以下、図面を用いて実施形態について説明する。各図面において同一の構成要素に対しては可能な限り同一の符号を付し、重複する説明は省略する。
図1は、実施形態に係る情報処理システムSを例示するブロック図である。
情報処理システムSは、スーパーマーケット等の店舗に適用可能なシステムである。
情報処理システムSは、サーバ1、複数のリーダライタ装置2、複数の無線タグ3、複数のPOS(Point Of Sales)端末4、店員用端末5、及び携帯型リーダライタ端末6を含む。サーバ1、複数のリーダライタ装置2、複数のPOS端末4、及び店員用端末5は、ネットワークNWを介して互いに通信自在に接続する。例えば、ネットワークNWは、LAN(Local Area Network)であるが、これに限定されない。LANは、有線LAN及び無線LANの少なくとも何れか一方を含む。サーバ1は、店舗外にあってもよい。なお、情報処理システムSは、サーバ1、複数のリーダライタ装置2、複数の無線タグ3、複数のPOS端末4、店員用端末5、及び携帯型リーダライタ端末6のうちの少なくとも2つの要素を含むシステムを指すこともある。複数の商品7は、店舗内に陳列されている。複数の商品7のそれぞれは、複数の陳列棚8の何れかに陳列されているものとする。複数の商品7のそれぞれは、一つの無線タグ3を付している。無線タグ3を付すことは、無線タグ3を商品7に直接的に又は間接的に取り付けることを含む。
サーバ1は、情報処理機能を有する電子機器である。電子機器は、コンピュータを含む。サーバ1は、情報処理装置の一例である。サーバ1の構成例については後述する。
複数のリーダライタ装置2は、複数の無線タグ3と無線で通信可能な電子機器である。複数のリーダライタ装置2は、複数のリーダライタ装置2の無線通信範囲を合わせた範囲に店舗に陳列された全ての商品7に付された複数の無線タグ3を含むように設置される。ここでは、一つのリーダライタ装置2は、一つの陳列棚8に設置されているものとする。一つのリーダライタ装置2は、陳列棚8に陳列された複数の商品7に付された複数の無線タグ3と無線通信可能であるものとする。リーダライタ装置2は、センシングデバイスに含まれる装置の一例である。リーダライタ装置2の構成例については後述する。
複数の無線タグ3は、複数のリーダライタ装置2、又は携帯型リーダライタ端末6と無線通信可能なタグである。無線タグ3は、商品用のタグである。例えば、無線タグ3は、RFID(Radio Frequency Identification)タグである。各無線タグ3は、無線タグ3毎にタグIDを割り当てられている。以下では、無線タグ3に割り当てられたタグIDを、商品用タグIDともいう。商品用タグIDは、無線タグ3を個々に識別する識別情報である。商品用タグIDは、商品7を個々に識別する商品7に関する識別情報の一例である。無線タグ3は、チップ、及びアンテナ等を含む。チップは、無線タグ3を制御する。チップは、データの記憶領域を含む。記憶領域は、商品用タグIDを記憶する。アンテナは、外部機器と無線で通信するために用いられる。アンテナは、外部機器からの電力の供給を受けるために用いられる。無線タグ3は、アンテナを介して外部機器からの電波を受信することで活性化する。無線タグ3は、活性化により、外部機器と通信する。無線タグ3は、情報記録媒体の一例である。無線タグ3に記憶されるタグID以外の情報の例については後述する。
複数のPOS端末4は、商品7の決済を可能とする電子機器である。決済は、商品7に対する代金の支払いである。決済は、会計の意味を含む。POS端末4は、オフライン決済及びオンライン決済の両方に対応する。オフライン決済は、POS端末4がインターネット等を介した他の電子機器との連携を要しない決済である。例えば、オフライン決済は、現金及び商品券などによる決済である。オンライン決済は、POS端末4がインターネット等を介した他の電子機器と連携して実行する決済である。例えば、オンライン決済は、クレジットカード決済、電子マネー決済、クレジットカード、デビットカード決済、及びコード決済等である。オンライン決済は、キャッシュレス決済に対応する。POS端末4は、決済端末の一例である。POS端末4の構成例については後述する。
店員用端末5は、ネットワークNWを介した他の電子機器との通信機能、入力機能、及び表示機能等を有する電子機器である。店員用端末5は、店舗の店員によって使用される。例えば、店員用端末5は、PC(Personal Computer)であるが、スマートフォン、又はタブレット端末等であってもよい。
携帯型リーダライタ端末6は、複数の無線タグ3と無線で通信可能な携帯型の電子機器である。携帯型リーダライタ端末6は、商品7の探索等に用いられる。
リーダライタ装置2により検出される商品7の移動について説明する。
商品7の移動は、客Cが陳列棚8に陳列された商品7を陳列棚8から移動させることを意味する。商品7の移動は、客が陳列棚8に陳列された商品7を手に取り、この商品7を陳列棚8に戻す一連の動作を含む。商品7を手に取ることは、商品7を陳列棚8の陳列場所から移動させることを含む。商品7を陳列棚8に戻すことは、商品7を陳列棚8の元の陳列場所と同じ又は略同じ場所に戻すことを含む。商品7の移動は、客が陳列棚8に陳列された商品7を手に取るまでの動作を含んでもよい。後者の例は、客が商品7を陳列棚8に戻さない例である。商品7の移動は、リーダライタ装置2と商品7に付された無線タグ3との無線通信によって検出される。無線タグ3は商品7に付されているので、商品7の移動は、無線タグ3の移動を意味する。「商品7の移動」の表記、及び「無線タグ3の移動」の表記は、互いに読み替え可能である。客は、会員、消費者、又は人と読み替えてもよい。リーダライタ装置2による商品7の移動の検出例については後述する。
図2は、実施形態に係る商品7の移動を例示する図である。
図2は、客Cが任意の陳列棚8に陳列された商品7を手に取ろうとしている状態を示す。
リーダライタ装置2は、陳列棚8の任意の位置に設置されている。リーダライタ装置2は、陳列棚8に陳列された全ての商品7のそれぞれに付された無線タグ3と無線通信可能である。
無線タグ9を付された買物カゴ10は、客Cが買物に使用するカゴである。無線タグ9は、複数のリーダライタ装置2と無線通信可能なタグである。無線タグ9は、買物カゴ用のタグである。例えば、無線タグ9は、RFIDタグである。無線タグ9は、無線タグ3と同様に構成されてもよい。無線タグ9は、無線タグ9毎にタグIDを割り当てられている。以下では、無線タグ9に割り当てられたタグIDを、買物カゴ用タグIDともいう。買物カゴ用タグIDは、無線タグ9を個々に識別する識別情報である。買物カゴ用タグIDは、買物カゴ10を個々に識別する識別情報ということもできる。無線タグ9は、買物カゴ用タグIDを記憶する。各買物カゴ10は、異なる買物カゴ用タグIDを記憶する無線タグ9を付している。無線タグ9を付すことは、無線タグ9を買物カゴ10に直接的に又は間接的に取り付けることを含む。
図3は、実施形態に係る商品7の移動を例示する図である。
図3は、客Cが任意の陳列棚8に陳列された商品7を手に取った状態を示す。
サーバ1の構成例について説明する。
図4は、実施形態に係るサーバ1の構成例を概略的に示すブロック図である。
サーバ1は、プロセッサ101、メインメモリ102、補助記憶デバイス103、及び通信インタフェース104を含む電子機器である。サーバ1を構成する各部は、互いに信号を入出力可能に接続されている。図1では、インタフェースは、「I/F」と記載されている。
プロセッサ101は、サーバ1の中枢部分に相当する。例えば、プロセッサ101は、CPU(Central Processing Unit)であるが、これに限定されない。プロセッサ101は、種々の回路で構成されていてもよい。プロセッサ101は、メインメモリ102、又は補助記憶デバイス103に予め記憶されているプログラムをメインメモリ102に展開する。プログラムは、サーバ1のプロセッサ101に後述する各部を実現、又は実行させるプログラムである。プロセッサ101は、メインメモリ102に展開されるプログラムを実行することで、種々の動作を実行する。
メインメモリ102は、サーバ1の主記憶部分に相当する。メインメモリ102は、不揮発性のメモリ領域と揮発性のメモリ領域とを含む。メインメモリ102は、不揮発性のメモリ領域ではオペレーティングシステム又はプログラムを記憶する。メインメモリ102は、揮発性のメモリ領域を、プロセッサ101によってデータが適宜書き換えられるワークエリアとして使用する。例えば、メインメモリ102は、不揮発性のメモリ領域としてROM(Read Only Memory)を含む。例えば、メインメモリ102は、揮発性のメモリ領域としてRAM(Random Access Memory)を含む。メインメモリ102は、プログラムを記憶する。
補助記憶デバイス103は、サーバ1の補助記憶部分に相当する。補助記憶デバイス103は、EEPROM(登録商標)(Electric Erasable Programmable Read-Only Memory)、HDD(Hard Disc Drive)又はSSD(Solid State Drive)等である。補助記憶デバイス103は、上述のプログラム、プロセッサ101が各種の処理を行う上で使用するデータ、及びプロセッサ101での処理によって生成されるデータを記憶する。補助記憶デバイス103は、上述のプログラムを記憶する。補助記憶デバイス103は、記憶部の一例である。
補助記憶デバイス103は、商品管理情報データベース1031、取引管理情報データベース1032、及び移動管理情報データベース1033を有する。
商品管理情報データベース1031は、各商品7が何れかの陳列棚8に陳列された後の各商品7の移動を管理するデータベースである。商品管理情報データベース1031は、商品用タグID、陳列日時情報、経過時間情報、移動履歴情報、及び買物カゴ用タグID履歴情報を関連付けたデータを構成するレコードを含む。
商品用タグIDは、上述のように商品7に付された無線タグ3毎に割り当てられた識別情報である。
陳列日時情報は、リーダライタ装置2により商品7の陳列棚8への最初の陳列を検出された日時を示す情報である。
経過時間情報は、陳列日時情報で示される陳列日時から経過した時間を示す情報である。
移動履歴情報は、商品7の移動履歴に関する情報である。移動履歴情報は、リーダライタ装置2による商品7の移動毎の検出に基づいて変化する情報である。移動履歴情報は、移動回数情報、及び移動日時履歴情報を含む例について説明するが、移動回数情報を含んでいなくてもよい。
移動回数情報は、商品7の移動回数に関する情報である。商品7の移動回数は、リーダライタ装置2による商品7の移動の検出をカウントした回数である。例えば、商品7の移動回数は、客が陳列棚8に陳列された商品7を手に取り、この商品7を陳列棚8に戻す一連の動作をリーダライタ装置2により検出された回数である。この例では、商品7の移動回数は、この動作を1回としてカウントし、同じ客又は異なる客によるこの動作の延回数である。商品7の移動回数は、客が陳列棚8に陳列された商品7を手に取る動作をリーダライタ装置2により検出された回数であってもよい。この例では、商品7の移動回数は、この動作を1回としてカウントし、同じ客又は異なる客によるこの動作の延回数である。
移動日時履歴情報は、移動日時の履歴を示す情報である。移動日時は、客による商品7の移動の日時である。移動時日時の履歴は、商品7の移動毎の移動日時である。例えば、移動日時は、リーダライタ装置2により商品7の移動を検出された日時である。移動日時履歴情報は、商品7の移動毎の移動日時情報を含む。移動日時情報は、移動日時を示す情報である。
買物カゴ用タグID履歴情報は、商品7の移動毎に関与する客に関する買物カゴ10の買物カゴ用タグIDを示す情報である。買物カゴ10の買物カゴ用タグIDは、買物カゴ10に付された無線タグ9の買物カゴ用タグIDを含む。以下では、商品7の移動毎に関与する客に関する買物カゴ10の買物カゴ用タグIDは、移動関与買物カゴ用タグIDともいう。例えば、客に関する買物カゴ10は、客が使用する買物カゴ10を含む。買物カゴ用タグID履歴情報で示される各移動関与買物カゴ用タグIDは、移動日時履歴情報に含まれる商品7の移動毎の移動日時情報と関連付けられている。リーダライタ装置2による商品7の移動毎に関与する客に関する買物カゴ10の検出例については後述する。
商品管理情報データベース1031は、陳列日時情報、経過時間情報、及び移動履歴情報の少なくとも何れかを記憶していなくてもよい。商品管理情報データベース1031は、記憶部の一例である。補助記憶デバイス103は、商品管理情報データベース1031に限らず、各商品用タグIDに関連付けて種々の情報を記憶すればよい。補助記憶デバイス103は、移動日時履歴情報に含まれる移動日時情報を、商品7の移動毎に買物カゴID履歴情報で示される各移動関与買物カゴ用タグIDに関連付けて記憶すればよい。商品管理情報データベース1031の表記は、補助記憶デバイス103と適宜読み替えてもよい。商品管理情報データベース1031の構成例については後述する。
取引管理情報データベース1032は、各取引を管理するデータベースである。取引は、決済に基づく商品7の受け渡しである。取引は、商取引の成立の意味を含む。
取引管理情報データベース1032は、取引ID、会員ID、使用買物カゴ用タグID、1以上の商品用タグID、陳列日時情報、経過時間情報、移動履歴情報、及び買物カゴ用タグID履歴情報を関連付けたデータを構成するレコードを含む。
取引IDは、取引を個々に識別する識別情報である。取引IDは、客に関する識別情報の一例である。
会員IDは、客を個々に識別する識別情報である。会員IDは、取引IDで識別される取引の対象者である客を識別する。会員IDは、客に関する識別情報の一例である。
使用買物カゴ用タグIDは、取引IDで識別される取引の対象者である客に関する買物カゴ10の買物カゴ用タグIDである。
商品用タグIDは、取引IDで識別される取引の対象となる各商品7に付された無線タグ3を識別する。
陳列日時情報、経過時間情報、移動履歴情報、及び買物カゴ用タグID履歴情報は、各商品用タグIDに関連付けられている。
取引管理情報データベース1032は、取引ID及び会員IDの少なくとも何れかを記憶してもよい。取引管理情報データベース1032は、陳列日時情報、経過時間情報、及び移動履歴情報の少なくとも何れかを記憶していなくてもよい。取引管理情報データベース1032は、記憶部の一例である。補助記憶デバイス103は、取引管理情報データベース1032に限らず、各取引ID及び各会員IDの少なくとも何れかに関連付けて、種々の情報を記憶すればよい。補助記憶デバイス103は、移動日時履歴情報に含まれる移動日時情報を、商品7の移動毎に買物カゴID履歴情報で示される各移動関与買物カゴ用タグIDに関連付けて記憶すればよい。取引管理情報データベース1032の表記は、補助記憶デバイス103と適宜読み替えてもよい。取引管理情報データベース1032の構成例については後述する。
移動管理情報データベース1033は、取引後の各商品7の取引前の移動を管理するデータベースである。移動管理情報データベース1033は、商品用タグID、陳列日時情報、経過時間情報、移動履歴情報、取引ID履歴情報、及び会員ID履歴情報を関連付けたデータを構成するレコードを含む。
商品用タグIDは、取引後の商品7に付された無線タグ3を個々に識別する。
陳列日時情報、経過時間情報、及び移動履歴情報は、取引管理情報データベース1032と同様に、各商品用タグIDに関連付けられている情報である。
取引ID履歴情報は、商品用タグIDの無線タグ3を付された商品7の移動毎に関与する客に関する取引IDを示す情報である。以下では、商品7の移動毎に関与する客に関する取引IDは、移動関与取引IDともいう。取引ID履歴情報で示される各移動関与取引IDは、移動日時履歴情報に含まれる商品7の移動毎の移動日時情報と関連付けられている。
会員ID履歴情報は、商品用タグIDの無線タグ3を付された商品7の移動毎に関与する客に関する会員IDを示す情報である。以下では、商品7の移動毎に関与する客に関する会員IDは、移動関与会員IDともいう。会員ID履歴情報で示される各移動関与会員IDは、移動日時履歴情報に含まれる商品7の移動毎の移動日時情報と関連付けられている。
移動管理情報データベース1033は、取引ID履歴情報、及び会員ID履歴情報の少なくとも何れかを記憶してもよい。移動管理情報データベース1033は、陳列日時情報、経過時間情報、及び移動履歴情報の少なくとも何れかを記憶していなくてもよい。移動管理情報データベース1033は、記憶部の一例である。補助記憶デバイス103は、移動管理情報データベース1033に限らず、各商品用タグIDに関連付けて、種々の情報を記憶すればよい。補助記憶デバイス103は、移動日時履歴情報に含まれる商品7の移動毎の移動日時情報を、商品7の移動毎に取引ID履歴情報で示される各移動関与取引IDに関連付けて記憶すればよい。補助記憶デバイス103は、移動日時履歴情報に含まれる商品7の移動毎の移動日時情報を、商品7の移動毎に会員ID履歴情報で示される各移動関与会員IDに関連付けて記憶すればよい。移動管理情報データベース1033の表記は、補助記憶デバイス103と適宜読み替えてもよい。移動管理情報データベース1033の構成例については後述する。
通信インタフェース104は、所定の通信プロトコルに従い、ネットワークを介して、サーバ1を他の電子機器と通信可能に接続する種々のインタフェースを含む。
なお、サーバ1のハードウェア構成は、上述の構成に限定されるものではない。サーバ1は、適宜、上述の構成要素の省略及び変更並びに新たな構成要素の追加を可能とする。
上述のプロセッサ101に実装される各部について説明する。
プロセッサ101は、取得部1010、及び記憶制御部1011を実装する。プロセッサ101に実装される各部は、各機能ということもできる。プロセッサ101に実装される各部は、プロセッサ101及びメインメモリ102を含む制御部に実装されるということもできる。
取得部1010は、情報を取得する。取得部1010が情報を取得することは、取得部1010がリーダライタ装置2から通信インタフェース104を介して情報を取得することを含む。取得部1010が情報を取得することは、取得部1010が補助記憶デバイス103から情報を取得することを含む。
記憶制御部1011は、取得部1010により取得された情報を補助記憶デバイス103に保存する。
リーダライタ装置2の構成例について説明する。
図5は、実施形態に係るリーダライタ装置2の構成例を概略的に示すブロック図である。
リーダライタ装置2は、プロセッサ201、メインメモリ202、補助記憶デバイス203、通信インタフェース204、リーダライタ205、アンテナ206、及び時計207を含む電子機器である。プロセッサ201、メインメモリ202、補助記憶デバイス203、通信インタフェース204、リーダライタ205、及び時計207は、互いに信号を入出力可能に接続されている。リーダライタ205とアンテナ206とは、互いに電気的に接続されている。図5では、インタフェースは、「I/F」と記載されている。
プロセッサ201は、リーダライタ装置2の中枢部分に相当する。プロセッサ201は、上述のプロセッサ101と同様のハードウェア構成である。プロセッサ201は、メインメモリ202又は補助記憶デバイス203に予め記憶されているプログラムをメインメモリ202に展開する。プログラムは、リーダライタ装置2のプロセッサ201に後述する各部を実現、又は実行させるプログラムである。プロセッサ201は、メインメモリ202に展開されるプログラムを実行することで、種々の動作を実行する。
メインメモリ202は、リーダライタ装置2の主記憶部分に相当する。メインメモリ202は、上述のメインメモリ102と同様のハードウェア構成である。メインメモリ202は、プログラムを記憶する。
補助記憶デバイス203は、リーダライタ装置2の補助記憶部分に相当する。補助記憶デバイス203は、上述の補助記憶デバイス103と同様のハードウェア構成である。補助記憶デバイス203は、上述のプログラム、プロセッサ201が各種の処理を行う上で使用するデータ及びプロセッサ201での処理によって生成されるデータを記憶する。
通信インタフェース204は、所定の通信プロトコルに従い、ネットワークを介して、リーダライタ装置2を他の電子機器と通信可能に接続する種々のインタフェースを含む。
リーダライタ205は、アンテナ206を通じて、無線タグ3と無線通信する電子機器である。例えば、リーダライタ205は、アンテナ206を通じて送信波を放出する。リーダライタ205は、アンテナ206を通じて無線タグ3から送信波に対する応答波を受信し、復調する。リーダライタ205は、応答波を復調することで無線タグ3からデータを取得する。リーダライタ205は、無線タグ3から無線タグ3に記憶されている情報を読み取る。無線タグ3は、商品用ID、陳列日時情報、経過時間情報、移動履歴情報、及び買物カゴ用タグID履歴情報を記憶する。リーダライタ205は、無線タグ3からの電波強度を測定する。リーダライタ205は、無線タグ3からの応答波の強度を電波強度として取得する。電波強度は、受信強度ともいう。リーダライタ205は、プロセッサ201からの信号に基づいて所定のデータを無線タグ3に送信する。例えば、リーダライタ205は、アンテナ206を通じて、書き込みデータ等を符号化した信号を無線タグ3に送信する。リーダライタ205は、アンテナ206を通じて、無線タグ9と無線通信する。
アンテナ206は、リーダライタ205が無線タグ3と無線通信するためのアンテナである。アンテナ206は、リーダライタ205が無線タグ9と無線通信するためのアンテナである。
時計207は、リーダライタ装置2の時刻情報源として機能する。プロセッサ201は、時計207によって計時される時刻情報を基に、現在の日付及び時刻を計時する。
なお、リーダライタ装置2のハードウェア構成は、上述の構成に限定されるものではない。リーダライタ装置2は、適宜、上述の構成要素の省略及び変更並びに新たな構成要素の追加を可能とする。
上述のプロセッサ201に実装される各部について説明する。
プロセッサ201は、取得部2010、検出部2011、読取制御部2012、加算部2013、書込制御部2014、及び出力部2015を実装する。プロセッサ201に実装される各部は、各機能ということもできる。プロセッサ101に実装される各部は、プロセッサ201及びメインメモリ202を含む制御部に実装されるということもできる。
取得部2010は、リーダライタ205から無線タグ3の電波強度の測定結果を取得する。取得部2010は、リーダライタ205により無線タグ3の電波強度が測定されたことに基づいて、電波強度の測定結果を取得する。測定結果は、無線タグ3の電波強度の測定値である。電波強度の測定値は、単に電波強度ともいう。
検出部2011は、取得部2010により取得された無線タグ3の電波強度の測定結果に基づいて、商品7の移動を検出する。検出部2011は、取得部2010により取得された無線タグ9の電波強度の測定結果に基づいて、商品7の移動に関与する客に関する買物カゴ10を検出する。無線タグ9は買物カゴ10に付されているので、買物カゴ10の検出は、買物カゴ10に付された無線タグ9の検出を含む。検出部2011は、リーダライタ205と無線タグ3との通信により、商品7の陳列棚8への最初の陳列を検出する。
読取制御部2012は、リーダライタ205を制御して、アンテナ206を介して、無線タグ3から情報を読み取る。読取制御部2012は、無線タグ3から情報を読み取る。例えば、読取制御部2012は、無線タグ3から商品用タグIDを読み取る。読取制御部2012は、無線タグ3から陳列日時情報を読み取る。読取制御部2012は、無線タグ3から移動回数情報を読み取る。読取制御部2012は、リーダライタ205を制御して、アンテナ206を介して、無線タグ9から情報を読み取る。例えば、読取制御部2012は、無線タグ9から買物カゴ用タグIDを読み取る。以下の説明において、「読み取る」は「受信する」と読み替えてもよい。
加算部2013は、読取制御部2012により読み取られた移動回数情報で示される移動回数を1加算する。加算部2013は、移動回数への1の加算処理に基づいて新たな移動回数情報を取得する。
書込制御部2014は、リーダライタ205を制御して、アンテナ206を介して、情報を無線タグ3に書き込む。例えば、書込制御部2014は、陳列日時情報を無線タグ3に書き込む。書込制御部2014は、経過時間情報を無線タグ3に書き込む。書込制御部2014は、移動情報を無線タグ3に書き込む。移動情報は、商品7の移動に関する情報である。移動情報は、移動回数情報、及び移動日時情報を含む例について説明するが、移動回数情報を含んでいなくてもよい。移動情報は、リーダライタ装置2による商品7の移動の検出に基づく情報である。移動情報は、リーダライタ装置2により出力される情報である。書込制御部2014は、移動関与買物カゴ用タグIDを無線タグ3に書き込む。以下の説明において、「書き込む」は「送信する」又は「出力する」と読み替えてもよい。
出力部2015は、通信インタフェース204を介して、情報をサーバ1へ出力する。例えば、出力部2015は、無線タグ3の商品用タグID、及び陳列日時情報をサーバ1へ出力する。出力部2015は、無線タグ3の商品用タグID、経過時間情報、移動情報、及び移動関与買物カゴ用タグIDをサーバ1へ出力する。
POS端末4の構成例について説明する。
図6は、実施形態に係るPOS端末4の構成例を概略的に示すブロック図である。
POS端末4は、プロセッサ401、メインメモリ402、補助記憶デバイス403、時計404、釣銭機インタフェース405、通信インタフェース406、入力デバイス408、表示デバイス409、印刷デバイス410、スキャナ407、カードリーダ411、リーダライタ412、及びアンテナ413を含む電子機器である。プロセッサ401、メインメモリ402、補助記憶デバイス403、時計404、釣銭機インタフェース405、通信インタフェース406、入力デバイス408、表示デバイス409、印刷デバイス410、スキャナ407、カードリーダ411、及びリーダライタ412は、互いに信号を入出力可能に接続されている。リーダライタ412とアンテナ413とは、互いに電気的に接続されている。図6では、インタフェースは、「I/F」と記載されている。
プロセッサ401は、POS端末4の中枢部分に相当する。プロセッサ401は、上述のプロセッサ101と同様のハードウェア構成である。プロセッサ401は、メインメモリ402、又は補助記憶デバイス403に予め記憶されている制御プログラムをメインメモリ402に展開する。プログラムは、POS端末4のプロセッサ401に後述する各部を実現、又は実行させるプログラムである。プロセッサ401は、メインメモリ402に展開された制御プログラムを実行することで、種々の動作を実行する。
メインメモリ402は、POS端末4の主記憶部分に相当する。メインメモリ402は、上述のメインメモリ102と同様のハードウェア構成である。メインメモリ202は、プログラムを記憶する。
補助記憶デバイス403は、POS端末4の補助記憶部分に相当する。補助記憶デバイス403は、上述の補助記憶デバイス103と同様のハードウェア構成である。補助記憶デバイス403は、上述のプログラム、プロセッサ401が各種の処理を行う上で使用するデータ、及びプロセッサ401での処理によって生成されるデータを記憶する。
時計404は、POS端末4の時刻情報源として機能する。プロセッサ401は、時計404によって計時される時刻情報を基に、現在の日付、及び時刻を計時する。
釣銭機インタフェース405は、図示しない自動釣銭機との間でデータ信号の入出力を行う。例えば釣銭機インタフェース405は、自動釣銭機から投入金額データを入力する。釣銭機インタフェース405は、釣銭額データを自動釣銭機に出力する。自動釣銭機では、釣銭額データに応じた釣銭額相当の紙幣、又は硬貨が払い出される。
通信インタフェース406は、所定の通信プロトコルに従い、ネットワークを介して、POS端末4を他の電子機器と通信可能に接続する種々のインタフェースを含む。
スキャナ407は、読取窓に翳された商品のバーコード等をスキャンして読み取る。店舗で販売される商品には、その商品を識別するための商品コードをバーコード化したバーコードシンボルが付されている。スキャナ407は、商品に付されたバーコードシンボルが読取窓に翳される毎に、そのバーコードを読み取る。ここで、バーコードは、二次元データコードと読み替えてもよい。スキャナ407は、レーザ光の走査によりコードシンボルを読み取るタイプであってもよい。スキャナ407は、カメラ等の撮像デバイスで撮像した画像からコードシンボルを読み取るタイプであってもよい。
入力デバイス408は、POS端末4へのデータ入力インタフェースとして機能するデバイスである。例えば、入力デバイス408は、キーボード、及びタッチパネル等である。
表示デバイス409は、プロセッサ401の制御により種々の画面を表示可能なデバイスである。表示デバイス409は、店員用のデバイスと客用のデバイスとが別々に設けられる場合がある。例えば、表示デバイス409は、液晶ディスプレイ、及びEL(Electroluminescence)ディスプレイ等である。
印刷デバイス410は、レシート、又は伝票等を印刷するためのデバイスである。例えば、印刷デバイス410は、サーマルプリンタ、又はインクジェットプリンタ等である。
カードリーダ411は、カード媒体の磁気ストライプに記録されたカードデータを読み取る。
リーダライタ412は、無線タグ3から無線タグ3に記憶されている情報を読み取る。リーダライタ412は、無線タグ9から無線タグ9に記憶されている情報を読み取る。リーダライタ412は、上述のリーダライタ205と同様のハードウェア構成である。
アンテナ413は、リーダライタ412が無線タグ3と無線通信するためのアンテナである。アンテナ413は、リーダライタ412が無線タグ9と無線通信するためのアンテナである。アンテナ413は、上述のアンテナ206と同様のハードウェア構成である。
なお、POS端末4のハードウェア構成は、上述の構成に限定されるものではない。POS端末4は、適宜、上述の構成要素の省略及び変更並びに新たな構成要素の追加を可能とする。
上述のプロセッサ401に実装される各部について説明する。
プロセッサ401は、取得部4010、決済処理部4011、及び出力部4012を実装する。プロセッサ401に実装される各部は、各機能ということもできる。プロセッサ401に実装される各部は、プロセッサ401及びメインメモリ402を含む制御部に実装されるということもできる。
取得部4010は、情報を取得する。例えば、取得部4010は、リーダライタ412を介して、無線タグ3から情報を取得する。取得部4010は、リーダライタ412を介して、無線タグ9から情報を取得する。取得部4010は、会員IDを取得する。取得部4010は、取引IDを取得する。取得部4010は、ネットワークNWを介して、サーバ1から情報を取得する。
決済処理部4011は、決済処理を実行する。例えば、決済処理部4011は、客による支払方法の選択に従って決済処理を実行する。支払方法は、オフライン決済、及びオンライン決済を含む。
出力部4012は、決済処理部4011による決済処理に応じた商品7の取引に基づいて、取得部4010により取得された情報をサーバ1へ出力する。
商品管理情報データベース1031の構成例について説明する。
図7は、実施形態に係る商品管理情報データベース1031の構成例を示す図である。
商品管理情報データベース1031は、「商品用タグID」項目、「陳列日時」項目、「経過時間」項目、「移動回数」項目、「移動日時」項目、及び「移動関与買物カゴ用タグID」項目を含む。「商品用タグID」項目は、商品用タグIDをセットする項目である。「陳列日時」項目は、陳列日時情報をセットする項目である。「経過時間」項目は、経過時間情報をセットする項目である。経過時間情報は、サーバ1による陳列日時情報で示される陳列日時から現在日時までの経過時間の計時に基づいて適宜更新され得る。「移動回数」項目は、移動回数情報をセットする項目である。「移動日時」項目は、移動日時履歴情報をセットする項目である。「移動日時」項目は、移動日時履歴情報で示される1以上の移動日時を含む。「移動関与買物カゴ用タグID」項目は、買物カゴ用タグID履歴情報をセットする項目である。「移動関与買物カゴ用タグID」項目は、買物カゴ用タグID履歴情報で示される1以上の移動関与買物カゴ用タグIDを含む。複数の商品用タグIDのそれぞれは、商品管理情報データベース1031により、移動履歴情報レコードとして、陳列日時情報、経過時間情報、移動回数情報、移動日時履歴情報、及び買物カゴ用タグID履歴情報に関連付けられている。例えば、商品管理情報データベース1031は、商品用タグID「00001」について、陳列日時が「2020年10月11日、9:00」であり、経過時間が「31時間30分」であることを記憶する。商品管理情報データベース1031は、移動回数が3回であり、それぞれの移動日時が「2020年10月11日、10:00」、「2020年10月12日、11:10」、及び「2020年10月12日、15:00」であることを記憶する。商品管理情報データベース1031は、移動関与買物カゴ用タグIDが「1001」、「1006」、及び「1003」であることを記憶する。移動関与買物カゴ用タグID「1001」、「1006」、及び「1003」は、商品7の移動毎に移動日時「2020年10月11日、10:00」、「2020年10月12日、11:10」、及び「2020年10月12日、15:00」と関連付けられている。商品管理情報データベース1031に含まれる情報は適宜設定され得る。サーバ1は、商品管理情報データベース1031を適宜更新する。
なお、無線タグ3が陳列日時情報、経過時間情報、移動履歴情報、及び買物カゴ用タグID履歴情報を記憶しない場合、サーバ1は、これらの情報を記憶する。他方、無線タグ3が陳列日時情報、経過時間情報、移動履歴情報、及び買物カゴ用タグID履歴情報を記憶する場合、サーバ1は、これらの情報を記憶してもよいし、記憶しなくてもよい。
取引管理情報データベース1032の構成例について説明する。
図8は、実施形態に係る取引管理情報データベース1032の構成例を示す図である。
取引管理情報データベース1032は、「取引ID」項目、「会員ID」項目、「使用買物カゴ用タグID」項目、「商品用タグID」項目、「陳列日時」項目、「経過時間」項目、「移動回数」項目、「移動日時」項目、及び「移動関与買物カゴ用タグID」項目を含む。「取引ID」項目は、取引IDをセットする項目である。「会員ID」項目は、取引の対象者である客に関する会員IDをセットする項目である。「使用買物カゴ用タグID」項目は、使用買物カゴ用タグIDをセットする項目である。「商品用タグID」項目、「陳列日時」項目、「経過時間」項目、「移動回数」項目、「移動日時」項目、及び「移動関与買物カゴ用タグID」項目は、商品管理情報データベース1031に含まれる各項目と同様のデータにより構成される。取引管理情報データベース1032に含まれる情報は適宜設定され得る。サーバ1は、取引管理情報データベース1032を適宜更新する。
移動管理情報データベース1033の構成例について説明する。
図9は、実施形態に係る移動管理情報データベース1033の構成例を示す図である。
移動管理情報データベース1033は、「商品用タグID」項目、「陳列日時」項目、「経過時間」項目、「移動回数」項目、「移動日時」項目、「移動関与取引ID」項目、及び「移動関与会員ID」項目を含む。「商品用タグID」項目、「陳列日時」項目、「経過時間」項目、「移動回数」項目、及び「移動日時」項目は、商品管理情報データベース1031に含まれる各項目と同様のデータにより構成される。「移動関与取引ID」項目は、取引ID履歴情報をセットする項目である。「移動関与取引ID」項目は、取引ID履歴情報で示される1以上の移動関与取引IDを含む。「移動関与者会員ID」は、会員ID履歴情報をセットする項目である。「移動関与会員ID」項目は、会員ID履歴情報で示される1以上の移動関与会員IDを含む。移動管理情報データベース1033に含まれる情報は適宜設定され得る。サーバ1は、移動管理情報データベース1033を適宜更新する。
無線タグ3に記憶されている情報の一例について説明する。
図10は、実施形態に係る無線タグ3に記憶されている情報の一例を示す図である。
無線タグ3は、「商品用タグID」項目、「陳列日時」項目、「経過時間」項目、「移動回数」項目、「移動日時」項目、及び「移動関与買物カゴ用タグID」項目を含む。商品用タグID」項目、「陳列日時」項目、「経過時間」項目、「移動回数」項目、「移動日時」項目、及び「移動関与買物カゴ用タグID」は、商品管理情報データベース1031に含まれる各項目と同様のデータにより構成される。買物カゴ用タグID履歴情報で示される各移動関与買物カゴ用タグIDは、移動日時履歴情報に含まれる商品7の移動毎の移動日時情報と関連付けられている。無線タグ3は、陳列日時情報、経過時間情報、及び移動履歴情報の少なくとも何れかを記憶しなくてもよい。無線タグ3がタイマを有する場合、経過時間情報は、陳列日時情報で示される陳列日時から現在日時までの経過時間の計時に基づいて適宜更新され得る。無線タグ3に含まれる情報は適宜設定され得る。無線タグ3に含まれる情報は、リーダライタ装置2、POS端末4、又は携帯型リーダライタ端末6との通信により適宜更新される。
なお、サーバ1が陳列日時情報、経過時間情報、移動履歴情報、及び買物カゴ用タグID履歴情報を記憶しない場合、無線タグ3は、これらの情報を記憶する。他方、サーバ1が陳列日時情報、経過時間情報、移動履歴情報、及び買物カゴ用タグID履歴情報を記憶する場合、無線タグ3は、これらの情報を記憶してもよいし、記憶しなくてもよい。
情報処理システムSによる処理の手順について説明する。
なお、以下のサーバ1を主体とする説明では、サーバ1をプロセッサ101と読み替えてもよい。同様に、リーダライタ装置2を主体とする説明では、リーダライタ装置2をプロセッサ201と読み替えてもよい。同様に、POS端末4を主体とする説明では、POS端末4という表記をプロセッサ401と読み替えてもよい。なお、以下で説明する処理手順は一例に過ぎず、各処理は可能な限り変更されてよい。また、以下で説明する処理手順について、実施形態に応じて、適宜、ステップの省略、置換、及び追加が可能である。
リーダライタ装置2による取引前の商品7の陳列棚8への最初の陳列の検出に基づく情報処理システムSの処理について説明する。ここでは、複数の商品7のうち商品用タグID「00001」の無線タグ31を付された商品71の陳列棚8への最初の陳列が検出された場合を想定する。
リーダライタ装置2による情報処理の手順について説明する。
図11は、実施形態に係るリーダライタ装置2による情報処理の手順を例示するフローチャートである。
読取制御部2012は、無線タグ31から陳列日時情報を読み取る(ACT1)。ACT1では、例えば、読取制御部2012は、リーダライタ205を制御して、アンテナ206を介して、無線タグ31との通信を確立する。読取制御部2012は、無線タグ31から陳列日時情報を読み取る。無線タグ31からのデータの読取は、公知の技術であるので、その詳細については説明を省略する。
読取制御部2012が陳列日時情報を読み取る場合(ACT1:YES)、処理は終了する。読取制御部2012が陳列日時情報を読み取らない場合(ACT1:NO)、処理はACT1からACT2へ遷移する。読取制御部2012が陳列日時情報を読み取らない場合は、無線タグ31が陳列日時情報を記憶していない場合に対応する。
検出部2011は、読取制御部2012による陳列日時情報の読取不可に基づいて、商品71の陳列棚8への最初の陳列を検出する(ACT2)。書込制御部2014は、検出部2011による商品71の陳列棚8への最初の陳列の検出に基づいて、陳列日時情報を無線タグ3に書き込む。(ACT3)。ACT3では、例えば、書込制御部2014は、リーダライタ205を制御して、アンテナ206を介して、商品用タグIDに基づいて無線タグ31との通信を確立する。書込制御部2014は、検出部2011により商品71の陳列棚8への最初の陳列された日時を陳列日時情報として無線タグ31に書き込む。無線タグ31は、陳列日時情報の受信に基づいて、「陳列日時」項目に受信した陳列日時情報をセットする。書込制御部2014により情報を無線タグ31に書き込むことは、情報を商品71に付された無線タグ31に出力することに対応する。無線タグ31へのデータの書込は、公知の技術であるので、その詳細については説明を省略する。
出力部2015は、検出部2011による商品71の陳列棚8への最初の陳列の検出に基づいて、陳列日時情報をサーバ1へ出力する(ACT4)。ACT4では、例えば、出力部2015は、商品71に付された無線タグ31の商品用タグID、及び陳列日時情報をサーバ1へ出力する。
なお、無線タグ31が陳列日時情報を記憶しない場合、ACT3は省略される。サーバ1が陳列日時情報を記憶しない場合、ACT4は省略される。
サーバ1による情報処理の手順について説明する。
図12は、実施形態に係るにサーバ1よる情報処理の手順を例示するフローチャートである。
取得部1010は、リーダライタ装置2から陳列日時情報を取得する(ACT11)。ACT11では、例えば、取得部1010は、リーダライタ装置2による商品71の陳列棚8への最初の陳列の検出に基づいて、無線タグ31の商品用タグID、及び陳列日時情報を取得する。
記憶制御部1011は、取得部1010により取得された陳列日時情報を商品管理情報データベース1031に保存する(ACT12)。ACT12では、例えば、記憶制御部1011は、取得部1010により取得された無線タグ31の商品用タグIDに関連付けて陳列日時情報を保存する。
リーダライタ装置2による取引前の商品7の移動の検出に基づく情報処理システムSの処理について説明する。ここでは、商品用タグID「00001」の無線タグ31を付された商品71についての移動が検出された場合を想定する。客Cは、陳列棚8に陳列された商品71を手に取る。陳列棚8に設置されたリーダライタ装置2は、商品71に付された無線タグ31の電波強度を測定する。
リーダライタ装置2による情報処理の手順について説明する。
図13は、実施形態に係るリーダライタ装置2による情報処理の手順を例示するフローチャートである。
取得部2010は、リーダライタ205から無線タグ31の電波強度の測定結果を取得する(ACT21)。ACT21では、例えば、取得部2010は、リーダライタ205により無線タグ31の電波強度を測定されたことに基づいて、電波強度の測定結果を取得する。一例では、取得部2010は、客Cが陳列棚8に陳列された商品71を手に取り、商品71を陳列棚8に戻したことに伴う、無線タグ31の電波強度の低下と上昇を示す測定結果を取得する。別の例では、取得部2010は、客Cが陳列棚8に陳列された商品71を手に取ったことに伴う、無線タグ31の電波強度の低下を示す測定結果を取得する。
検出部2011は、取得部2010により取得された無線タグ31の電波強度の測定結果に基づいて、商品71の移動を検出する(ACT22)。ACT22では、例えば、検出部2011は、取得部2010により取得された測定結果に基づく無線タグ31の電波強度の変化に応じて、商品71の移動を検出する。一例では、検出部2011は、取得部2010により取得された無線タグ31の電波強度の低下と上昇を示す測定結果に基づき、商品71の移動を検出する。別の例では、検出部2011は、取得部2010により取得された無線タグ31の電波強度の低下を示す測定結果に基づき、商品71の移動を検出する。
検出部2011が商品71の移動を検出した場合(ACT22:YES)、処理はACT22からACT23へ遷移する。検出部2011が商品71の移動を検出しない場合(ACT22:NO)、処理はACT22からACT21へ遷移する。
読取制御部2012は、検出部2011による商品71の移動の検出に基づいて、無線タグ31から情報を読み取る(ACT23)。ACT23では、例えば、読取制御部2012は、無線タグ31から商品用タグID、陳列日時情報、及び移動回数情報を読み取る。
加算部2013は、無線タグ31の移動回数を1加算する(ACT24)。ACT24では、例えば、加算部2013は、読取制御部2012により無線タグ31から読み取られた移動回数情報に基づき、移動回数情報で示される移動回数を1加算する。加算部2013は、移動回数への1の加算処理に基づいて新たな移動回数情報を取得する。
取得部2010は、検出部2011による商品71の移動の検出に基づいて、リーダライタ205から複数の無線タグ9の電波強度の測定結果を取得する(ACT25)。検出部2011は、取得部2010により取得された複数の無線タグ9の電波強度の測定結果に基づいて、商品71の移動に関与する客Cに関する買物カゴ10を検出する(ACT26)ACT26では、例えば、検出部2011は、商品71の移動に伴い低下する無線タグ31の電波強度と略同じ電波強度の無線タグ9を検出する。検出部2011は、商品71の移動に伴い低下する無線タグ31の電波強度と略同じ電波強度かつ無線タグ31との通信方向と略同じ方向の無線タグ9を検出してもよい。検出部2011は、検出した無線タグ9に基づいて、商品71の移動に関与する客Cに関する買物カゴ10を検出する。
読取制御部2012は、検出部2011による商品71の移動に関与する客Cに関する買物カゴ10の検出に基づいて、無線タグ9から買物カゴ用タグIDを読み取る(ACT27)。ACT27では、例えば、読取制御部2012は、商品71の移動に関与する客Cに関する買物カゴ10に付された無線タグ9から買物カゴ用タグIDを読み取る。読取制御部2012により読み取られた買物カゴ用タグIDは、移動関与買物カゴ用タグIDに対応する。
書込制御部2014は、検出部2011による商品71の移動の検出に基づいて、経過時間情報、移動情報、及び移動関与買物カゴ用タグIDを無線タグ31に書き込む。(ACT28)。ACT28では、例えば、書込制御部2014は、加算部2013による加算処理に基づく移動回数情報を無線タグ31に書き込む。書込制御部2014は、検出部2011により商品71の移動を検出された日時を移動日時情報として無線タグ31に書き込む。書込制御部2014は、読取制御部2012により読み取られた移動関与買物カゴ用タグIDを無線タグ31に書き込む。書込制御部2014は、商品71の陳列日時情報で示される陳列日時から移動日時情報で示される日時までの経過時間を示す経過時間情報を無線タグ31に書き込む。なお、書込制御部2014は、経過時間情報、及び移動情報の少なくとも何れかを書き込まなくてもよい。
無線タグ31は、経過時間情報の受信に基づいて、「経過時間」項目に受信した経過時間情報をセットする。無線タグ31は、商品71の移動情報に含まれる移動回数情報の受信に基づいて、「移動回数」項目に受信した移動回数情報をセットする。移動回数は、リーダライタ装置2による移動回数情報の書き込みにより1増える。無線タグ31は、商品71の移動情報に含まれる移動日時情報の受信に基づいて、「移動日時」項目に受信した移動日時情報をセットする。移動日時履歴情報で示される移動日時の数は、リーダライタ装置2による移動日時情報の書き込みにより1増える。無線タグ31は、移動関与買物カゴ用タグIDの受信に基づいて、「移動関与買物カゴ用タグID」項目に移動関与買物カゴ用タグIDをセットする。買物カゴ用タグID履歴情報で示される移動関与買物カゴ用タグIDの数は、リーダライタ装置2による移動関与買物カゴ用タグIDの書き込みにより1増える。
出力部2015は、検出部2011による商品71の移動の検出に基づいて、経過時間情報、移動情報、及び移動関与買物カゴ用タグIDをサーバ1へ出力する(ACT6)。ACT6では、例えば、出力部2015は、商品71に付された無線タグ31の商品用タグID、経過時間情報、移動情報、及び移動関与買物カゴ用タグIDをサーバ1へ出力する。なお、出力部2015は、経過時間情報、及び移動情報の少なくとも何れかをサーバ1へ出力しなくてもよい。
次に、サーバ1による情報処理の手順について説明する。
図14は、実施形態に係るにサーバ1よる情報処理の手順を例示するフローチャートである。
取得部1010は、リーダライタ装置2による商品71の移動の検出に基づいて、情報をリーダライタ装置2から取得する(ACT31)。ACT31では、例えば、取得部1010は、無線タグ31の商品用タグID、経過時間情報、移動情報、及び移動関与買物カゴ用タグIDをリーダライタ装置2から取得する。なお、取得部1010は、経過時間情報、及び移動情報の少なくとも何れかを取得しなくてもよい。
記憶制御部1011は、取得部1010により取得された情報に基づき、商品管理情報データベース1031に記憶されている情報を更新する(ACT32)。ACT32では、例えば、記憶制御部1011は、取得部1010により取得された無線タグ31の商品用タグIDに関連付けられている情報を更新する。
記憶制御部1011は、商品管理情報データベース1031に記憶されている経過時間情報を、取得部1010により取得された経過時間情報に更新する。
取得部1010により取得された移動情報が移動回数情報を含む場合について説明する。記憶制御部1011は、商品管理情報データベース1031に記憶されている移動回数情報を、取得部1010により取得された移動回数情報に更新する。更新後の移動回数情報で示される移動回数は、更新前の移動回数情報で示される移動回数よりも1増える。
取得部1010により取得された移動情報が移動日時情報を含む場合について説明する。記憶制御部1011は、商品管理情報データベース1031に記憶されている移動日時履歴情報を、取得部1010により取得された移動日時情報に基づいて更新する。記憶制御部1011は、移動日時履歴情報に、取得部1010により取得された移動日時情報で示される移動日時を追加する。更新後の移動日時履歴情報で示される移動日時の数は、更新前の移動日時情報で示される移動日時の数よりも1増える。
取得部1010により取得された移動情報が移動回数情報を含まず、かつ、移動日時情報を含む場合について説明する。記憶制御部1011は、商品管理情報データベース1031に記憶されている移動回数情報で示される移動回数への1加算により、移動回数情報を更新してよい。更新後の移動回数情報で示される移動回数は、更新前の移動回数情報で示される移動回数よりも1増える。
記憶制御部1011は、取得部1010により取得された移動関与買物カゴ用タグIDに基づいて、買物カゴ用タグID履歴情報を更新する。記憶制御部1011は、買物カゴ用タグID履歴情報に、取得部1010により取得された移動関与買物カゴ用タグIDを追加する。記憶制御部1011は、取得部1010により取得された移動関与買物カゴ用タグIDを、取得部1010により取得された移動日時情報に関連付けて商品管理情報データベース1031に保存する。更新後の買物カゴ用タグID履歴情報で示される移動関与買物カゴ用タグIDの数は、更新前の買物カゴ用タグID履歴情報で示される移動関与買物カゴ用タグIDの数よりも1増える。
商品7の取引に基づく情報処理システムSの処理について説明する。
POS端末4による情報処理の手順について説明する。
図15は、実施形態に係るPOS端末4による情報処理の手順を例示するフローチャートである。
店員は、POS端末4において、リーダライタ412を用いて客Cの1以上の買上商品の登録を行う。
取得部4010は、リーダライタ412を介して、1以上の商品7のそれぞれに付された無線タグ3から商品用タグIDを取得する(ACT41)。取得部4010は、各商品用タグIDに関連付けられた情報を取得する(ACT42)。ACT42では、例えば、取得部4010は、リーダライタ412を介して、各商品用タグIDに関連付けられた情報を各無線タグ3から取得する。この例では、取得部4010は、各商品用タグIDに関連付けられた陳列日時情報、経過時間情報、移動履歴情報、及び買物カゴ用タグID履歴情報を各無線タグ3から取得する。取得部4010は、ネットワークNWを介して、各無線タグ3から取得した各商品用タグIDに関連付けられた情報をサーバ1から取得してもよい。この例では、取得部4010は、商品管理情報データベース1031に記憶されている各商品用タグIDに関連付けられた陳列日時情報、経過時間情報、移動履歴情報、及び買物カゴ用タグID履歴情報を取得する。なお、取得部4010は、各商品用タグIDに関連付けられた陳列日時情報、経過時間情報、及び移動履歴情報の少なくとも何れかを取得しなくてもよい。
取得部4010は、リーダライタ412を介して取得された各商品用タグIDに関連付けられた各商品7の商品情報を取得する(ACT43)。例えば、商品情報は、商品名、JANコード及び値段等の決済処理に必要な情報である。商品情報は、POS端末4に記憶されていてもよいし、サーバ1に記憶されていてもよい。
取得部4010は、使用買物カゴ用タグIDを取得する(ACT44)。ACT44では、例えば、取得部4010は、リーダライタ412を介して、客Cに関する買物カゴ10に付された無線タグ9から買物カゴ用タグIDを取得する。取得部4010により取得された買物カゴ用タグIDは、使用買物カゴ用タグIDに対応する。
取得部4010は、客Cに関する会員IDを取得する(ACT45)。ACT45では、例えば、取得部4010は、スキャナ407による会員カードの読み取りに基づいて、客Cに関する会員IDを取得する。
決済処理部4013は、取得部4010により取得された各商品7の商品情報に基づいて決済処理を行う(ACT46)。ACT46では、例えば、決済処理部4013は、各商品7の商品情報に基づいて、決済画面(不図示)を表示デバイス409に表示する。店員は、決済画面に従い、客Cの支払方法を選択し、支払方法に従って決済処理を行う。このような決済処理は公知の処理であるので、その詳細については説明を省略する。印刷デバイス410は、決済処理部4013による決済処理に基づいて、買上商品の商品情報、及び客Cに関する取引ID等の情報を印刷したレシートを出力する。客Cに関する取引IDは、決済処理部4013により決済処理に基づいて発行されてもよい。取引IDは、決済毎に異なる。
取得部4010は、決済処理部4013による決済処理に基づいて客Cに関する取引IDを取得する(ACT47)。
出力部4012は、決済処理部4013による決済処理に基づいて、取引管理情報をサーバ1へ出力する(ACT48)。取引管理情報は、取得部4010により取得された情報を含む。取引管理情報は、客Cに関する取引ID及び会員ID並びに客Cに関する使用買物カゴ用タグIDを含む。以下では、取引ID及び会員IDの表記は、取引ID及び会員IDの少なくとも何れかと読み替えてもよい。取引管理情報は、1以上の商品用タグIDを含む。取引管理情報は、各商品用タグIDに関連付けられた陳列日時情報、経過時間情報、移動履歴情報、買物カゴ用タグID履歴情報を含む。取引管理情報は、陳列日時情報、経過時間情報、及び移動履歴情報の少なくとも何れかを含んでいなくてもよい。
サーバ1による情報処理の手順について説明する。
図16は、実施形態に係るサーバ1による情報処理の手順を例示するフローチャートである。
取得部1010は、取引に基づいて、取引管理情報をPOS端末4から取得する(ACT51)。ACT51では、例えば、取得部1010は、取引毎に、POS端末4から出力される取引管理情報を取得する。
記憶制御部1011は、取得部1010による取引管理情報の取得に基づいて、取引管理情報を取引管理情報データベース1032に保存する(ACT52)。ACT52では、例えば、記憶制御部1011は、客Cに関する取引ID及び会員IDを取引管理情報データベース1032に保存する。記憶制御部1011は、客Cに関する取引ID及び会員IDに関連付けて、客Cに関する使用買物カゴ用タグIDを取引管理情報データベース1032に保存する。記憶制御部1011は、客Cに関する取引ID及び会員IDに関連付けて、各商品IDを取引管理情報データベース1032に保存する。記憶制御部1011は、各商品IDに関連付けて、買物カゴID履歴情報を取引管理情報データベース1032に保存する。記憶制御部1011は、各商品IDに関連付けて、陳列日時情報、経過時間情報、及び移動履歴情報の少なくとも何れかを取引管理情報データベース1032に保存してもよい。記憶制御部1011は、移動日時履歴情報に含まれる移動日時情報を、商品7の移動毎に買物カゴID履歴情報で示される各移動関与買物カゴ用タグIDに関連付けて取引管理情報データベース1032に保存してもよい。
上述のように、記憶制御部1011は、取得部1010による取引管理情報の取得に基づいて、取引管理情報データベース1032に記憶されている情報を更新する。記憶制御部1011は、各客に関する取引ID及び会員ID並びに各客に関する使用買物カゴ用タグIDを含む情報を更新する。これにより、サーバ1は、各商品7に対する客の接触を管理するために用いる取引ID及び会員ID並びに使用買物カゴ用タグIDを含む情報を最新の状態に更新することができる。
サーバ1による移動管理情報データベース1033の更新の処理について説明する。
サーバ1による情報処理の手順について説明する。
図17は、実施形態に係るサーバ1による情報処理の手順を例示するフローチャートである。
サーバ1は、取引管理情報データベース1032に記憶されている取引後の各商品7について、以下に例示する処理により、移動管理情報データベース1033を更新する。ここでは、商品用タグID「00001」の無線タグ31を付された商品71を例にして説明する。
取得部1010は、商品71の取引に基づいて、商品71に付された無線タグ31の商品用タグID「00001」に関連付けられた情報を取得する(ACT61)。商品71の取引に基づくことは、POS端末4による商品71の決済処理に基づくことを含む。ACT61では、例えば、取得部1010は、商品用タグID「00001」に関連付けられた買物カゴID履歴情報を取引管理情報データベース1032から取得する。これにより、取得部1010は、リーダライタ装置2により検出される商品71の移動毎に関与する客に関する買物カゴ10の移動関与買物カゴ用タグIDを取得する。取得部1010は、商品用タグID「00001」に関連付けられた移動履歴情報に含まれる移動日時履歴情報を取引管理情報データベース1032から取得してもよい。取得部1010は、移動日時履歴情報に基づいて、商品71の移動毎の移動日時情報を取得する。取得部1010は、商品用タグID「00001」に関連付けられた移動履歴情報に含まれる商品71の移動回数情報を取引管理情報データベース1032から取得してもよい。取得部1010は、商品用タグID「00001」に関連付けられた商品71の陳列日時情報を取引管理情報データベース1032から取得してもよい。取得部1010は、商品用タグID「00001」に関連付けられた商品71の経過時間情報を取引管理情報データベース1032から取得してもよい。
取得部1010は、商品71の移動毎の移動関与用買物カゴ用タグIDに基づいて、商品71の移動毎の移動関与取引ID及び移動関与会員IDを取得する(ACT62)。ACT62では、例えば、取得部1010は、取引管理情報データベース1032に記憶されている各客に関する取引ID及び会員ID並びに各客に関する使用買物カゴ用タグIDを含む情報を用いる。取得部1010は、商品71の移動毎の移動関与用買物カゴ用タグIDに対応する使用買物カゴ用タグIDに関連付けられた取引ID及び会員IDを取得する。取得部1010により取得された取引ID及び会員IDは、商品71の移動毎の移動関与取引ID及び移動関与会員IDに対応する。この例によれば、サーバ1は、商品71の移動毎の移動関与用買物カゴ用タグIDに基づいて、商品71の移動毎の移動関与取引ID及び移動関与会員IDを取得することができる。これにより、サーバ1は、移動関与用買物カゴ用タグIDを介することで、直接的に取得の難しい移動関与取引ID及び移動関与会員IDを取得することができる。
記憶制御部1011は、取得部1010により取得された情報を商品用タグID「00001」に関連付けて移動管理情報データベース1033に保存する(ACT63)。ACT63では、例えば、記憶制御部1011は、取得部1010により取得された商品71の移動毎の移動関与取引ID及び移動関与会員IDを、商品用タグID「00001」に関連付けて保存する。これにより、サーバ1は、商品毎に、取引ID及び会員IDといった客に関する識別情報を用いて、各商品7に対する客の接触を管理することができる。例えば、ある客が特定の感染症に感染した場合、店員は、この客が接触した商品に接触した他の客を客に関する識別情報によって追跡することができる。取引ID及び会員IDは客に紐づく情報なので、店員は、追跡対象の客を容易に追跡することができる。
記憶制御部1011は、取得部1010により取得された移動日時情報を商品用タグID「00001」に関連付けて移動管理情報データベース1033に保存してもよい。この例では、記憶制御部1011は、商品71の移動毎の移動日時情報を、商品71の移動毎の移動関与取引ID及び移動関与会員IDに関連付けて保存する。これにより、サーバ1は、商品毎に、各商品7に対する客の接触日時を管理することができる。例えば、ある客が特定の感染症に感染した場合、店員は、時間の経過に伴い減少傾向にある病原体の性質を考慮し、この客が接触した商品に接触した他の客の追跡の要否を容易に判断することができる。
記憶制御部1011は、取得部1010により取得された商品71の移動回数情報を商品用タグID「00001」に関連付けて移動管理情報データベース1033に保存してもよい。これにより、サーバ1は、商品毎に、各商品7に対する移動回数情報を管理することができる。店員は、移動回数情報で示される移動回数と、移動関与取引ID及び移動関与会員IDの数を比較することで、各商品7に接触した客に漏れがないかを確認することができる。
記憶制御部1011は、取得部1010により取得された商品71の陳列日時情報を商品用タグID「00001」に関連付けて移動管理情報データベース1033に保存してもよい。記憶制御部1011は、取得部1010により取得された商品71の経過時間情報を商品用タグID「00001」に関連付けて移動管理情報データベース1033に保存してもよい。これにより、サーバ1は、商品毎に、陳列日時情報、又は経過時間情報を管理することができる。例えば、ある客が特定の感染症に感染した場合、店員は、時間の経過に伴い減少傾向にある病原体の性質を考慮し、商品7を最初に陳列した店員の特定の要否を容易に判断することができる。
なお、買物カゴID履歴情報は、リーダライタ装置2による商品71の移動の検出態様によっては、商品71を購入した客Cに関する買物カゴ10の買物カゴ用タグIDを含まないこともある。そのため、ACT61では、取得部1010は、商品用タグID「00001」に関連付けられた取引ID及び会員IDを取引管理情報データベース1032から取得してもよい。取得部1010によって取得される取引ID及び会員IDは、商品71を購入した客Cに関する取引ID及び会員IDである。ACT63では、記憶制御部1011は、取得部1010により取得された取引ID及び会員IDを商品用タグID「00001」に関連付けて移動管理情報データベース1033に保存してもよい。これにより、サーバ1は、商品毎に、商品7を購入した客及び商品7を購入していない客を合わせて各商品7に対する客の接触を管理することができる。
上述の取引ID及び会員IDの少なくとも何れか一方は、客に関する第1の識別情報に含まれる情報の一例である。移動関与取引ID及び移動関与会員IDの少なくとも何れか一方は、客に関する第1の識別情報に含まれる情報の一例である。商品用タグIDは、商品7に関する第2の識別情報の一例である。買物カゴ用タグID及び移動関与買物カゴ用タグIDは、買物カゴ10の第3の識別情報の一例である。
上述の実施形態では、店員が買上商品の登録から決済までの操作を行うPOS端末4を例示したが、これに限定されない。店員が買上商品の登録を行い、客が決済を行ういわゆるセミセルフ方式の決済装置に、POS端末4が有する機能の少なくとも一部を実現可能としてもよい。客が買上商品の登録から決済までの操作を行ういわゆるフルセルフPOS端末に、POS端末4が有する機能の少なくとも一部を実現可能としてもよい。
さらに、商品スキャナと客が操作する専用端末がカートに取り付けられているいわゆるカートPOS端末に、POS端末4が有する機能の少なくとも一部を実現可能としてもよい。商品登録をタブレット、又はスマートフォン等の端末で行ういわゆるスマホPOS端末に、POS端末4が有する機能の少なくとも一部を実現可能としてもよい。カートPOS端末又はスマホPOS端末は、ログイン又は会員カードのスキャン等により、会員IDを登録する。サーバ1は、カメラ装置等との連携により、商品7の移動に関与する客を検出し、検出された客のカートPOS端末又はスマホPOS端末から情報を取得してもよい。例えば、サーバ1の取得部1010は、カートPOS端末又はスマホPOS端末から、ネットワークNWを介して、商品7の移動毎に関与する客に関する移動関与会員IDを取得してもよい。
上述の実施形態では、商品を例にして説明したが、これに限定されない。上述の実施形態は、商品のような決済を伴う取引の対象となる物品だけでなく、決済を伴わない物品を対象にしてもよい。例えば、決済を伴わない物品は、図書館の本等である。上記の「商品」の表記は、「物品」に読み替えてもよい。
上述の実施形態では、リーダライタ装置2を商品7の移動を検出するセンシングデバイスに含まれる装置の一例にして説明したが、これに限定されない。カメラ装置が商品7の移動を検出するセンシングデバイスに含まれる装置の一例であってもよい。この例では、カメラ装置は、商品7の移動の検出に基づいて、移動を検出された商品7を識別するための情報に関連付けて移動日時情報をサーバ1へ出力する。サーバ1の取得部1010は、カメラ装置から通信インタフェース104を介して、商品用タグIDに代えて、移動を検出された商品7を識別するための情報を取得する。この例では、商品7を識別するための情報は、商品7に関する第1の識別情報の一例である。
情報処理装置は、サーバ1を例に説明したように1つの装置で実現されてもよいし、複数の装置に機能を分散させたシステムによって実現されてもよい。
リーダライタ装置は、リーダライタ装置2を例に説明したように1つの装置で実現されてもよいし、複数の装置に機能を分散させたシステムによって実現されてもよい。
プログラムは、電子機器に記憶された状態で譲渡されてよいし、電子機器に記憶されていない状態で譲渡されてもよい。後者の場合は、プログラムは、ネットワークを介して譲渡されてよいし、記録媒体に記録された状態で譲渡されてもよい。記録媒体は、非一時的な有形の媒体である。記録媒体は、電子機器可読媒体である。記録媒体は、CD-ROM、メモリカード等のプログラムを記憶可能かつ電子機器で読取可能な媒体であればよく、その形態は問わない。
この他、本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
以下に、当初の特許請求の範囲の記載を付記する。
(1)
センシングデバイスにより検出される物品の移動毎に関与する客に関する第1の識別情報を取得する取得部と、
前記取得部により取得された前記物品の移動毎に関与する客に関する前記第1の識別情報を、前記物品に関する第2の識別情報に関連付けて記憶部に保存する記憶制御部と、
を備える情報処理装置。
(2)
前記取得部は、前記物品の移動毎に関与する客に関する買物カゴの第3の識別情報を取得し、前記記憶部に記憶されている各客に関する前記第1の識別情報及び前記第3の識別情報を含む情報を用いて、前記物品の移動毎に関与する客に関する前記第3の識別情報に基づいて前記物品の移動毎に関与する客に関する前記第1の識別情報を取得する、
(1)に記載の情報処理装置。
(3)
前記取得部は、取引毎に、客に関する前記第1の識別情報及び前記第3の識別情報を含む情報を取得し、
記憶制御部は、前記取得部による客に関する前記第1の識別情報及び前記第3の識別情報を含む情報の取得に基づいて、前記記憶部に記憶されている各客に関する前記第1の識別情報及び前記第3の識別情報を含む情報を更新する、
(2)に記載の情報処理装置。
(4)
前記取得部は、前記物品の移動毎の移動日時情報を取得し、
前記記憶制御部は、前記取得部により取得された前記移動日時情報を前記物品の移動毎に前記第1の識別情報に関連付けて前記記憶部に保存する、
(1)から(3)の何れかに記載の情報処理装置。
(5)
前記第1の識別情報は、客を個々に識別する識別情報及び取引を個々に識別する識別情報の少なくとも何れか一方を含む、(1)から(4)の何れかに記載の情報処理装置。