成例を示す模式図である。第2実施形態の雨水異常検知システム10B(図6参照)では、白色板WBを背景として撮像した白色背景画像によって雨水の異常を検知するので、白色塗料が混入した雨水のような白色系に着色された雨水についての異常を検知することは難しい。そこで、第3実施形態の雨水異常検知システム10Cは、第2実施形態の雨水異常検知システム10Bと同様に、遮光装置230、照明装置240及び側溝流路22の白色流路底部に配置された白色板WB、を備えるのに加えて、白色板WBに隣接して側溝流路22の着色流路底部に配置された黒色の着色板BBを備える構成としている。これにより、撮像装置200が撮像する雨水画像には、白色流路底部の白色流路部分に配置された白色板WBを背景とする白色背景画像と、着色流路底部の着色流路部分に配置された着色板BBを背景とする着色背景画像の両方が含まれる。
(D1)上記実施形態では、雨水の異常の程度の評価として雨水の状態が異常か否かを検知する場合を例に説明したが、これに限定されるものではない。雨水の異常の程度の評価として雨水の異常度を検知するものとしてもよい。この場合、学習済みモデルは、雨水画像の入力に対して雨水の異常度を出力するものとすればい。そして、この場合の学習済みモデルは、データセットとして、模擬雨水画像と、この模擬雨水画像に対応付けられた評価結果として異常度に関する情報と、を含むデータセットを複数収集することで教師データを取得し、取得した教師データを学習させて生成するようにすればよい。
Claims (7)
- 色彩として現れる、施設からの排水の異常を検知する排水異常検知装置であって、
排水の撮像画像である排水画像を取得する画像取得部と、
排水の異常を示す異常要因色の成分と、排水に混入することで異常と誤認識され得る色である非異常要因色の成分とを混合して得られる複数の模擬排水であって、前記非異常要因色の成分の濃度が異なることでそれぞれ異なる色彩が現れている複数の模擬排水の撮像画像を含む複数の模擬排水画像と、各前記模擬排水画像の異常の程度の評価とを対応付ける対応情報を教師データとして用いた学習により生成され、排水画像を入力とし、異常の程度の評価を出力とする学習済みモデルを用いて、前記施設からの排水の異常を検知し、その結果を出力する検知部と、
を備える、排水異常検知装置。 - 請求項1に記載の排水異常検知装置であって、
前記画像取得部は、外光が遮断された照明下において、白色の底部を有する流路を流れる排水を撮像することによって得られる白色背景画像を、前記排水画像として取得する、
排水異常検知装置。 - 請求項1に記載の排水異常検知装置であって、
前記画像取得部は、外光が遮光された照明下において、白色の底部を有する流路を流れる排水を撮像することによって得られる白色背景画像、及び、白色以外の色に着色された底部を有する流路を流れる排水を撮像することによって得られる着色背景画像を、前記排水画像として取得し、
前記検知部は、前記画像取得部で取得される白色背景画像に対しては、前記学習済みモデルとして、白色背景画像を入力とし、異常の程度の評価を出力とする白色背景用学習済みモデルを用い、前記画像取得部で取得される着色背景画像に対しては、前記学習済みモデルとして、着色背景画像を入力とし、異常の程度の評価を出力とする着色背景用学習済みモデルを用いて、前記施設からの排水の異常を検知する、
排水異常検知装置。 - 請求項1から請求項3のいずれか一項に記載の排水異常検知装置であって、
前記排水は雨水であり、
前記非異常要因色は、前記雨水に混入する泥の色である、
排水異常検知装置。 - 色彩として現れる、施設からの排水の異常を検知するために用いられる学習済みモデルを生成する学習済みモデル生成装置であって、
排水の異常を示す異常要因色の成分と、排水に混入することで異常と誤認識され得る色である非異常要因色の成分とを混合して得られる複数の模擬排水であって、前記非異常要因色の成分の濃度が異なることでそれぞれ異なる色彩が現れている複数の模擬排水の撮像画像を含む複数の模擬排水画像と、各前記模擬排水画像の異常の程度の評価とを対応付ける対応情報を教師データとして取得する教師データ取得部と、
前記教師データを用いた学習により、排水画像を入力とし、異常の程度の評価を出力とする学習済みモデルを生成する学習部と、
を備える、学習済みモデル生成装置。 - 色彩として現れる、施設からの排水の異常を検知する排水異常検知方法であって、
排水の撮像画像である排水画像を取得し、
排水の異常を示す異常要因色の成分と、排水に混入することで異常と誤認識され得る色である非異常要因色の成分とを混合して得られる複数の模擬排水であって、前記非異常要因色の成分の濃度が異なることでそれぞれ異なる色彩が現れている複数の模擬排水の撮像画像を含む複数の模擬排水画像と、各前記模擬排水画像の異常の程度の評価とを対応付ける対応情報を教師データとして用いた学習により生成され、排水画像を入力とし、異常の程度の評価を出力とする学習済みモデルを用いて、前記施設からの排水の異常を検知する、
排水異常検知方法。 - 色彩として現れる、施設からの排水の異常を検知するために用いられる学習済みモデルを生成する学習済みモデル生成方法であって、
排水の異常を示す異常要因色の成分と、排水に混入することで異常と誤認識され得る色である非異常要因色の成分とを混合して得られる複数の模擬排水であって、前記非異常要因色の成分の濃度が異なることでそれぞれ異なる色彩が現れている複数の模擬排水の撮像画像を含む複数の模擬排水画像と、各前記模擬排水画像の異常の程度の評価とを対応付ける対応情報を教師データとして取得し、
前記教師データを用いた学習により、排水画像を入力とし、異常の程度の評価を出力とする学習済みモデルを生成する、
学習済みモデル生成方法。
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| JP2009145092A (ja) | 2007-12-12 | 2009-07-02 | Tobishima Corp | 地下水流動兼濁度測定装置 |
| JP2019086427A (ja) | 2017-11-08 | 2019-06-06 | 住友重機械エンバイロメント株式会社 | 水質監視システム |
| JP2020125618A (ja) | 2019-02-04 | 2020-08-20 | 東京電力ホールディングス株式会社 | 情報処理方法、プログラム、取水制御システム及び学習済みモデルの生成方法 |
| JP2020164235A (ja) | 2019-03-29 | 2020-10-08 | アクアス株式会社 | 地下浸透防止設備 |
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