JP7638141B2 - 印刷データを送信する方法および印刷装置 - Google Patents
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Description
印刷ヘッドを備える印刷装置においてシリアル伝送方式で印刷データを送信する方法であって、前記印刷ヘッドは、複数の印刷素子が配列された素子基板を備え、
データ長が固定された第1データ部を生成する工程と、
データ長が可変の第2データ部を生成する工程と、
前記第1データ部と前記第2データ部とを所定の順序で組み合わせて前記印刷データを前記印刷ヘッドに送信する工程と、を含み、
前記素子基板は、
前記素子基板を加温するための加温素子と、
前記素子基板の温度を検出するための温度センサと、
前記温度センサの駆動制御を行うための温度センサ論理部と、
を含んでおり、
前記第1データ部は、少なくとも、前記複数の印刷素子を駆動するための画像データを示す第1情報部と、前記第2データ部のデータ長を示す第2情報部とを含み、
前記第2データ部は、少なくとも、前記加温素子を駆動するための第1付帯情報部と、前記温度センサを駆動するための第2付帯情報部とを含むことが可能であり、
前記第2情報部は、前記温度センサ論理部の動作の有無を示すと共に前記第2データ部が前記第1付帯情報部および前記第2付帯情報部を含むか否かを示し、それにより前記第2データ部のデータ長を示す
ことを特徴とする。
図1Aは、第1実施形態に係る印刷装置1の斜視図である。印刷装置1は、コネクタ11および排出トレイ12を備える。印刷装置1は、コネクタ11を介して有線通信により(或いは無線通信により)、パーソナルコンピュータ等、不図示の外部装置に接続されうる。外部装置は、ホスト装置等と表現されてもよい。印刷装置1には、1以上のシートが搭載されており、印刷装置1は、外部装置から受信した印刷ジョブに基づいてシートに対して印刷を行い、印刷済となったシートを排出トレイ12に排出して載置する。
情報部inf11は、印刷データDtのヘッダの一態様(スタートコンディション)を形成し、通信の開始を示す通知データを構成する;
情報部inf12は、データ部D2に含まれうる複数の付帯情報部inf21等の個々の有無を示し、これにより、データ部D2のデータ長は可変となっている。加えて、情報部inf12は、素子基板15を構成する、吐出センサ203、温度センサ205の動作の有無の設定情報が含まれる。これにより、吐出センサ203、温度センサ205のそれぞれに対応する、論理部2071、論理部2073の動作の有無を設定する。この観点で、情報部inf12は付帯情報・回路動作特定部inf12とも表現可能である;
情報部inf131~inf135(特に区別しない場合には単に「情報部inf13」と示す。)は、互いに異なる種類(例えば色)の画像データを構成する;
情報部inf14は、印刷素子201を駆動するための信号のパルス波形や駆動のタイミングを定義するための定義用データを構成する;また、 情報部inf15は、印刷データDtの転送が適切に実現されたか否かを診断するための診断用データを構成する。
付帯情報部inf21は、加温素子206により素子基板15の加温を実行するか否かを示す第1の調整用データを構成する;
付帯情報部inf22は、信号出力部2081による制御基板13へのアナログ信号の出力を選択することを示す第1の選択用データを構成する;
付帯情報部inf23は、信号出力部2082による制御基板13へのデジタル信号の出力を選択することを示す第2の選択用データを構成する;
付帯情報部inf24は、吐出センサ203の検出結果の取得を実行するか否かを示す第1の検出実行用データを構成する;
付帯情報部inf25は、温度センサ205の検出結果の取得を実行するか否かを示す第2の検出実行用データを構成する;また、
付帯情報部inf26は、残渣除去部204によりインクの残渣の除去を実行するか否かを示す第2の調整用データを構成する。
図7Aの例(第1のモード)によれば、付帯情報特定部・回路動作inf12は「00000011」とする(先頭から順に第1、第2・・・、第8ビットとする。)。この場合、印刷データDtは、データ部D1として情報部inf11~inf15を含む他、データ部D2として付帯情報部inf21~inf26の全部を更に含む形となり、印刷データDtのデータ長は最大となる。論理部2071、論理部2073は、ともに動作状態になる;
図7Bの例(第2のモード)によれば、付帯情報・回路動作特定部inf12は「01100101」とする。この場合、印刷データDtは、データ部D1として情報部inf11~inf15を含む他、データ部D2として付帯情報部inf21、inf24及びinf25を更に含む(付帯情報部inf22、inf23及びinf26は省略される)。論理部2071は停止状態に、論理部2073は動作状態になる。論理部2071が停止状態になることで、印刷素子201の消費電力が低減する。;
図7Cの例(第3のモード)によれば、付帯情報・回路動作特定部inf12は「011101」とする。この場合、印刷データDtは、データ部D1として情報部inf11~inf15を含む他、データ部D2として付帯情報部inf21及びinf25を更に含む(付帯情報部inf22、inf23、inf24及びinf26は省略される)。論理部2071、論理部2073は、ともに動作状態となる;また、
図7Dの例(第4のモード)によれば、付帯情報・回路動作特定部inf12は「111111」とする。この場合、印刷データDtは、データ部D1として情報部inf11~inf15を含む一方で、データ部D2を含まない(付帯情報部inf21~inf26の全部が省略される)形となり、印刷データDtのデータ長は最小となる。論理部2071、論理部2073はともに停止状態となり、印刷素子201の消費電力が低減する。
おいては、印刷データDtのパケット単位の転送量を小さくすることができ、制御基板13‐個々の素子基板15間における無用又は優先度の低い通信を省略し、或いは、其れらの間における通信速度ないし転送速度を下げることも可能となる。
温度センサ205の検出結果に基づいて加温素子206による素子基板15の加温が実行され(付帯情報部inf21及びinf25:有り);
吐出センサ203の検出結果に基づいて残渣除去部204によりインクの残渣の除去が実行され(付帯情報部inf24及びinf26:有り);また、
制御基板13へのアナログ信号及びデジタル信号の出力が行われる(付帯情報部inf22及びinf23:有り)。
前述の第1実施形態では、ラインヘッドである印刷ヘッド19によりシートへの印刷を行う態様を例示したが、シリアルヘッドの場合にも第1実施形態同様のことを実現可能である。第2実施形態では、印刷ヘッド(区別のため、印刷ヘッド19bとする。)はシリアルヘッドとする。この場合、複数の印刷素子201はシート長方向に配列されており、印刷ヘッド19bは、シート幅方向への往復移動(走査)を繰り返しながらシート長方向に順に移動することとなる。印刷装置1は搬送部を備えており、実際には、シートは、印刷ヘッド19bに対して相対的に移動するように搬送部により搬送される。
前述の第1実施形態では、画像データを構成する情報部inf13はデータ部D1に含まれるものとしたが(図5~図6参照)、他の実施形態として、情報部inf13の一部のみがデータ部D1に含まれ、他の部分についてはデータ部D2に含まれてもよい。
図12Aの例(第5のモード)によれば、付帯情報・回路動作特定部inf12は「111111011」とする(先頭から順に第1、第2・・・、第9ビットとする。)。この場合、印刷データDtは、データ部D1として情報部inf11~inf15を含む他、データ部D2として付帯情報部inf27を更に含む(付帯情報部inf21~inf26は省略される);また、
図12Bの例(第6のモード)によれば、付帯情報・回路動作特定部inf12は「111111111」とする。この場合、印刷データDtは、データ部D1として情報部inf11~inf15を含む一方で、データ部D2を含まない(付帯情報部inf21~inf27の全部が省略される)形となる。第8、第9ビットは、図6の第7、第8ビットと機能が同じである。また、本実施例の効果に対しては、第8、第9ビットの設定値は任意であるため、説明を省略する。
前述の第1実施形態では、付帯情報・回路動作特定部inf12のうち、付帯情報を6ビットデータとし、第1~第6ビットがそれぞれ付帯情報部inf21~inf26の有/無を示すこととしたが、第4実施形態として、付帯情報・回路動作特定部inf12は他の態様で定義されてもよい。本実施形態によっても第1実施形態同様の効果が得られうる。
複数の印刷素子201は、時分割方式により、部分的に互いに異なるタイミングで順に駆動可能であり、これにより、印刷装置1において一度に発生しうる電力消費量が低減されうる。例えば、i及びjを2以上の整数として、複数の印刷素子201はi個のグループに分けられ且つ該グループの個々はj個の印刷素子201を含み、第1~第iのグループにおいて第1~第jの印刷素子201が順に駆動される。例えば、第1~第iのグループにおいて、第1の印刷素子201が複数(i個)同時に駆動され、その後、同様にして、第2、第3・・・、第jの印刷素子201が複数(i個)同時に駆動される。このような駆動態様は、時分割駆動とも称され、また、複数の印刷素子201のうち同時に駆動されるi個は、時分割ブロックあるいは単にブロック等と称されうる。前述の個々の実施形態は、このような時分割駆動にも適用可能である。
本発明は、上記実施形態の1以上の機能を実現するプログラムをネットワーク又は記憶媒体を介してシステム又は装置に供給し、該システム又は装置のコンピュータにおける1以上のプロセッサがプログラムを読み出して実行する処理により実現されてもよい。例えば、本発明は、1以上の機能を実現する回路(例えば、ASIC)によって実現されてもよい。
上述の説明においては、インクジェット方式の印刷装置1を例に挙げて説明したが、他の印刷方式が採用されてもよい。印刷装置1は、印刷機能のみを有するシングルファンクションプリンタであっても良いし、印刷機能、FAX機能、スキャナ機能等の複数の機能を有するマルチファンクションプリンタであっても良い。また、印刷装置1は、例えば、カラーフィルタ、電子デバイス、光学デバイス、微小構造物等を所定の方式で製造するための製造装置であっても良い。
Claims (12)
- 印刷ヘッドを備える印刷装置においてシリアル伝送方式で印刷データを送信する方法であって、前記印刷ヘッドは、複数の印刷素子が配列された素子基板を備え、
データ長が固定された第1データ部を生成する工程と、
データ長が可変の第2データ部を生成する工程と、
前記第1データ部と前記第2データ部とを所定の順序で組み合わせて前記印刷データを前記印刷ヘッドに送信する工程と、を含み、
前記素子基板は、
前記素子基板を加温するための加温素子と、
前記素子基板の温度を検出するための温度センサと、
前記温度センサの駆動制御を行うための温度センサ論理部と、
を含んでおり、
前記第1データ部は、少なくとも、前記複数の印刷素子を駆動するための画像データを示す第1情報部と、前記第2データ部のデータ長を示す第2情報部とを含み、
前記第2データ部は、少なくとも、前記加温素子を駆動するための第1付帯情報部と、前記温度センサを駆動するための第2付帯情報部とを含むことが可能であり、
前記第2情報部は、前記温度センサ論理部の動作の有無を示すと共に前記第2データ部が前記第1付帯情報部および前記第2付帯情報部を含むか否かを示し、それにより前記第2データ部のデータ長を示す
ことを特徴とする方法。 - 個々の印刷素子は、インクジェット方式で印刷を実現可能に構成され、
前記素子基板は、
個々の印刷素子に対応して設けられた吐出センサと、
個々の印刷素子に対応して設けられた残渣除去部と、
前記吐出センサの駆動制御を行うための吐出センサ論理部と、
を更に含んでおり、
前記第2データ部は、前記吐出センサを駆動するための第3付帯情報部と、前記残渣除去部を駆動するための第4付帯情報部とを更に含むことが可能であり、
前記第2情報部は、前記吐出センサ論理部の動作の有無を示すと共に前記第2データ部が前記第3付帯情報部および前記第4付帯情報部を含むか否かを更に示す
ことを特徴とする請求項1記載の方法。 - 印刷ヘッドを備える印刷装置においてシリアル伝送方式で印刷データを送信する方法であって、前記印刷ヘッドは、複数の印刷素子が配列された素子基板を備え、
データ長が固定された第1データ部を生成する工程と、
データ長が可変の第2データ部を生成する工程と、
前記第1データ部と前記第2データ部とを所定の順序で組み合わせて前記印刷データを前記印刷ヘッドに送信する工程と、を含み、
個々の印刷素子は、インクジェット方式で印刷を実現可能に構成され、
前記素子基板は、
個々の印刷素子に対応して設けられた吐出センサと、
個々の印刷素子に対応して設けられた残渣除去部と、
前記吐出センサの駆動制御を行うための吐出センサ論理部と、
を含んでおり、
前記第1データ部は、少なくとも、前記複数の印刷素子を駆動するための画像データを示す第1情報部と、前記第2データ部のデータ長を示す第2情報部とを含み、
前記第2データ部は、少なくとも、前記吐出センサを駆動するための第3付帯情報部と、前記残渣除去部を駆動するための第4付帯情報部とを含むことが可能であり、
前記第2情報部は、前記吐出センサ論理部の動作の有無を示すと共に前記第2データ部が前記第3付帯情報部および前記第4付帯情報部を含むか否かを示し、それにより前記第2データ部のデータ長を示す
ことを特徴とする方法。 - 前記素子基板は、
前記素子基板を加温するための加温素子と、
前記素子基板の温度を検出するための温度センサと、
前記温度センサの駆動制御を行うための温度センサ論理部と、
を更に含んでおり、
前記第2データ部は、前記加温素子を駆動するための第1付帯情報部と、前記温度センサを駆動するための第2付帯情報部とを更に含むことが可能であり、
前記第2情報部は、前記温度センサ論理部の動作の有無を示と共に前記第2データ部が前記第1付帯情報部および前記第2付帯情報部を含むか否かを更に示す
ことを特徴とする請求項3記載の方法。 - 前記第1データ部を生成する工程では、前記第2情報部を所定の参照テーブルに基づいて復号化可能となるように暗号化する
ことを特徴とする請求項1から請求項4の何れか1項記載の方法。 - 前記印刷装置が印刷を実行している期間を第1期間とし、
前記印刷を抑制している期間を第2期間としたとき、
前記第1データ部を生成する工程では、前記第1期間と前記第2期間とで、前記第2情報部を変更し、
前記第2データ部を生成する工程では、前記第1期間と前記第2期間とで、前記第2データ部に包含可能な付帯情報部の個々を生成するか否かを変更する
ことを特徴とする請求項1から請求項5の何れか1項記載の方法。 - 前記印刷装置が印刷するシートは複数であり、前記第2期間は、或るシートの印刷の完了から次のシートの印刷の開始までの期間を含む
ことを特徴とする請求項6記載の方法。 - シートへの印刷は、前記印刷ヘッドをシリアルヘッドとして用いて液体を吐出することにより行われ、前記第2期間は、前記シリアルヘッドが前記吐出を抑制している期間を含む
ことを特徴とする請求項6または請求項7記載の方法。 - 前記印刷装置は、モノクロ印刷およびカラー印刷を実行可能に構成されており、
前記第1データ部の前記第1情報部は、ブラックの画像データを示し、
前記第2データ部は、前記ブラック以外の色の画像データを示す他の付帯情報部を更に含むことが可能であり、
前記第1データ部を生成する工程では、シートへの印刷がモノクロ印刷かカラー印刷かに基づいて、前記第2情報部を変更し、
前記第2データ部を生成する工程では、前記印刷が前記モノクロ印刷か前記カラー印刷かに基づいて、前記第2データ部に包含可能な付帯情報部の個々を生成するか否かを変更する
ことを特徴とする請求項1から請求項8の何れか1項記載の方法。 - シートへの印刷は、前記複数の印刷素子を時分割方式で駆動することにより行われ、前記複数の印刷素子のうち同時に駆動されるものをブロックとしたとき、前記印刷データはブロック単位で送信され、
前記第1データ部を生成する工程では、前記第2情報部をブロック単位で変更し、
前記第2データ部を生成する工程では、前記第2データ部に包含可能な付帯情報部の個々を生成するか否かをブロック単位で変更する
ことを特徴とする請求項1から請求項9の何れか1項記載の方法。 - 複数の印刷素子が配列された素子基板を備える印刷ヘッドと、
印刷データをシリアル伝送方式で前記印刷ヘッドに送信する送信部と、
を備える印刷装置であって、
前記送信部は、
データ長が固定された第1データ部を生成する第1生成部と、
データ長が可変の第2データ部を生成する第2生成部と、
前記第1データ部と前記第2データ部とを所定の順序で組み合わせて前記印刷データを生成する第3生成部と、
を含み、
前記素子基板は、
前記素子基板を加温するための加温素子と、
前記素子基板の温度を検出するための温度センサと、
前記温度センサの駆動制御を行うための温度センサ論理部と、
を含んでおり、
前記第1データ部は、少なくとも、前記複数の印刷素子を駆動するための画像データを示す第1情報部と、前記第2データ部のデータ長を示す第2情報部とを含み、
前記第2データ部は、少なくとも、前記加温素子を駆動するための第1付帯情報部と、前記温度センサを駆動するための第2付帯情報部とを含むことが可能であり、
前記第2情報部は、前記温度センサ論理部の動作の有無を示すと共に前記第2データ部が前記第1付帯情報部および前記第2付帯情報部を含むか否かを示し、それにより前記第2データ部のデータ長を示す
ことを特徴とする印刷装置。 - 複数の印刷素子が配列された素子基板を備える印刷ヘッドと、
印刷データをシリアル伝送方式で前記印刷ヘッドに送信する送信部と、
を備える印刷装置であって、
前記送信部は、
データ長が固定された第1データ部を生成する第1生成部と、
データ長が可変の第2データ部を生成する第2生成部と、
前記第1データ部と前記第2データ部とを所定の順序で組み合わせて前記印刷データを生成する第3生成部と、
を含み、
個々の印刷素子は、インクジェット方式で印刷を実現可能に構成され、
前記素子基板は、
個々の印刷素子に対応して設けられた吐出センサと、
個々の印刷素子に対応して設けられた残渣除去部と、
前記吐出センサの駆動制御を行うための吐出センサ論理部と、
を含んでおり、
前記第1データ部は、少なくとも、前記複数の印刷素子を駆動するための画像データを示す第1情報部と、前記第2データ部のデータ長を示す第2情報部とを含み、
前記第2データ部は、少なくとも、前記吐出センサを駆動するための第3付帯情報部と、前記残渣除去部を駆動するための第4付帯情報部とを含むことが可能であり、
前記第2情報部は、前記吐出センサ論理部の動作の有無を示すと共に前記第2データ部が前記第3付帯情報部および前記第4付帯情報部を含むか否かを示し、それにより前記第2データ部のデータ長を示す
ことを特徴とする印刷装置。
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