JP7633116B2 - 携帯端末保持装置の取付構造 - Google Patents
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Description
つまり、前述した従来の携帯端末保持装置の取付構造は、運転環境を阻害し易いという問題を有する。
前述した目的を達成するため、本出願の第1の発明は、
携帯端末保持装置(1:図1)を車両のグローブボックス(40:図5)に取り付けるための携帯端末保持装置の取付構造であって、
グローブボックス(40)は、
開口部(45a)を有する本体(45)と、
本体(45)から突出した第1の凸部(46)と、
開口部(45a)を開閉するための蓋(41)と、
蓋(41)の裏面(41a)に形成されており、当該蓋(41)を閉じるときに第1の凸部(46)が嵌合される第1の凹部(42)と、を備えており、
携帯端末保持装置(1)は、
蓋(41)の上端(44)を挾持するための相対向する第1および第2の部材(11,12)を有する挾持部(10)と、
挾持部(10)に設けられており、携帯端末(50:図3)を保持するための保持部(20)と、
第1の部材(11)の表面に形成されており、第1および第2の部材(11,12)によって蓋(41)の上端(44)を挾持した状態で蓋(41)を閉じたときに第1の凸部(46)が嵌合される第2の凹部(14:図5)と、
第2の凹部(14)のうち、第1の部材(11)の裏面から突出した部分であって、第1および第2の部材(11,12)によって蓋(41)の上端(44)を挾持するときに第1の凹部(42)に嵌合される第2の凸部(18:図4)と、
を備えることを特徴とする。
しかも、携帯端末保持装置の挾持部が蓋の上端を挾持した状態で蓋を閉じることができるため、携帯端末保持装置を取り付けるためにグローブボックスを改造する必要がない。
さらに、グローブボックスは、本体から突出した第1の凸部が、蓋の裏面に形成された第1の凹部に嵌合することにより蓋が閉じる構造であり、挾持部が蓋の上端を挾持した状態で蓋を閉じると、挾持部の第1の部材の表面に形成された第2の凹部に第1の凸部が嵌合され、第1の部材の裏面から突出した第2の凸部が、蓋の第1の凹部に嵌合される。
従って、蓋に対する挾持部の挾持位置がずれるおそれがない。
本出願の第2の発明は、前述した第1の発明に係る携帯端末保持装置の取付構造において、
挾持部(10)は、
第1および第2の部材(11,12)の各一端を連結するように形成されており、当該挾持部(10)が蓋(41)の上端(44)を挾持したときに当該上端(44)を跨いだ状態になる連結部(13)と、
第1および第2の部材(11,12)の相対向する他端間から蓋(41)の上端(44)を受容可能に形成された受容部(17:図1)と、を有し、
第1の凸部(46)が第2の凹部(14)に嵌合されており、かつ、第2の凸部(18)が第1の凹部(42)に嵌合された状態において、受容部(17)に受容された蓋(41)の上端(44)と、連結部(13)との間に隙間(S:図4)が形成されるように構成されていることを特徴とする。
本出願の第3の発明は、前述した第1または第2の発明に係る携帯端末保持装置の取付構造において、
挾持部(10)は、蓋(41)のうち挾持部(10)によって挾持される部分の形状に対応した形状に形成されていることを特徴とする。
[グローブボックスの構造]
最初に、グローブボックスの構造について図5を参照しつつ説明する。
グローブボックス40は、車両の助手席の前方であってダッシュボード60の下部に配置されており、開口部45aを有する本体45と、本体45から後方に突出した一対の第1の凸部46,47と、開口部45aを開閉するための蓋41と、蓋41の裏面41aに形成された一対の第1の凹部42,43とを備えている。蓋41を閉じると、本体45から突出した左側の第1の凸部46は、蓋41に形成された左側の第1の凹部42に嵌合され、本体45から突出した右側の第1の凸部47は、蓋41に形成された右側の第1の凹部43に嵌合される。第1の凸部46,47は、それぞれゴム製であり、当たりゴムとも呼ばれる。
次に、携帯端末保持装置の構造について図1を参照しつつ説明する。
携帯端末保持装置1は、グローブボックス40の蓋41の上端44(図2)を挾持するための挾持部10と、携帯端末50(図3)を保持するための保持部20と、挾持部10に保持部20を支持するための支持部30とを備えている。挾持部10は、相対向する第1の部材11および第2の部材12と、連結部13と、受容部17とを有する。第1の部材11および第2の部材12は、それぞれ板状に形成されており、裏面同士を相対向させた状態にて相互に離間している。
また、図4に示すように、連結部13は、第1の部材11および第2の部材12の各上端を連結するように形成されており、挾持部10が蓋41の上端44を挾持したときに上端44を跨いだ状態になる。第1の部材11および第2の部材12の相対向する下端間には、蓋41の上端44を挿入可能な開口部19が形成されている。第1の部材11および第2の部材12間には、開口部19から挿入された蓋41の上端44を受容可能な空間である受容部17が形成されている。また、第1の部材11および第2の部材12は、それぞれバネ性を有しており、開口部19が広がるように第1の部材11および第2の部材12を変位させると、その広がった開口部19を広がる前の姿勢に戻そうとするバネ力が作用する。
第1の部材11および第2の部材12の各上端は、本発明の「第1および第2の部材の各一端」の一例であり、第1の部材11および第2の部材12の相対向する下端は、本発明の「第1および第2の部材の相対向する他端」の一例である。
例えば、蓋41の裏面41aに形成された第1の凹部42の上縁から蓋41の上端44までの高さが、右ハンドル仕様の車両に設けられるグローブボックス40ではH1であり、左ハンドル仕様の車両に設けられるグローブボックス40ではH2(>H1)であるとする。また、H2-H1=ΔHである。この場合、携帯端末保持装置1を右ハンドル仕様に合わせ、隙間Sが形成されないように設計すると、第1の凹部42の上縁から連結部13の裏面までの高さが不足し、第2の凸部18を第1の凹部42に嵌合することができず、携帯端末保持装置1を左ハンドル仕様のグローブボックス40に取り付けることができなくなる。しかし、本実施形態の携帯端末保持装置1は、受容部17に受容された蓋41の上端44と連結部13との間に、ΔHの高さを有する隙間Sが形成されるように構成されているため、左ハンドル仕様のグローブボックス40の場合でも、第2の凸部18を第1の凹部42に嵌合することができるので、グローブボックス40に取り付けることができる。
右部材24は、図1において矢印Fにて示す方向(右方)へ伸縮可能に構成されている。上部材21および下部材22の内部には、連結棒(図示せず)がそれぞれ内蔵されており、各連結棒の右端は右部材24の上下の端部と接続されており、各連結棒の左端は、それぞれ上部材21および下部材22に内蔵されたコイルバネ(図示せず)と接続されている。右部材24は、上記の各コイルバネのバネ力に抗して矢印Fにて示す方向(右方)へ伸長可能であり、伸長した右部材24は、上記の各コイルバネの復元力により、伸長前の状態に復帰可能である。
次に、携帯端末保持装置1の取り付け方法について説明する。
先ず、図2に示すように、グローブボックス40の蓋41を開き、携帯端末保持装置1の第1の部材11と第2の部材12との間の開口部19(図1)に蓋41の上端44を挿入する。図4に示すように、第1の部材11の裏面から突出している第2の凸部18の上面18bと第2の部材12の裏面との間隔W1は、蓋41の上端44の幅W2よりも狭い。このため、蓋41の上端44を開口部19から挿入したときに、上端44が、第2の凸部18の下縁に当接した状態になるが、そのまま挾持部10を下方に押し下げると、上端44が、第2の凸部18の周縁角部18aに沿って第2の凸部18の上面18bに乗り上げる。このとき、周縁角部18aがR加工されているため、上端44を上面18bに容易に乗り上げることができる。上端44が上面18bに乗り上がることにより、第1の部材11が前方に押されて変位し、間隔W2が広がる。そして、挾持部10をさらに下方に押し下げ、第2の凸部18と蓋41の裏面41aに形成されている第1の凹部42とが対向した状態になると、変位していた第1の部材11が自身のバネ力によって変位前の状態に復帰し、第2の凸部18が第1の凹部42に嵌合される(図4)。
従って、本実施形態によれば、運転環境を阻害し難い携帯端末保持装置の取付構造を提供することができる。
また、グローブボックス40に取り付けられた携帯端末保持装置1は、挾持部10によってグローブボックス40の蓋41の上端44を挾持し、かつ、第1の部材11の第2の凸部18が蓋41の第1の凹部42に嵌合され、さらに、本体45の第1の凸部46が第1の部材11の第2の凹部14に嵌合されるため、車両の走行中にグローブボックス40から外れるおそれがない。
さらに、グローブボックス40の蓋41を開けたときに携帯端末保持装置1が蓋41から外れるおそれもない。
さらに、グローブボックス40に設けられた既存の構造を利用して携帯端末保持装置1を取り付けることができるため、車両を改造する必要がない。
図5に示すように、グローブボックス40の本体45の右側からも第1の凸部47が突出しており、蓋41の裏面41aの右側にも第1の凹部43が形成されている場合は、第1の凸部47および第1の凹部43を利用して携帯端末保持装置1を取り付けることもできる。
10・・挾持部
11・・第1の部材
12・・第2の部材
13・・連結部
14・・第2の凹部
17・・受容部
18・・第2の凸部
20・・保持部
30・・支持部
40・・グローブボックス
41・・蓋
41a・・裏面
41b・・表面
42・・第1の凹部
44・・上端
45・・本体
45a・・開口部
46・・第1の凸部
50・・携帯端末
Claims (3)
- 携帯端末保持装置を車両のグローブボックスに取り付けるための携帯端末保持装置の取付構造であって、
前記グローブボックスは、
開口部を有する本体と、
前記本体から突出した第1の凸部と、
前記開口部を開閉するための蓋と、
前記蓋の裏面に形成されており、当該蓋を閉じるときに前記第1の凸部が嵌合される第1の凹部と、を備えており、
前記携帯端末保持装置は、
前記蓋の上端を挾持するための相対向する第1および第2の部材を有する挾持部と、
前記挾持部に設けられており、携帯端末を保持するための保持部と、
前記第1の部材の表面に形成されており、前記第1および第2の部材によって前記蓋の上端を挾持した状態で前記蓋を閉じたときに前記第1の凸部が嵌合される第2の凹部と、
前記第2の凹部のうち、前記第1の部材の裏面から突出した部分であって、前記第1および第2の部材によって前記蓋の上端を挾持するときに前記第1の凹部に嵌合される第2の凸部と、
を備えることを特徴とする携帯端末保持装置の取付構造。 - 前記挾持部は、
前記第1および第2の部材の各一端を連結するように形成されており、当該挾持部が前記蓋の上端を挾持したときに当該上端を跨いだ状態になる連結部と、
前記第1および第2の部材の相対向する他端間から前記蓋の上端を受容可能に形成された受容部と、を有し、
前記第1の凸部が前記第2の凹部に嵌合されており、かつ、前記第2の凸部が前記第1の凹部に嵌合された状態において、前記受容部に受容された前記蓋の上端と、前記連結部との間に隙間が形成されるように構成されていることを特徴とする請求項1に記載の携帯端末保持装置の取付構造。 - 前記挾持部は、前記蓋のうち前記挾持部によって挾持される部分の形状に対応した形状に形成されていることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の携帯端末保持装置の取付構造。
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