JP7637928B2 - ヘルメット対応表示システム、表示制御方法、ヘルメット、及びプログラム - Google Patents
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Description
図1及び図2を参照して、本実施形態のヘルメット1の構成例について説明する。図1は、本実施形態のヘルメット1の外観例を示している。同図においては、ヘルメット1を作業者W(ユーザの一例)が装着している状態が示されている。図2は、ヘルメット1の機能構成例を示している。
図2に示されるように、本実施形態のヘルメット1は、ヘッドライト20、防爆めがね30、カメラ40(40-L、40-R)、骨伝導ヘッドセット50、バッテリ60、電源回路65、制御部100、通信部110、及び記憶部120を備える。
このように設けられる2つのカメラ40は、左右それぞれの視差を利用して、撮像画像における物体の距離を算出することのできるステレオカメラとして機能することができる。
同図の骨伝導ヘッドセット50は、作業者Wの耳に掛けられることで、骨伝導イヤホン52が作業者Wのこめかみ部分に当接し、骨伝導マイクロフォン53が作業者Wの頬に当接する状態となる。これにより、作業者Wは、骨伝導を介して骨伝導イヤホン52からの音を聴くことができるとともに、自分が発した音声を骨伝導マイクロフォン53により収音させることができる。
このように骨伝導を介して音声の聴き取りと発話音声の収音が行われることで、作業者Wは、例えば工事現場などの音の大きな環境であっても、明確に相手の音声を聞き、明確な自分の音声を相手に聞かせることができる。つまり、作業者Wは、骨伝導ヘッドセット50を利用することで、周囲の騒音にかかわらず円滑に他者と会話を行うことができる。
バッテリ60は、ヘルメット1における所定の位置に取り付けられるようにして設けられる。バッテリ60は、ヘルメット1に対して着脱可能に取り付けられてよい。また、バッテリ60が二次電池である場合、バッテリ60はヘルメット1に取り付けられた状態のまま充電が可能なようにされてもよい。
また、例えば電源回路65は、外部から直流または交流の電力を入力してバッテリ60に充電を行うことが可能とされてもよい。
記憶部120は、制御部100が利用する各種の情報を記憶する。
例えば、制御部100は、カメラ40により撮像して得られた撮像画像について所定の解析、分析を行った結果を反映した情報を表示することができる。
また、制御部100は、通信部110による通信により外部のサーバや端末の情報処理装置から取得した情報を表示することができる。
また、上記のシステムのそれぞれにおいて、対象物の計測結果が反映された画像が防爆めがね30の表示部35により作業者W向けに表示されるようにしてよい。
ヘルメット1を装着した作業者Wは、配列鉄筋のうちで検査対象とする範囲の配列鉄筋に対応して定めた検査位置にて立ち、検査対象の範囲の配列鉄筋がカメラ40により撮像されるようにする。この際、カメラ40により撮像して得られている撮像画像は、表示制御部102によりスルー画像として表示部35にて表示される。これにより、作業者Wは、表示されたスルー画像を見ながら、検査対象の配列鉄筋の範囲が適切にカメラ40の撮像範囲に収まるようにヘルメット1を向ける方向等を調整できる。
情報処理部101は、撮影指示操作が行われたタイミングでカメラ40により撮像して得られていた撮像画像を検査用画像として取得する。情報処理部101が取得した検査用画像は、2つのカメラ40-L、40-Rのそれぞれにより撮像して得られた2つの撮像画像である。
情報処理部101は、測定された配列鉄筋の距離と、作業者Wが撮像のために立っている位置とに基づいて、配列鉄筋の位置、配列鉄筋の径、配列鉄筋間のピッチ(間隔)、配列鉄筋の本数等の配筋状態を特定する。
また、情報処理部101は、特定された配筋状態が、設計に従って適正なものであるか否かの判定(配筋評価)を行う。この際、情報処理部101は、記憶部120が記憶する配筋設計データが示す配筋の設計内容と特定された配筋状態とを比較することで配筋評価を行ってよい。また、配筋評価として、特定された配筋状態において適正でないことが判定された場合には、情報処理部101は、配筋状態において適正でない箇所(即ち、適正でないとの配筋評価となった理由)を特定する。
作業者Wは、表示部35に表示された配筋検査画像を見ることで、例えば特定された配筋状態としての内容を確認することができる。また、作業者Wは、配筋検査画像を見ることで、配列鉄筋が適正であるか否かを確認することができる。また、配筋検査画像を見ることで、作業者Wは、配列鉄筋が適正でない場合には、配列鉄筋において適正でない箇所がどこであるのかを確認できる。
このため、情報処理部101は、カメラ40により撮像して得られている撮像画像を、被遮蔽鉄筋検出に利用する画像として取得する。情報処理部101は、取得した撮像画像を利用して、手前の鉄筋により遮蔽されている奥側の鉄筋(被遮蔽鉄筋)を検出する。例えば、情報処理部101は、奥側の鉄筋のうちで、一方の撮像画像においては存在しないが、他方の撮像画像においては存在する奥側の鉄筋を被遮蔽鉄筋として検出するようにされてよい。
情報処理部101は、被遮蔽鉄筋を検出した場合、当該被遮蔽鉄筋が検出されたことを作業者Wに向けて報知する画像(被遮蔽鉄筋報知画像)を表示部35に表示させる。被遮蔽鉄筋報知画像は、図示は省略するが、被遮蔽鉄筋が検出されたことを作業者Wに向けて報知するとともに、検出された被遮蔽鉄筋の位置を示すようにされた画像とされてよい。
被遮蔽鉄筋報知画像を見た作業者Wは、例えば、カメラ40の撮像方向を変えてみたり、自分が立っている位置を若干ずらしてみるなどして、被遮蔽鉄筋が遮蔽されずに撮像されるように調節することができる。
また、ヘルメット1の用途に応じて、情報処理部101が実行する処理と、表示制御部102が表示部35に表示させる画像は適宜変更されてよい。例えば、ヘルメット1が防災用に利用される場合、情報処理部101は、例えば通信部110によりネットワーク上の災害情報を提供するサーバ等から受信した災害情報を取得し、表示制御部102が取得された災害情報を表示部35に表示させてよい。また、この場合の情報処理部101は、カメラ40により撮像して得られた画像を解析して危険な場所を検出し、表示制御部102は、ヘルメット1を装着しているユーザに向けた警告のための表示が表示部35にて行われるようにされてよい。
Claims (7)
- ヘルメットに備えられる防爆めがねと、
前記防爆めがねをユーザが装着した状態において、ユーザに向けて画像を表示するように前記防爆めがねに設けられる表示部と、
互いに所定の距離を隔ててヘルメットに設けられ、ユーザが前記ヘルメットを装着した状態において、それぞれが前記ヘルメットの外部の所定の方向を撮像するように設けられる複数の撮像装置と、
前記複数の撮像装置のそれぞれにより撮像して得られた複数の撮像画像間の視差を利用して撮像画像における対象物までの距離を計測した結果を利用した所定の情報処理を行う情報処理部と、
前記情報処理部による情報処理に応じた画像を前記表示部に表示させる表示制御部とを備え、
前記情報処理部は、建設現場において配列される鉄筋を対象物として計測した距離に基づいて配筋検査としての情報処理を実行し、
前記表示制御部は、配筋検査の結果が反映された配筋検査画像を前記表示部に表示させる
ヘルメット対応表示システム。 - 前記情報処理部は、前記配筋検査に用いる撮像画像の取得にあたり、前記複数の撮像画像のそれぞれを参照することにより、手前側の鉄筋により遮蔽されている奥側の被遮蔽鉄筋を検出し、
前記表示制御部は、前記被遮蔽鉄筋が検出されたことを報知する被遮蔽鉄筋報知画像を前記表示部に表示させる
請求項1に記載のヘルメット対応表示システム。 - 前記情報処理部は、ヘルメットにおいて備えられる
請求項1または2に記載のヘルメット対応表示システム。 - 前記情報処理部は、ヘルメットの外部の情報処理装置において備えられる
請求項1または2に記載のヘルメット対応表示システム。 - 前記複数の撮像装置は、前記防爆めがねに設けられる
請求項1から4のいずれか一項に記載のヘルメット対応表示システム。 - 防爆めがねと、
前記防爆めがねをユーザが装着した状態において、ユーザに向けて画像を表示するように前記防爆めがねに設けられる表示部と、
互いに所定の距離を隔ててヘルメットに設けられ、ユーザが前記ヘルメットを装着した状態において、それぞれが前記ヘルメットの外部の所定の方向を撮像するように設けられる複数の撮像装置とを備えるヘルメットに対応する表示システムの表示制御方法であって、
情報処理部が、前記複数の撮像装置のそれぞれにより撮像して得られた複数の撮像画像間の視差を利用して撮像画像における対象物までの距離を計測した結果を利用した所定の情報処理を行う情報処理ステップと、
表示制御部が、前記情報処理ステップによる情報処理に応じた画像を前記表示部に表示させる表示制御ステップとを含み、
前記情報処理ステップは、建設現場において配列される鉄筋を対象物として計測した距離に基づいて配筋検査としての情報処理を実行し、
前記表示制御ステップは、配筋検査の結果が反映された配筋検査画像を前記表示部に表示させる
表示制御方法。 - 防爆めがねと、
前記防爆めがねをユーザが装着した状態において、ユーザに向けて画像を表示するように前記防爆めがねに設けられる表示部と、
互いに所定の距離を隔ててヘルメットに設けられ、ユーザが前記ヘルメットを装着した状態において、それぞれが前記ヘルメットの外部の所定の方向を撮像するように設けられる複数の撮像装置と、
前記複数の撮像装置のそれぞれにより撮像して得られた複数の撮像画像間の視差を利用して撮像画像における対象物までの距離を計測した結果を利用した所定の情報処理に応じた画像を前記表示部に表示させる表示制御部とを備え、
前記表示制御部は、建設現場において配列される鉄筋を対象物として計測した距離に基づいて配筋検査としての情報処理の結果が反映された配筋検査画像を前記表示部に表示させる
ヘルメット。
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