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JP7635007B2 - 車載情報表示装置 - Google Patents
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JP7635007B2 - 車載情報表示装置 - Google Patents

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Description

本発明は、自動車専用道路や高速道路などの運用管理に使用される車両等に搭載されて事故発生や道路維持作業などの情報を通行車両に対し表示する車載情報表示装置に関する。
従来、自動車専用道路や高速道路などの運用管理にあっては、運用管理に使用される専用車両に、後部窓を通して後方から視認できるように車載情報表示装置を搭載し、事故発生現場や道路維持作業を行う場所に移動し、例えば「この先 事故 通行止」、「作業中」などいった情報を表示して通行する車両に必要な情報を提供するようにしている。
このような従来の車載情報表示装置として、例えば、特許文献1に示すLED情報表示板及び非特許文献1に示すブラインド型車両搭載情報板が知られている。これらの情報表示板は、横に長い長方形の外枠に、横方向に複数のLEDを配列したLED列設板を、例えば、隙間を空けて上下方向に例えば15列配置して表示面にLEDのドットマトリクスを形成し、車室内の後部窓(リアウインド)の手前に配置した状態で、コントローラの操作により設定した文字列などに応じてLEDを選択的に点灯駆動することで、必要な情報を表示している。
また、情報表示板は、外枠にLED列設板を、隙間を空けて上下に配列していることから、車室内の後部窓の手前に配置しても、情報表示板を介して後方を視認することができ、後方を確認しながら安全な運転操作を行うことを可能としている。
実用新案登録第3224356号公報 特開2020-038895号公報 特開2019-216246号公報
「ブラインド型車両搭載情報板 取扱説明書」 https://www.i-tex.co.jp/buraindo.html
しかしながら、従来の車載情報表示装置にあっては、後部窓を介して後方を視認できるというものの、情報表示板として、外枠に透視領域(隙間)を空けてLED列設板を上下に配列した構造であることから、後方視界に対する透視領域の面積が例えば70%程度に低下しており、後方が視認し難いという問題がある。
また、従来の車載情報表示装置は、上下方向に配列したLED列設板の後部窓側の端面に車両後方へ向けてLEDを配列しており、LEDの選択的な点灯駆動により情報を表示した場合、情報表示の状態を、例えば運転者がバックミラーにより確認しようとしても、情報を表示している表示面の反対面側(表示裏面側)からでは全く見えず、コントローラのディスプレイに表示された情報が実際に表示されているかが確認できない不便さがある。
本発明は、車室内側から車載情報表示装置を通しての車室外の視界を視認し易くすることを主な目的とし、付加的に車両の外部に対する実際の情報の表示状態を容易に確認可能とする車載情報表示装置を提供することを目的とする。
(車載情報表示装置1)
本発明は、車両の外部から視認可能に所定の情報を表示面に表示する車載情報表示装置であって、
透光性を有する表示基板体に配置され、前記表示面側とその反対面側の2方向に光を出射する複数の発光部と、
複数の発光部の各々の位置に対応した反対面側となる表示裏面側に配置され、配置された位置の発光部から表示裏面側へ出射された光を遮光する複数の遮光部と、
を備え、
複数の発光部は、発光したときの複数の遮光部から表示裏面側への漏れ光が、表示裏面側からの目視に対し複数の遮光部の周囲が当該遮光部より明るく視認される裏面発光点を形成し、
複数の遮光部は、裏面発光点の並びにより表示裏面側から表示面に表示されている情報が視認可能となるように配置されたことを特徴とする。
(車載情報表示装置2)
本発明は、車両の外部から視認可能に所定の情報を表示面に表示する車載情報表示装置であって、
透光性を有する表示基板体に配置され、前記表示面側とその反対面側の2方向に光を出射する複数の発光部と
所定距離を超えて離れた場合に情報を視認可能な所定の間隔で複数の発光部がマトリクス状に配置され、複数の発光部の選択的な発光駆動により表示面に情報を表示する表示部と、
複数の発光部の各々の位置に対応した反対面側となる表示裏面側に配置され、配置された位置の複数の発光部から表示裏面側へ出射された光を遮光する複数の遮光部と、
を備え、
表示部は、複数の発光部が発光駆動されたときの複数の遮光部から表示裏面側への漏れ光が、表示裏面側からの目視に対し複数の遮光部の周囲が当該遮光部より明るく視認される裏面発光点を形成し、
複数の遮光部は、裏面発光点の並びにより表示裏面側から表示面に表示されている情報が視認可能となるように配置されたことを特徴とする。
尚、以降の記載においては、前述した車載情報表示装置1及び2の記載と同様に、車載情報表示装置の「表示面(側)」の反対面(側)を「表示裏面(側)」と定義して記載している。
(反転表示の反射視認可能な表示部の配置)
表示裏面側からの目視に対し左右が反転した裏面発光点の並びによる情報が、バックミラーで反射して更に左右が反転、表示面側から目視したときと同様に視認可能な位置に設置される。
(後部窓へ設置)
車室の後部窓を通して車両の後方から視認可能な位置に設置される。
(遮光部の反射構造)
遮光部は、発光部に相対するに反射面を備える。
(遮光部の遮光度合の調整)
遮光部は、発光部から表示裏面側へ向かう光を遮る度合が、色の濃度により、又は光を遮らない所定形状のスリットの形成により所定の度合に調整される。

(遮光基板体の配置)
表示基板体の表示裏面側に、発光部の各々の位置に対応して遮光部が配置された透光性を有する遮光基板体が設けられる。
(液晶構造の遮光部)
遮光基板体に配置された遮光部は、電圧が印加されない場合に透光率が最大であり、電圧が印加された場合に、印加電圧に応じて透光率が変化する液晶構造を備える。
(情報のカラー表示)
発光部は、光の三原色を発光する発光部位を備え、各々の発光部が独立して所定の色で発光する。
(可撓性の表示基板体及び遮光基板体)
表示基板体、又は遮光基板体を備える場合は表示基板体と遮光基板体が可撓性を有する。
(車載情報表示装置の効果)
本発明の車載情報表示装置によれば、透光性を有する表示基板体に複数の発光部を設けていても、各発光部の位置の表示裏面側を覆う遮光部により発光部から表示裏面側へ向う光が遮られることで、発光部から直接光を受けることなく、車室内(表示裏面側)から情報表示状態の車載情報表示装置と通して車室外の確認を安全かつ容易に行うことができる。
また、表示裏面側から見た場合の視界は、透光性を有する表示基板体に、例えばマトリクス状に配置された複数の発光部の位置に対応して発光部より表示裏面側に配置された例えばドット状の遮光部により妨げられるに過ぎないことから、遮光部の占める面積は、例えば全体の10%程度以下と少なく、透光領域(隙間)の占める面積を例えば90%以上に向上することで、車載情報表示装置を通して車室外が確認し易くなり、情報表示を行いながらの安全な運転操作を可能とする。
(表示裏面側から情報視認可能とする遮光部の効果)
また、発光部の発光駆動により表示部で情報表示を行うと、各発光部の位置に対応して遮光部が配置されていることで、発光部からの光が表示裏面側に直接照射されることはないが、遮光部の周囲からの漏れ光によって遮光部が黒っぽく浮き上がるように車室内からは見え、運転者は現に表示面に表示している情報を漏れ光と遮光部により左右反転した状態で視認することができ、表示されている内容をコントローラで確認することなく、かつ車室外に出ることなく、現に表示されている情報を確認することができる。
(後部窓への配置による効果)
また、車載情報表示装置は、バックミラー等のミラーにより後方を確認した場合、左右が反転した情報が更に反転して、車室外へ向けて表示している表示と同じ状態で情報を確認することができ、表示している情報を容易に視認することができる。
(遮光部の反射構造による効果)
また、遮光部は、発光部に相対する遮光面を反射面とすることで、発光部から表示裏面側へ向かう光を表示面側に反射し、表示面側に対する光の照射度合を向上させ、発光部の輝度を高めることを可能とする。特に、透光性を有する表示基板体に設けられた発光部は、表と裏の両面に光を出射する配向特性を持つが、発光部から表示裏面側へ向かう光が遮光部の反射面により反射されることで、前方への配光特性が向上し、発光部の前方から見た輝度を高めることを可能とする。
(遮光部の遮光度合の調整による効果)
また、遮光部は、発光部から表示裏面側へ向かう光を遮る度合が所定の度合に調整されることで、車室内から見た場合に眩しく感じない適切な明るさに調整させると同時に、遮光部自身を透過した光による表示裏面での情報表示が行われ、現に表示されている表示情報を車室内から確認し易くする。
(遮光基板体による効果)
また、表示基板体の表示裏面側に、各発光部の位置に対応して遮光部が配置された透光性を有する遮光基板体が設けられることで、発光部を配置した表示基板体と遮光部を配置した遮光基板体との積層又は重ね合わせにより、発光部の表示裏面側に遮光部を配置した構造を簡単に生産可能とする。また、例えば発光が異なる複数種類の発光部を有する表示基板体と、遮光度合の異なる複数種類の遮光部を有する遮光基板体とを用意しておくことで、様々な車載情報表示装置に対応した生産を可能とする。
(液晶構造の遮光部による効果)
また、遮光基板体に配列された遮光部を、電圧が印加されない場合に透光率が最大であり、電圧が印加された場合に、印加電圧に応じて透光率が変化する液晶構造とすることで、情報を表示していない場合には、液晶構造に電圧を印加しないことで、後方に対する透光率が最大となり、車室の後部窓の手前に表示部を配置していても、後方視界が妨げられることはない。
また、情報を表示している場合に、液晶構造に印加する電圧を調整することで、遮光部として機能する液晶構造の透光率を必要とする任意の値に変化させることができ、運転者がバックミラーを見た場合に、眩しく感じさせない適切な明るさに調整する等の自由な遮光部の遮光度合の調整を行うことを可能とする。
(情報のカラー表示の効果)
また、発光部は、光の三原色を発光する発光部位を備え、各々の発光部が独立して所定の色で発光することで、カラー表示を含む様々な形態での情報の表示を効果的に行うことを可能とする。
(可撓性の表示基板体及び遮光基板体による効果)
また、表示基板体及び遮光基板体は、可撓性を有することで、設置場所の構造に依存することなく、設置場所の構造に合わせて、例えば湾曲させて配置することを可能とする。
本発明の車載情報表示装置を搭載した車両を示した説明図である。 車載情報表示装置の実施形態を示した説明図である。 表示部の表示裏面側を示した説明図である。 表示部の断面構造を示した説明図である。 車載情報表示装置による情報の表示状態を示した説明図である。 図5の表示情報を表示裏面から見た状態を示した説明図である。 表示基板体を取り出して示した説明図である。 表示基板体の一部を拡大して表示面側、断面及び表示裏面側を示した説明図である。 表示基板体の表示裏面側に配置される遮光部の実施形態を示した説明図である。 反射面を有する遮光部を配置した表示基板体の実施形態を示した説明図である。 表示基板体の表示裏面側に液晶構造の遮光基板体を配置した表示部の実施形態を示した説明図である。
以下に、本発明に係る車載情報表示装置の実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。なお、以下の実施形態により、本発明が限定されるものではない。
[実施形態の基本的な概念]
まず、実施形態の基本的概念について説明する。実施形態は、概略的に、車両の外部から視認可能に所定の情報を表示する車載情報表示装置に関するものである。
車載情報表示装置は、車両の外部から視認可能に所定の情報を表示面に表示するものであって、表示部と遮光部で構成されるものである。
「表示部」とは、透光性を有する表示基板体に、所定距離を超えて離れた場合に情報を視認可能な所定の間隔で複数の発光部が、例えばマトリクス状に配置され、複数の発光部の選択的な発光駆動により表示面に情報表示するものである。
ここで、「透光性を有する表示基板体」とは、光を表示面側及び表示裏面側に透過する透明な表示基板体であり、透明フィルム、透明シートや透明パネルなどを含む概念である。また表示基板体は、可撓性を有し、曲げることのできるフレキシブルな透明フィルム、透明シート、又は透明パネルや、逆に可撓性を有しない場合等を含む概念である。
また、「所定距離を超えて離れた場合に情報を視認可能な所定の間隔で複数の発光部がマトリクス状に配置され」とは、屋外などで離れた距離から映像を見る大型ビジョンのピクセルピッチ(画素間隔)などを含む概念であり、この場合一般的にピクセルピッチは最低適正視認距離により決められるものであり、例えば、ピクセルピッチと最低適正視認距離の関係が経験的に、
ピクセルピッチ(mm)×1.16×1000=最低適正視認距離(m)
の関係式により決められている。本実施形態の「最低適正視認距離」とは、例えば車室内の後部窓に設置された場合には車両に搭載された表示面の情報を後方から適正に視認可能な所定の車間距離であり、この車間距離を例えば30mとして当該関係式に当てはめると、発光部の間隔(ピクセルピッチ)は、概ね26mmとなる。
また、「発光部」とは、電気的に駆動されて光を発する発光素子であり、発光ダイオード(LED)、有機発光ダイオード(EL)、表示画素などを含む概念である。
また、発光部は、光の三原色を発光する発光部位を備え、各々の発光部が独立して所定の色で発光するものであり、情報を任意の色により表示可能とするものである。
車載情報表示装置を構成する「遮光部」とは、光を遮るものであり、発光部の各々の位置に対応して発光部より表示裏面側に配置され、配置された位置の発光部から表示裏面側へ向かう光を遮光するものである。
遮光部の機能は、発光部から表示裏面側へ向かう光を遮光して表示裏面側から見た場合、例えば車室内の後部窓に設置され運転者が後方を見た場合には、眩しさを低減するものであり、且つ、車載情報表示装置を通して車両後方を見た場合の視界を可能な限り妨げないものである。ここで、「視界を可能な限り妨げない」とは、発光部から表示裏面側へ向かう光を遮光するに必要最低限の遮光部の領域を確保し、かつ車載情報表示装置を通して車室外を視認可能とする領域を最大限確保することであり、例えば従来よりも優れた透光領域(隙間)の占める面積を90%以上、即ち、遮光部による遮光領域の占める面積を10%以下とすることで、表示裏面側(車室内側)から車載情報表示装置を通して見る車両外の視界を適切に確保可能とするものなどを含む概念である。
また、遮光部は、発光部を発光駆動した場合の遮光部からの漏れ光により表示裏面側から情報を視認可能とするものであり、表示裏面側から見た情報は左右が反転しているが、例えば車室内の後部窓に設置され運転座席からバックミラーを経由して確認する場合には更に左右が反転して映ることから、表示面に表示している情報と同じ状態で適正に視認可能とする。
また、遮光部は、発光部に相対する遮光面を反射面とすることで、発光部からの発光を効率よく利用して前方から見た表示輝度を高めることを可能とする。
また、遮光部は、発光部から表示裏面側へ向かう光を遮る度合を所定の度合に調整されることを可能とするものである。
ここで、「光を遮る度合」とは遮光部自体の遮光率を示すものであり、遮光率が100%であれば光を完全に遮り、0%であれば光を完全に透過させて遮光率の値に応じて光を遮るものである。また、遮光率は、光を透過する度合を示す透光率と逆の関係を持つものである。従って、「遮光部は、発光部から表示裏面側へ向かう光を透過させる度合(透光率)を所定の度合に調整させる」ということもできる。
また、遮光部は、表示基板体の表示裏面側に、発光部の各々の位置に対応して配置された透光性を有する遮光基板体に設けることも可能である。この場合、例えば遮光基板体の各遮光部を液晶構造とし、電圧が印加されない場合に透光率を最大とし、電圧が印加された場合に、印加電圧に応じて透光率を変化させて調整可能とすることができる。また、遮光基板体についても表示基板体と同様に可撓性を有してもよい。
以下、具体的な実施形態を説明する。以下に示す具体的な実施形態では、車載情報表示装置が車室の後部窓を通して車両の後方から視認可能な位置に設置され、遮光部は表示基板体の表示裏面側に設けられ、表示基板体は可撓性を有する場合について説明する。
[車載情報表示装置の具体的な実施形態]
車載情報表示装置の実施形態の具体的内容について、より詳細に説明する。その内容については以下のように分けて説明する。
a. 搭載車両
b. 車載情報表示装置
c. 表示部
d. 表示制御部とコントローラ
e. 表示基板体
f. 遮光部
f1. 遮光部の形状
f2. 遮光度合の調整
f3. 遮光部の反射面
f4. 液晶構造の遮光部
g.本発明の変形例
[a.搭載車両]
まず、本実施形態の車載情報表示装置を搭載した車両について、詳細に説明する。図1(A)に示すように、高速道路や自動車専用道路などの維持管理に使用される専用の車両12には、本実施形態の車載情報表示装置10が外部から表示面に表示した情報を視認可能に設置されており、設置場所は車両の外部から視認可能であれば任意であるが、例えば、図1(B)に示すように、車室の後部窓14を通して車両12の後方から視認可能な位置に設置されている。
車載情報表示装置10の表示する所定の情報には、例えば道路の運用管理に必要な所定の情報である。具体的には、道路の状態を低速で走行しながら確認するなどの点検作業を行う場合には図1(B)のように「点検中」との表示が行われ、交通事故が発生した場合には事故発生場所に移動して例えば「この先」、「事故」、「通行止」を順番に切替えて繰り返し表示され、また道路維持作業を行っている場合には作業場所に移動して「作業中」といった情報等が表示される。
本実施形態の車載情報表示装置10は、透光性を有する透明な表示部を備えるため、車室内側(表示裏面側)から、例えば運転席でバックミラー16を確認することにより、車載情報表示装置10を通して後部窓14から見える後方視界を確認可能としている。また、表示部により表示面に表示された「点検中」などの情報は、車室内側(表示裏面側)からも左右が反転した状態で視認することができ、バックミラー16を通して確認する場合には、表示裏面側から視認した場合の左右が反転した情報が更に左右が反転して映ることから、表示部の表示面側に表示している「点検中」の情報が正しい並びで視認可能となる。
[b.車載情報表示装置]
車載情報表示装置の実施形態について、より詳細に説明する。なお、以下の実施例を説明する図面では、X方向、Y方向、Z方向の直交座標系により位置を特定するものであり、X方向は左右方向(横方向)の概念を含み、Y方向は上下方向(縦方向)の概念を含み、Z方向は前後方向(表裏方向)の概念を含む。また、表側は表示面側であり、裏側は表示裏面側である。
図2に示すように、本実施形態の車載情報表示装置10は、表示部18、表示制御部28及びコントローラ30を備えるものである。
[c.表示部]
表示部18について、より詳細に説明する。一例として図2に示すように、表示部18は横長の表示枠22の中に、横長の表示基板体20を配置している。表示基板体20は透光性及び可撓性を有する透明でフレキシブルな薄膜基板体であり、表示基板体20には複数の発光部24がマトリクス状に配置されている。発光部24も透光性を有しており、発光駆動していない状態では透明となっている。また、発光部24は電気的に発光駆動される発光素子を備え、発光素子は任意であるが例えば発光ダイオード(LED)が使用される。また、表示基板体20は薄膜体であり、厚みは1mm以下であり、例えば0.6mm程度となる。また、表示基板体20の透光率は概ね80%以上となる。
表示基板体20にマトリクス状に配置された複数の発光部24は、一例として図2の左下側に取り出し拡大して示すように、矩形の素子形状であり、X方向にピクセルピッチPx、Y方向にピクセルピッチPyの間隔で配置され、Px=Pyとすることで、X方向及びY方向に同じピクセルピッチで配置されている。
ここで、発光部24のピクセルピッチPx,Pyは、所定の車間距離を超えて離れた位置から車載情報表示装置10の表示面を見た場合に、マトリクス状に配置された発光部24の選択的な発光駆動により表示されている情報を適正に視認可能とするピクセルピッチとしている。発光部24のピクセルピッチPx,Pyを決め方は任意であるが、例えば前述したピクセルピッチと最低適正視認距離の関係式に基づいて決定する場合、最低適正視認距離となる車間距離は任意であるが、例えば車間距離を30mとした場合、ピクセルピッチPx,Pyは概ね26mmとなる。以下の実施形態は、車間距離を30mとすることでピクセルピッチPx,Pyを26mmとした場合を例にとる。
表示基板体20における発光部24のマトリクス状の配置は、任意であるが、例えば、Y方向に20個、X方向に40個とした20行40列に配置しており、発光部24による画素数を20×40=800画素としている。
また、表示基板体20のサイズは、任意であるが、例えば、X方向が26mm×41=1066mm、Y方向が26mm×21=546mmとしており、図1に示したように、車両10の車室内に設置して後部窓14を通して車室外から表示面に表示した情報を視認可能なサイズとしている。
図3は表示部18の表示裏面側を示している。表示枠22に支持された発光表示体20の表示裏面側には、図2に示した発光部24の各々に対応する表示裏面側を覆う位置に、遮光部26がマトリクス状に配置されている。遮光部26は、配置された位置の発光部24が発光駆動した場合に表示裏面側に向う光を所定の度合いで遮光するものであり、発光部24を表示裏面側から覆い隠す形状及びサイズとしている。
表示基板体20の表示裏面側に配置された複数の遮光部26は、一例として図3の右下に取り出し拡大して示すように、発光部24の矩形形状の対角線の長さを直径として外接する円形形状か、又は、それより大きい直径の円形形状であり、発光部24と同様に、X方向にピクセルピッチPx、Y方向にピクセルピッチPyの間隔で配置され、Px=Pyとすることで、X方向及びY方向に同じピクセルピッチで配置され、Px=Py=26mmとしている。
遮光部26は光を透光しないか又は透光率が低くなるように所定の度合いで遮光することから、表示裏面側から透明な表示基板体20を通して見た視界は遮光部26の領域が妨げられることになる。しかしながら、表示基板体20の透光領域が占める面積を例えば90%以上とするように、遮光部26の表示基板体20の全体に占める面積を10%以下としているため、遮光部26による視界領域の低下はほぼなく、表示裏面側から車載情報表示装置10を通しての車両後方の視界を十分に確保し適切に視認可能としている。
一例として6mm×6mmの矩形形状の発光部24である場合、その対角線の長さは約8.5mmであり、矩形形状の発光部24を覆い隠す遮光素子26の円形形状の最小サイズは、発光部24の矩形形状に外接する直径約8.5mmの円形形状となる。この場合、遮光部26の1つ当りの面積は約57mm2であり、遮光部26の総面積は約45,240mm2となる。一方、表示基板体20の面積は1066mm×546mm=582,036mm2となる。このため表示基板体20の中で遮光領域が占める面積は全体の約8%であり、遮光部26を配置しても表示基板体20の透光領域は約92%であり、表示裏面側からの視認性が損なわれることはない。
一方、透光領域が占める面積を90%とした場合の遮光部26の一つ当りの面積は約73mm2であり、遮光部26の直径は約10mmとなる。このため、当該一例においては表示基板体20の透光領域が占める面積が例えば90%~92%となる範囲、換言すれば、遮光部26の占める面積が例えば8%~10%となる範囲で、遮光部26のサイズを適宜に決定すればよい。
また、表示裏面側からの視認性を高めるためには遮光部26のサイズを小さくする必要があり、一方、表示裏面側から見た場合の遮光部の周囲から漏れ光等による眩しさを低減するためには遮光部26のサイズを大きくする必要があるため、両者が適当となるように遮光部26のサイズ(直径)を決定することになる。
図4は表示部18の支持構造を示した説明図であり、図4(A)に断面図を示し、図4(B)に組立分解図を示している。図4に示すように、表示部18は横長の表示枠22の裏側の段部に、表示基板体20に続いてアクリル樹脂等の透光性を有する透光支持板25が配置され、後枠部材22aを表示枠22の裏側に固定することにより、表示枠22に表示基板体20と透光支持板25を積層した状態で組込み固定している。
透光支持板25は、可撓性を有する表示基板体20を平面状態に保持し、且つ、物が当たった場合に保護するために設けている。なお、透光支持板25は表示基板体20の表示面側に配置してもよいし、また、表示基板体20を挟むように両面側に配置してもよい。更に、表示枠22により発光表示体20を周囲から張力を加えて平面状態を保持する場合や上下に吊るして保持する場合には、透光支持板25は必ずしも設けなくてもよい。
[d.表示制御部とコントローラ]
表示制御部28とコントローラ30について、より詳細に説明する。一例として表示制御部28は車両のバッテリィー電源、例えばDC12Vにより動作するものであり、コントローラ30から公知の無線通信方式により送信された表示情報を含む信号を受信し、表示部18にマトリクス状に配置された複数の発光部24を選択的に発光駆動し、図5に示すように、発光駆動した発光部24による発光点38の並びによって、例えば「点検中」を表示させる。
コントローラ30は、一例として携帯可能であり、運転席側で使用され、シガープラグ32のシガーコネクタへの差し込みによりDC12Vの供給を受けて動作するものである。コントローラ30にはディスプレイ34と各種の操作スイッチ等を備えた操作部36が設けられている。コントローラ30には「点検中」、「この先 事故 通行止」などの道路の運用管理に必要な情報が予め登録されており、所定の選択操作によりディスプレイ34に必要とする情報を表示して選択し、選択後に所定表示開始操作を行うと、選択した表示情報を含む信号が表示制御部28へ無線送信され、表示部18により表示面に例えば「点検中」との表示が行われる。
この場合、表示部18の表示裏面側には、図6に示すように、発光駆動した発光部24から表示裏面側に向う光が所定の度合いで遮光部26に遮られるが、遮光部26からの漏れ光により遮光部26の周囲が明るくなることで、遮光部26が黒っぽく浮き上がって見える裏面発光点40の並びにより、現在表示している「点検中」を左右反転した情報が表示される。この表示部18の表示裏面に左右反転して表示された情報を、例えば図1に示したバックミラー16に映してみると、現在表示中の「点検中」となり、コントローラ30の操作者は、バックミラー16によって現在表示している情報をコントローラで確認するのではなく、車載情報表示装置に現に表示されている情報表示で簡単且つ容易に確認することができる。
[e.表示基板体]
表示部18に設けられた表示基板体20について、より詳細に説明する。一例として図7は表示基板体20を取り出し、一部を省略して示している。また、図8は表示基板体の一部を取り出し拡大して示しており、図8(A)に表示面側を示し、図8(B)に断面を示し、図8(C)に表示裏面側を示している。
図8(B)に示すように、表示基板体20は、1組の基板44,46と、基板44,46の間に形成された樹脂層50を有している。基板44は、図7に示すように、長手方向をY方向とするフィルム状の部材であり、80列に分けて設けられている。また、基板46は表示部18の縦横サイズに対応した矩形のフィルム状の部材である。基板44,46は、少なくとも発光部で発光する光に対して透光性を有する。基板44、46の透光率は、概ね90%程度である。また、基板44,46は、可撓性を有する。基板44,46の素材は任意であるが、例えば、ポリエチレンテレフタレート(PET)やアクリル樹脂などが用いられる。
基板44の表示裏面側である裏面には、導体層48が形成されている。導体層48は、銅(Cu)や銀(Ag)などの金属材料からなる金属層であり、例えば、蒸着膜や、スパッタ膜として形成される。
基板44と基板46の間には発光部24が配置され、樹脂層50により保持されている。樹脂層50は絶縁体として機能し、透光性を有する熱硬化性樹脂又は熱可塑性樹脂が用いられる。
発光部24は一辺が例えば6mm程度の矩形となるLEDチップ(発光ダイオード)であり、赤色LED、緑色LED、及び青色LEDを一組として配置しており、各LEDのカソード側が導体層48のプラス側のラインパターンに共通に接続され、各LEDのアノード側が導体層48の個別のラインパターン、即ち、赤色ラインパターン、緑色ラインパターン、及び青色ラインパターンに接続されている。
導体層48の各ラインパターンは図7に示すフレキシブルケーブル42により外部に引き出され、図1に示した表示制御部28に接続される。表示制御部28には表示基板体20の各発光部24からの赤色、緑色、青色の各ラインパターンをスイッチング素子により選択してマイナス側ラインに接続することで、各LEDに電流を流してR、G、Bの比率で決まる色を発光可能としている。
基板44の表示裏面側に配置された基板46の表示裏面側である裏面には、図8(C)に示すように、発光部24に相対した位置の表示裏面側を覆って遮光部26が配置されている。遮光部26は発光駆動された発光部24から表示裏面側に向う光を所定の度合いで遮るものであり、遮光部26の素材は任意であり、例えば、黒色系の塗料などが使用される。また、基板46の裏面に遮光部46を配置する方法は任意であり、例えば、塗布、印刷、貼着、積層又は蒸着などの公知の手法により配置されるものである。
図8(B)に示すように、発光部24を発光駆動した場合、発光部24から表示面側へ向かう光は基板44をそのまま透過して矢印aで示すように出射される。ここで、発光部24の配光分布(配光特性)は、前方及び後方のそれぞれで略円形となり、このため前方から見ると図5に示したように、発光点38として視認され、その配列から例えば「点検中」が視認される。
一方、発光部24から後方へ向かう光は、基板46の裏面に配置された遮光部26で遮られる。しかしながら、矢印bで示すように、遮光部26の周囲からの漏れ光として一部の光が後方へ出射される。このため表示基板体20を表示裏面側から見ると、漏れ光による明るい領域の中に遮光部26による黒い部分が浮き上がって見える状態となり、図6に示したように、裏面発光点40として視認され、表示面に表示中の情報「点検中」が左右反転された文字列として視認される。
[f.遮光部]
(f1.遮光部の形状)
遮光部26について、更に詳細に説明する。遮光部26の形状は、図8(C)に示したように、発光部24の表示裏面側を覆う円形形状としているが任意であり、発光部24と同じ矩形形状又はそれ以上の多角形形状或いは楕円形状としてもよい。
例えば、遮光部26を矩形形状とした場合、遮光部26の最小サイズは、発光部24と同じ一辺6mmの矩形形状となり、この場合、表示基板体20に占める遮光領域の面積は28,800mm2となり、約5%を占める。また、表示基板体20の透光領域が占める面積90%を実現する遮光部26の1つ当りの面積は、前述したように73mm2であることから、この場合の矩形形状の遮光部26の一辺の長さは約8.5mmとなる。このため、表示基板体20で透光領域が占める面積を90%~95%とするためには、矩形形状の遮光部26の一辺の長さを6mm~8.5mmとする範囲で、遮光部26のサイズを適宜に決定すればよい。
(f2.遮光度合の調整)
また、遮光部46は、発光部24から表示裏面側に照射される光を完全に遮光する又は透光率が低くなるように所定の度合いで遮光するものであり、光を遮る度合を所定度合に調整するようにしてもよい。遮光部26の遮光度合の調整は任意であるが、例えば、遮光部26の色の濃度や色彩などを変更することで調整が可能である。
図9(A)(B)は円形形状の遮光部26について、色の濃度を変更したものであり、図9(A)の遮光度合を100%とする色の濃度とし、図9(B)は遮光度合を例えば50%とする色の濃度としている。また、図9(C)~(F)は、色の濃度による遮光度合が例えば100%であるが、円形スリット穴26a、矩形スリット穴26b、格子スリット26c、放射スリット26dを形成した遮光部26とすることで、遮光する光の一部を表示裏面側に照射しており、これにより遮光度合を調整するものである。
(f3.遮光部の反射面)
また、遮光部26として、例えば図10に示すように、発光部24に相対した遮光部26の面を反射面27としてもよい。反射面27を有する遮光部26の素材は、反射率の高い素材であれば任意であり、例えば、アルミニウムなどの金属膜を使用する。
遮光部26に反射面27を形成した場合、発光部24の発光駆動により表示裏面側へ向かう光は、反射面27で反射して矢印cのように前方へ向かい、発光部24から直接前方へ向かう矢印aの光に加わることで、表示面側から見た発光点の輝度を高めることができる。
(f4.液晶構造の遮光部)
また、遮光部26として、図11に示すように、液晶構造を使用してもよい。ここで、図11(A)は表示面側を示し、図11(B)は断面を示し、図11(C)は表示裏面側を示している。
図11に示す表示基板体20は、図8に示したと同様の構造であり、基板46の裏面に遮光部26を配置せず、新たに液晶遮光部60を配置した遮光基板体52を設けたことを特徴とする。
遮光基板体52は、透光性を有する一対のガラス基板54,56の間に、樹脂層58により保持された液晶遮光部60が、表示基板体20の発光部24の各々に相対してマトリクス状に配置されている。液晶遮光部60は公知の液晶構造であり、電圧を印加しない場合は透光率が最大で透明となっており、電圧を印加すると、印加する電圧に応じて透光率が変化し、設定した所定の透光率とすることで、発光部24から表示裏面側へ向かう光の全て又は所定の度合いで遮ることができる。
なお、本実施形態は、遮光基板体52に複数の液晶遮光部60を配置しているが、遮光基板体52を透光性及び可撓性を有するフィルム又はシートとし、そこに例えば図8に示した遮光部26を印刷等により配置し、これを表示基板体20の表示裏面側に積層配置してもよい。
[g.本発明の変形例]
本発明による車載情報表示装置の変形例について、より詳細に説明する。本発明の車載情報表示装置は、上記の実施形態以外に、以下の変形を含むものである。
(発光部と遮光部)
上記の実施形態における発光部の寸法は一例であり、発光部の大きさや形状に応じて、発光部を遮光する適宜の大きさ・形状の遮光部を採用してもよい。また、遮光部は発光部全体を遮光するため発光部以上の大きさとすることが好適であるが、漏れ光等による眩しさが視認者に悪影響を与えない等の完全に発光部全体を遮光する必要がない場合は、発光部のほとんど、例えば90%以上を遮光する程度の大きさとしてもよい。
(表示部の分割構造)
上記の実施形態は、表示基板体20を表示部18の縦横サイズに対応した1枚サイズとして発光部24を20行40列のマトリクス状に配置した800画素としているが、これに限定されず、これより小さいサイズに分割してもよい。例えば、1枚の表示基板体20として、20行20列に発光部24をピクセルピッチ26mmでマトリクス状に配置して400画素とし、これにより1文字の表示を可能とし、この場合、表示基板体20の縦横サイズは546mm×546mmとなり、これを複数枚並べて、表示部18を構成してもよい。
(遮光部の配置)
上記の実施形態では、遮光部は表示基板体20の表示裏面側となる裏面又は遮光基板体52の表示裏面側となる裏面に配置されているが、これに限定されず、発光部24より表示裏面側に配置され、表示裏面側に照射される光を完全に遮光する又は透光率が低くなるように所定の度合いで遮光できる位置に配置されればよい。
(湾曲配置)
上記の実施形態では、表示基板体20及び遮光基板体52は可撓性を有するものであるため、平面状態を保持させずに湾曲させて車載情報表示装置を設置してもよい。湾曲配置が可能なことで設置場所の構造に車載情報表示装置を合わせて設置することができる。
(車両の搭載)
上記の実施形態は、車室の後部窓を通して車両の後方から視認可能な位置に車載情報表示装置を設置しているが、これに限定されず、後部窓以外の車室窓を通して車両の外部から視認可能な位置に車載情報表示装置を設置してもよい。
(車両以外の使用)
上記の実施形態は、道路の運用管理に使用される車両に車載情報表示装置を設置する場合を例にとっているが、これに限定されず、適宜の移動体を含む。更に、車両などの移動体に限定されず、室内の窓を通して建物の外部から視認可能な位置に設置する場合を含むものである。
(その他)
また本発明は上記の実施形態に限定されず、その目的と利点を損なうことのない適宜の変形を含み、更に上記の実施形態に示した数値による限定は受けない。
10:車載情報表示装置
12:車両
14:後部窓
16:バックミラー
18:表示部
20:表示基板体
22:表示枠
22a:後枠部材
24:発光部
25:透光支持板
26:遮光部
26a:円形スリット穴
26b:矩形スリット穴
26c:格子スリット
26d:放射スリット
27:反射面
28:表示制御部
30:コントローラ
32:シガープラグ
34:ディスプレイ
36:操作部
38:発光点
40:裏面発光点
42:フレキシブルケーブル
44,46:基板
48:導
50,58:樹脂層
52:遮光基板体
54,56:ガラス基板
60:液晶遮光部

Claims (10)

  1. 車両の外部から視認可能に所定の情報を表示面に表示する車載情報表示装置であって、
    透光性を有する表示基板体に配置され、前記表示面側とその反対面側の2方向に光を出射する複数の発光部と、
    前記複数の発光部の各々の位置に対応した前記反対面側となる表示裏面側に配置され、配置された位置の前記複数の発光部から前記表示裏面側へ出射された光を遮光する複数の遮光部と、
    を備え、
    前記複数の発光部は、発光したときの前記複数の遮光部から前記表示裏面側への漏れ光が、前記表示裏面側からの目視に対し前記複数の遮光部の周囲が当該遮光部より明るく視認される裏面発光点を形成し、
    前記複数の遮光部は、前記裏面発光点の並びにより前記表示裏面側から前記表示面に表示されている前記情報が視認可能となるように配置されたことを特徴とする車載情報表示装置。
  2. 車両の外部から視認可能に所定の情報を表示面に表示する車載情報表示装置であって、
    透光性を有する表示基板体に配置され、前記表示面側とその反対面側の2方向に光を出射する複数の発光部と
    所定距離を超えて離れた場合に前記情報を視認可能な所定の間隔で前記複数の発光部がマトリクス状に配置され、前記複数の発光部の選択的な発光駆動により前記表示面に前記情報を表示する表示部と、
    前記複数の発光部の各々の位置に対応した前記反対面側となる表示裏面側に配置され、配置された位置の前記複数の発光部から前記表示裏面側へ出射された光を遮光する複数の遮光部と、
    を備え、
    前記表示部は、前記複数の発光部が発光駆動されたときの前記複数の遮光部から前記表示裏面側への漏れ光が、前記表示裏面側からの目視に対し前記複数の遮光部の周囲が当該遮光部より明るく視認される裏面発光点を形成し、
    前記複数の遮光部は、前記裏面発光点の並びにより前記表示裏面側から前記表示面に表示されている前記情報が視認可能となるように配置されたことを特徴とする車載情報表示装置。
  3. 請求項1又は2記載の車載情報表示装置であって、
    前記表示裏面側からの目視に対し左右が反転した裏面発光点の並びによる情報が、バックミラーで反射して更に左右が反転し、前記表示面側から目視したときと同様に視認可能な位置に設置されたことを特徴とする車載情報表示装置。
  4. 請求項1乃至3何れかに記載の車載情報表示装置であって、
    車室の後部窓を通して車両の後方から視認可能な位置に設置されたことを特徴とする車載情報表示装置。
  5. 請求項1乃至4何れかに記載の車載情報表示装置であって、
    前記遮光部は、前記発光部に相対するに反射面を備えたことを特徴とする車載情報表示装置。
  6. 請求項1乃至5何れかに記載の車載情報表示装置であって、
    前記遮光部は、前記発光部から前記表示裏面側へ向かう光を遮る度合が、色の濃度により、又は光を遮らない所定形状のスリットの形成により所定の度合に調整されたことを特徴とする車載情報表示装置。
  7. 請求項1乃至6何れかに記載の車載情報表示装置であって、
    前記表示基板体の前記表示裏面側に、前記発光部の各々の位置に対応して前記遮光部が配置された透光性を有する遮光基板体が設けられたことを特徴とする車載情報表示装置。
  8. 請求項7記載の車載情報表示装置であって、
    前記遮光基板体に配置された前記遮光部は、電圧が印加されない場合に透光率が最大であり、電圧が印加された場合に、印加電圧に応じて透光率が変化する液晶構造を備えたことを特徴とする車載情報表示装置。
  9. 請求項1乃至8何れかに記載の車載表示情報装置であって、
    前記発光部は、光の三原色を発光する発光部位を備え、各々の発光部が独立して所定の色で発光することを特徴とする車載表示情報装置。
  10. 請求項1乃至9何れかに記載の車載情報表示装置であって、
    前記表示基板体、又は遮光基板体を備える場合は前記表示基板体と遮光基板体が可撓性を有することを特徴とする車載情報表示装置。
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