JP7637424B2 - ソファ - Google Patents
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Description
(1)背凭れをソファの座面の上で前後移動させて、背凭れと背中の間の間隔を調整することができるので、着座者が着座位置を前後にずらしたり、背凭れと背中の間に入れたりするクッションを別途用意したり、クッションを出し入れする煩わしさがない。
(2)背クッションを、背凭れの上に載せてヘッドレストとしても、背凭れの前に降ろして支持クッションとしても使用することができるので、ソファを、着座者が楽な姿勢になるように使い分けることができる。
(3)受け材が背クッションの背面側で背凭れの上に立ち上がるので、受け材で背クッションを支持することができる。また、背クッションを支持するための支持具を別途用意する必要もない。
本発明のソファの実施形態の一例を、図面を参照して説明する。本発明のソファの形状、サイズ等はどのようなものであってもよい。一例として図1~図10に示したソファは袖や脚等を図示していないものである。本発明のソファは一人掛け用、二人掛け用以上のいずれであってもよい。一例である図11(a)(b)は二人掛け用のソファ、図12(a)(b)は三人掛け用のソファである。
背凭れ3は座1の座面2の後方位置(図3(c))から前方位置(図3(d))まで前方移動可能であり、前方位置(図3(d))から後方位置(図3(c))まで後方移動(戻り移動)可能である。図3(c)の後方位置から図3(d)の前方位置への移動は、手動或いは電動で自動的に行うことができる。手動で行う場合は、例えば、座1に着座している人が、両腕を後ろに回して背凭れ3を前方に引き寄せる(前方移動させる)ことにより行うことができる。図3(d)の前方位置から図3(c)の後方位置への移動は、座1に着座している人が、両腕を後ろに回して背凭れ3を後方に押す(後方移動させる)ことにより行うことができる。
背クッション4は図3(a)~(c)のように背凭れ3の上に載せたり、背凭れ3の前に降ろしたりすることができる。背凭れ3の上に載せるには、座1に着座している人が、両腕を後ろに回して背クッション4を背凭れ3の前面に沿って上方に押し上げることにより行うことができる。背凭れ3の前に降ろすには、着座している人が、両腕を後ろに回して背クッション4を背凭れ3の前面に沿わせて前方に引き下げることにより行うことができる。背クッション4は背凭れ3の上に載せるとヘッドレストとして使用でき、背凭れ3の前面に降ろすと着座者の背中を支持できる支持クッションとして使用できる。背クッション4の載せ降ろしも電動で行うこともできる。図2の4aは背クッション4の底面、4bは前面、4cは背面、5bは受け材の底面である。
受け材5は図2のように、上部5aが背クッション4に連結されており、図3(c)のように背クッション4を背凭れ3の上に載せると、背クッション4で押されて背凭れ3の上で立ち上がって、背クッション4の背面を支持する(背クッション4を立て掛ける)ことができ、図3(a)のように背クッション4を背凭れ3の前に降ろすと、背凭れ3の上で前方に倒れて背クッション4から離れない。このように、受け材5が背クッション4の操作と連動するため、操作性も良い。
図1の座1は汎用のソファと同様に、木製、樹脂製等の剛性の座枠10(図4、図5)を備えている。図4、図5の座枠10には前後方向の奥行きが狭い後部座枠10aと、後部座枠10aよりも一段低く且つ後部座枠10aよりも前後方向の奥行きが広い前部座枠10bがある。後部座枠10a及び前部座枠10bの外周に汎用のソファと同様にウレタン、その他のクッション材(図示せず)が配置され、その外周が皮革、本革、布等の表材(図示せず)で包まれている。また、前部座枠10bの上には、ウレタン、その他のクッション材が表材で包まれたマット11が配置されて、座1の座面2が前縁から後縁まで同じ高さ(同一面)になっている。
背凭れ3は、図3(c)の後方位置から図3(d)の前方位置まで移動できるようにするため、座枠10の後部座枠10aの上に、図6の前後移動具12を図4、図5のように取り付けてある。
前後移動具12としては図6(a)~(c)のようなものを使用することができる。図6(a)~(c)の前後移動具12は、後部座枠10aの上に固定する二つの固定ブラケット13があり、それらの夫々に、可動ブラケット14が、二枚のアーム15a、15bを介して取り付けられている。また、左右のアーム15a、15bをバー16で連結することにより、左右の可動ブラケット14が図6(b)の矢印A-B方向に同時に回動して前後移動(矢印A方向に回動したときは前方移動、矢印B方向に回動したときは後方移動)するようにしてある。図6(a)は可動ブラケット14が矢印A方向に回動した状態(前傾状態)、図6(c)は可動ブラケット14が矢印B方向に回動した状態(後傾状態)である。夫々の固定ブラケット13は図4、図5のように後部座枠10aの上にネジ等の固定具で固定されている。図4、図5のように、固定ブラケット13、可動ブラケット14、アーム15a、15bは外板17aと内板17b、覆い板23を備えた支持枠21で囲まれている。バー16は内板17bの下部の細長開口(切り欠き)18(図4、図5)の内側に配置されて、可動ブラケット14の矢印A-B方向への回動に伴って、細長開口18内を前後移動できるようにしてある(細長開口18を設けることによりバー16の前後移動が阻害されない。)。
受け材5は図3(a)の横向き状態から図3(c)の起立状態まで起立、倒伏できるようにするため、開閉具20(図4、図5、図7)を使用してある。開閉具20は細長の下板20aと上板20bを軸20cで開閉可能に連結してあり、上板20bが任意角度になると、それ以上は開かないようにしてある。図4、図5、図7では、開閉具20の下板20aを後部座枠10aの上に取り付けた支持枠21に固定し、開閉具20の上板20bを平板状の支持板22に固定して、支持板22が図4、図5の矢印A-B方向に回動できるようにしてある。受け材5は開閉具20、支持板22の外周にウレタン、その他のクッション材を配置して表材で包んである。この場合、表材で包まれた開閉具20の上板20bが図3(a)~(c)のように前後に開閉動作し易くなるように、表材の上板開閉箇所に切り込み19(図7)を入れてある。開閉具20はその作用、機能を発揮できれば、前記以外の構造であってもよい。
本発明では、図8のように、背クッション4を背凭れ3に連結具30で連結して、背凭れ3の上に起立、倒伏可能とすることもできる。この場合も、背凭れ3は図1のように座1の座面2に前後移動できるように取り付けられている。連結具30は背凭れ3及び背クッション4に内蔵されている。
本発明では、図9(a)のように、背クッション4を背凭れ3の前に倒して、背クッション4を支持クッションとして使用できるようにしたり、図9(b)のように、背クッション4を背凭れ3の上に起立させて、背クッション4をヘッドレストとして使用したりできるようにすることもできる。この場合、背凭れ3と背クッション4の連結部内に連結具30を内蔵して、背クッション4を背凭れ3の上方に起立させてヘッドレストとして使用したときに背クッション4が後方に倒れないようにしてある。背凭れ3は図1のように座面2の前方と後方に移動できるようにしてあり、図9(c)は背凭れ3を座面2の前方に移動させた状態である。
本発明では、図10(a)のように、背凭れ3の上に背クッション4を連結することもできる。図10では背クッション4を背凭れ3の前に倒して、背クッション4を支持クッションとして使用でき、図10(b)のように、背クッション4を背凭れ3の上に起立させて、背クッション4をヘッドレストとして使用することもできる。この場合も、背凭れ3と背クッション4の連結部内に連結具30が内蔵されており、図10(a)の倒伏状態、図10(b)の起立状態に維持し易くすることができる。図10(c)は背凭れ3を座面2の前方に移動させた状態である。
本発明のソファは図11(a)(b)のような二人掛け用のソファであってもよい。この場合も、背凭れ3と、その上に載せたり、前に降ろしたりすることができる背クッション4を設け、背凭れ3の上であり且つ背クッション4の背後に受け材5を設けてある。背クッション4と受け材5は図2、図11(c)のように、受け材5の上部5aの全幅を背クッション4の背面に連結して、図3(a)から図3(c)のように、背クッション4を背凭れ3の上に載せると受け材5が背クッション4で押されて立ち上がり、図3(c)から図3(a)のように、背クッション4を背凭れ3の前に降ろすと受け材5が背クッション4により前方に引かれて背凭れ3の上に倒伏するようにする。
本発明のソファは図12(a)(b)のような三人掛け用のソファであってもよい。この場合も、背凭れ3と、その上に載せたり、前に降ろしたりすることができる背クッション4を設け、背凭れ3の上であり且つ背クッション4の背後に受け材5を設ける。この場合も、背クッション4と受け材5は図2、図11(c)のように連結する。
実施形態1~6のいずれも、背凭れ3が座面2の前後方向に移動できる場合であるが、本発明では、背凭れ3が座面2の前後方向に移動しない固定式にすることもできる。この場合も、図1のように背凭れ3と、背クッション4と、受け材5を設け、図2のように受け材5を背クッション4の背面側に連結して、背クッション4を背凭れ3の上に載せると受け材5が背クッション4で押されて背凭れ3の上に立ち上がり、背クッション4を背凭れ3の前に降ろすと受け材5が背クッション4に引かれて背凭れ3の上に倒伏するようにすることもできる。
前記実施形態における前後移動具12は回動式であるが、本発明における前後移動具は前後にスライド移動できる移動式とすることもできる。この場合も、前後移動具は外から見えないように背凭れに内蔵するのがよい。
2 座面(座の上面)
3 背凭れ
4 背クッション
4a (背クッションの)底面
4b (背クッションの)前面
4c (背クッションの)背面
5 受け材
5a (受け材の)上部
5b (受け材の)底面
10 座枠
10a 後部座枠
10b 前部座枠
11 マット
12 前後移動具
13 固定ブラケット
14 可動ブラケット
15a、15b アーム
16 バー
17a 外板
17b 内板
18 細長開口(切り欠き)
19 切り込み
20 開閉具
20a 下板
20b 上板
20c 軸
21 支持枠
22 支持板
23 覆い板
30 連結具
Claims (6)
- 座の座面の上に背凭れと、背クッションがあり、背凭れの上面の上に受け材があり、
背凭れと受け材は、背クッションと別体であり、
背凭れは前後移動具で座に取り付けられて座面の上に配置され、前後移動具により座面の上で座面の前後方向に往復移動でき、
背クッションは前面を前向きにし、背面を座凭れの前面に沿わせて上方移動させて、底面を背凭れの上面の上に載せるとヘッドレストとして使用でき、その向きのままで背面を背凭れの前面に沿わせて下方移動させて、背凭れの上面の上から背凭れの前面まで降ろして底面を座面の上に載せると、座面に着座する着座者の背中を支持できる支持クッションとして使用でき、
受け材はその上端側が背クッションに連結されて背クッションの背面側に配置され、根元側が開閉具で背凭れに連結されて背凭れの上面の上に載せてあり、背クッションの底面を背凭れの上面の上に載せると、背クッションにより背凭れの上面の上で背クッションの背面側に起こされて背クッションをその背面側から支持することができ、背クッションを背凭れの前に降ろして背クッションの底面を座面に設置させると背クッションにより前方に引かれて背凭れの上面の上で前方に倒伏して背クッションから離れないようにしてあり、
連結された背クッションと受け材は、それら底面が背凭れの上面の上に載った状態でも、背クッションを背凭れの前の座面の上に降ろして受け材が背凭れの上面の上で倒伏した状態でも、背凭れが座面の上で前後移動すると背凭れと共に前後移動するようにしてある、
ことを特徴とするソファ。 - 請求項1記載のソファにおいて、
開閉具は、受け材が背クッションにより押されて背凭れの上で立ち上がると、所定角度以上は開くことなく受け材を支持できる、
ことを特徴とするソファ。 - 請求項1又は請求項2記載のソファにおいて、
開閉具は受け材と背凭れに内蔵されている、
ことを特徴とするソファ。 - 請求項1又は請求項2記載のソファにおいて、
受け材が背クッションにより押されて背凭れの上で立ち上がり、開閉具で支持されて所定角度以上に開かなくなると、背クッションは立ち上がった受け材で支持されてそれ以上は後方に倒れないようにした、
ことを特徴とするソファ。 - 請求項1又は請求項2記載のソファにおいて、
固定部と、固定部の前後方向に往復回動可能な回動部を備えた前後移動具の当該固定部を座に取り付け、回動部を背凭れに内蔵して外から見えないようにしてあり、背凭れを座面の前後方向に回動させると回動部が同方向に回動して、背凭れが座面の上で前後方向に回動移動できるようにしてある、
ことを特徴とするソファ。 - 請求項1又は請求項2記載のソファにおいて、
背凭れが座面の上をスライドして座面の前後方向に往復移動できるようにしてある、
ことを特徴とするソファ。
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Citations (6)
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