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JP7638227B2 - 歯ブラシ - Google Patents
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JP7638227B2 - 歯ブラシ - Google Patents

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Description

本発明は、歯ブラシに関するものである。
本願は、2019年12月26日に、日本に出願された特願2019-237281号に基づき優先権を主張し、その内容をここに援用する。
従来、一体成形の歯ブラシは、金型を用いて歯ブラシのフィラメントを作製するため、通常の歯ブラシに用いられる用毛と比較して、1本1本のフィラメントが太くなってしまい、ヘッド部に配設できるフィラメントの本数に限りがあった。そのため、疎毛になってしまい、十分な清掃実感を確保することが困難であった。
この対応として、樹脂を硬くしてフィラメントの剛性を高めることによって、清掃実感を向上させることは可能であるが、フィラメント自体が撓みにくくなるため、歯間部や歯頚部などのすき間の清掃実感を向上させることは困難であり、歯ぐきへのあたり心地も低下するという問題点があった。
これらの課題を解決するために、フィラメントの先端が2つに分岐した形状が考案されている。例えば、特許文献1では、2本の分岐毛の先端の位置が、ヘッド部面方向の根元側の外周上に位置するようなフィラメント形状とされている。
国際公開第2019/090795号
しかしながら、上記特許文献1のフィラメント形状の場合、外周面の一部が植毛面に対して垂直な面となっており、かつ各分岐毛の長さ方向に交差する幅方向の断面形状が三角形となっており、さらに、2本の分岐毛の先端の位置がヘッド部面方向の根元側の外周上の位置になっている。そのため、ブラッシング時におけるフィラメントの撓み具合に異方性が発生してしまい、撓み方向に制限が出てしまうという問題がある。このため、フィラメントの撓み具合が不均一になり、歯茎への当たり心地や清掃実感を十分に向上させることができなかった。
本発明の一つの態様は、上記従来技術の問題点に鑑み成されたものであって、ブラッシング時におけるフィラメントの撓み方向に制限がなく、歯茎への当たり心地や清掃実感を向上させることができる歯ブラシを提供することを目的とする。
本発明の一形態の歯ブラシにおいて、複数のフィラメントからなるブラシ部と、一面側に前記ブラシ部を有するヘッド部と、前記ヘッド部より後端側に配置されるハンドル部と、前記ヘッド部と前記ハンドル部とを接続するネック部と、を備え、前記フィラメントは、先端側に2本以上の分岐毛を有し、前記フィラメントの長さ方向に交差する幅方向の断面積が根元から先端に向かって連続的に減少し、2つ以上の前記分岐毛の各先端は、前記フィラメントの前記根元の外周縁よりも前記幅方向の内側に位置している。
本発明の一形態の歯ブラシにおいて、前記フィラメントの断面形状は、互いに交差する短軸および長軸をそれぞれ基準として線対称な形状をなす構成としてもよい。
本発明の一形態の歯ブラシにおいて、前記フィラメントの前記根元の断面形状は、1つ以上の凹部を有する構成としてもよい。
本発明の一形態の歯ブラシにおいて、前記フィラメントは、その側面に、前記根元から分岐開始点まで前記長さ方向に連続する溝を1つ以上有する構成としてもよい。
本発明の一形態の歯ブラシにおいて、1本の前記フィラメントにおける2つの前記分岐毛の先端どうしの距離は、前記根元の最大長軸幅W1の51~99%の範囲内でもよい。
本発明の一形態の歯ブラシにおいて、前記ブラシ部の最外周に配置された複数の外側フィラメントと、前記外側フィラメントよりも毛丈が短く、前記外側フィラメントよりも内側に配置された複数の内側フィラメントと、を有し、前記外側フィラメントの先端と前記内側フィラメントの先端との間に、少なくとも1mm以上の段差を有する構成としてもよい。
本発明の一形態の歯ブラシにおいて、前記ヘッド部の長さ方向に交差する幅方向に配列され、前記内側フィラメントの配置領域を長さ方向に複数に分割する複数の中央フィラメントを有し、前記中央フィラメントの毛丈は、前記外側フィラメントの毛丈と等しい構成としてもよい。
本発明によれば、ブラッシング時におけるフィラメントの撓み方向に制限がなく、歯茎への当たり心地および清掃実感を十分に向上させることができる歯ブラシを提供することができる。
図1は、第1実施形態の歯ブラシの全体形状について示す斜視図である。 図2は、第1実施形態の歯ブラシにおけるヘッド部の形状について示す上面図である。 図3は、第1実施形態の歯ブラシにおけるヘッド部の形状について示す側面図である。 図4は、第1実施形態の歯ブラシにおけるヘッド部の形状について示す正面図である。 図5は、第1実施形態のフィラメントの形状について示す斜視図である。 図6は、第1実施形態のフィラメントの形状について示す側面図である。 図7は、第1実施形態のフィラメントの形状について示す植毛面側から見た上面図である。 図8は、第1実施形態のフィラメントの根本の形状について示す断面図である。 図9は、第2実施形態の歯ブラシのブラシ部の構成を示す斜視図である。 図10は、第2実施形態の歯ブラシのブラシ部を植毛面側から見た上面図である。 図11は、図10に示す歯ブラシのB-B断面図である。 図12は、ブラシ部を構成するフィラメントの配列例を示す図である。
[第1実施形態]
以下、本発明の第1実施形態の歯ブラシについて説明する。
なお、以下の各図面においては、各構成要素を見やすくするため、構成要素によって寸法の縮尺を異ならせて示すことがある。
図1に示すように、本実施形態の歯ブラシ10は、ブラシ部16と、ヘッド部11、ネック部12およびハンドル部13を有するハンドル体14と、備えている。本実施形態の歯ブラシ10は、ハンドル体14に対して射出成形を行うことでヘッド部11と一体成形されたブラシ部16を有している。
(ハンドル体)
ハンドル体14は、一面側にブラシ部16を有するヘッド部11と、ヘッド部11より後端側に配置されるハンドル部13と、ヘッド部11とハンドル部13とを接続するネック部12と、を備え、これらヘッド部11、ネック部12およびハンドル部13を含む全体が長尺状に一体成形されている。ハンドル体14は、例えば、樹脂を材料として射出成形により得られるものである。
ハンドル体14の材質としては、ポリプロピレン樹脂(PP)、ポリアセタール樹脂(POM)、ポリスチレン樹脂(PS)、ポリエチレンテレフタレート樹脂(PET)、ポリブチレンテレフタレート樹脂(PBT)、アクリロニトリルブタジエンスチレン樹脂(ABS)、ポレアリレート樹脂、ポリカーボネート樹脂、アクリロニトリルスチレン樹脂(AS)、ポリエステル樹脂(PCTA)などが挙げられる。これらの中でも、強度が高く、成形性に優れる点等から、PP、POM、PBTが好ましく、PP、POMがより好ましい。また、より低コストで本発明の効果をより得ることができる点から、ハンドル体の材質はPPが特に好ましい。
上記の樹脂は1種が単独で用いられてもよいし、2種以上が組み合わされて用いられてもよい。
ハンドル体14の材質の曲げ弾性率は、1200~3000MPaであることが好ましく、1500~3000MPaであることがより好ましい。ハンドル体14の材質の曲げ弾性率が上述の範囲であると、ヘッド部11の撓み量を適切な値に設定することができ、口腔内の清掃力や操作性の向上、使用者の使用感の向上に繋がる。なお、ハンドル体の材質の曲げ弾性率は、JIS K7171に準拠して測定される。
ハンドル体14の全体の長さは、使用者の口腔内での操作性等を勘案して決定でき、例えば、150~200mmとされる。
(ヘッド部)
ヘッド部11は、口腔内に挿入される部位であり、略矩形をなすとともに角部が丸みを帯びた形状を有している。ヘッド部11は、口腔内を刷掃しやすい形状や大きさであれば良く、その形状について特に限定されるものではない。例えば、その基端側から先端側に向かって漸次幅が狭くなる形状としてもよい。
(ブラシ部)
ブラシ部16は、ハンドル体14のヘッド部11の一方の面(以下、植毛面)11a側に設けられており、同一形状の複数本の刷毛(以下、フィラメント15)と、を有している。ブラシ部16は、射出成形により、別途作製しておいたハンドル体14のヘッド部11と一体に成形されている。なお、本実施形態に限らず、別途成形したブラシ部を、ハンドル部に嵌合して使用するようなキャップ式の態様であってもよい。
ブラシ部16を構成する複数本のフィラメント15は、図2に示すように、ヘッド部11の幅方向(Y方向)および長さ方向(X方向)のそれぞれに直線状に並んだ格子配列で設けられている。図2に示すように、ヘッド部11の幅方向に中央位置する第1領域R1には、長さ方向に22列、幅方向に6列、合計132本のフィラメントが存在する。また、第1領域R1の幅方向両外側に位置する一対の第2領域R2には、長さ方向に18列、幅方向に2列、合計36本のフィラメント15が存在する。第1領域R1では、第2領域R2よりも長さ方向両側で2列ずつフィラメント15が多く存在し、ヘッド部11の先端および後端側における幅方向のフィラメント15の数を少なくすることで、口腔内での刷掃性が良くなる。
本実施形態では、ブラシ部16の刷毛プロファイルがフラットになっている。本実施形態では、ブラシ部16を構成するすべてのフィラメント15が同形状で、毛丈(植毛面11aからのZ方向への高さ)も互いに等しく、毛先が揃っている。このため、各分岐毛15Aの毛先が揃ったフラットなブラシ形状となっている。
本実施形態では、格子状に配列された複数のフィラメント15において、長さ方向および幅方向で隣り合うフィラメント15の植毛面11a側の根元15bどうしのすき間(フィラメント間の最小距離)は、0.1mm以上であることが好ましく、0.15mm以上であることがさらに好ましい。また、0.5mm以下であることが好ましく、0.3mm以下であることがさらに好ましく、0.25mm以下であることが特に好ましい。0.1~0.5mmであることが好ましく、0.15~0.3mmであることがさらに好ましく、0.15~0.25mmであることが特に好ましい。
前述の「フィラメント15の植毛面11a側の根元15bどうしのすき間A(図2、図3)」は、0.1mm以上のすき間Aを有する部分が、植毛面11aに設けられた全てのフィラメント15におけるすき間Aの総数のうち、50~100%であることが好ましく、75~100%以上であることがより好ましい。
ブラシ部16は、軟質樹脂からなり、例えば、JIS K 6253 ショアAでの硬度が90以上とされた軟質樹脂を用いることができる。具体的には、ショア硬度Aが90以上、ショア硬度Dが75以下の軟質樹脂が好ましく、ショア硬度Dが66の軟質樹脂がより好ましい。ブラシ成形体を構成する軟質樹脂としては、各種エラストマーを用いることができるが、ポリウレタンであることが好ましい。
なお、本実施形態において複数のフィラメント15は、格子状に複数本並んで配列された構成に限らず、千鳥状に複数並んで配列された構成とすることも可能である。
(フィラメント)
次に、フィラメント15の形状について詳述する。
図5に示すように、本実施形態のフィラメント15は、射出成形によりヘッド部11と一体成型されたもので、先端側に2本の分岐毛15Aを有した形状をなす。フィラメント15は、長さ方向(Z方向)に交差するXY平面における断面積が、根元15bから2つの分岐毛15Aの各先端15aに向かってそれぞれ連続的に減少し、先細りになっている。
本実施形態では、毛先が2本に分かれたフィラメント形状であるため、各分岐毛15Aの太さは基部15J(図6参照)側の太さの半分以下である。そのため、分岐していないフィラメントの毛先よりも、歯間部および歯頚部といった狭い隙間に分岐毛15Aの毛先が入り込みやすい。
基部15Jの太さは0.4~1.3mmであることが好ましく、0.6~1.2mmであることがより好ましく、0.7~1.1mmであることがさらに好ましい。
なお、「基部15Jの太さ」は根元15bの外周縁の外接円の直径と定義する。
本実施形態のフィラメント15は、図6に示すように、根元15bから分岐開始位置Pまでの基部15Jの側面15jの勾配と、分岐開始位置Pから毛先までの分岐毛15Aの側面15kの勾配とで僅かに角度が異なっており、2段階のテーパー面を有する。
分岐開始位置Pの太さは0.3~1.2mmであることが好ましく、0.5~1.1mmであることがより好ましく、0.6~1.0mmであることがさらに好ましい。
なお、「分岐開始位置Pの太さ」は、分岐開始位置Pの外周縁の外接円の直径と定義する。
「分岐開始位置Pの太さ」は、「基部15Jの太さ」よりも小さいことで2段階のテーパー面を有する。基部15Jの太さに対する分岐開始位置Pの太さの割合は、60~99%であることが好ましく、70~95%であることがより好ましく、75%~90%がさらに好ましく、75~85%が特に好ましい。
図6に示すように、分岐開始位置Pは、フィラメント15の長さ方向のほぼ中央に位置している。1本のフィラメント15が有する分岐毛15Aの数にもよるが、分岐毛15Aの長さ(以下、分岐長という)が長すぎると撓みすぎて他の分岐毛15Aと干渉してしまうことから、分岐長L2は、フィラメント15の全体の毛丈(以下、フィラメント長という)L1の20~80%の範囲内で設定されることが好ましく、30~70%であることがより好ましく、40~60%であることがさらに好ましい。ここで、分岐長L2は、分岐開始位置Pから先端15aまでの寸法である。
2本の分岐毛15Aを有するフィラメント15において、最も好ましい分岐毛15Aの長さL2は、フィラメント長L1の50%である。分岐毛15Aの長さL2は2.5~8.5mmであることが好ましく、3.5~7.5mmであることがより好ましく、4.5~6.5mmであることがさらに好ましい。
フィラメント長L1は6~14mmであることが好ましく、7~13mmであることがより好ましく、8~12mmであることがさらに好ましい。
図7に示すように、フィラメント15の形状は、互いに交差する短軸Xおよび長軸Yをそれぞれ基準として線対称な形状をなす。フィラメント15の短軸XはX方向に平行であり、フィラメント15の長軸YはY方向に平行である。
図8に示すように、フィラメント15の根元15b側のXY平面における断面形状は、最大長軸幅W1の中央の最小短軸幅W2が最も狭くなっており、当該分岐開始位置PからY方向の両端側へ行くにしたがって短軸方向の幅がそれぞれ連続的に広がる形状とされている。
本実施形態において、根元15bにおける最大長軸幅W1は、例えば、0.4~1.2mmの範囲が好ましく、0.5~1.1mmの範囲がより好ましく、0.6~1.0mmの範囲内がさらに好ましく、0.7~0.9mmが特に好ましい。
また、最小短軸幅W2は、例えば、0.2~0.6mmの範囲内が好ましく、0.2~0.5がさらに好ましく、0.25~0.4mmが特に好ましい。
最大短軸幅W3は、例えば、0.6~1.0mmの範囲内が好ましく、0.6~0.9がさらに好ましく、0.7~0.9mmが特に好ましい。
図8に示すように、基部15Jの一対の短軸側側面15f,15fの中央付近にはそれぞれ頂点Q,Qが存在する。フィラメント15の断面形状は、一対の溝部19,19と、基部15Jの短軸側側面15f,15fにおける各頂点Qから、各溝部19,19の両側にそれぞれ存在する一対の角部15g,15gにかけてY方向内側へ向かってそれぞれ傾斜をなす一対のテーパー面19d,19dと、によって形成される。ここで、基部15Jの各短軸側側面15fは、X方向で対称をなす一対のテーパー面19dからなる。
また、各溝部19の両側に位置する一対の角部15gどうしの距離W4(図8)は、0.5~1.1mmの範囲が好ましく、0.5~0.9mmの範囲がより好ましく、0.55~0.65mmの範囲がさらに好ましい。
図8に示すように、根元15bのXY断面において、フィラメント15の長軸Yに沿う一対の長軸側側面15eは、長軸に沿う幅(以下、長軸幅という)W1の中央部分が互いに近づくように内側へそれぞれ凹んでいる。フィラメント15は、上述した一対の長軸側側面15eによってそれぞれ凹状に形成される一対の溝部19を有している。
溝部19の断面形状、すなわちフィラメント15のXY平面に沿う溝部19の横断面形状は、略三角形状をなす。溝部19は、底部19bから、X方向に対してY方向両外側へ行くにしたがってそれぞれテーパーをなす一対の面19cを有する。図7に示すように、一対の溝部19は、断面視において最も深くなる底部19bどうしが、長軸幅の中央位置において互いに対向するとともに、それぞれが短軸方向外側へ向かって広がっている。
これら一対の溝部19は、Z方向に根元15bから分岐開始位置Pまで連続して形成されている。フィラメント15の高さ方向の所定位置において、各溝部19のXY平面の断面積は互いに等しくてもよい。図7および図8に示すように、一対の溝部19のXY断面積は、根元15bから分岐開始位置Pに向かってそれぞれ連続的に減少しており、根元15b側の溝部19が最も深くてもよい。
根元15bにおける各溝部19の深さGの程度(例えば図8における+X方向の一方の溝部19の深さGの程度)は、下記の式(1)で表すことができ、10~45%が好ましく、20~40%がより好ましく、25~35%がさらに好ましい。
100x{(W3-W2)/W3}/2…(1)
根元15bにおける各溝部19の深さGの長さは(W3-W2)/2で表すことができ、0.1~0.5mmが好ましく、0.15~0.4mmがより好ましく、0.2~0.3mmがさらに好ましい。
また、-X方向に位置する他方の溝部19の深さGの程度および長さも同様に算出できる。本実施形態では、+X方向と-X方向に存在する各溝部19の深さGの程度および長さは互いに同等であることが好ましい。
また、一対の溝部19の底部19bどうしは、根元15b側から分岐開始位置Pに向かって徐々に近づいていき、分岐開始位置Pよりも先端側において短軸方向で互いに連通している。これによって、フィラメント15の先端側に2本の分岐毛15Aが形成されている。
上述したように、フィラメント15の形状は、W3の中心を通る長軸Yを基準とした線対称な形状とされているため、図6に示すようにフィラメント15を側方から見たとき、各分岐毛15Aの先端15aの位置は、フィラメント15の最小短軸幅W2の略中央にそれぞれ位置する。
一方、図7に示すようにフィラメント15を上方側から見たときの各分岐毛15Aのそれぞれの先端15aの位置は、フィラメント15の根元15bの外周縁15b1よりもX方向およびY方向で内側であって、さらに、分岐開始位置Pの外周縁15b2よりもX方向およびY方向で内側となっている。
1本のフィラメント15内における2つの分岐毛15Aの先端15aどうしの間隔(距離)W5(図7)は、根元15bの長軸Yに沿う幅方向の長さ(以下、長軸幅という)W1の51~99%の範囲内であることが好ましく、55~80%であることがさらに好ましく、60~70%であることが特に好ましい。
1本のフィラメント内における2つの分岐毛15Aの先端15aどうしの距離W5は、0.3~1.0mmあることが好ましく、0.4~0.8mmであることがさらに好ましく、0.45~0.6mmであることが特に好ましい。なお、分岐毛が2以上の場合も同様である。
図5に示すように、分岐開始位置Pでは最小短軸幅W2は0mmになって分岐が開始している。ここでは、2つの分岐毛15Aの分岐開始位置Pが一致した状態で、互いの根元どうしが点で繋がった形状となっている。この場合は、分岐開始位置Pでの2つの分岐毛15Aの根元どうしの距離は0mmである。
なお、上記形状に限られず、例えば、最小短軸幅W2が0mmにならずに分岐を開始している態様であってもよい。この場合は、分岐開始位置Pでの2つの分岐毛15Aの根元どうしの距離は0超~0.3mmが好ましい。
このように、分岐開始位置Pでの2つの分岐毛15Aどうしの距離は0~0.3mmが好ましい。
分岐毛15Aの先端から0.1mmの距離における先端径は、0.02~0.5mmの範囲内が好ましく、0.02~0.4mmがより好ましく、0.02~0.3mmであることがさらに好ましく、0.02~0.2mmであることが特に好ましい。
なお、分岐毛15Aが異形の場合、先端から0.1mmの距離における先端径は、分岐毛15Aの長さ方向(Z方向)に交差するXY平面における断面形状の外周縁の外接円の直径と定義する。
また、1本のフィラメント15内における2本の分岐毛15Aの毛丈(以下、分岐長という)は互いに等しくてもよく、異なっていてもよい。
フィラメント長に対する分岐長L2が長すぎると、ブラッシング時に撓みすぎてしまい、十分な刷掃感(清掃実感)が得られにくい。逆に、分岐長L2が短すぎると、ブラッシング時に撓みにくく、歯間への進入性および当たり心地の良さが低下してしまう。そのため、分岐長を上記範囲内とすることで、刷掃感、歯間挿入性および歯茎への当たり心地が向上する。
フィラメント15の短軸側側面15fには、最小短軸幅W2の中央にZ方向に延びるパーティングラインLが存在する。フィラメント15の根元15b側の最大長軸幅W1は、パーティングラインLにおいて最大となる。
本実施形態の歯ブラシ10は、ブラシ部16を射出成形することで、ヘッド部11とブラシ部16とが一体的に構成されており、軟質樹脂からなる複数のフィラメント15を有する。ブラシ部16を構成するすべてのフィラメント15の先端側は、2本に分岐した形状となっており、ブラシ部16の上方(植毛面11a)側から見たとき、各分岐毛15Aの先端15aの位置が根元15bの外周縁15b1よりも内側に位置した形状であるとともに、短軸Xおよび長軸Yのいずれを基準としても線対称な形状となっている。すなわち、フィラメント15の側周面はすべて植毛面11aに対して傾斜しており、植毛面11aに対して垂直な部分は存在しない。このため、ブラッシング時における各分岐毛15Aの撓み方向に制限がなく、形状に起因した撓み方向の異方性を緩和することができるため、歯間部および歯頚部への進入性が向上し、十分な清掃実感を得ることができる。
また、ブラシ部16を構成するすべてのフィラメント15は、それぞれ分岐した毛先が細く、各分岐毛15Aが撓むことでクッション性を発現している。各分岐毛15Aが等方的に撓むことから、ブラッシング方向に関わらず適度なクッション性を有し、歯茎に接触した際に痛みを感じにくい。
また、本実施形態のフィラメント15は、根元15bから分岐開始位置Pに亘って形成された一対の溝部19により、根元15b側のフィラメント15の最大長軸幅W1を確保しつつ、フィラメント全体が根元15bから撓みやすくなる。これにより、ブラッシング時には、可動域が広がった各分岐毛15Aによって歯間部および歯頚部を効率よく清掃できるとともに、根元15bがほど良く撓んだ基部15J(毛腹)のエッジによって歯面の歯垢も同時にかき取ることができる。
なお、本実施形態では、1本のフィラメント15が一対の溝部19を有した形状となっているが、少なくとも1つの溝部19を有した形状であればよく、3つ以上の溝部19を有していてもよい。また、溝部19は、根元15bから分岐開始位置Pに亘って連続的に設けられていることが好ましいが、部分的に設けられていてもよい。また、溝部19は、少なくとも根元15b、もしくは根元15bに近い部位に設けられていることが好ましい。また、本実施形態では、一対の溝部19が根元15bの短軸方向両側に設けられているが、長軸方向両側に設けられていてもよい。溝部19の数が3つ以上の場合は、短軸方向および長軸方向のそれぞれに設けられていてもよい。
また、本実施形態では、図7に示すように、1本のフィラメント内における2つの分岐毛15Aの先端15aどうしの距離W5が根元15bの最大長軸幅W1の51~99%の範囲内に存在するため、1本のフィラメント15内における2本の分岐毛の毛先が撓んだ際に互いに干渉しないため動きやすく、歯間部および歯頚部への進入性および清掃実感が向上するとともに、当たり心地も良好になる。
また、ブラシ部16を構成する複数のフィラメント15は、隣り合う他のフィラメント15と0.1mm以上離れて配列されているため、ブラッシング中にフィラメント15どうしで干渉し合うのを抑制することができる。これにより、各フィラメント15の動きが制限されず、歯間部や歯頚部への毛先の進入性が向上し、より清掃実感を高めることができる。
[第2実施形態]
次に、本発明の第2実施形態の歯ブラシ20について説明する。
以下に示す本実施形態の歯ブラシ20の基本構成は、上記第1実施形態と略同様であるが、ブラシ部26の形状が異なる。先の実施形態では、刷毛プロファイルがフラットなブラシ形状になっているが、本実施形態では、刷毛プロファイルがフラットではなく、段差を有するブラシ形状となっている。
よって、以下の説明では、ブラシ部26の形状について詳しく説明し、共通な箇所の説明は省略する。また、説明に用いる各図面において、図1~図8と共通の構成要素には同一の符号を付すものとする。
図9及び図10に示すように、本実施形態の歯ブラシ20は、植毛面11aの最外周に配置された複数の外側フィラメント151と、複数の外側フィラメント151の内側に配置された複数の内側フィラメント152と、ヘッド部11の長さ方向中央に位置するとともに幅方向へ配置された複数の中央フィラメント153と、により構成されている。外側フィラメント151および中央フィラメント153は互いに等しい毛丈を有するとともに、内側フィラメント152は、外側フィラメント151および中央フィラメント153よりも短い毛丈を有する。このため、本実施形態のブラシ部26は、図11に示すように、毛先側に段差を有した刷毛プロファイルとなっている。
本実施形態では、中央フィラメント群153Aによって内側フィラメント152の配置領域がヘッド部11の長さ方向に2つに分割されており、外側フィラメント群151Aおよび中央フィラメント群153Aによって囲まれたこれら2つの領域に、内側フィラメント群152Aがそれぞれ存在する。図10に示すように、複数の外側フィラメント151および複数の中央フィラメント153は、内側フィラメント群152Aの周囲に2列ずつで配置されている。
また、上述したように、内側フィラメント152の全体の毛丈(フィラメント長)は、周囲の外側フィラメント151および中央フィラメント153のフィラメント長よりも短い。本実施形態では、例えば、外側フィラメント151および中央フィラメント153の(フィラメント長)が11mmのとき、内側フィラメント152のフィラメント長は9mmとされており、外側フィラメント151および中央フィラメント153と内側フィラメント152との間に2mmの毛丈差(段差)を有する。少なくとも1mm以上の段差を有することが好ましく、1~4mmであることが好ましく、1~3mmであることがより好ましく、1~2mmであることがさらに好ましい。
このため、本実施形態のブラシ部26の先端側は、2つの内側フィラメント群152Aのところだけが、部分的に毛先が低くなった凹形状をなす。すなわち、ブラシ部26の毛先側には、複数の外側フィラメント151および複数の中央フィラメント153と、配置された内側フィラメント群152Aと、の間に生じる段差によって形成される凹形状が、ヘッド部11の長さ方向に2つ存在する。
なお、ブラシ部26内における凹形状の数は、2つに限らない。例えば、ヘッド部11の長さ方向に間隔をおいて中央フィラメント群153Aを2箇所に配置するようにしてもよい。これにより、内側フィラメント群152Aの配置領域が3つに区画され、3つの凹形状が形成される。
また、複数の内側フィラメント群152Aの間でも毛丈差を設けることによって、深さの異なる凹形状を形成し、複数の段差をさらに有した刷毛プロファイルとしてもよい。
また、中央フィラメント153を設けない構成としてもよく、この場合は、外側フィラメント151とこれよりも毛丈の低い内側フィラメント152との間の段差によって、ブラシ部26の先端側に1つの凹形状を有した刷毛プロファイルとなる。
また、凹形状の深さ、すなわち外側フィラメント151および中央フィラメント153と、内側フィラメント152との毛丈差(段差)は、2mmに限らない。
[実施例]
以下、実施例を示して本発明を詳細に説明するが、本発明は以下の実施例に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で適宜変更して実施することができる。
表1は、本願発明の構成である実施例1~3と、従来構成の比較例との構成の違いを示す図である。
Figure 0007638227000001
表1に示す仕様にしたがって、実施例1~3、比較例の歯ブラシサンプルをそれぞれ作製した。
(1.分岐毛の先端の位置)
具体的には、フィラメントの先端側から見た2つの分岐毛の各先端の位置について、実施例1~3では、根元15bの外周縁15b1よりも内側とし、比較例では、根元の外周縁上(外周縁と重なる位置)とした。
(2.根元側における溝の有無)
フィラメントの根元側の溝の有無について、実施例1では「溝なし」の形状とし、実施例2および実施例3では「溝あり(2つ)」の形状とし、比較例では「溝なし」の形状とした。
(3.根元から分岐開始位置Pまでの連続した溝の有無)
フィラメントの根元から分岐開始位置までの連続した溝の有無について、実施例1および比較例は連続した溝の無い形状であり、実施例2および実施例3では2つの溝が根元から分岐開始位置まで連続した形状である。
(4.分岐毛の先端どうしの距離)
1本のフィラメント内における2本の分岐毛の先端どうしの距離について、実施例1では0.18mmとし、実施例2および実施例3では0.5mmとし、比較例では0.4mmとした。
(5.フィラメント間の最小距離)
ブラシ部における複数のフィラメントどうしの最小距離について、実施例1~3では0.2mmとし、比較例では0mmとした。
(6.刷毛プロファイル)
ブラシ部における先端側の形状、刷毛プロファイルについて、実施例1および実施例2、比較例ではフラットとした。
実施例3では段差1mm以上の凹形状を2つ以上有する形状とするために、図9~図11の配列において、複数の外側フィラメント151および複数の中央フィラメント153の毛丈は11mm、内側フィラメント152の毛丈は9mmとして、外側フィラメント151および中央フィラメント153と、内側フィラメント152との間に2mmの段差を設けた。
[評価項目]
ブラシ部による歯間部および歯頚部に対する清掃実感、歯茎への当たり心地の良さ、のそれぞれについて、実施例1~3、比較例に対して評価を行った。
[評価方法]
<清掃実感の評価>
10人の専門家パネルが各例の歯ブラシで口腔内を清掃し、その際の歯間部および歯頚部に対する清掃実感と歯茎への当たり心地について、下記の評価基準でそれぞれ評価した。ここでは、10人の専門化パネルの平均点に基づいて、7段階の評価とした。
具体的には、専門化パネル10人の平均点が6点以上を「◎(Very Good)」、平均点が4点以上6点未満を「○(Good)」、平均点が3点以上4点未満を「△(NotBad)」、平均点が3点未満を「×(Bad)」とした。
<評価基準>
7点:非常によい。
6点:かなりよい。
5点:ややよい。
4点:どちらともいえない。
3点:やや悪い。
2点:かなり悪い。
1点:非常に悪い。
図10に示すように、フィラメントにおける2本の分岐毛の各先端の位置が、根元の外周縁よりも内側となっている実施例1~3の歯ブラシにおいて、歯間部および歯頚部に対する清掃実感の評価が良好で、特に、段差1mm以上の凹形状を2つ以上有する刷毛プロファイルをなす実施例3のサンプルにおいては、刷掃プロファイルがフラットとされた実施例1および実施例2のサンプルよりも、より高い評価が得られた。
また、根元から分岐開始位置まで連続した2つの溝を有する実施例2および実施例3のサンプルでは、溝を有しない実施例1のサンプルよりも、歯茎への当たり心地の良さについて良好な評価が得られた。特に、刷掃プロファイルがフラットな実施例2のサンプルにおいて高い評価が得られた。
一方、溝がない実施例1および比較例のサンプルでは、歯茎への当たり心地の評価が低かった。特に、溝がないだけでなく、分岐毛の先端位置が根元の外周縁上にある比較例のサンプルでは、歯茎への当たり心地について非常に低い評価となった。また、溝はないものの、2つの分岐毛の先端が根元の外周縁よりも内側に位置する実施例1のサンプルでは、比較例のサンプル結果よりはわずかに良い評価が得られた。
また、実施例2,3のように、フィラメント内における2本の分岐毛の先端どうしが、ある程度離れている方が清掃実感および当たり心地の良さについて良好な評価が得られた。例えば、2本の分岐毛の先端どうしが0.5mm程度離れている方が良い。
一方で、比較例のように、各分岐毛の先端どうしが0.4mm離れていたとしても、各分岐毛の先端が外周縁上に位置する場合は、各分岐毛の先端どうしの距離が0.18mmであって比較例よりも狭い距離とされた実施例1の評価よりも、総じて低いものとなった。すなわち、各分岐毛の先端が根元の外周縁よりも内側に位置する実施例1では、清掃実感および当たり心地の良さについて比較例よりは良好な評価となった。
また、フィラメントどうしが最低限の距離をおいて配列された実施例1~3のサンプルでは、フィラメント間の距離が全くなく、フィラメントどうしが互いに密集して配列された比較例のサンプルよりも、清掃実感および当たり心地の良さの評価について総じて高いものとなった。
このように、フィラメントの先端に分岐毛を有した形状であっても、分岐毛の先端の位置、(連続した)溝の有無、先端どうしの距離、フィラメントどうしの距離、刷掃プロファイル等の条件を満たす実施例1~3の方が、歯間部および歯頚部に対する清掃実感および歯ぐきに対する当たり心地の良さについて、比較例よりも総じて高い評価が得られた。
以上、添付図面を参照しながら本発明に係る好適な実施形態について説明したが、本発明は係る例に限定されないことは言うまでもない。当業者であれば、特許請求の範囲に記載された技術的思想の範疇内において、各種の変更例または修正例に想到し得ることは明らかであり、それらについても当然に本発明の技術的範囲に属するものと了解される。
例えば、先の各実施形態では、1本のフィラメント15が2本の分岐毛15Aを有した形状となっているが、3本以上の分岐毛15Aを有していてもよい。また、1本のフィラメント15内における複数の分岐毛15Aのうち、一部またはすべての分岐毛15Aの毛丈が異なっていてもよい。また、1本のフィラメント15内において太さの異なる分岐毛15Aが存在していてもよい。また、分岐毛15Aの少なくとも先端側がさらに分岐していてもよい。
また、例えば、ブラシ部16を構成する複数本のフィラメント15は、図12に示すような格子配列と千鳥配列を組み合わせた実施態様であってもよい。
10,20…歯ブラシ、11…ヘッド部、12…ネック部、13…ハンドル部、15…フィラメント、15a…先端、15b…根元、15j,15k…側面、15A…分岐毛、16,26…ブラシ部、151…外側フィラメント、15b1,15d1,15d2…外周縁、152…内側フィラメント、153…中央フィラメント、L1…フィラメントの長さ、L2…分岐毛の長さ、X…フィラメント15の断面形状における短軸、Y…フィラメント15の断面形状における長軸

Claims (5)

  1. 複数のフィラメントからなるブラシ部と、
    一面側に前記ブラシ部を有するヘッド部と、
    前記ヘッド部より後端側に配置されるハンドル部と、
    前記ヘッド部と前記ハンドル部とを接続するネック部と、を備え、
    前記フィラメントと前記ヘッド部は、一体成形体であり、
    前記フィラメントは、基部と、前記基部の先端側に位置する2本以上の分岐毛と、を有し、
    前記フィラメントの長さ方向に交差する幅方向の断面積が根元から先端に向かって連続的に減少し、2つ以上の前記分岐毛の各先端は、前記フィラメントの前記根元の外周縁よりも前記幅方向の内側に位置し、
    複数の前記フィラメントの前記基部における断面形状は、それぞれが前記長さ方向と直交し互いに交差する短軸および長軸を有し、
    複数の前記フィラメントは、前記長軸に沿う第1側面が凹状にそれぞれ形成されて前記根元から前記長さ方向に連続する一対の溝部を有し、
    一対の前記溝部の断面形状は、底部どうしが前記長軸に沿う長軸方向の中央位置において互いに対向するとともに、それぞれが前記長軸方向の外側に向かうにつれて前記短軸に沿う短軸方向の外側へ向かって広がる方向に傾斜して延び、前記短軸に沿う第2側面との角部に向かう一対のテーパー面を有し、
    前記底部どうしは、前記根元から前記先端に向けて徐々に近づいて前記短軸方向に互いに連通し、
    前記分岐毛は、前記長さ方向で少なくとも前記底部どうしが前記短軸方向に互いに連通する領域に形成されており
    前記フィラメントの前記短軸に沿う第2側面には、最小短軸幅の中央に前記長さ方向に延びるパーティングラインが存在し、
    前記ヘッド部に並ぶ複数の前記フィラメントは、前記パーティングラインが前記一面に沿った同一直線上に位置して配列される、歯ブラシ。
  2. 前記フィラメントの断面形状は、互いに交差する前記短軸および前記長軸をそれぞれ基準として線対称な形状をなす、
    請求項1に記載の歯ブラシ。
  3. 1本の前記フィラメントにおける2つの前記分岐毛の先端どうしの距離は、前記根元の最大長軸幅W1の51~99%の範囲内である、
    請求項2に記載の歯ブラシ。
  4. 前記ブラシ部の最外周に配置された複数の外側フィラメントと、
    前記外側フィラメントよりも毛丈が短く、前記外側フィラメントよりも内側に配置された複数の内側フィラメントと、を有し、
    前記外側フィラメントの先端と前記内側フィラメントの先端との間に、少なくとも1mm以上の段差を有する、
    請求項1に記載の歯ブラシ。
  5. 前記ヘッド部の長さ方向に交差する幅方向に配列され、前記内側フィラメントの配置領域を長さ方向に複数に分割する複数の中央フィラメントを有し、
    前記中央フィラメントの毛丈は、前記外側フィラメントの毛丈と等しい、
    請求項4に記載の歯ブラシ。
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