以下、実施形態を図面に基づいて説明する。なお、同一の機能や構成には、同一または類似の符号を付して、その説明を適宜省略する。
(1)無線通信システムの全体概略構成
図1は、実施形態に係る無線通信システム10の全体概略構成図である。無線通信システム10は、Long Term Evolution(LTE)及び5G New Radio(NR)に従った無線通信システムである。なお、LTEは4Gと呼ばれてもよいし、NRは、5Gと呼ばれてもよい。
また、LTE及びNRは、無線アクセス技術(RAT)と解釈されてもよく、実施形態では、LTEは、第1無線アクセス技術と呼ばれ、NRは、第2無線アクセス技術と呼ばれてもよい。
無線通信システム10は、Evolved Universal Terrestrial Radio Access Network 20(以下、E-UTRAN20)、及びNext Generation-Radio Access Network 30(以下、NG RAN30)を含む。また、無線通信システム10は、端末200(以下、UE200, User Equipment)を含む。
E-UTRAN20は、LTEに従った基地局であるeNB100Aを含む。NG RAN30は、5G(NR)に従った基地局であるgNB100Bを含む。
eNB100A、gNB100B及びUE200は、複数のコンポーネントキャリア(CC)を用いるキャリアアグリゲーション(CA)及びUEと複数のNodeのそれぞれとの間において同時に通信を行うデュアルコネクティビティ(DC)などに対応することができる。
E-UTRAN20は、LTE用のコアネットワーク40と接続される。なお、E-UTRAN20、NG RAN30及びコアネットワーク40は、単にネットワークと呼ばれてもよい。
コアネットワーク40内には、管理サーバ50(以下、OAMサーバ50; Operation Administration and Management server)が設けられてもよい。OAMサーバ50は、SON(Self Organizing Network)やMDT(Minimization of Drive Test)などに関する処理を実行してもよい。
eNB100A及びgNB100Bは、UE200との無線通信が実行可能なエリア(セルと表現されてもよい)、具体的には、エリアA1またはエリアA2を形成し得る。
ここで、エリアA1は、UE200がeNB100Aと通信可能なエリアと解釈されてよい。エリアA2は、UE200がgNB100Bと通信可能なエリアと解釈されてよい。エリアA1及びエリアA2は互いに重複していてもよく、エリアA1及びエリアA2が重複するエリアでは、UE200がeNB100A及びgNB100Bと同時に通信を行うEN-DC(E-UTRA-NR Dual Connectivity)又はNE-DC(NR-EUTRA Dual Connectivity)が行われてもよい。なお、図2では、エリアA1においてUE200と通信可能な基地局がeNB100Aであるケースについて例示しているが、エリアA1においてUE200と通信可能な基地局は、NG RAN30に設けられるgNB100Bであってもよい。このようなケースにおいて、UE200が2以上のgNB100B(又はセル)と同時に通信を行うNR-DC(NR-NR Dual Connectivity)が行われてもよい。
ここで、上述したDCにおいて、C-plane(control plane)及びU-plane(user plane)に関する処理を実行し得るセルのグループを第1セルグループ(MCG;Master Cell Group)と呼称してもよい。上述したDCにおいて、U-plane(user plane)に関する処理を実行し得るセルのグループを第2セルグループ(SCG;Secondary Cell Group)と呼称してもよい。例えば、上述したEN-DCにおいて、eNB100AはMN(Master Node)と呼称され、gNB100BはSN(Secondary Node)と呼称されてもよい。上述したNE-DCにおいて、eNB100AはSNと呼称され、gNB100BはMNと呼称されてもよい。
以下においては、EN-DC、NE-DC及びNR-DCを総称してMR(Multi-RAT)-DCと呼称してもよい。
(2)無線通信システムの機能ブロック構成
次に、無線通信システム10の機能ブロック構成について説明する。具体的には、UE200の機能ブロック構成について説明する。
図2は、UE200の機能ブロック構成図である。図2に示すように、UE200は、無線信号送受信部210、アンプ部220、変復調部230、制御信号・参照信号処理部240、符号化/復号部250、データ送受信部260及び制御部270を備える。
無線信号送受信部210は、LTE又はNRに従った無線信号を送受信する。無線信号送受信部210は、Massive MIMO、複数のCCを束ねて用いるCA及びDCなどに対応する。
アンプ部220は、PA (Power Amplifier)/LNA (Low Noise Amplifier)などによって構成される。アンプ部220は、変復調部230から出力された信号を所定の電力レベルに増幅する。また、アンプ部220は、無線信号送受信部210から出力されたRF信号を増幅する。
変復調部230は、所定の通信先(eNB100A又はgNB100B)毎に、データ変調/復調、送信電力設定及びリソースブロック割当などを実行する。変復調部230では、Cyclic Prefix-Orthogonal Frequency Division Multiplexing(CP-OFDM)/Discrete Fourier Transform - Spread(DFT-S-OFDM)が適用されてもよい。また、DFT-S-OFDMは、上りリンク(UL)だけでなく、下りリンク(DL)にも用いられてもよい。
制御信号・参照信号処理部240は、UE200が送受信する各種の制御信号に関する処理、及びUE200が送受信する各種の参照信号に関する処理を実行する。
具体的には、制御信号・参照信号処理部240は、eNB100A又はgNB100Bから所定の制御チャネルを介して送信される各種の制御信号、例えば、無線リソース制御レイヤ(RRC)の制御信号を受信する。また、制御信号・参照信号処理部240は、eNB100A又はgNB100Bに向けて、所定の制御チャネルを介して各種の制御信号を送信する。
制御信号・参照信号処理部240は、Demodulation Reference Signal(DMRS)、及びPhase Tracking Reference Signal (PTRS)などの参照信号(RS)を用いた処理を実行する。
DMRSは、データ復調に用いるフェージングチャネルを推定するための端末個別の基地局~端末間において既知の参照信号(パイロット信号)である。PTRSは、高い周波数帯で課題となる位相雑音の推定を目的した端末個別の参照信号である。
なお、参照信号には、DMRS及びPTRS以外に、Channel State Information-Reference Signal(CSI-RS)、Sounding Reference Signal(SRS)、及び位置情報用のPositioning Reference Signal(PRS)が含まれてもよい。
また、チャネルには、制御チャネルとデータチャネルとが含まれる。制御チャネルには、PDCCH(Physical Downlink Control Channel)、PUCCH(Physical Uplink Control Channel)、RACH(Random Access Channel)、Random Access Radio Network Temporary Identifier(RA-RNTI)を含むDownlink Control Information (DCI))、及びPhysical Broadcast Channel(PBCH)などが含まれる。
また、データチャネルには、PDSCH(Physical Downlink Shared Channel)、及びPUSCH(Physical Uplink Shared Channel)などが含まれる。データとは、データチャネルを介して送信されるデータを意味する。データチャネルは、共有チャネルと読み替えられてもよい。
ここで、制御信号・参照信号処理部240は、下りリンク制御情報(DCI)を受信する。DCIは、既存のフィールドとして、DCI Formats、Carrier indicator(CI)、BWP indicator、FDRA(Frequency Domain Resource Allocation)、TDRA(Time Domain Resource Allocation)、MCS(Modulation and Coding Scheme)、HPN(HARQ Process Number)、NDI(New Data Indicator)、RV(Redundancy Version)などを格納するフィールドを含む。
DCI Formatフィールドに格納される値は、DCIのフォーマットを指定する情報要素である。CIフィールドに格納される値は、DCIが適用されるCCを指定する情報要素である。BWP indicatorフィールドに格納される値は、DCIが適用されるBWPを指定する情報要素である。BWP indicatorによって指定され得るBWPは、RRCメッセージに含まれる情報要素(BandWidthPart-Config)によって設定される。FDRAフィールドに格納される値は、DCIが適用される周波数ドメインリソースを指定する情報要素である。周波数ドメインリソースは、FDRAフィールドに格納される値及びRRCメッセージに含まれる情報要素(RA Type)によって特定される。TDRAフィールドに格納される値は、DCIが適用される時間ドメインリソースを指定する情報要素である。時間ドメインリソースは、TDRAフィールドに格納される値及びRRCメッセージに含まれる情報要素(pdsch-TimeDomainAllocationList)によって特定される。時間ドメインリソースは、TDRAフィールドに格納される値及びデフォルトテーブルによって特定されてもよい。MCSフィールドに格納される値は、DCIが適用されるMCSを指定する情報要素である。MCSは、MCSに格納される値及びMCSテーブルによって特定される。MCSテーブルは、RRCメッセージによって指定されてもよく、RNTIスクランブリングによって特定されてもよい。HPNフィールドに格納される値は、DCIが適用されるHARQ Processを指定する情報要素である。NDIに格納される値は、DCIが適用されるデータが初送データであるか否かを特定するための情報要素である。RVフィールドに格納される値は、DCIが適用されるデータの冗長性を指定する情報要素である。
実施形態では、制御信号・参照信号処理部240は、変数として設定された情報要素を含むメッセージを送信する送信部を構成する。変数は、MR-DCにおいてSCGに含まれるセル(例えば、PSCell(Primary-Secondary Cell))が変更された場合に、変更前のPSCellに関する情報要素が設定される変数である。変数は、varMobilityHistoryReportと呼称されてもよい。変数は、varMobilityHistoryReportに含まれるvisitedCellInfoListと呼称されてもよい。visitedCellInfoListを含むメッセージは、RRCメッセージであってもよい。visitedCellInfoListを含むメッセージは、UEInformationRequestに応じて送信されるUEInformationResponseを含んでもよい。visitedCellInfoListを含むメッセージは、UE200が自律的に送信するUEAssistanceInformationを含んでもよい。
符号化/復号部250は、所定の通信先(eNB100A又はgNB100B)毎に、データの分割/連結及びチャネルコーディング/復号などを実行する。
具体的には、符号化/復号部250は、データ送受信部260から出力されたデータを所定のサイズに分割し、分割されたデータに対してチャネルコーディングを実行する。また、符号化/復号部250は、変復調部230から出力されたデータを復号し、復号したデータを連結する。
データ送受信部260は、Protocol Data Unit (PDU)ならびにService Data Unit (SDU)の送受信を実行する。具体的には、データ送受信部260は、複数のレイヤ(媒体アクセス制御レイヤ(MAC)、無線リンク制御レイヤ(RLC)、及びパケット・データ・コンバージェンス・プロトコル・レイヤ(PDCP)など)におけるPDU/SDUの組み立て/分解などを実行する。また、データ送受信部260は、ハイブリッドARQ(Hybrid automatic repeat request)に基づいて、データの誤り訂正及び再送制御を実行する。
制御部270は、UE200を構成する各機能ブロックを制御する。実施形態では、制御部270は、MR-DCにおいてSCGに含まれるセル(例えば、PSCell(Primary-Secondary Cell))が変更された場合に、変更前のPSCellに関する情報要素を変数として設定する制御部を構成する。上述したように、変数は、varMobilityHistoryReportと呼称されてもよく、visitedCellInfoListと呼称されてもよい。
(3)適用シーン
以下において、実施形態の適用シーンについて説明する。適用シーンでは、UE200がMN300及びSN400と通信を行うMR-DCにおいてPSCellの変更が実行されるケースについて説明する。図3では、MN300としてMN300A及びMN300Bが例示されており、SN400としてSN400A~SN400Fが例示されている。MN300が有するセルとしてMC1及びMC2が例示されており、SN400が有するセルとしてSC1~SC6が例示されている。例えば、SC1~SC3のカバレッジエリアは、MC1のカバレッジエリアと重複しており、SC4~SC6のカバレッジエリアは、MC2のカバレッジエリアと重複している。このようなケースにおいて、MC1及びMC2はPCell(Primary Cell)として用いられ得るセルであり、SC1~SC6はPSCellとして用いられ得るセルである。
このような前提下において、UE200がSC1からSC3に向けて移動するケースについて考える。例えば、MC1がPCellとして用いられている状態において、PSCellがSC1からSC2に変更されてもよい。さらに、MC1がPCellとして用いられている状態において、PSCellがSC2からSC3に変更されてもよい。
このようなケースにおいて、UE200は、PSCellがSC1からSC2に変更された場合に、変更前のSC1に関する情報要素をvisitedCellInfoListとして設定する。さらに、UE200は、PSCellがSC2からSC3に変更された場合に、変更前のSC2に関する情報要素をvisitedCellInfoListとして設定してもよい。セルに関する情報要素は、無線通信システム10においてセルを一意に識別するCGI(Cell Global Identify)を含んでもよい。セルに関する情報要素は、SN400においてセルを一意に識別するPCI(Physical Cell Identify)を含んでもよい。セルに関する情報要素は、セルの周波数を識別するARFCN(Absolute Radio-Frequency Channel Number)を含んでもよい。
さらに、UE200は、visitedCellInfoListを含むメッセージをネットワークに送信する。UE200は、visitedCellInfoListを含むメッセージをMN300に送信してもよい。UE200は、MN300を介してvisitedCellInfoListを含むメッセージをSN400に送信してもよい。UE200は、MN300を介さずにvisitedCellInfoListを含むメッセージをSN400に送信してもよい。
(4)動作例
以下において、実施形態の動作例について説明する。以下においては、MR-DCとしてEN-DCが実行されるケースについて例示する。すなわち、E-UTRAN20に含まれるeNB100AがMN300であり、NG RAN30に含まれるgNB100BがSN400であるケースについて例示する。但し、実施形態はこれに限定されるものではない。MR-DCは、NE-DCであってもよく、NR-DCであってもよい。
(4.1)動作例1
以下において、visitedCellInfoListを含むメッセージをMN300に送信するケースについて説明する。図4は、動作例1を示すシーケンス図である。
図4に示すように、ステップS10において、UE200は、EN-DCにおいてSCGに含まれるPSCellの変更を検出する。
ステップS11において、UE200は、変更前のPSCellに関する情報要素をvisitedCellInfoListとして設定する。
ステップS12において、UE200は、UEInformationRequestをMN300から受信する。UEInformationRequestは、visitedCellInfoListを明示的に要求する情報要素を含んでもよい。UEInformationRequestは、mobilityHistoryReport又はmobilityHistoryReportOfPScellを明示的に要求する情報要素を含んでもよい。
ステップS13において、UE200は、UEInformationResponseをMN300に送信する。UEInformationResponseは、変更前のPSCellに関する情報要素が設定されたvisitedCellInfoListを含む。2回以上のPSCellの変更が実行された場合には、visitedCellInfoListは、2以上の変更前のPSCellに関する情報要素を含んでもよい。
なお、動作例1では、visitedCellInfoListをMN300に通知するため、ステップS13では、visitedCellInfoListは、E-UTRAN20に関する情報要素として符号化される。
図5に示すように、UEInformationResponseは、UEInformationResponse-r17-IEsを含んでもよい。UEInformationResponse-r17-IEsは、mobilityHistoryReportNR-r17を含んでもよい。mobilityHistoryReportNR-r17は、VisitedCellInfoListNR-r17を含んでもよい。なお、mobilityHistoryReportNR-r17は、SCGに含まれるPSCellの変更履歴を示す情報要素の一例であってもよい。
図6に示すように、VisitedCellInfoListNR(VisitedCellInfoListNR-r17)は、visitedCellInfoNR-r17(すなわち、変更前のPSCellに関する情報要素)を含んでもよい。visitedCellInfoNR-r17(すなわち、変更前のPSCellの識別情報)を含んでもよい。visitedCellID-r17は、cgi-Info-r17(すなわち、PSCellのCGI)を含んでもよく、pci-arfcn-r17(すなわち、PSCellのPCI及びARFCN)を含んでもよい。
ここで、visitedCellInfoNR-r17は、変更前のPSCellにUE200が滞在していた時間を示す情報要素(timeSpentNR-r17)を含んでもよい。
なお、動作例1では、EN-DCにおいてMN300(eNB100A)にvisitedCellInfoListNRを送信するケースが例示されているため、図5及び図6では、E-UTRAN20に関するメッセージ及び情報要素が例示されていることに留意すべきである。
(4.2)動作例2
以下において、MN300を介してvisitedCellInfoListを含むメッセージをSN400に送信するケースについて説明する。図7は、動作例2を示すシーケンス図である。
図7に示すように、ステップS20において、UE200は、EN-DCにおいてSCGに含まれるPSCellの変更を検出する。
ステップS21において、UE200は、変更前のPSCellに関する情報要素をvisitedCellInfoListとして設定する。
ステップS22において、ULInformationTransferMRDCをMN300に送信する。ULInformationTransferMRDCは、UEAssistanceInformationを含み、UEAssistanceInformationは、変更前のPSCellに関する情報要素が設定されたvisitedCellInfoListを含む。2回以上のPSCellの変更が実行された場合には、visitedCellInfoListは、2以上の変更前のPSCellに関する情報要素を含んでもよい。
なお、動作例2では、visitedCellInfoListをSN400に透過的に通知するため、ステップS22では、visitedCellInfoListは、NG RAN30に関する情報要素として符号化される。
ステップS23において、MN300は、RRC TransferをSN400に送信する。RRC Transferは、UEAssistanceInformationに含まれるvisitedCellInfoListを含む。
後述するように、ULInformationTransferMRDCは、ul-DCCH-MessageNRを含む。ul-DCCH-MessageNRは、NG RAN30に関するRRCメッセージの転送に用いる情報要素であり、NG RAN30に関するRRCメッセージは、UEAssistanceInformationを含む(図10を参照)。
図8に示すように、UEAssistanceInformationは、UEAssistanceInformation-r17-IEsを含んでもよい。UEAssistanceInformation-r17-IEsは、mobilityHistoryReport-r17を含んでもよい。mobilityHistoryReport-r17は、mobilityHistoryReport-r16を含んでもよい。mobilityHistoryReport-r16は、VisitedCellInfoList-r16を含んでもよい。なお、mobilityHistoryReport-r17は、SCGに含まれるPSCellの変更履歴を示す情報要素の一例であってもよい。また、VisitedCellInfoList-r16は、VisitedCellInfoListNR-r17と同様に、変更前のPSCellのCGI、PCI及びARFCNを含んでもよい。VisitedCellInfoList-r16は、変更前のPSCellにUE200が滞在していた時間を示す情報要素(timeSpent)を含んでもよい。
ここで、動作例2では、EN-DCにおいてSN400(gNB100B)にvisitedCellInfoListを透過的に送信するケースについて例示しているため、図8では、NG RAN30に関するメッセージが例示されていることに留意すべきである。
(4.3)動作例3
以下において、MN300を介してvisitedCellInfoListを含むメッセージをSN400に送信するケースについて説明する。図9は、動作例3を示すシーケンス図である。
図9に示すように、ステップS30において、UE200は、EN-DCにおいてSCGに含まれるPSCellの変更を検出する。
ステップS31において、UE200は、変更前のPSCellに関する情報要素をvisitedCellInfoListとして設定する。
ステップS32において、MN300は、RRC TransferをSN400から受信する。RRC Transferは、UEInformationRequestを含み、UEInformationRequestは、visitedCellInfoListを明示的に要求する情報要素を含んでもよい。UEInformationRequestは、mobilityHistoryReport又はmobilityHistoryReportOfPScellを明示的に要求する情報要素を含んでもよい。
ステップS33において、MN300は、DLInformationTransferMRDCをUE200に送信する。DLInformationTransferMRDCは、RRC Transferに含まれるUEInformationRequestを含む。
ステップS34において、UE200は、ULInformationTransferMRDCをMN300に送信する。ULInformationTransferMRDCは、UEInformationResponseを含み、UEInformationResponseは、変更前のPSCellに関する情報要素が設定されたvisitedCellInfoListを含む。2回以上のPSCellの変更が実行された場合には、visitedCellInfoListは、2以上の変更前のPSCellに関する情報要素を含んでもよい。
なお、動作例3では、visitedCellInfoListをSN400に透過的に通知するため、ステップS33では、visitedCellInfoListは、NG RAN30に関する情報要素として符号化される。
ステップS35において、MN300は、RRC TransferをSN400に送信する。RRC Transferは、UEInformationResponseに含まれるvisitedCellInfoListを含む。
図10に示すように、ULInformationTransferMRDCは、ul-DCCH-MessageNRを含む。ul-DCCH-MessageNRは、NG RAN30に関するRRCメッセージの転送に用いる情報要素であり、NG RAN30に関するRRCメッセージは、UEInformationResponseを含む。
ここで、動作例3では、EN-DCにおいてMN300(eNB100A)がULInformationTransferMRDCを受信するケースについて例示しているため、図10では、E-UTRAN20に関するメッセージが例示されていることに留意すべきである。
(4.4)動作例4
以下において、MN300を介さずにvisitedCellInfoListを含むメッセージをSN400に送信するケースについて説明する。図11は、動作例4を示すシーケンス図である。図11では、SRB3がUE200に設定されているケースを例に挙げる。SRB3は、EN-DCにおいてNRに関する測定報告(RRC Measurement Report)をUE200からSN400(gNB100B)に直接的に送信するためのSRB(Signaling Radio Bearer)である。
図11に示すように、ステップS40において、UE200は、EN-DCにおいてSCGに含まれるPSCellの変更を検出する。
ステップS41において、UE200は、変更前のPSCellに関する情報要素をvisitedCellInfoListとして設定する。
ステップS42において、UEAssistanceInformationをSN400に直接的に送信する。UEAssistanceInformationは、変更前のPSCellに関する情報要素が設定されたvisitedCellInfoListを含む。2回以上のPSCellの変更が実行された場合には、visitedCellInfoListは、2以上の変更前のPSCellに関する情報要素を含んでもよい。
なお、動作例4では、visitedCellInfoListをSN400に直接的に通知するため、ステップS42では、visitedCellInfoListは、NG RAN30に関する情報要素として符号化される。
(5)作用・効果
実施形態では、UE200は、PSCellが変更された場合に、変更前のPSCellに関する情報要素を変数(visitedCellInfoList)として設定し、変数として設定された情報要素(PSCellのCGI、PSCellのPCI、PSCellのARFCN、timeSpentなど)を含むメッセージをネットワーク(MN300又はSN400)に送信する。このような構成によれば、ネットワーク(MN300又はSN400)は、MR-DCにおけるPSCellの変更履歴(言い換えると、UE200の移動履歴)を把握することができ、SN400に関するmobility parameterを適切に設定することができる。例えば、SN400に関するmobility parameterは、PSCellの変更を判定するために受信品質(RSRP; Reference Signal Received Power、RSRQ; Reference Signal Received Quality)と比較される閾値などである。
例えば、Event A3(TS38.331 V16.1.0の§5.5.4.4 ”Neighbour becomes offset better than SpCell”)については、mobility parameterは、TimeToTrigger、a3-offset、hysteresisなどを含んでもよい。Event A5(TS38.331 V16.1.0の§5.5.4.6 ”SpCell becomes worse than threshold1 and neighbour becomes better than threshold2”)については、mobility parameterは、TimeToTrigger、a5-Threshold1、a5-Threshold2、hysteresisなどを含んでもよい。Event B1-NR(TS38.331 V16.1.0の§5.5.4.8 ”Inter RAT neighbour becomes better than threshold”)については、mobility parameterは、TimeToTrigger、b1-ThresholdNR, hysteresisなどを含んでもよい。Event B2-NR(TS38.331 V16.1.0の§5.5.4.9 ”PCell becomes worse than threshold1 and inter RAT neighbour becomes better than threshold2”)については、mobility parameterは、TimeToTrigger、b2-Threshold1、b2-Threshold2NR、hysteresisなどを含んでもよい。
特に、EN-DCにおいては、eNB100A(MN300)がNR側のPSCellの変更履歴を把握することができるため、eNB100A(MN300)は、NR側のSN400に関するmobility parameterを適切に設定することができる(例えば、上述した動作例1)。gNB100B(SN400)がNR側のPSCellの変更履歴を把握することができるため、gNB100B(SN400)は、NR側のSN400に関するmobility parameterを適切に設定することができる(例えば、上述した動作例2~動作例4)。
[変更例1]
以下において、実施形態の変更例1について説明する。以下においては、実施形態に対する相違点について主として説明する。
実施形態では、変更前のPSCellに関する情報要素が変数として設定される。これに対して、変更例1では、UE200は、MR-DCで用いるPSCellに関する情報要素をMR-DCで用いるPCellに関する情報要素と対応付けて変数として設定する。言い換えると、UE200は、変更前のPSCellに関する情報要素をPCellに関する情報要素と対応付けてメッセージをネットワークに送信する。
動作例1で用いる変数は、VisitedCellInfoListEN-DCと呼称されてもよい。図12に示すように、VisitedCellInfoListEN-DC(VisitedCellInfoListEN-DC-r17)は、EN-DCで用いるPCellに関する情報要素(visitedCellIdEUTRA-r17)及びEN-DCで用いるPSCellに関する情報要素(visitedCellInfoNR-r17)を含んでもよい。
PCellに関する情報要素(visitedCellIdEUTRA-r17)は、PCellのCGI(cellGlobalId-r12)及びPCellのPCI/ARFCN(pci-arfcn-r12)の少なくともいずれか1つを含んでもよい。PSCellに関する情報要素(visitedCellInfoNR-r17)は、PSCellのCGI(cgi-Info)及びPSCellのPCI/ARFCN(pci-arfcn-r17)の少なくともいずれか1つを含んでもよい。
さらに、VisitedCellInfoListEN-DCは、EN-DCのセル(PCell及びPSCell)にUE200が滞在していた時間を示す情報要素(timeSpentEN-DC-r17)を含んでもよい。
なお、動作例1では、EN-DCにおいてMN300(eNB100A)にvisitedCellInfoListを送信するケースが例示されているため、図12では、E-UTRAN20に関する情報要素が例示されていることに留意すべきである。
動作例2~動作例4のいずれかで用いる変数は、VisitedCellInfoListEN-DCと呼称されてもよい。図13に示すように、VisitedCellInfoListEN-DC(VisitedCellInfoListEN-DC-r17)は、EN-DCで用いるPSCellに関する情報要素(nr-CellId-r16)及びEN-DCで用いるPCellに関する情報要素(eutra-CellId-r16)を含んでもよい。
PSCellに関する情報要素(nr-CellId-r16)は、PSCellのCGI(cgi-Info)及びPSCellのPCI/ARFCN(pci-arfcn-r16)の少なくともいずれか1つを含んでもよい。PCellに関する情報要素(eutra-CellId-r16)は、PCellのCGI(cgi-Info)及びPCellのPCI/ARFCN(pci-arfcn-r16)の少なくともいずれか1つを含んでもよい。
さらに、VisitedCellInfoListEN-DCは、EN-DCのセル(PCell及びPSCell)にUE200が滞在していた時間を示す情報要素(timeSpentEN-DC-r17)を含んでもよい。
なお、動作例2~動作例4では、EN-DCにおいてSN400(gNB100B)にvisitedCellInfoListを透過的に又は直接的に送信するケースが例示されているため、図13では、NG RAN30に関する情報要素が例示されていることに留意すべきである。
変更例1では、UE200は、変更前のPSCellに関する情報要素をPCellに関する情報要素と対応付けてメッセージをネットワーク(MN300又はSN400)に送信する。このような構成によれば、ネットワーク(MN300又はSN400)は、MR-DCにおけるPSCellをPCellとの関係で把握することができ、UE200の移動履歴をさらに適切に把握することができる。
[変更例2]
以下において、実施形態の変更例2について説明する。以下においては、実施形態に対する相違点について主として説明する。
変更例2では、基地局は、MR-DCにおいてMCG及びSCGのいずれか一方を管理する場合に、MCG及びSCGのいずれか他方を管理するノードに対して、SCGに含まれるセル(PSCell)の変更履歴(例えば、MobilityHistoryReport)を含むメッセージを送信する送信部を備える。MobilityHistoryReportは、MR-DCで用いるPSCellに関する情報要素(以下、visitedCellInfoList(SN))を含む。
具体的には、SCGに含まれるPSCellの変更履歴をSN400が管理している場合において、SN400は、MR-DCで用いるPSCellに関する情報要素(visitedCellInfoList(SN))を含むメッセージをMN300に送信してもよい。或いは、SCGに含まれるPSCellの変更履歴をMN300が管理している場合において、MN300は、MR-DCで用いるPSCellに関する情報要素(visitedCellInfoList(SN))を含むメッセージをSN400に送信してもよい。
さらに、MN300は、MR-DCで用いるPCellの変更履歴を管理していてもよい。このようなケースにおいて、MNは、MR-DCで用いるPCellに関する情報要素(visitedCellInfoList(MN))を含むメッセージをSN400に送信してもよい。
ここで、MR-DCで用いるPCellの変更履歴は、PCellのCGI、Cell type(cell size)、Time UE Stayed In Cell、HO(Handover) cause value、Time stampを含んでもよい。MR-DCで用いるPCellに関する情報要素(visitedCellInfoList(MN))は、これらの情報要素を含んでもよい。Time stampは、PCellの変更履歴(visitedCellInfoList(MN))とPSCellの変更履歴(visitedCellInfoList(SN))とを対応付けるための情報要素である。Time stampは、PCellが変更された時刻を示す情報要素であってもよい。
同様に、MR-DCで用いるPSCellの変更履歴は、PSCellのCGI、Cell type(cell size)、Time spent in PSCell、Time stampを含んでもよい。MR-DCで用いるPSCellに関する情報要素(visitedCellInfoList(SN))は、これらの情報要素を含んでもよい。Time stampは、PCellの変更履歴(visitedCellInfoList(MN))とPSCellの変更履歴(visitedCellInfoList(SN))とを対応付けるための情報要素である。Time stampは、PSCellが変更された時刻を示す情報要素であってもよい。なお、Time spent in PSCellは、UE200がPSCellに滞在する時間であってもよく、MR-DCの確立からMR-DCの解放までの時間であってもよく、PSCellが変更される場合において、前のPSCellの確立から次のPSCellの確立までの時間であってもよい。
以下において、変更例2に係る動作例について説明する。以下においては、MR-DCとしてEN-DCが実行されるケースについて例示する。すなわち、E-UTRAN20に含まれるeNB100AがMN300であり、NG RAN30に含まれるgNB100BがSN400であるケースについて例示する。但し、実施形態はこれに限定されるものではない。MR-DCは、NE-DCであってもよく、NR-DCであってもよい。
第1に、MR-DCで用いるPSCellに関する情報要素(visitedCellInfoList(SN))を含むメッセージをSN400からMN300に送信するケースについて説明する。このようなケースにおいて、SN400は、MR-DCで用いるPSCellに関する情報要素(visitedCellInfoList(SN))を管理する。SN400は、実施形態で説明した動作例2~動作例4の方法でvisitedCellInfoList(SN)を管理してもよい。ここでは、MN300が動作を開始するケースについて説明する。
図14に示すように、ステップS50において、MN300は、SN400(すなわち、gNB100B)の解放を要求するメッセージ(sgNB release request)、SN400の変更を要求すするメッセージ(sgNB change request)及びSN400の修正を要求すするメッセージ(sgNB modification request)のいずれか1つをSN400に送信する。
ステップS51において、SN400は、ステップS50で受信するメッセージに対する応答メッセージをMN300送信する。応答メッセージは、sgNB release requestに対する応答メッセージ(sgNB release request ack)、sgNB change requestに対する応答メッセージ(sgNB change request ack)、又は、sgNB modification requestに対する応答メッセージ(sgNB modification request ack)である。応答メッセージは、MR-DCで用いるPSCellに関する情報要素(visitedCellInfoList(SN))を含む。MN300は、PCellの変更履歴及びPSCellに関する情報要素(visitedCellInfoList(SN))に含まれるTime stampに基づいて、PCellとPSCellとを対応付けてもよい。
第2に、MR-DCで用いるPSCellに関する情報要素(visitedCellInfoList(SN))を含むメッセージをSN400からMN300に送信するケースについて説明する。このようなケースにおいて、SN400は、MR-DCで用いるPSCellに関する情報要素(visitedCellInfoList(SN))を管理する。SN400は、実施形態で説明した動作例2~動作例4の方法でvisitedCellInfoList(SN)を管理してもよい。ここでは、SN400が動作を開始するケースについて説明する。
図15に示すように、ステップS60において、SN400は、SN400(すなわち、gNB100B)の解放を要求するメッセージ(sgNB release required)、SN400の変更を要求するメッセージ(sgNB change required)及びSN400の修正を要求するメッセージ(sgNB modification required)のいずれか1つをMN300に送信する。ステップS60に示すメッセージは、MR-DCで用いるPSCellに関する情報要素(visitedCellInfoList(SN))を含む。
ステップS61において、MN300は、ステップS60で受信するメッセージに対する応答メッセージをSN400送信する。応答メッセージは、sgNB release requiredに対する応答メッセージ(sgNB release required confirm)、sgNB change requiredに対する応答メッセージ(sgNB change required confirm)、又は、sgNB modification requiredに対する応答メッセージ(sgNB modification required confirm)である。応答メッセージは、MR-DCで用いるPSCellに関する情報要素(visitedCellInfoList(SN))を含む。MN300は、PCellの変更履歴及びPSCellに関する情報要素(visitedCellInfoList(SN))に含まれるTime stampに基づいて、PCellとPSCellとを対応付けてもよい。
図15では、MR-DCで用いるPSCellに関する情報要素(visitedCellInfoList(SN))がステップS60に示すメッセージに含まれるケースについて例示した。しかしながら、図15に示すシーケンスはこれに限定されるものではない。例えば、MN300は、ステップS60に示すメッセージを受信した後に、MR-DCで用いるPSCellに関する情報要素(visitedCellInfoList(SN))をSN400に要求するメッセージを送信し、PSCellに関する情報要素(visitedCellInfoList(SN))を含むメッセージをSN400から受信してもよい。
第3に、MR-DCで用いるPSCellに関する情報要素(visitedCellInfoList(SN))を含むメッセージをMN300からSN400に送信するケースについて説明する。このようなケースにおいて、MN300は、MR-DCで用いるPSCellに関する情報要素(visitedCellInfoList(SN))を管理する。MN300は、実施形態で説明した動作例1の方法でvisitedCellInfoList(SN)を管理してもよい。
図16に示すように、ステップS70において、SN400は、SN400(すなわち、gNB100B)の解放を要求するメッセージ(sgNB release required)、SN400の変更を要求するメッセージ(sgNB change required)及びSN400の修正を要求するメッセージ(sgNB modification required)のいずれか1つをMN300に送信する。
ステップS71において、MN300は、ステップS70で受信するメッセージに対する応答メッセージをSN400送信する。応答メッセージは、sgNB release requiredに対する応答メッセージ(sgNB release required confirm)、sgNB change requiredに対する応答メッセージ(sgNB change required confirm)、又は、sgNB modification requiredに対する応答メッセージ(sgNB modification required confirm)である。応答メッセージは、MR-DCで用いるPSCellに関する情報要素(visitedCellInfoList(SN))を含む。
変更例2では、MR-DCで用いるPSCellに関する情報要素(visitedCellInfoList(SN))について主として説明した。しかしながら、変更例2はこれに限定されるものではない。例えば、SN400がMR-DCで用いるPSCellの変更履歴を管理している場合には、MN300は、MR-DCで用いるPCellに関する情報要素(visitedCellInfoList(MN))を含むメッセージをSN400に送信してもよい。PCellに関する情報要素(visitedCellInfoList(MN))を含むメッセージは、図14のステップS50に示すメッセージ(sgNB release/change/modification request)であってもよく、図15のステップS61又は図16に示すステップS71に示すメッセージ(sgNB release/change/modification confirm)であってもよい。SN400は、PSCellの変更履歴及びPCellに関する情報要素(visitedCellInfoList(MN))に含まれるTime stampに基づいて、PCellとPSCellとを対応付けてもよい。
変更例2によれば、ネットワーク(MN300又はSN400)は、PSCellの変更履歴(例えば、MobilityHistoryReport)を収集することができ、SN400に関するmobility parameterを適切に設定することができる。ひいては、SCG changeのピンポン現象や接続失敗を抑制することができる。
変更例2によれば、MR-DCで用いるPCellに関する情報要素(visitedCellInfoList(MN))又はMR-DCで用いるPSCellに関する情報要素(visitedCellInfoList(SN))は、これらを対応付けるためのTime stampを含む。従って、MR-DCにおいて、PCellとPSCellとを適切に対応付けることができる。
[その他の実施形態]
以上、実施形態について説明したが、当該実施形態の記載に限定されるものではなく、種々の変形及び改良が可能であることは、当業者には自明である。
実施形態では、MR-DCの一例としてEN-DCについて主として例示した。しかしながら、実施形態はこれに限定されるものではない。MR-DCは、NE-DCであってもよく、NR-DCであってもよい。NE-DCでは、SRB3がUE200に設定されないため、実施形態で説明した動作例3が用いられなくてもよい。
また、上述した実施形態の説明に用いたブロック構成図(図2)は、機能単位のブロックを示している。これらの機能ブロック(構成部)は、ハードウェア及びソフトウェアの少なくとも一方の任意の組み合わせによって実現される。また、各機能ブロックの実現方法は特に限定されない。すなわち、各機能ブロックは、物理的または論理的に結合した1つの装置を用いて実現されてもよいし、物理的または論理的に分離した2つ以上の装置を直接的または間接的に(例えば、有線、無線などを用いて)接続し、これら複数の装置を用いて実現されてもよい。機能ブロックは、上記1つの装置または上記複数の装置にソフトウェアを組み合わせて実現されてもよい。
機能には、判断、決定、判定、計算、算出、処理、導出、調査、探索、確認、受信、送信、出力、アクセス、解決、選択、選定、確立、比較、想定、期待、見做し、報知(broadcasting)、通知(notifying)、通信(communicating)、転送(forwarding)、構成(configuring)、再構成(reconfiguring)、割り当て(allocating、mapping)、割り振り(assigning)などがあるが、これらに限られない。例えば、送信を機能させる機能ブロック(構成部)は、送信部(transmitting unit)や送信機(transmitter)と呼称される。何れも、上述したとおり、実現方法は特に限定されない。
さらに、上述したUE200、eNB100A及びgNB100B(当該装置)は、本開示の無線通信方法の処理を行うコンピュータとして機能してもよい。図17は、当該装置のハードウェア構成の一例を示す図である。図17に示すように、当該装置は、プロセッサ1001、メモリ1002、ストレージ1003、通信装置1004、入力装置1005、出力装置1006及びバス1007などを含むコンピュータ装置として構成されてもよい。
なお、以下の説明では、「装置」という文言は、回路、デバイス、ユニットなどに読み替えることができる。当該装置のハードウェア構成は、図に示した各装置を1つまたは複数含むように構成されてもよいし、一部の装置を含まずに構成されてもよい。
当該装置の各機能ブロック(図2参照)は、当該コンピュータ装置の何れかのハードウェア要素、または当該ハードウェア要素の組み合わせによって実現される。
また、当該装置における各機能は、プロセッサ1001、メモリ1002などのハードウェア上に所定のソフトウェア(プログラム)を読み込ませることによって、プロセッサ1001が演算を行い、通信装置1004による通信を制御したり、メモリ1002及びストレージ1003におけるデータの読み出し及び書き込みの少なくとも一方を制御したりすることによって実現される。
プロセッサ1001は、例えば、オペレーティングシステムを動作させてコンピュータ全体を制御する。プロセッサ1001は、周辺装置とのインタフェース、制御装置、演算装置、レジスタなどを含む中央処理装置(CPU)によって構成されてもよい。
また、プロセッサ1001は、プログラム(プログラムコード)、ソフトウェアモジュール、データなどを、ストレージ1003及び通信装置1004の少なくとも一方からメモリ1002に読み出し、これらに従って各種の処理を実行する。プログラムとしては、上述の実施の形態において説明した動作の少なくとも一部をコンピュータに実行させるプログラムが用いられる。さらに、上述の各種処理は、1つのプロセッサ1001によって実行されてもよいし、2つ以上のプロセッサ1001により同時または逐次に実行されてもよい。プロセッサ1001は、1以上のチップによって実装されてもよい。なお、プログラムは、電気通信回線を介してネットワークから送信されてもよい。
メモリ1002は、コンピュータ読み取り可能な記録媒体であり、例えば、Read Only Memory(ROM)、Erasable Programmable ROM(EPROM)、Electrically Erasable Programmable ROM(EEPROM)、Random Access Memory(RAM)などの少なくとも1つによって構成されてもよい。メモリ1002は、レジスタ、キャッシュ、メインメモリ(主記憶装置)などと呼ばれてもよい。メモリ1002は、本開示の一実施形態に係る方法を実行可能なプログラム(プログラムコード)、ソフトウェアモジュールなどを保存することができる。
ストレージ1003は、コンピュータ読み取り可能な記録媒体であり、例えば、Compact Disc ROM(CD-ROM)などの光ディスク、ハードディスクドライブ、フレキシブルディスク、光磁気ディスク(例えば、コンパクトディスク、デジタル多用途ディスク、Blu-ray(登録商標)ディスク)、スマートカード、フラッシュメモリ(例えば、カード、スティック、キードライブ)、フロッピー(登録商標)ディスク、磁気ストリップなどの少なくとも1つによって構成されてもよい。ストレージ1003は、補助記憶装置と呼ばれてもよい。上述の記録媒体は、例えば、メモリ1002及びストレージ1003の少なくとも一方を含むデータベース、サーバその他の適切な媒体であってもよい。
通信装置1004は、有線ネットワーク及び無線ネットワークの少なくとも一方を介してコンピュータ間の通信を行うためのハードウェア(送受信デバイス)であり、例えばネットワークデバイス、ネットワークコントローラ、ネットワークカード、通信モジュールなどともいう。
通信装置1004は、例えば周波数分割複信(Frequency Division Duplex:FDD)及び時分割複信(Time Division Duplex:TDD)の少なくとも一方を実現するために、高周波スイッチ、デュプレクサ、フィルタ、周波数シンセサイザなどを含んで構成されてもよい。
入力装置1005は、外部からの入力を受け付ける入力デバイス(例えば、キーボード、マウス、マイクロフォン、スイッチ、ボタン、センサなど)である。出力装置1006は、外部への出力を実施する出力デバイス(例えば、ディスプレイ、スピーカー、LEDランプなど)である。なお、入力装置1005及び出力装置1006は、一体となった構成(例えば、タッチパネル)であってもよい。
また、プロセッサ1001及びメモリ1002などの各装置は、情報を通信するためのバス1007で接続される。バス1007は、単一のバスを用いて構成されてもよいし、装置間ごとに異なるバスを用いて構成されてもよい。
さらに、当該装置は、マイクロプロセッサ、デジタル信号プロセッサ(Digital Signal Processor: DSP)、Application Specific Integrated Circuit(ASIC)、Programmable Logic Device(PLD)、Field Programmable Gate Array(FPGA)などのハードウェアを含んで構成されてもよく、当該ハードウェアにより、各機能ブロックの一部または全てが実現されてもよい。例えば、プロセッサ1001は、これらのハードウェアの少なくとも1つを用いて実装されてもよい。
また、情報の通知は、本開示において説明した態様/実施形態に限られず、他の方法を用いて行われてもよい。例えば、情報の通知は、物理レイヤシグナリング(例えば、Downlink Control Information(DCI)、Uplink Control Information(UCI)、上位レイヤシグナリング(例えば、RRCシグナリング、Medium Access Control(MAC)シグナリング、報知情報(Master Information Block(MIB)、System Information Block(SIB))、その他の信号またはこれらの組み合わせによって実施されてもよい。また、RRCシグナリングは、RRCメッセージと呼ばれてもよく、例えば、RRC接続セットアップ(RRC Connection Setup)メッセージ、RRC接続再構成(RRC Connection Reconfiguration)メッセージなどであってもよい。
本開示において説明した各態様/実施形態は、Long Term Evolution(LTE)、LTE-Advanced(LTE-A)、SUPER 3G、IMT-Advanced、4th generation mobile communication system(4G)、5th generation mobile communication system(5G)、Future Radio Access(FRA)、New Radio(NR)、W-CDMA(登録商標)、GSM(登録商標)、CDMA2000、Ultra Mobile Broadband(UMB)、IEEE 802.11(Wi-Fi(登録商標))、IEEE 802.16(WiMAX(登録商標))、IEEE 802.20、Ultra-WideBand(UWB)、Bluetooth(登録商標)、その他の適切なシステムを利用するシステム及びこれらに基づいて拡張された次世代システムの少なくとも一つに適用されてもよい。また、複数のシステムが組み合わされて(例えば、LTE及びLTE-Aの少なくとも一方と5Gとの組み合わせなど)適用されてもよい。
本開示において説明した各態様/実施形態の処理手順、シーケンス、フローチャートなどは、矛盾の無い限り、順序を入れ替えてもよい。例えば、本開示において説明した方法については、例示的な順序を用いて様々なステップの要素を提示しており、提示した特定の順序に限定されない。
本開示において基地局によって行われるとした特定動作は、場合によってはその上位ノード(upper node)によって行われることもある。基地局を有する1つまたは複数のネットワークノード(network nodes)からなるネットワークにおいて、端末との通信のために行われる様々な動作は、基地局及び基地局以外の他のネットワークノード(例えば、MMEまたはS-GWなどが考えられるが、これらに限られない)の少なくとも1つによって行われ得ることは明らかである。上記において基地局以外の他のネットワークノードが1つである場合を例示したが、複数の他のネットワークノードの組み合わせ(例えば、MME及びS-GW)であってもよい。
情報、信号(情報等)は、上位レイヤ(または下位レイヤ)から下位レイヤ(または上位レイヤ)へ出力され得る。複数のネットワークノードを介して入出力されてもよい。
入出力された情報は、特定の場所(例えば、メモリ)に保存されてもよいし、管理テーブルを用いて管理してもよい。入出力される情報は、上書き、更新、または追記され得る。出力された情報は削除されてもよい。入力された情報は他の装置へ送信されてもよい。
判定は、1ビットで表される値(0か1か)によって行われてもよいし、真偽値(Boolean:trueまたはfalse)によって行われてもよいし、数値の比較(例えば、所定の値との比較)によって行われてもよい。
本開示において説明した各態様/実施形態は単独で用いてもよいし、組み合わせて用いてもよいし、実行に伴って切り替えて用いてもよい。また、所定の情報の通知(例えば、「Xであること」の通知)は、明示的に行うものに限られず、暗黙的(例えば、当該所定の情報の通知を行わない)ことによって行われてもよい。
ソフトウェアは、ソフトウェア、ファームウェア、ミドルウェア、マイクロコード、ハードウェア記述言語と呼ばれるか、他の名称で呼ばれるかを問わず、命令、命令セット、コード、コードセグメント、プログラムコード、プログラム、サブプログラム、ソフトウェアモジュール、アプリケーション、ソフトウェアアプリケーション、ソフトウェアパッケージ、ルーチン、サブルーチン、オブジェクト、実行可能ファイル、実行スレッド、手順、機能などを意味するよう広く解釈されるべきである。
また、ソフトウェア、命令、情報などは、伝送媒体を介して送受信されてもよい。例えば、ソフトウェアが、有線技術(同軸ケーブル、光ファイバケーブル、ツイストペア、デジタル加入者回線(Digital Subscriber Line:DSL)など)及び無線技術(赤外線、マイクロ波など)の少なくとも一方を使用してウェブサイト、サーバ、または他のリモートソースから送信される場合、これらの有線技術及び無線技術の少なくとも一方は、伝送媒体の定義内に含まれる。
本開示において説明した情報、信号などは、様々な異なる技術の何れかを使用して表されてもよい。例えば、上記の説明全体に渡って言及され得るデータ、命令、コマンド、情報、信号、ビット、シンボル、チップなどは、電圧、電流、電磁波、磁界若しくは磁性粒子、光場若しくは光子、またはこれらの任意の組み合わせによって表されてもよい。
なお、本開示において説明した用語及び本開示の理解に必要な用語については、同一のまたは類似する意味を有する用語と置き換えてもよい。例えば、チャネル及びシンボルの少なくとも一方は信号(シグナリング)であってもよい。また、信号はメッセージであってもよい。また、コンポーネントキャリア(Component Carrier:CC)は、キャリア周波数、セル、周波数キャリアなどと呼ばれてもよい。
本開示において使用する「システム」及び「ネットワーク」という用語は、互換的に使用される。
また、本開示において説明した情報、パラメータなどは、絶対値を用いて表されてもよいし、所定の値からの相対値を用いて表されてもよいし、対応する別の情報を用いて表されてもよい。例えば、無線リソースはインデックスによって指示されるものであってもよい。
上述したパラメータに使用する名称はいかなる点においても限定的な名称ではない。さらに、これらのパラメータを使用する数式等は、本開示で明示的に開示したものと異なる場合もある。様々なチャネル(例えば、PUCCH、PDCCHなど)及び情報要素は、あらゆる好適な名称によって識別できるため、これらの様々なチャネル及び情報要素に割り当てている様々な名称は、いかなる点においても限定的な名称ではない。
本開示においては、「基地局(Base Station:BS)」、「無線基地局」、「固定局(fixed station)」、「NodeB」、「eNodeB(eNB)」、「gNodeB(gNB)」、「アクセスポイント(access point)」、「送信ポイント(transmission point)」、「受信ポイント(reception point)、「送受信ポイント(transmission/reception point)」、「セル」、「セクタ」、「セルグループ」、「キャリア」、「コンポーネントキャリア」などの用語は、互換的に使用され得る。基地局は、マクロセル、スモールセル、フェムトセル、ピコセルなどの用語で呼ばれる場合もある。
基地局は、1つまたは複数(例えば、3つ)のセル(セクタとも呼ばれる)を収容することができる。基地局が複数のセルを収容する場合、基地局のカバレッジエリア全体は複数のより小さいエリアに区分でき、各々のより小さいエリアは、基地局サブシステム(例えば、屋内用の小型基地局(Remote Radio Head:RRH)によって通信サービスを提供することもできる。
「セル」または「セクタ」という用語は、このカバレッジにおいて通信サービスを行う基地局、及び基地局サブシステムの少なくとも一方のカバレッジエリアの一部または全体を指す。
本開示においては、「移動局(Mobile Station:MS)」、「ユーザ端末(user terminal)」、「ユーザ装置(User Equipment:UE)」、「端末」などの用語は、互換的に使用され得る。
移動局は、当業者によって、加入者局、モバイルユニット、加入者ユニット、ワイヤレスユニット、リモートユニット、モバイルデバイス、ワイヤレスデバイス、ワイヤレス通信デバイス、リモートデバイス、モバイル加入者局、アクセス端末、モバイル端末、ワイヤレス端末、リモート端末、ハンドセット、ユーザエージェント、モバイルクライアント、クライアント、またはいくつかの他の適切な用語で呼ばれる場合もある。
基地局及び移動局の少なくとも一方は、送信装置、受信装置、通信装置などと呼ばれてもよい。なお、基地局及び移動局の少なくとも一方は、移動体に搭載されたデバイス、移動体自体などであってもよい。当該移動体は、乗り物(例えば、車、飛行機など)であってもよいし、無人で動く移動体(例えば、ドローン、自動運転車など)であってもよいし、ロボット(有人型または無人型)であってもよい。なお、基地局及び移動局の少なくとも一方は、必ずしも通信動作時に移動しない装置も含む。例えば、基地局及び移動局の少なくとも一方は、センサなどのInternet of Things(IoT)機器であってもよい。
また、本開示における基地局は、移動局(ユーザ端末、以下同)として読み替えてもよい。例えば、基地局及び移動局間の通信を、複数の移動局間の通信(例えば、Device-to-Device(D2D)、Vehicle-to-Everything(V2X)などと呼ばれてもよい)に置き換えた構成について、本開示の各態様/実施形態を適用してもよい。この場合、基地局が有する機能を移動局が有する構成としてもよい。また、「上り」及び「下り」などの文言は、端末間通信に対応する文言(例えば、「サイド(side)」)で読み替えられてもよい。例えば、上りチャネル、下りチャネルなどは、サイドチャネルで読み替えられてもよい。
同様に、本開示における移動局は、基地局として読み替えてもよい。この場合、移動局が有する機能を基地局が有する構成としてもよい。
無線フレームは時間領域において1つまたは複数のフレームによって構成されてもよい。時間領域において1つまたは複数の各フレームはサブフレームと呼ばれてもよい。サブフレームはさらに時間領域において1つまたは複数のスロットによって構成されてもよい。サブフレームは、ニューメロロジー(numerology)に依存しない固定の時間長(例えば、1ms)であってもよい。
ニューメロロジーは、ある信号またはチャネルの送信及び受信の少なくとも一方に適用される通信パラメータであってもよい。ニューメロロジーは、例えば、サブキャリア間隔(SubCarrier Spacing:SCS)、帯域幅、シンボル長、サイクリックプレフィックス長、送信時間間隔(Transmission Time Interval:TTI)、TTIあたりのシンボル数、無線フレーム構成、送受信機が周波数領域において行う特定のフィルタリング処理、送受信機が時間領域において行う特定のウィンドウイング処理などの少なくとも1つを示してもよい。
スロットは、時間領域において1つまたは複数のシンボル(Orthogonal Frequency Division Multiplexing(OFDM))シンボル、Single Carrier Frequency Division Multiple Access(SC-FDMA)シンボルなど)で構成されてもよい。スロットは、ニューメロロジーに基づく時間単位であってもよい。
スロットは、複数のミニスロットを含んでもよい。各ミニスロットは、時間領域において1つまたは複数のシンボルによって構成されてもよい。また、ミニスロットは、サブスロットと呼ばれてもよい。ミニスロットは、スロットよりも少ない数のシンボルによって構成されてもよい。ミニスロットより大きい時間単位で送信されるPDSCH(またはPUSCH)は、PDSCH(またはPUSCH)マッピングタイプAと呼ばれてもよい。ミニスロットを用いて送信されるPDSCH(またはPUSCH)は、PDSCH(またはPUSCH)マッピングタイプBと呼ばれてもよい。
無線フレーム、サブフレーム、スロット、ミニスロット及びシンボルは、何れも信号を伝送する際の時間単位を表す。無線フレーム、サブフレーム、スロット、ミニスロット及びシンボルは、それぞれに対応する別の呼称が用いられてもよい。
例えば、1サブフレームは送信時間間隔(TTI)と呼ばれてもよいし、複数の連続したサブフレームがTTIと呼ばれてよいし、1スロットまたは1ミニスロットがTTIと呼ばれてもよい。つまり、サブフレーム及びTTIの少なくとも一方は、既存のLTEにおけるサブフレーム(1ms)であってもよいし、1msより短い期間(例えば、1-13シンボル)であってもよいし、1msより長い期間であってもよい。なお、TTIを表す単位は、サブフレームではなくスロット、ミニスロットなどと呼ばれてもよい。
ここで、TTIは、例えば、無線通信におけるスケジューリングの最小時間単位のことをいう。例えば、LTEシステムでは、基地局が各ユーザ端末に対して、無線リソース(各ユーザ端末において使用することが可能な周波数帯域幅、送信電力など)を、TTI単位で割り当てるスケジューリングを行う。なお、TTIの定義はこれに限られない。
TTIは、チャネル符号化されたデータパケット(トランスポートブロック)、コードブロック、コードワードなどの送信時間単位であってもよいし、スケジューリング、リンクアダプテーションなどの処理単位となってもよい。なお、TTIが与えられたとき、実際にトランスポートブロック、コードブロック、コードワードなどがマッピングされる時間区間(例えば、シンボル数)は、当該TTIよりも短くてもよい。
なお、1スロットまたは1ミニスロットがTTIと呼ばれる場合、1以上のTTI(すなわち、1以上のスロットまたは1以上のミニスロット)が、スケジューリングの最小時間単位となってもよい。また、当該スケジューリングの最小時間単位を構成するスロット数(ミニスロット数)は制御されてもよい。
1msの時間長を有するTTIは、通常TTI(LTE Rel.8-12におけるTTI)、ノーマルTTI、ロングTTI、通常サブフレーム、ノーマルサブフレーム、ロングサブフレーム、スロットなどと呼ばれてもよい。通常TTIより短いTTIは、短縮TTI、ショートTTI、部分TTI(partialまたはfractional TTI)、短縮サブフレーム、ショートサブフレーム、ミニスロット、サブスロット、スロットなどと呼ばれてもよい。
なお、ロングTTI(例えば、通常TTI、サブフレームなど)は、1msを超える時間長を有するTTIで読み替えてもよいし、ショートTTI(例えば、短縮TTIなど)は、ロングTTIのTTI長未満かつ1ms以上のTTI長を有するTTIで読み替えてもよい。
リソースブロック(RB)は、時間領域及び周波数領域のリソース割当単位であり、周波数領域において、1つまたは複数個の連続した副搬送波(subcarrier)を含んでもよい。RBに含まれるサブキャリアの数は、ニューメロロジーに関わらず同じであってもよく、例えば12であってもよい。RBに含まれるサブキャリアの数は、ニューメロロジーに基づいて決定されてもよい。
また、RBの時間領域は、1つまたは複数個のシンボルを含んでもよく、1スロット、1ミニスロット、1サブフレーム、または1TTIの長さであってもよい。1TTI、1サブフレームなどは、それぞれ1つまたは複数のリソースブロックで構成されてもよい。
なお、1つまたは複数のRBは、物理リソースブロック(Physical RB:PRB)、サブキャリアグループ(Sub-Carrier Group:SCG)、リソースエレメントグループ(Resource Element Group:REG)、PRBペア、RBペアなどと呼ばれてもよい。
また、リソースブロックは、1つまたは複数のリソースエレメント(Resource Element:RE)によって構成されてもよい。例えば、1REは、1サブキャリア及び1シンボルの無線リソース領域であってもよい。
帯域幅部分(Bandwidth Part:BWP)(部分帯域幅などと呼ばれてもよい)は、あるキャリアにおいて、あるニューメロロジー用の連続する共通RB(common resource blocks)のサブセットのことを表してもよい。ここで、共通RBは、当該キャリアの共通参照ポイントを基準としたRBのインデックスによって特定されてもよい。PRBは、あるBWPで定義され、当該BWP内で番号付けされてもよい。
BWPには、UL用のBWP(UL BWP)と、DL用のBWP(DL BWP)とが含まれてもよい。UEに対して、1キャリア内に1つまたは複数のBWPが設定されてもよい。
設定されたBWPの少なくとも1つがアクティブであってもよく、UEは、アクティブなBWPの外で所定の信号/チャネルを送受信することを想定しなくてもよい。なお、本開示における「セル」、「キャリア」などは、「BWP」で読み替えられてもよい。
上述した無線フレーム、サブフレーム、スロット、ミニスロット及びシンボルなどの構造は例示に過ぎない。例えば、無線フレームに含まれるサブフレームの数、サブフレームまたは無線フレームあたりのスロットの数、スロット内に含まれるミニスロットの数、スロットまたはミニスロットに含まれるシンボル及びRBの数、RBに含まれるサブキャリアの数、並びにTTI内のシンボル数、シンボル長、サイクリックプレフィックス(Cyclic Prefix:CP)長などの構成は、様々に変更することができる。
「接続された(connected)」、「結合された(coupled)」という用語、またはこれらのあらゆる変形は、2またはそれ以上の要素間の直接的または間接的なあらゆる接続または結合を意味し、互いに「接続」または「結合」された2つの要素間に1またはそれ以上の中間要素が存在することを含むことができる。要素間の結合または接続は、物理的なものであっても、論理的なものであっても、或いはこれらの組み合わせであってもよい。例えば、「接続」は「アクセス」で読み替えられてもよい。本開示で使用する場合、2つの要素は、1またはそれ以上の電線、ケーブル及びプリント電気接続の少なくとも一つを用いて、並びにいくつかの非限定的かつ非包括的な例として、無線周波数領域、マイクロ波領域及び光(可視及び不可視の両方)領域の波長を有する電磁エネルギーなどを用いて、互いに「接続」または「結合」されると考えることができる。
参照信号は、Reference Signal(RS)と略称することもでき、適用される標準によってパイロット(Pilot)と呼ばれてもよい。
本開示において使用する「に基づいて」という記載は、別段に明記されていない限り、「のみに基づいて」を意味しない。言い換えれば、「に基づいて」という記載は、「のみに基づいて」と「に少なくとも基づいて」の両方を意味する。
上記の各装置の構成における「手段」を、「部」、「回路」、「デバイス」等に置き換えてもよい。
本開示において使用する「第1」、「第2」などの呼称を使用した要素へのいかなる参照も、それらの要素の量または順序を全般的に限定しない。これらの呼称は、2つ以上の要素間を区別する便利な方法として本開示において使用され得る。したがって、第1及び第2の要素への参照は、2つの要素のみがそこで採用され得ること、または何らかの形で第1の要素が第2の要素に先行しなければならないことを意味しない。
本開示において、「含む(include)」、「含んでいる(including)」及びそれらの変形が使用されている場合、これらの用語は、用語「備える(comprising)」と同様に、包括的であることが意図される。さらに、本開示において使用されている用語「または(or)」は、排他的論理和ではないことが意図される。
本開示において、例えば、英語でのa, an及びtheのように、翻訳により冠詞が追加された場合、本開示は、これらの冠詞の後に続く名詞が複数形であることを含んでもよい。
本開示で使用する「判断(determining)」、「決定(determining)」という用語は、多種多様な動作を包含する場合がある。「判断」、「決定」は、例えば、判定(judging)、計算(calculating)、算出(computing)、処理(processing)、導出(deriving)、調査(investigating)、探索(looking up、search、inquiry)(例えば、テーブル、データベース又は別のデータ構造での探索)、確認(ascertaining)した事を「判断」「決定」したとみなす事などを含み得る。また、「判断」、「決定」は、受信(receiving)(例えば、情報を受信すること)、送信(transmitting)(例えば、情報を送信すること)、入力(input)、出力(output)、アクセス(accessing)(例えば、メモリ中のデータにアクセスすること)した事を「判断」「決定」したとみなす事などを含み得る。また、「判断」、「決定」は、解決(resolving)、選択(selecting)、選定(choosing)、確立(establishing)、比較(comparing)などした事を「判断」「決定」したとみなす事を含み得る。つまり、「判断」「決定」は、何らかの動作を「判断」「決定」したとみなす事を含み得る。また、「判断(決定)」は、「想定する(assuming)」、「期待する(expecting)」、「みなす(considering)」などで読み替えられてもよい。
本開示において、「AとBが異なる」という用語は、「AとBが互いに異なる」ことを意味してもよい。なお、当該用語は、「AとBがそれぞれCと異なる」ことを意味してもよい。「離れる」、「結合される」などの用語も、「異なる」と同様に解釈されてもよい。
以上、本開示について詳細に説明したが、当業者にとっては、本開示が本開示中に説明した実施形態に限定されるものではないということは明らかである。本開示は、請求の範囲の記載により定まる本開示の趣旨及び範囲を逸脱することなく修正及び変更態様として実施することができる。したがって、本開示の記載は、例示説明を目的とするものであり、本開示に対して何ら制限的な意味を有するものではない。