JP7638787B2 - プログラム、情報処理方法、及び情報処理装置 - Google Patents
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Description
前述したように、近年では働き方の多様化に伴い、個人で所有する端末装置(例えば、PC、タブレット、及びスマートフォン等)をオフィスに持参して業務で利用する、BYODという仕組みの導入が検討されている。BYODの導入に伴い、例えば、社員が携行している個人の端末装置を利用して社内のリソース(例えば、各種データ等)にアクセスすることが可能となるため、オフィスに戻らなければ作業が進められないといった距離的・時間的制約を排除する効果が期待できる。
また、以降では、上述した個人が所有する画像形成装置を業務目的で利用するための機能が追加された当該画像形成装置のドライバを、便宜上「業務用ドライバ」とも称する。具体的な一例として、個人が所有する画像形成装置を使用して印刷が行われる場合に、当該印刷に係るコストを企業に請求するための機能を備えたドライバが、上記業務用ドライバの一例に相当する。もちろん、業務目的で画像形成装置等の機器を使用する機能であれば、業務用ドライバが備える機能は、必ずしも上述したコストの管理に係る機能に限定はされない。
図1を参照して、本開示の一実施形態に係る情報処理システムの概略的なシステム構成の一例について説明する。
本開示において在宅環境とは、所定の企業の社員であるユーザが、自身が所有するPC等の端末装置や画像形成装置等の各種機器を利用するための実行環境を模式的に示している。具体的な一例として、ユーザが所有する端末装置や各種機器が所謂ホームネットワーク(LAN等)により接続されたシステムが、在宅環境の一例に相当する。また、他の一例として、ユーザが所有する端末装置や各種機器が、USB等の所定の規格に準じたポートを介してケーブル等の伝送経路により接続されたシステムについても、在宅環境の一例に相当し得る。
また、本開示において社内環境とは、ユーザ(社員)が、所定の企業の管理下にあるPC等の端末装置や画像形成装置等の各種機器を利用するための実行環境を模式的に示している。具体的な一例として、所定の企業の管理下にある端末装置や各種機器が社内LAN等のような外部からの接続が制限されたネットワークにより接続されたシステムが、社内環境の一例に相当する。なお、社内環境には、PC等の端末装置や画像形成装置等の各種機器等のような実体的な構成要素のみに限らず、例えば、クラウドサービスや仮想PC等のような論理的な構成要素が含まれてもよい。
また、本開示においてリモート環境とは、社内環境のうち、ユーザ(社員)が所望の端末装置を利用して外部から社内環境(例えば、社内ネットワーク等)にアクセスすることで利用可能な実行環境を模式的に示している。具体的な一例として、社内環境に含まれる端末装置や各種機器のうち、特に、外部から当該社内環境にアクセスすることで利用可能な端末装置や各種機器が含まれるシステムが、リモート環境の一例に相当する。
具体的には、本実施形態に係る情報処理システム1は、リモート環境11と、在宅環境12及び13と、CPS(Cloud Print Service)109とを含む。
また、CPS109は、上記企業の社員であるユーザが、自身が所有する画像形成装置を業務目的で使用する場合における、当該画像形成装置を使用した印刷に係る各種管理を行う。具体的な一例として、CPS109は、あらかじめ登録されたユーザが所有する画像形成装置に対して、印刷に係る各種指示(例えば、印刷ジョブの送信等)を行う。また、他の一例として、CPS109は、ユーザが所有する画像形成装置が業務目的で使用された場合に、当該画像形成装置を使用した印刷に係る処理の実行に係る履歴の管理や、当該画像形成装置の使用に係るコストの管理等を行う。これらの管理に係るCPS109の動作については、詳細を別途後述する。
なお、CPS109は、上記企業の管理下にあるCPSとして実現されてもよい。この場合には、CPS109は、上記企業の管理下にある社内環境(換言すると、リモート環境11が含まれる社内環境)に含まれ得る。
在宅環境13は、クライアント端末103及び画像形成装置113を含む。クライアント端末103は、ユーザ(社員)が所有する端末装置を模式的に示している。また、画像形成装置113は、当該ユーザが所有する画像形成装置を模式的に示している。すなわち、画像形成装置113は、上記ユーザが所属する企業の管理下にある画像形成装置(例えば、画像形成装置111)とは異なる他の画像形成装置の一例に相当する。
第1の利用形態では、クライアント端末103からの印刷に係る指示(例えば、印刷ジョブ)に基づき画像形成装置113により業務目的の印刷に係る処理が実行された場合に、当該処理の実行に係る情報(例えば、ログ等)がCPS109に送信される。このような構成により、例えば、CPS109により集計された情報に基づき、業務目的で画像形成装置113が使用された場合における、当該使用に伴うコストを管理するといった運用を実現することが可能となる。
在宅環境13は、クライアント端末102及び画像形成装置112を含む。クライアント端末102は、ユーザ(社員)が所有する端末装置を模式的に示しており、在宅環境13におけるクライアント端末103に相当する。また、画像形成装置112は、当該ユーザが所有する画像形成装置を模式的に示しており、在宅環境13における画像形成装置113に相当する。
なお、以降では、便宜上、リモート環境11の外部からリモート端末101の制御を実現するための技術として、リモートデスクトップが利用されるものとして各種説明を行うものとする。具体的には、第2の利用形態では、リモートデスクトップによりクライアント端末102を介してリモート端末101が制御されることで当該リモート端末101からCPS109を介して画像形成装置112に印刷に係る指示(例えば、印刷ジョブ)が送信される。ただし、外部からのアクセスが制限された環境に含まれる端末装置を当該環境の外部から制御することが可能であれば、本利用形態において適用される技術は必ずしもリモートデスクトップには限られない。
また、クライアント端末102及び103のそれぞれが「第1の端末装置」の一例に相当する。また、画像形成装置112及び113のそれぞれが、第1の端末装置から印刷ジョブを受信可能である、上記第2の画像形成装置とは異なる「第1の画像形成装置」の一例に相当する。
図2を参照して、図1に示すクライアント端末103のハードウェア構成の一例について説明する。なお、クライアント端末102については、在宅環境13におけるクライアント端末103に相当し、図2に示すハードウェア構成を同様に適用可能であるため、詳細な説明は省略する。
ROM2021は、CPU201がクライアント端末103の動作を制御するためのプログラム(例えば、BIOS)等を記憶する。
RAM2022は、CPU201の主記憶メモリであり、ワークエリアまたは各種プログラムを展開するための一時記憶領域として用いられる。
ストレージ205は、各種データを記憶する。具体的な一例として、ストレージ205には、基本ソフトウェアであるOS(Operating System)2051、各種アプリケーション2053のプログラム、及びプリンタドライバ2052等が記憶されている。また、ストレージ205には、プリンタドライバセットアップツール2054が記憶されていてもよい。プリンタドライバセットアップツール2054は、在宅環境の構築に係るプログラムを模式的に示しており、前述した業務用ドライバのインストールに利用される。ストレージ205は、例えば、HDD(Hard Disk Drive)や、SDD(Solid State Drive)に代表される不揮発性メモリ等により実現され得る。
出力I/F204は、モニタ210等の出力デバイスを接続するための接続インタフェースである。出力I/F204に出力デバイスが接続されることで、当該出力デバイスが、各種バス(例えば、システムバス207等)を介して、CPU201等の各種デバイスと接続される。
ネットワークI/F205は、所定のネットワーク300(例えば、LANやインターネット等)に接続され、当該ネットワーク300を介して外部機器と通信を行うためのインタフェースである。
また、図3に示す機能構成や、図4、図5、図7、図11、及び図12に示す処理は、CPU201が、ROM2021やストレージ205に記憶されたプログラムをRAM2022に展開して実行することで実現される。
図3を参照して、本実施形態に係る情報処理システムの機能構成の一例について、特に、第1の利用形態で当該情報処理システムが利用される場合におけるクライアント端末103及びCPS109の機能構成に着目して説明する。
また、レンダリングモジュール305は、印刷データ303の変換に際し、コンフィグモジュール304により編集された印刷設定情報302を印刷ジョブ308に反映してもよい。例えば、レンダリングモジュール305は、割り付け印刷と称される1枚の用紙に複数のページを割り付けて印刷する設定が指定されている場合には、割り付けられるページ数に応じて印刷データ303を縮小する処理を実行してもよい。より具体的な一例として、レンダリングモジュール305は、1枚の用紙に対して2ページが割り付けられている場合には、印刷データ303を約1/2の画像に縮小することで、2ページ分のデータを1枚の用紙に配置してもよい。
レンダリングモジュール305は、印刷データ303の変換が完了すると、変換後の当該印刷データ303に基づく印刷ジョブ308をスプール領域306に送信する。これにより、当該印刷ジョブ308がスプール領域306に保持される。
具体的な一例として、プリントプロセッサ307は、第1の利用形態の場合には、受信した印刷ジョブ308を画像形成装置113に送信する。この場合には、プリントプロセッサ307は、後述するレポート管理アプリケーション310に、CPS109への、画像形成装置113の使用状況の管理に係る情報(以下、「印刷レポート」とも称する)のの送信を指示する。
他の一例として、プリントプロセッサ307は、第2の利用形態の場合には、印刷ジョブ308をCPS109に送信する。この場合には、CPS109に送信された印刷ジョブ308は、当該CPS109のジョブスプーラ1093に保持される。ジョブスプーラ1093は、CPS109が印刷ジョブを保持するために利用する記憶領域である。
レポート制御部3101は、印刷レポートの生成や更新に係る各種処理を実行する。レポート制御部3101は、印刷に係る処理が実行される画像形成装置ごとに、印刷レポートの生成や更新に係る処理を実行してもよい。この場合には、レポート制御部3101は、例えば、CPS109が使用状況の管理対象(例えば、印刷量の集計対象)としている画像形成装置ごとに、印刷レポートの生成や更新に係る処理を実行してもよい。例えば、プリンタリスト1091は、CPS109が使用状況の管理対象としている一連の画像形成装置に関する情報を模式的に示している。すなわち、レポート制御部3101は、プリンタリスト1091を参照することで、CPS109が使用状況の管理対象としている画像形成装置を認識することが可能となる。
アップロード処理部3102は、レポート制御部3101により生成または更新された印刷レポートをCPS109に送信する。CPS109は、アップロード処理部3102から送信された印刷レポートを所定の記憶領域に記憶させることで保持する。レポートリスト1092は、CPS109が所定の記憶領域に記憶させることで保持された一連の印刷レポートのデータを模式的に示している。
本実施形態に係る情報処理システムの処理の一例について以下に説明する。
まず、図4を参照して、印刷処理のシーケンスの一例について説明する。図4は、業務目的での個人が所有する画像形成装置を使用した印刷に係るコストを企業に請求するための機能を備えた業務用ドライバが使用される場合における、印刷処理のシーケンスの一例について示している。
S411において、CPS109は、S410におけるコンフィグモジュール304からの指示に従いドライバを作成し、当該ドライバに対してコストコードを関連付ける。コストコードは、対象となる画像形成装置を使用した業務目的での印刷に係るコストの区分や管理に利用される識別情報である。例えば、CPS109は、対象となるユーザ(業務用ドライバがインストールされる端末装置の所有者であるユーザ)に対してあらかじめ割り当てられたコストコードを、作成したドライバに関連付けてもよい。
S412において、CPS109は、S411において作成したコストコード付きのドライバの作成結果(例えば、コストコードの設定等)をコンフィグモジュール304に反映する。これにより、コンフィグモジュール304を介して、作成された上記ドライバを利用した印刷に係る設定情報の更新が可能となる。
なお、S410~S412の処理については、既にコンフィグモジュール304へのコストコード付きのドライバの反映が完了済の場合には省略されてもよい。
S415において、プリンタドライバ2052のコンフィグモジュール304は、当該プリンタドライバ2052が提供する印刷設定画面の表示に係る処理を実行する。当該印刷設定画面は、例えば、両面印刷に係る設定や、カラー印刷に係る設定等のような、プリンタドライバ2052が制御可能な印刷に係る設定情報の指定をユーザから受け付けるための画面に相当する。
S416において、コンフィグモジュール304は、S415において表示させた印刷設定画面を介してユーザから印刷設定情報の更新に係る指示を受け付けると、当該指示に応じて印刷設定情報302を更新する。そして、コンフィグモジュール304は、更新後の印刷設定情報302を印刷システム20511に送信する。これにより、印刷システム20511により実行される印刷に係る設定情報が更新される。
S418において、印刷システム20511は、S417における印刷アプリケーション301からの指示に応じて、プリンタドライバ2052に対して印刷の実行に係る指示を行う。
S419において、プリンタドライバ2052のレンダリングモジュール305は、S418における印刷システム20511からの指示に応じて、印刷の対象となる印刷データ303を画像形成装置が解釈可能なフォーマットのデータに変換する。この印刷データ303に施される変換処理は、レンダリング処理とも称される。そして、レンダリングモジュール305は、変換処理が施された印刷データ303を含む印刷ジョブ308を作成する。
S420において、レンダリングモジュール305は、S419において作成した印刷ジョブ308を印刷システム20511に送信する。
S421において、印刷システム20511は、S420においてプリンタドライバ2052のレンダリングモジュール305から受信した印刷ジョブ308を、印刷に係る処理を実行させる画像形成装置(例えば、画像形成装置113等)に送信する。
なお、S501の処理については、対象となる社内プリンタが存在しない場合や、既に対象となる社内プリンタのドライバがインストールされている場合には実行されなくてもよい。
インストーラは、S502において対象となる端末装置に個人プリンタのドライバがインストールされていると判定した場合には、処理をS503に進める。
一方で、インストーラは、S502において対象となる端末装置に個人プリンタのドライバがインストールされていないと判定した場合には、図5に示す一連の処理を終了する。
インストーラは、S503において在宅勤務の形態がリモートデスクトップを利用した形態(第2の利用形態)ではないと判定した場合には、処理をS504に進める。
これに対して、インストーラは、S503において在宅勤務の形態がリモートデスクトップを利用した形態(第2の利用形態)ではあると判定した場合には、処理をS506に進める。
もちろん、上記はあくまで一例であり、在宅勤務の形態が、第1の利用形態と第2の利用形態とのいずれに該当するかを判定することが可能であれば、その方法については特に限定はされない。具体的な一例として、ユーザ個人が所有する端末装置が社内ネットワークの外部からの当該社内ネットワークに接続する方法に応じて、在宅勤務の形態が、第1の利用形態と第2の利用形態とのいずれに該当するかが自動で判定されてもよい。
まず、S504及びS505の処理について説明する。S504及びS505の処理は、在宅勤務の形態が第1の利用形態の場合に実行される処理である。
S504において、インストーラは、対象となる端末装置が個人プリンタに対して印刷ジョブを送信するために利用可能な業務用ドライバをインストールする。
S505において、インストーラは、S504において端末装置にインストールした業務用ドライバに対して、業務目的で個人プリンタを使用するための機能の追加を行う。具体的な一例として、インストーラは、上記業務用ドライバに対して、業務目的での個人プリンタの使用に伴うコストの管理に利用されるコストコードの設定や、CPS109に印刷レポートを送信するための機能の追加等を行ってもよい。
そして、インストーラは、S505の処理が完了すると、図5に示す一連の処理を終了する。
S506において、インストーラは、個人プリンタに関する情報を取得する。具体的な一例として、インストーラは、在宅環境の構築の対象となる端末装置にインストールされている個人プリンタのドライバから、当該個人プリンタに関する情報を抽出してもよい。個人プリンタに関する情報には、例えば、当該個人プリンタを個別に識別することが可能な識別情報(例えば、シリアル番号等)等が含まれ得る。
S507において、インストーラは、リモートデスクトップによる制御の対象となるリモート端末に接続する。
S508において、インストーラは、S506において取得した個人プリンタに関する情報(例えば、上記識別情報等)を使用して、リモート端末に対して、個人プリンタに印刷ジョブを送信するために利用可能な業務用ドライバをインストールする。
S509において、インストーラは、S508においてリモート装置にインストールした業務用ドライバに対して、業務目的で個人プリンタを使用するための機能の追加を行う。なお、S509の処理については、機能の追加対象となる業務用ドライバが異なる点を除けば、S505の処理と実質的に同様である。
そして、インストーラは、S509の処理が完了すると、図5に示す一連の処理を終了する。
続いて、図7~図10を参照して、対象となる端末装置に個人プリンタのドライバがインストールされているか否かを判定する方法の一例について説明する。具体的には、対象となる端末装置にインストールされている全てのドライバについて業務用ドライバの作成が行われると、個人プリンタ用のドライバ以外の他のドライバについても業務用ドライバが作成される場合がある。このような状況下では、実質的にはユーザが使用しない業務用ドライバまで作成されることとなり、印刷に利用する業務用ドライバの選択に係る操作が煩雑となり、結果として利便性が低下する場合がある。そこで、以降では、対象となる端末装置に個人プリンタのドライバがインストールされているか否かを判定する方法の一例について、特に、業務用ドライバの生成対象となる個人プリンタのドライバをより好適な態様で制限可能とする方法に着目して説明する。
図7~図10を参照して説明する例では、インストーラが対象となる端末装置にインストールされている一連のドライバを監視し、当該監視の結果に基づき、個人プリンタのドライバがインストールされているか否かを判定する。この方法では、インストーラは、対象となる端末装置にインストールされている一連のドライバから業務用ドライバの作成対象とするドライバを特定する。そして、インストーラは、業務用ドライバの作成対象とするドライバが特定できたか否かに応じて、個人プリンタのドライバがインストールされているか否かを判定することとなる。
S701において、インストーラは、在宅環境の構築の対象となる端末装置にインストールされている一連のドライバを監視する。具体的な一例として、インストーラは、各種のドライバが格納されているフォルダを参照することで、対象となる端末装置にインストールされている一連のドライバを認識してもよい。例えば、図8は、端末装置にインストールされているプリンタドライバの一覧の提示態様の一例について示した図である。図8に示す例は、OSがMicrosoft Windows(登録商標)の場合における、利用可能なプリンタの一覧(換言すると、プリンタドライバの一覧)が提示された画面の一例を示している。
また、CPS109は、当該CPS109に登録されている画像形成装置については、当該画像形成装置が設置されている位置に関する情報や、当該画像形成装置に割り当てられたIPアドレス等のような属性情報を保持している。
このような前提のもとで、例えば、インストーラは、ドライバに設定されたポートに関する情報から、当該ドライバに対応する画像形成装置に割り当てられたIPアドレスを特定する。そして、インストーラは、ドライバに設定された情報から特定したIPアドレスを、CPS109に登録されている画像形成装置に割り当てられたIPアドレスと照合することで、対当該ドライバが社内プリンタのドライバか否かを特定する。
具体的には、対象となるドライバに対応する画像形成装置の位置情報が、ユーザ(社員)が所属する企業が位置する領域内に含まれる場合には、当該ドライバが社内プリンタのドライバであると判定することが可能である。より具体的には、対象となるドライバに対応する画像形成装置が、所定の企業の社屋やテナントが位置する領域内に位置する場合には、当該ドライバが当該企業の管理下に画像形成装置のドライバである可能性が高い。このような状況を鑑み、対象となるドライバに対応する画像形成装置の位置情報が所定の企業の社屋やテナントが位置する領域内に含まれる場合には、当該ドライバを、社内プリンタ(当該企業の管理下にある画像形成装置)のドライバと判定してもよい。
そして、S704において、インストーラは、対象となるドライバが社内プリンタのドライバか否かに応じて、以降の処理を切り替える。
インストーラは、S704において、対象となるドライバが社内プリンタのドライバであると判定した場合には、処理をS705に進める。この場合には、S705において、インストーラは、対象となるドライバを業務用ドライバの作成対象とするドライバ(換言すると、個人プリンタのドライバ)としての認識の対象から除外する。
一方で、インストーラは、S704において、対象となるドライバが社内プリンタのドライバでないと判定した場合には、当該ドライバについてはS705の処理をスキップする。すなわち、この場合には、インストーラは、対象となるドライバを、業務用のドライバの作成対象の候補として認識することとなる。
本実施形態に情報処理システムの変形例について以下に説明する。
まず、変形例1に係る情報処理システムについて説明する。前述した実施形態では、ドライバに設定されたIPアドレスや、ドライバに対応する画像形成装置の位置情報を利用することで、当該ドライバが社内プリンタのドライバか否かを判定する手法について説明した。本変形例では、上記IPアドレスや上記位置情報を確認することが困難なドライバを対象として、業務用ドライバを作成するか否かを判定する方法の一例について説明する。
例えば、インストーラは、TCP/IP接続、LANケーブルを介した接続、及びWifi(登録商標)等の規格に基づく無線接続の各方法によるネットワークへの接続の有無に応じて、対象となるドライバがオンライン接続可能か否かを確認してもよい。
そのうえで、S1102において、インストーラは、対象となるドライバに対応する画像形成装置がオンライン接続可能か否かに応じて、以降の処理を切り替える。具体的な一例として、インストーラは、対象となるドライバに対応する画像形成装置がオンライン接続可能か否かに応じて、当該ドライバを業務用ドライバの作成対象としての認識の対象から除外するか否かを決定してもよい。
インストーラは、S1102において、対象となるドライバに対応する画像形成装置が、オンライン接続が制限されていると判定した場合には、処理をS1103に進める。この場合には、S1103において、インストーラは、対象となるドライバを業務用ドライバの作成対象とするドライバ(換言すると、個人プリンタのドライバ)としての認識の対象から除外する。
一方で、インストーラは、S1102において、対象となるドライバに対応する画像形成装置が、オンライン接続が可能であると判定した場合には、当該ドライバについてはS1103の処理をスキップする。すなわち、この場合には、インストーラは、対象となるドライバを、業務用のドライバの作成対象の候補として認識することとなる。
次いで、変形例2に係る情報処理システムについて説明する。本変形例では、在宅環境の構築時に、対象となる端末装置に個人プリンタのドライバがインストールされていない場合の処理の一例について説明する。具体的には、本変形例では、対象となる端末装置に対して個人プリンタのドライバがインストールされた場合に、在宅環境の構築に係るインストーラが当該ドライバのインストールを感知し、当該ドライバに対応する業務用ドライバの作成を行う。一方で、インストーラは、在宅環境の構築に係るプログラムが実行されることで起動しても、対象となる端末装置に個人プリンタのドライバがインストールされていない場合には、業務用ドライバの作成に係る処理を実行せずに一連の処理を終了することとなる。このような状況を鑑み、本変形例に係る情報処理システムの処理の一例について、具体的な例を挙げて説明する。以降で説明する処理は、例えば、図6に示すダイアログボックス601のボタン604が押下されることで、業務用ドライバの作成が行われなかった状況下で、改めて業務用ドライバの作成が行われる場合に実行される。
S1201において、インストーラは、在宅環境の構築の対象となる端末装置にインストールされている一連のドライバを監視し、個人プリンタのドライバがインストールされたか否かを確認する。なお、個人プリンタのドライバの特定方法については、前述した実施形態や他の変形例において説明した例と同様の方法を適用することが可能であるため、詳細な説明は省略する。そのうえで、S1202において、インストーラは、対象となる端末装置に個人プリンタのドライバがインストールされたか否かに応じて、以降の処理を切り替える。
インストーラは、S1202において、対象となる端末装置に個人プリンタのドライバがインストールされたと判定した場合には、処理をS1203に進める。この場合には、S1203において、インストーラは、インストールされた個人プリンタのドライバに対応する業務用ドライバの作成に係る処理を実行する。
一方で、インストーラは、S1202において、対象となる端末装置に個人プリンタのドライバがインストールされていないと判定した場合には、S1203の処理をスキップする。すなわち、この場合には、業務用ドライバの作成に係る処理が実行されないこととなる。
例えば、図13は、業務用ドライバの作成方法の一例について説明するための図であり、ユーザから対象となるドライバの指定を受けて、当該ドライバに対応する業務用ドライバが作成される場合における、ドライバの指定に係るUIの一例を示している。図13に示す例では、画面上に、対象となる端末装置にインストールされたドライバの一覧が提示されている。この画面に提示されたドライバの一覧のうち、一部のドライバに対して所定の操作(例えば、右クリック等)が行われることで、当該ドライバに対する処理の指定をユーザから受け付けるためのメニュー画面1301が表示される。このメニュー画面1301に提示された一連のメニューのうち、業務用ドライバの作成に係るメニュー1302が指定された場合に、インストーラが起動され、当該インストーラにより指定されたドライバに対応する業務用ドライバが作成されてもよい。
本発明は、上述の実施形態の1以上の機能を実現するプログラムを、ネットワーク又は記録媒体を介してシステム又は装置に供給し、そのシステム又は装置のコンピュータにおける1つ以上のプロセッサがプログラムを読み出し実行する処理でも実現可能である。また、1以上の機能を実現する回路(例えば、ASIC)によっても実現可能である。
101 リモート端末
103 クライアント端末
109 CPS
113 画像形成装置
310 レポート管理アプリケーション
2052 プリンタドライバ
2054 プリンタドライバセットアップツール
Claims (20)
- 第1の端末装置に、
前記第1の端末装置から印刷ジョブを受信可能な第1の画像形成装置の利用に係る第1のドライバが前記第1の端末装置にインストールされているか否かを判定する第1の判定ステップと、
前記第1の端末装置が第1のネットワークの外部から第2のネットワークを介して当該第1のネットワークに接続することで、前記第1のネットワークを介して参照可能なデータを参照する当該第1の端末装置の第1の利用形態において、印刷の対象となるデータを利用した印刷ジョブを、当該第1の端末装置が前記第1の画像形成装置に送信するために使用される第2のドライバとして、前記第1のドライバに所定の機能を追加したドライバを前記第1の端末装置にインストールする処理ステップと、
を実行させるためのプログラム。 - 前記第1の端末装置の利用形態が、当該第1の端末装置が前記第1のネットワークの外部から前記第2のネットワークを介して当該第1のネットワークに接続された第2の端末装置を制御することで、当該第2の端末装置に、当該第1のネットワークを介して参照可能なデータを参照させる第2の利用形態か否かを判定する第2の判定ステップを含み、
前記処理ステップは、前記第2の利用形態ではないと判定された場合に、前記第2のドライバを前記第1の端末装置にインストールする、
請求項1に記載のプログラム。 - 前記第2の利用形態は、前記第2の端末装置から前記第1の画像形成装置に、前記第1のネットワークを介して参照可能なデータを利用した印刷ジョブを送信させる利用形態である、
請求項2に記載のプログラム。 - 前記第2の判定ステップは、ユーザからの前記第1のネットワークを介して参照可能なデータの参照に係る前記第1の端末装置の利用形態の指定に基づき、前記第2の利用形態か否かを判定する、
請求項2または3に記載のプログラム。 - 前記第1の判定ステップは、対象となるドライバに対応する画像形成装置に設定された、ネットワーク上において当該画像形成装置を特定するための情報に基づき、当該ドライバを前記第1のドライバとしての認識の対象から除外するか否かを決定する、
請求項1乃至4のいずれか1項に記載のプログラム。 - ネットワーク上において前記画像形成装置を特定するための前記情報はIPアドレスであり、
前記第1の判定ステップは、前記IPアドレスが所定の範囲内の場合に、対象となるドライバを前記第1のドライバとしての認識の対象から除外する、
請求項5に記載のプログラム。 - 前記第1の判定ステップは、対象となるドライバに対応する画像形成装置の位置情報に基づき、当該ドライバを前記第1のドライバとしての認識の対象から除外するか否かを決定する、
請求項1乃至4のいずれか1項に記載のプログラム。 - 前記第1の判定ステップは、前記位置情報が所定の企業が位置する領域内に含まれる場合に、対象となるドライバを前記第1のドライバとしての認識の対象から除外する、
請求項7に記載のプログラム。 - 前記第1の判定ステップは、対象となるドライバに対応する画像形成装置が前記第1の端末装置に対して所定の接続形態で接続されているか否かに応じて、当該ドライバを前記第1のドライバとしての認識の対象から除外するか否かを決定する、
請求項1乃至4のいずれか1項に記載のプログラム。 - 前記第1の判定ステップは、対象となるドライバに対応する画像形成装置が、所定の規格に準じるポートを介して前記第1の端末装置に接続される場合に、当該ドライバを前記第1のドライバとして認識する、
請求項9に記載のプログラム。 - 前記第1の判定ステップは、前記第1の端末装置にインストールされている画像形成装置のドライバのうち、オペレーティングシステムが提供する標準ドライバを、前記第1のドライバとしての認識の対象から除外する、
請求項1乃至10のいずれか1項に記載のプログラム。 - 前記第1の判定ステップは、前記第1の端末装置にインストールされている画像形成装置のドライバのうち、オンライン接続が制限されたドライバを、前記第1のドライバとしての認識の対象から除外する、
請求項1乃至11のいずれか1項に記載のプログラム。 - 前記第1の判定ステップは、新たにドライバがインストールされた場合に、当該ドライバが前記第1のドライバか否かを判定し、
前記処理ステップは、新たにインストールされたドライバが前記第1のドライバの場合に、当該第1のドライバに対応する前記第2のドライバを前記第1の端末装置にインストールする、
請求項1乃至12のいずれか1項に記載のプログラム。 - 前記処理ステップは、ユーザから前記第1のドライバの指定を受けて、当該第1のドライバに対応する前記第2のドライバを前記第1の端末装置にインストールする、
請求項1乃至13のいずれか1項に記載のプログラム。 - 前記第1の端末装置は、前記第1のネットワークに接続されたクラウドプリントサービスを介して、当該前記第1のネットワークを参照可能なデータを参照する、
請求項1乃至14のいずれか1項に記載のプログラム。 - 前記第1の画像形成装置は、所定の企業の管理下にある第2の画像形成装置とは異なる他の画像形成装置である、
請求項1乃至15のいずれか1項に記載のプログラム。 - 前記第1のネットワークは、所定の企業の管理下にあり、かつ外部からの接続が制限されたネットワークである、
請求項1乃至16のいずれか1項に記載のプログラム。 - 前記第1の画像形成装置は、前記第1のネットワークに接続された第2の画像形成装置とは異なる他の画像形成装置である、
請求項17に記載のプログラム。 - 第1の端末装置が実行する情報処理方法であって、
前記第1の端末装置から印刷ジョブを受信可能な第1の画像形成装置の利用に係る第1のドライバが前記第1の端末装置にインストールされているか否かを判定する第1の判定ステップと、
前記第1の端末装置が第1のネットワークの外部から第2のネットワークを介して当該第1のネットワークに接続することで、前記第1のネットワークを介して参照可能なデータを参照する当該第1の端末装置の第1の利用形態において、印刷の対象となるデータを利用した印刷ジョブを、当該第1の端末装置が前記第1の画像形成装置に送信するために使用される第2のドライバとして、前記第1のドライバに所定の機能を追加したドライバを前記第1の端末装置にインストールする処理ステップと、
を含む、情報処理方法。 - 情報処理装置から印刷ジョブを受信可能な第1の画像形成装置の利用に係る第1のドライバが前記情報処理装置にインストールされているか否かを判定する第1の判定手段と、
前記情報処理装置が第1のネットワークの外部から第2のネットワークを介して当該第1のネットワークに接続することで、前記第1のネットワークを介して参照可能なデータを参照する当該情報処理装置の第1の利用形態において、印刷の対象となるデータを利用した印刷ジョブを、当該情報処理装置が前記第1の画像形成装置に送信するために使用される第2のドライバとして、前記第1のドライバに所定の機能を追加したドライバを前記情報処理装置にインストールする処理手段と、
を備える、情報処理装置。
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