JP7635007B2 - 車載情報表示装置 - Google Patents
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Description
本発明は、車両の外部から視認可能に所定の情報を表示面に表示する車載情報表示装置であって、
透光性を有する表示基板体に配置され、前記表示面側とその反対面側の2方向に光を出射する複数の発光部と、
複数の発光部の各々の位置に対応した反対面側となる表示裏面側に配置され、配置された位置の発光部から表示裏面側へ出射された光を遮光する複数の遮光部と、
を備え、
複数の発光部は、発光したときの複数の遮光部から表示裏面側への漏れ光が、表示裏面側からの目視に対し複数の遮光部の周囲が当該遮光部より明るく視認される裏面発光点を形成し、
複数の遮光部は、裏面発光点の並びにより表示裏面側から表示面に表示されている情報が視認可能となるように配置されたことを特徴とする。
本発明は、車両の外部から視認可能に所定の情報を表示面に表示する車載情報表示装置であって、
透光性を有する表示基板体に配置され、前記表示面側とその反対面側の2方向に光を出射する複数の発光部と、
所定距離を超えて離れた場合に、情報を視認可能な所定の間隔で複数の発光部がマトリクス状に配置され、複数の発光部の選択的な発光駆動により表示面に情報を表示する表示部と、
複数の発光部の各々の位置に対応した反対面側となる表示裏面側に配置され、配置された位置の複数の発光部から表示裏面側へ出射された光を遮光する複数の遮光部と、
を備え、
表示部は、複数の発光部が発光駆動されたときの複数の遮光部から表示裏面側への漏れ光が、表示裏面側からの目視に対し複数の遮光部の周囲が当該遮光部より明るく視認される裏面発光点を形成し、
複数の遮光部は、裏面発光点の並びにより表示裏面側から表示面に表示されている情報が視認可能となるように配置されたことを特徴とする。
表示裏面側からの目視に対し左右が反転した裏面発光点の並びによる情報が、バックミラーで反射して更に左右が反転、表示面側から目視したときと同様に視認可能な位置に設置される。
車室の後部窓を通して車両の後方から視認可能な位置に設置される。
遮光部は、発光部に相対する面に反射面を備える。
遮光部は、発光部から表示裏面側へ向かう光を遮る度合が、色の濃度により、又は光を遮らない所定形状のスリットの形成により所定の度合に調整される。
表示基板体の表示裏面側に、発光部の各々の位置に対応して遮光部が配置された透光性を有する遮光基板体が設けられる。
遮光基板体に配置された遮光部は、電圧が印加されない場合に透光率が最大であり、電圧が印加された場合に、印加電圧に応じて透光率が変化する液晶構造を備える。
発光部は、光の三原色を発光する発光部位を備え、各々の発光部が独立して所定の色で発光する。
表示基板体、又は遮光基板体を備える場合は表示基板体と遮光基板体が可撓性を有する。
本発明の車載情報表示装置によれば、透光性を有する表示基板体に複数の発光部を設けていても、各発光部の位置の表示裏面側を覆う遮光部により発光部から表示裏面側へ向う光が遮られることで、発光部から直接光を受けることなく、車室内(表示裏面側)から情報表示状態の車載情報表示装置と通して車室外の確認を安全かつ容易に行うことができる。
また、発光部の発光駆動により表示部で情報表示を行うと、各発光部の位置に対応して遮光部が配置されていることで、発光部からの光が表示裏面側に直接照射されることはないが、遮光部の周囲からの漏れ光によって遮光部が黒っぽく浮き上がるように車室内からは見え、運転者は現に表示面に表示している情報を漏れ光と遮光部により左右反転した状態で視認することができ、表示されている内容をコントローラで確認することなく、かつ車室外に出ることなく、現に表示されている情報を確認することができる。
また、車載情報表示装置は、バックミラー等のミラーにより後方を確認した場合、左右が反転した情報が更に反転して、車室外へ向けて表示している表示と同じ状態で情報を確認することができ、表示している情報を容易に視認することができる。
また、遮光部は、発光部に相対する遮光面を反射面とすることで、発光部から表示裏面側へ向かう光を表示面側に反射し、表示面側に対する光の照射度合を向上させ、発光部の輝度を高めることを可能とする。特に、透光性を有する表示基板体に設けられた発光部は、表と裏の両面に光を出射する配向特性を持つが、発光部から表示裏面側へ向かう光が遮光部の反射面により反射されることで、前方への配光特性が向上し、発光部の前方から見た輝度を高めることを可能とする。
また、遮光部は、発光部から表示裏面側へ向かう光を遮る度合が所定の度合に調整されることで、車室内から見た場合に眩しく感じない適切な明るさに調整させると同時に、遮光部自身を透過した光による表示裏面での情報表示が行われ、現に表示されている表示情報を車室内から確認し易くする。
また、表示基板体の表示裏面側に、各発光部の位置に対応して遮光部が配置された透光性を有する遮光基板体が設けられることで、発光部を配置した表示基板体と遮光部を配置した遮光基板体との積層又は重ね合わせにより、発光部の表示裏面側に遮光部を配置した構造を簡単に生産可能とする。また、例えば発光が異なる複数種類の発光部を有する表示基板体と、遮光度合の異なる複数種類の遮光部を有する遮光基板体とを用意しておくことで、様々な車載情報表示装置に対応した生産を可能とする。
また、遮光基板体に配列された遮光部を、電圧が印加されない場合に透光率が最大であり、電圧が印加された場合に、印加電圧に応じて透光率が変化する液晶構造とすることで、情報を表示していない場合には、液晶構造に電圧を印加しないことで、後方に対する透光率が最大となり、車室の後部窓の手前に表示部を配置していても、後方視界が妨げられることはない。
また、発光部は、光の三原色を発光する発光部位を備え、各々の発光部が独立して所定の色で発光することで、カラー表示を含む様々な形態での情報の表示を効果的に行うことを可能とする。
また、表示基板体及び遮光基板体は、可撓性を有することで、設置場所の構造に依存することなく、設置場所の構造に合わせて、例えば湾曲させて配置することを可能とする。
まず、実施形態の基本的概念について説明する。実施形態は、概略的に、車両の外部から視認可能に所定の情報を表示する車載情報表示装置に関するものである。
ピクセルピッチ(mm)×1.16×1000=最低適正視認距離(m)
の関係式により決められている。本実施形態の「最低適正視認距離」とは、例えば車室内の後部窓に設置された場合には車両に搭載された表示面の情報を後方から適正に視認可能な所定の車間距離であり、この車間距離を例えば30mとして当該関係式に当てはめると、発光部の間隔(ピクセルピッチ)は、概ね26mmとなる。
車載情報表示装置の実施形態の具体的内容について、より詳細に説明する。その内容については以下のように分けて説明する。
a. 搭載車両
b. 車載情報表示装置
c. 表示部
d. 表示制御部とコントローラ
e. 表示基板体
f. 遮光部
f1. 遮光部の形状
f2. 遮光度合の調整
f3. 遮光部の反射面
f4. 液晶構造の遮光部
g.本発明の変形例
まず、本実施形態の車載情報表示装置を搭載した車両について、詳細に説明する。図1(A)に示すように、高速道路や自動車専用道路などの維持管理に使用される専用の車両12には、本実施形態の車載情報表示装置10が外部から表示面に表示した情報を視認可能に設置されており、設置場所は車両の外部から視認可能であれば任意であるが、例えば、図1(B)に示すように、車室の後部窓14を通して車両12の後方から視認可能な位置に設置されている。
車載情報表示装置の実施形態について、より詳細に説明する。なお、以下の実施例を説明する図面では、X方向、Y方向、Z方向の直交座標系により位置を特定するものであり、X方向は左右方向(横方向)の概念を含み、Y方向は上下方向(縦方向)の概念を含み、Z方向は前後方向(表裏方向)の概念を含む。また、表側は表示面側であり、裏側は表示裏面側である。
表示部18について、より詳細に説明する。一例として図2に示すように、表示部18は横長の表示枠22の中に、横長の表示基板体20を配置している。表示基板体20は透光性及び可撓性を有する透明でフレキシブルな薄膜基板体であり、表示基板体20には複数の発光部24がマトリクス状に配置されている。発光部24も透光性を有しており、発光駆動していない状態では透明となっている。また、発光部24は電気的に発光駆動される発光素子を備え、発光素子は任意であるが例えば発光ダイオード(LED)が使用される。また、表示基板体20は薄膜体であり、厚みは1mm以下であり、例えば0.6mm程度となる。また、表示基板体20の透光率は概ね80%以上となる。
表示制御部28とコントローラ30について、より詳細に説明する。一例として表示制御部28は車両のバッテリィー電源、例えばDC12Vにより動作するものであり、コントローラ30から公知の無線通信方式により送信された表示情報を含む信号を受信し、表示部18にマトリクス状に配置された複数の発光部24を選択的に発光駆動し、図5に示すように、発光駆動した発光部24による発光点38の並びによって、例えば「点検中」を表示させる。
表示部18に設けられた表示基板体20について、より詳細に説明する。一例として図7は表示基板体20を取り出し、一部を省略して示している。また、図8は表示基板体の一部を取り出し拡大して示しており、図8(A)に表示面側を示し、図8(B)に断面を示し、図8(C)に表示裏面側を示している。
(f1.遮光部の形状)
遮光部26について、更に詳細に説明する。遮光部26の形状は、図8(C)に示したように、発光部24の表示裏面側を覆う円形形状としているが任意であり、発光部24と同じ矩形形状又はそれ以上の多角形形状或いは楕円形状としてもよい。
また、遮光部46は、発光部24から表示裏面側に照射される光を完全に遮光する又は透光率が低くなるように所定の度合いで遮光するものであり、光を遮る度合を所定度合に調整するようにしてもよい。遮光部26の遮光度合の調整は任意であるが、例えば、遮光部26の色の濃度や色彩などを変更することで調整が可能である。
また、遮光部26として、例えば図10に示すように、発光部24に相対した遮光部26の面を反射面27としてもよい。反射面27を有する遮光部26の素材は、反射率の高い素材であれば任意であり、例えば、アルミニウムなどの金属膜を使用する。
また、遮光部26として、図11に示すように、液晶構造を使用してもよい。ここで、図11(A)は表示面側を示し、図11(B)は断面を示し、図11(C)は表示裏面側を示している。
本発明による車載情報表示装置の変形例について、より詳細に説明する。本発明の車載情報表示装置は、上記の実施形態以外に、以下の変形を含むものである。
上記の実施形態における発光部の寸法は一例であり、発光部の大きさや形状に応じて、発光部を遮光する適宜の大きさ・形状の遮光部を採用してもよい。また、遮光部は発光部全体を遮光するため発光部以上の大きさとすることが好適であるが、漏れ光等による眩しさが視認者に悪影響を与えない等の完全に発光部全体を遮光する必要がない場合は、発光部のほとんど、例えば90%以上を遮光する程度の大きさとしてもよい。
上記の実施形態は、表示基板体20を表示部18の縦横サイズに対応した1枚サイズとして発光部24を20行40列のマトリクス状に配置した800画素としているが、これに限定されず、これより小さいサイズに分割してもよい。例えば、1枚の表示基板体20として、20行20列に発光部24をピクセルピッチ26mmでマトリクス状に配置して400画素とし、これにより1文字の表示を可能とし、この場合、表示基板体20の縦横サイズは546mm×546mmとなり、これを複数枚並べて、表示部18を構成してもよい。
上記の実施形態では、遮光部は表示基板体20の表示裏面側となる裏面又は遮光基板体52の表示裏面側となる裏面に配置されているが、これに限定されず、発光部24より表示裏面側に配置され、表示裏面側に照射される光を完全に遮光する又は透光率が低くなるように所定の度合いで遮光できる位置に配置されればよい。
上記の実施形態では、表示基板体20及び遮光基板体52は可撓性を有するものであるため、平面状態を保持させずに湾曲させて車載情報表示装置を設置してもよい。湾曲配置が可能なことで設置場所の構造に車載情報表示装置を合わせて設置することができる。
上記の実施形態は、車室の後部窓を通して車両の後方から視認可能な位置に車載情報表示装置を設置しているが、これに限定されず、後部窓以外の車室窓を通して車両の外部から視認可能な位置に車載情報表示装置を設置してもよい。
上記の実施形態は、道路の運用管理に使用される車両に車載情報表示装置を設置する場合を例にとっているが、これに限定されず、適宜の移動体を含む。更に、車両などの移動体に限定されず、室内の窓を通して建物の外部から視認可能な位置に設置する場合を含むものである。
また本発明は上記の実施形態に限定されず、その目的と利点を損なうことのない適宜の変形を含み、更に上記の実施形態に示した数値による限定は受けない。
12:車両
14:後部窓
16:バックミラー
18:表示部
20:表示基板体
22:表示枠
22a:後枠部材
24:発光部
25:透光支持板
26:遮光部
26a:円形スリット穴
26b:矩形スリット穴
26c:格子スリット
26d:放射スリット
27:反射面
28:表示制御部
30:コントローラ
32:シガープラグ
34:ディスプレイ
36:操作部
38:発光点
40:裏面発光点
42:フレキシブルケーブル
44,46:基板
48:導体層
50,58:樹脂層
52:遮光基板体
54,56:ガラス基板
60:液晶遮光部
Claims (10)
- 車両の外部から視認可能に所定の情報を表示面に表示する車載情報表示装置であって、
透光性を有する表示基板体に配置され、前記表示面側とその反対面側の2方向に光を出射する複数の発光部と、
前記複数の発光部の各々の位置に対応した前記反対面側となる表示裏面側に配置され、配置された位置の前記複数の発光部から前記表示裏面側へ出射された光を遮光する複数の遮光部と、
を備え、
前記複数の発光部は、発光したときの前記複数の遮光部から前記表示裏面側への漏れ光が、前記表示裏面側からの目視に対し前記複数の遮光部の周囲が当該遮光部より明るく視認される裏面発光点を形成し、
前記複数の遮光部は、前記裏面発光点の並びにより前記表示裏面側から前記表示面に表示されている前記情報が視認可能となるように配置されたことを特徴とする車載情報表示装置。
- 車両の外部から視認可能に所定の情報を表示面に表示する車載情報表示装置であって、
透光性を有する表示基板体に配置され、前記表示面側とその反対面側の2方向に光を出射する複数の発光部と、
所定距離を超えて離れた場合に、前記情報を視認可能な所定の間隔で前記複数の発光部がマトリクス状に配置され、前記複数の発光部の選択的な発光駆動により前記表示面に前記情報を表示する表示部と、
前記複数の発光部の各々の位置に対応した前記反対面側となる表示裏面側に配置され、配置された位置の前記複数の発光部から前記表示裏面側へ出射された光を遮光する複数の遮光部と、
を備え、
前記表示部は、前記複数の発光部が発光駆動されたときの前記複数の遮光部から前記表示裏面側への漏れ光が、前記表示裏面側からの目視に対し前記複数の遮光部の周囲が当該遮光部より明るく視認される裏面発光点を形成し、
前記複数の遮光部は、前記裏面発光点の並びにより前記表示裏面側から前記表示面に表示されている前記情報が視認可能となるように配置されたことを特徴とする車載情報表示装置。
- 請求項1又は2記載の車載情報表示装置であって、
前記表示裏面側からの目視に対し左右が反転した裏面発光点の並びによる情報が、バックミラーで反射して更に左右が反転し、前記表示面側から目視したときと同様に視認可能な位置に設置されたことを特徴とする車載情報表示装置。
- 請求項1乃至3何れかに記載の車載情報表示装置であって、
車室の後部窓を通して車両の後方から視認可能な位置に設置されたことを特徴とする車載情報表示装置。
- 請求項1乃至4何れかに記載の車載情報表示装置であって、
前記遮光部は、前記発光部に相対する面に反射面を備えたことを特徴とする車載情報表示装置。
- 請求項1乃至5何れかに記載の車載情報表示装置であって、
前記遮光部は、前記発光部から前記表示裏面側へ向かう光を遮る度合が、色の濃度により、又は光を遮らない所定形状のスリットの形成により所定の度合に調整されたことを特徴とする車載情報表示装置。
- 請求項1乃至6何れかに記載の車載情報表示装置であって、
前記表示基板体の前記表示裏面側に、前記発光部の各々の位置に対応して前記遮光部が配置された透光性を有する遮光基板体が設けられたことを特徴とする車載情報表示装置。
- 請求項7記載の車載情報表示装置であって、
前記遮光基板体に配置された前記遮光部は、電圧が印加されない場合に透光率が最大であり、電圧が印加された場合に、印加電圧に応じて透光率が変化する液晶構造を備えたことを特徴とする車載情報表示装置。
- 請求項1乃至8何れかに記載の車載表示情報装置であって、
前記発光部は、光の三原色を発光する発光部位を備え、各々の発光部が独立して所定の色で発光することを特徴とする車載表示情報装置。
- 請求項1乃至9何れかに記載の車載情報表示装置であって、
前記表示基板体、又は遮光基板体を備える場合は前記表示基板体と遮光基板体が可撓性を有することを特徴とする車載情報表示装置。
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